菅野哲雄

かんのてつお



当選回数回

菅野哲雄の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月10日第153回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○菅野委員 社会民主党の菅野哲雄でございます。  大臣にまず冒頭お聞きしておきたいと思うのですが、一月の八日の記者会見の席で、BSE問題については一区切りついた、こう発言しているわけですね。これは、私もこの発言要旨をいただいて読んでいますけれども、BSE問題というのが一番最初に...全文を見る
○菅野委員 大臣の認識が、一定の区切りをつけた、ついているという認識が根底にあるから、私は、この委員会というものを、きょう一月十日、緊急に開かざるを得なかった状況が生まれてくるんだというふうに思っています。北海道での発言とか新聞報道されていますけれども、本当にしっかりとした農林水...全文を見る
○菅野委員 この問題については後でもう一回触れたいと思っていますから、後ほどの議論にさせていただきたいと思います。  十二月の二十八日、武部農水大臣は群馬県の宮城村、三頭目が発生したその地域に行って、そして生産者と懇談してきたと新聞報道されておりますけれども、この宮城村に行った...全文を見る
○菅野委員 私はあえて宮城村と限定したんですが、私も大臣より前に、十二月一日、二日、佐呂間町と猿払村に行って地元で懇談してきました。そして、十二月の二十一日に宮城村にも行って地元の対策本部の人たちと懇談してきましたし、飼育農家の実態もつぶさに見てまいりました。  悲鳴を上げてい...全文を見る
○菅野委員 一つは、三カ月間出荷できなかった、このことに対する政府の対応をどうしていくのか、これが第一点だと思うんです。これは、先ほど大臣が答弁したように出荷できないんですから、値段がつかないんですよね。そして、丸々三カ月飼育しなければならない実態だった、このことに対してどう対処...全文を見る
○菅野委員 問題点の深刻さをとらえていないということなんです。いいですか、宮城村の飼育農家の実態をじゃ言いますけれども、畜舎をつくるために四億借り入れをやっています。そして、この狂牛病が出てから新たに一億借り入れしました。それで、どうしてその融資を返していくんでしょうか。どうやっ...全文を見る
○菅野委員 大臣、このBSE問題について一区切りがついたなんということをマスコミで全国報道されたときに、今このように苦しんでいる農家からすれば、これからどうしてくれるのだという、一つは政府の責任の明確化と、これからの畜産業、農家をどうしていくのかという重大な局面に今差しかかってい...全文を見る
○菅野委員 この問題は、これからもBSEが発生しないとも限らない、逆に、私はずっと言っているのですけれども、発生するだろうと言われて、発生するのだというふうに政府は宣言すべきだと思うのですね。  ただし、BSEが発生したその村、例えば宮城村というところは、その地区からのホルスタ...全文を見る
○菅野委員 私は、この廃用牛問題、それからもう一つ、宮城村の問題じゃなくて、これからBSEが発生した地域の牛は同じような状況に、三カ月、四カ月同じような状況をたどるというふうに思っているのですね。そのことに対する対応というものをしておかない限り、いいですか、二千頭飼っている飼育農...全文を見る
○菅野委員 大臣、猿払村に行かれたということですから、私は、新たな廃用牛の問題ですね、大臣、そこまで言うことであれば、廃用牛からBSE感染牛が出た農家の、先ほど大臣も言っていましたけれども、もし私の牛舎からBSE患畜牛が出たらという不安を抱えていますから、廃用牛を出そうにも出せな...全文を見る
○菅野委員 消費者の不安、生産者の不安、これをトータル的に取り除いていくということが今非常に求められていることで、このことを私は基本に据えて話しているつもりなんですけれども、どうしてもそういうふうに至ったときに先ほどの冒頭に戻るのですけれども、それじゃ信頼を回復する方法をどうこれ...全文を見る
○菅野委員 きょう、緊急にこの委員会が閉会中審査をやっているという状況は、本来政府が国民の信頼をかち得て、そしてこれから生産農家も消費者も困らない方向でやっていこうというときに、大臣の北海道での発言、私が冒頭申し上げたように、一月の八日の誤解されるような発言を繰り返してきた、この...全文を見る
○菅野委員 最後ですが、北海道での発言、誤解というふうに言っているのですが、私は違うと思うのです。  今の原因究明の実態、国内で発生したBSEの原因究明の進捗状況はどこまで行っているのですか。最後に政府の答弁をお願いします。
○菅野委員 感染源の特定というものが非常に難しいというのはわかりますけれども、早期に特定することが国民の信頼を回復する多くの要素を持っていることだというふうに私は思っています。  大臣は、全力を挙げてやっている、やっているということですから、私は、体制強化してまでも取り組んでほ...全文を見る
02月25日第154回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○菅野委員 BSEの集中審議の最後になりますけれども、これまでこの問題について農林水産委員会で多くの議論を行ってまいりました。今日的なまだ解決し得ない問題点が山積しているという立場から質問をさせていただきたいというふうに思います。  一月十日の農林水産委員会の質問で、私は、一月...全文を見る
○菅野委員 国民の目には、今大臣が答弁したことは届いていないんですよね。渡辺事務次官の、BSE対策ほぼ出そろうというこの言葉しか国民のところにはメッセージとして発信していっていないんです。  そうしたときに、今、畜産農家も含めて、非常に苦しんでいる人たちは、農水省は何をしている...全文を見る
○菅野委員 大臣、私は、四万四千頭のうち一万二千頭が出回って屠畜されたというふうな答弁と受けとめているんですが、本当なんですか。
○菅野委員 そういう大臣の認識ですから、私は特飼牛対策が進んでいかないというふうにとらえています。  というのは、一月段階で、四カ月で、ほぼストップになりましたから、月に一万一千頭くらい出荷している、出てくるということですね。そして、四カ月で四万四千頭です。一月、二月経過しまし...全文を見る
○菅野委員 今大臣から説明を受けました。これは、私は一月の十日にもこの問題を委員会で議論しているんですね。その議論している根本のところについては一つも解決していないということを指摘しなければなりません。  というのは、大臣も今、猿払村あるいは群馬県の宮城村のことを申されました。...全文を見る
○菅野委員 要するに、廃用牛問題に、私は農水省が危機意識を持っていないんじゃないのかと指摘せざるを得ないんです。(発言する者あり)  というのは、それじゃ、今現実に廃用牛が減っているんだったら、私は今外野から言っていることに対してわかるんですが、たまっていっている、畜舎にどんど...全文を見る
○菅野委員 この問題は本当にまだまだ議論し尽くさないといけない問題だと思いますし、野党四党は、この廃用牛の問題に対しては、国が責任を持って対応しない限りこの対策というものはしっかりしていかないんだという立場に立って、法案を提出させていただいています。先ほど中林委員も申されておりま...全文を見る
03月06日第154回国会 衆議院 本会議 第11号
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○菅野哲雄君 私は、社会民主党・市民連合を代表して、ただいま議題となりました二〇〇二年度政府予算三案に反対、野党四会派提出の二〇〇二年度一般会計予算外二案につき撤回のうえ編成替えを求める動議に賛成の立場から討論を行うものであります。(拍手)  政府予算案に反対する第一の理由は、...全文を見る
03月28日第154回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○菅野委員 社民党の菅野哲雄でございます。  今多くの議論がなされておりますけれども、ダブる点がありますけれども、私から質問させていただきたいというふうに思っています。  一つは、野党四党案では特飼牛と言っていますけれども、一般的に廃用牛の問題でございます。武部農水大臣は老経...全文を見る
○菅野委員 大臣、今の答弁で本当にいいんですか。老廃牛、老経産牛が、特飼牛が屠畜場に何頭出ているんですか。では、廃用牛と言ってもいいです。廃用牛が屠畜場に何頭出ているんですか。
○菅野委員 はい、わかりました。  それじゃ、五万八千頭、今農家に滞留しているという状況ですね。この五万八千頭がどうして農家に滞っているのか。部長でもいいですから、この原因をどう考えているのか、そして、このことが酪農家や子牛生産農家にどのような影響を及ぼしていると考えているのか...全文を見る
○菅野委員 私は、大臣、そういう傾向はつかんでいるんですが、実際に五万八千頭、例えば二月二十五日に聞いたときに五万四千頭と聞きました、実際。そうすると、二月—三月で四千頭が滞っているという状況になっていますよね。  本当に、これがゼロであれば、あるいは五万八千頭が下がっているん...全文を見る
○菅野委員 この問題は、BSE対策で今本当に最後に残っている課題だと私は思っています。ここをしっかりやっておいて、そして、しっかりやることによって、日本の畜産業が維持できるかどうかというところにかかっていることだというふうに思っています。難しい点はいっぱいあるということは承知して...全文を見る
○菅野委員 梅津部長さん、本当に農家を回って見ているんですか。酪農経営や子牛取りや肥育農家というのはそこまで配慮して、そして環境に悪影響を及ぼさないような体制でもって今経営しているんです。  それが法的に全部規制されて、そして今、地域と本当に共存してやっているにもかかわらず、こ...全文を見る
○菅野委員 そこが大臣、後でそのことも聞きますけれども、経営が安定して、そしてそういうものにも取り組めるだけの、家畜排せつ物に回せるだけの余裕があるんだったら、私はこの場でこんな議論はしていません。今の畜産農家がそのことによって何年これから畜産経営ができるかどうかわからないところ...全文を見る
○菅野委員 武部農水大臣、今の方針は、説明は、新年度の概算要求をするときに大体説明されていたんです。その後、九月、十月、十一月と、BSEが発生して、そして畜産経営がどうなっていくのか、そういう状況になったときに、こういう事態を迎えているんです。そして、そういう事態を踏まえて、農水...全文を見る
○菅野委員 私が言っているのは、個別対策によって農家は若干息をついているというところはあります。ただ、農家所得が本当に、大臣、聞いてほしいんですが、子牛生産農家、今までせいぜい収入があって四百万とか五百万で農家経営、総体的に経営を行ってきている中小の農家です。その人たちが大体百万...全文を見る
○菅野委員 終わります。
04月03日第154回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○菅野委員 社会民主党の菅野哲雄でございます。  最初に、調査検討委員会が一定の結論を持って報告したということに、これまでの検討委員会の御労苦に心から感謝申し上げたいというふうに思っております。  最初に、高橋参考人にお聞きしますが、先ほども質問の中で答弁がありましたけれども...全文を見る
○菅野委員 わかりました。  ただ、私も非常に難しいなというふうな思いでいるんですが、そういう意味で、中間報告と最終報告を見たときに、最終報告では六カ月というふうな期限つきになりました。中間報告は六カ月(一年)となっていたんですが、この括弧の一年がとれたというのは、それなりの決...全文を見る
○菅野委員 では、岩渕参考人にお聞きしたいと思うんです。  私も宮城県出身で、そして小さいとき酪農をやっていて、農家生まれなんです。岩渕さんの先ほどの話を聞いて、境遇は同じだなと思うんですが、私は、BSE調査検討委員会に入って、今日の酪農というか畜産業全体をどのように考えておら...全文を見る
○菅野委員 それでは、現実に今酪農経営をなさっている田中さんにお聞きしたいと思うんですが、十二月二日に社民党の調査団が猿払村に行ったときに、大変お世話になりました。  本当に、先ほど田中さんが申されたように、BSEが発生して、そして末端で酪農経営をやっている方は、発生時と今は何...全文を見る
○菅野委員 わかりました。これからもぜひ意見を聞かせていただきたいと思うんです。  もう一つ、私はこだわりを持って取り組んできた部分ですが、要は、このBSEを考える会でも言っているんですが、老齢廃用牛の処分の問題ですね。疑似患畜牛の全頭殺処分の問題とこの老齢廃用牛の問題、これを...全文を見る
○菅野委員 わかりました。出てしまったらアウトという腹をくくっているというのは、家畜伝染病予防法に従っていく。政府は今それへの対応措置も講じたと言っていますけれども、その政府の講じた中身、御存じですよね。それに対する意見なり、今、田中さんみたいに割り切って対応している人もいると思...全文を見る
○菅野委員 私どもも、この廃用牛の問題、精いっぱいこれから取り組ませていただきたいというふうに思っています。  堀参考人にお聞きしたいのですが、先ほど高橋委員の質問に対して私は非常にびっくりしたのですが、三十三工場でもって配合飼料をつくっている、全農の配合飼料には肉骨粉は一切こ...全文を見る
○菅野委員 それでは、もう一回田中参考人にお聞きしたいのですが、飼料の中に肉骨粉と書かれているというふうに言いましたよね。それで肉骨粉の存在は知っていたということを先ほどの質問に答えられているのですが、ホクレンの飼料も肉骨粉とは書かれていないんですか、飼料の材料の中に。
○菅野委員 最後になりますが、先ほども高橋委員が質問したというふうに思うのですが、調査検討委員会をずっとやって、四月二日に検討結果を報告した、答申したという状況になって、その中の目玉は、目玉というか、重大な農政の失政があったということと、これからこういう方向に持っていくという、こ...全文を見る
○菅野委員 ありがとうございました。終わります。
○菅野委員 きょうの委員会も午前九時から始まって、もうかれこれ十時間になんなんとしております。最後のバッターになりましたけれども、この問題、私は、大臣、冒頭申し上げておきたいと思うんですが、これまでのこの委員会なり予算委員会で私は質問を繰り返してまいりました。そして、大臣は、その...全文を見る
○菅野委員 大臣がどうしてそんなにこだわるのかということが私自身はわからないんですけれども、過去の、きょうの議論もそうなんですが、農水省の責任をこれまでずっと追及してきました、問題点を指摘してきました。そのときに、大臣は、この調査検討委員会にその問題点の調査はゆだねているから、そ...全文を見る
○菅野委員 大臣はずっと九時からのこの議論でもってそのことを強調されてきました。もうすっかり耳の中に大臣の答弁はこびりついているんですが、先ほど中林委員も言ったんですが、国民感情としてどう思っているかということを考えてほしいと思うんです。そして、これから具体的な政策展開をやってい...全文を見る
○菅野委員 私は今、農水行政にこのBSEが発生して以降、あるいはそれ以前の重大な失政に対して、国民世論は本当に農政不信に陥っています。四月二日、この調査報告が出て、マイナスから出発するのと過去のことはゼロにしてそこから出発するのとでは、これから取り組む方策というものが全然違ってく...全文を見る
○菅野委員 この調査報告書では、最後にこう言っているんです、「欧州各国における食品安全機関の再編成を参考とするに当たって、組織・機関をそのまま日本に導入することは危険である。」と。私もイギリスとベルギーとフランスに行かせてもらって、この実態は見てまいりました。このことは、この文章...全文を見る
○菅野委員 大臣と私の認識というのがかなりかけ離れているようで、どうも、私の考えていることと大臣の思っていることというのはこんなにも乖離しているのかな。このことは、国民感情と大臣が思っていることの乖離のあらわれだということを私は指摘しておきたいというふうに思っています。  それ...全文を見る
○菅野委員 先ほど、筒井委員からもこのことは、今日の酪農の実態ということで、酪農の工業化、畜産の工業化という方向に行っていることの問題点が議論されました。調査検討委員会でもそこまで触れていますから、前向きに、どうあったらいいのかの議論も含めて、これから、私は、先ほど言ったように、...全文を見る
○菅野委員 私は、ずっと一連の、これからの多くのBSEが抱えた問題点を解決していくためには、すべての国民挙げて解決していかなければならない、そして、すべての国民を挙げてということは、農林水産行政に対する国民の信頼を取り戻すことが先決である、そのためには、農林水産省としてはっきりと...全文を見る
04月10日第154回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
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○菅野委員 社会民主党の菅野哲雄でございます。  まず初めに、溝上参考人にお尋ねしますけれども、私は実は宮城県出身なんです。それで、今の説明において、東海地域や南関東地域の今日的な置かれている状況というのは理解しました。先ほどの説明の中で、今後、将来的に起こるであろう地震という...全文を見る
○菅野委員 現状については理解しました。  ただし、先ほど先生の、これは平成四年八月二十一日の検討結果報告等から抜粋されたこの五ページ目、あるんですが、ここでは、「東海地震以外の予知は現状では非常に困難である。」という断言をしているわけですね。  それを、先ほども委員の質問に...全文を見る
○菅野委員 それでは片山参考人にお聞きいたしますけれども、先生のお考えは先ほどの意見陳述でわかりました。  私は、一つは、今日的な問題は、後でも触れたいと思うんですけれども、ライフラインの確保の問題ですね、これを防災の根底に据えて物事を議論していかなきゃならないんじゃないのかな...全文を見る
○菅野委員 阪神・淡路も含めて、宮城県沖地震も含めてですが、このライフラインの痛手、それから復旧というのは、全国から駆けつけて復旧態勢をとったということがございます。それ以降も、水道あるいはガス等も含めて、耐震構造のものが入ってきているというのは理解します。  ただし、これは、...全文を見る
○菅野委員 先ほども申し上げたんですが、防災の視点に立った、災害が起こるという視点に立った経済活動が、これは世界も含めて、日本もそうなんですが、日本が特にだと思うんですが、行われているのかというところが私は問われるべきだというふうに思います。  効率化、効率化ということで、すべ...全文を見る
○菅野委員 最後になりますが、白石参考人の方にお聞きいたします。  今言ったこの「自治体への期待」ということで、ここで「ハイテクだけではなく、ローテクも利用した情報提供」ということをおっしゃっておられますけれども、これは多分、災害が起きたときに情報伝達がスムーズにいかないという...全文を見る
○菅野委員 四人の方々、本当に御意見をお聞かせ願ってありがとうございます。  国として、やはり災害が起こったときにどう対応していくのか、あるいは予知をどのようにしていくのかということは、私は重要な課題だというふうに思っております。これからも精いっぱいその部分で取り組んでまいりま...全文を見る
04月12日第154回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○菅野委員 六時間半の委員会、九時から皆さん大変お疲れのところでございますけれども、あと若干おつき合い願いたいというふうに思っております。  道路四公団民営化推進委員会を設置するに当たって、この間多くの議論がなされてまいりました。ただ、本当に、私みたいに一地方から出てきた地方の...全文を見る
○菅野委員 大臣、そのことは国民に正しく伝わっていないというふうに思っています。コスト削減という状況は、これは後でも議論しますけれども、民営化すればコスト削減につながっていくという保証は、これはだれもが先々を予想できませんから、一言では言えないというふうに思います。  それから...全文を見る
○菅野委員 国民にとってのメリットというのが私はまだまだ発信されていないというふうに思っております。これから少し議論させていただきたいと思うんですが。  石原大臣にお聞きしたいんですけれども、道路公団の役員の任命、承認権は国土交通大臣であり、また、多くの役員が官僚の天下りであっ...全文を見る
○菅野委員 これまで多く議論されてきましたけれども、私は、民営化によって、日本の高速交通体系が将来にわたってゼロ円になるという方向は否定されていくんだというふうに思っていますね。民間企業ですから、いずれどこからか収入を上げなきゃいけない、その収入を上げるというのは高速料金でしかあ...全文を見る
○菅野委員 かなり大臣の見解はわかりました。  国土交通省にお聞きしたいんです。この高速道路建設に当たって、先ほどからずっと議論されていますけれども、歴史的経過をたどって今日まで来ておりますが、逆に今言ったように将来的に、石原大臣は国力がないというふうに言われましたけれども、世...全文を見る
○菅野委員 道路公団総裁にお聞きしますけれども、今改革の俎上にのせられている道路公団として、みずからにどんな問題点があると考えているのか、そしてまた、今多くの議論がなされていますけれども、自己改革努力をこれまでどのようにしてきたのか、そしてこれからどうしていこうとしているのか。 ...全文を見る
○菅野委員 総裁の意気込みはわかりました。ただ、先ほど言ったように、七千キロにも及ぶ道路を維持管理していっている、そして物すごい巨大化してきているという状況の中で、午前中からもずっと質疑がなされました。ここに利権を生む構造が生まれてきている、このことをどう改革していくのかという視...全文を見る
○菅野委員 やはり、ここが大きな原則であると。ただし、日本語の言葉の持つ意味というのがいろいろな形にとられるんですね。私の申し上げたいのは、国家国民的視点というのが一本じゃないということなんですね。どの立場に立つかによってこの国家国民的視点が変わっていくということです。このことを...全文を見る
○菅野委員 そういう意味では、この道路公団民営化推進委員会をつくるということの問題点というのもここにも存在する、七人で一つの方向性を決めていくという方向性が妥当なのかどうか、このことも大きな議論になっていかざるを得ないというふうに私は思っています。  それで、国家国民的視点とい...全文を見る
○菅野委員 わかりました。その議論を制約するものではないということなんですが、それじゃ、国土交通省にお聞きします。  この三十年それから五十年上限という部分が、資料をいただいていますから大体見当はつくのですが、国費投入ゼロで償還年数五十年という状況であると十一・一兆円というふう...全文を見る
○菅野委員 この道路整備というのは地域にもたらす影響というのが大きい、地域経済に対する影響も非常に大きいというのは、今日的に全員が理解できるというふうに思うんです。  今大石道路局長が答弁したように、計画数量の九千三百四十二キロ、それで残数量二千三百八十三の大体半数、多くいって...全文を見る
○菅野委員 わかりました。  採算性、あるいは、これからの道路建設の方法として、一つは、国土交通省にお聞きしたいんですが、いわゆる上下分離方式、これまでもずっと検討してきたと思うんですけれども、それはどう考えているのか、端的にお聞きします、時間がなくなってきましたので。  そ...全文を見る
○菅野委員 わかりました。  今後、大きな議論になるところだと思うんですが、料金の全国プール制の問題です。  推進委員会の中で、国費ゼロそして償還は五十年というところはやっていますけれども、この料金の全国プール制は推進委員会の議論に任せるのかどうか、国の政策として一番重要なこ...全文を見る
○菅野委員 プール制の問題は、高速道路の採算性、効率性という部分から今日まで議論になっているというふうに思っています。そういう意味では、今までは採算性が高いところから順次高速道路がつくられてきました。これからつくられてくるところは、本当に採算性からいって建設していいのかどうかとい...全文を見る
○菅野委員 終わりたいんですが、やはり、大都市と地方との関係をどう維持していくのか、そして、そこの中で一体となるような政治が進められなければならないというふうな基本を踏まえて推進委員会の議論を展開するよう強く要望して、質問を終わりたいというふうに思います。
04月24日第154回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○菅野委員 野菜生産出荷安定法の一部改正案について質問いたします。  今、かなりの質疑がなされてきました。この質疑の重立った点というのは、やはり限りある国内消費の中で輸入生鮮野菜がふえているという実態ですね。今も中国からの輸入の問題が大きな議論になっています。そういう中で、今、...全文を見る
○菅野委員 今の大臣の答弁はわかりました。一般的なことだと思います。  このような状況になったのは、ここ一、二年でなったわけではございません。農業が魅力ある産業として農家に本当に受け入れられているかどうかということで今日まで来ているのじゃないのかなというふうに思っています。そう...全文を見る
○菅野委員 本当に抜本的な対策を農家にメッセージとして発信していかない限り、私は、二十一世紀の日本の農業が将来的に暗たんたるもの、惨たんたるものになっていくのではないのかなという危惧をいたしております。そのことだけまず申し上げておきたいと思います。  野菜の生産出荷安定法につい...全文を見る
○菅野委員 今までは価格安定制度、これはどうして機能してきたのかというと、これは気候の変動によって数量が、数量によって価格が暴落したり、そういう中で補てんするという形で、市場メカニズムがしっかりと働いているからこの基金制度というものが今日まで維持されてきたんだというふうに思うんで...全文を見る
○菅野委員 現状の中で輸入野菜がふえている。輸入野菜がふえているというのは、低価格だから量販店や外食産業は外国からの輸入農産物に頼っているのですが、今日まで野菜の自給率が八二%という姿を形どってきたのに、そこに国内農産物を入れようとすると、やはり私は無理があるというふうに思います...全文を見る
○菅野委員 終わります。
○菅野委員 社会民主党の菅野哲雄でございます。  参考人の方々、二時間半も経過いたしまして大分疲れているんじゃないのかなと思いますけれども、あと二十分ほどおつき合い願いたいというふうに思っています。  最初に奥野参考人にお聞きしたいのですが、先ほどの意見陳述のときに詰まった姿...全文を見る
○菅野委員 ありがとうございました。  私どもも、そういう意味においては、国会において議論しているわけですが、永田町で議論するのじゃなくて、やはり一人一人の置かれている人たちが、今、アクションとしていろいろな行動を起こしていかなきゃならない時期に来ているのじゃないのかなというふ...全文を見る
○菅野委員 もう一点、柳澤参考人にお聞きします。  先ほどから議論になっていますけれども、基金の財政の造成の仕方の問題ですね、二、一、一とか一、一、一。そして、それで今回非常にカバー率が拡大していくというときに、地方自治体の財政不足の問題がネックになっていくという話をなされまし...全文を見る
○菅野委員 わかりました。  では次に、飯塚参考人にお聞きしたいと思うのですが、先ほど小売業者として契約取引の有効性を強調なされました。私もそういう意味では同調できるというふうに思っていますし、そのことを今後、流通経費を削減するという意味も含めて行っていかなければならないという...全文を見る
○菅野委員 わかりました。これからこの契約取引についても議論させていただきたいというふうに思っています。  最後になりますが、基金の黒木参考人にお尋ねいたします。  今度の法改正によって、新たな契約取引というものがスタートいたします。そこで先ほども、午前中、私もモラルハザード...全文を見る
○菅野委員 体制をとることは大切なことだというふうに私は思うのです。  ただ、この部分は、あくまでも民間取引であるということの限界性というものを、先ほどおっしゃられていましたけれども、そこがあるわけですね。そこをどうクリアしていくのかということが、私は、今回の制度発足に当たって...全文を見る
04月25日第154回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○菅野委員 法案の審議に入る前に、大臣にちょっとお聞きしておきたいというふうに思っています。  それは、BSEの廃用牛の問題、特飼牛の問題ですね。現在の状況、あるいは直近の状況でよろしいですから、どうなっておるのか。そして、この現状を踏まえて、今後どのようになさっていくおつもり...全文を見る
○菅野委員 三月がゼロという状況は理解しました。ただ、五万八千頭という数字はなお残っているわけです。地元の新聞等でも報道になって、副大臣、政務官が各都道府県に行って、屠畜場でぜひ受け入れるようにという働きかけをしているということもわかっています。  ただ、本当にこの問題、屠畜場...全文を見る
○菅野委員 きのうからずっと質疑が、きのうの質疑等で大臣の見解は一向に変わっていません。きのうの参考人の、ふらの農協の組合長さん、本当に危機的な状況なんだと、農家が負債に耐え切れないで離農していく姿、その姿を思い起こして、そこに参考人で立ったときに絶句してしまって、言葉がつながら...全文を見る
○菅野委員 ずっと平行線でございます。  私は、単にことしがこういう状況になったから負債を抱えて離農していったということじゃないというふうに思うのです。ずっと政策の積み重ねというものが行われてきて、農林省主導のもとに、長い年月かかって今日の状況を招いているということだというふう...全文を見る
○菅野委員 地方交付税には資金の使用目的がついていないんですね。一括交付です。そういう意味では、今回の法律案の改正に伴って、地方と本当に連携をとっていくということが非常に大事な要素であるというふうに私は思っております。  単に交付税措置をしましたといって、すんなりこのお金を地方...全文を見る
05月21日第154回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○菅野委員 大分議論が煮詰まっている中で、最後の質問となりますけれども、今まで議論されなかった部分を含めて大臣の所見をお聞きしたいというふうに思っています。  五月十日、国内四頭目のBSE感染牛が見つかったこと、このことは、ずっとこの間BSEに関して質問してまいりましたけれども...全文を見る
○菅野委員 全頭検査体制の理解が深まっていって、ある意味では食肉に対する安心というものが国民の中に定着していったというとらえ方、私もそのことはあると思うんです。ただし、日本からBSEを根絶するための方策というのはこれからだというふうに思っています。  そういう意味では、先ほど大...全文を見る
○菅野委員 一つは、現段階で、初めて適用するこのBSE互助システム、初めて適用なんです。これをどう地域に適用させていくかによって、五頭目、六頭目への政府の対応というものはこうなのかということ、生産者に安心感を持たせる、持っていただくという意味では重要だというふうに思うんですね。 ...全文を見る
○菅野委員 当面の措置としては、ぜひしっかりと根づかせていただきたいというふうに思っています。  ただ、大臣、その互助システムというものは、やはり国民の税金を使っていかざるを得ないんです。そういう意味では、この四頭目、数が少なければそれもしっかりと根づいていくんだろうと思うんで...全文を見る
○菅野委員 国民的なコンセンサスを図っていくために、大臣が言うように、私は、科学的根拠、科学的データの蓄積というのが非常に大事だというふうに思っているんです。それと同時に、もう一つは、感染源の特定、感染経路の追求という形が今求められているというふうに思うんですね。そうしたときに、...全文を見る
○菅野委員 私は、殺処分するというのは一番簡単な方法だ、農家の人たちにとっては心痛むのですが、国の施策の展開としては余りにも検討がなさ過ぎるという気持ちがあるんです。  それで、OIEにも行ってこの調査活動をやってきました。国内施策として展開する部分は、それは国内の施策の展開で...全文を見る
○菅野委員 やはり先ほどからも議論になっていますけれども、縦割り行政の弊害ということで、この食品行政については農水省と厚生省という二つの省庁がかかわっている。そこをどう一本化するかということがこれからの取り組みに重要な課題だというふうに思っておりますから、その視点をしっかりと持っ...全文を見る
05月29日第154回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
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○菅野委員 私は、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、自由党、日本共産党及び社会民主党・市民連合を代表して、農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     農林...全文を見る
○菅野委員 社会民主党の菅野哲雄でございます。  今、今日のBSEをめぐる状況を振り返っているわけですけれども、昨年の十二月一日、二日、北海道の佐呂間町と猿払村に社会民主党として、BSE調査団として行ってまいりました。  そのときに、野党四党案の要綱案を猿払村、佐呂間町の皆さ...全文を見る
○菅野委員 今回の法律、そういう状況を、少しでも農家の不安を払拭するという観点からかと思うんですが、今回の法律案では、家畜伝染病予防法でのBSEを、伝染性から伝達性海綿状脳症に改めるという案になっています。このことは、私は、酪農農家を含めて、畜産経営をしている方々にとっては非常に...全文を見る
○菅野委員 私は、やはり名称を変えるということは重大なことだというふうに、単に名称という問題ではない、中身が伴っているということです、名称を変えるということは。  一方では、法律的に言うと、家畜伝染病予防法なんですね。伝染病から、ではないというふうに名前を変更した、ただし、いろ...全文を見る
○菅野委員 わかりました。  逆に言うと、この代用乳の問題も含めて、BSEに関して科学的検証が関係国で行われているんですが、代用乳に対してもまだ具体的な感染源のおそれという形にはなっていないわけです。  ただ、そういう意味で、日本が今回、このBSE問題が発生して、このことを契...全文を見る
○菅野委員 私は、先ほど申し上げましたように、一日も早いBSEの清浄国となるように、これまでずっと議論展開をしてまいりました。今回新たに法律案もつくられるわけですから、しっかりとした施策を展開していただきたい、このことを申し上げて、質問を終わらせていただきたいと思います。
06月07日第154回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第7号
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○菅野委員 社会民主党の菅野哲雄でございます。  片山知事、石川知事、長い時間、本当に御苦労さまでございます。  私も、出身が宮城県の気仙沼でございまして、この宮城県沖地震が今後、本当に近いうちに想定されるという中で、東海沖地震の予知体制というものが、本当に宮城県沖でも確立さ...全文を見る
○菅野委員 事業の優先順位を知事が最優先課題と位置づけている。静岡県がそういう位置づけになっているということは、県下の市町村もそういう位置づけで取り組んでいる姿というのが目に浮かぶわけですけれども、どうしても県での事業と市町村での裏負担というか、市町村負担を伴うものが、ややもすれ...全文を見る
○菅野委員 ありがとうございました。  片山参考人にお聞きしますけれども、先ほどからるる説明、意見陳述なり質疑の中で、本当に取り組みの実態というものを理解することができました。そういう意味では、今日的に地方分権というものをどう地域に根差していくのかということを、この問題が一つ提...全文を見る
○菅野委員 私どもも地方のそういう現場の声を体してこの国会で議論しているんですけれども、なかなかそのことが受け入れられていかないという側面も一方ではあるわけでございます。そういう意味では、やはり現場の声を大切にしていく、置かれた環境の人たちの声を大切にしながら、実現するためにはど...全文を見る
○菅野委員 ありがとうございました。
06月11日第154回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
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○菅野委員 社会民主党・市民連合の菅野哲雄でございます。  水産関連四法案について、大臣の所信をお聞きしてまいりたいというふうに思っております。  まず初めに、今日の水産業、漁業を取り巻く状況というのは、今、山田委員も質問しておりますけれども、私は非常に厳しいものがあるという...全文を見る
○菅野委員 私はこの問題をどうして取り上げるのかということなんですが、漁協を取り巻く環境の悪化というものは、今大臣がおっしゃったように、資源や担い手不足、あるいは信用事業の、金融の大幅な環境の変化ということでもってやっていかなきゃならないというところは理解するんです。  しかし...全文を見る
○菅野委員 四法の今回の提出というものは、水産基本法、基本計画、それに基づいて今後のやっていく方向というのを明確に打ち出しているという点では評価しているんです。  ただ、先ほどから言っているように、大臣の答弁でも不十分だと思うんですが、資源の状況悪化とかそういう問題じゃないと私...全文を見る
○菅野委員 大臣いみじくもおっしゃいましたけれども、借りたくても借りられない。借りられる人はまだいいんです。経営が継続できていっているんです。今日的に、借りたくても借りられないという状況になったときにどうなるんですか。後でも触れますけれども、国の施策として明確な方針を打ち出してい...全文を見る
○菅野委員 先ほど大臣は、資源状況の悪化、資源状況の悪化ということを盛んに強調されておりますけれども、私は、資源状況の悪化じゃなくて、いかに魚の値段、魚価が安く推移しているかというところに今日の漁業経営が追い込まれている実態があるというふうに思っています。  委員長に許可を得て...全文を見る
○菅野委員 生産コストの削減というところは、もうぎりぎりまで行ってきているというのが実情です、長官。そして今もう一つは、魚価の安定ということで、施策をそこに持っていくということで、これから展開していくということなんですが、先ほどの資料を見ていただきたいと思うんです。  マグロ類...全文を見る
○菅野委員 このことは参議院の農水委員会でも議論されて、長官の答弁した中身が私の手元にあるんですけれども、FOC漁船が漁獲したマグロ類の輸入量、これを参議院の農水委員会では一万五千トン弱であるというふうに答弁しております。そうすると、日本の国内消費量が、日本の刺身マグロ供給量とい...全文を見る
○菅野委員 長官、実際には三百隻でもいいです。まだ答弁していないと思うんですが、三百隻の船が漁獲する数量、年間どれくらいと思っているんですか。
○菅野委員 それでは、四万トンでもいいんです。そうしたときに、それでは、この四万トン漁獲されたものがどこに行っていると水産庁としてとらえているんですか。
○菅野委員 私は、先ほど言ったように、日本の魚価の低迷というものにしっかりと対処していくためには、貿易のあり方というところを、水産庁として生産者を育成していくという観点からしっかりとした対応をとってほしいということで今質疑をしているわけです。  それで、正規の部分で、統計上あら...全文を見る
○菅野委員 ことしの五月二十七日から三十日、三十日から三十一日まで、ICCATの「「IUU対策作業部会」及び「統合モニタリング措置作業部会」の結果について」というプレスリリースをいただきました。ここの中でも、長官、やはり、最後にあるんですが、「ICCATの資源管理措置を損なう国に...全文を見る
○菅野委員 私は、もう一つ大きな問題なんですが、日本の国内産業を本当に維持発展させていくという観点を国民全体が持たなきゃいけないというふうに思っています。そういう意味では、今マグロ全体を取り巻く状況というのを、水産庁が中心となって、関係漁業団体等々も含めて、国民に理解を求めていく...全文を見る
○菅野委員 先ほどからずっと言っているんですが、対応が後手後手になっていく、あらゆる施策の展開を今の時期に徹底して行わない限り、毎年漁業経営から撤退していっている、そういう状況なんですね。このままあと三年、四年推移していったならばどうなるんだろうかという漁業経営者の心配が声として...全文を見る
○菅野委員 大臣、前々農水委員長である宮路先生が、平成八年にまぐろ資源の保存及び管理の強化に関する特別措置法をつくったいきさつというものを一冊の本にまとめて、私、見る機会、こういうのを出しているというのも知らなかったんですが、今回、資料収集している中でこの本を見つけることが、手に...全文を見る
○菅野委員 マグロについて特化した質問をやってまいりました。このことが、水産業界全体あるいは第一次産業全体に共通する今日的な問題点だというふうに思いながら、今私は質問をしてまいりました。ぜひ、日本から第一次産業が、あるいは漁船漁業がなくならないようなしっかりとした対策をとっていた...全文を見る
07月18日第154回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第9号
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○菅野委員 社会民主党の菅野哲雄でございます。  当委員会に、村井防災大臣から、台風六号、七号による被害の状況報告がなされました。私は、申すまでもなく、台風本体と梅雨前線に伴う雨の大きな被害というものが、岐阜県、あるいは全体的な統計を見ると、岩手県南部に集中していたというふうに...全文を見る
○菅野委員 今最後に大臣いみじくもおっしゃいましたけれども、鉄道事業者の努力によってという言葉、今の段階ではそれしか言えないというのが現状だという、私自身もそのことはわかっております。  ただ、国鉄時代はそれじゃどうだったのかということを振り返ってみたときに、確かに国鉄という責...全文を見る
○菅野委員 私、取り上げているのは、幹線鉄道であれば、これはみんな復旧作業に総力を挙げて取りかかっている。村井大臣、いみじくもおっしゃいましたけれども、このJR大船渡線というのは本当にローカル線でありまして、本当に赤字ローカル線と言われる線が、ややもすれば交通弱者という人たちがい...全文を見る
○菅野委員 前にも伊吹防災担当大臣とも議論しているのですが、そこまでは、問題意識を国民全体が共有していかなければならないということまでは、みんな同じ考えで共有できるのです。それから先が、具体的な道筋というのをつくりかねているというのが現状だというふうに私は思っています。  先ほ...全文を見る
○菅野委員 袋小路に陥っているというふうに大臣はおっしゃるんですが、私は、政策として、施策として、例えば、地方自治体がまず持っている山を本当に整備していく、そして民有林をどのように整備していくのかという問題なんですが、そこにもやはり行政の手を使ってやっていかなければ防災という観点...全文を見る
○菅野委員 大臣、私は、法体系というものを内閣府としてしっかり認識しておく必要があるんではないのかなというふうな思いなんです。そういう意味では、災害対策基本法があって、そして地震防災対策措置法があって、大規模地震対策特別措置法、これが全国網羅、それから、例えば地震が多発する地域、...全文を見る
○菅野委員 最後になりますけれども、地震調査研究推進本部地震調査委員会で「宮城県沖地震の長期評価」というものが発表されていて、この地域は、二〇〇〇年から二〇二〇年末の発生確率が八〇%、それから、二〇三〇年末までの集積確率ということで九〇%より大というふうになっております。  一...全文を見る
09月24日第154回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号
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○菅野委員 社会民主党の菅野哲雄でございます。  本日の最後の質問になりましたが、農水委員会でこうして武部農水大臣と質疑するのも、下手すると最後になるかもしれません。武部農水大臣の率直な思いを聞かせていただきたいというふうに思っております。  まず、一連の食品の不正表示の問題...全文を見る
○菅野委員 今大臣がいみじくも答弁なさっていますけれども、やはり業界全体での企業モラルといいますか、そういうものが非常に今日的に欠如していたと率直に大臣も認めていることであるというふうに思います。私も、そのことが雪印食品や日本ハムの問題を通じて、あるいは、食品業界だけじゃなくて、...全文を見る
○菅野委員 私どもは、BSEが日本で発生して以来、大臣、BSEが確認された各地に私も含めて調査活動を行ってきて、この委員会でその調査活動に基づいて政策提言を行ってきました。  その中で非常に私も今でも脳裏から離れられないのは、BSEが発生した原因として言われているのは、生産者か...全文を見る
○菅野委員 一連のこの不正表示の問題等含めて、今回起こっている問題の提起している大きさ、問題の提起している中身というものは非常に大きなものがあるというふうに思っています。  先ほどから言っているように、構造的に起こる部分というのも率直に言って存在しているというふうに私は思ってい...全文を見る
○菅野委員 先ほど松本委員の質疑を聞いていて、私もこのままで日本の農業が、あるいは日本の第一次産業が本当に健全発展していくんだろうかという疑念を強くしています。松本委員と同じ考えを持っているんですけれども、本当に国土をしっかりと守っていくために、この第一次産業を国の基幹産業として...全文を見る
○菅野委員 大臣、本当に、食品安全庁の設置の問題を含めて、リスク管理の問題、これは大臣としてしっかり指導性を発揮していただきたいというふうに思うんです。  というのは、今日の食品安全行政をめぐっては、厚生省あるいは農林水産省、この縦割りの中でずっと二頭立てで来たというふうに思っ...全文を見る
○菅野委員 終わります。
11月07日第155回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○菅野委員 社会民主党の菅野哲雄でございます。  三時間にもなんなんとしている参考人の方々、多くの意見をお聞かせ願えて本当にありがたく思っております。  私は、昨年も、ノリ被害が起こったときに福岡の漁業者と懇談を行ってまいりました。そして、ノリ被害の原因等も社民党の調査団とし...全文を見る
○菅野委員 私も、昨日現地を見させていただいて、あそこまで潮受け堤防が完成したという状況になったときには、諫早湾をもとに戻すことは、もう逆戻りすることは不可能なんだなというふうな率直な思いをいたしてきました。そして、その干潟の効用をあの湾でもってこれからも期待して、干潟の効用とい...全文を見る
○菅野委員 海底に、底にたまったものがヘドロ化するというのは、貧酸素水塊が存在するから、酸素を吸収しないから、そういうものに変わっていくという状況だというふうに私も理解しているつもりなんです。  そういう意味では、それじゃ、もう一つ、やはりここの貧酸素水塊がどういう原因で起こる...全文を見る
○菅野委員 どうもありがとうございました。  以上をもって終わります。
11月11日第155回国会 衆議院 特殊法人等改革に関する特別委員会 第3号
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○菅野委員 社会民主党の菅野哲雄でございます。  石原行政改革担当大臣に御質問していきたいというふうに思っております。  まず、特殊法人改革、行政改革という大合唱のもとで、平成十三年の十二月十八日に特殊法人等整理合理化計画が決定され、そして今日、法律案提出という形になりました...全文を見る
○菅野委員 大臣、今道路公団を例にとって説明されましたけれども、私は、道路公団でもいいと思うんです、組織形態は。改革すべき中身が問題だということを申し上げたいと思うんですね。  それで、ずっと行政改革が叫ばれたころというのはどういうことかというと、国民の行政に対する大きな信頼の...全文を見る
○菅野委員 政府全体もそうなんですが、今行革担当大臣が、石原大臣が、親方日の丸という言葉を使うんですね。そして、総理大臣も、民間でできるものは民間、要するに、民間が効率がよくて公務部門が効率が悪いんだ、そういう観点が貫かれていることに対して、私は非常に憤りを持つ部分もあるんです。...全文を見る
○菅野委員 大臣、今の答弁で、中期的な目標管理、評価、そしてその評価の上に立って事業の見直し、そして成果が乏しい部分については理事者が悪いから理事者に交代してもらう。これは、公的部門が担うべきものなのか、民間が担うべきものなのかをしっかりと精査した上で、公的な部門というのは、非効...全文を見る
○菅野委員 総論としては、今そういう方向で流れていることは私も承知しております。それは総論の段階ですね。各論に行ったときは、これは大変な議論でございます。そんなにスマートな形で労働条件が決まっていくという話じゃないです。  というのは、今、この特殊法人改革で、先ほども申し上げま...全文を見る
○菅野委員 平成七年の四月二十八日に閣議決定した、特殊法人の職員の雇用問題に関する対策本部を設ける意思があるのかないのかと聞いているわけです。私は、過去の経験を踏まえて、そして円滑に移行するためにもそういう機関を設けるべきだというふうに主張しているんですけれども、そのことはどうな...全文を見る
○菅野委員 改めての回答はよろしいです。ぜひ精査して、本当に職員が不安を持たないで移行できるような体制というものをしっかりとつくっていただきたいというふうに思っております。  最後になりますけれども、天下り問題ですね、多くの議論がされました。そして、特殊法人を独立行政法人にして...全文を見る
○菅野委員 この天下り問題、しっかりとした形で取り組むという方向を明確にしていかない限り、私は、国民の公務員に対する批判というのがおさまらないというふうに思うんです。  これは、先ほどから議論されておりますけれども、一般の公務員じゃないんですよね。キャリア公務員と言われる人たち...全文を見る
11月12日第155回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○菅野委員 社会民主党の菅野哲雄でございます。  この有明特別措置法について質問いたしますけれども、まず冒頭、私たち社民党は、二〇〇一年二月八日、九日の両日、有明海ノリ、魚介等の被害国会調査団を結成して、私もその調査団の一員として現地の被害状況を視察してきました。そして、党内に...全文を見る
○菅野委員 大臣、言葉は取り下げているんですが、財政事情という言葉を使われておりました。有明、八代海の再生に向けてこれから進んでいこうというときに、漁民の方々はそういう言葉を聞いたら怒るというふうに思うんですね。あらゆる可能性を追求して、そして取り組んでいただきたいというのが、今...全文を見る
○菅野委員 大臣、小泉構造改革、小泉構造改革と言っていますけれども、小泉構造改革の中身は、必要なところには必要な財源を投資するという姿勢だというふうに思います。  それで、既存の部分でしっかりと行っていく体制だったらば、もう調査活動も進んでいるというふうに思います。それがてんで...全文を見る
○菅野委員 大臣、ぜひこの有明海、ノリが一昨年は不作で昨年は豊作だった、未曾有の豊作だったと言われております。ただし、海洋生態系というのはいつどうなるかわかりません。私も、この閉鎖性水域における環境改善のためにどれだけの年月を要したかというのは、私の地元においても経験を持っていま...全文を見る
○菅野委員 副大臣は今、一般論として述べたというふうに思うんですね。というのは、初めて、初めてというか、難しいことだと思うんですね。一方は研究調査をやって、その結果を評価して、そして対策にどう結びつけていくのかということは、調査研究をどう行うのかというところも評価委員会として議論...全文を見る
○菅野委員 先週の火曜日、現地を農水委員会として視察してまいりました。佐賀県知事あるいは長崎県知事とも懇談してまいりました。四県にまたがる有明海、今まで県の横の連携がほとんどとれていなかった、各県対応だったという反省点を述べられておりました。  やはり国においても、先ほどの環境...全文を見る
○菅野委員 中長期の開門調査と一言で言いますけれども、では、私の感想を述べさせていただきたいと思うんですが、諫早湾、七キロの潮受け堤防をつくったんですよね。そして、大臣、二百メートルと五十メートルの門扉を二カ所につくったんです、東と西側に。そうしたときに、開門をしたときにどれくら...全文を見る
○菅野委員 中長期の開門調査を行うにしても、多くの問題点が生ずる。私は、そういう意味では、ぜひこの十八条を使って、先ほどから申しますように、しっかりとした調査研究活動を行っていただきたい。そして、あとは、この有明海を再生するためには、どうしても諫早の問題というのが避けて通れないと...全文を見る
11月18日第155回国会 衆議院 特殊法人等改革に関する特別委員会 第8号
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○菅野委員 社会民主党・市民連合の菅野哲雄でございます。  六日間にわたる質疑の最後になりました。この間、十分に審議が行われたかといえば、不十分と言わなければならないというふうに思います。が、この特殊法人改革は今回で終わりではなくて、これから長く議論をしていかなければならない大...全文を見る
○菅野委員 総理、今、政治主導という言葉を使われていますけれども、今特殊法人改革で議論しなければならないことは、先ほどから議論されているように、政治主導が積み重なってきて今日まで来ているというところを、私は、総理大臣として反省すべき点は反省して、今後、政策決定の段階でどう透明性を...全文を見る
○菅野委員 それでは次に移りますが、独立行政法人に移行していったとしても、日々改革の努力というものは行われていかなければならないというふうに思うのですね。その改革されるべき問題点というものは、その所在というものは、現場の労働者や利用者が率直につかんでいるというふうに思っています。...全文を見る
○菅野委員 最後になりますけれども、特殊法人から独立行政法人に移行していく、これで終わりではないというふうに私は思うんですね。国民や利用者への説明責任、そして情報公開の徹底はどうなっていくんだろうか、大きな課題は残っているというふうに思っております。  透明性が高く、国民利用者...全文を見る
○菅野委員 終わります。
11月19日第155回国会 衆議院 本会議 第11号
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○菅野哲雄君 私は、社会民主党・市民連合を代表し、ただいま議題となりました独立行政法人国民生活センター法案等特殊法人等改革関連四十六法律案につきまして、うち八法案に反対の立場で討論を行います。(拍手)  小泉総理は、勇ましく廃止・民営化を打ち上げました。しかし、政府・与党の進め...全文を見る
11月21日第155回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○菅野委員 社会民主党の菅野哲雄でございます。  最後の質問者となりましたけれども、数点、農林水産省の考え方をお聞きしておきたいというふうに思っております。  まず初めに、今月、十一月三日から十五日に行われたワシントン条約、絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条...全文を見る
○菅野委員 ことし、IWCの総会が持たれました。そして、今水産庁長官がFAOとも連携してということなんですが、この国際機関での全体の流れは、どうしても、保護優先という形と、資源を持続的に守って利用していく、そして科学的根拠に基づいてというこの流れが、ややもすれば保護優先という形に...全文を見る
○菅野委員 今日までの推移というのは、一年、二年でここまで来たんじゃない。二十四年かかっているわけですから、今後、二十五年たったらもう何もできないだるまさんの状態だというような状況にならないように、今から先を見越してしっかりした対応を政府全体挙げて行っていく必要があるというふうに...全文を見る
○菅野委員 ペイオフ解禁を迎えて今日まで取り組んできた姿というのは今説明を受けました。それでは、二年間先送りしたときに、この二年間でペイオフ解禁に向けてどう体力をつけていくのかというところが今日的に求められていることだというふうに思っています。  まだまだ体力がついていないから...全文を見る
○菅野委員 そういう一連の流れをつくってきて、最後に、私は、まだまだこのこともしっかりと行っていかなければ今後大きな問題が生ずるというふうな部分だと思うんですけれども、農協系統において広域合併がどんどん進んできました。その一方で、従来の三段階制から二段階制に、そういう中で移行しつ...全文を見る
○菅野委員 私は、先ほども議論になっていますけれども、農協という組織がどうあったらいいのかを含めて、それでは農協の系統がどうあったらいいのかというのは、しっかりとした道筋をつけていかなければならない大きな課題であるというふうに思っております。  単に農協というものが産業組合的に...全文を見る
○菅野委員 そのことについてもこれから大きな議論をしていかなければならないなというふうに思って、後の機会にもまた議論していきたいというふうに思っています。  農協がそうであるように、今日的な第一次産業の衰退という中で、漁協系統、これも非常に厳しい状況に追い込まれているのも事実で...全文を見る
○菅野委員 わかりました。  その取り組みというのは、今日まで右肩上がりのときは本当に順調に推移してきて、今日的な経済状況になったときにそれを縮小、合理化していくこと、このことの難しさというのは私はわかるつもりでおります。ただし、そのことを避けておれないというのも今日的な実情だ...全文を見る
○菅野委員 終わります。
12月04日第155回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○菅野委員 社民党の菅野哲雄でございます。  六時間という状況の中で、大臣、大分疲れていると思うのですが、しばらくの間、正対して答弁をお願いしたいというふうに思っています。  昨日、米の改革大綱が出ました。私、この米政策改革大綱を見て、率直に、これまでの議論というものの経過を...全文を見る
○菅野委員 今大臣の言っているのは、米政策、今なぜこの米の改革大綱を出さなければならないのかというところでは理解できます。しかし、この米政策改革の大綱が貫徹されていくという状況の中で、将来、二十年後、三十年後、それでは農村社会がどうなっていくんだろうという不安が、先ほど高橋委員か...全文を見る
○菅野委員 いずれ、生産調整が平成二十年から、あるいは平成二十二年から地域の独自性に、地域の農家とそれを構成する農業団体にゆだねられていくという方向がこの改革大綱で打ち出されております。  そうしたときに、私は、今まで、それでは減反政策がどういう形でなし遂げられてきたのかという...全文を見る
○菅野委員 この米改革大綱の集落営農の考え方ですね、先ほども議論になりました。それは、二十ヘクタールを一つの最低基準とするという形で今報道されておりますけれども、これもこれから議論していく視点だと思うんですが、そういう地域が本当に中山間地域で存在するのかなというふうな思いがいたし...全文を見る
○菅野委員 百万トンが妥当かどうかという議論は、先ほどからずっと議論がされていました。それについて私は触れるつもりはございません。  長官、凶作のときに、流通業者も含めて米がないんですよ。米がないときに入札による買い入れができるんですかということなんです。今は、そういう意味では...全文を見る
○菅野委員 大臣はそう言いますけれども、どうしても、やはり私は、西暦二〇一〇年以降、国の関与のあり方という部分がはっきりしていないんですね。ここが、やはりこれから多くの議論をしていかなければならない点だというふうに思うんです。それは、後で食料全体のことに触れますけれども、主食たる...全文を見る
○菅野委員 わかりました。  私も、超党派の米消費拡大議員連盟に加入していますから、本当に大変だということはお互いにわかっているつもりなんです。ただ、不十分だなという点も含めて、私は、やはり国民を挙げてこの消費、今のどんどん米消費が減っていくような状況は、国民総体として、政府が...全文を見る
○菅野委員 先ほど大臣は、食料・農業・農村基本法を出して答弁なされました。この食料・農業・農村基本法においては、二〇一〇年度までに食料自給率は四五%を目標設定して、二〇一〇年まで達成するという目標を掲げているわけですね。二〇一〇年まで四五%ですよね。この目標をどう達成していくのか...全文を見る
○菅野委員 国際備蓄という大きな点も将来的には念頭に置きながらも、ASEANプラス3でパイロットプロジェクトが出発しようとしているわけですから、そして「ボランタリーベースで立ち上げることに合意した。」というふうになっております。そして、「タイと日本がパイロットプロジェクトの暫定的...全文を見る
○菅野委員 以上で終わります。ありがとうございました。