木内孝胤

きうちたかたね



当選回数回

木内孝胤の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月04日第190回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第1号
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○木内(孝)委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、三原朝彦君を委員長に推薦いたします。
○木内(孝)委員 動議を提出いたします。  理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
02月12日第190回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○木内(孝)委員 民主・維新・無所属クラブ、木内孝胤でございます。二〇一二年以来、三年ぶりの財務金融委員会となります。  きょうの前場、午前中は、日経平均株価一万四千八百七十五円、前日比マイナス八百三十八円となりました。世界経済の不確実性あるいは不透明性が増しています。経済のか...全文を見る
○木内(孝)委員 サブプライムローンで一番ひっかかった会社は、メリルリンチ証券という会社がありまして、実は私は二〇〇八年の八月までメリルリンチ証券にいまして、選挙に出た翌月にいわゆるリーマン・ショックが起こり、リーマン・ショックが起こった日に、よくリーマン・ショックと言われますけ...全文を見る
○木内(孝)委員 麻生財務大臣が今の各国の金融緩和をそれほど評価されていないということがわかりました。  今、非常に予算委員会等々でも一つの論点となっておりますのが、金融緩和が限界があるのか、あるいは意味があるのかということが、与野党の党内の中でもいろいろな意見が分かれていると...全文を見る
○木内(孝)委員 歳入の質疑でありますけれども、国が保有している資産を今後とも危機感を持った形でチェックをしていただければと思います。  以上で質問を終わります。
02月16日第190回国会 衆議院 本会議 第11号
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○木内孝胤君 維新の党、木内孝胤です。  民主・維新・無所属クラブを代表し、ただいま議題となりました所得税法等の一部を改正する法律案について質問いたします。(拍手)  税は国家なりという言葉があります。税制は、そのあり方一つで、国の形、社会の形、国民の生活、経済、産業に大きな...全文を見る
02月23日第190回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○木内(孝)委員 民主・維新・無所属クラブ、木内孝胤でございます。  先週の火曜日、所得税法について本会議場で代表質問をさせていただきました。  ちょっと今は若干複雑な気持ちでおりますのは、四年前の消費税を上げる上げないの議論の際に、先ほど、宮崎委員は造反、鈴木委員は造反、そ...全文を見る
○木内(孝)委員 今のですと、消費税を上げるのか上げないのかという意味では、将来にツケを先送りしないというふうに聞こえましたので、消費税を上げないという解釈でよろしいということでしょうか。
○木内(孝)委員 同じ資料の中に、海外リスクの発現等により、必要と判断される場合には機動的に対応するべきというコメントもございます。もう一つありますのが、金融市場の安定及び持続的な成長を含め、国際連携を強化していくことが求められる。我が国は経済財政運営に万全を期すとともに、消費の...全文を見る
○木内(孝)委員 今、中国経済について触れられました。過剰設備であるというのはそのとおりだと思います。  そうした中で、今、中国の場合、人民元の追加の切り下げがあるか否か、これが一つ大きな注目になっています。あるいは、場合によっては変動相場制に移行するのではないか、そういうよう...全文を見る
○木内(孝)委員 ちょっと中国に関連して、これは質問通告にないのでお答えいただけるかわかりませんが、AIIB、去年の三月にイギリスが急遽参加を表明して、しばらく右往左往した事案だと思います。その後、日本は参加することを決定していませんし、私は、現状のガバナンスの状態で、参加をしな...全文を見る
○木内(孝)委員 私も同様の部分のガバナンスを心配しておりましたが、かなり体制が改善して、日本が十分参加できる程度のガバナンスに今大きく改善をしていると考えておりまして、日本が出おくれたから、米国が参加をしないから、何かかたくなになって参加をしないというふうに決めているように見え...全文を見る
○木内(孝)委員 先ほどと繰り返しにはなりますが、リーマン・ショックという、百年に一度あるかないかというような大きな経済の事象がない限り引き上げると答弁しているというのは、いかにも乱暴だと思っておりますし、まさに精神論で覚悟を示す意味でこうした景気判断条項を外しているという、経済...全文を見る
○木内(孝)委員 逆に今の御答弁からは、きちんとした長期契約ですとか保護政策が担保できれば売却してもいいというお考えでしょうか。
○木内(孝)委員 今の御説明を伺っていますと、一言で言うと、十分に解決できるものを、売りたくないので、いろいろな理由をつけて売却をなさろうとしないというふうにしか聞こえません。  ほかにも私は売却可能な資産があると思っています。ほかのお役所の所管ですので細かくはお伺いしませんが...全文を見る
○木内(孝)委員 日本郵政はたしか五月にロックアップ解除かと思いますけれども、その後も着実な売却をお願いできればと思います。  政府の保有資産というのはほかにもいろいろありまして、これは麻生大臣に細かくはお伺いいたしませんが、例えば霞が関エリア、ここの容積率というのは今五〇〇%...全文を見る
○木内(孝)委員 危機対応ということでございますが、もちろん震災直後に、商工中金さん、あるいは政投銀さん、いろいろ危機対応業務をやっていただいて、それの成果もたくさんあったということは評価をしております。  しかしながら、ある意味、今有事になって、もちろん残高ベースでは、どこそ...全文を見る
○木内(孝)委員 その議論というのは、二〇〇六年当時、本当に政府系金融機関がなくなって大丈夫なんでしょうかという議論がなされ、日本政策金融公庫にその業務を全部やっていただくというような議論で集約しています。私は、そこを軽視したりとか、そういうことは申し上げておりませんし、そういう...全文を見る
○木内(孝)委員 私もヨーロッパに十年以上住んでいましたので、こうした移民政策とかに関しては物すごく慎重な立場でございます。一方で、私は、外国人労働者を受け入れる政策に関しては非常に積極的な立場です。  今、移民政策と外国人労働者受け入れ政策といろいろと混同されがちでございます...全文を見る
○木内(孝)委員 六百兆円という数字はいろいろな意味で無理があるというふうには思っている一方で、その方向性として、成長を重視するという姿勢を示す意味での六百兆円というのは私はそれはそれで意味があると思っております。これを実現するために本来やらなければならないことはまさにデフレ脱却...全文を見る
02月24日第190回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○木内(孝)委員 民主・維新・無所属クラブ、木内孝胤でございます。  先週の火曜日、所得税法につきまして、安倍総理に会派を代表して質問させていただきました。その後も、財務金融委員会あるいは予算委員会で質疑が続いていますが、一番大きな争点、論点となっておりますのが軽減税率について...全文を見る
○木内(孝)委員 総理の経済アドバイザーでもあります本田内閣官房参与が二月二十二日に、消費税の再増税は絶対にするべきではない、二〇一四年四月の消費税増税は間違っていたとコメントしています。  間違っていたかというのは主観的な面もありますのでここでは議論いたしませんが、多くの国民...全文を見る
○木内(孝)委員 昨日、麻生財務大臣に、なぜ消費税を延期したときに景気制限条項を外したのか、そういう質問をいたしました。回答としては、国際社会に財政健全化に向けての姿勢をきっちりと示さなければならないからというような御答弁でした。リーマン・ショック級でないと上げるというのも、ある...全文を見る
○木内(孝)委員 私も二十年ほど、株式市場、資本市場に近いところで働いていましたので、消費税を凍結するという決断をした場合のリスクについても非常に心配をしているところです。当然、格下げのリスクもありますし、あるいは将来の国債の信認の問題もございますので、そこを私は、軽々に凍結する...全文を見る
○木内(孝)委員 安倍総理は二〇二〇年ころに六百兆円とおっしゃっています。先ほど前原委員も触れましたが、非常に楽観的な数字、例えば三・九%の名目成長率を前提とした六百兆円の実現ということになっております。  一九九二年度以降最も高い名目成長率、資料をお渡ししているので手元にござ...全文を見る
○木内(孝)委員 以上で終わります。
02月26日第190回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○木内(孝)委員 民主・維新・無所属クラブ、木内孝胤でございます。  きょうは、軽減税率について質問させていただきたいんですが、その前に、一点、昨日の財務金融委員会での麻生財務大臣の発言について、ちょっと確認したいことがございます。  昨日、麻生財務大臣は、農家は税金を払った...全文を見る
○木内(孝)委員 トーゴーサンという例示は、所得の把握を農家の方は三割程度しかできていないから税金をしっかり払っていないという例示として使われているんです。ですから、払っていない人もいるだろう、それを補完する材料としてトーゴーサンとおっしゃっているということは、農家の方は税金を払...全文を見る
○木内(孝)委員 これに時間を要するのもあれですので。  ただ、農家の方が税金をきちんと払っていないという例示として使われているということは、私は問題発言だと思っておりますので、それを申し上げて、次の質問に移りたいと思います。  問題発言といいますと、先般、麻生財務大臣は、軽...全文を見る
○木内(孝)委員 所得の把握という課題はあろうかと思いますが、それもマイナンバー制度等もございますので、私は、いろいろな委員、双方の意見を聞いた上で、明らかに格差是正対策としては給付つき税額控除の方が高いと思われます。  次の論点、所要財源についてでございます。  一兆円、総...全文を見る
○木内(孝)委員 たった今も御答弁いただきましたとおり、〇・六兆円、具体的な予算は今ないという答弁自体が国民に不安を与えている、社会保障をカットされる可能性があるというふうに考えているわけで、全く質問に対する解決策の答弁になっていないというふうに思います。  続きまして、三点目...全文を見る
○木内(孝)委員 では、生きているか生きていないかというのが線引きだという御説明になるんでしょうか。
○木内(孝)委員 あと、幾つかの事例として、複数税率の先進国であります、先進国というかフランスは、マーガリンとバターがあって、マーガリンは軽減税率の対象でなくて、バターは軽減税率の対象だ、よくそういう事例が聞かれます。  要は、何でこういうことになったのかなと聞きましたら、やは...全文を見る
○木内(孝)委員 各業界の陳情合戦にならないように努めなければならない、それはおっしゃるとおりだと思います。  ただ一方で、今これだけ政治とお金の問題がクローズアップされている中で、しかも具体的にいろいろなお金のやりとりの話があった中で、陳情合戦にならないというのは全く説得力が...全文を見る
○木内(孝)委員 そういう意味でいうと、上げるか上げないかの判断の時期は、わからないというか、上げるということを決めているという答弁だと思います。  それでは、今月以降、軽減税率導入に向けたシステム開発をして、仮に、例えば五月とか六月に増税を凍結すると御判断された場合、そうした...全文を見る
○木内(孝)委員 私は、人様の不幸を期待しているわけではないということは申し上げたいと思います。  ちょっと関連してといいますか、G20と財政出動についてお伺いします。  IMFは、世界経済の予測を、従来三・四%としてきました。世界経済の見通しが弱まり、見通しを四月に下方修正...全文を見る
○木内(孝)委員 G20で財政出動みたいな話があるのかどうかはわかりませんけれども、一つ、消費税を上げるべきか上げないべきかというのは、両方の意見がございます。当然、消費税を凍結してしまいますと、税収が減って、格付の格下げにつながる、あるいは国債が不安定化する、こうした事態も想定...全文を見る
○木内(孝)委員 百五十一兆円の外貨資産は、為替を安定させるために必要なんでしょうか。
○木内(孝)委員 百五十一兆円の外貨資産が為替の安定のために到底必要とは思えません。私は、一度この規模が適切なものであるのかというのをしっかりと議論していただきたいと思います。  その上で、恒久的な財源としては難しいということは承知をしております。しかしながら、時限性のある財源...全文を見る
○木内(孝)委員 私も、東京三菱銀行という、特に東京銀行の方は外国為替の専門銀行でありまして、ロンドンにも長くいましたので、為替がどうこうというのはある程度普通の人よりは深く理解しているつもりでございます。  私は今回この質問をするに当たりまして、実は多くの市場関係者とか、ある...全文を見る
○木内(孝)委員 私も円高リスクは全く否定しておりません。事実、九十四円ぐらいのレベルになると、内部留保相当の為替評価損が出てしまうということも理解しております。  その上で、私は、この外貨資産というのは余りにも過大だと思っております。もちろん、これを小さくするときは円買いとい...全文を見る
○木内(孝)委員 国が一家電メーカーのこうした経営に事実上介入するというのは、市場をゆがめると私は考えます。  麻生大臣、こうした国が一メーカーにお金を出すということについて、いかがお考えでしょうか。
○木内(孝)委員 私も官民ファンド全てを否定しているわけではありません。とりわけ、金融機関等に対して金融システムが不安定化したときに資本注入をしたり、あるいは昨今の震災のときに東京電力に国が資本を注入したり、やはり有事の際、とりわけ公益性の高い企業に対して、こうした国が資本を注入...全文を見る
03月01日第190回国会 衆議院 財務金融委員会 第10号
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○木内(孝)委員 民主・維新・無所属クラブ、木内孝胤でございます。  今、総理と古川委員の質疑を聞いておりまして、非常にいろいろ質問しやすいなと思いました。といいますのは、実は四年前に私、この消費税で党を離党いたしました。現在は、維新の党、民主党と会派を一緒にさせていただいてい...全文を見る
○木内(孝)委員 もう一つ、消費税を上げる、上げないの判断でお伺いしたいことがあるんです。  二〇一二年の末に安倍政権ができてから約三年二カ月ですが、恐らく経済状況も、消費税を二年前に上げるまでとそれ以降で大分差があるんだと思います。恐らく、二〇一三年のさまざまな指標を見ますと...全文を見る
○木内(孝)委員 来年の四月に上げると、また個人消費が駆け込みで上がり、その後落ちるということを繰り返すと思いますが、私は、恐らく来年四月、消費税を上げると、消費は総理が想定されている以上に再び落ち込むと思っております。それは予想ということになりますのでどうなるかわかりませんが。...全文を見る
○木内(孝)委員 安倍総理と麻生財務大臣、きょうはネクタイも一緒ですし、スーツの色も非常に似てはいるものの、私は、経済政策が根本的に、もともと考えている経済政策とか周りにいらっしゃる経済アドバイザーとかも随分タイプが違うのかなと。  麻生財務大臣は、財政政策については非常に前向...全文を見る
○木内(孝)委員 ちょっと答弁が繰り返されるのでこれ以上聞きませんけれども、これは、申しわけありませんけれども、財務省さんの打ち出の小づちにすぎません。為替の介入をするために百五十兆の外貨資産は不要ですし、もちろん、これを売却したり、ドルを売って円を買うときというのは円高要因にな...全文を見る
○木内(孝)委員 今、分配政策を重視するとおっしゃっていましたが、安倍総理は、介護離職者をゼロと言いながら介護報酬を下げるとか、キャッチフレーズとやっている政策のそごがあるものですから、私、安倍総理の、再分配政策を支持していると言うのは、非常に信じづらいところではあるんです。 ...全文を見る
○木内(孝)委員 ありがとうございました。
○木内(孝)委員 ただいま議題となりました東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法及び財政運営に必要な財源の確保を図るための公債の発行の特例に関する法律の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨...全文を見る
03月16日第190回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号
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○木内(孝)委員 民主・維新・無所属クラブ、木内孝胤でございます。  宮崎委員が絶滅危惧種と言いましたけれども、私も、黒田総裁以下日銀の今の金融政策を非常に好意的に見ている一人でございます。  民主・維新・無所属クラブからは二人がきょう質問に立ちますが、二人とも、そういう意味...全文を見る
○木内(孝)委員 マイナス金利を導入する際に、一般的に考えますと、為替への影響、基本的にこれは物価安定のための金融政策だということは理解しつつも、当然、マイナス金利を導入すると、私の感覚からいうと、円安に動く可能性が高いのではないかと。事実、これを発表した直後は一定程度円安にぶれ...全文を見る
○木内(孝)委員 そうしますと、百二十円くらいあったドル・円の相場が今百十三円のレベルだとすると、当然、百二十円の方が、その二%の物価目標を実現するためには、輸入物価が当然上がるわけですから、追い風になるということが言えると思います。そういう意味では、百十三円のレベルで二%の物価...全文を見る
○木内(孝)委員 原油価格がインフレ率に影響する度合いというのが非常に大きい中で四十ドル台後半と今言われても、非常に違和感のある数字です。  仮に三十五ドルの前提だと、どれぐらいこの達成時期が先延ばしになるのか。そこら辺の数字等は、モデルを回している上でなかなか難しいとは思うん...全文を見る
○木内(孝)委員 先ほど、宮崎委員から岩田副総裁に質問を既にしていることと重なるんですが、来年の四月に消費税再増税をした場合の経済への影響についてお伺いをしたいと思います。  黒田総裁は、三月七日、講演を行った際に、前回の半分くらいというようなことをコメントなさっています。当然...全文を見る
○木内(孝)委員 黒田総裁の役割は物価の安定ということでしょうから、消費税を上げる、上げないというところからは役割がずれていることは承知しております。  きょうから国際金融経済分析会合というのが開かれます。黒田総裁も御出席なさる御予定というふうに承知しておりますけれども、この会...全文を見る
○木内(孝)委員 多分、いらっしゃるスティグリッツ教授、あるいは来週はクルーグマン教授が参加されるというふうに聞きましたけれども、増税を凍結するというのは、ある意味、格付の問題ですとか、あるいは財政健全化に対する問題、凍結するリスクというのもたくさんあるということは承知しておりま...全文を見る
○木内(孝)委員 五月に伊勢志摩サミットもございますし、世界経済の不透明さが増している中で、黒田総裁の手腕、世界じゅうが注目しておりますし我々も期待しておりますので、ぜひとも、消費税増税は全く関係ないお立場かもしれませんけれども、ぜひその点についても安倍総理にアドバイスをきちっと...全文を見る
04月07日第190回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第2号
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○木内(孝)委員 民進党、木内孝胤でございます。  本日は、汚染水対策の進捗と今後の見通しについてお伺いをしたいと思います。  先ほど中野委員からも似た質問がございましたので、重複するところは割愛したいと思います。  建屋への地下水流入量、二〇一四年までが四百トン、現状約三...全文を見る
○木内(孝)委員 いろいろ説明を聞いている中で、燃料デブリがどういう状況になっているのかというのをお伺いしたいんですが、格納容器から落ちて今はコンクリートの上にあるらしいというような説明を聞いてはいるんですが、一方で、いま一つ細かいところの状況というのは把握できていないという説明...全文を見る
○木内(孝)委員 五年間かけて状況がわからないということは、もしかして今後の技術革新等でわかるようになるということかもしれませんが、世間の目から見ると制御できていないのではなかろうかというふうな見方をされても仕方ないかなと思うんですけれども。  これは今後もやっていくという話で...全文を見る
○木内(孝)委員 ALPS処理水の長期的取り扱いの検討を二〇一六年度上半期に行うということでございますけれども、今、貯水タンクの中に水がためられていて、それが毎日どんどんふえている。先ほどの答弁ですと、場合によっては一定の基準のもとに海に排水するということなのかなというふうに理解...全文を見る
○木内(孝)委員 海に流し出すとなると、また相当、世界的にもいろいろな形で注目されますので、ぜひそこの点は慎重にお願いできればと思います。  先ほどの凍土壁とか燃料タンクとか、これは想像を絶するさまざまな作業で、その点については非常に評価申し上げたいんですが、初期コストあるいは...全文を見る
○木内(孝)委員 安全対策のためには、本当にコストはもう存分に、積極的にお使いいただければとは思いますけれども、原発の発電でどれぐらいコストがかかるのかというのはこういうコストも全部含まれるかと思いますので、どれぐらいいつもかかっているかということは常に把握をしていきながら政策を...全文を見る
○木内(孝)委員 小泉元総理が脱原発ということを非常に明確に発信していらっしゃいますが、反対の一つの大きな理由としては、最終処理処分場の問題すら解決していない、あるいは糸口すらできていない、よく例えとして言うのは、トイレのないマンションだと。非常にわかりやすい小泉元総理らしい発信...全文を見る
○木内(孝)委員 ベルギーでテロがあった際、何か人が亡くなったという報道を見かけたんですが、これに関しては事実確認がとれているのかいないのか。あるいは、従業員の方を避難、退避させたという情報もございます。  これは報道レベルですし、ある意味、ここら辺の警備体制というのはインテリ...全文を見る
○木内(孝)委員 先ほど申し上げた川内原発を視察した際も、ちょうど再稼働のタイミングに当たったものですから、その点についての、もう全て、いろいろ準備は二重三重にしているんだなという印象があった反面、もしかしたら私の目に入らなかっただけなのかもしれませんけれども、やはりこんな状態で...全文を見る
○木内(孝)委員 当時、震災が起きたときに、原賠法第三条であの東日本大震災が天変地異と定義づけられなかったということで、そういう意味では一義的に東京電力さんがそれを負担する、それ自体に物すごく強い違和感があって、私は機構の設立のときもかかわったものですから仕組みは理解しているつも...全文を見る
04月19日第190回国会 衆議院 財務金融委員会 第13号
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○木内(孝)委員 民進党、木内孝胤でございます。  冒頭、熊本での地震の犠牲になられた方々の御冥福をお祈り申し上げます。また、被災された皆様にお見舞いを申し上げます。  まだ余震等も続いておりますし、きちんとした形で避難できていない方、本当に厳しい状況が続いております。震災対...全文を見る
○木内(孝)委員 これまで激甚災害に指定された主な災害には、九四年の三陸はるか沖地震、九五年の阪神・淡路大震災、九八年の台風五号から九号による暴風雨災害、そして二〇〇四年の新潟県中越地震、〇七年の台風五号による暴風雨災害、そして一一年の東日本大震災などがございます。  こうした...全文を見る
○木内(孝)委員 野党としましても、こうした迅速な対応、財政措置に大いに賛成の立場でございますので、ぜひ積極的に活用いただければと思います。  それと、もう一つ別の財源の可能性があるかなと思っておりますのが、国債を発行する際の、当初の想定される金利と実勢相場の差額分、これは過去...全文を見る
○木内(孝)委員 ぜひとも、あらゆる財源を使って迅速な対応ということでお願いできればと思います。  それと、ちょっと消費税の増税の条件ともかかわるんですが、今までの答弁で、リーマン・ショックあるいは東日本大震災級の出来事がないと消費税は予定どおり上げるという答弁を毎回いただいて...全文を見る
○木内(孝)委員 わかりました。  いずれにしましても、震災の対応を迅速にということで、繰り返しになりますが、野党の立場でも一生懸命お支えをしたい、そのように思っております。  国際協力銀行法についてお伺いをいたします。  昨今、インフラ輸出を強化するというのは、ずっと続い...全文を見る
○木内(孝)委員 例えばインドネシアに新幹線を輸出するというようなケースの場合、どうしても貸出期間というのもかなり超長期になる可能性があるというふうに理解をしております。  期間が長期になることに加えて、カントリーリスクの問題、さまざまな問題がある中で、まさにそこが国際協力銀行...全文を見る
○木内(孝)委員 国際協力銀行の昔からの一シンパとして、ぜひ、この法改正をうまく生かしてインフラ輸出等を積極的に進めていただければと思います。  少し関連する質問として、AIIBについてお聞きかせをいただければと思います。  昨年の三月に英国がある意味非常にサプライズ的な形で...全文を見る
○木内(孝)委員 最近、AIIBが、世銀とか、あるいはアジア開発銀行との協調融資という話をしていますが、アジア開発銀行と協調融資をする場合は、これは明らかな利益相反の問題もありますので、アジア開発銀行の一番最大の貸出先が中国でありインドでありという状況の中でAIIBと協調して貸し...全文を見る
○木内(孝)委員 先日のG20もそうですが、恐らく、次の伊勢志摩サミットでもこのパナマ文書にかかわることは議題になるのではないかと推察されますが、今、麻生大臣がおっしゃいましたとおり、困るのは、ある意味きちんきちんと合法的な手続にのっとって節税をしている場合はどうするのかというこ...全文を見る
○木内(孝)委員 日本にいる超富裕層が資産を運用する場合は、そういう資産運用の専門家に、資金、それが例えば十億なのか二十億なのか、人によっては百億、二百億という場合もあると思います。これを預けた場合、その資産運用の専門家が、例えばケイマンを使うのかパナマを使うのか、こうしたことま...全文を見る
○木内(孝)委員 ちょっと今の説明を聞いていても、合理的な説明だというふうには感じることができません。  これは所管外かもしれませんし、お答えしづらいかもしれませんけれども、今の説明を聞いて、こうした開示タイミングをずらすのは、私は、これは非常にずるい、インチキ、こう言わざるを...全文を見る
○木内(孝)委員 GPIFは、百三十兆円であり百四十兆円であり、基本ポートフォリオで株の割合をふやすと言っただけで日経平均株価を上げられる、それぐらい大きな力を持っているものです。これだけ三週間も開示タイミングをずらすというのは、もう選挙対策以外何物でもない。こうしてガバナンスが...全文を見る
○木内(孝)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     株式会社国際協力銀行法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。  一 国際協...全文を見る
04月20日第190回国会 衆議院 財務金融委員会 第14号
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○木内(孝)委員 民進党、木内孝胤でございます。  熊本、大分の大震災で、犠牲になられた方にお悔やみを申し上げますと同時に、被害に遭われた方にお見舞いを申し上げます。  昨日も委員会で申し上げましたが、持ち場持ち場でできることを着実に進めて、きょうの朝刊にも、エコノミー症候群...全文を見る
○木内(孝)委員 やや落ちつきを取り戻しているというのは大変結構な一方で、もう一つ、国際金融市場での潮目の変化、ここ半年間ほどずっとその傾向が続いていると思うんですが、従来は、比較的財政健全化に重きを置いた経済運営を各国ともする。ここ半年以上前ぐらいから、それがどちらかというと財...全文を見る
○木内(孝)委員 金融緩和に関しては、市場関係者でも、評価する人、あるいは非常に副作用が将来強いのではないかと言っている人、意見が非常に分かれるところでございます。  その中で、やはり通貨の信頼性という観点から、これは事実上の財政ファイナンスではないかという見方をしている方が多...全文を見る
○木内(孝)委員 ありがとうございました。  続きまして、熊本の地震についてお伺いをしたいと思います。  先ほども、現時点でどの程度経済への影響があるのか、これは答えられる段階にないと。そこは承知した上でお伺いをしたいんですが、私も昨日、熊本に行っている熊本が地元の議員の秘書...全文を見る
○木内(孝)委員 もう一つ、地震の今後の経済に与える影響についてお伺いをしたいんですが、余震も続いておりますし、今、本当にどういう状況になるかわからない。先ほどもサプライチェーン等への影響という話がございましたが、例えば、東京であったとしても日々の経済活動に、私のところでも身近に...全文を見る
○木内(孝)委員 本当に、その影響がどういう形で出るのか、全く予断を許さない状況が続いておりますので、ぜひタイムリーに経済状況をアップデートしていただいて、それをきちっと政策に反映できるような体制をおとりいただければと思います。  消費とマインド、これは非常に大きくリンクしてい...全文を見る
○木内(孝)委員 二年前の消費税の増税は、やはりこうした個人消費の動向を見誤った結果マイナス成長が続いているというふうにも思っておりますので、当然、財政健全化も大切ですし、消費税を未来永劫上げないということではございませんけれども、考え方として、債務残高対GDP、対比ということで...全文を見る
04月21日第190回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号
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○木内(孝)委員 民進党、木内孝胤でございます。  まず冒頭、熊本震災におきまして犠牲になられました皆様の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された方にお見舞いを申し上げます。  きょうは、川内原発についてお伺いをしたいと思います。  震災が起きましてから、震源地から多...全文を見る
○木内(孝)委員 今回の審査プロセスや会合の中身、この情報開示というのはいつごろどういうタイミングで議事録等を開示されるんでしょうか。  これをお伺いしています理由の一つは、三・一一の地震の際ですが、さまざまな情報開示がおくれた、メルトダウンしていたという情報開示がかなりの期間...全文を見る
○木内(孝)委員 今回、川内原発を停止する場合、あるいは稼働を続ける場合と二つあると思いますが、九州電力さんの業績に与える影響、これは、とめた場合、当然ほかの火力発電等でコストがかかると思いますけれども、どれぐらい業績に影響があるか、もしわかればお聞かせいただければと思います。
○木内(孝)委員 この間の委員会でも質問をしたんですが、原賠法第三条の定義ですと、異常に巨大な天変地異が起きた場合、国が負担をするということになっておりますが、昨今の東日本大震災は異常に巨大な天変地異には該当していない、したがって、一義的には、当時、今もそうですけれども、東京電力...全文を見る
○木内(孝)委員 今の答弁から読み取れますことは、熊本の震災あるいは東日本大震災があったとしても、国は、こうした場合、前面に出て責任をとらないというふうにも読み取れます。  もちろん、第十六条に国が費用負担をするということもありますし、当然、原賠機構等も設立されて費用は負担をし...全文を見る
○木内(孝)委員 最後に、原賠法三条の改正に前向きに取り組んでいただきたいということをお願い申し上げて、質問を終わります。  ありがとうございます。
10月18日第192回国会 衆議院 本会議 第5号
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○木内孝胤君 民進党・無所属クラブの木内孝胤です。  私は、民進党・無所属クラブを代表し、ただいま議題となりました社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律等の一部を改正する法律案につきまして質問をいたします。(拍手)  二...全文を見る
10月26日第192回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○木内(孝)委員 おはようございます。民進党、木内孝胤でございます。  本日は、消費税の引き上げ延期法案につきまして質問させていただきます。  先週の火曜日、本会議場におきまして既に代表質問をさせていただいておりますが、おおむねその質問に沿って本日は質問を進めたいと思っており...全文を見る
○木内(孝)委員 ことしに入りましてからも、本委員会あるいは本会議場でも十回以上、私は麻生大臣に質問をさせていただきました。その都度、私は、先ほど大臣がおっしゃいました雇用関係の数字あるいは企業収益の改善等のいい部分をきちんと評価した上で、個人消費の低迷ぶりが極めて厳しい状況では...全文を見る
○木内(孝)委員 今大臣がおっしゃいましたブレグジットにつきましても、予見不能であったというのはそのとおりだと思います。五月、六月の段階では、イギリスはEUから離脱しないだろうという見立ての方が私も多かったと思います。  ただ、だからこそ、これだけ予見不能な世界経済のリスクを理...全文を見る
○木内(孝)委員 今回の増税の延期、政府は世界経済のリスク等々おっしゃっておりますけれども、明らかなことは、やはり、個人消費の低迷が続いているということが一番の原因だと私は考えております。  現在の個人消費の動向について、政府の現在の見通し、現状認識についてお聞きかせをいただけ...全文を見る
○木内(孝)委員 お手元にグラフをお配りしておるんですが、こちらのグラフは、一九九七年に消費税を上げた際のその後の消費動向、今回、二年半前に消費税を上げた際の消費の動向のグラフでございます。  前回も、アジア通貨危機とかさまざまな金融危機等々、いろいろな問題がございました。しか...全文を見る
○木内(孝)委員 横ばいというのが二つぐらいあるだけで残りは全部マイナスの中でこの表現になっているということ自体が、そもそも現状認識を正確に認知できていないので、実現するべき政策目標もこれは誤ってしまっている。  要は、今の安倍内閣の問題というのは、私は、過度な円高を修正して一...全文を見る
○木内(孝)委員 今の御答弁に関連するんですが、期待成長率あるいは期待インフレ率、これを上げるために一番大切だなと思うことは、やはりデフレ脱却に向けたメッセージを明確にするということだと思います。  これは具体的に言いますと、先ほども、財政健全化目標、プライマリーバランスの黒字...全文を見る
○木内(孝)委員 財政再建は喫緊の重要な課題だということは認識しております。私も市場に近い立場で働いておりましたので、将来的に国債が暴落するのではないかとかいろいろなことが言われております一方で、これだけ消費税延期を重ねても我が国の国債のクレジットコストについても非常に安定的に推...全文を見る
○木内(孝)委員 潜在成長率もいろいろな試算があるのであれですけれども、〇・三とか〇・四とか非常に低い水準の中でこれを実現するというのは全くあり得ない数値目標だと思いますけれども、大臣、この六百兆円の目標の位置づけとか実現性についてどうお考えでしょうか。
○木内(孝)委員 私は、六百兆円の目標がいけない目標だとかそう申し上げているのではなくて、逆にそれを実現するための具体的な策、一言で言うと、どこの分野にどう投資するか、予算を配分するかというのは、それは政党によっても好み等々趣味もありますけれども、やはり積極財政に転換をするという...全文を見る
○木内(孝)委員 今の御答弁からすると、なぜ景気判断条項を外すのかがいま一つ理解できないんです。  といいますのは、いろいろな政策を実現してきちんと経済が再生されていれば、景気判断条項があっても十分に私は、三年後、消費税を上げることができると思うんです。それをわざわざ外すという...全文を見る
○木内(孝)委員 余り納得感のある答弁ではございませんけれども、何度も同じ答弁を聞いていますので、わかりました。  次の質問ですけれども、今回、消費税引き上げを延期することによって、国、地方における税収が減ります。減った結果、幾つかの政策実現が延期になったり等々するわけですけれ...全文を見る
○木内(孝)委員 わかりました。ありがとうございます。  次に、逆進性対策としての軽減税率と給付つき税額控除の比較についてお伺いをいたします。  先ほど伊藤委員から論点整理もありましたし、伊藤委員のお話を聞いていますと軽減税率もいいのかなという気もすることもあるんですが、実は...全文を見る
○木内(孝)委員 三千四百億円の新社屋を建てると言って、いきなりそれを千七百億円にしたりとか、やはり、保有している現金の使い道、受信料引き下げの原資があるにもかかわらず下げていないというのは私は極めて乱暴な話だと思っておりまして、高市大臣からもああいった御答弁をいただきましたので...全文を見る
○木内(孝)委員 この九兆円は、電力会社さんが負担をするという形にはなっていますけれども、実際は、電力料金を通じて国民全体が重い十字架を今後三十年、四十年かけて背負い続けるという制度になっております。  したがいまして、個人消費、せっかく円高、原油安差益を還元できるところ、それ...全文を見る
○木内(孝)委員 ありがとうございました。終わります。
11月02日第192回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
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○木内(孝)委員 民進党、木内孝胤でございます。おはようございます。  冒頭、質問通告にはないんですが、昨日、日銀の金融政策決定会合がございました。きょうの午後、黒田総裁に御出席いただいて日銀報告もあろうかと思いますが、その中で、二%の物価目標が、二〇一七年度中という当初の話か...全文を見る
○木内(孝)委員 感想といいますか、いろいろ政府として目標、財政健全化目標等を立てている中でさまざまな影響があろうかと思うんですけれども、それに対する影響等はないのかということでございます。
○木内(孝)委員 もう明らかに、五回も目標の達成時期が変更になり、消費税の引き上げというのも延期になっております。ぜひ足元の実際の数字に向き合っていただきながら、私は、従来から申し上げているとおり、二年半前の消費税引き上げというタイミングが、そもそもアクセルを踏み続けるべきときに...全文を見る
○木内(孝)委員 具体的な株主還元等々一定の成果が出ていることは評価した上で、一点、ちょっと個別の案件についてお伺いをしたいと思います。  当然のことながら、個別の案件につきましては、いろいろ情報開示の面あるいはコメントしづらい面があることは重々承知をしておりますが、個別の案件...全文を見る
○木内(孝)委員 今、株主総会ではないんだからと。個別の案件にコメントしづらいということは先ほども重々承知の上でと申し上げましたけれども、要するに、当局から何らメッセージが発信されていないということに関して外国人の投資家たちは、やはり東京の市場、日本の市場というのは不透明ではない...全文を見る
○木内(孝)委員 本委員会でこの案件を取り上げましたのは、確かに、個別の案件についてコメントはなかなかしづらいということながら、財務金融委員会として、こうした注目度の高い、コーポレートガバナンスが試されているような案件について、一部の人たちだけでもこうした関心を持っていていろいろ...全文を見る
○木内(孝)委員 もう一つ、GPIFもかなりの金額の株主になっております。多くの会社の筆頭株主がGPIFであるというような報告もございますし、ここら辺の議決権の行使のあり方、ほかの投資信託の委託会社を経由して投資をしているケースが多いかと思いますけれども、GPIFという非常に大口...全文を見る
○木内(孝)委員 GPIFもそうですし、日銀もそうですけれども、議決権行使のあり方として、ある程度抑制的にということは理解できますし、そうするべきと思う一方で、議決権行使の方針等について、今おっしゃったように、非常にマーケットは注目していますし、ある意味、コーポレートガバナンスの...全文を見る
○木内(孝)委員 一般的に見て、各会社ごとに、こちらの会社の方がひどいのに軽く見えたりと、非常に不透明な形になっておりますので、そこにはぜひ目くばせをお願いしたいということを申し上げておきます。  こうしたコーポレートガバナンスがうまくいっているのかなと思いつつ、やはり不透明な...全文を見る
○木内(孝)委員 今御説明いただいたような取り組み、比較的地味なものもたくさんあるんですが、こうした取り組みがいつ花開くのかわかりませんけれども、対日の観光客がふえたというのも、かなり長い間、多くの関係者がいろいろな努力を積み重ねておりますので、見ている人は見ているということで、...全文を見る
○木内(孝)委員 なかなか税金の高い日本ではありますけれども、税金を下げるということは容易ではございませんので、ぜひ引き続き、BEPSへの取り組みをお願いしたいと思います。  続きまして、外国為替特別会計の改革についてお伺いをいたします。  お手元に外為特会のバランスシートを...全文を見る
○木内(孝)委員 外貨建てで運用して、外為特会で運用益が毎年出ております。これが、一般会計に非常に多く繰り入れているケースがあろうかと思いますけれども、過去十年間、大体総額で幾らぐらい一般会計に繰り入れているのか。  問題意識としてお伺いしていますのは、これが普通のG7諸国より...全文を見る
○木内(孝)委員 もう時間も来ていますけれども、最後、もし麻生財務大臣にコメントいただければと思うんですが、この外為特会のあり方は、私、本当にいろいろ問題があると思っております。もちろん、ドル売り・円買いをしてしまうと円高要因になってしまうということは、私も、外国為替の専門銀行と...全文を見る
○木内(孝)委員 ぜひ、外為特会の問題意識を持っていただいて改革に取り組んでいただきたいと思います。  以上で質問を終わります。
11月16日第192回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○木内(孝)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     金融資本市場をめぐる情勢の変化に対応して金融の機能の安定を確保するための金融機能の強化のための特別措置に関する法律等の一部を改正する法律案...全文を見る
11月18日第192回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○木内(孝)委員 民進党、木内孝胤でございます。おはようございます。  先週の水曜日、十一月九日、トランプ新大統領が誕生しました。大方の予想に反していたということで、当日から、為替でいえばドル・円が百円という形に円高になり、きょう現在は逆に百十円まで円安に振れているような状況で...全文を見る
○木内(孝)委員 まだ首脳にはなっていませんけれども、早速会談が実現したことというのは非常に歓迎するべきことですし、一月二十日、正式に就任するまでに、この後、どういう形で日本がいろいろなことを、枠組みをつくり上げていくのか、提言して引っ張り込んでいくのか、ぜひそういうことを期待し...全文を見る
○木内(孝)委員 あともう一つ、国庫返納するための障害というかハードルになっているのが、もう一つの、金融再生勘定というのがございます。これは、旧長銀、旧日債銀から買い取った株式の含み損が〇・四兆円ある。この勘定を、最後、期限が来たときに畳むとなると、国庫から四千億円の税投入をしな...全文を見る
○木内(孝)委員 おとといの金融機能強化法もそうですけれども、一つ大きな教訓というか反省は、この間、麻生財務大臣がおっしゃった住専処理の六千八百五十億円、たしか、当時の梶山静六官房長官が取りまとめて実行したときに非常に世論の反発が大きかった。その世論の反発が大きかったために、次、...全文を見る
○木内(孝)委員 その意味では、東京電力がこの五・四兆円の一部を負担する、そういうような仕組みというふうに理解をしておりますが、東京電力の有価証券報告書を読んでいましたらば、「原子力損害の賠償に係る偶発債務」というページがございます。次のページにおつけしておりますが、廃棄物の処理...全文を見る
○木内(孝)委員 今の経済産業省さんの説明を聞いて、金融庁さんとしては、これは適切な監査が行われているという御認識かどうか。正常債権として認識をしているということが私はおかしいと思うんですけれども、その点いかがでしょうか。
○木内(孝)委員 正直申し上げて、納得感のある答弁ではございません。きちっとした正常債権であるのか、この監査のあり方が正常だと言えるのか、ぜひこれは一つの課題として今後見ていただきたいというふうに思います。  もう一つ質問なんですが、この除染費用二・五兆円を、東電株式の売却益と...全文を見る
○木内(孝)委員 株価が上がる可能性というのは非常に低いんです。その理由は非常に簡単で、利益が出ますと、その上の特別負担金の方に吸い取られてしまうので、現在の株価から三倍、四倍、五倍、こんな株価になるわけがない収益構造に今なっております。  何が言いたいかといいますと、このスキ...全文を見る
○木内(孝)委員 このスキームができましたのは、ある意味、超法規的措置といいますか、非常に大混乱をしている環境の中ででき上がったスキームであります。それから多くの年数が経過をしまして、今は言ってみたら平時でございますので、ぜひいま一度、このスキーム、そもそもこれが機能し得るスキー...全文を見る
○木内(孝)委員 JDIは九百円という公募価格で上場して、昨日現在でいうと二百四十九円の株価です。二千億円という資金を投入して、その半分の一千億円を売却済みで、それが一・七倍の千七百億円で売れているわけです。そういう意味でいうと、投資という観点からすると、産業革新機構にとっては、...全文を見る
○木内(孝)委員 外為特会、非常に便利でスピード感を持てる打ち出の小づちとはなっておりますけれども、私は、国会審議を経ないでこういう資金が出せる枠組みになっているということは非常に問題だと思っておりますので、継続してこの点については問題提起をしていきたいと思います。  質問を以...全文を見る