喜岡淳

きおかじゅん



当選回数回

喜岡淳の1992年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第123回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号
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○喜岡淳君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
03月26日第123回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
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○喜岡淳君 おはようございます。社会党の喜岡淳です。  きょうはお昼の十二時まで時間をいただいておりますので、ひとつ大臣を初め関係各位の御審議をよろしくお願いしたいと思います。  私は実は出身が香川県でありまして、四国の香川県は全国で一番面積の小さい県であります。また、瀬戸内...全文を見る
○喜岡淳君 それでは、具体的なことでお尋ねしたいと思います。  もう既に復帰してことしで二十年を迎えるようになりました。この二十年間、開発庁が発足をして沖縄に三兆三千八百四十億という予算が投入されてきたわけでありますが、一次振計、二次振計の二十年に及ぶ総括といいますか評価ですね...全文を見る
○喜岡淳君 二十年の総決算ということにしましてはちょっと簡単なお言葉でございましたので、もう少し中身のあるところをお願いしたいと思います。
○喜岡淳君 二十年間の御努力の結果かなりの面で、とりわけ物的な面では大きく前進をされた。ただし、雇用や産業振興、基盤の確立、財政状況、こういったものなどを見たときには沖縄の課題というものがまだ残っておる。そういう御意見だったかと思います。そこで今度、沖振法の十年延長ということが提...全文を見る
○喜岡淳君 私は、これは決意の表明ということで今大臣おっしゃいましたけれども、やはりそのあたりのきちっとした展望というものと確証というものが示されなければならないかと思います。そうしなければ特別措置法の延長ということの意味がなくなってくると思うのです。これは特別措置法でございます...全文を見る
○喜岡淳君 今までどおりの高率補助の維持をやってもらいたいということでございますが、これはきちっとそういうふうにやり続けていくということで受けとめさせていただきたいと思います。  もう一つの問題ですが、沖縄振興の中で人口の問題なんかも、今沖縄は人口が増加しておるということで一般...全文を見る
○喜岡淳君 離島の問題は私は非常に重要な問題だと思っております。やはりこの離島にも人が住んでおるからこそ我が国国土の保全ができておるというのは事実でしょう。だれも住まなくなったらもう島は荒れほうだいですよ。そういう意味では国土の保全をやっていただいておるということも加味して、これ...全文を見る
○喜岡淳君 今の大臣のちょっとよく聞き取りにくいところがありましたのでお尋ねしたいと思いますが、このマラリアの問題について今の援護法の関係では対象にならないということの前提でのお話だったと思うわけですが、この八重山のマラリアについては国として国自身が独自に調査をされたということは...全文を見る
○喜岡淳君 国としては調査したことがないということでありますが、調査したことがないというのは多分これは援護法にはひっかからないという確信があっての結論だろうというふうに思うのです。  今も大臣いみじくもおっしゃいましたように、もう四十年前の問題であると。私はこれは非常に重要な問...全文を見る
○喜岡淳君 ちょっと釈然としないのですが、私はこの問題と従軍慰安婦の問題がダブって浮かんできます。あの従軍慰安婦の問題だって今まで政府の答弁では否定されてきた問題です。それが防衛庁の中から資料が出てきたと言われるじゃないですか。今ではもう否定できないでしょう、従軍慰安婦の問題は。...全文を見る
○喜岡淳君 さっき連絡会議のお話が出ましたが、この連絡会議は厚生省、総理府、沖縄開発庁、三者でつくられておると思います。名前は沖縄県八重山地域におけるマラリア問題連絡会議。これは八重山マラリアと明確にしておるわけですね。  この連絡会議はどういう経過でつくられてきたのか。この連...全文を見る
○喜岡淳君 ぜひそういうことで、大変困難な問題ではあるかと思いますけれども、しっかり沖縄県と連絡をとりながら、情報交換、そういった活動に専念していただきますようにお願いしたいと思います。  それから次に、沖縄の方からこの問題でいろいろと資料が来ておるわけですけれども、こういった...全文を見る
○喜岡淳君 それではよろしくお願いをいたします。  次に、これも懸案事項として残っておる問題でありますが、厚生年金の格差是正の問題についてお伺いしたいと思います。  厚生年金の問題につきましても、この委員会ではもちろんのこと社労委員会でもずっとやられてきたことでございますが、...全文を見る
○喜岡淳君 格差があるということのお答えだったかと思います。  実はこれはチラシです。このチラシは厚生年金完全格差是正推進県民会議がつくったものです。これによりますと、昭和六年生まれで去年三月に定年退職になった方の場合、本土と沖縄を計算すると七十万四千二百二十円、月額五万八千六...全文を見る
○喜岡淳君 ちょっと私、それは納得ができないですね。  なぜかといいますと、沖縄の問題は最初に伊江大臣の方から詳しく、雇用状況、経済状況について本土との格差がいかに大きいか、経済状況の厳しさということのお話が一番前提としてあったと思います。沖縄で高齢者の方が果たして生活条件、賃...全文を見る
○喜岡淳君 制度的にリンクされておるかどうかは別として、やはり生活保護水準というのはそれなりに計算して最低限度、憲法で保障された文化的で健康的な最低限の国民の生活をするために必要な月額が幾らなのか、そのことと無関係には設定されていないと思うのです。当然人間らしい生活をするのに一カ...全文を見る
○喜岡淳君 どうぞよろしくお願いしたいと思います。  それで、この格差是正につきましては、平成元年の十二月に当時の厚生年金の改正が行われた際の議論で、参議院においては、平成二年の是正措置をしたところで沖縄の厚生年金については依然格差が残るから、格差がなくなるまでの格差是正措置を...全文を見る
○喜岡淳君 もう一度確認したいと思いますが、平成元年の十一月に衆議院で行った議論、そしてその附帯決議の意味、これは平成二年から中高齢の特例を使って沖縄の厚生年金の格差是正措置をとるということが十一月の衆議院附帯決議の趣旨であったと私は思います。参議院で翌十二月に全く同じ文句で、沖...全文を見る
○喜岡淳君 これは平成元年十二月十二日、当時の参議院社会労働委員会会議録であります。この中で糸久八重子議員が、「沖縄の年金格差が完全に解消することにはならないわけです」と、ここから議論が始まっておるわけですが、そういった議論の中から十二月の参議院の附帯決議の中で格差是正の措置を講...全文を見る
○喜岡淳君 沖縄の企業立地の促進、貿易の振興という目的でとおっしゃったわけでありますが、では現状はどういうふうになっておるのか、私も最近のこの自由貿易地域が扱った搬入量、搬出量、いわゆる取引高というのですか、その正確な数字を聞こうと思ったのですが、平成三年分がわからないと言うので...全文を見る
○喜岡淳君 四十五億この自由貿易地域に入ってきて四十八億出ていったということだろうと思うのです。入ってきた分より余計に出ていったということで、その間が三億ですね。  このフリーゾーンについてですが、私が一番疑問なのは、平成元年、搬入量が五十三億五千七百万円、約五十四億でしょう。...全文を見る
○喜岡淳君 フリーゾーンをこれからどうするか、中城湾の方にもやるとかいろいろお話がありましたが、それより前にきちんとした議論をやっておかないと、また那覇のフリーゾーンの問題が中城にも広がっていくという結果になったらもう目も当てられないことだろうと思うのです。  まず最初にお伺い...全文を見る
○喜岡淳君 それで私は確信を持ちました、今のお答えで。だからなお問題です。それならなお問題です。  どうしてかといいますと、通産の方もいらっしゃると思うが、通産、開発庁ともにこの入居した二十その業者に対する指導ができていないということじゃないですか。入っておる二十その業者が取引...全文を見る
○喜岡淳君 初めての制度ですから入居される方だってわからない。そこで、フリーゾーンのマーケット調査というのですか、どういう業者が入ればどういう販路があってどれぐらいもうけが見込めるのかとか、あるいはどういう経営の仕方をすればうまくフリーゾーンの企業が経営できるのかそのノウハウとか...全文を見る
○喜岡淳君 今も通産省の方のお話があったように、私も同じように思います。やはり税制上の優遇策というのはあくまでも必要条件ではあるかと思います、税制上の優遇措置は。しかし、十分条件がどうかといいますと、それは企業に対する経営コンサルタント、それを事前にきちんとしてあげる、そして投資...全文を見る
○喜岡淳君 フリーゾーンの問題については、今言いましたように、ぜひ細かい配慮を御指導いただきたいというふうに思います。企業も一生懸命努力して県も一生懸命努力して国も一生懸命努力して、しかし入った二十七業者は全部赤字だった。だれも企業は赤字になると思って経営しておりませんから、一生...全文を見る
○喜岡淳君 そこで、いつもと同じことをまた繰り返すわけですが、確かに開発庁自身が米軍基地の縮小整理についての権限を持ってできるものじゃない、それはわかります。しかし、私は開発庁がその努力の中心に座ってもらいたい、座るべきだという立場なのです。考えなのです。それについてはどう思われ...全文を見る
○喜岡淳君 いつも同じことばかりになっておりますけれども、やはり沖縄の開発を推進する、その一番責任のある開発庁でございます。沖縄の開発に当たって一番の障害は、一番いい場所を米軍が基地としてとっておる、それが一番のネックなのですから、開発が計画的に進まないことの。したがって、そうい...全文を見る
○喜岡淳君 この返還問題ですけれども、再びこれは施設庁にお伺いしたいというふうに思います。  去年の八月三十日だったかと思いますが、沖縄県に所在する施設、区域、いわゆる米軍の関係ですが、米軍が中心になるかと思いますが、施設、区域の返還処理問題に関する関係省庁連絡会議、いわゆる連...全文を見る
○喜岡淳君 今のお話では連絡会議の目的といいますか役割というものがもう少しぴんとこないわけでありますが、いずれにせよ、連絡会議は基地の返還後の問題を情報交換しておるというか、そのあたりに感心が強いというふうに受けとめておりますが、そういう認識でいいですか。
○喜岡淳君 それでは、ちょっと観点を変えて質問いたしますが、大臣にお伺いしたいと思います。  米軍基地の返還そして跡地利用、この問題は非常に大きな沖縄の開発上の問題だと思います。先般も那覇の新都心計画というのですか、天久の方の開発の状況をずっと見させてもらいました。天久、上之屋...全文を見る
○喜岡淳君 そこで、例えば沖縄県が出しておる案は返還を合意されたということが前提だろうと思いますが、そういった沖縄県の立場は立場でわかるわけですが、いずれにせよ、立法的な措置においてやろうという考え方が今提案されておるわけですね。それについてそれぞれ沖縄県は沖縄県の立場、野党は野...全文を見る
○喜岡淳君 最後の時間がやってきましたので結論的なことを述べたいと思います。  今の大臣のお話の中で安保条約の問題が触れられております。それによって米軍が駐留することに一つの法的な根拠を与えられたようでありますけれども、御承知のとおり、情勢は非常に大きく変化をいたしております。...全文を見る
○喜岡淳君 社会党の喜岡であります。総理にはよろしくお願いいたします。  与えられた時間が十五分ということでありますから、要点のみに絞ってお尋ねをいたします。  きょうの総理との質疑については、沖縄の百二十二万県民の皆さんが非常に大きな関心を寄せておることと思っております。こ...全文を見る
○喜岡淳君 政府として極力の努力をやっていきたい、そういう非常に明快な御決意を伺ったところであります。  さて、きょうこの委員会には沖振法の十年延長という問題がかけられております。この沖縄の復帰二十年間の発展ぶりは目覚ましいものがあるわけでありますが、しかし残念ながら有効求人倍...全文を見る
○喜岡淳君 総理の御決意はよくわかりました。  そこで、お願いがあるわけでございますが、ぜひ総理には一度沖縄へ行っていただきたい、こういう気持ちであります。先般の参議院のPKO特別委員会でも喜屋武眞榮先生の御質問に答えて、沖縄のために何なりと役に立つことはいたしたい、そういう御...全文を見る
○喜岡淳君 私の記憶違いでなければ、総理はこれも喜屋武眞榮先生とのやりとりの中で、早いうちに行きたいと、そういう希望を表明されたと思っております。ただ、一月は予算の関係とか国会の日程でだめだが、早いうちにという答弁をされておるかと思います。私は、やはりそういう趣旨からもして五月あ...全文を見る
○喜岡淳君 ありがとうございました。よろしくお願いいたします。  それと、最後になりましたが、八重山の戦争マラリアの問題であります。  これにつきましても、もう復帰二十周年、政府の方、厚生省の方は援護法にひっかからないのだ、こういうことでございますが、では従軍慰安婦の問題は何...全文を見る
○喜岡淳君 ありがとうございました。
03月27日第123回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○喜岡淳君 社会党の喜岡です。長官によろしくお願いいたします。  いろいろ質問通告しておったんですが、時間の関係で二十分しかございませんので、私は週休二日制の実施時期について、その件についてのみお伺いしたいというふうに思います。  きょう提案されておりますように、公務員の完全...全文を見る
○喜岡淳君 平成四年度のできるだけ早い時期に、そういうことではいよいよ目前の四月一日が一番早い時期として迫ってきたわけであります。実際の話として、では四月一日の実施が可能なのか、それは事務的にも。不可能だろうというふうに思わざるを得ないわけです。しかし、五月実施なら可能じゃないか...全文を見る
○喜岡淳君 今のお話、私は非常に疑問の多いお答えではないかと思います。  この新聞は、コピーですが、一九八八年十二月二十七日付の読売新聞でございます。これには、「政府広報 総務庁」、ここに広告が出ております。「国の行政機関は来年一月から第二・第四土曜日が休みになります。」「来年...全文を見る
○喜岡淳君 内々に準備をして年度中にやると決めていたから早かったんだというのは、全く説得力のない言葉だろうと思います。もう早くから、去年の夏から人事院は平成四年度の早いうちにやりなさいと、そういった勧告を出しておるんですから、準備ができていないと言う方が職務怠慢じゃないですか。そ...全文を見る
○喜岡淳君 二カ月ということが今大臣の口から聞かれたわけですが、私はこの二カ月というのは事務的にいってどうしても理解できないわけです。  時間の都合でお願いということになるかと思いますが、ぜひ検討していただきたと思うことがあります。  一つは、各省庁は昨年十二月二十七日の閣議...全文を見る
○喜岡淳君 勧告の制度の趣旨にもかかわってまいりますので、平成四年度の早いうちというのは四月でございます。それが無理ならばやはり五月にやっていただくことが、今職員の士気を高めること、年度末の仕事に忙殺されて、年度の初めの仕事でまた忙殺されて、まず、そういった職員に対する最大の国と...全文を見る
04月07日第123回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○喜岡淳君 おはようございます。社会党の喜岡淳であります。  きょうは大臣初め局長の皆さん、よろしくお願いをいたします。また、警察の方にも来ていただいておりますが、よろしくお願いいたします。  まず最初に、農水省の平成四年度の予算の中には中央競馬会に関係する国庫納付金の問題等...全文を見る
○喜岡淳君 では、畜産局長に具体的なお尋ねをいたします。  ことしの一月二十八日に私は中央競馬会を訪れました。その際、昭和六十一年六月十一日の件についてお尋ねをしております。  当時、日本中央競馬会の佐藤雄三理事、野村場外調査室長、山口進同次長が高松の場外馬券売り場の予定地の...全文を見る
○喜岡淳君 経過はいいですよ。
○喜岡淳君 監督業務をやっているかいないかだけ言ってください。
○喜岡淳君 いつ返事いただけますか。それを答えてください。監督指導というのはちゃんといつまでに答えを出しますと、それを言ってください。子供の使いですよ、そんなものは。
○喜岡淳君 ちょっと時間を延ばすような答弁はやめて、いつまでにしていただけるかと聞いたんですから、いつまでにやると言ってください。いつしていただけるか。もう三カ月以上たっていますよ。
○喜岡淳君 そういうお答えは去年もいただいております。去年も私はすっぽかされたままなんですよ。だから、何日と言って答えてください。信用せいと言ったって信用する方がばかじゃないですか。去年もだまされて、ことしもだまされて。日にちを答えてください。
○喜岡淳君 できるだけ早くというのは、一番早いのはこの後すぐだろうと思いますので、ぜひ今度は約束を必ず守っていただきたいと思います。  次に、農水大臣にお尋ねをいたします。  場外馬券売り場が昭和二十年代にスタートして、今日では全国で二十二カ所にまで広がってきております。どん...全文を見る
○喜岡淳君 これまでの国会答弁の会議録を繰ってみますと、場外馬券売り場は、全国各地方に存在するファンに対して、特定の地域へのファンサービスに偏ってはならないから、ファンの公平なサービスのために設置をするというのが典型的な御答弁の一つだと思います。もう一つは、場外馬券売り場を設置す...全文を見る
○喜岡淳君 検察庁の方にお伺いをいたします。  最近十年間の競馬におけるのみ行為検挙事件数、また検挙された人数、こういったものの実績はどういうふうに推移してきておりますか、お伺いしたいと思います。
○喜岡淳君 よく推移がわかりました。  ところで、警察庁の方にお伺いをいたしますが、場外馬券売り場がのみ行為防止に有効であるという考え方について警察庁はどういうふうに判断されておりますか。のみ行為の防止に場外馬券売り場が有効だというふうにお考えになっておるのかどうか、お尋ねいた...全文を見る
○喜岡淳君 摘発する最前線で御苦労いただいております。いわばプロの警察の方としても、そういった因果関係は立証できない、立証する資料すらない、こういう見解でございましで、農水省の見解は私はにわかに信じがたい、こういうふうなことがこの委員会で今明らかになったと考えております。  し...全文を見る
○喜岡淳君 やはり一定の制限が必要だというのが今のお答えだったと受けとめております。  ここで、農水大臣にこれはお答えをいただきたいんですが、去年の農水委員会で、これは衆参の農水委員会でありますが、当時の近藤大臣が、場 外馬券場の設置については現状のままでいきます、いろいろ基...全文を見る
○喜岡淳君 局長に具体的にお尋ねをいたしますが、検討を二回ほどされたというお答えでありますね、今。ことしに入って二回。去年はしてないんですか。
○喜岡淳君 附帯決議も衆参行われておりますし、大臣も三度にわたって委員会の場所で約束をされておる問題でございますから、早急に農水省としての基準についてのまとめをしていただきたいというふうに思います。  その際にぜひ検討にのせていただきたい、少なくともこれは検討しなければならない...全文を見る
○喜岡淳君 はっきり言ってくださいね。ここに座っておる人の中に、私、それで大げんかした人おるじゃないですか、関係ないと言ったから。思い出してくださいよ、知らぬ顔せぬと。関係ないと言ったじゃないですか、あなたは。違いますか。聞いていませんか、あなた。ほら、あなた動かなくていいよ。何...全文を見る
○喜岡淳君 皆さん方はそう言って答弁のときはうまく言うけれども、役所へ行って、地元の人が陳情に行ったり、我々が役所に行ったら、関係ない、そんなものは何も書いてない、土地利用計画の中で勘案しておるからという答えですよ。関係ないと言う、いつも。  私はそうは思いません。申請が上がっ...全文を見る
○喜岡淳君 いやいや、設置基準を聞いておるんですよ。
○喜岡淳君 ぜひそのお約束は守っていただきたいというふうに思います。といいますのは、この場外馬券売り場の設置基準、どこでもここでも設置していいのかどうか、この問題でございますが、これは一々法律とか何を言わなくても、農水省がやる気になれば他の省庁並みに規則とか告示ということですぐで...全文を見る
○喜岡淳君 まあ、同じ答えをいつもされておりますが、私が言いたかったことは何かといいますと、首長と自治会長、町内会長も全く違うということでしょう。全然関係ない人じゃないですか。町長さん、村長さんは公選されております。町内会長さんはたまたまそこにおった人が順番になる、あるいはくじ引...全文を見る
○喜岡淳君 のせられるかのせられないかだけ言ってください、テーブルにのるか。
○喜岡淳君 はい、わかりました。  それじゃ、最後に大臣にお願いをしたいと思います。短いお答えをいただきたいと思います。  今、局長のお話の中では、設置基準については他の公営ギャンブルも参考にして検討してみたいというお答えがございました。それで、この地元の手続の問題として、市...全文を見る
○喜岡淳君 ありがとうございました。  終わります。
05月20日第123回国会 参議院 国際平和協力等に関する特別委員会 第10号
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○喜岡淳君 社会党の喜岡であります。ひとつよろしくお願いいたします、  最初にお尋ねをいたしますが、タイにおいてここ数日、政府と軍による市民に対する流血の弾圧といいますか、惨事が起こっておるわけであります。これについて総理及び外務大臣の御見解を賜りたいと思います。どういう措置を...全文を見る
○喜岡淳君 報道によりますと、現地の混乱の状況もございますから、なかなか大使館からタイ政府に対する伝達といいますか、十分よくできていないように承知をいたしております。推移を見守るということも一つの考え方でしょうが、我が国はODAの実施に当たっては四つの原則ということが確立をされて...全文を見る
○喜岡淳君 私は、タイで今起きておる人権弾圧、自由と民主主義の破壊行動に対して日本がいつまでも手をこまねいて見ておる、こういう態度は、アジアにおいて重要な発言権を持つ我が国と発して許される態度ではないというふうに確信をいたしております。直ちに日本の立場、原則を踏まえた人権擁護の活...全文を見る
○喜岡淳君 違います。衆議院、参議院で出された政府の統一見解です。
○喜岡淳君 去る四月二十八日に矢田部理事が政府に統一見解を求めておりました。委員長の方からも、それに対する答えを出すという御発言があったと思います。したがって、四月二十八日の矢田部理事の質問に対する政府の統一見解、つまり回答、それは五月十八日に外務大臣が発言をされましたあの内容で...全文を見る
○喜岡淳君 この「外務大臣発言」という紙が矢田部理事に対する回答ですね、この紙が。
○喜岡淳君 私は、まだ今なお矢田部理事に対する回答は出ていないと考えております。  なぜかといいますと、矢田部理事が質問をした点はこういう問題なんです。国内法においても指揮権は懲戒権を伴うものではない。国連も指揮権には懲戒権を含まないとあるわけであります。全く国内の法律も国連の...全文を見る
○喜岡淳君 それは紙をひっくり返して裏から読めというのと同じなんですよ。矢田部さんが質問をされたことは、政府が従来懲戒権の有無をもって指図というのか指揮というのか、その分水嶺は懲戒権にかかわる問題なのだと、ここを問題にしておるんですよ、質問したのは。それに答えたというのなら、この...全文を見る
○喜岡淳君 もう一度聞きますよ。この紙のどこに懲戒権をめぐる見解の整理があるのかと聞いているんですよ。これが答えだとあなたは言ったんじゃないですか、今。
○喜岡淳君 もう一度言いますよ。これは会議録ですよ。矢田部さんが聞いたのは、懲戒権の有無をもって根拠とするということについてどうなのか、整理した答えをくれと言ったのでしょう。だったら、どうしてこの紙の中に、それについて今あなたが言ったようなことを書かなかったんですか。明記すればい...全文を見る
○喜岡淳君 これは部隊の配置等についての権限を根拠として書いておるんじゃないんですか、一番のところをあなたは何回も同じことを繰り返すけれども。部隊の配置等についての権限を根拠にしておるではないですか。矢田部さんの質問は、もう一回言いますよ、懲戒権の有無をもって分水嶺とするかどうか...全文を見る
○喜岡淳君 つもりだとかなどと言われたのでは困るんですよ。これが、文書で出たのが回答だとおっしゃるんでしょう。つもりとは何ですか、つもりとは。明確に読めるように書かなければ、つもりだなどと言われたんではかないませんよ。
○喜岡淳君 たくさんおっしゃらなくていいです。私の質問にだけ答えてくださいね。もう一回言いますよ。矢田部氏の質問は懲戒権の有無、これを分水嶺として指揮とか云々言われておるから、それについての見解を整理してほしい、それについて整理をしてくれというんだから、これにきちんと整理、書くか...全文を見る
○喜岡淳君 衆参の政府統一見解の上にこの外務大臣発言という紙があるんだというような御発言だろうと思いますが、この回答は、懲戒権の問題についての見解整理そのものについては触れられていないと、私はこういうふうにこの紙を読みますから、やはりこれは早く矢田部氏に対する回答を出していただき...全文を見る
○喜岡淳君 懲戒権をめぐる見解の整理については、整理を求めたのであって、今までのものを読み上げたからといってこれが答えになるなどということには私はならないというふうに思いますから、これは見解の相違とあなたがおっしゃるのなら、私は答えが出ていないという立場でこの問題を置いておきたい...全文を見る
○喜岡淳君 総理、いいですか、国内法で言う指揮権とこの国連のSOPで言う指揮権と何か違いがあるんですか。懲戒権をめぐりて何か違いがあるんですか。あるならある、ないならないと言ってください。懲戒権をめぐる何か違い、ありますか。
○喜岡淳君 私は質問をしておりますので答えるように、委員長、言ってください。
○喜岡淳君 国内法で言う指揮権と国連の方で言う指揮権と、懲戒権をめぐって有無があるとかなんとも言うが、この懲戒権をめぐって国内法と国際法との間に何らかの差異があるのかないのか。ないならないと言ってください。
○喜岡淳君 何回も同じことをまた言うようになりますが、私は懲戒権を伴う問題については全く同じだと思います。そういう意味からも、懲戒権が分水嶺などという従来の整理についてはやっぱりはっきりしてもらわなければこれが進まないというふうに思いますので、この点も説明が間違っておるということ...全文を見る
○喜岡淳君 はい。
○喜岡淳君 今おっしゃったじゃないですか。国連の職務に従うんですか。
○喜岡淳君 総理、ちょっと読み上げますから聞いてくださいよ。  私の手元にあるのは国連広報センターが出した書類です。国連の文書です。指揮権の所在についてはこう書いています。「国連平和維持活動に携わっている間は、各国が派遣した要員はその国の公務員としての地位を保つがこと、「地位を...全文を見る
○喜岡淳君 もう一度整理をして指摘しておきたいと思いますが、この外務大臣発言の一番にある問題ですね。部隊の配置等についての調整機能を取り上げることによって、こういう権限があるから指揮権とコマンドは違うんだ、指揮にはこういった部隊の配置等々についての権限を認めていないとか、それは私...全文を見る
○喜岡淳君 総理、よく聞いてください。これは総理、絶対お答えくださいよ。  今読み上げもれまして、「本国の役務に服する」とおっしゃいましたね。どこにそういう文言があるんですか。国連の文書にはそう書いているんですか。役務に服すと書いているんですか。
○喜岡淳君 もう一度、総理、お尋ねいたしますよ。  外務省が今仮釈をおっしゃいましたが、外務省の仮釈は仮釈でいいですよ。今我々が問題にしておるのは、国連の問題を問題にしておるんです。国連の広報センターというのがございますね。国連広報センターが出した正規の文書の中ではこう書いてい...全文を見る
○喜岡淳君 いやいや、「地位を保つ」ということと「本国の役務に服する」ということは、やっぱりこれは大きな違いがありますよ。どうしてこの立場で説明してくれないんですか。
○喜岡淳君 どうして国連広報センターの正規の文書を利用されないんですか。これ一本でいいじゃないですか。
○喜岡淳君 この国連広報センターの書き方からいきますと、当然この「地位」という考え方からいきますと、懲戒権は我が国にある、地位は保たれておるわけですから。日本人がPKOに出された場合、「地位を保つ」ということは懲戒権は我が国政府にあるんだ、しかし指揮権は国連総長のもとにあるんだと...全文を見る
○喜岡淳君 UNTACは、言うまでもありませんが来年の五月にカンボジアで選挙が実施をされますならば当然任務は終了になるわけであります。このいわば時限組織とでも言いますか、来年五月までの限られたUNTACの任務、組織、これに日本がどう参加するか、これだけの議論では私は国際貢献につい...全文を見る
○喜岡淳君 カンボジアの復興支援について、既に社会党の方からカンボジア復興支援策というのが発表されておりますけれども、私は復興に当たっては少なくとも四つほど重要な点があるのではないかと思っております。  やはり、カンボジアの自立をどう促進していくのかという問題は私は非常に重要だ...全文を見る
○喜岡淳君 カンボジアの復興という意味からも私はやっぱり非常に大事な問題は、この新しくできるであろう新政府が安定したものになるのかどうか、それが最大の要因ではないかというふうに思います。私どもの短いカンボジア滞在ではありましたが、これは外国の問題について干渉はできませんが、干渉す...全文を見る
○喜岡淳君 早急に考えるという御答弁でございましたが、早急に考えるという悠長なことでは私はだめだと思うんです。毎日毎日アンコールの遺跡はガラガラガラガラと崩れておるんですよ。今、毎日毎日崩れているんですよ。アンコール遺跡の人類的な文化価値を今御披露されましたが、そういう認識である...全文を見る
○喜岡淳君 しっかりとやっていただきたいと思います。  次に、自治大臣にお尋ねをいたしますが、地方公務員の場合はやはり今まで地方自治体、そこで職務をやっている、地域に貢献をするという縦割りで法律体系あるいは機構、さまざまなものがつくられてきたと思いますが、選挙監視とかそういう国...全文を見る
○喜岡淳君 どうもありがとうございました。  次に、運輸大臣及び海上保安庁の方に御質問をさせていただきたいと思います。  今度のPKO法案では海上保安庁の輸送業務の問題が法案には含まれております。もちろん、社会党の案の中にも海上保安庁が入っておるわけでありますが、保安庁につき...全文を見る
○喜岡淳君 私は驚いたんですが、殺人、強盗、強姦、放火、これに四十ミリ砲をぶっ放していいというのは、大臣驚きましたよ。どういうふうに、聞いておられまして感想を教えてください。これは大変なことですよ、こんなことをしたら。
○喜岡淳君 私も読んで驚きました。  海上保安庁は、海上における犯人の逮捕とかそういう際には、けん銃ということも当然これは持っておるわけですけれども、四十ミリ砲、三十ミリ砲というならば、犯人逮捕どころか、その辺の船なら沈没してしまいますし、一緒に乗っておる人はもうみんな死んでし...全文を見る
○喜岡淳君 私は、その派遣先での問題と派遣途上海上における問題については、先におっしゃりましたけれども、もう一度それは後で触れます。  それでは、次に尋ねますが、PKO活動で海上保安庁が行う業務というものは一体どういうことを想定されておるか、これについてお尋ねいたします。
○喜岡淳君 そうしますと、PKO業務に参加する保安庁の船は、例えば当面はカンボジアのことを例に挙げますと、日本からカンボジアヘ行く、そういった場合、武器を外して向こうへ行くのか、それともこういった武装をしたまま出かけていくのか、この点についてお尋ねいたします。
○喜岡淳君 ケース・バイ・ケースというお答えでありましたが、原則としては外して行くという理解でいいんですか。
○喜岡淳君 そういたしますと、今海賊の話とかありましたが、匪賊、山賊に続いて海賊が出てくるというもう非常にわからない議論になるかと思いますが、この場合、原則としては外していくが、今の御答弁では、洋上においてはいろいろケース・バイ・ケースが考えられるから、つけて行って派遣先で外す場...全文を見る
○喜岡淳君 そのあたりがまだはっきりしていない、非常にあいまいな答えが続いておるというふうな印象を持っております。  次にお尋ねをいたしますが、海上保安庁の巡視船あるいは巡視艇に装備しております機関銃、機関砲、これはどういう種類のもので保安庁全体で幾つぐらい持っておるのか。例え...全文を見る
○喜岡淳君 四十ミリ砲というと、これはいわゆる砲ですね。大砲の部類に入るかと思いますね、今大臣うなずいていらっしゃいますが。やはり四十ミリといえば大砲であります。警察である海上保安庁が大砲を積んでおるわけですね。これをつけて行くか外して行くのか、それもやはりケース・バイ・ケースだ...全文を見る
○喜岡淳君 「適当な構造、設備及び性能を有する船舶及び航空機」、ということは航空機にも四十ミリ砲はついているんですか。
○喜岡淳君 海上保安庁法の四条を今引用されましたが、四条で言う「適当な構造、設備及び性能」、このうちのどれが大砲を示しておるんですか。
○喜岡淳君 いや、設備というと、大臣、いいですか、設備という場合、船の設備というと船員さんのための食事をするところとか、ふろとか、これが設備だというのは当然わかりますよね。四十ミリ機関砲が設備でしょうか。設備という概念、私は全然理解ができませんが、これは国民だれが聞いても四十ミリ...全文を見る
○喜岡淳君 海上における治安の維持と言いますが、海上における治安の維持は保安庁の任務だと今おっしゃった。では、保安庁の任務というのはそもそも何ですか。私は一番最初になぜ保安庁の皆さんに敬意を表したかです。保安庁法を読んでくださいよ。第二条に海上保安庁の原則を書いておりますよ、保安...全文を見る
○喜岡淳君 私は、この海上保安庁法二条を読んで、保安庁の業務は海上における警察業務だというふうに言いましたが、これは大臣、間違いですか。
○喜岡淳君 基本的に海上保安庁は警察であると、それは私も納得しますし、これは国民の常識だろうと思いますし、職員の皆さんもそうでしょう。じゃ、警察が四十ミリ砲や三十ミリ砲を持っておりますか。私はだれに聞いてもこんなことはないと思うんですね。  なぜかと言いますと、海上保安庁は海上...全文を見る
○喜岡淳君 それじゃ、もう一度聞きますが、大臣、四十ミリ機関砲というのは武器か否か、これをお答えください。武器なのかどうなのか。
○喜岡淳君 武器かどうかと聞けば武器だと今次長さんおっしゃいましたわけですが、武器ならば、この武器がなぜ保安庁は所有できるんですか。それはやはり法的な根拠があると思いますが、それはどういうところですか、武器を持てるという根拠は。
○喜岡淳君 四十ミリ砲が武器だというわけでありますが、では保安庁法四条一項で言う「適当な構造、設備及び性能」ですね、この「適当な」というのは、大臣、どこまでのことを指すんですか、この「適当」という範囲は。
○喜岡淳君 次長さん、今の答弁は私ちょっと疑問を感じます。  軍隊的な組織でなければ持てないような武器、これが範囲だと言いましたね。海上自衛隊は国際的には軍と見られておるのは当然ですね、これは。海上保安庁の武器も四十ミリ機関砲、海上自衛隊の船にも四十ミリ砲はついておりますね。同...全文を見る
○喜岡淳君 だから、その具体的な装備の範囲はどこまでかと。適当だということの範囲ですよ。  じゃ聞きますが、あなたは今具体的に適当な設備として、私が適当な設備、四十ミリ砲が武器かどうかと言ったら武器だとおっしゃったから、四十ミリ砲が範囲なのかどうなのか。範囲に入っておるという認...全文を見る
○喜岡淳君 具体的なものでなければ判断ができないということでは、逆に言うと、どんどん適当な武器の範囲が私はエスカレートしていく危険性があるというふうに思いますが、そういうことは絶対ないんですか。明確な歯どめというものはあるんですか。
○喜岡淳君 私は、その見解は逆だと思うんですね。  海上保安庁法の二条で海上保安庁の仕事は海上における警察業務の遂行ですよ、そして海上保安庁法の二十五条では海上保安庁は軍事的行動はしない、軍隊ではないのだということも明記されておる。そうすると、おのずと保安庁が持てる武器の範囲と...全文を見る
○喜岡淳君 海上保安庁が手に負えないような相手については、これは自衛隊法上でも規定があるように、海上自衛隊がそこからは出動する。これは連絡をとり合うことになっておりますですね。ですから、相手がいかなる武装をしてこようともそれに合わせて海上保安庁が武装をエスカレートすることはまずあ...全文を見る
○喜岡淳君 それでは、これは運輸大臣にお尋ねをいたします。  海上保安庁が設置されたのは昭和二十三年のことであります。昭和二十三年に設置された当時、保安庁は保安官がけん銃を持っておるという状況であったと思います。したがって、昭和二十三年に保安庁がスタートしたとき、海上保安庁法が...全文を見る
○喜岡淳君 保安庁の沿革を見てみますと、昭和二十三年に創立された当時は、今も言いましたように、けん銃を持っておった。これは保安官個人が所有をしておったわけですね。設備の中に四十ミリ砲を、私はこれは当然大砲だと思うんですが、こんなものは当時設備としては全然予定をしていなかった、こう...全文を見る
○喜岡淳君 これは運輸大臣にお尋ねをいたしますが、こういった閣議了解があるんでしょうか。  昭和二十七年の出来事でありますが、当時の李承晩ラインをめぐって緊迫した状況があった。そして、正当防衛の問題でありますが、日本の巡視船は武装していないわけでありますから、正当防衛のような場...全文を見る
○喜岡淳君 そういうことも踏まえますと、やはり私は、こういった四十ミリ砲や三十ミリ砲をたくさん装備しておるようでありますが、この四十ミリ砲を持てる法律的な根拠を「設備」で説明しようとするのは、国民だれが聞いてもすんなりと国民の常識的に理解できるものではない、非常に設備という説明で...全文を見る
○喜岡淳君 急迫不正の場合どうするのか。この三十ミリ砲とか四十ミリ砲、機関銃、機関砲は撃てるんでしょうか。
○喜岡淳君 急迫不正の場合、銃は撃てるのか撃てないのか。これは運輸大臣、責任者としてお答えください、保安庁の責任者として。
○喜岡淳君 撃てると。正当防衛ということだろうと思いますが、撃てるという場合にどうして撃てるんですか、それは。その撃てるという法律的な根拠を示していただきたいと思うんです。
○喜岡淳君 海上保安庁法二十条によって警職法七条を準用するから、四十ミリ砲を撃ってもいいということですか。そういうことですか。
○喜岡淳君 警職法七条ですね。警職法七条では丁武器の使用」ということが書かれております。この警職法七条というのは、もう言うまでもありませんが、これは警察法六十七条を受けておるわけですね。警察法六十七条で警察官は小型武器を持ってよろしい。警察法六十七条では「警察官は、その職務の遂行...全文を見る
○喜岡淳君 大臣、どうですか、今のお答えは。海上保安庁の事情に合わせて解釈していいというようなこんなことあり得るんですか。小型武器ですよ。四十ミリ砲が小型武器に当たるのかどうか。
○喜岡淳君 答弁を求めておりますので、答弁できないと言われたんでは困るんですが。
○喜岡淳君 今の説明、私は納得できないからもう一回言いますよ、納得できない理由を。大臣、聞いてくださいよ。  海上保安庁法の十九条は「海上保安官及び海上保安官補はこ、個人はですよ、「その職務を行うため、武器を携帯することができる。」、これは個人なんですよ。四十ミリ砲なんか個人で...全文を見る
○喜岡淳君 ならないと言っているんですよ。だめですよ。四十ミリ砲とけん銃は一緒にならないですよ。何で準用できるんですか。
○喜岡淳君 小型武器を使っていいかでしょう。
○喜岡淳君 まあ、小型けん銃を使用する規定について、それで四十ミリ砲、いわゆる大砲の使用についてまで説明するなどというのが私は非常に恐ろしいと思いますよ。どんどんどんどんエスカレートしていくじゃないか、こんなことやっていたらね。私は大変問題だろうと思っております。したがって、これ...全文を見る
○喜岡淳君 総理に質問します。総理、今のどうですか。法治国家でここだけ法律が抜けていいなどというのはありますか、そんなものは。おかしいですよ、あんなのは。
○喜岡淳君 そういうことは全然説得力ないですよ。法律体系の中で、保安庁の法についてのみは設備で読みかえようとしているんですよ。今までずっと読み上げた麻薬取締官、自衛隊、税関職員、監獄官吏、入国審査官、入国警備官、警察官、海上保安官、全部所持できる、あるいは携帯保有できる、武器の種...全文を見る
○喜岡淳君 総理が新しい問題をまた持ち出してきたわけでありますが、私がさっきから言っておるのは、四十ミリ砲がなぜ設備なのかと。機関砲を持ってよいのならば、ここをよく聞いてくださいよ、機関砲、機関銃を持ってよいのならば、持ってよいといってどうして法律で明記しないんですか。みんな小型...全文を見る
○喜岡淳君 じゃ、ちょっと観点を変えて質問をいたします。  小銃、機銃及び機関砲、これらのものは、小銃については武器である、機関銃、機関砲は設備であると。別のものですか。同じグループでくくれるものですか、くくれないものなんですか、四条と十九条で説明するということは。
○喜岡淳君 小銃、機銃及び機関砲のうち、機関砲、機関銃については設備で、四条でずっと説明してこられた、持ってよいという根拠として。けん銃については十九条で持ってよいということを説明してこられた。つまり、けん銃と機関銃、機関砲は、四条、十九条、別々のもので保有を説明してきたわけです...全文を見る
○喜岡淳君 小銃、機関銃及び機関砲を「小銃等」などといって一くくりにしておりますから、この訓令は大変な結論に至っていくわけであります。  冒頭に大臣にお尋ねしたように、殺人、強盗、強姦、放火に対しては四十ミリ砲をぶっ放していいという訓令ですよ、これは。法律の、訓令の極めて不備な...全文を見る
○喜岡淳君 これまでの答弁の中では、緊急援助隊法が成立して以来幾つかの経験を積んできたと。実際に現地に行かれた方は大変御苦労されて、本当に御苦労さんだったと思います。  ただ、今までの幾つかの経験を踏まえた中から、今防衛庁長官がおっしゃったように、自己完結能力とかあるいは輸送能...全文を見る
○喜岡淳君 自己完結能力というのは自衛隊だけしか持っていない特殊固有の能力ではなくて、社会党が提案しております協力隊、ここも訓練をして装備を整えていけば自己完結能力は整うわけであります。ただ、命ずぐどこがあるかというとそれは自衛隊だというのならわかりますが、やはり社会党案の協力隊...全文を見る
05月27日第123回国会 参議院 国際平和協力等に関する特別委員会 第12号
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○喜岡淳君 社会党の喜岡です。よろしくお願いします。  カンボジアの集中審議に当たって、非常に重要な問題でありますので、最初にお尋ねしておきたいと思います。  まず、塩川自治大臣にお尋ねをいたしますが、去る五月二十三日、大阪府庁におきまして、次のように発言されたという報道がご...全文を見る
○喜岡淳君 やはり解散、選挙というのは脅迫であるというような概念を持っておられたということを言われたわけですね。  それからもう一つの問題は、社会党が力ずくならあり得るかもしれないという問題について考えてみたいと思います。参議院の今特別委員会できょうはカンボジアの集中審議さえ行...全文を見る
○喜岡淳君 審議を尽くすわけでありますから、自治大臣もそういう前提に立ては、こういう発言は私は出てこないというのが常識だろうというふうに思います。私は自治大臣御自身の見識とお考えを聞いておるわけです。人のせいにしないでいただきたいと思います。御自身の御意見はどうですか。
○喜岡淳君 国会で議論をやっておる問題でございますから、軽々に行政府の方がこの問題に立ち入った発言をするということは、私ばこれは非常に問題だろうというふうに思っております。その点についてはどういうふうにお考えでしょうか。
○喜岡淳君 この問題につきましては、今参議院におきまして整然と議論を進めておりますし、これは審議を尽くすという前提でやっておるわけであります。国会の審議こそが原則であり、優先されるべき大前提だろうというふうに思いますので、この原則について再度求めておきたいというふうに思います。 ...全文を見る
○喜岡淳君 見せしめなのか、首絞めなのか、そういう意味が新聞ではいろいろおもしろおかしく、見せて絞めるのだというように非常に新聞で解説などが出て、ますます国民の中には外務大臣の真意を疑いたい、こういうような反響が昨今特にマスコミ関係でも頻繁に報道されております。私は一国の外交を預...全文を見る
○喜岡淳君 さっき大臣は、お話の中で、演説会だからおもしろおかしくなどとおっしゃっておるけれども、新聞報道でもこういった重要な問題について、「会場の爆笑を誘った」などと書かれておるわけです。そういう受けとめ方なんです、聞いておる方は。会場の参加者のほほ笑みを誘ったというならば、こ...全文を見る
○喜岡淳君 こういった発言は従来もあったと思います。例えば政府が重要法案を審査する際には、これまでも国会では会期延長という方法で延長して成立するまで粘り込んでいく、こういう方法もとってきたのは事実でしょう。国会というのは会期が決まっておるから、その間に国民の合意が得られるのか得ら...全文を見る
○喜岡淳君 こういった所管大臣の責任放棄とも言われるような発言が出ておるようでは、私は非常に問題だろうというふうに思います。  言うまでもなく、外務大臣の発言に対しては、私は外務大臣と同時に総理についても御質問をしたいと思います。  極めて単純な質問をして恐縮でございますが、...全文を見る
○喜岡淳君 では、どうして外務大臣のこういう発言が、つまり解散の議論が出てくるんでしょうか。  しかも、この解散の発言をされておるのは外務大臣お一人ではないですね。五月二十三日、くしぺも全く同じ日ですよ。五月二十三日の午後に全国で一斉に発言されておるわけですね。中曽根元総理は、...全文を見る
○喜岡淳君 参議院の本会議でも、総理大臣に御答弁いただきました。しかし、こういった一連の事実を国民の目から見たら、当然これは内閣の中で何らかの意思一致が行われておるのではないかと見ない方が不思議でしょう。だれが見たって、これだけ一斉に主要な人たちが発言をすれば、ああこれはもう内閣...全文を見る
○喜岡淳君 総理、この点を一点確認したいと思います。  国会の審議を尊重していくというのが、私はまず何よりも大原則だろうというふうに思います。今、国会で審議をしているときに、総理の任命されたそれぞれの国務大臣が、総理が憲法六十八条に基づいて任命をされた各国務大臣であるその人たち...全文を見る
○喜岡淳君 今までの御答弁を聞かせていただきましたけれども、やはりこの見せしめ発言というのは、国会における自由な審議、審査、各会派の自由な墾言、これに対する重大な政党政治の否定であるというふうに私には受けとめられてならないわけであります、  次に、外務大臣にお尋ねをいたします。...全文を見る
○喜岡淳君 一部報道によりますと、UNTACのヘリコプターが撃墜をされたという報道もございました。四月末に私どもがカンボジアヘ行って各方面に聞いて回ったところでも、そう簡単ではないぞと。プノンペンのある日本人にお聞きをしたところ、ポル・ポト派がそんなに簡単にやめることはないだろう...全文を見る
○喜岡淳君 私の手元にインドネシアで発行されております英字新聞、ジャカルタポストの五月七日付号がございます。皆さんのお手元にお配りをしておりますのでぜひ目を通していただきたいと思います。全部を読みますとあれですので、仮釈をした部分の私の引用したいところだけ読み上げさせていただきま...全文を見る
○喜岡淳君 この衝突事件が十八日間も続いておるということでありますが、こういった衝突があっちこっちで起きていくことになりますと、これが積み重なればなるほど、やはりUNTACの部隊とゲリラとが衝突する危険性について果たして排除できるのかどうか。従来から多くの人たちが心配をしてきたよ...全文を見る
○喜岡淳君 もう一度外務大臣に確認をしておきたいと思います。  UNTACとゲリラが交戦する可能性は絶対ないと断言でき得るかどうか。ここだけ答弁ください。
○喜岡淳君 外務省として、また政府としてもUNTACがゲリラと交戦する可能性を完全に否定したのではない、こういうふうに受けとめておきたいと思います。  それでは続きまして、カンボジア援助の問題についてお尋ねをいたします。  まず最初に、気になっておる問題が一つありますので、こ...全文を見る
○喜岡淳君 質問するつもりはなかったんですが、御答弁いただいてありがとうございました。  どうしてこの問題言うかといいますと、やはり援助ということに当たってはしっかりした準備、援助の理念、援助の立場、こういうことが非常に重要だということをこの事件は示しておるだろうというふうに思...全文を見る
○喜岡淳君 援助に当たっては相手の立場に立ってというお答えでございましたし、そのとおりだろうというふうに思います。  ここで、きょう清水さんには参考人でお越しをいただきましてありがとうございました。お忙しいところ済みません。  清水さんは、カンボジアの難民の皆さんがタイの方で...全文を見る
○喜岡淳君 どうもありがとうございました。  カンボジアの状況がゼロからの出発ところではなくてマイナスからの出発ということでございましたが、それを聞いて非常によく感じがつかめたと思っております。それで、私の聞いておる範囲の中で考えておるわけですが、やはり援助に当たっての基本理念...全文を見る
○喜岡淳君 大使館の職員の方もホテルの中に仮住まいをして、そのホテルの同じフロアにまた大使館事務所が仮住まいをしておる。ですから、仕事と生活がもう全く入り混じって、一日じゅうが仕事であると。もちろんカンボジアの事情が事情ですから、仕事は仕事、プライベートな生活はプライベートな生活...全文を見る
○喜岡淳君 大蔵省にお尋ねをしておきたいと思いますが、人員、装備、必要な予算はやはり当然つけるべきだろうと思いますが、その点はどうでしょうか。
○喜岡淳君 それでは続きまして、カンボジア支援の非常に重要な関係を持っておりますUNTACの財政について外務大臣にお尋ねしたいと思います。  一九九二年、ことしの四月から十月までのUNTACの予算、四月から十月まで当初予算案では、原案七億六千四百万ドルだった。しかし、これが二〇...全文を見る
○喜岡淳君 そこで、具体的にお答えをいただきたいんですが、この六億六百万ドルがきちんと期間内に集まるのかどうなのか、その見通しはどうですか、集まりますか。
○喜岡淳君 このUNTACの予算は、アメリカ、ロシアの現実を見てもなかなか難しいだろうというふうに悲観論が強まっております。それはもう報道のとおりだろうと思います。  さらに、UNTACの総予算、来年七月までの十七億二千百万ドル、見積もりを出しておりますが、これは今なお国連総会...全文を見る
○喜岡淳君 それでは、この東京会議に関連して、清水参考人に御意見を聞かせてもらいたいと思うんです。  かねがねNGOの皆さん方は、この六月会議で正式な参加者として参加させてもらいたいという強い要望が出てきておりますが、この点について御意見を聞かせていただきたいと思います。
○喜岡淳君 ぜひ、外務省の皆さんにはそういう方向で、NGOの皆さんも正式のメンバーとして正式参加の方向で御尽方いただきますように、強くお願いをしておきたいと思います。やはり、議決権もなくオブザーバーということで参加をしても、なかなか発言の機会、決定権というものはございません。カン...全文を見る
○喜岡淳君 大臣には重ねてお願いをしておきたいと思いますが、やはり開催国として積極的にNGOの正式参加ができるように、残された時間、御努力いただきますようにお願いしておきます。  それから、もう一つ清水参考人にお伺いしたいんですが、現地では皆さん当然普通の生活をされておると思う...全文を見る
○喜岡淳君 カンボジアを尊敬する、そういう意味ではやはり危険を感じないというか、非常に向こうの方を尊敬して、信頼関係ということが前提であると今受けとめさせていただきました。どうもきょうはお忙しいところをありがとうございました。  それから、時間の都合がございますので、次にカンボ...全文を見る
○喜岡淳君 それでは具体的に通産大臣、運輸大臣、郵政大臣、それぞれのやりとりにつきましては、今から関連して田先生の方から質問をいたしますので、よろしくお願いいたします。
○喜岡淳君 自己完結型の問題が今、田先生の方から指摘されましたけれども、やはり間違った見解については直ちに撤回をしていただくようにお願いをしておきたいと思います。  最後になりましたが、文民警察の問題でお尋ねをさせていただきたいと思います。  去る五月十一日、本委員会におきま...全文を見る
○喜岡淳君 国連の方では文民警察は三千六百名が必要だというのに対して、四百三十名と今おっしゃったんですか。現在四百三十名ですね。文民警察の状況が非常に穴があいておるといいますか、全然集まっていない状況がこれで明らかだと思います。  それで、この文民警察の派遣の問題につきましては...全文を見る
○喜岡淳君 緊急な援助ということが求められておるときに、やはり現行法のもとでできる範囲のことを積極的にやっていく、こういう姿勢がなくて、PKO法案ができなければ何もできない、こういった後ろ向きの姿勢で我が国が積極的に援助するなどというのは私は無理があると思います。  最後に、重...全文を見る
09月03日第124回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第1号
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○喜岡淳君 社会党の喜岡です。どうぞよろしくお願いします。  きょうは、人事院勧告についての質疑ということになっております。この人事院勧告は、もう言うまでもありませんけれども、労働基本権の代償措置として行われておりますが、この人事院勧告の制度がつつがなく実行されるかどうか、これ...全文を見る
○喜岡淳君 私は、個人の問題だという感覚は納得できません。官房副長官という内閣を預かる要職の人であります。  調べておられますか、この事実について聞きましたか。心配されているでしょう、報道されておるんですから。相棒でしょう、相棒と言ったら言葉は失礼ですけれども。貴重な人じゃない...全文を見る
○喜岡淳君 では、官房長官、この副長官の問題については事実を調べていただきたいと思いますが、そのおつもりはありますか。
○喜岡淳君 私は、副長官の問題も含めて官房長官にお願いをしたいと思いますが、すべての閣僚に対して、私は事実を調べていただきたいと思います。そういうおつもりはありますか。
○喜岡淳君 それはもう全然筋が違います。私は筋が違うと思いますね。司法の方は司法の方で調査するでしょう。官房長官は官房長官としての政治上の道義というものを感じておられないんですか。あなたの内閣じゃないですか。責任持って一人一人調べて、潔白なら潔白、そのことによって自分の内閣は清潔...全文を見る
○喜岡淳君 官房長官は、政治倫理綱領についてどういう御理解を持っておられますか。
○喜岡淳君 この政治倫理綱領の中には、言うまでもありませんが、こういう一文がございます。「われわれは、政治倫理に反する事実があるとの疑惑をもたれた場合にはみずから真摯な態度をもつて疑惑を解明し、その責任を明らかにするよう努めなければならない。」こういうことが書かれておりますので、...全文を見る
○喜岡淳君 私は、極めて残念です、そういうお答えが。官房長官として泥をかぶって自分の責務を果たそう、そういう積極的な姿勢は一切聞かれませんね、今のお話では。あなたは何ですか、官房長官は何するんですか、そうしたら、内閣のこんなに大きな問題抱えて。金額からいったって、従来の共和とかリ...全文を見る
○喜岡淳君 ことしの四月十三日に宮澤総理が労働団体の方とお会いをしたときにも次のような約束が行われております。宮澤総理がおっしゃったことは、人事院勧告については、基本的に人勧尊重という立場に立っているので、国政全般とのかかわりもあるが、それよりも適正に対処してまいりたい、こういう...全文を見る
○喜岡淳君 大変残念なお答えであります。国政全般を見ながらということが、ともすれば政争の具に使われるなどということがないように強く要望しておきたいと思います。勧告が出た以上は、代償措置でございますから直ちにやるというのが私は本筋だろうというふうに理解をいたしております。  そこ...全文を見る
○喜岡淳君 官房長官は景気の回復に対して急いで措置をとるというお考えでしょうか。緊急性を感じておられますか。
○喜岡淳君 緊急に手を打つことの必要性を今官房長官はおっしゃいました。緊急に手を打つためには、早く臨時国会を召集するというのが、これはもう当然のことだろうと思います。  もし、いろいろな政治事情などを考え過ぎて、ずるずるといくならば、それは逆に日本経済を悪化させているということ...全文を見る
○喜岡淳君 それでは、総務庁長官にお尋ねをいたします。  人勧制度の理念については、代償措置だということで今お聞きをいたしました。従来からも差額支給の問題が議論されてまいりましたが、通常国会が一月召集になっております。そういう意味では給与法の改正が一体どの時点で行われるのか。今...全文を見る
○喜岡淳君 総務庁長官にお尋ねいたしますが、十二月通常国会が一月常会に変わりまして、やはり年内支給というものがどうなるのだろうか、そういう心配は各地で聞かれております。と同時に、私たち心配しますのは、これまでの議論の中にも出てきたように、この佐川問題の成り行きとか、いつも言われる...全文を見る
○喜岡淳君 年内完全実施、年内支給のための仕組みづくりとしては、やっぱり今おっしゃったように財源問題は避けて通れません。その際に、財源を当初から組んでおったからといって、それで果たして予断を与えるでしょうか。人事院は独立した組織として科学的なデータ分析、収集を行います。そして、デ...全文を見る
○喜岡淳君 十分、総務庁長官に対して信頼をして尊敬いたしております。  ただ、毎年毎年、同じ質問と同じ答えが繰り返されていく。言えば、書いてしまえば終わることなんですね。言うことなんですから書けるはずでしょう。同じことをいつも聞いて、答えて、それならもうちゃんと明文化しておく。...全文を見る
○喜岡淳君 どうもありがとうございました。
12月08日第125回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○喜岡淳君 官房長官にお尋ねをいたします。  通常国会が一月召集にかわっております。給与法案は今審議をいたしておりますけれども、ことしは臨時国会があるものですからここで給与法の改正審議をやっております。しかし、毎年毎年臨時国会が秋にあるかどうかというのは、これは確定した問題では...全文を見る
○喜岡淳君 信頼関係ということでありましたけれども、臨時国会を召集するというおつもりでしょうか。給与法の改正案を審議しなければならない、年内支給はしなければならない。やっぱり臨時国会を召集すべきだというお考えですか。
○喜岡淳君 給与法の改正というのは、国会の審議ということを手続としてやらなければなりませんから、つまり法定主義でありますから、やっぱり国会が開かれなければならないというのは当然だろうと思うんですね。そこで、臨時国会なりを召集するにせよ、いずれにせよ、国会を開催しなければならないた...全文を見る
○喜岡淳君 昭和五十九年の参議院の内閣委員会で、そういった人事院勧告の義務規定、尊重規定、努力規定等々のやりとりをやっておったようでありますけれども、その会議録を読んでみましても、私は非常に疑問を感じております。法律上尊重規定とか努力規定を入れようが入れまいが政府としては何ら変わ...全文を見る
○喜岡淳君 一月常会に伴って、公務員の中に士気が低下することのないように、ぜひ年内早期完全実施のルールづくりについてお願いをしておきたいというふうに思います。  それから、今のお話の中にもありましたように、国政全般との関係ということがよく言われております。ことしの閣議決定は十月...全文を見る
○喜岡淳君 経済企画庁の方にお尋ねをいたしますが、平成四年度の「経済見通しと経済運営の基本的態度」というものを閣議決定されておりますね、ことしの一月二十四日に。あの中で、平成四年度一人当たり雇用者所得の伸び率はどういうふうに見込んでおられましたか。
○喜岡淳君 今のお話で四%ということでありました。経済企画庁は勤労者の所得の伸びが四%という見通しのもとに我が国の経済運営を提案されておったようでありますが、公務員についての給与改善費は一・五%しか組まなかった。これは余りにも違い過ぎると思います。確かに経済の見通してありますから...全文を見る
○喜岡淳君 給与改定に影響を与えるということを今言われました。私、前から気になっているんです、この言葉は。九月三日の内閣委員会のときにも岩崎大臣おっしゃいました。人事院というものが独立した機関である限りは、どのようなことがあろうとも冷静に人事院は対応して、科学的にデータを集積して...全文を見る
○喜岡淳君 私は当然だろうと思いますから、これから給与法の審議に当たって、予断を与えるなどという人事院に対する失礼な発言はこれ以降もう使わないでいただきたいというふうにお願いをしたいと思います。  最後になりましたが、来年度、平成五年度の予算編成に当たって給与改善費は一体どのく...全文を見る
○喜岡淳君 終わります。ありがとうございました。     ―――――――――――――
12月09日第125回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○喜岡淳君 喜岡でございます。  この佐川の問題で一番国民の中にある率直な疑問は、どうして佐川だけが甘いのか、どうも佐川にだけは運輸行政が甘いのではないかというような疑問があると思います。  先般も新聞を読んでおりますと、相模原市の十三歳、中学生のこういう投書がありました。 ...全文を見る
○喜岡淳君 時間の都合で質問に対する答えは簡潔にお願いしたいと思います。  今の御説明は事実経過の単なる報告でありましょう。許認可責任官庁としてどういう問題があったのかについては一切反省の御発言はなかったと思います。こういった全国十カ所にわたる違法ターミナルが一斉に摘発をされて...全文を見る
○喜岡淳君 担当の職員が個人のミスではないとおっしゃいましても、都市計画法に精通していないからなどというのは、運輸大臣、あり得ないことでしょう。  これは、「一般区域貨物自動車運送事業の免許申請について」、当時の高松陸運局長名で出された書類でありますが、これはまあどこの運輸局で...全文を見る
○喜岡淳君 連絡をとればよかったのをとらなかったとおっしゃりたいんでしょうけれども、そんないいかげんな運輸行政が行われておるとすれば、運輸行政そのもの全体が問題でしょう。所管していないから、他省の法律だから精通してないなどというのも、これまたやっぱりおかしいですよ。運輸大臣、そう...全文を見る
○喜岡淳君 この証明書なるものは、運輸大臣もう御存じだろうと思いますよ、たびたび問題になっておりますから。この証明書なるものは都市計画法四十三条をクリアしたということは一切書いてないわけですね。昭和五十四年に認可しなかったのは、この百七十五番地の一は市街化調整区域だから都計法にひ...全文を見る
○喜岡淳君 こんなことは行政の当たり前でしょう、大臣。御承知のとおり都市計画法四十二条をクリアする、これは建設省のサイドでしょう。そして、運輸省へ申請書に書類が添付されてくる、そのときにこんなまがいものの書類があったらだれだっておかしいと思って市に電話するんですよね。どうして佐川...全文を見る
○喜岡淳君 そうしますと、建築確認申請は松山の場合どういうふうになっておりましたか。
○喜岡淳君 松山の場合には、私たちの調査に対して支局の方はこうおっしゃいましたね。いずれにせよ、市長の判こをついたものがあるんだ、だから当然それを信用して認可をしたんだというふうにおっしゃいました。しかし、私が疑問なのは、この市長の印をついた紙が決定的な役割を果たしたというわけで...全文を見る
○喜岡淳君 大臣、お聞きになっていて当然疑問をお持ちだと思いますよ。こんな紙でオーケーなんですよ。ほかの会社もこんなことをやっているんですか。認められるんですか、こんな、私よりは字が上手か下手かは言いませんけれども、子供が見たってこんなものは公式の証明書類でも何でもない。ほかの会...全文を見る
○喜岡淳君 さっきの局長の答弁の中に、申請書が上がってくる、そのときの添付書類の中には建築確認の確認書をつけておくんだと、そこで市街化調整区域のチェックをするというふうにおっしゃいました。  ところで、お尋ねをいたしますが、渡邉廣康さんの東京佐川、この東京佐川から移ってきた埼玉...全文を見る
○喜岡淳君 この東京佐川から埼玉佐川に賃貸契約が結ばれておりますけれども、私が手元に持っております、これは運輸省からいただいた書類ですね、全国十カ所の違法ターミナルがあったと。そのうち少なくとも四つぐらいはいただけたわけでありまして、その四カ所ではどのような申請書類を添付したのか...全文を見る
○喜岡淳君 ちょっと建設省の皆さんにお願いしたいと思います。  佐川急便は、ずっと質疑をしてきたように全国十カ所で違法ターミナルが摘発をされております。私たちは佐川に対してのみ都市計画法四十三条のチェックが意図的に不正確にやられたのではないかというふうに思っております。少なくと...全文を見る
○喜岡淳君 建設大臣、お願いしておきたいと思いますが、今言いました五社の名前はわかりました。残りが二十数社あると思いますので、近いうちにぜひ教えていただきたいというふうに思います。よろしいでしょうか。
○喜岡淳君 どうぞよろしくお願いいたします。  その上で運輸省には改めて名前がわかり次第、その会社は一体どのような添付書類をつけて申請をしたのか、この添付書類を請求させていただきたいと思います。そうすれば佐川だけ甘かったのか甘くなかったのかは証明できると思います。逆に運輸大臣、...全文を見る
○喜岡淳君 私は根本的な疑問を覚えますが、大臣、十カ所は違法だった、どうしてそのときにすぐに停止させないんですか。当然取り消しですよ、違法なんですから。しかも、まだやっておるところが三カ所あるとおっしゃったんですか、今。大臣、これはどういうふうに理解したらいいんですか。違法行為を...全文を見る
○喜岡淳君 大臣、それはおかしいですよ。違法営業を認めておるということを今言ったんですよ。違法営業を認めるんですね。今やっているんですから、違法営業を堂々と、違法営業を認めますね、運輸省は。
○喜岡淳君 トラックの事業法ですね、あの二十五条の中には停止させるという概念があるでしょう。違法行為がはっきりした時点で停止させたらどうですか。違法営業を認める許認可官庁がどこにあるんでしょうか。これは国民の常識です。時間を与えるとかいろいろおっしゃるけれども、今現に違法行為が行...全文を見る
○喜岡淳君 来年度までは違法営業を許すということが今の答弁の本当の言葉の意味でしょう。そういうことでは幾ら再発防止をすると言ったって不可能ですよ。もうありませんと言ったって、それはなかなかだれも信用しない。私は、しかしそんなことを言ったってまたまた佐川の違法行為が根絶されないよう...全文を見る
○喜岡淳君 大蔵大臣、総務庁長官にお尋ねしたいと思うのですが、私は四十七名の、いわゆるトラックGメンといいますか、私が勝手に名前使って悪いですが、そんな方、四十七名の方で四万社以上の事業者を監督するのはどだい無理でしょう。ですから、私はこの際、佐川の再発防止を政府が決意するならば...全文を見る
○喜岡淳君 これは行監の方にお願いをしておきたいと思いますが、最近の物流に対する行政監察は昭和五十七年にやって以来もう長い間やっていない。これはきちっとやっていただかなければ、どうして佐川スキャンダルがあるときにやらないのか、これまた佐川隠しかと言われないように直ちにこの監察をや...全文を見る
○喜岡淳君 今度処分をされたようでありますが、防衛庁長官にこの処分の理由と内容についてお尋ねいたします。
○喜岡淳君 あってはならないということがあったわけであります。  防衛庁はシビリアンコントロールについて一〇〇%確保できておるという自信がありますか。総理は、その最高責任者としてシビリアンコントロールが一〇〇%確保できておると。自信のほどはどうでしょうか。
○喜岡淳君 いつもそういう答弁です。ないんだと。たまたまなんだ、個人の問題だと。これが歴代の答弁を調べてみますと、みんな同じですね。三無事件のときもそうでしたね。それから三島由紀夫のときもそうでしたね。いつも同じ答弁です。個人なんだと。  一九八九年十二月七日、当時の松本防衛庁...全文を見る
○喜岡淳君 この本の名前は「日本を襲う国際謀略の魔手」という本であります。この奥付を見ますと、一九八八年六月十日になっております。ですから、今言いましたように、当時の防衛庁長官が、もうそのほかのことを考えるようなことなんかないんです、「到底考えられません」と、そういうことを言って...全文を見る
○喜岡淳君 そもそも、この柳内三佐という方はクーデターについては悪いものとは全然思っていないんです。  一九八七年六月十六日号の週刊プレイボーイにもそういうことをちゃんと書いています、本人は。「柳内 私はクーデターを悪いとは思っていません。」、はっきり言っておりますね。このとき...全文を見る
○喜岡淳君 再発防止については、具体的に私は国会の場所に発表していただきたいと思います。検討する検討すると言って、従来も具体的なことは聞かされてまいりませんでした。もうこれで終わりだこれで終わりだとずるずる来て、何かが起きればこれは個人のせい、これではやっぱり私はシビリアンコント...全文を見る
○喜岡淳君 私は、別に、自衛官の人だから物を言ったらいかぬとかそういうことは一切思ってもおりませんし、言ったつもりもございません。ただ問題は、言論の自由といえども、クーデターを容認してそれをどんどんとマスコミを使って宣伝することは絶対許されないと思うわけです。  あの楯の会のと...全文を見る
○喜岡淳君 きのうの夜のテレビでも、アメリカの新聞が、ニューヨーク・タイムズですか、大きな写真入りの報道が行われておりました。日本の右翼や暴力団と政治の中枢が一体化しておるんではないか、そういう国とは危なくてつき合いはできないと。アメリカでは相手がギャングだと、あるいはマフィアだ...全文を見る
12月10日第125回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○喜岡淳君 私は、ただいま可決されました一般職の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議、民社党・スポーツ・国民連合、連合参議院及び日本新党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたしま...全文を見る