喜岡淳

きおかじゅん



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喜岡淳の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月23日第126回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○喜岡淳君 社会党の喜岡淳です。総理を初め関係閣僚にはよろしくお願いをいたします。  最初に、総理の心境についてお尋ねをいたします。けさ各紙は一斉に大手ゼネコンの十億円献金問題を報道いたしました。公共事業の三%が相場であったということも報道されております。ついに国民が持っておっ...全文を見る
○喜岡淳君 建設大臣にお尋ねをいたします。  今回建設業界の構造的な問題が露呈をされたように私は思っております。特にこの業界については、非常に使途不明金の多い業界としてかねてからたくさんの指摘を受けてきておったはずであります。建設大臣は今後ゼネコンの各社に対して一体どういう御指...全文を見る
○喜岡淳君 総理に使途不明金の対策についてお考えを伺いたいと思います。  このやみ献金がいとも簡単に使途不明金として処理されておる、何とも言えないですね、国民から見れば。確定申告の時期も終わりましたけれども、いとも簡単ですよ。私は、そういう意味では企業の使途不明金について、これ...全文を見る
○喜岡淳君 今度は自民党の総裁としての立場でお聞きをいたします。  今度の金丸氏の手元に入ってきた金の一部は個人の私財となっておりましたけれども、多くの金は経世会のために使われておったんではないでしょうか。それは自民党の皆さんの選挙の金にもなっておったはずであります。そういう意...全文を見る
○喜岡淳君 所得税減税の件で大蔵大臣にお尋ねをいたします。  よくこれまでの答弁の中でも、減税をしてもその分は貯蓄に回ってしまうんだということをたびたびおっしゃっておられるわけですが、一体その根拠はどういうところにあるんでしょうか。なぜそういうことが言えるんでしょうか。
○喜岡淳君 お手元に資料を配付させていただきましたけれども、この資料の中でも明らかなように、平成元年、二年、三年、四年、可処分所得のふえたうちの七割前後は消費の方に回っておることが証明されております。消費に回るのは当然なんですよね。  そこで、総務庁長官にお尋ねをいたしますが、...全文を見る
○喜岡淳君 このお手元の資料のとおり七割前後は消費に回っておる。貯蓄に回っていくというのは本当に一部だろうということがわかると思います。  そこで、大蔵大臣と総理に再びお尋ねをいたします。  消費の低迷ということが指摘をされておりますけれども、一体その原因についてどうお考えで...全文を見る
○喜岡淳君 総務庁の家計調査報告、平成四年の速報、これによりますと、勤労者世帯の可処分所得の伸びは実質わずか〇・五%、消費も実質わずか〇・五%。その低迷しておる最大の原因は、税の負担が六・一%も伸びておるということが明らかになっております。私は税の重たいことが消費を低迷さしておる...全文を見る
○喜岡淳君 昭和三十年代、所得税の負担割合は四%台で推移をいたしておりますが、四十年代、五十年代に入り五%台で推移をいたしております。そして、六十年代には六%台、ついに今や六・三四%、最大のピークに上り詰めておりますね。私、改めて所得税減税を早急に実施するように要求をしておきたい...全文を見る
○喜岡淳君 さて、運輸大臣にお尋ねをいたします。  平成二年、愛媛県の町議会議員に対して右翼団体のメンバーが街頭演説を行った際に、大臣御自身はもう一人別の右翼のメンバーの方に相談をして金銭解決を図ったということについて、事実かどうか。事は重大でございます。納得のできる詳しい御説...全文を見る
○喜岡淳君 右翼ということでありますが、警察の方にお尋ねをいたします。  この右翼団体誠友会の富里二郎会長、また越智大臣が直接御相談に行った、知った方という政経維新塾の平木譲司さん、この二人は地元では暴力団員というふうに世間は見ておりますし、私も調査の結果、そういう調査結果を得...全文を見る
○喜岡淳君 大臣、この事件は右翼じゃなくて暴力団がやっておるということが判明をいたしました。  暴力団のこういった街頭演説等々による金銭の恐喝事件については、警察にお尋ねをいたしますが、私は警察の皆さん方が現場で大変御苦労されておることに対して敬意を表しておるものでありますが、...全文を見る
○喜岡淳君 私は警察の言うのが当然のことだろうと思います。どこの世界に、実際にあったから情けない話なんですけれども、こういった暴力団の問題に対して毅然とした態度がとれない政治家、閣僚経験者がどこにおるんでしょうか。  しかも、大臣が相談したという方、その平木さんという人、どうい...全文を見る
○喜岡淳君 それはもうだめですよ。僕の質問の答えじゃないわ。明らかになったじゃないですか、関係者だということが今、知らない知らないと言ったって。
○喜岡淳君 知らない知らないと言ったってだめだよ、答えているんだから。何で知らないんだ。警察ははっきり言っているじゃないか。何が知らないだよ。警察庁は答弁しておるじゃないか。わかったじゃないか。わかったんだから、ちゃんと答弁すればいいんだよ。  知らないと言うんじゃなくて、今、...全文を見る
○喜岡淳君 じゃ、今わかったわけですから、あなたは政治家として間違った態度をとったのか、そんなことは全くない、何一つ私は非の打ちどころはないと言えるのか、はっきりと言ってください。
○喜岡淳君 わかったから、どう責任を感じておるかという質問でしょう。
○喜岡淳君 運輸大臣、暴対法ができる前だったから取り締まりができなかった、警察もやってくれなかったとおっしゃいましたが、警察庁の方にお尋ねいたします。  四国銀行松山支店の右翼街宣問題、これは暴対法ができる前のことでありますが、非常に高い評価を受けております。この処理はどういう...全文を見る
○喜岡淳君 暴対法がなかったって、こういうふうに警察は皆さん体を張ってきちっとされておるわけですよ。あなたは閣僚経験者、建設大臣の経験者として、当時、なぜあくまでも警察ルートで解決を求めなかったのですか。警察に言ったけれどもしてくれなかったと。閣僚経験者たる越智さんに対して本当に...全文を見る
○喜岡淳君 建設大臣をされて、今運輸大臣をされておる越智さんともある方が、警察の責任にするなどという情けない答弁はやめてくださいよ。そんな情けない答弁は私は残念でなりません。人のせいにしないでくださいよ。あなたが警察ルートをあくまでも頼らなかった、私はここが問題だろうと思います。...全文を見る
○喜岡淳君 現職の閣僚が恐喝やけん銃不法所持で逮捕されるような人とつき合いがあってみたり、あるいは暴力団の街頭演説活動に対して警察にさえとことん解決を求められないような腐敗した倫理の中では、国民は不幸だと思います。運輸大臣、私はあなたが運輸大臣として一〇〇%確信を持って適格者であ...全文を見る
○喜岡淳君 どうして運輸省はそんなにまた佐川に甘くするんですか。雪のためといったって、ここだけじゃないでしょう、雪が降っているのは。そもそもここは違法認可なんでしょう。したがって、時間がかかるから三月三十一日までには責任を持って移転させますというのが国会の約束だったでしょう。あの...全文を見る
○喜岡淳君 三月中の約束ですから、きちんとやっていただきたいと思います。三月中まで期限を切っておりましたけれども、実は三月三十一日までは違法営業を結局運輸省が認可しておるわけなんですから、ここのところをよく考えておいてくださいよ。  さて、この青森佐川の弘前営業所の新設認可に絡...全文を見る
○喜岡淳君 今後ですか。じゃ、それは認めたわけね。
○喜岡淳君 自認書がケースとして全くないかといえば、それはゼロとは言えないでしょう。しかし、よしんばレアケースとして万が一自認書を使う場合だって、その自認しておる内容を証明するに足り得る関係書類を添付するのが当然でしょう。  こんな自認書でどうやって、読みますよ、「道路交通法、...全文を見る
○喜岡淳君 反省反省という言葉はテレビでもよく聞きますけれども、一体どういうふうに再発防止をされるのかですよ。  ちなみにこの問題は、佐川の出してきたこの自認書そのものが虚偽だったわけですね。都市計画法に抵触していないことを自認しますと書いておるが、抵触していたからこそ違法ター...全文を見る
○喜岡淳君 それじゃ防衛庁長官にお尋ねいたしますが、今度の新型輸送艦の導入の必要性と、五百三億円という予算の見積もり根拠についてお尋ねいたします。
○喜岡淳君 今の答弁は審議するなということですよ、結局は。  じゃ、ホバークラフトをこの新型LSTに、輸送艦に搭載する予定ですが、一隻幾らで計算されておりますか、言ってください。
○喜岡淳君 予算審査できないじゃないですか。言ってくれなければ審議できないじゃないですか。国民はみんな公共事業と防衛費にはまんじゅう代とコーヒー代が入っておると見ておるんですから、言いなさいよ、ちゃんと。
○喜岡淳君 そんなことでは予算審査できないじゃないですか。そんなことだったら予算審査できないじゃないですか。これだけ公共事業をめぐって疑問があるんですよ、国民の中には。企業が十億円ずつ出しているんでしょう。こんな議論じゃできないですよ。
○喜岡淳君 理事会の方によろしく配慮をお願いして、この問題は留保しておきたいと思います。  最後に一つだけ、文化庁、文部省に、文部大臣にお尋ねをいたします。  文化庁ではアンコールワットの遺跡修復事業として二千三百万円の予算を計上されておることに対して心から敬意を表したいと思...全文を見る
○喜岡淳君 どうもありがとうございました。
03月26日第126回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○喜岡淳君 社会党の喜岡でございます。関係閣僚を初め、皆さんにはよろしくお願いいたします。  最初にお尋ねをいたしますが、一斉に報道がされておりますモザンビークへのPKO、自衛隊派遣の問題であります。  まず、この派遣計画について、PKOの本部の官房長官、この計画について御説...全文を見る
○喜岡淳君 従来、官房長官は、私どもの聞き及ぶ範囲では、とにかくカンボジアの問題があると、いろいろ議論がまだまだあるんだから慎重だというふうに受けとめておりました。我々も、当然カンボジアPKOについても議論がし尽くされておりませんから、やらなければいけない議論はたくさん残っておる...全文を見る
○喜岡淳君 私は、モザンビークの場合は、特に慎重が必要だろうと格別の理由を考えております。  それは、近年来、国連のガリ事務総長が新たなPKOの展開ということを繰り返し主張しております。御承知のとおり、今度のガリ氏の提案の内容は武力行使を辞さないというPKOの新しいタイプの問題...全文を見る
○喜岡淳君 今度の事実は何ですか、それでは。  防衛庁長官にお尋ねをいたします。  防衛庁の予算も非常に巨額でありますが、従来ダグラス・グラマン疑獄とか、いろいろ騒がせた事件が発生をいたしております。平成五年度の防衛庁予算の中に一円たりとも疑惑のつくようなお金はない、もう全く...全文を見る
○喜岡淳君 信じておるとか言うんじゃなくて、断言できるかどうかをお尋ねしておるわけです。
○喜岡淳君 一円たりともないというかたい信念と断言でございますから、それではこの平成五年度の防衛庁予算について、すべて説明が納得いくまでしていただけると思うんです。その点について間違いないと思いますが、確認できますか。
○喜岡淳君 公務員の限界ということをおっしゃいましたが、大臣は公務員ではないと思います。選良でしょう、政治倫理綱領に基づいた行動をとるべき立場として。公務員じゃないですね。公務員としての守秘義務を持つあの公務員法とは違うでしょう。  それから、例えば役所の皆さん方が公務員として...全文を見る
○喜岡淳君 この輸送艦に搭載するいわゆるLCACというんですか、ホバークラフトですね、この後年度負担は一体幾らになるでしょうか。
○喜岡淳君 私は、予算委員会の総括質問でお尋ねしたのは、予算が一体幾らかということは尋ねましたけれども、後年度負担は今初めて聞いているんです。後年度負担ぐらい言えるでしょう。
○喜岡淳君 大蔵省の方にお尋ねをいたします。  このホバークラフトの査定に当たっては、一体どのような査定をされたか、説明してください。
○喜岡淳君 このホバークラフトを国産した場合は一体幾らと大蔵省の方では調べられましたか。あるいは輸入をされた場合は一体幾らで輸入できると計算されましたでしょうか。
○喜岡淳君 そういう何か威圧的な答弁はやめるべきですよ。金額を言えばメーカーを利するとか、逆に国民が高く買わされるとか、そういう言い方自体がもうだれが聞いてもおかしい説明じゃないですか。質問するな、黙っとけということでしょう、それは。それはおかしいですよ、役所の方がそんなことを言...全文を見る
○喜岡淳君 既に業界新聞でも、一隻百億円ということで関係業者が動いておるということが報道されておるのは、防衛庁の方御自身既に知っておられると思います。  それから、アメリカの新聞にも米国のテキストロン社製は一隻約二十億円という報道も行われております。二十億円という計算になります...全文を見る
○喜岡淳君 私の持ち時間は最後になりましたので、一言だけ確認をしておきたいと思います。  日本戦略研究センター、この中にも関係者いらっしゃると思いますが、その大賀良平さん、元海上幕僚長のベテランの方でございますが、この方が非常に気になることを書いておられます。アメリカ海軍の強襲...全文を見る
03月29日第126回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○喜岡淳君 社会党の喜岡でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  翫さんに関連して少し質問させていただきたいと思いますが、PKOの協力本部の方にお尋ねをいたします。  今、PKOに参加されておる自衛隊の施設部隊、それから文民警察官、あるいは停戦監視のいわゆる三つのグル...全文を見る
○喜岡淳君 さて、一月十二日の深夜のことですが、カンボジア北西部のシエムレアプ付近の日本人文民警察官の宿舎が攻撃を受けて、完全に焼け落ちております。幸い日本人の警察官は休暇中だったということで一命を取りとめでおりますけれども、現地に残っておりましたカンボジア人の女性二名は死亡いた...全文を見る
○喜岡淳君 去年、おととしの国会の論議の中でも、やはり自己完結型の自衛隊でなければ安全性は守れないということで、自衛隊派遣についてはかなりの論議がやりとりされてきたわけですね。しかし、現実に今カンボジアに展開しております日本人の関係者を見れば、自衛隊の皆さんは確かに御苦労されてお...全文を見る
○喜岡淳君 安全面の配慮の問題でありますが、このシエムレアプの警察官宿舎が完全に焼け落ちて、もしそこにいれば日本人は五人とも死んでおったというこの事件が起きたわけでありますけれども、カンボジアに展開する他の文民警察官の方はそういうことは知らなかった、後日日本からの短波放送によって...全文を見る
○喜岡淳君 二時三十分までわずかしかありませんので、最後に一つだけ警察庁にお尋ねをしたいと思います。  国連との約束では七月三十一日までということになっております。もし国連の方から延長の要望があった場合は、私は当然新しいメンバーが派遣をされるべきだというふうに思っておる一人であ...全文を見る
○喜岡淳君 以上です。
○喜岡淳君 私はただいま可決されました恩給法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議、民社党・スポーツ・国民連合、日本共産党、民主改革連合、日本新党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。    ...全文を見る
04月01日第126回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○喜岡淳君 社会党の喜岡でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  さっきの証言、お話を聞いておりまして、岡証人は五十三年の取締役就任以来今日まで十数年間ずっと役員を続けてこられておったわけですが、金丸悦子さんとの取引については一切報告を会社にしていなかったと。これは極め...全文を見る
○喜岡淳君 それから、さっきの発言の中に、私限りである、個人の取引だということを述べておられますけれども、あなたは会社がきちっと与えた役職者、肩書のある方でございます。そういった肩書のある方が、これは個人のことであって会社とは関係ないというようなのは全く世間では通用しないことでご...全文を見る
○喜岡淳君 あなたは非常に速いスピード出世をされております。普通の証券マンの倍ぐらいのスピードじゃないかと思いますけれども、一体どういうふうな業績を上げられて入社七年目にして姫路の支店長になられたんでしょうか。
○喜岡淳君 誠意を持って頑張られたということでございますが、あなたは入社後、堺支店を初め関西方面で名うての営業マンとしてどんどんどんどん業績を上げられておりますね。そういうことがきっかけになって私は異例の出世をされたというふうに思います。  関西方面で勤務をされておった入社当時...全文を見る
○喜岡淳君 まあ、入社七年目にして姫路支店長、そして九年目にはいよいよ東京の新宿支店長と非常に順調に出世をされておりますが、先ほどの証言の中で、金丸悦子氏との出会いについて、兄の友人の紹介で知り合ったということでございましたけれども、これは本当ですか。
○喜岡淳君 その友人はどういう方かお話しください。
○喜岡淳君 いや、名前を聞いているんじゃないんです。どういう方だったか聞いておるんです。覚えておるでしょう、それぐらいは。
○喜岡淳君 何な言えない理由があるんでしょうか。理由を言ってください。
○喜岡淳君 女性だったですか、男性だったですか。
○喜岡淳君 それはあなたの会社の関係者ですか。違いますか。
○喜岡淳君 違いますね。  それでは、まあこれについてはあなたが固辞するわけですから、言わないわけですから、私は非常に大きな疑惑を持ったままでございます。正当な事由をあなたは一切述べていないですね。なぜ言えないのかという理由は一切言っていないですよ。  もう一回理由を言ってく...全文を見る
○喜岡淳君 金丸悦子さんの趣味の中には能とか陶芸ということが言われておりますし、岡三証券の加藤精一社長の趣味も陶芸ということが書かれております。加藤精一社長夫人の趣味も能とか陶芸とかいうことが言われております。加藤社長の夫人と金丸悦子さんがそういう能仲間、陶芸仲間ということで、あ...全文を見る
○喜岡淳君 それでは、あなたが新宿支店長時代の最初の取引を悦子夫人とやったとき、その一番最初の取引内容について教えてください。
○喜岡淳君 金丸夫人は非常に財テクには精通をされておったということでございましたが、あなたとの取引の中でどのような株の取引をされておりましたか。
○喜岡淳君 あなたの会社でもいわゆる政治銘柄というのを扱っておられますけれども、そういう銘柄は奥さんとの取引で扱われましたか。
○喜岡淳君 それでは、金丸夫人との取引の具体的な様子についてお伺いいたします。  金丸夫人との取引に当たっては口座をつくっておりましたか。
○喜岡淳君 口座には口座番号というものがございますが、あなたが当時、新宿支店長時代、その店での口座番号はどういうふうにしてつくるルールになっておったですか。
○喜岡淳君 口座は何けたの番号になるでしょうか。
○喜岡淳君 新宿支店の場合は、口座番号で言いますと支店を示す番号はどういうふうになりますか。
○喜岡淳君 あなた、支店長でしょう、当時。知らないわけがないと思いますよ。
○喜岡淳君 口座番号は九けたになるんじゃないですか。違いますか。
○喜岡淳君 口座をつくる場合、少なくともその番号はどういう構成要素によってできますか。例えば、常識的に考えれば、どの店のものかを示す店の番号とかそういうものは当然含まれると思いますけれども、あなたの岡三証券のことですからね、あなた営業畑の専門家だと言っておる、わからないわけないで...全文を見る
○喜岡淳君 そういう、委員長、ずっと続いていますね。私は非常に困りますね、こういうことを言われますと。  じゃ、私が新宿支店に口座を開く際に私の口座の頭は三九一という数字になりますか。
○喜岡淳君 三九一は新宿支店を示すのか、示さないのか。あなた、支店長だったでしょう。
○喜岡淳君 それじゃ、最初の三けたは支店番号を示す数字であるのか否か、これだけ答えてください。
○喜岡淳君 拒否をされるということですね。
○喜岡淳君 否定をしないということですね、今のは。したがって、三九一という頭の三けたは新宿支店を示す口座番号でございます。  その次に二けたの番号がありますか。
○喜岡淳君 あなたは、わからないとか覚えていないのではなくて、この議論が進むと困ることがあるんじゃないんですか、口座番号問題を触れると。そういうことは一切ありませんか。
○喜岡淳君 それでは、三九一-九八という口座は当時ありましたか。
○喜岡淳君 それは、なかったという否定ではないと思います、今のお答えはね。三九一-九八、そしてあと四けた続く番号、この口座番号がなかったとは否定されないわけですね。
○喜岡淳君 あなたが答えられない理由は、三九一-九八という口座番号は新宿支店が扱っておる金丸氏の特定口座ということを示しているから言えないんですか。
○喜岡淳君 三九一-九八、そしてあと四けたが続いていくわけですが、これは金丸氏の特別九八コードということではないと断言されるわけですね。
○喜岡淳君 それでは、金丸夫人とあなたとの取引の中で金丸夫人はいわゆる巨額な金を持ち込んできたわけですけれども、あなたはその取引に、膨大なお金ですよね、数十億円というのは、疑問を感じたことはなかったですか。
○喜岡淳君 昭和五十年代、あなたはどんどんどんどん出世街道を上っておられます。当時、金丸氏もその歩調と合わすかのごとく政界で出世を続けておったはずであります。  昭和四十九年、金丸氏、国土庁長官就任、五十一年、証人、あなたは第二営業部長を兼任されております。翌年五十二年、金丸氏...全文を見る
○喜岡淳君 八六年に金丸氏は副総理に就任をされて、十月にはワリコーを十億円分購入されております。あなたが専務になった年ですね、その年の年末には。翌年八七年七月には経世会が結成をされております。この年十一月に金丸氏は経世会の会長に就任をされておりますが、二年後の八九年一月にさらにワ...全文を見る
○喜岡淳君 金丸氏は八六年に購入したワリコー十億円を去年の夏換金されたということでございましたね、さっきの話では。金丸氏はどういうことで換金するというふうに言ってきたんですか。
○喜岡淳君 あなたは営業マン畑をずっと歩んできないわゆる立志伝中の人物ですね。営業マンは当然、まあそんなこと言わずに継続してお願いしますというふうに食い下がったんですか。
○喜岡淳君 金丸氏は、この十億円の換金に当たっては、現金にしてくれと言ったのですか、それとも小切手にかえてくれと言ったんですか。
○喜岡淳君 現金の確認の問題についてですが、十億円といえばかなりの金額ですね。ダンボールに詰めてきたんでしょうか。どういうふうにして十億円もの現金を運んだんでしょうか。
○喜岡淳君 自宅というのは元麻布だろうと思いますが、そこへ十億円を持って行った日にちですね、何日の午前とか午後とか夜とか、いつ持って行かれましたか。
○喜岡淳君 何日ですか。日にちを聞いているんですけどね。
○喜岡淳君 六月の半ばに元麻布の金丸邸へ十億円を届けたと。
○喜岡淳君 半ば過ぎに十億円を届けられたと。そのとき、金丸邸でその十億円はだれに渡されましたか。
○喜岡淳君 本当に御本人に渡されましたか。
○喜岡淳君 あなたが金丸邸へ行ったときに、お金を渡したのは別の人じゃないんですか。
○喜岡淳君 間違っていたら訂正して。
○喜岡淳君 もう一人の方というのはどんな感じの方だったですか。
○喜岡淳君 立ち会ったのが金丸氏だというのはわかりました。もう一人いたという人は男性か女性かは記憶にございますか。
○喜岡淳君 その場所に女性の方は一人もいませんでしたか。
○喜岡淳君 あなたが金丸邸に十億円を運んだときに、そこに金丸氏の長男の奥さんであります一子さん、その方はいらっしゃいましたか。
○喜岡淳君 この一子さんは竹下元首相の長女ですね。一子さんに十億円を渡したんじゃなかったんですか。
○喜岡淳君 いたかどうかははっきりできますか。
○喜岡淳君 思いますということよりも、はっきりと思い起こして言ってください。
○喜岡淳君 十億円を持っていったときに、どういう人たちが引き渡したときに立ち会われましたか。今、金丸氏本人が立ち会われたと言った。あとどういう方がそこにいらっしゃいましたか。
○喜岡淳君 もう一人の男性の方というのはどういう方でしょうか。
○喜岡淳君 あなたは、金丸夫人との取引の中で、いわゆる金丸さんの企業と言われるところ、いわゆる二十社ぐらいあるようですけれども、そういうところとはかなりの取引されておりましたか。
○喜岡淳君 取引していないことないでしょう。オルトはじゃどうなるんですか。
○喜岡淳君 だから、取引があったわけじゃないですかね。  最後にお尋ねいたします。  あなたは、十数年間かかって金丸夫人との財テクをやってきたということでございましたけれども、この金は本当はいわゆる金丸さん、竹下さん、小沢さん、この世間で言うところの金丸ファミリーの金ではなか...全文を見る
○喜岡淳君 以上です。
04月27日第126回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○喜岡淳君 おはようございます。喜岡ですが、よろしくお願いいたします。  皇太子と雅子さんの御結婚の日程が正式に決まったということでありますが、この件について心からお喜びを申し上げたいと思います。  今回の御結婚に当たりましても、今官房長官が御提案の中にも触れておられましたけ...全文を見る
○喜岡淳君 六月ということが決まった当時の新聞報道では、これで佐川事件についての議論はもう吹っ飛んだんだというような報道もありましたけれども、私は、そういう観点から、なぜ六月ということが選ばれたのかというようなつもりでお尋ねしたところであります。  宮内庁にお尋ねいたしますが、...全文を見る
○喜岡淳君 ちょっと最後のところを。
○喜岡淳君 ところで、休日法案がきょう出されておりますが、昭和三十四年のときにも今の天皇の御結婚で法案が出されておりますけれども、昭和三十四年のときの法案ときょう提出されております法案は全く同じものなのかどうなのか、そのあたりはどうでしょうか。
○喜岡淳君 趣旨は全く同じだという御答弁でありますけれども、昭和三十四年のときの法案の本文は皇太子の御結婚についてこう書いていますね。「国民こぞって祝うため、結婚の儀の行われる日を休日とする。」これは昭和三十四年のときの法案の本文ですね。今回の法案の本文は「皇太子徳仁親王の結婚の...全文を見る
○喜岡淳君 ちょっとよく意味がっかみかねますけれども、一言で言えばどういうことですか。
○喜岡淳君 やはり前回は「国民こぞって」ということが法案の本文に囲まれておったわけですが、これは、やはり昭和三十四年当時は議員立法として提案されてきたということが背景にあるのかなというような気もいたします。今度は閣法として政府提案になっておりますけれども、どうも私の印象としては、...全文を見る
○喜岡淳君 国の機関とか地方自治体が休みになるというのはわかりますが、民間の多くが休みになると思われるという趣旨はどの辺にあるのか。民間企業がそんなにたくさん休まれるんでしょうか。思われるという根拠はどういうところにあるんでしょうか。
○喜岡淳君 例えば六月九日は水曜日ですね。デパート三越の場合は、本店営業部に問い合わせをしたところ、うちは営業いたしますということをおっしゃっておりました。銀行についても、銀行法の第十五条に基づけば、祝日の日は休業するというふうになっておりますから銀行は休むかもわからない。しかし...全文を見る
○喜岡淳君 何%ぐらいが休むかというのは非常に難しいだろうと思います。  労働省にお尋ねをいたしますが、現在の週休実態について教えていただきたいと思うんです。日月火水木金土、一週間、七曜日ありますが、大体週休は曜日ごとに何%ぐらいとっておるのか、その週休の実態についてお尋ねいた...全文を見る
○喜岡淳君 総務庁の方にお尋ねいたしますが、曜日ごとの週休実態はわかるでしょうか。
○喜岡淳君 労働省、総務庁の今のお答えの中では、大体世間は土日は休んでおるという、結局そういうお答えだろうと思います。土日が多いというお答えでしょう。  財団法人余暇開発センターの調査というのがありますが、平成三年三月十一日のこの調査では、日曜日休みの事業所は全産業の八五%と見...全文を見る
○喜岡淳君 総務庁はどれぐらいが六月九日に休むと見ておられますか。
○喜岡淳君 法案の提出者の官房長官にお尋ねしたいんですが、やはり国民こぞってお喜びしようということで法案を提出されておるお立場だと思いますけれども、大体どれぐらい休めば法案の趣旨は達成したと、立法の効果ありというふうにお考えでしょうか。
○喜岡淳君 この件にっきましては強制することはできない、しかも政府としてはできる限り国民こぞって慶祝してもらいたい、事業主は事業主の都合もある。そういう中で、果たしてどういうふうにすれば一番国民の中にうまくバランスをとった形でお喜びができるのか、当然政府はそういうことを考える立場...全文を見る
○喜岡淳君 多分、そういう御答弁だろうと思っておったんですが、国事行為として閣議決定をする立場にあるのはやはり官房長官だろうと思います。  それで、御両家の御都合とか皇室の伝統とかさまざまなことを考慮しっつも、官房長官は、国事行為としてこぞって多くの人が参加できるように、しかし...全文を見る
○喜岡淳君 これは閣議決定の問題になりますから、官房長官はどういう方向で臨もうというお考えでしょうか。法務当局に検討をお願いするとしても、官房長官のスタンスというものはどういうお立場でしょうか。
○喜岡淳君 官房長官のスタンスというのは非常に決定的なんです。だれか人がやるんじゃないんですよ。閣議決定する問題は官房長官ですよ。何か今のお話では法務省がやる話だみたいなお考え、まあそれはそれでしょうが、しかし官房長官としては、内閣の責任者としてどういうスタンスなのか、やるのかや...全文を見る
○喜岡淳君 では、進めるという方向、うなずいておられますので、そういうことだろうと思います。  そこで、法務省にお尋ねをいたしますが、この恩赦の制度、この制度についての基本的な御認識を伺いたいというふうに思います、この制度についてです。
○喜岡淳君 恩赦の制度は、やはり刑事政策上のものであり、私は天皇の慶弔事とはどういう関係なのかなという気がするわけです。これまでも御皇室の慶弔事の際に恩赦が行われてきておりますけれども、実際のところやられてきたわけです。皇室の慶弔事に恩赦をなぜやるのかというような声も依然として根...全文を見る
○喜岡淳君 さらにお尋ねいたしますが、この恩赦に当たっては、今御説明ありましたように、訴訟上の手続によらずして刑罰権を消してしまうわけですから、やはりそういうことになってしまいますと裁判の結果を行政権が変えてしまうということになるわけです。したがって、三権分立の立場からいろいろと...全文を見る
○喜岡淳君 もう一つお尋ねいたしますが、政令恩赦の問題です。  政令恩赦について具体的に今世間の関心が集まっておるのは御承知のとおりだろうと思います。その政令恩赦について妥当性、合理性、これについては一番疑問が呈されておるところであるのは御承知のとおりであろうと思います。政令恩...全文を見る
○喜岡淳君 さて、この政令恩赦の問題ですが、政令恩赦については内閣で基準をつくってやられるわけですから、当然国民の側から見るとさまざまな疑念が生じやすいというのは御承知のとおりだろうと思います。政権政党の思惑によって動かされているんではないかとか、いやそんなことはないとか、そうい...全文を見る
○喜岡淳君 先ほどからお答えしておりますとおりということでございますが、私も先ほどからお聞きをいたしておりますとおり、やはりこの問題は非常に関心事でございます。河野官房長官に対する国民の期待というものは長官御自身ひしひしとお感じのことだと思います。政令恩赦については、もうこの時点...全文を見る
○喜岡淳君 これも新聞報道でありますが、これは事実か否か、お答えいただきたいと思うんです。「政府は現在、「政令恩赦の一つである復権令と、「特別基準恩赦」の両方を組み合わせる方式を軸に検討を進めている」、これは事実でしょうか。
○喜岡淳君 もう一つお尋ねいたしますが、「政令恩赦、実施せず」、これは事実でしょうか。
○喜岡淳君 やはりこの政令恩赦の問題は、特にこういう時期でありますし、私はもしこんな政令恩赦で、それは恩赦の内容にもよると思いますけれども、それこそ皇太子の御結婚に当たり汚点を残すような恩赦があってはならないと思います。恩赦に当たっては、私はそういう点についても配慮すべきだろうと...全文を見る
○喜岡淳君 復権の問題ですが、これも報道によれば、特別恩赦に限定して復権はやらないという非常に断定的な報道もございますけれども、この復権の問題についてどういうふうにお考えでしょうか、復権の問題です。
○喜岡淳君 時間が参りましたので、これで終わるわけですけれども、この恩赦の件については、やはりこの際きちんとした議論をしておくべきではないかというふうに思います。私の個人的な意見がとは思いますけれども、ぜひこの際、恩赦については国民の納得がいくような、国民の声が反映できるような恩...全文を見る
○喜岡淳君 終わります。
04月28日第126回国会 参議院 本会議 第14号
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○喜岡淳君 私は、日本社会党・護憲民主連合を代表いたしまして、緊迫しているカンボジア情勢とPKO問題などに関して、関係大臣及び総理に御質問をいたします。  先般、志半ばにして不幸にも亡くなられました国連ボランティアの中田厚仁さん及びPKO活動の中で命を落とされたすべての皆さんに...全文を見る
05月27日第126回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○喜岡淳君 喜岡でございます。  まず最初に、国連UNTACの支援の問題ですけれども、総理に議論の最初として大変失礼ではございますけれども、我が国は人だけでなくて金の方も国連UATACの方にかなりの金額を出しております。このお金を出しておる趣旨について、その目的ですけれども、本...全文を見る
○喜岡淳君 それで、外務大臣にお尋ねをいたしますが、この国連UNTACに対して我が国は一体どれぐらいのお金を今日まで負担をしてきておるのか、ちょっと金額を教えてください。
○喜岡淳君 約百八十億円近い金額だろうと思います。  ところで、お尋ねをいたしますけれども、岡山県倉敷市水島海岸通一の一というところに、UNTAC向けの仕様車、真っ白い車が大量に今なお、選挙監視用の車両でありますが、選挙は二十八日に終了いたしますけれども、この車両が大量に野積み...全文を見る
○喜岡淳君 少し詳しく御説明をお願いしたいと思います。大臣にお願いします。
○喜岡淳君 いや、詳しく報告してください。
○喜岡淳君 十万円や二十万円のお金じゃないんですから、ちゃんと言ってください。
○喜岡淳君 委員長、ちょっとここで確認を求めますから、(資料を示す)これのことだと思いますけれども、澁谷さん、この件でしょうか。この写真、ほぼ間違いないということでございます。ちょっと見ていただきます。白い国連仕様の左ハンドルの車であります。  去年の八月に、日本の商社、金商又...全文を見る
○喜岡淳君 金額は。
○喜岡淳君 金額が決まっておるならば出していただきたいと思います。  それから、総理、どうでしょうか、こういった出来事について。  これはすべて税金でありますから、こういったお金は、最初にお聞きいたしましたように、相手の国の人のためになり我が国の趣旨にもかなうという御答弁であ...全文を見る
○喜岡淳君 具体的にどういうような形で国連に対して監査の要求をされるおつもりでしょうか。これだけの事件なのだろうか、あるいはほかにもたくさんあるんじゃないだろうか、納税者の皆さんは疑問でございます。こういった納税者の期待にこたえられるような明確な御見解を示していただきたいと思いま...全文を見る
○喜岡淳君 それでは、正式に国会に対してこの件の報告を詳しく求めたいと思いますが、どうでしょうか。よろしいでしょうか。
○喜岡淳君 報告は出てくるわけですか。報告を聞いています。
○喜岡淳君 それじゃ、詳しい報告をお願いしたいと思うんです。  我が国は国連中心主義ということを訴えておりますが、国連に対する貢献の問題でございますけれども、これは総理、外務大臣にそれぞれお尋ねしたいと思うんです。  人的貢献、お金の貢献、さまざまな貢献があるわけですけれども...全文を見る
○喜岡淳君 よろしくお願いします。  次に、村田自治大臣・国家公安委員長にお尋ねをいたします。  今日の政治不信について、その原因はどこにあるというふうにお考えでしょうか。
○喜岡淳君 大臣は平成元年六月に本会議におきまして当時の宇野総理に対して自由民主党を代表した質問をされておると思います。まさに政治腐敗の問題、リクルートのさなかの代表質問であります。恐縮ですが、その当時の代表質問の趣旨について覚えていらっしゃいますか。
○喜岡淳君 こういうくだりがございます。大臣のくだりですが、率直に言いまして今国民の心は国会から離れたところにある、政治は愛である、心の触れ合いのない政治であってはどんな政策も真の血の通ったぬくもりのあるものとはなりません、こういう考えは今でも変わらないんでしょうか。
○喜岡淳君 先般、大臣はカンボジアヘ行かれました。非常に日程の厳しい中で御苦労さまでございました。  ところで、カンボジアに行かれた目的は一体何だったのですか。
○喜岡淳君 向こうへ行かれてたくさんのことを見たり聞いたりされたと思いますけれども、それについてどのような報告を総理の方に行われましたか。
○喜岡淳君 今詳しくお話をいただきましてありがとうございました。  また、四名の皆さん方のお話もありましたが、私もその四名の万全員にお会いをしてまいりました。そのやりとりの結果を書いた紙がここにございます。申しわけありませんが、これを大臣に読み上げていただければ大臣の御報告と私...全文を見る
○喜岡淳君 今、私が確認を求めたのはなぜかというと、非常に重要な問題だからです。失礼だという与党のやじもございましたけれども、これは人の命にかかわる極めて重要な問題です。間違いがあったのでは質疑ができません。確認を求めた理由を御理解いただきたいと思います。  このお話のやりとり...全文を見る
○喜岡淳君 枠内じゃないでしょう、そんなのは。大臣も現地で確認をされたと思いますが、そういう声を聞いたんですから、そんなものは枠内だと言えるんですか。大臣はどうお考えになりました、向こうでそういうお話を聞いて。枠内ですか、そんなのが。
○喜岡淳君 残念ながら、失礼ですけれども、今の答弁は緊張感が感じられません。大臣もそうお考えだと思いますが、わかるまで待つようなお話ですね。選挙が比較的平穏に終わったからそういうようなことを言っておれるんじゃないんですか。現地はそんなのじゃやっぱりないでしょう、大臣。大臣行かれた...全文を見る
○喜岡淳君 そういう実態を感じられて、どういうふうにお考えになっておるのか伝わってきませんよ。  危ないですよ、本当に。  プノンペンの東五十キロにプレイペンというところがございます。私も行ってまいりました。そこの文民警察官、香川県出身の三十五歳の警部補でございますが、彼は、...全文を見る
○喜岡淳君 午前中の質問の中で、今、岡山県倉敷市水島海岸通一の一、そこのところに五百九十四台の車があるということが明らかになりましたけれども、午後からは少しだけ時間をいただきまして、村田自治大臣に最後の御質問をさせていただきたいと思います。  ところで、大臣、あと何人死んだらと...全文を見る
○喜岡淳君 非常に重要な問題ですね。私もプノンペンで複数の関係者からお話を聞いてまいりました。あなたはカレーを食べながら聞いたんじゃないんですか、あと何人死んだら帰れるのかと。そういうお話の中で聞いたんじゃないんですか。そして、その夜のホテルカンボジアーナの夕食会では、私も皆さん...全文を見る
○喜岡淳君 あと何人死んだらという訴えは聞かなかったというのか、なかったというのか、この二つ、非常に重要です。なかったのか、あったけれども聞いていないのか。聞いていないという場合には、あったかもしれないと発言を否定しないことになるわけです。ですから、私はやっぱり聞いていないという...全文を見る
○喜岡淳君 じゃ、なかったのですか。
○喜岡淳君 委員長の方でちょっと整理していただきたいと思いますが、なかったかどうかという質問をいたしております。なかったならなかったというふうに言ってください。  もう一回聞きますよ。私は聞いてきていますよ。なかったんですね。
○喜岡淳君 なかったんですね。なかったわけですね。
○喜岡淳君 これは私は、なかったというのはあり得ないと思います。私も複数の関係者から現地で聞いてまいりました。あと何人死んだらという発言があったではないか。どうしてそういうことをもみ消すんですか。  あなたは、聞いていないと言った。聞いていないとおっしゃるけれども、大臣が向こう...全文を見る
○喜岡淳君 死と直面した勤務をしておる現地の人たちが、なかったなどとよくも言ってくれたなと、こういう声を聞いてまいりましたけれども、大臣はどうお答えしますか、この声に。
○喜岡淳君 そういう、何というんですか、私は、大変失礼ですが、それは現地の皆さんの気持ちということに全然答えていないように思います。今、その答えは幾ら言われても全然現地の文民警察官の方の気持ちには入らないと思います。入らないでしょう。そんなのは聞いていないと。生死と隣り合ったとこ...全文を見る
○喜岡淳君 何人死んだらという発言は恥でも何でもないんです。現地の文民警察官は、それでも私は言われた任務はやると言っておりました。帰りたくて言ったんではないと言って、これは本当に怒っていますよ、大臣。これは組織の人間としての上司に対する信頼なんです。あなたはそういう信頼の上に立っ...全文を見る
○喜岡淳君 警察庁の中にも、既に国家公安委員長がなかったなどと言ってしまったからもう後に引くに引けなくなってしまっておると。現地の文民警察官の中にもそういう声を聞いてまいりました。したがって、このままいくならばもうこれから文民警察官などというのは行くものではないと。  話が違う...全文を見る
○喜岡淳君 そういう部下の空気さえ、失礼ながら、つかまれていないというのが残念であります。  私の父親も戦前は満州で警察官をしておりましたが、警察とか消防とか、あるいは自衛隊もそうでしょうけれども、いわば体を張った仕事をしておる皆さん方は、当然そのトップに立つ上司たる者もそうい...全文を見る
06月10日第126回国会 参議院 内閣委員会 第5号
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○喜岡淳君 おはようございます。社会党の喜岡ですが、よろしくお願いします。  最初に委員長に申し上げたいと思いますが、私は十時十五分まで官房長官に質問をするということでありましたけれども、間もなく十時十五分がやってまいります。今度の法案審査に当たって、私は政府の姿勢は非常にふま...全文を見る
○喜岡淳君 PKOの議論のときもそうだったですけれども、やはりこういう拙速な議論というのは非常に問題だろうというふうに思ってなりません。しかも、人の命にかかわう問題をこういう審議のやり方でどんどん進めるということ、どういう国会議員の権利があって、あるいはどういう閣僚の権限があって...全文を見る
○喜岡淳君 人命にかかわる重大な審議をする際には、私は、政府としてそれなりのしっかりとした、よし質疑をしよう、そういう態勢がなければできないと思いますよ。  カンボジアの文民警察官だってそうです。私はカンボジアヘ行かせていただきましたけれども、文民警察官の方にお会いずれは話が違...全文を見る
○喜岡淳君 政府専用機の購入についてお伺いをいたしますが、政府専用機についてはどういうことで購入が決まったのか、そのあたりからまず教えていただきたいと思います。
○喜岡淳君 いわゆる対米貿易の摩擦解消といいますか、いわゆる黒字減らしの一つとして購入が決定されたということだろうと思います。  そこで、その政府専用機の使用目的というものはどういう議論の中で決まっていったのか、またいつ決まったのか、教えていただきたいと思います。
○喜岡淳君 その政府専用機の使い道といいますか、使用目的が決定したのは平成三年十月十八日のことだろうと思います。うなずいていらっしゃいますのでそう確認させていただきます。  そうしますと、政府専用機を買うと決めたのは昭和六十二年の五月、使用目的が決まったのは平成三年の十月ですか...全文を見る
○喜岡淳君 どうもよくわかりません。その購入を決めるころから使用の目的についても議論しておったという御答弁ですが、本当にそうですか。もう買うのを決めるころからどういう目的で使うかと、使い道まで議論していたんですか、本当に。
○喜岡淳君 購入を決めて四年半もたたなければ使用目的は決まらないというのは、国民の目から見ますと、どうも購入の方が先に決まっておったんだなというような気がしてなりません。昭和六十一年、昭和六十年、このころの会議録をずっと調べてみますと、政府の側は一貫して政府専用の大型機を政府が保...全文を見る
○喜岡淳君 それでは、こういう質問をします。 で、お答えいただきたいと思います。  これは昭和五十九年十月付の「危機管理の現状と対策」という書類であります。内閣官房危機管理等特命事項担当室と書かれております。この印刷物の一番最後の十四ページにこういうことが書かれています。「政...全文を見る
○喜岡淳君 じゃ、ぜひ次回の委員会のときに、どういう経過でそうなったのかお答えをいただきたいというふうにお願いいたします。  このときの議論は、私が知り得る範囲では、政府専用機を保有したときのコストと民間機をチャーターしたときのコストを計算した場合には圧倒的に民間の方が安くつく...全文を見る
○喜岡淳君 当時の報道をずっと拾っていきますと、機種の選定についてはジャンボジェット機とマクダネル・ダグラス社のMD11という二種が非常に有力であるという報道がずっと繰り広げられております。そういう中で、どうしてこの二種の、ジャンボとMD11との間でジャンボということになったのか...全文を見る
○喜岡淳君 当時の一般的な報道を総合いたしますと、ジャンボジェットの方が維持管理コストが倍かかるんだ、しかしMD11よりもジャンボの方が百人以上たくさん乗れるんだ、そういうあたりが一つの機種選定に動いたのではないか。あるいは、日本航空がジャンボ機をずっと保有することになって、政府...全文を見る
○喜岡淳君 後々、機種選定に当たってはいろいろあったと言われないようにするところが非常に私は重要だと思いますので、絶対あり得ないという断言だと受けとめておきたいと思います。  次に、防衛庁長官にお尋ねをいたします。  いよいよこのジャンボジェット機が防衛庁に移管ということにな...全文を見る
○喜岡淳君 ところで、そのジャンボジェット機、専用機のパイロットですが、パイロットは何名今いらっしゃいますか。
○喜岡淳君 九名試験に合格した方がいらっしゃるということであると思いますが、その九名の方の持っておられる資格ですね、どういう免許を持っていらっしゃいますか。
○喜岡淳君 五名の方が機長の資格を持っておるということでございますが、ジャンボ機、専用機は二機ですね。二機をフル運転して、しかもその二機が長距離を行く場合には、当然交代要員も含めて搭乗するわけですから、果たしてこの機長さんの数でフル運航できるんでしょうか。
○喜岡淳君 機長、副操縦士含めて長距離を飛んでいく場合の交代要員、さらには二機フル稼働という場合もあり得ると思いますので、しかも生身の人間ですからやはり健康のぐあいとか、政府専用機だけに健康管理は非常に注意をされておると思いますが、健康の問題とか、あるいは人間生活しておりますとど...全文を見る
○喜岡淳君 やはり生身の人間でありますから、一〇〇%健康という上での計画というのは非常に私は非現実的な議論だろうというふうに思います。  これは逆に言うと、乗務員の皆さんに対しても一つのプレッシャーになりかねないわけですね。ですから、私はそういう無理な計画の立て方というのは非常...全文を見る
○喜岡淳君 非常に大きな金額だろうというふうに思います。  これは一つの報道でありますけれども、こういう報道も一方ではあります。運航費用も一回当たり約二億円。民間チャーター代は一千万から二千万、民間機のチャーター代に比べると非常に割高になる、こういう報道も行われております。どう...全文を見る
○喜岡淳君 これも報道でありますが、もし三機目を購入するとすれば足元を見て四百億吹っかける動きもあると。これ、二機三百六十億円で買ったわけですから、一機百八十億円。三機目は一機四百億も吹っかけられるというような報道もありまして、非常に私たちは心配しておりますけれども、この政府専用...全文を見る
○喜岡淳君 従来は自然災害の場合に国際緊急援助隊法で出ていくという概念はありましたが、これまでの議論では自然災害の問題であって、地震、津波、火山爆発等々ですね。しかし、今度は騒乱ということは人為的な災害だろうというふうに思います。これまでの議論は、自然災害は対象だが人為的な災害は...全文を見る
○喜岡淳君 「その他の緊急事態」というのも法案に入っておりますが、その他の緊急事態といった場合、具体的にどういうことをイメージすればいいでしょうか、これを理解する方法として。
○喜岡淳君 もう一度整理してお尋ねしたいと思います。  私としてはこの概念がよくわかりませんので、こういう事態が。今度の自衛隊法改正案の中には、外務大臣から自衛隊機あるいは政府専用機の運航要請が来る。どういうときかといった場合は、騒乱その他の緊急事態の場合ですね。この騒乱その他...全文を見る
○喜岡淳君 防衛庁長官も、この間の衆議院の本会議聞かせていただきましたけれども、騒乱その他の緊急事態といった場合に、治安や秩序が乱れる、人の命及び身体に対し危険が存在する状態を考えている、内乱や紛争によりこのような状態がもたらされることも排除することはできない、こういうふうに大体...全文を見る
○喜岡淳君 もう一度言いますが、外務大臣はこうおっしゃっておりますね。正確に言います。「派遣先国の空港及び航空機の飛行経路において、派遣先国の政府などの措置によって航空機の安全が十分確保されていることが実施の前提でありまして、このような前提が確保されていない状況の場合には、自衛隊...全文を見る
○喜岡淳君 内乱や紛争のときにやはり空港の争奪戦あるいは放送局の争奪戦、そういったことは当然の問題としてあり得るわけですね。したがって、私は外務大臣は危険なところへでも要請するということをひょっとしたら考えているんではないかというふうに思います。いらっしゃいませんので議論できませ...全文を見る
○喜岡淳君 本来は、今から総理大臣と防衛庁長官のお二人に聞かなければならない問題であります。これは非常に重大な問題でありますから、ぜひ総理に一回ここへ来ていただいてお尋ねしなければならないことがあります。  衆議院の本会議、参議院の本会議、それぞれで総理はこの法案の提出理由を述...全文を見る
○喜岡淳君 結局、防衛庁長官は、騒乱及びその他緊急事態、内戦とか内乱とか、そういう場合のことも排除しないんだと言っておられる。派遣要請をする外務大臣は、いやそういうときは要請しないんだと、安全の確保ができないときは要請しないんだと、こう言っている。そこが一つ食い違い。  じゃ、...全文を見る
○喜岡淳君 官房長官にお尋ねしたいと思います。  危機管理の問題です。危機管理については、内閣の重要な任務の一つだろうというふうに思いますが、その危機管理の一つとして国内の危機管理と、もう一つは在外邦人に対する安全管理の問題ということがあると思います。  既に、もう六十数万人...全文を見る
○喜岡淳君 安全保障会議、またその事務局の部屋の方もありますけれども、安全保障会議の構成とか、またどういう活動をされておるのか、お聞かせいただきたいというふうに思っております。
○喜岡淳君 海外でも紛争国における邦人の問題の議論がたびたび起こっておりますので、この安全保障会議というものが頻繁に開かれておるというふうに私は思いますけれども、開催状況はどういうふうになっておりますでしょうか。
○喜岡淳君 安全保障会議では、いわゆる重大緊急事態についての議論も行われておると思うんですが、重大緊急事態というのはどういうことを具体的に議論されておるんですか。
○喜岡淳君 後藤田官房長官がこの安全保障室ですか、安全保障の部屋ですね、事務局を設置する際に、後藤田氏が内閣安全保障室に対して挙げた項目は今おっしゃったように四つ当時あったと思います。ダッカの日航機ハイジャック事件、ミグ25の強行着陸事件、ソ連による大韓航空機撃墜事件、そして四つ...全文を見る
○喜岡淳君 時間ですから。ありがとうございました。
○喜岡淳君 外務大臣にお尋ねいたします。  邦人保護の責任は外務大臣だろうというふうに思います。私は香川県ですが、地元の青年がマニラで行方不明になってもう三年以上たっております。外務省やマニラの総領事館には大変お世話になっております。私も外務省の方にお願いをしてマニラに出かけて...全文を見る
○喜岡淳君 啓蒙といいますか、注意を喚起する。個人の問題だということもありましょうから、やはり事前に海外に出かける人に対して、そういった情報あるいは安全の徹底ということが前提になるというふうに思います。  しかし、そうはいっても、商社とか報道関係とか大使館等の政府関係者ですね、...全文を見る
○喜岡淳君 さて、問題は日本の大使館や総領事館、そういった日本の在外公館のない国の場合であります。そういった場合には一体どういうふうに対策を考えていらっしゃいますか。
○喜岡淳君 今、外務省からいただいた資料によりますと、我が国の在外公館のない国は六十九カ国、そこにおる在留邦人は総数約一万一千人であります。この皆さん方に対しては、やはり日本からのラジオ放送による情報の提供とか、あるいは近くの日本大使館から情報をとるようにしなさいとか、そういった...全文を見る
○喜岡淳君 今の外務省の御答弁は、私は極めて原則的で現実的な話だと承りました。在外邦人の危機管理については、危機が起きたからどうする、こうするという問題ではないと思うんですね。ある日突然目が覚めてみると紛争になっておる、こういうことはあり得ないと思います。その前兆というものがずっ...全文を見る
○喜岡淳君 そこで、宮澤総理の答弁について所見を聞かせていただきたいと思うんです。  総理はたびたび、衆参の本会議におきまして今度の法案を提出した理由を述べておられます。それは、一九七五年にサイゴンが陥落いたしましたときに、事の性質上、民間企業にやってもらうということが無理だと...全文を見る
○喜岡淳君 それは私は詭弁だと思います。こういう危険なときにでも行こうというのが総理の提案の趣旨じゃないんですか。どうしてあなたは安全問題をそうやって隠すんですか。もし早く行けば安全だというときには民間機が飛べばいいじゃないですか、安全ならば民間機が早く行けば。だから私は何偏もさ...全文を見る
○喜岡淳君 私は、宮澤総理の答弁は非常に正直な答弁だと思っております。  例えば、PKO協力法案を審査した際に、だれとは言いませんが、弾の一発も飛ばないところへ行くのに何が危険だということがありました。そして総理もつい先般の国会答弁におきまして、どうも安全ということを強調し過ぎ...全文を見る
○喜岡淳君 それでは、具体的にお尋ねいたします。  私も、先般カンボジアヘ行ってまいりました。セスナ機をチャーターしてバタンバン州の方へも行ってまいりましたけれども、現地でいろいろ声を聞いてまいりました。プノンペンでもプレイべン州でも現地の文民警察官の皆さんが口をそろえておっし...全文を見る
○喜岡淳君 空港に邦人の集結が完了した、そして自衛隊機を日本から出発させたけれども、到着をする前に現地の安全確保ができなくなった場合、急変した場合ですね、現地に入らずに自衛隊機はおりずに帰ってくるということになるんですか、この場合は。
○喜岡淳君 それでは、飛行場に在留邦人が集結する前に自衛隊機が到着した、その後直ちに急速に情勢が危険になった場合、空港周辺の邦人を見捨てて帰還できるのかどうか。その場合、派遣された部隊の隊員は邦人の空港集結に協力するということがあり得るのかどうか。つまり、すぐ目と鼻の先におるのな...全文を見る
○喜岡淳君 救出行為はあり得ないというのは理屈上は多分そうでしょう。例えばC130が行く場合に、ジープの搭載も可能だと思います、するかしないかは別として。しかも、午前中の答弁にもあったように、自衛隊法九十五条の適用も理論上は可能であります。そういうときに、人情として、本当に目の前...全文を見る
○喜岡淳君 この法案の中で他国の避難民といいますか、日本人以外の人も含めて、場合によっては同乗させることがあるということになっておりますが、これは具体的にどういうことを想定されておられますか。
○喜岡淳君 例えばですよ、邦人救出の目的で派遣をしたけれども、邦人が空港に到着てきない場合もあり得るかと思います。他国の人たちが多数日本の自衛隊機に乗せてくれと押しかけてきた場合ですね、押しかけるというと非常に失礼でありますが、そういう一刻を争うときですから、来るわけですが、そう...全文を見る
○喜岡淳君 やはりこれは実際の人情として、大丈夫だということで空港上空まで行った。そのときに急変した場合ですね、情勢が急変した場合あるいは天候によって着陸ができなくなった場合、そういう場合は引き返して帰ってこいということであったとしても、人情としてはおりようという気持ちが働く場合...全文を見る
○喜岡淳君 人情によることはあり得ない、それから救生活動もあり得ないということであったと思いますが、そういった場合、これは防衛庁長官に特に隊員の名誉ということがありますのでお伺いしておきたいと思いますが、こういったいわゆる見捨てるというような結果になった場合、結果的に、こういう場...全文を見る
○喜岡淳君 終わります。
10月26日第128回国会 参議院 運輸委員会 第1号
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○喜岡淳君 当委員会には立派な女優の方もいらっしゃいますので、ひとつ最初に大臣にお聞きをしたいと思いますが、大臣は佐田啓二さんが主演をされた映画「喜びも悲しみも幾歳月」、この映画をごらんになったことはありますか。また、その歌はよく歌われておりますけれども、関心ありますですか。
○喜岡淳君 この映画、私も小さいときに死んだおやじに連れられて見たことを覚えております。  この映画の舞台になりましたのは、男木島という島です。高松の沖の瀬戸内海に浮かぶ男木島というところが舞台になっております。この島は、今人口が三百六十六人。今から十五年前には六百十九人という...全文を見る
○喜岡淳君 それでは、委員長にお願いしたいんですが、これからの質疑の関係の資料を配付いただきたいと思います。    〔資料配付〕
○喜岡淳君 私は、その離島航路の確保に当たって、国の役割というものは非常に大きいというふうに認識をいたしておりますけれども、この点について大臣はどのようにお考えでしょうか。あるいは運輸省の見解でも結構ですが。
○喜岡淳君 そこで、離島航路の実態について私なりに調査をしたものがございますので、今配付をさせていただいております。この離島航路の状況について、私は非常に危機的な状況を今迎えておるのではないか、そういうような深刻な認識を持っておりますけれども、大臣はどのように現状を認識されておる...全文を見る
○喜岡淳君 去る十月十四日ですけれども、全国から二十四の都道府県の方が参加をいたしまして全国離島航路対策連絡協議会というものが発足いたしております。  これは各県庁の方から来られておりましたので、私も関心を持っておりますからこの結成総会に参加して勉強させていただきました。はっき...全文を見る
○喜岡淳君 さて、どうしてこういうことになっておるかという問題であります。  お手元の資料の一枚目にS社の決算状況、それから国庫補助予算の推移について書かせていただいております。離島航路整備法に基づきまして、事業者の欠損の七五%、これは国が補助をする、残りの二五%は地方自治体が...全文を見る
○喜岡淳君 じゃ、具体的にお尋ねをいたします。  平成六年度の概算要求を見せていただきました。離島航路補助金については四十一億九千万円、平成六年度の概算要求が行われております。平成五年度が四十一億八千四百万円だったわけですから、その伸びはわずか六百万円です。百二十五の航路、一航...全文を見る
○喜岡淳君 時間が余りありませんので、私も短く聞きますので短くお答えいただきたいというふうに思います。  確かに、今おっしゃったように、高速艇を新しくつくって、そのために補助金を出しましょう。そうすると、高速化することによって増収につながり、展望の開ける航路もあるわけです。そこ...全文を見る
○喜岡淳君 ことしの春、離島の交通確保については国及び自治体が「特別の配慮をするものとする。」と。「特別の配慮」ということがことしの春できた法律なんです。この法律に基づいて概算要求が組まれたのに、わずか六百万円しかふやしていない。この表を見てください、私の配ったのを。今まで一億数...全文を見る
○喜岡淳君 新造船を高速化して収益の上がる航路はいいです。そうでない航路はたくさんあるということだから問題にしているんですよ。「特別の配慮をするものとする。」という法律が春にできて、夏にできた概算要求は突如増額が三十分の一に落ち込んでいる、航路補助がですね。こんなのはだれが考えた...全文を見る
○喜岡淳君 概算要求をつくって以来、事情は大きく変化しております。生活者重視の政権の発足、さらには離島振興法の改正、それから従来も補助卒が大きく下回ったときには翌年度の予算で増額、上増しをしておる、これも今言ったとおりです。  今までも石原元運輸大臣ですか、就任した直後に、概算...全文を見る
○喜岡淳君 どうもありがとうございました。終わります。
12月03日第128回国会 参議院 規制緩和に関する特別委員会 第4号
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○喜岡淳君 社会党の喜岡淳です。宮智参考人にお尋ねしたいと思います。  私は規制緩和については、やはり規制を廃止するもの、規制は緩和するもの、規制は逆に強化するもの、こういった三つの仕分けになるかと思います。私は今運輸委員会におるわけですが、運輸の規制緩和に当たっては、安全性、...全文を見る
○喜岡淳君 ありがとうございました。