黄川田徹

きかわだとおる



当選回数回

黄川田徹の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第154回国会 衆議院 本会議 第10号
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○黄川田徹君 私は、自由党を代表して、ただいま提案のありました地方税法の一部を改正する法律案、地方交付税法等の一部を改正する法律案、平成十四年度地方財政計画について、関係閣僚に質問いたします。(拍手)  まずもって、冒頭に一言申し上げます。  現在、地方経済を含め、日本経済は...全文を見る
02月28日第154回国会 衆議院 総務委員会 第3号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  総務委員会は、平林新委員長をお迎えいたしまして、そしてまた政府側も、片山大臣のもと、佐田、若松両副大臣、また滝、河野両大臣政務官も新たに交代いたしました。総務省の新しい政府参考人及び委員部の皆さんの協力のもとに、前向きに議論を進めて...全文を見る
○黄川田委員 私は、構造改革は需要創出型にシフトすべきだと思っております。民営化や規制撤廃など、改革がどれだけ需要を創出し雇用を生むかを明らかにしなければならないと思っております。先般、アメリカのブッシュ大統領が来られまして、そして参議院本会議場で、米国の経済を再生させたのは減税...全文を見る
○黄川田委員 片山大臣は、常々、税財源の移譲でも、景気回復が調ったらさまざま対応するというお話をされておりますけれども、景気の回復が頼みの綱という現状では、本当に心もとないわけであります。  そこで、改めてお伺いいたしますが、この日本の、我が国の景気の回復はいつになると思ってお...全文を見る
○黄川田委員 そしてまた、地方財政計画と決算額との乖離もさまざまありますので、投資的経費あるいは経常的経費、さまざま吟味していただきたいと思っております。  それでは次に、地域課題という部分もあるわけなのでありますが、地域総合整備事業債についてちょっとお尋ねいたしたいと思います...全文を見る
○黄川田委員 公共投資はすべてむだであるというような極端な批判もありますけれども、また一方で、地方単独事業というものは住民に身近な事業として、そしてまた地域経済を支える事業としてその役割を果たしたところもありますので、特段の御配慮をお願いいたしたいと思っております。  時間も経...全文を見る
○黄川田委員 いずれ、地方自治体が独自の雇用対策を発揮できるように、統計の充実をよろしくお願いいたしたいと思います。  そしてまた、新規高校卒業者の就職内定率調査に関しまして、現在、文部科学省は都道府県の教育委員会と私学課等から、また厚生労働省は職安を介しまして都道府県の労働局...全文を見る
○黄川田委員 あと二分ほどありますので、最後に、先ほど谷本委員からも御質問がありましたけれども、地上デジタル放送開始の遅延問題についてお尋ねいたしたいと思います。  このデジタル地上波放送のための設備投資は、NHK、民放を含め、テレビ局全体で一兆円とも言われております。そして、...全文を見る
○黄川田委員 残した項目が多数ありますけれども、また質問する機会があろうと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上で終わります。ありがとうございました。
03月06日第154回国会 衆議院 総務委員会 第5号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  先般の一般質疑におきまして地方財政等の総論をお聞きいたしましたので、今回は、通告に従いまして順次その各論についてお尋ねいたしたいと思います。そしてまた、これまでの質疑で重複する質問もあるかと思いますけれども、よろしくお願いいたします...全文を見る
○黄川田委員 今大臣からお話がありましたが、この外形標準課税については、高邁な意義が挙げられておりますけれども、なかなか、この導入に反対する人が少なからずいると思います。損得勘定から反対している人もいるかもしれませんけれども、基本的な理解が欠けたまま、そんな感じで制度改革に漠然と...全文を見る
○黄川田委員 副大臣の認識、よくわかりました。  それでは、不動産関連の税制につきまして個別にお尋ねいたしたいと思います。まず、土地の流動化が経済の活性化に欠かせないとの観点から、土地の流通課税であります不動産取得税についてお尋ねいたします。  これまで、住宅用地については、...全文を見る
○黄川田委員 それでは次に、固定資産税についてお尋ねいたしたいと思います。  固定資産税は、今度は平成十二年度の決算見込みでありますけれども、市町村の税収の約四六%を占めていると思います。今度は市町村の基幹的な税目であります。  地方分権の推進とともに、福祉あるいは環境など、...全文を見る
○黄川田委員 今回の改正においては、課税明細書の送付あるいはまた路線価等の公開についての法定化も行われるわけでありますけれども、ぜひとも納税者にわかりやすいような仕組みでよろしくお願いいたしたいと思います。  そしてまた、今回の改正の中で大きな改正と考えられるのは、借地借家人が...全文を見る
○黄川田委員 そしてまた、最近、東京都でありますか、現在の税制では二十三区の負担水準が全国に比べて高いことから、これは多分、中小企業対策、商店街の活性化といいますか、そういう一環だと思いますけれども、固定資産税と都市計画税の一部減免の方針を打ち出しております。この考えが厳しい財政...全文を見る
○黄川田委員 それでは、次に、特別土地保有税についてお尋ねいたしたいと思います。  まずもって、この特別土地保有税でありますけれども、これは主に土地の投機取引を抑制するための政策税制であります。特にバブル期にはかなりの課税強化が行われてきたと思いますけれども。  そこで、今日...全文を見る
○黄川田委員 それでは、今度は土地税制から離れまして、株式譲渡益課税についてお尋ねいたしたいと思います。  この株式譲渡益課税は、昨年秋の臨時国会におきまして、証券市場の構造改革を進めるとの観点から、平成十五年一月から源泉分離課税を廃止し、申告分離課税へ一本化することが決定され...全文を見る
○黄川田委員 大臣、後段の証券市場が活性化するか、その辺ちょっとお尋ねいたします。
○黄川田委員 私も地方税による対応だけでは限りがあると思うわけなんですよね。証券市場の活性化といいますか、それは本質的には、やはり市場への規制緩和、そういうものをどんどんやっていかないと、この地方税の一部改正で取り上げるという話じゃないのではないかとちょっと思っておりますので。 ...全文を見る
○黄川田委員 ちょっと通告していないのでありますけれども、私、デフレ対策、本当に気になっておりますので。  このデフレ対策ですけれども、減税と税制による経済活性化に期待する声も間々あるようでありますけれども、この点について、大臣の認識はいかがでしょうか。
○黄川田委員 これまで、今回提出されました地方税法の改正案の内容等について質問してまいりましたけれども、どれもこれも小規模な改正でありまして、冒頭で申し上げましたとおり、地方分権を推進し、この日本経済を活性化するといったような意気込みがちょっと感じられないわけであります。  今...全文を見る
○黄川田委員 大臣からいろいろお話をいただきましたけれども、歳出の見直し、圧縮の中で、公債費、地方債の返済負担、これは重くなるだけであります。公債費負担比率も一五%を超える団体が全体の約六割を超えております。自治体の財政運営の自由度はますます狭まっているという状況でありますので、...全文を見る
○黄川田委員 借入金との相殺についてでありますけれども、今お話しのとおり、金融機関が持つ地方債の金額は公金預金の五分の一強にすぎないという点、あるいはまた債権者の平等、あるいはまた公平性の観点等、問題点が指摘されている現状もあるようでありますので、なかなか大変なことだと思っており...全文を見る
○黄川田委員 副大臣のお話のように、大変なことは大変であります。  それで、地方公共団体といいましても、それぞれ置かれている状況は異なりまして、普遍的なペイオフ対策というものが、あるわけはないと思いますけれども、いずれ自治体の自己責任が前提でありますけれども、総務省の指導を重ね...全文を見る
○黄川田委員 私は、公営企業は、ルール分等の繰り出し金であるとかあるいは補助金等によって何とか息をついているというような、そういう状況だと思っております。  そこで、公営事業の一例として、工業用水道について、この経営健全化についてお尋ねいたしたいと思っております。  地方公営...全文を見る
○黄川田委員 時間が残り少なくなってまいりましたので、まとめて二つ聞きます。  工業用水道事業でありますけれども、この経営健全化を進めるためにはどのような対策を講じるのが適当か、そしてまた、例えば需要の見込めない水利権は、治水や水道等の他の利水への転換を早急に図るべきではないか...全文を見る
○黄川田委員 最後に、提案された法案につきまして、自由党として意見を述べたいと思います。  そもそも、地方経済、日本経済が危機的状況にある中で、まず実施しなければならないことは、日本の構造改革であることは言うまでもありません。また、そのために最優先で行わなければならない事項は、...全文を見る
03月19日第154回国会 衆議院 総務委員会 第6号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  これまでの質疑でちょっと重複するところもありますけれども、改めて質問いたしますので、よろしくお願いいたしたいと思います。  それでは、まずもって、恩給問題の前に、公的年金の基本的課題をお伺いいたしたいと思います。  最近、厚生労...全文を見る
○黄川田委員 我が党は、国民が主役の社会の実現を目指して、社会保障制度改革を政策の大きな柱の一つに掲げております。そして、基礎的年金、高齢者医療そして介護などの財源を消費税に求めることによりまして、直接税及び社会保険料などの直接的な国民負担の軽減を図る、これを主張しております。 ...全文を見る
○黄川田委員 国民年金は、老後を支える本当に重要な制度であります。そしてまた、事務の相当部分が国に移るわけでありますけれども、国民にとって逆に不便になったり、あるいは制度運営がうまくいかなくなったというようなことのないように万全な対策を望むものであります。いずれ無年金者が生じない...全文を見る
○黄川田委員 恩給の国家補償的性格といいますか、それを基本としまして、この低額恩給の是正についても今後とも取り組んでいただきたいと思っております。  残り少なくなりましたので、最後に、関連しまして、在日韓国人旧軍人軍属戦没者遺族等に対する弔慰金等の支給に関してお尋ねいたしたいと...全文を見る
○黄川田委員 この弔慰金等については、種々議論が重ねられて議員立法で実現を見た措置であると伺っております。いずれこの請求の窓口は市町村でありますので、広報の強化あるいは事前相談、こういうものによりまして請求漏れがないよう、そしてまた、請求があった場合には迅速な処理をよろしくお願い...全文を見る
03月20日第154回国会 衆議院 総務委員会 第7号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。これまでの質疑で重複するところもあると思いますけれども、改めてお尋ねいたしますのでよろしくお願いいたします。  それでは、通告に従い、順次質問していきたいと思います。  さて、放送業界は、まさに大きな変革期を迎えていると思っております...全文を見る
○黄川田委員 国際化の中で、私たちの生活は世界の動きから切り離して考えることはできないと思っております。そこで、世界の出来事を正確に、また迅速に視聴者国民に届けられるように、世界各国の放送機関との連携を引き続きお願いしたいと思っております。そしてまた、我が国の実情も十二分に世界に...全文を見る
○黄川田委員 基本的にこの対策費の財源は電波利用料でありますけれども、この事業費は、先ほどからお話があるとおり、当初見込みの三倍に達するということになっております。  そこで、二〇〇三年にスタートするということでございますけれども、それでは改めて、二〇〇六年の全国展開、この計画...全文を見る
○黄川田委員 それでは次に、経営改革と合理化問題についてお尋ねいたしたいと思います。  昨今の厳しい経済状況下でありまして、民間企業は、強い決意のもとに構造改革を行うなど、経営効率の改善に向けた不断の改革を進めております。  そこで、公共放送のNHKにおいても、視聴者の一層の...全文を見る
○黄川田委員 それから、受信料についてお聞きしたいと思います。  先ほど田並委員からもお話がありましたけれども、物価が下落している、下落する中で受信料の据え置きは実質値上げではないかと。それから公共料金も、電力あるいはまた通信業界の値下げとかいろいろ動きがある。こういう中で、改...全文を見る
○黄川田委員 新たな財政需要に対応していかなきゃならないということでありますけれども、国、そして地方とも厳しい経済状況でありますので、これを敏感に受けとめて、そしてまた国民に理解されるような取り組みをお願いいたしたいと思っております。  それから、大手民間企業の三分の一は、この...全文を見る
○黄川田委員 NHKは、安定収入と特殊法人の特権に支えられてきた、あるいはまた経営の根幹にかかわる情報は今なお余り公開されていないというふうな声もあります。受信料で成り立つNHKにはより一層の経営の効率化、説明責任を求めておきたいと思っております。  残り時間が少なくなってまい...全文を見る
○黄川田委員 また、この第一次報告にて、NHKの子会社等のあり方に関して、経営の透明性を確保すべく、子会社等との連結決算を平成十四年度への前倒しも含めて導入することを求めておりますけれども、今回の平成十四年度事業計画ではどのように対処するおつもりでしょうか。そしてまた、連結決算に...全文を見る
○黄川田委員 大臣、そしてNHKからさまざまなお話をいただきましたけれども、この研究会の報告はインターネット利用と子会社との問題に限定しておりまして、これまでの既成事実の追認というふうな形になっていると思っております。改めて、公共放送の将来像を見据えた本格的な検討の必要を指摘して...全文を見る
04月02日第154回国会 衆議院 総務委員会 第9号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  まず最初に、市町村合併の現状と課題についてお伺いいたしたいと思います。まず、市町村合併の進捗、進展状況等の現状認識を伺いまして、引き続き、平成十七年度で終わる合併特例法以降の地方制度のあり方について考えてみたいと思っております。 ...全文を見る
○黄川田委員 一般的に、合併協議会が設置されまして、そして合併が実現するまでに約二年ぐらいかかると言われております。そうしますと、この特例法の期限切れまでに合併するには、ことし一年がこれからの市町村のあり方を決める重要な年だと思います。そこで、自治体へのさまざまな情報等を的確に提...全文を見る
○黄川田委員 それから大臣に確認でありますけれども、この特例法の期限の延長というものはないということで理解してよろしいのでしょうか。
○黄川田委員 現時点においては考えていないということで理解したいと思います。  それでは次に、情報通信分野における公正な競争環境の育成についてお尋ねいたしたいと思います。  機会あるごとに情報通信分野の公正な競争環境の育成に関する問題を提起してまいりましたけれども、今回は、地...全文を見る
○黄川田委員 新聞報道によりますと、接続料引き下げの一部は、次に議論したいと思っております基本料に上乗せする案もあると耳にしております。これは慎重に検討を要することだと思いますので、情報通信審議会においては適切な判断が行われることを望むわけであります。  それでは次に、基本料に...全文を見る
○黄川田委員 料金政策上重要な話だと思いますので、しっかりと検討していただきたいと思います。  それではここで、固定電話について議論してまいりましたけれども、近年は、携帯電話の加入、普及も目覚ましく、御案内のとおり、平成十四年二月末現在で、電気通信事業者協会によりますと、インタ...全文を見る
○黄川田委員 今後とも、料金の低廉化、そしてまた技術の進歩、その成果が国民全体に享受できるように、さらに適切な料金政策を展開されますようよろしくお願いいたしたいと思います。  それから、時間も残り少なくなってまいりましたので、最後に、地方行政改革と新たな行政課題についてお伺いい...全文を見る
○黄川田委員 いろいろお話がありましたけれども、このPFIについては、事業の透明性の確保であるとか、あるいはまた責任分担の明確化等を前提にしまして、さらにその指導に着実に取り組んでいただきたいと思います。  それでは、最後の最後であります。地域課題になりますけれども、質問いたし...全文を見る
○黄川田委員 県及び市町村とも連携をとっておられるようでありますけれども、地元への十分な説明責任を引き続き果たされますことを求めまして、終わります。
04月04日第154回国会 衆議院 総務委員会 第10号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  通告に従い、順次質問いたしますけれども、まず、この法改正の質疑の前に、最近多発しております山火事と、消防団等の活動についてお尋ねいたしたいと思います。  御案内のとおり、ことしは暖冬で春の訪れが早く、地表が極端に乾燥していること、...全文を見る
○黄川田委員 お話しのとおり、ヘリコプターは定期点検に一定期間かかるわけであります。そして、県にあっては例えば警察ヘリとの役割分担とか、いずれ、離陸できなかったとか活用できなかったということのないように、広域連携は大切だと思いますので、その適切な運用をよろしくお願いいたしたいと思...全文を見る
○黄川田委員 それでは次に、消防機関の人員不足についてお尋ねいたしたいと思います。  日ごろ、火災現場あるいは災害現場での消防機関の活動を目にしますと、本当に住民の一人としても消防機関には信頼をしておるところであります。しかしながら、火災を未然に防止するというようなこの予防業務...全文を見る
○黄川田委員 時代に合った消防力の強化は大変必要でありますので、特段の配慮をよろしくお願いいたしたいと思います。  それから、消防機関における法の執行体制整備について質問通告しておりましたけれども、消防職員の法執行に関する資質の向上に関しては、消防学校等で教育するということであ...全文を見る
○黄川田委員 いずれ、現場が十分に動けるような仕組みをつくっていただきたいと思います。  それでは次に、防火対象物の防火対策促進について伺いたいと思います。  防火管理の徹底として定期点検報告制度を導入するなど、防火対象物の所有者や管理者に対して新たな防火管理義務を課すもので...全文を見る
○黄川田委員 では、最後の質問であります。  火災事故が発生しますと、消防法のみでなく、例えば高圧ガス取締法あるいは労働安全衛生法など、多くの規制法令が対象になりまして、かつ、大規模災害の都度、関連取り締まり法規が強化される方向で改正されるわけであります。しかしながら、規制緩和...全文を見る
○黄川田委員 大臣のお話のとおり、消防事務は市町村の固有の事務でありますけれども、今回の改正案については、その実効性の確保といいますか、それが一番大事だと思っておりますので、それを十分認識されまして、消防機関に対する指導の強化や消防職員の充足あるいはまた質の向上に十分な方途を見出...全文を見る
04月08日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号
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○黄川田分科員 自由党の黄川田徹であります。  農水省所管を中心に、通告に従い順次質問いたしますので、よろしくお願いいたします。  まず、BSE対策に関連してお尋ねいたしたいと思います。  去る四月二日、BSE問題に関する調査検討委員会は最終報告をまとめまして、そしてBSE...全文を見る
○黄川田分科員 座談会を通じまして、国民の目線では、まだまだ大臣は免責されていないということをここでは指摘しておきたいと思います。  それから、通告項目が多いわけでございますので、簡潔明瞭な御答弁をよろしくお願いいたしたいと思います。  そしてまた、なぜ、どのようにしてこのB...全文を見る
○黄川田分科員 それでは次に、大家畜経営維持資金について伺います。  昨年度分の借りかえが可能な新しい融資制度が今年度から発足すると耳にしております。貸し付け条件等、どのような内容か。特に、BSEの影響がまだ続いている現状を踏まえまして、無担保無保証人の条件を維持しつつ、貸付期...全文を見る
○黄川田分科員 当初、これについては地方公共団体あるいは農協等が運転資金に心を配りまして、政府の政策を補完するようなそういう対策を講じているというのが見受けられました。本当にこれは国の責任で万全の対策をとるのが筋でありますので、よろしくお願いいたしたいと思っております。  それ...全文を見る
○黄川田分科員 私の地元でも、セメント会社の協力をいただきまして、その処理について動き出しております。しかしながら、政府においても、この肉骨粉等の処理、抜本的な対策といいますか、さらに前進するような具体的な対応をよろしくお願いいたしたいと思います。  それでは、農水省にはお引き...全文を見る
○黄川田分科員 それで、東北新幹線の岩手県側の並行在来線でありますけれども、これはいわて銀河鉄道株式会社ということでありまして、関係者の協力、支援のもと、去る三月十五日ですか、第一種鉄道事業者として国土交通省に許可申請を提出したということであります。そしてまた、この経営がうまくい...全文を見る
○黄川田分科員 開業までに詰める課題も少なくありません。そしてまた、経営基盤の脆弱な第三セクターでありますので、特段の配慮をよろしくお願いいたします。  残り時間、あと五分でありますので、まとめて二つお伺いいたしたいと思います。  まず、産業の空洞化と地域経済についてお尋ねい...全文を見る
○黄川田分科員 地方に住んでおると、日本の製造業はどうなってしまうのかという本当に厳しい気持ちでおります。  いずれ地方が元気になるように、各省庁連携しまして特段の取り組みを要望いたしまして、終わります。ありがとうございました。
04月11日第154回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第3号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  大変お疲れのところでありますけれども、最後の質問者でありますので、よろしくお願いいたしたいと思います。  それでは、通告に従い、順次質問していきたいと思います。  さて、この特別委員会でありますけれども、青山委員長のもと、担当の...全文を見る
○黄川田委員 省庁再編によりまして、青少年対策、その取り組みが見劣りがしないように指摘させていただきますとともに、この有識者懇談会の成果を本当に期待したいと思っております。  さて、昨年秋、筑波大の遠藤教授らが行った日中韓三カ国の中学三年生の意識調査によりますと、日本では、世界...全文を見る
○黄川田委員 本来、子供は、実現できるかどうかは別にして、大きな夢を抱くものであります。しかしながら、現実は冷めておるという状況であります。これは大人の社会をむしろ映し出しているのではないか。大人自身が夢を持てずして、何で子供が夢を持てるのかという状況もあると思います。  私、...全文を見る
○黄川田委員 事件の直後、マスコミ各社はこの事件を一斉に大きく取り上げております。「大人の責任こそ重大」「しかる教育を怠った悲劇」「普通の子が暴走」「非行を芽で摘むのが先決」などと見出しは躍っておるのでありますが、そして、もっともらしいのでありますけれども、この原因を深く究明して...全文を見る
○黄川田委員 森内閣時代、文部科学省は、教育改革国民会議の提言を踏まえまして、「学校、家庭、地域の新生〜学校が良くなる、教育が変わる〜 二十一世紀教育新生プラン」を大々的に掲げまして、「多様な奉仕・体験活動で心豊かな日本人を育みます」など七つの重点戦略から成るレインボープランを昨...全文を見る
○黄川田委員 通告はあと二問なんですけれども、厚生労働省の方は後で質問いたしますので、最後の質問であります。  この教育改革国民会議で、曽野綾子さんは、青少年の健全な育成のため、小中学校は約二週間、高校生は最低一カ月間の奉仕活動を提唱しておりました。これは前にお話しした土居健郎...全文を見る
○黄川田委員 私の所属する自由党は、暮らしを一新する五つの具体策の一つとして、毎週土曜日は家族で道徳と集団生活のルールを学ぶ日というふうな形で主張しておりますので、一つ紹介させていただきまして、質問を終わります。  以上で終わります。
04月11日第154回国会 衆議院 総務委員会 第12号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  特定の課題の法案でありますので、これまでの質疑で重複するところもありますけれども、通告に従い質問いたしますので、よろしくお願いいたしたいと思います。  ちなみに、私は地方公務員十八年でありまして、県議会議員五年でありまして、どうも...全文を見る
○黄川田委員 今でもその性格を維持しているということでありますね。  先ほど来、地方議会議員共済会の仕組みにつきましては、都道府県議会議員は都道府県議会議員共済会、そしてまた市議会議員と東京都の特別区の区議会議員は市議会議員共済会、そして町村議会議員は町村議会議員共済会の三組合...全文を見る
○黄川田委員 それで、この地方議会議員年金は法律に基づく年金制度でありまして、その破綻をぜひとも防ぐという立場から、そういう観点から改正案を見ますと、過去において、地方議会議員年金の財政状況が厳しくなったときには、年金算定基礎率を含めて給付水準を引き下げたということは初めてであり...全文を見る
○黄川田委員 先ほど来、地方議会議員年金制度検討会ですか、この中で関係者の意見を伺いながら改正案をまとめたということでありますけれども、給付水準の引き下げ、掛金率の引き上げ、いろいろと議論したということであります。地方六団体の中の議長会ですか、そういう方々の代表ということでありま...全文を見る
○黄川田委員 先ほど来議論のある市町村合併において、議員数が減っていくというところでちょっと私もお話をさせていただきますと、近年の地方議会議員数を見ますと、市町村合併や条例による定数の削減によりまして減少傾向にあります。例えば、昭和五十年度と比べてみますと、都道府県議会議員はほぼ...全文を見る
○黄川田委員 いずれ、地方公務員の年金、あるいは特別職の議員の年金、一般国民の年金、いろいろとこれから議論していかなきゃいけないと思っております。二十年後もつかもたないか、それもありますけれども、年金自体のあり方をもっと議論したいと思います。  時間でありますので終わります。あ...全文を見る
04月18日第154回国会 衆議院 総務委員会 第14号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。通告に従い、順次質問していきたいと思います。  本題に入る前に、私、一回生でありますので、これまでの経緯、不案内なところがありますので、まず、これまでの国が取り組んできた官民交流などについて、改めてお聞きしていきたいと思います。  昨...全文を見る
○黄川田委員 始まったばかりで、その評価というものはこれからだということでありますけれども、いずれ、高い評価ができるように、人事院からも的確な意見を出していただきたいと思っております。  そしてまた、今般の公務員制度改革においては、官民の人的交流を積極的に推進するために、官民人...全文を見る
○黄川田委員 お話のあったように、公務の公正性を確保していくこと、これが重要な課題でありまして、附帯決議にあることをしっかりと受けとめておいていただきたいと思っておりますし、そしてまた、今後の公務員制度改革の具体化に当たりましては、人事院の意見も尊重しまして慎重に検討していただき...全文を見る
○黄川田委員 大臣から答弁されましたけれども、私、いつも言うのですけれども、地方自治法で制度化されている自治体でありますが、三百五十万にもなんなんとする横浜市であるとか、二百人にも満たない村もあると聞いております。でありますので、国と同じぐらいの自治体もあれば、本当に集落一つが村...全文を見る
○黄川田委員 そしてまた、法案の第六条では、任命権者は、採用の趣旨に反しない限り、その任期付職員を、任期中他の職に任用できるということにしております。その場合、人事委員会の承認を得なければならないとしておりますけれども、この人事委員会について、先ほどちょっと答弁があったみたいであ...全文を見る
○黄川田委員 先ほど副大臣から、公平委員会のあり方といいますか、ちょっと検討しなきゃいけないところもあるんじゃないのか、その仕事の中身も変えていく必要があるんじゃないのかと。あるいはまた、現実に、職員の人事に関して、申し出があったところについて裁定したりするというところなんでしょ...全文を見る
○黄川田委員 制度上、公平委員会の役割というのが、裁定が主ということでありますし、そのとおりなんでしょうし、今回の期限つき任用に関しても、大都市、都道府県からという形で動き始めると思いますけれども。地方分権が一層進んでくる中で、地方にあってもいろいろな人材を活用したいという場面が...全文を見る
○黄川田委員 この法律が実際に運用されるためにも、外部の有能な人材が安心して働ける職場をつくらなきゃいけないということで、その能力や期待されている業務内容にふさわしい処遇を行う必要があるということであります。  そこで、その高い専門性を有する任期付職員の給与体系をどのようにまず...全文を見る
○黄川田委員 それでは、最後の質問であります。  地方分権が進む、あるいは市町村合併が進んでいくということの中にあって、この法案による制度が地方公共団体に活用されまして、その結果、部内の組織に対しどのような効果が期待されるのか、大臣の期待されるところをお伺いいたしたいと思います...全文を見る
○黄川田委員 いつも時間を超過しておりますので、きょうは二、三分早目に終わります。ありがとうございました。
04月25日第154回国会 衆議院 総務委員会 第16号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  持ち時間二十分でありますので、通告に従い順次質問いたします。また、他の委員と重なる質問もありますけれども、よろしくお願いいたしたいと思います。  さて、電波の利用は質的な変化とともに量的にも大きく拡大しまして、周波数の逼迫状況はI...全文を見る
○黄川田委員 また、昨年の質疑で、電波利用権の新規取得の際の入札制度、これが欧米のオークションの弊害と対比しまして広く議論されたところでありまして、また先ほどもこのオークションについて話されたところでありますけれども、その際私は、日本にふさわしい入札制度の検討はないものか、そうい...全文を見る
○黄川田委員 次に、地上波デジタル放送の基本課題についてお尋ねいたしたいと思います。  この地上波デジタル放送は、従来、二〇〇三年末には東京、大阪、名古屋の都市部で放送を始めまして、二〇〇六年に地方中心都市、遅くとも二〇一一年までに全国全域で切りかえを完了させる、こういうところ...全文を見る
○黄川田委員 今大臣がお答えになったとおり、どうも国民のPRがすごく不足しているんじゃないかと思っております。私も地方から東京に来ておりますので、国政報告会や何かで今のテレビが十年後使えませんよなんて言っても、なかなか浸透していないところがあります。そこが一番大事だと思いますので...全文を見る
○黄川田委員 変更にかかわる費用は、大臣は再三電波利用料で賄うと表明しておりますし、先ほどの議論でもお話しされたところでありますけれども、七百億円の当初予算が二千億にも及ぶんじゃないかということ、これを考えますと、十年で一千三百億円の増ですか、年間百三十億円が節減が図れて、年間百...全文を見る
○黄川田委員 この財源には、電波利用料の充当か、あるいは税金の投入か、これはいずれかしかないと思っております。  先ほどお話ししましたとおり、本年度の電波利用料収入は五百億円を超えるという見込みでありますけれども、約七千万台ですか、これを超えた、普及した携帯電話の各端末を一無線...全文を見る
○黄川田委員 大規模な電波の再配分には透明性が最も大事でありますので、時代を先取りしました特段の配慮を要望いたしまして、終わります。ありがとうございました。
05月28日第154回国会 衆議院 総務委員会 第18号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  去る五月十七日、政府は、五月の月例経済報告で景気底入れ宣言を表明いたしました。内閣府が五月九日、三月の景気動向指数を発表し、景気の現状を示す一致指数が五六・三%と、一年三カ月ぶりに五〇%を超えたことなどを踏まえた表明と思いますけれど...全文を見る
○黄川田委員 大臣のおっしゃるとおり、産学官の連携、地方でも一生懸命頑張っております。それから、電子政府等々、それらが地域に波及するようにということでありますけれども、いずれ、私は、現在の日本の最優先政治課題は経済の活性化であると思っております。経済の活性化がないと、どうも税財源...全文を見る
○黄川田委員 いずれ、先ほど民主党さんからお話がありましたとおり、この付加税は、アクセルを踏みつつブレーキを踏んでいる、そういう感じがしておりまして、二年と言わず今年度からでも廃止すべきであるというふうに我が党も思っているわけであります。  さて、この連結納税制度でありますけれ...全文を見る
○黄川田委員 いずれ、地方税は、法人税の連結決算の過程において連結グループ内の各法人に配分される個別帰属額、これを活用することになると思うわけでありますけれども、そうすると、法人税でこれら個別帰属額が的確に計算されなければ、地方税の公正な課税に支障が生じることにもなりかねないわけ...全文を見る
○黄川田委員 次に、私、不案内でありますので、諸外国における状況について伺いたいと思います。  我が国の連結納税制度の創設に当たっては、既に連結納税制度を採用している諸外国の状況などを踏まえまして制度設計が進められてきたものと思っております。平成十二年七月に政府税制調査会が取り...全文を見る
○黄川田委員 税の基本的な部分で異なりますから、それがそのまま地方税との関連ということはなかなかないということだと思います。  それでは、少し視点を変えまして、今、地方税においては、先ほども議論がありましたけれども、法人事業税への外形標準課税導入の議論がクローズアップされており...全文を見る
○黄川田委員 外形標準課税につきましては、やはり景気がよくなることがあらゆる税の問題を考える上でどうも基本となるような感じがしまして、来年度から導入というような部分もいろいろあるようでありますので、この議論が活発になることを私も期待したいと思っております。  それでは次に、税制...全文を見る
○黄川田委員 お話しのとおり、この納税貯蓄組合でありますけれども、四、五年前の裁判で、補助金の出し方といいますか、法による支出なのか、あるいはまた地方自治法の補助金が出せる部分を読んで出しているのかとさまざまありました。そしてまた、自治体の財政事情が厳しくなる中で、情報公開あるい...全文を見る
○黄川田委員 お話しのとおり、国税の滞納額の方は減少傾向にあるようでありまして、それと対照的に、何か地方税の滞納が増加しているのではないかと思っております。特に、バブルがはじけた中での固定資産税等々の滞納等があるのかな、こう理解しております。  滞納というものは、どちらかといい...全文を見る
06月04日第154回国会 衆議院 総務委員会 第20号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  これまでの質疑で重複するところもありますけれども、基本的な考え方あるいは枠組み、そして体制などを改めて問うことになりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。  それでは、通告に従い、順次質問していきたいと思います。  まず...全文を見る
○黄川田委員 大臣から答弁いただきましたけれども、この三十三条一項の各号でありますけれども、これは、国営の新たな公社を設立するために必要な措置についての方針でありますけれども、必ずしも時間的に、公社設立時までの事項に限定されたものではなくて、設立後の公社のあり方に関する事項も含ん...全文を見る
○黄川田委員 普通の国民の一人として、この法律というものがなかなかわかりにくいといいますか、この部分については私は私なりに、事業庁を公社化するんだ、民営化ではないというふうな形で読んでおるわけなんであります。  そしてまた、一九九九年の三月十二日の参議院の交通・情報通信委員会に...全文を見る
○黄川田委員 大臣は政治家でありますか、それとも事務方の長でありますか。
○黄川田委員 そしてまた、この重要法案の審議の前提といたしまして、まさに軸足のぶれない一貫性のある方針を貫くためには、このように解釈が大きく分かれる第三十三条一項六号をそのままにして議論を進めるのは不自然でありまして、この際、総理に強く進言し、この六号を削除すべきではないかという...全文を見る
○黄川田委員 それでは次に、だれのための公社化なのかであります。  今回の郵政三事業の改革の原点はどこにあるのでしょうか。国が独占している郵政事業に競争原理を導入し、国民へのサービスの向上と料金の低廉化を図ることではなかったのでしょうか。一体だれのための公社化であるのか。最近、...全文を見る
○黄川田委員 ところで、今回の法案の提出をめぐりまして、政府・与党内の確執が報道をにぎわせておるわけであります。  党内議論を超越した首相の決断は、我が党も以前から主張しておる政治主導にも通じるところもありますが、しかしながら、一夜にして官房長官が連立与党の幹部に今回限りのこと...全文を見る
○黄川田委員 それでは次に、信書の定義や範囲は後日じっくり議論させていただくといたしまして、最近、ダイレクトメールなど信書の範囲等をめぐり、民間宅配事業者の事業参入ですか、これをめぐりまして議論が交わされております。しかしながら、首相や総務大臣は、民間参入条件を明示することを避け...全文を見る
○黄川田委員 一昨日の日経新聞によりますと、政府は、郵政事業への民間参入に関しまして、公社の郵便ネットワークを民間に開放し、公社が保有する郵便ポスト等の共用を認める方向で検討に入ったと、かなり詳細に報道しておりました。そうしたら、昨日の定例記者会見でありますか、総務省の金澤事務次...全文を見る
○黄川田委員 政令で定める算定基準において納付ということになるんでしょうけれども、公社化に当たってきっちりとした経営展望があれば、もう少し具体的にお話ができるのではないかと思っておるわけであります。  腹づもりでよいのでありますけれども、国庫納付について、どのような場合にあるい...全文を見る
○黄川田委員 それでは次に、公社の租税負担についてお尋ねいたしたいと思います。  公社が現在と同じく法人税等の支払いを免除されていることについて、民間からは、隠れた補助金ではないかと指摘されるところもあります。また、固定資産税についても、市町村納付金として実質その二分の一とされ...全文を見る
○黄川田委員 市町村への固定資産税、そして、かつての三公社を勘案しながらということで、二分の一ということで、ちょっと私は経緯がわからないものですから、公社時代になぜ二分の一というふうな形になったのか。そしてまた、二分の一であれば、全国の市町村に総額、国の保有する郵便局の固定資産税...全文を見る
○黄川田委員 全国で市町村に入る固定資産税は、二万五千弱の郵便局があるんですが、全部が全部固定資産税を払うわけじゃないでしょうし、個人のを借りているわけでありますから、国が持っている資産で、全国で市町村に固定資産税を納める全体額で百八十億ということでありますか。
○黄川田委員 それでは次に、自己改革によります競争力の強化であります。  公社化の目的は、予算や定員等の国の行政機関であることに起因いたします制約を外し、そしてまた、独立採算制のもと、自律的かつ弾力的に経営することによりまして、経営の効率化やサービスの改善によりまして、国民、利...全文を見る
○黄川田委員 それでは次に、公社の出資については、昨年末に発表されました総務大臣の研究会の中間報告でも、競争に対応しつつユニバーサルサービスの維持が図られるよう経営の自由度を付与する観点から、必要な範囲に限り民間企業への出資ができることとされており、私も、公社の経営合理化を進める...全文を見る
○黄川田委員 最近の新聞報道によりますと、総務省は、郵便貯金と簡易保険は別といたしまして、郵便事業のみはそれにかかわる業務の委託先となる民間企業に限って出資ができるように改める方針、こういう方針を決めたとしております。今回の法案には、出資については、時間がなかった、間に合わなかっ...全文を見る
○黄川田委員 それでは最後に、ユニバーサルサービスの基本問題についてお尋ねいたしたいと思います。  現在、手紙、はがきの全国均一料金、そしてまた、ポスト投函制を基本とした郵便物の送達のサービスがユニバーサルサービスとして全国あまねく公平に提供されておるところであります。このよう...全文を見る
○黄川田委員 そしてまた、郵便サービスは、単に集配サービスを提供するだけではなく、離島あるいは山間部を含めて、全国あまねく約二万四千七百局の郵便局ネットワークを基盤といたしまして、郵便貯金、簡易生命保険等を扱う傍ら、政府機関の事務窓口、ひまわりサービス等、地域に密着した身近な公共...全文を見る
○黄川田委員 郵便局でありますけれども、国の機関の中で最も国民に身近なものだと思っております。そしてまた地方自治体、これはまた住民の福祉の向上に努める本当に最前線の機関であります。これらが連携するようにということで、郵政官署法案ですか、昨年通していただきましたし、その後いろいろな...全文を見る
○黄川田委員 きょうは郵政四法案の入り口でありまして、出口までにはしばらくかかると思いますので、個別の部分はまたの機会があると思いますので、以上で終わります。ありがとうございました。
06月06日第154回国会 衆議院 総務委員会 第21号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  一昨日に引き続きまして、残りの総括的事項につきまして質問していきたいと思っております。それからまた、各委員から質疑があった事項につきましても、私からも確認の意味で重ねて質問いたすこともあると思いますので、よろしくお願いいたしたいと思...全文を見る
○黄川田委員 それでは、信書の定義内容であります。重ねてお伺いいたす次第であります。  この信書について、これまで判例以外特に明確な定義がなかったものを、今回の法案において、一九五八年の最高裁の古い判例等を踏襲しまして、初めてですか、一応、形式的には明文化されましたけれども、極...全文を見る
○黄川田委員 先ほど中村委員から冷蔵庫の質問をされましたけれども、佐田副大臣は冷凍庫で答弁しておりまして、随分固まっているんじゃないかというふうな感じがしておりましたので。  そして、最近の新聞報道によりますと、信書の定義は政省令ではなく法案に明記するよう修正すると政府・与党内...全文を見る
○黄川田委員 重ねてお聞きいたしますけれども、仮に今回の信書便法で信書の定義を明確化できないのであれば、郵便法の改正で限定列挙すべきであるという考え方もありますが、いかがでしょうか。  そしてまた、公社を監督する総務省にこの信書の判断をゆだねるのではなくて、第三者機関で検討すべ...全文を見る
○黄川田委員 また別の見方で、このガイドラインの内容が行政府の裁量にゆだねられるということになれば、このガイドラインの内容次第では、信書便事業に参入しないメール便等を取り扱っている既存の事業者を不当に圧迫するのではないかと心配される声もこれまたあるわけであります。  そこで、前...全文を見る
○黄川田委員 郵便の取扱量は大体二百六十億通ですか、そのうち第一種が百三十億通ということで、そのうちのダイレクトメールが四分の一ぐらいということでありますけれども、金額的にはどのぐらいになるんでしょうか、収入に占める。どこかで答弁しておりましたか。改めてお尋ねいたしたいと思います...全文を見る
○黄川田委員 いわゆるドル箱と考えることは構わないわけでありますね。答弁は結構であります。  それでは、ちょっと切り口を変えまして、次に、金融市場の活性化と安定化について、公社化と民営化を踏まえましてお尋ねいたしたいと思います。  去る五月二十一日の本会議での代表質問で、我が...全文を見る
○黄川田委員 それでは、視点を変えまして、郵便貯金については、少額貯蓄手段の提供という本来の目的を逸脱して、その資金規模は二百四十兆円と大きく肥大化しておりまして、こうした巨額の資金が証券市場、株式市場の活性化を阻害するなど、国民経済的に見て問題がさまざまあるとの指摘があります。...全文を見る
○黄川田委員 お話がありましたけれども、官民の役割分担の適正化の観点から、民間でできるものは民間にゆだねる、これは総理のキャッチフレーズでありますね。国の経済運営の基本原則、すなわち民業補完論を郵便貯金についても遵守すべきだ、そういう指摘もあるわけであります。お話のとおり、ずっと...全文を見る
○黄川田委員 また、郵貯資金の運用でありますけれども、第四十条で適用範囲が厳しく規定されておりまして、ハイリスクな運用はできず、必然的にローリスク、ローリターンの方針で、例えばリスクの少ない国債、地方債あるいは財投債等が中心になりまして、ローンや企業貸し付けなどはできない仕組みに...全文を見る
○黄川田委員 残り時間も少ないわけでありまして、次に海外の先進国の事例についてお尋ねいたしたいと思います。  先般、ドイツ・ポストの会長が我が国を訪れまして、いわゆる郵便事業の民営化の進め方について講演を行った、これは記憶に新しいところであります。  そこで、先進諸外国では、...全文を見る
○黄川田委員 それぞれ国によって異なると思いますけれども、効率化によってコストの削減なんかなさっていると思うわけでありますけれども、コスト削減で主な要因、大きくコスト削減できるのはこの要因だというものがありましたら、お尋ねいたしたいのでありますけれども。
○黄川田委員 そしてまた、経営形態を変更した諸外国では、ユニバーサルサービスは現在どのように実施され、どう存続されようとしているのか。また、実施上の課題はどのようなものがあるか、あわせて総務省にお尋ねをいたしたいと思います。
○黄川田委員 郵政三事業のうちの郵便事業については、日本全国公平に提供されなければならない。そしてまた、たとえ赤字になるとも、シビルミニマムとして、ユニバーサルサービスとして、国が事業の最終責任を持つ、そういう覚悟が必要であると思っております。  最後に、政策的料金のあり方につ...全文を見る
○黄川田委員 いずれ国民一人一人に喜ばれるような法案にしたいと思っておりますし、まだまだ長丁場だとも思いますし、そしてまた来週は総理も来るということでありますので、時間を一分ほど残しまして、それではまた次の機会ということで、終わります。ありがとうございました。
06月11日第154回国会 衆議院 総務委員会 第22号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。三人の参考人の皆さんには、本当に御苦労さまです。特に與那國さんには遠くからはるばるおいでいただきまして、本当にお疲れさまです。順次お尋ねしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  まず初めに、ヤマトの有冨参考人からお聞きい...全文を見る
○黄川田委員 よくわかりました。  それでは、ヤマトさんでは、郵便事業の今後の市場規模についてどのようにお考えになっているか、お尋ねいたしたいと思っております。今後も成長する市場であるのか、あるいはまた、成熟市場といいますか、参入しても余りうまみはないと思っているのか、この辺を...全文を見る
○黄川田委員 まだまだいろいろなことをやれる事業だ、こういうお話でありますけれども、特に、ここでお話ししにくいでしょうか、もし参入しやすいのであるならば、こういうことを考えているというのは、ここではお披露目はできないでしょうか、具体的な事例でもあれば。
○黄川田委員 実は、昨年の通常国会で電気通信事業法の改正がありました。その際に、ユニバーサルサービスの提供確保の観点から、適格電気通信事業者は新たに設置される支援機関に利益の一部を負担することとされておりまして、その負担の集まり、基金によりましてユニバーサルサービスを確保しようと...全文を見る
○黄川田委員 それでは、電気通信事業の方ではこういう仕組みをとっておるわけなんでありますけれども、それに対する感想みたいなものを、突然のお尋ねで大変なんですけれども、お願いいたします。
○黄川田委員 いずれ、国民一人一人が、このユニバーサルサービスがつぶれること、これを最も心配している方々がアンケート等でも多いわけでありますので、ちょっとお聞きしたわけなんであります。  それでは、まだ石川参考人にはお聞きする方がありませんので、私の方からちょっとお尋ねいたした...全文を見る
○黄川田委員 国の財産であります郵便局のネットワーク、これを活用しながら、そしてまた地方の郵便局の市町村との連携等々、さらに多角化を広めていった方がいいんじゃないのか、こういう認識だと私、今、理解したわけなんです。  今やっているような仕組みといいますかやり方のほかに、加えて、...全文を見る
○黄川田委員 それでは、もう一点石川参考人にお尋ねいたしたいと思います。  私は経営学の専門家ではありませんけれども、ドイツでは、経営協議会等と称するものに労働組合の幹部が参画しまして企業経営に主体的に参画する制度が進んでいると聞いております。そこで、先ほどお話しになりました、...全文を見る
○黄川田委員 残り時間が少ないので、最後になりましたけれども、與那國さんにお尋ねいたしたいと思います。  先ほど遠藤委員からお話しのとおり、まだまだ言い足りないところが何かあるみたいでありますので、改めて、これまで離島にあって郵便局が果たしてきた役割といいますか、その評価といい...全文を見る
○黄川田委員 時間でありますので、終わります。参考人の皆さん、本当にありがとうございました。
○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。一回生でありますので、初めて小泉総理と質疑させてもらいますが、よろしくお願いいたしたいと思います。  総理は、幾つかの改革の旗印を掲げ、絶大な国民の人気を博し、昨年四月の就任以来一年有余を経過いたしました。総理は、郵政三事業の民営化に大...全文を見る
○黄川田委員 道路公団の話等々ありました。そしてまた、この郵政の関係も、小泉さんの抵抗勢力との力関係、これをはかる象徴的なものだと思いますけれども、しかしながら、第三者機関ですか、道路公団に関しても委員会のメンバーの人選、これをしっかりと総理ができるか、私は疑問に思うところもあり...全文を見る
○黄川田委員 公社化後の形は議論を妨げることはないということでありますので、それでは、今般この総務委員会で議論しなければならないのは、きっちりとした、しっかりとした、足腰のある、民間に負けない骨太の公社をつくりたい、だからしっかり議論してくれということでよろしいわけですね。
○黄川田委員 後の話ではなくてその前の、前段の話でありまして、しっかりした公社をつくってくれ、そういう意味で理解してよろしいわけでありますね。  それでは、先ほど来の議論の中で、郵政事業は三事業ありまして、郵便事業もありますけれども、貯金の事業、簡易保険等の事業がありまして、こ...全文を見る
○黄川田委員 総理がこんなに長く答弁してくれるとは思いませんでしたので、項目をいっぱい用意したのでありますが、時間が少なくなってまいりました。  触れられた懇談会のことについて、では、ちょっとお聞きいたしたいと思います。  総理が主宰する懇談会は、民営化の要否を含め、基本的方...全文を見る
○黄川田委員 懇談会の中で民営化を具体的に議論してもらうということでありますけれども、今、公社化ということで始まっているわけでありますが、では、この公社は何年ぐらいもたせるべきという形の中で我々は議論したらよろしいのでしょうか、その辺の長期見通しはあるのでしょうか。
○黄川田委員 いずれ、立派な公社をつくってくれということでありますね、そうでないと立派な民営化もできないということでしょうから。では、一生懸命立派な公社をつくるために我々も議論したいと思います。  それでは、今回の法案提出をめぐりまして、政府・与党内の確執が報道されておるところ...全文を見る
○黄川田委員 時間も残り少なくなりました。  午前中、参考人質疑をしたわけなんでありますけれども、この郵便事業の民間参入に関しましては、都市部の地域参入は別にしまして、ユニバーサルサービスを遵守した全国参入を希望している会社は現実には一社もないのではないでしょうか。この参入条件...全文を見る
○黄川田委員 総理は、さまざまな法案を出してありますけれども、最近目立つのが、立法府にげたを預けないで、議員たちにきっちりと立派な法律をつくってほしいというような形の中で議論をさせないで、政省令にゆだねる場面が本当に多いわけなんです、裁量行為といいますか。先ほど来、隣にいたら、省...全文を見る
06月13日第154回国会 衆議院 総務委員会 第23号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  参考人のお三方の皆様には本当にお疲れさまでございます。そしてまた、これまでの質疑で重複するところがあるかもしれませんけれども、確認の意味でお尋ねいたしたいと思いますので、よろしくお願いいたしたいと思います。  まず最初に、神野参考...全文を見る
○黄川田委員 また同じような見方でありまして、郵政公社は、郵貯資金あるいは簡保資金合わせると三百七十兆円ですか、これを自主運用する巨大な金融機関となっておりまして、これまで財投の制度でいろいろ運用されたということでありますけれども、この巨額の資金はどのような運用の仕方が適切である...全文を見る
○黄川田委員 それでは、切り口を変えまして、地方分権に関連してお尋ねいたしたいと思います。  総務省は市町村合併を強力に推進しておるわけなのでありますけれども、郵便局を市町村合併の際の受け皿として活用しようとする動きがあります。御案内のとおり、ワンストップサービス、郵政官署法が...全文を見る
○黄川田委員 地方制度調査会でも、このように合併が推進される、あるいはまた、したくても環境が許さないというような形の中で、県の役割を見直そうといいますか、町村の仕事を取り上げて県でやるとか、いろいろこれから議論されるというような方向であります。  今総務省がやっております二〇〇...全文を見る
○黄川田委員 ありがとうございました。  それでは、残り時間も少ないのですが、次は石井参考人にお尋ねいたしたいと思います。  石井参考人からは、郵便におけるユニバーサルサービス確保の重要性とそのあり方ということで御意見をいただきましたけれども、そこで、百三十一年ですか、明治四...全文を見る
○黄川田委員 加えて、もう一点だけお伺いいたしたいと思います。  信書便に民間が参入するということで、その中にあってユニバーサルサービスを確保するためには、参入者が出し合ってユニバーサル基金というもので対応するというふうな考え方もあります。ユニバーサルサービスでありますけれども...全文を見る
○黄川田委員 塩畑参考人にも質問があったんですけれども、時間が参りましたのでこれで終わります。またの機会、よろしくお願いします。  ありがとうございます。
06月25日第154回国会 衆議院 総務委員会 第24号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  郵政四法案の総括事項は既に伺いましたので、本日は、郵政公社法の個別課題について議論を進めていきたいと思っております。特に、職員の意識改革、組織管理、そして監査等にかかわる諸問題についてお尋ねしていきたいと思います。  まず初めに、...全文を見る
○黄川田委員 お話をいただきましたけれども、公社の職員は公務員ということでありまして、そしてまた国家公務員の全体の奉仕者としての立場の確保という点は、これはすべての公務員に当てはまる重要な論点であります。特に政と官のかかわり、官の政治的中立性など、本当に今回の鈴木議員の不祥事でも...全文を見る
○黄川田委員 これまでの議論で、特定郵便局長の採用の件であるとかいろいろ課題があるようでありますけれども、あわせて、公務員の採用試験制度を所管します人事院総裁の見解も求めておきたいと思います。
○黄川田委員 また、公務員が全体の奉仕者としての使命を果たす上で、セクショナリズムの是正が重要でありまして、これまでの公務員改革の中でも、中央官庁の官僚を中心として省益優先体質を改めることが必要とされてきたところであります。現在、内閣官房で進められております公務員制度改革は、試験...全文を見る
○黄川田委員 官僚の縦割り行政といいますか、この官僚に関しては、経済財政諮問会議も官僚の拒否権で議論がうまく進まないと本間議員が嘆いていると報道されております。霞が関に課長が千人いるとすると、全員が拒否権を持つ。それぞれが利害得失をもとにパワーゲームをしている。そしてまた、一方、...全文を見る
○黄川田委員 また、この理事会は、中期の経営目標やあるいは経営計画など経営に関する重要案件について、審議、決定する権限を持つこととしております。  そこで、公社としての最終的な経営責任はどこにあるのでしょうか。組織全体としての理事会にあるのか、あるいはまた、最高経営責任者といい...全文を見る
○黄川田委員 時間も残り少なくなってまいりました。一方、郵政事業については、郵貯、簡保の肥大化を初めとして民業補完の原則を逸脱しているというふうなさまざまな批判もあるところであります。平成九年九月の行革会議の中間報告によりますと、これも午前中の質疑でありましたけれども、郵政三事業...全文を見る
○黄川田委員 ぜひとも、将来の議論として取り残さないで、いろいろと検討していただきたいと思います。  それでは、通告の順序を変えまして、残り時間が少なくなってまいりましたので、金融庁の検査にかかわって御質問をさせていただきたいと思います。  郵貯、簡保合わせて三百六十兆円です...全文を見る
○黄川田委員 地方郵政局に対しては別といたしましても、検査の主体は金融庁が検査を行うことになると思っておりますが、昨今、この金融庁による民間金融機関の検査の話題がいろいろ報道されております。今の御答弁で、民間と同じような検査になるだろうということでありますけれども、私、ちょっと金...全文を見る
○黄川田委員 時間も残り少ないので最後の質問となります。  今お話がありましたけれども、金融庁は歴史も浅く、過去の金融危機等に対処すべく、検査員として大量に民間金融機関から採用してきたと聞いております。そこで、検査員の出身別内訳、構成をお伺いいたしますとともに、公社化後、金融庁...全文を見る
○黄川田委員 通告では、監査等その仕組みについてお尋ねしようと思いましたが、時間になりましたのでこれは次回に延ばしますので、よろしくお願いします。ありがとうございました。
06月27日第154回国会 衆議院 総務委員会 第25号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  一昨日に引き続きまして、郵政公社法の個別事項の質疑を行っていきたいと思います。  少子高齢化あるいは過疎化、そして地域経済の空洞化等がますます進んでいます。このようなときに当たって、地域社会における国民生活のセーフティーネットとし...全文を見る
○黄川田委員 大臣から、大きな資金シフトがないということ、あるいはまた地域金融機関の合併ですか、今、総務省は市町村の合併をしておりますから、合併特例債であるとか合併に伴う措置であるとか、いろいろお考えでしょうけれども、総理の私的懇談会のメンバーで金融問題の専門家であります翁日本総...全文を見る
○黄川田委員 総務大臣の役割がますます大事になってくるというふうな感じがしますので、よろしくその対応をお願いいたしたいと思っております。  それで、郵便貯金の資金運用の対象が、ローリスクの国債あるいは地方債が中心でありまして、安全、確実な運用を行っておりますけれども、これまた幾...全文を見る
○黄川田委員 それでは、民間資金需要への対応であります。  郵便貯金は、国債、地方債等を中心に運用されまして、一たん公的部門に資金の供給を行っております。ただ、この資金も、財投機関から民間企業への貸し付け、あるいはまた公的部門による、民間企業が生み出す財やサービスの購入を通じま...全文を見る
○黄川田委員 では、次に、切り口を変えまして、郵貯資金と国債の価格であります。  日銀の調査によりますと、個人が貯蓄を行う目的は、病気、災害への備えが圧倒的に多いわけでありまして、次いで、昨今の高齢化を反映しまして、老後の生活資金を挙げる割合が多くなってきております。つまり、多...全文を見る
○黄川田委員 最近の新聞報道によりますと、アメリカの国内でも個人や銀行の資金が安全志向を強めておるところは御案内のとおりであります。個人資金は株式から預金に流れ、銀行は企業向け融資を厳しく選別しております。景気の先行き不安や企業業績の下方修正に加えまして、エンロン等の相次ぐ企業の...全文を見る
○黄川田委員 それでは次に、利益の処分、そして資本金等についてお尋ねいたしたいと思っております。  郵政公社の国庫納付金については、これまで本委員会におきまして質疑を重ねてまいりました。大臣からは、国庫納付金の性格につきましては、法人税見合い、あるいはまた預金保険料見合いといっ...全文を見る
○黄川田委員 国庫納付については健全性を確保してからということでありますが、それでは、公社の資本金については、退職給付引当金等を除きまして約一・九兆円であり、民間金融機関と比較して極めて過少であるとの指摘を受けているところでありますけれども、そもそもこの公社の資本金の額はどのよう...全文を見る
○黄川田委員 総務省から具体的な見解をいただきましたけれども、これらの諸点を通じまして、この過少資本は公社の事業経営上本当に支障がないのか、また、その対策を今後どうするのか、大臣の見解を重ねて求めておきたいと思います。
○黄川田委員 残り時間が少なくなってまいりましたので、それでは次に、財投の改革と財投債についてであります。  国債の中には、財政融資資金特別会計法に基づき発行される国債、いわゆる財投債が含まれますけれども、この財投債は、昨年四月に実施された財政投融資改革により登場したものであり...全文を見る
○黄川田委員 金融相の懇話会ですか、そこで最近まとめられた金融ビジョン報告書案、これによりますと、公的金融に関しまして、入り口としての郵便貯金、簡易保険、そして、出口としての政策金融機関による公的金融仲介のシェアが特段に大きく、見直しが不可欠であると指摘されておるところであります...全文を見る
○黄川田委員 あと残り五分を切りましたので、まとめて二点伺います。  業績評価と政策評価等であります。郵政事業庁が公社化されても、事業を管理するための手段が整備されていなければ、ユニバーサルサービスを維持した上で、かつ独立採算制を維持発展させる重大な課題は達成できないのではない...全文を見る
○黄川田委員 時間が参りましたので、会計監査と業務監査につきましては後日といたします。ありがとうございました。
07月04日第154回国会 衆議院 総務委員会 第26号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  一月にわたります質疑を踏まえまして、順次質問していきたいと思います。  まずもって、この郵政公社法の基本課題であります。この日本郵政公社法案につきましては、そもそも、中央省庁等の改革基本法におきまして既に規定されていることでもあり...全文を見る
○黄川田委員 いずれ、出資によって足腰が強くなるということだと思っておりますが、それでは第二に、国庫納付の問題について伺いたいと思います。  この問題については、国庫納付の内容及び納付開始時期について、政令に委任されていることに関しまして、その具体的な内容を求める質疑が多かった...全文を見る
○黄川田委員 大臣は、公社は余りもうけなくてもいいということを先ほどお話しされましたけれども、これは公社化に当たっての職員の士気にかかわることでありますので、しっかりとした経営効率化を図りまして、市町村の固定資産税の二分の一相当額や、あるいはまた国庫納付金をしっかりと納めていくん...全文を見る
○黄川田委員 自己資本の関係も改めてお聞きしようと思ったんですが、答弁の中で触れられました。  私が先ほど言いたかったのは、公社化になる、自主、自律の精神が大事だ、そこでやはり職員も一生懸命働いて、市町村に迷惑をかけないように固定資産税の二分の一相当額はきっちり払おうとか、そう...全文を見る
○黄川田委員 まさか、総務省が大臣を越えた形で答弁はできないと思いますけれども、機関としての大臣は一生懸命やれということですので、よろしくお願いいたします。  それでは、ここで視点を変えまして、在籍専従問題について一点伺いたいと思っております。  労働組合の役員が公務員の地位...全文を見る
○黄川田委員 分けて聞こうと思って、とりあえず過去の経緯を聞いてからと思いましたけれども、公社化後にあっても原則これまでどおりだというお話であります。  さらにそれを踏み込んで議論するという部分はあるんでしょうか、これまでの七年をということの今答弁でありますけれども。
○黄川田委員 それでは次に、信書便法の基本課題であります。  この法案の審議を振り返りますと、信書便法における郵便のユニバーサルサービスの確保と、それからまた民間参入による競争促進とのバランスですか、これをいかに図るかの問題が最大のテーマであったかと私は思っております。  そ...全文を見る
○黄川田委員 そしてまた、午前の質疑でもありましたけれども、近年、ITの進展によりまして、ブロードバンド化の普及は目覚ましいものがありまして、最近は電子メールで年賀状を送る人もふえておるわけであります。すなわち、郵便の需要がITに代替されていくのがこれからの趨勢ではないかと思って...全文を見る
○黄川田委員 総務省として、電子政府あるいはまた電子自治体というふうな形の中で、官公庁の通信手段もいわゆる郵便等からIT化の媒体に変わりつつあると思うわけなのです。個人の郵便もさることながら、公の郵便もどんどん減っていくのではないかと思っております。大臣は、IT化を推進する大臣、...全文を見る
○黄川田委員 そしてまた、この法案をめぐっては、信書の秘密の保護に関しては、憲法に定められた重要な権利であるにもかかわらず、十分な議論がなされなかったのではないかという印象がちょっとありますので、私もまだ聞いておりませんので、改めてお聞きいたしたいと思います。  民間にも秘密は...全文を見る
○黄川田委員 それからまた、私、この法案の審議の初日に、許可基準を省令で規定することは行政の裁量が拡大するばかりで、国民や民間事業者を軽視するやり方だと指摘いたしました。その後の審議で、総務省が省令で許可基準の何を定めようとしているのかについて、次第に明らかになってきているところ...全文を見る
○黄川田委員 それでは、これまで後回しにしておりました会計監査と業務監査の仕組みについてお尋ねいたしたいと思っております。  今、法案においては、郵政公社は、監事の監査のほか、会計監査人の監査を受けることになっている一方、郵政監察官も置くこととされております。そしてまた、これら...全文を見る
○黄川田委員 そしてまた、この法案では、現在郵政事業庁に置かれている郵政監察官は公社化後も引き続き存続されるということになるようであります。  この郵政監察官は、総務大臣が任命する刑事訴訟法に規定する司法警察職員として行う監察業務と、そしてまた、公社の総裁が任命する業務監査の職...全文を見る
○黄川田委員 信書便の関係で、民間の方は一般警察ということでありますけれども、それでは、公社の職員と警察との人事交流みたいなことは考えておるのでしょうか。
○黄川田委員 わかりました。  それでは、時間も残り少ないわけでありまして、また、公社の総裁が任命いたします郵政監察官が会計監査、業務監査を行うとすれば、まさに公社の中に、今まで言われておりますが、プレーヤーと審判とが同居しているのと同様でありまして、監査業務に厳格に対処できな...全文を見る
○黄川田委員 残りわずかでありますので、最後に、簡保事業団等の関連事業の競争力の強化についてお尋ねいたしたいと思います。  今回の法案で、簡易保険の加入者福祉施設を設置、運営しております簡易保険福祉事業団が廃止されまして、これを公社が、施設は公社が引き継ぐ、こういうことになって...全文を見る
○黄川田委員 いずれ公社化後に当たって、補助金が削減されても自立できるような、そういうかんぽの宿にしていただきたいということを望みまして、終わります。ありがとうございました。
○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  私は東北出身でありまして、そして、中山間地のさまざまな現状でありますけれども、これは九州も東北も共通の悩みがあるのではないかと思っております。  そこで、先ほど町長さんから、過疎地域を含めまして全国津々浦々に展開する郵便局が地域に...全文を見る
○黄川田委員 二〇〇五年三月までに合併ということで、今、総務省の一番重要課題ということでこれから議論されるところでありますので、それで御意見をいただきたいと思いまして質問しました。ありがとうございました。  それでは、残り時間半分ぐらいになりましたので、次は今川さんにお願いいた...全文を見る
○黄川田委員 それでは次に、西田館長さんにお尋ねいたしたいと思います。  先ほど来の質疑の中で、意見陳述、我が党もよく理解いたしました。それで、かんぽの宿とか、今後の宿泊施設なんかのバリアフリー化ということで取り組むということなんですけれども、現状の郵便局、いろいろあるわけなん...全文を見る
○黄川田委員 では、残り時間あと一分少々でありますので、最後に山本町長さんにまたお伺いいたしたいと思います。  市町村、例えば学校をつくる、あるいは公民館をつくるとなれば、単独のお金じゃできないですから、補助金であるとかまたその補助裏に地方債を発行いたします。発行すれば、その引...全文を見る
○黄川田委員 時間でありますので、終わります。
07月05日第154回国会 衆議院 総務委員会 第27号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  持ち時間が十五分でありますので、通告に従い順次質問していきたいと思います。  まず、総理、国を離れまして海外に出ますと、自分の国のこと、あるいは郷里のこと、あるいはまた家族のことなど、ふだん国内の喧騒に紛れておりまして気づかないこ...全文を見る
○黄川田委員 大変総理の答弁、長くて丁寧なわけなんでありますけれども、諸外国の改革は進んでいるということはよくわかりますけれども、我が国の構造改革は日暮れて道遠しというふうな感じを持ちますので、どうぞぜひとも頑張ってください。  我が自由党は、改革の理念として、官僚支配の旧来シ...全文を見る
○黄川田委員 いずれ、これからすぐにでも、やはり財政投融資制度であるとか日本の金融システムにメスを入れていく、こういう決意が必要だと思っておりますので、それこそ構造改革だと我々は思っておりますので、その辺を御理解いただきたいと思います。  大分時間がなくなってしまいました。それ...全文を見る
○黄川田委員 総理には、やはり国民の生の声を聞くべく、岩手になんか選挙時だけに二度ほど入るんじゃなくて、やはり平時に地方を行脚すること、これが最も大事でありますから、指摘したいと思います。  最後に一つ、あと一分だけでありますが。私の質問、この法案の、改革法案でありますが、これ...全文を見る
○黄川田委員 時間でありますので、終わります。ありがとうございました。
○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  私は、自由党を代表して、政府提出の民間事業者による信書の送達に関する法律案及び民間事業者による信書の送達に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案に反対、日本郵政公社法案、日本郵政公社法施行法案に賛成、与党三党提出の修正...全文を見る
07月09日第154回国会 衆議院 本会議 第46号
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○黄川田徹君 自由党の黄川田徹であります。  私は、自由党を代表して、ただいま議題となりました郵政関連四法案に対して反対の討論を行います。(拍手)  これら四法案は、小泉総理が言うような郵政民営化を推進するものだとは、だれも思っておりません。口では郵政民営化を進めると言いなが...全文を見る
07月23日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第4号
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○黄川田分科員 自由党の黄川田徹であります。  通告に従い、地域課題も含めまして、順次質問いたしますので、よろしくお願いいたしたいと思います。  さて、去る七月十一日、台風六号は、梅雨前線の活動とも重なりまして、広い範囲で、豪雨を伴い、河川のはんらんやがけ崩れが相次ぎました。...全文を見る
○黄川田分科員 木質バイオマスについては後で長官からお聞きしようと思いましたけれども、大臣からお話がありましたからなんでありますが、本当に、私の地元の岩手県でもこの木質バイオマスの有効活用を一生懸命勉強しておりますので、特段の御指導をいただきたいと思っておりますし、そしてまた新エ...全文を見る
○黄川田分科員 国の財政、そして地方の財政、大変厳しいわけでありまして、その中で、計画的に順次やるということも厳しいところであります。危険なところにはもともと住宅をつくらないということが一番でありまして、お話のとおり、危険箇所への住宅の立地の抑制等のソフト対策といいますか、そうい...全文を見る
○黄川田分科員 それでは次に、河川の関係でさらにお聞きいたしたいと思います。  最近では、国管理の一級河川は整備、改修が充実されてきておりますけれども、その上流の都道府県が管理する二級河川のはんらんが圧倒的に多く、そのための水害対策が求められているところであります。  今回の...全文を見る
○黄川田分科員 河川の管理でありますけれども、国あるいは都道府県、市町村ということで、ややもすると国と自治体の縦割り行政といいますか、そういうものがありますので、それを排しまして、要は流域住民にとって最も危険な箇所はどこか、そこを重点的に改修していくような、そういう仕組みづくりを...全文を見る
○黄川田分科員 お話がありましたが、町当局、そして町の議会の方も一生懸命汗をかいております。しかしながら、どういうふうな形でやれば日本全国隅々に訴えられるのかなということで悩みを持っておるようでありますので、個別具体の指導を重ねてお願いいたしたいと思います。  それでは、最後に...全文を見る
○黄川田分科員 国土の均衡ある発展という言葉も死語になりましたし、そしてまた、経済成長がとまりまして、そして東北あるいは北海道への国土軸という言葉もどこかへ行ったような気がします。そして、国の財政、地方の財政、借金が七百七十七兆円ですか、昨年は六百六十六でしたか、百兆円もまたふえ...全文を見る
09月06日第154回国会 衆議院 総務委員会 第30号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  まずもって、我が国の経済情勢は、本当に引き続き厳しい情勢にあります。八月の月例経済報告では、「一部に持ち直しの動きがみられる。」とありますけれども、先日発表された四月から六月期のGDPは、前期比〇・五%の伸びとなりましたが、生活実感...全文を見る
○黄川田委員 副大臣からお話がありましたけれども、この内々定の関係ですね、廃止するということ、そしてまたくれぐれもかけ声倒れに終わらないように、よろしくお願いいたしたいと思います。  ところで、今回の公務員制度改革については、政治主導のかけ声を唱えつつ、実は一部の官僚主導あるい...全文を見る
○黄川田委員 それでは次に、この人事院勧告でありますけれども、地方における公務員給与のあり方についても、これは波及するところであります。  そこで、昨年九月に本委員会の人事院勧告の質疑でも私申し上げましたけれども、私も地元の人たちと話す際、この夏もさまざま国政報告ということでい...全文を見る
○黄川田委員 それでは、この問題に関連しまして、地方公務員制度を所管します総務大臣にお尋ねしたいと思います。  去る八月二十二日の朝日新聞によりますと、地方公務員の昇給停止年齢を五十五歳とする自治体が合計九百五十四に増加したと報じられております。しかしながら、全国には約三千三百...全文を見る
○黄川田委員 特に大都市の中での民間会社と公務員の関係、あるいはまた地方にあっての企業と公務員の関係、いみじくも大臣、前の委員の質問に答えていましたけれども、地方の大企業はどこかというと、県庁であったり、あるいはその市町村の役所であったりということになりまして、なかなか、田舎から...全文を見る
○黄川田委員 後段の部分、すっきりしたものが、概要を報告できるという中身になっておりますか。重ねての質問であります、川崎二郎先生からは質問されたところでありますけれども。そうだといえばそうで結構ですから。
○黄川田委員 時間も参りました。  大臣から答弁があったということで、事務方とすればすばらしい答弁であります。昨年二月の調査が一年半もたってなかなか表に出てこないということは、私からすれば悠長な話だと思っております。この問題、国民の関心も高く、そしてまた長期間この結果が公表され...全文を見る
10月29日第155回国会 衆議院 総務委員会 第1号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  本日は、市町村合併を取り上げまして、これに絞って質問をしたいと思います。しかしながら、これまでさまざま議論されておりますので、重なるところがあると思いますが、確認の意味で質問していきたいと思います。  まず、その前に、私いつも質問...全文を見る
○黄川田委員 来春の卒業予定の高校生の求人倍率、これは七月末時点でありますが、先ほどお話ししたとおり、過去最低の〇・五倍という現実でありますし、そしてまた、この春の高校の就職率は六月末現在で、まあ、この統計のあり方として六月で終わるんでしょう、これが九四・八%で、これも過去最低を...全文を見る
○黄川田委員 通告しておりませんでしたけれども、全国を二つに分けまして、東日本、西日本で合併の動きに差異があるのか、あわせてお尋ねいたしたいと思います。
○黄川田委員 さて、この市町村合併を推進するための支援策の一つに、先ほども議論がありましたけれども、合併特例債があります。この合併特例債は、辺地債と同じような形でありますね。充当率が九五%で、辺地債は一〇〇%ですか、その元利償還金の七〇%が普通交付税により措置されるため非常に手厚...全文を見る
○黄川田委員 お話を承りましたけれども、この平成の大合併でありますけれども、これが将来の地方自治のあり方を描くということではなくて、合併特例債あるいはまた地方交付税の優遇措置につられた損得勘定だけで進むことのないように望むものであります。本来的には、地方の自立、地方が地方で頑張っ...全文を見る
○黄川田委員 全国町村会では、合併できない、あるいはしない町村について、小規模市町村と位置づけ、その権限を縮小、制限するということではなくて、国民に対し全国どの地域に居住していようとも一定水準の必要不可欠な公共サービスを提供する自治体としてその役割を果たせるよう、基礎的自治体のあ...全文を見る
○黄川田委員 時間でありますので、終わります。
11月07日第155回国会 衆議院 総務委員会 第3号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  まず、給与法改正の質疑の前に、公務員制度改革に関連して幾つか質問していきたいと思っております。  私は、去る九月六日の閉会中審査におきまして、公務員の採用試験における内々定の問題について質問いたしました。先ほどの安住委員からもお話...全文を見る
○黄川田委員 ただいま、それぞれお話を伺いましたけれども、基本的な部分で人事院、そして内閣官房の認識の違いがあると私は耳にしております。そこで、今後、合格者を採用予定者の何倍にするとか、あるいは内々定を廃止して採用面接の透明化を図るなど、こういうことを検討する上で、やはり大学の関...全文を見る
○黄川田委員 それでは次に、公務員の人事管理の政治からの中立という問題について質問していきたいと思います。  一般に、政治の側から公務員の人事に圧力をかけたり、採用するよう働きかけるということが実態としてあっただろうし、またその可能性は常に否定できないわけであります。ところが、...全文を見る
○黄川田委員 人事院の権限を縮小しまして、そして公務員の採用から研修、また再就職、いわゆる天下りのルールに至るまで、各省庁任せで人事院の関与を廃止するということであれば、到底本来の構造改革という時代の流れに沿ったものではないと私は思っております。人事院の役割の再構築をよろしくお願...全文を見る
○黄川田委員 小泉内閣は、計画を立てるのは素早いんですが、なかなか実行しないという内閣でありますので、よろしくお願いいたしたいと思います。  それでは、ここで本題の給与法に戻りたいと思います。  本年八月に出された人事院勧告は、昭和二十三年に人事院勧告制度が始まって以来初めて...全文を見る
○黄川田委員 それでは、具体に入りたいと思います。  平成十五年度から、ボーナスにおける勤務成績の反映強化のため、期末手当と勤勉手当の支給割合を変更することとしておりますけれども、現行の勤勉手当の仕組みを変えない限り、余り意味がないのではないかと思うところもあります。  すな...全文を見る
○黄川田委員 処分を受けた者は多分マイナス査定といいますか、それから、職責に応じて加算されるという制度だと思いますけれども、勤務成績といいますか、これはなかなかよく見えないところがありますので、今後いろいろな具体案を提示しながら、十二分にその成績がしっかりと確立されるようによろし...全文を見る
○黄川田委員 検討によりまして、ぜひともいい案が出ますことを期待したいと思います。  それでは、時間が時間でありますので、最後であります。最近新聞で大きく報道されました、郵便貯金の課税逃れについて触れたいと思います。  報道によりますと、全国に二十八カ所ある郵政事業庁の貯金事...全文を見る
○黄川田委員 質疑時間がなくなってしまいました。大臣から所感を伺おうと思いましたけれども、いずれ来春は郵政公社を設立いたします。ですから、職員の意識改革、ぜひとも確立していただきますことを指摘しまして、終わります。ありがとうございます。
11月12日第155回国会 衆議院 特殊法人等改革に関する特別委員会 第4号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  自由党は、特殊法人等について原則廃止もしくは民営化することを目的といたしました特殊法人等及び独立行政法人の整理等に関する法律案をさきの国会に提出いたしました。さきの国会においては、この特殊法人等改革に関する特別委員会がなかったために...全文を見る
○黄川田委員 いずれ我が党の認識は、この日本はあすにでも沈没するのではないか、そういう現状の認識であります。制度疲労のある組織は直ちに撤廃する、そういうふうな覚悟でお願いいたしたいと思っております。  それで、戦後、数多くの特殊法人等が民間の活動を補充するために設立されてまいり...全文を見る
○黄川田委員 今回の独立行政法人化が、簡素あるいは効率化の時代の流れに沿った真の行政改革につながるのか、ちょっと私は疑問に思っているところもあります。初めから独法化ありきに安住するのではなくて、国民のニーズを踏まえて、そして国民の目線で改革に努めていかなければならないということを...全文を見る
○黄川田委員 国民一人当たりではまだまだ足りない額だと言う方もおりますけれども、開発援助は金額の多寡ではなくて、いかにその中身が相手国のニーズに合致しているかがポイントだと私は思っております。我が国も国のあり方が問われているという昨今でありますので、湾岸戦争の経済支援の反省も踏ま...全文を見る
○黄川田委員 関連しまして、JICAの青年海外協力隊事業で派遣されております多数の我が国の有為な青年が、帰国後、協力隊事業を通じ培った経験を国内にも十分に活用できるよう支援していくべきではないかと思っております。外務省を中心に、関係府省の協力のもとに工夫されますことを、この際、要...全文を見る
○黄川田委員 大臣から答弁があると思ったんですけれども、では、通告しておりませんが、大臣に。  国としての財政事情の厳しさから、国立病院のこれまた独立行政法人化、この労災病院もそうなんでありますけれども、医療の過剰もちょっと触れましたけれども、また一方で、全国広いわけでありまし...全文を見る
○黄川田委員 国と地方の役割分担、地方分権の流れもございますので、よろしくお願いいたしたいと思います。  それでは次に、独立行政法人の雇用・能力開発機構法案についてお尋ねいたしたいと思います。  この雇用・能力開発機構は、雇用保険の福祉事業として整備してきた勤労者福祉施設、例...全文を見る
○黄川田委員 大臣もおわかりのとおり、地方自治体の財政事情は極めて厳しいわけでありまして、自治体が十分に耐え得るような、そういう譲渡の仕組みをつくり出していただきたいと思っております。  そしてまた、各省庁からいろいろな補助をもらってつくった建物がたくさんあります、国の補助金行...全文を見る
○黄川田委員 我が国においては、仏教観といいますか、生命倫理観といいますか、それは西洋と違いまして、西洋では臓器移植も神への奉仕といいますか、そういう形の認識でおりまして、根本的に異なるものがありますけれども、先ほどお話しのとおり、新薬開発の治験制度、これを踏まえまして迅速な施策...全文を見る
○黄川田委員 今述べられた認識に基づきまして、新たに設置される中小企業の基盤整備機構ですか、この担う任務は重いわけであります。しかしながら、本当に独法化されて地方が元気になるような政策が展開されるのか、ちょっと不安も感じるところであります。  そこで、三法人の統合によって、中小...全文を見る
○黄川田委員 お話をいただきまして、その構想、計画、すばらしいものでありますけれども、ぜひとも絵にかいたもちにならないようによろしくお願いいたしたいと思います。  もうそろそろ時間であります。さまざま質問をさせていただきましたけれども、今までの答弁で、政府提案の特殊法人等改革法...全文を見る
○黄川田委員 時間でありますので、終わります。
11月14日第155回国会 衆議院 総務委員会 第5号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  通告に従い、順次質問していきたいと思っております。  国の郵便事業が明治四年に開設されてから約百三十年になります。それ以前から、飛脚により伝達されているとおり、この郵便事業というものは、人的資源への依存度が極めて高い輸送業でありま...全文を見る
○黄川田委員 大臣お話しのとおり、定員管理と申しますか人事管理、大変厳しい、難しい問題であります。  国は、郵政公社化に際して、郵便事業に限り関連企業に出資できることとなっていることでもありますので、大胆に、事業の多角化戦略といいますか、そういうものを中期の事業計画に取り込んで...全文を見る
○黄川田委員 お話がありましたけれども、ビジネスモデルといっても、明示的にスマートな姿であらわすことはなかなか難しいと思っております。  ヤマトの自動仕分け機の導入強化、あるいはまた佐川のトラックから鉄道へ一部モーダルシフトを図るなど、これは民間との競争の知恵比べだと思っており...全文を見る
○黄川田委員 いずれ事業の中で、当面は、国庫納付金を納めずに、その分を自己資本に充当するということになると思います。それ以外の対応策はちょっと見えないと思います。いずれ新しい公社として、新しい総裁に民間流の手腕をぜひとも発揮していただきたいと思っております。  それから、十一月...全文を見る
○黄川田委員 ちょっと耳にするんですけれども、例えば、選挙があるときは市町村が投票の入場券なんかを発送するわけですが、そういう影響もあったというふうな形を耳にしたが、全国に、有権者といいますか、相当の人数でありますので、そういうこともあるのでしょうか。
○黄川田委員 郵便事業はまさに輸送業でありまして、ドイツ・ポストが航空貨物に事業参加してグローバルな戦略に挑戦している例を見るまでもありません。とにもかくにも、郵便事業の収益性の改善が図られないことには公社の三事業の自己資本比率の向上も望めないと思いますので、しっかりとやっていた...全文を見る
○黄川田委員 今の答弁のとおり、これまでは郵便法の第六十八条、そして第七十三条ですか、この規定も憲法に違反しないということであったようでありますが、ことし九月に、郵便法第六十八条及び第七十三条の規定が部分的に違憲との判断が新たに示されたというわけであります。  今回の判決は、郵...全文を見る
○黄川田委員 残り時間が少なくなりましたので、最後の質問であります。  今回の判決におきまして、最高裁判所は、記録をすることが定められている書留郵便物について、郵便業務従事者の故意または重大な過失による不法行為に基づき損害が生じるようなことは、通常の職務規範に従って業務執行がな...全文を見る
○黄川田委員 モラール、士気を高めまして、適切な対処をよろしくお願いいたします。  時間でありますので、終わります。
11月21日第155回国会 衆議院 総務委員会 第7号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  通告に従い、順次質問していきたいと思います。  まずもって、小泉総理を本部長といたしますIT戦略本部でありますが、e—Japan戦略の抜本的な見直しに着手するようであります。ITがハード面、設備面でかなり普及しても、企業の生産性の...全文を見る
○黄川田委員 先ほど武正委員からもお話がありましたけれども、どうしても国民にはその実態が見えてこないといいますか、政府は、国民の目線といいますか、その中でどんなメリットがあるのかということをやはり基本的に、具体的に示すべきだと思っております、行政同士の電子政府ではありませんので。...全文を見る
○黄川田委員 御案内のとおり、自治体の財政、厳しいわけでありまして、あらゆるものを交付税で面倒見るというような話もありますけれども、大変な状況であります。  そしてまた、市町村にとってはこの接続のメリットが限られているんじゃないかというふうに思っておるところもありますので、今後...全文を見る
○黄川田委員 お話を伺いますと、一生懸命やっている、計画どおりに進んでいるということでありますけれども、ちょっと重ねて伺いますけれども、都道府県別では教員の活用能力の向上の進みぐあいに若干の差異があるようであります。進んでいる県、ちょっとおくれているかなという県がありますけれども...全文を見る
○黄川田委員 コンピューターを操作できるのと、そして授業に生かせるというのはまた別なようであります。インターネットの接続率、あるいはまた指導者の定員が増加しているというような、表面的な数字の指標といいますか、ここまでできたというだけではどうも不十分だと思われております。現場で施策...全文を見る
○黄川田委員 終わりましたので、どうぞ。
○黄川田委員 時間が残り少なくなってまいりましたので、通告の順序をちょっと変えまして質問したいと思います。  このワン切り問題でありますけれども、これはいわば、大臣も先ほどお話しされましたけれども、IT社会の影の部分としてあらわれてきた問題の一つであると思っております。IT社会...全文を見る
○黄川田委員 最後であります。  最近起こっている迷惑電話の問題は、今回の法案の対象としているワン切りもそうでありますけれども、主として携帯電話に関するものが多いようであります。この背景には、携帯電話の普及が著しいこともあると思われます。携帯電話に関して問題となっている迷惑通信...全文を見る
○黄川田委員 法律が後追いにならないように、積極的にかかわって頑張っていただきますようお願い申し上げまして、時間でありますので終わります。ありがとうございました。
11月28日第155回国会 衆議院 総務委員会 第8号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  各委員さんからお話しのとおり、ADSLの台頭やあるいはまたIP電話のサービスの開始等によりまして、ここ二、三年、電気通信事業の競争環境は大きく変化していると思っております。この中にあって、公正な競争環境を育成することは、これまたます...全文を見る
○黄川田委員 導入の効果があったということでありますけれども、この接続料の変更に伴い料金政策がこれまた変わってくるという場合には、パブリックコメントなど国民の声を広く聞くということ、そしてまた激変緩和、こういうものに段階的に取り組んで実施していただきたい、そう思っております。 ...全文を見る
○黄川田委員 残り時間も少なくなってまいりました。  それでは、NTTが最近発表いたしました二〇〇二年の中間連結決算は、一九五二年の旧電電公社発足以来、初の減収減益となったところであります。競争激化で固定電話の収益が減少していることは、これはこれで理解することができるわけであり...全文を見る
○黄川田委員 お話しのとおり、収益性への定量的な貢献度、これは難しいと思いますけれども、このような県間通信で新規サービスを開始することによりまして、NTT東西、特に西日本の収益性が改善されまして、接続料の格差が解消されるようなことになればと期待しておるところであります。  最後...全文を見る
12月03日第155回国会 衆議院 総務委員会 第9号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。これまでの質疑でちょっと重複するところもありますけれども、通告に従い、順次質問していきたいと思います。  さて、今回の行政手続オンライン化関係三法案でありますけれども、これは、森内閣時代に総理を本部長とするIT戦略本部において策定いたし...全文を見る
○黄川田委員 私も電子政府、電子自治体の推進の必要性はよくわかるわけでありますけれども、このオンライン化は、国民の立場に立って、そして住民の利便性がどのように改善されるか、これが第一であると思っております。  あわせてまた、国、地方の行政改革を断行するにはきっかけが必要でありま...全文を見る
○黄川田委員 現行の申請あるいは届け出をそのままコピーしたオンライン化では余り役立たないと思っておりますし、各省庁間の縄張りにこだわることなく、もっと国民の目線でこのワンストップサービスを進めていただきたいと思います。  次に、行政手続のオンライン化に関しては、諸外国においても...全文を見る
○黄川田委員 諸外国に視察に行っていろいろ勉強なさっている副大臣でありますが、日本は先進国の中で、電子政府、電子自治体、どの程度の位置づけにあるんでしょうか。
○黄川田委員 それでは、先ほど来議論がなっておりますので、私も、個人情報の保護に関連いたしまして、本年八月五日に稼働された住民基本台帳ネットワークシステム、いわゆる住基ネットに関して質問いたしたいと思っております。  この住基ネットは、住民サービスの向上と行政の効率化を目的とし...全文を見る
○黄川田委員 お話がありまして、特に問題がないという話でありますけれども、住民基本台帳に基づく本人確認情報の利用事務でありますけれども、これはこれまで九十三事務としていたものを、今回オンライン化に際し新たに百七十一事務も追加して二百六十四事務に拡大することとしております。私は、国...全文を見る
○黄川田委員 そしてまた、住基ネットは、平成十一年の国会審議を踏まえまして、個人情報保護の観点から専用回線で構築していると伺っております。また一方、地方公共団体の間では総合行政ネットワーク、LGWANですか、これが整備されつつあります。  そこで、現在は、個人情報保護の観点から...全文を見る
○黄川田委員 別々の方式としてということでありますけれども、個人情報の保護を優先するのか、まあ当然優先しなきゃいけませんが、行政の効率化を優先するのか、これは二者択一の問題ではないと思いますけれども、どうもさまざま問題があるのは、やはり根底に、個人情報保護法案の関係だと思います。...全文を見る
○黄川田委員 それぞれ手当てをしておるようでありますけれども、引き続き運用に当たってはしっかりと対応していただきたいと思っております。  ところで、インターネットを活用しまして申請、届け出等の行政手続をオンラインで行えることになるのでありますけれども、行政の窓口で申請者本人を対...全文を見る
○黄川田委員 ただいまの答弁にもありましたけれども、我が国は、諸外国の電子商取引において既に認証システムとして実用化され、そしてまた信頼を得ている公開かぎ暗号方式ですか、これを申請、届け出手続において活用するということでありますけれども、電子署名技術といいますか科学技術の進歩は日...全文を見る
○黄川田委員 加えて、電子政府、電子自治体、これが生きるためには、高齢者の方などにも親しんでもらえるような工夫が必要だと思っております。そしてまた一方、情報通信技術の発達によりまして次々と新しいものが登場してきております。例えば、テレビや冷蔵庫などの家電製品を活用しまして、ひとり...全文を見る
○黄川田委員 今答弁いただきましたけれども、いつでもどこでもだれでもアクセス可能を意味するユビキタスというんですか、これはラテン語ですか、そういうことの中でのコンピューターシステムの活用、総務省、やりたいと公表されたようです。今ちょっと触れたと思うんですけれども、もうちょっとその...全文を見る
○黄川田委員 そしてまた、行政手続のオンライン化を行う場合には、各自治体において受け付けシステム等を開発する必要があります。さらに、申請、届け出等を受け付けるだけでなく、それらのデータを活用して、業務処理そのものの効率化も図っていかなければならないと思っております。このような場合...全文を見る
○黄川田委員 そしてまた、開発されたシステムの運用につきましては、二十四時間の安全な管理を行うためにも外部委託、いわゆるアウトソーシングを行うことにならざるを得ないのではないかと私は思っております。  そこで、その場合、各自治体にとっては、これらの委託費の支出がふえるだけという...全文を見る
○黄川田委員 あと、残り時間がありませんので、最後の質問とさせていただきます。  また、小規模の自治体の職員でありますけれども、一人で幾つもの役割を担っているというのが現状であります。兼務をしておるのであります。そのような職場環境の中で、従来窓口で、対面で話し合いながら申請ある...全文を見る
○黄川田委員 通告した残りがありますけれども、別の機会にいたしたいと思います。ありがとうございました。
12月05日第155回国会 衆議院 総務委員会 第10号
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○黄川田委員 自由党の黄川田であります。  先ほど大出委員から質疑がありましたけれども、私も、行政手続のオンライン三法の質疑を継続する前に、この公務員制度改革の基本課題についてお尋ねいたしたいと思います。  まず最初に、今回の公務員制度改革に関して、公になりましたILOの勧告...全文を見る
○黄川田委員 初めからこの勧告の受け入れを拒否ともとられるような姿勢はいかがなものかと私は思っております。そしてまた、御案内のとおり、勧告には強制力あるいは法的拘束力はないものの、大臣の発言は国際的信頼を失墜しかねないところでありまして、発言の真意の十分な説明の必要性を指摘してお...全文を見る
○黄川田委員 総務大臣は、総論、基本的なことをよく理解なさっておりますけれども、何か、公務員制度改革大綱の具体に行きますと、どうも横道にそれた感じに思われますので、よろしく、人事院総裁の御意見も十分に尊重していただきたいと思っております。  今回のILOの勧告は、今般の公務員制...全文を見る
○黄川田委員 それぞれお話をいただきました。総理も先日の答弁で、公務員制度改革については関係者、職員団体等と協議を進めると答弁されているのでありますから、今はされているということを言われていますけれども、ぜひともさらに、職員団体や人事院を初めとする関係省庁と、あるいは学者の皆様方...全文を見る
○黄川田委員 頭でっかちの中央政府を脆弱な自治体が支えるというような、そういう構図にならないようによろしくお願いいたしますし、また、副大臣おっしゃったとおり、形だけの地方分権ではなくて、税財源の移譲もよろしくお願いいたしたいと思います。  そしてまた、電子政府、電子自治体を推進...全文を見る
○黄川田委員 ちょっと通告しておらなかったわけですけれども、参考までに、諸外国のオープンソースOSの採用の動向を把握しておるのであれば、お示しいただきたいと思うわけであります。
○黄川田委員 どこかの研究機関で何か調べておるんじゃないですか。きょうお持ちでないということでしょうから、しっかりと調べておいていただきたいと思います。  そしてまた、一般にこの適用システム開発の際には、小規模の自治体におきましては、職員の人手不足もありまして、そして一たん外注...全文を見る
○黄川田委員 小さな市町村はまとまってということでありましょうけれども、合併すれば大きな受け皿になるということなんでしょう。  また、今現在、一部事務組合とかあるいはまた複合事務組合あるいはまた広域連合等々、受け皿みたいなものがあるんでありますけれども、そういうところも視野に入...全文を見る
○黄川田委員 それでは次に、オープンネットワークにおける申請、届け出に対応する手数料の納付に関し、不特定多数の人がごくまれに手続を行う場合、その簡便な納付方法を検討しておく必要があると思います。  一般に、申請、届け出手続をオンライン化する場合に、納付書の送付を伴う口座振替、イ...全文を見る
○黄川田委員 それでは次に、行政手続等の法案の第七条において、地方自治法に基づく条例の制定あるいは改廃の請求など三十四法律、二百二十二の手続につきましては例外的にオンライン化の可能規定の適用を除外するものとしておるところであります。  そこで、これらの手続が適用除外とされた理由...全文を見る
○黄川田委員 いずれ努力をしていただきたいと思います。  それでは次に、一昨日も到達時期に関して質問させていただきましたけれども、行政手続のオンライン化が進みますと時刻の認証の重要性がますます高まってくるのではないかと思っております。しかし、パソコン等に内蔵されております時計は...全文を見る
○黄川田委員 お話のとおり、今さまざま検討されておるようでありますし、また予算要求もされておるようであります。時刻認証ビジネスの普及のためにも、国あるいはまた自治体などの公的機関が積極的にシステムを導入するようによろしくお願いいたしたいと思います。  この臨時国会も火木、火木と...全文を見る
○黄川田委員 私は、自由党を代表して、ただいま議題となりましたいわゆるオンライン三法案に関し、政府案に対して反対、民主党提出に係る修正案に反対の立場から討論を行います。  目覚ましい科学技術の発展とともに、高速・超高速インターネットを初めとする情報通信基盤が整備され、国民や企業...全文を見る
12月12日第155回国会 衆議院 総務委員会 第11号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。これまでの質疑で重複するところもありますけれども、通告に従いまして、順次質問していきたいと思います。  さて、ことしは放送と通信の融合が着実に進んだ一年であったと思っております。きょうは、この急速に変貌を遂げつつある放送関連分野の動向を...全文を見る
○黄川田委員 お話しのとおり、会長は就任以来、改革と実行ですか、スローガンに掲げまして、経営の改革に取り組んでおるということでございます。しかしながら、このデフレ下の厳しい経営情勢のもとといいますか経済情勢のもと、民間企業も努力しておりますし、また公務員も今厳しい勤務条件に置かれ...全文を見る
○黄川田委員 先ほど来議論があるとおり、この地上放送のデジタル化については問題点が多く、当委員会でも、過去においてもさまざま議論がなされたところであります。アナ・アナ変換等、このデジタル化に要する費用は、当初は約七百三十億円かかるとされていたものが、今ではその三倍の約二千億にも及...全文を見る
○黄川田委員 ブロードバンド化が推進しますと放送と通信の融合が図られ、そしてまた、地上放送であれ衛星放送であれ、デジタル化は時代の流れであります。そこで総務省には、NHKとか民放問わず、放送事業者、特に地方の独立弱小事業者を特段指導していただきたいと思いますので、よろしくお願いい...全文を見る
○黄川田委員 災害の際の住民に対する避難勧告あるいは避難命令というのは、市町村長、首長の責任でやります。最近は、総務大臣に首長たち、地方の市町村長はいじめられているというような気でおるようですので、どうぞNHKは、首長が責任を持っていろいろな勧告、命令ができるようにサポートをして...全文を見る