黄川田徹

きかわだとおる



当選回数回

黄川田徹の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第156回国会 衆議院 総務委員会 第1号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  通告に従い、順次質問をしていきたいと思います。  まずもって、この平成十四年度予算は、小泉内閣が発足してから初めて編成段階から手がけた予算であります。国債発行額の三十兆円にこだわりまして、最初から緊縮性を色濃く出し、経済財政運営の...全文を見る
○黄川田委員 やはり政府は、経済対策は失敗したんだ、こういうふうにきっちりと認める必要があると思っております。  国が景気対策のために地方に持ちかける公共投資に関しましては、ほぼ五年前の平成十年五月、橋本内閣が組みました六兆円規模の平成十年度の第一次補正予算あたりから異変が起き...全文を見る
○黄川田委員 若松副大臣からいろいろお話しいただきましたけれども、改革工程表であるとかあるいは芽出しをどんどんやっているんだという話でありますが、まず基本的にやはり国と地方の役割と責任を明確にすること、そしてまた補助金は一括交付というような形で、地方の税財源の確保、これをきっちり...全文を見る
○黄川田委員 大臣の答弁、理屈でもってさまざまお話しされますけれども、特別会計借り入れの償還等の課題、その対応についてでありますけれども、まず基本的には国や自治体の行財政の簡素合理化、これは最も大事なことであり、当然やるべきことでありますけれども、景気がよい時代にも特会の償還は完...全文を見る
○黄川田委員 さらに、交付税の特別会計の借り入れや、あるいはこれに伴う利子の繰り入れ、一般会計からの後年度加算措置、折半ルールに伴う国、地方の負担分といった、国、地方間の財政関係が非常にわかりにくいものとなっていると私は思っております。  そこで、地方財政の現状を的確に把握しま...全文を見る
○黄川田委員 簡明化はいいのでありますが、どうも地方は地方債の増発をこれからしていかなければいけないという大きな課題がありますので、その辺も踏まえての簡明化、よろしくお願いいたしたいと思います。  残り時間が少なくなってまいりました。最後の質問となります。残りの質問はまたの機会...全文を見る
○黄川田委員 時間でありますので、終わります。
02月14日第156回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  通告に従い、順次質問していきたいと思います。  まず最初に、世界的に著名な経済学者で、大変な知日家でありますハーバード大名誉教授のガルブレイス氏の寄稿文を日経新聞で目にいたしましたので、多少長いわけでありますけれども、引用させてい...全文を見る
○黄川田委員 竹中大臣は、外から、請われて国務大臣になったわけでありまして、答弁も、工程表とかいろいろなことをつくっておりまして、何か大分永田町に毒されたといいますか、もう官僚そのものになったというふうな感じでありますが、本当に竹中さんに血液が流れておるのか。先ほどはガルブレイス...全文を見る
○黄川田委員 それで、話を戻しまして、新しい価値観といっても、これは本当に難しい問題でありまして、私はこれまで、国会議員になる前までは市町村職員でおりましたので、国民の生活の原点に立ち返って考えますと、月並みですけれども、安心して安全に、環境の時代でありますので、そういうふうなク...全文を見る
○黄川田委員 お話もありましたけれども、このエネルギーの安全保障であります。  日ロ米中の外交上の位置づけとしまして、エネルギーの安全保障が政策の最上位に位置することは、これは変わりがありませんけれども、サハリンの天然ガス問題が、LNG船で輸送する方式で商業化の先鞭がつけられる...全文を見る
○黄川田委員 きょうの日経新聞に載っておりましたことがあるわけなんです。インタファクス通信はこのほど、東シベリア原油の輸送ルートに関しまして、ロシア・エネルギー省が中国向けルートと太平洋、ナホトカ向けルートの折衷案を採用する省案をまとめたと報じたと。「同案は途中で分岐して二方向に...全文を見る
○黄川田委員 この東シベリアの支援は、狭義には原油パイプラインでありますけれども、実際に必要なのは、道路であるとか港湾であるとか、そういうふうなインフラ整備を含めた総合的なプランだと思うわけなんですね。ですから、パイプラインのみに矮小化といいますか、小さく考えるのではなくて、東シ...全文を見る
○黄川田委員 それでは、ちょっと具体の方に入って伺いますけれども、大臣からサハリン1、サハリン2の話もいただきました。  そこで、首都圏までわずか二千キロ弱の距離にあるサハリンのガス田から、サハリン2はLNG船で運ぶということでありますよね、わざわざ冷凍しLNG船で運ぶという方...全文を見る
○黄川田委員 大臣から、パイプラインも重要な施設であるし、LNGの果たした役割もこれはこれであるということで、積極的に関与していこうという話でありますけれども、そしてまた、歴史的にLNGに頼らなきゃいけなかったということ等々お話しいただきました。  ちょっと思うところで、何でパ...全文を見る
○黄川田委員 サハリン1ですか、パイプライン方式ということで、二つの考え方があって、海底パイプライン、そして陸上パイプラインというものがあるわけなのですけれども、それで、たしか五十億弱ですか、お金をかけて、多分海底パイプラインの方を調査したと思うわけなのでありますけれども、大臣は...全文を見る
○黄川田委員 民間が主体として考えてほしいというふうな話もされましたけれども、我が国のエネルギーの安全保障といいますか、エネルギー政策の根幹をなす資源外交といいますか、私は川口大臣には求めておりませんでしたけれども、これが非常に大事だと思っておりますし、やはり国もきっちり関与する...全文を見る
○黄川田委員 そこで、ロシアンエナジー誌の二〇〇二年九月九日付のサハリン州副知事のコメントがありまして、サハリン1は原油の生産を二〇〇五年に開始する予定でいる、ガスについては二〇〇八年と言っている、しかし、今のところ、天然ガスに関する具体的な計画を示すものは、サハリン政府機関や連...全文を見る
○黄川田委員 それでは、後で扇大臣にもお伺いいたしますけれども、エネルギーは経済産業省の管轄でありますけれども、幹線パイプラインになると旧建設省、今の国土交通省と一緒に仕事をしなければならないので、エネルギー行政の独占が崩れ、省益にそぐわないのではないかと思うところは経済産業省に...全文を見る
○黄川田委員 それでは、パイプライン輸送の基本的課題についてちょっとお伺いしたいと思っております。天然ガスのパイプラインのインフラ問題であります。  欧米では、幹線パイプラインは、ネットワークを形成し、有機的に都市間を結び、道路や電線と同様、貴重な社会的インフラであるとの認識が...全文を見る
○黄川田委員 民間にできることは民間に、地方にできることは地方に、これは基本的な認識であります。しかしながら、エネルギーの安全保障であるとか確保であるとか、国が責任を持ってやらなければならないところには、受け身じゃなくて、最前線に出て大臣がやらなきゃいけないと私は思っております。...全文を見る
○黄川田委員 それでは最後に、ガス供給インフラの整備と規制緩和についてお尋ねいたしたいと思います。  国内のエネルギー供給システムですが、これに目を転じますと、天然ガスのパイプライン供給インフラの整備は、先進国では常識でありますけれども、ひとり日本のみが例外であります。昨今のエ...全文を見る
○黄川田委員 いずれ実態に合った規制改革をよろしくお願いいたしたいと思います。  それからまた、本委員会でも、公務員制度改革等さまざま論判されたと思いますけれども、私もそれも質問したいと思いましたけれども、時間がありませんので、天下りあるいはキャリアシステムあるいは能力等級制度...全文を見る
02月25日第156回国会 衆議院 総務委員会 第3号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  通告に従い、順次質問していきたいと思います。本日は、町村会及び町村議会議長会の主催によります町村自治確立総決起大会ですか、これがまた同時進行しておりますので、まず最初に、私も、市町村合併についてお尋ねをいたしたいと思います。  私...全文を見る
○黄川田委員 大臣から、これからは都道府県の研究も大事だということで、始めようということなのでありますけれども、お話にもありましたが、大臣、面倒な問題に対しては、地制調の答申を待って考えるとか、たびたび答弁があるわけなんですけれども、後で述べます西尾私案も、地制調あるいはまた総務...全文を見る
○黄川田委員 それでは具体的に、この市町村合併の課題について、二点ほど伺っていきたいと思います。  第一であります。合併特例法の優遇措置を実質延長するともとられかねない二月八日の大臣の発言であります。  新聞報道によりますと、合併手続に時間がかかるとの自治体の不満を踏まえ、合...全文を見る
○黄川田委員 大臣の発言というのは極めて重いものでありまして、地域の将来像が見えないままでの、どさくさに紛れたといいますか、そういうふうな合併がふえてこないことを望むわけなのでお話ししたわけなのであります。  第二点であります。既に議論されていることでありますけれども、小規模自...全文を見る
○黄川田委員 大臣からお話しのとおり、私もかつて、高度成長時代に、財政は膨らむものだ、あるいはまた、首長は歳出だけを考えていればいい。そういう時代ではなくなったというのはそのとおりでありますし、そしてまた、地方みずからがせっかく特色のある町づくりということで一生懸命頑張っているの...全文を見る
○黄川田委員 副大臣から今お話をいただきましたけれども、今の答弁を聞いて、なかなかわからないわけであります。  私自身、地方自治体で、市役所で仕事をしておりまして、そういう経験があるわけなのでありますけれども、確かに、今の年功序列的な運用ですか、これは変えていくことは必要だと思...全文を見る
○黄川田委員 説明を聞くと、ますます私にとってはわからなくなるといいますか、抽象的な言葉の羅列みたいな形があるわけなのであります。  私からすれば、この能力基準の具体的内容がまだできていなくて、そしてまた、他の制度との関連をお話しされましたけれども、これをより具体的に示せないと...全文を見る
○黄川田委員 民間においても、新しい人事管理というものを導入するときは、労使のきっちりした話し合いであるとか、お互い納得する形が一番必要だと思いますし、公務部門においても、職員団体であるとか、あるいはまた人事院の話も聞きながら、ぜひとももう少し、一致するところといいますか、さまざ...全文を見る
○黄川田委員 時間でありますので、終わります。
02月28日第156回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○黄川田分科員 自由党の黄川田徹であります。通告に従い、順次質問していきたいと思います。  まず最初に、構造改革特区についてお尋ねいたしたいと思っております。  省益、縦割りあるいはまた前例主義などの霞が関の常識が日本の活力を阻んでおると私は思っております。そしてまた、これは...全文を見る
○黄川田分科員 いずれ、地域の活力を閉ざさないように、積極的な対応をお願いいたしたいと思っております。  そこで、一次募集の結果でも明らかであるのでありますけれども、各地域から提案されている特区は、各種規制をパッケージとして緩和することで地域が元気を戻せるというものが随所に見ら...全文を見る
○黄川田分科員 遠野市の場合、都市と農村の交流であるとかグリーンツーリズムの推進策ということで具体的な提案をしておりますので、特段の配慮をお願いいたしたいと思っております。  それはそれとして、本来的に法律等は原則として全国一律であるべきでありますし、そしてまた、地方公共団体が...全文を見る
○黄川田分科員 イラクなどの現下の国際情勢あるいはまた国内外で原子力政策のあり方、こういうことが問われているときでありますので、時代の状況変化にマッチしたエネルギーのベストミックスが重要であると思います。柔軟な対応を求められると思いますので、よろしくお願いいたしたいと思います。 ...全文を見る
○黄川田分科員 ある研究機関の試算によりますと、年間二百七十万トンの天然ガスの初期需要があれば、サハリン南端のコルサコフから、寒冷地の北海道、北東北まで約千キロの陸上幹線パイプラインを敷設する経済性でありますけれども、ROIが一二%、ペイアウトが七・二年とされているところであるこ...全文を見る
○黄川田分科員 消防庁の方からお話をいただきましたけれども、関連して、高速道路を利用した救急搬送についてお尋ねいたしたいと思います。  状況によっては、救急車が高速道路を有効に利用することによりまして、救急搬送時間がより短縮されると考えられます。道路公団では、救急センター等へア...全文を見る
○黄川田分科員 よろしくお願いいたしたいと思います。小泉内閣は大都市の再生が大きな柱であるようでありますけれども、やはり国家は地方が元気になることがさらに懐が大きくなるということでありますので、よろしくお願いいたしたいと思います。  残り時間わずかでありますので、通告二問してい...全文を見る
○黄川田分科員 全国三千二百余の市町村も、合併の動きということで、いろいろなことが動いております。しかしながら、中山間地における首長の最も大事な政策として、高齢化に対する対応、そしてまた、特に少子化対策であります。厚生労働省等も一生懸命頑張っていただきたいということを要望いたしま...全文を見る
03月03日第156回国会 衆議院 総務委員会 第4号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  通告に従い、順次質問していきたいと思います。  先ほどは、ずっと安住委員さんから三位一体論を話されましたので、私もまず、この三位一体改革への取り組みについてお尋ねいたしたいと思います。  いずれ、今後の地方財政のあり方として最も...全文を見る
○黄川田委員 いずれ、報告書の副題には、「自主・自立の地域社会をめざして」、こううたっておるわけなのであります。しかしながら、つぶさに見ますと、やはり、分権のための改革というよりは、何か分権の骨抜き改革みたいな形に思えるわけなのであります。大臣お話しのとおり、補助金に関しては本当...全文を見る
○黄川田委員 私は副大臣と同感でありまして、財源の調整機能、そしてまたこれからの基礎的自治体のあり方、さまざま議論があるわけでありますけれども、やはりこの財源保障機能ともども大事だということを改めて認識しておきたいと思っております。  さらに、関連してお尋ねいたします。  先...全文を見る
○黄川田委員 率直に言って、義務教育費の国庫負担金の見直しに関しては、この程度の見直しでは地方の自主性の強化につながらない、むしろ負担の転嫁ではないか、そういう意見が多いということを改めて指摘しておきたいと思います。  そこで、また再びこの三位一体改革でありますけれども、大臣は...全文を見る
○黄川田委員 加えて、この三位一体改革でありますけれども、私は地方から来ていますのでそう思うのかもしれませんが、どうもこの議論自体が首都圏等の大都市の方々を中心に展開されておりまして、地方の現場の声が余り反映されていないのではないかと私は思うわけであります。  大都市からはしば...全文を見る
○黄川田委員 そもそも、家計とかあるいは企業であれば到底成り立ち得ないような多額の赤字国債を垂れ流している国家財政が、地方財政を批判できるようなモラルある財政運営を行っているのか、そう私は思っておるわけなのであります。いずれ、一方的な悪者扱いをされるのは本当に釈然としないところが...全文を見る
○黄川田委員 地方財政をめぐる環境は本当に厳しいわけであります。でありますから、三位一体の改革、あるいはまた市町村の合併、さらには基礎的自治体のあり方、慎重な対応をお願い申し上げまして、時間でありますので、終わります。  ありがとうございました。
○黄川田委員 私は、自由党を代表して、ただいま議題となりました地方交付税法等の一部を改正する法律案、平成十五年度地方財政計画について、反対の立場から討論をいたします。  現在、日本経済は、大不況と財政破綻で破滅の危機に置かれており、それに伴い、地方財政も極めて緊迫した状況に陥っ...全文を見る
03月06日第156回国会 衆議院 総務委員会 第6号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  地方税制の改正に関する質疑に入る前に、まずもって我が国経済の現況、特に地方経済の直面している実態について、基本的な認識を大臣からお伺いしたいと思います。  国民の最大の関心事は景気の回復であります。明るい兆しが見えてきたという政府...全文を見る
○黄川田委員 副大臣からいろいろお話しいただきましたけれども、本当は大臣の認識も、この厳しい状況、三千二百余の自治体を管轄する大臣の、やはり現況把握といいますか、そこもお聞きしたいところであったわけでありますけれども、いずれ、国としてしっかりしたビジョンといいますか、あるいはまた...全文を見る
○黄川田委員 それでは、順次、今回の地方税法等の改正案の内容等についてお尋ねしていきたいと思います。  これまでの質疑で重複するところもありますけれども、私からも確認の意味で質問していきたいと思っております。  まず、今回の地方税制改正において最大のポイントは、何といっても法...全文を見る
○黄川田委員 関連してお尋ねいたしたいと思います。  昨年十一月の政府税調答申では、外形標準課税の導入については、「早急に導入すべき」とされているものの、「厳しい景気の状況を踏まえ慎重に対処すべきとの意見もあった」とされております。  そこで、先ほども議論があったわけなんであ...全文を見る
○黄川田委員 私も外形標準課税の必要性はわかるわけなのでありますけれども、今の時期に必要かということには、やはり納得いかないところがあるわけなのであります。ここ数年の政府の経済政策の失敗が導入のタイミングをほごにしている、私はそう思っております。  そしてまた、中小企業のことで...全文を見る
○黄川田委員 副大臣、業種といっても、特に地方にあっては、物づくりをしている製造業の部分で大打撃を受けているところがありますので、そういう考え方もあるのじゃないかということでお話しさせていただいたわけであります。  それでは次に、雇用への影響についてお尋ねいたしたいと思います。...全文を見る
○黄川田委員 それでは次に、今回の外形標準課税の導入は、対象法人に薄く広く負担を求めるということであるとされておりますが、これまで法人事業税を負担してこなかった赤字企業にも一定の負担を求めるものであります。  赤字企業であっても、地方団体から一定の行政サービスを受けているのは事...全文を見る
○黄川田委員 また、あわせ、今回の外形標準課税の導入によりまして、何か煩わしさがふえるのではないかという声も聞くわけであります。  特に付加価値割については、それぞれの法人が報酬給与額あるいはまた純支払い利子あるいはまた純支払い賃借料をみずから計算し、申告をしなければならないわ...全文を見る
○黄川田委員 外形標準課税の導入についてさまざまな質問をしてきましたけれども、最初にお聞きしたとおり、現下の経済情勢といいますか景気の低迷による業績悪化に苦しみ、そしてまたリストラを繰り返している企業から見ますと、税を取る地方公共団体の行政改革、しっかりやっているのかというふうな...全文を見る
○黄川田委員 総務省としても、効率的な地方の振興、このために一層の努力を、そしてまた役割を果たしていただきたいと思っております。  それで、次に、土地流通課税等についてお尋ねいたしたいと思います。  先ほどから言っておりますけれども、現在我が国が陥っているデフレの大きな要因の...全文を見る
○黄川田委員 副大臣お話しのとおりでありますが、都道府県にとって貴重な財源でありますけれども、何といっても不動産の流動化を柱とする資産デフレ対策、これが経済活性化の喫緊の課題であると私も思っております。ですから、不動産の流通に関連する税目での軽減策でありますが、これがいい効果を生...全文を見る
○黄川田委員 昨年六月の国土交通省の、今後の土地税制のあり方に関する研究会の中間報告では、この固定資産税について、現在の商業地の実効税率は妥当な水準を超えているため、税負担を抑制すべきと提言しております。そしてまた、行政サービスに対する応益性と不動産の収益性に対する課税の性格から...全文を見る
○黄川田委員 市町村の税目の中で固定資産税は四割ぐらい占めると思います。そのこともわかりつつも、なおかつ何とか経済が再生しないかなという思いで質問いたしました。  時間でありますので、終わります。ありがとうございました。
○黄川田委員 私は、自由党を代表して、ただいま議題となりました地方税法等の一部を改正する法律案について、反対の立場から討論をいたします。  現在、日本経済及び地方財政は極めて緊迫した状況下にあり、抜本的な改革を断行しなければ破綻してしまうであろうことは、だれの目にも明らかとなっ...全文を見る
03月13日第156回国会 衆議院 総務委員会 第7号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  大分時間があきまして、各委員さん、お疲れのところでありますけれども、私、通告に従って順次質問いたしますので、よろしくお願いいたしたいと思います。  まず、恩給でありますけれども、その対象者の大部分が、戦争という特殊な勤務に旧軍人と...全文を見る
○黄川田委員 さて、具体的な恩給事務について、これから一つ一つ聞いておきたいと思います。  平成九年二月に、申請負担軽減対策の一環として、申請書等の記載事項の簡素化を図るとともに、恩給事務に住基ネットを導入することになりました。御案内のとおり、その後、平成十一年、この住基法改正...全文を見る
○黄川田委員 非常勤を含めまして、その部分での四名ということになるわけですか。  では、あわせて、関連して質問していきたいと思います。  同センターの平成十五年度予算書によりますと、役員費として約一億二百万円が計上されております。総務省によりますと、これはほぼ常勤役員四名の人...全文を見る
○黄川田委員 一億二百万円の中には、非常勤の日額報酬であるとか、先ほど若松副大臣、手当等のお話をされましたけれども、多分、退職引当金等も入っておるというふうな形と思っております。  しかしながら、それらはだれに行くかといいますと、これはすべて役員の方に行くお金でありまして、報酬...全文を見る
○黄川田委員 総務省から、手続、枠組み、さまざま、年間どのぐらいかかる、そこから割り出したというふうな話でありますけれども、行革推進事務局のガイドラインによりますと、公益法人の役員報酬に対する国の補助金等による助成は既に廃止することとされております。しかしながら、他の公益法人にお...全文を見る
○黄川田委員 行政改革推進事務局の厳しいルール、例えば五割ルールで第三者への再委託、これを禁じておりますし、そのためにどうするかというと、外部から職員等を派遣してもらいまして、その人があたかも自分のところで業務処理をしているように見えますけれども、その実態は、その人の派遣元の会社...全文を見る
03月19日第156回国会 衆議院 総務委員会 第8号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  通告に従い、順次質問していきたいと思います。  日本でテレビ放送が始まって、ことしで五十年を迎えるということであります。私も、この世に生をうけまして、間もなく五十年になります。振り返ってみますと、私たちの世代は、テレビを通じて日本...全文を見る
○黄川田委員 会長さんからいろいろお話がありましたけれども、NHKの解説ですか、「あすを読む」ですか、あるいはまた「NHK特集」、さらには「クローズアップ現代」などで、やはりこの社会の閉塞感といいますかが蔓延しておりますので、そういう厳しい経済状況の中にあっても頑張っている人たち...全文を見る
○黄川田委員 会長がお話しのとおり、私もコンテンツが大事だと思っております。テレビであろうがあるいはインターネットであろうが、よいコンテンツ、それの競争の時代だと思っておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。  それでは次に、地域放送の重要性について、二点お伺いいたし...全文を見る
○黄川田委員 関連して、地域放送についてお尋ねいたしたいと思います。  地域の災害予防の観点からであります。津波情報等を地方放送局から今まで以上にきめ細かく発信できるような仕組み、そういうものを図るべきじゃないかと私は思っておりますが、いかがでしょうか。  そしてまた、地上放...全文を見る
○黄川田委員 災害の対応に強いNHKにぜひともなっていただきたいと思います。  それから次に、先ほど来議論されているところでありますが、私からも、地上放送のデジタル化について、二点お尋ねいたしたいと思います。  ことしの十二月から、東京、名古屋あるいは阪神地区で、地上放送のデ...全文を見る
○黄川田委員 お話ありましたけれども、地上デジタルでありますけれども、これはまだまだ家庭の話題にはなっていないような気がするわけであります。量販店でさえ、販売サイドの問題ではなく、これは送信サイドの問題ではないかととらえている方もおるわけでありまして、もう少し国民の目線でもって、...全文を見る
○黄川田委員 それでは次に、番組についてちょっとお尋ねいたしたいと思います。  先ほど言ったとおり、今年はテレビ放送実施五十周年の節目に当たりますが、国民によい放送番組を提供することは大きな役割であると思っております。しかしながら、民放においては、広告収入を主たる財源としており...全文を見る
○黄川田委員 持ち時間が残り五分でありますので、残り二点、まとめてお尋ねいたしたいと思います。  まず、経理の関係であります。NHKは多くの子会社あるいはまた関連会社を抱えておりますけれども、この子会社とNHK本体との連結決算及び子会社の予算管理、これはどのような会計基準のもと...全文を見る
○黄川田委員 時間でありますので終わります。
03月25日第156回国会 衆議院 総務委員会 第9号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  参考人の皆さんには、本当にお疲れさまです。私は一回生でありますので、市民の一人一人に語りかけるような形で、ひとつよろしくお願いいたしたいと思います。  先ほど山名委員さんからもありましたけれども、基本的人権と、それからマスコミの横...全文を見る
○黄川田委員 わかりました。自由党も、長崎にも国会議員たくさんおりますので。  それで、田原さんにはまた自由討議でさまざまありますので、せっかくお越しの市川さんにお尋ねいたしたいと思います。  最近、放送番組向上協議会ですか、ここで、放送倫理セミナーの、テレビ五十周年を問うと...全文を見る
○黄川田委員 それで、残り時間があと五分でありますので、では、音さんにお尋ねいたしたいと思います。  先ほど玄葉さんからもお話があったんでありますけれども、そしてまたそのお答えにもあったんですけれども、ここ総務委員会というのが、旧自治省と郵政が一緒になった委員会でありまして、地...全文を見る
04月03日第156回国会 衆議院 総務委員会 第10号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  まずもって、日本郵政公社、正式にスタートいたしまして、そして新しい事業体制ということで、その運営、大変お忙しい中だと思いますけれども、生田総裁初め幹部の皆様方にお越しいただきまして、私からも心から感謝を申し上げます。お疲れさまです。...全文を見る
○黄川田委員 公社といえば、鉄道あるいは電話など、こういう公社事業がありましたけれども、民でできる中で、可能性があれば一生懸命やるという総裁の話でありますので、それはそれでいいわけでありますけれども、いずれ、国営事業として営まれてきた郵政事業の経営、これに具体的にどのような民間経...全文を見る
○黄川田委員 いわゆるお役所仕事から離れていくということであると思っておりますが、そのためにも、公社経営に民間的手法を取り入れるに当たっては、やはり職員の意識改革ですか、これが最も大事だと私も思っておるわけであります。  これに関して、法案の質疑のときも私もたびたび質問した経緯...全文を見る
○黄川田委員 労使等の間に風通しがよいように、そしてまた一丸となって働けるように、そういう仕組みをお願いいたします。  それでは、公社の経営についてでありますけれども、この公社が四年を一期とする中期経営目標と中期経営計画を定めまして、過日、総務大臣から認可を受けたと承知しており...全文を見る
○黄川田委員 これまで、公社の経営の民間的手法の導入、あるいはまた効率的な経営でありますか、こういう取り組みについて伺ってまいりましたけれども、昨年の法案の審議の中では、修正案では、「郵便局をあまねく全国に設置し」、そしてまた附帯決議では、「郵便局ネットワークが現在と同水準に維持...全文を見る
○黄川田委員 今総裁からお話ありましたけれども、今、総務省の政策の一番大きな柱で、全国三千二百余の市町村の合併ということで動いておるわけなんでありますけれども、合併に関連して、中山間地、過疎とか辺地、こういうところではこれまでの行政を維持しにくくなっている。そういう中で、全国二万...全文を見る
○黄川田委員 これまでは、市町村との関係などというと、地方債を発行しまして、その引き受けとして簡保資金、その還元融資だというような形のつながりでありましたけれども、そういう具体的な部分をどんどん進めていただきたいと思っております。  それで、残り時間も少なくなってまいりましたの...全文を見る
○黄川田委員 具体的に、重要商品であります小包郵便ですか、郵便小包、ゆうパックでありますけれども、これも厳しいと思うわけであります。競合他社との、ゆうパックのシェア、これはどうなっておりますでしょうか。そしてまた、このシェアの回復とともに収支の改善が重要な課題と思いますけれども、...全文を見る
○黄川田委員 また、郵便事業についてでありますけれども、コンビニエンスストアのローソンや、あるいはまた三井倉庫と提携という話も耳にしておりますけれども、民間事業者との連携の拡大について今後どのような展開を図ろうとしているか、この辺、もしお話できたらお願いいたします。
○黄川田委員 あと、副総裁、続けてなんでありますけれども、先ほど来、トヨタ生産方式といいますか、そういう形でいろいろ具体を導入して何とか立て直したいという話もありますけれども、重ねてお尋ねいたしますけれども、また重複するところもありますけれども、具体的に、この郵便事業のどのような...全文を見る
○黄川田委員 残り時間も少なくなってまいりましたので、郵貯あるいは簡保の資金の運用についてちょっとお尋ねいたします。  この運用に当たっては、安全、確実性を重視していくことになると思っておりますけれども、生田総裁の基本的な考え方をお尋ねいたしたいと思います。
○黄川田委員 公社化による効率性の追求、あるいはまた、今さまざまお聞きしましたけれども、一生懸命やればやるだけ民業圧迫の批判が出てくるとか、そしてまた郵貯、簡保の運用、こういう御時世の中でいかにしたら国民に還元できるのか、さまざまな課題が多いと思います。それから、ユニバーサルサー...全文を見る
04月15日第156回国会 衆議院 総務委員会 第11号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  ちょっと、のどがかれておりますけれども、よろしくお願いいたします。そしてまた、国民の期待する、そしてまた国民の納得するような答弁をよろしくお願いいたします。  まずもって、先般、恩給法の改正の質疑に際しまして大臣の答弁漏れがありま...全文を見る
○黄川田委員 地方自治情報センター、この役割の大事さ、私も理解しておるつもりであります。しかしながら、同センターの同族意識といいますか、そういうものがありまして、末端の自治体でちょっと問題があるのではないかと思っておりまして、これについては後日、個人情報保護の特別委員会で私は委員...全文を見る
○黄川田委員 透明性あるいはまた情報の公開だということで、国民に示すと。しかしながら、ルールとか取り決めとか言っておりますけれども、本当にさらに次の第一歩が進むのかどうか、私は危惧するわけなのであります。  特に、公務員制度改革大綱、私は、これは、よくなったというよりも、むしろ...全文を見る
○黄川田委員 局長の答弁をお聞きしますと、初めにスケジュールありきではない、誠心誠意対応する、そういう答弁なのでありますけれども、どうも、私が聞いた部分のさらに一歩踏み込んだ形の、四月八日の時点では組合の方々も私のような理解をしておりますので、ちょっと引いた形の今の答弁かな、もう...全文を見る
○黄川田委員 それでは、また一方、地方公務員の退職手当でありますけれども、地方公務員の退職手当は、地方自治法の規定によりまして、それぞれの地方公共団体において条例で定めるということになっておると思います。しかしながら、国以上に地方財政が大変厳しい状況であることからも、地方公務員の...全文を見る
○黄川田委員 残り時間がありませんので、では、最後の質問にさせていただきます。  国家公務員の退職手当制度につきましては、昭和三十四年以降その基本的な構造が維持されてきて現行に至っている、こう思っております。しかしながら、今後のこの退職手当制度のあり方としては、長期勤続者に有利...全文を見る
○黄川田委員 民間における雇用形態も大分変わってきておりますので、公務員といえども、いろいろな、形を変えるなり、仕組みを、いいものはいいものとして進めていっていただきたいと思います。  時間でありますので、終わります。
04月16日第156回国会 衆議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第4号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  これまでの質疑で重複するところもありますけれども、私からも改めて御質問いたしますので、よろしくお願いいたしたいと思います。  まずもって、民主主義の歴史の長い欧州各国では、伝統的にプライバシーに対する関心が強く、しっかりとした包括...全文を見る
○黄川田委員 OECD加盟三十カ国でありますけれども、整備状況、このうち二十五カ国が既に整備しておるということでありまして、トルコは別にいたしまして、日本、韓国、アメリカ、メキシコですか、この四カ国が検討中ということであります。アメリカは、まあ社会構造、特殊なものでありますけれど...全文を見る
○黄川田委員 私、市町村行政にかかわってまいりましたので、どうも情報公開であるとかあるいはまた個人情報の保護などというものは、むしろ地方にあって先んじていろいろな仕組みをつくってきているんじゃないか、こういうことを強く感じておりますので、どうも国は、ずうたいが大きくてなかなか進ま...全文を見る
○黄川田委員 地方の行政は、特に住民に身近なものとなって、いろいろな形で進んでいるわけであります。しかしながら、国の仕事といいますか、なかなか見えないところがありまして、そういう中で大量の情報が国家として扱えるということの中で、お上の仕事に心配しているという方々もおるわけでありま...全文を見る
○黄川田委員 しっかりした行政をやっておれば、そんなに膨大なものが出てくるとか何かはないというふうに私は思っておりますので、むしろ第三者的に透明性を確保するということの方が最も大事だと私は思っているわけであります。  それから次に、先ほど来お話がありましたけれども、個人情報保護...全文を見る
○黄川田委員 いずれ、国民の権利が、実質的にどこに住んでいても行使できる、保障されるようにしていただきたいと思っております。  それで、基本的なところでありますけれども、この修正案が提出に至った経緯等について、ちょっと改めてお尋ねいたしたいと思います。  政府が二年前に提出し...全文を見る
○黄川田委員 また一方で、基本原則が消えてしまったことによりまして、逆に主務大臣の裁量の余地が広がるのではないかというふうなことも指摘する方々もおられまして、なかなか難しい問題と思っております。  それで、残り時間が少なくなってきました。ちょっと飛ばしながら聞いてみたいと思いま...全文を見る
○黄川田委員 今の答弁、なかなか理解しにくいところでありますけれども、報道の方が恣意的にという話でありますが、むしろ行政の方が恣意的な判断の余地が残っているというふうな形にとれるところもありますので、これまた新たな問題が逆に出てきたのかなと思っておるわけであります。  それでは...全文を見る
○黄川田委員 基本的な考え方については、ぜひとも認識していただきたいと思っております。  それで、個人情報の保護でありますけれども、これは地方公共団体においても重要な課題であると思っております。実際、九九年の宇治市役所から住民基本台帳のデータが大量流出した事案など、地方公共団体...全文を見る
○黄川田委員 それでは次に、行政機関の個人情報保護法について具体的にお尋ねいたしたいと思います。  これもさまざま議論されておるところでありますけれども、今回野党四党が提出いたしました対案の大きなポイントとして、思想、信条といったいわゆるセンシティブ情報の取り扱いを原則として禁...全文を見る
○黄川田委員 では、大臣に重ねてお尋ねいたしますけれども、地方公共団体の条例にセンシティブ情報に関する規定が盛り込まれておるということについては、どのように評価いたしますか。
○黄川田委員 次に、このセンシティブ情報以外にも政府案には問題があると思っております。  第一条の目的規定からしても問題があると思っておるわけであります。政府案は、「行政の適正かつ円滑な運営を図りつつ、」という文言がありますけれども、野党案ではこの文言を規定しておりません。そこ...全文を見る
○黄川田委員 いずれ、大量の情報を取り込まれるということは、本当に国民にとって不安感が募ることが多いわけでありまして、国民の権利の保護ということの中にあっても、どうも行政への不信感につながってしまうというところがありますので、よろしくお願いいたします。  それでは、データマッチ...全文を見る
○黄川田委員 アメリカでは、八八年にデータマッチング規制を導入しておると聞いております。したがって、日本でも原則的にそれを禁止しまして法案に盛り込む必要があるのではないかという指摘、これは法曹界から出ておるところであります。  政府は、目的外使用はしないと主張いたしておりますけ...全文を見る
○黄川田委員 いずれ、罰則規定に基づく職員がふえないように、しっかりと総務大臣の仕事をお願い申し上げまして、終わります。  ありがとうございました。
04月22日第156回国会 衆議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第8号
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○黄川田委員 午前中にもちょっと質疑がありましたけれども、防衛庁が市町村に対して自衛隊募集に関して住基情報を要請してきたということに関して、これに関連して基本的なことを総務大臣にお尋ねいたしたいと思います。  私は、市町村の職員もしておりましたので、まずもって、国と地方公共団体...全文を見る
○黄川田委員 大臣に聞きたかったところは、市町村のいろいろな事務、国に係ることの仕事をしたりするわけでありますが、関連して、民間の人たちも自衛隊募集に関してはいろいろな仕事に携わっている方があるということ。それらの取り扱いが、全国三千二百の市町村の中でそれぞれ思いがあってやられる...全文を見る
○黄川田委員 いずれ、情報が足りない中での議論でありますので、さまざまあると思うのでありますけれども、しっかりした対応をお願いいたしたいと思います。  前回に引き続きまして、それでは、個人情報保護法案に関連して質問させていただきたいと思います。  まず、政府修正法案であります...全文を見る
○黄川田委員 ハードの面は整備できたんだけれども、経済の活性化に一気にはつながっていないという現状だという話なんであります。これは本来、デフレ下の経済不況を救い、景気回復の牽引力ですか、そういうものに期待されていたIT産業でありますけれども、逆に景気の回復の足を引っ張っていたとい...全文を見る
○黄川田委員 また一方、民間では、大容量の情報を瞬時に伝達することが可能なIT社会が形成されつつあります。しかしながら、政府は、この大量の情報をデータベースとして抱えてはいるものの、それらを国民に的確かつ迅速に還元し、そしてまた、国民生活の利便性向上に役立てるというところまでには...全文を見る
○黄川田委員 それから、通告はしていないのでありますけれども、私は総務委員会に所属しておりますので、IT担当の細田大臣と議論する機会が少ないわけでありますので、ちょっと重ねてお尋ねいたしたいと思います。  情報通信産業の世界では厳しい競争が展開されております。しかしながら、政府...全文を見る
○黄川田委員 大臣としょっちゅうこういうやりとりをするわけなんでありますけれども、そしてまた、何でNTTが変わってきたかという趣旨、そしてまた、日本が生き残らなきゃいけないですから、こういう経済が本当に国家を支えられるのか、そういう意味もありまして、わかりながらも質問しているとこ...全文を見る
○黄川田委員 それでは、また関連してお尋ねいたしたいと思います。  現代の情報通信社会でありますけれども、本当に技術革新が激しいといいますか、大変な状況下だと思っております。この技術の進歩に合わせて、国民の生活環境もこれまた変わらざるを得ないということになっております。  私...全文を見る
○黄川田委員 それでは、具体的な事例に関して質問していきたいと思います。  個人情報保護の観点から、通信の秘密を守ることは、憲法第二十一条にあるとおり、大事なことであります。  そこで、この通信の秘密に属する事項とプロバイダー責任制限法との関係について、ちょっと触れてみたいと...全文を見る
○黄川田委員 引き続き、プロバイダー責任制限法ですが、これをお尋ねしたいと思っております。  プロバイダー責任制限法でありますけれども、これは二つの重要事項が盛り込まれております。一昨年秋の臨時国会で成立しまして、そして昨年五月に施行されておるところであります。  第一点は、...全文を見る
○黄川田委員 御答弁いただきましたけれども、これに関して、個人情報保護法案との関係をちょっとお聞きしたいと思います。  この修正法案の第二十三条では、個人情報取扱事業者は、原則として、あらかじめ本人の同意を得ないで個人データを第三者に提供してはならない旨が定められております。 ...全文を見る
○黄川田委員 大臣の言うとおり、これこそ法令に基づくものだということでありまして、そしてまた、法益といいますか、通信の秘密、プライバシーという法益と被害者救済という法益ですね、このバランスが実際にきっちりと確保されることが大事だと思っておりますので、よろしくお願いいたしたいと思っ...全文を見る
○黄川田委員 突然の質問でありましたから、要は、ネット社会でいろいろな問題が生じてくる、そういうのに個々に対応していかなきゃいけないんだけれども、大臣が、いや、そういう社会もしっかりと支えるんだとか、そういう所見をいただきたかったという思いなのでありますけれども、これは突然の話で...全文を見る
○黄川田委員 時間が来ていますけれども、一点だけお願いいたします。  いわゆる植物人間の状態などの、自分の意思を表現できない状態にある、そういう生存する個人にかかわる個人情報、今回の修正法案ではどのように対応するか、最後、一点お願いいたします。
○黄川田委員 時間でありますので終わります。ありがとうございました。
04月23日第156回国会 衆議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第9号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  通告がおくれたり、あるいはまた通告していない部分で質問するところがあるかもしれませんが、よろしくお願いいたしたいと思います。  まずもって、自衛官募集のため、満十八歳を迎える適齢者名簿の提供に関しまして、健康状態などプライバシー情...全文を見る
○黄川田委員 通告しておりましたけれども、これは調査を実際にしてみた結果というか、事前に総務大臣がわかっている範囲での話ということでありますか。  ひとつ、三千二百余の市町村がありますので、具体的に、こういうふうな住基台帳の提供であるとか、各省庁の実態をできれば調査してもらいま...全文を見る
○黄川田委員 また、このような問題がさまざま出てきた場合には、責任は、大臣とりますか。
○黄川田委員 それでは、自衛官募集の情報収集について、幾つか防衛庁にお尋ねしてみたいと思っております。  きのうの報道によりますと、防衛庁が、自衛官の募集に関し、募集適齢者の住民基本台帳から情報を提供するよう、三十七年間ですか、各地方公共団体に要請しておるということでありますけ...全文を見る
○黄川田委員 我が国の防衛を担う唯一の機関としての自衛隊に前途有為な若者が集まるということは必要であると思っておりますし、そしてまた、近年、この募集環境でありますけれども、厳しい経済状況の中にあって、採用試験の倍率もここ数年は高くなってきているというような話も聞いております。しか...全文を見る
○黄川田委員 提出された資料でありますけれども、昨年十一月に、会議で四つの情報のみだということで口頭で指示したということでありますけれども、そうしますと、十五年度といいますか、今年度の募集からはしっかりとした四情報の中で進められるという形になっておるわけなんですか。
○黄川田委員 それで、住基の四つの情報に限定することが適切だと判断されたということでありますけれども、これまでさまざま、それ以外の必要とされた情報をこの三十七年間にわたりいろいろと求めてきたと思うのでありますけれども、それは、今までは適法に取得された情報ということでよろしいわけで...全文を見る
○黄川田委員 今まで、さまざまそれ以外の情報を取得してきたと思うんですよ。それで、この四つの情報に限定して指示したということでありますけれども、適齢者の募集のためには、健康状態あるいはまた思想など、これ以外の情報も防衛庁は本来必要だというふうな認識でいたのではないですか。
○黄川田委員 自衛隊法施行令の第百二十条で、必要と認めれば報告、資料の提出になるんでありますが、県や市町村に、健康であるとか信条であるとか、そういうものも出してくれというようなことはこれまではやってこなかったわけですか。
○黄川田委員 具体的に県や市町村に、法定受託事務ですか、そういう形でお願いしているということでありますが、都道府県あるいは市町村、どのぐらいの交付金が出ているんですか、この事業にかかわって。自治体の規模にもよるでしょうけれども、どんな形でお金が出ているんですか、交付金は。市町村は...全文を見る
○黄川田委員 自衛隊の地方連絡部ですか、それを通じてということでありますけれども、自衛官の募集に係る業務以外に、この地方連絡部、主にどのような業務をなさっているのか、これを聞いてみたいと思います。
○黄川田委員 あわせて、自衛官の募集に関しまして、市町村長名と、それから地方連絡部長の連名で、民間から募集相談員を委嘱しておると思いますけれども、その実態、そしてまたその委嘱された方にはお金が行っておるわけですか。
○黄川田委員 行政機関にあっても、さまざま、プライバシーの保護の時代、あるいはまた情報公開の時代、いろいろ動きがあるわけなのでありますが、しかしながら、防衛庁全体でも、東京にある本部、地方連絡部ですか、どうも、いろいろな行政のさまざまな環境が変わったんだということを、行政がしっか...全文を見る
○黄川田委員 重ねてお尋ねいたしますけれども、いずれ、住民基本台帳の四情報の限定だということで、昨年十一月の会議で口頭でお話しした、なおも、文書をもって、陸上幕僚長を通じ各地連に指示いたしますというふうな報告なのでありますけれども、文書で指示だけでは、本当に末端まで通じるのかとい...全文を見る
○黄川田委員 では、防衛庁の方に最後の御質問でありますけれども、核問題等で、この北東アジアの情勢、これは大変な状況にもあるわけでありまして、防衛庁・自衛隊においてこのような問題がたびたび続くのであれば、我が国の安全保障の信頼、これが揺らぐというふうなことも危惧されるわけであります...全文を見る
○黄川田委員 それでは、この自衛官募集にかかわりまして、住民基本台帳法の運用について、改めて今度は総務省の方からお尋ねいたしたいと思っております。  大臣、午前中答弁されておりますけれども、なお確認でありますけれども、今回の適齢者情報の提供は、昭和四十二年の住民基本台帳法に基づ...全文を見る
○黄川田委員 それから、自衛官の募集のための適齢者情報の提供でありますけれども、住民基本台帳の一般的な閲覧により得られる情報ではない世帯主であるとかあるいはまた続柄、そういう情報も提供されておったところもあるということでありますけれども、これについては、先ほどの百二十条ですか、そ...全文を見る
○黄川田委員 これは防衛庁からの法定受託事務ということでしょうから、この点に関して、全国に三千二百余の市町村があるわけなのでありますけれども、これの取り扱いが個々ばらばらだとあれだと思うんですが、この点に関しては首長の判断だということで、総務省は、そういうものが来たらば、ここまで...全文を見る
○黄川田委員 なお確認でありますけれども、住民基本台帳法の第三条でありますけれども、市町村長等の責務として、「市町村長は、常に、住民基本台帳を整備し、住民に関する正確な記録が行われるように努めるとともに、住民に関する記録の管理が適正に行われるように必要な措置を講ずるよう努めなけれ...全文を見る
○黄川田委員 残り時間もなくなってまいりましたので、それでは、行政機関における個人情報の適法な取得に関する規定について、二つほどお尋ねいたしたいと思います。  まず、行政機関について、個人情報を適法に取得しなければならないとの規定がありません。この点は、適法な取得の規定を盛り込...全文を見る
○黄川田委員 お話しのとおり、憲法にもあるいは国家公務員法にもしっかりと規定されてあるんだからということでありますが、いずれ、役人といいますか、公務員の認識をしっかり持たないと、立派な法律があっても実行されなければ、お上は何をやっているんだという話になりますから、本当にしっかりし...全文を見る
○黄川田委員 残り時間わずかでありますので、最後の質問となります。  残念ながら、今回の事例で明らかになったように、行政自身が個人情報の取り扱いをしますと、どうも個人情報が不適切に扱われる可能性があるという欠点が出ておるように思っております。  そこで、野党案のように、やはり...全文を見る
○黄川田委員 時間でありますので、終わります。ありがとうございました。
04月25日第156回国会 衆議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第11号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  総理には、昨年、郵政公社化法に関連しまして二度ほど質問をさせていただきました。今回は、我が国の国の形、これについてまずお尋ねいたしたいと思います。  今、統一地方選挙後半戦、まもなく終わろうとしております。そしてまた、地方出身の私...全文を見る
○黄川田委員 ちょっと抽象的に話しましたので、問いについての回答がちょっと、なかなか行き違いがあるみたいであります。  実は、選挙を通じまして私地元で言われるのは、七千円台で低迷する株価、あるいはまた三百五十万人に上る失業者、そしてこのデフレ、どうするんだと。法律にがんじがらめ...全文を見る
○黄川田委員 なかなか本題まで時間がかかりますね、前段をやっていますと。  いずれ、私から言わせれば、特区というものは規制であります。本来はそれがない方がいいわけなんですよ。総理は、まず手始めに始めて、それがよければ全国に広げるという話なんでしょうけれども。やはり、基本的な規制...全文を見る
○黄川田委員 立派な報告書を六月に待っておりますので、よろしくお願いいたします。  それで、また、インターネットの技術が進歩しまして、そしてまた、ブロードバンド化の時代ですね。ネット社会ではさまざまな問題が生じてくると思うわけであります。  そこで、例えば、国民一人一人はキャ...全文を見る
○黄川田委員 一年生議員でありますので、なかなか総理とは質問する機会がないので、ちょっと話題を変えまして、行革問題について一点お尋ねいたしたいと思います。  国家公務員は十年で二五%削減するとのお題目を掲げられております。しかしながら、民間は本当に血が出るリストラを行っておりま...全文を見る
○黄川田委員 時間でありますので終わりますけれども、この個人情報保護法案以上に論判しなきゃいけないと思っております。  終わります。
○黄川田委員 私は、自由党を代表して、内閣提出の個人情報の保護に関する法律案、行政機関における個人情報の保護に関する法律案等五法案に反対の立場、並びに、民主党、自由党、共産党、社会民主党共同提案の個人情報の保護に関する法律案、行政機関における個人情報の保護に関する法律案等四法案に...全文を見る
05月06日第156回国会 衆議院 本会議 第26号
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○黄川田徹君 自由党の黄川田徹であります。  私は、自由党を代表して、政府提出の個人情報の保護に関する法律案、行政機関における個人情報の保護に関する法律案等五法案に反対の立場、並びに、民主党、自由党、共産党、社会民主党共同提案の個人情報の保護に関する法律案、行政機関における個人...全文を見る
05月08日第156回国会 衆議院 総務委員会 第13号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  通告に従い、順次質問していきたいと思います。  高度情報化社会の進展に伴いまして、電波の利用環境が大きく変わってきていると私は思っております。そこで、まず、電波利用料制度そのものについてちょっと考えてみたいと思っております。  ...全文を見る
○黄川田委員 いずれ、研究会が発足していろいろ議論しておるということでありまして、年内にもいろいろな意見がまとまるのではないか、あるいはまた、来年四月にはさまざまな意見を聴取してということでありますけれども、この抜本改正、やはり時期を逃してはならないと思うわけでありますので、いつ...全文を見る
○黄川田委員 それでは次に、アナログ周波数変更対策関係についてお尋ねいたしたいと思います。アナ・アナ変換であります。  地上デジタル放送がことしの十二月一日から三大広域圏において開始される。これに伴いまして、この三大広域圏におけるアナログ周波数変更対策が本年二月九日から開始され...全文を見る
○黄川田委員 関連してお尋ねいたしますけれども、約千八百億円のブロック別のアナログ周波数対策経費の一覧表をいただいたわけなんでありますけれども、特に人口などとは無関係に、中国とか四国とか九州などのブロックの対策経費が多いなど、ブロックにより偏りがあるようであります。  例えば、...全文を見る
○黄川田委員 また、今回の電波料の見直しは、現行の料額全体を見直すということではなくて、放送事業者のみの料額を増額改定するという考え方でありますけれども、この増額分はアナログ周波数変更対策経費に利用されることになるわけであります。そのアナ・アナ変換経費の総額、先ほどから議論されて...全文を見る
○黄川田委員 毎年度確定していくということでありますけれども、千五百億という物すごい金額であります。先は見えているんでしょうか。改めて確認いたします。
○黄川田委員 それでは次に、電波利用料額についてお尋ねしていきたいと思います。  電波法百三条では、電波利用料の使途として五つの項目を具体的に定めておるわけであります。そのうち、このアナ・アナ変換の一項目は平成十三年に追加されたわけであります。  この電波利用料額は、受益者で...全文を見る
○黄川田委員 それでは、あわせて、アナ・アナ変換の整備が終わった後の、八年後の平成二十二年には、再度、放送事業者の電波利用料額を、携帯電話事業者から不満があるにもかかわらず、もとに戻すことになるのか、この施策が終わった後にはもとに戻すのか、お尋ねいたしたいと思います。
○黄川田委員 いずれ、電波の需要とかさまざまな課題がありますので、抜本改正もあるでしょうから、そういうことだと思います。  それでは次に、電波利用料の入札制度についてであります。  私、昨年四月の電波法の改正の折、国民の貴重な財産である有限な電波資源のより一層の効率的利用を促...全文を見る
○黄川田委員 残り半分なくなりましたので、それでは次に、マスメディアの集中排除原則の緩和問題についてお聞きしたいと思います。  地方ローカル局は、地域の住民に必要な情報を提供するなど、地域に密着した情報発信源として極めて重要な役割を果たしておるところであります。しかしながら、今...全文を見る
○黄川田委員 次に、地域課題と申しますか、中山間地の難視聴対策についてお尋ねしてみたいと思っております。  現在、民放テレビ放送が一波も良好に受信できない難視聴地域等において、その解消を図るために、中継施設あるいはまた共同受信施設を整備する市町村に対しまして助成策が講じられてお...全文を見る
○黄川田委員 それでは、関連しまして、携帯電話のエリア整備について、二点お尋ねしたいと思います。  平成十五年三月末現在で、携帯電話の加入数は七千五百万以上にも達しておりまして、既に固定電話の加入数を大幅に超えておるところであります。しかしながら、中山間地の多い私の地元の岩手県...全文を見る
○黄川田委員 ちなみに、今、岩手県は三十一カ所ぐらいあるんだと、北上山地の方に散在しておるか何かなんですけれども。全国でどのぐらいなんですかね。岩手は一番多いぐらいなんでしょうかね。もしお答えできるなら、お願いいたします。
○黄川田委員 お話を聞きますと、本当に膨大な費用がかかるということでありますけれども、辺地、過疎地にあっても、デジタルデバイドの克服、これが大事であると思っております。  そこで、こういう過疎地域等の条件が厳しい地域においては、携帯電話のサービスエリア、これを拡大するということ...全文を見る
○黄川田委員 私も四月の統一地方選挙で、私の選挙区なんというのは端から端まで車で三時間半ぐらいかかるところでありまして、そしてまた中山間地、さまざま歩きまして、連絡しようと思っても圏外というのが時々出るわけであります。いずれ、選挙だけじゃない、住民一人一人の利便性を高めるために、...全文を見る
○黄川田委員 残り二分ありますけれども、これで終わります。ありがとうございました。
05月19日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号
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○黄川田分科員 自由党の黄川田徹であります。  地域課題も含めまして、通告に従い、順次質問いたしますので、よろしくお願いいたしたいと思います。  まず最初に、森林・林業行政の抜本改革についてお尋ねいたしたいと思います。  一昨年の六月であります、ほぼ四十年ぶりに、林業基本法...全文を見る
○黄川田分科員 大臣には、この森林行政の抜本的な改革でもって、緑の再生をぜひともお願いしたいと思います。  それでは、具体的に各分野ごとにちょっと聞いていきたいと思います。  次に、国有林野事業の収支状況であります。この国有林野事業でありますけれども、独立採算制によって運営さ...全文を見る
○黄川田分科員 平成十三年度の国有林野事業の収支でありますけれども、木材を売った収入は二百五十六億円、林野を売り払った不動産収入が二百二十三億円、二つ合わせても、長年の借金に対する利子の支払い一千十九億円の半分にも満たない、こういう現実であります。引き続き抜本改革を求めておきたい...全文を見る
○黄川田分科員 通告では森林交付税をちょっとお尋ねしていましたけれども、なかなかいい回答が出ないのではないだろうか、今三位一体の税財源の移譲、地方分権をやっていますので、これは省略しまして、森林組合の活性化対策についてちょっとお尋ねいたしたいと思っております。  森林組合であり...全文を見る
○黄川田分科員 地域にあっては森林組合の再活性化が本当に喫緊の課題でありますので、よろしくお取り計らいいただきたいと思います。  そして関連して、昨年九月に和歌山県が提唱いたしました緑の雇用事業が話題を集めております。都会からの移住希望者や失業者を森林ボランティアとして呼び込ん...全文を見る
○黄川田分科員 地方のアイデアが本当に生かされるように、よろしくお願いいたしたいと思います。  今度は切り口を変えまして、木質バイオマス発電についてちょっとお尋ねいたしたいと思います。  昨年十二月に、農林水産省、経済産業省などが中心となりまして策定したバイオマス・ニッポン総...全文を見る
○黄川田分科員 今お話しされましたけれども、林地残材の収集そして運搬、それへの支援、これは大事だと思いますので、よろしくお願いいたしたいと思っております。  あわせて、資源エネルギー庁にちょっと関連してお尋ねいたしたいと思います。  電気事業者による新エネルギー等の利用に関す...全文を見る
○黄川田分科員 残り時間が少なくなってまいりましたので、エネルギー庁には三問ほどちょっと追加で設問をお願いしておりましたが、このうちの二問をあわせてお尋ねいたします。地方のエネルギー事情に関連してであります。  まず、この四月に行われた総合エネルギー調査会の基本計画部会でも議論...全文を見る
○黄川田分科員 後段の方の回答は、電源開発の特別会計の方からの。
○黄川田分科員 ぜひ、昨今の原子力行政の行き詰まりといいますか、さまざまな課題を抱えておりますので、我が国のエネルギーのベストミックスといいますか、やはり風力あるいはまたバイオマス発電、いろいろなエネルギーの利用もありますけれども、やはり天然ガスは重要な位置づけになると思いますの...全文を見る
○黄川田分科員 平泉の世界遺産については、おかげさまで、広域のバックアップといいますか、県境を越えまして宮城県の気仙沼市でも募金活動ということで始まっております。特段の御配慮をお願いします。  時間になりましたので、終わります。ありがとうございました。
05月27日第156回国会 衆議院 総務委員会 第15号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  まずもって、昨日の宮城県沖を震源といたします地震に際して被害を受けられた方々には、心からお見舞い申し上げる次第であります。  さて、この地方自治法の改正の質疑に入る前に、先ほど安住委員さんからもいろいろ質疑がありましたけれども、私...全文を見る
○黄川田委員 大臣も修正案がよくわからないと言うぐらいですから、私なんか、とてもとてもわからないというふうな感じでおります。  いずれ、全国知事会あるいはまた地方六団体でありますけれども、この地方分権改革推進会議の意見書の原案撤回を求めておりますし、そしてまた、国と地方の役割分...全文を見る
○黄川田委員 地方共同税は保留というような形ですか、そういうふうになっておりますけれども。  そしてまた、分権会議の意見案では、課税自主権の問題にも触れておるわけであります。税源移譲を先送りしつつ、地方がまず課税自主権を活用すればいいのではないかというのであります。そんなことが...全文を見る
○黄川田委員 いずれ、この課税自主権は必要なわけでありますけれども、その税目がなかなか見つからないし、安定した税収を確保できないというのが現実だと思っております。  そしてまた、先ほど安住さんからもお話がありましたけれども、塩川財務大臣でありますけれども、先般、国から地方への権...全文を見る
○黄川田委員 一連の質問で、総務大臣、しっかりやっていただきたいと思っておりますけれども、いずれ、分権会議の考え方には私は本当に違和感を覚えておりますし、単純に、地方の自立をにしきの御旗に上げておって、国の財政だけを考えて地方を切り捨てるというような考え方には、断固私は反対するも...全文を見る
○黄川田委員 また一方、最近公表されました地方制度調査会の地方税財政改革のあり方についての意見によりますと、三位一体同時並行で進めることを基本に据えておると。同意見書では、税源移譲の進め方について、個人住民税や地方消費税を中心に、現在六対四の国税と地方税の割合を一対一にする方向で...全文を見る
○黄川田委員 それでは、本題の地方自治法の改正の質疑にいたしたいと思います。  先ほども安住委員さんにお答えになったわけでありますけれども、私からも確認の意味で重ねてお尋ねいたしたいと思います。  まず、都道府県の部局数の法定制度の廃止関係についてであります。  この改正案...全文を見る
○黄川田委員 それでは、法案の改正のうち、次に、公の施設の管理に関する委託制度についてお尋ねしたいと思います。  現在、地方公共団体では、さまざまな文化施設や、あるいはまたスポーツ施設などの公の施設を設けておるわけであります。これらは住民に広く利用されまして、そしてまた地域住民...全文を見る
○黄川田委員 では、残り時間も少ないので、あと一問だけ質問させていただきたいと思います。  お話しのとおり、これまで地方自治法では、公の施設の管理は、公共団体、公共的団体、あるいはまた一定要件を満たす出資法人に限って委託されてきたということでありますけれども、この制度のもとに、...全文を見る
○黄川田委員 今回の改正が、住民サービスの向上と、そしてまた地方行革の推進につながるよう適切に運営をされることを望みまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
06月03日第156回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第6号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。岩手の出身であります。  私、きょうは総務委員会とかけ持ちで質問しておりましたので、さきの委員さん方が質疑したのを聞いておりませんから、多分重複する質問があるかと思います。今度は岩手からのメッセージということで、よろしくお願いいたしたい...全文を見る
○黄川田委員 三陸海岸に住む者としては、災害は忘れたころにやってくるじゃなくて、災害は必ず忘れずにやってくる。そして、津波を伴う。この津波は四十年あるいは五十年というサイクルでやってくる。人生五十年のときは一回しか経験しなかったけれども、人生八十年の時代になると二度ぐらいは経験す...全文を見る
○黄川田委員 これも宮城、岩手の両知事に要望しているものですから、重ねて質問するわけでありますけれども、この東海、東南海・南海地震対策でありますけれども、中央防災会議に専門調査会を設置しまして、地震・津波対策の充実強化の検討を行っておるわけであります。しかしながら、それぞれ委員さ...全文を見る
○黄川田委員 今度、岩手県側といいますか、岩手の知事からの要望なんでありますけれども、今回、震源の深度が海底七十一キロということで、岩手、宮城両県とも最も恐れていた津波は免れたわけであります。  しかしながら、御案内のとおり、両県、過去、明治二十九年には数万人の死者であります。...全文を見る
○黄川田委員 この特定観測地域でありますが、これは既に宮城県沿岸地域が指定されておるということでありますよね。岩手県とか宮城県ということで、区分けはなっておりますけれども、海岸線とか、三陸は一体なわけなんですよね。そういう意味で、地震に境界線はないわけでありますから、一体としてと...全文を見る
○黄川田委員 今御答弁いただきましたけれども、私も現場を見てまいりました。港湾の構造物自体は本当にしっかりとしたものでありまして、六十メートルぐらい後ろですかね、そこから液状化とか、その後、県の方でもボーリング調査しまして、コンクリート自体には空洞がないみたいですし、また、なお調...全文を見る
○黄川田委員 最後に、確認の意味でなんでありますが、学校の規模によって異なると思うわけでありますけれども、この診断費用であります。施設一棟当たり約二百万から四百万円かかるということで、小中学校の診断実施率が特に低い背景には、各市町村、厳しい財政事情でありますから、それもあるわけで...全文を見る
○黄川田委員 時間になりましたので、終わります。
06月03日第156回国会 衆議院 総務委員会 第17号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  本日は、最初に市町村合併問題について質疑をいたしまして、次に一点、公務員制度改革に触れて、そして本題の地方の独立行政法人法案に移っていきたいと思っております。  まずもって、地方分権の推進あるいはまた高齢社会の進展、行財政改革の必...全文を見る
○黄川田委員 いずれ、現在の三千二百を千程度だということなんでありますけれども、どうも二年後には二千前後にはなるのかなという気もしますし、しかしながら、一万人未満の市町村もまだまだ残るんじゃないのか、そういう気もいたします。  そこで、東日本、西日本で合併の状況もさまざまあるみ...全文を見る
○黄川田委員 大臣から、合併は未来永劫続くんだという話でありますけれども、この合併特例法の経過措置についてお尋ねいたしたいと思います。  法定合併協議会が既に整っていて、そして当該市町村議会で合併の決議がなされ、十七年三月末までにそれに基づき知事に合併申請がなされた場合、現在の...全文を見る
○黄川田委員 今、地方制度調査会のお話がありましたけれども、この中間報告が公表されたところであります。  この中間報告を見ますと、基礎的自治体のあり方、大都市のあり方、そして都道府県のあり方について、地方分権時代の基礎的自治体を構築すべく、「「基礎的自治体優先の原則」をこれまで...全文を見る
○黄川田委員 お話のとおり、まだまだ検討しなきゃいけないところがあるということでありますけれども、この地域自治組織でありますけれども、いずれ、これが十分な機能を果たすものとならなければ屋上屋を重ねるというようなことになりますし、本当に、住民自治といいますか、住民の声が反映されるよ...全文を見る
○黄川田委員 合併に係る都道府県と市町村との関係なんでありますけれども、先ほど総務省の方から、そしてまた今大臣から、地制調の中間報告においては、新たな法律によりまして、必要に応じて都道府県が市町村合併に関する構想を策定し、合併に関する知事の勧告等により自主的な合併を進めるとありま...全文を見る
○黄川田委員 それでは次に、公務員制度改革について、一点だけお尋ねいたしたいと思います。  この公務員制度改革につきまして、私、たびたび本委員会においても、ILOとの関係あるいはまた採用試験の問題、公務員の人事管理の中立性の問題、天下りの問題等取り上げまして、そしてまた、公務員...全文を見る
○黄川田委員 労働側との話し合いも、新聞によりますと、あす四日からですか、組合と正式協議をするというようなことも耳にしておりますので、しっかりとした取り組みをお願いしておきたいと思っております。  それでは、本題の地方独立行政法人法案に移っていきたいと思います。  地方におけ...全文を見る
○黄川田委員 お話をいただきましたけれども、国の特殊法人等々の独立行政法人化、それと並んでの地方の独立行政法人化ということである前に、やはり現状の分析といいますか、大臣も先ほど、リゾート法関連で、国土交通省の仕事に対する政策評価、しっかりしたけれども、とんでもない話だと。そういう...全文を見る
○黄川田委員 時間も残り少なくなりましたので、引き続き質問させていただきます。  本法案でありますけれども、独法化を図ることによりまして、住民の生活の安定並びに地域社会及び地域経済の健全な発展に資することを目的としておりますけれども、目的の意味がよくわからないところもあります。...全文を見る
○黄川田委員 若松副大臣から独法の意義等をお伺いいたしましたけれども、どうも情報公開やあるいは住民監査などが保障されておらない、あるいはまた地方自治の原則であります住民自治、あるいは住民参加の自治体運営、さらには地方議会の関与が弱まっている等々を考えますと、むしろ地方分権に逆行す...全文を見る
○黄川田委員 文科省から大学の意義といいますか、お話しいただきました。この公立大学でありますけれども、国立大学や私立大学と同様、高等教育機関であり、そしてまた、地方の特殊性を勘案しながらも、教育と学術研究を行うことが第一の目的であると思っております。しかしながら、公立大学が、独法...全文を見る
○黄川田委員 大臣から、地方の独立行政法人法ですが、これはあくまでも強制ではない、各自治体が選択すればいいんだ、その幅を広げたという話でありますけれども、どうも、そういうことであれば余り大した法律ではないのかなというような逆な感じもいたします。  最後であります。ありがとうござ...全文を見る
○黄川田委員 私は、自由党を代表して、地方独立行政法人法律案及び地方独立行政法人法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案に対し、反対の立場から討論を行います。  この法律において、地方独立行政法人とは、住民の生活、地域社会及び地域経済の安定等の公共上の見地からその地域において...全文を見る
06月06日第156回国会 衆議院 文部科学委員会 第17号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。通告に従い、順次質問をいたします。  まず、日本育英会の独立行政法人化について、幾つかお尋ねいたしたいと思います。参議院先議ということで大分議論が高まっておりますので、私の質問も重複するところがあるかと思いますけれども、改めて確認の意味...全文を見る
○黄川田委員 遠山大臣からは、さまざまな質問に対していろいろ答えられておりますけれども、私にとって、日本の高等教育の施策がどうも見えないような気がするわけであります。この育英会を独法化しなければならない本質的な意味が、ちょっと私には理解できないわけであります。目先の国の構造改革、...全文を見る
○黄川田委員 民間の金融商品と違いまして、この貸し借りの回収ルールは、私は別なものと思っております。回収業務を外部に委託する、民間委託したからといって、効率化、回収率の向上にすぐにつながるか、そういう保証はないという部分もあるのではないかと思っております。逆にコストがかかる場合も...全文を見る
○黄川田委員 具体的に、教育の機会均等に反しない程度の保証料とは幾らになるわけですか。
○黄川田委員 収支のバランスというんでしょうか、そういうことでしょうけれども、非営利の奨学金を営利のための教育ローンにしてはいけないと私は思っております。  最後に、新たな返還免除制度についてお尋ねいたしたいと思います。  先ほどの委員さんからもお話がありましたけれども、新し...全文を見る
○黄川田委員 確認でありますけれども、学部・学科で、選考によって差異が生じるということはありませんか。
○黄川田委員 それでは次に、独立行政法人の海洋研究開発機構法案の質疑に移っていきたいと思います。  最初に、海洋と環境の基本課題について、三点、環境省にお尋ねいたしたいと思います。  去る三月、京都を中心に、第三回の世界水フォーラムが開催されたところであります。最終日に採択さ...全文を見る
○黄川田委員 お話しのとおり、多様な機能があるということでありますけれども、タンカーの座礁とかこの油流出とか、さまざま海洋汚染の問題があるわけであります。海洋汚染の問題に環境省はどう対処しておるわけでありますか。
○黄川田委員 大きいくくりの海洋汚染の問題は、地球環境問題であると同時に、私、三陸に住んでおりますので、四方を海に囲まれた我が国にとっては生活に密着した身近な問題でもあります。とりわけ、遠洋漁業の衰退が余儀なくされております昨今、養殖漁業でありますが、これは我が国にとってますます...全文を見る
○黄川田委員 いずれ、私も先ほどお話ししたとおり三陸海岸に住んでおりますので、この海洋の養殖漁業の利活用、本当に進んでおります。水産業の振興とともに、農水省との連携、あるいはまた生活環境保全の観点からも、ぜひともしっかりと取り組みをお願いいたしたいと思います。  残り時間が、ち...全文を見る
○黄川田委員 エネルギーは、原子力の問題、さまざまありますし、それからサハリンの天然ガスの開発、サハリン1、サハリン2等々ありますので、ぜひともエネルギーとしてのメタンハイドレートの関係もしっかりと取り組んでいっていただきたいと思います。  最後に、海洋研究のあり方について、文...全文を見る
○黄川田委員 ぜひとも産学官の連携をお願いいたしたいと思っております。  では、最後の質問であります。これは渡海副大臣にお答えいただけますか。  まず、国際的にも海洋研究の重要性が高まっておるわけであります。また、海洋研究に関する問題でありますけれども、これは一国で解決できな...全文を見る
○黄川田委員 狭い国土、資源の乏しい国でありますので、ぜひとも海洋に大きな目を向けていただきたいと思います。  なお、法案に関しましては、特殊法人改革あるいはまた公益法人改革、小泉内閣の構造改革、さまざまな一連の施策の展開なんでありましょうけれども、私は、独法化したからといって...全文を見る
○黄川田委員 私は、自由党を代表して、独立行政法人日本学生支援機構法案、独立行政法人海洋研究開発機構法案に対し、反対の立場から討論を行います。  まず申し上げたいことは、独立行政法人制度そのものが極めて問題の多い制度であるということであります。  特殊法人等を独立行政法人に衣...全文を見る
06月10日第156回国会 衆議院 総務委員会 第19号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  通告に従い、順次質問いたします。  この消防組織法は、昭和二十二年制定以来、五十六年ぶりの大改正であります。改正案では、現在要綱により設置されている緊急消防援助隊を法定するとともに、大規模・特殊災害が発生した場合に、国が全国的見地...全文を見る
○黄川田委員 有事三法に関連してではないということでありますけれども、四月に内閣官房から公表されました「国民の保護のための法制について」において、国民保護法制における都道府県や消防を含む市町村の位置づけが示されておるところであります。大臣としては、地方公共団体の役割についてどのよ...全文を見る
○黄川田委員 時間も少ないので、次に移ります。  緊急消防援助隊でありますけれども、これは、平成七年一月の阪神・淡路大震災の教訓を踏まえまして、消防庁長官の通知に基づく要綱により、そして、市町村消防の中から申請に基づきあらかじめ登録することにより、広域の応援の仕組みが設けられて...全文を見る
○黄川田委員 具体的に、私の地元は岩手でありますので、この緊急消防援助隊でありますけれども、東北・北海道ブロックということでやっておるわけなんでありますけれども、平成八年度から毎年、北海道・東北八道県ですか、これは新潟も入っているんですかね、持ち回りでブロックの合同訓練を行ってお...全文を見る
○黄川田委員 次に、消防団のことについてはたびたび質問しておるわけなんでありますけれども、先ほど、さきの委員さんからもお話がありましたけれども、消防白書によりますと、平成十四年四月一日現在、消防団は三千六百二十七団、消防団員は約九十三万七千人でありまして、消防団はほとんどの市町村...全文を見る
○黄川田委員 また、本法案の改正案では、消防に関する教育訓練の機会の提供も規定されたところでありますので、あわせて自主防災組織の育成、これもしっかりと強化していただきたいと思っております。  それで、次は、宮城県沖地震、五月の二十六日ですか、災害対策特別委員会でちょっと質疑時間...全文を見る
○黄川田委員 局長の答弁のとおり、災害時に電話が殺到する場合、ある程度の規制、これはやむを得ないことと私も思っておりますが、逆に、このような災害時こそ、安否の確認、これが必要となるわけであります。今回の地震の際にもこの安否確認用の通信手段として災害用の伝言ダイヤルを運用したと聞い...全文を見る
○黄川田委員 時間でありますので、終わります。
06月26日第156回国会 衆議院 総務委員会 第21号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。通告に従い順次質問をいたします。  日本郵政公社が四月一日に発足し、三カ月がたちました。まずは順調なスタートだと思っております。生田総裁初め理事の方々、そして職員の方々の御尽力に敬意を表しておきたいと思っております。  そこで最初に、...全文を見る
○黄川田委員 生田総裁、今お話しのとおり、私も公社化法案の質疑に際して、一年前でありますけれども、やはり職員の意識改革が一番大事だということをお話しさせていただきました。  アクションプランですか、これでも、お話しのとおりの上意下達をやめよう、あるいはまた、フラットでオープンな...全文を見る
○黄川田委員 総務省の方から、企業の郵便費の節約といいますか節減、あるいはIT化の影響、さらにはメール便の関係等々で厳しい状況にあるということであります。  平成十四年度補正後予算において、収益が平成十三年度よりも五百四十七億円減少するという厳しい環境、これはそのとおりであるわ...全文を見る
○黄川田委員 郵便事業については、民間企業の手法を取り入れた経営改革が徐々に浸透していると私も思っております。  しかしながら、具体的に、例えば民間宅配事業者等は、商品のこん包あるいはまた配送伝票の作成あるいはDM等の作成、封入、封緘を含む、発送代行業務から配達に至るトータルの...全文を見る
○黄川田委員 それでは、今回の公社法の改正であります。  コール資金の貸し付けと投資一任契約を追加するという内容でありますけれども、それぞれ専門的、技術的な改正でありまして、国民には、私も国民の一人でありますが、なかなかわかりにくい内容だと思います。  そこで、今回の法改正の...全文を見る
○黄川田委員 今お話をいただきましたけれども、この公社法が成立してから一年もたたないわけでありまして、この程度の資金運用であれば、同法第四十一条等の運用範囲でなぜそのとき想定できなかったのか、もっと早く取り入れてもいいんじゃないのかと私は疑問に思っているところであります。  そ...全文を見る
○黄川田委員 それでは次に、郵貯、簡保の資金運用と金融市場との関係についてお尋ねいたしたいと思います。  郵貯、簡保の資金量は、平成十三年度末現在で、郵貯は約二百三十九兆円、簡保は約百二十五兆円、合計で約三百六十四兆円であります。これは、ここ数年は減少しておりまして、今後も少し...全文を見る
○黄川田委員 お話しのとおり、しっかりやるということなんでありますけれども、公社の流動性リスクですか、日本郵政公社内部でもリスクの管理体制はもちろんのこと、そしてまた民間金融機関同様、日銀の考査ですか、あるいはまた金融庁検査が導入されるなど、公社の内外を通じたリスク管理システム、...全文を見る
○黄川田委員 残り時間が少なくなってまいりましたので、もう一点、郵便局ネットワークを活用した民間投資信託の窓口販売について、これについての検討についてお尋ねいたします。  民間の金融機関がリストラして店舗数を減らしていく中で郵便局ネットワーク、これは二万四千七百ですか、そのネッ...全文を見る
○黄川田委員 大臣お話しのとおり、地銀なんかの民業圧迫ということで、そういう批判も私も承知しておりますけれども、やはり大局的な立場から、パイを広げるという形の中で推し進めていただきたいと思います。  残りあと二分でありますので、最後の一問であります。  資金運用の関係の人材育...全文を見る
○黄川田委員 時間でありますので終わります。
07月10日第156回国会 衆議院 総務委員会 第23号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  まず、新しい競争政策のあり方についてであります。  最近、総務省は、ことし五月末ですか、ブロードバンド通信サービスの利用状況を公表いたしました。それによりますと、初めて一千万件の大台を突破いたしまして、前年同期比二・三倍の約一千四...全文を見る
○黄川田委員 ブロードバンドも含め、一歩も二歩もおくれていた日本でありますけれども、今では、世界でも最も速く、そして最も低廉な価格で提供できるようになったという現実がありますが、また一方、公正取引委員会でも、政府規制等と競争政策に関する研究会を設けまして、昨年十一月に「電気通信分...全文を見る
○黄川田委員 それぞれ、公正な競争環境の育成に関する見解をお聞きいたしましたけれども、それを踏まえまして、前回も尋ねましたけれども、大臣に改めて、NTTの自主的実施計画の実施状況についてお尋ねいたしたいと思います。  すなわち、総務省は、NTTに電気通信市場の競争促進のための自...全文を見る
○黄川田委員 公益事業の産業政策として、個別事業者の競争政策の促進と、また一方、ユニバーサルサービスの公益性の維持との兼ね合い、これは本当に難しい問題だと思っております。しかしながら、いずれ、日本はパソコンによるインターネット革命では米国におくれ、そしてまたブロードバンド革命では...全文を見る
○黄川田委員 それでは、ちょっと具体的な話をさせていただきたいと思います。  通信事業者がNTT加入者光ファイバーを借りる手続にいかに時間を要するか、具体的に実例を紹介してみたいと思います。  新築マンションに某通信事業者がNTT接続約款に基づいて光ファイバーの借用申請をした...全文を見る
○黄川田委員 それでは、法案の一種、二種の事業区分関係についてお尋ねしていきたいと思います。  電気通信市場における現状でありますけれども、その変化の激しさは、さまざま委員からお話しになったとおりであります。  そしてまた、先日公表されました情報通信白書によりますと、我が国の...全文を見る
○黄川田委員 そしてまた、今回の改正の中で、今副大臣お話しのとおりでありますけれども、料金、契約約款の規制を原則廃止しまして、そしてサービス提供の原則自由化を図ることとしておりますけれども、これは電気通信事業分野でサービスベースでの競争が進展してきたというふうなことに対応したもの...全文を見る
○黄川田委員 次に、携帯電話の電話番号についてちょっとお尋ねいたしたいと思っております。  事業者間の競争の一層の促進を図るためには、利用者が、さまざまな電気通信サービスの中から、みずからが必要とするサービスを容易に選択できる環境が整備される、これが大前提だと思っております。と...全文を見る
○黄川田委員 利用者からのアンケート調査の結果も出たようでありますので、引き続き、さらなる検討をお願いいたしたいと思っております。  それでは次に、固定電話であります。我が国の国土、これは山間、離島も多いわけでありまして、また、社会経済生活においては過疎化の進行あるいは高齢化の...全文を見る
○黄川田委員 残り時間があと五分になってしまいましたので、固定電話の基本料については、通告しておりましたけれども、島委員さんから質問がありましたのでこれは割愛させていただきます。  いずれ、今春、NTTの接続料を平均五%引き上げる、これが認可された際に、情報通信審議会ですか、こ...全文を見る
○黄川田委員 規制緩和が進めば、今度は消費者とのトラブル等が発生するかもしれません。そういうためにも、電気通信サービスにおける消費者行政、これの充実にも努めてもらうことをお願い申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
07月23日第156回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第7号
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○黄川田委員 自由党の黄川田徹であります。  通告に従い、順次質問していきたいと思います。そしてまた、これまでの質疑でちょっと重複するところがあるかもしれませんけれども、改めて御質問いたしますので、よろしくお願いいたします。  まず、今回の九州豪雨における本当に大変な災害で亡...全文を見る
○黄川田委員 御案内のとおり、災害における避難勧告、避難命令あるいは避難解除、これは市町村長、首長の決断なんであります。ですから、しっかりとしたそういう決断ができるように、その環境の整備はやはり国家がしっかりやっていかなきゃならないと思っておりますので、よろしくお願いいたします。...全文を見る
○黄川田委員 いずれ、生まれ育ったところに暮らす、そしてまた、火山とともに歩まなきゃいけないということでありますから、リスクを共有するということも大事だと思いますので、よろしくお願いいたしたいと思います。  それから一方、昨年の十二月に、京都大学の林教授を委員長といたしまして、...全文を見る
○黄川田委員 基本的な復興ができて、かつての第一次産業、あるいはまた観光産業をしっかりとできるようにお願いいたしたいと思います。  これは重複する質問でありますけれども、現在、三宅島から避難されている村民の皆さんは、都内各所で避難生活を送られており、大変な御労苦の中にあります。...全文を見る
○黄川田委員 現行法では限度があるということ、ちょうど見直しの時期だということ、そしてまた、全国知事会等々で、案がなければうちから出すぞというふうな形で頑張っておりますので、それとの連携をよろしくお願いいたしたいと思います。  それでは、私、災害といえばいつも津波の話をするんで...全文を見る
○黄川田委員 津波対策のインフラというか、防潮堤とか防波堤の整備なんというのは、財政的に厳しい中ではなかなか進み得ないというようなところもあると思いますので、何といっても、やはり避難行動をとりやすくする環境、それから意識づけですか、これは大事でありますので、その件、消防庁も、どう...全文を見る
○黄川田委員 それでは、三宅島の話にまた戻していきたいと思います。  三宅島の噴火ですが、昭和五十八年あるいは昭和三十七年、昭和十五年と噴火しておりまして、ほぼ二十年周期で噴火しておるわけであります。その防災対策ということで、国や都、また三宅村役場、それぞれ役割分担を果たしてお...全文を見る
○黄川田委員 残り時間が少ないので、最後に、ハザードマップについてお尋ねいたしたいと思います。  平成十二年の有珠山の噴火災害では、事前にハザードマップが住民に配布されたことによりまして、噴火前の段階からの避難が円滑に実施され、ハザードマップの重要性が再認識されたところでありま...全文を見る
○黄川田委員 三宅島の皆様方の早い時期での帰島ができるよう心からお祈り申し上げまして、質問を終わります。ありがとうございました。
10月03日第157回国会 衆議院 総務委員会 第1号
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○黄川田委員 民主党の黄川田徹であります。先般まで自由党におりましたけれども、合流しましたので、民主党の黄川田徹であります。  通告に従い質問していきたいと思いますけれども、通告に加えてちょっと質問があるかもしれませんが、よろしくお願いいたしたいと思います。  まずもって、総...全文を見る
○黄川田委員 残り時間が少ないのでありますけれども、まず、麻生大臣、体を張って地方交付税制度の基本を守り、そしてまた、補助金改革と税源移譲、これを実現しなければ、単に国の財政再建、それだけが進むだけであります。そうなると、地方分権どころか何のための今の改革かということになります。...全文を見る
○黄川田委員 できるだけというからには、少なくとも承認基準の大半はやはり法律で規定するべきものと私は思っております。せいぜい一部だけを下位規範に委任するということはあると思いますけれども、やはり承認基準、これはしっかりと法律に明記すべきだと私は思っております。  残り時間がない...全文を見る
○黄川田委員 突然の質問で申しわけございませんでした。  言いたかったところは、毎年度、公務員に対して人勧があるわけなんでありますけれども、しっかりとした経済政策をして、民間に活力をつけて、公務員がしっかりと働けるような人勧が出てくるような、国家としての基本的な政策が必要でない...全文を見る
○黄川田委員 時間でありますので、終わります。