黄川田徹

きかわだとおる



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黄川田徹の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月01日第164回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
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○黄川田分科員 民主党の黄川田徹であります。通告に従い、順次質問していきたいと思います。  まず最初に、骨太のエネルギー戦略についてお尋ねいたしたいと思います。  三年前の予算委員会で、サハリンの天然ガスの輸送問題についてお尋ねいたしました。地球環境問題と東アジアのエネルギー...全文を見る
○黄川田分科員 副大臣からいろいろお話をいただきましたが、資源のある米国でさえも、その認識たるや、物すごいものがあります。私は、日本との認識の落差というのをつくづく感じるわけなのであります。中国あるいはインド、もうエネルギーのがぶ飲みであります。どうも、安全保障、エネルギーもそう...全文を見る
○黄川田分科員 今大臣から、新国家エネルギー戦略の策定ですか、単なる作文では終わらないという話でありますけれども、どうも世界の動きはスピードが速いわけでありまして、今までも政府はエネルギー政策を推進してきましたけれども、どうもその主体性が乏しいといいますか、力のなさをちょっと感じ...全文を見る
○黄川田分科員 最近の話題も踏まえて大分丁寧な御答弁でありますけれども、副大臣も大分丁寧な御答弁でなかなか、質問する時間をちょっととれないのでありますけれども、いずれ、後でまた何とかしましょう。  去る二月八日に総合資源エネルギー調査会の総合部会が開かれたわけでありますね。海外...全文を見る
○黄川田分科員 それでは、サハリン1についてちょっとお尋ねいたしたいと思います。  石油資源開発の上場を急いだ主な理由は、サハリンの天然ガスのパイプラインにかかわるインフラ整備にあるとされております。事実、上場時の株主向けの株式売出届出目論見書ですが、ここにありますけれども、主...全文を見る
○黄川田分科員 いろいろ話されたんですが、私、余り頭よくないもので、日本市場は引き続き開かれているということで理解していいんですか。
○黄川田分科員 石油資源開発が筆頭株主で、伊藤忠商事、丸紅も出資する日本サハリンパイプラインが平成十一年四月に設立されております。同社は、日本海沿岸と太平洋沿岸の二つのルートの海底幹線パイプラインのFSを四十億円強も費やして行っております。しかしながら、同社は昨年六月解散され、石...全文を見る
○黄川田分科員 実態はどうなんでしょうかね。  石油資源開発は、上場されているものの、政府が四九・九四%とほぼ半分出資する実質的には国策会社であると思っております。万が一サハリン1が中国に行ってしまうとなれば、ナショナルプロジェクトとして多くの年月と巨額の国家資金を投じ、今まで...全文を見る
○黄川田分科員 サハリン沖での開発は、SODECOが日本を代表してサハリン1のコンソーシアムに参加し行っているということで、SODECOの大株主は石油資源開発でありまして、一千億近い巨額の開発資金、さまざま経緯、経過がありますので複雑な問題もあると思います。後でまた機会を持って質...全文を見る
03月01日第164回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
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○黄川田分科員 民主党の黄川田徹であります。  通告しておりますけれども、ちょっと順序を変えて質問したいと思います。最初は市町村合併、そして自治体の破綻法、そして時間があれば地方交付税に関連した質問をしていきたいと思います。  まず最初に、基礎的自治体について大臣の所見をお伺...全文を見る
○黄川田分科員 きのう、地方制度調査会から道州制の導入ということで答申がありました。  市町村合併が進んでいきますと、合併できなかった市町村、したくてもできなかった町村等々あるわけでありまして、であれば県がそういうできなくなった仕事を肩がわりするのかとか、あるいはまた、大きくな...全文を見る
○黄川田分科員 計画を立てるときはいつも財務省とのいろいろな闘いがあると思いますけれども、よろしくお願いいたしたいと思います。  それで、現実の自治体の財政状況といいますか、ちょっと確認したいと思います。  市町村合併は峠を越えたわけなのでありますけれども、平成十六年度の全国...全文を見る
○黄川田分科員 十年、二十年前であれば、赤字の団体が出ること自体、ほとんど全くないというふうな時代があったんですが、一たん赤字になると継続して赤字になる団体も現実出てきているという状況、この五年間の財政削減の現実だと思っております。  それで、今、国会をやっておりますけれども、...全文を見る
○黄川田分科員 丁寧な御答弁でありますので、時間が短くなってきました。  住民、特に職員の意識改革が一番大事だと思っておりますし、そういう改革はこういう合併とか大きな時代の変革の中でしっかりと身につくと思っておりますので、さまざまな対策に取り組んでいただきたいと思います。  ...全文を見る
○黄川田分科員 市町村レベルでいえば、合併したくてもできなかった団体とか、さまざま出てくるのかな、こう思っております。そしてまた、たしか標準財政規模の赤字が五%を超すと都道府県ですか、それから、二〇%を超すと市町村ですかね。どうも地方交付税にメスを入れると、何か出てきそうな気もす...全文を見る
○黄川田分科員 私も総務委員会で質問していれば、こんなの何度も質問されたよということでしょうけれども、分科会で来ておりますので、たびたびの質問になるかもしれませんが、財政再建法では地方債の貸し倒れみたいなものはないということなんでしょうけれども、破綻法では例えば貸し倒れもあります...全文を見る
○黄川田分科員 残り少ないのでありますけれども。  大臣、先ほど財政再建団体になるかもしれないというふうな形の中で、大臣がもし首長をされていたとしたら、例えば一万人未満ということで、今度の合併の関係でも知事の勧告権とかあるいはまた改めて広域の枠組みづくりとか提案される等々あるの...全文を見る
○黄川田分科員 あと地方交付税でありますけれども、時間でありますのでやめます。もし何かあったら、質問主意書でも出したいと思います。終わります。
03月16日第164回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○黄川田委員 民主党の黄川田徹であります。  通告に従い、順次質問していきたいと思っております。まず、前半で行革推進事務局に全般的な問題点を尋ねたいと思います。そして、後半で農林水産省の個別法案について質問していきたいと思っております。  政府は、去る三月十日、行政改革推進法...全文を見る
○黄川田委員 独立行政法人化ということで、その目的があり、そしてまた、その効果を期待したということでありましょうが、その後、この五年間の中期目標計画、これを終了した時点で、この総法人数はどの程度になっておりますか。人数等聞きましたけれども、なかなか回答が出にくいということなんであ...全文を見る
○黄川田委員 答弁いただきましたけれども、職員の有効活用の関係でありますとか、あるいはまた、人も減らないし、予算も減らない、独法化とは何のためだったのかということにちょっと問題意識を持つものでありまして、そしてまた、独法化によって職員が意識改革をして、さらにいい組織にしていこうと...全文を見る
○黄川田委員 先ほどの答弁でも交付金がふえているということでありまして、来年度の国家予算は八十兆円をもう割り込んでおりますし、対前年度比三・〇%マイナスでありますか、こういう行政規模本体が縮小する中で、独法化したことで、これがどれだけ行革に貢献したか、本当になかなか理解しがたいも...全文を見る
○黄川田委員 国も地方も厳しい財政状況の中で、皆頑張っておるわけでありまして、独立行政法人も自立に向けてしっかりと歩んでいかなきゃならないと思っております。  それで、各独法に共通するところで、非公務員化についてお尋ねいたしたいと思います。  今回の非公務員化とは一体どのよう...全文を見る
○黄川田委員 さまざまの御説明をいただきましたけれども、独法の機関は行政の実施機関であるということで柔軟な対応、あるいはまた身分を非公務員化する中で動きを活発化するということでありますかね。  それであれば、何で十三年の当初に独法化に際して非公務員化を図らず、五年もたった今、非...全文を見る
○黄川田委員 なかなか答弁も大変みたいですものね、諸般の事情によるということでありますので。  非公務員化によりまして、国家公務員定数、国直接負担の人件費は縮減すると思うのでありますけれども、非特定独立行政法人であっても、多くは、その人件費は国費、運営費交付金ですか、そういうも...全文を見る
○黄川田委員 共済制度の中で、パイが小さくなると運営も大変だというさまざまなことがあるんでしょう。そしてまた、共済の中の長期のものですか、年金、これについては、共済とそれから厚生年金との統合とかいろいろあります。もともと国民年金、厚生年金、共済年金ということで、一本化というのは我...全文を見る
○黄川田委員 各省庁ごとに独法の非公務員化等を初め、いろいろと法案が出ております。こういう機会でないと、また改めて見直してということはなかなか、また五年先、十年先になってしまうわけであります。  大臣は、積極的な物の見方をした方がいいんじゃないかということでありますけれども、行...全文を見る
○黄川田委員 いずれこの行政改革でありますけれども、省庁横断的な抜本的な統廃合ができない限り、効率的な小さな政府というのはこれまた不可能ではないかと私は思っております。  それで、農水省の独法改革について、個別に聞いていきたいと思っております。最初に、今回の農水省関係の国の試験...全文を見る
○黄川田委員 それぞれ非公務員化というのが大きな柱みたいでありますけれども、先ほどもちょっと非公務員化を質問しましたけれども、この独立行政法人は、非公務員化によりまして、天下りの待機機関になるおそれがあるんじゃないのかという思いもしますし、懸念されるところであります。  非公務...全文を見る
○黄川田委員 昨年十月の会計検査院の報告によりますと、平成十三年度から十六年度まで、農林水産消費技術センターの人員が六十七名も増加していると指摘しております。  お話しのとおり、BSE問題とか突発的な要因もあろうかと思いますけれども、ただ、二千八百人もの職員を抱える大きな組織、...全文を見る
○黄川田委員 一般会計に占める農水省の予算も今年度三兆円を割っている、来年度もさらに割っていくというふうな話であります。そういう中でありますので、独法も本当に財政規模が縮小になっていく時代でありますので、これは真剣に考えていかなきゃいけないと私は思っております。  ところで、今...全文を見る
○黄川田委員 しっかりやってください。本当は、今回一気にやれればいいんですけれども。  ところで、先ほどは省庁連携の話をしましたけれども、今度は、農水省の中での統合はできないのかということをちょっと質問してみたいと思います。  これは、十四法人の中で、半分の七つの法人は本部は...全文を見る
○黄川田委員 国益を考えるとともに世界にどれだけ日本が貢献できるかということで、大きな枠組みをつくろうというその大臣の心意気はよくよく伝わってくるわけでありますけれども、事務方もしっかりした意味合いを持たなきゃいけないんじゃないのかと思っております。  時間も残り少なくなりまし...全文を見る
○黄川田委員 各独法からレクを受けたとき、一般競争入札の下限額の是正ということで資料をいただいています。独法化後、法人独自の経営判断によりまして、一般競争入札の下限額を引き上げて設定し、そして契約手続の簡略化等により研究現場が必要とする研究機器や研究資材の早期導入を実現したものと...全文を見る
○黄川田委員 会計検査院からの指摘ということで、やはり独法の中で、意識改革といいますか、契約担当者も含めまして、もっとみずからの力でみずからのものをつくっていこうという意識がちょっと足りないんじゃないのかと思っております。  残り時間が少なくなりました。最後の質問になりますが、...全文を見る
○黄川田委員 国の農業者大学校が廃止になるということは、自治体が経営する府県の農業大学校のあり方もさまざま検討しなきゃいけないということになると思います。ぜひとも、その辺のしっかりした軸足を自治体向けに明確にしていってほしいと思います。  それでは、最後の最後であります。地域課...全文を見る
○黄川田委員 個々の研究所、試験場では、研究者は一生懸命汗をかいておると思っております。しかしながら、独法の評価といいますか、内々の評価で終わっているような気がします。情報の公開であるとか、あるいはまた第三者機関による評価などを通じまして、しっかりとした独法になってほしいと思いま...全文を見る
○黄川田委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、独立行政法人に係る改革を推進するための農林水産省関係法律の整備に関する法律案について、反対の立場から討論させていただきます。  まずもって、今回の対象法人は、設立後初めて中期目標の見直しを迎えたものですが、職員の身分に過度に焦...全文を見る
04月05日第164回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○黄川田委員 民主党の黄川田徹であります。  通告に従い、順次質問していきたいと思っております。そしてまた、午前の各委員の質問と重複するところがあるかもしれませんけれども、確認の意味で重ねて聞くことをお許しいただきたいと思っております。  それでは、まず法案、民主党案そして政...全文を見る
○黄川田委員 大臣も触れましたけれども、農林水産省の永遠の課題と申しますか、大規模農家の育成、この部分は、かつては、中核農家あるいはまた主業型農家ですか、認定農業者、そして最近ではプロ農家という呼び名もあるわけなんでありますけれども、必ずしも所期の目的が達成されたとはちょっと言え...全文を見る
○黄川田委員 お話しのとおり、この経営基盤強化法ですか、昨年九月に施行され、そして大綱が十月に出されたということでありまして、まだ時も間もないわけでありますけれども、この法案が出るまでにやはりしっかりした担い手と農地の集積をやっておくべきだったんじゃないのか、むしろこの基盤強化の...全文を見る
○黄川田委員 それでは、今回の経営所得安定対策の評価でありますけれども、学識経験者の中でもさまざまに意見が分かれているようであります。  担い手の限定については、これまでの価格政策はばらまき的であったが、少ない費用で大きな政策効果が期待できるとする方もおります。また一方、特定産...全文を見る
○黄川田委員 午前の質疑でも、多面的評価、農業は七、八兆円ぐらいの価値がある、日本学術会議か何かで多分試算したところだと思うんですけれども、林業の方では、何か合算すると七十兆円ぐらいの多面的機能があるというふうなこともちょっと私は聞いております。  いずれ、総合食料基地というふ...全文を見る
○黄川田委員 設問の趣旨がちょっと余り明快でなかったかもしれませんけれども、大臣の命を受けて役人はそれぞれ法案をつくっていくわけでありますけれども、その法案が生かされるのはやはり現場でありまして、その現場は、生産者だけではなくてやはり消費者も見据えてということになると思います。 ...全文を見る
○黄川田委員 これは通告していないのでありますけれども、現実が報告として出ます五年後のセンサスでありますけれども、そういうものに結果としてあらわれればいいなというふうな、例えば具体の数字なんというのはあるんでしょうか。農家戸数はこうであるとか、遊休地、耕作放棄地がこういう形になっ...全文を見る
○黄川田委員 大きなスローガンで、それはそれでいいわけであります。今度のこの経営安定対策でありますけれども、対象でありますが、認定農業者及び特定農業団体ということに限定しておる、そして、非担い手は対象の外であるということであります。  それで、食料・農業・農村基本計画に示す、こ...全文を見る
○黄川田委員 オーストラリアの外務貿易副次官ですか、先般、日豪自由貿易協定、FTAを締結した場合に、日本の農業が受ける影響は限定的だとする豪州政府の試算結果を示したところであります。  これは日経新聞の記事なんでありますけれども、豪州産農産物の日本向け輸出額は日本の国内生産額の...全文を見る
○黄川田委員 入り口は広くあけておく、対象者も十二分に捕捉するような形で頑張るという話なんでしょうけれども、どうも、私から見て、格差の問題といいますか、これはちょっと外れますけれども、今国会の大きな問題は、衆議院でも参議院でも社会の格差というのがいろいろ出ておるわけであります。地...全文を見る
○黄川田委員 小泉構造改革のしわ寄せが一体どこに来ているかということであります。農山漁村に一番来ているのかなと私は思っております。農山漁村をつぶすのは総務省と農林水産省ではないかと思っております。かつては、総務省そして農林水産省は、地方にとってはパートナーでありましたけれども、ど...全文を見る
○黄川田委員 竹中総務大臣には、大臣になる前に一万人ぐらいの町や村の町長なり村長をやってみれば一番いいんじゃないですか、破綻法を受けるような状況にあるところもあるということを身にしみて感じてほしいということをお話ししましたし、中川大臣には、この農業政策で、農林水産省の組織が肥大化...全文を見る
○黄川田委員 先ほど、筒井先生が何か時間になっちゃって、後ろの方がちょっと聞こえなかったものですから確認なんでありますけれども、制度の対象となる認定農業者ということで、耕地面積であれば五割ぐらいだ、それから農業者であれば三割ぐらいだというふうな答弁だと思いますが、間違いないでしょ...全文を見る
○黄川田委員 そしてまた、これから加入される方々ということで、制度の加入ということがあるんですが、認定農業者が、さらに自分の認定農業者はいるぞというふうな形の調査なんかはあるんでしょうか。現実の認定農業者はあるわけなんでありますが、さらにそれぞれ認定農業者が次の代の認定農業者とし...全文を見る
○黄川田委員 もちろん、認定されるから認定農業者であって、されるかどうかわからない、子供がいてもさまざまあるんでしょうけれども、ただ、制度を始めて、これが本当に十年後、二十年後に生かされるというのであれば、次の認定農業者といいますか、後継者がしっかりととらえられなきゃいけないと思...全文を見る
○黄川田委員 わかりました。  では、法案の根幹のところなんでありますけれども、この法令の第四条であります。収入の減少が農業経営に及ぼす影響を緩和するための交付金の交付を定めていますが、この短い条文中に農林水産省令に定めるところによりの表現が五カ所もあるわけであります。  簡...全文を見る
○黄川田委員 午前中に二田先生から御指摘があって、出してくれないのかという話がありましたので、それはいただいてしっかりやりたいと思っておりますけれども、集落に入って、この法案の説明といいますか、同時進行で説明しても、顔が見えないとか中身が見えないと言う人がさまざまあって、都道府県...全文を見る
○黄川田委員 従来であれば、農家の方々、書類を書くということ、申請するということで、手間暇といいますか、生産現場で汗をかくのは上手なんだけれども、書類手続とかさまざまあるということで大変難儀をすることがあって、農協であるとかあるいはまた市町村とかがかかわりながら、滑らかに交付金が...全文を見る
○黄川田委員 改革と称されて、例えば地方の下水道、集落営農、農林水産であれば漁村集落排水とか、あるいはまた、環境省ですか、合併処理浄化槽とか、内閣府の方で全体計画を出せばスムーズにやってやるよということの中で始まりましたけれども、事務は煩雑で、何のための改革か、実務的な事務手続の...全文を見る
○黄川田委員 今、山田先生からTAC制度、漁獲割り当て制度ですか、そういうものを個別のものも考えながらということでお話がありました。譲渡性を持つ個別の漁獲割り当て制度でありますけれども、これは欧米諸国においては類似の制度を導入されておると聞いておりますけれども、山田先生、どうでし...全文を見る
○黄川田委員 一方、我が日本の漁業権制度のもとでは、必ずしも資源管理がうまくいっていないんじゃないか、こう思っております。また、現行制度では漁業経営をがんじがらめに規制している結果、経営の改善も図れない。そしてまた、現場の漁業者からの声もあるわけであります。  政府においては、...全文を見る
○黄川田委員 いずれ、農業の次は林業、水産であります。取り組みがおくれますと、議論が大きくなってしまいます。早く取り組みをすれば、法案も早く通るかもしれません。よろしくお願いいたします。  終わります。
04月26日第164回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○黄川田委員 民主党の黄川田徹であります。  ただいま参考人の皆様方には貴重な御意見、そしてまた熱弁をいただきました。心から感謝申し上げる次第であります。  私は東北の出身でありまして、生まれ育ち、骨を埋めるところ、丸ごと中山間地でありますので、その視点からの質問になるかもし...全文を見る
○黄川田委員 本当にみずから農業を若いころから法人化して頑張ってきた、努力してきたというその意味合い、よくよくわかります。  また一方、先般、農業委員会の一部改正とかで、農地の集積とかいろいろな仕組みをどんどん進めておこう、あるいはまた、知事にいろいろな力をつけて政策を進めてお...全文を見る
○黄川田委員 それでは次に、山浦参考人から御意見をいただきたいと思っております。  先ほどお話ししたとおり、私は中山間地のところにおりまして、まず農業の前に集落があって初めて成り立つといいますか、農業がひとり立ちで動いているんじゃなくて、その地域社会における農業というふうなこと...全文を見る
○黄川田委員 私も、認定農業者というだけではなくて、やはり集落はそれぞれの持ち分で構成されておりますので、農家の方々が地域で共生するというふうな仕組みをぜひともつくっていかなければならないと思っております。  それでは、時間も半分過ぎましたので、引き続き、合瀬参考人にお尋ねいた...全文を見る
○黄川田委員 直接支払いといいますか、国民一人一人の皆様方に、やはり農林水産業のいろいろな役割があるんだということは本当に理解していただきたいと思っております。  そしてまた、何度も言いますけれども、私は地方から来ておりますので、昔であれば、その市町村、市町村の顔が見えるといい...全文を見る
○黄川田委員 もう残り時間、最後であります。引き続き、岩瀬参考人にお尋ねいたしたいと思います。  先ほど耕作放棄地の話が出ました。遊休地、耕作放棄地ということであります。産直組合とか、モチ米をつくって頑張ろうとか、いろいろな具体の取り組みが見えておるのでありますけれども、今の政...全文を見る
○黄川田委員 時間でありますので、終わります。ありがとうございました。
05月18日第164回国会 衆議院 本会議 第31号
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○黄川田徹君 民主党の黄川田徹であります。  私は、民主党・無所属クラブを代表して、政府提出、農業の担い手に対する経営安定のための交付金の交付に関する法律案等三法案に反対、山田正彦君外四名提出、食料の国内生産及び安全性の確保等のための農政等の改革に関する基本法案に賛成の立場で討...全文を見る
05月31日第164回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
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○黄川田委員 民主党の黄川田徹であります。  通告に従い、順次質問していきたいと思っております。  今国会はこの委員会では、農政の大転換ということで、直接支払い制度の導入について、政府案そして我々の民主党案、大いに議論されたわけであります。そして、今その法案は参議院で審議され...全文を見る
○黄川田委員 前段の部分では答弁していただきましたけれども、財源の部分ではちょっと具体の話が出なかったわけであります。  農林水産省の予算でありますけれども、三兆円を割っている。それから、林業の公益的機能、七十兆円。その中でも、いわゆる景気の回復がおくれているところがむしろ森林...全文を見る
○黄川田委員 森林県にあっては、目的税として県税で森林の整備であるとか、あるいはまた森林の公益的機能の啓発であるとか、財源ということで、さまざま動きは出ておりますけれども、大臣お話しのとおり、対症療法的な財源の確保ではなくて、持続的といいますか、恒久的な、基本的な財源をしっかりと...全文を見る
○黄川田委員 国全体、都道府県ごとの公社の債務残高ですか、一兆八百億円とも言われるような状況だということであります。  そういう面で、さまざま都道府県からも要請などが来ている中で、平成十八年度予算に具体を盛り込んでおると思うのでありますけれども、森林県連合というんですか、そうい...全文を見る
○黄川田委員 多分、都道府県からは平成十三年度あたりから大分要望があったと思う形の中で、具体が進んでおるようでありますけれども、先般、行革法案が通る形の中で、農林漁業金融公庫なども〇八年度あたりですか、中小企業金融公庫と一体となるような方向もあるようであります。  そういう中で...全文を見る
○黄川田委員 具体的にお話をいただきました。  地方交付税あるいはまた普通交付税のほかに特別交付税といいますか、いろいろ見てやるということなんでありましょうけれども、今、地方の財政、国家財政もそうでありますが、厳しいということ。そしてまた、林業雇用者を県が引き取るという形の中で...全文を見る
○黄川田委員 大臣お話しのとおり、食料・農業・農村基本計画の見直しの後には森林・林業基本計画の見直しだと思っております。林政審議会、この秋からでも始まるんですかね。どうか具体をしっかりと取り込んでいただきたいと思います。  時間も過ぎてきましたので、次は、バイオマス発電等、新エ...全文を見る
○黄川田委員 お話をいただきました。  それでは、引き取り価格についてでありますけれども、これは、平成十六年度、単純に全国平均価格、それぞれ電力会社がありますから、風力は十一・九円ですか、キロワットアワーに対し。バイオマスは七・三円と、これは最も安いわけでありますね。これは、一...全文を見る
○黄川田委員 全国的に、循環型社会の形成のために林業政策の中で具体を頑張ろうということで、いろいろな事例が出ておるわけでありますけれども、岡山県の木材業者さんらは、この木質ペレットでCO2の削減をしようということで頑張っているんですが、残念ながらといいますか、その原料は国産材じゃ...全文を見る
○黄川田委員 時間も残り少なくなってまいりましたので、それでは、関連して風力発電についてお尋ねいたしたいと思います。  私の地元岩手でも、風力発電、大変普及しております。御案内のとおり、風力発電、風任せといいますか、そういう発電というところもありますので、電力が変動すること、こ...全文を見る
○黄川田委員 いずれにせよ、新エネルギーの引き取りの義務量、これを引き上げて、さらには買い取り価格ももっと高く設定するような形で、地球温暖化に対処するような対策を講じていただきたいと思っております。  残り時間がわずかとなりましたので、水産に関連してお尋ねいたしたいと思っており...全文を見る
○黄川田委員 加えて、今度は燃油高騰の対策であります。  実は、漁業者に対する低利融資、省エネルギー推進緊急対策資金等々が予算化されたのでありますけれども、我々東北に住む者にとっては、その利用実績がゼロというふうな話を聞いております。たしか、七十億円の見込み額に対して、現実、融...全文を見る
○黄川田委員 現場へ行きますと、漁業は経営が苦し過ぎて資金を借りる余裕もない、融資制度よりも補助という形の中での声が大きいわけであります。  もう残り時間二分ぐらいになりましたので、最後の質問であります。大臣にお伺いしたいと思います。農山漁村の現状であります。  農水省の統計...全文を見る
○黄川田委員 大臣、車の両輪と言われましたけれども、車輪も大きい車輪と片方が小さい車輪では真っすぐ進みません。しっかりとやってください。  時間でありますので、終わります。
12月05日第165回国会 衆議院 国土交通委員会 第7号
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○黄川田委員 民主党の黄川田徹であります。通告に従い、順次質問していきたいと思います。  まず最初に、格差社会の基本認識について大臣にお尋ねしたいと思っております。  総務省は、十一月二日、所得格差について、OECD加盟国の中で日本は中位に位置していると発表しております。また...全文を見る
○黄川田委員 冬柴大臣から懇切丁寧な答弁でありますが、このように長く答弁しなければ国民に説明できないというふうな現状ではないでしょうか。  小泉内閣の五年間に何が行われたか。結果として、大企業と中小企業の格差、大都市と地方の格差、そういうことではないかと思っております。自殺者の...全文を見る
○黄川田委員 今の霞が関の官僚組織、そういう中で、省庁横断的に命をかけて計画し、そして実行するようなエネルギーが本当にあるか、私は危惧をしております。補助金の削減、そしてまた地方交付税の見直し、税源移譲、そういう中で国土交通省は一体何をやってきたかという、その実態も私も肌身で感じ...全文を見る
○黄川田委員 過去の全総の目標であります多極分散型国土の構築、あるいはまた多軸型国土構造形成の基礎づくりというふうな形の目標でありますけれども、現実には、東京、あるいはまた太平洋ベルト地帯、あるいはまた東海道メガロポリス、もう古い言葉になっておりますけれども、しかしながら、そうい...全文を見る
○黄川田委員 国交省そして農水省からそれぞれ事務方の答弁をいただきました。  連携しながらやるということとか、今厚生労働省等々の話もされましたけれども、そしてまた、CO2の吸収の関係で京都議定書が本当に守られるのか、連携が本当に大事だと思うんですが、木造建築物のこういう利用促進...全文を見る
○黄川田委員 国として、国民に見える形の何か建築物がありますか、木造建築。平成に入ってありますか。昭和の時代はどうですか。
○黄川田委員 愛知万博、行ってきましたよ、竹の立派なあれですけれども。またこれについては議論しましょうね、ちょっと時間がなくなってしまったので。  私は、大工さんとか左官さんを大事にするといいますか、私は市町村職員のときに、大工、左官さん、職人さんの出稼ぎ担当ということで仕事を...全文を見る
○黄川田委員 通告に従い質問しますと四十八分を過ぎそうですので、質問じゃなくて要望にします、せっかく各省庁から来ましたので。何を聞かれるかということで、あれでしょうけれども。  そういう物づくりの技術の伝承ということで、文科省は、ものつくり大学ですか、それから高専とか工業高校も...全文を見る
○黄川田委員 最後に一言なんでありますけれども、皆さん御案内のとおり、ロボコンというのがありますよね、高専とか大学とか。こういう新しいIT技術を活用しながら、技術立国なんだよということは国民にいろいろ周知されるわけでありますけれども、この技能五輪等々についてはなかなか放映されてお...全文を見る