菊地董

きくちただす



当選回数回

菊地董の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月08日第147回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○菊地委員 社民党・市民連合の菊地でございます。  私、本日、初質問でございます。農業の専門領域の問題につきましては、私の理解が浅く、実態から離れているところや、あるいは間違っているところもあるかもしれませんが、ひとつ私の意とするところを酌み取っていただきまして、御答弁いただけ...全文を見る
○菊地委員 私は、究極の良質な食料というのは、人間が手を加えない、野生といいますか、自然に限りなく近いもの、そういう考えを持っているのでありますけれども、きょうはこの議論はいたそうとは思いません。今後、本委員会の議論の中で深めてまいりたいと思っているところでございます。  次に...全文を見る
○菊地委員 食品用国産大豆の現状を見てみますと、平成九年の数字でありますれども、国産大豆の自給率は一四%、約十四万五千トンの生産しかないわけであります。煮豆、総菜用は、国産大豆の使用率は八五%でありますけれども、納豆は九%、みそ、しょうゆはわずかに四%、豆腐、油揚げは一五%という...全文を見る
○菊地委員 大臣から本日はっきりした目標数字を聞けないのは大変残念であります。いずれ出るということでございますが、やはり具体的目標数字が明示できないというのでは、生産農民に、政府のやる気といいますか、本気かどうかということに疑念を抱かせるものでありますとともに、やはり本改正案の実...全文を見る
○菊地委員 いま一つ、国産大豆の生産増大、自給率向上に資する施策として、水田を中心とした土地利用型農業活性化対策による麦、大豆、飼料作物等に対する助成策というものがあるわけでありますけれども、国産大豆の生産拡大を支える、下支えといいますか、そういう意味でも極めて重要であろうかと思...全文を見る
○菊地委員 今回の交付金法の改正によって、市場で高い評価を受けた品種や産地の生産農家の手取りは高くなり、そうしたところの農家の生産意欲を刺激することになるということは確かであろうと思います。  しかしながら、全体として見た場合、良質な大豆で、市場で高く評価される品種や産地の大豆...全文を見る
○菊地委員 初めてなものですから、遺伝子組み換え食品等の安全基準の問題については、厚生省の方だというようなことも聞きましたのですけれども、ちょうど来ているようでありますが、どちらからでも結構でありますので、その問題について触れさせていただきたいと思います。  今、世界的に遺伝子...全文を見る
○菊地委員 今、世界で食料輸入大国と言われている我が国は、遺伝子組み換え農産物の規制のないアメリカから、大豆で三百八十九万トン、トウモロコシで千二百八十万トン輸入していると聞いております。アメリカの農務省の報告では、アメリカで生産される大豆やトウモロコシの五〇%以上は遺伝子組み換...全文を見る
○菊地委員 遺伝子組み換えの問題は、私もこれから勉強してまいりまして、この委員会でさらに議論させていただきたいと思っているわけであります。  最後になると思いますが、菜種の問題についてお聞きいたしたいと思います。  菜種については、その作付面積が平成十一年で六百七ヘクタールま...全文を見る
○菊地委員 ありがとうございました。きょうはこれで終わります。
03月15日第147回国会 衆議院 文教委員会 第7号
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○菊地委員 社民党・市民連合の菊地でございます。本委員会では初めての質問でございます。大臣、簡潔にお伺いしてまいりますので、よろしくお願いいたします。  世の中の移り変わりの中で、特に専門高校等で新しい学科をつくっていく傾向があるのでありますが、予算が伴わずして充実し得ない状況...全文を見る
○菊地委員 現職教員による専修免許状上進状況は、いただいた資料によりますと、高等学校の三けたの実態に比べまして、小中学校では、一九九八年ベースでも二けたの後半の数字にあるわけであります。小中学校の教員には取りづらい何かのファクターがあるのかどうか、お伺いしたいと思います。
○菊地委員 今回から、在籍三年以上、要修得単位数十五単位が、現職による専修免許状取得要件になるわけでありますが、認定講習や公開講座の開設状況が余りにも少ないのではないかと思われるわけであります。どのような対応の改善を考えられているか、お伺いしたいと思います。
○菊地委員 次は簡単な御質問でありますので、二つの問題をお伺いしたいと思います。  いただいた資料によりますと、小学校には特別免許状を授与された教諭はおられないようでありますけれども、何らかの理由があるかどうかということが第一点であります。  二つ目は、小学校の特別免許状から...全文を見る
○菊地委員 小学校の特別免許状の問題につきましては、私見では、職や技能の問題とか、芸術やあるいはスポーツといった面で、そういった方が免許が受けられる、教育していただけるというような機会をぜひお考えいただきたいというふうに思うわけであります。  最後になると思いますが、一昨年にな...全文を見る
○菊地委員 以上で終わります。ありがとうございました。
03月16日第147回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○菊地委員 社民党・市民連合の菊地でございます。  酪農畜産経営安定対策、畜産物価格決定に当たりましては、過日、大臣あてに要請書という形で我が党としての要望事項を出させていただきました。したがいまして、きょうは、時間が限られておりますので、関連して幾つかの問題について政府のお考...全文を見る
○菊地委員 安心、安全でかつ良質な食料を安定的に、継続的に供給し続けていくということが食料政策の要諦であり、そのことが多くの消費者、国民によって支持され、日本人のライフスタイルや食生活がそういう方向に進んでいくということが食料自給率の向上にとっても大切な要件であり、向かうべき方向...全文を見る
○菊地委員 その好ましい食生活の指針については、また基本計画の議論の中で深めさせていただきたいと思っております。  何回も繰り返すようでありますけれども、安心、安全で良質な食料を求める消費者を味方につけて生産者が良質な食料を供給し、国産自給率の向上を図るという観点から、新たな酪...全文を見る
○菊地委員 我が国の酪農、畜産の現況は、家族経営の適正な規模を超える多頭化による労働過重、ふん尿などによる環境への影響が顕著になり、また、畜産農家の減少、畜産物の輸入増大などによって、酪農、畜産経営は極めて厳しく困難な状態が続いておるわけであります。  したがって、畜産物価格等...全文を見る
○菊地委員 加工原料乳の補給金制度は、これまでの不足払い方式から、平成十三年の乳価から新しい方式に変わるわけであります。そうなりますと、市況によって農家の手取りが変化するということになるわけであります。ということは、農家の所得が不安定になるということであって、酪農経営の見通しが立...全文を見る
○菊地委員 ヘルパー加算など、いわゆる加算額の扱いについて次に質問するつもりでありましたけれども、他の委員からもやっておりますので先に進みまして、ふん尿処理等の問題についてお伺いしたいと思います。  家畜ふん尿処理、堆肥生産施設の新増設などへの支援対策、畜産公共事業における国費...全文を見る
○菊地委員 最後になると思いますけれども、さきに大臣の方に出しました要望書で、飲用乳価決定に当たっては、生産者と乳業者との対等な交渉で、透明性の高い、公正で、かつ適正な取引を確保すること、また、低温殺菌牛乳、非遺伝子組み換え飼料で育てた牛からの生乳の流通などの安全で良質な牛乳を評...全文を見る
○菊地委員 きょうはこれで終わります。ありがとうございました。
03月16日第147回国会 衆議院 本会議 第12号
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○菊地董君 私は、社会民主党・市民連合を代表いたしまして、ただいま議題となりました雇用保険法改正案及び高齢者雇用安定法改正案に対し、小渕総理と牧野労働大臣にお尋ねいたします。  雇用保険法の見直しを論議する際に、何よりまず第一に問われなければならないことは、政府がいかに有効な雇...全文を見る
04月18日第147回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○菊地委員 私は、社民党・市民連合の菊地でございます。きょうは、我が党の中川委員の代理として質問させていただきます。  初めに、先般大津市で行われましたG8の環境サミットが成功裏に終わりましたこと、敬意を表したいと思います。先ほど来の議論を聞いておりますと、手放しで成功したのか...全文を見る
○菊地委員 国は、他の事例では見られない迅速な対応を能勢では行っているように見られるわけであります。能勢のダイオキシンの問題について、少なからず国、厚生省が汚染原因の責任を認めたというふうに理解してよろしいものかどうか、お聞きしたいと思います。
○菊地委員 次に、この事業を進めるに当たりまして、厚生省は九八年十二月に、高濃度ダイオキシン類汚染物処理技術検討委員会を設置しております。当初は九九年四月から五月に処理技術の指針を取りまとめる予定でしたが、技術指針の取りまとめがおくれ、九九年十二月十六日に厚生省は、高濃度ダイオキ...全文を見る
○菊地委員 今御答弁があったわけですが、いま一度確認させていただきたいと思います。  今年度中に予算が執行できなかった場合、対処できるものかどうか、特別な配慮ができるものかどうかということを再度お尋ねしたいということと、特に今回の予算措置は、補助残の一〇〇%が起債できて、元利償...全文を見る
○菊地委員 財政法上はできないということでございますが、何とかいい知恵がないものかどうか研究していただきたいというふうに思うわけであります。  環境庁と厚生省にお聞きしたいと思います。  環境庁は汚染土壌の無害化処理プラントの住民説明会において、国内では初めての技術なのでモニ...全文を見る
○菊地委員 先ほどありましたように、来年一月には環境省になって、この問題も多分一元化されるんだろうと思うんですが、縦割り行政と言われないように環境庁と厚生省でよく協議していただきまして、国、大阪府、能勢町、豊能町、そして両町の住民とが十分な話し合いを行い、進めていく組織というよう...全文を見る
○菊地委員 環境庁にお伺いしたいわけでありますが、今国会に廃棄物処理法の改正が上程されております。改正案の中には、一般廃棄物処理施設の設置に関しては、厚生省令で定める周辺施設については適正な配慮がなされたものであることとなっております。二月二十日の朝日新聞の記事によると、適正な配...全文を見る
○菊地委員 最後に別な問題をもう一問お伺いする予定でございましたけれども、時間が来たという指示でございますから、これは別の委員会でやらせていただくということで、きょうは終わりにいたします。ありがとうございました。
04月19日第147回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○菊地委員 社民党・市民連合の菊地でございます。  私は、学生時代、今からちょうど四十年前になるわけでありますけれども、東海道の三島から大学のあった原宿まで、片道三時間をかけて遠距離通学をしておりました。当時の東海道沿線の風景は、車窓に美しい田園風景が広がっておりました。私の家...全文を見る
○菊地委員 いろいろ質問したいので、先に各論に入っていきたいと思います。  まず、自給率の問題についてでありますが、食料自給率向上のために、麦、大豆、飼料作物が戦略作物であると基本計画では位置づけられていると思います。だとするならば、もっと積極的な生産拡大対策をすべきであろうと...全文を見る
○菊地委員 次は、農地確保の問題でお尋ねしたいと思います。  自給率の向上のためには、優良農地の確保が前提にならなければなりませんが、基本計画では、平成十一年の四百十九万ヘクタールに対して、二十二年目標では四百十七万ヘクタールと、ごくわずかでありますが減っております。  また...全文を見る
○菊地委員 次は、「農業構造の展望」についてお伺いしたいと思います。  基本計画では、現在、四十八万戸の主業農家、二百七十六万戸のその他の農家、百五万戸の土地持ち非農家、合計三百二十四万戸の農家を、二〇一〇年には、効率的かつ安定的な農業経営群として家族経営三十三万から三十七万戸...全文を見る
○菊地委員 我が国農村の特色として、専業、兼業農家、土地持ち非農家を含めまして、村落共同体的な役割を担い、水管理、共同防除や集落道、周辺林などの維持管理を初め、伝統文化の継承などを分担し、農村社会を維持してきた歴史があるわけでございます。  したがって、基本計画に見られるように...全文を見る
○菊地委員 最後に、食生活の指針についてでありますけれども、基本計画とともに食生活の指針が出されたこと、食料消費の趨勢に従うのではなくて、言葉は適切でないかもしれませんが、誘導、教育していこうということに対して私は評価するものであります。  しかし、一言で評すると、どうもお役所...全文を見る
○菊地委員 ありがとうございました。以上で終わります。      ————◇—————
04月20日第147回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
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○菊地委員 社民党・市民連合の菊地でございます。  大臣、私は、本日の議論を聞かせていただきまして、また過日、三月三十日の参議院における委員会審議についても少しく勉強させていただきました。農産物検査法の目的が、適正な格付を行うことによる円滑な流通の促進と、社会経済における能率化...全文を見る
○菊地委員 このたびの法改正は、行政改革の趣旨を徹底するということに基づいて、農産物検査の実施主体を国から民間の検査機関に移行しようとするもので、民間機関、法人が農産物検査業務にぜひ参入したいという要請やニーズに基づいたものではないわけでございます。五カ年の移行期間があるわけであ...全文を見る
○菊地委員 時間の関係がありまして、予定していた質問をちょっと飛ばしたいと思うんです。  現行制度のもとでは、農産物検査官の仕事には、農産物検査法に基づく農産物の義務検査、任意検査、成分検査のほかに、食品衛生法に基づく安全性のモニタリングの仕事があるわけであります。残留農薬やカ...全文を見る
○菊地委員 JAS法の改正は本年四月一日から施行されておりますけれども、精米表示基準の適用は二〇〇一年の四月と聞いております。しかしながら、表示と内容の一致が保証されていなければ何のための表示かということになるわけであります。JAS法の改正により、大臣による指示、公表、改善命令、...全文を見る
○菊地委員 消費者、国民の立場に立ちますと、これは農産物すべてについて言えることでありますが、主食である米麦についていえば、現行検査制度による銘柄、産地、品位、年産の検査だけでは不十分でありまして、食味とか、残留農薬や重金属の安全性の問題、成分などの方が消費者にとってはより知りた...全文を見る
○菊地委員 ありがとうございました。これで終わります。
04月21日第147回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第2号
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○菊地分科員 社民党・市民連合の菊地でございます。きょうは、カドミウムの汚染調査の問題でお伺いさせていただきたいと思います。  質問に入る前に、まず事実関係についてちょっと確認させていただきたいと思います。  食糧庁は、米麦の残留農薬調査を行っておりますが、同じサンプル、試料...全文を見る
○菊地分科員 いま一つ、質問に入る前に事実関係を確認しておきたいと思います。  九三年から始まりましたカドミウムの調査は、食糧庁検査課品質管理室、札幌食糧事務所ほか八食糧事務所の品質管理課で分析を行い、通常は出庫留保をしながらサンプルの分析調査をしてきた。しかるに、九七年と九八...全文を見る
○菊地分科員 それでは大臣にお伺いしたいと思います。  私は、食糧庁が実施している農産物の安全性に関するモニタリングの仕事、残留農薬やカドミウムなどの重金属を含める調査、これは日本の主食である米麦の安全性にかかわることですから極めて大切なこと、大切な業務であると思います。  ...全文を見る
○菊地分科員 大臣のかなり前向きな御答弁と承りまして、ぜひこの調査は質量ともに拡充していく方向でおやりいただきたいというふうにお願いしておきたいと思います。  さて、食糧庁がこれまでやってこられた調査についてでありますけれども、その結果については、これまでは全部は公表してきてこ...全文を見る
○菊地分科員 公表するということでありますから、ぜひそうしていただきたいと思います。  同じく三月十六日の朝日新聞の報道によりますと、こう書いてありました。「食糧庁は、調査を実施したことすら一般には明らかにしていなかった。」これまでですね。「調査の存在が明らかになったのは、新潟...全文を見る
○菊地分科員 ぜひそのような方向でお願いしたいと思うわけであります。  食品衛生法に基づくカドミウム汚染米というのは一ppm以上ということになっているわけでありますが、食糧庁は、独自の基準で、〇・四から一ppm未満のカドミウム含有米も流通させないための出荷停止などの措置をしてお...全文を見る
○菊地分科員 九七、九八年産米は、合わせて一気に三万七千二百五十サンプルの調査を行いました。これは濃度分布調査をするためだと食糧庁長官は答弁しておりますが、それだけが理由なのかどうかということでございます。  WHO、FAOの合同食品規格委員会、コーデックス委員会というのでしょ...全文を見る
○菊地分科員 これは、コーデックスの方ではこれからまだ議論が続くということのようでございますけれども、もしここで決まったとするとどんなような拘束力を持つのか。あるいは、仮に〇・二というような水準に決まれば、今の日本の水準からすれば非常に厳しい基準になるということになると思いますけ...全文を見る
○菊地分科員 それでは、次に進めてまいりますが、食糧庁のある責任のある方が〇・二ないし〇・六ppmは低汚染で無害に近いとか、〇・一から〇・二は普通にある低汚染とかということをおっしゃったということがあるようでありますが、私は、きょうはだれが言ったとか、そのことを言おうとしているの...全文を見る
○菊地分科員 それでは、このカドミウムの調査の方法についてでありますけれども、昭和四十四年九月十一日に、当時の厚生省環境衛生局長名で出されたカドミウムによる環境汚染暫定対策要領によれば、発生源である鉱業所、精錬所、工場等について、その歴史についても把握しておきなさい、そしてカドミ...全文を見る
○菊地分科員 それは何年の調査のサンプルでしょうか。
○菊地分科員 一回だけ一般地域としてサンプル調査をしたそうでございますが、そこでは〇・四以下だったという御報告を聞いたわけでありますれども、実はここの跡地の問題は、三島市では前から問題になっていたわけでありまして、市としては、一九七四年といいますから、今から二十六年前には問題の所...全文を見る
○菊地分科員 守る会の人たちのメモによりますと、農林省の方が言ったわけじゃないんですけれども、環境庁の方は、県や三島を指導するというようにそのときは言っているわけです。それでは、静岡県なり三島市の方から、まあ指導の方は環境庁がしたのかもわかりませんけれども、報告が上がっているのか...全文を見る
○菊地分科員 私はこの問題を引き続き取り上げていきたいと思っているわけでありますけれども、きょうのところはもう時間が来たようでありますので、最後に、これまでの議論をお聞きになって、大臣にこういう問題についての所見を伺いまして、私の質問を終わりたいと思います。
○菊地分科員 どうもありがとうございました。  これで終わります。
05月09日第147回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
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○菊地委員 社民党・市民連合の菊地でございます。  最初にお尋ねしたいことは、加工原料乳生産者補給金等暫定措置法が昭和四十年に制定されましてから三十五年が経過をいたしまして、今日その法案の骨格を見直す改正を行おうとしているのでありますけれども、引き続き暫定措置法とする理由は何か...全文を見る
○菊地委員 次に、乳製品の過剰在庫の解消の問題についてお尋ねしたいと思います。  現行法を市場実勢を反映した制度へと改革するに当たりまして、牛乳、乳製品の需給の安定は最重要の課題でございます。既に先行しております米の市場取引に見られるように、過剰在庫を抱えたままでの市場取引への...全文を見る
○菊地委員 我が国の牛乳、乳製品の自給率は、一九六五年に八六%あったものが、一九九七年には七一%までに低下し、基本計画では、二〇一〇年度の目標を七五%としているわけであります。牛乳、乳製品の自給率の向上を図るには、輸入飼料である濃厚飼料への過度の依存という我が国酪農の現状のもとで...全文を見る
○菊地委員 我が国の酪農は、旧農基法以来の長年の努力で、専業かつ規模の大きい酪農家が大宗を占める農業構造の実現という意味では、既にヨーロッパをしのいでいると言われているわけであります。しかし、その反面、担い手の育成、確保、畜産環境の深刻化、輸入飼料への過度の依存、乳業の再編合理化...全文を見る
○菊地委員 最後に、飲用乳の表示の問題についてお伺いしたいと思います。  新しい飲用乳表示規約が昨年十一月二十日、公正取引委員会で認定、承認されました。しかしながら、新しい表示規約においても、乳製品などが五〇%未満で生乳が五〇%以上使用されておれば○○牛乳という表示が依然として...全文を見る
○菊地委員 ありがとうございました。終わります。
○菊地委員 社民党・市民連合の菊地でございます。  今回の法改正の目的の一つは、突き詰めていけば、砂糖価格を下げて砂糖需要の拡大を図ろうとするものであり、そのための必要な措置を講じようとするものであります。具体的には、砂糖の卸売価格の引き下げの目標はキログラム当たり当面二十円、...全文を見る
○菊地委員 砂糖は肥満や糖尿病の原因とも言われ、砂糖のとり過ぎは注意すべきだと言われてきました。実は、私もずっとそう思ってきたわけでありますが、先ほど来の他の委員の質問に対しまして、いや、決して肥満や糖尿病の原因ではない、砂糖の効用が高いということを大臣からはっきり御答弁があった...全文を見る
○菊地委員 今度の法改正は糖価安定資金を精製糖、国産糖企業の再編合理化にも使えるようにしようとするものでありますが、そのことで製造コストを下げ、そのことが消費者、国民に安く砂糖を提供できるということであります。しかしながら、この企業の再編合理化を進めるということは、工場の統廃合あ...全文を見る
○菊地委員 製糖工場の統廃合問題は地域経済にも大きな影響を与えるものでありますから、地元の関係者、労働者、経営者など、関係者の合意形成が極めて重要であります。雇用の問題につきましても、行政としても当然責任を持つ。労使間の問題であると先ほど御答弁があったわけでありますけれども、そう...全文を見る
○菊地委員 最後に大臣にお伺いして、私の質問を終わりたいと思います。  砂糖政策は、甘味資源作物生産の振興という農業政策の面と、国産糖企業や精製糖企業に対する産業政策の面と、消費者や食品産業への安定供給という消費者政策の面と、三つの大きな側面があるわけであります。その上に、労働...全文を見る
○菊地委員 ありがとうございました。以上で終わります。
○菊地委員 私は、自由民主党、民主党、公明党・改革クラブ、保守党、自由党及び社会民主党・市民連合を代表して、砂糖の価格安定等に関する法律及び農畜産業振興事業団法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     砂糖の...全文を見る
05月10日第147回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
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○菊地委員 社民党・市民連合の菊地でございます。  今回の食品流通構造改善促進法の一部改正は、食料・農業・農村基本法の第十七条に基づいて、食品産業の健全な発展を図るために、一つには食品産業の技術開発力の強化など事業基盤の強化、二つには食品加工製造業と農林漁業との連携の推進、三つ...全文を見る
○菊地委員 私は、本委員会で、大臣に対する最初の質問で、新基本法の二条にあります、安全で良質な食料という定義についてお聞きいたしました。その際、私は、良質な食料とはできるだけ人の手を加えない、天然、自然のものという私なりの定義、私見を述べたわけでありますが、農水省は、安全で良質な...全文を見る
○菊地委員 フランスでは、食品の流通について、どのような生産状態、生産過程で生産されているかということを把握できるような制度があると伺っているわけでありますが、我が国においてもこのような食品の履歴を追跡できるシステムというものを設けるべきではないかと思うわけでありますけれども、ど...全文を見る
○菊地委員 産地の大型化、量販店の進出などで広域流通が広がる反面で、朝市やさまざまな形の直販運動が広がっているわけでありますが、このような動きをどのように評価しておられるか、お伺いしたいと思います。
○菊地委員 産業連関表等から試算されました、最終消費された飲食費の帰属割合という数字があるのであります。これによりますと、一九九五年で少し古い数字でありますけれども、飲食費の最終消費額は八十兆四千億円でありまして、その中で農水産業の占める割合が十五・四兆円で一九・一%、食品製造業...全文を見る
○菊地委員 以上で終わります。ありがとうございました。
05月11日第147回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
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○菊地委員 社民党・市民連合の菊地でございます。  農林水産省は、来年、二〇〇一年の通常国会に向けまして、水産基本法を取りまとめていく方針と聞いております。従来の政策を抜本的に見直していこうということでありますが、そこで、まずお伺いしたいのでありますけれども、水産基本政策改革プ...全文を見る
○菊地委員 今御説明いただきましたように、今回の漁港法の改正は、地方分権の推進による漁港指定の権限の一部地方移譲と、放置艇対策を織り込んでいるだけと言えるものだと思います。  本来、水産基本法を踏まえて、漁港整備、管理制度等についてより幅広い視点から見直しをしていく必要があろう...全文を見る
○菊地委員 今の御答弁は、これからも必要な漁港整備は自然の保全等にも配慮しつつやっていくというふうに受け取ったわけでありますけれども、ぜひ今御答弁のあったような方向で、慎重にといいますか、おやりいただきたいというふうに思うわけであります。  このたびの法改正は、地方分権の流れに...全文を見る
○菊地委員 歴史を顧みますと、東南アジアの国家、古代国家でありますけれども、その多くは川港から発展しておりまして、港は交通の要衝であるだけでなくて、物流の拠点であり、文化や情報の受信基地であり、発信基地であったわけであります。港のあるところは、河川や道路を通じて内陸部と通じている...全文を見る
○菊地委員 ここに漁港施設の配置例、イメージ図だろうと思いますが、あるわけであります。これは一つ一つ必要な施設であろうとは思うのでありますけれども、イメージからいきますと、コンクリートの建造物ばかりであります。  ですから、漁港整備あるいは水産基本法をこれからつくっていくに当た...全文を見る
05月25日第147回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
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○菊地委員 社民党・市民連合の菊地でございます。  古代の都市は、砂によって埋もれたのではなくて、廃棄物によってその機能を失って埋もれたということを、そういう論文を読んだことが私はあるわけでございます。人間の業といたしまして、人間が活動するところにおいて廃棄物が生ずることは当然...全文を見る
○菊地委員 今の話に関係がある話でありますけれども、なかなかよいものができないということで、たとえ引き取ってもらえたとしても、現時点においてはほとんどただで、付加価値がついて売れるものにはならないということが多くあろうかと思うわけであります。  また、製品が売れるかどうかという...全文を見る
○菊地委員 次に、食品産業と農業の連携についてお尋ねしたいわけであります。  食品循環資源は本法案でも肥料や飼料として利用されることが主として想定されているわけであります。それが現実かと思いますが、すると、その肥料や飼料を使って生産された農産物というものが生まれることになるわけ...全文を見る
○菊地委員 事業者への取り組みについては、今までの他の委員からの質問にもお答えがありましたとおり、頑張っていただきたいと思うわけであります。  本法は、事業系については事業者に義務を課し、その推進方策も明確に打ち出しておるわけでありますけれども、家庭系については直接、具体的な義...全文を見る
○菊地委員 時間が来たようでありますので、最後の質問にさせていただきますけれども、私も、国民一人一人がみずからの生活を振り返って認識を高めていくということが重要であると考えております。リサイクル社会の構築に対して、認識するというだけではなくて、さらに国民は、食料や農業の厳しい状況...全文を見る
○菊地委員 ありがとうございました。以上で終わります。