北神圭朗

きたがみけいろう

小選挙区(京都府第四区)選出
有志の会
当選回数4回

北神圭朗の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第166回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○北神委員 民主党の北神圭朗でございます。  大臣、大分時間も遅くなりましたが、またひとつよろしくお願いしたいと思います。  きょうは、経済成長戦略、二つ目にはエネルギー外交、三つ目には公正取引委員会関係の優越的地位とか不当廉売について御質問したいというふうに思います。何せ八...全文を見る
○北神委員 ありがとうございました。  本当に率直な御意見を伺えてよかったと思います。  というのは、実際、大臣も多少やはりまだまだ足りない部分があるという御意見だというふうに思います。足りないといっても、比較の対象というものがないとなかなかわからないんですが、私も経済産業省...全文を見る
○北神委員 今回の成長戦略にはなかなかそれが見えてこないということを指摘したいのと、今後の取り組みについては、最低賃金の話とか、あともう一つ申し上げたいのは、やはり労働法制の中で、大臣と川端先生の話でありましたが、もともとの趣旨が大分違ってきて、はっきり言えば経営者の方に乱用され...全文を見る
○北神委員 ホワイトカラーエグゼンプションの話ですから、知識・知能労働者と、肉体労働者というんですか、それとを分けるときにそういう表現を使ったというふうに思うんですが、実際、さっきから申し上げている成長戦略の中でも教育というものが非常に大事だというのは、まさに、高度化、いわゆる知...全文を見る
○北神委員 ありがとうございます。労働大臣兼務という話もありますが、ぜひそういった考えを経済産業行政の方に反映していただきたいというふうに思います。  消費の部分についてこの五年間の回復を見ていると、消費が一応伸びていることは伸びている、でも、五%台で伸びている。それで、輸出と...全文を見る
○北神委員 ぜひ、私の立場からしたら、やはり前向きにそれは検討していただきたいというふうに思います。  特に、おっしゃるように、法律上、刑事の犯罪構成要件ですか、これはなかなか難しい。ただ、日本の法律の場合は何々のおそれがあるというところが多分問題になると思うので、諸外国の法律...全文を見る
○北神委員 ありがとうございました。以上でございます。
03月01日第166回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○北神分科員 おはようございます。民主党の北神圭朗でございます。  引き続き、大串さんの後に審議をさせていただきたいと思います。  私の方は、北朝鮮に対する外交問題についてお聞きしたい。外務省の事務方にも来ていただいていると思います。  ついこの間、六者会合というのが閉幕を...全文を見る
○北神分科員 私の質問というのは、六者会合で問題提起をされたのかということであります。それで、答弁は、ジュネーブの合意された枠組みと今回の枠組みというのは別個だという話です。  しかし、それは外交の専門家の間でそういうふうに位置づけているのかもしれませんが、実際の流れとしては、...全文を見る
○北神分科員 私は、六者会合でも、ある意味では、カードというとおかしいですけれども、そういうことも本当はテーブルにのせて交渉すべきじゃないかなというふうに単純に思うんです。別個に五回もKEDOを通じて北朝鮮に要求をされているという話でありますが、これは具体的に成果を上げているんで...全文を見る
○北神分科員 これはもうわかり切った話で、九四年の合意に基づいた話でも、あれは急に一昨年二月に核兵器を保有したという話じゃなくて、今までも、日本に対しては不審船を送り込んだり、テポドンを撃ってきたり、拉致問題が公式に発覚したりしながらも、日本というかKEDOはずっとそのままお金を...全文を見る
○北神分科員 昨年も、この分科会で、当時は外務副大臣であった塩崎官房長官が同じような答弁で、まずは供給協定に基づいて北朝鮮に対するKEDOへの金銭的な損失に対する支払いを要求するというのが筋だ、そして、現時点では、我が国としてあらゆる協力を行うというのが政府としての立場で、北朝鮮...全文を見る
○北神分科員 全く考えられないというお話ですが、それはもうある程度のめどがついているんですか。要するに、政府としてKEDOに協力をしてお金を回収するという。少しでもそういうめどが立っているんだったらわかりますよ、引き続き交渉していくということであると思うんですが、もう一年もたって...全文を見る
○北神分科員 財務大臣がそういうお立場だったら、私は外務省にお聞きしたいのは、そうしたら、五回やってきた、全然進展がない、外務省としてKEDOに対していつまで要求し続けるつもりなんですか。要するに、これは今のままだったら、皆さんかたくなにみずからの信念を貫かれて、KEDOなんか実...全文を見る
○北神分科員 立場は重々わかりましたが、私としては、要求したいのは、これはやはり、そんな精神論というか、あるいは逃げているのかちょっとわかりませんが、いずれこの問題は発覚するわけですから、早目にそれは明らかにして国民に説明をすべきだというふうに思いますので、それだけちょっと申し上...全文を見る
○北神分科員 その四カ国の文書というのはまた後で、それは入手することはできるものですか。
○北神分科員 例えば、アメリカとか韓国からは入手できるということなんですか。
○北神分科員 わかりました。それについては、また私も検討していきたいというふうに思います。  時間がございませんので、最後の方で、経済制裁の話に移りたいというふうに思います。  まず、外務省にお聞きしたいのは、六者会合の今回の結果を受けて、要するに拉致問題等を含めたそういう日...全文を見る
○北神分科員 総合的に、それは情勢を見ながら当然判断をされていくんだと思いますが、現時点で、私は、その経済制裁というのは当然続けておられますし、それを維持すべきだというふうに考えているわけであります。  そこで、財務大臣にお聞きしたい。この前、二月二十六日に、米国財務省のグレー...全文を見る
○北神分科員 最後にしますが、きょうの質問で申し上げたかったのは、今回の金融制裁の話も、アメリカの方は私の理解では独自に動いている、多分今回の件でも、それ自体について事前に日本に相談があったとも思えないし、独自に動いている。そして、それは、アメリカの国益に基づいた世界戦略の中でイ...全文を見る
03月28日第166回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
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○北神委員 私も、経済戦略関連三法案について御質問したいと思います。最後の方になりましたので、重複する論点もあると思いますし、逆に、特に三谷委員とのやりとりで、ちょっと私も新たに浮かんできた疑問とかそういうのもありますので、御質問したいと思います。  まず最初に、私も一般質疑の...全文を見る
○北神委員 大分はっきりわかってまいりました。  ただ、大臣のおっしゃっていることはやや矛盾するところがあると思うんですよ。  それは、財政再建の中で質を変えることによって経済成長を図ると言われながら、内数じゃなくて外の枠として。いや、私はそこは、むしろ大臣の後段のお考えの方...全文を見る
○北神委員 この三法だけじゃなくて全体ですね。成長戦略大綱全体を実施して一・四%だということですね。  それで、実は先週、安倍総理が、大臣と総務大臣、あと金融担当大臣を官邸に呼んで、官邸に呼んだのかちょっとわからないんですけれども、地域経済活性化策をまとめるように指示を出された...全文を見る
○北神委員 それで、私もその後の経緯が全然わからないんですが、金融担当大臣は、たしか記者会見で、それを受けて、リレーションバンキングについてちょっと考えようかなということを言われましたが、大臣は何かお考えになられるんですか。
○北神委員 それでは、今のところ経済産業省として具体的な、何かこういうことをしようとか、そういうことは余りお考えになっていないということですか。
○北神委員 私が申し上げたいのは、安倍総理が地域経済活性化策というものをやれと、中身は地域金融ということかもしれませんが、恐らく総理の頭では、総合的に考えろという御指示だというふうに思います。  それだったら、今せっかく、経済成長の目標を二・二%だ、それで経済成長戦略大綱で一・...全文を見る
○北神委員 その辺、人事の使い方の話で、私らにはよくわからないんですが。  やはり選挙前でこういうことを打ち出しているという部分もあるんじゃないかなと私は何か勘ぐるわけでございますが、やはりそれはちゃんと、これできちっとやっているんだということを主張して、これを審議する前の段階...全文を見る
○北神委員 広報をしっかりやるという話ですが、今、渡辺先生が言われたのは、国の方が各地方に出向いて広報宣伝をするという話ですか。それも、国から都道府県の役所に対してやるのか、それとも商工会議所とかそういった中小企業団体とかに対してやるのか、お聞きしたいと思います。
○北神委員 ぜひその辺を、大前提ですので、お願いしたいというふうに思います。  去年もいろいろな、さっき申し上げた経済産業省の法案で同じようなスキームを使っていて、そういうのを検証されたことはあるんですか。要するに、これは、かなりやる気のある知事のもとだったらすごくいろいろ反応...全文を見る
○北神委員 ぜひ、そういった認定の段階とかそういったところで、これは中小企業の活性化がやはり最終目的だと私は思うので、余り力を入れていない自治体のところはやはり皆さんが適切なアドバイスをしていかないといけないというふうに思いますので、そこをよろしくお願いしたいと思います。  ま...全文を見る
○北神委員 今二つの認定の部分についておっしゃったと思うんですが、事後評価というのはされるつもりはあるんですか。この法案は大体五年ぐらいだというふうに思うんですが、ちゃんとうまくいっているかどうかというフォローをすることは考えておられるのかどうか。
○北神委員 ぜひそれはよろしくお願いしたいと思います。  次に質問したいのは、今度は産業活力再生特別措置法改正案についてですが、これの大きな目的として、サービス産業の生産性向上という話がある。これは先ほども議論になりました。  私も、今、大企業主導で経済はよくなっておりますが...全文を見る
○北神委員 それは一つの原因だと思うんですが、何でほかの国は、例えばアメリカのサービス産業は生産性が高くて、日本の場合は低いのか。これについて分析はされているんでしょうか。
○北神委員 ITと、それに伴う制度改変という話がありましたが、地道といえば地道で、それで〇・四%GDPを上げるという話ですが、そのぐらいの対策では〇・四%という根拠もなかなか見えにくいなというふうに思います。  高木政務官にもう一度質問したいのは、おっしゃった生産性が低いと思わ...全文を見る
○北神委員 非常に地道な話ばかりで、悪いとは言わないんですけれども、今度、サービス業の生産性向上の会議をやるという話があって、具体的な内容はそこでどんどん決まっていくということだと思うんですが、その具体的な内容が決まる前に、これによって〇・四%GDPが上がるというのも非常に不思議...全文を見る
○北神委員 そのとおりだというふうに私も思います。ただ、いわゆる需要の面において、これを質問しているのは、さっき金融の部分だというふうにおっしゃったんだと思うんですよ。多分、ゼロ金利政策あるいは低金利政策の中で、需要といってももちろん設備投資とかそういう分もあると思いますので、そ...全文を見る
○北神委員 済みません、余りにもさらっと言われたので、ちょっと議論しにくくなってしまったんですが。  要するに、申し上げたいのは、需要といっても、設備投資とか輸出もみんな需要ですから、個人消費というのが大事だということをやはり念頭に置いていただきたい、そして、低金利で非常にそこ...全文を見る
○北神委員 それでは、まず、健康・福祉分野、これは経済成長戦略大綱にもあって、今局長が言われたように対象になるという話ですが、これについては当然、高齢化の中で、この分野は非常に成長産業でもあるし、需要もまさにこの分野においては期待できるという意味で、私も、そこに力を入れるというの...全文を見る
○北神委員 もう時間でございますので終わりにしたいと思いますが、別に、私は財務省に個人的な恨みとかそういうのはございません。非常にかわいがっていただいたこともありますけれども。ただ、経済成長戦略というからには、やはり大胆にやらないと意味がないということを強く主張して、質疑を終わり...全文を見る
04月10日第166回国会 衆議院 内閣委員会経済産業委員会連合審査会 第1号
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○北神委員 民主党の北神圭朗でございます。  きょうは、引き続き、株式会社日本政策金融公庫法案について質問をしたいと思います。  今回の法案は、行政改革的な面、効率を求めたり透明性を求めたり、そういった面もあって、これももちろん大事な論点ですが、所属は経済産業委員会ですので、...全文を見る
○北神委員 機能が承継をされる、それで融資の方もきちっとやっていくという渡辺副大臣のその決意はよくわかるんですが、具体的に法案を見ていくと、中小公庫の二つの融資形態がある、いわゆる一般貸し付けと特別貸し付け。今回の法案によって一般貸し付けの方、これは一般的に中小企業の皆さんに融資...全文を見る
○北神委員 それは非常に安心をします。要するに、継続的に受けられるかどうかわからない企業の経営者もいると思いますので、そこはぜひよろしくお願いしたいというふうに思います。  次に、もう少し本質論に入りたいというふうに思いまして、経済産業大臣と、あと行政改革大臣、渡辺大臣にもちょ...全文を見る
○北神委員 私も大体同じ考えで、今回一般貸し付けをなくしたら、そのまま本当に民間金融機関が引き受けてくれるのかというのはだれもわからないわけですよ。  というのは、私も資料に、配らせていただきましたが、四ページだと思いますが、地銀、信金、信組の中小企業向けの貸出残高というのがあ...全文を見る
○北神委員 今大臣がおっしゃったように、自然災害とか金融危機のときにはそういう出番がある。であるならば、一般貸し付けを本当に廃止していいのかという質問なんですよ。それについてどうでしょうか。
○北神委員 制度に組み込まれているというのはよくわかるんですよ、危機対応という制度をつくっていると。  これはもう質問しませんが、心配しているのは、それはすぐ同じように柔軟に対応できるのかどうか。要するに、新しい制度をつくって、また何かいろいろ申し込みをして、手続をして、金融危...全文を見る
○北神委員 甘利大臣も、何かつけ加えることがありましたら。もしなければいいですけれども。
○北神委員 お話を聞いていると、やはりちょっと不安を感じざるを得ないというふうに思うんですよ。今経済産業大臣がおっしゃったのは、証券化業務とか保証を与えるとか、そういう間接的な手法で頑張りますと。それは、頑張るのはいいと思うんですよ、大事なことだと思います。リレーションシップバン...全文を見る
○北神委員 特別貸し付けの中のセーフティーネットとか、あるいは外部環境によって被害を受けた場合、そういうものをできるだけ柔軟に使って、予算も、今の貸し付けの金額まで行くかどうかわかりませんが、ある程度の金額を持っていけば運用である程度は対応できるというふうに思いますので、そこはよ...全文を見る
○北神委員 余りよくわからなかったんですけれども、要するに、そういうふうに決まったと。その理屈がよくわからないんですよね、何が民業圧迫なのか。もう一回、そこを詳しく説明してもらえますか、わかりやすく。
○北神委員 だから、その量的補完と、多分だれも意味がわからないと思うんです。何となくわかるかもしれないけれども、量的補完とは何なのか。  そしてさらに言えば、私の資料の三ページにありますが、これは中小公庫さんがつくっている資料で、一般貸し付けの推移が書いてあるんですよ。その数字...全文を見る
○北神委員 私は、やはり数値目標は本当に、どういう根拠でその数字をするのか、いろいろ検討されると思うんですが、非常に不適当だと言わざるを得ない。  そして、量的補完の話というのは、戦後の高度成長期のときに一般貸し付けがそういう役割を担っていたというのは、それはそのとおりだと思い...全文を見る
04月18日第166回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号
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○北神委員 民主党の北神でございます。  引き続き、株式会社商工組合中央金庫法案について質問いたしたいと思います。  かなり論点がかぶる部分もございますが、特にこの問題は、この前の内閣委員会との合同審査においても、私も日本政策金融公庫について質問をさせていただいて議論もしまし...全文を見る
○北神委員 その経緯というよりは意義ですね。要するに、フルバンキング機能があるとか組合金融だとか、そういうのはよくわかるんですが、あと、どういう経緯で意思決定をされてきたという話もありましたが、要するに、あえて民営化する意義は何なんですか。
○北神委員 官から民という話も、これは要するに、商工中金を民営化することによって官から民というだけで、普通、官から民というのは、公的セクターが撤退をして、それで、そこを民間が、より活力を持つために既存の民間の金融機関とかが入ってくるという意味だと思うんですよ。  それもそうだし...全文を見る
○北神委員 私の質問は、商工中金ももちろんそうなんですが、今までの中小企業向けの政策金融機関、国金、中小公庫、これが政策金融公庫というものに統合されて、多少、業務もいろいろ変化がある、もう一つは、商工中金というのが今度完全民営化される、この動きを、今までの中小企業庁がとってきた中...全文を見る
○北神委員 なかなか質問に答えてくれないんですけれども。  要は、今までの国の中小企業政策というのは、よく言われるのは、三本柱がある。一つは金融である、もう一つは中小企業を集団化して、いわゆる組織化ですね、この法案にもかかわってくる、いわゆる中小企業を団体化する、三番目が指導と...全文を見る
○北神委員 わかりました。組織化の部分についてお答えされていたんですね。  それについても、これはちょっと考え方をお聞きしたいんですが、今までの商工中金を一つの手段として組織化を図ってきた、それは、簡単に言えば、団体の方に融資をしたり、構成員に融資をしたりしてきたと。これが、今...全文を見る
○北神委員 完全民営化された後の商工中金が、引き続き組織に、団体に向けて業務を続けるというのはよくわかっているんですよ。でも、その場合は、恐らく自主的な判断である程度やるということですよね。余り政府がいろいろ、こうしろああしろと言わない。ただ、社会的にはそういう機能が引き続き存在...全文を見る
○北神委員 そうしたら、要するに、今までも余りなかったわけですね。中小企業庁が商工中金さんに向かって、例えばこの地域にもっと力を入れなさい、そういうので経営方針に影響してきたということは今まで余りないということですか。
○北神委員 少ないという話だったんですけれども、そういうものがあったのだったら、完全民営化後はもうそれができなくなるわけですよね、一応、論理的には。そういうことだと思うんですよ。だから、そういった意味では、組織化という部分が、今までの中小企業庁がとってきた政策からやや後退している...全文を見る
○北神委員 今の説明はよくわかるんです。政策金融が撤退した部分について民間金融機関が入ってきたらいい、入ってこないんだったらそれ相応の手だてをしないといけない。そのための移行期間だという部分もあると思います。ただ、いずれにせよ、いわゆる政策金融としては後退をしていることは確かなん...全文を見る
○北神委員 なかなか上手に言われたと思いますが、これは資金の供給の円滑化ですよね。だから、おっしゃっていることは、いわゆる融資の仕方とか、あるいはノウハウを伝授するとか、あるいは多分証券化業務とか、こういったもので質的に、いわゆる直接お金を貸すんじゃなくて、こういった方法によって...全文を見る
○北神委員 質的に変わってきたという理解でいいのであればそれでいいんですが、要は、余り改革という名のもとでいろいろ流されずに、やはり中小企業政策というのは今までどういう方針でやってきたのか、そういうことをしっかり踏まえて、むしろ、こういうものを盾に、去年もあるいはおととし闘っても...全文を見る
○北神委員 それと同じ質問を大臣にお聞きしようと思ったんですが、おられないので、どうですか、山本副大臣。
○北神委員 これも審議官にお聞きしたいんですが、この場合、恐らく何らかの法律でその制度をつくっていかないといけないですよね。今、これから移行期間の間に検討するという話もあったし、副大臣から、具体的には資金調達のやり方とか、そういう具体的な話が出ましたが、いずれにせよ、完全民営化後...全文を見る
○北神委員 その場合、さっき言った完全民営化の定義ですね、会社法にその根拠を置くと。これは変わってくる可能性はあるんでしょうか。
○北神委員 株主制限についてはそういう見解がよくわかったんですが、さっき言った資金調達の方法とかそういった、あるいは政府出資という形じゃないけれども、その一つの可能性としては、特別準備金というものを入れていく、そして資本として位置づける、こういったことも完全民営化には反しないんで...全文を見る
○北神委員 完全民営化の定義というのは、さっき三谷委員とのやりとりで聞いていたんですが、これは、政府出資がないということが一つの定義の理由でしたよね。  政府出資と特別準備金というのは、実質はどう違うのか。要するに、政府出資がなくなったら民営化だ、ただ、それは、金額は減るのかも...全文を見る
○北神委員 わかりました。  これは前の質問に戻っちゃうんですけれども、要するに、政府出資というのはやはり政府が議決権を持っているわけですよね。だから、商工中金の組織化政策に対しては、政府出資の方がやはりそれなりの意向を反映させることができるわけですよね。これは、完全民営化して...全文を見る
○北神委員 では、中小企業向けの金融機関というのは、要するに過半数を、いわゆる組合の人たちあるいはその構成員に株主として位置づけるということですか。いわゆる議決権の過半数をそういった人たちに持たす、そういう意味ですか。
○北神委員 全員ということですね。わかりました。  そうしたら、これはもう、要するに協同組織との違いがだんだんわからなくなるんですが、そういうことであるならば、それはそれで、中小企業向けの機能というものを維持できるのであれば私はいいと思うんです。  あまのじゃく的な質問になっ...全文を見る
○北神委員 できるだけそこは、株主制限することはいいことだと思うんですが、そういうモラルハザードが生じない規制というものをしっかり入れるようにお願いをしたいというふうに思います。  あとは、先ほども議論に上がった資本の問題、資金調達の問題に移りたいと思うんですが、これは、大臣と...全文を見る
○北神委員 特別準備金について、移行期間に国庫納付の規定が入っていますよね。今、政府出資が四千億強あるというふうに思うのですが、そのうち三千億にするにせよ、いずれにせよ、要するに、健全とみなされるレベルに資本の充実度合いが達成をしたら国庫納付することが可能であるという、どうせ多分...全文を見る
○北神委員 大臣におかれましては、ぜひ、余りプレッシャーをかけて、納付しろ納付しろというようなことにならないようにお願いをしたいというふうに思います。  それと、もう一回審議官にお尋ねしたいんですが、資本の話、特別準備金の話、資金調達の話、株主制限の話、私はこれはこれでいいと思...全文を見る
○北神委員 大臣もぜひその何とか会議に、中小企業の意見も言えるという話ですから、資本の面とか資金調達の面、この辺をぜひともどんどん言っていただきたいというふうにお願いをしたいと思います。  結局、最後の姿は、私が一番理想と思うのは、特別準備金が入って、商工債もちゃんと資金調達と...全文を見る
○北神委員 よろしくお願いします。  以上でございます。
04月24日第166回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第2号
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○北神分科員 民主党の北神圭朗でございます。  お疲れさまでございます。きょうは、地元の案件について何問か質問をさせていただきたいんですが、まことに申しわけないんですけれども、国土交通大臣初め国土交通省の皆さんにはちょっと待っていただいて、後の方に回していただくということであり...全文を見る
○北神分科員 ありがとうございます。  今、わざわざ私の地元の右京管内のお話もしていただきましたが、これはもともと右京とかそういう細かい区分で公表されているんですか。
○北神分科員 ありがとうございます。わざわざ細かい区分も教えていただきまして、ありがとうございます。  というのは、地元のその組合の皆さんも、これは多分、もともと不信感があるというふうに思うんですね。公正取引委員会だけじゃなくて国税庁さんも、あるいは、局、税務署がなかなか取り締...全文を見る
○北神分科員 これが徴税の話だったらまだ納税者との関係というのはわかるんですが、言ってみれば、国税庁さんの仕事もその辺は非常に複雑で、税金を徴収する仕事と、お酒の業界を持っておられる、そしてその業界の健全発展を目的としている行政というものもやはり行っていかないといけない、その辺は...全文を見る
○北神分科員 公正取引委員会の方は法的な根拠があって、国税庁さんの方はないということだというふうに思います。  これは、もともとこの案件というのは難しいところがあって、公正取引委員会の方は、不当廉売ということで、いわゆる公正な競争というものを確保するために取り締まっている。国税...全文を見る
○北神分科員 なかなか今の現行の枠組みの中では余り踏み込んだ答えはできないというふうに思うんですが、今申し上げた国税庁さんの合理的な価格の話、合理的な取引を確保する話と、公正取引委員会の話というのは、私は、もう少し整理されていいんじゃないか、そういう考えを持っていますので、また今...全文を見る
○北神分科員 余り時間がないので、この価格の部分とか行政の目的の部分について、また今後とも議論をしていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。  それとともに、さっき申し上げたビラだけじゃなくて、最近は、ダイレクトメールとか、あるいは会員制みたいなものをつくって、...全文を見る
○北神分科員 ありがとうございます。  要するに、その交番の配置のことは内規でもう決まっているということですよね、人口とか犯罪の状況とか。ですから、安易に空き交番の率を下げるために交番を廃止しているわけではない、それを聞いて安心をしました。  ぜひ、そういう考えでやっていただ...全文を見る
○北神分科員 もう時間が来ましたので終わりたいと思いますが、ぜひ、特に縦貫道の方は中期計画の方にのせていただきたい、そういう検討をしていただきたいということをお願い申し上げて、終わりたいと思います。  ありがとうございました。
04月27日第166回国会 衆議院 教育再生に関する特別委員会 第6号
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○北神委員 民主党の北神圭朗でございます。  午前中に引き続き、この教育再生法案について質問したいと思います。  午前中は田嶋委員が予算の話をされましたが、私も、引き続きちょっと予算関係の質問をしたいと思います。こういうふうになれば、何か民主党の文教族の続出という感じがあるか...全文を見る
○北神委員 平成十九年度、大体満足された、そこまでいっていないわけですか。要するに、具体的な姿、さっきの骨太の方針でいけば、〇・一%以内に抑制をする、大体その姿になったというふうに思うんですが、その内容についてはどうでしょうか。
○北神委員 ありがとうございます。  私も見させていただいて、率直に申し上げて、その骨太の方針の制約の中でかなり工夫をされたと。いわゆる教育予算の政策的な経費の部分を重点配分して、この部分に関しては四%以上の伸び率を確保しながら骨太の方針の条件をクリアして、一応全体としては〇・...全文を見る
○北神委員 小泉内閣、いろいろ評価はあると思います。そういう話をされたので私の考えを言いますと、公的支出というものを削減して、確かにある意味で民間に、言葉が悪いかもしれませんが兵糧攻めをして、リストラというものを追い込んでいった。たまたまそこでアメリカと中国の景気がよくて、そこで...全文を見る
○北神委員 ぜひその方向で対応していただきたい。  それで、経済財政諮問会議というのは、伊吹文部科学大臣は臨時委員として出席をお許しもらっているということでありますが、なぜか、諮問会議なのに総理大臣が座長だ。これも組織論的に私は非常におかしいというふうに思うんです。要するに、普...全文を見る
○北神委員 苦しいという感じがよく今の答弁に出ていたと思います。  それで、大田大臣が今度経済財政諮問会議の担当だということでありますが、さっきからの議論を聞いているというふうに思います。要は、国家の観点から何が一番いいかということですが、私は本当に、安倍内閣が看板に掲げている...全文を見る
○北神委員 今、経済成長の最も大事な部分だという力強い言葉をいただきましたので、ぜひ、その方向を踏まえて取りまとめていただきたいと思います。  私も、何も財政再建をないがしろにしろということは、全くそんなことを言うつもりはなくて、ただ、まさに内閣府が昨年の秋ぐらいに分析を出され...全文を見る
○北神委員 もうこれでこの議論は終わりたいと思いますが、やはり、二つの目的があって、それぞれをバランスを持って追うという話だというふうに思います。それは、そういう考え方もあるかもしれませんが、やはり成長なくして財政再建なし。そこで歳出歳入改革とか何かついちゃっているのが、今の、安...全文を見る
○北神委員 私も今、党の経済産業委員会の方でいろいろ議論をしております。そういった考えというのをやはり私は取りまとめていきたいというふうに思っています。  でも、いつも大臣の話を聞いていて、野党もどうというふうに言っていますけれども、私はいつも思うのは、今回もちゃんと対案を出し...全文を見る
○北神委員 それは当然、我々野党もそういった緊張感を持ってやっていかないといけないというふうに思います。  それではちょっとわき道にそれますが、次の質問に移りたいと思います。  これは、また批判めいたことを言いますが、小泉・竹中改革の残滓である民営化騒ぎの一環として、政策金融...全文を見る
○北神委員 何か本会議みたいな感じでありますが、まだ質問していないので。要は、もうそこまで言っちゃったんだったらすぐそこに行きますが、国民生活金融公庫の教育ローンが縮減される、これはもちろんいろいろ見ないといけないけれども、教育再生というものを掲げている中で、これはもちろん文部科...全文を見る
○北神委員 ありがとうございます。  調査をされているというのは私も知らなかったので、ぜひともそれをやっていただいて、おっしゃるように、民間にも救われない、政府系金融機関にも救われないような人たちを救うのが一番教育再生に資するというふうに思います。まさに教育格差で、教育を受けた...全文を見る
○北神委員 これは、法的根拠を見てみると、地方自治法の二百四十五条の五に依拠している。ある意味では、今回の法案に規定していなくても、この是正の要求というのは地方自治法上できるわけですよね。  ただ、少し違うのは、地方自治法の方は是正の内容というものを何も伝える必要はない、単に是...全文を見る
○北神委員 わかりました。  そして、もう一つの地教行法の五十条、これも地方自治法上に基づいているんですが、ちょっとその整理が法制的に違う。時間がないからもうお聞きしませんが、五十条の方は、要するに関与の法定主義という考え方から、四十九条の場合は、ほっておいても是正の要求という...全文を見る
○北神委員 となれば、今まで私も委員会でのいろいろな議論を聞いておりまして、国の関与が強まったんじゃないかというような議論があって、一回、西村委員に対して伊吹大臣が、そのようにみんなにとってもらわなければ困るんだよ、そのためにこの法律をつくるんだよというふうにおっしゃりましたが、...全文を見る
○北神委員 では、国の関与がやはり強まったと。私は別にそれはだめだとか言うつもりはないんですが、どうも、ずっと議論を聞いていると、なかなかそこがはっきりしていなかったので。強まったと思うんですよ。というのは、今回の改正がなされなければ、今までこの指示という権限はなかったわけですか...全文を見る
○北神委員 国の権限が強まったとは私も思いません。でも、文部科学省対教育委員会の権限は強まったというふうに思いますが、いかがでしょうか。
○北神委員 法解釈の問題と言われると法制局が来ないといけないかもしれませんが、これは常識的に考えたら、やはり文部科学省の教育委員会に対する関与が強まった。それで、法的な議論をおいておいても、効果としてはこれは現実には非常に強まった。これは、ある意味では民主党の案もそういう考え方が...全文を見る
○北神委員 いや、恐る恐るというのは、四十九条の地教行法の話をしていまして、要するに大臣も、いや、できるだけ地方自治の自浄能力を尊重したい、だから、この四十九条を発動するときには極めて限定的、例外的な場合に限るというような答弁をされているわけですよね。  でも、その四十九条の是...全文を見る
○北神委員 わかります。私も不勉強なので、勉強して、また機会があればぜひ質問させていただきたいと思います。  以上でございます。ありがとうございました。
05月09日第166回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号
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○北神委員 民主党の北神圭朗でございます。  お疲れさまでございます。私も、きょうは特定放射性廃棄物の最終処分について質問をしたいというふうに思います。  法案そのものより体制の話、先ほど、近藤委員からも質問、やりとりの中でございましたが、本当にこの体制でやっていけるのかとい...全文を見る
○北神委員 ありがとうございます。  どのぐらいの期間、そして、例えば説明会だけでもいいんですが、何回ぐらいやったのか。その辺の、要するにどのぐらい一生懸命やられたのかをちょっと教えてほしいと思います。
○北神委員 ありがとうございます。  昨年の八月ぐらいから、かなり詳細に説明会とかを開いてきたというふうに思うんですよ。ただ、もちろん説明が足りないというんだったら、これは切りがない話ですから、幾らでもそれは数をふやしたり、そういうことはできるかもしれませんが、やはり説明が足り...全文を見る
○北神委員 漠とした不安があって、それがなかなか払拭されない。選挙の中でそういうビラがまかれてしまって、その中で当事者たちが、余り専門家じゃない当事者たちが、安全だ、あるいは安全じゃないと。そういった混沌とした状態の中でこういう結果になってしまった。  お聞きしたいのは、通告に...全文を見る
○北神委員 まあ、印象論ですから、そんなに重きを置くつもりはないんですが、やはり、反対派のこういう活動があると、幾らこれは説明をしてもなかなか厳しいなと。  それと、選挙の中で、素人の人たちが安全だとか安全じゃないとか、そういった議論をしていても、先ほど大臣がおっしゃったように...全文を見る
○北神委員 私も、その大臣の最後の部分は全く同感で、これはもう避けて通れない話だ、最終処分場というのは、もう絶対これは決着を見ないととてももたないと。加えて、最近、温暖化の問題があって、そういった意味で見直しの機運も徐々にある。これが最近、電力会社のいろいろなスキャンダルの問題で...全文を見る
○北神委員 国がもっと力を入れて、地元と接して、いろいろ説明責任を果たす。これは、もちろんぜひやっていただきたいし、大臣もそれを表明されている。でも、私は、最初にいろいろ質問をしたのは、それでもこれはなかなか難しいと。もちろん、これはどんな方式をとっても難しいんだけれども、文献調...全文を見る
○北神委員 延々と議論が続くという話ですが、公募方式全体を見直すというよりは、一部の改変とか微調整とか、いろいろあると思いますので、ぜひそれは議論の俎上にのせていただきたいと思います。  それで、時間がまだ数分あって、鷲尾委員のお許しをいただいて、少し時間もいただきますので、松...全文を見る
○北神委員 わかりました。  まず、原子力供給国、NSGについて、私の理解では、イギリスとかフランスとかロシア、この三国については、インドに対して、もう解除すべきじゃないかという議論、議論なのかあるいは決まったのかわかりませんが、そういうふうに聞いているんですよ。実際そうだと思...全文を見る
○北神委員 要するに、申し上げたいのは、核不拡散というのは、道徳的な部分と、道徳的というか日本のアイデンティティー的な部分と、戦略的な部分もあったと思うんですよ、岸信介さんが最初にこれを言い出したときには。その状況がやはり変わっているし、国によっても違うから、商売上の話だけではな...全文を見る
05月10日第166回国会 衆議院 教育再生に関する特別委員会 第9号
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○北神委員 北神圭朗でございます。  引き続き、伊吹大臣とか官房長官とはこの前も質問させていただきましたが、再度質問させていただきたいと思います。  前回、質問の最後の方に、地教行法の四十九条、五十条の話をさせていただきました。これも何回もこの委員会で質問の中に出てきて議論を...全文を見る
○北神委員 ありがとうございます。  今の答弁ではっきりしたと思うんですよ。やはり、文部科学省の教育委員会に対する国の関与というのは明らかに強まった。ただし、これはおっしゃるように自治事務の範囲内であって、地方分権に何ら反することではないということだというふうに思います。  ...全文を見る
○北神委員 今の局長の話にありましたように、教育基本法十六条の二項に係る地方公共団体の事務には、大きく三つあるんですね。多分、国直轄の話と、あと法定受託事務も中には少ないけれどもある、大半が自治事務だということだというふうに思います。  それで、国の直轄の部分と法定受託事務とい...全文を見る
○北神委員 もともと自治事務というのは、地方自治法上もそうであるように、定義が非常にあいまいでいろいろなものが雑多に入ってしまっているというのも一つの問題だというふうに思うんです。大臣の言われているように、確かに今の、恐らく総務省といろいろすり合わせをしたり法制局ともすり合わせを...全文を見る
○北神委員 確かに、法制的な観点で今議論を進めてきましたが、理念的な議論でもあると思うんですよ。やはり教育基本法で今回国の責務というものを明確化したわけです。これは一つの理念的な改正だというふうに思うんですよ。  大臣、さっき高井委員が言われたように、大臣はいつもイズムを教育に...全文を見る
○北神委員 自民党にもさまざまな理念をお持ちの方もたくさんいますし、民主党にもいますので、そこは別に自民党が一つの方向とかそういうわけじゃないというふうに思いますので、そこだけ申し上げたいというふうに思います。  だから、私は、大臣の立場として、心に理念を秘めて口には出さない、...全文を見る
○北神委員 なかなか慎重な姿勢ですが、官房長官、これは通告なしで恐縮なんでございますが、今の議論を聞いて、要は、国がはっきりと教育の機会均等、教育水準について責任を持っているというのが今回の教育基本法改正の目玉の一つだ。それを受けて、教育というものが本当に自治事務でいいのか、それ...全文を見る
○北神委員 これは答えられますか。では、藤村さんにひとつお願いしたいと思います。
○北神委員 これは、すごい裾野の広い議論になってしまうんですよ。藤村さん、だから私は、恐らくこの議論を、民主党の案を法制的に説明するのであれば、やはり法廷受託事務という整理じゃないとうまくいかないと思うんですよ。でも、これはまた我々も議論しないといけない話であります。(発言する者...全文を見る
○北神委員 大臣、地方分権であるということは別にいいと思うんですよ。うちの案も徹底的な地方分権というものをやはり目指している。ただ、地方分権のあり方というのが、法定受託事務、それか自治事務という二つのやり方がある。それは単なる名称の問題じゃなくて、それによって国の関与の度合いも変...全文を見る
○北神委員 もう喜んで議論していきたいというふうに思います。  それで、余り法律の話ばかりしていると法匪だというふうに批判をされそうなんで、もう一つ実態のお話として、やはり教育の最も大事な部分というのは教師だというふうに思います。  それで、この前、意欲の調査というものが行わ...全文を見る
○北神委員 情熱、専門家、総合的人間力、私もまあまあこういうところかなというふうに思います。  それで、言われたように、情熱というのはべらべらしゃべって中身がないとか、専門性というのは専門ばかだとか、総合的人間力というのは、ただただ漠然と、何も中身がなくて、ただいい人だ、中身が...全文を見る
○北神委員 ぜひそれはお願いしたいというふうに思います。  それで、今までの議論でもよく出てきますが、教師の育成というのは、養成段階、採用、そして研修とある。研修の部分に基本的に着目しているというのが今回の改正案だ。でも、今回の更新制の改正案というのは、基本的に今ある資質の維持...全文を見る
○北神委員 ちょっと質問にまだ答えていない部分があったと思うんですが、危うくまた惑わされそうになりました。  もう時間がないので、また質問の機会があるときに詳しく聞きたいと思いますが、財政的な部分は、私も前回の質問のときにも主張させてもらいましたので、そこはぜひともやっていかな...全文を見る
05月17日第166回国会 衆議院 教育再生に関する特別委員会 第13号
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○北神委員 私は、民主党を代表して、政府提出の教育再生関連三法案に反対、そして、民主党提出の日本国教育基本法案及び学校教育力の向上三法案について賛成の立場から討論を行います。  教育の重要性を考えると、安倍総理が教育を内閣の最重要課題に掲げたこと、それ自体は大いに評価できること...全文を見る
05月18日第166回国会 衆議院 本会議 第32号
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○北神圭朗君 民主党の北神圭朗でございます。  討論に先立ち、民主党を代表して、一言申し上げます。  昨日発生した愛知県長久手町の人質籠城事件において、林一歩巡査部長が殉職されたことに心から哀悼の意を表し、また、重傷を負われた木本明史巡査部長に心よりお見舞いを申し上げたいと思...全文を見る
○北神圭朗君(続) 子供たちが小さいときから、日本の豊穣な文化と歴史、そしてその文化と歴史を血と汗と涙を流しながら築いてきた先輩たちの生きざまに触れていくことであります。そのために、人物の伝記を中心とした歴史教育を施し、和歌を初め豊かな古典文学や伝統文化に触れさせていくことが大事...全文を見る
○北神圭朗君(続) 私たちはもっと自信と誇りを持ってもいいのではないでしょうか。  以上、るる申し上げてまいりましたが、政府の教育関連三法案には、今申し述べたとおり、たくさんの問題があり、反対。民主党提出の日本国教育基本法案及び学校教育力の向上三法案こそが、子供たちを天職とする...全文を見る
○北神圭朗君(続) 力強い一歩になることから、民主党案に賛成の立場を表明し、私の討論といたします。  ありがとうございました。(拍手)
05月30日第166回国会 衆議院 経済産業委員会 第13号
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○北神委員 北神圭朗でございます。  川端委員に続いて、同じ交付金の問題について質問したいというふうに思います。  私の地元も向日町競輪場というのがありまして、そこに、この質問があるということでいろいろ現場のお話を聞きに参りました。そこで、従事員の女性のパートの皆さんといろい...全文を見る
○北神委員 社会に還元をされることがやはり目的で、それで、本来は禁止されるべき公営ギャンブルというものをやっているということですね。  法律を見ると、自転車競技法ですか、これの条文を見ると、いわゆる交付金の目的として挙げられているのが、体育事業等の公益増進が一つ、もう一つは、地...全文を見る
○北神委員 私、自転車等の自転車の部分はよくわかるんですよ。当然競輪ですから、自転車産業の振興というのは、厳密な論理的にどうなのかわからないですけれども、何となくわかる。それで、さっき言われた、競馬が畜産、これも馬で畜産だとわかるし、モーターボートが船舶だ、これもわかる。  で...全文を見る
○北神委員 いや、理屈はいろいろつけられると思うんですよ。でも、今二つ挙げられましたよね、最初は広い意味での自転車の普及、そして二点目は競輪を通じて自転車に親しんでもらう、これに二十一億円もかけるような話なのかは別にしまして、では、最初の自転車の普及の部分、これは私が配った資料の...全文を見る
○北神委員 それは質問に答えていなくて、自転車競技に関する普及活動というのはよくわかるんですよ。というか、これは競輪の話しか事業費として載っていないので。最初におっしゃられた、最初の部分についてどこで手当てしているんでしょうか。
○北神委員 それもまた質問に答えていないんですよ。私が言っているのは、競輪の競技の話はよくわかる。というのは、これを見ると、もう全部競技の関係で補助事業を手当てしている。私が申し上げたいのは、より公益性が高いと思われるバイコロジーとか、あるいは自転車をもっと使って運動しましょうと...全文を見る
○北神委員 では、こういうことですね。事業経費明細の(2)の自転車競技等に関する調査研究事業費の中の4の自転車乗用環境整備調査、これで海外の、例えばイギリスの皆さんがちゃんと自転車に乗っておるかいな、あるいは、よくわからないんですけれども、そういう海外調査をして二千八百万円使って...全文を見る
○北神委員 難しいね。その違いも、第二号交付金の競輪認知度向上の部分は各事業体じゃない、事業体で見ていなくて、広く競輪に関する認知度向上だと。第一号は、個別のレースということですか、個別のレースをテレビとかに出すことによって認知度を高める。これで、皆さん聞いていて、本当にこんな違...全文を見る
○北神委員 いろいろ理屈を考えてやっておられるというふうにわかりました。私、百歩譲って、こんなに自転車に国が力を入れているというのはこの法案を勉強することによって初めて知ったんですが、そしてこのぐらいの金額の金を投入して力を入れているということがわかったんですが、例えば、このパン...全文を見る
○北神委員 別に、もっとお金をつぎ込んで、力を入れてくれと言うつもりはないんです。要するに、これは大臣、さっきおっしゃったように、やはり深く検討していただきたいという思いで質問しているだけです。  もう一点だけ、この関連で質問させてもらいますが、今申し上げたこういう事業をやって...全文を見る
○北神委員 わかりました。この自転車普及協会についてはこの辺でもうやめますが、これは皆さんの判断ですけれども、私もそんな深く分析をしていないんですが、どう考えてもちょっと、ここまでお金を投入して、ここまでこんな組織をつくっていってやるような話なのかどうかという疑問が浮かぶのは私は...全文を見る
○北神委員 その業務規程の中に補助金適化法のような仕組みを盛り込むという理解でいいんですね。  それで、さっき川端委員も言ったんですが、やはりいろいろ外部監査とか補助金適化法に倣ったような制度を導入するとか、そういう方法も一つのやり方だとは思いますが、私は最後の質問にしたいと思...全文を見る
○北神委員 もう時間が来ましたが、最後に大臣にお聞きしたいのは、さっき川端委員のお話にもお答えされていましたが、やはり今回の法改正では事業の部分まで踏み込むことがなかなか難しいと。川端さんの質疑でも私の質疑でも、多分ある程度は、そういう疑いの余地は十分あるんだというところはわかっ...全文を見る
○北神委員 ありがとうございます。
06月08日第166回国会 衆議院 経済産業委員会 第16号
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○北神委員 北神でございます。  先ほど大畠委員から役割分担を命じられまして、試験の問題を詳細にせいという話であります。  私も初めてきょう知ったんですが、甘利大臣はこの知財戦略について非常に詳しい、自民党の方でも中心的な役割を担われているということは大変心強いことだというふ...全文を見る
○北神委員 コンテンツが大事だということだと思いますが、私は、前も大臣と議論させていただいたと思うんですが、経済成長戦略の、先ほど出たヤング・レポートとかそういった流れというのは、多分その二つの大きな柱というのは教育と研究開発だ、これがやはり今後の経済成長の一つの大きな政策の原動...全文を見る
○北神委員 ありがとうございました。僣越ながら、私も全く同じ考えで、弁理士がこれから日本の企業の国際競争力を高めるために非常に大事だと。これは今回の二〇〇七の知的財産戦略にはないんですが、昨年の二〇〇六の方に、外国の出願というものをふやしていかないといけない、今、アメリカとかヨー...全文を見る
○北神委員 高木政務官のおっしゃるように、弁理士の一番勉強するのはやはり受験のときだ、今度、政省令かなんかで短答式で出題されますよということを明確化するというふうに思うんですが、これは短答式ということですよね。
○北神委員 それはいいと思うんですが、私がお配りしている資料があります。三ページ目だというふうに思うんですが、弁理士法の条文、第十条と第十六条というふうに置いております。  第十条一項に短答式による試験の科目があって、二号に今議論をしている「工業所有権に関する条約」というものが...全文を見る
○北神委員 私も、別に法制的な議論はいいんですけれども、結果として、今は短答式に大体、平成十八年度は全く条約に関する出題がなかった。平成十八……(発言する者あり)あったんですか。
○北神委員 わかりました。では、毎年出題されるという理解でいいわけですね。それでいいです。  もう一つは、今までは国内法に絡めた条約という整理だったというふうに思うんですよ。それももちろん別に悪いとは思わないんですが、この条約というのは、パリ条約とかWTOのTRIPsとか、そう...全文を見る
○北神委員 これからどういう質問を出されるかという、ある程度の話を伺えたという意味では有意義だったというふうに思うんですが、普通は、そこまでやってくれるのであれば、法制的に言えば、これはもう当然第十条第二項に入れるべきだ。  多分、さっきから話を聞いていると、審議会とかでもう決...全文を見る
○北神委員 ありがとうございます。  要するに、これも試験に入れるかどうかという問題もあるんですが、ある程度、既に平成十二年の前に試験を通っておられる弁理士の方は対応できると思うんですよ、非常に条約というものをしっかりと勉強されていますからね。ただ、今後、本当にこの条約というも...全文を見る
○北神委員 ほかにもいろいろ質問したかったんですが、特に文部科学省の方にも来ていただきまして、本当に申しわけございませんが、これで質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。
10月31日第168回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
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○北神委員 民主党のしんがりを務めさせていただきます北神圭朗でございます。  私は、消費生活用製品安全法の改正について御質問をしたいというふうに思います。この一本に絞りたいと思います。  まず最初は、私、この改正をやるという話を聞いたときにちょっと違和感を感じたのは、一つは、...全文を見る
○北神委員 なかなか整理が難しいと私も思います。ただ、今、昨年からいろいろな事故に追われて、それにばたばたで対応してきているという感があるんですが、やはりそこの、全体のどういう考え方なのかということをぜひとも整理をしていただきたいなと。  おっしゃるように、経済規制については緩...全文を見る
○北神委員 わかりました。  ですから、大臣も何度もおっしゃっているように、今回の法案というのは世界でも割と先駆け的なものであって、そういう意味では、非常に私も、大胆な試みである、そういうふうに評価をしたいと思います。  しかし、せっかくやるのであれば、効果があるようにしなけ...全文を見る
○北神委員 それは、義務づけることですか、法律あるいは政省令で。
○北神委員 ということは、部品の保有期間を表示する、それを義務づけるということですね。  それは、一つの方策としていいと思うんですが、それでも、本当に点検期間内にそういう点検の要請が来たらいいんですが、場合によっては、例えば十年目が点検期間だ、そしてそれを超えて十二年後、十三年...全文を見る
○北神委員 今話があったように、最後は、この件についてはやはり事業者の判断にゆだねるということだと思います。  これは別に、部品を保存するというのは、在庫の費用とかかかるし大変なことだと思います。昔の製造物責任法のときも、部品というのは一つの物すごい大きな問題になって、逆に言え...全文を見る
○北神委員 今、部品の問題で二点ほどちょっと申し上げたんですが、ぜひともこういう点も含めて検討していただきたいなというふうに思います。  まだ時間がありますので、次は、今までも議論が出てきましたが、特定保守製品の対象について御質問をしたいというふうに思います。  今、九品目が...全文を見る
○北神委員 ぜひ御検討いただきたいと思います。  あと、今のppmの算出式について、これは、こういった経年劣化の問題はよくバスタブ曲線とか言われて、当初、事故がばっと出る、それで鎮静化して、経年劣化によってまたふえる、そういう、例えば、今まで、製品が出回っていない場合は、ちょう...全文を見る
○北神委員 よろしくお願いいたします。  ありがとうございました。
12月21日第168回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○北神委員 おはようございます。  きょうは季節柄、きのうもせっかく平成二十年度の税制改正の大綱が出ましたので、先ほど近藤さんからも話がありました事業承継税制について質問したいというふうに思います。主税局の皆さんも来ていただいていると思います。それで、本来はこれから三十分時間を...全文を見る
○北神委員 これについて、私、きょうちょっと議論をしたいのは、そもそもなぜ免除をするのか。これは、政策減税的な意味合いであれば、確かに、一割であろうと五割であろうと八割であろうと、いろいろな理由をつけられる。  ただ、私は、これは基本的な考え方として、今まで税制については、昔、...全文を見る
○北神委員 資産について中立な課税を行うのが基本であるならば、なぜ上場株式と非上場株式の間でこういう差が出るのか。  もちろん、今回の税制改正大綱にもありますように、事業の継続、要するに、租税回避を防止するために五年間事業を継続するとか八割の雇用を維持するとか、こういう条件をつ...全文を見る
○北神委員 今説明があったのは、非上場株式の場合は市場になかなか出せない、したがって評価がなかなかつきがたいということですよね。でも、実際は、問題はそういうことじゃなくて、中小零細企業の場合は経営権をそのまま継承しないといけない。したがって、非上場株式を継承しないといけないわけで...全文を見る
○北神委員 質問が違うというか、考え方の問題を言っているだけであって、要するに、政策的に単に事業を、だから、皆さんが言っているのは、本来非上場株式会社について相続税が課税されてしかるべきだという考えですよね、おっしゃっているのは。それで、でも、それは大変だから、なかなか評価されな...全文を見る
○北神委員 時間がないので、とりあえず私の考え方だけちょっと申し上げたかったので。  あともう一つは、納税猶予方式にしている。これも、今まで一〇%のときは納税猶予じゃなくて、今度八〇%にするに当たって納税猶予になった。これは、納税猶予というのも一つ租税回避の対策だということはよ...全文を見る
○北神委員 だから、事業承継の趣旨として、事業は継続されなければならない。ただ、現実問題として、承継された後、景気の変動とかいろいろあるわけですよね。ですから、納税猶予方式にするとその辺の使い勝手が非常に悪くなる。  これから一定の条件というところでまた皆さんもいろいろな例外を...全文を見る
○北神委員 経済産業省の方も財務省といろいろ気を使いながらやらないといけないというのはよくわかるんですが、根本的な問題意識として、やはり私は、経済産業省の観点からいえば、事業承継というものは、技術を残すとか雇用を確保するとか、そういったこともありますが、やはり経済的中立性の観点と...全文を見る
○北神委員 ありがとうございました。