北川正恭

きたがわまさやす



当選回数回

北川正恭の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
06月02日第145回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第8号
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○北川参考人 三重県知事の北川正恭でございます。  本日は、当委員会で私どもの考え方を述べさせていただく機会を与えていただいて、大変ありがとうございました。よろしくお願いをいたします。  そこでまず、基本的なこの国会等移転に対する考え方について少し考え方を申し述べてみたいと思...全文を見る
○北川参考人 お答えいたします。  三重県は、幸いなことに、実は鈴鹿山ろくという三重の地域と、畿央という二つの地域を候補地として選んでいただきました。  そこで、私どもとしては、三重県内に二つの地域をということはまことに光栄なことでございますが、これを一体化いたしまして、三重...全文を見る
○北川参考人 私どもも四つの国土軸が、結節点というのは、ほとんど場所が似通っておりますから、そういった意味合いでは全国的に御理解がいただきやすいと一つ思っております。  もう一つは、琵琶湖がございますけれども、ちょうど日本列島の真ん中で、若狭湾から伊勢湾までが九十キロで一番くび...全文を見る
○北川参考人 こういったことをやるためにはある種の権威が要ると思うのですけれども、それぞれ価値観が多様化いたしておりますから、私どもの県では情報公開をし、そして情報を共有し合うことによって町づくりということを考えていこう、こういう強い決意で今臨んでいるわけですが、私どもとしては、...全文を見る
○北川参考人 一つの体制がずっと長く続くと、ついつい利害調整型が政治とか行政の使命になるという錯覚に陥りがちだと思うのです。したがって、私は、文明史的転換点ならば、目的完遂型といいますか達成型の議論が大いにされないとこの閉塞感はなかなか取り除けないだろうということで、月へ行こうよ...全文を見る
○北川参考人 この議論を矮小化せずに、ぜひ前向きでお取り上げをいただきたいと思います。  私は、二十一世紀を占う国内政治の最大課題だと思っておりますので、期待いたしております。
○北川参考人 コストの問題で、本当にうまく安く上げなきゃいけないだろうと思います。あるいは歴史、伝統というのも尊重しなければいけないだろう、そのように思います。  そうしますと、ちょうど中部と関西の真ん中が、大きな国有地、公有地が、首都機能を迎えるだけの面積がある、こういった条...全文を見る
○北川参考人 国内的な事情も必要でしょうけれども、国際的に見れば関西空港と中部新国際空港二つで、ともに一時間から一時間半の圏内に来られる、もう少し道路事情を整備すればもっと早くなる、御心配ないと思います。  滋賀空港ができれば、また国内的な空港も近くなる、こういうことでございま...全文を見る
○北川参考人 それぞれの候補先ということではなしに、考え方として、先ほどから申し上げましたように、本当に情報が一体何をもたらしているかというような大議論が沸き起こってこないと、私は、産業革命の中の考え方で、工業社会優先のキャッチアップのということであれば、日本のあすはない、こう考...全文を見る
○北川参考人 人を育てるというのは重要なことだと思うのです。例えば環境の問題でも、当然ゼロエミッションということを考えなければいけない。それで、それのサクセスストーリーができれば日本は変わると思います。あるいはノーマライゼーションということで、バリアフリーといいますか、今、国会で...全文を見る
○北川参考人 東京経由で、例えば交通でも情報でも、今そういう一極集中だと思うんですね。  それで、情報革命がもたらしたネットワーク型社会、フラットな社会というものをぜひ実験してみなければ、本当にモザイク国家といいますか、多極分散型の国土形成はできていかないだろう。そういう実験は...全文を見る
○北川参考人 黒船が来て明治維新とか、敗戦があって戦後とかありましたけれども、我々はやはりそういった状況にあると思います。したがって、社会システムの転換を図る、あるいは簡素で効率的な政府をつくるということをしていく場合に、理屈から入る場合、そして形から入る場合、それの総合体という...全文を見る
○北川参考人 おっしゃることはよくわかります。  そこで、私どもは、本当に環境に優しい町づくりというものに挑戦してみたい、そのように考えております。これは長期にわたることでもございますから、私どもは、建設ラッシュに決してならないように、そして段階的に、そして人のみならずあらゆる...全文を見る
○北川参考人 では、私からお答えをさせていただきます。  私どもは、公共事業を投入するとかそういう意識は全くございません。新しい国土形成をどうするか、あるいはこの国の形をどうするか、こういうことで、実は国会で決議をいただいたものですから、我々はそれにふさわしい土地柄である、こう...全文を見る
06月09日第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第13号
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○北川正恭君 おはようございます。  まず、行政改革特別委員会の先生方、お忙しい中御来県をいただきまして、御歓迎を申し上げたいと思いますし、三重県をお選びいただいたことに感謝をいたしたいと思います。ありがとうございました。また、ふだんから分権につきまして格別御熱心に御審議をいた...全文を見る
○北川正恭君 私は、明治維新あるいは戦後の改革と第三の改革というのは、そうだと思うんですね。それで、もう少し大きい点もあるだろうというのは、情報革命が起こっているというか、文明史的転換点だという意識があって、農業革命とか産業革命に匹敵する、そういう時期だろう、このように一つ思って...全文を見る
○北川正恭君 三分の一、三分の二の議論ですね、お国が二とって我々は一いただく、そして配分するときは我々が二使って一というこの議論、原則がある以上は、足らざる一に対して私どもは東京へ行ってお願いする、上京して本省へ行って陳情してということになったときに、僕はこれは全部差別用語だと思...全文を見る
○北川正恭君 県不要論というのは、行政改革というのは要らないところを速やかになくすということですから、これほどの交通あるいは情報の発達によって、県が国のまるっきりの出先機関としての権限行使で市町村と対等、協力の関係にならなければ、速やかになくなるのが正しいであろうという意見もある...全文を見る
○北川正恭君 私どもも、法定受託事務として、地方の事務官制度を廃止した上で地方公務員となるようにという考えで行動してきたところです。残念ながら、その結果はそのようなことにはなってないわけでございますが、私どもとしては、やはり社会保険事務関係は地域住民の生活に密接にかかわることで、...全文を見る
○北川正恭君 ちょっと時間的には、いろいろなクリアすべき問題、課題が多いと思いますから明確には申し上げられませんが、できるだけ早く、ぜひ、みんなの努力でやっていかないといけないという気持ちが強いということを表明させていただきたいと思います。
○北川正恭君 私どもも自己責任というのは一体どういうことか、こういうことで、国に対しても地方分権をしてほしいという要望をしている以上は私どもも主体的に、基礎的自治体はあくまでも市町村、そのように思っています。したがって、市町村と県の対等、協力の関係に、むしろ国と地方よりも素早くや...全文を見る
○北川正恭君 そういった地方自治の形というものを、あるいは広域の形というものを議論していかなきゃいけないと思います。しかし経過措置も要るだろう。だから今、理想とその運営、運用とでは分けなければいけないというような感じがしています。  三重県は現在六十九市町村ございますが、私とし...全文を見る
○北川正恭君 実態論を重視していこうと私は実は思っているんですね。  当然、分権を進めるという立場でございますが、大きな違いは、確かに、おっしゃる分権に逆行するような部分もなきにしもあらずだと思います、しかし、実態として、私は一番大きな問題は情報公開だと思います。したがって、情...全文を見る
○北川正恭君 全くおっしゃるとおりでございます。私は、そういった問題、今濱田先生がおっしゃったようなことの議論はぜひ積み重ねていただきたいと期待をいたしています。  それで、私は、分権はやはり進めていくべきだというふうには思っておりますが、国の権力的関与というものがふえる可能性...全文を見る
○北川正恭君 おっしゃる点、大変大きな法案でございますから、御熱心な審議をぜひお願いをしたいとは思います。ただ、無責任な言い方をして失礼かと思いますけれども、私どもも大課題を解決するときに、すべてをそろえて解決するか、あるいは試行錯誤を覚悟しながらもとにかく一歩踏み出すかというこ...全文を見る