北川正恭
きたがわまさやす
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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11月17日 | 第150回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第3号 議事録を見る | ○北川参考人 どうも皆さんおはようございます。三重県知事の北川正恭でございます。 本日は、この委員会にお招きをいただき、発言の機会を与えていただきまして、まことにありがとうございました。また、三重・畿央地域を首都機能移転の候補地としてこのように国会において御審議をいただきます...全文を見る |
○北川参考人 首都機能移転と公共事業のお話を先ほど少しいたしましたが、発生主義会計で損益計算書だけでなしにさまざまなバランスシートを組んでみますと、今までつくり上げてきた国土で本当に有機的に安い国土構造になっているかといったら、そうではなしに、東京に今集中が集中を呼んで、例えば通...全文を見る | ||
○北川参考人 東京都の不幸は、首都機能移転を公共事業に特化して取り上げたところで、矮小化されているということで、先ほど御指摘いただいたような首都機能移転の本来の意味を歪曲化しているのではないかという思いがいたしております。 それで、余計なことかもわかりませんが、東京で十六兆円...全文を見る | ||
○北川参考人 私も、扇大臣の御発言は、国会の場ではなく他の場でおっしゃられたということはいかがなものか、そのように思っております。 それで、先ほどもおっしゃいましたが、集中が集中を呼んで、例えばIT化をするときに、インテリジェントシティーとしての機能を東京でつくり直すことの方...全文を見る | ||
○北川参考人 いろいろな試算があると思うのですね。私ども、四兆二千億というようなことに出しておりますが、必ずしもそれは、最近の技術の進歩等々で変化するものだと思いますが、私どもは、その可能性に挑戦をしていく余地が非常に高いところだという見方をするわけです。 したがって、先ほど...全文を見る | ||
○北川参考人 三重県でアンケートをとっておるのですが、よく知っている、多少知っているというのは九〇・一%で、総理府の世論調査の七五・五%は上回っています。そして、首都機能移転賛成、どちらかといえば賛成が六九・六%。反対、どちらかといえば反対が一六・一%。こういうことで、総理府の世...全文を見る | ||
○北川参考人 各政党さんも、現状追認型といいますか、体制ができ上がってきていますから、それを破壊するには大変な勇気、情熱が要ると思うのですね。したがって、私は、利害調整型を政治が脱却していただいて、目的達成型の理想を掲げてそれを追求していくということだ、そのように考えて県政運営を...全文を見る | ||
○北川参考人 東京は残ると思いますし、とても重要な都市でございますから、機能は相当部分残ればいいと思うのですね。一九八六年から十年間で投資的経費が十六兆円。実はほとんど従来のパラダイムのままに何も変わらなかったということだと思います。したがって、東京を直すなら何百兆円とかかると思...全文を見る | ||
○北川参考人 長い目で見る場合と短期で見る場合もあると思いますが、まず短期的に見た場合にも、既存のインフラ、例えば大阪、京都あるいは名古屋、そういったことが活用できるというようなことが一つございますが、今世界がボーダーレスになりますと、アイデンティティーをどう出すかというときに、...全文を見る | ||
○北川参考人 江戸から東京へとすごく発展した大きな理由は関東平野があったと思いますが、それぞれ近畿と中京は、山岳地帯に挟まれて、技術的に不可能な点があったと思います。したがって、大きく発展し得なかったと思いますが、今中井先生御指摘の畿央地域は、そのセンターにあります。技術的に、こ...全文を見る | ||
○北川参考人 三重県の場合は、平成八年から十一年度までの四カ年で一億三千百万円ぐらいでございます。 | ||
○北川参考人 一つは、首都機能の移転で候補地から外れた場合、こういうことですね。私ども、まず三候補地力を合わせて、東京との比較考量をぜひしていただきたいということで一致結束いたしております。そして、私どもの地域のそれぞれ優位性はどんどん発表していきますが、最終的にはお決めいただい...全文を見る | ||
○北川参考人 恐縮でございますけれども、前提をすべて立てられて、それに対してのお答えというのは、少しいたしかねる点がございます。 今は、一生懸命皆さんに理解を求めながらやっていこう、そういうことでいっぱいでございます。 | ||
○北川参考人 地域振興対策というよりは、この国の形、あるいは国と県、県と市町村という、そういった形まで含めて御議論をいただきたいと思うわけでございまして、地域振興策、こうなりますと、何か誘致合戦のような雰囲気になることを実は正直恐れております。 したがいまして、自治のあり方と...全文を見る | ||
○北川参考人 三重県の考え方は、情報公開は原則公開、こういうことで、原則非公開じゃなしに原則公開、こういうことでやらせていただきます。 そこで、国との関係、他府県との関係については、個別具体の事象にならないと、原則公開の対象になり得るかどうかということはなかなかお答えしにくい...全文を見る | ||
○北川参考人 ちょっと資料とか個別の内容を、どの程度、どうなっているかということを私も詳細存じ上げませんので、お答えしにくい、できる能力がないわけでございますが、原則、私どもで出せる範囲のものは本当に公開はしていきたい、こう思っております。 したがって、個別のことについてちょ...全文を見る | ||
○北川参考人 私ども、首都機能移転の課題は挑戦するにふさわしい課題だ、そのように思っておりまして、ぜひ、まず地域を限定せずに、東京と比較考量を本当にしていただきたい。そして、この国のありようをぜひ問うていただきたいというふうに思います。 そして、今後、私どもとしては、やはり日...全文を見る | ||
○北川参考人 新しく出られた国会議員の先生方も、かつての決議ということで、それを中心に大議論をしていただくことを切に要望するところでございまして、新しい感覚でその点について御議論をいただくということを本当にお願いしたいな、そのように思います。 以上です。 |