北川正恭

きたがわまさやす



当選回数回

北川正恭の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
11月14日第153回国会 参議院 国会等の移転に関する特別委員会 第2号
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○参考人(北川正恭君) 三重県知事の北川正恭でございます。  首都機能移転の論議も平成二年の国会決議から十年が経過し、いよいよ来年の五月を目途に移転先が絞り込まれるという非常に重要な時期に差しかかっております。この大切な時期にこのような発言の機会を設けていただき、まことにありが...全文を見る
○参考人(北川正恭君) 実は、今の日本の置かれた状況といいますか、私どもも行政改革とか財政改革、いろいろ努力してきていますが、そんなことではとても及びもつかないんではないかという恐怖感が実はありまして、十三億の中国の民が一気に世界の労働市場に出てきている現在を見たときに、日本の大...全文を見る
○参考人(北川正恭君) 形態については、国会の御議論を待つことが多いと思いますが、私どもとしては、国会並びにそれを補完するさまざまな行政形態が一括してお越しいただくという、そういうイメージで考えております。  二番目に、三重・畿央以外の他の地域に決定を国会でしていただいたときに...全文を見る
○参考人(北川正恭君) 用地は、国有林と民有林がございますので、比較的取得はしやすい状況の地域だというふうに考えております。
○参考人(北川正恭君) 一つは、公共事業でという発想というのをできたらやめていただきたいなと思っています。世紀をまたぐ百年、千年の考え方で、この国の形というものが東京にそのままあって、そしてみんな東京でお考えいただいて地方が全部思考停止になって、そしてそれぞれの高コスト社会をつく...全文を見る
○参考人(北川正恭君) そうだと思うんですね。場所なんかは経済的効率だけではなしに総合的な御判断をいただくべきでしょうと思います。したがって、この際、先ほどおっしゃられた経済的な追求だけではない、非経済的な価値というものもどうするかという大哲学論争が最近ずっとされてこなかった、経...全文を見る
○参考人(北川正恭君) 経済的な理由から東京に一極集中されたのではないかと、こういうお話ですが、そこが全く見解が違うところでございまして、政官財が護送船団を組んできて、輸出奨励金をつけて、サプライサイドで政官財が一緒になってやってきたと、こういうことですね。したがって、五十兆円内...全文を見る
○参考人(北川正恭君) 大いにやっていただいて、それは国会でもう一つやっていただいて、やるんですが、小泉総理もかつては首都移転論者なんですね。それで、総理になってどうなったか、ちょっと一遍保坂議員もお尋ねをいただきたいと思いますが、本当に国変わりというのはそういうことじゃないでし...全文を見る
○参考人(北川正恭君) さまざまな形はあると思いますが、ワシントンDCのような選択肢もあるんだろうと、そのようには思います。  水資源の方は大丈夫でございます。先ほどの先生のお話にもありましたが……
○参考人(北川正恭君) 延々というのは、どこまでが延々なのか近々なのかはわかりませんが、水については例えば長良川河口堰の問題もございますが、この水については御心配なくというふうに思っております。  もう一つ、政策を見直すということで移転をとめたらどうかというお話なんですが、もち...全文を見る
○参考人(北川正恭君) 地震とか災害が他の地域と比べてどうかというのは言い切る自信はありませんが、比較的安定しているとは思います。  しかし、それに備えをする体系が果たして東京にできているかといえば、できていないからこそ、我々はそういったことに本当に世界の英知を集めて、防災に強...全文を見る
○参考人(北川正恭君) 一つは、前、有馬先生が会長代行をしていただいたときと内容といいますか、ほとんど変わっていないと思います、まずは。したがって、考え方もあの時点とは変わっていないと思いますが、現実の問題としては、移転審議会で出していただいた、例えば最大値、最終的に完成図としま...全文を見る
○参考人(北川正恭君) ホテル税につきましては、まさに地方分権一括法のすごい威力を発揮されていると思うんですね。したがって、法定外の目的税でいろいろ各地域がお考えいただくということは、それはそれでいいと思います。  そこで、今度は法定外目的税が、税は一律公平、公正で簡素でなけり...全文を見る
12月04日第153回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第6号
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○北川参考人 おはようございます。  本日は、この特別委員会に参考人として御招致をいただきまして、意見を述べる機会を与えていただいてありがとうございます。  また、七月には三重・畿央の現地調査に、お忙しい中を懇切丁寧に御視察をいただきまして、まことにありがとうございました。 ...全文を見る
○北川参考人 私どもは三重・畿央が一番いいというふうには思っておりますが、他の二候補地域とも話し合いはしておりまして、まず、東京と比較考量する場合に、一地点に絞られるべきであろう、したがって、それは国会でお決めいただくことでありますから、決まったことについては従うというふうなこと...全文を見る
○北川参考人 二十世紀型といいますか、明治維新以来中央集権で坂の上の雲を求めて、見事にこの国をつくり上げてきたのはすごい成果があった、そのように思います。そのときには、やはり基本的には物不足時代だと思いますから、供給側の論理が当然強くなるわけですから、供給をするということで、行政...全文を見る
○北川参考人 基本的な考え方というのは、まず前段の項は全く賛成でございまして、本当に、国家目標を掲げて、そして夢、ロマン、そういったことに集中できるときに国は右肩に栄えていくといいますか、そういったことはとても重要なことだと思っています。そのロマンが首都機能移転だというふうに私は...全文を見る
○北川参考人 まず、県民の声を聞いたかということですが、聞かせていただきました。  それで、まず、これは平成十一年の三月のことでございますが、二十以上の男女一万人を対象にして、お答えをいただいたのが四千九十五人でございます。それで、首都機能移転に対する認知度、九〇・一%。首都機...全文を見る
○北川参考人 私ども、国会決議を重く見させていただき、法律事項でございますから、それにのっとって今日まで猛烈に運動をしてきているところでございます。  したがいまして、このことにつきまして、国会で、筋道を立て、適切な議論をしていただき、そしてこの国の形をお決めいただくということ...全文を見る
○北川参考人 最初の項目の政官民が透明度の高いという話と最後の御質問とは、考え方といいますか、少し似通っておりますので、あわせて考え方を申し上げたいと思います。  世の中がリーズナブルにといいますか、理論、理屈で動くことが最も重要なことであると私も考えておりますが、政治の世界は...全文を見る
○北川参考人 私ども、この四府県の知事なんかが寄りまして、これは一世紀、二世紀単位の大きな国家プロジェクトとして考える場合に、ややもすると公共事業的な見られ方をするのは正直嫌だねと、ちょっと基本的な考え方に基づいてさまざまな行動をしてまいりました。そこで、これの経済効果とかいう形...全文を見る
○北川参考人 一つは、水の問題でございますが、時系列的に、新首都を形成していく最初の十年間ぐらいは、規模にもよりますが、私どもの地域は、ある意味で関西の水がめというか、琵琶湖と、我々供給のもとでございますから、そういった点で、まず、近隣の現在あるダムなど、それで賄えると思います。...全文を見る
○北川参考人 個人差があると思います。
○北川参考人 そのことは国会が決められることだと思いますが、私どもは過去の集積がございます。文化の集積とか、あるいはさまざまなコンベンションホールを初めとする集積がございます。  そこで、それのセンターに一応いたしておりますので、私どもとしては、インテリジェントシティーあるいは...全文を見る
○北川参考人 そっくり河村議員にお返しして、国会議員さんの仕事をぜひよろしくお願いをいたしたいと思うのです。  それで、タックスペイヤーの立場に立つとかいう、謙虚にならなければというのは、そういう意味の、国の、政治のあり方、行政のあり方、それを問うときに、このまま今の権力構造の...全文を見る
○北川参考人 総合的に高度な御判断が必要だと思いますので、一つをもってこれというのはちょっと言いにくいかなという感じがいたしますので、総合的に、ソフト、ハードの面も含めまして御判断をいただければと、そのように思います。