北側義一
きたがわよしかず
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月29日 | 第55回国会 衆議院 建設委員会 第3号 議事録を見る | ○北側委員 私は、時間の関係もありますので、住宅関係につきまして四、五点の問題でお伺いしたいと思います。 先ほどからいろいろ住宅の問題で質問がありましたが、少し重複する点があるかもわかりませんが、それはできるだけ省くようにいたします。もし重複するような点がありましたら、ひとつ...全文を見る |
○北側委員 建設省のほうで非常に住宅関係には力を入れておられる。これは先ほどの御答弁でもよくわかるわけなんです。ところがたとえば政府施策の二百七十万戸、これを見てみますと、昭和四十一年に四十万四千戸、また第二年度に四十五万二千戸、合計八十五万六千戸が現在一応この第二年度として計画...全文を見る | ||
○北側委員 よくわかりました。特に、私の見たところでは、改良住宅、これは五カ年計画におきまして九万戸建つようになっております。ところが第一年度で改良住宅が建ったのが幾ら建ったかということになりますと、四千五百戸、本年度の予算が五千戸で九千五百戸、残り八万五百戸というものがあと三カ...全文を見る | ||
○北側委員 いまお聞きしまして、四十三年からはこれは一応計画した、こういうことです。しかし二百七十万戸ということは、やはりこれは計画を立てて民間に四百万戸、公営が、政府施策が二百七十万戸。大体二百七十万でも政府施策は私は現在の状況からすると少ないということが言えるのじゃないかと思...全文を見る | ||
○北側委員 あくまでも計画当初ででも、五カ年計画でもう本年度は二年度目です。もう二割は、すでに一年度は過ぎたわけです。また、住宅事情のたいへんなことはすでに御存じであると思うんです。そういう点から、いろいろな答申案、そういういろいろな問題で考えておられることはよくわかっておるんで...全文を見る | ||
○北側委員 いまのことをもう一度言って……。 | ||
○北側委員 そうです。増加です。だから、その率が一〇〇対四のような比率やったらどうかということです、結局。 | ||
○北側委員 そういうことです。 | ||
○北側委員 私の考えます意見といたしましては、幼稚なことですが、政治の方向というものはあくまでも国民の要望に沿ってやるものだと私は思うのです。そういう面から見た場合には、この増加の本年度の割合というものがあまりにも分譲に、持ち家のほうに力が入って、賃貸には力が入っていない。このこ...全文を見る | ||
○北側委員 次にお尋ねしたいことは、この五カ年計画の策定された件につきまして、少し見通しが甘かったのではないか、このように私は思うのです。というのは、まず先般出ました総理府統計局の国勢調査によりますと、昭和四十年十月一日、そのときの数字を見ますと、昭和三十五年から四十年のこの五カ...全文を見る | ||
○北側委員 先ほど大臣から、大きな変化がある場合には、この五カ年計画というものはある程度は変えてもいたし方ないというような御答弁があったわけです。私は、政治というものはうしろ向きではなく前向きにいってもらいたいのです。そうでなければ国民がやはり不幸です。そういう点を考えて私はいま...全文を見る | ||
○北側委員 時間もありませんので、もう一、二点だけお伺いしたいと思います。 私どもこの用地費につきましては、非常に大都市周辺の、一番住宅が建設されなければならないところが一番高騰しておるわけであります。そういう点から考えまして、どうしても家賃のほうは値段が上がっていくわけです...全文を見る | ||
○北側委員 そのほかいろいろ聞きたいこともありますが、時間もきたようですから、次会に回すことにいたします。まだずいぶんいろいろなことがあるのですが、住宅建設につきましては、やはり一つのいろいろな過密問題、そういう都市周辺の、特に都市再開発を叫びながら都市周辺にはいろいろな家が建っ...全文を見る | ||
05月10日 | 第55回国会 衆議院 建設委員会 第6号 議事録を見る | ○北側委員 岡本委員の質問、また理事長のお答え、いろいろお聞きしまして、ただ一、二点ちょっと心にかかりますことがありますので、これをお伺いしたいと思うのです。 と申しますのは、昨日の参議院の予算委員会におきまして、公明党の黒柳議員が質問したその中に、モロゾフ酒造の問題がいろい...全文を見る |
○北側委員 ただいまの理事長のお話だと、やはり二、三私の判断でお聞きした点も事実あるようなおことばのように聞こえるわけです。 これは政務次官にちょっとお尋ねしたいのですが、昨日の本会議で農林大臣が発言された中に、農林中金のことにつきまして再検討したい、このような御発言があった...全文を見る | ||
○北側委員 もう時間もあれですし、皆さんもお疲れのようですからこれでやめますが、どうかひとつ今後同じような問題が起こらないようにお願い申し上げたいのです。ここでこれだけやらしていただいて、新しく理事長もかわられまして、すっきりした態度で——また二度と同じような間違いがありますと、...全文を見る | ||
06月02日 | 第55回国会 衆議院 建設委員会 第13号 議事録を見る | ○北側委員 上程されております法案につきまして、先に質問された委員のほうからいろいろ質疑がありましたので、重複する点は避けていきたいと思います。 まず一つだけ財源の問題でお聞きしたいのですが、何といいましても、このたびの五ヵ年計画につきましては六兆六千億というような財源が組ま...全文を見る |
○北側委員 次に、これも先ほど質問がありましたが、国道から地方道のほうへ財政需要が移ってきたわけでありますが、第四次の道路整備計画、このときは総額四兆一千億でありましたが、道路目的の財源の充当率が、そのときで国が八五%、地方が四八%、このようになっておるわけです。今回の第五次道路...全文を見る | ||
○北側委員 一般財源をふやすことはよくわかるのですが、はたしてそれだけの財源が出てくるかどうか、これは問題になると思うのです。またこの道路目的財源の充当率、これは昨年と比べてどのようになっているか、ちょっとそれをお尋ねしたいのです。大体の予想でけっこうですから。 | ||
○北側委員 たとえばこれは大阪の例でありますが、現在の大阪には約七十本の幹線道路が走っておるわけです。そのうち地図で未完成の部分をずっと塗ってみたわけです。そうするともうずたずたなんです。私も大阪に帰りまして、いつも交通が非常に混雑して、あの道路が一本通ったならという道路が、何と...全文を見る | ||
○北側委員 大臣の非常に懇切なまた深いお考えによってやっていただいて非常にありがたいと思っております。ずっと見てみますと、新大阪のほうは特にやっておりますが、あれでも初めて行く人は新大阪へ行こうと思ってもちょっと行けないわけです。タクシーに乗りますと、タクシー自身がどう行くのかわ...全文を見る | ||
○北側委員 これからいろいろこの予算額が大きいだけに工事も非常に多くなるわけです。それにつきまして、昨日も四十年度の決算報告につきましていろいろあったわけですが、そういう問題につきまして、やはり監督官庁たる建設省、これは不当行為、そういうものが毎年会計検査院の報告から見ますとある...全文を見る | ||
○北側委員 そこで、いまお聞きしますと、タイロッドの位置が非常に高かった、こういうことなんですが、それは設計どおり、仕様書どおり、そのとおりになっておったのかどうかということですね、第一点は。これがあなたのおことばによりますと、高かったからやり直さした。その前には必ず竣工検査をや...全文を見る | ||
○北側委員 私はそこに問題があると思うのです。たとえばそのあとで側溝をつける業者が工事をやり出した。ところが前の業者は大体設計図どおりやったとあなたはおっしゃっているわけです。そうしますと側溝をつくる、あとになってやることにつきましては、その手直し工事はやはり行なわなければならぬ...全文を見る | ||
○北側委員 そうするとあの工事はもとの業者がそのまま設計図どおりやった、こういうことですか、間違いなく。 | ||
○北側委員 そういうことになりますと、設計図どおりにやったということならば、あとで側溝をつくる業者も別におる。その業者がタイロッドがあって側溝ができない。ということはどちらが悪いかといえば、別にもとの業者も悪くない。設計のミスじゃないか。そういういわゆる設計のミスが、側溝をつくる...全文を見る | ||
○北側委員 そうなりますと、結局設計のミスではない。ところが先ほどお尋ねしたら元請業者は設計どおりやった、どういうことです、これは。設計どおりでない。前あなたに聞いたら、設計どおりやったと答えられたのですよ。今度お聞きしたら設計どおりでない、そういう高低があった、どちらがほんとで...全文を見る | ||
○北側委員 結局設計どおりでなかったということでしょう、結論は。そうでしょう。設計どおりであったら側溝を掘るのにそうタイロッドがじゃまになって側溝を掘れないことはないでしょう。 | ||
○北側委員 なかったのでしょう。設計どおりでなかった時点において次の業者が側溝の工事にかかった。タイロッドがなかったりくいが非常に短かったり、アーク溶接したり、いろいろな問題が出てきたわけですよ。そうしてその工事について、おたくさんのほうの監督員に対して、どうしたらいいでしょうか...全文を見る | ||
○北側委員 それらの点はちょっと私はあいまいだと思うのですよ。どちらの責任かということについて、非常に阪神がこれを圧力をもって押えているような感じにとれるのです。だから次の工事もありますし、いろいろな工事があります。業者にとりましては非常にたいへんな問題です。そういう点、私は、わ...全文を見る | ||
○北側委員 仕様書によりましてちょっと見てみましても、結局あなたのほうの竣工検査をやった場合に、その竣工検査を一ぺん通っておるわけでしょう。その次に側溝を掘り出して、そこにミスがあるとはじめてわかったと私言うのです。それをあなたそうじゃないと言うのです。ミスでしょう。あなたのほう...全文を見る | ||
○北側委員 監督のミスと言われてもしかたがない、こういうことです。であるならば、監督ミスはミスですから、それはそれでやはり何らかの話し合いをして、その手直しの工事の代金については阪神も考慮すべきですよ。 | ||
○北側委員 こっちが言ってから考慮し出した。それまでは何ら手を打たぬで、これは言ってはじめて手を打ち出した。そのようなことで犠牲者も現に出ているわけです。それから特に高速道路につきまして、本年度の予算でもこの五ヵ年計画でやるということになっていますが、特に大阪方面においては、万博...全文を見る | ||
○北側委員 もう一点だけお伺いしたいと思います。交通量がますます激増してきているわけです。それにつきまして、きのうの新聞を見ますと、今度交通安全施設整備、これにつきまして二百四十六億が使われているわけです。これはいままでの既存の道路に対しての金額だと思うのだが、その点どうでしょう...全文を見る | ||
○北側委員 歩道橋も九百九十五カ所、このようになっているわけですが、これは何らかの目安があって、このように九百九十五カ所にやられる、そのように私は思うわけです。それとあわせて、また特に歩道橋が建てられないような道路での事故が非常に多いわけです。特に歩道橋がつくられるような人道もな...全文を見る | ||
○北側委員 もう時間もまいりましたので、これで私の質問は終わらしていただきますが、ひとつただいま言われたとおり、人命尊重の上からも特に交通安全施設の整備については力を入れてやっていただきたい、かようにお願いいたします。 | ||
06月23日 | 第55回国会 衆議院 建設委員会 第17号 議事録を見る | ○北側委員 上程されております土地収用法の一部を改正する法律案につきまして、若干質問をしたいと思います。 まず、今回の改正案につきまして私の見たところで一番矛盾する点は、いままでもたびたび言われておりますが、公共事業の実施にあたりましてそれに伴う開発利益、これは一体だれに帰属...全文を見る |
○北側委員 財産権の不可侵、これが憲法二十九条で明記してあるわけです。しかしその三項に「正当な補償の下に、」公共の福祉のために財産権もあえて侵すこともいたし方ない、このような項目があるわけです。たとえば改正される前のいわゆる土地収用法の場合には裁決時の正当な補償、現在の改正案では...全文を見る | ||
○北側委員 聞くところによりますと、事業認定時から裁決時まで、この期間が平均約三百日と聞いております。この間の地価の値上がりは押えられると思うのです。ところが事業計画して認定時までの間、この期間のこのような値上がりがいわゆる認定時になったから押えられる、そのような考え方に立って全...全文を見る | ||
○北側委員 そこでただいま私が、いまの質問は決して事業認定時以前の計画時にこれをとどめてそうして補償金を決定せよ、こういうことを私は言っているわけじゃないのです。ただ計画決定されてから事業認定まで、その間に、いままでは裁決時までであったのですが、このたびは認定時に早くなった、だか...全文を見る | ||
○北側委員 政府委員のおことばによりますと、そのようにそう大きな地価の値上がりはない、このような見解に立っておられるわけですが、そうしますと事業認定から裁決時ですね、それまでは平均いままでは、これは早くなるでしょうが三百日、この期間に対する地価の上昇というものは当然これはいままで...全文を見る | ||
○北側委員 見方が甘いような感じがするのです。私は。と申しますのは、やはり土地を持っている土地所有者、特に起業地の収用される人たちというのは、大きなばく大な土地を持っている人はいざ知らず、小さな土地をこつこつとお金をためて買ってそうしてたまたま家を建てた、このような場合には、それ...全文を見る | ||
○北側委員 次に、事業認定時におけるところの補償金の決定でありますが、これは不動産鑑定士によるところの鑑定評価ですね、これによってなされると思うのですが、その鑑定をするに際して、その基準がどのような基準でその事業認定時の補償金額を決定するのかということについて、ちょっとお尋ねした...全文を見る | ||
○北側委員 今回までの土地収用でありますと、先ほどお話がありましたとおり裁決時で補償金額が決定される。今回は変わって事業認定時ということになるわけです。その場合に、起業地の開発利益を見込んで補償金の決定がなされるのか、その時点で補償金の決定がなされるのか。これは鑑定士も、ここは起...全文を見る | ||
○北側委員 たとえば起業地におけるところの用地の買収でありますが、買い手となるのはあくまでも政府機関であり、また地方公共団体がおもになってくると思うのです。これはたとえば例をあげますと、もちろん土地の価格はその周辺違うと思うのですが、ある方面では、どう見てもそう変わらないような場...全文を見る | ||
○北側委員 また少し逆に戻るような形になりますが、今日までは裁決時において補償金の決定がなされたわけです。それは一つの理論として、収用されるところの損失補償金は、近傍に同様の代替地を入手できる額でなければならない、このようにいわれているわけですが、補償金をいただいても、収用された...全文を見る | ||
○北側委員 またこの改正案におきましては、「収用する土地又はその土地に関する所有権以外の権利に対する補償金の額は、……事業の認定の告示の時における相当な価格に、権利取得裁決の時までの物価の変動に応ずる修正率を乗じて得た額とする。」このように定めておるわけです。この物価の変動率とい...全文を見る | ||
○北側委員 本会議も二時からあるようですから、できたら次会にあと残りの質問をしたいのです。最後に質問するときはいつもこうなるのですよ。これではいけないと思うのです。できたら保留して次にやらしていただきたい。そうさしていただけますか。 | ||
06月28日 | 第55回国会 衆議院 建設委員会 第18号 議事録を見る | ○北側委員 先般に引き続きまして、同改正案について若干の質問をさせていただきます。 同改正案は、近年の地価の高騰の実情から総合的な地価対策の一環として国民大衆の願いとするところの住宅用地、また道路、河川、鉄道その他の公共事業のための用地取得制度の改善のための措置であろう、この...全文を見る |
○北側委員 私は、同改案、これが国民大衆の要望のあるところの空地や安い土地、このようなものを与える方向にいくならば当然賛成であります。公共事業の推進、またその推進のために安い土地を買う、そのための土地収用法の一部を改正する法律、このように一方でやっておいて、ある一面ではいまお話し...全文を見る | ||
○北側委員 六月二十四日といいますと、きょうは六月二十八日でありますので四日前であります。私がこのことを調査し出しましたのは約半月前からであります。ということは、私の調査の動きを見て、それから手続をとったと思われてもいたし方がない、このように私は思うのであります。また、このために...全文を見る | ||
○北側委員 会計検査院の斎藤第一局長もお見えになっておると思うのですが、ひとつ、現地へ調査に行かれた実情をお聞きしたいと思うのです。 | ||
○北側委員 行かれた課長さん、安部さん、これらの方は大体の坪数、またどのようになっておるかということは目で見てこられたわけです。その上司の局長さんがここへ出席なさるというからには幾ぶんか聞いてこられたのじゃないかと思うわけです。ただ時間がなかったからまだ報告を受けてない、これでは...全文を見る | ||
○北側委員 約一万五千平米、そうしますと約四千坪ですね。そのようにPL教団によって里道、水路が取りつぶされて、そしてさくがされておる。その中にはゴルフ場もあるわけです。これは相当大きなゴルフ場であります。国有財産法の「処分等の制限」というところを見ますと、「行政財産は、これを貸し...全文を見る | ||
○北側委員 国有財産法の十四条の七号にはこのようにあります。国有財産を国以外の者に使用させまたは収益させようとするとき、このときは十四条の一項に「左に掲げる場合においては、当該国有財産を所管する各省各庁の長は、大蔵大臣に協議しなければならない。」このようにあるわけです。それが結局...全文を見る | ||
○北側委員 これは大蔵省に対して毎会計年度会計報告がなされるようになっておる、このように私は思うのですが、その点どうでしょうか。 | ||
○北側委員 毎会計年度そのような国有財産は全部報告をとる、このようにいまお話しになっておられるわけですが、そうしますと、このPL教団がここを整地し開墾し出しましたのは昭和三十二年ごろから大体三十五年。三十六年には練成会館というりっぱな建物が建っております。また三十年当時には青年道...全文を見る | ||
○北側委員 私は教団が話し合いに応ずるのは当然であろうと思います。すでにもう十年近く土地を買収して、そうして里道、水路をつぶして話し合いに応じないようなばかなことは、これは常識で考えたらできないわけです。 それからまた、民有地がある、このように言われますが、私の調べたところに...全文を見る | ||
○北側委員 これは順序が逆になっておるのですね。まずその用途の廃止手続を行なって、それから買収するなら買収して、整地して、ゴルフ場なり何なり建てるのが当然であるわけです。用途廃止の手続も一行なわず、そのままもうすでに一部はゴルフ場、全部敷地内でさくがしてある。これでは完全な不法占...全文を見る | ||
○北側委員 道路を交換した、このようにおっしゃっておるわけですが、その交換するについては、これは当然建設省の行政財産だろうと思うのです。または一度これは大蔵省に戻して、そしてPL教団と交換すべきだと思うのです。そのように法律ではなっておるのですが、その点どうでしょうか。 | ||
○北側委員 三十六年に交換が終わっておりまして、私が一週間ほど前に調べに行ったときにはいまだに国有地になっておる。これではだれが見ても、もう六年になっておるわけですから、国有地であると思うのは当然だろうと思います。またその上には車庫も警備室も全部建っております。また一部はPL教団...全文を見る | ||
○北側委員 この問題につきましても、私はこのように思うのです。と申しますのは、富田林−堺線、あそこはそう交通がひんぱんな場所ではないわけです。ところが、昔の府道というのは幅員が非常に狭くて——狭いといいましても、交差するような幅員は十分あるのですが、今度の分はずいぶんと広い場所を...全文を見る | ||
○北側委員 では、最後に、公明党のほうは、御存じのとおり、住宅難の解消のために公共用地を利用しなさい、このように私たちは言っておるわけでありますが、いま官房長が言われましたとおり、国有財産、この問題につきましては、各所管によってもこれはもうずいぶんばらばらになっておるわけです。そ...全文を見る | ||
○北側委員 ちょっと……。先ほどの登記の面で、三十六年に交換した、このように言っておられますが、法務局にいま問い合わせしていたださましたら、一ぺんもその登記のことではPL教団は来ていないらしいのですよ。これはいかんですよ。 | ||
○北側委員 この問題につきましてはいまこれで終わりましたが、私はもう一ぺん深く調べます。その後においてこの問題についてもこの次の機会に質問させていただきますから、そのようにさせていただきます。 | ||
07月12日 | 第55回国会 衆議院 建設委員会 第22号 議事録を見る | ○北側委員 ただいま上程されております近畿圏の保全区域の整備に関する法律案につきまして、若干の質問をいたしたいと思います。 私は、このたび上程されております保全区域の整備、これに関する問題につきまして、このたびの七月八日、九日に降りましたところの四十二年七月豪雨、これにこの法...全文を見る |
○北側委員 他の区域は私は新聞で見る程度でわからなかったのですが、特に神戸市のほうは二日間にわたって見てまいったわけです。いま局長が答弁せられたとおり、非常に特殊な区域ということが、このたびの被害の大きいところはそのように言えるのじゃないか、そのように思う次第なんです。と申します...全文を見る | ||
○北側委員 その点につきまして、もう一問だけお聞きしたいのですが、こういう危険個所が全国で何カ所くらいあるのかということです。また、問題は、三十六年に行なわれた宅地造成の規制法ですが、やはりこれ以前に宅地造成の行なわれた部分が、私の調べたところによりますと、非常に危険度が多いわけ...全文を見る | ||
○北側委員 地すべり等の防止法、このようなものもありますが、実際の問題としては、このたびの豪雨にいたしましても、これはむしろ天災より人災であるというようなことがいろいろ新聞にも書かれております。私も、見た目で、そのように感じるわけなんです。と申しますのは、もう一度あれと同じような...全文を見る | ||
○北側委員 交換の手続が完了されていない原因というのはどこにあるのですか。 | ||
○北側委員 少しこれも私はおかしいと思うのです。と申しますのは、財政法の第九条には「国の財産は、法律に基く場合を除く外、これを交換しその他支払手段として使用し、又は適正な対価なくしてこれを譲渡し若しくは貸し付けてはならない。」と、このように、国の財産の処分及び管理について、あるわ...全文を見る | ||
○北側委員 たとえば自分の財産にしましても、相手のものが担保物件に入っておるものをこちらと交換して先に工事やらすばかはないと思うのです。担保物件を抜いてからやるというなら話はわかります。またこのいわゆる国有地は、私の調べたところでは非常に分布が広くなっております。あの府道の付近だ...全文を見る | ||
○北側委員 そうしますと、建設省のほうはこのたびの事件につきましては私のほうから質問があって初めてわかったということですね。そうしますと、この問題につきましては、管理しております大阪府、これに全責任がある、そのように言われるわけですか。 | ||
○北側委員 府道だけじゃないのですよ。府道にかかっておるというのは国有地の半分以上ですよ。府道にかかった何番地と番地で一ぺん法務局に行って全部照らしました。 | ||
○北側委員 その残る部分は現在どうなっております。 | ||
○北側委員 そうすると、いわゆる交換された場所ですね、これは全部現在府道で残っているか、またPL教団が府道にしたかどちらかですか。それ以外に残っておりませんか。 | ||
○北側委員 先ほど官房長の答弁によりますと、法務省の富田林出張所にあるところの地番と地籍、これは間違いである、このようになるわけです。私は向こうの地図をそのまま写してきた。そうすると、この新堂、新家、その横にもこうやってあるわけです。これは現在府道です。この前交換した府道はこうつ...全文を見る | ||
○北側委員 この前私が質問したときに、あの敷地の中の里道、水路はつぶされて、そして手続がいまだ行なわれず、ゴルフ場として営業を開始しておる、また建物が建っておると思います、今回もまた同じです。今回もやはり、交換したといいながら道路の整備をするにつけましてPLが大阪府知事に対して道...全文を見る | ||
○北側委員 ではもう一ぺん調査して、もしこれが府道敷になってない、全部土地謄本をとったのだから現に国有地があったらどうします。あなたは責任をとりますか。 | ||
○北側委員 この問題はこうなっております。富田林出張所における地番、これによりますとどうなっておるかというと、二千十四番の三、この辺は車庫と警備室が建っておる。府の土地台帳によりますと、二千六十一の一、二千六十一の二、これはPLの敷地になっておるが、こっちは敷地外になっておる。同...全文を見る | ||
○北側委員 この法務省の富田林出張所の地図は、明治時代にできた地図です。大阪府が土地を買う前にできた地図ですよ。この問題について、法務省の人はどういう見解でございますか。 | ||
○北側委員 いずれにいたしましても、この前の分につきましても、これは手続が逆になっておる、このようにあなたは答弁されたわけです。今度の分も、手続がおくれておるといいましても、これは六年間。しかも担保に入っているものを事実上交換されておった。しかも六年間、いまだに国有地としてそのま...全文を見る | ||
○北側委員 この問題につきましては、時間の関係もありますので、これでやめますが、やはりこういう国有地はこういう問題がありますと、どうしても国民の目はそれに移っていくわけです。これからこのようなものにつきましては、もっとがっちりやってもらいたいですね。これはもちろん大阪府の責任かも...全文を見る | ||
○北側委員 わかりました。 私は真剣なんです。ですから、このことをお願いしておきます。 | ||
○北側委員 では次に、時間もありませんので、簡単でありますが、保全区域の整備、このことについて質問申し上げたいと思います。 この問題につきましては先ほど最初に申し上げましたとおり、この保全区域の整備は非常に早急を要すると思うのです。ところが予算額を見ますと非常に少ない。このよ...全文を見る | ||
○北側委員 近畿圏整備本部の業務について、最終目標年月日はきまっておるわけです。これに向かってこれからますますこの事業は複雑化されていくのではないか。そういう点から考えまして、現在の人員ではたしてやっていけるのかどうか。このような危険性を私は感じるわけなんです。非常に大きな膨大な...全文を見る | ||
○北側委員 この問題につきまして関係外なのかわかりませんが、近畿地方行政連絡会議、この各地方都市が行政連絡会議を行なっておる、このように私は思うわけなんです。聞くところによると、連絡会議のほうは、法が実施されてからまだ一ぺんも自治省からの通達がなくて、そういう話し合いがなされてい...全文を見る | ||
○北側委員 わかりました。 この問題につきまして、広域都市圏ですね。その開発方向、これは既成市街地を中心とした核を取り巻くところの二重、三重の環状道路というのですか、そのような整備もこれは行なわれなければならないものと私は思うのです。そういう問題の両方からの開発方式、この点は...全文を見る | ||
○北側委員 現在の法の適用、これを見ますと、たとえば保全の目的となるものは文化財、緑地、観光資源、このようにされておるわけです。これは古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法、これとの関連はどうですかね。 | ||
○北側委員 そうしますと、古都保存法に適用されていないところの大阪市の難波宮のあと、その他都市開発区域におけるところの地方の歴史的な景観の保存、こういうものはどうなんですか、たとえば姫路城、大阪城、この場合はどうなるのですか。 | ||
○北側委員 近郊緑地保全区域及び特別保存区域の指定について、その内部の行為制限があるわけですね。その指定にあたって、これはもうよほど検討しなければならない、そういう地域も出てくるのではないか、このように思うわけなんです。大体現在想定されるような保全区域の中にどういう問題が——この...全文を見る | ||
○北側委員 保全区域、ここには観光道路の整備というようなものが古都保存法、これに関連して非常に必要だと思うのです。この場合広域行政によったところの府県の区分、このようなものが道路開発について、府県がやはり同じような広域行政の立場からやっていかなければ一貫したものが将来できてこない...全文を見る | ||
○北側委員 これは聞いた話なんですが、近畿圏の水需要の最も多い中央部、この辺は年間を通じて非常に降雨量が少ない。河川を見ましても、将来の利用水量が現在のままではいかない。これはどうしても琵琶湖の総合開発計画の問題がからんでくるのじゃないか、このようなことを聞いているのですが、その...全文を見る | ||
○北側委員 時間もまいりましたので私の質問はこれで終わらしていただきますが、ひとつこの問題につきましては近畿圏の発展のためにしっかりした施政を行なっていただきたい、このように思います。 それではこれで終わらしていただきます。 | ||
08月10日 | 第56回国会 衆議院 本会議 第11号 議事録を見る | ○北側義一君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となりました八日間の会期延長の件に対し、反対の立場から討論を行なうものであります。(拍手) 第五十六回臨時国会は、去る七月二十七日召集され、八月十日、本日をもって終了することとなっておりましたが、ただいま上程されました...全文を見る |