北側義一

きたがわよしかず



当選回数回

北側義一の1968年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月08日第58回国会 衆議院 建設委員会 第4号
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○北側委員 大臣が予算委員会のほうに行かれますので、その問題だけ先に大臣にお尋ねしたいと思います。これは先ほども少し聞いておられましたので重複する点があるかもしれませんが、その点は御容赦願いたいと思います。  最近の都市におけるところの産業の集中、これに伴う人口の集中、これによ...全文を見る
○北側委員 そのお気持ちはよくわかるのでありますが、何といいましても、都市へ寄ってきて、あらゆる階層が住宅に困っておることは事実であろうと思います。しかも、何といいましても、都市へ寄ってくる労働人口は非常に若いわけです。その若い人たちはやはりどうしても所得が少ない、このようになっ...全文を見る
○北側委員 着工の運びと申しましても、実際上は、七万五千戸を二で割りますと、相当大きな数になるわけです。三万七千五百戸ですか、こういうことは不可能です。私は、そういうことよりも、むしろ五十二万戸というもの、政府が国民に示したところの公営住宅としての数、少なくともそれだけは建ててい...全文を見る
○北側委員 まあ答弁としてはそのような答弁しかいただけないとは思っておりましたが……。  次に、ことしの一般会計の全予算額が五兆八千百八十五億九千八百万ですが、そのうちの住宅予算額が七百億八千百万円、これも一般会計です。このように見ますと、一般会計の住宅対策の予算というのは、こ...全文を見る
○北側委員 大臣は、政府としてはこの予算額を全力をあげてやられた、このようにおっしゃられた。これは見解の相違でありまして、やはり五十三万戸のいわゆる公的住宅すら削られて、五十万の大台を割っておる、これが実態です。そうしてここで考えなければいけないことは——なぜこのように私が申し上...全文を見る
○北側委員 たとえ一部でもそのような——大阪といえば東京の次に位するいわゆる大都会です。そこでそのような現象があらわれたということにつきましては、やはりこれは大きな一つの関心を持っていただかなければならぬと私は思うのです。大阪あたりがそのようになってきたのは、やはり東京もそのよう...全文を見る
○北側委員 私がお話し申し上げたのとちょっとお答えが食い違うようなんですが、私の申し上げたのは、やはり国民の要望の率に従って、当然、分譲も、マイホームもほしい、そういう人もあるでしょう。それは当然だと思うのです。その率というものは応募率に合うような率にしていただきたいというのです...全文を見る
○北側委員 大臣、もうけっこうでございます。御苦労さまでした。——大臣もお行きになりましたので、あともし建設省側でお答えになる点がありましたら、どうぞ政務次官のほうからよろしくお願いいたします。  ただいま申し上げましたとおり、大阪あたりでそのような公団住宅が非常に不人気で、無...全文を見る
○北側委員 そこで大事なことは、やはりそういう公的資金で建設される公団住宅、これは用地費、建設費、これらが家賃にすぐ響いてまいるわけですから、家賃の急騰を防ぐ面からしても、用地買収については神経質になってやっていくべきである、このように私は思うわけです。そういう点につきまして、私...全文を見る
○北側委員 そうしますと、現在平城ニュータウンの中で水源調査をやっておられる。こうなりますと、当然四十六年以降でなければ上水の水は引くことはできない、このようにおっしゃっておられるわけであります。そうしますと、初めからのこの平城ニュータウンの基本計画、これは当然変わってくると思う...全文を見る
○北側委員 そういたしますと、初めの計画どおり平城ニュータウンについてはやっていかれる。たとえば、平城ニュータウンの概要という資料によりますと、人口計画七万、一万七千戸の計画である、このように私は聞いております。そうして開発年次計画が四十一年から四十八年、このようになっておる。こ...全文を見る
○北側委員 この建設基本計画によりますと、いわゆる上水道の開始が四十五年の六月、こうなっております。この点どうでしょうか。
○北側委員 副総裁が言われた答弁と変わってきたわけですね。副総裁は、おくれない、当初計画のままいく。あなたの答弁では、どうしても一年か二年くらいおくれるのじゃなかろうか、このような答弁なんです。その点はっきりしてもらわないと困るわけです。
○北側委員 そうしますと、そのおくれというものは、そういう団地建設についての日本住宅公団側の要望に対して、なかなかこれに応じられないという回答が奈良市からあった。その回答からでも、すでに一年になっておるわけです。そういう点で、その計画の変更はやはりやらなければならない、このような...全文を見る
○北側委員 その点はよくわかったのですが、奈良市の水の問題というのは、ただいまも言われましたとおり、非常に深刻な問題となってきているわけです。と申しますのは、あやめ池、学園前、あの辺は最近非常に開発されておるわけであります。ところが、あの辺におきまして住宅を建設する場合に規制を受...全文を見る
○北側委員 そういたしますと、四十六年までにはそのようにしておそらく水が出るんじゃなかろうかと思うわけです。ところが、四十六年になりますと上水道の水はどこから引くようになるのですか。
○北側委員 私の聞いたところによりますと、現在奈良市の上水道は木津川から四万二千トン取っておるわけです。これでは足りないわけです。昭和四十五年に完成を目ざしております須川ダム、これが七万四千トン、この須川ダムができますと、木津川の四万二千トンというものは、現在のあれではもう取れな...全文を見る
○北側委員 多少残念というより、それは入る側にとっては、また私らの目から見れば、やはり調査も不十分ですし、それだけ三十四億の金を使うのにあまりにも軽はずみ、このように私は思うわけです。時間がないから、まだいろいろ一ぱいあるのですが、もう二、三だけやらしてもらいますから、この分だけ...全文を見る
○北側委員 近傍類地の価格によると言われますが、富国と京阪の土地はこうなっております。このグリーンが富国です。これが相互、いわゆる京阪ですね。契約代理人が全くひっついておるわけです。それできっちり二百円の差があるわけです。どれを見ましても、どの登記年月日を見てもそうなっておるわけ...全文を見る
○北側委員 私がもう一点不審に思うことは、近鉄の価格というものは四千三百円一本できめられたのですか、その点どうでしょうか。
○北側委員 たとえば、去年の八月まで四千三百円で近鉄で買っておられたことは、林総裁がタッチなさっておる。その後、四十二年十二月十二日、四十三年一月二十四日、二月二十二日、各契約年月日ですけれども、四千三百円、これは初めからそうなっておったわけですか。
○北側委員 もう一点だけお願いいたします。この買収に当たりました契約代理人の富国開発でありますが、いただきました資料によりますと、この富国開発は、現在、本店が東京都千代田区内神田旭町十一、支店が枚方市朝日丘二ノ二十一番地、このようにこれは現在あるのでしょうか。
○北側委員 富国開発の資本金を見ますと、二百万円、このようになっております。二百万円の富国開発が、そのような膨大な土地をまとめるいわゆる契約代理人になるというところに私は不審を持つわけなんです。この件につきましては、地元でもいろんなうわさが流れております。この点、資本金二百万円で...全文を見る
○北側委員 要するに、私のいろいろお尋ねいたしましたことは、あくまでもこのような住宅問題は、先ほど来申しておりますように、非常に大事な問題であります。そこでちょっとしたミス、これはやはり大きく影響するわけです。奈良市の人で平城ニュータウンを知らぬ人はないですよ。そういう点で慎重に...全文を見る
03月12日第58回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○北側分科員 さきに総理府から総理府長官通達で、綱紀粛正通達が出されたわけでございますが、その後におきましても、防衛庁の犠牲者一人まで出した機密漏洩事件、また高級公務員のウィークデーゴルフ問題、このようにまことに悲しむべき公務員のモラルが日々の新聞に載っておるわけであります。さら...全文を見る
○北側分科員 いまあなたの言われたことは、ある一面では真実が言われておるように私も思うのでありますが、たとえば十月の三日ですね。広島の県知事である永野さんがお見えになったときのことがやはり新聞に載っておりますが、そのときはそのようなことが言われておるわけです。ところが、実質この三...全文を見る
○北側分科員 県のほうで日にち別に支出科目が記載されております。ですからこれは調べたわけです。いま言われたとおり、なるほど災害の本部になったかもわかりません。ところが、災害の本部になって使われた金と食糧費で、いわゆる会食費に使われた金、それから総務費から本部になった会場費として使...全文を見る
○北側分科員 あの七月豪雨で、御存じのとおり呉市では相当死んでおります。ましてや、その三日間のうち、査定官の人も、疲れたというような点もあるでしょう、見てみましたら八時ごろ帰っておられます。しかしそのあとは、私らの常識としてはちょっと判断できないわけです。それだけの金額が使われて...全文を見る
○北側分科員 では、あまり志村さんも御存じないようですから、新聞にあることを読んでみましょう。調査班が編成されて三原市へ調査に行って、その後においてその調査報告がなされたわけです。その調査報告がなされた内容をここに書いてあるわけです。読んでみます。「調査班の調べでは七月十日から十...全文を見る
○北側分科員 私は何もやかましく言いたくないのですが、これ一件だったら、私実はきょうやっておりません。ところが、今度は大阪でまた同じことが起こっておるのです。新聞見てごらんなさい、志村さん。大阪で起こっている。大阪府議会で取り上げておる。「接待行政 許さぬ 大阪府会鋭く追及」こう...全文を見る
○北側分科員 私は小さいことについてとやかく言うのじゃないのです。私の思うのは、そういう七月豪雨で死者まで出した中で、これだけの新聞にたくさん取り上げられて、そういうことから国民が政治に対してどのような心情を持つかということです。一ぺん見てください。ずっと連日載っているんですよ。...全文を見る
○北側分科員 どうでしょう。通達も出されたあとですから、これをひとつ人事院のほうで、これに対する罰則規定とかそういうものはないのですか。これから先つくるような御意思はないのですか。
○北側分科員 私の質問はこれで終わります。どうもありがとうございました。
03月15日第58回国会 衆議院 建設委員会 第6号
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○北側委員 道路整備特別措置法の改正法律案に関連いたしまして、道路問題について四、五点お伺いしたいと思います。  幹線自動車道の計画によりますと、昭和五十年度までに約四千キロ、昭和六十年度までに三十二路線、約七千六百キロ、このようになっております。この建設費でありますが、考えて...全文を見る
○北側委員 政府では、来年度から着工する幹線自動車道の建設費を安く押えるために、近く高速道路の建設指導基準をまとめ、日本道路公団や、また地方建設局及び各都道府県、これらに通達をする、このように新聞に書いてあるわけですが、その内容はどういうようになっておりますか。
○北側委員 お話はもっともなのでございますが、新聞によりますと、この内容が三点ここに書かれておるわけです。  まずその第一点といたしまして、高盛り土工法をなるべく低盛り土に改める、第二点といたしまして、高速道路と一般道路との交差施設の建設について国の過大な費用負担をなくす、第三...全文を見る
○北側委員 ここで考えなければいけないことは、このたびの法案を見ますと、日本道路公団がやっておるところのいままでの有料道路というものは、幹線道路を主体としたものになってまいったわけですね。そうして、都道府県では一般の有料道路をやってもらおう、そのために利子は補給しよう、こういうよ...全文を見る
○北側委員 私が心配いたしますことは、結局、先ほども申し上げましたとおり、このようなことでどうしたって交差するところが出てくるわけです。その費用として地方の各公共団体に大きな費用が負担される、このようになりますと、今回の法律案に出ておる利子補給を受けても、これは何にもならないとい...全文を見る
○北側委員 私も全く同感なんです。結局、これから新設する道路につきましては、少なくともバスストップをつくる、バスがストップするようなそういう地帯をつくる、でなければ、これから車両はますますふえていく一方ですから、それが一番望ましいじゃないか、このように私も考えているわけです。 ...全文を見る
○北側委員 ただいま言われた、なるほどそのほかにもいろいろ交通安全対策でやらなければいけない事業があるわけです。その中でも、最近話題になっておりますのは、いまお話の出されました自転車の交通事故、これが非常に多いわけです。聞くところによりますと、年間約二千人の死者を出したのが自転車...全文を見る
○北側委員 委員長のほうから、時間を早くやっていただきたいということでありますので、簡単にやってまいりたいと思います。  次に、大臣にお尋ねいたしたいのですが、きょう十五日は第二回の万博デーで、現地では立柱祭が行なわれておるわけであります。このアジアにおきましては最初の平和の祭...全文を見る
○北側委員 大臣のかたい御決意をお聞きしまして、非常に安堵いたしたわけでありますが、私の非常に心配いたしますことは、いよいよ七月から、外国の展示館、これらの建設も始まるわけです。あの周辺を見ますと、この資材の搬入道路、これらが実際の問題としてはまだ解決されておらない、これが実態で...全文を見る
○北側委員 私の調べたところによりますと、日本通運では、会場へ貨物輸送量が約二百二十万トン、これは砂利砕石を除いておるわけですが、また万博協会では、六トン車で換算して約五十万台、このように見ておるわけです。そうしますと、このいわゆる資材搬入道路、また、お客の輸送道路の工事、これを...全文を見る
○北側委員 そこで、いま当局もあまり詳しくはつかんでおられないようでありますが、そこらが私は姿勢として非常に問題じゃないかと思うのです。やはりいま、大臣も言われましたとおり、非常に大事な事業でございますので……。
○北側委員 あるんだったらけっこうでございますが、ここで私、先ほど申し上げましたとおり、お願いしたいことは、そのような搬入道路、またこれから道路工事はもうピッチをあげて行なわれます。それについていろんな住民に対する迷惑、こういうものはできるだけ避けてやるような考慮、これがぜひとも...全文を見る
○北側委員 補助率のほうは現在どうなっておるのですか。
○北側委員 そういう点、私お願いしたいのは、やはり二分の一ですと、新設の舗装に入らないわけですね。新設の舗装になりますと三分の二、こうなっておるわけです。やはりそれだけのものを与えなければ完全な舗装はできないのじゃないかと思いますので、どうしてもあのような醜い道路ができるのじゃな...全文を見る
○北側委員 お話承りましたが、問題は、この路線が決定したのは昭和四十一年の八月、このように私は聞いておるわけです。そこで、この路線が決定されるまでに計画決定があったわけですね。そして、その段階でも、いわゆる地元住民また学校関係者、これらから非常に反対があった。また、この路線の選定...全文を見る
○北側委員 もう時間が参りましたので、これで終わりますが、私の問題とするところは、なるほど、いま公団側のお話を聞いておりますと、無理からぬところもあると思いますが、この問題はもっと昔にさかのぼって、やはりそういう問題が起きたときにもつと早くなぜ措置をしなかったかということですね。...全文を見る
04月12日第58回国会 衆議院 建設委員会 第15号
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○北側委員 今回の法案につきまして、いままで同僚の各委員が問題点についていろいろとお聞きになったわけでありますが、やはり同法案につきまして一番問題になるのは、市街化区域及び市街化調整区域、このように分けまして、どうしても市街化区域のほうは公共投資が行なわれ、地価が当然に上がってく...全文を見る
○北側委員 今回の都市計画は地方計画とどうしても適合しなければならないわけですね。そういう点で、この十年という一つの期間が、地方計画との適合の上で年数としていいか悪いかということですね。おたくさんのほうでは、いいから出されたのでしょうが、地方計画が非常に変更している場合も私はよく...全文を見る
○北側委員 たとえば市街化区域がきまりますね。そこへ住宅はずっと建っていく。そこで考えなければいけないことは、人口の配分というのですか、人口配分計画というのですか、これはいまのところはきちんとしたものがないわけですね。そうすると、ある市ではなるほどそういう区域をつくって非常に人口...全文を見る
○北側委員 これに関連してでありますが、奈良市で平城ニュータウンが建設されておるわけです。この問題で、先般は林総裁がおられませんでしたし、建設大臣もおられなかったわけですが、ここで日本住宅公団が、奈良市を中心として一市二町、こうなるのですが、これは日本住宅公団でも有数な——第二番...全文を見る
○北側委員 いまの実態ですと、まだ大幅におくれてくると思うのです。そうしますと、結局それの用地を買収した買収費に対して、どうしてもやはり金利というものがかかってまいります。その分が、先ほど申しましたとおり、家賃にかかっていく、そのように私は思うわけなんです。そこで、できるだけその...全文を見る
○北側委員 先般ちょっとお聞きしたところでは、先ほど言いましたとおり、大体一年半から二年くらいおくれる、こういう計画だったのです。現在地下水を研究されて、試掘ですか、されておられる、このように聞いておるのですが、これは聞いてみると、あの辺は非常に金けの水が多いということです。それ...全文を見る
○北側委員 大体わかったのですが、いままでの公団の用地を買収した実例から申しますと、二年度には非常に地価が上がってくる、これはもう当然のことなんです。そういう点で私はこの問題を非常に心配するわけなんです。たとえば、平城ニュータウンの場合を例にとりますと、大体こうなっております。私...全文を見る
○北側委員 この用地買収にあたりまして、富国開発の件、また京阪電鉄、当然契約代理人ということで出ておるわけですが、そういう点から、土地台帳には全然名前が出てこない、このような状況ですね。
○北側委員 聞くところによりますと、京阪の分は、相互土地株式会社から買収された分、このように聞いておるわけです。そこで思いますことは、富国開発が契約代理人になっておりますが、富国開発の内容にしましても、相互土地株式会社の内容にしましても、これは何ら変わらないものだ。それがなぜ契約...全文を見る
○北側委員 富国開発はけっこうです。相互土地だけでけっこうです。
○北側委員 そこで問題になります。たとえば京阪電鉄が契約代理人になったその土地は、かなりの坪数があるわけです。やはりそれは相互土地から入っているわけですね。そうしますと、相互土地の内容というものは、いまあなたは京阪電鉄の子会社である、このようにおっしゃっているわけですが、この会社...全文を見る
○北側委員 代表取締役だけではなくして、どういう人がおられるか、このようにお聞きしているわけです。取締役のメンバーをずっと——そのメンバーを見たら、京阪の子会社かどうかわかるでしょう。それを私はお聞きしているわけです。
○北側委員 私の調べたところで申し上げましよう。  相互土地の内容、これにつきましては、営業所が奈良市鍋屋町二番地、このようになっております。取締役の内容につきましては、いまあなたが言われたとおり、石田平市郎という方が代表取締役です。この石田平市郎という方は、大洋土地という会社...全文を見る
○北側委員 あなたの言われるその点はわかるのですが、しかし、契約代理人にこの人をしてくれ、それだけで公団がぱっと土地を買う、その前の事実上農民から土地を買った会社はどういう内容であるか、それは全然調べてない、わからない、これではちょっと無責任だと私は思うのです。やはり何億という金...全文を見る
○北側委員 結局、その会社の設立年月日とその役員がやめる年月日があまりにもぴしゃっと一致し過ぎるので、それでお聞きしたわけです。  また地価の鑑定をやった大和銀行なんかは、これは近鉄と大和銀行との合資で西大和土地KKという会社をつくっているのですよ。そうしてそれを鑑定さすのでは...全文を見る
○北側委員 そうしますと、これはあとで非常に地積が変更されておるわけです。土地会社が買ってからその地積が大きく変更されておるわけですが、その点御存じですか。
○北側委員 いや違う。土地台帳による地積が公団に入る前に大幅に変更されておるわけです。
○北側委員 そうです。知っているか、知っていないか。
○北側委員 その点を一ぺんずっと私読み上げますから、聞いておいてください。  奈良市の歌姫町です。地番千百十五番、ここが旧地積は七畝十四歩、これは二百二十四坪になります。これは吉崎清平さんという人が持っておりました。これは売買されて、相互が買ったのは昭和四十年二月八日。そして地...全文を見る
○北側委員 これはところによってはそうなるのは、あなたの言われるとおりでしょう。ところが、ほとんどそうなんです。私は地積番号は全部知っております。ここまでやるために三カ月かかったのです。これは奈良のほうでどうしてもやってくれという強い要求があって、地元の人が全部調べているのです。...全文を見る
○北側委員 そうしますと、たとえば錯誤、不錯誤という名目で直してあるわけですか。あまりにも幅が大き過ぎるということです。その点を非常に心配するわけです。たとえば、読み上げませんが、千四百九坪のものが九千九十坪になっている。これはこれだけでしたら私も何も言わないのです。そういうこと...全文を見る
○北側委員 実測なさったのですか。
○北側委員 いま一つ不審なところがあるのですが、法務局の登記官は係長ですから、好きなようにできるわけです。疑ったら切りがないのです。ところが、この相互土地の代表取締役をやっておる石田さん、用地課長、また総務課長、ここらの人がやはり不正事件を起こしているわけです。どういう不正事件を...全文を見る
○北側委員 そこで、先ほど言われました測量をなさった。昭和四十二年三月から六月までに八つの測量会社がこの土地を測量しております。しかし、これは地積の測量はしていない。この八つの測量会社に全部聞いてみました。計画測量だけです。地積の測量はやっておりません。その点どうなんですか。
○北側委員 では、あなたが先ほど言われた答弁といまの答弁とは違うのですよ。八つの測量会社が計画測量だけして、地積は測量していないとはっきり言っております。あなたの言う答弁と違うじゃないですか。そんなでたらめ言っちゃいけないですよ。これは林総裁が言われたのが正しいのでしょう。
○北側委員 いま測量をやっていないのですよ。
○北側委員 だから、測量をされたのは、計画測量なんですね。昭和四十二年の三月から大体六月ころまでで測量会社が八つ入ってやっております。これは山の高さとか、そういういろんなものを測量なさるためになさったわけです。また建設省のほうも、水路、道路、これをとるために来られた、そのように聞...全文を見る
○北側委員 最後に、先ほどの平城団地の買収の方法で、四千三百円、三千九百円、三千七百円、こういうう値段を固定されて買収されたわけですが、今後もこういう買収のやり方をやるのですか。これはちょっとまずいですよ。
○北側委員 私が心配するのは、たとえば近鉄の場合、四十年三月から買収が始まって、昭和四十三年二月二十三日に買収されていますが、この間約四年間あるわけですね。そうしますと、四年たつとやはり地価というのはうんと変わってまいります。だから、四千三百円と固定した買い方、そういう買い方はい...全文を見る
12月18日第60回国会 衆議院 建設委員会 第1号
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○北側委員 まず最初に、坪川さんが建設大臣に就任され、また、同じ委員会の理事であった渡辺さんが政務次官に就任されましたことをお祝い申し上げます。  さて、ただいま建設行政の方針が大臣から明らかにされたわけでありますが、その中でも特に感じますことは、住宅建設五カ年計画、その他道路...全文を見る
○北側委員 これは大臣にも一応知っていただきたいと思いますので、一応、私のほうの調べたところによると実態がどのようになっておるかということをお話し申し上げたほうがいいんじゃないかと思います。  これは昨年六月の委員会に私ここで一ぺん取り上げたことがあるのです。そこでは、ある宗教...全文を見る
○北側委員 官房長の言われることはもっともだと思うのです。この法制化について、これはその所在が全国にわたっておりますので、全部調査するのはたいへんなことだと思うのです。そこで、先ほど申しましたとおり、廃川敷、廃道路敷、これからそうなるところですね、そういうところはやはり都市周辺に...全文を見る
○北側委員 いままでと同じようなことをやっておるのだったら、これは何にもならないわけです。私もここで質問する必要がないわけです。一歩でもこの問題を前進させるために、先ほど申しましたとおり、そういう都市周辺部、そういうところだけでも早くその実態を掌握しなければならない、こう思うわけ...全文を見る
○北側委員 あなたではお答えできないかわかりませんが、この問題については早急にやらねば私はいけないと思うのです。そうしなければ、これからそういう事件はふえてくる一方でありますので、国民の財産ですから、それをちゃんと管理していくのは当然われわれの役目なんですから、その点やってもらい...全文を見る
○北側委員 ひとつよろしくお願いしたいものです。  それから次に、題名を変えるわけでありますが、先ほどの建設行政の中で、住宅建設五カ年計画、この問題なんですが、実際の問題として地価が非常に上がっておりますので、政府のいわゆる持ち家政策、これも現在サラリーマン等ではマイホームの実...全文を見る
○北側委員 これは大阪であった事件でありますが、どうしても公共事業の単価が安いので、建設された住宅が、わずか一年余りで地盤が沈下してそうして非常に傾いた、戸もまともに締まらない、こういう実例が大阪で出ております。この問題も大阪府議会で問題となって、新聞にも報道されたわけです。そう...全文を見る
○北側委員 まことに申しわけないのですが、この融資率九五%は絶対に下らないですか。その点どうでしょうか。
○北側委員 私は心配しますが、先ほど言いましたとおり、むしろ私は一〇〇%にしてもいいんじゃないか、こう思うのですよ。これは相手の借金になるのですから、何も国がそれを出すわけじゃない。ただ問題は、低利ということ、それが問題であって、結局これだけではないのです。というのは、やはりこれ...全文を見る
○北側委員 これは最後になるわけですが、そういう分が結局またこれは家賃の補助として事業主体の肩にかかってくる、また、これは移転するについても、移転料がやっぱり事業主体にかかっております。こういう問題で先ほど申しましたとおり非常に建設意欲の減退になる、このように私は考えておるわけで...全文を見る
○北側委員 もうこれでやめさせていただきます。  また新しく法案が通常国会におそらく出てくると思います。そのときに細部にわたってのことはまたお聞かせ願いたい、このように思うわけですが、まず予算措置ついて時期が来ておりますので、そういう点をひとつどうかくんだ上で大臣は予算措置に全...全文を見る