北側義一
きたがわよしかず
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月20日 | 第61回国会 衆議院 本会議 第7号 議事録を見る | ○北側義一君 私は、公明党を代表いたしまして、政府提案の昭和四十三年度補正予算二案について、反対の討論を行ないます。 政府は、四十三年度予算編成にあたり、財政硬直化を打開し、財政の体質を改善することを理由に、従来続けてきた補正要因を当初予算に組み、適正な予算の配分をする、いわ...全文を見る |
02月24日 | 第61回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号 議事録を見る | ○北側分科員 私は、本日の質問にあたりまして、ちょうど大阪の実情に詳しい原田さんが運輸大臣の席におられることにつきまして、非常に心強く思っておるわけです。 御存じのとおり、最近の過疎、過密状態、これは最近大きな問題になっているわけです。この都市化の問題に対します交通対策、これ...全文を見る |
○北側分科員 いま片町線の複線電化と福知山線の複線電化を言われたわけですが、これは非常にけっこうなことだと思うのです。ところが御存じのとおり、いま大阪を中心としてその周辺部の都市、特にこれは大臣の選挙区ですが、吹田とか寝屋川、また東大阪市、それから大東市、それから八尾市、松原市、...全文を見る | ||
○北側分科員 よくわかりました。問題は、大体計画が、どのような順序によって工事がなされていくのか、そういうことについてお伺いしたいのです、具体的に。 | ||
○北側分科員 大体の期日は……。 | ||
○北側分科員 一応私のほうで前に、いわゆる国鉄が当初の第三次長期計画できめられたその第一期工事について聞いたのでは、昭和四十年の三月から四十四年三月、このように聞いておったわけです。いま非常にこれがおくれてきておるんですね。その間には新大阪−加美間十九・二キロ、加美−杉本間、これ...全文を見る | ||
○北側分科員 再度お尋ねいたしますが、私の申し上げておるのは、完成期間は大体どのくらいの見通しでやっておられるのか。たとえば、放出から加美までの区間ですね、なお八尾街道等がございます。これは当然高架化しなければいけない面もあると思います。そういう点から、高架化なさるのはまことにけ...全文を見る | ||
○北側分科員 いまあなた言われたとおり、特に新大阪−加美が非常に重要である、私どももそう思いますが、また加美−杉本間も御存じのとおり——あなた御存じないかもしれない。大臣はもうよく御存じだと思うのです。いま大阪市の住宅建設というのは、ほとんど大半が東南部の東住吉区になっておるわけ...全文を見る | ||
○北側分科員 もう時間がありませんからこれで終わりますが、先ほど申しましたとおり、非常に都市化の激しい大都市周辺、これのいわゆる通勤対策、これは非常に大事だと思うのです。団地が建っても足がない、こういうことが非常に随所で起こっているわけです。そういう問題と、またいまあなたが言われ...全文を見る | ||
02月28日 | 第61回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第5号 議事録を見る | ○北側分科員 私は、道路整備の問題につきまして少しお尋ねしたいと思うのです。 〔仮谷主査代理退席、田中(龍)主査代理着席〕 いよいよ来年万博がやってまいるわけでありますが、たしか昨年、私は、この万博を控えての大阪方面の道路事情、これについて、諸外国からたくさんのお客が見...全文を見る |
○北側分科員 いま言われたとおり、都市計画街路というのは、四十四年度末で六三%ですか、非常におくれているように私は思うのです。と申しますのは、昭和二十一年の五月二十二日に、築港—深江線、これをはじめとしたところの六十四路線というものの延長三百六十七キロ、これが都市計画街路網として...全文を見る | ||
○北側分科員 たしか昨年ですが、私調査しましたところが、七十路線のうち十九路線が全部行き詰まりなんですね。だから、大阪の町を走ると必ず行き詰まりがあるのです。これは私が名古屋を走りましても、京都を走りましても、東京を走りましても、そういう場所はないですね。特に大阪はその点は非常に...全文を見る | ||
○北側分科員 そうしますと、結局、万博関連の都市計画街路、これは全部完成するのですね。そうしますと、ちょっとお尋ねしますが、新庄−大和川線というのがその中にありますね、これは完成できますか。 | ||
○北側分科員 新庄−大和川線は未買収のところがあるのですよ。これは関連事業になっておるのですね。これは完成できる道理はないんですね。そういう点で、私は万博関連のそういう事業についても非常におくれておるような気がするのです。やはりもうすぐ前に迎えているわけですから、この万博関連事業...全文を見る | ||
○北側分科員 では次に、大阪でいま交通の非常にふくそうしておりますのは、東住吉地区の杭全町というのがあるのです。二十五号線から来るわけでありますが、その二十五号線を今度阪神第二国道に結ぶつけかえ工事をされておる、このように聞いておるわけです。私も聞いておるわけですが、このほうの状...全文を見る | ||
○北側分科員 二十五号線が非常に混むわけです。その点できるだけ早くやっていただくようにお願いしたいと思うのです。 それからいま一つ、やはり同じような問題ですが、鉄道と道路の平面交差の問題なんです。と申しますのは、大阪の天王寺から和歌山に行っております阪和線、これが天王寺を出ま...全文を見る | ||
○北側分科員 そうすると、分担の方式の協定は大体まとまったわけですか。まだ少し残っておるわけですか。——そうですか。この問題は国鉄とのいろいろな問題も建設省はあろうと思うのです。特に高架化については全国各地にあるのではないかと思うのです。特に大阪の方面ですと、大阪外環状というのが...全文を見る | ||
○北側分科員 結局この四十四年度で相当数完了しなければでこぼこ道がいつまでたっても直らぬのです。一ぺん大阪を走ったらわかるのです。大阪を御存じない方は行ってもわからないのですが、道路が他の都市とは全然違うのです。一つは路面が、走っておりまして非常に——いま地下鉄工事をやっておりま...全文を見る | ||
○北側分科員 そこで思うのですが、やはり同じ二分の一もらうのなら軌道敷だけ大阪市でやろうか、こういう実態なんですね。そうすると段ができてくる。片方はすっといっているのです。軌道敷以外のほうは低くなっている。それで段ができておる。いまはこういう道路が非常に多いのです。というのは補助...全文を見る | ||
○北側分科員 最後にもう一点だけお聞きしたいと思うのです。 というのは、これは昨年やはり私質問させていただいたわけでありますが、現在の交通事故、これは自動車と自転車の事故が多いわけなんです。昨年私が申し上げましたのは、第三の道路というべき自転車の専用道路をつくったらどうか、こ...全文を見る | ||
○北側分科員 この問題も、現在日本に約三千万台の自転車があると聞いております。車と大体同じ台数があるわけなんです。そういう点でこの道は自転車を保護するところの専用道路、専用道路といいまたしも、いまあなたが言われたとおり歩行者と同じような線へ入っていくような問題になるかもわかりませ...全文を見る | ||
03月20日 | 第61回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第6号 議事録を見る | ○北側委員 上程されておりまする一部改正案について、少し御質問をいたしたいと思います。 昭和四十四年度を初年度とする三カ年計画が実施されるわけでありますが、ここで私たちが心配しますことは、先ほどの方も言っておられたとおり、いわゆる都道府県や市町村個々の単独交通安全施設等の整備...全文を見る |
○北側委員 いま御答弁がありましたが、そういう点をどなたも心配するのは当然ではないかと思いますので、特によろしくお願いしたいと思うのです。 それから交通事故が昨年あたり例年になく、死亡者その他、事故件数は非常に上がっておるわけです。このような状況を見ましても、その交通安全対策...全文を見る | ||
○北側委員 大体九割五分解決しておる、このようなことですが、残り五分というのは何ですか。 | ||
○北側委員 何といいましても、総合的な交通安全対策、これをやはりつくらなければいけないと思うわけなんです。そういう点で、聞くところによりますと、やはり役所のなわ張り争いといいましょうか、そういうものが非常にあって、なかなかまとまらない、このように聞いておるわけなんです。これは何も...全文を見る | ||
○北側委員 そこで、たとえば府県道で一級河川、二級河川にかかっておる橋がある。ここらももちろん二車線ぎりぎりの橋というのがずいぶんあるのです。この橋の上におけるところの事故、これが非常に多いわけですね、最近私の知っておる範囲では。そういう点に対しては、やはり橋梁の拡幅をするなり歩...全文を見る | ||
○北側委員 数のほうはわからぬわけですか。わかったらちょっと教えてもらえますか。 | ||
○北側委員 次に、警察庁のほうにちょっとお聞きしたいのですが、ことしになってからの交通事故、これがまた二月までに二千二百三十三人、これは昨年より一五%増加しておるわけです。警察庁で三月の六日に非常事態宣言を出すようになったわけでありますが、昨年も先ほど申しましたとおり史上最高の死...全文を見る | ||
○北側委員 いま言われたとおり、非常にたいへんな事態になっておるわけです。そこで、やはりそれならそれで、いま言われたとおり、足らないような点を対策を講じて都道府県へこれを指示する、このようなお話なんですが、いま大体どのような点が問題点になっておるのですか。 | ||
○北側委員 ただいまもお話しになっておられた中に、やはり歩行者の事故が非常に多い。大体八割近くの事故死、これが歩行者となっております。そういう点でまず一番大事なことは、やはり交通安全教育というのですか、交通安全意識といいましょうか、そういうもの、これはたとえば歩道橋をつくっても、...全文を見る | ||
○北側委員 たとえば歩道橋がありますが、その場合、それを渡らずにさっと走るわけですね、その場合に、車は歩道橋があるのでだいじょうぶだと思って、ぱっとスピードを出しておるので、そういう事故が非常に多いと思います。そういう場合、標識が立っておるのですか。たとえば歩道橋を絶対渡れとかな...全文を見る | ||
○北側委員 それから、いま警察庁でやっております交通安全移動教室、これは非常に好評である、このように私聞いておるわけなんですが、これの本年度の予算は計上されておりますか。 | ||
○北側委員 非常に好評を博しておるようなものですから、できるだけ広くこれを用いたほうがいいんじゃないか、このように思うわけです。 それから、厚生省に対してちょっと質問したいんですが、救急病院の設置についてでありますが、この厚生省の予算に、救急医療施設、この整備に四億二千九百万...全文を見る | ||
○北側委員 最近高速道路が次々に開設されておるわけです。そこで見ますと、名神あたり、開通時に比べますと、交通事故件数が非常にふえております。そこで、この交通事故の起こる場所、これを考えますと、都市周辺、また地方、非常に高速道路が長くなっておりますので、医療施設のないような場所に事...全文を見る | ||
○北側委員 いま言われたとおり、いわゆる民間の病院も、これに対する応急医療施設の整備、これに助成を国のほうがやっておる。これはどれくらいどういう状況でやっておるのですか。 | ||
○北側委員 それで現在それだけの数で——結局これは実際は不十分でしょう、医師の点その他は。どうですか。 | ||
○北側委員 特に指定病院——指定病院というのは、結局公共関係の病院になるわけですね。それに助成、こういうものを強くやって、特に高速道路、これらの沿線に対しては必要じゃないか、こう思いますので、その点、よろしくお願いします。 それから都市の交通渋滞を緩和する、それをはかるために...全文を見る | ||
○北側委員 またそういうところで非常に問題になるのは、駐車なんですね。これは非常に事故の原因にもなっておりますし、交通渋滞の原因にもなっておるわけです。やはりそういう点の規制というものは、これをがっちりやらぬといけないと思うのです。そういう点が非常におろそかではないか、このように...全文を見る | ||
○北側委員 では、以上で私の質問を終わらしていただきます。 | ||
03月25日 | 第61回国会 衆議院 建設委員会公聴会 第1号 議事録を見る | ○北側委員 本日は公述人の皆さんにおかれてはお忙しいところ貴重な御意見をいただきまして、非常に参考にさせていただいたことをお礼申し上げます。 私は、いま島上さんが聞きましたので、一、二点について、大阪市の助役をやっていらっしゃる大島さんにちょっとお聞きしたいのですが、まず今度...全文を見る |
○北側委員 私が申し上げているのは、たとえば大工場のあと地なんか、都心部はどうしても用地が非常に高いのじゃないかと思うのです。その場合に、たとえば基準額が建設大臣によって定められる。そうすると、定められる用地取得費、これはその基準が非常に問題になるのじゃないか。いままではそれが問...全文を見る | ||
○北側委員 ありがとうございました。 では私はこれで終わります。 | ||
04月02日 | 第61回国会 衆議院 建設委員会 第9号 議事録を見る | ○北側委員 このたびの公営住宅法の一部を改正する法律案につきまして、各委員からいろいろと質問がありました。やはりこの公営住宅の一部改正を審議する前に考えなければいけないことは、このたびのこのような改正案が出されてきた、そこで問題は、政府が四十一年から四十五年まで住宅建設五カ年計画...全文を見る |
○北側委員 そのように事実上は一世帯一住宅の目途はやぶれたわけです。 そこで、一体いつまでに住宅難というものが解消するのか、また公営住宅を今後どのようにやっていくのか、そのめどが立たなければ、この改正法案を審議しても、ただそれだけの部分で終わってしまうのです。そういう点でまず...全文を見る | ||
○北側委員 いま言われたのは建設戸数でありますが、私の持っております資料によりますと、三十八年度は総戸数に対して公営住宅が七・八%、三十九年度が七%、四十年度が六・五%、四十一年度が六・六%、四十二年度が六・四%、四十三年度が六・八%、四十四年、これは十万戸としてざっと見積もった...全文を見る | ||
○北側委員 ただいま言われた大臣の答弁は、私は思うのですが、いわゆる公営住宅については大量に建設する、そのことはいままでの大臣のどの方も全部おっしゃっております。坪川大臣だけがそうおっしゃっておるわけじゃないのです。しかし、事実上は、総建設戸数が、ただいま私が読みましたとおり、四...全文を見る | ||
○北側委員 大体どれくらいの戸数が必要かということを私はお聞きしているわけなんです。 | ||
○北側委員 そうしますと、百七十八万世帯、これが大体現在のめどとして公営住宅に入居をさせなければいけない世帯になっておる。これに伴って、御存じのとおり、非常に大都会においては人口の流動が激しい、また家族構成もだんだん細分化されてきておる、そのようないろいろな事情から見ますと、この...全文を見る | ||
○北側委員 現況は、御存じのとおり、たとえば東京都営住宅の公募人員を見ますと、昭和四十年が、これは一回平均ですが、公募人員は五万七千六百八十九人、倍率が四十一・七倍、四十一年が七万二千三百七十九人、倍率が四十三・一倍、四十二年が八万九千七十五人、五十三・八倍。このように、年々公募...全文を見る | ||
○北側委員 大臣、そう言われますが、たとえば、これは五カ年計画にしても、実際問題として、ことしの達成率で大体七一%でしょう。先般の予算委員会での大臣の答弁では、調整戸数二十七万戸のうち、できるだ公公営住宅を何とかしたい、これがあなたの答弁なんです。七一%、一年で二九%やる、これは...全文を見る | ||
○北側委員 公営住宅は五カ年計画では五十二万戸ですね。調整戸数はもちろん二百七十万戸のうちに入っております。しかし、私の聞いた質問では、五十二万戸以外の調整戸数二十七万戸ということですよ。いま五十二万戸に対して、あなたが言うように七一・八%ですよ。なおかつ、二十七万戸の調整戸数の...全文を見る | ||
○北側委員 私が申し述べることは、たとえば、いま数字が明らかになったように、努力します、そういう答弁は、実際問題として何にもならないと私は思うのです。これだけ住宅難で、いろんな悲劇も非常に起こっております。また、私たちが市民相談をいろんな方から受けるのは、北側さん、あなたは建設委...全文を見る | ||
○北側委員 そうしますと、四十三年度公営住宅が八万八千戸ですか、そのうちざっと一万二千戸、一割以上ですね。一割五分くらいですか、それくらいが実際の繰り越しになっておるわけです。これは、聞きますと用地確保が非常にむずかしい、このように言われております。また、このままいきますと、来年...全文を見る | ||
○北側委員 この現在の五カ年計画からいきますと、人口が非常に流動するので、確かにとらえるのも非常にとらえにくいと思うのです。しかし、そういう点はやはり県の当局、事業主体とよく話し合ってやっていっていただきたいと思うのです。特にこれからなお一そう人口の流動が激しくなると思います。こ...全文を見る | ||
○北側委員 そうすると、結局、新聞に載っている記事は間違いであるというわけですね。それはそれにこしたことはないのです。やはり今回の改正法案が出て最初の年度になるわけで、これは私は注目せざるを得ないわけなんです。 では、これから具体的に少し法案の内容に入っていきたいと思うのです...全文を見る | ||
○北側委員 いま十分対処できる、このようなお返事なんですが、これはやはりその場になってみないとなかなか明らかにならぬ問題なんです。やはりこれは見解の相違といいましょうか、そういう携わっておる者に聞きますと、その時分になると相当えらくなるでしょうな、こういう返事なんですね。こういう...全文を見る | ||
○北側委員 たとえば東京とか大阪は周辺部が非常に上がっております。これは御存じのとおりです。大体東京、大阪あたりで坪当たりどのぐらいに見ておられるのですか。 | ||
○北側委員 やる当事者にしますと——大体坪七万円ぐらいになりますと、そういう土地はいま大阪あたりでは周辺部にはないのです。大体六〇%ぐらいが七万いっておりますね。たとえば大阪にしましょう。大阪市では、公営住宅は大阪市内にあるわけです。そうすると、七万円ではたしてそれに見合うだけの...全文を見る | ||
○北側委員 ところが、局長さん、あなたは高層化と言われるが、ではお聞きするのですが、その高層化に対してのいわゆる補助率はいまどうなっておるのですか。 | ||
○北側委員 そこに問題があると思うのですよ。高層化して十一階建てになりますと、エレベーターが要りますよ。そうでしょう。しかも中層と同じような補助率で、これは全部事業主体が相当の負担をしなければ、工事費にしましてもそこに非常に矛盾があると思うのですよ。そうだったら、十一階建てで建て...全文を見る | ||
○北側委員 私も、それは交通費も要らない、そういう点で家賃が少し上がってもいけるんじゃないか、こういう見方ならやむを得ぬですがね。しかし、この補助率は中高層同じというのは、やはりそこに問題があるんじゃないかと思うのですよ。たとえば今度の改正法案についても、建てかえは二倍以上だった...全文を見る | ||
04月04日 | 第61回国会 衆議院 建設委員会 第10号 議事録を見る | ○北側委員 先日に引き続きまして、公営住宅法の一部を改正する法律案を質疑してまいりたいと思います。 先般申し上げましたとおり、特に住宅難の激しい大都会、この方面の用地取得、これは最近非常に困難になっております。先日の御答弁によりますと、大体東京、大阪、この辺では坪七万円のいわ...全文を見る |
○北側委員 最近の住宅事情を見ますと、だんだん都心から離れてドーナツ化現象を示しておる。これはもう御存じのとおりなんです。この東京圏にしましても、また近畿圏にしましても、そういう点は非常に大きく目立ってきておるわけです。 そこで、この標準価額というものが、たとえば非常に実情に...全文を見る | ||
○北側委員 そこで、先日少し触れた問題なんですが、いま大臣が申されたとおり、公共用地のあと地その他ですね、建てかえについても出てくるんじゃないか、こう思うのです。その構想の、特にいまの工場あと地とか、そういう場合は都心部に多いわけなんですね。たとえば一例をあげますと、私の住んでお...全文を見る | ||
○北側委員 私のいま申し上げたのは、公営住宅の分として申し上げたわけなんです。それは三千戸、要望の約半数、もっとその倍近くあった、このように聞いておるわけなんです。それが半分に削られた。これでは、大臣の言われることと事実とは違うというのです。それを申し上げているわけです。 | ||
○北側委員 そこで、特に私思いますのは、それはその都道府県によって違うのです。その中でも特に市域の狭いようなところ、こういうところは、やはりもっとそういう高層にする必要が多分にあるのじゃないか、このように私は思うわけなんです。その点、特に考慮を払っていただきた い、このように...全文を見る | ||
○北側委員 それではお尋ねしますが、昭和四十四年度の予算単価による日本住宅公団の家賃、これはどのようになっておりますか。 | ||
○北側委員 そうしますと、現在、たとえば郊外の団地、これは中層の場合ですと、一万五千二百円見当ですね。やはり面開発になりますと、二万三千円、約八千円、九千円近くよけいにかかってくるわけです。その場合のいわゆる家計、これがいままで払っておった家賃とあまりにも格差が大きいので、そこで...全文を見る | ||
○北側委員 たとえば、初めの日本住宅公団なりいろいろな公共住宅は、勤労者のために実際は建てられるようなそういう趣旨であったと思うのです。ところが、現在の内容を大体新聞等、その他資料によって調べてみますと、いまは、実際入居なさっている方たちは、勤労者よりは、むしろ、会社の役員とか弁...全文を見る | ||
○北側委員 当然ですね。収入のほうも上がっていくことはこれは間違いない事実ですが、しかし、地価の値上がり、これは一番激しいのですから、それがやはり家賃にかかってくるわけですからね。収入の上がり方とは全然スピードが違うのです。その原因がいまの問題としてクローズアップされているわけで...全文を見る | ||
○北側委員 やはりこれは建てかえの人たちにとっては大きな問題点になると思います。ある県では、建てかえについての家賃の減額措置、これは非常に大きく講じておる、片方では小さい、こういう問題も、かりにこの法律案が通ったら、非常にやりにくいですよ。私はそう思うのです。あそこはこうじゃない...全文を見る | ||
○北側委員 では、時間も参りましたから、個別に聞きたかったのですが、一応これで私の質問を終わらせていただきます。 | ||
04月18日 | 第61回国会 衆議院 建設委員会 第13号 議事録を見る | ○北側委員 いろいろと同僚委員から、上程されております地価公示法案につきまして審議がされたわけでありますが、私は、この地価対策の経緯、この問題につきまして、昭和三十五年には、経済企画庁、また大蔵省、建設省、これらがそれぞれの地価対策の構想を示して、その内容としては、供給対策、分散...全文を見る |
○北側委員 先ほど申しましたとおり、地価の問題は、昭和三十年から三十五年、三十六年、この期間に一番激しい値上がりを示しておるわけなんです。そして三十五年に、空閑地税とか土地増価税、こういうものの構想が練られたわけです。そうしますと現在約九年たっておるわけです。そして、九年間検討し...全文を見る | ||
○北側委員 私は、あくまでも地価の安定ということが、このたびこの法案の提出された趣旨であろうと思うのです。そういう点から見て、ただいま申したようなことを私は申しているわけなんです。やる以上は、ここで徹底した考え方に立ってやらなければ——検討期間が少し長すぎると思うのです。そういう...全文を見る | ||
○北側委員 そのようにいろいろたくさんの原因があるわけであります。 そこで、土地というものは、結局その場所が固定されておるわけです。そういう面で見まして、たとえば大都会で自分で住宅を建てよう、このように思っておる人も、大都会周辺は最近非常に地価値上がりによりまして住宅が建たな...全文を見る | ||
○北側委員 そうすると、あなたの言われることは、なるほど非常に理論的なんですが、私思うのは、家際の問題として、こういう首都圏とか、あるいは中部圏とか近畿圏、これらの人口の増加というのは、現在手の打ちようがないような実態になっておるんじゃないかと思うのです。はたして、あなたの言われ...全文を見る | ||
○北側委員 そういう問題が一貫されたところにこの地価公示制度というものは非常に効力が発揮されると私は思うのです。それがなければ、この地価公示制度というものは、いままで何度も言われたとおり、これが制度化されても、実際の問題として、地価の安定ということを望むのは非常にむずかしい、この...全文を見る | ||
○北側委員 その地価調査の標準地となるところは、たとえば大阪、東京、名古屋は昭和四十四年度では何点ぐらいあるのですか。 | ||
○北側委員 一例をあげますと、いま言われたような大阪及びその周辺地区二百四十点の標準地をきめられるわけですが、これで他の一つの指標とするということは、非常にむずかしいと思うのです。というのは、あれだけの広範な範囲で——土地というのは、御存じのとおり、道路が通っておるか通っておらな...全文を見る | ||
○北側委員 たとえば西ドイツにおいても、やはり地価公示制度が九年前に行なわれておるわけなんです。日本の今回示されましたこの地価公示制度とは幾分やり方において異なるわけですが、私は、そのような大都会でたとえばわずか二百四十点、そのような地点を定めてやるよりも、むしろ、そのときおりと...全文を見る | ||
○北側委員 そこで、現在大都会、たとえば先ほど言いました首都圏、中部圏、また近畿圏、ここらの周辺部の地価というのは、大体一年間で二一%近く上がっております。そこで、この法案を見ますと、年一回の鑑定評価で正当な価格を定めていこう、このようになっておるわけですが、その場合二一%近く一...全文を見る | ||
○北側委員 法案の第二十二条の中の五番目ですね。「土地の占有者は、正当な理由がない限り、第一項の規定による立入りを拒み、又は妨げてはならない。」、なおかつ、これについて、二十八条においては、「妨げた者は、十万円以下の罰金に処する。」こういうようにあるわけなんです。この「正当な理由...全文を見る | ||
○北側委員 「正当な理由」とは、具体的にはどういう問題をあげられるのですか。 | ||
○北側委員 そうすると、結局、「正当な理由」というのは、時間的な問題であって、永続的なものじゃないということですね。 | ||
○北側委員 私がそこを心配しますのは、たとえば今回の場合、公示された標準価格で公共用地の取得価格を統一して、これを取得の基準としておるわけですね。そうしますと、たとえば公共事業が進められていく、しかもそれは都会であった、鑑定したその基準というものが、非常な地価の値上がりによって非...全文を見る | ||
○北側委員 そうしますと、この地価公示制度というのは、要するに適正な地価、これをきめるだけのものであって、結局地価安定策ではないということですね。(「そのとおり」と呼ぶ者あり) | ||
○北側委員 そうしますと、やはり私が最初に申し上げましたとおり、三十五年当時からこの地価対策に対しては非常にいろいろな構想をなさっておられても、実効力のあるところの地価対策というものは結局いまだにできておらない、このように言ってもこれは過言ではないように思うのです。そういう点で、...全文を見る | ||
○北側委員 ひとつ早くその点をお願いしたいと思うのです。この地価公示制度が審議会で検討されたときに、住宅宅地審議会の宅地部会で各省の代表が寄っていろいろと意見を述べたらしいのですが、だいぶ批判的な意見が多かった、このように私は聞いておりますけれども、それはどういう意見ですか。 | ||
○北側委員 私は思うんですよ。たとえば、昭和四十二年の「国土建設の現況」ですね、これを見ますと、都市人口の分布密度、これはこのようになっておりますよ。その比率を諸外国に比べてみますと、日本は一・五四とすれば、アメリカは〇・〇四、イギリスは〇・三五、フランスは〇・一〇、オランダは〇...全文を見る | ||
○北側委員 もう時間がありませんので、最後に一点だけ。 いま申しました公団住宅の件なんですが、これは大臣が常に、職住近接、このように言っておられるわけです。ことしの公団住宅の実態を見ますと、面開発を非常に力を入れてやる、このようにおっしゃっておられるのですが、この問題について...全文を見る | ||
○北側委員 家賃対策とか、そういうものについては結局何も考えていないわけですか。家賃が三万円なら三万円ということについて……。 | ||
○北側委員 答えは簡単に。 | ||
○北側委員 この傾斜家賃につきましても、聞くところによりますと、大蔵省のほうではあまりいい顔をしておらない、そのように聞いておるわけです。そうしますと、結局この地価公示制度も大量の宅地供給にはならないと私は思うのです。やはりいままでどおりの同じような姿になっていくのじゃないかと思...全文を見る | ||
04月25日 | 第61回国会 衆議院 建設委員会 第15号 議事録を見る | ○北側委員 上程されております急傾斜地法案につきまして質疑を進めてまいります。 日本の国土というものは、平地が非常に少なくて、山が非常に多いわけです。そういう面で、だんだん都市化されていっている。このままでいきますと、昭和六十年には市街地人口が約八〇%というようにいわれており...全文を見る |
○北側委員 大体調査されたこの中で、特に大事なのは——これは全部大事なんですが、その中でも特に緊急にやらなければいけないような個所は大体どれくらいあるのですか。 | ||
○北側委員 先ほどの大臣の答弁を聞きますと、ことしの予算として、一応事業費が八億、それから国費が四億ですね、約百カ所、そのほかこれは継続も入っておるのですか。——そうしますと、あと少なくとも九百から千は残っておる、このようになるわけですね。そういう点で、もう神戸、広島のような、そ...全文を見る | ||
○北側委員 先ほど申しましたとおり、たとえばこの事業費の経過を見ますと、四十二年に事業費が二億、国費が一億、四十三年が事業費が六億、国費が三億、それから四十四年が事業費が八億、国費が四億、このようになっておるわけです。ここで思うのは、前年度に対しての予算額の比率の伸び、これは非常...全文を見る | ||
○北側委員 この表によりますと、非常に危険な個所というのは、やはり一つの府県に非常に危険な個所が多いのじゃないか、このように思うわけなんです。たとえば三重県の場合ですと、五十戸以上六十五カ所、兵庫県の場合も三十五カ所、このようになっておりますね。広島の場合は百カ所、このように集中...全文を見る | ||
○北側委員 私たちが心配するのは、そのように非常に多い府県、こういうところが、予算の関係て——建設省としてはそれを指定しても、やはりどうしても予算の関係があるのじゃないかと思うのですよ。そういう点で心配なわけなんです。そういう点は、よく建設省のほうで調査していただいて、特に危険度...全文を見る | ||
○北側委員 次に、この法律案の規定するところの急傾斜地の崩壊危険区域の指定、必要に応じて砂防法その他の法律の規定に基づいて指定された区域と重複して行なう、このようになっておるわけです。まず、この場合において、この急傾斜地の法律案及び他の法律に規定する措置で重複するものがあれば、そ...全文を見る | ||
○北側委員 では次に、急傾斜地の崩壊防止区域内の土地の所有者は、崩壊の生じないようにその土地の維持管理につとめなければならない、このようになっておるわけです。ところが、その義務違反に対する罰則がないわけですが、これはどうなっておるのですか。 | ||
○北側委員 そういう場合、たとえば急傾斜地の崩壊によって神戸のような多大な人命に対する、また財産に対する被害が生じた、そういう場合に、国としてはそれに対する何らの方法も講じないわけですか。たとえばいろいろな賠償問題とか、そういう問題について、これからもそういうことがあっては困るわ...全文を見る | ||
○北側委員 そういう面で、やはりそういう危険性のある個所がずいぶんあるというわけですね。そういう場所を早くやらなければいけない、このようになってくるのではないかと思うのです。たとえば、被害が大きければ大きいほど、その急傾斜地の所有者も賠償能力がない、こういうことも考えられるわけで...全文を見る | ||
○北側委員 概略ずっと言うてもらえませんか。 | ||
○北側委員 たとえば、兵庫県、それから三重県、和歌山県ですね、ここらの例で、本年のあれで大体何カ所くらいあるのですか。 | ||
○北側委員 わりかた多いところの平均もそういうようになっておるのですが、先ほども少し申したとおり、そういう個所が非常に多いわけですが、この個所をきめられたのは、どういう基準できめられたか。これは当然、緊急に措置を講じなければいけない、そういう場所をきめられたものですが、これについ...全文を見る | ||
○北側委員 そうすると、危険個所というのはあくまでも都道府県がきめるわけですか。 | ||
○北側委員 それをさっきから私言うておるわけなんです。少ない場所があるのですから、やはり危険な場所の多いところを先にやらなければいけない、私はこう思うわけなんです。平均同じようにそういう危険個所があるのだったら、何も言わないのです。その点を私はさっきから申し上げておるわけです。そ...全文を見る | ||
○北側委員 では、法案の第七条第一項の最後のほうに、「政令で定めるその他の行為については、この限りでない。」このようにあるわけです。その「その他の行為」とはどういうことでしょうか。 | ||
○北側委員 また、同条の「誘発するおそれのある行為で政令で定めるもの」とは、これは何をさしておるわけですか。 | ||
○北側委員 時間をせいておられるようですから、一応これで終わりますが、この問題で一番大事なことは何かといいますと、結局、先ほど私申しました点と、やはり二分の一のいわゆる国の補助、この点にあろうと思うのです。これをやはり建設大臣はよく目を通していただいて、そうして再びあのような危険...全文を見る | ||
05月14日 | 第61回国会 衆議院 建設委員会 第18号 議事録を見る | ○北側委員 都市再開発法の審議を進めさせていただきます。 この法案を読ましていただいたわけですが、いろいろと問題点があるわけであります。それについては順次お聞きしてまいりますが、御存じのとおり、都市は、非常なる産業及び人口の集中によりまして、非常に交通もふくそうしておりますし...全文を見る |
○北側委員 いまここでどのような地区を選定するかということについてはすぐにはお答えいただけないかもわかりませんが、聞くところによりますと、本年度で四カ所、このように聞いておるわけです。やはり本年度の分四カ所、それから今後の見通しですね、そのようなものについてお伺いしたいものです。 | ||
○北側委員 本年度の分はそのように四カ所は地方公共団体が施行する、このようになっておりますが、かなりにこの再開発事業を行なうことについて、公団住宅とか、または公営住宅、これを上乗せする場合に、その地方公共団体なり、また日本住宅公団、これと、このたびできますところの再開発組合の意見...全文を見る | ||
○北側委員 このたびできます再開発組合が都市開発事業を行う目的、これはどの辺にあるのか。また、その再開発すべき地域が二つの市または三つの市にまたがっておる場合に、かりに高度利用地区としての網をかぶせても、これは再開発の目的が違う場合には非常にやりにくいのではないか、このような心配...全文を見る | ||
○北側委員 私が心配しますのは、いままでのような市街地の改造事業ですか、こういう場合ですと、これは公共団体がいままでやっておるわけです。ところが、今回の場合は、やはり再開発組合ができて、これは当然企業として採算が合なければやらないのじゃないかと思うのです。だから、いままでの市街地...全文を見る | ||
○北側委員 ただいまのお話、また、私の知るところでは、今回の都市再開発法案のほうが、市街地改造法よりも、どうしても私権を制限するあれが強くなっているように私は感ずるわけです。そこで、この再開発組合は当然民間が中心となってくるわけでありますが、その場合、先ほども言いましたとおり、採...全文を見る | ||
○北側委員 ただいまお話しありましたとおり、住宅建設の目標を今回取り入れられて、それを都市計画の中にはめ込んでおる。しかし、たとえば都市再開発事業が行なえる地域といいますのは、当然もう都心の非常に地価の高いところではないかと思うのです。そうしますと、地方公共団体としてそういう地価...全文を見る | ||
○北側委員 そうしますと、今日まで実施されてきました市街地改造法による地域、これは十六カ所ある、このように聞いているわけです。これで公営住宅が改造された地区があったら、いつごろ建設されて、その家賃は一体幾らぐらいになっておるのか。 | ||
○北側委員 そうしますと、かりに、いま具体的な計画としてこの都市再開発事業を行なう場合に、めどとして、いつころまでにどれだけの公営住宅なり公団住宅を上乗せしていきたい、そういう基本的な計画といいましょうか、そういうものはあるのでしょうか。 | ||
○北側委員 たとえば、先般参議院で先議されました都市再開発法案、これと今回の違いは、住宅建設のここにあろうと思うのです。ところが、このように法案が変わりましても、実際具体的な建設上の計画というものがなければ、私は何にもならないと思うのです。実際の問題として、たとえば今回行なわれま...全文を見る | ||
○北側委員 念のためにお聞きしたいのですが、たとえば、再開発される地域において狭小床を持っておられる人がやはり相当おるんじゃないかと思うのです。たとえばアパート居住者、今度再開発されることしの四つの分ですね、そのうちの阿倍野地区なんかずいぶんアパートがあるわけですね、そうしますと...全文を見る | ||
○北側委員 それは法的にはどのように明記されているのですか。 | ||
○北側委員 念のためにもう一度お聞きしておきますが、そういうアパートのような狭小床を持った人でも、そういう再開発事業の行なわれたような場合には、この法律によって公営住宅を供給する、こういうことですね。 | ||
○北側委員 では次に移りまして、この法案の第五条に「住宅建設の目標の設定義務」、このようになっておるわけですが、これは第四条の二項の規定に抵触しない限り、住宅不足の著しい地域において市街地再開発による住宅建設を行なう、このようにあるわけですが、この住宅不足の著しい地域とは、具体的...全文を見る | ||
○北側委員 では次に、日本住宅公団がこういう再開発事業を行なう場所に上乗せする場合に、本年度の家賃を見ましても非常に高いわけなんです。たとえば、ことしで一番高いのは、面開発が三万円になっておりますね。これと同じような家賃になってくるんじゃないかと思うんです。これは前にも私お聞きし...全文を見る | ||
○北側委員 ただいまの住宅局長さんの御答弁で五分を四分、また傾斜家賃、こういうことを言われたわけですが、大臣どうでしょうか。 | ||
○北側委員 聞くところによりますと、大蔵省のほうがこの傾斜家賃なんかには非常に反対していると聞いておるわけなんですが、ひとつがんばっていただきたいものです。 そこで、最後に、さっき忘れたのですが、今回、四十四年度に計画されておりますところの四地区、これでは公営住宅のほうへそう...全文を見る | ||
○北側委員 次に、市街地の再開発組合を法人とした理由、また、組合設立を郡道府県知事の認可にした理由、これはどうでしょうか。 | ||
○北側委員 先ほど話もあったわけですが、市街地再開発組合が、施行区域内における宅地について所有権を有するすべての者、及びその区域内の宅地について借地権を有するすべての者、それぞれの三分の二以上の同意を得なければならない、このようになっておるわけです。ここで、借家権者、これの同意を...全文を見る | ||
○北側委員 私思うのですが、いままでの市街地改造事業その他見まして、借家権者というものが非常に権利が弱いように思うのです。今回の法律によりますと、どうしても宅地の所有者、また宅地の借地権者、こういう人が非常に有利になるのではないかと思うのです。たとえば、その事業を施行していこうと...全文を見る | ||
○北側委員 借家権者といってもいろいろあると思うのです。たとえば、戦前からその土地に住んでおって、家を借りてずっといままで生活をやっておった、そういう人の場合。たとえば戦前、昔よく貸し家なんという札がかかっておったわけです。その当時のいわゆる借家権というもの、その当時から持ってお...全文を見る | ||
○北側委員 たとえばいままでの市街地改造事業、これにおけるいろいろな紛争があるわけです。たとえば大阪駅前においても行なわれておりますし、谷町においてもいたしましたし、三宮においても一いたしましたし、どこもやったところは必ず出てきておるわけなんです。これがやはりいままでの市街地改造...全文を見る | ||
○北側委員 そうしますと、たとえば、ただいま借家権を持っている人はその価額を明記されている、このように言われているわけです。大体借家権者等が立ちのく場合、この補償金の算出方法は具体的にはどうなんでしょうか。 | ||
○北側委員 先ほど申しましたとおり、この施行者というのはどうしても再開発組合になるわけですね。そうしますと、これに宅地の所有者であり、権利を持っておるのですね。家主なんかもこれに入るわけです。家主とたな子、これは全然相反するものなんです。いつもここで問題が起きるのですよ。この法案...全文を見る | ||
○北側委員 厳正公平な審査委員をやはり選ばなければならない、このようになってくると思うのです。また、この場合、先ほど言われたとおり、借家権者がたとえば公団住宅、公営住宅に入居した、この場合もその補償金は課税の対象にならないのですか。 | ||
○北側委員 時間があまりありませんので、できるだけ詰めてお伺いしたいと思うのですが、この法案で、たとえば再開発組合をつくる場合に、それは全員でなくて、区域内の権利者の三分の二以上の同意があれば、土地の高度利用のための組合を設立して、各人の所有する権利をその組合にまかせる法的措置と...全文を見る | ||
○北側委員 公共の福祉ということで、三分の一以下の権利者が、自分の住みなれた家屋や土地、そういう財産権の変更なり処分をすることは、非常に三分の一以下の反対者にとってはつらいことだと思うのです。憲法二十九条の三項で、「私有財産は、正当な補償の下に、これを公共のために用ひることができ...全文を見る | ||
○北側委員 憲法の条文に合っているのはわかるのですが、一世帯当たりが三十五万円というのは正当なものであるというようには考えられない。これは何とか考えてやらなければいけないのではないかというように私は思うわけです。 問題がまだだいぶ残っておりますが、時間もありませんので、最後に...全文を見る | ||
○北側委員 これで質問を終わります。 | ||
05月30日 | 第61回国会 衆議院 本会議 第41号 議事録を見る | ○北側義一君 私は、公明党を代表して、政府提案の都市再開発法案に対し、次のような理由から、反対の討論を行なうものであります。 本法案は、昭和四十二年六月、第五十五回特別国会に提案され、同年七月参議院建設委員会に付託されましたが、国民生活に数多くの大きな弊害を及ぼす法案でありま...全文を見る |
06月06日 | 第61回国会 衆議院 建設委員会 第23号 議事録を見る | ○北側委員 ただいま同僚の委員からいろいろな質問が、特に最近できました東名関係の事故につきましてあったわけでありますが、私いま考えてみますのに、これからハイウエー時代に入る、そういう段階に現在来ておるわけですが、何といいましても――そういう道路構造上の問題点はいま言われたとおりで...全文を見る |
○北側委員 警らとパトロールは、東名の間で一体どのくらいの台数が出ておるのですか。 | ||
○北側委員 やはりここらに問題があるのではないかと思うのです。ああいう高速道路に乗りますと、最近の車は非常に性能がよろしいので、どうしてもスピードが出るわけですね。そういうところから追突事故が起こってきているのではないかと思うのです。それに対するパトロール――名目はパトロールとい...全文を見る | ||
○北側委員 非常にけっこうなことなんですが、やはり早急に、いま大臣の言われたこと、またあなたの言われたことをやっていただきたいと思うのです。やはりそのような高速道路整備ができても、人命に関することですから、特にそういう問題は緊急を要するんじゃないか、このように思うわけです。 ...全文を見る | ||
○北側委員 先ほどからいろいろ聞いておられますので、重複することは避けてお聞きしたわけですが、最後に、先ほども少し言っておられました、救急体制の医療設備、これが非常に整備されておらない。これは大臣も先ほど閣僚会議を開いていろいろ検討なされた、このようにお聞きしたのですが、実際の問...全文を見る |