北側義一
きたがわよしかず
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月08日 | 第68回国会 衆議院 建設委員会 第2号 議事録を見る | ○北側委員 時間は四十分、このように言われておりますので、四、五点の問題につきましてお聞きしてまいりたい、こう考えております。 まず最初にお聞きしたいことは、昭和四十七年度の予算案、これは一般会計の公共事業費の規模において対前年比が二九%、二兆一千四百八十四億、これに財投資金...全文を見る |
○北側委員 ただいまの大臣の御答弁によりますと、すでに大体二万四千ヘクタールの用地が確保されておる、こういうことでございますので、そうしますとことしの総公共事業に対する用地のあれが大体一万二千ヘクタール。私はこれをちょっと聞いておったのですが、二万四千ヘクタールあるということ、私...全文を見る | ||
○北側委員 超過負担の問題もここで本来ならばいろいろやりとりをやりたいのですが、他の問題もありますし、今度また予算のほうで同僚の新井委員がいろいろこの問題を細部にわたって聞いていきたい、こうおっしゃっておりますのでこれでやめさせてもらいますが、ただ一点聞きたいことは、第二期住宅建...全文を見る | ||
○北側委員 いま大臣の答弁を聞いておりまして非常に力強く思った、ということは、たとえば九百五十万戸——これは一人一室が目標ですから、それで大臣は第二期五カ年計画においては、この住宅難解消のためにどうしても九百五十万戸は達成しなければならない、いまこういう意見を述べられたと思うので...全文を見る | ||
○北側委員 この問題いま大臣言われたように非常に大事な問題ですから、大臣の言われたいまの問題につきましては必ずそのようにやってもらいたいと思うのです。特に私のほうからお願いしたいことは、たとえば今度の場合、住宅金融公庫等も百二十万を百五十万にしたり、また老人がおられる場合には百七...全文を見る | ||
○北側委員 ある一定の条件を備えれば許可してもいい。なるほどそういうところもあります。しかし、これは線引きした以上は、やはり一つの方法として、そのために都市計画法が成立したわけですから、それは私はわかるのです。問題は、一つはやはり住宅建設その他から見てみて、立地条件、それが整った...全文を見る | ||
○北側委員 相川さんや建設省の宮崎さんあたりが非常に苦労なさっておるのは私も聞いておるわけですが、建設大臣、これは非常に重要な問題なんですよ。これが実際、いわゆる琵琶湖の水資源の問題で、いま下流の意見、また建設省、それからいま相川さんが言われたような意見が対立しまして、これがおじ...全文を見る | ||
○北側委員 この問題は、先ほどから言うておりますとおり、いろいろな立場があると思うのです。琵琶湖を持った滋賀県の立場、また下流の立場。しかし実際の問題としては、建設省案、経済企画庁のそういう案が出ておりますが、先ほど相川さん言われたとおり、何とかこれを今国会に提案できるように、ひ...全文を見る | ||
○北側委員 大臣ひとつ、いま聞かれたようなことですから、よろしくお願いいたします。 それから、都市再開発事業についてお聞きしたいのですが、実はこの都市再開発事業はいままで二十五カ所行なわれておるわけです。ことしも新規採用分として十二カ所が出ておるわけですが、大臣の所信表明にも...全文を見る | ||
○北側委員 一つお願いしたいことは、大臣、この問題は非常にむずかしい問題なんです。都市再開発を権利変換方式でやるわけなんですよ。たとえばここに古い建物がある。その権利を新しいビルへ移すわけです。当然これは床面積は三分の一ぐらいに減ってしまうのです。これはもうその権利も非常にふくそ...全文を見る | ||
03月15日 | 第68回国会 衆議院 建設委員会 第4号 議事録を見る | ○北側委員 初めにちょっと言いたいことは、きょう政令が渡されたわけで、ずっと見てみたわけですが、ちょっとわかりにくいわけなんです。こういうものは、できた時期がおそいのかどうか知りませんが、できたらもう少し早くいただいたら私のほうで審議するのにいろいろ検討できるわけです。そういう点...全文を見る |
○北側委員 結局、都市再開発の資金の貸し付け制度、このうち建設資金の部分についてはいままであった、こういうことですね。新しくそれ以外のものが、後段の部分が加わったわけですよ。そこで、いままであった部分の建設資金の貸し付け実態があると思うのですが、これはどうなんですか。 | ||
○北側委員 私は建設を聞いているんです。どういう個所で特に都市再開発についての建設資金を貸したことがあるのか、こう聞いているわけです。 | ||
○北側委員 結局いままで一件もなかったということでしょう。それを聞きたかったのですよ。これはこの法が始まったばかりで一件もなかった、貸し出すことができなかったのか、それとも組合施行の再開発の場所がまだそこまで進捗していないので借りるところがなかったのか。どっちですか、これは。 | ||
○北側委員 私聞いておるのは、こういう制度ができて四十一億も予算を組んで、貸し付ける場所がないのか、それとも貸し付けを受けられないような条件がこの中に含まれておるのかと聞いておるんですよ。 | ||
○北側委員 結局、昭和四十六年度の予算でこれは組まれてあるわけなんでしょう。四十六年度の予算で組まれてあって、それが一件も使用されていないというのはどこかに不備があるんじゃないかという心配を私はしておるわけなんですよ。それで聞いておるわけなんです。ここらのところがはっきり答弁が返...全文を見る | ||
○北側委員 いまので大体わかりました。 そこで、特に今度ここに「相当の住宅部分を有するものの建設資金」、こうなっておりますね。これはこっちの政令のほうで見ますと、「住宅部分以外の部分については住宅部分の床、面積の三倍に相当する部分」と書いてありますから、いわゆる住宅部分が四分...全文を見る | ||
○北側委員 結局、組合施行の再開発の場合、たとえばこういう融資を借りない場合には住宅部分を別につくらなくたっていいんでしょう。店舗と貸し事務所だけでもいいんでしょう。そうじゃないんですか。 | ||
○北側委員 そこで私は言うんですよ。せめて再開発法の精神というものを生かすためには、やはりそういう金を貸し付ける場合には住宅部分は四分の一じゃ少ないのじゃないか。こういう再開発の精神からいってそうなるのじゃないかと私は言っておるわけなんです。 | ||
○北側委員 しかしこの政令によると「住宅部分以外の部分については住宅部分の床面積の三倍に相当する部分の建設費とする。」と、こう書いてあるから。そうでしょう。だから結局これはやはり建てるほうにしたら、住宅よりも貸しビルのほうがずっといいんですよ。これはいいにきまっているのです。いま...全文を見る | ||
○北側委員 だから結局再開発法の第五条の精神というものが生かされないんじゃないかということを私は心配しておるわけなんですよ。法案を審議するときにはそのようになってくる。しかし実際の問題が出てくるといろいろな問題が浮かんでくる。そこで、そこいらを補っていくのがやはり政治じゃないかと...全文を見る | ||
○北側委員 ここで私非常に問題になると思うのですよ、これは。と申しますのはなぜかといいますと、この組合施行の分については住宅金融公庫は貸しましょう。その建築物及び用地費、それは貸しましょう。その要綱の第二項目にはこうなっていますよ。「公庫から資金の貸付けを受けて建設された相当の住...全文を見る | ||
○北側委員 大蔵省、お見えになってますか。——大蔵省の方にちょっとお聞きしたいのですが、たとえば地方公共団体の場合、やはり公庫のほうから借りたほうが有利な場合は公庫から借りると思うのですよ。それとまた、地方公共団体で起債をやってそうしてやったほうが、たとえば限度額とか利率とか償還...全文を見る | ||
○北側委員 沢田さん、そうすると、たとえばこの要綱の第二の、そういう施設建築物を購入する場合に購入資金を貸し付けを受けますね。その貸し付け金額の限度とかそういうのは政令で定めるようになっているわけですね。その限度額、償還期限、利率、これは幾らですか。 | ||
○北側委員 そうすると、さっきのあなたの、個人融資を受けて借りられるからそう変わらないじゃないかという意見は——さっきそういう言い方をなさったですね、えらい違いますよ。個人融資の場合は五分五厘でしょう。中高層、そういう高い建物の場合、三十五年ですか。そうでしょう。これはだいぶ違う...全文を見る | ||
○北側委員 ただ、私思うのですが、そういういまあなたの言われたこと、わかります。これは商店の場合もあるでしょうから、なるほどそのようになると思うのですが、しかし、大蔵省の方、地方公共団体が再開発事業で建てますね、その場合に、その上ものについてはいま沢田さんの言われた個人融資の分は...全文を見る | ||
○北側委員 そうしますとやはりこれは差がありますよ。地方公共団体では公庫の融資はやはり使わないで——これは大蔵省でとめたと私は聞いておるのです。なぜこれは都市再開発事業に住宅金融公庫のお金を使わないのか。そうすると、とめたというのですよ。うそかほんとうか知りません。あなたに聞いて...全文を見る | ||
○北側委員 大臣、私言うておることをさっきから聞いていただいていると思うのですが、私これを見て一番初めに感じたのはそのことなんですよ。というのは、たとえばこの公庫の融資を使ってできるのは、結局再開発で組合施行だけなんです。地方公共団体の分はいま二十五カ所やっておりますね。今度新し...全文を見る | ||
○北側委員 私はそこらが合点がいきません。というのは、江東区の再開発の場合、東京都がこういうのを出しておりますよ。ずっと条件を見ますと、東京のほうはかなりいい条件でやっております。しかし大阪あたりはまだ全然できてないのですよ、東京よりずっと早いけれども。そのほか宝塚においても、こ...全文を見る | ||
○北側委員 大臣、ひとつ検討してもらいたいのですよ。ある地方公共団体でなるほどこの公庫の融資よりも条件がいいような、またこれと同じような——これはこれから一つの目安になろうと私は思うのです。地方公共団体施行の再開発については、その融資の方向、限度額、利率、そういうものはおそらくこ...全文を見る | ||
○北側委員 結局、住宅金融公庫のお金を借りてやれる人というのは非常に条件がいいのです。銀行ローンあたりで大体年利一〇%前後です。住宅金融公庫の場合ですと五分五厘でしょう。これはみな非常に住宅金融公庫のお金を使いたい。個人住宅の貸し付けにしても、金額が少ないという点、それと条件が、...全文を見る | ||
○北側委員 一ぺん大臣よく考えてください。この住宅問題は建設省関係では一番大事な問題になってきておるのじゃないかと思いますよ。そういう点から松浦さんも標準単価のことを言っておられたけれども、たとえば現在東京ではどのくらいの金額を貸しておるのか。結局金額が出てくる方程式があるわけで...全文を見る | ||
○北側委員 その規模によってやっていく、こういうことなんですね。それもなるほど必要ではないかと思います、あまり変なものを建てられると困りますので。しかし、規模をあまり大きくしてしまいますと中小企業の建設業者は全然借りられないということになるのです。結局この法律は大手のためにやった...全文を見る | ||
○北側委員 なるほどそういう考え方もこれはあろうと思いますが、そこらをやはり幅広く見ていただかないといけないと思います。それにやはり会社の資本金とか実績とか、そういういろいろな——悪質な、税金も払わぬところがあるのですよ。そこらをよくひとつ判断してもらってこれはやらなければいかぬ...全文を見る | ||
○北側委員 いま沢田さん言われたですね、分譲価格のほうも一千二百万以下に抑えたい、こういうことですね。マンション融資の場合は最高の融資額は幾らですか。 | ||
○北側委員 そうすると、これは一千二百万ということになりますとマンション融資は受けられませんよ。そこらのつながりはどうなっているのですか。 | ||
○北側委員 現在考えているじゃ、あなただめですよ。いま審議しているのじゃないですか。ここで審議しているのに、いま考えていますじゃ、審議したって答えは出てこない。そうでしょう。住宅金融公庫法の一部改正でこれは審議しているのですよ。それがいまわからない、そんなことでは審議できませんよ...全文を見る | ||
○北側委員 このマンション融資の場合はいま百五十万ですね。今度予算が通りますと幾らになるのですか。 | ||
○北側委員 総裁は前三百万を要求なさっておられましたね。新聞なんかそう書いてられますね。これは削られたわけですね、結局。まあ、それはけっこうですが、個人融資の場合は、これとこのマンション融資はだいぶ違いますね。利率は同じでしょう。利率は同じでしょうが、償還期間なんかだいぶ違うんじ...全文を見る | ||
○北側委員 いずれにしても一千二百万円、限度が八百万ですからね。これは調整を何か考えておかなければいけませんね。結局、これは公庫が融資して建てさせて、それの分譲価格が一千二百万だったらこれは借りられないわけですからね。その場合は個人融資で借りるということですか、結局。 | ||
○北側委員 えらいしつこうすみませんが、結局、このマンション融資の場合の限度額は、譲渡価格が八百万以上は貸さないということでしょう、いまは。そうでしょう。ぼくの言うたのは、これは大体分譲価格一千二百万円くらいで押えようという答弁あったから、だから、たとえば建った分が一千万円の場合...全文を見る | ||
○北側委員 けっこうです。そういうようにやってください。私これ専門家でもないけれども、一応そこらのしろうとさんよりは詳しいです。これは質問せんならぬですから、勉強せんならぬですから。これはしろうとさんが見たら何が何やらわからぬですよ。そこらはそういうぐあいにやっていただきたいです...全文を見る | ||
○北側委員 これは総裁、私、前に林さんにお聞きしたときは、この議事録はここにありますが、結局、たとえば民間の地主にこの団地は売られる。これは必ず家賃が上がりますね。だからそこにどうしてもおれない。そこに入っておる入居者は、公募して当せんして、そしてそこに入居したわけですから、その...全文を見る | ||
03月22日 | 第68回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第3号 議事録を見る | ○北側分科員 きょうは、私、四点ほどお聞きしたいわけですが、まず最初に市街地再開発事業の問題につきまして、これは大蔵省のほうの関係の税制面、こういう面できょうはずっと詰めていきたい、こう考えておるわけです。 御存じのとおり、都市問題で一番大きな問題になっておりましたのはこの市...全文を見る |
○北側分科員 いま言われたことなんですが、そこでやっぱり一番問題は、この権利変換の対価補償をもらいますこの対価補償が、はたしていまあなたの言われたとおり買いかえの特例に当てはまるのか、また一千二百万控除されるのか、これは非常に大きな問題になってくるわけです。たとえば租税特別措置法...全文を見る | ||
○北側分科員 そこらが非常にむずかしいところなんですね。なるほど審査会を設けてありますが、この審査会には借家権者は入っていないのです。これはもう御存じのとおりだと思うのです。借家権者の発言力というものはないわけです。いまあなたの言われるように公益的な人、いろいろな学識経験者という...全文を見る | ||
○北側分科員 大臣、そういうことでございますので、これからやはり毎年毎年新しい会社がふえていくわけですから、そういう点を特に注意をして見ていただきたい、このことをお願いしておきます。 それからいま一つ、借家人の場合もやはりこの権利変換に際して対価補償という形になるわけですか。 | ||
○北側分科員 ちょっと私の質問がまずかったかもしれませんが、結局こういうことです。借家人の場合もやはりこういう対価補償ということで、これは一時の立ちのき料とかそういうものではないのですね。そういう立ちのき料というものはまた別なんですね。 | ||
○北側分科員 これは非常に問題があると思うのですよ。これは、たとえば対価補償という場合と、立ちのき料という名目になる場合と税金が全然変わってくる。そうじゃないですか。片方ではこういう措置が講じられてある。借家人はたとえば立ちのき料としてもらって、いずれにしてもそこを出たら——再開...全文を見る | ||
○北側分科員 ちょっとわからないのですが、たとえば例をあげましょう。借家人が出ることについて三百万円もらいました。その場合、たとえばここで書いてあるとおり、特別の措置によって、千二百万円以下ですから、そのままもらって、その人は三百万円でまた他の家へ移れるわけですね。それがいまあな...全文を見る | ||
○北側分科員 ここが一番大きな問題になってくるわけです。ここのいわゆる当てはまるか当てはまらないか、非常に大事な問題になってくるわけです。 次に、これは起債の関係でお聞きしたいのですが、御存じのとおり、今度の住宅金融公庫法の一部改正では、再開発によって組合施行で建てた分につき...全文を見る | ||
○北側分科員 私、考えるのはこういうことなんですよ。一つはこのように明文化されておるわけです。これから地方公共団体施行の再開発をじゃんじゃんやっていくでしょう。その場合、地が公共団体もいろいろあると思います。そういう縁故債等をやってやろうというところもあるでしょうし、またそれを明...全文を見る | ||
○北側分科員 これは所得には間違いないと思うのです。しかし、実際問題としていままで条件はついておりましても、ある程度のものについては免税扱いされておったわけでしょう。そうしますと、いまの税制のあらゆる面を見てみますと、やはりサラリーマンが一番取られているのじゃないかと思うのです。...全文を見る | ||
○北側分科員 あなたの言うこともわかるのです。わかりますが、しかし、物品だったらかまわないというのでしょう。そうでしょう。だから私、思いますのに、ワクをきめて、ここから以上はかかるとかなんとかするのだったら話はわかる。そうじゃなくて、金一封については全部かかるのだ。そこらが、源泉...全文を見る | ||
○北側分科員 もう時間がないのですが、もう一つだけ大臣にお願いします。 日本住宅公団の家賃の問題なんですが、これは家賃の問題については大蔵省と関係ないわけです。しかし、ことしの建設省の予算で、日本住宅公団の家賃が非常に上がっている。特に面開発される住宅については三万円をこえて...全文を見る | ||
○北側分科員 もう時間が過ぎましたので、これでやめますが、この問題につきましては非常に大事な問題だと思います。そうしなければ住宅公団法の法の目的にも反してくるのではないかと思います。そういう点、できたらやはりこの利率の五%を四%にしてもらいたい、このことを強く要望して私の質問を終...全文を見る | ||
04月12日 | 第68回国会 衆議院 建設委員会 第8号 議事録を見る | ○北側委員 大臣が来られてからまたひとつ、その分だけあとへ残しておきたいと思います。きょうは時間が三十分ということですから、三点について伺ってみたいと思うのです。 まず公営住宅の入居基準ですね。これについて伺ってまいりたいのですが、御存じのとおり今度文部省のほうで就園奨励補助...全文を見る |
○北側委員 いま沢田さん言われたとおり、建設省はこの公営住宅の収入基準について、これ以下の人であるならば自力で建てられないであろう、こういう考えでやっておる。しかしこれは答弁が少しおかしいのじゃないかと思うんですよ。たとえばいま年収百五十万円あっても、なかなか自力で実際の問題とし...全文を見る | ||
○北側委員 この問題は、建設省は建設省としての考え方でそうやっておるんだ、こういうお答えだと思うのです。そこで、たとえば大阪あたりで昨年の公募したいわゆる一種、二種住宅の中で、特に二種住宅の中で公募数に満たない場所が二カ所ほど出ております。これは、だから住宅難が緩和したのかという...全文を見る | ||
○北側委員 大臣、申しわけないと思うのですが、先ほど私のほうの小川委員の質問の中で大臣が答弁なさっておられたのですが、公団住宅とか公営住宅、これは曲がりかどに来ておる、こういう大臣のお話だったのです。これは私非常に大事な問題だと思うのです。いま私、入居基準の問題をここで論議し、こ...全文を見る | ||
○北側委員 なるほど大臣言われたとおりと思うのです。この問題につきまして、御存じのとおり民間自力建設もいま落ち込んでおります。これは景気が回復すればよくなるのではないか、こういう建設省の意見なんですが、私らから見た場合に、いままでに持ち家を建てるべき人は大体建てたのではないか。あ...全文を見る | ||
○北側委員 いい案があったら教えていただきたいということですが、これはもうすでに予算の組かえのときに私出しておるわけです。それが認められないだけでありまして、もう案は出ております。 問題は、この間東京都の都営住宅の問題につきましても、国のほうで大体二万戸建ててもらいたいという...全文を見る | ||
○北側委員 そうすると、私の言ったことはそれで間違ってないわけですか。いまずっと読み上げたところは間違いないのですね。 | ||
○北側委員 私思うのですが、東京都の場合、なるほど大阪あたりと比べますと住宅難は大阪よりも激しいと思うのです、人口が非常に多いですから。しかし、いずれにいたしましても、こういう問題についてこの超過負担という問題が各地方公共団体の非常に大きな問題になっております。私非常に心配します...全文を見る | ||
○北側委員 時間がないのでもうやめますが、もう一つ建てかえ事業なんです。というのは、東京とか大阪の場合、建てかえに住民が非常に反対しております。しかし中には木造で相当古くなりまして、建てかえてもらいたいという意見の場所もあるわけです。そういう場所に対しての建てかえ事業に対しても、...全文を見る | ||
○北側委員 まだもう一つあるのですが、時間が来たようですからこれは今度の機会にやりましょう。超過負担の問題も、これは答弁はしていただいてないわけですが、大臣十分ひとつやっていただきたいと思うのです。東京都だけを特例にやって、大阪は特例じゃないなんて、非常におかしいと思うのです。大...全文を見る | ||
04月26日 | 第68回国会 衆議院 地方行政委員会建設委員会連合審査会 第1号 議事録を見る | ○北側委員 今回の公有地拡大法案におきましては、いままでの、国または地方公共団体が持っておりますところの公共用地の問題については何ら触れておらないわけです。そこで、昭和四十五年八月十四日に地価対策閣僚協議会があったわけですが、その際、地価対策として、公有地の維持拡大をうたっておる...全文を見る |
○北側委員 私の言うていることはそういうことを言うているんじゃないですよ。私の言ったことは、いままでのいわゆる管理また処分。いろいろな勧告が出たり、地価対策閣僚協議会でいろいろな問題が出た。ところが、それに対してどういう手を打ってきたのかということですよ。その方法。それとあわせて...全文を見る | ||
○北側委員 いま、土地開発とか、いろいろな問題を言われました。それは私もわかっておるのですが、しかし、手段としてのいままで打っておる手が非常になまぬるいんではないか。こういうことを指摘しておるわけです。そうでなければ、この法案が出てもしり抜けになってしまうわけです。それじゃいけな...全文を見る | ||
○北側委員 私が思いますのは、たとえばいま大都会におきますところの公営住宅等の建設、これに対する用地が非常に不足しておるわけです。住宅用地というのは、御存じのとおり、交通の便が悪いところでは、もう全然立地条件が悪いわけです。そういう点を考えまして、たとえば、現在、民間デベロッパー...全文を見る | ||
○北側委員 私が建設省からいただきました資料によりますと、首都圏、中部圏、近畿圏の市街化区域内及び市街化調整区域内合計で、主都圏で八千四十ヘクタール、中部圏で七百八ヘクタール、近畿圏で三千二百六ヘクタールとなっておるわけです。そうしますと、問題は、いま地方公共団体で、公共事業に適...全文を見る | ||
○北側委員 よう聞いておいてくださいよ、質問を。私が質問しておるのは、地方公共団体が公共事業に必要な用地を一体どれほど確保しておるのかということを聞いているわけですよ。現在、いわゆる首都圏、近畿圏、中部圏の間で、ですよ。 | ||
○北側委員 二万四千としておきましょう。 では、建設大臣、お尋ねしたいのですが、住宅建設の第二期五カ年計画で、九百五十万戸の建設が予定されておるわけです。この九百五十万戸建てるための用地の量ですね。どれぐらいの面積が要るのか。それをお答え願いたいのです。 | ||
○北側委員 そのうちの、公的資金住宅の分についてはどれくらいですか。 | ||
○北側委員 そうしますと、特にこれは全国的な視野に立っての確保量が二万四千ということをおっしゃっておられるわけですから、これが大都市、たとえば住宅建設が一ぱい必要な都会については、確保量も相当少ないのではないかと思うわけなんです。そういう点、先ほどから社会党の議員が言っておられま...全文を見る | ||
○北側委員 いま自治大臣が答えられただけのものができたならば大成功だと思います。正直に申して、この法案では、御存知のとおり、価格の基準が、先ほども論議されておりましたとおり、地価公示法による公示価格になっておりますね。ところが、実際公示価格で買えますかというと、八〇%程度しか公共...全文を見る | ||
○北側委員 公示価格をどうしても基準にするのだったら、そういう上回った利潤をばっちり全部とるというか、何らかの方法を講じなければならないと私は思うのです。そうしなければ、公示価格といったって、実際問題として、現在二千八百十地点ですか。特に、日本の土地は、隣にへんてこな家があったら...全文を見る | ||
○北側委員 全然効果がないとは言っておらぬですよ。効果がないとは言っておらぬが、七〇%というと、三〇%はやはり地価公示価格以外にやっている。現に、大阪あたりで、事実私が聞いてみましたが、用地買収をするのに公示価格で買えるかと言ったら、買えないほうが多いと言っております。私は現に聞...全文を見る | ||
○北側委員 調整区域に公共投資ができぬことは知っております。しかし、先買いということを考えるならば、やはりそういうことも考えなければいけないのじゃないかと思うのですよ。たとえば、見ておりますと、線引き問題自身がいまちょっとぐらついているような感じじゃないかと思うのです。そういう点...全文を見る | ||
○北側委員 アンケート調査をやって実態をつかまれたらその実態に即応して、地価が幾らかでも安定できるような方向に行政を持っていくようにひとつ措置していただきたい。この点を特にお願いします。 では、法案の内容についてずっと伺ってまいりたいと思うのですが、この法律案の第四条第一項の...全文を見る | ||
○北側委員 用途がきまっておらない場合ですね。この土地の購入にあたっては、使用目的ははっきりするわけですか。 | ||
○北側委員 三百万円はわかりました。そこで、この法律によりますと、たとえば、買い取りの目的を示して行なうとあるわけですよね。そうすると、これについて、道路とか、学校用地とか、住宅用地とか、使用目的をはっきり明確に書くのか。それとも、単にばく然と公共事業の用地だといって使用目的を書...全文を見る | ||
○北側委員 これは非常に問題だと思うのですよ。たとえば屎尿処理場なんか、これは目的を言ったとたんに絶対に売らぬですよ。周囲は絶対にそんなもの売ったらいかぬと言いますよ。私だって売ったらいかぬと言いますよ。そうでしょう。また、これは、学校とか、道路建設とか、いろいろな目的によって使...全文を見る | ||
○北側委員 大臣、わかりましたよ。それはわかりますが、しかし、実際の問題といたしまして、ここに使用目的をはっきり明確にしなければならぬとなっているわけですね。その場合に、使用目的を明確にした場合には、土地の所有者なんて、そんなにぼやぼやとしておらぬですよ。そんなニュースが伝わるの...全文を見る | ||
○北側委員 次に行きましょう。先ほどの三百万円の租税特別措置による減税なんですが、この三百万円は少ないように私は思うのですよ。三百万円ですと、現在ですと、個人の場合、四十七年、四十八年は、譲渡所得税は一五%ですね。減税される分というのは四十五万円ということです。そうじゃないですか...全文を見る | ||
○北側委員 市街化区域内の用地というのは、相当額が高いわけですよ。たとえば、相当数の先買いをやった場合に、三百万円について四十五万円というのは、ほんのわずかだと思うのです。それよりも、じっと持っておったほうがよい。さっき申し上げたように、毎年毎年市街化区域内の値が、平均しますと一...全文を見る | ||
○北側委員 全然効果がないとは言っておらぬですよ。効果は幾ぶんあるでしょう。民間に売ったのと同じ値段で、この法律によって地方公共団体に売った。それで三百万円。それは効果がありますよ。しかし、もっと効果を出すためには、もっと上げたらいいんじゃないかと言っておるのですよ。 もう時...全文を見る | ||
○北側委員 では、もう時間が参ったようですから、まだだいぶん残っておるのですが、あとの方に影響してもいけませんので、これで一応やめさせていただきます。 | ||
05月16日 | 第68回国会 衆議院 建設委員会 第16号 議事録を見る | ○北側委員 参考人の方々のいろいろな御異見を聞かしていただきまして、このたびの法案の審議に大いに役立つ、このように喜んでおります。 そこで、まず木村先生にお尋ねしたいのですが、今回のこの計画につきましては、環境の整備ということと水質の保全とそれから開発、この両面の問題があるわ...全文を見る |
○北側委員 もう一ぺん言いましょうか。たとえば、今回の計画では、御存じのとおり琵琶湖に注ぐ下水を流域下水道で拾って、そこで処理して琵琶湖に流す、このようになろうと思うのです。その場合、琵琶湖の水質は現状以上に回復するかどうかということです。それをお聞きしたわけです。 | ||
05月17日 | 第68回国会 衆議院 建設委員会 第17号 議事録を見る | ○北側委員 この琵琶湖総合開発特別措置法案に入る前に、ただいま大臣が報告なされました千日デパートの火災の件なんですが、私も実はこの火災が起きましてすぐ参ったわけです。と申しますのは、ちょうど私のほうの選挙区の関係で、テレビでニュースを見てすぐ飛んでいったわけです。この火災で一番問...全文を見る |
○北側委員 その点ひとつこれから他の建設委員会でこれはみっちりやりたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 まず、この琵琶湖の総合開発法案に入る前に一つお尋ねしたいことは、これからますます水の需要ということについては非常に大事な問題になってくるわけです。日本は非常に降雨量...全文を見る | ||
○北側委員 水の需要については工水とか上水、農水、いろいろみな違うものですが、私が言ったのは上水でありまして、一日大体五百リットル。現在日本では一日平均、全国平均がおそらく一三九十ぐらいじゃないかと思うのです。これが昭和五十年、五十五年、六十年になってきた場合に、文明の近代化とい...全文を見る | ||
○北側委員 大臣の言われることはわかるわけですが、ただ私の心配しますのは、たとえば、今回私は視察して見たのですが、御存じのとおり湖西線ができるということで鉄道が新しく敷かれる。そういうことで、また総合開発が行なわれることによって観光事業等が乗り出してくる。そこで現在土地の買い占め...全文を見る | ||
○北側委員 そこらの問題はひとつよくやっていただかなければ、現在もうすでに土地の買い占めを業者がやっておる。そういうことになりますと乱開発される危険性が非常に出てくるわけです。そうしますと、この目的の自然の環境保全と、このようないわゆる観光資源の利用、こういうものはこの法の目的ど...全文を見る | ||
○北側委員 第一期河水統制が昭和十八年から昭和二十七年、このあとの問題につきましてはもう少しあとのほうでお聞きしたいと思うのですが、要するにいろいろな統計を見られて、マイナス一・五メートルで渇水期においては四十トン、あとの問題は大臣がいろいろ協議してきめていく、こういうお話であり...全文を見る | ||
○北側委員 まあそのようなお答えであろうと想像しておったわけですが、大臣、今回の琵琶湖総合開発計画、これは、いままでかつて水資源の開発としてはおそらくこういうやり方はなかったと思うのですね。いわゆる受益者が負担金を持って、そうして法律できめて地域開発等を行なっていく、これは水資源...全文を見る | ||
○北側委員 今回のこの琵琶湖総合開発計画、これが最初であるわけです、こういうやり方につきましては。今後またこういうやり方でやるような見通しのところはあるのですか。 | ||
○北側委員 下流側が、今回の場合ですといま大臣が言われたとおり百五十億、国が百五十億、このようになっておるわけです。ところが私の知るところによりますと、滋賀県側としては四百億を要求しておられた。結局三百五十億になった。その五十億については、私が一番初め、ちょうど大臣が三者会談を行...全文を見る | ||
○北側委員 この下流負担につきましても、下流側としてはおそらくこれは上水の飲料水の値上げ等、いろいろな問題が出てくるのじゃないかと思うんですね。この百五十億以外に五十億の問題につきましては、私思いますのは、これは下流が負担すれば、いわゆる下流が負担しておそらく起債等をやられるのじ...全文を見る | ||
○北側委員 そこらのことをできたらはっきり伺いたかったわけですが、たとえば下流側が負担をしてそうして貸し付けるということになりますと、その起債についてはやはり起債の利子等の問題もあろうと思うのです。また貸し付けたら一体いつ滋賀県側から下流側にそれが返済されるのか、どういう返済にな...全文を見る | ||
○北側委員 なるほど、滋賀県の負担を軽くしたい。しかし下流の負担はこれは一般府民に及ぶわけです。そこらも考えてやっていただきたいと思うのです。たとえば起債にしましても、国のほうで利子を補給するとか、そういう手もまた考えてもらいたいのです。そうしなければ、下流としてもそれだけ負担が...全文を見る | ||
○北側委員 これなんかも資料を見ますと、利率は年利三分五厘くらいですね。実際の問題として毎年物価は五・五くらい上昇しておるわけです。百五十億の問題につきましては、十年間で工事をやっていくわけですから、物価上昇に従って百五十億が百六十億、百七十億になってくると思うのです。ところが貸...全文を見る | ||
○北側委員 わかりました。正直に申し上げて、これは大阪府会あたりでいろいろ問題が論議されておるわけです。たとえば第一期河水統制以後、洗いぜきでマイナス一メートル、こうなっておっても、実際は一メートルまで下げてくれなかったとか、そういう不信感が非常に強い、下流は下流として。それは府...全文を見る | ||
○北側委員 今度水質汚濁防止のため、琵琶湖については、北湖が即時、湖沼AAで、これはCOD一PPM以下、瀬田川が河川AでBOD二PPM以下、こういう基準がきめられておるわけです。南湖については、現状のCOD一PPM以上の水質を、五年をこえる期間で基準に達するよう、こういういわゆる...全文を見る | ||
○北側委員 一応この基準については達成できるわけですね。 | ||
○北側委員 それとあわせて、最近、これは新聞にも載っておりましたが、琵琶湖でとれた九年前のシジミの中からPCBが発見された、このように京都の市街生研究所で発表になっております。これはおそらく日本コンデンサ草津工場から出たのではないか、こういうことが新聞でも報道されておるわけです。...全文を見る | ||
○北側委員 この問題は、淀川のちょうど大阪あたりの取水口のヘドロの中からも出てきておるわけです。かなり大幅に汚染されておるのではないか、こう思いますので、この問題は非常に大事な問題ですので早急に対策をとって、またそういう工場等についてはもうすでに全部チェックされておると思いますが...全文を見る | ||
○北側委員 もう時間が参りましたので、まとめてずっと言いますからひとつまとめて答えてください。 下水道部長にお願いしたいのですが、たしか昭和四十四年の八月だったと思うのですが、宇治川と木津川の合流点にあった城南衛生組合、これは屎尿処理場で、相当量の、普通一日百キロリットルの処...全文を見る | ||
○北側委員 もう時間が参りましたようで、あとの方に迷惑をかけてもいけませんので、まだ数問残っておりますが、次の機会にでもやらしていただきます。 | ||
06月01日 | 第68回国会 衆議院 建設委員会土地住宅問題小委員会 第3号 議事録を見る | ○北側小委員 各省からいろいろと御説明をいただいたわけですが、その中で二、三点の問題についてちょっとお伺いしてみたいと思います。 この問題は、団地を断わる、そういう市町村が非常にふえてきた、そういうことにつきましてこういう三省協定等がつくられたと思うのですが、実際の問題といた...全文を見る |
○北側小委員 私思いますのに、これからどうしても――きょうの新聞等でも、ちょうど公団がアンケート調査をやられて、これから公団住宅としても、公営もそれは同じであろうと思うのですが、3DK、3LK、また4DK、こういう一時しのぎの場所でないような団地を建設しなければならないと思うので...全文を見る | ||
○北側小委員 そういう行政、区域がありまして、たとえば団地を建設するにしましても、どうしてもあき地のあるところを使うほかないわけです。その三区、東住吉、住吉、城東ですか、特にその中の東住吉あたりもそうなっているのじゃないかと思うのですが、そういうことでどうしてもそちらのほうへ団地...全文を見る | ||
○北側小委員 いまの問題なんかも非常にむずかしい問題であろうと思うのですが、これから先になりますとどうしても検討しなければならない大きな問題ではないか、こう思っておるのです。そういう問題も今後いろいろ話し合ってやってもらいたい、こう考えております。 それから、これは一例ですが...全文を見る | ||
○北側小委員 これなどは実際起こっておる一例を申し上げたわけですが、いずれにしても、たとえば補助率のアップとかいろいろな問題がなければ相当たいへんな問題になるのではないか、こう思うわけなんです。 それと、建設省のほうで第二期住宅五カ年計画で九百五十万戸、一応建てるようになって...全文を見る | ||
○北側小委員 これから私のほうももう少しこまかく勉強してまいりたいと思うのですが。最近団地建設お断わり、こういう市町村がふえておる。そのおもな原因はいままでここで論議されておるような問題が主体であろうと思うのですが、それ以外にも、たとえば新しい団地が建設される、そういう新しい団地...全文を見る | ||
○北側小委員 そのほかいろいろ問題があると思うのですが、そういう問題につきまして私のほうもこれから少し勉強して――何としてもやはりこの問題が解決されなければおそらく今度の第二期住宅建設五カ年計画等も達成できないのじゃないか。だんだん問題が非常にむずかしい地域に団地建設をやらなけれ...全文を見る | ||
06月09日 | 第68回国会 衆議院 建設委員会 第24号 議事録を見る | ○北側委員 二時から本会議がありますし、あと浦井委員も少し時間をいただきたいということでありますので、簡単に端的にお聞きしていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 ちょうど昨年末の十二月二十八日ですか、地代家賃統制令、これの改正がなされたわけです。それで、いままで私...全文を見る |
○北側委員 なるほどこれは大阪のどまん中で、いま新築でこれだけのものであるならばこういう家賃ではないでしょう。それはわかります。しかしこういう戦前から建っておる象は、戦前から入居なさって、そうしてたとえば家賃の問題でも家主とたな子が契約の上で成り立って、徐々にこう上がってきたもの...全文を見る | ||
○北側委員 調整の窓口といわれますが、これが全部押しかけて行ったら、とてもじゃないができないです。区役所の固定資産税課あたりでは絶対にこの問題については触れておりません。たとえば家賃を許諾する場合にどの辺で許諾をしたらいいんですかといっても、私のほうではそれを申し上げるわけにいき...全文を見る | ||
○北側委員 ここにいただきました資料、「公示改正による影響」、ここにずっと書いてあるわけです。たとえば六大都市における標準的な借家、これは床面積が三十三・八平方メートル、敷地が四十八・三平方メートル、これは完全に対象内です。この場合ですと、この計算でいきますと家賃はそれほど大きな...全文を見る | ||
○北側委員 わかりました。行政指導の中でひとつやっていただきたいと思うのです。そうしなければこれはますます紛争が大きくなると思いますので、よろしくお願いいたします。この問題はもう言ってもいたし方ない。結局、地価が非常に上がるから、これはどうしても固定資産税の評価額が上がってくる。...全文を見る | ||
○北側委員 これはやはり改定しなければいけない。いまは実際問題として入居できないような、資格者が何らかの形でごまかさなければ入れないような基準になっておるのです。そこらをきちんとやってもらわなければこれは非常に困るわけです。そういう点、どうかひとつよろしくお願いします。 それ...全文を見る | ||
○北側委員 もう時間がありませんのでやめますが、この問題は非常に大事な問題でやっておりますので、早急に一つの方法を、基本的な原則というのですか、それをやはりきめなければいけないと思うのです。それでなければしょっちゅうこれはトラブルが起こります。だからその点、建設省、運輸省等々、ひ...全文を見る | ||
○北側委員 大臣、検討するとおっしゃるが、検討は前からなさっておられるのですよ。もうそういう時期が来ておるわけですから……。 | ||
○北側委員 わかりました。ひとつ早急に検討してください。実情に合うようにやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 | ||
08月31日 | 第69回国会 衆議院 建設委員会土地及び住宅問題に関する小委員会 第4号 議事録を見る | ○北側小委員 いま大体もう井上先生がほとんど全部質問をなさったわけですが、私思いますのに、たとえばここに載っておりますように、法人の土地譲渡所得に対しては他の所得と分離して課税する、こういう問題などは早くからいわれておったわけなのです。ただいまの建設省の報告などを見ましても、三年...全文を見る |
○北側小委員 いま御説明を聞いたわけですが、きのう大野先生もおっしゃっておられたとおり、不動産鑑定士というのは非常に少ないわけでしょう。地価公示制度の拡充というのは、これができたときから、この審議に入ったときから、早く全国的にやらなければならない、こう私らは主張しておったわけです...全文を見る |