北側義一

きたがわよしかず



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開催日 会議名 発言
02月27日第71回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○北側委員 私はまず、土地問題からお伺いしてまいりたい、このように考えております。  この土地問題というのは、現在、日本におきまして、国内的な課題では最大の課題となっておるわけであります。たとえば地価の上昇を見てみますと、六大都市の市街地価格指数、これは日本不動産研究所の調査に...全文を見る
○北側委員 大蔵大臣は、新土地税制とか、またそのほか金融の引き締めとか、いろいろな問題からそうお答えになっておられると、このように考えておるわけでありますが、では、新土地税制について、具体的な問題についてまずお伺いしてまいりたい、かように考えております。  まず、その土地税制の...全文を見る
○北側委員 この適正利潤率は、大体いつごろまでにおきめになるのですか。
○北側委員 この問題は、先ほど申しましたとおり、非常に重要な問題でありまして、いま大臣が言われたとおり、一般企業の利潤、これが一つの基本的な数字、このようになってくる、このようなお答えであろう、こう解釈いたしております。  そこで、先ほど大臣が言われたのは、土地譲渡税がこのよう...全文を見る
○北側委員 そのことはよくわかるのです。欠損法人でない場合は、なるほど七一%近くなります。これはよくわかります。しかし、私の言っているのは、欠損法人の話をしておるわけです。投機排除のためであるならば、これは別個にすべきであると、こう申し上げておるのです。名目は投機排除とあなたはお...全文を見る
○北側委員 結局、投機の排除という問題があるわけですが、その場合に、これから先一挙に地価というのは安定せぬわけですよ。いまのような、たとえば一つの地価対策を見ましても、いろいろな地価対策が出てきております。これは実施されるまでに相当な期間が要る。形式上でも、届け出制が許可制になっ...全文を見る
○北側委員 この問題については、ここで論議したら時間がたちますのでやめますが、やはり相当検討しなければならない課題ではないかと思うのです。その点ひとつよろしくお願いします。  次に、土地保有税の問題について自治大臣にお聞きしたいのですが、保有税につきましては、取得価格の一・四%...全文を見る
○北側委員 なるほど、言われるとおり、地価というもの、これは総合的にやらなきゃ地価上昇は押えるわけにいかないように思います。よくわかっております。わかった上で私は申し上げておるわけであります。というのは、先ほども申しますとおり、一・四%じゃ、総額から見ましても、地価の上昇が一五%...全文を見る
○北側委員 あなたは効果があがるとおっしゃっておられるわけですから、もし効果があがらない場合には、この一・四%といういわゆる保有税を上げるのか、上げないのか、これが一点。  それと、もう一つ私がお伺いしたいことは、土地保有税の課税対象地域の中で、その地域がきまっておるわけです。...全文を見る
○北側委員 いまこの東京都及び指定都市という地域、ここにおる住民というのは、住宅では今度の新税でもおそらく救えないでしょう。私は救えないと思います、こういうあれでは。六百坪以上でしょう、これは。以下ではかからないということになりますと、これは固定資産税を払って、そうしてじっと待っ...全文を見る
○北側委員 六百坪以上の場合かかる。これはそれでけっこうです。なるほど少しは供給されるでしょう。しかし、それ以下の二千平方メートル以下の分がずいぶんある。二千平方メートルまで供給できるでしょう。そこから押えますね、それだったら。こうなるでしょう。そのときもやはり検討しなければなら...全文を見る
○北側委員 まあその点をよく考慮してひとっこれは取りかかってもらわなければ、現地では、こういうことはとてもできないなんという声も、税務署の中では出てきておるわけです。ああいう新税をつくってくれるのはけっこうだが、人数は一つもふやしてくれないで、一体どうしてやれと言うんだ、こういう...全文を見る
○北側委員 では地価公示法についてお尋ねするのですが、昭和四十八年度も一万四千五百七十地点の地価調査、これが予算では認められておるわけです。先ほども申し上げましたとおり、この売買の目安といわれる地価公示法、地価公示価格、これは実際、現在ほとんど売買の中で、地価公示法なんというより...全文を見る
○北側委員 だから、なるほど国土総合開発計画等では中止勧告、許可制にして中止勧告、こういう問題があって、やはりそれは一つの目安のあるというのはわかります。しかし、やる以上は最終的なめどをぴちっときめて、地価公示法にやはり税金がかかっているわけですから、ばく大な金がかかっておるわけ...全文を見る
○北側委員 都市計画法では、御存じのとおり調整区域においても、二十ヘクタール以上の開発については知事が許可しておるわけです。これが乱開発のやはり一つの問題点となっておるわけです。私、都市計画法を審議した場合に、この二十ヘクタールの市街化調整区域における開発については、公的機関がい...全文を見る
○北側委員 いまの自治大臣の意見について、大蔵大臣また建設大臣、どのように思っておられるか。これはやはりそういう指定都市なり大きな都市においては非常に大事な問題になっております。でなければ住宅は建たぬです。そういう点から、相当検討しなければならない問題だと思うのです。大蔵大臣、建...全文を見る
○北側委員 いま自治大臣が言われたとおり、乱開発というのはそういう公的な機関ではできないと思うのです。そういう点については私も賛成です。線引きの引き直し、それだったら賛成です。特別措置によって、調整区域においてもそういう公的な公営住宅なり、またいわゆる公的な住宅建設、公的な施設、...全文を見る
○北側委員 私、聞いたところによりますと、七千ヘクタールぐらいあるんじゃないか、こういうことを聞いておるのです。これは確かな数字ではありません。  そこで私、思いますのは、都市計画法を審議した場合、二十ヘクタール以上は開発許可になった。これがいまやはり一つの大きな問題になってお...全文を見る
○北側委員 日本開発銀行のほうからこのような融資が出ておるわけですね。私、思いますのは、先ほど言いましたとおり、やはり市街化調整区域において日本開発銀行がそういう融資をする。その融資を受けて開発する。いろいろな問題が起こってきているわけですよ。たとえばゴルフ場の乱造成なんかでがけ...全文を見る
○北側委員 時間がありませんので、もうあと三十分ですから、次に進みます。  経企庁長官にお伺いしたいんですが、きょうの新聞では、新国土総合開発計画では、土地の急騰や投機的買い占めが急増またはおそれのある、そういう判断をすれば知事が特別規制地域を指定できる、このように一応経企庁の...全文を見る
○北側委員 この問題は非常に大事な問題なんです。これがたとえば届け出制が許可制になった。まことに私、喜んでおるわけです。それが今度また話し合いの段階で、大手のそういう土地業者あたりから骨抜きされるようなことになりますと、つくった土地新税も何にもならないようになっちゃう。その点、新...全文を見る
○北側委員 この問題につきましては、特別規制地域の指定の範囲というのは、非常に大事なところだと思うのです。それとあわせて罰則をどのようにきめるのか。骨抜きというのは、実効があがらないことを骨抜きというのです。だから実効をあげるようにしてもらいたい。でなければ、ここで予算委員会のと...全文を見る
○北側委員 この点、ひとつ大臣、よろしくお願いいたします。いまの問題は非常に大事な問題です。  それから、労働大臣が何かお急ぎのようですので先に……。  実は今度、御存じのとおり、厚生年金の積み立て金を、住宅供給の面で年金加入者の個人住宅の建設に融資しよう、こういう制度ができ...全文を見る
○北側委員 では、いまの労働大臣の答弁に対して厚生大臣どう思われますか。  それとあわせて、いわゆる厚生年金の積み立て金を住宅供給の面で年金加入者の個人住宅の建設のために融資しよう、これのいわゆる貸し付け条件、また貸し付けの金額、その制度を簡単に御説明願いたいのです。
○北側委員 これは私も非常にいい制度だと思うのです。住宅金融公庫とあわせて両方借りますと、二十年以上になりますと五百万ぐらいになりますので、非常にいいことだと思います。ただ、先ほど心配したとおり、この貸し付けによって事業主が使用人を金縛りするようなやり方はどうしても避けなければな...全文を見る
○北側委員 いま言われたわけですが、これは私が調べた戸数ですがね。たとえば東京都の場合、公営住宅のいわゆる計画戸数が昭和四十六年は一万八千五百戸、そのうち発注したものが一万五千五百戸、未発注が三千戸ありますと、こう聞いております。昭和四十七年度分については、計画戸数が一万九千八百...全文を見る
○北側委員 それは、まあ大臣の言うことよくわかるんですがね。しかし、こういうぐあいになったというのは、やはり地価対策のおくれがこうなったわけですよ。その責任は、少なくとも第一期住宅建設五カ年計画の場合でも、第二期住宅建設五カ年計画の場合でもそうです。第一期の場合は一世帯一住宅、こ...全文を見る
○北側委員 時間がないので、これはまた建設委員会でじっくり論議したいと思います。そうしなきゃもう時間がないです。  最後に一つだけ、これは大事な問題ですからこれだけぜひ聞いておきたいのです。というのは、最近地価の上昇に伴って、大都市におけるいわゆる家賃、これは民間における住宅家...全文を見る
○北側委員 まあ、そういう答弁をなさるだろうと思っておったのですが、問題は行政指導だけではどうにもならない問題です。私は思うのですが、たとえば、先ほども申し上げましたとおり、東京都においては公営住宅は計画戸数の二〇%しか発注高がない。そうして高い民間の住宅の狭いところで非常に苦労...全文を見る
○北側委員 御存じのとおり、現在の都市化というものは、産業と人口とが集中してなったわけです。その根本原因は、やはり経済第一主義、輸出至上主義というところから、企業が都市に集まり、人口が集まったわけです。その集まってきたそういう人たちが、大都会での住宅難で住宅が建たない、にっちもさ...全文を見る
○北側委員 もう本会議で時間がないようですから、これで終わりますが、あとはひとつ建設委員会で、またその場合、大臣を呼びましたら、ぜひとも来ていただきたいと思います。まだだいぶ残っておりますので、その点どうかよろしくお願いいたします。
03月02日第71回国会 衆議院 建設委員会 第4号
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○北側委員 先日予算の一般質問でちょっと質問さしていただいたわけですが、そのとき時間がありませんでしたので、つまらない問題があったわけですが、それをきょうお伺いしてまいりたい、こう考えております。  先日田中総理が、いわゆる宅地の供給増加、このことについて指示した、このように聞...全文を見る
○北側委員 聞くところによりますと、仙台あたりで非常に大きな宅地造成が行なわれて、線引きを直すようなことがいまいわれておるわけです。私思いますのは、いま大臣が言われたとおり、都市計画法を審議しましたときにこの線引きの問題が非常に重要な問題になったわけです。と申しますのは、あの都市...全文を見る
○北側委員 公有地拡大推進法、これに基づいて公共用地を先行取得する土地開発公社、この設立がいわれておるわけですが、現在都道府県及び市町村で大体どの程度これが進んでおるのか、自治省の方……。
○北側委員 大臣、いま聞かれたように、大体都道府県で現在二十県、あと十六県がこの三月議会でこのような土地開発公社ができるわけです。こういういわゆる土地開発公社に調整区域なんかを買わしたらいいのじゃないかと思うのです。そういう点で、これはどうでしょうか、考え方だけではいけないと思う...全文を見る
○北側委員 わかりました。  そこで済みませんが、東京、千葉、埼玉、神奈川及び横浜、川崎、ここらの大きな都市が公有地拡大推進法により一体どれくらいの土地を先買いできたのか。これは十二月一日から施行されておりますので、届け出と申し出、二通りありますが、その申請数と買い取り協議件数...全文を見る
○北側委員 九十八件いわゆる協議がなされて、契約件数が十三件、非常に少ないように思うわけです。その少ない原因はどういうところにあるのですか。協議する以上は買い取りしたいから、必要だからその協議の段階に入ったのじゃないかと思うわけです。
○北側委員 いま言われたとおりいろいろな問題があろうと思うのですが、公有地拡大推進法を連合審査でやりましたときにいろいろな問題が出たわけです。たとえば、地主は協議もできますし、市街化区域内だけ、こうなっております。そういう点、やはりもっと有効にこの法律を使わなければいけないのじゃ...全文を見る
○北側委員 これはちょうど十二月一日から始まったところで年月もそうだってないわけですから、ここらの問題を相当強力にやらなければいけないのじゃないかと思うのです。ひとつ自治省と協議し早急に進めてもらいたいと思うのです。  それから、大臣が出ていかれるので先に大臣にお伺いいたします...全文を見る
○北側委員 東京都も御存じのとおりこの三月末で発注見込みが計画戸数の三千戸、こう私聞いております。大阪のほうも聞いてみたのですが、やはり何とかことしは消化できるというのです。ところが来年あたりはちょっとあぶない、こういう話です。なぜあぶないのだと聞きますと、特に公営二種住宅なんか...全文を見る
○北側委員 まあ、ことばの上ではいま局長言われたとおりになろうと思うのですが、具体的に一体これをどのようにやったらいいのか。話は理論的にわかりますよ。全く言われたとおりだと思うんですよ。しかしそれが具体的に事実建つようにしてもらわぬと国民は困るのですからね。そのためには具体的にど...全文を見る
○北側委員 ひとつ洗い直していただいて、早く措置を講じなければいけないと思いますので、大臣その点よろしくお願いします。特に東京、大阪なんというのは、これはどうしようもないのです。もう住宅問題をここで質問しても、返ってくる答弁、実情は、質問していてもいやになってくるのです、正直申し...全文を見る
○北側委員 既成市街地においては、なるほど都市再開発をやらなければならないと思うのです。しかし、都市再開発法の中のいわゆる借家権者、これは非常に権利が弱いわけです。いままでやった個所を私調べてみますと、こういう人はどうしてもほとんど出ていきますね。小さな店舗は成り立たないのです。...全文を見る
○北側委員 あと時間がないので、ちょっとほかの問題に移ります。  今度の建設省の予算案で下水の第三次処理、これが予算化されておるわけですが、これについての見通しですね、大体どれくらいの時期にこの第三次処理が研究段階から実施段階に移れるのか。これについてどうでしょうか。
○北側委員 三次処理でもいろいろあるということですが、なるほどそのとおりだと思うのです。今度の予算で三次処理についての予算が一応組まれておりますね。あれは多摩川ですか、それについての第三次処理、これはどういうふうになっているのですか。
○北側委員 いつごろをめどにしてやるかというのはどうも答えが出てこないようですが、今回の予算の復活要求で通った淀川水質保全のための汚水バイパスなんですが、これについての考え方、これをお伺いしたいのです。
○北側委員 そうすると、またこれも非常にむずかしい問題があろうかと思うのです。たとえば処理場を建設しなければなりませんね。最後に、汚水バイパスをそのままずぼんと大阪湾へ流すのではこれは何のためかわからぬから、これはやはり処理場をつくらなければならない。そういういろいろな問題があろ...全文を見る
○北側委員 私思うのですが、たとえば京都のほうは市内の下水道普及率は四〇%、こう聞いております。それがやはり、バイパスをつくっても上流のほうで淀川へ流すようでは話になりませんから、上流にもやはり下水道整備ということは非常に、大事な点ではないかと思うのです。そうでないとこの汚水バイ...全文を見る
○北側委員 時間がまだ五分ほどあるようですが、先ほど質問しようと思いましたが、大臣行かれるというので飛ばしたのですが、行かれないようですから、これは大臣に別に御質問申し上げるわけじゃないのですが、土地の問題です。公共事業を行なう上において、建設省所管の公共事業費のうち用地費及び用...全文を見る
○北側委員 昭和四十八年度の建設省所管の公共事業費のうち、この用地費、用地補償費、大体どの程度見ておられますか。パーセントで言ってください。
○北側委員 この事業費のうちほとんどが用地費、用地補償費。予算額がふえても事業量が特に伸びないじゃないか。四十八年は少し減るようですが、そういう点もありますので特に先般予算の一般質問で私いろいろお尋ねしたわけですが、譲渡所得税、保有税の問題、これなんか、大蔵省、自治省の関係ですか...全文を見る
03月05日第71回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第3号
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○北側分科員 まず最初に通産大臣にお尋ねしたいんですが、これは基本的な問題ですのでお尋ねするわけですが、田中総理が書かれた「日本列島改造論」の中で、「工業の発展とネック」、こういうような意味のことが書かれてあるわけです。  これは簡単に読んでみますと、こういうことです。「環境汚...全文を見る
○北側分科員 これはことばの上でいきますと非常に簡単なんですが、事実上は、これは非常にむずかしい問題であろうと思うんです。たとえば、きょうは私、この問題で論議するつもりはないのですが、火力発電所等の、いわゆる電源開発、これらにおきましても、そういう問題がずいぶん随所で起こっている...全文を見る
○北側分科員 そこで、いわゆる原子力なり、また火力なり水力なり、いろいろ発電所の建設が急がれておることであろうと思うんですが、現在、電源開発審議会で認可がおりて、そうして着工していない個所がずいぶんあるわけです。それについては大体、その理由とどういう場所があるのか、それを教えてく...全文を見る
○北側分科員 そこで、電力の需要というものは、この計画のとおり、どうしても要るから計画なされているであろうと思うんですが、この公害に対してやはり反対運動が非常に——そのような三百五十万キロ、約五カ所で必要なものが、いわゆる電調審の認可がおりても着工できぬ、こういう実態になっている...全文を見る
○北側分科員 そういう場所は大体どのくらいありますか。
○北側分科員 実は先般私北海道の伊達市の北電の火力発電所の建設問題で現地へ行ってまいったわけであります。いろいろ住民の方とも話し合いをして、お話も聞いてまいったわけでありますが、あそこの伊達火力発電所建設に伴う公害防止協定、これはどのようになっておりますか。
○北側分科員 その六市町村の中に室蘭は入っておりますか。
○北側分科員 硫黄分の問題ですが、これは私正直に申し上げてあまり詳しくないわけですが、全国平均として大体どれぐらいの硫黄分が使われているのですか。
○北側分科員 ここに書いてある資料とは少し値が違うようなんですが、まああなたのほうが正確かどうかわかりませんが、そこで私思うのです。あなたもお聞き及びだと思いますが、伊達市周辺というのは非常に環境の温暖なところで、非常に農作物、それから養殖の魚介類、そばには御存じのとおり国立の公...全文を見る
○北側分科員 環境庁のほうはどうでしょうか。これはそういう計数について現地調査をなされて、そうして硫黄分がこういう場合はこうなる、そういういろいろな現地調査をなさったわけですか。
○北側分科員 実は私、大阪市内の東住吉区というところにおるわけですが、ちょうど岸和田臨海工業地帯ができたわけです。その当時、やはりあそこも高い煙突をつくったわけですね。それを大気に拡散したわけです。風向きによりますと、いわゆる煙突からはき出されたものが、二十キロ、ちょうど私どもは...全文を見る
○北側分科員 通産省にお聞きするのですが、公害防止協定を結ばれた六市町村の中で、そういう監視体制等についてはどうなっていますか。
○北側分科員 いわゆる公害防止協定を結んだこの六市町村のほうで、そういう公害がきちんと測定できるかどうかという問題ですね、そこは非常に大事な問題になってくるわけです。こうします、こうしますというのは、なるほど書いてあるでしょう。しかし実際にその監視体制がよっほどしっかりしておらな...全文を見る
○北側分科員 しかし、事実はやはり室蘭市あたりでは、何も益がないわけですね。伊達火力発電所ができたって、汚染だけこっちが受けるんだからたまったものじゃないという非常に強い意見が出ていますね。これは、ここであなたとやりとりしても、別にあなたは室蘭市の市長でも何でもないのですから……...全文を見る
○北側分科員 わかりました。では、この問題を論議しても始まらぬことでしょうから。  もう一つ、環境庁の方にお聞きしたいのですが、あすこは非常に養殖漁業が盛んですね。それで計画を見ますと、温排水は毎秒二十二トン。自然環境にマッチしているからこそ私は養殖漁業はきちんとできるのじゃな...全文を見る
○北側分科員 最後に、ではこの問題について現地に行かれて調査をなさったことがありますか。
○北側分科員 そういう町長のリコール問題まで持ち上がってやっておるような事件でありますので、そういう声も聞かれてやるのは非常に大事ではないかと私は思うのです。私自身は調査に行ってきたわけです。かりに工事を強行着工でもした場合には、たいへんな騒動が起こるのじゃないかと思うのです。そ...全文を見る
03月27日第71回国会 衆議院 建設委員会 第7号
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○北側委員 この住宅金融公庫法の一部改正の法律案で今回新たに千戸以上の一団地の住宅を建設する者には、関連公共施設、利便施設を建設する資金を貸し付けることになっておりますが、これをなぜ一応基準として千戸以上としたのか、まずその辺からお伺いいたします。
○北側委員 実は首都圏と近畿圏における四十六年及び四十七年の新規建設開始分の公庫の融資戸数、これは計画も含まれておりますが、その五百戸以上の資料をいただいたのですが、千戸以上は非常に少ないわけです。たとえば首都圏ですと十カ所となっておりますが、そのうち千戸以上というのは四カ所、ま...全文を見る
○北側委員 その点ひとつ、千戸なければ全然だめだということじゃなくて、運用していただかなければやはりいけないんじゃないかと思うのです。と申しますのは、先ほど申し上げましたとおり、特に首都圏、近畿圏等では宅地が非常に困っておりますので、実情に即したようにやっていかなければこの法律を...全文を見る
○北側委員 私申し上げるのは、現在ここで審議しておるわけですからね。審議される場合にはこういう額についても明確にやはりしておかなければならないのじゃないか、このように思うわけです。特に住宅改良資金の貸し付けにつきましては、御存じのとおり現在たしか五十万ですか——「限度五十五万円」...全文を見る
○北側委員 そういう点、ひとつ審議するまでには明確にしていただきたいと思うのです。そうでなければ、たとえば七番目の問題にしましても八番目の問題にしましても、また九番目の問題にしましても、いずれも災害とか防災、そういうものに非常に関連あるものでございますので、やはり明確にしていただ...全文を見る
○北側委員 それとあわせて昭和四十七年度の標準建設費単価、これは大都市及びその周辺都市になっておるわけですが、これについて木造また簡易耐火構造、耐火構造、これも二階以下と三階以上と分かれるわけですが、それについての現在の実情があまりにもこれも合わないように思うのです。これについて...全文を見る
○北側委員 たとえば特定中高層耐火建築物建設資金貸し付け、これなどもありますが、これをたとえば買い受ける人は貸し付け限度額が七五%、このいわゆる標準建設単価が非常に低いと、実際問題として建設資金の四五%ぐらいしか借りられないわけです。他は他の金融機関なりどこかから引っぱってくるよ...全文を見る
○北側委員 これはもちろん三階以上についても同じような率で伸びているわけですね。  この問題は前にも私はお伺いしたわけですが、公営住宅の建設に伴って必要となるところの公共施設、また利便施設、その整備費というものは非常にばく大となりまして、受け入れ側の市町村に過大な財政負担となっ...全文を見る
○北側委員 いま私がお尋ねしました問題、私自身は非常に基本的な問題だと思うのです。この問題が解決されなければ、たとえば公営住宅の建設お断わりということがこれからますますふえてくるのじゃないか。これはちょっと正確な数字ではないかもわかりませんが、団地建設等をされて人口が一人ふえます...全文を見る
○北側委員 同じく小中学校の用地取得費に対する国庫補助はどうなっておりますか。
○北側委員 たとえば小中学校の校舎建築の、なるほど二分の一が三分の二になったわけでありますが、これについての標準単価というのですか、これはどうなっておりますか。
○北側委員 その政令案をいま要求しておりますので、できたら下さい。御存じのとおり木材等が非常に高騰しておるわけですね。これぐらいの値上げ幅ですとその木材の高騰には追いついていないのです。これはやはりそういう面から見ても地方公共団体の超過負担というものはますますふえていくのではない...全文を見る
○北側委員 ぜひともこの問題につきましては実現できるようにひとつお願いしたいと思います。  それと、厚生省の方おられますか。——団地建設した場合に、その用地費及び建築費等の高騰に伴いまして、特に公団住宅あたりになりますと現在非常に家賃が上がっております。ひどいところば三万五千円...全文を見る
○北側委員 その基本額はどうなっておりますか。
○北側委員 建築物につきましては、私のお聞きしたところ、一人が五平米、このように聞いておるわけですが、九十人の場合ですと、この基準からいきますと四百五十平方メートル、そのようになるわけですね。そうしますと九十人の場合、四百五十平米で一千八十万、そうすると一平米二万何がしですね。そ...全文を見る
○北側委員 もう約束の時間が参りましたので終わらせていただきますが、大臣いま言われたとおり、大臣も建設行政については各大臣の中で一番明るい方だと思います。何とかひとつ、この住宅問題についてはやはり内政問題で一番大きな問題じゃないかと思いますので、その点、いま答弁なされたように前向...全文を見る
03月28日第71回国会 衆議院 建設委員会 第8号
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○北側委員 先ほどからの論議を聞いておりまして、セメントと木材の問題がいま主体になっておるようであります。  セメントの問題についてまずお伺いしたいわけでありますが、この問題につきましてはいろいろな事情があったかと思います。たとえば、昨年の末におきますところの補正によりまして公...全文を見る
○北側委員 セメントの不足、また木材の不足につきましては、現段階におきましては中小企業の建設業者は非常に困っております。先般も私のところに電話が入りまして、セメントを何とかしてくれ、このような電話ですが、何ともしょうがないわけでありますが、そういう非常に逼迫した状態が現状ではなか...全文を見る
○北側委員 通産省の方、これは先ほど緊急的な対策を五項目ですか、言われたわけですが、これは具体的にはどのようになさるわけですか。   〔発言する者あり〕
○北側委員 この問題につきましてやはり強力な行政指導を行なわなければ、相手は利害のあることですからなかなか言うことを聞かないのじゃないかと思うのです。そういう面でやはり相当の指導力というものがここで必要になってくるのじゃないかと思うのですが、そのような問題につきまして、いま言われ...全文を見る
○北側委員 はっきりしたそれの答が出てこないのですね。  先般公正取引委員会がセメント会社十三社を審査した、このように聞いておるわけですが、いわゆるこの趣旨及び目的についてはどのようなあれでやられたか。
○北側委員 私の聞いたところによりますと、これはトン当たりではありましょうが、大阪でこういう件も出てきております。三俵で一万円で分けてくれ、このように言うてきたのがあるのですが、これはむちゃくちゃなんです。これは特にひどい例でしょうが、しかしいまのセメントの価格というものはむちゃ...全文を見る
○北側委員 三月九日に調べて、きょうはあなたもう二十八日です。(「役所だから」と呼ぶ者あり)役所でもあまりにもおそ過ぎる。その間に中小企業の小さな業者というのは非常に困って倒産するような会社も出てくるわけです。私聞いたところではバラ売りが非常に多いのではないか、このような実態を私...全文を見る
○北側委員 そういうバラ売りを野放しにした場合にこれは過当競争となって、先ほど私が申し上げましたような価格上昇の一つの大きな原因になってくるのじゃないか、こういう件も聞いておるわけです。これに対してはどうですか。
○北側委員 ここでこれをやりましてもそのような答弁じか出てこないかもしれません。ひとつこれは早急に答えを出してもらいたいと思うのです。そうしてどこをポイントとして攻めた場合にこの問題が解決できるのか、やはりそれを緊急にやらなければいけないのじゃないかと思うのです。  特に、今回...全文を見る
○北側委員 大臣、いま言われたとおりで、やはりこれから審議するいろんな法案につきましてもそこらの事情をよく考えてやっていただかなければならないのじゃないかと思うのです。結局、ここでやる審議というものが、事実上の問題で、いま現在のままですと達成できないようなことが出てくるんじゃない...全文を見る
○北側委員 では以上で終わらせていただきます。
04月17日第71回国会 衆議院 建設委員会 第12号
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○北側議員 ただいま議題となりました住宅基本法案につきまして、提案の理由及びその要旨を御説明申し上げます。  あらためて申し上げるまでもありませんが、住宅は、国民が円滑な家庭生活、人間形成及び明日の社会活動を十分に行なう場としてきわめて重要な役割りを持つものであります。まして住...全文を見る
04月19日第71回国会 衆議院 建設委員会 第13号
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○北側委員 私は、公明党を代表しまして、ただいま議題となりました福岡義登君提出の道路整備緊急措置法案等の一部を改正する法律案に対する修正案に賛成し、政府原案に反対するものであります。  まず、政府原案に反対する理由のその第一点は、昭和四十五年度に五カ年計画でスタートしました第六...全文を見る
○北側委員 このように道路整備へ過剰投資が行なわれますと、必然的に国民生活関連投資への配分をおくらせる結果をもたらすことは明らかであり、さらに今日の景気過熱に一そう拍車をかけ、インフレを促進させて、国民生活をますます圧迫するのみであります。  第二点は、第七次道路整備計画の内容...全文を見る
05月30日第71回国会 衆議院 建設委員会 第17号
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○北側委員 同僚の井上議員が大体の私のお聞きしたいことも聞きましたので、私は一点だけしぼってお聞きしてまいりたいと思うのです。  ちょうど昭和四十三年の秋の地価対策閣僚協議会、ここで地価総合対策として三本の柱が立てられたわけです。その中の三つというのは、いわゆる地価公示制度の実...全文を見る
○北側委員 デメリットもメリットもあった、このようなおことばでありますが、たとえば個人のいわゆる総合課税が分離課税にされて、そして昭和四十五年、四十六年は一〇%、四十七年、四十八年は一五%、あと四十九年、五十年は二〇%、そのときの譲渡所得税の改正におきましてはこのように分離課税に...全文を見る
○北側委員 法人の譲渡所得税、この問題はよくわかりますが、この問題はいまここで論議しようと思っていないわけです。個人の譲渡所得ではそういう悪弊がもうすでに見えておるわけですから、なおこれを昭和五十年まで続けなければならないのかということですね。そこいらに私は非常に矛盾を感じておる...全文を見る
○北側委員 それをなぜここで早くリンクさすことをやらなければいけないかということは、御存じのとおり地価というのはもう月々上がっていっているわけです。公示価格はそれを追認していっている形です。それがなければ地価公示というものがほんとうの生きた法律にならないと思うのです。ことしあたり...全文を見る
○北側委員 終わります。
○北側委員 この問題はやはり、わが国の住宅政策を基本的に考え直さねばいけない、そういう時期に対してこういう政策を打ち出されたということにつきまして、非常に大事な問題だと思うのです。やはり私も田中総理の真意については確かめてみたい、かように考えております。そのほか建設大臣に二、三の...全文を見る
○北側委員 まず日本のほんとうの住宅政策を考える場合に、この見直しのほうを先にちゃんとやって、その上でこういうことをやるというなら話はわかるのです。しかしそちらはほうっておいて、こういう問題を選挙の一カ月前、いわゆる都議選の一カ月前あたりに出してくるのは、私は常識として非常に党利...全文を見る
○北側委員 具体的に聞いていきましょう。  公団住宅の総裁、お見えですが、たとえば公団のほうでは、今回の計画によりますと建設後十年を経た団地が対象である、これは一体全国で何戸ぐらいありますか。
○北側委員 公団住宅の特別分譲の売買禁止の制限が五年ですね。五年が切れた昭和四十六年ごろから売買が非常に盛んになっております。これは御存じのとおりだと思うのです。いまそういう公団住宅の売買、これは非常にブームを呼びまして、専門業者もできておる、こう私は聞いております。そこで、昭和...全文を見る
○北側委員 特別分譲の場合は長期になっておるんですよ。五年たったってまだ残金は残っておるわけです。残金全部払い込まなければそれは売買できないんですよ。
○北側委員 私はある雑誌で読んだのですが、四十六年で約五百戸、四十七年で千戸、こう書いてあります。その価格を見ますとこうなっておりますね。大体これはいろいろな団地新聞等でずっと出ております。たとえば一つの例をあげますと、石神井公園、ここでは、入居年月日が昭和四十二年九月、当初の即...全文を見る
○北側委員 いままでこれを買い戻しされたのはありますか。
○北側委員 だから私は思うのです。これはたとえば五年以上、こうおっしゃっておられますが、新聞論調等では五年と書いておりますね。そうすると、昨年で大体年間で三〇%上がっております。そうしますと、かりに二〇%ないし三〇%上がっていったとしても、これは必ず投機の対象になるのです。公団の...全文を見る
○北側委員 たとえばこれは一つの例です。いまの答弁で私は満足しませんが、私は別に二十年先のことを言っているんじゃないですよ。一応五年以上ということに大体いままでの公団の方式でなっておるから、五年たった場合には大体倍から二・五倍になる、これはいままでの実績で示されておるから、投機の...全文を見る
○北側委員 そこで、この公団の払い下げをやった場合に、やはり賃貸住宅はそれだけ減ってくると思うのです。というのは、賃貸のほうは御存じのとおり昭和四十七年度から四十八年度、そういうことで六万二千戸が四万八千戸に、一万四千戸公団住宅は賃貸が全国で減っております。その中でも特に三大都市...全文を見る
○北側委員 これから先のことをおっしゃっておられるわけですが、たとえば、この間建設省が昭和六十年までの長期宅地供給見通し、こういうものを調べられたわけですね。これは持ち家、いわゆる宅地供給可能面積というのはすでに東京圏では四万二千百ヘクタール、こういつておられるわけです。庭つきの...全文を見る
06月06日第71回国会 衆議院 建設委員会 第18号
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○北側委員 けさほどからの各委員の質問によりまして大体の様子はわかってまいったわけであります。私のほうも、御存じのとおり先日建設大臣に、公団、公営住宅の払い下げにつきましては反対である、断固中止してもらいたい、そういう申し入れをいたしたわけであります。日本の住宅政策の上から見まし...全文を見る
○北側委員 まあここではっきりしたことは言えないでしょうが、先ほど具体的に浦井委員もいろいろ質問しまして、売り渡し価格等いろいろな問題がありますが、たとえば十年以上たった団地の場合、やはり各部分が相当いたんでおるのではないか、このように私思っておるわけです。しかもその売り渡し価格...全文を見る
○北側委員 わかりました。それだったらこれはもう質問する必要はないのです。長々とずっとやっておられたから、だからそういう試験的にやった上でその世論を聞いてやられるのか、それとも試験的にやる分もいろいろな世論の動向を見てやるのか、これをはっきりしてもらいたかったのですよ。
○北側委員 ではもうその問題につきましては、またそういう問題が起こったときには建設大臣もこの建設委員会にはかってやっていくというような御答弁をいただきましたので、一応私は終わります。  ただ一点だけ公団総裁にお聞きしたいのは、実は昭和三十二年、三十三年の、先ほど少し総裁もお述べ...全文を見る
○北側委員 これもだいぶ数が多いわけですが、ここの問題もトラブルがずいぶん起きているわけです。こういう団地の入居者から非常にこういうことが困る、こういう話がずいぶん私の耳に入ってきておるわけです。この入居なさった方は、応募されて当せんして入居されたわけですが、初めから十年後にはこ...全文を見る
○北側委員 これは問題だと思うのです。たとえばその団地の一つの例をあげますと、久保町の共同住宅、ここは神奈川県の日産自動車株式会社に十年後に払い下げになるわけです。ところが応募なさった方は全然それを御存じない。そしてそこへ入居なさる。そういう問題が現在起こってきておる。入居者にと...全文を見る
○北側委員 これは心配なのは、そういう手当てをなさっていることは私も聞いております。ところが、なかなか実際の問題といたしまして、十年以前のそういうげたばき住宅は非常に便利なところにあるわけです。希望する住宅のあき家がなかなかないということです。たとえば職場との距離の関係もあります...全文を見る
○北側委員 そうすると、いま言われたことは久保町だけの問題ではなくて、やはり千百二十四戸が問題だと思うのです。そのように一応十年間たったら大体希望の団地のほうへこの千百二十四戸の方々は行けるのじゃないか、私もそう思います。そこらの問題は、公団のほうが初めの契約で、応募のときに、十...全文を見る
06月07日第71回国会 衆議院 運輸委員会商工委員会建設委員会交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号
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○北側委員 まず最初に、国鉄総裁にお尋ねしてまいりたいのですが……(発言する者あり)総裁、聞いてくださいよ。御存じのとおり、東京とか大阪、こういう方面におきましては非常なる住宅難で、その実態というのは……(発言する者あり)ちょっと委員長、静かにしてもらってください。
○北側委員 もう一度初めからお伺いいたします。   〔発言する者あり〕
○北側委員 やっと静かになりましたので質問をさせていただきます。  国鉄総裁も御存じのとおり、東京、大阪等では非常に住宅難が深刻になってきております。その原因というのはやはり用地取得難で、これは絶望的になってきておる。こういうことで私常に思っておるわけでありますが、田中総理は土...全文を見る
○北側委員 いま総裁もお答えになりましたとおり、私鉄等ではもうすでに始めておるところもあるわけです。たとえば都営地下鉄につきましても板橋の西台駅、ここらみなやっておりますね。いま総裁が言われましたとおり法律改正を行なわなければならない、こういうことなんです。やはり政府の方針からい...全文を見る
○北側委員 大臣、前向きに検討なさるのはけっこうですが、この法律改正という問題が解決できなければ、国鉄のほうでも前向きに検討できない。それを私はお伺いしているのです。
○北側委員 また国鉄総裁は、私のいまから質問する問題につきましても先ほど少し答えられたようですが、国鉄のあの官舎についても同じようなことが言えるのじゃないかと思うのです。これは具体的に一ぺん聞いてみたいのですが、大阪府と東京都の両方において官舎の戸数と用地面積、これはどれくらいあ...全文を見る
○北側委員 この面積を見ましても——私ちょっと調べてみたのです。たとえば東京、大阪の一つの団地、小さい団地を対象にして調べてみたのですが、東京の上井草四丁目団地、ここは一千百五平米で十六戸大体一戸当たり六十九・一平米。それから大阪の堺市の原山台団地は二千三百十平米で三十六戸、二戸...全文を見る
○北側委員 それとあわせて、昨年国鉄のほうからわが党の運輸委員に提出された資料の中にもそういう問題が含まれておるわけです。というのは、東京都内に二十五カ所、二十万一千七百平米の国鉄所有の遊休地がある、このようなことでした。この国鉄の遊休地については少しは利用化をはかって、利用した...全文を見る
○北側委員 そういう点につきましては、いままでの私の質問で、国鉄の土地利用の問題、こういう問題を詰めてまいったわけでございますが、時間がないので次に進んでまいります。  次に、新住宅地バス路線開設促進補助制度について伺いたいのですが、最近団地建設などに伴いまして、足の便が悪いの...全文を見る
○北側委員 ここで問題になりますのは、私要綱案を見ますと、結局団地開発者が次の施設を負担することになる。すなわち、バスの折り返し場所なんというのは問題ないと思いますが、バス駐車場、乗務員の休憩所、旅客待合所、また所要バス車両、バスの車両まで開発者の負担になってくるわけですね。開発...全文を見る
○北側委員 この問題につきましては、最終入居戸数が千戸、こうなってくるわけですからある程度、そう大きな額にならなければいいが、このように私も考えておるわけです。それが結局そういうバスの車両までが全部入居者の負担になるということは非常に私自身も矛盾を感ずるわけなのです。そこらの問題...全文を見る
○北側委員 きょうの新聞紙上に出ておったのですけれども、建設省あたりでは道路整備特別会計のほうからこれに補助金を出して、ぜひともこのモノレール促進法に従ったところのモノレールをつくりたい、このような考えを持っておるようです。そういう面で何とかやはり、たとえばこれは一例でありますが...全文を見る
06月20日第71回国会 衆議院 建設委員会 第21号
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○北側委員 運輸大臣のお時間があまりないようですから、私、簡単にお尋ねしてまいりたいと思うのです。  ただいまのやりとりを聞いておりまして、具体的なことばの上の環境保全その他につきましては、今度の改正案についてはっきりうたってあるわけです。はたしてこれを具体的にどのようにやるか...全文を見る
○北側委員 いままで免許権者である知事といろいろ御相談なさってこられたと言うけれども、実際は非常に環境が汚染されたことは事実なのです。これはもう認めざるを得ないわけですね。そういう点で今度は改正法が出たわけですけれども、この改正法が出た以上は、この改正法が出たことによっていままで...全文を見る
○北側委員 もう大臣でなくてもけっこうですが、いわゆるこの第四条関係の「埋立ての免許の基準を法定し、」とありますが、この基準は具体的にどうなっているのですか。
○北側委員 先ほど運輸大臣も、環境保全についてはいろいろいままでにもチェックしてきた、こうおっしゃっているわけですよ。だからこの「基準を法定し、」という、そのことばだけの問題じゃいけないのじゃないかと私は思うのですね。そこに何らかの形の基準というものがなければ……。それはもう場所...全文を見る
○北側委員 たとえば田中総理が発表しました日本列島改造論、この中でも工業港と普通港の整備について話しておるわけですね。それも結局埋め立てをやって工業用地の造成をやっていく、こういう考え方なんです。そうしますと、いままでのやり方を見ておりますと、このようにいわれておっても実際また同...全文を見る
○北側委員 何やらこの間と同じような答弁ですね。  環境庁はお見えになっておられますか。——この埋立法によってずいぶんいままでコンビナート、大きな工場、これが利用されておるわけです。そして深刻な公害問題が発生しておりますが、おも立った場所はどういうところですか。
○北側委員 いま言われたほかにまだ方々にあるわけですね。このようにいままでの公害は非常に深刻なだけに、この法律案について私たちも環境問題を非常にやかましく言っておるわけなんです。そういうやりとりをやっておりましてもいまのような答弁だと思いますので、法律論にずっと入ってまいりますが...全文を見る
○北側委員 この第二番目の漁業権者、入漁権者、この範囲はどのように見ておられるのですか。
○北側委員 先ほども少し述べましたが、山口県議会では四十七年の七月十七日に響灘埋め立て事業による海水汚濁防止に関する決議をやっておるわけですね。これは山口県知事名で運輸省にも環境庁に対しても、環境保全の立場で申し入れがあったわけです。これはやはり瀬戸内海の赤潮にも非常に大きく影響...全文を見る
○北側委員 ここの第三条関係では、当該「埋立ニ関シ利害関係ヲ有スル者ハ」こうなっておるのですね。ところが、私は非常に範囲が狭いように思うのです。もう少しやはり範囲は、それはどこまで広げるか問題点があるように思うのですが、しかし、少なくとも響灘の開発によって山口県側の漁民が、これは...全文を見る
○北側委員 もう一度、いまのどなたでもというのは、第五条以外のいわゆる利害関係者、これに含まれない利害関係者もということでございますね。
○北側委員 では次にいきますが、たとえばここで具体的に、この法律の第三条二項に、関係知事にも通知する、このようにあるわけですね。この通知する範囲ですが、要するにどういう場合に通知するのか、その点は具体的にはどうなんですか。
○北側委員 私、いままでずっとこの法律案について調べてきた。たとえばここにも、市町村長の意見を徴しなければならない、議会の議決を経る、こうなっていますね。しかし市町村においては、財政確保等の面から埋め立て促進をはかってきたというのが大体いままでの現状じゃないかと思うのですよ。そう...全文を見る
○北側委員 いままでの状況を見ておりますと、なかなかそうここで論議しているようなわけにいってないですね。そういう点で申し上げておるわけです。いままでの状況ですと、そのように市町村及び県自身が埋め立てを促進しておる、これが実態です。そういう面をチェックしていくためにも、やはりここに...全文を見る
○北側委員 あなたが言われるとおり、知事の仕事が非常に広範囲にわたっておると思うのですが、私ら見ますと、申請人も許可権者も知事で、強制執行するにしたって、知事がやるわけではありませんが、しかし県の中にそういう審議会があるわけですから、そういう面から見ると非常にこれはおかしいんじゃ...全文を見る
○北側委員 これはなぜ聞いたかと言いますと、たとえば後背地に大きな都市がありますね。そういう都市があったり、いわゆる地価の比較的高いところです。そういうところで、特に遠浅の場合の埋め立てなんてこれは非常に安く造成されるわけですね。その場合、いわゆる免許を受けた者がそういう分譲をす...全文を見る
○北側委員 そういう原価計算というのは一体だれがやるのですか。
○北側委員 そこらはこの内容だけではわからないのでいまいろいろお尋ねしたわけですが、それは事実上全部できるのですかね。そういう問題を一つ一つ免許権者である知事のほうできめて、都道府県でそういうことをやるのですか、建設省でやるのですか。
○北側委員 それから、「埋立地に関する権利の移転又は設定の規則」ですね。「竣功認可の告示の日以後十年間は、埋立人又はその一般承継人が埋立地について所有権を移転し、又は使用収益権を設定しようとするときは、国等が権利を取得する場合等を除き、当該移転又は設定の当事者は、都道府県知事の許...全文を見る
○北側委員 そうするとこの使用収益権、これは賃貸借する場合においても含まれておるわけですね。そうですね。これはそう入っておらないと、結局あの文だけで、実際内容はどうでも変えられますからね。賃貸借でそこらの問題をやはり明確にしておかなければならないと思うのです。  それと、これは...全文を見る
○北側委員 この下松の場合も、私の聞いたところによりますと埋め立て地を大体一坪、三・三平米二万円くらいで企業に払い下げる、このように聞いておるのです。その後番地の分は大体坪五、六万、現在の地価はそのように昨年の末あたりなっておったと聞いておるのですが、こういう問題を御存じですか。
○北側委員 そこらは私非常におかしいと思うのですよ。実際現実の問題としていまこういう問題が出てきておるわけですね。私も下松の問題についてはきょうお聞きするから調査しておいてほしい、このようにお願いしておったわけです。だから答えが出たと思うのですがね。後背地のほうと価格がだいぶ変わ...全文を見る
○北側委員 相手は企業なんですね、この場合は。住宅の分譲なんかと違うのですよ。だいぶその点、趣が違うと思うのですよ。そこら辺、やはり考えなければいかぬじゃないかと思うのですよ、相手は企業なんですから。あるいは住宅分譲で安く分譲して後背地の地価を押えていくという考え方は成り立つと思...全文を見る
○北側委員 ぜひともそういう問題についてはいまあなたが言われたような方向に使っていくとか、たとえば後背地との間にグリーンベルトをしくとか、いろいろな使い方があるのですから、そういうように使うべきだと思うのですよ。グリーンベルトなんか、ほんとは企業がやらなければいけないような問題だ...全文を見る
○北側委員 瀬戸内海の埋め立ては非常に多いわけなんです。これはやはり後背地が非常に都市化して埋め立てにもつてこいというような条件が他の海岸線より多いんじゃないかと思うんですね。そういう点で、御存じのとおり瀬戸内海は赤潮が出まして水産に大きな被害を出しているわけです。昭和四十五年当...全文を見る
○北側委員 これは瀬戸内海漁業調整事務局が四十六年に出した資料で、だいぶ古い資料ですが、これは相当な計画になっております。六万九千ヘクタール近くになっていますね。そうなりますと、いまでも赤潮が出てたいへんな瀬戸内海の埋め立ての将来計画というものはよほど注意してやらなければ、これは...全文を見る
○北側委員 いまの響灘の問題でも、大体これは決議が出されてから一年以上になるのです。いまもそういう段階ですね。やっぱりこれは一たん手をつけてしまうとなかなかたいへんな問題になるのじゃないかと思う、実際の問題になった場合には。だからこの文で書いているようなわけにいかぬと思うのです。...全文を見る
○北側委員 終わります。
06月25日第71回国会 衆議院 建設委員会公聴会 第1号
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○北側委員 本日は、六人の公述人の方にはいろいろ専門的な立場で公述していただきまして、今後の審議に非常に参考になりました。ほんとうにありがとうございました。  いろいろさきに公述人の方に委員の方が質問なさりましたので、私はもう二点についてだけひとつお伺いしたい、かように思ってお...全文を見る
06月27日第71回国会 衆議院 建設委員会 第23号
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○北側委員 私は、日本社会党、公明党、民社党、三党を代表いたしまして、政府提案の公有水面埋立法の一部を改正する法律案に反対し、四党共同の修正案に賛成の討論をするものであります。  まず、政府案に反対する理由の第一の点は、環境保全、国土の適正利用、及び公有水面の所有権の帰属及び利...全文を見る
06月28日第71回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第21号
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○北側委員 先ほどからの論議を聞いておりまして、大体の事件の概要とか経過はわかったわけでありますが、原研側はどうなんでしょう。中島論文について、「科学」に掲載することについては御存じだったのでしょうか。
○北側委員 私、思うのです。実は原研の就業規則があるのですがね。これは次に長谷川先生にお尋ねしたいのですが、科学者というのは、その専門分野において自分の意見なりまた自分の考え方なり、そういうことを広く発表して、特にこの原子力の安全性の問題につきまして非常に住民の関心が強いわけです...全文を見る
○北側委員 山本さん、いかがですか。
○北側委員 私思うのですが、たとえば中島さんが論文を出して、その内容が間違っておった、こういう問題であるならば、学者としてはそれに反論するための論文をやはり出すべきだろうと私は思うのですよ。それを行政的な処分をするというのは、私はどうしても解せない。これは私けしからぬと思うのです...全文を見る
○北側委員 いま聞いておりますと、ドレン弁が完全に密閉されておらなかった、そこから漏れた廃液が、いわゆる管が詰まっておってオーバーフローした、このようなことなんですね。これは聞いておりますと、全然初歩的な非常なミスだと思うのですよね。こういう問題が安全管理体制ですか、それが一体ど...全文を見る
○北側委員 このドレン弁の下のオーバーフローしたパイプはなぜ詰まったんでしょうか。
○北側委員 正確にわかっておらないということなんですが、そうなるならば管理安全体制をとる上からも、先ほど言われたとおり、たとえばパイプが詰まったら別のパイプから抜けるとか、たとえば注意の赤ランプがつくとか、いろいろな管理体制が必要だと思うんですね。こんなことはしろうとでもわかるよ...全文を見る
○北側委員 では、この結果が出ましたら、そのパイプが詰まった原因等をひとつ明らかにしてもらいたいと思うのです。それとあわせて、その後どのような安全管理体制をとるのか、また、全国のいわゆる原電に対して、同じような事故がありますとたいへんですから、そういう点もひとつ考慮に入れて措置し...全文を見る
○北側委員 所長さん、それはあなた事後相違ですよ。最初あなたが言われたことは、重要な間違いがあるからこのように指摘なさったと、さっきあなたは答弁なされたのですよ。いまは重要な相違じゃない、こう言っている。それだったら何もそういう表彰懲戒委員会にかけてはかる必要はないと思うのです。...全文を見る
○北側委員 だから、先ほどから申し上げますとおり、なるほど懲戒処分では項目が入っておりません。こちらもわかります。しかし、そういう問題はいままでのいろいろな積み上げが来て、こういう問題が起きてきたんじゃないかと思うのです。でなければ、たとえば大杉さん、あなたの労働組合から出してい...全文を見る
○北側委員 いま両方の意見を開陳してもらったのですが、そういう問題等いろいろ問題があるのじゃないかと思うのですよ。これは双方の言い分はいろいろ違うでしょう。しかし、いずれにいたしましても、そういう問題がやはりずっと積み上がってきてこういう問題に発展してきた、このように私は見ざるを...全文を見る
08月29日第71回国会 衆議院 建設委員会 第30号
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○北側委員 私は、公明党を代表して、屋外広告物法の一部を改正する法律案及び天野光晴君提出の修正案に反対の討論を行ないます。  今回の改正案については、新たにはり札、立看板にも行政府がその除却権限を拡大するように改正されておるのであります。  本法案の目的は、なるほど町の美観維...全文を見る
09月07日第71回国会 衆議院 建設委員会 第32号
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○北側委員 まず、この法案の審議に入ります前に、私は、建設大臣の公共事業の推進にあたっての基本的な政治姿勢、これから先にお聞きしてまいりたい、かように考えております。と申しますのは、御存じのとおり、道路行政にいたしましても、この水源地対策の行政にいたしましても、住民の反対運動その...全文を見る
○北側委員 私は、今日までのいわゆる公共事業、これをずっとながめておりますと、どうしても経済優先の行政が推し進められているように思うわけです。これからのそういう公共事業につきましては、あくまでも住民福祉優先の行政、こういう考えに立った行政でなければ、やはり公共事業を推進していくに...全文を見る
○北側委員 いまの御答弁では、他の分野におけるところの調整とか、そういう問題が欠けておるのでこれは万全でない、このようにお答えになられたように思うのですが、たとえばどういう面ですか。
○北側委員 大体いま言われたような点に私もあろうかと思うわけですが、まず、このダムをつくる場合におきましても、その実施にあたりまして最大の難関というのは、まず用地確保であろうと思うのです。御存じのとおり、比較的僻地にダムの建設用地がある。そういうところに住んでおられる人は、ずっと...全文を見る
○北側委員 この点がうまくいかなければこの法律が生きてこないわけですね。そういう点でお尋ねしたわけです。  やはり、先ほどおっしゃっておられたとおり、この法律案が万全でないというところには、一つは私は、現在の損失補償基準というものが対価補償制度になっておる、ここに大きな問題があ...全文を見る
○北側委員 この問題がやはり非常にむずかしい問題じゃなかろうかと思うんです。いわゆるダム建設でその場所を追い出される。金銭的な、いわゆる対価的な補償だけでは、仕事をやる行政マン、その当事者ですね、この人たちが話しに行っても、むずかしい問題が非常に出てくるのじゃないかと思うんです。...全文を見る
○北側委員 それとあわせて、わが国のダムを見ますと非常に多目的ダムが多いわけです。多目的ダムのあり方として、治水目的と利水目的と、この二つがあると思うのですね。たとえば治水目的のダムというのは洪水調整をやらなければならない。また利水目的のためのダムというのは、上水道、工業用水道、...全文を見る
○北側委員 これからダムを相当つくっていかれるわけですが、なるほどいま局長が答えられたとおりダムを建設する用地も非常に少ない、そういうことでどうしても多目的ダムが多くなるのではないかと思うのですが、やはり水資源という問題から見た場合には、利水だけの目的のダム建設もこれから必要にな...全文を見る
○北側委員 たとえば、いまお答えになりましたとおり、水の使用を合理化していく、そのうちの工業用水道につきましても反復利用していく。これは現在も各都道府県におきましては、この工水の反復利用ということについてはもうすでに相当やっておるわけなんです。工水の反復利用ができているのは現在大...全文を見る
○北側委員 実際問題としてこの計画というのは先ほど申しましたとおり経済成長率も落としておる、人口の集中度もできるだけ抑制しておる、また河口ぜき、ダム、こういうものが建設された後においてこれだけの水不足がいわれておるのじゃないかと思うのです。たしか先般のこの委員会で経済企画庁が新全...全文を見る
○北側委員 この問題につきましては、これから昭和六十年といいますとあと十二年余りですが、これは非常に重要な問題だと思うのです。  先般異常渇水で東京及び大阪等は取水制限をされておるわけですね。きのう、おととい雨が降りましたので一息ついたのじゃないか、こう思うのですが、先般ちょう...全文を見る
○北側委員 いま大体お伺いしたわけですが、これはあくまでも調査に行きましたいわゆる都議会これは東京都の立場で調査しておるものですね。そういう点、いまたとえば八ッ場ダムにしましても猛烈な反対があるわけです。実際問題として、もういまのままではとても工事着工まではいかないような状況です...全文を見る
○北側委員 これは私もずっと読みましたが、やはりそういう水を利用する、いわゆる供給を受けるわけですから、受ける側がそういう反対住民の方のところへ頭を下げるべきだと思うのです。しかし美濃部さんは、いまのこういう国の水資源対策では、実際の問題としてそういうダムをつくることはできない、...全文を見る
○北側委員 このように指定基準がありまして、それ以下についてもやはり十分検討してやっていかなければならないと思うのですね。  それからあと第三条その他、この法案についていろいろ聞きたいこともあるのですが、参議院の議事録等を見ますと大体の答弁はわかっておりますので、もう時間もあれ...全文を見る
○北側委員 その場合、たとえば電源開発株式会社が建設するそのダムは、あくまでも発電用のみのダムである、そういう場合も同じですか。
○北側委員 それと、たとえば、これから先はあまりそういう電源開発のみのダムはできないというお話ですが、電源開発が行なうダム建設の補償と、それから建設省の水資源公団が行なう補償と、これは幾ぶん違うように私は聞いておるのですが、どこらが違うのですか。
○北側委員 たとえばいま言われた、建設省でつくられた「損失補償基準」それに従ってやっておられる。電源開発のほうでは礼金というのですか、そういうものも出ておるように私聞いているわけです。そういう面から考えまして、私思うのですが、一番大事なことは、なるほどこの法案におきましてこういう...全文を見る
○北側委員 その点ひとつよろしくお願いします。  あとまだ質問が十問くらいあるのですが、これは次の機会に回しまして、どうしてもお聞きしたい点だけ聞いてまいります。  農林省お見えですね。——今度のいわゆる日本全体、特に西日本のいわゆる異常渇水、これで農作物にだいぶん干ばつ被害...全文を見る
○北側委員 関係が違うかもわかりませんが、先般、都市緑化促進法の可決を見たわけです。水資源の問題を考えれば、やはり植林造成、これが非常に重要になってくるんじゃないかと思うのです。水は、雨が降ってもさあっと流れるような方向じゃなくして、やはり政府としてもそういう対策を考えなければい...全文を見る
○北側委員 そこらの協議をしっかりやってもらいたいと思うのですね。  あとまだだいぶ質問が残っておるのですが、一般質問もあることですからそのときに回します。やはりこの水資源問題で重要なのは下水道整備だと思うのです。霞ケ浦の開発にしましても、琵琶湖総合開発、これは決定されておりま...全文を見る
○北側委員 そのほか国庫補助の問題とか、国庫補助対象ワクの問題とか、いろいろ問題がありますが、そういうようなこまかい問題につきましてはここで論議できませんので、次の機会に回して質問さしてもらいます。
09月19日第71回国会 衆議院 建設委員会 第34号
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○北側委員 時間がないようですから端的にお尋ねしてまいりたい、かように考えております。  都市計画法の第八条に基づく地域、地区の指定で風致地区を指定をしているわけです。同じく都市計画法の第五十八条では、この風致地区が「政令で定める基準に従い、都道府県の条例で、都市の風致を維持す...全文を見る
○北側委員 言うてなかったので詳しい資料を持っておられない。私一応調べたのですが、間違っていないと思いますが、東京の場合の条例によりますと、住宅専用地域の第一種、ここでは建蔽率二〇%、二割ですね。高さ制限が十メートル、敷地から下げられる距離、これは道路から約三メートル、隣地から一...全文を見る
○北側委員 先般建設省から都市緑化の法案も出たわけです。私、ここで非常に重要な問題ではないかと思うのですが、たとえばいま東京都を見ましても、また大阪を見ましても、非常に緑が少ない。そして都市緑化のために都市緑化法案が出てきておる、こういう段階になっておるわけです。東京都の条例を見...全文を見る
○北側委員 私、これはすべて減免せいと言うているんじゃないですよ。私が言うのは、やはり規制がある以上はそれにあわせて固定資産税、都市計画税を低くするような方向というものがなければ風致地区を保っていくのは非常にたいへんだということを言っているのですよ。そうしなければ、結局、片一方で...全文を見る
○北側委員 建設大臣にもお願いしたいのですが、都市計画法で風致地区が指定されておりますね。いま言われたように非常に規制されておりますし、一種の場合と比較して二割しか建蔽率がないわけですね。高さ制限もありますし、たとえば非常に広い庭を持っておってもそれは全部固定資産税を払わなければ...全文を見る
○北側委員 時間が来たようでやめますが、この点早急にやっていただかないと汚染が非常に進んでおりますので、何とか早くやっていただきたい、かように考えております。  そのほか下水道の問題簿も質問がまだあるのですが、これは先ほど瀬崎さんがやられたことですから、あと国庫補助対象額がどう...全文を見る