北側義一

きたがわよしかず



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北側義一の1981年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第94回国会 衆議院 商工委員会 第3号
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○北側委員 私は、ただいまより、経済見通しの問題、それから中小企業対策、また貿易摩擦の問題、またイラン石化の問題等非常に数が多いわけでありますが、できるだけやってまいりたい、こう考えております。  まず河本経済企画庁長官にお尋ねいたしますが、先般の当商工委員会におきまして、昭和...全文を見る
○北側委員 私の知る範囲では、今回のいわゆる経済の成長五・三%のこの見通しについては、先般来ここで大臣が各委員とのやりとりの中で述べておられますとおり、民間需要の伸びに大きく期待をなさっておられるわけです。中でも、その寄与度二・五%と、約半分を占めるのは個人消費、また同じく寄与度...全文を見る
○北側委員 この経済見通しを作成されて閣議決定された、それが閣議決定された時点がたしか十二月の二十日、このように私は記憶しておるわけです。そうしますと、その前にすでにこの経済見通しというものはもうつくられておったものですね。閣議決定の直前に決めたというわけではないと思うのですよ。...全文を見る
○北側委員 いまお答えがあったわけでありますが、河本長官も五十四年度並みの、いわゆる何といいましょうか、内需、個人消費、これを期待したいというようなことを、先般ここで御答弁なさっておられたわけです。  私は、少し調べてみましたところが、やはり消費者物価の安定というのは、これは当...全文を見る
○北側委員 なるほど、おっしゃることもよくわかるわけです。よくわかるわけですが、この数字としては、私、一例として一応挙げたわけですが、これから先消費者マインドが必ずよくなるか、これは私としては、そう急激に庶民が財布のひもを緩めていくとはとれないんです。それは、後ずっといろいろな状...全文を見る
○北側委員 鉱工業生産においてそのような見方をなさっておられる、これは一つの見方であろうと思うのです。  私、それ以外にも、先ほど少し申しましたとおり耐久消費財、たとえば自動車を一例にとって調べてみたのです。そうしますと、自動車の新車規定届け出台数、これが昭和五十五年四月から十...全文を見る
○北側委員 この問題は、余り論議しておりますと時間がなくなりそうですから。しかし、たとえば製造業の所定外労働時間の問題にしましても、調べたら、五十五年六月から十二月までずっと連続七カ月間マイナスになっていますね。なるほど一時物価が上がって安定してきたので、そこで財布のひもが緩んで...全文を見る
○北側委員 当然、名目的な数字ではそれはわからないでしょうが、一応の名目でも、年度別にずっと見てみますと、このような傾向になっておるということを私は申し上げたわけです。  そこで次に、いわゆる民間の設備投資に対してもやはり大きく期待をなさっておられるわけであります。民間需要の一...全文を見る
○北側委員 ただいまの答弁で、私たち聞いておりますと、そんなに調子よくいくのかなという感じを受ける。見合わせておる四七%、こう言っておられますが、見合わすということは、四七まるまるやらないでも別におかしくないのですよね。だから、いま私がしている論議はこれは五十六年度に対しての論議...全文を見る
○北側委員 ちょっとあれですが、融資等の話も出ましたので、小企業等経営改善資金、いわゆるマル経資金ですね、このマル経資金について最近商工会議所の調べによりますと、国民金融公庫に対して商工会議所、商工会からの推薦件数が昨年の十月から十二月まで八万五千百件、金額で千七百十九億五千万、...全文を見る
○北側委員 それと、ついでにこの問題もお聞きしたいと思うのですが、中小企業、先ほど来ずっとお答えになり、また私が申し上げておるわけですが、決して状況はよくないというのが私たちの考え方です。  そこで、中小企業の倒産原因で一番大きいのは売り上げ不振、資金繰りの問題。先ほど申しまし...全文を見る
○北側委員 できるだけ早く、通産大臣もこの点よろしくお願いを申し上げます。  次に、このような中小企業の経営体質、いま特にこういう景気のかげりが深刻になっておるときですから、いわゆる下請企業が親企業から、たとえば製品の価格や代金の支払い等について圧力が加えられておるような件を私...全文を見る
○北側委員 ひとつよろしくお願い申し上げます。  次に、景気浮揚への影響が非常に大きい、すそ野が大きいと言われる住宅投資についても非常に落ち込んでおるわけです。  先般来この問題はずっと討議されておるわけでありますが、五十五年一年間の新設住宅着工戸数が百二十六万八千五百九十八...全文を見る
○北側委員 言われることは間違ってはいないのですけれども、私は思いますのに、たとえばいまは局長がおっしゃるようなそんな甘い状況じゃないですよ。ということは、五十四、五十五ぐらいになりますと、価格の上がり方がひど過ぎるのです。五十四年で大体一千九百万台のマンションが、五十五年で二千...全文を見る
○北側委員 この点、ぜひともよろしく閣僚間で、政府部内で解決のめどだけでも、足がかりだけでもひとつつくっていただきたいと思うのです。  それと、最後ですが、経済見通しで、きょうの新聞を見ますと、第二次総合経済対策の原案が経済企画庁の方でまとめられて発表されておるわけです。当然こ...全文を見る
○北側委員 この問題はまだ調整前ですから、ここでいろいろお答えになるわけにいかないので、私も引っ込んでおきましょう。  次に、時間がないので急いでまいりますが、自動車輸出問題についてまずお伺いしたいと思うのです。  けさほどの答弁を聞いておりますと、田中通産大臣は鈴木総理から...全文を見る
○北側委員 大臣おっしゃるとおり、ここであけすけに全部おっしゃるというわけになかなかいかないと思うのです。  しかし、私としての意見をここで少し述べておきたいと思うのですが、そういう期間を区切って輸出を減らしていく、そういう方法で解決できたらこれは一番いいと思うのです。しかし、...全文を見る
○北側委員 時間がありませんのでもうこれ一問で終わりますが、アメリカとの自動車摩擦の解決、この解決につきましてECの外相理事会で、いわゆる自動車、カラーテレビ、工作機械、この三品目を監視制度のもとに置く、このようにやっておるわけですね。このECの問題と日米摩擦の問題、ここはやはり...全文を見る
○北側委員 これは一応御答弁結構ですが、いま一つ、中国の一連のプラント契約の破棄の問題、これがあるわけです。これにつきましては先ほど藤田委員が突っ込んだ質問をずっとなさっておられたわけでありますが、私は藤田委員のおっしゃっておられるように、この問題につきましても、中国側と契約を結...全文を見る
03月03日第94回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第4号
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○北側分科員 本日は、短い時間でございますが、地元の問題を中心として三問ないし四問お伺いしてまいりたい、こう考えております。  まず、治水事業でございますが、大阪の平野川の河川改修事業、これはもう御承知のことと思いますが、梅雨ときや、また豪雨がありますと、大阪市の南部を中心とし...全文を見る
○北側分科員 次に、五十六年度の新規事業で、平野川の都市河川緊急事業についてお聞きしたいのですが、この事業計画、おおむね五カ年間を目途に、総事業費二百億で地下に貯水池をつくり浸水対策の一環とする、このように聞いておるわけです。大阪市の計画では新年度予算に四億円を要求されておる。平...全文を見る
○北側分科員 この計画は、大阪市の計画ですと、都市計画街路の下ヘトンネルを掘ってやるというやり方でございますので、都市計画街路が用地買収とかいろいろ問題があるわけです。その点もどうかひとつよく話し合っていただいて、ぜひとも強力にこれを進めていただくようにお願い申し上げます。  ...全文を見る
○北側分科員 理由は大体わかったのですが、供用は大体いまめどがつきますか、もし、めどがついているようでしたらお教え願いたいと思うのです。
○北側分科員 ひとつよろしくお願い申し上げます。  次に、同じく近畿自動車道の建設工事ですが、近畿自動車道天理−吹田線、これが昭和四十五年の大阪万国博覧会開催時の開通を目標として三十六年当時より用地買収がなされておるわけです。松原−吹田間約二十七キロ、これが昭和四十三年に整備計...全文を見る
○北側分科員 そうすると、これはまだあと五年ばかりかかるわけですね。この遺跡については当然文化財保護法に基づく協議をなされまして作業を進めておられる、こう思うのですが、発掘調査と建設工事の工程について現在どうなっているのか、また今日まで発掘調査にどれほどの費用がかかったか、もしわ...全文を見る
○北側分科員 いわゆる埋蔵文化財の問題があるので、ある程度工期がおくれるのはやむを得ないのかもわかりませんが、たとえばこのたびの近畿自動車道の松原−泉南間、これにつきましても、聞くところによりますと二十四カ所の埋蔵文化財が確認されている、このように言われているわけです。御承知のと...全文を見る
○北側分科員 そういう効率的なやり方でやっていただかなければ、とてもじゃないが、これはめどが全然立たないと思うのです。第二阪和はあのような状況ですし、局長さんも御承知のとおりです。  そこで、私は大臣にお願い申し上げたいのは、こういう文化財の協議に当たりましては、地方の教育委員...全文を見る
○北側分科員 では、もう時間ですから、これで終わらせていただきます。
04月08日第94回国会 衆議院 商工委員会 第9号
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○北側委員 輸出保険法の一部を改正する法律案の質問に入るわけでありますが、大臣が十二時五分からのっぴきならない用事がある、このように言われておりますので、まず自動車貿易摩擦についてお伺いしてまいりたい、こう考えております。  御承知のとおり、レーガン大統領が狙撃されまして、鈴木...全文を見る
○北側委員 いまお話がありましたとおり、アメリカ政府の自動車問題の代表団がお見えになっておられるわけですが、この代表団は、いわゆるアメリカ政府の自動車問題特別作業班、この内容を報告する、そうしてレーガン政府の実施しようとしている国内自動車対策の内容説明、これが主である、こう私は聞...全文を見る
○北側委員 そこで、日本側としては、米側の要求である日本の手による自主規制、これは最終的には協力せざるを得ないような形になるのではないかと思うのです。  そこで、アメリカ議会の動き、特にダンフォース・ベンツェン法案、これのいわゆる審議の動き、どういうぐあいになっておるのか等、や...全文を見る
○北側委員 そこで、日本側が自主規制するといたしますと、その規制手段というのはそう多くないと思うのです。たとえば行政指導による自主規制とか、輸出入取引法による規制とか、また輸出貿易管理令による規制、こうあるわけですね。日米双方の独占禁止法、これに触れずに、しかも自由貿易の原則、こ...全文を見る
○北側委員 この自動車産業というのは、御承知のとおり非常にすそ野の広い産業であるわけです。たとえば部品だけでも約千五百種あると言われるのですね。小さな部品まで入れると約二万点、こう私は聞いておるわけです。これらの部品の製造は下請企業に大部分が依存されております。完成車メカーの下請...全文を見る
○北側委員 いま申し上げましたとおり、この自動車産業の影響力は下請関係が非常に大きいわけです。  そこで、これは実は日本興業銀行なんですが、輸出減少による影響額試算というのを出しておるわけですね。これを私はながめてみますと、たとえば生産額の減少、これが五%減の場合ですと、ここの...全文を見る
○北側委員 その点はぜひともよろしくお願いを申し上げます。  そのほか二まだ貿易摩擦問題ずいぶんあるのですが、ほかの質問の方もありますので、一応これでおいて、もし時間がありましたら後でやりたいと思います。  田中通産大臣は、就任なさって昨年の九月と十一月に二度にわたって東南ア...全文を見る
○北側委員 もう大臣、結構です。  次に、プラント輸出の問題について少しお伺いしてまいりたいと思うのですが、プラン十輸出というのは、これは非常に貿易摩擦が少ないわけです。そこで当然プラント輸出の拡大策を考えなければいけないわけですが、今回の法改正も当然そこらを考えてなされたもの...全文を見る
○北側委員 この問題がやはりこれからプラント輸出にとって非常に大きな問題になってくるのではないかと思うのです。しかし、先ほど申しましたとおり、発展途上国等の関係等もありますし、先進工業国の形態等を見て、これはなさるべきではないか、こういう考えを私自身は持っておるわけです。  そ...全文を見る
○北側委員 さらに、輸出相手国のカントリーリスクをどう評価するのか、こういう問題ですが、通産省のプラント輸出承認統計で輸出承認額の地域別のシェアを見ますと、中近東、アジア地域、共産地域、この三地区で五十年、五十二年、五十四年、五十五年も見ますと、大体皆六〇%以上超えておるわけです...全文を見る
○北側委員 それと実は契約の問題ですが、プラント輸出契約において欧米ではコスト・プラス・フィー契約が多いわけです。ところがわが国の場合はランプサム契約が非常に多いわけです。不測の事態が起こった場合を考えますと、利益確保にわが国のランプサム契約というものは不利ではないか、このように...全文を見る
○北側委員 次に、アフガン問題で対ソ経済制裁という影響でソ連との貿易量が現在伸び悩んでおるわけです。ところが、欧州の英国、西独、フランス、これなんかは対前年比二〇%ないし三〇%近く貿易量が伸びておる、こう聞いておるわけですが、今回、非公式なソ連との折衝では日ソ貿易新協定が近く締結...全文を見る
○北側委員 私ら素人から見ますと、日本が減ってきており、欧州の英、西独、フランスが非常にふえておる、そこらが同じ西側諸国でもなぜこう違うのかなという感じを私自身は受けるわけです。  それから、海外の建設工事の受注について伺いたいのですが、海外建設工事協会がまとめられました受注状...全文を見る
○北側委員 時間がだんだん参りまして、政務次官もお見えですので政務次官にお伺いしたいと思うのです。  実はイラン石化の問題なんですが、日イ合弁の石油化学事業、これはいままでくるくるくるくる非常に変わってきているわけです。たとえば随伴ガスの使用をナフサに変更したとか、いまお話あり...全文を見る
○北側委員 この問題日本側は民間がタッチしている、こういうことですが、しかし、政府の資金が出ておるわけですから、そうばかり言っておれないのじゃないかと思うのです。政府の資金を出す以上は、そこに何らかの根拠があって出しておられると思うのですね。そして政策決定があったと思うのです。そ...全文を見る
○北側委員 あといろいろ残っておるわけですが、これは次回に回すことにいたしまして、時間が参りましたので、これで終わらしていただきます。
○北側議員 ただいま議題となりました下請代金支払遅延等防止法の一部を改正する法律案についてその提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  本法は、取引関係で弱い立場にある下請事業者の利益の保護を図るため、下請代金の支払いの期間及び支払い条件等について基準を定めておりますが、実際に...全文を見る
04月15日第94回国会 衆議院 商工委員会 第10号
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○北側委員 商工中金法の一部を改正する法律案、また商工会の組織等に関する法律の一部を改正する法律案に先立ちまして、まず田中通産大臣にお伺いしたいんですが、この八〇年代は、いわゆる中小企業にとりまして、戦略的にも海外投資を考えていかねばならない時代だ、こう言われておるわけです。そこ...全文を見る
○北側委員 最近、中小企業の海外投資が非常に急増しておるわけです。そこで、資金力の弱いこういう中小企業のために、情報の収集とか提供、また人材の育成、資金の供与、このようなことをやって中小企業にアドバイスして海外投資を助けていこう、こういうことでいろいろやっておられると思うのです。...全文を見る
○北側委員 では、次に、今回の商工中金法の一部改正ですが、けさほども少し質問がありましたとおり、商工債券の円滑な消化によって、商工中金の貸し付け原資の安定化を図っていこう、こういうわけでありますが、この商工債券の場合でもどの場合でも同じであろうかと思うのですが、金利につきまして、...全文を見る
○北側委員 けさほど、商工中金の影山理事長さんが、商工債券といわゆるグリーンカード制度の実施、これについて少しお話しになっておられたわけです。  そこで、このグリーンカード制度というのは、これは実施するか、実施しないかというのは、海のものとも山のものともつかないと思うのですが、...全文を見る
○北側委員 もうそのとおりだと思うのですね。やはりここで考えなければいけないことは、いまですと税金を考えないでこういう債券を買えるわけですね。ところが、グリーンカード制度が実施されました場合に、まともに税を総合課税やられるので、当然お金を債券じゃなくしてほかのものにかえていこう、...全文を見る
○北側委員 また、今回の一部改正で、市街地再開発組合を所属資格団体に追加することを考えておられるようですが、この都市再開発法という法律は、昭和四十四年に審議されまして、その当時私も建設委員をやっておりまして、たびたび質問させていただいたわけですが、四十四年から今日まで十二年過ぎて...全文を見る
○北側委員 私、市街地再開発組合を所属資格団体に追加することは反対ではない。賛成です。賛成ですが、余りにも私たちの目から見ますと、とっぴのような感じがするのです。  と申しますのは、都市再開発法の施行に当たりまして、組合施行の市街地再開発事業、これは大体駅前再開発というのが多い...全文を見る
○北側委員 私は、決して悪いという意味で言っているわけじゃないのですが、ただ余りにもこの組合施行の場合、スーパー、百貨店、これが多いわけです。そこで、小売業者が泣きを見ないようなやり方をぜひともやってもらいたい、こういうことで御質問申し上げたわけです。  それから、建設省済みま...全文を見る
○北側委員 実は、私がここに持っております資料は「省庁等別官公需実績の推移」過去五年の数字なんですが、これによりますと、五十年度から五十四年度までの省庁等別官公需実績の推移、建設省の昭和五十四年度の官公需総実績のうち中小向け実績が四六・一%、平均より非常にいいわけです。ところが建...全文を見る
○北側委員 この問題は、なるほどあなたがおっしゃるとおり、年々徐々には伸びておるわけです。しかし、先ほど私がお話し申し上げましたとおり、対前年比六三・五%も大幅に倒産が現在出ておるわけです。そういう状況もありますし、またいわゆる七〇%の契約を上半期でやろうというわけですから、この...全文を見る
○北側委員 なるほど、技術的にそこまでいかない中小建設業者もおられるでしょう。しかし、中堅企業あたりはかなりの技術を持っておるわけです。ですから、ジョイントベンチャーでやろうと思ったらできるわけですから、そこらもひとつ考慮に入れて、ぜひとも中堅、中小建設業者を助けていただきたいと...全文を見る
○北側委員 中小企業は、代替エネルギーとか省エネルギーの投資をする場合に、中小企業としては当然エネルギー価格の今後の動向も考えるでしょう。そうして投資の予想収益率から金利水準を差し引いて企業にプラスになるのかマイナスになるのか、ここらはやはり計算すると思うのですよ。当然、マイナス...全文を見る
○北側委員 余りむずかしい話するのはやめておきましょう。  もう時間がないので、一点だけ通産大臣にお伺いしたいのですが、第二臨調が発足しまして、鈴木総理も行財政改革には政治生命をかける、こうおっしゃっているわけです。わが党でも行財政改革特別調査委員会を発足いたしまして、現在調査...全文を見る
○北側委員 ひとつよろしくお願いを申し上げます。  最後に児玉長官に、まことにしつこいようで申しわけないのですが、マル経資金についてお伺いしたいのです。  実は五十五年度の貸付実績の速報値、これを合計で見ますと二十四万三百件、金額にして四千七百九十三億九千四百万となっておる、...全文を見る
○北側委員 時間が来たのでこれでやめますが、そうだからといって、マル経資金の利率を上げるというようなことはなさらぬようにお願いします。  ありがとうございました。
04月24日第94回国会 衆議院 商工委員会 第13号
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○北側委員 時間がありませんので端的にお伺いをしてまいりたい、こう考えております。  まず、先ほど来お話ありましたとおり、オーバーフローを知らせる警報機について伺いたいのですが、先般わが党の調査団の質問に対しまして警報装置はついておらない、このように答えられて、今後改善したいと...全文を見る
○北側委員 これは非常に重要な問題だと思うのです。警報装置がありながら、警報が鳴ってそれをだれがとめたかわからない、これは非常に大事な問題だと思うのですよ。せっかく警報装置がついておりながら、夜間においては当直員もおらない、だれが警報装置のボタンを押したかわからない、これじゃ原子...全文を見る
○北側委員 そうしますと、すでにそのときに制御室では、これは常識でも事故を確認できるわけでしょう。バルブをあけるために、ボタンを押すのかどうか知りませんが、そうした赤ランプがつくようになっているのですね。そうでしょう。それが青のままということは、すでにこれは子供でも処理できるよう...全文を見る
○北側委員 ですから、これは私から言いますと全然初歩的なミスなんですよ。一体何をなさっておられるのか。やはりこれによって日本のエネルギー問題というのは相当大きな影響を受けると思うのです。ただ謝って済むような問題じゃないと思うのですよ。  それと、敦賀発電所から通産省に四月十八日...全文を見る
○北側委員 通産省、私が聞いておるのは、十八日に報告されたメモにはどれくらいオーバーフローしたか、流出量はどのくらいと報告されておったかを聞いておるのですよ。
○北側委員 これも、そうすると通産省も問題じゃないでしょうか。どれだけ流出したかわからないなんて、一体こんな調査があるでしょうか。
○北側委員 床ドレンファンネル、これはあるらしいですね。私はどういう形をしているか知らないのですが、どういう形をしてどのくらいの量を、床に漏れた、いわゆるオーバーフローした廃液を下の中和タンクヘ排出できるようになっている、こう聞いておるのですが、一体ドレンファンネルとはどういうも...全文を見る
○北側委員 結局、このドレンファンネルというのは、上から流し込むわけにはいかないと思うのです。そうじゃないですか。この下の横の穴からそういう廃液が入るようになっているんでしょう。どうですか。
○北側委員 私は、いまなぜこれをお聞きするかといったら、十六トン全部床へ行ったわけではないでしょうが、かなり大量の廃液が床に流れておると思うのですね。それをバケツとかそういうもので、バケツ二十杯とか言われておりますが、処理した、こう言われるわけですね。私は非常に不思議に思うのは、...全文を見る
○北側委員 三月九日にフィルタースラッジ貯蔵タンクのオーバーフローに気づいたとき、その発見者はだれに報告し、だれが原発所員八人を指揮監督して現場のいわゆる除染作業を指示したのか。また、下請企業に除染作業を依頼したのはだれの責任で、だれが監督に立ち会ったのか、これをお聞かせください...全文を見る
○北側委員 先般、わが党の調査団が現地で入手しました当直長の運転日誌、これの三月九日分を見ますと、「故障機器」の欄に次のように記載されておるのです。  つまり、「フィルタースラッジライン フラッシングバルブAO−デルタ−二七五L/SについてMRF」とあるわけです。私は余り詳しく...全文を見る
○北側委員 このバルブの赤がつかなかった、青だったというのは七日なんですね。この運転日誌の報告が九日になっているんです。この二日のずれはどうなんですか。
○北側委員 これも問題に思うのです。このような大事なことが、七日に起こったことが九日の伝票に、運転日誌に出てくる、こんなことは非常におかしいんじゃないかと私は思うのです。まして原子力のそういう最も大事な問題について、運転日誌が二日もおくれてバルブの故障が出てくるなんというのはちょ...全文を見る
○北側委員 所長が御存じかどうか、そんなことは——たとえばこの「廃棄物処理設備運転日誌」というのは三月八日の分なのです。こういう特記事項が書いてあるのです。それを所長が知らぬ、これも常識外れです。三月十日に出ておらないからわからない、それは通用しないですよ、こういうものがはっきり...全文を見る
○北側委員 「(特記事項)」の中に「汚染あり」と明確に書いてあるのですよ。何のための専門官かと思うのです。専門官の方も、異常なしというような報告だけを口頭で受けて、それをそのまま見逃すというのは、一体何のためにそういう専門官を置かれておるのか、私はこのように疑義を持っておるのです...全文を見る
○北側委員 これは大問題です。そのとき記載がされていなかった、通産省はそう言っておられる。これは現に記載がされている。これはどういうことですか、一体。答えてください。
○北側委員 時間が来たからやめますが、どうなのでしょうか。
○北側委員 では、「(特記事項)」で「汚染あり」と書いたことが——大臣通達で少なくともそういう問題については報告せよとなっているのですよ。そうでしょう。それを知りませんじゃ、これは済まぬですよ。
○北側委員 もう時間が来ましたので、また後で一般質問等でやらせていただきますが、運転管理官ですか、この方についても、これから相当考えてエネ庁の方でもやっていただかないといけないのじゃないかと思うのです。こういうミスが起こるたびに、またこれは起こる可能性があると思うのです。だから、...全文を見る
10月23日第95回国会 衆議院 商工委員会 第1号
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○北側委員 北炭夕張新鉱のガス突出事故について、まずお伺いいたしたいと思います。  今回、不幸にも罹災された方々の御遺族の皆様に心からのお悔やみを申し上げます。  さて、わが党の調査団がこの事故の現地調査をした際に、坑内員等の関係者から聞いた話でありますが、ガスの突出事故が起...全文を見る
○北側委員 わが党の調査団に対して、坑内員がそういうことを言ったことも事実なんです。この問題について、昨日の石特でもわが党の斎藤委員が少し触れておったようでありますが、事故の混乱によってこういうことになったのかなという感じも、私も明確にはつかんでおらないわけです。  この北炭夕...全文を見る
○北側委員 大臣が本部長となられて非常に御苦労なさっておられることはよく承知いたしておりますが、きょうの新聞報道、テレビの報道等でも、きょう注水になるわけです。そうしますと真相究明が、注水、全部くみ上げて以降、こうなると思うのですが、いずれにしましてもこの問題、やはり真相をしっか...全文を見る
○北側委員 最後に、この問題について、遺族の方々に対する経済補償の問題ですが、炭鉱直轄の従業員が亡くなった場合には、労使の協定で、家族がおられる方には一千五百万円程度の弔慰金が支給される、こう聞いておるわけです。あの亡くなった方の中には下請作業員がずいぶんおられるわけですが、これ...全文を見る
○北側委員 ぜひともよろしくお願い申し上げます。  では次に、先日、政府派遣の訪欧使節団が六項目から成る中間報告を送付してきたらしいのですが、その内容を新聞報道等から見ますと、欧州の各国のわが国に対する輸出貿易に対してのかなり厳しい批判、これが出ておったわけです。現状のままだと...全文を見る
○北側委員 通商白書をちょっと見てみたのですが、たとえば八〇年のアメリカ、ECに対する輸出、これを見ますと、アメリカ向けが、七九年の伸び率が六%増、これが八〇年には伸び率が一八・八%増、このように伸びておるわけです。EC向けを見てみますと、七九年の伸び率が一四・二%増、八〇年の伸...全文を見る
○北側委員 この問題はいずれまた詳しくお聞きしたいと思うのですが、次に中小企業の景気問題について質問してまいりたいと思います。  実は、ことしの三月十七日に経済対策閣僚会議で七項目の総合経済対策が決定されたわけです。特に中小企業対策としてとられた措置があるわけですが、これのいわ...全文を見る
○北側委員 確かに少しそのような傾向にあるらしいのですが、やはりいまおっしゃられましたように、金利の前倒しであるとかいろいろ対策を打たれて出てきた数字ではないか、私はこう見ておるわけです。特に建設業界が非常に悪いわけなんですね。公共事業費がゼロベースになりまして、物価上昇を考えま...全文を見る
○北側委員 ちょっとお尋ねしたいのですが、たとえば地方公共団体の場合、その契約を行うのに大手と中小建設業の配分をどのように指導なさっておられるのでしょうか。
○北側委員 これは自治省の問題かもわかりませんが、そこらの点も建設省の方としても一度目を通していただきたいと思うのです。どうもあそこの地方自治体はほとんど大手指向で非常に大手にいっておる、こういう話をいろいろ聞いておりますので、できるならばそういう点も改めて、非常に厳しい状況でご...全文を見る
○北側委員 中小企業にとりましては非常に厳しい情勢でございますので、ぜひとも具体的な施策を進めていただきたい、このように考えております。  それから、行財政改革と関連してお尋ねしたいのですが、来年度の予算編成のゼロシーリングと第二臨調の答申に盛り込まれております中小企業対策費の...全文を見る
○北側委員 時間がありませんので端的にお伺いしてまいりますが、実は小企業等経営改善資金融資制度、いわゆるマル経資金制度です。これは非常に利用度が高いわけです。中小企業庁の来年度の予算の概算要求を見ますと、制度の拡充を求めておられるわけです。  一つ、貸付限度額を運転資金も三百五...全文を見る
○北側委員 大臣、その点ぜひともひとつ。  大臣、この間お見えになっておりませんが、富山で中小企業団体の中央会の総会があったわけです。私もそこへ参加しておったのですが、いま消費が非常に落ちておりますので、生業要員を含めた小さな企業、こういうところは大変な状況になっておるようです...全文を見る
○北側委員 これで終わりますが、利率を上げるとか、そういうことはないでしょうね。
○北側委員 終わります。