北川れん子

きたがわれんこ



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北川れん子の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
08月04日第149回国会 衆議院 科学技術委員会 第1号
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○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。  私は、東海村にあります核燃料サイクル開発機構、旧動燃の運転再開及び高レベル放射性廃棄物の貯蔵についてお伺いしたいと思います。  東海村におきまして、二〇〇〇年六月二十三日付で国に対して廃液の処理先の方向づけをしてほしいというよ...全文を見る
○北川委員 国に対して、あそこにはたくさんの貯蔵の廃液があるわけですから、それに対する方向づけがないまま再処理工場を運転するということに対しての不安みたいなものがあるから、それをガラス固化体という意味ではなくて、廃液のプールにありますよね、いろいろ。それに対して六月二十三日付——...全文を見る
○北川委員 新聞の意見に対しての長官の御見解をお願いします。
○北川委員 とても残念です。すごい大きな新聞であったわけです。東京版は小さかったのですよね、関西版がとても大きかったわけです。一面に出ておりましたので、ぜひ見てください。これは科学技術庁の見解の前提が崩れたということではないかなというぐらいの試算が出たということですので、ぜひ見て...全文を見る
○北川委員 それは核燃料サイクル機構を再開するということが前提でのお答えだろうと思うのですが、私は、次に、なぜ今の時期に核燃料サイクル開発機構を再開するのかということをお伺いしたいわけです。  それで、一九九七年に、たった三年前なんですけれども、もうお忘れになった方もいらっしゃ...全文を見る
○北川委員 では、私の方から、具体的に教えていただいたわけなんですけれども、一つは、中性子吸収材、硝酸ガドリニウムを設置した。それともう一つが、可搬型中性子測定器を二台置いた。それから三番目が、従業員は、事故があっても屋外退避をしないでも屋内で終息させるための訓練をしている。それ...全文を見る
○北川委員 では、マニュアルを変えたんだということで今聞かせていただきましたが、それは「もんじゅ」の事故の経験を生かしていないということを、もう一度点検していただきたいと思うのですね。  コントロール室であっても、皆さんを集めてみたけれども、何か起こっているそうだとかということ...全文を見る
○北川委員 では、再処理を再開されるということでありましたら、この起こったことは、毎回毎回新しく起こるわけですから、新しい事象での資料をぜひこの委員会にお持ちいただきたいということをお願いしまして、私は、最終的になぜ運転を再開する必要があるのかというのは、先ほども出ておりましたが...全文を見る
○北川委員 多分、私の数字が間違っていなかったからそういうふうに言われたと思うんですが、余剰ではないのですか。それには答えていただけていないと思うんです、今のお答えは。
○北川委員 では何ですか。
○北川委員 ということは、まさか、あの「もんじゅ」と言ったらいいのかどうかわかりませんが、皆さんには、もう五年前ですっかり、何かいつの間にか、五年間の間に新しい「もんじゅ」になっているというふうに思っていらっしゃるのかもわかりませんが、まさかあの「もんじゅ」を再開するようなお考え...全文を見る
○北川委員 だから、それはもうほとんどすべてのことに対してそういうふうにお答えになるわけですけれども、私は、老朽化は何%かとお伺いして、安全審査の手順をお伺いしたわけじゃないわけです。老朽化したものに上塗りで幾ら塗っても、はげるということを言っているわけですよ。そういう視点で「も...全文を見る
○北川委員 私は、新しい点で、老朽化率を入れていただくということをお願いします。  今、再処理工場をなぜ再開したいかということを言われたときに、まず四十トンの廃液を処理したいと。でも、百四十トンの貯蔵能力があって、九十トンあるわけですね。まだ入れておくプールがあるわけで、四十ト...全文を見る
○北川委員 ですから、それはもう私さっきから、それは限りなくゼロに近いでしょうと。ここ三年ぐらいのスパンで見ても、それは限りなくゼロに近いわけですから、そのことをまた述べられるということは、プルトニウムの使い先がない、ほかのことに、核の平和利用以外への転用を考えていらっしゃるので...全文を見る
10月24日第150回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号
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○北川委員 社民党の北川れん子といいます。よろしくお願いします。  きのう、きょうとこの特別委員会での御答弁を聞いていますと、ある質問には参議院での政党化が進み過ぎると言われ、ある質問に対しては個人の顔が見えるようにするためと、矛盾したお答えがそれぞれ返ってきているのを聞いてい...全文を見る
○北川委員 今すべてが男性党なわけですよ。男性党の中に、幾ばくかの時代の近代化の中で女性が含まれている。そういう状況の中で、先ほど私は、男性、女性どちらかの性が四〇%以下にならないのがクオータ制なので、どちらの性にとってもいい制度なわけですね。  それで、私たち市民、有権者の場...全文を見る
○北川委員 それは、あらゆる政党が今のクオータ制、女性の政策決定の場への進出を認識されるという、片方の性が女性、それが余りにも少な過ぎるということがおかしいということで議論がこの間高まっているわけですから、あらゆる政党にその意識を持ち込むということは憲法違反でも何でもないと思いま...全文を見る
○北川委員 党員二万人というのは、何も変わらないということになるんじゃないでしょうか。今、党員二万人の問題というのが出てきていますね。では、二万人以上獲得した方が順位が上に行くということでは変わらないということのお答えになるんでしょうか。
○北川委員 少なくとも一億近くのお金を持っていないといけないということに聞こえてくる面もあるんですが、実は、社民党では、去る十月十九日、二十、二十三日の三日間、中小企業の利権問題と言われているKSD問題のホットラインを開設いたしまして、ファクスや電話で二百件余りの情報を寄せていた...全文を見る
○北川委員 ぜひ前向きな協議をお願いいたします。  では、これで終わります。     —————————————
10月25日第150回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号
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○北川委員 社民党の北川れん子です。よろしくお願いします。  まず、皆さんがよく言っていらっしゃる、第八次審議会とここに書いてあるのですが、そこの中の御自分たちに都合のいいところをとっていらっしゃるなというふうに思うのですね。この中にも、政党における候補者選定に関する手続の届け...全文を見る
○北川委員 きのうもお伺いしましたが、自民党の候補者の条件というのは、党員二万人を集めるという条件は何の変わりもないということですから、何ら透明性が、この一番考慮されなければいけない点も変えずにこの制度を持ち込もうとされているわけです。  そして、きょう、江田参考人のお話の中に...全文を見る
○北川委員 全然答弁に答えてくださっていないじゃないですか。皆さんは、二月二十五日の協議会の合意点があったにもかかわらず、これだけ拙速に進めようするならば、なぜ六月の選挙のときに公約に掲げなかったのかということをお伺いしているのですよ。今の四分は省いてくださいよ。今の四分ぐらいの...全文を見る
○北川委員 なぜ公約に掲げなかったかということは、もう今の答弁でわかりましたけれども、皆さんは、これを公約に掲げて戦う、これが本当にいい制度だというふうにその時点には思っていらっしゃらなかった、そういうことじゃないですか。そして、来年の参議院選挙に拙速に持ち込もうとするその姿勢に...全文を見る
○北川委員 今のも全然私に対する答弁になっていないわけですよ。今の三分、私のカウントでは三分です、先ほどの四分と、七分は削除してくださいね。私の答えではないですよ。  そうしたら、もう一度お伺いします。先ほど、連座制の問題でかなり詰めた話がありました。例えば、片山虎之助さんそし...全文を見る
○北川委員 いや、そういうことを聞いているんじゃなくて、個人名と政党名が合致しないときは、この投票用紙は無効なのか有効なのかということをお伺いしているのです。
○北川委員 それは有効だということをおっしゃっているのですか。片山虎之助さんにカウントされて社民党にもカウントされるということを言っているのですか。
○北川委員 先ほどは、片山虎之助さんにはカウントされるとおっしゃったでしょう。(発言する者あり)ですから、私の質問を全然聞いていらっしゃらないじゃないですか。私は、片山虎之助と書いて社民党と書いた投票用紙は有効か無効かとお伺いしたのですよ。
○北川委員 皆さんは、有権者とか市民とかいう気持ちにおなりになったことがないからそういうふうにおっしゃるわけですよ。有権者や市民が何かのきっかけで間違うことというのはたくさんあるわけで。これは無効票なわけですね。  これは、個人が優先だから無効になるわけですか、政党が優先だから...全文を見る
○北川委員 少し御答弁の前段でぐらついていらっしゃるのを私はこの場ではっきりと見ました。それほど皆さんがやっていらっしゃる非拘束名簿式比例代表制というのは、危うい、ややこしい問題なんですよ。  そして、先ほどの連座制に移りますけれども、連座制は、個人の名前で片山虎之助さん、そし...全文を見る
○北川委員 ですから、連座制の適用でかなり詰めたお話がありましたけれども、なぜ連座制のときに個人の部分の票がマイナスにならないのか、これはだれにとっても理解がしがたいものであるわけですよ。
○北川委員 それは全く御都合主義でしかないわけですよ。政党に対して御都合主義になるというのが、この投票用紙のありよう、連座制に対しての適用の仕方にもよく如実にあらわれていると思うのですね。  そして、自書ですから、個人名を書いてもいい、けれども、ただし政党名と合致したのが一枚の...全文を見る
○北川委員 それは、有権者に対しての周知徹底を皆さんがどれほどされるかというところにかかってくると思うのですよ。  皆さんは、参院選挙の制度において、旧全国区制から全国比例代表制度へと制度を変更されましたよね。それのときにはどれぐらいの周知期間を要されたのでしょうか。また、その...全文を見る
○北川委員 今具体的にお答えになった中に、私が何カ月ほど周知徹底をされる期間を短時間に設けられるのかと言った部分は抜けていらっしゃった。それと、旧全国区制から全国比例代表制へ移すときの周知徹底期間が何カ月あったかということにもお答えにはなっていないと思うのですが。
○北川委員 答弁も違うと思いますし、皆さんは、とりあえずこれをやってみて、応急処置で、もしだめだったらまた変えたらいいじゃないかという簡単なことをおっしゃった。けれども、参議院というのは、六年という期間を決められた候補者を選ぶ選挙に、そのようなあいまいな形の、今の周知徹底に対して...全文を見る
○北川委員 皆さんは、きょう参考人の皆さんが来られたときにもいらっしゃらなかったし、この間の野党の議論に対して真摯なお答え、かみ合うようなお答えが返ってこぬということはキャッチボールにならないわけですよね。ですから今、国内でさえ、この個人名の徹底を、党と個人をどういうふうにリンク...全文を見る
○北川委員 やはり皆さんがこれをやった後どういうふうになっていくかということに対してのシミュレーションの時間がなさ過ぎる、なさ過ぎるための今の御答弁だというふうにしか私にはとることができない。  次の質問に移りたいわけですが、きょう参考人の中に北京JACの永井さんも来てください...全文を見る
○北川委員 今、憲法十四条違反だとおっしゃった。  憲法十四条、こう書いてありますよ。法のもとの平等、貴族の禁止、栄典の授与、「すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」  これにどう...全文を見る
○北川委員 皆さんが金科玉条のように言われる第八次選挙制度審議会委員の名簿もありますよ。このうち、二十七名のうち女性はお一人だけですよ、藤田晴子さん、財団法人明るい選挙推進協会理事。  きょうおっしゃった、憲法の十四条、十九条にクオータ制の導入が違反しているというのはこれは大き...全文を見る
○北川委員 私は社民党の議員として、護憲、それもこれからは積極的な護憲で、この国会の中で働く議員として今お話ししている。その答弁をお伺いして、なぜ日本国憲法のこの十四条、十九条が、女性が、それもクオータ制はどちらかの性ですよ。男性であろうが女性であろうが、片一方の性が四〇%以下に...全文を見る
○北川委員 ですから、申しわけない、触れるかもしれないというような形で憲法十四条と十九条を出されたことに私は怒りを感じているわけですよ。なぜ憲法十四条、十九条に触れるわけですか。
○北川委員 今そういう政党がないわけですから、机上の空論の中で、今日本国憲法を生きた形で国会の中で根づかせようとしているものに対してそういう言い方というのは、答弁としてはおかしいと私は思います。  またもう一度お伺いしますが、非拘束名簿式比例代表制、これは女性が政策決定の場へ行...全文を見る
○北川委員 有権者の中にも女性は半分いるわけですよね。そして、強くなったという一くくりの言葉ではなくて、今本当に大変な状況に置かれている女性たちもたくさんいて、女性に対する視点が欠けている政策もいっぱいあるわけです。そして、選挙制度というのは、あらゆる問題に対して意見を、視野が広...全文を見る
○北川委員 そこのところで、皆さんが言っていらっしゃる非拘束式名簿が、これだけの、たった二日間のこの議論の中でもいろいろな破綻が見えてきている。パイプの穴が詰まって通らない。そういうことを踏まえて、なぜ今通そうとされているのか。  そして、我が社民党も、きのうもお伝えいたしまし...全文を見る
○北川委員 先ほどの七分削除していただいた分だと思ってお答えいただきたいと思います。
10月27日第150回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○北川委員 社民党の北川れん子といいます。  きょうは、三人の参考人の皆様、お越しいただき、本当にありがとうございます。  実は、私は十一歳と十四歳の子供を今育てている。国会の方にこういうふうに単身赴任で来るという生活に急になった。私は、いろいろなところで若い世代の人たちと出...全文を見る
○北川委員 ありがとうございます。  それが報道現場の正直な感想でいらっしゃるだろうと思うんですが、現実には、子供とその他の少年少女に対して、やはりマスコミがこの間ずっと流してきている流され方によって、どの十四歳もどの十七歳もすべて何らかの形で何かこれから犯すんではないか、予備...全文を見る
○北川委員 数字というものが合理性を持つ場合があるという面と、先ほど飯室参考人もおっしゃっていたように、被害者と加害者を分けて考えた方がいいという、私もその点は同意しておりますので、この問題は後でまた追及したいと思います。  それで、あと福嶋参考人の方にお伺いしたいんですが、東...全文を見る
○北川委員 おっしゃるように、やはり分析が大事で、本当にそれを分析しようという意欲を持った大人が存在するかどうかということで随分この問題は大きく変わってくると思うんです。  先ほどお伺いしていて、医療少年院に送られたら、少年の方は精神的な負担は医療少年院の方が感じるんじゃないか...全文を見る
○北川委員 まさに、大人と子供、子供は大人の小さい版ではなく、子供は子供の人格といった面と、子供の方が与えられている時間が長い、長いから、生きていくのに更生できるというか、未熟から成熟へ行く段階へ大人社会が保障するという面が必要だろうと私は思うんです。  もう一つお伺いしたいの...全文を見る
○北川委員 どうも本当にありがとうございました。  今もう時間が来たという通告が参りましたので、佐藤参考人の方にはお伺いできなくなりましたが、またこれからもよろしくお願いいたします。
11月06日第150回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第7号
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○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。よろしくお願いします。  多くの自治体では、国に先んじて独自の政治倫理条例を定めています。  先進的な条例のポイントは、住民を代表する公職者がその地位による影響力を不正に行使して私利を図ることを禁止するところにあります。首長や議員...全文を見る
○北川委員 どうもありがとうございました。野党の皆さんからの提案の方が積極的であり、前向きであるというのが、如実にあらわされたと思っております。  先ほど、与党の答弁者の方から手帳を持ち歩いていると。ぜひ後でその水色の手帳を見せていただきたい。私の方も、女性六法を持ち歩いていろ...全文を見る
○北川委員 なかなか質問が複雑だったので、御回答がちょっと違うなという感じがするのですけれども、逆に言えば、こういうふうにいろいろな仕組みを考えさせていくということをもう十年前にもちゃんとやっている人はやっていたわけで、ぜひ一つ一つ具体的に、こういう場合はこうだという形で、この後...全文を見る
○北川委員 では、議事録を読ませていただいて、私にとれば具体的な部分でのお答えがなかったように思いますので、またいずれお伺いしたいと思います。  次に、自民党の方にお伺いしたいのですが、自民党は、本年九月五日の役員連絡会で、政治資金の寄附者の公開基準を現行の年間五万円超から引き...全文を見る
○北川委員 今、五万円超の場合は考えていないというお答えだったんですが、では、五万円を下げるというところでは御検討に入っていらっしゃるかどうか、お伺いしたいと思います。
○北川委員 ぜひ、国民一人一人が、いわゆる政治にお金をかけない、選挙もそうです、お金のかからない選挙を目指す、お金のかからない政治家のありよう自身を今求めていると思いますので、五万円という一つのラインを下げるということも含みおいて御検討いただきたいと思います。  次に、具体的事...全文を見る
○北川委員 具体的な事実関係を調査されようとされないからわからないんだと思うんですが、またちょっと引き続きお伺いしたいと思います。  KSDと自民党大物議員との関係というのは、名前も名指しで出ていたと思うんですが、ものつくり大学問題や中小企業対策に関する特別委員会の設置の問題等...全文を見る
○北川委員 具体的なことがわからないというのは、すごく後ろ向きの姿勢でいらっしゃるというふうに思うわけですよね。具体的にいろいろ委員会での質問等々が、見返りとしてその議員に、幽霊党員として渡されたり、お金として渡されていたということが出ているわけですから、ぜひ積極的に自民党の中で...全文を見る
○北川委員 何事も恐れずといったところに、刑法も恐れずというふうに聞こえてくるのがちょっと残念な感じがしたんですが、憲法第九十九条に憲法尊重擁護の義務というのがあるんですね。国務大臣、国会議員は「憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」とありますが、憲法の中にこういう条項があるわけです...全文を見る
○北川委員 憲法の中には自由を規定してあるのではなくて、基本的人権を規定してあると思うんですよね。前文のところに、「国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。」というふうになっているわけです。...全文を見る
○北川委員 では、時間が来たようですので、終わります。ありがとうございました。
11月08日第150回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号
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○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。  午前中からの議論を聞いておりまして、世界に先駆けて日本が禁止法をつくったということを発信したいという御答弁があり、またイギリス、ドイツのような法体系にならないのは民族の文化や宗教の違いがあるという御答弁を聞いておりますと、私は、...全文を見る
○北川委員 ちょっと角度を変えて聞いたつもりだったんですが、前段でいろいろな委員の方が言っていらっしゃるのと同じ御意見で返ってきたので、私は、クローン、ES細胞、そして生殖補助医療、この三つを一体で議論するという場が必要ではないかというふうに思っております。  次の質問なんです...全文を見る
○北川委員 人類の発展のためへの寄与という面は、まだ技術が確立されていないES細胞について、いかにも寄与するという形での雰囲気、御発言の部分が多いんですが、わからないだけに、私は、デメリットの部分を今具体的な言葉で、特許とか商品化につながるのではないかという形でお話ししたんです。...全文を見る
○北川委員 どうもありがとうございました。  では、午前中に一番あったお話の中に、クローン小委員会の去年の十一月十七日に出た報告に沿って今回法律ができたというお話をお伺いしたんですが、ちょっとさかのぼって、九八年六月十五日にクローン小委員会の中間報告というのが出ています。この中...全文を見る
○北川委員 そうしましたら、体細胞クローンと初期胚からのクローンでは、同じなんではないかと思うんですが、いかがでしょうか。
○北川委員 そこら辺が素人にはすごくわかりにくくて、体細胞クローンも受精卵クローンも、一般の人たちがクローン人間をつくることに関して、皆さんが言っていらっしゃった各界各層の有識者のアンケートの中にはその区分けというのはないように思うんです。そして、中間報告にも区分けはなかったもの...全文を見る
○北川委員 何かまたもとに戻った答えになってしまって、ちょっと何か違うような感じがするんですけれども、核の遺伝子が同一の個体あるいは細胞というふうにクローンの定義を、もう一度改めて聞きますが、ここに押さえておいていいでしょうか。核の遺伝子が同一の個体あるいは細胞。
○北川委員 ちょっとまだ、先ほどのクローンの定義でお答えをいただいたというふうには、今の分では思われないんです。ですから、その辺は、今の大臣のお答えと私の質問とはちょっと違うような。今のは、特定胚についてのいろいろな御指摘はいただいたと思うんですが、クローンの定義で。
○北川委員 先ほどから何人もの委員もおっしゃっていたし、私自身もそうなんですが、クローンとは何を指すか。例えば胚の定義も、民主党の案と政府の案も違う。このときの中間報告でも微妙に違う。イギリスなどでも、今、九〇年の法案から、修正を出して、胚の定義を変えればヒトクローンの問題は解消...全文を見る
○北川委員 確かに、大臣の御答弁いただきましたように、謙虚に振り返るときが必要だというのをお伺いしまして、次の質問をいたしたいと思うわけです。  この小委員会の中でも、小委員会は十六名で全員男性なんですね。小委員会が持たれている中でも、一部やはり、不妊治療と言われる生殖技術に携...全文を見る
○北川委員 では、今、科学技術委員の判断というお答えをいただきましたので、この後いろいろ議論を尽くした中で委員の方からも意見が出てくれば、私は、この最終的な九九年の報告の中に女性の意見が、パブリックコメントをとられたと言うけれども、反映されたようには思えない。反映した箇所があった...全文を見る
○北川委員 ありがとうございました。
11月09日第150回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第10号
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○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。  きょう、すごいタイミングで、私設秘書が二人も逮捕されたと。先ほど自由党の武山百合子委員の方も御質問をなさっていましたが、きょう夕刊を今手元に持っているわけですけれども、中小企業向けの制度融資をめぐる出資法違反で逮捕されたと。それ...全文を見る
○北川委員 申しわけございません。私は本当に単純なことをお伺いしました。人数は何名いらっしゃるかということをお伺いしたのですが。
○北川委員 そこに問題があると思うのですね。私設秘書の存在を自分の私的な範囲だというふうに規定されるところに問題があるんじゃないですか。  きょうの西川議員のお言葉の中にもありました。秘書が勝手にやったこと。これは、何度も議員の皆さんが繰り返しおっしゃったことです。秘書が勝手に...全文を見る
○北川委員 問題が全然ないのであれば、人数を聞いているぐらいのことでもお答えにならない、この入り口の姿勢に対して問題があるということで、私たち野党の提案の中に私設秘書を入れることが肝要であるということを明記したわけですけれども、今もって、きょうのこの日に至っても御理解をいただけな...全文を見る
○北川委員 私設秘書の存在を顕在化させないで、人数さえもお答えにならないで、どうやって尾身議員の、答弁者の私設秘書がちゃんとした政策能力スタッフとして働いているかどうかの検証が、だれがどこでできるのですか。(発言する者あり)見えないから言っているんですよ。見えないじゃないですか。...全文を見る
○北川委員 人件費の問題ではなくて、ここでも書かれています。「支持者集めでヤミと接点」。見えない人たちがどういう仕事をしているかを検証できないということをあらわにされたという点では、一つ具体的に立証されたと思うのです。  では、次に聞きます。  きのうの御答弁の中にも、そして...全文を見る
○北川委員 政治公務員の秘書が堕落をしているということであっせん利得の処罰の法案ができてきたわけではなくて、政治公務員の最たるものである、その親分の位置にいる議員が余りにも問題を引き起こして、政官財、このトライアングルと、そして有権者への対応の仕方を間違えている、ここのところを、...全文を見る
○北川委員 私、先日これをいただきまして、読ませていただきました。倫理綱領をちゃんと持っていらっしゃって、ちょっと難しい言葉で書いてある面もあるんですが、何とかして、これを自分たち政治家としては持って歩いて、倫理、そういうものを身につけ、そしてそれの照り返しとして、秘書の仕事を、...全文を見る
○北川委員 ですから、先日お伺いしておりましたのは、KSDの問題では村上正邦参議院議員という大物の政治家の名前が出ていたわけですよ。それで、それに関与していた前理事長という方がきのう逮捕された、経理管理をやっていた息子さんも逮捕された。  ですから、今問題を、今回のこちらの方で...全文を見る
○北川委員 ですから、KSDの前理事長である古関理事長が逮捕された時点で、村上正邦さんの政治団体の方にお金が流れた、幽霊党員九万人分のお金が流れた、そういうことがるるわかってきているわけですから、みずから進んで、今の時点から、この党紀委員会という調査委員会があるわけですから、それ...全文を見る
○北川委員 では、守ります。
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。  与党あっせん利得処罰法案に対する反対討論、並びに野党法案に賛成討論をいたします。  まず第一に、私設秘書を通した抜け道を温存。  第二に、密室で交わされることが多く立証が困難とされる請託を要件にしている点は、法の実際の適用は...全文を見る
11月10日第150回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号
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○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。  きょうは、産む側の性を持っている立場で質問をしていきたいと思います。  十一月八日の御答弁では、クローンは無性生殖なので法律で禁止する、有性生殖であるヒト胚に法規制を及ぼす必要はない旨の御答弁がありました。けれども、先ほど、初...全文を見る
○北川委員 きょうの議論の中で問題になったのは、関与はしていないけれども、そして、答申の中にある無性であるというところを浮き立たせた表現が十一月八日に多かったところに、きょうの各委員の主張の集中があったと思うんです。  次の質問に移りますが、有性生殖なら胚の操作を行っても人の尊...全文を見る
○北川委員 ここがやはりすごく難しいところだろうと思うのですが、次の質問に移らせていただきます。  これは政府、民主の両案ともにお伺いすると思うのですが、生殖細胞供給源、体細胞供給源などは、提供側の女性を無視してもらっては困るというか、特に卵子の提供側の女性の尊厳が最大限に尊重...全文を見る
○北川委員 先ほどから体外受精児が年間一万人というふうに数でぱっとあらわされるのですが、それも成功率というのは、ほとんど一〇%内外だというふうにも聞いているという背景を、ぜひその数字からも読み取っていただきたいと思うのです。  そこで次に、では卵をどのように入手されるおつもりな...全文を見る
○北川委員 不妊治療、生殖補助医療の現場でインフォームド・コンセントがなされていまして、廃棄をする云々はすべて女性が意見を出しているというふうにも言われているので、余剰胚、余剰卵の数の認定がないということに関しては、政府の今までの対応に疑問を抱かざるを得ないのですが、次に、政府に...全文を見る
○北川委員 集計データがないということでありますので、以降の質問は、とりあえず余剰胚というのはほとんど日本にはないという前提でお伺いをしていきますが、これは政府、民主、両方にお伺いします。  当人の生殖補助医療以外での卵子の採取、使用には反対なんですが、もし仮に卵子の提供があっ...全文を見る
○北川委員 ありがとうございました。  次に、政府、民主、両方にお伺いしたいのですが、先日の御答弁の中にも、これはヒト胚研究の第三章の方をガイドラインとして使うのだというふうに政府の御答弁もいただいたわけですが、この法案が成立すればES細胞研究の道が開かれるとの御答弁でした。E...全文を見る
○北川委員 時間が来たのですけれども、お二方の御意見はわかったのですが、無償で始まるものに対しての特許の取り方というものは、先ほどおっしゃったように、まだまだ世界でも統一見解は出ていないし、ここはすごく大きな問題点になっていくと思います。  それで、最後にお聞きしてもよろしいで...全文を見る
○北川委員 どうもありがとうございました。
11月14日第150回国会 衆議院 科学技術委員会 第4号
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○北川委員 きょうは四名の参考人の皆様、本当にありがとうございます。  初めに、御輿参考人の方にお伺いしたいのですが、この議論の過程では、ヒト胚、胚の方に重きを置いて論ずる面が多かったのですが、きょうの御意見の中で、核を移植する場合には未受精卵、いわゆる卵子の問題があるんだとい...全文を見る
○北川委員 私たち自身が、ヒト胚自身もイメージできにくい、そして、それ以前の卵の問題がまだ解釈するに手前であるということが、今の委員会の中でも現状ではないかと思うのです。  先ほどいろいろな皆さんの議論の中にもあった、十二日の厚生省の専門委で、第三者の卵をとってもいいと。だから...全文を見る
○北川委員 議論の時間がかなり不足しているということを御指摘いただいたと思うのです。  そうしましたら、きょうは、クローンの定義についても具体的にお答えいただきまして、過去、農水省や科学技術庁、そしてまた厚生省などが使っていたクローンもしくはクローン技術の定義を逸脱した形といい...全文を見る
○北川委員 土台自身がぐらついているということを御指摘いただいたと思うんですが、では最相参考人の方にお伺いしたいと思います。  きょうの十五分の中で、すべて三百六十度、棚上げしてきてしまった部分のことを御説明いただいて、すごくわかりやすかったんですが、最後に最相参考人は、でもや...全文を見る
○北川委員 私たち委員の苦悩もあわせて表現していただいて、本当にありがとうございました。  ただ、最相参考人がおっしゃるように、今の過程の中から戻って、もう一度そのヒト胚保護法云々、生命倫理の方の問題に行き着くというふうには、私が一人の委員としてこの委員会に参加している中でも、...全文を見る
○北川委員 どうもありがとうございます。そこが本当に難しい、出てきた法案に対して難しいのがそこであろうと思います。  では次に、西川参考人にお伺いしたいのです。  先ほどの御意見の中にもいろいろあったんですが、理化学研究所の発生・再生科学総合研究センターの中で、西川参考人は幹...全文を見る
○北川委員 極めて心外であるというお言葉があったのですが、事ほどさように、今回、この法案での定義の問題からして、言葉があいまいで始まっているということも含めてお許しをいただきたいと思います。  私が使った資本主義という言葉の中には、多くの人があいまいに理解している資本主義、多く...全文を見る
○北川委員 時間が来たのですが、最後にもう一つだけ。  そうしますと西川参考人、どうしてもそこが、資本主義での線引きですね。だから、幾ばくかの人がデメリットを受けても、メリットの人間が多ければ、デメリットの人たち、ごめんなさい、許してねという社会が、資本主義の多くの場面で見られ...全文を見る
○北川委員 済みません、卵のドナーではなくて、もしそれを薬品や再生医療といいますか、オーダーメードの自分の臓器移植に使ったものとしての、そういう意味で使った側の。
○北川委員 本当にどうもありがとうございました。
11月15日第150回国会 衆議院 科学技術委員会 第5号
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○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。よろしくお願いいたします。  きょうの中にも出ておりましたが、人の尊厳に関してもう一度お伺いしたいと思います。  人の萌芽である卵子や胚を、有用であるからといって、ガイドラインだけに頼り、特定の研究者のみが使用することこそが人の尊...全文を見る
○北川委員 きょうの議論を聞いておりまして、私のきのうお伝えした文とちょっと変えまして、勝手、無秩序という言葉を削りまして、ガイドラインだけに頼り、特定の研究者のみがというふうに入れました。ここのところをポイントでお伺いしたつもりだったのですが、いかがでしょうか。
○北川委員 そうしますと、操作をすることが人の尊厳を侵害することにはならないという定義から進むというふうに理解させていただき、次の質問に移りたいと思います。  きのう参考人のお話の中にもありましたが、体細胞クローン人間は遺伝子は同一かもしれない。そして先ほどの御答弁の中に、これ...全文を見る
○北川委員 人間にとって後天的な環境や状況、教育が必要であるということをお答えいただいたということを、深く受けとめたいと思っています。  そこで、もう一度、私がこだわっておりますクローンの定義の方に戻りたいわけですが、クローンの定義、クローンの技術がこの法律のみに通用するものに...全文を見る
○北川委員 今の御答弁で、純粋生物学的な定義ではないということを明言していただいたことも、受けとめておきたいと思います。  次の質問に移りますが、クローン小委員会が、人クローン個体の産生だけしか審議をせず、そのもととなりますクローン胚等の試験管の中での研究についての議論がなされ...全文を見る
○北川委員 今、まだ海のものとも山のものともわからないES細胞に関して、熱いエールとそして柔軟な態度を政府が持つということに、多くの人たちは、逆に危機感を持っているということをぜひお知りいただきたいと思います。  次の質問なんですけれども、これは厚生省にお伺いしたいと思います。...全文を見る
○北川委員 ということは、クローン胚とかES細胞に関しての議論は全くされていないので、今の段階では、第三者の卵子や胚の提供はこの研究には持ち込まないという段階であるということなんでしょうか。
○北川委員 厚生省はさらに別途の議論が要るということは、逆に言えば、科学技術庁の方にボールを投げ返されたというふうに受けとめますが、では、ついでですので科学技術庁の方にお伺いします。  今投げ返されたボール、ES細胞の研究や人クローン胚の研究に第三者の卵や胚を使うということはな...全文を見る
○北川委員 科学技術庁の法案の提出が先で、十一月十二日、それにあわせて厚生省のガイドラインの指針ができたということは、無限に卵の提供者の幅を広げるという意味で、この法案が体細胞クローンのみを禁止している面に偏って重点が置かれていることに、私はなお一層の強い疑問を持ったということを...全文を見る
○北川委員 御指摘のことというのは、委員長とセンター長を兼ねるというところから出てくるいろいろなふぐあいというのはこれから出てくるわけですから、私は何も御指摘していないわけで、指摘をしているわけではなくて、あらかじめストッパーをかける機能を持つということが大事ではないか。  も...全文を見る
○北川委員 だれかを信頼する、殊に多くの人たちの命を預かる立場に立つ人を、だれかが悪いと言っているわけではなくて、より一層ベストな方法へ持っていくことは可能ではないかということでお伺いしていたのですが、そこのところをどうも理解していただけないということで、ちょっと次の質問に移りた...全文を見る
○北川委員 今の御意見をお伺いしていまして、私と大島大臣とがかみ合わない点、それはひとえに、ある法律をつくるということに関しての観点が違うんだろうと思います。  私は、ある法律というのがつくられたら、そこに書かれてあることだけには罰則を持たされたり、禁止ということがされるわけで...全文を見る
○北川委員 私の今の言葉が具体性を持たなかったので理解をしていただけなかったと思うのですが、では、例えば今回の法律に関しましても、体細胞クローンは禁止をしています。けれども、受精卵クローンは三角、あるいは研究治療であればマルというふうになっている、この点が一つあります。私が具体的...全文を見る
○北川委員 時間が来ましたので、どうもありがとうございました。
○北川委員 以下に反対討論を述べたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  一つ、クローン、ES細胞、生殖補助医療を統括する視点が抜けている。  二つ目、クローン及びクローン技術の定義が、この法案にのみ通用するものとなっており、あいまいである。  三つ目、体細胞クロー...全文を見る
11月16日第150回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第12号
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○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。よろしくお願いいたします。  私の方は、女性は一九四〇年代は参政権からは排除、差別されていた性を持っていた者としてこの議論に臨みたいと思っておりますし、また、十年前、この問題が日本人社会に問題として提案されたときには、今回の永...全文を見る
○北川委員 冬柴提案者からは、憲法十五条一項に対しての見解というのを述べる前の部分の方が長くてちょっと残念だったなという感じがするんですが、今、憲法違反だと言う人の、一応集約されていくところは憲法十五条の一項の解釈の仕方だろうと思いますので、ここはすごく大事だと思いますが、一九五...全文を見る
○北川委員 では、次回を楽しみに待っていますので、ぜひよろしくお願いをいたしたいと思います。  私は、先ほど、女性が参政権がない時代が長くて、差別と排除の時代を身をもって受けてきた、そういう歴史を持った者だというふうにお話をさせていただいたんですが、両提案者にお伺いいたします。...全文を見る
○北川委員 どうもありがとうございました。
11月17日第150回国会 衆議院 商工委員会 第6号
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○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子と申します。よろしくお願いいたします。  省庁再編が一カ月後に迫るということで、先取りをした形で御質問をさせていただきたいのですけれども、まずは、核燃料サイクル開発機構、旧動燃ですが、これがどこの省庁に管轄されるのか、並びに「もんじゅ」は...全文を見る
○北川委員 どうもありがとうございます。  そのお答えがいただけないかなとちょっと心配していたのですけれども、では、長期計画はだれが責任を持って実行するというか、長期計画の担当省庁はどちらになりますでしょうか。
○北川委員 そうしましたら、高速増殖炉についてお伺いをしていきますが、フランスの方は実証炉のスーパーフェニックスを今解体し始めており、フランス政府は撤退するというふうに伝えられておりますが、政府の方はそういうふうに認識されていらっしゃるのでしょうか、お伺いいたします。
○北川委員 フェニックスの方は、放射線照射の方で、照射をすることで放射線率が下がるかどうかの実験のみに使われていくというふうに聞いております。  では、政府の方も高速増殖炉については世界が撤退しているということをお認めになっているという上で、次の質問に移らせていただきます。 ...全文を見る
○北川委員 今、高速増殖炉から世界は撤退をしていくということに関しての日本での取り組みについて御発言をいただいたのですが、長期計画の策定は十一月二十日ということがめどになっております。けれども、この間、策定委員会の委員の中からも、部会でのまとめの報告が反映されていないという意見も...全文を見る
○北川委員 旧動燃の体質がそのまま核燃料サイクル機構の方に受け継がれているということを含めて、やはり、ずっと危険なのではないかということを訴えてきたいろいろな市民団体や科学者、安全に敏感な労働者、ともどもの御意見を酌み取っていらっしゃるのかどうかというところがすごいポイントである...全文を見る
○北川委員 そこのところがまさに、第三部会の部会自身のまとめが違っていたという委員の御意見がそこに集約されているわけです。「もんじゅ」の研究計画、それはもう大きくずれて、今、後半いろいろおつけになりましたが、それを何も部会は認めていないと策定委員の方がおっしゃっていたということを...全文を見る
○北川委員 今、時間の通告が来たのですけれども、「もんじゅ」に関してはもう裁判も起こされていて、もともと、ナトリウムの技術の確立がいけるのかどうかというところがポイントで論争になっていたわけです。  それと、最後になりますが、この費用対効果。「もんじゅ」は今動いていませんが、電...全文を見る
○北川委員 済みません。この委員会の者ではないのであれですが、最後に言わせてください。  「もんじゅ」は、もう一兆八千億円も使っていて、今点検に対して、再開に対してのめどが立たないぐらいお金が要る。その数字をぜひ出してください。そして、国民にこのお金を使ってもいいかどうかを本当...全文を見る
11月22日第150回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第14号
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○北川委員 こんにちは。社民党・市民連合の北川れん子といいます。  きょうは、三名の参考人の皆さんに来ていただきまして、本当にありがとうございました。  私は、尼崎の市議会議員を一期四年務めたことがあるのですが、そのときに、議員バッジをテーマに議論したことがありました。議員バ...全文を見る
○北川委員 鄭参考人は、日本社会の中で、アメリカのように、二世、三世になれば国籍は、二重国籍になるかどうかは別にしても、取るということに関して抵抗感はないだろう、どちらかといえば進歩的というかラジカルと言われる層がそのことを阻害しているんじゃないかという御意見のように聞いたのです...全文を見る
○北川委員 ありがとうございます。  そうしましたら、鄭参考人になんですけれども、今、永住外国人というふうになっていまして、先ほど田中参考人の方からも、定住何年でとかという形での議論も含めて考えたらどうだという御意見を出してくださっているんですが、その面に関しては、鄭参考人はど...全文を見る
○北川委員 私は、鄭参考人が、何か一番日本社会に対しては怒りの気持ちを持っていらっしゃるのが強いんじゃないかなと思ってお伺いするんですが、その怒りを持っていらっしゃる方の御意見と、今、日本国籍を持って議員になった皆さんの中で、この地方選挙権の問題に関しては、憲法違反だという御意見...全文を見る
○北川委員 済みません、最後に、時間が来たのであれなんですが、私が言いたかったのは、日本の社会の中には、今、民法改正がありますが、氏さえも違えばもう一心同体が崩れるという御意見がある家族観を持った方と、今、鄭参考人がおっしゃったように、それぞれがばらばらに、どこでどう暮らして、国...全文を見る
11月29日第150回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第15号
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○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。  きょうは、お二人の参考人にお越しいただき、本当にありがとうございました。  まず初めに、一九九八年に、元国会議員でいらっしゃった新井将敬という議員さんが亡くなられました。彼の存在を御存じだろうと思います。帰化という問題を...全文を見る
○北川委員 きょうここに臨んでくださるということで、この判決文には目を通していただいていると思ったものですから、こういう質問をさせていただきましたが、これは踏み込んで、これ自身は敗訴なわけですが、この中に、地方の選挙権については憲法違反ではない、そして立法府が立法していくべきだと...全文を見る
○北川委員 飯塚参考人はかなり深くとらえていただいている。  私はなぜこの問題を出したかというと、個人と国家の運命共同体論がきょうも出ておりました。その観点から定住外国人の選挙権の問題を論ずるときに、国との運命共同体論を割と簡単に持ち出すということは、かなり問題性がある。なぜな...全文を見る
○北川委員 続けさせていただきますけれども、例えば、先ほど横山参考人がおっしゃった元号と西暦との読み方で、私たちの国は、同じ日本語を使いながらでも理解をするときにかなりやはり神経を使って話をしていく、コミュニケーションしていかないと、お互いが対立関係になる。その危険性を、日本国籍...全文を見る
○北川委員 日本の首相が公選制になってはいかがかという問題があります。日本の首相に外国籍の方がなる可能性というのは、私たちの国は今持っていないわけですから、日本の国がなくなるときという抽象論というのは、今私たちの国の中で、もう少し具体的におっしゃってくださるのならば聞かせていただ...全文を見る
○北川委員 なぜこれを言ったかというと、例えば日本の国内にも、日本で日本人の親から生まれた子供でも、出生届の段階でトラブルがあって戸籍を持たない子というのもいるんですね。この場合、国籍はないんです。日本の中にも、もしかしたら横浜にも川崎にもこういう状況の、戸籍、国籍、これがリンク...全文を見る
○北川委員 どうもありがとうございました。