北川れん子

きたがわれんこ



当選回数回

北川れん子の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第151回国会 衆議院 憲法調査会 第2号
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○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。本日は、どうもありがとうございました。  林崎先生はマウスの御専門だというふうにお伺いしておりまして、理研のホームページでも「マウスcDNAクローンの利用」という欄で「当研究所では今後さらに、全長シーケンスを完了し、機能アノテ...全文を見る
○北川委員 ヒトもマウスも高等動物であるということで、今先生がどちらも握っていらっしゃるということで、とてもうれしそうにお答えいただいたのが印象的だったのですが、ヒトというのが、先ほどから出ているプライバシー性とか個人性とか自己性とか歴史性の問題、いろいろな問題がありますよね。マ...全文を見る
○北川委員 理化学研究所が子会社をつくるというのではなくて、特殊法人の問題性の幾ばくかの中に、子会社をつくりやすい問題と政治的な形で利用されやすい面があるということで、ごめんなさい、理化学研究所がつくるとかつくらないという意味ではなかったんです。
○北川委員 先生はベンチャー企業を立ち上げられますか。
○北川委員 私が端的に先生はと言ったところの主語を今除かれて御返事いただいたと思うのです。  日本で体細胞クローンを禁止したヒトクローン禁止法というのができたわけですが、そのときに一番私が心配していたのが、女性の卵とか胚の問題のあいまいさが余りにも大き過ぎるというか、それは無償...全文を見る
○北川委員 先ほど、倫理の問題とそれを遵守する、履行する問題との兼ね合いで発展が阻害されるというようなお話とかけ合わせてお話をされていたのをお伺いしたのですが、では、今の理化研の倫理法等々は発展を阻害しない形で明確化、倫理性を確保できるものとして存在しているというふうにお考えにな...全文を見る
○北川委員 先生は、以前は国立循環器センターの方にお勤めで臨床も経験されていて、今理化学研究所には患者という形でのコミュニケートをとる方はいらっしゃらないわけです。インフォームド・コンセントの場合、コミュニケーションだろうと思うのですね。特によく言われているのは、医師の立場からは...全文を見る
○北川委員 そして、きょうは憲法調査会ということで、日本国憲法の二十五条に「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」というふうにあります。  先生、きょう、お話の出だしで、これからの時代は高学歴、高水準、高付加価値な生き方をしなければいけないというふうに...全文を見る
○北川委員 質疑時間が終了というのが来たので、最後に一言だけ。  私は、食べ物のことに関心を持って仕事にしてきた者なんですが、食べ物の世界で、共存共栄という時代が終わって、今度共存共貧、貧というのは分け合おうという意味の部分なんですが、多くの人たちが共存していく社会というなら、...全文を見る
02月28日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。よろしくお願いします。  きょうは、今も続いていらっしゃったのですけれども、報償費、いわゆる俗称で機密費と言われているものについて、まず幾ばくかお伺いをしていきたいと思っています。  先ほども緊迫した御質問が続いていたのです...全文を見る
○北川委員 それでしたら、せんべつやお土産代等々が内政が円滑に遂行するために使われていたということはお認めになったというふうに見ていってよろしいのでしょうか。  といいますのは、今言われました外政と内政、外政につきましては、私は地方を持ち上げましたのは、殊に地方というのは、外交...全文を見る
○北川委員 それがもう説得力がないという感じがするわけで、外政に関して非公開であるという部分で幾ばくかのベールに包まれた部分を持ったとしても、内政に関しての部分にどうしてそういうふうにベールを張られて、そしていわゆるこの機密費、報償費に対しましては、戦後も四百件ほどの質問がいろい...全文を見る
○北川委員 福田官房長官はどうもマスコミで流されているものを引用するとお嫌いかもわかりませんが、自民党の現職の議員さんが、機密費で、外遊の折に担当者が私にお金を持ってきたけれどもたたき返したという意見、主張、やったことが堂々と載っていましたが、これ以降、与党ベースでは、機密費をそ...全文を見る
○北川委員 与党の議員がたたき返すようなお金、もらったものでもたたき返すようなお金は適正な遂行には当たらないというふうに私は思いますので、いま一度その辺等も含んでお考えいただきたいと思います。  それから、会計検査院の方にお伺いしたいと思うのですが、先ほどから、機密費というのは...全文を見る
○北川委員 報償費は簡易検査の範疇にあるというふうにお伺いしたのですが、そうですか。
○北川委員 私の質問に答えていただけていないと思うのですが、報償費は簡易検査でやっていらっしゃるのでしょうか。
○北川委員 それは簡易検査をしているということになるのかどうかが、ちょっと私素人ですのでわからないのですが。ほかの答弁では答えていらっしゃいますよね、以前の答弁では。
○北川委員 手元保管を認めていらっしゃるので実地検査に入る。その実地検査に入ったときに、通常は持って出ることができるけれども、報償費に関しては実地でいかなければいけないというのと、メモをとってもいけない、コピーもいけないというのを簡易検査だというふうに私は説明を受けて理解したので...全文を見る
○北川委員 会計検査院としては、配慮をするという立場でされる部署ではない、それが本当に適切に内実が使われていたかどうかという検証と、着服、横領等々が出ないということを第三者機関として調べる独立機関であると思います。その配慮をする配慮の重ね方が、九億まで私的に着服することも可能であ...全文を見る
○北川委員 司法が解明する前に、まず会計検査院という部署があって、ちゃんとしたお仕事が遂行できる立場で独立性があるわけですし、今、簡易検査の問題について幾ばくか言葉をずらしてお答えになったのですが、現場の人たちは、コピーもとってはいけない、メモもとってはいけないとかいろいろな足か...全文を見る
○北川委員 他部署の人が、ですから、外務省の職員が、他の機関、内閣だったら内閣の方のお金を引き出すという、この支出負担行為決議書というのを出さないといけない。そこには、債主というのはだれの名前が載るのでしょうか。
○北川委員 いやいや、お金を引き出す場合には、どの部署であれ、支出負担行為決議書というのが必要なわけですよね。そして、この債主の欄に官房長官のお名前が載るというふうになるわけですか。それとも、引き出す当人、松尾さんという人になるのか。それを教えていただきたい。内閣府のお金をおろす...全文を見る
○北川委員 ということで、松尾さんのしたこともすべて官房長官のお名前で支出負担行為決議書が出されていくということで、すべての行為の責任者は、松尾さんというよりは官房長官にあったということが一つ明らかになったと思うのです。  ここで、一九八〇年四月一日の決算委員会で、庄司委員とい...全文を見る
○北川委員 そうなんですよ。今おっしゃいました私金になった横領なんてあり得ない、だからやりたい放題なんだということ。  でも、やはりこれは庄司委員が疑問を呈されていて、いや、これはこれでいいんだ、保管をしていることはあり得ないし、私金であるんだということで、今福田長官は、だれが...全文を見る
○北川委員 では、二十年前に聞かれている私金であるという見解は間違えていて、公金であるという見解に政府としては直していくというふうに考えてよろしいでしょうか。
○北川委員 官房長官が保管した公金をある担当の公務員に私金として渡す可能性というのはあるわけですか。
○北川委員 どこまでいっても、私金からは範疇はのいて公金の扱いということが、幾ばくか保管をする中で公金をどう見ていくかということも今回の問題にかかわってくると思いますので、以降また精査をしていただければと思います。  次は、橋本龍太郎行革・沖縄北方担当大臣、長くいろいろな大臣を...全文を見る
○北川委員 村山首相もそんなふうにおっしゃっているのが載っておりましたので、多分そうなんだろうと思うのですね。  でも、歴代、やはり官房長官と首相というのは二人三脚といいますか、一心同体というか、二心同体というかという立場で、扱うのが官房長官であって、首相というのは何らかの示唆...全文を見る
○北川委員 首相、総理大臣の座というのは、議員を経てからしかならないわけですが、では、橋本大臣が議員の折に、官房長官から幾ばくかの報償費、機密費というものをお受け取りになった、そういう御記憶というのはおありになるのでしょうか。
○北川委員 それは議会費というものがあろうと思いますし、それが幾ばくかのせんべつというお金のことを今言われたのか、では、自分でチケットを買ってということで現金を受け取ったことがあるというふうにみなしてよろしいのでしょうか。
○北川委員 私は経験が浅いものですから、そういう指示を受けたことがないのであれなんですが、一議員に内閣が外遊する等々の指示、どのようなものをお受けになった御記憶がありますでしょうか。
○北川委員 いえ、申しわけありません。  そういうものがあって、それが内閣の指示または要請の折にはそういうものがあったけれども、ほかのことでは一切お金を受け取った記憶がないというふうにみなしてよろしいでしょうか。
○北川委員 いえ、それは私的な、プライベートの範囲のことだろうと思いますので、そこにまで触れたくはありませんが。  きょう午後から参議院の方で村上正邦氏の証人喚問というのが行われていくわけですが、そこで、またもう一度橋本大臣にお伺いしたいと思います。  私どもの社民党の辻元議...全文を見る
○北川委員 ということは、橋本大臣もすごく職人、手づくり、わざというものに関して御関心があって、首相の立場で、御自分がみずから進んで、そういう中小企業の問題やまたそれに派生する問題に取り組んでいる場所であるということで行かれたということで、村上正邦さんからのお誘いがあったから行っ...全文を見る
○北川委員 そこまで熱意を持った形でこのKSDという企業体に関して、公益法人なんですが、関心を持っていらっしゃって、今現実にこの午後から証人喚問が始まるという時間になってくるわけですが、政策が一定程度理解を示せるものであったにもかかわらず、自民党という党の体質も問われているところ...全文を見る
○北川委員 時間を戻してほしいと言われた。私もこの経緯を見ていまして、所信の、KSDが持っていたものに関しては共感し得るところがあるわけです。そこになぜ政治家、政党、官僚というものがいろいろと長年の中で積み上げてきたものがきょう午後からの問題に発展する経緯になったのか、それはなぜ...全文を見る
○北川委員 時間が来たから申し上げますが、これが初めてではなくて、リクルートもそうでした。ロッキードもそうでした。何度も同じような経過をたどりながら志とは違ったところへゆがめられていく、それがなぜなのかというのを今は国民が一緒に考えたいというふうに思っている時代だということをお伝...全文を見る
03月02日第151回国会 衆議院 本会議 第9号
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○北川れん子君 社会民主党・市民連合の北川れん子です。  私は、社会民主党・市民連合を代表し、二〇〇一年度政府提出予算案に反対、並びに野党四党提出の予算の組み替えを求める動議に対する賛成討論を行います。(拍手)  私たち野党の要求したKSD疑惑の証人喚問は先送りされ、予算審議...全文を見る
03月02日第151回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
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○北川分科員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。よろしくお願いいたします。  まず初めに、私、二月九日、大阪でありました蒸気発生器細管検査装置に関する説明討論会という、核燃料サイクル機構と市民との間で持たれた会に参加をしていたのですが、そこでいろいろ「もんじゅ」について議...全文を見る
○北川分科員 院長、済みません、今のは、私がお伺いした点には答弁されていないというふうに思うんですね。  私は、設置そして運転をしているサイクル機構自身が、漏れても大丈夫、わずかな漏れをキャッチしてすぐとめます、安全装置があるから大丈夫ということを言っているが、この出発点を規制...全文を見る
○北川分科員 では、もう少し端的に聞けば、以前は、漏れることはないという前提で八〇年の申請を出されて、九五年まで時間が経過したわけですね。今二〇〇一年になりまして、漏れても大丈夫ということを前提でお進めになるということを今お答えの中に含まれたというふうに理解していいのでしょうか。
○北川分科員 これで今三回ですか四回、答弁に立っていただいたのですが、今のを私が理解するには、漏れても大丈夫というサイクル機構と同じ視点に安全規制当局が立ったというお答えであったということで、次の質問に行きたいのです。  私たちは、よく多重防護という考え方を原子力施策の中では言...全文を見る
○北川分科員 九五年に事故が起こった、あのときに、安全審査自身が余りにも形式的というか、そういう批判も、あの九五年十二月八日の事故の後の検証において、今裁判なんかでも言われているところであろうと思いますし、よく自覚を……。それは、保安院の皆さんは御存じであろうと思うんですが、それ...全文を見る
○北川分科員 先ほどから、全体とかトータルというお言葉をかなり意識的にお使いなんですが、科学、それも一番最先端の科学においては、トータルという考え方は危険であるというのは前提ではないでしょうか。特に安全規制という観点からは、トータルで考える中では抜け落ちる点がある。だから、安全規...全文を見る
○北川分科員 「もんじゅ」の再開になぜ私がこだわるかというと、議会というところは、これを再開することに関して何ら作用を及ぼすことができない仕組みになっているというところが一つあるんですね。  それと、先ほど申し上げたように、核燃料サイクル機構自身が市民向けの説明会で、漏れるんだ...全文を見る
○北川分科員 では、今のお答えは、安全審査で検討された事実が、八〇年ですよ、今回ではなくて、まだ出ていないわけですから、あったというふうに見ていいのかというのと、その前にお伺いしました圧力開放板や水・蒸気急速排出装置がもし作動しなかった場合、そういうことも御検討になった経過があっ...全文を見る
○北川分科員 今、保安院の方から勉強とか対応という言葉が出てくる、そんなときではないと思うんですね。事故からもう六年とまっていまして、この間に、次に再開するまでには、こういうことは予想されるというのはもう既にあったであろうし、もう勉強も対応もお済みになっていて、今度申請書が出てき...全文を見る
○北川分科員 次に、新長期計画の中には、「研究開発を進めるに当たっては、「もんじゅ」事故及びその後の一連の事故や不祥事によって国民の原子力に対する不信感と不安感が著しく増幅されていることを重く受け止め、研究開発段階にある原子炉であることを認識し安全確保に万全を期すとともに、徹底し...全文を見る
○北川分科員 では、それは、専門家や利害関係者ばかりではなく、市民に対しても徹底した説明責任を負っていただくという御発言であったというふうにお受け止めしてよろしいでしょうか。
○北川分科員 それはどうも本当にありがとうございます。これから起こる問題だろうと思いますので、今のお言葉は重く受けとめさせていただきたいと思います。  先ほど、高温ラプチャー現象等、少しあいまいではあったのですが、検討していると感じさせる、推測でき得るようなお答えだったのですが...全文を見る
○北川分科員 では、八〇年十二月に申請許可がおりているわけですが、そのときの、許可をする範囲に及んだ書類やデータの公表はしていただけるというふうに今のお言葉でお受けとめしたいと思います。  では、次の質問に行きますが、九五年の「もんじゅ」の事故はすべて想定外ということだったので...全文を見る
○北川分科員 ということは、八〇年に与えられた許可それ自身がもう二十年たって通用しなくなった。通用しなくなった安全審査の検査でもって許可されたわけですから、今の時点で一たんは不許可にするというような発想というかそういう議論は全然、以前でしたら多分、科学技術庁と原子力安全委員会等々...全文を見る
○北川分科員 行政というのは連続性の中においてのみ有効に役立ち得るというのが最低条件だろうと思いますし、過去、現在、未来、今なぜか現在の保安院としての出発点のみに重きを置いていらして過去は消したいという、そういう意欲の方に今のお答えは感じたのですけれども、それは少し違うのではない...全文を見る
○北川分科員 それでは、きょう来ていただきました文部科学省の方にお伺いをしたいのですけれども、これもまた新聞記事に出ておりました。これは二十七日の新聞に出ていますが、プルサーマル計画、プルトニウムを使う計画ですね、MOX燃料で。これを福島県知事は、当面受け入れずというのが出ました...全文を見る
○北川分科員 もう終了したということなんですが、今文部科学省はサイクル機構を指導するというふうにおっしゃいましたが、その指導されるサイクル機構が、ナトリウムは漏れても大丈夫というような深層防護思想をかなぐり捨てたような段階で今再開に向けて準備している。そこのところは、文部科学省が...全文を見る
03月16日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。よろしくお願いします。  きょうの法案の審議なんですが、一九八〇年の三月のこの制定時の議事録を読み返していると、すべて問題点が挙げられていました。遡及の問題、制度の理念の根拠がないという点、なぜ過失を含まないのかという点、そし...全文を見る
○北川委員 申請主義であるという点が、周知徹底がもしかしたら不十分であったのかもしれないという御答弁だろうと思うんですが、これは約二十年前の一九七八年のときには、初め法務省でこれを検討していたようなんですが、その当時の大体の事件件数から割り出して、故意、これにこの給付金の対象者と...全文を見る
○北川委員 ぜひ検証していただきたい。  それで、二十年前の試算を出していらっしゃった、一年間に大体十三億ぐらい、ようやく今十五億ということなんですが、多分、給付額が少ないというのと、申請をしてもなかなか認定が自分の思っていたものにいかない点等々があって、やはり初期、かなりの額...全文を見る
○北川委員 この議論のときに、まず初めに法務省でやっていたのが警察の方に移って、そのことに関して疑問を呈している委員の意見も議事録にちゃんと残っています。第三者機関が認定した方がいいのではないかということを強く主張していた委員もあったわけです。にもかかわらず、警察が把握をするとい...全文を見る
○北川委員 この議事録の中にすべてがいろいろ入っているんですが、調査に協力をしなければ申請がしにくいとかいろいろな状況を、前もってやはりいろいろな委員は疑念を呈されていました。申請率が低いということはお認めになっているわけですから、周知徹底がこの二十年間無理で、いろいろな段階でこ...全文を見る
○北川委員 それがふえるとどれぐらいの、逆に言えば給付額がふえるから、この予算の原資の問題から無理だから過失を含めないという論点にお立ちになっているのか、それを一つお聞きしたい。  次に、もう一つかかわって、この当時も、各政党間の違いはあってもかなりの委員が、やはりなぜ過失を含...全文を見る
○北川委員 そうしましたら、加害者側の責任だからということを強調されていると思うんですが、加害者側の弁済能力としまして、損害賠償のお金が一応決まったとしまして、それを支払っている率というのは今どれぐらいだというふうに認識されているんでしょうか。
○北川委員 二十年前でも九二%は支払われていないという現実の数字があって、いろいろ慰謝料的なものというのが、一応給付額は決まりますが、払う能力に欠ける。今回の犯給法というのは、もうだれからも払われない、見捨てられている被害者に対しての救済制度だということはわかるんですが、それにも...全文を見る
○北川委員 ほとんどその部分に関しましては、民間のサポートグループが一生懸命頑張っているという点とか、よく赤ひげ先生とかといってお医者さんが本当に無料で診療するということとかで補っている。というのは、自分が被害を受けたけれども、そのことを警察に告知すれば未資格滞在者であるというこ...全文を見る
○北川委員 それで、先ほどのSACOの九六年の改善案の中に、アメリカによる前払い制度の迅速な支払い手続とかというふうなもの、そしてまた日本国による無利子の融資制度の導入とかという三点ほどの改善案があったんです。  先ほどどなたかもおっしゃられていたと思うんですが、仮払い、それが...全文を見る
○北川委員 ということでしたら、先ほどの周知徹底にまた少し戻るのですが、半年くらいの間であれば、警察の段階で、刑の確定が必要要件ではなければ、被害を受けたこの人がこの給付金の対象者であるということは、より明確にわかる時点として、大体半年間の間にはそれぐらいの動きをつけるということ...全文を見る
○北川委員 結局、それらを裁定しているうちに時間がたつということで、申請する側もだんだん、初めに何となく何か渡してもらったような気もするなということがあったとしても、特に家族であったら、このいただいたものを横に置いてしまうという期間になっていくということがあるということも含めて、...全文を見る
○北川委員 時間が来たということなんですが、これは初期に第三者機関がやっていく方がいいのではないかというふうな意見もあったように、今サポート団体の認定まで警察の方でおやりになるという段階に入ってきたということを考え合わせまして、情報が行くということも含めて、私は、この給付の認定、...全文を見る
03月21日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。よろしくお願いいたします。  月刊世論調査というのが二〇〇一年三月号で犯罪被害者のことをアンケートした冊子を見せていただきました。そこで数字を見てびっくりしたんですが、現在、犯罪被害を過去五年間受けたことがあるかというふうに聞...全文を見る
○北川委員 いろいろ具体的にお答えいただいたんですけれども、この世論調査の中にもあったんですが、一番不安を感じるものの中に交通事故に不安を感じる人の数字が高かったということが現実にあります。交通事故の問題を犯罪と規定して見る社会に入ってきているということも含めて、今の御答弁、これ...全文を見る
○北川委員 今るるお答えいただいたのですけれども、現在、特に警察官になろうという気持ち、志を持つ方の場合、自分がある時点で被害に遭った、こういう理不尽は許せないから、僕は、私は警察官になろうということがあるかもわからないというふうに、今の御答弁をお伺いしていてふと思ったのです。 ...全文を見る
○北川委員 そこら辺が本当に大事なポイントだろうと思います。  今、被害と加害の輪というものがありまして、加害者にいろいろ話を聞いていけば、以前に被害に遭ったことがあるというケースが多いということも含めまして、被害と加害の連鎖を切るということで、私は、社会の中のそれぞれの権利意...全文を見る
○北川委員 学校教育の中に入れていただくということで、先ほど私も言いましたように、学校の現場の中にいじめと体罰の問題があります。すごい教材という意味からしても、具体的に学校の中に犯罪というものが起こり得る土壌ができているということでは、学校の中でこの教育、啓発をどう行うかというの...全文を見る
○北川委員 今、あらゆる人権を法務省は確立しないといけないので大変だというのが前ぶれにあったような気もしたわけですが、よく人権啓発の期間ということで、十月ごろですね、されますが、地方にいると感じるのは、もうとても形骸化した、民生委員や担当の人権擁護委員や、各地のそういう既存の人た...全文を見る
○北川委員 諸外国のをそれぞれ検討してという御提案もあったのですが、私は、それも必要であろうと思いますが、日本の中での差別構造、差別構造が生む犯罪というものが確かにあるわけですから、独特の日本の中での風土というものの分析も諸外国との対比の上で行われていくのであろうと思いますが、ぜ...全文を見る
○北川委員 人生において、警察や例えば裁判所に自分が何らかの形でかかわるという一生を送るなどというのは、余り普通は思わないで過ごすということだろうと思いますが、昨今になって、警察や例えば裁判所等にかかわる前向きなかかわり方ということも、実践的にやっていらっしゃる方から学ばせていた...全文を見る
○北川委員 どうもありがとうございました。  時間が来たということで、法務省矯正局の方には再犯防止についての受刑施設内の取り組みということでお伺いをしたかったのですが、申しわけなかったです。またお伺いをしたいと思いますので、よろしくお願いします。  どうもありがとうございまし...全文を見る
04月04日第151回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。よろしくお願いいたします。  きょうは予備費ということで、まず初めに、先ほど松本委員の方からも御質問があった部分なんですけれども、沖縄サミットの開催の準備に当たって、資料ではページ九十一の方に載っている中型ヘリコプター、これは...全文を見る
○北川委員 五カ月という期間の方をお示しいただいたんですが、五カ月の中で、一回だったのかどうかとか十回だったのかどうか。その後も稼働率の点等々の検証がなければ有効に使っているかどうかわからないということと、これが追跡とか情報収集にヘリコプターを使っているということで沖縄県警が活用...全文を見る
○北川委員 今多少説明してくださって、このグリン・オップ氏というのは懲役に服していらっしゃるということなんですが、一九九八年十二月四日のフライデーで、これがやらせだったというような形での記事が出ていまして、それに基づいて今お伺いしているわけです。  グリン・オップ氏は、公判で、...全文を見る
○北川委員 ここに公判記録の速記録というものを持っているのですが、今の適正だということなんですが、そのうちのフジモトさんというのは、ある意味で偽名を使っているということなんです。これは同事件の公判において本人が供述されていることですが、その内容についてうそ偽りがあれば、皆さん公判...全文を見る
○北川委員 グリン・オップさんが公判で述べている、フジモトという人の正体が佐舗正幸という現職の警官であったということ、この事実についてどうとらえていらっしゃるかという点なので、今のお答えとはちょっとずれると思いますので、よろしくお願いいたします。
○北川委員 承知をしているが、フジモトさんと佐舗さんが同一人物かどうかというところまで深くは読み込んでいないということだろうと思うのですが、このフジモトさんというのが、佐舗正幸氏というのは兵庫県警のS、Sというのはいわゆる隠語で使われているスパイということなんですね。この答弁者も...全文を見る
○北川委員 それは、民間の方をそのS、イコールスパイ、イコール情報作業員として活用することがあるということをお認めになったというふうにこちら側は理解してよろしいんでしょうか。
○北川委員 事件にならない前に、事件が起こる可能性があり得るという前提でそういう人を散らばらせておくというやり方というのは、公安のやり方とよく似ているなという気がするわけです。  こちらに「けん銃事犯捜査ハンドブック」というのがあるわけです。九七年四月に警察庁生活安全局銃器対策...全文を見る
○北川委員 先ほどの大森委員のときのように、出所不明とまでは言われなかったのですけれども、見ていないからって——どうぞ、これはちょっと重たくて、そちらまで持っていけばいいのかどうかわかりませんが。  ここには警察庁生活安全局銃器対策課と書いてあるわけなので、では、これが正規かど...全文を見る
○北川委員 多少笑みを含まれてお答えいただいたことに関しては、私はすごく不本意ですね。  こういう事実をつくりながら皆さんは捜査活動を続けていらっしゃるということがあるわけで、Sの存在をお認めになったわけですから、ここに書いてあるんですよ、そういう人を使っていいということを書い...全文を見る
○北川委員 答弁者の方は、現場の警察官の方たちがどれだけ日々撲滅に対していろいろ心を砕かなければいけないのか、逆に言えば、どういうやり方でもってなくしていけばいいのかというふうに考えている警察官もいるけれども、そのことを利用している警察官もいるという実態を見逃していらっしゃるよう...全文を見る
○北川委員 薬物やそしてまたけん銃事犯の被疑者の登録制度はあるかどうかをお伺いしたいと思います。
○北川委員 私、ここに捜査中登録被疑者名簿というのを持っているわけですね。だから、そういう仕組みがあるということの証拠に、こういうふうに民間人の名前が載せられたものがあるわけですよ。そして、先ほどの御答弁者の答弁から推察すると、もう一度、警察内部の方での小林警部補等々の犯罪性の検...全文を見る
05月18日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。よろしくお願いします。  まず、石原大臣の方に、公務員制度の改革について、先ほど山元委員に対して日本国憲法の遵守というお話も出ておりましたので、少し触れさせていただきます。  三月二十七日に発表されました「公務員制度改革の大...全文を見る
○北川委員 党の方では、継続して話し合いを進めるということを言われていたのだと思いますが、担当大臣としましても、組合側との積極的な話し合いということはぜひ持っていただきたいというふうに思います。  司法の段階での判断というのは、特に小泉内閣は改革ということを言われておりますが、...全文を見る
○北川委員 私が見ているのが九八年ということで、そのときでしたら負債額の方が資本金を一兆ほど上回っていた。今四千億円ぐらいになっているということで、下がったのか、計算の仕方がどうだったのかということが今の段階では詰められないのですが、株の見方も時価で見るかどうかということで違いが...全文を見る
○北川委員 来年度中ということで、多少スパンが長いなというのが今のお聞きした感想なんですよね。多分市民や国民の皆さんというのは改革が早くということだろうと思いますので、そこの乖離をぜひ埋めていただきたいというのが一つと、民間企業と同じような評価であれば倒産しているのも同じというこ...全文を見る
○北川委員 少し、やはり責任の所在を追及するということが難しいのかなというのが今の御答弁を聞いていての感じなんですけれども、責任を追及しないと物事の改革というのはされないということが前提であろうと思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  それで、今の掛金を給付以外に...全文を見る
○北川委員 時間がないので、また石原大臣にはお伺いしたいと思います。  次に、尾身大臣の方に、科学技術担当でいらっしゃるということで、ITERの誘致の推進ということをこの間の所信的発言で御発言になりました。十七日には、ITER懇が最終報告の中に、今度はもっと踏み込んで、日本への...全文を見る
○北川委員 今、安全というお言葉が一言出てきたわけですが、トリチウムの環境への漏えいというのは、今の技術ではそれをとめることは不可能であるとか、ニオブの94やニッケルの56という核の廃棄物は二万数千年から数百年保管をしなければいけないということがあって、そこの部分に対しての面が安...全文を見る
○北川委員 尾身大臣はどのようなものをお考えになっていらっしゃるのでしょうか。
○北川委員 これは建設に十年で、二十年の実験ということで、実験後も電気が発電できるかどうかわからないという点を、尾身大臣は全部抜かして今の発言をされている。自然がなければ人類というのは住めない状況になるわけですから、自然をいかに有効に使うかということにこの十年をかけるかどうかで随...全文を見る
○北川委員 財政状況が許す限りということですので、どういうふうな判断をされるかということに注目をしていきたいと思いますけれども、一兆円というお金を自然エネルギーにかければ、日本は、どこの国にも依存しなくても自立したエネルギー政策ができる可能性があるということをぜひ踏まえていただき...全文を見る
○北川委員 時間がないということですので、質問に対しての答弁の後半はなかったというふうに思いますので、改めてよろしくお願いいたします。ありがとうございました。      ————◇—————
05月23日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第13号
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○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。よろしくお願いします。  大臣は教授であったとき、お忙しかったのか、休講が多かったというふうにお伺いしていますが、私がその貴重な一講座を聞く機会があったなら、ああ、なるほどという感じで聞いて、教室を出て自分が戻るべき階層に帰っ...全文を見る
○北川委員 それは、先生が競争に勝った方であるからという御自身の絶大なる自信を背景にしてのお言葉であろうと思います。先ほどのどなたかの委員のお話の中に、追い込んでいく、そしたらインターネットを学ぶ国民がふえる、納税をする部分にインターネットを使わないといけない、何々でなければいけ...全文を見る
○北川委員 それは、私たち女性にとっても、今の日本のシステム、二十二歳、二十四歳、大学院とか大学卒業といったところで決まるというのではなくて、いずれの段階においても、学ぶ、そして学んだことを今度生かせる職場のありようというものを目指してくださっているというお答えだというふうにお受...全文を見る
○北川委員 多分、先生は、貧富といっても、生きるか死ぬかという瀬戸際の貧ということを経験したことがおありにならないから、孫さんと御自分、大臣も会社を経営していらっしゃるというふうにも聞いておりますので、片や事業家としての面もお持ちだろうというふうには思いますが、貧富といってもやは...全文を見る
○北川委員 今の格差のある社会は、では明るいというふうにおっしゃっているのか、今の答えがちょっとよくわからなかったのですが。大臣の豊かというのは、実は何を指標に豊かというふうにされているのでしょうか。
○北川委員 でも、楽しく生きている者はなぜか同じような状況を享受してはいけないというふうな、どこかで先生の言われる豊かさ、それを今、貨幣の価値に重きを置いて、自分は大臣が立場だからというふうにおっしゃいましたけれども、価値観とともに職場を選ぶということができ得る社会を提言されてい...全文を見る
○北川委員 時間が来ましたが、私の質問がわかりにくいというふうに言われました。できればいろいろな階層の方と出会って話をしていただきたいということを最後に申し上げて、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。  本日は、三人の参考人の皆様、貴重なお時間をいただきまして本当にありがとうございます。一応私で最後になりますので、よろしくお願いいたします。  まず、井手参考人にお伺いしたいのですが、本当に具体的な提案を御提言いただき、何...全文を見る
○北川委員 問題点の指摘として、対立関係におありになるということで言われたのではないと思います。  私が、法案を試みられているのでしょうかとお伺いしたのは、今いろいろな段階で、ここがもちろん立法で考えるところではあるんですけれども、いろいろな方々のいろいろな提案ということを受け...全文を見る
○北川委員 ありがとうございます。  事故は遭ってみないとそのつらさやしんどさはわからないとよく言われますし、先ほどの井手参考人のお話にもありましたように、そういうガイドラインをどう持つかというあたりも、具体的に双方が話し合う場面が事前にあるということは大きな一場面だろうと思い...全文を見る
○北川委員 最近の車の技術というものの革新性というのを先ほどからもお伺いしていたのですが、逆に昔の車の方が、いじることが好きで、修理もしたり保全もしたり音の異常を敏感に感じ取ったりという、運転する側の車に対する愛着が持てたというのを言う方もあります。今のITに進み過ぎると、もうお...全文を見る
○北川委員 一応、今回の道交法の改正の中では一部ICカードの面が入れられておりまして、余りこれが表に出ていない形なんですけれども、先生たちの諮問機関の中で、プライバシーとの関係、実用に際しての問題点は、集約で、どういうところが最終的にポイントとしては話されたのでしょうか。
○北川委員 それがまた一部浮上して、顔面認識の分が入ってきまして、あと余白の免許証になるという提案が今回あるのです。  それで、その点が、結局は免許証を持っている本人が何が集積されてあるかというのを、読み取る機械を家に置かないとわからないわけで、では、そういう免許証に集積された...全文を見る
○北川委員 ありがとうございます。  では、井手参考人のお話の中で、先ほど車の総量規制をする、そして車に頼らなくても生きていける社会を目指すというのも必要ではないかというお話があったのですが、井手参考人の陳述書の中にもあります、更新時の講習会がありますよね。この講習会が今は生き...全文を見る
○北川委員 では、時間が来ましたので、きょうは本当にどうもありがとうございました。
05月25日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第14号
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○北川委員 北川れん子です。よろしくお願いします。  私は、IC免許と電磁的記録についてお伺いしたいと思います。  一九九九年四月の「月刊交通」によりますと、警察の方では、運転免許証の作成の折に、警察で撮影した運転者の顔写真を警察のコンピューターに顔画像データとして光ディスク...全文を見る
○北川委員 事実であり、徐々にためていっているということなんですけれども、以前は、免許更新の折には自分が持っている顔写真でもよかったのが、いずれかの時点からそれがそうじゃなくて、行った先で写さないといけないというふうに切りかわったということも聞いております。  いわゆるIT技術...全文を見る
○北川委員 最後の質問の同意を得ているかということについては今の御答弁の中にはなかったと思いますので、次にまた改めてお伺いしたいと思います。  それで、写真を持ってくることが省略可能になったということは、それはIC化に向けてのやり方に切りかわったということですから、それを省略と...全文を見る
○北川委員 先ほどの個人の了解については、ちょっと私しつこいかもわかりませんけれども、やはり確認の言葉をいただきたいと思います。  そうしましたら、今の御答弁からいきますと、道交法の九十三条の規定に挙げられております免許証記載事項の一部というふうに理解していいのか、その一部は、...全文を見る
○北川委員 それは、今の免許証の表の、目で見て確認できる事項というふうに、大まかに言えばそれに当たるのかなという気もします。  それと先ほどの同意をとっていないという面では、これからの個人情報の保護の問題とプライバシー権の問題ですね。特に電磁的記録、自分が、その中の電磁的記録が...全文を見る
○北川委員 今回、法律改正とともに明記されたけれども、具体的なことはこれからだということなので、七千六百万人という膨大な数の保有者がいるわけですから、ぜひ国民に対しても、どういうことを目的としてどうやろうとしているかというのは、ある時点で明確化していただきたいと思います。  そ...全文を見る
○北川委員 そうしますと、公権力が一番有利に情報を収集できる最も早い手段をIC免許の中に盛り込む、今はここまでということでしたが、これ以降、時代の流れとともに、またISOの流れとともにも変わっていくと思いますので、私はやはりもう少し国民議論を待つべきではないか。特に選択権がないの...全文を見る
○北川委員 では、時間が来ましたので、これからもICカード化に向けては監視をしていきたいと思います。どうもありがとうございました。
06月06日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第15号
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○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。よろしくお願いします。  まず初めに、情報公開法、ことしの三月十六日に内閣に提出されておる独立行政法人等の保有する情報の公開に関する法律案との絡みでお伺いをいたしたいと思っています。  核燃料サイクル開発機構、旧動燃でありま...全文を見る
○北川委員 特殊法人の腐敗は政府の腐敗という意見もあったり、政官業の癒着の問題が先ほどどの委員からも出ていたと思うのですが、核燃機構の予算というのは、全額、国の予算から出ていると考えてよろしいのでしょうか。
○北川委員 その部分というのは全体から見たらとても微たるものであります。例えば「もんじゅ」でも、事故後、とまっても毎年百億円かかって、再開に向けて、きのう安全審査という話も出ましたが、三百億円から五百億円以上つぎ込まないと再開はできない等々、こういう予算が無造作に使われていくこと...全文を見る
○北川委員 そうしますと、一体と言うのですが、六月二十九日で閉会を迎えるという期限がありながら、これがいつ一体になるのかなというのが問題点になると思うのです。  この情報公開制度が審議されてくる中で、この法案に行くまでの間の過程を、中間報告等々眺めさせていただきますと、例えば、...全文を見る
○北川委員 ですから、先ほどの御答弁の中で一体化をして見ていきたいというふうにおっしゃったので、私は確信が持てるのかなと思ったのと、特殊法人や認可法人の政官業の癒着の問題は、もともと情報公開制度という概念を当初から、設立の五十年前なら五十年前、三十年前なら三十年前に持ち込んで、ダ...全文を見る
○北川委員 適切ではなくても省かれるということで、普通の特殊法人の中でも、省いて情報公開制度の対象には入っていない特殊法人や認可法人がかなりあるということを理解していらっしゃると思うのですけれども。  ですから、私が端的に言いたいのは、基本法として出されたのですけれども、先ほど...全文を見る
○北川委員 そうしましたら、しつこいようですが、この法案の中に示してあります特殊法人、認可法人の個々の情報公開は、この基本法案でどういうふうに一年後なるかわかりませんけれども、きっちりと情報公開をしていただけるという御回答の一部にさせていただきますので、よろしくお願いします。 ...全文を見る
○北川委員 それが法文に書いてないところにどこに確信を持てばいいかということで、心配だから、この基本法のどこに入っているのかというのをお伺いしたわけです。  特殊法人労連の方々のアンケートでは、天下り役員はもう全く役に立たないというパーセンテージが四〇%という形で出していらっし...全文を見る
○北川委員 そうしましたら、推進本部の人事構成については考慮の余地がある、世論とか意見等々が出されれば考えていくというふうに押さえさせていただいてよろしいでしょうか。
○北川委員 何も全員がと言っているわけではなくて、その中の情報公開のありようと、そしてその人事の中に第三者機関を含むということは当たり前ではないかということをお話ししているんですが。
○北川委員 そうしましたら、考えていないということは、世論をもう少し高めなければいけないなというふうに私も思いました。  次に、住宅・都市整備公団の居住者の方々の不安というのがいろいろな形であると思うんです。これが、四つそれぞれ、なかなかこれは難しい団体だなという、公団自身の存...全文を見る
○北川委員 二〇〇一年の二月二十三日の公明新聞というのがあるのですが、そこに例えば、独立行政法人になることはないわけですから廃止か統合か民営化というふうになるのですが、「民営化されれば「家賃が上がる」などと、“ウソの三段論法”で不安を助長させている」、そういう何かチラシがまかれた...全文を見る
○北川委員 何か最後の、上がるというようなことも、理解してくださいねということを言って……(発言する者あり)いやいや、そういうふうにやはり聞こえますよね。だから、どこに責任があるのか。もともとその定義もあいまい、官なのか民なのか、働いている人自身も余りわからない。けれども、安定し...全文を見る
○北川委員 いや、私が言っているのは、基本法案の責任ではなくて、出した後の責任ではなくて、なぜ基本法案まで出さなければいけないほど、特殊法人や認可法人というものに対して信頼感——もともと、ある時期必要だったから、社員も募集してやった。けれども、一定程度の任務を終えたら廃止していく...全文を見る
○北川委員 それはとても危険だと思いますね。なくしてしまってすべてが終わるということではなくて、そこに物があるわけですし、現実に必要だから今あるという問題の部分があって、与党の方々の責任を踏まえた上で基本法案を出したというふうに見てよろしいのでしょうか。
○北川委員 先ほどもちょっと出してくださったのですが、自社さの時代にも、この改革に取り組もうということでいろいろなプロジェクトが組まれて提案が出されてきましたが、自社さで取り組んだ特殊法人の整理合理化についてはどういうふうな評価をされているのでしょうか。
○北川委員 時間が来てしまったのですが、政治家の介在がいろいろと取りざたされているというところも含めて、自自公、自公保政権のときに、では、何ができたのかということをもう一度考えていただいて、与党の責任ということをまた明確にした形で基本法案の提案を再度明確にしていただきたいというこ...全文を見る
06月11日第151回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号
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○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。  私は、永住外国人の地方選挙権の問題について、状況の整理という意味から質問してみたいと思います。  私は、定住外国人は地方自治体の住民であり、地方参政権、被選挙権も含めてなんですけれども、推進していきたいという立場をとって...全文を見る
○北川委員 今国会で頑張るということを御発言いただいたと思うのです。  ところが、五月二十九日とか三十日、続けていろいろ新聞が書かれているのですが、外国人参政権継続審議確定という見出しがついているのですが、これは真実の報道でしょうか。
○北川委員 閣僚の一員であられるので検証できない、野党は蚊帳の外ということになると思うのです。  そこで、副大臣にお尋ねいたしますが、外国人の地方参政権の重要性はどこにあると思っていらっしゃるのでしょうか。
○北川委員 経過を御説明いただいたし、世論の状況も把握していらっしゃるということがわかりました。  でも、私の方は、なぜ重要かというところは、民族差別をなくす環境整備が急テンポに進むということ、なぜなら、有権者となった外国人に対する政策に対して政治家が目を向けるからです。ここが...全文を見る
○北川委員 去年ですか、私がお伺いしたときも同じようなことを言っていらっしゃって、半年たってしまったということで、先ほどの決議なども、もう千二百三件のうち四件しか反対していない、各都道府県とか市町村とかやっているのです、もう御存じなわけですよ。  そこで、お伺いしたいのですけれ...全文を見る
○北川委員 今、すっと何かできないとかというふうに言われたのですけれども、そんなことはないわけですね。法学セミナーの一九九三年七月の筑波大学の戸波教授の論文等々からも、憲法改正をしなくても条例の中に付与できるというふうな見解を出していらっしゃるのです。ということで、この点も、もう...全文を見る
○北川委員 いや、ですから、もう世の中の状況の方が先行していっているわけですよ。みんな、自分の選択肢の幅を広げたい、そのためには、この国で生きていくのならどうすればいいかを考えていっているということを御披露したかったということ。自民党の皆さんが多いので、自民党の中の見解をまとめる...全文を見る
○北川委員 では、その前向きの議論の中に野党も入れていただけるということだろうというふうに思うんです。  そこで、もう一度念押しなんですが、片山大臣は、森首相の時代も総務省の大臣だったわけですね。今、小泉政権になって何が違うかといえば、人気度が違うわけですね、小泉さんは慎重論者...全文を見る
○北川委員 しつこくなるんですが、集約が長いということと、連立を組んでいらっしゃる、自民党単独政権で今のお答えが出るんでしたら、私もうなずくかもわかりません。けれども、連立政権でいらっしゃって、重要なポストを副大臣は担っていらっしゃるということがあるわけですから、新聞の先走った報...全文を見る
○北川委員 理解していないというのと、青木大使が六月一日に記者会見を行った事実を知っているかどうかということでは違うんでしょうか。では、六月一日の青木大使はこういう記者会見をしなかったと理解されているんでしょうか。
○北川委員 だから、それは国際政治同士というか国同士の問題であるということで、NGOというのは昨今、非政府機関として実力を示してきておりまして、なぜこの問題を出したかといいますと、モイ大統領が六月八日には、NGOが事業に問題があるということを世界じゅうでふれ回ったと、やはり青木大...全文を見る
○北川委員 案件の審査が長引いているということがなぜかNGOの責任に転嫁されてしまったような発言をされているのは、問題が深いと思います。そして、命の危機まで感じながら活動していらっしゃるメンバー、それは多分に、移転の補償の問題やそこが聖地であるという問題、環境への汚染等々がもう既...全文を見る
○北川委員 まとめて発言していただいたんですけれども、審議のときに透明性を高くする、そしてNGOが何かふれ回ったからというような言い方をしている青木大使に対して、この記者会見が本当になされたということを確認されて以降なんですけれども、そうではなくて、今ストップしているのは、財務省...全文を見る
○北川委員 ありがとうございました。
06月13日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第17号
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○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。  先ほどの松本委員の見解とも通じるのですけれども、この国というか日本は、女性や子供を性的な対象として見ることに寛容であるということと商品化することに余り問題を持たない国であるというのが、基本的にはいろいろな方面の事象、事件を...全文を見る
○北川委員 実は京都と東京ではテレクラというものは全面禁止をしています。ということですから、男社会がリードしている中で女性と子供が商品化されるという、物すごく偏った状況を日本は許してきたというところでは、先ほどの村井大臣のお言葉というのは、どちらかというとやはり今の社会を是認する...全文を見る
○北川委員 こういう深く広がっていく、先ほどの松本委員の御質疑の中にもあったんですが、子供ポルノの世界への供給地と日本はストックホルム会議のときにすごくやゆされているんですね。だけれども、あの会議のときに、出席した日本の政府関係者の方たちはそれに対しての取り繕いの答弁しかしなかっ...全文を見る
○北川委員 供給地であるとか日本男性が買春旅行によく出かけているという面ではお認めにならなかったわけですが、ことし横浜であるという意味ですね。前回がストックホルムだった。あのときに北欧の方たちが日本を視察されて、こんなにポルノがはんらんしている国というのはびっくりしたということを...全文を見る
○北川委員 勉強に入られるということは研究をしていないということだろうと思うんですが、基本的に個人が性とどういうふうに向き合うかというものがない限り、私は、何かが出てきたから幾ばくかの規制をして、規制と寛容に認める部分とをやりながら性的な行為の売買春の温床であろうと推測すること自...全文を見る
○北川委員 法律というのは具体的に書かないことには物すごく解釈の幅が広くなるので、どの委員からも心配されていて、今回は附帯決議も、今議論の俎上に上がっている中に、そこが盛り込まれています。というところでは、どなたも心配を逆にしているわけですね。情報集積が業者側にされていくというこ...全文を見る
○北川委員 何か、もうけている方に対してはすごいやはり緩いというか、今回の法案の規制の中に、逆に言えばテレクラというのが何%かなくなるであろうという可能性を、期待を込めてこういう法案を出されたのかと思ったら、そうではなかったというとこら辺が今わかったということで、とてもやはり私は...全文を見る
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。  今の松本委員のお話にもつながるところがあるんですが、今、主体的には、不戦の誓いを立てていらっしゃると言うんですが、でも、客観的に見れば、どうも戦争への道を行こうとしている。五十年たった日本の状況の中で、きょう社民党は党首討...全文を見る
○北川委員 両省に任せているといった中で、内閣としての明確な、きょう首相にもお伺いしているわけですから、控訴の期日が迫ってきているわけですから、それを断念するかどうかというポイント、どこを押さえられてされるのかというのを、もう少し明確な、具体的な答弁をいただきたい。  それとも...全文を見る
○北川委員 聞いていただいてないのかなという感じがするんですけれども、私の質問に対するお答えがなかったので。  厚生労働省の人たちが、各大臣に向けて、控訴すべきだというレクチャーを、なぜ控訴することが必要なのかということ、ハンセン氏病のときもありましたよね、なぜ控訴した方がいい...全文を見る
○北川委員 ごめんなさい。ちょっとよくわからないんですが、それは働きかけがあったと……(福田国務大臣「働きかけというのは何ですか」と呼ぶ)ですから、厚生労働省の官僚の人たちが、控訴すべき——私たちは、きょうの党首討論でも言いましたが、控訴すべきではない。これは、いかにも物すごく明...全文を見る
○北川委員 何かすごく微妙な感じが、そういうことが働きかけだったら働きかけはございませんというのは、何か少しはレクチャーを受けられた形跡があるなというふうに思いますが……(福田国務大臣「ない」と呼ぶ)ないのなら……。でもちょっと微妙に違いましたね。私は受けとめました。  それと...全文を見る
○北川委員 そうしたら、もう一度帰って確認してください。面会希望しているというのを御本人から聞いておりますので、それは確認をしていただきたいと思いますし、ぜひそういう希望に沿って——判断をするときには何かがポイントになるわけですよ、世論か判決の正当性か憲法か。その基準になるものを...全文を見る
○北川委員 今の御答弁は、私からすれば、尊重しないということに聞こえてくるのですよね。かなりの時間、今説明をしてくださいました。そして、住民投票までやろうとした刈羽の人たちは、そういうことをすべて知っているわけですよ、この三年半勉強してきて。同じ地域のたった五千人ぐらいの町が、賛...全文を見る
○北川委員 それはもう強権発動ですよ。何を言っても、反対をしても進めていくということを明言されたと同じじゃないですか。私がしばらくと言ったのは、住民投票が終わってすぐに皆さんは、PR、広報が足りなかったから、政府の中にそれに対応する部署を持つというようなことを発表されて、また刈羽...全文を見る
○北川委員 それはもう余計なお世話だということをお伝えしたいのと、それと、日本はいつもウランがないとかという形で資源がないという言い方をしますが、自然エネルギーや代替可能なエネルギーとか持続可能なエネルギーに向けては、エネルギーというか電気を起こすものに関しては、日本の中にはいっ...全文を見る
○北川委員 それに対してお答えするならば、何もしなければ三%ぐらいにしかならないかもわからない自然エネルギーとか、燃料電池の問題とか天然ガスとかも、これから考えようというふうにしてやっているわけですから、日本みたいな小さな国土に五十二基もつくったということ自身が世界からびっくりさ...全文を見る
○北川委員 違うということになれば、地域住民や市民に対してのかなりの影響というものが出るということを……(尾身国務大臣「国民全体のことを考えなきゃいけないんだから」と呼ぶ)では、刈羽の人たちのことは考えなくていいということですか。  そうしましたら、済みません、先ほど、キャニス...全文を見る
○北川委員 六十二本から三十五本ふえたということなのかなという気がしますけれども。  去年の十月に原子力発電環境整備機構というのが設立されて、特定放射性廃棄物の最終処分に関することに従事する機構だというふうにお伺いしました。この評議員の中に、鈴木篤之さん、原子力安全委員のメンバ...全文を見る
○北川委員 専門的な知識を持った方はほかにも在野でたくさんいるわけで、同じメンバーを、原子力安全委員のメンバーである鈴木さんと原子力委員の森嶌さんをこの機構の中に入れるということは私はおかしいと思います。  それと、先ほどプルトニウムが出てくるからプルサーマル計画をやるんだとい...全文を見る
○北川委員 ぜひ、これ以上プルトニウムを再処理で出さないように、もうフランスの分がすべて終わって、あとイギリスが三分の一残っていると言われているのですが、ぜひ契約量で、プルトニウムを取り出さないように、中断するという方向さえも、日本は今なら決断をできるのではないかという気がします...全文を見る
○北川委員 ありがとうございました。      ————◇—————
06月27日第151回国会 衆議院 文部科学委員会 第22号
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○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。よろしくお願いします。  きょうは、特定胚のガイドラインについてお伺いしたいと思うのですが、去年のあの法案審議の折には、私の方は、体細胞クローンだけの禁止で受精卵クローンはオーケーであったという面、またヒトES細胞の解禁法であった、...全文を見る
○北川委員 きょうのガイドラインというのは、どちらかというとさらに解禁へ向けてのガイドラインという気がして、ちょっともっと私は慎重であるべきではないかという立場なのですよね。  それで、その人クローン胚、重要なものであるからというふうに言われたのですけれども、そうしましたら、物...全文を見る
○北川委員 そういうことで、先ほど私も言いましたように、一回動物の除核卵を通過したらヒト性融合胚になるわけですから、人クローン胚だけの禁止というのはやはり今回おかしいのではないかというふうに思います。  そして、今おっしゃったヒトのミトコンドリアへの、前回の法案審議のときもミト...全文を見る
○北川委員 今おっしゃった例ではなくて、私が言っている患者本人の治療ではないということは認めていただいたのですが、優生的な措置というとこら辺の観点になりますと、きょう厚生労働省の方にも来ていただいているのですけれども、厚生労働省雇用均等・児童家庭局母子保健課の方で出されております...全文を見る
○北川委員 九三年にガイドラインも出していらっしゃる、その遺伝子治療臨床研究に関するガイドライン、これが、部課が違うとおっしゃればあれなんですけれども、きょう、厚生労働省の二つの部課の方に来ていただいているのですが、ちょっと今の御答弁では、はぐらかされたかなという感じがやはりして...全文を見る
○北川委員 そこでは立場が一緒になったかなと思うのですが、私が知っているミトコンドリア症候群の女性の、重症の場合は子供を産むというような母体を持つことも不可能という方の症例を知っているわけなんですね。聞いてみますと、このミトコンドリア症候群の方というのは、重症の場合には目に見えて...全文を見る
○北川委員 どうも失礼いたしました。  おっしゃるとおりです。未受精卵の部分で必要ですね。特に、ヒト胚核移植胚の場合とか、あと研究を深めて進めていくときには、受精卵ではない、胚ではない、卵子とか卵細胞が必要なんですが、それをどこから持ってくるのか。今は不妊治療現場ということにな...全文を見る
○北川委員 特に、前回の法案審議のときもそうであったのですが、女性の意見とかを聞く機会を、今、男性でいらっしゃるということで、卵というものに関しての、どうでしょう、女性の中に卵があるわけなんですが、それを資源としてみなしていく法案に近づいているのではないかというのが、私はクローン...全文を見る
○北川委員 そこで、体細胞を含めて全部の細胞と言い切られたので、お伺いしたいんですが、そうしますと、これがすごく難しくて、手術等で摘出されたヒト組織を用いた研究開発のあり方の、これも答申を出されているんですけれども、そこの条項の中の五の五番目にありますが、この中に、ヒト組織の提供...全文を見る
○北川委員 ということになりますと、今回の特定胚の指針、ガイドラインでは、胎児とか死体とかという意味での細胞というふうにとらえる余地もあるという御回答なんでしょうか、今の御答弁は。
○北川委員 今のでも、明確には使えるということで言われたのですか。
○北川委員 胎児及び死体です。
○北川委員 ですが、この答申を注目していた人たちは、この中に入った過程を一応見てきているわけですから、大臣政務官のお心の中には何か残らなかったみたいに今聞こえたんですが、大臣政務官のお心には残っていないということで、私が先ほど読み上げたガイドラインの中の部分がそれに当たるというこ...全文を見る
○北川委員 今の段階で解除のことまでは考えていないという御答弁になるのかともお受け取りいたしましたけれども、やはり何らかの形でなければ、かなり慎重にするべきことに関して、一応、今のところは全然この国は法案がないわけですから、ぜひやはり生命倫理の法案づくりの方を先にしてもらいたいと...全文を見る
○北川委員 ぜひそれは、前向きな、公聴会への意見聴取をするべきだという大臣政務官の御答弁だったというふうにお受け取りしておきます。  それと、ここの中に、情報公開が努力義務なんですね。これは本当におかしい。義務づけないと私はいけないと思っています。研究であるわけですから、努力目...全文を見る
○北川委員 今の、申しわけないですが、大臣政務官の御答弁は、やはり女性に対しての新たな見地がないといいますか、今女性は、かなり自分の専門性と意見とを持った方がたくさん出てきていて、その方々に光を当てない体制があるのではないかという気がしていますし、今の御発言は、できればぜひ撤回し...全文を見る
○北川委員 女性は努力していると思いますし、男女共同参画社会を築こうというのが今の流れでありますので、娘は女性に決まっているので、ぜひその点をよろしくお願いしたいというのと、私はやはり、細胞核の核の推進ですね、原子力政策の核の推進も含めてなんですが、いま一度立ちどまって、多くの人...全文を見る
11月21日第153回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○北川委員 社民党の北川れん子です。きょうは、九月二十七日に記者発表されました報償費、俗称機密費を含んだものの執行についてという報告書に基づいてお伺いをしていきたいと思っています。  十月二十四日の決算委員会におきまして、金子会計検査院長は、「報償費以外の面についての検査につい...全文を見る
○北川委員 結果を聞いたわけではなくて、調査されたかどうかということだったので、今の御答弁ではイエスと言われたというふうに受けとめて、次に行きます。  そうしますと、石野参考人はその折に、上納問題については検査を行い、その結果が報告書に記載されていると、きょうと同じように答えら...全文を見る
○北川委員 どこかにはちりばめてあるけれどもということだろうと思うんですが、私、これを何度か読ませていただいて、多分、報告書の中の本文の九ページから十一ページ、そこにうまく挟まっているんだろうというふうに思います。  それで、ちょっと具体的にお伺いしたいんですが、今回の報告書を...全文を見る
○北川委員 今、一つ答えが抜けたわけですが、それは財務検査課長の斉藤課長以下数人ということでお伺いしております。  内閣官房のだれが説明をされたんですか。
○北川委員 多分それは内閣総務官の内田総務官だというふうにお伺いしたんですが、彼だけではなくて、そのほかに事務補助者も幾人かいたというふうにお伺いしております。  この事務補助者及び内田さんは、この九ページの図の事務補助者という点線の欄がございますが、その欄に当たる方だというふ...全文を見る
○北川委員 そうしましたら、十ページに内閣官房長官自身に交付された報償費の管理について記述があるわけですが、ここの部分というものに関しては、政府参考人にお伺いしたいんですが、官房長官からも説明を受けられたのですか。それは、現福田官房長官及び松尾氏在任の折の当該野中、青木両官房長官...全文を見る
○北川委員 ということは、福田官房長官及び青木、野中両官房長官には聞かなかったというお答えだろうと思うんですが、そうしますと、福田官房長官にお伺いいたしますが、九月二十七日の報告書に至るまでに、会計検査院から福田官房長官は聞き取りをされた御経験はおありになりますか、なりませんか。
○北川委員 というお答えは、記者会見のときに発表された、官房長官には聞き取りがなかった、それは、当該官房長官——福田官房長官は当該ではなかったわけですよね、松尾さんの在任の折には。当該官房長官にも聞かなかったということなんですか。  では、次にお伺いしたいわけですが、この報告書...全文を見る
○北川委員 十ページでは、事務補助者はいないというふうに答えていらっしゃるんですね、事務補助者がいない。そして、私が先ほどお伺いしました内田さん及び事務補助者というのは、点線のところの事務の補助であるということを明確に言われたわけですから、事務補助者もいなくて領収書もなければ、当...全文を見る
○北川委員 でも、皆様方の報告書の中に、事務補助はいないと。御自身たちが調べられてそういうふうに書いて、なぜ会計検査院が長い間気づかなかったかといえば、それは資料が提示をされなくて、そういう機密性の高いところから宿泊差額が出ているものという報告がなかったからと言われているわけです...全文を見る
○北川委員 ということは、内閣官房長官がみずから領収書を管理しているものについて事務方はいた、その事務方は内田さんであったということをお認めになったというふうにこちらは理解してよろしいでしょうか。
○北川委員 図の1の2の部分は、直接支払われる一般行政経費ということで領収書なしの部分を今お伺いしていると改めて申し上げたいんですが、それに対する今の御答弁ですか。
○北川委員 では、官房長官にお伺いしたいんですが、政府参考人が今るるお話しになったわけですが、内閣総務官内田さんと官房長官の関係というものは今政府参考人が言ったような関係で処理をされていたというふうに官房長官は理解されて現金の遂行というものをされてきましたか。機密性の特に高い部門...全文を見る
○北川委員 だから、基本的には、あるときには、内閣官房長官しか知らないことだ、だから会計検査院も気づかなかったというふうにおっしゃりながら、この報告書をつくるときには、内田内閣総務官は知っている、だから彼から聞き取りをした、ここに矛盾があるというふうには思われませんか。官房長官に...全文を見る
○北川委員 すごく不明確な御答弁だと思うのですが、では、もっと具体的にお伺いします。  松尾室長というのは、この図の中でどこから現金というものを受領して、この報告書に基づいてきのう質問すると言いましたので、今持っていらっしゃると思うのですが、どこですか。1の1ですか、1の2です...全文を見る
○北川委員 今答弁をはぐらかされたと思うのですけれども、それはやはりおかしいのですよ。  1の1、1の2、2と3ですか、そのうちのどこからかしか松尾さんは引き出せなかった、そのことを聞いたのに、十四ページの細かいお金の行き交いのところの図とすりかえてお答えになったので、すごく不...全文を見る
○北川委員 それはなぜ答えていただけないのかがわかりません。  というのは、十二億一千三百万円というお金がどういうふうに大体分配されていたかというのは、領収書なしの部分が皆さんが見られなかったところだとしても、交付される一般行政経費は幾らであったということがわかれば引き算でわか...全文を見る
○北川委員 というふうに会計検査院の方でおっしゃっているので、福田官房長官にお伺いしますが、大体これはどういうような分配構造になっていたのでしょうか。
○北川委員 公開できない、機密費だからということでこの間ずっと来ました。  でも、会計検査院のホームページを見ますと、「広報室によくある質問」という項目がございまして、そこできっちり述べられているわけですね。想定問答を御自身たちで立てていらっしゃるわけです。「一応、皆さんに見慣...全文を見る
○北川委員 大日本国憲法下の機密費というもののシステムというのは日本国憲法下になってはなくなったんだということを会計検査院もみずから報道されているわけなので、そこのところを踏まえた上で、今回の報告書がまだまだ不十分であるというふうに私はみなすわけですが、官房長官はそうはお思いにな...全文を見る
○北川委員 そうしましたら、金子会計検査院長が、九月二十七日、この報告書を記者会見で発表されました。そのときの記者からの質問に対して、平成十二年度については上納があったという事実を確認できなかったというふうに答えていらっしゃるんですね。  政府参考人は、この金子会計検査院長の発...全文を見る
○北川委員 それで、事実を確認した範囲の中では上納はなかったというふうにうまく報告書でまとめられたわけです。先ほど福田官房長官は、特に言えない部分があるんだということをおっしゃっているわけです。この二つが合わさらないことには本当のことは見えてこない。これは割と小さい子でもわかると...全文を見る
○北川委員 ということは、逆に言えば、今回の上納問題、私は、松尾さんがされたことというのは、いわゆるそういうブラックボックスというものに気づいた人というのはなるべくしてなるというか、やらない人ももちろんいると思うんですが、ブラックボックスを知ったがゆえに、そこが、松尾さんがやった...全文を見る
○北川委員 それは、当事者の立場からそう言われても、当事者でない、追及している側の私たちからは、あるという前提がこの報告書からも見られるということで今ずっと質疑をさせていただいているんですから。(福田国務大臣「ないという前提で」と呼ぶ)私は、あるという前提ですよ。  ですから、...全文を見る
○北川委員 やはり、私は会計検査院は内閣機能に対してすごくかばっていらっしゃるという感じがするわけですね。会計検査院の独立性の部分で、今回、本当に鋭く追及をしなければいけなかったのは上納問題ではないですか。でないと、予算の積み上げなり予算のシーリングなり、予算というものに関しての...全文を見る
○北川委員 上納のことについては、私は明確な御答弁ではなかったというふうに思うんですが、そうしましたら、すべて機密性が高くて公開できない部分がある、そういう前提に立ったとしましても、もし納税者との合意ができ得るならば、解決策としてはあると思うんですね。  それは、例えば十年か、...全文を見る
○北川委員 政府参考人、どうもありがとうございました。  福田官房長官の今の決意というものは、絶対に、終生、永年、百年たっても明らかにしないということを明言されたというふうに受け取っていいということですか。
○北川委員 それは、一つには政権交代をするしかないよということを御提案になったのかもわかりませんけれども、私はそんなことはないと思いますよ。  そして、ましてや上納ということが十年前にも、これはもうほかの政党の皆さんが国会の中で審議に及んでいらっしゃったということも多くの国民は...全文を見る
○北川委員 それは目をつぶって信じなさいということだろうと思うんですね。そういう時代ではもうなくなりました。  そして、外務省の方での二重帳簿、裏帳簿の問題に対して田中外務大臣は、二億ばかりのものがそういうふうに使われていたということで謝罪をされるというふうにも至っているわけで...全文を見る
○北川委員 では、上納問題について、彼らも報告書の中では一部苦渋の表現をしているわけです。(福田国務大臣「苦渋の表現を……」と呼ぶ)ええ、していましたよ。  それは、金子院長が十月二十四日の決算委員会での冒頭に述べました、ただいま検査中でありまして、種々の不適切な事態を我々は把...全文を見る
○北川委員 会計検査院にお伺いしますが、そうですか。十二年度の分に関しては納得をされているわけですか。
○北川委員 では、終わりということで、今の御答弁というのは何を言われたのかよくわかりませんでした。会計検査院の独立性というものを国民は期待しているということを申し伝えて、終わりたいと思います。ありがとうございました。
11月28日第153回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○北川委員 社民党の北川れん子です。よろしくお願いします。  私は、十一月七日に事故を起こしました浜岡原発のことでお伺いをしたいと思います。  昨日ですけれども、浜岡一号炉というのは、営業が七六年で九番目に古い、九番目に営業時間が長い、そしてまた形が旧型である原子力発電所だと...全文を見る
○北川委員 一応そういうことでは、今の御説明では動作が不能に陥ったということは認めるというふうにお答えいただいたと思うんですね。  それで、私もこのパイプというのを見たんですが、直径十五センチで厚さが一・一センチありました。専門家の方も視察を終えてから、緊急非常用冷却配管があん...全文を見る
○北川委員 傷を超えたという御答弁は、傷があったというふうに言われたことと受けとめさせていただきまして、次に行きます。  その傷、亀裂というものが伝播する、だから七十気圧で吹っ飛んだのではないか。この推測にしか至らないのはなぜかというと、寸法とか形状の生データ、それから温度デー...全文を見る
○北川委員 本当にありがとうございます。  生データというのは進捗状況に応じるというふうに言われたところはちょっと気になるんですね。生データは生で出してもらいたい、これは本当に希望であります。そして今、報道にあったような事実があるんだということを御回答いただいたと思います。 ...全文を見る
○北川委員 ということは、幾ばくか公平でないところもあるから、そのテストピースとかちぎれて本当に躍り上がったところというのは、他者が見たいと言えば、きっちり検査状況としていただけるということも含めてお考えなのかというのもお伺いしたいんですが、今は保安院の方からお伺いしました。 ...全文を見る
○北川委員 私は、原子力安全委員会というのは保安院から情報をいただくという成り立ち方が、原子力安全委員会は、独自のスタッフ、専門家、そして労働者も含めて情報収集をできる形での公平な提言ができるメンバーですね、それを身内にというか、自分たちの配下に持たないと、保安院から出される情報...全文を見る
○北川委員 事実だったということなんですが、では、保安院にお伺いしたいんですが、保安院の方では、せっかく持っていたのに、結局、七月から漏れていたとは判断できないというふうに言っている報道も載っていました。せっかくデータを持っていても、判断できなかったら中部電力に対する指導もできな...全文を見る
○北川委員 今のをお伺いしていると、軽々な判断をしているうちに大事故に至る事故が起こったというふうにしか私には聞こえてこないんですが、次に尾身大臣の方にお伺いいたします。  先ほどから何点か言っていることは、いわゆる原子力発電所二十五年寿命説というのを建設の当時にはきっちり言っ...全文を見る
○北川委員 時間が来たので最後ですけれども、九三年から九四年に、第十三回定期点検の折に、一連の老朽化対策工事を行っていらっしゃるんですよ。このとき、余熱除去系の蒸気凝縮系の配管を取りかえている。この配管、エルボー部というんですが、L字形に変更するように指示した。これが今回の破裂の...全文を見る
○北川委員 延長していただきましてどうもありがとうございました。終わります。