北川れん子

きたがわれんこ



当選回数回

北川れん子の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月30日第156回国会 衆議院 憲法調査会 第1号
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○北川委員 社会民主党・市民連合の北川れん子と申します。  私は、二〇〇一年の十月、ちょうどアフガニスタン空爆が始まった折にパキスタンを訪れ、そして十一月、アメリカのバークレーを訪れた経験があります。  そのときに、日本国憲法の英文の文書、これを携えて行ったわけですけれども、...全文を見る
○北川委員 私は、良心的軍事拒否国家を目指すという意味においては、国家として武力は縮小していくという立場をとっております。  それと、先ほど中川委員の発言においてなんですけれども、私自身が先ほどちょっと説明が足りなかったのだと思うんですが、パキスタンでは、普通の人々に聞いた場合...全文を見る
○北川委員 私どもは、二〇〇一年五月二日に、「二十一世紀の平和構想」というものも出しております。その中に、北朝鮮に対してもそういう方向で取り組んでいこうということは提案しておりますし、北朝鮮の軍事力に比べて我が日本の軍事力はどうあるのかというのは、世界第二位と言われている日本の軍...全文を見る
02月06日第156回国会 衆議院 憲法調査会最高法規としての憲法のあり方に関する調査小委員会 第1号
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○北川小委員 社民党・市民連合の北川れん子と申します。本日は、どうもありがとうございました。  私は、先生が帝王学のお話を言われて、今、男性、女性にかかわらず、帝王学というものを受けた場合は性差というものは余り関係ないのではないかなという立場をとっているんです。先ほど言われた第...全文を見る
○北川小委員 そうしますと、昨今、マスコミなどもこぞって、男女平等の時代になったから女性天皇というものは当たり前のようにあっていいのではないかという説に対しては、どのようなお考えを持っていらっしゃるのでしょうか。
○北川小委員 では、昨今マスコミなどが伝えてきている男女平等論に国民の感情を持っていくという動きに対しては、参考人はどのような御見識をお持ちなのか、お伺いしたいと思うのです。
○北川小委員 では、参考人にとっては、ジェンダー論、性差の問題として見たという経験は全然ないということなんですが、そうすると、多分、高橋参考人の男性の目で見てきた象徴天皇の維持というところにきょうの全体的なお話がいくと思うのです。天皇制度が持っている家父長制とか、それから家制度の...全文を見る
○北川小委員 配偶者に関して、もし女性天皇が誕生した場合に、その妙案はないということなんですけれども、女性の場合に、リプロダクツライツ・ヘルスといって、性の自己決定権というのが昨今は言われているんです。その点など、女性天皇が生まれた場合、その方が婚姻という形をおとりになった場合と...全文を見る
○北川小委員 その場合に、退位の自由とか身分離脱の自由とか、天皇の人間性の部分ですね。天皇の機関の部分ではなくて、天皇の人間の部分での退位の自由とか離脱の自由とか、先ほど言いました性の自己決定権とか、天皇の内なる人間の部分での人権の問題というものに関していろいろな説があるというふ...全文を見る
○北川小委員 今おっしゃった、天皇の特権の部分なんですが、それを言葉であらわした場合、参考人はどのように思っていらっしゃるのか、ちょっと御披露していただきたいんです。
○北川小委員 今、高橋参考人が、特権と、それから天皇の内なる人間の、人権のバランスの問題だとおっしゃったものですから、天皇の特権というものをどのようにイメージというか、思っていらっしゃるのかを、高橋参考人が言われる天皇の特権とは何かを教えていただきたいという意味で御質問したんです...全文を見る
○北川小委員 ちょうど時間が参りましたので。どうもありがとうございました。
○北川小委員 私は、率直に言って、二〇〇〇年からこの衆議院の国会議員という仕事をつかさどる者としてここにいるわけですけれども、社民党の考え的には、天皇制や象徴天皇制に対しての議論をこの二年間したという経験はなくて、私どもが先ほど中に込めましたけれども、最近、女性天皇制の問題に対し...全文を見る
○北川小委員 私自身が、特権をお持ちの方の存在に対して特権を持たない形で主権在民だという私の立場で言うのはなんなんですけれども、日本国憲法の中で、殊に民法の婚姻制度の問題というのは、旧明治憲法下で規定された条文がそのまま生きているケースがあり、なかなか時代性が検証できなくて、その...全文を見る
02月26日第156回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。よろしくお願いします。  まず初めに、細田大臣になんですけれども、一月二十七日、名古屋高裁で出されました、「もんじゅ」の原子炉設置許可処分は無効、安全審査のやり直しを命じる、そういう判決が出たわけですが、この判決に対する御認識...全文を見る
○北川委員 当時は万全の科学的な知見だったということをとうとうとお述べになったと思うんですけれども、高裁判決というのは、事実の認識と、それから安全審査においての認識というものは、もう判断が出て無効であったというふうに言っているわけですから、今の大臣の御答弁、そして所信のところにも...全文を見る
○北川委員 これが論争になっているところだと思うんですが、もう高裁判決は、「原子炉の潜在的危険性の重大さの故に特段の事情があるものとして、その無効要件は違法(瑕疵)の重大性をもって足り、明白性の要件は不要」というふうに出しているわけですね。それを、あえて今、上告理由の中の、明白性...全文を見る
○北川委員 それは、以降の安全審査において、原子力安全委員会が能力を持たなくなるところにしかならないということの明言であるというふうにしかとることができません。  この判決は、確かにおっしゃるように九百ページから千ページに近いものになっていますが、骨子はわずか五十一ページで、本...全文を見る
○北川委員 私は、五十一ページの骨子が、もう既に論理的にまとめられているのがあると言ったのにもかかわらず、お読みになっていない、五十一ページさえも読んでいないということのあらわれであったと思うんです。  中には、原子力安全委員会の審査の放棄でもあるというような形での表現もござい...全文を見る
○北川委員 答弁になっていなかったと思うんですけれども、安全審査のやり直しを高裁が判決を出したという、それも、憲法違反の部分も判例違反の部分も、明確に論理はもう立てられた中で高裁判決が出されているところにおいて、この設置変更工事の代金というのが百七十億ばかりが不正に支出をされる、...全文を見る
○北川委員 経団連の会長の説や、それからまた一部閣僚の説の中には、プルサーマル計画、プルトニウム計画においては、今、細田大臣の見解とは違う意見をお述べになっている方もいらっしゃいますので、今、やはり違法な支出をすることに関してできるだけ繊細に対応するということが必要ではないかとい...全文を見る
○北川委員 では、何も成果がなかったという話でいらっしゃると思うんですよね。細田大臣は日本に誘致したいというその先頭に立っていらっしゃるわけですから、何か横並びの四つのサイトがあってということを今ごろ御紹介になっているわけですし、二月の成果がどうだったのかと聞いても、今のお答えな...全文を見る
○北川委員 ということは、記者会見の以降ですね。二〇〇三年の二月の何日かに買いに行ったということをおっしゃったんですか、今。(細田国務大臣「十日に」と呼ぶ)二月の十日に買いに行かれたわけですね。  それで、TOPIXということですので、大体銘柄はわかってくるんですよね。では、大...全文を見る
○北川委員 そうですね。七月十三日に上場ということです。この規範は、一月六日に、二〇〇一年、おっしゃった平成十三年に閣議決定をしている。その中に、信託等。竹中さんはETFは大臣規範には入らないものなんだとおっしゃるわけですが、そうではないと思うんですね。信託等の等のところに入って...全文を見る
○北川委員 ですから、株の取引と別に大して変わらないというぐらいの単位の問題のETFだということを、やはり御認識が、国民一般の方のモデルとなるというお立場なら、私は、この大臣規範に抵触しますし、インサイダー取引でも、竹中大臣は民間でいらっしゃって国務大臣、政治家ではないという点が...全文を見る
○北川委員 いや、私は別にETFの具体的な中身を宣伝してくださいというふうにお伝えしたわけではなくて……(福田国務大臣「理解していないようだから親切に申し上げた」と呼ぶ)いや、理解していますよ。この中の、規範の中に、どこに信託はいいというふうな文言があるんですか。この規範の中のど...全文を見る
○北川委員 このことは、この後国民とか市民とかが判断する内容の中に含まれてくることでありますし、政治家というものが、人数的にも圧倒的に少ない人が動けばどうだこうだというような、そういうような、萎縮するからという形の判断というのは、産業構造において私はおかしいと思いますし、先ほどの...全文を見る
○北川委員 きのう予算委員会でも追及されている内容であるわけでして、何もETFの内容を説明してくれなどとは一言も申し上げておりませんけれども。
○北川委員 私の何が、ですから、今の大臣の答弁からお伺いしていますと、ETFの内容を私に説明していただいたというふうにしか理解できないわけです。私は、大臣規範とはいかがなものかということでお伺いしているわけですから、答えにはなっていないと思います。  これはもう委員長判断してく...全文を見る
○北川委員 私は、細田大臣の個人的な問題の中から、今お話を細田大臣にしている中で、福田大臣が、内閣総体は私に責任があるからと途中で手をお挙げになったから、何をおっしゃるのかということでお伺いをしていたわけですよ。そうしたら内容は、ETFの内容に入るようなお話を私に説明してくださっ...全文を見る
○北川委員 社会民主党・市民連合の北川れん子といいます。  この十五分は竹中大臣をお願いいたしておりましたので、よろしくお願いします。  きょうは、先日問題になりました全銀協の、二月十日に訂正、「本人確認法事例・解釈集の訂正について」という、この二枚のコピーなんですけれども、...全文を見る
○北川委員 今おっしゃってくださったように、この議論がなったときに、告知の要求は違法だけれども、明確にそのことの部分を、規定するというところの部分がなかったという点において、先ほども、窓口のところでどうだったかというところに置くとあいまいになるというふうになると思うんですけれども...全文を見る
○北川委員 あるかないかというのは、みずから住民票コード通知書を持ってきて窓口で渡してしまった方があるかないか、そういうことがどういうふうに処置されたかということを調査しているということなんですけれども、この二月十日をもとにというふうにお伺いしたのは、この二月十日の部分に、「なお...全文を見る
○北川委員 それは、先ほどの質問と同じことをまた短く言ってくださったと思うんですが、今私が聞いたのは、二十一日の調査内容はまだ私、文書を見ておりませんが、二月十日に既に全銀協は、「会員殿」ということですから、全銀行に対して、先ほど読みました、違法に収集した住民票コード通知書があれ...全文を見る
○北川委員 では、二月十日のこの文書というのは、金融庁はタッチをされずに、全銀協が総務省の指摘を受けて、総務省の検査のもと、出したものであると聞いているということですか。
○北川委員 だから、金融庁の確認の部分の中で、先ほど、ダブルチェックがもう二月十日はやっていらっしゃったと思うんですけれども、当該通知書のコピー、違法に収集したもの——では、もう一度お伺いしますが、竹中大臣は、住民票コード通知書には何が書いてあると認識していらっしゃるんでしょうか...全文を見る
○北川委員 そうですよね。四つの項目だから、住民票コードがついているんですよね。そのものをコピーすることというのは、これはまさに違法なことであるわけですが、その違法に収集しているかもしれない証拠物を廃棄するように、破棄するようにと書いてあるんですが、この部分においては金融庁も、で...全文を見る
○北川委員 ですから、コピーまで残すということがまさに違法、三十条の四十三に抵触するという行為の発覚にまでなるわけで、窓際で、窓サイドで、本人がみずからナンバーをささっと言ったのを聞いただけ、書きとめなかったとかといった場合にはずばり違法じゃないというのが総務省の見解で、ここがま...全文を見る
○北川委員 いや、金融庁がかかわった部分もあるということでいらっしゃったので、あえて言えば、「破棄する。」という文言は、やはり目ざとく見つけられて回収するというふうにチェックをしないといけなかったのではないかということを申し上げているんですけれども、いかがでしょうか。
○北川委員 これは解釈の問題ではなくて、金融庁もこのことには関与していたわけですから、明確に、また御検討いただくようにお願いしまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
02月27日第156回国会 衆議院 憲法調査会 第2号
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○北川委員 私自身は、今、皆様方の御議論を聞かせていただいていて、最高権力者じゃない元首という定義の仕方がわからない。  それで、元首というのは、先ほどどなたかのお言葉の中に、使うか使わないかは別としてという御発言をされた方もいらっしゃいましたし、元首という言葉の定義が今の議論...全文を見る
○北川委員 私は、この憲法調査会が改正議論の前提の場所ではないというところを踏まえて、一言述べさせていただきたいと思います。  学級崩壊や家庭崩壊、少年犯罪といった事象を学校の現場や教育もしくは教育基本法というところに絡めて論ずるのは、私は賛成ではない立場をとっております。なぜ...全文を見る
02月27日第156回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○北川分科員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。  きょうは、高速増殖炉原型炉「もんじゅ」にかかわる原子炉設置許可処分の、無効であるという確認が名古屋高等裁判所で一月二十七日に出たということを受けて、質問させていただきたいと思います。  まず最初に、今、期限の三月二十八...全文を見る
○北川分科員 今、十五、六名の皆さんで鋭意上告をまとめていらっしゃるということなんですが、といたしますと、これには原子力安全委員会は入っていないということでありまして、直接の責任者というのはどなたになるのでしょうか。
○北川分科員 今、直接の責任者は、被告でいらっしゃる経済産業大臣にあるし、この上告のまとめの責任も経済産業大臣におありになるということなんですが、そのことを受けて、大臣としては、二十七日から一カ月ほどがたったんですけれども、どのような認識をお持ちになっていらっしゃるのか、お伺いし...全文を見る
○北川分科員 今現在、何件の裁判を経済産業省はお抱えになっているのかもあわせてお伺いしたいと思うんですけれども。
○北川分科員 お伺いしておりましたら、廃棄物の埋設訴訟、廃棄物の管理訴訟、再処理訴訟が今言われた地方裁判所で、柏崎刈羽の一号炉、ウラン濃縮訴訟が高等裁判所で、そして東海の第二訴訟が最高裁、上告審において審理中ということで、かなりそれぞれ、分野的にも、また核の廃棄物の問題まで問われ...全文を見る
○北川分科員 今の御答弁をお伺いしておりますと、他の裁判等々と同じといいますか、「もんじゅ」裁判が別に新たな示唆を経済産業省もしくは保安院等々に与えてくれたというものではないというふうに聞こえたわけですけれども、これは、十七年間の長い過程において闘われてきた、先ほど私、ごめんなさ...全文を見る
○北川分科員 経済性を見詰めていらっしゃった院長のお言葉としてはそうだと思うんですが、この裁判はやはり安全審査の質の高さといったものに重点を置いて、それに伊方裁判の最高裁判決というのがもう出ているので、あれ以外の判例違反というのは認められないというふうにも聞いております。  こ...全文を見る
○北川分科員 裁判というのは、勝ったとしても負けたとしても、すべてが勝ちすべてが負けるということはなくて、そこから何を酌み取るのかというのがとても大事だと思うんですね。そういう点においては、島根三号と泊三号が今安全審査を受けている。  そして、もう一つ大きな違いというのは、軽水...全文を見る
○北川分科員 今言われた言葉は、審査のありようというものをここから教訓としては学び取らないんだというふうにしか聞こえなくて、今まさにおっしゃるように自分たちの正当性を司法判断にゆだねていらっしゃるわけですから、国民や市民への説明といったものは、この高裁判決から自分たちは何を学んで...全文を見る
○北川分科員 上告のチームも組まれていますし、十分な時間と環境を整えていらっしゃるということを先ほどお伺いしましたので、そうではない、あとのメンバーの皆様は、高裁が示した判決、川崎裁判長が出した判決というものから何を自分たちは酌み取ればいいのか、そういう議論も両輪立てでぜひやって...全文を見る
○北川分科員 「もんじゅ」、「常陽」、再処理、それから照射された炉にある燃料、これは軽水炉ごとで分けて管理をしていて、IAEAの査察の対象になり、適切な日時、経過のもとでの報告をしている、組成別に管理をしているということなんですが、このプルトニウムの経済的価値といったものはどうい...全文を見る
○北川分科員 十分な価値を経済であらわすと、では、一兆とか二兆とか、そういう価値という意味であるのでしょうか。抽象的に十分な価値という意味なのでしょうか。数字転換ができるものとして見ていらっしゃるんでしょうか。
○北川分科員 では、なぜIAEAの査察とかという形の国際機関でやってもらわなければいけないかというと、八キロあれば原子力爆弾がつくれるという。二百六キロ割る八がどれぐらいになるかというのも、皆さんはわかられるかもわかりませんけれども。この行方不明になった量というのを朝情報でいただ...全文を見る
○北川分科員 もう時間が参りました。本当にありがとうございました。  しかしながら、この件に関しては、情報もなかなか少なく、幾ら情報を公開してほしいと言っても教えていただけない面もあります。長年やってこられたことへのなれというか緊張感のなさというのが、こんなになってきても余りび...全文を見る
02月27日第156回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○北川分科員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。よろしくお願いします。  きょうは、九九年の改正住基法及び先日来から問題となっておりました全銀協のパンフレットの件についてお伺いをしたいと思うんです。  まず最初に、全銀協が二月十日付で出した「本人確認法事例・解釈集の訂正...全文を見る
○北川分科員 ということは、竹中大臣がおっしゃったように、総務省の指摘を受けて文書を作成したと。それを金融庁も認めたということですから、両省庁がかかわったというふうになるんですけれども。  先日の竹中大臣のお言葉によると、指摘を受けてやったので、その後のこと、特に私が問題だと思...全文を見る
○北川分科員 ということは、総務省の方が責任があるという御回答を今いただいたと思うんです。  そうしますと、竹中大臣は、いつ調査に着手したかとお伺いしましたら、二月二十一日にしたというふうに言われたんですが、二月十日の時点で既にもう不適切といいますか、違法に収集した住民票コード...全文を見る
○北川分科員 では、通知書のコピーというのは証拠にはならないというふうにお考えになっているということですね。  通知書のコピーではなくて、通知書の番号を写すということを銀行窓口がしていれば、それは調査の対象に足る、何かそういう、番号を写しているとか、どういう形で告げたか告げない...全文を見る
○北川分科員 今ずっとお聞きしていますと、違法な個人情報の収集であるということはお認めになって、一番それを端的にあらわすのは、コピーというものが残っているかどうか。しかしそこは、別にそれがなくても、何で認知をしたかということの書き取りがあればいいんじゃないかとおっしゃるわけなんで...全文を見る
○北川分科員 ネットワーク化ということ自身が認識がわかりにくい上に、まして電子データベースということで、自己情報コントロール権の問題がありますけれども、わかりにくい上に、告知を求めなければいいとか、あいまい規定がより一層民間業者の気の緩み、ましてや省庁の気の緩みとしてあらわれたと...全文を見る
○北川分科員 そこがすごくよく御存じの方と、自分に苦情やトラブルを申し立てる権利があるかどうかということを知らない人の方が圧倒的に多い銀行利用者の市民や国民という概念の中にある人は、知らないことを、これを苦情として申し立てていいものかどうかというのは認識ができないわけであります。...全文を見る
○北川分科員 いや、それは、一番こたえなければいけないのは総務省だと私は思いますけれども、今すごく気楽に御答弁いただいたなというふうに思うんですけれども。  今たまさかおっしゃいました住民票コードつきの住民票、この要求というのは、去年七月十二日、総務省自治行政局市町村課長通知で...全文を見る
○北川分科員 これは今、番号を変えられるというふうに切り返されたんですけれども、番号は忘れるということがあると思うんですね。  それで、住民票コードの入った住民票が欲しいと言われれば出さざるを得ないということのまたあいまいな部分になるんですけれども、これは、住民票コード通知書を...全文を見る
○北川分科員 とてもすごく抽象的にお答えになって、PRしているというふうにおっしゃるんですが、別に、自治体の窓口を回りましてもそういうPRをしたような文書を置いているわけでもなくて、竹中大臣のことを申し上げるのは悪いですけれども、竹中大臣自身がやはり住民票コードというものの意味合...全文を見る
○北川分科員 請求できないけれども、各自治体は請求するということを可能にすることは自治体の範囲でオーケー——えっ、住民票コード入りの住民票は要求できないんですか、市民は。
○北川分科員 私は、今までお伺いしていたのは、もちろん同一か本人が要求した場合ということでお伺いして、第三者がというふうにはお伺いいたしておりません。  それで、たまたま今、世帯単位というふうにおっしゃったんですが、これは住民票コード通知書のときもあったんですが、世帯単位ではな...全文を見る
○北川分科員 これは、次にお伺いします百崎英、地方自治情報センターの理事でいらっしゃる方の去年の朝日新聞のインタビューにあるわけですけれども、国の代弁を僕はしてあげているのだというふうに言われて、こういうふうにおっしゃっているんですね。  住民票コードを納税者番号に使えば、相当...全文を見る
○北川分科員 時間が来ました。でも、九十三から二百六十四に拡大もあっという間にされました。  この方は、元行政管理庁の、元総務庁の行政マンでもいらっしゃったということもありますので、注意で済むというふうには思わず、やはり本心である、代弁をしていらっしゃるというふうに思いますので...全文を見る
03月06日第156回国会 衆議院 憲法調査会最高法規としての憲法のあり方に関する調査小委員会 第2号
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○北川小委員 社民党の北川れん子です。本日は、どうもありがとうございました。  今の話の関連からいくと、私自身もきょうは参考人が五分説を提案というか提議されたので、少し今戸惑っているわけですね。  というのも、おっしゃったように、公的行為というのは、法的根拠はないと。そして、...全文を見る
○北川小委員 実務者として提案していただいたというところを御紹介いただけたんですけれども、私は一九五四年生まれということなんです。国事行為にかかわりのない私的立場の天皇は日本国及び日本国民の統合を象徴するものではない、天皇は、国事行為を行っているときにのみ憲法上の天皇だという。私...全文を見る
○北川小委員 そうなってくると、千何百年続いてきたという中からいろいろ生み出されたものがあるわけなんですけれども、よく、伝統という言葉があるんですが、伝統という言葉の中には差別という問題があります。  主権在民の中には、差別や排除というものをできるだけしないような社会を自律的に...全文を見る
○北川小委員 時間も参りました。本当にきょうはどうもありがとうございました。
03月13日第156回国会 衆議院 憲法調査会統治機構のあり方に関する調査小委員会 第2号
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○北川小委員 本日は、どうもありがとうございました。社民党・市民連合の北川れん子と申します。  私は、お話をお伺いしていて、阿部町長がおっしゃった議員が要らなくなるというお話の中で、端的に言えば三十五億円の経費節減になるんだというお話をされたんですけれども、実は、生活のライフラ...全文を見る
○北川小委員 亀田町の地政学的な意味からでの御発言がきょう今回はすごく多いと思うんですが、二〇〇五年を迎えての今、逆に言えば、市庁舎がうちにとか、名前が消えるのがどうとか、それが選挙のことにでも絡んでいろいろ生臭いお話とかも伺う昨今でありますので、三十五億円の議論を積み上げるそう...全文を見る
○北川小委員 独自の立場をおとりになる方のことは尊重するという御意向でいらっしゃったと思うんです。  私は、どちらかというと、力不足だとおっしゃった阿部町長の力不足ではなくて、多くの規制や福祉に対して立ち向かうときの大きな国からの税源移譲がない点とか、そちらの方にどちらかといえ...全文を見る
○北川小委員 どうもありがとうございました。
03月27日第156回国会 衆議院 憲法調査会 第5号
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○北川委員 社民党の北川れん子と申します。  先日の、園部参考人が、一番初めに、新憲法は新理念だというふうに切り出しをされました。私も、そうだというふうに思います。それで、新理念になったときに真に継承されたのは名称と一定の象徴機能だけであり、日本国憲法下で、象徴天皇制は、国民主...全文を見る
○北川委員 社民党の北川れん子です。  私は、第二章九条、戦争の放棄があるわけですが、自国はさることながら、他国も武力解決という道をとらせないように日本がどういうふうな具体的な行動をとったかというところがポイントだろうと思っています。  今回の、イラクへの空爆が始まってしまっ...全文を見る
04月02日第156回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
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○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。  私は、まず私の立場というか、どういう考え方で次の議論を進めるかというのを申し上げたいと思うんです。  第一次生産物というのは、自然の状態を尊重した生産を実現することを目指して、そこから供給できたものを供給する責務というの...全文を見る
○北川委員 いいです。私は通告のときに事前にお伺いしていたんですよ。そちらは、担当者の方が、予防できるとおっしゃったんですよ。では、どう予防できるのかというのをお伺いしたくて、今具体的な自分の事象を三つ挙げて、そちらは予防できるとおっしゃったので、どう予防できるかというのをお伺い...全文を見る
○北川委員 そうですか。私のところでは、今は予防できる体制をつくることができるというふうにおっしゃっていたんですけれども。  これなども、実は当時、食品衛生法の第二十七条の二項に基づく保健所による食中毒実態調査、こういうこともされなかったんですね。ですから、今三十年以上たっても...全文を見る
○北川委員 それは、先ほど言ったのはカネミライスオイルのときのことで、あのときでも、別に食品衛生法の条文にのっとって適切にそのときの保健所が動いていれば、もっと早くに被害を食いとめるとか、被害者の状況を改善するとか、治療に今後有用な方向性が出せるとか、そういうことができたけれども...全文を見る
○北川委員 二十四条に伴って、例えば、厚生労働省の食品衛生法を変えるときには勧告ができるとか、変更しようとするときには意見が言えるとか、そういう体系になっているんですが、既に同時にこれは審議しちゃうので、この場面がなく食品衛生法が変えられていくのであえてお伺いしたんですが、ちょっ...全文を見る
○北川委員 やはりそれは逃げだと思うんですよね。健康の問題とか医療の問題のときには、言葉の定義がとても大事だというふうに思っています。  もう大臣も御存じだろうと思うんですよね。未然防止の定義はちゃんと決まっているし、予防的措置の定義というのは、リオ宣言の原則十五にちゃんと書い...全文を見る
○北川委員 そこはやはり全然違うと思うんですよね。例えばリオの十五だと、費用対効果の大きな対策を延期する理由としては使われてはならないということもありますし、これが、未然防止なのに、外に対して予防原則なんだということであれば、では先ほどの吉井委員等が言っていらっしゃった輸入規制に...全文を見る
○北川委員 私が理解するところは、予防原則というのは緊急ということを眼目に置かない、予防なんですから。日本の今回のもよく見ていると、緊急緊急というのが結構出てくるんですけれども、何となく安心してしまうところがどこかあります、緊急だったら対応してくれるのかなと。でも、緊急にならない...全文を見る
○北川委員 そこが、谷垣大臣はすごく優秀でいらっしゃるので、二つの大臣があるとき一緒になってうまく何か説明されてしまって、私は、そこのところは、国家公安委員長としての大臣の顔はスイッチもオフにしていただきたいなと思うんですよ。やはり安全でも、少し違うと思うんですね。  では、刑...全文を見る
○北川委員 では、本当に細かく見ていくと、やはり厚生労働省の中にちっちゃな評価の部分と大きな管理の部分は残るというふうに理解すればよろしいんでしょうか、私の言い方がすごく稚拙だったかもわかりませんけれども。
○北川委員 でも、やはり少しは残るということを先ほど言っていらっしゃっただろうと思うんです。  これは私的検討会ということなんですが、お伺いをしていると、議事の要旨しか公表されていなくて、ちょっと離れますけれども、この委員会自身の問題をお伺いしているんですけれども、どういう数字...全文を見る
○北川委員 ちょっと今、議事の公開等とかには御判断をいただけなかったんですけれども。  そこで、大臣にお伺いしたいんですが、専門委員会ができるんですが、多くの人が心配しているのが、すべて非常勤のチームで、それで、私的検討会、先ほどは部長さんの私的検討会だというふうに言われていま...全文を見る
○北川委員 私は、やはり物事を動かしていくのは人間なんですよね。いつでも人間が何らかの形でミスを犯すことのブロックをどうかけていくかということになると思いますので、やはり専門委員の皆さんの非常勤ということに対しても、もう少し議論が必要かなというふうに思いますし、いろいろな諮問委員...全文を見る
○北川委員 やはり今まで、体制的にはリスクの管理と評価が分かれているからというのを強調されていて、では、人材が一緒だったんだったらというのは、どうしても納得というか説得力がないように思うんですが、兼務をできるだけしないような方向でやろうとしているのか。兼務は、先ほどあらかじめ私も...全文を見る
○北川委員 兼務の方は避けるというところまで言ってくださいましたし、ぜひ、管理と評価を分けたことがすごく大きな意味があるんだと言われた点が本当に生きてくるような人材配置でお願いしたいと思いますし、これは専門委員会においてもそうなんですが、議事の傍聴はぜひできるようにしていただきた...全文を見る
○北川委員 先ほど、国賠訴訟における国の責任というのは、裁判判定を待たないと仕方がないというお言葉にもあったんですけれども、上がってくるデータというのはすべての共有財産であるという見方もできる面があると思うんですね。その辺なども、どうも分野の専門性は少ないというふうにおっしゃるん...全文を見る
○北川委員 それは、谷垣大臣ではない、谷垣さんという個人の役職ではないかもわからないけれども、担当大臣というのはポストとしてありますよということですか。
○北川委員 ちょうど時間も参りました。これからも、何とぞよろしくお願いいたします。どうもありがとうございました。
04月03日第156回国会 衆議院 憲法調査会最高法規としての憲法のあり方に関する調査小委員会 第3号
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○北川小委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。きょうはどうもありがとうございました。  二人にお伺いしたいんです。憲法があって、一般法があって、授権しているという言葉遣いになるんでしょうか、授権している部分が多いと思うんですけれども、憲法の理念というものが一般法にどう組...全文を見る
○北川小委員 感激したとき以降の十年ぐらいの、七年間がそうであったということなんですが、ここ九〇年代に入ってからは多少、よく私なんかも町に立って憲法違反の法律をつくるなとかというふうな声を上げたこともあるわけで、憲法を別に変えなくても一般法の部分が随分変わっていたり、それがいわゆ...全文を見る
○北川小委員 もうだめですか。
○北川小委員 時間が来て。済みません。  これで終わります。ありがとうございました。
○北川小委員 社民党の北川れん子です。  今、九十六条に対しての具体的な御提案が、両意見が出た段階で、私の方は、憲法というのは国家権力の行使の制限という部分を明記してあるわけですね。  きょうの長尾参考人の御意見の中に、日本では何か感激期がないと改革をしないのだなと思ってきて...全文を見る
○北川小委員 私自身は、今の御議論を聞いていて、私と一番違うなという点は、やはり、憲法というのは、国民、市民という言い方で私の場合は言いますが、国民、市民から、政治家や最高裁判事や公務員が遵守してほしいというふうに託されたものだというふうに本当に思っているんですね。  今、一般...全文を見る
04月08日第156回国会 衆議院 本会議 第21号
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○北川れん子君 民主党、自由党、共産党、社会民主党を代表しまして、保坂議員の御質問にお答えいたします。  なぜ個別法ではなく包括法なのか、金融、情報通信、医療などの個別法こそ必要なのに順序が違うのではないかという議員の御指摘がございました。  民間の商業活動や経済活動のような...全文を見る
04月09日第156回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子と申します。本日はどうもありがとうございました。  私は、人類というのは食品や食料を食べないと生き続けることができないということと、種の保存といいますか種の伝達といいますか、そういう面からも、今回の食品安全基本法はとても大きな意味を持って...全文を見る
○北川委員 ありがとうございました。  それで、これは基本法であるがゆえに、自給率なんですけれども、私は皆様の御意見を聞いておりまして、基本的に、自給率の向上ということに関しての皆様の御意見は、どの立場をお持ちなのかということ。  リスクの問題で、科学的知見が必要ではない食べ...全文を見る
○北川委員 自給率の向上、先ほど輸入食品の問題もあったんですけれども、食を日本の環境の風土に合った状況の中で、第一次産業的に自給率が向上するという問題に対しての立場のありよう。  それともう一つは、科学的知見に基づかなくてもよい食べ物の供給ということも国の責務であるとするならば...全文を見る
○北川委員 次は、神山参考人にお伺いしたいんですが、食品公害のことに尽力をされているということで、カネミ油症問題も、今なお二世、三世の問題も解決をされず、救済の手も差し伸べられていないということなんですが、この食品安全基本法が通った暁には、そういう食品公害という面において、なくな...全文を見る
○北川委員 では、時間が参りましたので、これで終わります。どうもありがとうございました。
04月16日第156回国会 衆議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第4号
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○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子と申します。  昨日なんですが、きょうは官房長官が集中して御出席いただくということだったんですけれども、昨日、私どもは、保坂議員が要求をいたしておりました、官房長官の出席を。そうしましたら、事前に事務方の方から、官房長官が答えるにふさわし...全文を見る
○北川委員 個人情報保護法の審議が、どんな重要広範議案であるかということの認識が政府全体としてないという、そして廃案になって修正という今の段階に来ていることの認識が少ないというふうに思うわけです。  実は、きのう、保坂議員の方は、インターネットやカーナビ利用者は個人情報取扱事業...全文を見る
○北川委員 委員会はもとから明確に要求をいたしておりますし、御出席のもとということの原則で始まっておりますので、きょうのようなイレギュラーな立て方というのはおかしいということをお伝えしておきたいと思います。  そして、次に片山総務大臣の方にお伺いしたいと思うんですが、これは結局...全文を見る
○北川委員 短くお答えいただいて、把握はしていないということなんですが。  では、大臣、このときの、今の現行法ではもうわかるんですよ、公表もされているから、どの程度の相当な理由、特別な理由というものがわかるんですけれども、今、管理外の分のデータファイル、調査もされていないという...全文を見る
○北川委員 きのうの御答弁でもそうだったんですけれども、データマッチングやそういうことをお伺いすれば、目的外利用は厳重だと。しかしながら、審査会にかけたらどうだ、第三者担保をしたらどうだとお伺いすれば、大変な膨大な量になると。  厳格、厳密にやれば、大変膨大な量になることはあり...全文を見る
○北川委員 いや、ですから、主務大臣の中で、全銀協の問題も主務大臣の周知徹底が行われていなかった、今回の防衛庁リストも周知徹底が。みずからの省庁がやっていなかったということが暴露しているわけじゃないですか。  なので、あえて福田官房長官にお伺いしますけれども、総務相自身の管轄の...全文を見る
○北川委員 御本人の責任を放棄されたというふうにも受けとめられるような御答弁だったと思いますし、では総理大臣の出席を次回求めたいと思います。  では、次に譲ります。
04月18日第156回国会 衆議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第6号
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○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。  きょうは、裁判管轄の問題についてお伺いしたいと思います。  政府案では、開示、訂正、利用停止などの明確な規定を設けることで個人の権利利益を保護することとしていますが、目的外利用、外部提供に対する個人の権利保障としては、利用停止...全文を見る
○北川委員 今のお言葉では、最近は、行政救済と司法救済を同時並行で請求されている方もいらっしゃるということで、今のは、保障されたと理解していいのかどうか、少しわからないんですが。  処分庁の所在地によって遠隔地で裁判を行った場合、先日も阿部議員の方から言わせていただいたんですけ...全文を見る
○北川委員 国会での議論という話も出たんですが、今のは交通費なんですよ。JRとかバスとか飛行機とか地下鉄とか、いろいろなものを勘案しまして交通費として出した試算であるとお伝えしておきたいと思います。  地方に一部権限を移譲されているわけですけれども、多くの個人の情報が、自分の所...全文を見る
○北川委員 先日の委員会の答弁でも、国立病院や学校を例示して説明をされました。しかしながら、実際に個人情報が地方に分散されているか把握をしていらっしゃるのかをまずお伺いし、国立病院や学校はさまざまな個人情報のある分野の一部分であるということもあり、裁判管轄の特例を設けてはいかがか...全文を見る
○北川委員 九八年の情報公開法の議論の経過を議事録で読ませていただきましたけれども、塩野宏成蹊大学教授も述べられていますが、必要があるときは個別の法律を逐次制定していくというのが民主国家の常道だというふうにもおっしゃっておりますし、先ほど、国会でのという御答弁もありました。  ...全文を見る
○北川委員 転居という事実とかもあったりするわけでありまして、今、司法制度改革検討委員会、行政訴訟検討委員会の方も十五回まで進んでいるというふうに聞いてもおりますし、司法制度改革によって管轄の問題が十分に解決されない、情報公開法、何人も請求できるわけですから、そのとき初めて多くの...全文を見る
○北川委員 法的に情報公開法で規定があるので裁判管轄の特例を設けても問題はないはずだ、そこの点は一緒の認識であると思うんですけれども、情報公開法について、当時の瀧上総務庁行政管理局長が、九九年のジュリストで「情報公開法の制定経緯及び概要」というのをお書きになっていらっしゃいます。...全文を見る
○北川委員 根幹的な配慮が情報公開法のときにできたわけですから、個人情報保護法の折にもできるのではないかという趣旨でお伺いしているわけです。  第三回の検討委員会の方では、宇賀教授も次のようにおっしゃっています、現状では管轄について不均衡が生じているので行政事件訴訟法第十二条を...全文を見る
○北川委員 言いがかりという言い方は少し心外でありまして、その前提は御説明したつもりでありますし、きょうの官房長官のあいていらっしゃる時間と私の質問時間の順番の時間が一緒になりました。一時間であるということで、私の方も質問を準備しておりますので、次々の質問に対してもそういう言われ...全文を見る
○北川委員 そうですよね。個人情報は本人からの請求が前提でありますので、今のお答え、そしてこの答弁は、そうではないという御答弁をいただいたと思うんですけれども。  では、死者の個人情報について、どのような基準で対象とするかを具体的に考えていらっしゃるのかどうか、お伺いしたいと思...全文を見る
○北川委員 基準は難しいと言いながら、私も聞きたかった東京都のことで今御説明をいただいたわけですが、まさに情報はだれのものというところが基本になっていくと思うんです。  片山大臣にお伺いしたいわけですが、現行の行政機関法のコンメンタールで、「逐条解説個人情報保護法」では、相続財...全文を見る
○北川委員 同じになると。  では、先ほど基準はないとおっしゃったんですけれども、相続財産以外にどのような死者の個人情報がこの法の対象となるんでしょうか。
○北川委員 では、今のところは、調査をしていないから法の対象となるものはゼロだというふうに理解してよろしいんでしょうか。
○北川委員 死者の個人情報の取り扱いについては、これから明確にしていくつもりがあるということだろうと思うんです。  では、死者の個人情報の取り扱いについて、ごく一部は法の規制の対象となっていますが、死者の個人情報は、個人情報保護法制の規制を受けずに行政機関や事業者が自由に利用、...全文を見る
○北川委員 今のところ、とりあえず法的には死者の情報に関しては担保ができていないということを言われたと思いますので、先ほども違う観点から消去の問題や廃棄の問題が提案されていましたけれども、死者の情報についても、ぜひ引き続き御検討いただきたいというふうに思います。  それで、個人...全文を見る
○北川委員 多分、すべてのことが入っている藤井審議官がそれだけ長くお答えになるわけですから、いろいろな方向にバランスが揺れているということだろうと思うんです。今のをお伺いしていると、ケース・バイ・ケースというお言葉も出ました。住基ネットという問題の深刻さもこの問題ともかかわってく...全文を見る
○北川委員 ありがとうございます。  そうしましたら、次に、みなし拒否規定について質問をしたいと思うわけですが、これも情報公開制度のときに審議になった点であります。  片山大臣にお伺いしたいと思うんですけれども、情報公開法では、開示請求に対する決定期限が原則三十日、それで決定...全文を見る
○北川委員 みなし拒否規定というのは、みなしても訴訟に踏み切ることができるということでありますので、開示決定期限が長期間にわたって延長された場合、不服申し立てや裁判もできないことになります。ますます個人が権利利益を守ることが難しくなり、野党案のような、三十日の決定期限と延長期限三...全文を見る
○北川委員 限りなく一〇〇%に、情報公開制度でも違うという点と、個人情報保護法の性質が違うという点を、ぜひ十分にかみ含めていただきたいなというふうに思います。  次に、目的外利用と外部提供に移りたいと思うんです。  政府の行政機関法案では、第十条の「個人情報ファイルの保有等に...全文を見る
○北川委員 ということで、経常的な提供先の分だけが公示になっているということでありますが、では、以外のものはどのような状況になっているのか。要するに、経常的提供以外のものについて逐一記録することは過大な事務負担を招くおそれがあることなどから、法律上一律に義務づけることは適当でなく...全文を見る
○北川委員 それよりも、内部で何が行われているかということを、第三者機関の問題でも、民間法の方はもちろんですけれども、行政法の方においても議論になっています。野党案には盛り込んでいるわけですが。  政府の行政機関法では、野党案と異なり、第十条二項で、個人情報ファイルの事前通知の...全文を見る
○北川委員 考えていないというところをきっぱりと言われたわけですけれども、先ほど言いましたように、限られた目的外利用と外部提供の状況しか公表されていない、公示されていないわけですから、本人が、自分の個人情報がどのように利用されているかを知ることができないわけですね、通常の場合。よ...全文を見る
○北川委員 しかしながら、限定されているものであり、通知が上がっているものだというふうになるわけですから、福田官房長官にお伺いしたいわけですが、目的外利用や外部提供の透明性を図るためにも何らかの対策、私たちは第三チェックを提案しておりますけれども、行革という点からということで否定...全文を見る
○北川委員 基本的には、しかしながら、公表をされていない簿冊や通知の要らない簿冊があるということがわかったという上でお伺いしているわけですので、その点をぜひ検討していただきたいというふうに思います。  それでは、官房長官の方に、この間議論になりました保坂議員のカーナビやインター...全文を見る
○北川委員 質問時間の終了も来ましたけれども、きょうの分の、前段で聞いている分の段階では、固まったというふうには私たちには思えないわけですね。そして、速度違反の測定目的のオービスとか、いろいろな情報があります。そういうことからいたしましても、今の、事業の用に供する、ここは私たち野...全文を見る
04月18日第156回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。  きょうは、再度確認をするという意味で質問を行わせていただきたいと思います。  第二十三条では、食品安全委員会は「自ら食品健康影響評価を行うこと。」になっているが、この「自ら」という形容は、どういう意味を持っているのでしょうか。...全文を見る
○北川委員 今の御答弁は、関係大臣からの諮問がなくても食品安全委員会が評価を行うことができると。もし「自ら」という言葉がなければ、諮問がなければ安全委員会は動けないことになるということですね。  そうすると、この「自ら」が入っているがゆえに、一消費者や被害者の声にもこたえること...全文を見る
○北川委員 ぜひ、小さな声にも耳を傾けていただける、そういう安全委員会であっていただくように、システムづくりに励んでいただきたいと思います。  次に、食品安全委員会の仕事は、検査や試験データなど書面による影響評価を行うことだけだというふうに確認してよろしいでしょうか。
○北川委員 大臣、次の質問までお答えいただいたんですが、結局、検査機関は持たないけれども、委託などで必要な情報を集めることはできるというお答えだというふうに理解したいと思います。  それで、その前の質問なんですけれども、結局、二十五条に権能が書いてあるんですけれども、この間、私...全文を見る
○北川委員 前回も、犯罪被害者といいますか、犯罪というふうにその被害をみなせるかどうかというところでの議論もさせていただいたと思うんですけれども、やはりそういう権限というものがない限りは、なかなかこの担保というものは難しいのではないかというふうに思います。  次の質問なんですけ...全文を見る
○北川委員 今も外部というのを強調されたんですけれども、前回、やはり残留農薬安全性評価委員会や残留農薬調査会など、内部のそういう機関の運用ということにも御発言がございましたので、その辺のきっちりとした分離というとこら辺を踏まえて、ぜひこれから運営の方をよろしくお願いをしたいと思い...全文を見る
○北川委員 外とのコミュニケーションのことを今言っていただいたんですが、前回も話に出したんですけれども、中のコミュニケーション、中のコミュニケーションというのは、前回、ほかの委員の方が言われていたんですが、では、答弁する行政マンは、あなた、以前はどこの所属でしたか、部署でしたかと...全文を見る
○北川委員 次にですが、事務局職員のことでお伺いをいたしたいと思います。  事務局職員五十四人は、厚生労働省、農林水産省を中心とした各省からの出向で、食品安全委員会が食の安全を守ることに徹する職員の独自採用はしない、できる仕組みではないということを確認してよろしいでしょうか。
○北川委員 昨日確認させていただいたときは、検討というお言葉だけであって、公募は回答の中には入っていなかったので、今公募を入れていただきまして本当にありがとうございます。  ただ、学校現場での民間校長の登用のときに、かなりの苦悩を、重圧を感じられてという出来事なども紹介されてい...全文を見る
○北川委員 きのうはそのとおりとお答えいただいていたんですけれども、ぜひ本当に、どの委員の方からも御発言がありましたので、この分野のことを積極的に御検討いただくようにお願いいたしたいと思います。  次、第二十四条に関連してですが、安全性の基準、規格の設定、変更、改廃を行う場合、...全文を見る
○北川委員 次は、食品衛生法第四条の二は、健康に無害であることの確証のない新食品の販売の禁止の規定であります。  食品安全委員会は、禁止の評価をするのではなく、多量に摂取すれば有害なものであってもこのくらいの値であれば人が食べても安全だという値を定めるのだということを確認してよ...全文を見る
○北川委員 リスクという言葉の概念についても多少いろいろな意見の角度が出ておりましたけれども、リスク評価も本当に、厳密に私も見ましたら、評価した結果どの程度不確実性があるのかということを明らかにすることがリスク評価だ、不確実性の評価の検討結果を明らかにすること、ここがポイントだな...全文を見る
○北川委員 それはほぼ難しい。  アスパルテームの表示とかのときにも議論になった点なんですけれども、表示の問題にもつながりますし、健康な男性を基準にするのか、そうではない形、例えば思春期ごろの男女という形にするのかでも随分違いますので、その辺の基準の制定の仕方については、ぜひこ...全文を見る
○北川委員 BSEの教訓ということになると思うんですけれども。  次は、食衛法第六条は添加物などの販売などの禁止の規定でありますが、食品安全委員会は、人が食べても安全だという含有基準を決めることだということを確認してよろしいでしょうか。
○北川委員 次は、安全基準の設定だけではなくて、危険な食品、添加物、遺伝子組み換え食品なども指しますが、禁止することも影響評価だと思うのですが、これを厚労省薬事・食品衛生審議会や農林水産省で行うことにしたのはなぜなんでしょうか。禁止を決めることは影響評価ではないのでしょうか。
○北川委員 では、評価機関が禁止を勧告することもあるのでしょうか。
○北川委員 その際の、勧告をする際のデータがどこでつくられるのかというのはどうでしょうか。
○北川委員 では、次なんですけれども、ある食品添加物や遺伝子組み換え食品が、現段階で安全と確認されても、将来、実は危険であったと判明した場合、あるいは、現段階で設定した基準では人の健康を守るために支障があると判明した場合、全責任はみずからが影響評価を行う食品安全委員会が負うという...全文を見る
○北川委員 そうですね。今、政治責任というお声もいただいたんですけれども、今の大臣の答弁だと、だれも責任をとらないというようにも聞こえます。  それで、やはり行政の継続性という問題もあり、十年後か二十年後、そういう事態になったときにも、遡及してやはりその管轄であった継続の省庁が...全文を見る
○北川委員 はい。  有機農業を振興していくという、食の安全にとっても最も根本的なことはこの法案の対象外だということを確認してよろしいでしょうか。
○北川委員 時間が参りました。  解釈をめぐって、五年、十年という時間の経過というものがありますものですから、きょうはこういう形での質問をとらせていただきました。またよろしくお願いします。  ありがとうございました。
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。  私は、提案されている食品安全基本法案並びに両修正案に反対する立場で討論を行います。  まず、その前に、食の安全、安心を確立するためにかかわってこられた多くの皆様方のこれまでの御努力に対し、心から敬意をあらわすものであります。 ...全文を見る
04月21日第156回国会 衆議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第7号
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○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。四人の参考人、きょうは本当にありがとうございます。  まず初めにお伺いしたいのは、堀部参考人に、裁判管轄の場合のことをお伺いしたいんですけれども、情報公開法のときの議論というのを多少参考にしながらこの委員会でも議論してきたわけ...全文を見る
○北川委員 宇賀参考人にも同じ裁判管轄のことでお伺いしたいんですけれども、個別法の中で、原告に便宜を図るために特別に規定を設けるということに関して、できるのかできないのかという点からお話しいただけないでしょうか。
○北川委員 清水参考人の方には、きょう、レジュメの中にもお書きいただきまして、個人情報保護なんだから本人からしか訴訟ができないんだしということで、強く主張されたと思うんですけれども、今、御意見的に、もう一度繰り返し、ここのところの強調するべきところを教えていただけないでしょうか。
○北川委員 本当に平等性の問題という点で主張していただいたと思うんですけれども、清水参考人にもう一度。  どの部分をやはり一番必要とされますかという他の委員の人たちの話の中に、一部開示の問題を入れていただいていたと思うんですけれども、この一部開示の問題について、情報公開法の方で...全文を見る
○北川委員 ちょっとお名前が出ました宇賀参考人は、この点についてのお考え、個人情報保護法を審議するときに、一部開示の問題についてどうお考えか、お伺いしたいと思います。
○北川委員 ありがとうございます。  そうしましたら、次に、先週来から、個人情報取扱事業者の定義の問題で、国会の方で二転三転しているという状況があります。清水参考人と田島参考人両方にお伺いをいたしたいわけなんですけれども、通常、私たちは、みずからの手で個人情報を収集してというの...全文を見る
○北川委員 ありがとうございました。  そうしたら、最後なんですが、四人の参考人にお伺いしたいと思うんです。  政令では五千件という話を政府の方は言っているんですが、皆様方においては、その件数、五千が一万とかという清水参考人のお話もあったんですけれども、件数においてお考えがあ...全文を見る
○北川委員 どうもありがとうございました。
04月23日第156回国会 衆議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第9号
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○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。  まず初めにお伺いしたいんですけれども、適齢者名簿の利用目的の範囲はどこまでなのかということを教えていただけますか。
○北川委員 先ほども少し混乱をしていたわけですけれども、その適格者名簿という名前自身が七〇年代に疑問視され、適齢者名簿になってきたというんですが、その募集というのが、七〇年代の議論を見ましても、結局、募集であれば、宣伝ということに限定するならば、適格者名簿というものは要らないんじ...全文を見る
○北川委員 広報宣伝のダイレクトメールだから、その範囲ということで適齢者名簿というものがあるというふうにみなしてよろしいんでしょうか。
○北川委員 ということになりますと、四情報に限定するということは、ダイレクトメールを出すのみというふうに理解してよろしいんでしょうか。
○北川委員 のみに限らないと、先ほど防衛庁長官も、最小限にすると。しかしながら、きょうの議論をお伺いしておりますと、その最小限の範囲も問題ではないかというところですね。そして、三十七年間の蓄積の中ではいろいろな個人情報がデータベース化されているという可能性が高い、ゼロという記載に...全文を見る
○北川委員 ダイレクトメールを送って、それから反応がある人、そういう人にそういう行動が伴ってくるということであって、初めの、四情報を使うのは、ダイレクトメールを送るときのみに利用目的を適齢者名簿とするという限定なものとして使っていけば、そういう問題というのは解決するんじゃないでし...全文を見る
○北川委員 父兄の方に働きかけるというのは相談員という方のお仕事の範疇に入ってくると思うんですけれども、これからのありようとしての個人情報というもの、プライバシーをどう守るかという面においては、利用目的の厳密化ということが言われると思うんですね。  それで、先ほど防衛庁長官は、...全文を見る
○北川委員 それで、今回の分で、堀部教授も言われているんですけれども、住民基本台帳法を厳密にやれば、抽出という行為自身も法に違反すると。しかしながら、午前中の議論の中で、防衛庁の、自衛隊法の中にあれば認められるんだというふうになっていくところに、両方のバランスの問題としては、自衛...全文を見る
○北川委員 では、市民の側から、百二十条、百十九条までの根拠にのっとって、受託事務に、私の個人情報、私のもしかしたら子弟、子供の個人情報を載せないでほしいと要請があっても、適齢者名簿には記載しないでほしいという市民側からの要望というものは受けとめることができるんでしょうか。
○北川委員 それから、先ほど手書きというものが出てきたんですけれども、ダイレクトメールも、シールで張ったのと手書きで送っているのと二種類どうもあるようなんですけれども、手書きの方の守秘義務といった点においては、どのような機能がもたらされているんでしょうか。
○北川委員 手書きのあて名をアルバイトがやっていた、そういう情報が報道されているのであえてお伺いしたんですけれども、その点は守秘義務といった点においてはどうなっていたのかという点でお伺いしているんです。
○北川委員 それはわからないことでありまして、使わないか使うかはわからないというところをお伝えしておきたいと思うんです。  この募集事務と広報宣伝の問題は尽きない問題に行くと思うんですが、きのう、いみじくも、これが事前通知をしなくていいのは、六条の三号に伴ってやらなくていいとお...全文を見る
○北川委員 では、きょうの午前中の議論で、一年以内の廃棄だったからということがつけ加えられた。その根拠が問われたわけですけれども、ただ単なる勘違い、認識違いであったということなんでしょうか。  なぜ、人事ファイルというところに着目されて、六条三号が当たるからというふうに言い切ら...全文を見る
○北川委員 今の御答弁というのは、きのうの新聞を見て、これを見ただけで、すぐに採用に至った方のことを言っているんだと思ってしまったと。採用に至った人の健康状態などのリストが、採用された以降、自衛隊でどのように管理されているかなんということを別に問われるはずがないじゃないですか。採...全文を見る
○北川委員 片山大臣と石破防衛庁長官にお伺いしたいと思います。
○北川委員 では、次の保坂議員とかわります。
04月24日第156回国会 衆議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第10号
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○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。  きょうは、昨日から問題になっています防衛庁の適齢者名簿情報、その問題と行政の個人情報保護法の方を絡めて質問させていただきたいと思います。  きのう、宇田川局長のお話などを聞いていますと、依頼された自治体が自主的にいろいろな情報...全文を見る
○北川委員 それは、行政の対応が、受けとめ方が違っていたのか、それとも、防衛庁の依頼の仕方にさまざまなものがあったのか、それはどちらなんでしょうか。
○北川委員 防衛庁の方も統一のものはなかったということで、きのうは石川県の手引というものが出されたんですが、きょう、長野県の方の自衛官の募集事務の手引といったものもあります。  それを見させていただきますと、市町村が絡んでいくのは採用予定通知、ですから、本籍調査とか志願者名簿の...全文を見る
○北川委員 それは、具体的な施行令ではなくて、三十七年間の積み上げ、慣例、慣習がそうさせてきたというのでしょうか。どちらなんでしょうか。具体的なものが各地連によって違いがあるということをお認めになったというふうに受け取ってよろしいんでしょうか。
○北川委員 ということは、自治体の方は依頼の意向を受けて真摯に情報をあわせて提供したということになると思うんです。そうしますと、法令の所掌事務の遂行のために必要な範囲と利用目的を明確にしておけばと、そちらはそちら側で政府側はおっしゃるんですが、八八年法が現在はありまして、保有の制...全文を見る
○北川委員 今のは同じ答弁の繰り返しなんですけれども、依頼の仕方にはさまざまなものがあったというふうにお認めになりました。住基台帳法では閲覧ということが明記してあるだけでありまして、抽出や提供ということができるというふうにはなっていない。厳格に地方自治体にはそういう条例の縛りがあ...全文を見る
○北川委員 私は、その点に関しましては、三百三十二の市町村がどこであったのか、市民が自分のところなのかそうじゃないのか厳格に調べるということがまずできなければ、どのような依頼の違いがあったのかという精査もできないということになり、それを審議する、まとまった国会の審議の内容にも十分...全文を見る
○北川委員 先ほど八八年法の四条の問題をお伝えしましたが、四条がかかるのは、自治体のみならず防衛庁にもかかるわけですよね、この四条の目的の厳格さ。特定をしなければいけないということは防衛庁にもかかっていると思うんです。  そこで、きのうもお伺いして、不確かな点があったんですが、...全文を見る
○北川委員 やはり総務省が防衛庁の弁解をしているようにしか聞こえなくて、私は、防衛庁に所掌事務に必要な個人情報の範囲を変更したんですかとお伺いしているわけですから、別に松田局長に答えていただきたいと言ったわけではないんですけれども。
○北川委員 今の御答弁では、範囲を変更したものではないということなんですけれども、そうすると、一体この利用目的は何なんだというのがまたわからなくなるわけですよね。  だから、あるいは健康情報、あるいは職業、きょうの新聞報道では、あるいは無職。無職を抽出して依頼していたというのも...全文を見る
○北川委員 限定は、表立った限定はそこにしたけれども利用範囲は変えないということでは、この問題性が何ら解決をされていないということになると思いますし、今回の実態、三十七年間の積み上げが何であったかは、やはり真摯に審議をして、十分な情報の中で国会が審議をする必要があるということを申...全文を見る
○北川委員 ということなんですが、防衛庁、ということになりますと、募集事務という目的はもう既に崩れている。募集事務と言葉で聞くと、ただパンフレットを発送するぐらいというふうに思うんだけれども、三十七年間はそうではなかったわけですね。今の総務省の見解を聞かれて、この募集事務という言...全文を見る
○北川委員 内実は何も変えないということだろうと思うんですが。  では、総務省にお伺いしたいんですが、そもそも論になると思うんですが、住民基本台帳法では、先ほど言いましたように、住基四情報というのは閲覧ができるとなっています。適齢者名簿では、自治体がこの住基情報を閲覧ではなく写...全文を見る
○北川委員 松田局長、すりかえられたと思うんですけれども、コピーをしてお渡しになっているわけですよね。一々口頭で、閲覧したのを口で言ったわけじゃなくて、紙に書いてお渡しになった。コピーをしたわけですよね。
○北川委員 しかしながら、自治体によってはこの申し入れを拒否している自治体もあるということで、住基法の読み方というのは自治体独自の自主判断だろうと思うんです。  この問題、大阪の情報公開条例で、一九九五年二月、最高裁まで行って争われた問題でもあるんですね、写しの交付というもの。...全文を見る
○北川委員 ですから、冒頭に、自治体によってさまざまじゃないですかと。自治体の判断というのはさまざまであるわけで、皆さんは、自分のところの情報公開制度の中で、閲覧の中に写しの交付は入っていないということを強固に主張されて、それが最高裁で認められているわけですよ。そういうことじゃな...全文を見る
○北川委員 済みません、わかっています。  しかしながら、松田局長、その規模を教えてくださいと言ったわけですから。今、名簿の話をしてきているわけですよね。防衛庁リストのときも問題になったわけですよ。なぜ公表できないのか。その規模、リストの規模の問題、何件以下ですか。
○北川委員 従来のは千件だというふうに言われて、防衛庁リストのときは公表しなくていいんだ、そういう問題も噴出したわけなんですよね。答弁がすごくすりかえられていっているわけです。  今回の問題は、調査結果というのも不十分であり、国会に出さなければいけない資料さえも出そうとしない政...全文を見る
04月25日第156回国会 衆議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第11号
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○北川委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、内閣提出、個人情報保護関連五法案に反対の討論を行います。  一昨年三月末に提出された政府案は、表現の自由、報道の自由等を制限し、個人情報保護の法制度としても欠陥が多く、私たち野党四党を初めマスコミや市民団体等からの激しい反対を受...全文を見る
04月25日第156回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。  本日は、まず初めに、政治家と暴力団、普通の市民社会生活では出会うことが少ないと思うんですよね。報道等を通してはよく聞く名前というか主体者であると思うんですけれども、その交差点に警察という、交通事犯では市民社会生活では出会う人たち...全文を見る
○北川委員 どうも済みません。きのうですかね、おとといですか、お伺いしたところによると、去年は三万九千六百五十九件で、十年前は三万二千三百一件ということで、一万件ほどふえているということで、増加傾向というふうな形でお伺いしていたんですけれども、この相談事の中に、松浪議員の場合のよ...全文を見る
○北川委員 政治家と警察の方の難しいところというのは、プライベートな時間があるのかないのか。その人の立場を配慮して、公務時間以外だけれども、こういう相談に乗ってと。そして中身が、具体的な捜査の内容に入っていくとか、自分の身近な出来事を早く解決してもらいたいので、警察に、官である立...全文を見る
○北川委員 少しその辺が、やはり人的交流の中でどうなっているかというのが、あいまいな面があるんじゃないかなというふうに思うんですけれども、先ほどの情報の提供、捜査と情報、おとり捜査とか、そういうので以前にもお伺いしたことがあったんですけれども、相談事の内容の中に先ほどおっしゃった...全文を見る
○北川委員 そこにおいて相当な解釈とか、恣意的な運用ですね、ケース・バイ・ケースにおいてされていくのをどう防ぐかということにもつながっていくと思うんですが、相談の、入り口のところで、一対一での相談ではなくて、きっちりと記録を、先ほど記録のことでお伺いして、どれぐらいきっちりしたカ...全文を見る
○北川委員 最後にお伺いしたいんですけれども、一つは、全般的な話として、そういう記録というのは何年保存という規定があるのかどうかというのが一点と、そして、この松浪議員の事件の中で、相談と情報の提供ということはなかったというふうに言い切られるのか、その辺だけ押さえておきたいと思うん...全文を見る
○北川委員 そこまでのことは提供したということで今お答えになったんだろうと思いますが、まず、記録のきっちりしたものがあるのかないのかも含めて、これは二年前の退職の方に聞き取りをしたということなので、ないということなんだろうと思いますけれども、やはり、これが事件性が追及されて深く関...全文を見る
○北川委員 先ほど独立行政法人の方がふさわしいのではないかというお話をしたんですけれども、それか、もしくは直接警察がやるという方がいいのではないかという立場をとっております。  なぜならば、センターの証明書発行の事務というのは行政行為の延長だというふうに思うわけでありまして、全...全文を見る
○北川委員 積極的に応じるとおっしゃっているんですけれども、株式会社形態ではないので、株主総会があるという形態をとるわけではないわけでして、人事の面において今の形を踏襲ということにおいては、やはり今ぐらいのレベルの情報公開、開示というのは必要だろうと思うんですけれども、そういうお...全文を見る
○北川委員 指導の部分だけが残るということなんですけれども、これはもう少し、このセンターをやめるときのポストがどうで、再就職先はどうなんだと。だから、天下りのまた孫下りというんでしょうか、そういうことの情報を請求したら全部開示になっているんですよね。  そういう意味において、や...全文を見る
○北川委員 今の状況の中でも、私からすれば部分開示の方が圧倒的に多いという点を指摘した上で、今局長がお話しになった点で、担保ができるとは到底思えないということをお伝えしまして、ぜひ情報公開においては積極的に、どうして切り開いていくかというのは御検討をいただきたいと思います。  ...全文を見る
○北川委員 国の関与としては予算の認可それから役員人事の認可が残り、働かれる皆さんはみなし公務員という二十八条をそのまま残すので、守秘義務は担保されているんだろうという話を今してくださったと思うんですが、事業計画といったものに関しての国の関与はいかがなんでしょうか。それと、認可は...全文を見る
○北川委員 では、監査はなしということではなくて、必要に応じてはやるんだということと理解してよろしいんでしょうか。
○北川委員 そうしましたら、次の質問なんですけれども、事故証明書にかかわる不服申し立てについてお伺いしたいと思うんですけれども、利用者から事故証明書にかかわる苦情があると思うんですが、どのような苦情があるのか、教えていただけますでしょうか。
○北川委員 単なる記入ミスでの苦情があったということですか。  きのうですか、お伺いしたときに、苦情とか要望の件数は把握していないということで、今もそうお答えになったんですけれども、苦情とか要望の件数を把握していないということは、少ないからしていないのか、記録に残すという性格を...全文を見る
○北川委員 単純なミスなので、すぐ直しますよぐらいの形でおさまるだろうということなんだろうと思うんですけれども、やはり苦情とか要望というのが大きく会社を育てるというふうにもなりますので、その点などは、今後民間にされるときにも、ひとつ、消費者苦情といいますか、そういう窓口をつくって...全文を見る
○北川委員 ということは、これは八ブロックあるんですか、本部を除いて八ブロックになっているように見えるんですけれども、この八ブロックがブロックごとに管理をされていて、その管理をされている状況が本部に送られているというふうなシステムなんですか。本部に一括、すべての八ブロックの人が付...全文を見る
○北川委員 それで、本部と中央研修所というのに出向組の方がいると言われていたんですけれども、この出向元はどの職場からの出向でいらっしゃるんでしょうか。
○北川委員 出向元の方も警察関係の方ということなんですけれども、個人情報が漏れていく、特に電子情報管理をされている中で漏れていくといった点において、皆さんのところでは、お伺いすると、情報システム安全対策指針というものが今は使われており、これにのっとってやるというふうにお話をいただ...全文を見る
○北川委員 では、今、同じような形でやるというふうにも御発言いただいたんですけれども、従来警察庁は、証明書の発給について、交通事故証明や経歴証明等の内容は、だれが、いつ、どういう違反をした等の情報が載っているものなので、守秘義務や刑法上の公務員並みの厳しい規制が当センターには課せ...全文を見る
○北川委員 時代は、民間移管に消極的な発言をされたとき以上に、個人情報の保護ということに関しては、市民は急速に目覚めているというか、関与したいという思いも強くなってきているというのが、きょうの個人情報保護の審議の過程でも明らかになったと思います。  今公安委員長が御発言になった...全文を見る
05月08日第156回国会 衆議院 憲法調査会最高法規としての憲法のあり方に関する調査小委員会 第4号
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○北川小委員 社民党・市民連合の北川れん子と申します。きょうは、どうもお話ありがとうございました。  ちょうど明治憲法と日本国憲法、制定から大体六十年ぐらいとんとんでたってきたというところに来たと思うんですけれども、先生のきょうの制定のときのお話というのは、割と国家の少数の方々...全文を見る
○北川小委員 これからだというときにそうなっていくというのが、とても日本にとって成熟したものになり得なかった部分としてあったと思うんですけれども、憲法の中でようやくといった時点ぐらいに来る昭和の初期、中期というふうにお話があったんですけれども、明治憲法と法律との乖離というか、明治...全文を見る
○北川小委員 ありがとうございます。  そうですね。そういう流れの中で日本国憲法の方へ続いていくんだというのは、本当に確かな御指摘だろうと思うんです。  それで、日本国憲法の中に、九十九条で遵守義務というのができていくんですけれども、明治憲法の中には遵守義務というのは実質的に...全文を見る
○北川小委員 ちょうど時間が来まして、先生、ほかのところでも、一九三〇年代と今と、もう少し本当に研究して、勉強するのがいいんじゃないかという御提言をされているのも読ませていただきましたので、私もこれからも頑張りたいと思います。ありがとうございました。
05月09日第156回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
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○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。  今の吉井議員の、多少ちょっと続きということでお伺いしたいんです。  先ほど、別件で家宅捜査を行った際にたまたま特殊開錠用具が発見できた場合に、幾ばくかの質疑応答があるんだろうと思うんですが、その場合には現行犯逮捕ができるという...全文を見る
○北川委員 現行犯逮捕ができるというふうに使われるということなんですが、今は多少明確な事例ということで、グレーゾーンの事例ではないのをおっしゃったんですけれども、そういう場合は間々あると思うんですね。そのときに、この法文三条、四条が、正当な理由ということで、すごく明確性が欠けると...全文を見る
○北川委員 その正当な理由を政令で落とす場合にも、パブリックコメントをとられるというふうにお決めになっていらっしゃるのでしょうか。
○北川委員 正当な理由というところのパブリックコメントをとることはすごく重要だと思うんですね。  この一月に提言ができて、法案までの間にもパブリックコメントをとらずに進んでいらっしゃるということもお伺いしておりますので、正当な理由がいかなるものか。例えば、では、今セキュリティー...全文を見る
○北川委員 専門学校のことも御存じなので、重々御存じだろうと思うんですが、今インターネットでも、サラリーマン受難時代、特殊技能知識を学び、有望な防犯ビジネスを目指して人生を豊かにしてくださいということで、教材込みで三万六千円の受講料とか二十一万までとか、いろいろ幅はあるようなんで...全文を見る
○北川委員 そこが難しいと言われているところ、よくわかるんですが、ここがなぜ大事かというと、先ほどお伺いしておりましたら、従来、火薬とかアヘン、麻薬、覚せい剤、劇物、毒物、所持してはいけない銃刀類とか、所持してはいけないものというのは確かにあります、これは持っているだけでも危険だ...全文を見る
○北川委員 そこのところが、やはり今の職務質問なんかでも、裁判判例を見ていると、なかなか難しいなというふうに思わされる例が多々あるわけなんです。  例えば、今回ピッキングでわかっているものの七割が外国人の方でいらっしゃるということで、一つに、外国人の方は、先ほど言葉の問題がある...全文を見る
○北川委員 では、通訳者がいるところまで同行を求めるということはないというふうに理解してよろしいんでしょうか。
○北川委員 同行する場合もあるということなんですが、これは十五条と十六条が付加されるということで、所持しただけでも国外退去というふうになるわけです。まだ犯罪にも何のことにも至っていなくても、所持だけしていたり隠して持っていれば、正当な理由がなければ、入管法と難民法の一部改正の中に...全文を見る
○北川委員 中に何が入っているのかと聞いて、答えない場合とか持っていないと言う場合があろうかと思うんですが、あけなさいという場合に次は行くんだろうと思うんですが、例えば日本に住んで間もない外国人の方が、友人から、このかばんを持って動いてください、あそこへ運んでくださいと頼まれて、...全文を見る
○北川委員 現行犯逮捕にならない場合もあるけれども、知っていた場合はとかと、次々なっていくのであろうと思うんですけれども。  今の職務質問の例で、これは昭和の四十三年の京都地裁の文であったらしいんですけれども、例えば、これは日本人の方ですが、午前十時ごろ、粗末な衣服を着て、好天...全文を見る
○北川委員 容認されるということで、強化月間があるともお伺いしているんですが、現場の警察官にゆだねるのには、個々の警察官の判断に負担が大きいと思うんですね。できれば構成要件などを明確にしたガイドラインをつくる必要があると思うんですが、その辺の着手というか準備などに対しての御見解と...全文を見る
○北川委員 そういうことなんですけれども、ぜひ文書化したもの、先ほどの正当な理由もなんですが、この場合のガイドラインを、職務質問、それから所持品検査に移行の部分も含めて、やはり私はガイドライン的なものをつくるというふうな形でこれから取り組んでいただきたいというふうに思います。 ...全文を見る
○北川委員 錠前業者さんにとったら、警察官が入ってくるというだけで、何かとても犯罪の捜査にここの会社が目されたというふうな、逆に言えばかなりなプレッシャーをかけることになると思うんですが、この条文にも犯罪捜査ではないということがあえて書いてあるわけですが、こういう犯罪捜査ではない...全文を見る
○北川委員 私は、この問題は、合法的に製造されたものを所持したり、隠して携えていたりする場合に、原則、準備段階、予備の段階ではなくて、準備の段階から押さえるためにこの法律ができたというふうに思うんです。  そのことにまつろって、日常的な社会の中で行われる検挙に対する意欲の中に、...全文を見る
○北川委員 ありがとうございます。  ただ、外国人の方の場合、なかなか日本で裁判をするということは難しいという点もあって、自分に対する不当性というのを明らかにする場合というチャンスが少ないものですから、その点などもおいて、本当の意味での効果のある犯罪抑止効果とはいかなるものかと...全文を見る
05月14日第156回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
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○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子なんですけれども、今私は、前段の吉井委員の御発言に対して鴻池大臣が、いや、まあそういう悲観主義的なところは聞いていなかったと言われたのをちょっとどきっとして思ってしまった。(鴻池国務大臣「そんなこと言っていないよ、外国の話を聞いていなかった...全文を見る
○北川委員 いや、端的に言って、先ほどは借用であってはならないと、今の私学法人の内容で認めていくというふうにおっしゃったと思うんですが、今は緩和できているんだということでありますよね。そうすれば、先ほどから御心配になっていたNPO法人なんかが運営する場合には、土地とか建物とか、そ...全文を見る
○北川委員 裁量は地方自治体判断だということであるわけですか。地方自治体の裁量というよりは、今回の特区の規制緩和がされたわけで、その中に、別に借用の資金というか、校舎とか先ほど言った土地とかですが、それはもう借用であっていいと自治体が読めばいいことではないわけですか。
○北川委員 それではNPOの、先ほども名前も出ておりましたけれども、東京シューレの皆さんが心配しているようなことというのは、範囲の中には入らない心配事であるというふうに思っていいことになるんでしょうか。
○北川委員 あと、学校法人にするときには私学審議会というところなんですけれども、その審議会云々の話もあったと思うんですけれども、自治体裁量になるということを御判断いただいたということでお伺いしておきたいと思います。  そうすると、自治体の長の判断というのが極めて、以降の運営に対...全文を見る
○北川委員 そういう段階では文科省としては余り介入をしないといいますか、自治体の自由な裁量を、運用に関しては大きく見ていくということだと理解してよろしいんでしょうか。
○北川委員 それで、今回、株式会社と、不登校児等ということで、等のところにいろいろ入るんだということなんですけれども、現実に運営されてきたNPOとの格差もあると思うんです。  どうしても資金的な面で脆弱でありながらも、過去二十年ぐらい、先達的にといいますか先駆的に不登校児の問題...全文を見る
○北川委員 多少は前向きな御意見をいただいたと思うんです。  これは、幼稚園なんかでよく見られるケースなんですけれども、募集にかなり派手な宣伝ができるか、募集広告に大きなお金を張れるかどうか、生徒さんになっていただく方に知らす手段も大きく張れるかどうかということで、人数のかき集...全文を見る
○北川委員 兵庫県の問題だったので、記憶にとどめていただけているかなと思った事例であったんですけれども……(鴻池国務大臣「加美町」と呼ぶ)加美町なんですよ。前段で、こういう学校が自分の町に来ましたというのは、あるときは大きく宣伝をしてみたり、だんだん引いていくと、いや、私のところ...全文を見る
○北川委員 済みません、つぶれたのではなくて、今も募集はしています。でも、もう開校から三、四年たつと、せっかく在校していた方が、自分が在校した学校を相手に損害賠償を求めないといけないと。募集をしていたときの内容と、現実に自分が入ったときとは違うからと。それも、だから、保護者と元在...全文を見る
○北川委員 設置の関所がどれだということでの今の御答弁だろうと思うんですけれども、しかしながら、教育に携わる者に、全般的な、最低限の倫理というか、そういうものを打ち立てていくというのは必要だろうと思いますので、そういうふうに言われる面というのは、私なんかからすると、ちょっと、どう...全文を見る
○北川委員 すべてが自治体に期待とか自治体の責任になるというところを、ぜひ自治体の皆さんにも、あなたたちが申請する場合はそうだということを明確にしていただきたいというふうに思います。  次に、地方公務員法の特例ということで、三年の限度で任用できるというふうにする特区を設けるとい...全文を見る
○北川委員 先ほど来から聞いておりますと、保育士さんという資格が出てきました。医師というのも出てきました。あと、とりあえず全部挙げていただけるとしたら、今回も前段でお伺いをしますと、資格要件とか必要要件をつけているから大丈夫なんだという御発言があったんですけれども、どういう資格の...全文を見る
○北川委員 では、具体的にお伺いしたいと思うんですけれども、今、一つ看護師さんというのが出てきただけなんですが、あと、指導員とかホームヘルパーさん、寮母さん、図書館司書とか調理師さんとかですね。それと、あと、業務量の変化によってということになると、事務職もというふうに思ってよろし...全文を見る
○北川委員 ということになりますと、実態どおりというところになっていくんだろうと思うんですけれども。  では、明確な資格要件といっても事務職も入るわけですから、今のような、通常、別に何らかの資格があるからということではなくて、事務職員としても、その第三要件に合えば任用して、今は...全文を見る
○北川委員 今の現状の分は、常勤職員の代替というふうに逆になると思っていらっしゃるというふうに理解してよろしいんでしょうか。これから始まる特区の分はそうじゃないという意味なんでしょうか。
○北川委員 例外になっていくということなんですけれども、今、問題点を認識はしていらっしゃらないのですかという質問の中には、具体的にこのアンケートに答えていらっしゃるのは、臨時職員では平均勤続が四・三年、非常勤、嘱託では六・二年で、十年以上が二五%いるということなんですよね。  ...全文を見る
○北川委員 と申しましても、やはり年々ふえているということでありますし、二〇〇〇年の新聞の中では、勤務十カ月、失業手当、それを受給二カ月というのが繰り返し行われているというような六県庁の臨時職員のありようとか、それとかまた、兵庫県の宝塚とかでは、雇用されている側にとっても不幸なん...全文を見る
○北川委員 では、今総務省の方も手を挙げていただいていたんですけれども、総務省としては、その点などはどういうふうにお考えになっていらっしゃるんでしょうか。
○北川委員 時間が参りまして、国土交通の松本官房審議官の方には質問という形で回ることができなくて申しわけなかったんですが、やはりいろいろ心配な点ということに関してともに取り組むという大臣の姿勢を出していただくということをお願いしまして、心配な面にも一緒に考えていこうという姿勢をお...全文を見る
05月15日第156回国会 衆議院 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第3号
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○北川小委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。きょうは本当にどうもありがとうございました。  実は去年は、住基コード入りの、番号入りのはがきというものが世帯単位で配られたんですけれども、私自身は、市の窓口と県に異議を申し立てした一人なんですね。というのは、よく言う、ほっ...全文を見る
○北川小委員 韓国とか台湾とかがよく引き合いに出されるものですから、私も少し、一日、二日という形だったんですが、視察とかもさせていただいたんです。やはり三十年、四十年たつ中で、若い世代が、人間に番号をつけられていることが当たり前だ、身分手帳がある、携帯するという形で確認されていく...全文を見る
○北川小委員 時間が来てしまったんですが、最後に、先生が尽力されて情報公開制度ができたわけですが、その中に知る権利というのが明記されなかったことに対して、三年たってみて何かお感じになっている点があればお伺いしたいと思います。
○北川小委員 どうもありがとうございました。
○北川小委員 堀部参考人のお話をお伺いしておりまして、情報公開制度の制定の折に部会において知る権利を強く再三御自身として主張したということをきょうも明らかにされました。しかしながら、自分の一番盛り込みたいところが入れられなかったからといってその立法化において断念するのではなくて、...全文を見る
05月16日第156回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○北川委員 私は、社会民主党・市民連合を代表し、ただいま議題となりました構造改革特別区域法の一部を改正する法律案につきまして、反対の立場で討論を行います。  今回の法案には、自治体からの要望を受けとめたとして、七本の法律の特例措置が追加されています。その中には、特区として是認で...全文を見る
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。  今、参議院の方では、八八年法の全面改定ということで、行政機関の個人情報保護法が議論されているんですが、きょうは、警察庁や都道府県警がお持ちの個人情報について少しお伺いをしてみたいと思います。よろしくお願いします。  都道府県の...全文を見る
○北川委員 ということで、国の方は二〇〇一年から施行されたので、警察庁のものが対象となっているということで、お伺いしましたら、十のファイルが事前届け出を総務相にしなければいけないというのが、二輪車の防犯登録ファイルから、例えば古物商、質屋さん等々といきまして、留置情報ファイルまで...全文を見る
○北川委員 では、この十一条の文言も含めて各当該の都道府県警の方では規則として運用されているということなんですが、なかなかよく見てみると、では、警察というのはどういう個人情報を持っているのかなというのが気になるところであるわけなんですね。都道府県警の所管の中にある個人情報の方が逆...全文を見る
○北川委員 今、十挙げられたのは、各都道府県警から国の警察庁の方に上げられているファイルの中で、それもまず総務相に事前通知をするもののファイルでこういうようなものがありますということで教えていただいたんですけれども、では、捜査にどんなものがあるのかなとかいろいろ思いをめぐらせてみ...全文を見る
○北川委員 出過ぎた行為になってはという御発言もあったんですけれども、実は、二〇〇〇年、こういうふうに割と表立った個人情報の漏えいや改ざんといったものが出されたからだろうと思うんですが、二〇〇〇年の十二月七日には、「個人照会業務等に係る個人情報の適正な取扱いの徹底について」という...全文を見る
○北川委員 何か先取りして言われてしまって、だんだん私の質問の最後のところまでページが行っちゃったみたいなんですが、ちょっとぐぐっと戻していただいて、実は今、情報公開条例のときどうだったというのをお伺いしましたら、全四十七都道府県は都道府県警も対象になっているんです。  これは...全文を見る
○北川委員 なかなか前向きな答弁は今ので逆に言うとちょっとまた引いちゃったという感じで、いただけなくなってしまっていっているんですけれども。  わかりますよ。だから、私がお話ししているのは、何もかもすべて、おもちゃ箱がひっくり返るようにばあっと出してやりなさいということを言って...全文を見る
○北川委員 今の分が、何度も申していますように、八八年法の分の全面改定ということで、電子ファイルデータになったものだけではなくて、あと散逸しているものやマニュアル、書式になったものとかも全部含めて今審議しているところであります。今の政府の法案に野党の部分が幾ばくか本当に入ってもら...全文を見る
○北川委員 先ほど、調書の捏造とか押収した証拠品を使っておどすとか、知り得た個人情報を有利に、自分の都合のいいように使ったケースもあるというふうに思います。公務員に課せられている守秘義務ではなくて、知り得た秘密を漏らすことでは、重大と、上記以外のもので減給とか、そういうふうに決め...全文を見る
○北川委員 同じ中に、「セクシャル・ハラスメントをすること」というのも減給、戒告ということで同じ項に載っているんですね。  これを見ていきますと、セクシュアルハラスメントというのは、この言葉さえもまだ生まれないときには、なかなか、被害に遭う可能性が高い女性側からすると、これを何...全文を見る
○北川委員 そこを、今やはり茫漠とし過ぎているのではないかというふうにお話ししているわけでありまして、例えば、セクシュアルハラスメントも、魂の殺人だとかという言い方をするぐらい、範疇的には殺人という、魂ですから見えない、魂といったらその人の人間としての尊厳というものに対して侵され...全文を見る
○北川委員 済みません。ということで、内藤委員の方には、行政機関における個人情報保護法の重要性を踏まえまして、懲戒処分の指針に個人情報の違法な取り扱いに係る標準例を追加することを検討することなど、懲戒処分を一層厳正に行われるよう必要な対応を行ってまいりたいと考えておるところでござ...全文を見る
○北川委員 では、これからもぜひよろしくお願いをいたします。  きょうはどうもありがとうございました。
05月28日第156回国会 衆議院 内閣委員会 第13号
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○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。  この法案は議員立法だとお伺いしているんですけれども、この議員立法が立法化されるまでの間に大きな議論の分かれ、相違点というのがあったと思うんですが、手短に教えていただきたいと思います。
○北川委員 私ども社民党は、議員連盟にも入っておりまして、立法化をされるという前提のもとで一緒に共同作業にも携わらせていただいておったのですが、実は具体的な文言の提案というものもさせていただきました、今、中山提案者の方からはその点の指摘がなかったんですけれども。  実は、清水澄...全文を見る
○北川委員 生み育てない者の自己決定権に対して心配しなければいけない。先ほど、生み育てる者の自己決定権を脅かすものではないという御説明なんですけれども、では生み育てない者の自己決定権というものもこの条文からはどうなるのだという御意見が先ほどあったように、民主党さんの中から廃案の要...全文を見る
○北川委員 立法化すれば、今回も基本法より個別法にすればいいんじゃないかという御議論もありましたが、個別法は既にもう文言が条文として入っておりますよね。そうしますと、基本法に入らないことを余計にいびつに深読みをしてしまう、これが平成版の産めよふやせよの施策ではないのかという現実的...全文を見る
○北川委員 中山提案者の方から、今のは力強く、では採決までに時間がかかるだろうという逆に言えば御提案かとも思いますけれども、おっしゃったように、女性の健康と性の自己決定の保障というのは、もう三十年来議論され、個別法でも日本は充実してきたという点がございます。新たにこのことを盛り込...全文を見る
○北川委員 産むという体の性を持っている女性、その女性が初めて自己決定権という場面に出くわしたのが一九七九年の女性の差別撤廃条約で、自分たちの権利として獲得できたところであると。ですから、お産の産という字は使わずに、生活の生と言ったらいいんでしょうか、命の生まれると言ったらいいの...全文を見る
○北川委員 せっかく、子どもの権利条約のときもそうだったんですが、子供という字、子供の子にそれからお供の供、だから大人のお供をする子供と読めるということで、供のところを「ども」、平仮名で置きかえていこう、そういうことも熱心に、言葉というのはとても大事だからという視点で変えてくる、...全文を見る
○北川委員 今、西川提案者の方がおっしゃっているのは、それは既に議論になっているというのは、議員連盟の方で議論になっていたということなのでしょうか、それとも、自民党さんという政党の中で議論をしたんだよということなんでしょうか。
○北川委員 ということになりますと、最初に戻りまして、やはり一番、立法化するときに、いろいろな議論、それを最大公約数でとられたと言うんだけれども、そこからぽろぽろと落ちていた視点というものが今改めて、今回、四年前の法案を審議するときにおいて浮かび上がってきているのではないかという...全文を見る
○北川委員 国も事業者も地方自治体もあるんだから、一人一人の国民も責務を明らかに書いておいた方がいいのではないかということなんです。この文言自身も、「家庭や子育てに夢を持ち、かつ、安心して子どもを生み育てることができる社会の実現に資するよう努める」と書いてある。  先ほどバブル...全文を見る
○北川委員 国民の願いとか国民の夢とかというのはその人その人のそれぞれのものがあろうと思いますから、そこは踏み込めないと思うんですね。それは、どちらかというと、国が国民に対して持ってもらいたい願いなのではないかなという気がするんです。  もう一つ、私、きょう、答弁にたくさんの方...全文を見る
○北川委員 ようやく光を当てていこうということで、私自身も知らなかったんですが、カップルじゃないと里親になれないのかと思っていたら、そうではなくて、単身者でも里親になれるんだということも初めて自分自身も認識するぐらい、里親制度に関しては多くの国民に対して広報もなされていないという...全文を見る
05月29日第156回国会 衆議院 憲法調査会 第7号
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○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。  明治憲法制定前に出された私擬憲法草案、およそ九十四案近くあったと言われていますが、例えば立志社や交詢社、また植木枝盛の日本国国憲按、憲法草案を見てみますと、特に国民の権利を規定した条文が充実しており、現代にも通用するような死刑の...全文を見る
○北川委員 堀部参考人にお越しいただいた折は、ちょうど参議院においてまだ審議中であったため、具体的な質問になると発言を控えていらっしゃったように思います。  そこで、参議院での参考人質疑での堀部参考人の議論を読ませていただきましたら、官も民もともに独立した第三者機関が設けられる...全文を見る
06月04日第156回国会 衆議院 内閣委員会 第14号
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○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子と申します。本日は、四人の参考人の皆様、本当にありがとうございました。  まず最初に四人の皆さんにお伺いしたいのですが、先週この議論を立法者の方たちをお迎えしてやったわけなんですが、そのときお伺いしておりますと、社会環境の充実の方は幾ばく...全文を見る
○北川委員 法律のひとり歩きの言葉もあったんですが、非婚はいけない、晩婚はいけない、夫婦の出生力を上げなければいけないとかという形で何らかの理想像を押しつけられてはいけないというのも、きょうの議論の中の中心点であったと思うんですね。  きょう参考人で来ていただいている皆さんは、...全文を見る
○北川委員 私どももせっかく一緒に議員連盟の中で考えてきて、提案の寸前でおりたということは、そこがまず中心の背骨であるといった点でどうも理解が得られなかったということで、断念をしたという経過があったんですけれども。  もう一つお伺いしたいんですけれども、きょう、米津参考人の方か...全文を見る
○北川委員 米津参考人の方は、先ほどお伺いしておりますと、優生思想へのまた逆行する面も含めてこの問題をとらえて御発言になっていたと思うんですが、三人の参考人の意見も踏まえて、米津参考人に、今またつけ加えたい点があれば教えていただきたいと思います。
○北川委員 ありがとうございます。  それと、ここに「子どもを生み育てる」という言葉が何度も繰り返し出てくるわけなんですが、私どもはこれを「男女」というふうに置きかえるべきだというふうに提案をさせていただいているんですけれども、こういう視点について、四参考人の御意見をお伺いした...全文を見る
○北川委員 申しわけございません。ちょっと御説明が不足したかもわかりませんが、「生み育てる」というふうにすると、今回は生命の生を使って、出産の産ではないのでただ女性だけを指すわけではないという提案者の御意見があったんですけれども、生み育てるという話を一連化すると、女性に対しての重...全文を見る
○北川委員 ありがとうございます。  そうしましたら、先ほど米津参考人からも出ていたのですが、少子化社会を楽しむといいますか、少子高齢化になる社会に対応できる社会をつくることがまず必要じゃないかというか、このテーマからすると本当はそうなっていた内容かなと思うと、内容が余りにも違...全文を見る
○北川委員 最後になりますけれども、法律はやはりひとり歩きをします。そうすると、ここで一番懸念される、大人は、大人の男女は子供を持って当たり前、一人前、立派に育てて一人前、当たり前、こういうことをもう一度、平成版産めよふやせよの少子化社会対策基本法案ではないかという懸念に対して、...全文を見る
○北川委員 どうもありがとうございました。
06月05日第156回国会 衆議院 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第4号
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○北川小委員 社民党・市民連合の北川れん子です。きょうは本当にどうもありがとうございました。  先生が書いていらっしゃるレジュメの中で、民衆からの公共性の形成というのが書かれているのですけれども、今の日本の現状、それはどういうふうに認識をされていらっしゃるのでしょうか。
○北川小委員 そのところで、御主張されているコミュニタリアニズムは根づくかどうかといった点があると思うのですが、中間集団に、家族、共同体、NPO、NGOというふうにお書きになっているのです。国家というものと個人を二項対立ではなくて、その中間に、家族、共同体、NGO、NPOを持って...全文を見る
○北川小委員 その中の大きな回路ということになりますと、先ほど、国家を解体するということまでは主張していないというふうな御発言があったのですけれども、しかしながら、行く行くの構想の中には、国家と、その横並びに中間集団があるというふうに見てよろしいのでしょうか。
○北川小委員 行く行くはもしかしたら対等のところまで醸成していくかもということだろうと思うんですが、そういうときに、コミュニタリアンの方たちが目指す憲法、理想の政治が行われる中での憲法ということになるかもわかりませんけれども、それはかなりの多くの国が共有できるようなものになる可能...全文を見る
○北川小委員 そういうところにおいての使われている道徳の意味なんですけれども、道徳と法の境界、道徳と憲法の境界といいますか、そういうものに関しては、お考えというものは一定程度のものがあるんでしょうか。
○北川小委員 ということは、やはり法と道徳、憲法と道徳の間には境界がなく、そこの中に道徳が入り込むというふうに理解してよろしいんでしょうか。
○北川小委員 その御意見に対しては、かなり近代憲法の精神や法の解釈をされる方とは意見を異にするということは自覚をされているというふうになるんでしょうか。
○北川小委員 そこの対立というふうになるとどうなるのかなというふうには思っていくんですけれども。  実は、伝統という言葉も、日本は独特の使い方もあるものですからあれなんですが、そういうふうになると風土という問題も出てくると思うんです。その風土によるものに関してのお考え方というの...全文を見る
○北川小委員 そうしますと、先ほど先生のお言葉の中から、フェミニズムの考え方というふうにあったんですけれども、そのフェミニズムの考え方との、これは暴力を廃止する考え方というふうにも言われておりますけれども、そこのところでの対立項というのは顕在化していると見ていいのか、顕在化はして...全文を見る
○北川小委員 フェミニズムの考え方は女性独特の考え方というふうな決めつけ方を日本ではよくされるんですが、それは大きく言うと非暴力主義というか、そういう生き方を目指すためのありようの主張の一つであるという考え方があると思うんですけれども、そこにおいては一元化できる部分がコミュニタリ...全文を見る
○北川小委員 その点においての、やはり日本の中での独特の家父長制が主導であった家族というような、言葉の使い方においての問題になるかもわかりませんけれども、多様な家族のありようを認めていらっしゃるということなので、そこは同一性があると思うんですけれども、その辺においての、お互い共有...全文を見る
○北川小委員 そこのところはまた少し意見があれだと思うんですけれども。  私はよく憲法の九十九条の遵守義務のことを取り上げるんですけれども、憲法は市民から統治権力、統治能力を持っている者たちへの命令だというふうにとらえている者の一人なんですけれども、参考人の御意見としては、憲法...全文を見る
○北川小委員 双方からとらえるということは、では、今までの憲法の中での、市民が統治権力を持った側への突きつけたものであるという考え方だけにはとっていらっしゃらないというお立場であるということですか。
○北川小委員 政治参加で、昨今言われている投票率の低下ということがあると思うんですが、参考人の今見ていらっしゃる政治の場面のありようでは、この投票率は妥当だと思われるかどうかという点において、最後、少し話は飛びますけれども、今の状況を少し分析して、教えてください。
06月06日第156回国会 衆議院 内閣委員会 第15号
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○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。  本日は、きょう提案されました修正の部分を中心にお伺いをいたしたいと思うんですが、きょう出された修正は、繰り返しになるかもわかりませんが、九四年のカイロ人口会議における決定に基づく理念に立った修正文言と理解してよろしいのでしょうか...全文を見る
○北川委員 先ほどから何度も、出産する、しない、そして、いつ、何人とかというのは個人の決定というのを強調されて言っていたんですけれども、私は、今回の修正された文言が、何度か読み返してみたんですけれども、憲法の二十四条に結婚は両性の合意に基づくというものがありますが、その範囲を出る...全文を見る
○北川委員 カイロ宣言では、殊に妊娠と出産機能を持つ女性側への権利の強調というものもあったと思うんですが、きょうの修正提案者はそのことも含めて包み込んでいるんだというふうにお伺いをいたしました。  とすると、二つ私は疑問を感じてしまうんです。  一つは、私ども社民党が提案いた...全文を見る
○北川委員 私どもとしては、やはり、条文の中でももう一度押さえるというところをぜひ御検討いただけたらと思います。  それと、なおさら、では、前文にこれがすべて含まれているというのであれば、きょう御提案者の方でも「基づくもの」というのを修正で入れられたというふうにおっしゃったんで...全文を見る
○北川委員 今、山内修正提案者の方から、内面の自由、内心の自由の部分がという、少しお触れになった部分があったんですけれども、福田官房長官にお伺いしたいんですが、男女参画大臣としてこの間お務めになっていらっしゃるんですけれども、このカイロ人口宣言に基づく自己決定権というのは、内心の...全文を見る
○北川委員 そこが多分見解が別れるところだろうと思うんですけれども、先ほども少し前段で家族計画云々かんぬんという文言を御紹介したんですけれども、やはりリプロダクティブヘルス・ライツの思想というのは具体化をされなければいけない。その具体化をされないといけない部分というのが、性や避妊...全文を見る
○北川委員 いや、私が申し上げたかったのは、出産は個人の決定に基づくものという範囲の中におけるものがどれだけ担保されているかということで、内心の自由という限界だけのものの話にカイロの人口宣言のリプロの話を落ちつかせてはいけないのではないかという意味合いにおいて官房長官にお伺いした...全文を見る
○北川委員 ということになると、いろいろ検討されてここまでということになるんですけれども、これは逆に言いますと、自己決定が入ったということで喜んでいらっしゃる皆様にとっても、よくよく、後々もう少し見れば、えっと、制限されていくというふうに読めるのではないかと危惧する方たちが逆にふ...全文を見る
○北川委員 せっかくされた修正が、本当に多くの方が望んでいた、特に参考人などが主張されたカイロ宣言におけるリプロの精神での自己決定権が反映されたものでなければいけないというところでは、ここのところはやはり疑義が残るというふうに思わざるを得ないということを主張しておきたいと思うんで...全文を見る
○北川委員 ああそうですか。  官房長官、その点におかれてはどのような。
○北川委員 ということで、前回、中絶禁止や中絶反対の方たちがよく使われる「生命の尊厳」という文言がここの条文の中に入っていることに対してのいろいろな意見が交わされました。そのときにおいて、法制局からは、この「生命の尊厳」という言葉は、いじめや虐待などを子供の立場から考える、望まな...全文を見る
○北川委員 ちょっとわかりにくかったんで。  文言の中に入れていくというところにおいて、やはり「生命の尊厳」というのはかなりセンシティブな文言遣いになっていますので、この言葉を外した方がいいのではないかという提案は私も前回もさせていただいたんですが、この言葉が持っている意味はい...全文を見る
○北川委員 時間が参りました。修正における文言においての私どもの疑念というものがやはり残りましたので、また次回の質問とさせていただきます。ありがとうございました。
06月11日第156回国会 衆議院 内閣委員会 第16号
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○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。  ちょっと順番を変えてお伺いをいたしたいと思います。  文科省の方に毎回出てきていただいていたんですが、質問が、前回も前々回も時間がなくて申しわけありませんでした。  きょうは、ゆとりある教育というのは、学歴の偏重を解消するた...全文を見る
○北川委員 今回の立法提案者の趣旨と、文言は同じだけれども、少し違うというのを確認させていただきます。  それと、「生命の尊厳」が使われているんですが、法制局に、この立法においての生命の尊厳の意味の御説明をまずいただきたいと思います。
○北川委員 望まない妊娠を防ぐことは含められているが、中絶はかかわっていないというのがその後に続くというふうにここでは理解を深めさせていただきたいと思います。  それで、前回なんですが、やはり、この法案で「生命の尊厳」というのを使われています。前回、石毛議員の質問に対して中山提...全文を見る
○北川委員 では、これも確認させていただきました。  では、次に不妊治療の部分についてお伺いをいたしたいわけなんですけれども、これはエンゼルプランの方で、また、生涯を通じた女性の健康支援の一環として、全国にもう既に不妊専門相談センターを置かれているとお伺いしております。しかし、...全文を見る
○北川委員 前段のところでおっしゃいました、産めない人や子供を産まないという決意をした人に対しても社会の慣行等々が押しつけている問題の解決にもこの法案は臨んでいくんだという点は、理解をさせていただきたいと思います。  そして、日本産科婦人科学会の報告でも、体外受精や顕微授精で出...全文を見る
○北川委員 ちょっと明確ではなかったんですけれども、現在、不妊専門相談センターの方にこういう情報は流していらっしゃるシステムを、今途上であるというお言葉もあったんですけれども、もう確立されているのでしょうか、お伺いをしたいと思います。
○北川委員 相談をする側が専門家だから知っていてやっているんだろうというふうにおっしゃっているんですが、今、現実にお伺いするところによると、不妊専門相談センターの方には厚労省から副作用の情報等々は流されておりませんというふうにお伺いしております。  では、提案者、先ほども厚労省...全文を見る
○北川委員 今の立法者の御発言を受けて、厚労省に再度お伺いしたいと思うんです。  これは、去年も私も質問をさせていただきました。やはり、リスク、デメリットとメリット、両方とも流す必要があるという立法者のお考えなんですが、これを生かして、やはり、今もう現在センターは運営されている...全文を見る
○北川委員 やはり厚労省の方は、きっちり流すシステムをつくるということに関しては多少抵抗がおありになる発言とお受けとめいたしましたけれども、立法者の方は、御自身たちの基本政策の中に、具体的に細かいこういう部分も見落とさないように入れていただくことを、再度、厚労省等々にも要請いただ...全文を見る
○北川委員 これからの対応という中に法整備のことも視野に入れるというふうなお答えであったと、こちら側は受けとめさせていただきたいと思います。これは本当に、生命の倫理の問題の点におきましても、医療技術になるのか治療になるのかといった点においても微妙な問題ですので、やはり、法整備を願...全文を見る
○北川委員 それにのっとり進めていただくと。しかしながら、かなりのそれぞれの、各自の意見の違いというものがなかなか克服されない点というのもあるというのは、坂東局長も推進をされていてよくおわかりいただけていると思います。  それで、これはちょっと通告をしていなかった点なんですが、...全文を見る
○北川委員 範囲の中で、この間の過去の反省から出てきたこのリプロの考え方というものは踏まえているということであるというふうにお受けとめをさせていただきたいのですが、男女共同参画局というところが唯一総合調整機能を持たれているところでありますがゆえに、ここのところはぜひ踏まえていただ...全文を見る
○北川委員 ありがとうございました。  では、最後になりますけれども、きょう、修正提案者の「ではあるが、」のところがやはり疑問が残る、疑義が残るという声が出されていました。私も前回質問したわけですけれども、修正の提案者から、少子化に歯どめをかけることが結婚や出産という個人の決定...全文を見る
○北川委員 では、時間がやってまいりましたので、どうもありがとうございました。
○北川委員 社民党・市民連合を代表いたしまして、この原法案に反対をいたします。  本法案を考えるとき、大前提になる事柄は二つあります。  一つは、生まれてきた子供は、すべてひとしく、その誕生を社会から歓迎され、子供がみずから育つこと、子供を育てる男性、女性を社会が支えるという...全文を見る
06月12日第156回国会 衆議院 憲法調査会 第8号
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○北川委員 小林参考人から「基本的人権と公共の福祉(権利と義務)——国家・共同体・家族・個人の関係の再構築の視点から」をお聞きし、日本国憲法はアメリカ憲法以上にコミュニタリアニズムの原理と一致する規定を相当体系的に含んでおり、したがって、コミュニタリアニズムの観点からすると世界に...全文を見る
06月24日第156回国会 衆議院 本会議 第42号
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○北川れん子君 私は、ただいま議題となりましたいわゆるテロ対策特別措置法一部改正案について、社会民主党・市民連合を代表して、質問をいたします。(拍手)  二〇〇一年九月の同時多発テロ後、ブッシュ政権は、ビンラディン氏が率いるテロ組織アルカイーダを犯人として、アルカイーダと関係の...全文を見る
07月03日第156回国会 衆議院 憲法調査会最高法規としての憲法のあり方に関する調査小委員会 第5号
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○北川小委員 社民党・市民連合の北川れん子です。本日はどうもありがとうございました。  きょうのレジュメにお書きいただいております、参考人の方は、主権在民、民主主義、人権尊重というふうな三本柱をお書きいただいているんですが、通常は、主権在民、平和主義、人権尊重というのが日本国憲...全文を見る
○北川小委員 平和と言いながら銃を撃つという感じの平和という問題に関しての矛盾があるということだろうと思うんです。  そういう点からいっても、日本の平和主義という中には九条と、私は前文と条文は不可分だというふうに思うんですね。参考人は前文と条文は分けて考えることができるとした場...全文を見る
○北川小委員 そういう点において、アフガニスタンにしろイラクにしろ、新しい憲法をつくられる段階で、やはり、日本の憲法九条一項、二項が私たちが欲しかった平和を象徴する言葉としてあるんだというのを知ったということで、これを何とか自分たちの国の憲法の中に取り入れられないかという動きもあ...全文を見る
○北川小委員 そこのところにおいて、やはりここで読むということなんですけれども、そうすると、次の「和を重んじる政治」とまた「民主主義」というものとの関連性というふうになってくるんです。  私自身は、民主主義においては、多数決というよりはやはり少数者の意見にどれだけ耳を傾けるかと...全文を見る
○北川小委員 最後になりますけれども、もし、前文と条文が不可分ではないというのか、そういうふうに思っていらっしゃるのであれば、今新たな試みとして、日本国憲法の英語で書かれた原文がありますよね、それを新訳するという試みなども出てきているんですが、そういう傾向に関して参考人はどのよう...全文を見る
○北川小委員 ありがとうございました。
07月10日第156回国会 衆議院 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第5号
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○北川小委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。  きょうは、二人の参考人、本当にありがとうございました。  まず、中村参考人の方にお伺いしたいと思うんですが、先ほども憲法の二十七条の問題が少し触れられたと思うんですけれども、今の超資本主義社会という域に達していく中、労...全文を見る
○北川小委員 具体的には、やはり二十七条を格上げしていくというか、実施化を具体化していくということはとても大事だろうということだろうと思うんです。  よく街頭の演説とかいろいろなところで使うときに、自殺者がこの四年間三万数千人を超えてきている、そしてまた、家出をされる方も三万数...全文を見る
○北川小委員 ちょっと話は飛んでしまうんですけれども、先日、英参考人がお越しになって、お伺いしている中で、憲法前文のお話が出て、具体的には、憲法九条の二項は要らないんじゃないかという御発言をされたんです。中村参考人にお伺いしておきたいんですけれども、憲法九条と憲法二十五条の生存権...全文を見る
○北川小委員 ありがとうございます。  小塩参考人の方にお伺いをいたしたいと思うんです。  今の日本が、割と、経済が失墜しているとはいえ、経済大国であるわけですね。経済大国でありながら、なぜこんなに日々苦しくなるのというのが、何が問題なのというのが閉塞感を生んでいるのではない...全文を見る
○北川小委員 これからの経済のありようを見据えた上での提言だというふうに受けとめさせていただきたいと思うんです。  今、よく、パラサイトシングルというのがありますよね。だから、お金持ちの高齢者という表現の中に、若い世代もそこに養われているくくりになっているというところがあると思...全文を見る
○北川小委員 時間が参りました。どうもありがとうございました。
07月16日第156回国会 衆議院 内閣委員会 第18号
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○北川(れ)委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。  まず、提案者にお伺いしたいんですけれども、昭和の日とすることに国民の支持を得ているという認識でいらっしゃるのかどうか。先ほどの御議論の中では、具体的な世論調査もせず、けれども、さまざまであるというのはそのとおりだとい...全文を見る
○北川(れ)委員 提案者の周りの方は賛同の方が多いということなんですけれども、賛同が多いか少ないかではなくて、私がお伺いしたいのは、異論の有無なんですね。  さまざまな意見があるというのはそのとおりだというふうに先ほどお伝えになりましたけれども、異論の有無をどのように理解されて...全文を見る
○北川(れ)委員 異論はあるということで、まず、反対する政党もあるということは、一つはそのことを明確にしていると思うんですけれども、異論があるということを提案者は十分理解されているというふうに。
○北川(れ)委員 では、提案者にお伺いしたいんですけれども、現行の国民の祝日法には、天皇の追号や元号を名称とした日はあるのでしょうか。
○北川(れ)委員 その理由をどういうふうに理解されているんでしょうか。
○北川(れ)委員 ということは、四月二十九日はみどりの日としてふさわしかったということだろうと思います。  それで、やはり一条の問題が何度か繰り返されているんですけれども、日本国民は、ここに国民こぞって祝い、感謝し、または記念する日としているところから、国民の間に異論のあるよう...全文を見る
○北川(れ)委員 それは、一九四八年当時のやはり真摯な議論ですね。かなりの慎重審議をされたということが明らかになっておりますけれども、そのことを無視しているというか、そのことに軸足を置いていないというふうに思うんです。やはり目的は追号を残すことにあるのではないかというふうに思うの...全文を見る
○北川(れ)委員 激動の昭和の時代を顧みるということは、唯一追号で昭和天皇という、昭和という文言が残ったわけですよね。その顧みることは、国民に昭和天皇を思い出させるということを強制していくことになるのではないか、三百六十五日のうちの一日に設けることで、以降そういうことにつながって...全文を見る
○北川(れ)委員 法制局にお伺いしたいと思うんですけれども、元号や追号を祝日とすることに解釈上疑義がないという、先ほどは、立法者の提案の趣旨に、政策判断なんだから法制局はそれに沿うというような御答弁をされているんですけれども、再度、解釈上に疑義がないのか、本当に法制局はそういう認...全文を見る
○北川(れ)委員 一条を今もあえて狭めておっしゃったんですね。記念する祝日というふうに強調されたんですけれども、その前に、こぞって祝い、感謝する日とあるわけですよ。だから、昭和天皇という追号が残った唯一の昭和という日をつくるということは、昭和天皇に感謝をするということが含まれると...全文を見る
○北川(れ)委員 それはおかしいですよ。こぞって祝い、感謝する気持ちがわいてきて、記念する日と。だから参議院で一九四八年時代、十項目の選定基準というものが真摯につくられて、その上で、これはそういう三つのテーマに合うものというふうな形を、真摯な議論を長時間かけてやったということが、...全文を見る
○北川(れ)委員 違いますよ。一条の趣旨に合っているかどうかということをお伺いしているんですよ。  あえて法制局は記念する日だと。そのことだけが担保できれば、どういうふうなものを盛り込もうが、それは立法者のそのときの時代性の、政策の判断だからいいんだというふうに理解すること自身...全文を見る
○北川(れ)委員 委員長、これはやはりおかしいですよね。「ここに国民こぞつて祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを「国民の祝日」と名づける。」となっているんですよ。それを、議論を、何か今議事録を引かれましたけれども、「又は」からしか強調されないで、「又は記念する日」ということ...全文を見る
○北川(れ)委員 本当にそれは法律の読み方自身の、一条をゆがめているというか、やはり、範囲を狭めて、記念するということだけの祝日であるというところで、今回の昭和の日というのが憲法上、法律上問題ないというふうにしていかれるということは、私は、慎重審議の時間がこの二時間で終わるという...全文を見る
○北川(れ)委員 しかし、これは小渕官房長官の時代に、官房長官のもとに懇談会が設置されてみどりの日となったというように、すべからく、今回のが議員立法だから私どもには関係ないというのではなくて、福田官房長官という立場において御発言をされる必要はやはりあるというふうに思うんですよね。...全文を見る
○北川(れ)委員 求めます。  ですから、今、難しいねということでお答えにならなかったので、官房長官としては、やはり、議員立法でなければ、すべて今までの時代は、官房長官のもとにそういう懇談会が持たれて、祝日法というものが第七次改定まで議論をされてきたわけですよ。そういう位置づけ...全文を見る
○北川(れ)委員 それはもうあれですよ。ですから、提案者の価値判断、そして、政府をつかさどる官房長官の価値判断はいかがかというふうにお伺いしたんですけれども、御答弁がなかったということです。  一つ、関連性の中で、これは文科省にお伺いをしたいんですけれども、例えば大喪の礼のとき...全文を見る
○北川(れ)委員 勘案してということですから、では、閣議の決定がどうなるかということを、指示がどう出るかということで、官房長官にお伺いをいたしたいと思うんです。  大喪の礼と皇太子の婚礼日だけが、一日だけの特別休日と、当時法律が変えられてなっていくわけですが、このとき、二月十四...全文を見る
○北川(れ)委員 周知されるということの意味の中に、特別なものとしての扱いとして、このような形で、何か昭和の日については、周知徹底だけではなくて、閣議において決定されて、記念する行事を云々かんぬんとか、例えばそういうことをお考えにはなっていらっしゃらないのか。  ここをなぜ聞く...全文を見る
○北川(れ)委員 弔意奉表のような形での何か特別な通達はしようとは思わないということになるんでしょうか。
○北川(れ)委員 では、昭和の日の認識について、やはり再度お伺いしたいと思います。
○北川(れ)委員 ですから、官房長官の立場での御認識をお伺いしたいと言っているんです。
○北川(れ)委員 そんなことはないですよね。このように、官房長官という立場の方は、いろいろなことを、閣議決定した中で、談話も発表する立場であったり、されていく御本人じゃないですか。祝日法を管轄する当事者であるわけじゃないですか。(福田国務大臣「成立したら」と呼ぶ)いや、成立する前...全文を見る
○北川(れ)委員 では、長勢提案者、もう一度、昭和という時代をどのように認識しているのか、官房長官は全く提案者と同じだとおっしゃいましたので、よろしくお願いをいたしたいと思います。
○北川(れ)委員 そういう昭和の時代の認識を、提案者からも、官房長官という政府をつかさどる方も、どちらも明確にされずに、では、昭和の日という追号、元号が冠になった祝日をあえてつくることの意義がやはりわからない。きょうの二時間余りの審議の中では浮き彫りにならずに、そこのところはだれ...全文を見る
○北川(れ)委員 いや、その答弁は、昭和に対しての認識の異論があるところを全然尊重されていないというふうに思うんですね。時間の流れの連続性ではなくて、戦争責任への、加害に対しての反省と謝罪をどういうふうにするかということで、戦前と戦後を断絶させなければいけないという立場というのは...全文を見る
○北川(れ)委員 このことは尽きない問題であると思いますので、この後もまた議論をする機会があれば取り上げていきたいと思います。私自身は、そこのところにおいて出発した日本国憲法の趣旨からも、やはりこの法案は違反するというふうに思うということをお伝えして、反対の意思を述べ、終わらせて...全文を見る
○北川(れ)委員 社会民主党・市民連合を代表いたしまして、国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律案に反対の立場から討論を行います。  六十三年間天皇誕生日として祝い、十二年間続いた四月二十九日、みどりの日を強引に昭和の日と改め、祝日に挟まれた五月四日の休日を祝日、みどりの日...全文を見る
○北川(れ)委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。  きょうは、本年三月十日、「原子力発電設備の健全性評価について 中間とりまとめ」という冊子が出ているんですけれども、これをもとに、BWRの再循環系配管にあらわれたひびの長さの方についてお伺いをいたしたいと思います。 ...全文を見る
○北川(れ)委員 ということを確認させていただいて、これはいろいろ興味深いデータが記載されてあるわけなんですが、本日は、配付をさせていただきまして、委員の皆様のもとにも一枚の紙をお渡ししております。少し想像していただけると思いましてお渡ししたんですけれども、今回、特に焦点を当てさ...全文を見る
○北川(れ)委員 去年の十月一日に、原子力発電所における自主点検作業記録の不正等の問題についての中間報告の中に、「同一部位を定期検査と自主検査において試験されたケースがあり、国の定期検査で」、これ供用中ですけれども、「「異常なし」と判定される場合であっても、電力会社の自主点検では...全文を見る
○北川(れ)委員 あえてお伺いするんですけれども、なぜかというと、これは九一年に大事故を起こしてから、当時の那須社長は、新品同様にしてからでなければ運転再開をしないと言っていらっしゃいます。二年後に、やはり、データとして定期検査では出ていたんだ、だけれども、DAC一〇〇の四ミリが...全文を見る
○北川(れ)委員 否定されなかったということは、技術者でもいらっしゃる委員長においては、これを今の段階に置きかえるとひびだと言わざるを得ないというところがあるのかなというふうに思いますけれども。  先ほど判定のことをおっしゃいました。だから、検査会社と東京電力、電力会社とそれか...全文を見る
○北川(れ)委員 では、もう少しあえて言わせていただきますと、異常なしという判定、その判定は第三者の機関がやるんだというふうに御説明になったんですけれども、その判定が正しかったということであって、ひびがあったかどうかという点については、今もまだ御回答は、院長と委員長におかれまして...全文を見る
○北川(れ)委員 しかし、九三年にDAC二〇%で全周にわたる千九百五十五ミリがあったんだということを当の電力会社が言っていらっしゃって、定期検査のことを表現していらっしゃるわけです。ですけれども、四ミリだったからそのときの基準の判定では異常なしと判定してよいということであって、ひ...全文を見る
○北川(れ)委員 損壊というのと破壊がイコールかというので、先日も原子力設備の技術基準の省令六十二号の第五条のところの問題で言葉遣いがあったんですが、今傷というふうに言われるんですけれども、ひびイコール傷というふうに見ていいお話で御答弁いただいたということなんですか。  そうし...全文を見る
○北川(れ)委員 この財団法人の協会を第三者機関と見るかどうかではかなり厳しい意見がありまして、ここには天下りもあり、電力会社からの出向組もいるということで、この協会のありようというものが今問われ出しているんですけれども、そうすると、現実に判定されたものを見てどうだということを保...全文を見る
○北川(れ)委員 では、定期検査の資料というのは、何年が保存期限なんでしょうか。国の供用中の定期検査の資料の年限を教えてください。
○北川(れ)委員 そのような重大な定期検査の書類というものが内規で決められているということは、多少やはりびっくりするわけですね。私たちはかねがね、原子力発電所の事故、重大事故も含めてなんですけれども、事象から重大事故までなんですけれども、起こった場合の被害の範囲というものははかり...全文を見る
○北川(れ)委員 済みません。この後、今度は食品安全委員会の方のことをお伺いするということで谷垣大臣に来ていただいているというのも、ごめんなさい、重々承知しております。  しかしながら、安全委員長、やはり、なぜすぐにとめて点検するというふうに動かなかったかというのは、世界各国の...全文を見る
○北川(れ)委員 お答えをいただけますでしょうか。今の、先ほどのお答え以上のお答えをいただきたいと思うんですけれども。原子力安全委員長の方にお願いしたいと思います。
○北川(れ)委員 今も的確に保存しているということがこの株主総会のところでわかったということでありますので、的確に保存するということをしていなかったのは国の方だということですので、ぜひ国の姿勢の方を、定期検査で出てきた情報を素早く読み取る力というものを国の方がつけていただくという...全文を見る
○北川(れ)委員 谷垣大臣とは公募の問題では多少議論させていただきまして、明確に、私は検討してみますというふうなニュアンスで受け取っていたんですが、後から読み返すと、どうもやはりなかなか難しいということも含めておっしゃっていたと思うんです。今の安全モニターのお伺いをしていますと、...全文を見る
○北川(れ)委員 公募という提案が国会の方からあったということを伝えていただけるということなんですけれども、やはり事務局先導にならないで、事務局がおぜん立てをすべてしてやる委員会ではなくて、自主、独立を持った食品安全委員会をぜひ、議論がこれはさまざまにやはり沸騰しておりますし、こ...全文を見る
○北川(れ)委員 どうもありがとうございました。
10月02日第157回国会 衆議院 憲法調査会 第1号
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○北川(れ)委員 社民党・市民連合の北川れん子です。  アフガニスタン戦やイラク戦はまだ終了しておらず、しかも、反テロ世界戦争は北朝鮮やイラン、シリアなどに拡大する危険性を残しています。  イラクに駐留するアメリカ兵、イギリス兵の犠牲者が毎日のようにふえています。兵隊だけが犠...全文を見る
○北川(れ)委員 申しわけありません。  二国間のみでなく、あるいは多国間という重層的な対話の窓口を築きつつ、懸念の解決に向けてはさまざまな道筋を模索し、着実に進展させることが、今のような状況であるからこそ、遠いようで唯一進むべき道ではないでしょうか。北東アジアの非核宣言をさら...全文を見る