北澤俊美

きたざわとしみ



当選回数回

北澤俊美の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月19日第163回国会 参議院 国土交通委員会 閉会後第2号
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○北澤俊美君 私は、委員長並びに理事の皆さんにちょっと今後のことでお願いをしたいというふうに思います。  今日は大変いい会をしていただいて、問題点もたくさん指摘していただいたわけでありますが、ただここで、特に清水参考人の場合はかなり具体的な要望もまとめておいでになって、ここは立...全文を見る
02月03日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第1号
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○北澤俊美君 民主党の北澤でございますが、本日は構造計算書偽造問題に対する集中審議ということであります。この問題と併せて、最近、ライブドアの事件であるとか、あるいは輸入牛肉問題、防衛庁の官製談合問題といったような反社会的な事件が多発をしております。この社会正義を欺くような事件は、...全文を見る
○北澤俊美君 大臣、誠に誠実にお答えをいただきまして、ありがとうございました。  ただ、閣僚が言った話を、私は日本じゅうの新聞をつぶさに見ましたよ、つぶさに。彼は間違いなく軌道修正をして言い訳をしております。それで、予算委員会での答弁をされた。このことはしっかり私は言っておいて...全文を見る
○北澤俊美君 同じことを住宅局長お答えいただきたいと思います。
○北澤俊美君 難しいことはまた聞きますから、いつ知って、どういう経緯で。
○北澤俊美君 そこで、今大臣も自らお話しになりましたように、これ多分国交省の中ではこれほどの問題に発展するという認識がまだ薄かったんだろうというふうに思いますので、ただ、確かに大臣に報告するには遅かったというふうな印象を私は持ちます。  そこで、これ大臣、誤解しないでいただきた...全文を見る
○北澤俊美君 分かりました。  それで、局長にお伺いしますが、先ほどちょっと遅いんではないかという話がありましたが、私もそう思っております。  そこで、十一月の十五日というのは、ちょうど伊藤公介衆議院議員がヒューザーの社長などと面会を求めにこられたわけですね。ちょうどこの日な...全文を見る
○北澤俊美君 分かりましたが、伊藤公介大臣が来られたことを報告しないということの方がおかしいんでね。同じ与党の大臣経験者がね、この問題についてわざわざ業者を連れてきた、そのことの重要さというのはあるんですよ。それを大臣の耳に入れないということの方がおかしいんで、山本さんともあろう...全文を見る
○北澤俊美君 誇らしげに大臣にはお伝えしませんでしたなどということはかえって勘ぐりをさせられるんで、どんな真意でそんなことをわざわざ言われたんですか。大臣に本来報告すべきだと私は思っているという、こういうことを今言ったわけです。
○北澤俊美君 じゃ、次へ行きますが、次は国交省の対応について少し質問をしてまいりたいというふうに思いますが。  昨年の十一月十七日に国交省は「姉歯建築設計事務所による構造計算書の偽造とその対応について」というのを発表されました。その際、北側大臣は出張のため沓掛臨時大臣がこれを発...全文を見る
○北澤俊美君 そこまでいいんだ、前のことは。
○北澤俊美君 今の説明を聞いていますと、国が率先をして支援に乗り出すというところまではこの段階では行ってないということでしょう。だから、沓掛臨時大臣もそう言うし、事務次官もそれに同趣旨のことを言った。それを新聞記者が改めて、ぶら下がりかどうか知りませんが、確認をしたということだ。...全文を見る
○北澤俊美君 大臣にお伺いしますが、そこで、大臣は十七日からラオス、中国へ海外出張をされて、二十四日までの予定でお出になったわけですが、急遽帰ってこられた。北側大臣は、十一月十五日に第一報を受けておりますが、十七日に海外出張に出発される間、被害者対策についての基本的な方向をどのよ...全文を見る
○北澤俊美君 よく分かりました。要するに、大臣が出張に出発する以前は、ただいま公表されております支援策というもののスキームはほとんどまだ議論にはなってなかったというふうに理解をいたしました。  さあそこで、大臣は急遽二十日に帰国しました。大臣が公式に海外へ出て行って、それぞれい...全文を見る
○北澤俊美君 今ののはこれからちょっと質問しようかと思ったところを御答弁を先にしていただきましたが、この最高裁や地裁の判決というのは今後の大臣の支援策を、スキームを決めていくのに大きな影響があったんではないかということをこれから聞こうかと思っておったわけでありますが。  さてそ...全文を見る
○北澤俊美君 なるほど、法制局に聞かれたんですね。やっぱり法律家の大臣の功罪はありますね。  実はそのことも私はこれからまたお聞きをしていきたいというふうに思いますが、実は、私はこういうものを作っていただいたんですよ。これ、国土交通省の発表したものをここへやりまして、ここへ政府...全文を見る
○北澤俊美君 今お話をお聞きして、まあ私の杞憂に終わったということでありますが、まあ若い将来ある政治家に傷が付かないということは誠に結構なことでございまして、ここから先はまた推理作家にでもお願いをする以外にないわけでありますが。  時間が来ておりますんで、今度の支援策について、...全文を見る
○北澤俊美君 どうぞ、お願いします。
○北澤俊美君 ありがとうございました。  それじゃ、これで終わりますが、形の上からだけすると、これだけ聞きたいんですが、ヒューザーの、売主のヒューザーが今あちこち訴えてますね。あの個性とかやり方とか、そういうことを抜きにすれば、基本的には、法律の入口論とすれば権利はあるというこ...全文を見る
○北澤俊美君 終わります。済みませんでした。
03月22日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
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○北澤俊美君 おはようございます。民主党の北澤でございます。  先ほど大臣の方から御説明をいただきましたが、私は少し広い意味で今日は議論をしていきたいというふうに思っております。  小泉内閣が今財政再建の名の下に公共事業の削減をここ数年続けておるわけでございますが、また、これ...全文を見る
○北澤俊美君 今の大臣の立場で一般財源化は阻止するということは言いにくいんだろうと思いますがね、一般財源化をしたら一般財源の中からもきちんと道路についての財源を確保していくということは、この場では言えても実際にはそんなことはできっこない。できないから特定財源をつくってやったんです...全文を見る
○北澤俊美君 この三つの項目は今おっしゃったとおりですわ。しかし、五十七年から五十九年のときの一般財源化議論、後ほど私申し上げますが、あのときと大変にトーンダウンしているんですよ。いったん一般会計へ入れて、それを特別会計へ下ろして、そこでやっているんです。  財務省というのはそ...全文を見る
○北澤俊美君 そういうことをおっしゃるんだろうというふうに思いますが、私は一般会計の方が苦しくなってきているということはよく分かるんです。それは国民も理解をしておりますよ。しかし、それならば歳出の削減だとか、国民の目によく見えるところで国民の納得するようなことをすれば、それは道路...全文を見る
○北澤俊美君 それぞれお答えをいただきましたが、大臣ね、大臣はもう政調会長も長くやって、与党の政調会長もおやりですから十分分かっていた上でおっしゃったと思うが、災害時の予算は、あれは別枠です。この議論と一緒にされちゃ困るんです。そこらからおかしくなるんですから。まあ、これは分かっ...全文を見る
○北澤俊美君 私のしゃべりが悪いのかどうか分かりませんが、要するに、十五か月予算を組んだでしょう、十五か月予算を組んだときに本当は三千億、まだ道路特定財源からもらわなきゃいけないんだということですよ。そんなことを言うんだったら、じゃ、私らには分からないんだ、国土交通省と財務省の間...全文を見る
○北澤俊美君 なかなかかみ合わないんだ。要するに、道路特定財源も含めてシーリングを掛けるということ自体が間違いなんですよ。そこのところを間違いだというふうにまず認めなきゃいけないし、さっき大臣は特定財源がオーバーフローしているなんということは言わないでくださいと言った。これはまた...全文を見る
○北澤俊美君 私の質問をしようとしたことの趣旨が十分に勝さんに伝わっていなかったんではないかなというふうに思います。  そんなことを言っているんじゃないんだ。そんな補正予算で道路関係にも付けましたよと、だから十分もう返してありますよというような、そんな便宜的な話は駄目なんだ。こ...全文を見る
○北澤俊美君 午前中の時間が来ましたんで私はここで中断して、午後も大江委員の御理解をいただいて引き続き質疑をいたしますんで、財務省の方も総務省の方も誠に申し訳ありませんが、お付き合いをお願いをいたしたいと思います。  最後に申し上げますが、私が言っているのは、今、本四のことだけ...全文を見る
○北澤俊美君 午前に引き続きまして質問をさせていただきますが、ここから後半は少し提案を申し述べながら建設的にお話をしてまいりたいというふうに思います。  そこで、この一般財源化が行われるとしたら、将来どんな見通しを立てていかなきゃいかぬのかというようなことも含めてちょっとお伺い...全文を見る
○北澤俊美君 仮説の上に立ってですけれども、今のような状況で道路特定財源が一般財源化した後に、今言われたような十年後とか二十年後というような推計をしたときに、国土交通省として十分な手当てが本当にできるのかどうか。  これはね、谷口さん、あんたもういなくなっちゃうからいいけど、し...全文を見る
○北澤俊美君 できれば、道路特定財源でいけばこういうふうに自信を持ってやれるけれども、一般財源化したときにはかなりの懸念があるとか、そういう答弁を私は期待しておるわけなんですね。  そこで、なぜこれにこだわるかというと、まあ参考までに申し上げますが、この先ほどの基本政策部会の資...全文を見る
○北澤俊美君 やや踏み込んでいただきましたが、まあ立場上仕方がない。  私は何でしつこく聞くかというと、谷口さん、久しぶりに侍っぽい人が局長になっているから、しかも際どいところだから、私見を、自分の見識をしっかり持って指導してください。  それで、大臣、今までの議論をお聞きに...全文を見る
○北澤俊美君 なるべくきめ細かい、先手先手を取っての施策を講じていただきたいというふうに思います。今大臣がいみじくも言われましたように、安いものをつくって、それで後で金が掛かる、まあ安物買いの銭失い。どっかで聞いたなと私も思ったら、この間の耐震強度偽装事件と一緒ですよ、これは。あ...全文を見る
○北澤俊美君 もう大江さんの時間まで全部使っちゃうとしかられますので、ここで今のお話にはもう反論しない。  私は、これから今国会まだありますから、これシリーズで一般質疑なんかあるたびに同じことをまた議論をしたいと思いますので、まとめさせていただきますが、官邸や財務当局は道路特定...全文を見る
03月30日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第7号
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○北澤俊美君 おはようございます。民主党の北澤でございますが、今回の法改正について御質問を申し上げます。  この法改正に先立ちまして、総合的な宅地防災対策に関する検討会の報告書というのはいただいておるわけでありますが、これによりますと、中越地震等の体験を基にして、いよいよ我が国...全文を見る
○北澤俊美君 ありがとうございました。  今日は、方向性とすれば、もう時代の要請で、こういう改正は必要だろうというふうに思いますので、専ら局長に御答弁をいただきますが、大臣、場合によっては最後の方でまたお聞きをするかもしれませんので、(発言する者あり)いや、そんなことは言ってい...全文を見る
○北澤俊美君 国土交通省も、法案作るに当たってこういう誠に分かりやすい絵をかいていただきましたが、今度の改正法はこれ一枚見ると少し、一生懸命で読んでいると、大体これ一枚で質問もできるように、なかなかよくできておりますが。  ただ、こういうものを作っても、今の話で、昭和三十六年に...全文を見る
○北澤俊美君 現状はそういうことだろうと思うんですが、私が言うのは、災害は来ないとなかなか認識できないという今意味のことをおっしゃったけれども、それを法律を作って放置しておいた国土交通省自身が自覚をしなきゃいかぬという意味を込めて言ったわけ。四十四年間も二・七%という数字で放置し...全文を見る
○北澤俊美君 それでも三〇%ですわな。  そこで、少し話を進めますが、この懇談会の中でいろいろ真剣に御協議をいただいたような状況はお聞きをしておりますが、先ほども小池さんの御質問の中でハザードマップのお話が出ましたが、これを実際に作成をするということになると、この手順、それから...全文を見る
○北澤俊美君 これからですが、しかしそうは言ってもこれ、全く新規の予算ですからね、よくこの御時世に財務省を説得したなと。その衝に当たった人はなかなかの腕の者だと思いますよ。新規の予算、今、しかも地面の下の見えもしないところの話を持ち込んで予算を取ってくるというのはなかなかのものだ...全文を見る
○北澤俊美君 全国一律の掛け率みたいな話ですよね、今の話だと。この懇談会の報告を見ても、土砂、地盤については未解明のことも多いが、それは自然が一様でないからであると、そういうふうに言っていますね。ですから、全国を一律で掛け率でやって千か所というのはちょっと乱暴な話なんですよね。予...全文を見る
○北澤俊美君 それじゃ、少し具体的なことに今度入っていきたいと思いますが、この区域指定を行って災害防止措置の債務を負わせるわけですが、これは具体的に言うとどんな工法でやるのか。これ、素人同士がやるんですから、分かりやすいむしろ御答弁をいただけると思うんですがね。  それから、土...全文を見る
○北澤俊美君 今、個人で大ざっぱに言うと百万ぐらいの負担と、こういう話ですが、その後公共団体も負担するということになると、この百万から公共団体のものを公共団体が負担すれば減ると、こういうことですか。
○北澤俊美君 公共団体ということになると、想定されるのは道路の管理者ですね。それから、電柱があれば電力会社。それから、いろんなものが想定されると思いますが、その辺のきちんとしたものは、多分これから政令だか省令で決めるんだろうと思いますが、その準備は大体できているんですか。
○北澤俊美君 今伺ったような状態ならば、今盛んに地方で行われている下水道化の費用よりは安くなるから、まあ受け入れられる金額かなと今ちょっと安心したわけですが。  そこで、住宅地ですから、住宅密集地域ですよ、特に神戸だとか今、横浜とかああいうところからすれば。そうすると、そんなに...全文を見る
○北澤俊美君 言葉の上ではそういうことだろうと思いますが、それはなかなかそうできない。側溝を利用するなんといったってね、粘土質の上から水を引くわけでしょう。だから、その粘土質が側溝より……(「下だよ、下」と呼ぶ者あり)そうなんですよ。  私は信州だから、リンゴ畑がたくさんあるん...全文を見る
○北澤俊美君 将来のことを完全かということになれば、それはなかなか分かりにくい。  この元法が四十四年前にできたものを改正しなきゃならなくなってきたということからも当然のことだというふうに思いますが。  今、局長は地べたのことはなかなか分かりにくいと、こう言いました。それで思...全文を見る
○北澤俊美君 終わります。