北橋健治

きたはしけんじ



当選回数回

北橋健治の1988年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月01日第112回国会 衆議院 本会議 第7号
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○北橋健治君 私は、民社党・民主連合を代表いたしまして、ただいま議題となっております昭和六十三年度地方財政計画、地方税法等の一部を改正する法律案並びに地方交付税法の一部を改正する法律案に対しまして、総理並びに関係大臣に質問を行います。  地方自治法施行後四十年を経た今日、地方行...全文を見る
03月09日第112回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○北橋分科員 民社党・民主連合の北橋でございます。  大臣並びに政府委員各位におかれましては、長時間の委員会質疑で大変お疲れだと思いますが、きょうは一点に絞りまして質問を行いますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。  東京・中野区ではいわゆる教育委員の準公選制が施行...全文を見る
○北橋分科員 再三再四にわたる指導通知にもかかわらず、中野区の方ではまた違法性の疑い濃厚、違法性があると今言い切られましたけれども、その準公選が施行されていこうという段階でございます。  そこで、私どもも何とか教育の中立性を確保する見地から、それにかわる改善策がないものかいろい...全文を見る
○北橋分科員 早急に是正を図りたいという局長の御意向はよく承りました。  私どもの具体的な改革案を申し上げる前に、大臣としての御決意を承っておきたいと思うのでありますが、この中野区の教育委員準公選の過去を振り返ってみますと、国と地方との関係もありまして、なかなか具体的に改善を図...全文を見る
○北橋分科員 強力に指導してまいりたいという大臣の御決意、評価をしたいと思います。  具体的な改革案といたしまして私ども民社党が考えておりますことに沿って、法律的な見解について文部省の御意見を聞かせていただきたいと思うのでございます。  先ほど現在の条例の違法性についてるる御...全文を見る
○北橋分科員 それでは、もう少し具体的に申し上げますが、例えば、長が候補者を選定するに際して参考にするために候補者を推薦する諮問機関を設ける場合はどうでしょうか。その諮問が長の任意であり、なおかつ推薦された候補者を選定するに際して長の任意に任されることが明らかにされれば、かかる諮...全文を見る
○北橋分科員 文部省の見解はよく理解できました。私どももしかるべき手順を踏んで、現行の制度にかわるあり方について近く地元でも具体的に提案を申し上げようと思っておりますが、その際、今局長の方から法令上の解釈に当たりまして有益な御指導をいただきましたので、十分参酌させていただきまして...全文を見る
○北橋分科員 それでは、この問題の解決をぜひともお願い申し上げまして、私の質問を終わります。
03月10日第112回国会 衆議院 予算委員会 第23号
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○北橋委員 私は、民社党・民主連合を代表して、ただいま議題となっております政府提出の昭和六十三年度予算三案並びに日本共産党・革新共同提出の編成替えを求める動議に対し、反対の討論を行います。  最初に、政府予算案についてであります。  戦後四十年余を経た今日、我が国は国民の営々...全文を見る
04月27日第112回国会 衆議院 文教委員会 第9号
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○北橋委員 民社党・民主連合の北橋健治であります。大臣並びに政府委員各位におかれましては、長丁場の質疑で大変お疲れだと思いますけれども、どうぞよろしくお願い申し上げたいと思います。  先般の本委員会におきまして、私どもの林委員の方から総括的に、ただいま議題となっております法律案...全文を見る
○北橋委員 私も、このアンケート調査を拝見いたしまして、おおむね九割程度の校長並びに指導教員の皆さん方が非常に高い評価を与えていることに、深い理解を示すものであります。  ただ一点、大変気になりましたのは、この中で、この初任者研修制度について必ずしも肯定的な結論を持っていない方...全文を見る
○北橋委員 私たち民社党・民主連合は、この初任者研修制度に対しまして一定の評価を与えるものでございます。とりわけ大学、短大での養成段階を終えて初めて教壇に立たれようとされている新採用の時期は、教師としての使命感に目覚めておられます。将来よき教師に育っていく上で決定的に重要な時期で...全文を見る
○北橋委員 そんなにそういった事例はなかったと答弁をされたわけでございますが、そうしますと、一部ではあるけれどもそういった現場の反対によって試行をあきらめたといいますか、見送ったところがあるということでございますね。
○北橋委員 現場の方から当面初任者研修の試行を見合わせてほしい、そういう話があったことは事実であるという答弁でございますが、しかし、今後この法律案が成立をし、法律が施行されていく段階におきましてそのようなことが再び繰り返されるとするならば、立法した意味がまた問われてくるわけであり...全文を見る
○北橋委員 文部省のその姿勢はよく理解できます。そこで先に進めますけれども、今、教職員団体の中には、いわゆる初任者研修制度は断じて容認できない、組織の総力を挙げてこれに立ち向かうという趣旨の運動が展開されているやに聞いております。そしてまた、文部省の方としましても、先般の委員会で...全文を見る
○北橋委員 その点についての文部省の見解はわかりました。この法律案の中には、条件つき採用期間の中で、教師としての資格に欠けるかどうかをチェックする機能も与えられていると私どもは理解するわけであります。実際問題、教員の中には、これが本当に教師だろうかという人もたまにはいらっしゃるわ...全文を見る
○北橋委員 文部省として、この問題について一定のガイドラインといいますか、省令なりあるいは局長通知なりその他、そういった見解を示す準備があるんでしょうか。     〔委員長退席、町村委員長代理着席〕
○北橋委員 少し角度を変えまして、一年間の条件つき採用期間の間に、適正かつ慎重な配慮をしつつ一定のチェックをするという姿勢は理解できるわけでありますが、この法案とは直接関連はございませんが、既にもう教員として一定の期間経験を積まれたベテランの先生方等の中にも、新聞報道されているの...全文を見る
○北橋委員 繰り返すようですけれども、文部省としては、今後引き続きこの免許の更新制については鋭意検討されると理解してよろしいのですね。
○北橋委員 私ども民社党・民主連合も、また私自身も、この制度を直ちに導入すべきであるとか、これはかなり評価に値すると言っているわけではありません。しかしながら、現在の教員に対しましては、父兄の間からその資質に対して少なからぬ疑問を寄せられている方も少なくないわけでありまして、何ら...全文を見る
○北橋委員 具体的なイメージについては描かれていないわけですね。文部省としても、それを一定のガイドラインを示して地方におろすよりも、むしろ、現場でよく話し合っていただいてベストな方を選ぶのがいいというお考えのようで、その点はよく理解できるわけです。しかしながら、具体的に例えば退職...全文を見る
○北橋委員 この退職教員を指導教員に活用するという方法につきましては、民社党もかねがね主張しておるところでございまして、文部省としましても、ぜひともその趣旨をお酌み取りいただきまして生かしていただきたい、このことを要請しておきます。  次に、もう一点だけお伺いしたい点は、幼稚園...全文を見る
○北橋委員 一定の条件が熟すれば幼稚園の教員についても本格実施を考えておられることは理解できるわけですけれども、今のお話では、それほど難しいハードルを越えなくてもできるのではないかと思うのですが、かなり近い機会に本格実施に移ると理解してよろしいでしょうか。
○北橋委員 たまたま私の子供は四歳と二歳でございまして、幼児教育で今苦労しているときだから余計そう思うのかもしれませんが、一般の御父兄の方に聞いてみましても、小学校に入って義務教育の段階になりますと教育費の負担についてもかなり軽減されるわけです。実際、子供が小さいときは親の家計と...全文を見る
○北橋委員 ありがとうございます。ぜひよろしくお願い申し上げます。  時間も参りましたので、最後に文部大臣の御決意をお伺いいたしまして、私の質問を終わりたいと思うのであります。  とにかく、いわゆる初任者研修の実施に当たりましては、教育の現場で、その一部に大変激しい反対運動が...全文を見る
○北橋委員 ありがとうございました。これで終わります。
05月12日第112回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第5号
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○北橋委員 民社党・民主連合の北橋でございます。長官並びに政府委員各位におかれましては長い間の質疑でお疲れだと思いますが、どうぞよろしくお願い申し上げたいと思います。  たまにしか質問の番が回ってまいりませんので、幾つかの項目、ちょっと走りながらで恐縮でございますけれども、お伺...全文を見る
○北橋委員 政府内部の取り組みにつきましては国土庁も深くかかわっていらっしゃるわけですが、国土庁の方にこの問題についての基本的な見解と方針とをお伺いしたいと思います。
○北橋委員 中尾先生は先見の明がある先生でいらっしゃるのでちょっと教えていただきたいのですが、大体何年ぐらいにこの話は具体化してくるのでしょうか。
○北橋委員 できるだけ早くこの首都移転の問題を具体化していきたいという長官の御決意を承りましたので、ぜひこれの具体化に向けてリーダーシップを発揮していただきたいと思います。  そこで、首都移転にかわる形で、当面まず役所の持っているいろいろな機関を地方に移転するという話が最近どん...全文を見る
○北橋委員 夏ごろまでに大体リストアップを終えて秋には第二弾が出てくると理解をするわけでありますが、この第一弾の閣議決定をしたときに、新岡報道でございますが、真意を確かめるわけにまいりませんが、通産大臣も、反対する大臣がおれば更迭してでも地方移転を実現しなくてはならないと非常に力...全文を見る
○北橋委員 国土庁にこの問題で最後にもう一度お尋ねをしておきますが、基本的な方針は先ほどの御答弁で理解できたわけですが、私どもが期待するような思い切った地方移転がことしの夏以降具体化されてくるかどうかについてはまだ何とも言えません。その意味で、国土庁としてもいろいろと難しい問題が...全文を見る
○北橋委員 ぜひ、本来こういった地方移転の計画を策定するに当たりました政策意図が見事生きてきますように、思い切った大胆な案が夏以降提案されることを期待をしております。  また、先ほど私もちょっと言葉足らずでございますが、経企庁の外郭団体をぜひともひとつこれに加えよと言っているわ...全文を見る
○北橋委員 ちょっと具体的にそういうシミュレーションをされるかどうかについて明快なお答えをいただけなかったように思いますが、もう一つ補足してお伺いします。  家計の調査について今お伺いしたわけなんですが、実は経済企画庁はこれまで幾つかの機会にいわゆる減税その他の経済政策の手段が...全文を見る
○北橋委員 長官の御答弁でございますが、私が申し上げましたように、経済企画庁は経済対策閣僚会議の座長という重要な役職を担った官庁でございまして、しかもそこにある人材、過去のソフト等の技術力、抜群のものがあるわけでありまして、大蔵省は何が何でもこの法案を通したいの一心でございまして...全文を見る
○北橋委員 理念、基本的な物の考え方については今の長官の御答弁でわかるわけですが、私が先ほど申し上げましたのは、それを具体化するような具体的な数字といいますか目標をこの際明示していくべきではないかということを申し上げておるわけです。  と申しますのは、例えば六十三年度の予算案の...全文を見る
○北橋委員 よろしくお願い申し上げたいと思います。  鉄鋼だけじゃありません。円高不況で構造的に不況に陥っている地域はまことに深刻でありまして、どうか長官の御高配によりまして少しでも政府のそういった投資がそういった地域に重点的に配分されますよう、重ねて要望しておきたいと思います...全文を見る
○北橋委員 私も航空問題については素人でございまして、いろいろと教えていただきたいこともあるのですが、例えば香港から東京を経由してニューヨークに行くという場合、東京からニューヨークに行くよりも半額で行けるわけです。当然利用者としてはそれに乗りたいと思うのが自然だと思いますが、今は...全文を見る
○北橋委員 時間がもうほとんどないわけでありますが、このIATAという国際的な取り決めに基づく制約がかなり航空運賃行政には反映されているということで、これはなかなか一般市民的な感覚でもって物を考えられない難しい問題であることは承知しています。ただし、例えばアメリカの政府一つ出方を...全文を見る
○北橋委員 終わります。ありがとうございました。
05月13日第112回国会 衆議院 文教委員会 第10号
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○北橋委員 民社党・民主連合の北橋でございます。  参考人の皆様におかれましては、本日は、御多用のところ、私ども文教委員のために貴重な御意見を聞かせていただきまして、心より感謝申し上げたいと思います。限られた時間でございますので、一問ずつお伺いをさせていただきたいと思います。 ...全文を見る
○北橋委員 貴重な御意見、まことにありがとうございました。次回の委員会で、私の質疑におきまして十二分に参考にさしていただきたいと思います。  あとわずかな時間でございますが、芥川参考人にお伺いいたします。  同僚委員の方からの質問でも、これまで著作権思想の普及定着化につきまし...全文を見る
○北橋委員 大変貴重な御意見、ありがとうございました。  私どもも、皆様方の御要望を踏まえまして、この法案の早期成立につきまして、微力でございますが全力を尽くすことをお誓い申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
05月18日第112回国会 衆議院 大蔵委員会 第18号
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○北橋委員 民社党・民主連合の北橋でございます。初めての大蔵委員会の質問でございますが、政府委員並びに大臣におかれましては大変お疲れだと思いますけれども、どうかよろしくお願い申し上げたいと思います。  宮澤大臣に質問するのは初めてでございますが、今遷都論ということが非常に報道さ...全文を見る
○北橋委員 御所見を承りましてありがとうございました。重要な問題でございますので、また鋭意御検討いただきたいと思います。  さて、今与野党の減税交渉が詰められておりますけれども、確かに合意した事項がいまだに実現されないことはまことに残念であります。その減税交渉を今後最終的に詰め...全文を見る
○北橋委員 大臣にお伺いいたしますが、大臣は与党の最有力のリーダーのお一人でございまして、与野党の減税交渉なかなか思うように結論が出てまいりませんが、今の局長の御答弁にありましたように、かなりの程度の自然増収が見込まれるわけでございまして、財源の規模についてもまだ二割ほど十分に確...全文を見る
○北橋委員 ぜひ与党の方もその方向で御努力をお願いしたいと思います。  さて、本日は税制につきまして政府の見解をただしてまいるわけでございますが、先般日本社会党の方から予想される新型間接税の導入が家計にどのような影響を与えるかという極めて注目すべき試算を発表されたところでござい...全文を見る
○北橋委員 政府当局のその姿勢はわかりましたが、そうしますと、私どもが伺っておりますのは、七月に臨時国会を召集していよいよ税制改正の本格的論議が始まると聞いておるわけでありますが、当然大蔵省としても、新消費税、そして見返りの減税抱き合わせで一般家計にどのような影響が及ぶかについて...全文を見る
○北橋委員 大臣にお伺いいたします。  事務当局の姿勢はわかるのでありますけれども、直間比率の見直しとも言われます抜本的な税制改正をおやりになるのでございましたら、やはり国民の理解と協力が不可欠であります。その場合、売上税廃案を通じましていろいろな教訓をお持ちになっていらっしゃ...全文を見る
○北橋委員 今まで大蔵省を初めとして政府首脳のおっしゃることを聞いておりますと、抜本的な税制改正の趣旨はわかるのですが、先ほど来私が申し上げておりますのは、やはり自分の家庭にとってプラスになるかマイナスになるかというところが極めて大きなポイントであって、税制改正をもし成功させると...全文を見る
○北橋委員 ぜひとも、一般勤労家庭にとって直間比率の見直しを初めとする税制改正が明らかに減税になる、そういった法案が出てくることを強く期待するものであります。  さて、生命保険の所得控除の問題についてお伺いをしたいのでありますが、先般の政府税調、四月二十八日に中間答申が出まして...全文を見る
○北橋委員 引き続き検討されるということでございますので、私もそれ以上あえて立ち入るわけにはまいらないわけでありますが、大臣、ぜひよく承知をしておいていただきたいことがございます。  といいますのは、今、一方で大型減税を実施するというふうに自由民主党税調の方でもいろいろと作業を...全文を見る
○北橋委員 ぜひともこの制度を大切に存続させるという方向で結論が出ることを強く期待しております。  この生命保険の制度につきまして、死亡保険金について関連でお伺いをしておきたいと思います。  私もこれは最近勉強して知ったことでございますけれども、死亡したときに保険金を受け取る...全文を見る
○北橋委員 大臣も何度かサミットには行っていられると思いますが、サミットに出席をする先進国においては、この死亡保険金に対して課税をしているところはないと聞いております。アメリカも全額非課税でございますし、西ドイツも全額非課税、フランス、イギリス、イタリーも全く同じでありまして、そ...全文を見る
○北橋委員 そのように簡単にお答えになられますとちょっと次の質問ができにくくなりますが、しかし、政府が今抜本的な税制改正を行われようとしているときに、その一つ一つの重要な税の項目に対しまして、特に国民が注目をしている税の項目に対しましては、間接税以外にもたくさんあるわけでございま...全文を見る
○北橋委員 当然政府の方が無権限の行為を行っているとはお答えにならないとは理解できますが、しかし、この点と密接に結びついている納税者の掌握という問題とセットで考えますと、やはり今の制度は大変大きな問題があると思うわけであります。西ドイツを見ましても、税務当局は納税義務者というもの...全文を見る
○北橋委員 正確な調査は全国的にはされていない。推定の数字が出たわけでありますが、しかしかなり大変な数であります。東京管内だけの調査によりましても二万八千。全国にいきますと二十万という数字も出ましたけれども、かなりの方が所得税の無申告者である。これはまさに税の本来あるべき姿から見...全文を見る
○北橋委員 しかし、東京管内で二万八千人、全体の比率からすれば確かにパーセントは小さくなるかもしれませんが、東京だけで二万八千ですから、推定すると日本ではかなりな数になるわけなのです。そもそもこういったことが起こるというのは、西ドイツのように、納税者の範囲を正しくとらえる、そうい...全文を見る
○北橋委員 日本の税務行政、税法そのものが性善説に立っているとは先ほどの大蔵省のOBの方の発言でありますけれども、納税者の掌握を図る根拠となる法律が日本にはないということ自体、その性善説の典型的なあらわれだと思っております。しかし、人間は神様ではないわけでありまして、しかも最近不...全文を見る
○北橋委員 五十九年以来の制度の発足に伴って、まずまずの制度だという評価でございますけれども、サラリーマンの間では、いわゆるクロヨン、トーゴーサンという言葉に象徴されますように、やはり大変な不公平があるという不満が渦巻いております。直ちに総収入申告制に転換せよとは主張はいたしませ...全文を見る
○北橋委員 答弁の内容には不満でありますけれども、ぜひその努力を続けていただきたいと思います。  時間も限られてまいりましたが、最後に、今の税務行政というものが膨大な数の通達によって遂行されていることに対して、これは極めて問題であるという立場から質問させていただきます。  日...全文を見る
○北橋委員 数年前、民社党の強い主張で中小企業の事業承継税制について一定の改善が見られたことを私どもは政府を高く評価したわけでありますが、そのときも通達で処理されたわけであります。それに限らず、重要な部分について通達で展開をされておりまして、やはりこれは租税法律主義の立場から見て...全文を見る
○北橋委員 時間が参りましたので終わりますが、最後に、税制の抜本改革は必要であります。それは進めるべきですが、直間比率の見直しだけではなくて、日本の戦前からのそういった制度そのものに根本的にメスを入れるべき問題がたくさんあると思いますので、省におきましてもぜひとも鋭意御検討を続け...全文を見る
05月18日第112回国会 衆議院 文教委員会 第11号
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○北橋委員 民社党・民主連合の北橋でございます。議題となっております著作権法の改正に入ります前に、これからしばらく質疑をさせていただく機会が余りないと思いますので、私の選挙区の問題でまことに恐縮でございますが、恐らく全国でもこういったケースが少なからずあらうかと思いますので、その...全文を見る
○北橋委員 この問題につきましては、もう一つの観点を申し上げますと、新しく団地ができたということが一つのきっかけになっているわけですが、校内暴力だとか非行の問題がある地域といいますのは、道路も一本通ったきれいな道路というのが余りないところ、つまりどんどん新興団地ができて開発が追い...全文を見る
○北橋委員 どうかよろしくお願い申し上げます。  それでは、議題となっております著作権法の改正につきまして、順次政府の見解をただしてまいりたいと思います。  この法案の改正の第一点は、著作隣接権の保護期間を延長することでございますが、これを二十年から三十年に延長された背景につ...全文を見る
○北橋委員 海外の事例も一つの理由に挙げられたわけでありますが、海外に追いつき追い越せという時代ではなくて、これから日本が率先して一つの理想的なモデルを日本みずからつくり上げていく時代でございますので、専ら国内における関係団体の意見調整と、あるべき著作権のあり方というところから審...全文を見る
○北橋委員 今すぐに、さらにこの保護期間の延長について審議を進める御計画はないようでございますが、レコード業界あるいは芸団協の皆様方は現場では大変苦労されておられまして、自分たちの創作意欲を今後とも盛り、そして文化を発展させるためにはぜひとも必要であるというふうに考えておられます...全文を見る
○北橋委員 隣接権条約の加入につきましては、日本の国内におきましてもいまだ時期尚早であると考えている方々が少なくありません。例えば民放連でありますとか放送業界やレコードレンタル関係、幾つかのところがそういった時期尚早という判断を持っておられるようでありますが、そういった方々に対し...全文を見る
○北橋委員 隣接権条約に加入するに当たりましては、三つの要件について詳しく御説明いただいたわけでありますが、それにも関連するわけでありますが、例えばこういう問題についてどのようにお考えでしょうか。  外国には日本のレンタル業といった商売はないのだそうでありますが、今貸しレコード...全文を見る
○北橋委員 文部大臣にお伺いします。  今文化庁の答弁にもありましたように、著作権審議会の隣接権条約への加入の提言を受けまして、その円満な秩序の形成に向けて鋭意文化庁としても努力をされている、その論点その他についてもお伺いしたわけでありますが、この問題につきまして、いつごろ日本...全文を見る
○北橋委員 それ以上のことは今の段階では何とも言えないことのようでございますから、今の大臣の御答弁の御趣旨に沿って文化庁も鋭意御努力を続けていただきたいと思います。  さて、今回の法改正の第二点目の論点は、いわゆる海賊版についての規制が新たに加わったことであります。そもそも海賊...全文を見る
○北橋委員 一説によりますと、日本で海賊行為を行っている店というのはレンタル店の約半数くらいに上るのじゃないかという、こういう話も聞いております。それに比べまして、例えばアメリカを見ますと全体の五%程度くらい、極めて例外中の例外という実情というふうに聞いておるわけですが、日米間で...全文を見る
○北橋委員 警察当局も今まで違法業者については取り締まりの体制をとってきたと聞いておりますが、その実績、そして今裁判になっております告訴件数その他、訴訟状況につきましてどういう実態になっているのかお伺いします。そしてまた、今回の法改正によってこれがどの程度改善されていくと期待して...全文を見る
○北橋委員 警察庁の方でも、六十一年四月に海賊版などの不正商品を取り締まるための不正商品取締官を設置されまして、全国の警察官と協力して取り締まり業務に当たっていると聞いておるのですけれども、本庁にいらっしゃるのは今一人だと聞いております。その方がいろいろとノーハウを勉強したりいろ...全文を見る
○北橋委員 今回の法改正におきましては、「頒布のために店頭にビデオその他を陳列する等の行為」という著作権小委員会の提言よりもさらに一歩進めて、広義の「所持」という用語を使っていらっしゃるわけでありますが、これによってかなり摘発できる態様が変わってくるのではないかと思いますが、陳列...全文を見る
○北橋委員 これまでの文化庁との質疑を通じまして、今回の法改正によっていわゆる海賊版に対する取り締まりの体制がよりきめ細かくなってくる、こういう印象を受けたわけであります。しかし現実を見てみますと、日本は相当違法行為、脱法行為が行われているようでありまして、著作権を保護する観点か...全文を見る
○北橋委員 今の御説明では具体的にどういう対策をとっているのか余り詳しく聞けなかったわけでありますが、いずれにいたしましても、海賊行為を取り締まるために、そういった外国のよき事例というものは十二分に調査はされているとは思いますが、さらに現地に行かれていろいろと詳しくデータをそろえ...全文を見る
○北橋委員 文部大臣は量刑につきましては余り積極的でないようでありますが、ぜひ欧米の事例等も十分参酌されまして、こういった問題についても事務当局で詰めるように御指導をよろしくお願い申し上げたいと思います。  続きまして、映画の著作権の帰属の問題について政府の見解をただしたいと思...全文を見る
○北橋委員 時間が来たわけでありますけれども、最後に文部大臣の御所見を伺って終わりますが、実演家の人格権の保護という問題が、先般の委員会の参考人聴取でも実演家の代表の方から強く言われたわけであります。いろいろとお話を伺ってみますと、実演家の皆様方は大変御苦労されておられる、そして...全文を見る
○北橋委員 終わります。ありがとうございました。
10月21日第113回国会 衆議院 文教委員会 第4号
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○北橋委員 民社党・民主連合の北橋であります。久々に一般質問の質疑の機会を得ましたので、テーマは広範多岐にわたりますが、どうかよろしくお願い申し上げたいと思います。  私は、この文教委員会で初めて質問に立ちましたときに、最初のテーマに学歴社会の弊害の打破の問題を取り上げたところ...全文を見る
○北橋委員 文部省がいろいろと努力をされていることはわかりますが、現実に指定校制度をとっている企業というのがどれだけあるかというのは調査のしようもないかもしれませんが、やはりかなりあるのではないか。たまたま明るみに出るケースはわかるわけでありまして、そういった意味では、非常に根深...全文を見る
○北橋委員 ぜひ政府内で鋭意検討していただきまして、例えば労働大臣、文部大臣の連名で何かの通達、文書にするとか明確な方向でより一層の指導が行われることを強く要望しておきます。  さて、続きまして学歴社会の風潮を象徴するようなある事項につきまして政府の見解をただしたいと思います。...全文を見る
○北橋委員 今局長がるる言われたような幾つかの勘案すべき事項を総合的に判断をして五段階に分けているということなんですが、今お話を承った限りでは、私は詳しい数字は持ち合わせてはありませんが、例えば、東大、京大の学長さんとその他の旧帝大の学長さんとの間に管理運営の責任の重みというので...全文を見る
○北橋委員 五段階に分けている現在の制度を見直す方向で文部省も検討されているということでございますが、学歴社会の弊害を打破していくというのは非常に難しいテーマではありますけれども、やはりその象徴となっているのは、東京帝国大学なり京都帝大なりそういった歴史のある有名大学というものが...全文を見る
○北橋委員 私も振り返ってみまして、いわゆる私立六年制の一貫教育の、世間では受験校と呼んでいる学校で学んだ一人なんですけれども、やはり父兄の間では「目指せ東大、京大」、そしてまた予備校に行った友達も「目指せ東大、京大」、そういった強い意識、衝動に駆り立てられていたという、当時の青...全文を見る
○北橋委員 文部省の方におかれましても、これまで保護者が子供のために支出した教育費の調査は鋭意されてきておられます。親の負担がどの程度かについては十分御承知だと思います。  そういう意味からしますと、十六歳から二十二歳までとりあえずこの対象になるということは一定の前進であるとは...全文を見る
○北橋委員 ぜひ幼児段階における親の教育費負担の軽減に向かって万全の措置を講じていただきたいのであります。  大臣、お席にお着きになったところでまことに恐縮なんでございますが、今ちょうど税制改正に関連しまして文教関係のことを質疑申し上げておりまして、政府案には、高校生、大学生の...全文を見る
○北橋委員 ぜひお願いします。ちょうど私は二人の男の子が保育園に通っておりまして、その負担が非常に重いという若い世代を代表しての切実な声でございますので、ぜひお願いを申し上げたいと思います。  さて、文教関係にも幾つかの助成措置、実際窓口から給付されるいろいろな助成措置が講ぜら...全文を見る
○北橋委員 実際問題として、個人の所得が完全に捕捉されるようになれば問題は解決するわけでありますが、それに至る道は非常に長い道のりを要すると思いますので、その間におきまして、いろいろな窓口事務その他におきまして親の収入を判断する場合に、給与所得者とそうでない方との間には非常に大き...全文を見る
○北橋委員 ぜひともその点を御検討をお願いしたいと思います。  これは質問ではないのですが、前にも申し上げましたが、やはり奨学金でも上げっ放しの制度というのは問題がいろいろある、アンフェアという問題がどうしてもついて回る。ですから、やはり返すということを徹底して、ちょうど住宅を...全文を見る
○北橋委員 大体芸術を愛する人は少々苦労してもお金を出してやりますから、それは阻害要因にならないというのはわかりますけれども、やはり文化庁の立場は日本の文化を大きく育てる、振興させるという目標を持った官庁組織でございまして、もう既に政府案ができ上がってしまったわけでありますが、そ...全文を見る
○北橋委員 次のテーマに入ります前に、先ほどの学歴社会の弊害打破につきまして大臣に一言御決意をお伺いしておきたいのでございます。  先ほど私が取り上げましたのは、就職試験を受けにくる生徒さんの学校のリストをあらかじめ企業がつくっておりまして、そのリストに入っていないと面接さえも...全文を見る
○北橋委員 ぜひともその御決意でよろしくお願いを申し上げたいと思います。そして、労働大臣との連名の通達といったいわゆる行政指導という形で、そういう方法も含めまして今後対応をしていただくことを強く希望しておきたいと思います。  さて、次の問題は、天皇陛下の御容体が今大変心配をされ...全文を見る
○北橋委員 日本語なのですけれども、粛々と進めるというのが文部大臣の基本的な御所見だと思いますが、粛という字は自粛の粛ですね。粛々というのはどういう意味なのか、ちょっと私もわからないのですけれども、真意というものは私たちにも伝わってまいります。  ただ、学校関係者の間では非常に...全文を見る
○北橋委員 一定の方針を示す考えはないということでございますが、例えば地域によりましてはこの問題につきましていろいろと学校の管理者と現場の教職員の間で意見の一致がなくて大変心配されているところも幾つか出てきているわけであります。そういった意味で、粛々と進めればよいという大臣の御見...全文を見る
○北橋委員 局長にお伺いしますけれども、実際、教育委員会関係者の間では事実上の通知あるいは通達のような形で学校の教育現場に対して自粛についてメッセージを伝えたりしていることが行われているようでありまして、問い合わせは文部省に来てないということなのですけれども、こういった状況の中で...全文を見る
○北橋委員 政府がそういうことであるならば、もうしばらく事態の推移を見守りたいと思います。  陛下の御容体が心配される状況になりまして改めて今教育現場の間で問い直されている問題は、古くて新しい問題ですが、国歌と国旗の問題であります。  これまで国歌と国旗につきましては文部省の...全文を見る
○北橋委員 文部省の特別活動の実施状況に関する調査におきましても、例えば卒業式の国歌斉唱というのは全国で七三から五三%ぐらいの間であろう、このように調査をしておりました。これまで文部省も初等中等教育局長の通知という形におきまして「国旗の掲揚や国歌の斉唱を行わない学校があるので、そ...全文を見る
○北橋委員 例えば一例を挙げますけれども、学校の教育現場で、教師が行事のときに国歌の斉唱、国旗の掲揚について反対の意思を持っていまして、その行事に欠席をする、その期間だけでも欠席をする、こういった文部省の方針にたがうような行動をとる現場の教師が仮にいたとしますと、それに対しては適...全文を見る
○北橋委員 そうすると、別にこれに反するような行動をとる教師が現場にいたとしても特に任命権者としてはそれに、ペナルティーという言葉は余り使いたくありませんけれども、何らかの措置は今はとっていないんでしょうか。ただお願いをするだけでしょうか。
○北橋委員 私も、厳正に処分してほしいという気持ちを今申し上げているのではありませんが、今まで文部省の方も現場に対して鋭意いろいろな形で指導されてきているにもかかわらず現場では大変混乱をしているということがありますので、適切な対応を今後ともお願いをしておきたいと思います。特に今陛...全文を見る
○北橋委員 その御努力は多といたしますが、実際問題、日本の八割から九割ぐらいの学校におきましては、小中高におきましてコンピューターとはほとんど無縁な教育が今行われているようでありまして、これは相当力を入れてやりませんと先進諸国との格差という面から見ても埋まらないということがあると...全文を見る
○北橋委員 教育課程審におきましても、具体的に情報化への対応について一項目起こして、非常に強調して今後の重要課題として取り上げているわけでありまして、やはり予算を単年度ごとに取っていくという作業も大事でありますけれども、大体何年ぐらいまでにここまで整備をしていくという基本目標をぜ...全文を見る
○北橋委員 その基本方針をぜひ貫いていっていただきたいのでありますが、私も振り返ってみまして、中高のときに英語を勉強するときに無言の圧力で常に子供心にのしかかってくるものというのは、目指すは大学入試のときの英語の問題だったわけであります。担任の英語の先生もよく言われていましたけれ...全文を見る
○北橋委員 ぜひ大学の入試の段階におきまして改善がされますことを念願をしたいと思います。もちろん個々の大学におきまして入試問題のあり方について文部省の方から指導できることというのは限度があることは承知をしておりますが、とにかくここを変えない限りは、中学生、高校生が先生と一緒になっ...全文を見る
○北橋委員 ぜひともこの問題にについて勤労家庭の負担を軽減するという立場から、やむを得ず急に転勤になった場合には入園料を返還するという方向で関係者との間の話し合いがまとまることを期待しておきたいと思います。  あともう一点、海外子女の受け入れについてお尋ねをしたいと思います。 ...全文を見る
○北橋委員 その中で定員枠の問題があるのですが、実際試験を受けてみると、やはり外国の学校で勉強してきた子供というのは、日本のような数学とかああいった科目については相当立ちおくれている。古文、漢文もそうであります。そういった意味におきまして、やはり海外で勉強されている子女というのは...全文を見る
○北橋委員 よろしくお願い申し上げます。  時間が来ましたので、これで終わります。
11月02日第113回国会 衆議院 文教委員会 第7号
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○北橋委員 民社党・民主連合の北橋であります。  ただいま議案になっております教育職員免許法等の一部を改正する法律案につきまして、先般同僚の林委員が大要につきまして御質問申し上げておりますが、それに続きまして、以下、順次政府の見解をただしてまいりたいと思います。  第一番目の...全文を見る
○北橋委員 私どもは今回の政府提案の免許法の一部改正案について、その基本的な趣旨に対して理解をするものでありますが、個別の事項につきまして幾つか政府の明快なる答弁を求めていきたいと思います。  まず第一に、普通免許状の種類の改善についてであります。今回新たに幼稚園から高校までを...全文を見る
○北橋委員 その場合の条件なんですけれども、実務経験とか単位の修得とか、事細かに一定の方針はもう既に固められているのでしょうか。
○北橋委員 そこで、専修免許の所持者については、ほかの免許所持者に比べましてより専門性が高いことを明記されることになると思うわけです。この場合の専門性ということの意味でありますが、教科についての専門性ということでしょうか。例えば教育心理学とか児童心理学といった分野について特に深く...全文を見る
○北橋委員 その専門性という条件については、かなり弾力的に対応するということで理解をさせていただきます。  さて、専修免許を取得しておりましても、小学校の場合、原則として今は全教科、すべての教科を一人の先生が担当されていると聞いております。専修免許保持者の専門能力を生かすという...全文を見る
○北橋委員 そういった趣旨を今後生かすようにという御答弁でございますが、そうしますと、具体的に教職員の定数の問題とか、小学校段階におきまして教科担任制という仕組みをより一層推進するための財源だとか手当てがいろいろと必要になってくると思うのですが、そういうものも含めて積極的に今後文...全文を見る
○北橋委員 ぜひその線で御努力をお願いしておきたいと思います。せっかく専修免許という制度を新たに設けるわけでございますから、小学校段階におきましてもその趣旨が生きてくるように御努力をお願いしておきたいと思います。  続きまして、これは私どもは極めて重要な問題だと認識しておるわけ...全文を見る
○北橋委員 政府の現在における基本的なお考えというものは、それ以上の答弁を越えられないのかもしれません。  私も先般、友人の民間企業に勤めていらっしゃる方々とこの問題について議論をしたのですが、民間では職場が活性化するため、企業が生き延びるために毎日すさまじい切瑳琢磨が社員の中...全文を見る
○北橋委員 それ以上のお答えは期待をしても無理なのかもしれませんが、やはり日本の社会は、適正な競争原理があらゆる分野で働いたところの領域については世界一のリーディングインダストリーがいっぱい出現しています。競争が的確に働いていない社会というのは、やはり沈滞をしているわけです。 ...全文を見る
○北橋委員 ぜひとも、今後大臣並びに政府委員の皆様方の御努力をお願いをしておきたいと思います。  少し角度が変わるわけでありまして、この法案と直接関係はしないわけでありますが、免許の更新制という考え方があります。今でも裁判官の皆様方につきましては再任制度というものがございますよ...全文を見る
○北橋委員 政府の現在における対処方針についてはそれでわかるわけでありますが、次回の機会に質問させていただこうと思っておったのですけれども、もし御答弁があるようでしたらお願いしたいのです。  その免許の更新制については現在いろいろと問題があって考えておられないということでありま...全文を見る
○北橋委員 適正に教育委員会等と連携をとって対処されておるということなのですが、私が問題にしておりますのは、法令上の規定を見ますと、現在職にある教員については懲戒処分を受けない限り、それくらいひどい場合でなければ免許の失効がないわけです。これが本当に社会の常識と合致しているのかど...全文を見る
○北橋委員 これは質問通告しておりませんでしたので、大変御迷惑をおかけいたしましたが、いずれにせよまた改めてこの問題を取り上げたいと思いますので、そのときにまた再度質問をさせていただくことにいたしたいと思います。懲戒免職の処分を受けて、その情状が重いと認められるときに限って教員の...全文を見る
○北橋委員 そうしますと、教科あるいは教職にかかわるもろもろの問題についてというそういう大まかな項目程度にしか今の段階ではわからないわけですね。さらにそれを突っ込んでやるのは法案が成立した後の作業ということになるわけでしょうか。
○北橋委員 そういうことで結構でございますが、この法案が審議されるに当たりまして、現場の教職員の先生方の中には、どういった講習になるのだろうか非常に不安も持たれておりますので、できることならばある程度ガイドラインが政府の答弁から出ることを期待したわけでありますが、今後現場の教職関...全文を見る
○北橋委員 それでは、認定講習を受けることによってその間授業に支障が及ぶとか、そういうことはない、あくまでも受け持ちの授業は担当しながら認定講習を受けられる、そのように理解しておいてよろしいわけですね。
○北橋委員 次に、二種免許から一種免許に昇格される場合に、経験年数に応じた単位軽減措置というものがあるわけですが、採用後十五年経過した教員については講ぜられないことになると思います。十五年経過して一種免許を取得しようとする者については少々厳しいような気もするのですけれども、単位修...全文を見る
○北橋委員 その点についての政府の方針は理解できました。  次に、養護教員の方々の扱いについてであります。  現在養護教諭免許を持っておられる方は、一級で千六百六十七名、二級はそれよりずっと多くて二千三百二十一名となっております。六十二年六月一日現在の数字であります。小中学校...全文を見る
○北橋委員 養護教諭の皆さん方に対しまして、上級の免許を取得されるように特段の配慮を私の方からもぜひとも文部省にお願いをしておきたいと思います。よろしくお願いいたします。  続きまして、社会人の学校教育への活用という項目についてであります。  今回の法案によりますと、特別免許...全文を見る
○北橋委員 私どもは、今回政府の提案された法案の中で、見識を持たれている、そして経験豊かな社会人に学校教育の現場にこれからどんどん来ていただいて教育現場を活性化させるということについては大賛成でありまして、よく思い切っていただいたと思って評価をしておる一人でございます。  そう...全文を見る
○北橋委員 大臣に、この社会人を登用するということについて忌憚のない御決意というものを私、聞かしていただきたいのですけれども、私も、父が高等学校の数学の教師をしておりました関係で、教職員の現場の話については小さいときからよく聞かされていたのですが、非常に熱心な先生でも、熱心であれ...全文を見る
○北橋委員 ぜひともこの制度の推進に関しまして政府の特段の御高配をお願いしておきたいと思います。  さて、このたびの法案では、授与権者の許可を受けて免許がなくても非常勤講師として社会人が教壇に立てるようになるわけなんですが、その場合、「教科の領域の一部に係る事項」等の教授または...全文を見る
○北橋委員 今政府委員の方から郷土史あるいは家庭科のお話が出ましたが、例えば語学について、特に外国語なんかでもあるのでしょうか、例えば英会話の部分とか。
○北橋委員 できるだけいろいろな機会にそういった科目につきまして専門的知識のある方々から子供たちが授業を受けられるように、ぜひ特段の御配慮をお願いしておきたいと思います。  さて、いわゆる非常勤講師として一年間特定の科目を受け持つというようなことも可能になってくると理解してよい...全文を見る
○北橋委員 それでは、大学の先生が小中高で、あるいは高校の先生が小中学校でといったふうにほかの学校段階の先生が教えることもこの制度で可能になると理解していいのでしょうか。
○北橋委員 かなり弾力的にされていくと理解をしておきます。  さて、今回の改正で免許状授与に必要な単位数の引き上げがかなり大幅になっているわけであります。どういった科目が今後ふえてくると理解していいのでしょうか。また、単に単位数をふやすだけではなくて、養成段階で教師としての動機...全文を見る
○北橋委員 ぜひ実践的な指導力が身につくようなカリキュラム編成について御検討を深めていただきたいと思います。  さて、現場の方々のお話を聞いてみますと、現在教員免許を取得するために修得しなければならない科目というのは、教育原理、教育心理学などの教職に関する専門科目と教科ごとに定...全文を見る
○北橋委員 私も学生時代、講義を受ける場合に、パーフェクトに満足をするというケースは余りありませんでした。実際に教員養成課程にある方々にとってはいろいろな不満も多々あると思いますが、しかしこの問題については、現場において今のままでいいんだろうかという声がかなり根強いものであります...全文を見る
○北橋委員 あと、もう一点お伺いしておきます。  今回の法案は六十四年四月施行の予定でありますが、六十九年三月末までは経過措置として現在のゼロ単位上進が持続すると聞いておりますが、事実でしょうか。経過措置を置きますと、現在、経験十年以上の現職教員については経験年数のみで上級免許...全文を見る
○北橋委員 これで質問を終わるわけでありますが、最後にこの問題を総括いたしまして、私が特に関心を持っておりますことについて重ねてお願いをいたしまして質問を終わらせていただきます。  その一点は、先ほどるる御説明いただきましたが、各種免許を三種類にすることによりまして将来は給与等...全文を見る
○北橋委員 ありがとうございました。