北橋健治

きたはしけんじ



当選回数回

北橋健治の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号
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○北橋議員 私は、ただいま議題となりました租税特別措置法の一部を改正する法律案について、民主党を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  今、我が国は、深刻な長期不況に陥っております。日本経済を本格的な回復軌道に乗せるには、国民経済の根幹を支えてきた中小企業を抜本的に支援し、...全文を見る
02月24日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号
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○北橋委員 民主党の北橋健治でございます。  特例公債並びに税法二法の審査に当たりまして、きょうは上田委員の方より、閣僚としての見識を疑うような、耳を疑うような発言の問題についての提起がございました。これにつきましては、先ほど上田委員より御指摘がございましたように、テープをしっ...全文を見る
○北橋委員 通産政務次官、お越しいただきましてありがとうございます。  そういうことで、かなりこれからピッチを上げて議論が集約されてくるわけでございますが、私、たまたま去年の夏、鉄鋼問題のアンチダンピング問題でアメリカ政府の方に二回ほどかけ合いに行ったわけですが、そのときに、ア...全文を見る
○北橋委員 環境庁、通産省、お忙しいところありがとうございました。御退室して結構でございます。あとは大蔵省の方にお伺いをいたします。  そういうことで、今関係省庁でこの問題の議論を進めているわけでございますが、政府税調の直近の答申によりますと、今後の重要な特記事項として、最初に...全文を見る
○北橋委員 外形標準課税を都知事が決断をされ、次はディーゼル車における環境問題で相当思い切った方向を出されるのじゃないかと思うのですね。したがいまして、私はこれはもう待ったなしではないか。私は、政府税調答申で税負担の基本原則がさらりと書かれているのですけれども、意外と早く政府の方...全文を見る
○北橋委員 この問題については、いろいろな機会に質疑をすることができると思いますが、私も、民主党の中ではこの問題はまだ完全に合意に達してはいないのですけれども、やはり現在の経済情勢というのが大変な設備過剰を抱えていて、雇用、リストラ不安というのが蔓延をしているときでもございますの...全文を見る
○北橋委員 配慮されていることは、御苦労は一たんは認めたいと思いますが、もっと配慮してほしいということですよね。  それから、地価税のことをおっしゃいましたけれども、確かに、定員をつけるときに、官庁間のやりとりというのは私はよく存じ上げませんけれども、地価税という時の大きなテー...全文を見る
○北橋委員 もうちょっと欲しいなどとおっしゃらずに、やはり税務行政は国家の存立にとって大変大事なことなのだから、これだけは必要だという不退転の決意をお示しにならないと、これはやはりみんな減らしていく作業ですからつらいわけですから、やはり政治家のリーダーシップが必要だと思うのですね...全文を見る
○北橋委員 総務政務次官、ありがとうございました。全会一致でまたことしも国税職員の定員増、処遇改善についてはぜひ御決議を皆様でしたい、このように思っております。地価税その他、そういう部面もあるでしょう。しかし、物すごい事務量が増大していて大変なことになりかねませんので、今度はいい...全文を見る
○北橋委員 今回の政府税調答申を見ますと、これを導入するとした場合にかくかくしかじかの問題点があるということがずっと羅列されている。それはわかっていることなんですが、そもそもなぜそれを議論しようとしているのか、そこに政府の顔が見えないのではないかと思います。  国民への理解を求...全文を見る
○北橋委員 最近のアメリカの雑誌に、日本政府の失われた十年というのがございまして、きょうは詳しく述べることはできませんが、三・五兆円に上る国民の税金を死に体の経済に注ぎ込んだ、しかし一般国民は政府の支出による経済回復を容易に信用せず、用心深い消費行動しかとらなかった云々でございま...全文を見る
○北橋委員 時間が参りましたので、これで終わります。ありがとうございました。
03月14日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第8号
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○北橋委員 民主党の北橋健治でございます。  まず、旅費の法案につきまして質問させていただきますが、今回は行政コストの削減を図るという意味におきまして、官僚の皆さんからしますと、六百三十人とも言われているファーストクラスを利用されていた方が、今回の改正で七十人ぐらいに絞り込まれ...全文を見る
○北橋委員 私も伝え聞くところによりますと、アメリカの国務省の職員が海外出張をすると、時差もあります、大変ですので、例えば二十四時間を、その間ジェットラグの対応のために時間を置いてから海外の会議に出るようにしているとか、そういうシステムを聞いたことがあるのですが、そういう国々の職...全文を見る
○北橋委員 私は国会議員はビジネスに乗るべきだと思っておりますので、大変残念でございますけれども、まあ、これは議運での話し合いでございますので、議運での話し合いを見守りたいと思っております。  続きまして、関税定率法の改正案につきまして、特に関心の深い事項について絞って質問をさ...全文を見る
○北橋委員 別問題だとおっしゃったのですけれども、現実には、私、心配をされている皆さん方の御意見を十分聞くチャンスがなかったのでございますが、しかし、このような形で導入されますと、そういう社会悪の密輸をねらっている人たちが巧みにこの制度に便乗して悪用するのではないか、そういう心配...全文を見る
○北橋委員 この新しい制度は、法令の遵守という大前提を置いてこれから運用されると思いますけれども、いささかもそのような懸念が出ないように、万全の対応をとっていただきたいと思います。  続きまして、麻薬、大麻あるいは銃器等、いわゆるそういう社会悪と言われるものが昨今大量に日本に向...全文を見る
○北橋委員 二百万というのは大変な数でございますが、何でも、警察庁の外郭団体では二百二十万という数字も私は聞いたことがありますが、その推定の根拠を教えていただけますか。
○北橋委員 いずれにしても、二百万という、若干の誤差があるにしましても、大変な脅威になってきていることは間違いないということがよくわかったわけでございます。  そこで、その社会悪と言われるものがどうやって日本の国内に上がってくるかでありますが、税関の職員の皆さんがチェックをする...全文を見る
○北橋委員 海上保安庁と警察庁に改めてお伺いいたしますが、現在の人員その他の体制で、本当にこの激増する社会悪の物品を押さえることができるかどうかという率直な疑問に対してお答えいただきたいのですが、平成六年から十年までの五年間に、覚せい剤で押収されたのは千七百七十キログラムという数...全文を見る
○北橋委員 今、第三次覚せい剤乱用期と言われて、二百万と言われる人たちが手を染めているのではないか、大変深刻な事態になっているわけです。政府も九八年から二〇〇二年まで薬物乱用防止五カ年戦略を立てて頑張っていることはわかっております。しかし、今のお話を聞いておりますと、過去五年を上...全文を見る
○北橋委員 総務庁にお願いしておきたいことは、税関のみならず、海上保安庁、警察、こういった部門に当たる人たちについても特段の配慮をしていただきたい。そして、ぜひともまた附帯決議の形で私どもが懸念していることをお伝えして、これから特段の配慮をいただきたい、こう思っております。  ...全文を見る
○北橋委員 ぜひ大蔵大臣、総務庁、頑張っていただきたいと思います。  そして、きょうは、日掛け金融の取り締まりにつきましては、ぜひ質問させていただきたかったのですが、時間が参りましたので、別の機会に譲らせていただきます。  終わります。
○北橋委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     関税定率法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。  一 関税率の改正に当たって...全文を見る
03月23日第147回国会 衆議院 本会議 第14号
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○北橋健治君 私は、民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました預金保険法等の一部を改正する法律案、保険業法及び金融機関等の更生手続の特例等に関する法律の一部を改正する法律案、両案につきまして、小渕総理並びに関係大臣に質問いたします。  小渕総理、けさの朝刊をごらんになら...全文を見る
03月31日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第11号
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○北橋委員 民主党の北橋健治でございます。  きょうは、私は、保険業法並びに関連法案の質問に絞って以下質問をいたしますが、与野党の理事会におきましても、預金保険法も政府側にとりましては大事なんでしょうが、極めて重大な問題点がございますし、そしてまた一方、最近、保険三社に対しまし...全文を見る
○北橋委員 今の説明の中で、予定利率が非常に高い商品がいっぱいあったということですが、これは商品は認可制になっているわけで、そういった意味でこれまでも保険業法に基づいていろいろと指導監督はできたわけでございまして、反省の弁としては、私どもは、本当に深刻に監督責任を感じていらっしゃ...全文を見る
○北橋委員 二番目に言われた新規契約が減少してきたというのは、この二年間、戦後初めてのことだというふうに聞いているわけなんです。これはやはり、日産生命、東邦生命の破綻に伴って、いざ破綻すると自分の期待していた契約がカットされる、それによって生保への信頼が揺らいでいたということだと...全文を見る
○北橋委員 ということで、結局この問題は、今後の景気回復の状況、それに伴う資金需要というのがかぎであるということなんですが、それにしましても、デメリットとおっしゃいましたけれども、通産省の試算で、一部、二部上場の企業において企業年金の積み立て不足が約四十兆円になる、これが新会計基...全文を見る
○北橋委員 そうしますと、大臣の景気認識によると、報道されているように、公共事業の前倒しは必要がない、そして新たに補正予算を組む必要もない、このように考えていらっしゃるわけでしょうか。
○北橋委員 非常に明るい展望を語っていただいているわけですが、設備投資につきましてはともかく、個人消費について、一、二%の成長に乗るような雰囲気というのは、我々には全く見えない。本当に凍りついた状況でしかない。  その最大の原因は、将来に対する先行き不透明、いわゆる不安というも...全文を見る
○北橋委員 景気認識は民主党との間にかなり開きがあるわけなんですが、それでも、今るるお伺いしてきましたのは、やはり超低金利政策によるさまざまなひずみ、ゆがみという問題が、もうそのデメリットは看過し得ない状況をはるかに超えてきている、したがってこれは軌道修正すべきときに来ている、こ...全文を見る
○北橋委員 きょうは日銀総裁にお越しいただいておりませんので、また別の機会に引き続きお願いしようと思っておりますが、いずれにしても、銀行については、低金利政策で一九九五年以降極めて高水準の業務純益を確保している。ところが、生保については、この七年間で十兆円ぐらいの逆ざやという問題...全文を見る
○北橋委員 財産権の侵害という憲法上の大原則を出されますと議論はとまっちゃうのですけれども、公共の福祉にしましてもそれがすべてでないわけで、いろいろな知恵を使えば、憲法の許容する範囲内でいろいろなポリシーは考えられると思うのですが、私は、それ以上に、実態的に、現実的に非常に難しい...全文を見る
○北橋委員 それで、今回いろいろな措置を講ずるわけでございますが、この予定利率の問題については、当局は全くその責任がないわけではないのではないかと思うわけでございます、予定利率は当局の認可制でありますし。そういったことについて、その責任をどうお感じになっていらっしゃるでしょうか。
○北橋委員 かつて引き上げについてかかわったことがある、お話を聞いておりますと、当時としてはそれはよかったんだと言われているのですけれども、これは当局の認可によって予定利率も定まっているわけで、それを下げるということができない商品である。そして、高い予定利率を抱えているために逆ざ...全文を見る
○北橋委員 今、簡保のお話を例にとられまして、当時はいい判断であったという御説明なんですが、それはそれとしまして、ちょっと簡保の御指摘があったので、今回の法改正で簡保の存在というものについて理論的にどう整理をされたか、それについてお伺いをいたしましょう。  今回はいろいろなとこ...全文を見る
○北橋委員 質問通告しておりませんでしたので、今ここでその問題はあえて取り上げませんが、いずれにしても、いろいろと理由を述べられるのですけれども、保険業界に対して上げろと言ったことは間違いないわけで、そういった意味で、私は、やはりその点の責任も感じてほしいと思います。ここでやりと...全文を見る
○北橋委員 これについては審議会でも今るる議論がされております。また、銀行や損保との関係も含めて議論があるところでございますので、別の機会に譲りますが、いずれにしましても、長期にわたる運用でございますから、昭和五十年、五十一年に当局がとった対応、これについての責任は重大である、こ...全文を見る
○北橋委員 要するに、外資系の生保の企業の声もぜひ聞いてくれ、そういうことだと思うのですけれども、基本的に、アメリカの議員が言ってきたことも、あるいはアメリカにおける保険業界の立場も考えますと、なぜそもそも一千億円という民間の負担を今回するんだ、何で一部の破綻した企業の分まで、お...全文を見る
○北橋委員 今回、この法案が成立をいたしますと、不幸にしてまた新たな破綻があった場合には、足りなくなれば補助金ということになるのでしょうけれども、その場合、外資系の企業が指摘して、私も、法律で通るわけでございますから、その一千億円の財源というものは保証されると思うのですけれども、...全文を見る
○北橋委員 そうすると、この国庫補助につきましては、迅速、確実に行われる、そこでまた新たな問題が発生するという心配はない、このように考えておいてよろしいでしょうか。
○北橋委員 私は、このセーフティーネットは、国民の個人金融資産の四分の一が生保でありますし、アンケート調査を見ましても、老後の生活を考えるときに、一番頼りにしているのはこの生命保険であるわけです。そういった意味で、ほとんどの国民が加入していることでもございますし、これは金融に対す...全文を見る
○北橋委員 今回の法改正の中には、破綻する前に早期発見、早期是正、それによって破綻に伴う社会的コストを削減する、場合によっては責任準備金が削減されるような不幸な事態を少しでも緩和する、こういう前向きの新たな手法が取り入れられているわけでございますが、いわゆるリスク管理のあり方につ...全文を見る
○北橋委員 要するに、早期発見早期治療といいますか、具体的に審議会におきまして方向性が出されました。これは全部やるということですね。この法律が成立して、三カ月間施行期間をとっておりますけれども、それまでに全部きちんとやるということですか。この審議会の答申で、かなり踏み込んでいろい...全文を見る
○北橋委員 審議会では引き続き検討課題というのを幾つか残していますね。その中で、保険会社のディスクロージャーを充実させるということにつきましては、これまで相互会社であったために財務の健全性について株式市場の厳しいチェックを受けてこなかったという指摘のもとに、かなり近年その充実が図...全文を見る
○北橋委員 谷垣大臣に最後に質問して終わりますが、この法律が数年前に施行されておったら、日産生命、東邦生命の破綻は防げたでしょうか。
○北橋委員 保険業法につきましては、銀行における窓口販売の問題、そしてまた構成員契約ルールの問題、その他今後の生保の経営形態のあり方について質問がございましたけれども、時間が来たので、きょうはこれで終わりたいと思います。  ありがとうございました。
04月04日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第12号
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○北橋委員 民主党の北橋健治でございます。  初めに、この間の本会議場で、私も小渕総理に対しましてオブチノミックスの批判を、がんがん思いのたけを言わせていただいた一人といたしまして、心からお見舞いを申し上げたいと思っております。  さて、前回の質問からきょうの間に、自自公の連...全文を見る
○北橋委員 大蔵大臣、率直な見解ありがとうございました。  そして、きょうは日銀総裁、本当にお忙しい中、ありがとうございます。
○北橋委員 大蔵大臣、日銀総裁から含蓄に富みました御所見を承りまして、まことにありがとうございました。自自公連立が解消に向かって新たな政権の枠組みが模索されようとしておりますが、デノミの問題につきましては、それぞれから種々の問題点があるという御指摘、まことにそのとおりだと思います...全文を見る
○北橋委員 そこで、いろいろな各界の方々が、私ども民主党が反対しているのみならず、モラルハザードを招くのではないか、あるいは日本の金融のこれからの自己革新のためにもいろいろな問題、弊害があるのではないかという指摘がたくさんあるわけでございますが、中でも、金融当局の最高責任者でいら...全文を見る
○北橋委員 私は、与党内の政治決着がつく前夜における非常に重要な場面におきまして、日銀総裁が体を張って正論を貫かれた、そのことに心から敬意を表する一人でございます。  さて、そのときの大蔵大臣はどういう反応であったか。十二月二十四日、クリスマスイブのときでございますが、宮澤大蔵...全文を見る
○北橋委員 このペイオフ、預金保険法の問題につきましては、これから残された時間、私どもが最も重大な関心を寄せる問題でございますだけに、いろいろ質問させていただきますが、私は、本会議で大臣の答弁をいただきまして、一言一句読み返してみたのでございますが、今御答弁がありましたように、信...全文を見る
○北橋委員 大臣の率直な御所見はよく承っておきますが、同僚委員より、またこの機会を通じましていろいろとやりとりさせていただきたいと思います。  きょうは日銀総裁にお越しをいただきましたが、この保険業法の改正等の議論をいたしておりまして、セーフティーネットの再構築を図る、そして倒...全文を見る
○北橋委員 ゼロ金利政策の解除のタイミングをどう考えるかにつきましては、私、日銀総裁の三月二十一日「「物価の安定」と金融政策」、この講演内容を十回ぐらい読んだでしょうか、要するに、日本経済は集中治療室から出ていないというような非常に厳しい認識をされておりまして、大蔵大臣や経済企画...全文を見る
○北橋委員 予定しておりました質問項目が多岐にわたっておりますので、最後にもう一度お伺いしますが、私は、保険業法の審議を通じまして、あるいは最近の勤労者の職場生活をめぐる状況を見ておりまして、多年にわたっております低金利政策がいよいよ本格的な見直しのときを迎えつつある、こう思うわ...全文を見る
○北橋委員 このほか、大量の国債発行が将来の悪性インフレにつながっていくのではないかという問題と、最近よく言われる調整インフレの問題についてもお伺いしたかったわけでございますが、また別の機会に譲らせていただきます。ありがとうございました。  続きまして、保険業法の問題に入ります...全文を見る
○北橋委員 ぜひ、そういった前向きな試みに対して温かくサポートをするという姿勢で対処をしていただきたいと思います。  さて今回、住宅ローンを契約するときの窓口で損保等の商品についても扱えるようにする。銀行の窓口における保険販売についても一部認められていくことが実現しているわけで...全文を見る
○北橋委員 ぜひ保険審議会の報告を尊重していただきまして、消費者、契約者を保護するという見地から、現場にもこんなことがあっていいのかというような事例が幾つか報告されていると思います。非公式には大蔵省も聞いておられるかもしれませんが、やはりいろいろな事例があるわけですね。そういった...全文を見る
○北橋委員 私は、何事も抽象的な議論ではなくて現実から出発すべきだと思っているのです。  この二年半前にも、本人の意思にかかわらず圧力的に募集が行われているという事例を私も一部紹介いたしましたが、あれからまた、例えば、九九年の九月からだけで見ても、企業代理店による従業員の圧力事...全文を見る
○北橋委員 ぜひその方向で頑張っていただきたいと思います。  次に、預金保険法の改正にかかわる問題でございますが、既に私は本会議におきまして、日本版ペコラ委員会というものが必要であるということを申し上げたのですが、たまたま先日私の事務所に、日債銀の株と金融債を全財産、実は親友が...全文を見る
○北橋委員 今の説明には納得がいきません。個人名、企業名を全部出す必要は全くないわけで、それは伏せて、仮の名前でよろしいわけですね。  私はあえて今、富士銀行でもなく長銀でもなく、日債銀を取り上げたのですが、これはいろいろな見方があるでしょうが、日債銀の粉飾の事件というのは、大...全文を見る
○北橋委員 時間がないために、なぜこれが必要かということについて十分説得力のある議論ができなかったことを大変残念に思っております。  委員長、ぜひ理事会におきましてもこの問題、重要な資料の提供にかかわることでございますが、御協議をいただければありがたいと思います。
○北橋委員 ありがとうございました。
04月18日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第15号
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○北橋委員 はい。  民主党の北橋健治でございます。  宮澤大臣におかれましては、このたびのアメリカへの御出張、強行日程で当委員会にお帰りをいただきまして、ありがとうございます。  時間が限られておりますので端的にお伺いいたしますが、今回のニューヨーク市場の株価下落、これを...全文を見る
○北橋委員 きょうは日銀総裁はまだお帰りでございませんので、日米の間で、今後の我が国の財政金融政策に影響がありかねない、いろいろな重要なお話があるかもしれませんので、またそのときに質問を譲ります。  さて、この株価の急落を受けまして、与党の方から、公的資金一兆円を株価対策等に充...全文を見る
○北橋委員 報道によりますと、サマーズ長官初めアメリカ側からも、今後、日本の景気の着実な回復のためにいろいろと要請があったやに伝えられております。それだけに、追加的な財政措置というのは我が国だけの問題ではなくなっておりますので、非常に重要な政治的な判断を要するわけでございますが、...全文を見る
○北橋委員 ぜひこの件については、私は、海外から大きな不信を招かないように、一時的な政治的思惑のもとで振り回されないことを強く要望させていただきたいと思います。  最後の四点目ですが、急激な為替相場の変動を阻止する適切な措置ということがございますが、毎日新聞の報道によりますと、...全文を見る
○北橋委員 そうしますと、この九九年度、史上最高の介入によって差損が五兆円というのはびっくりするほどの数字でございますが、何兆円になろうが、やるときにはやるということですか。
○北橋委員 この点については、大臣も御見識がおありで、我々と必ずしも一致はしませんが、株価の動きというものをもうしばらくの間見守って、改めて、また日銀には日銀のお考え方もあるでしょうから、お尋ねをさせていただきたいと思います。  預金保険法の改正に関連いたしまして、附則の改正で...全文を見る
○北橋委員 この二信組が破綻するに当たりましては、国会でも参考人招致で、ずさんな放漫経営の実態が明らかになったイ・アイ・イ・グループへの乱脈融資ということが大きな原因になっているとも言われております。そして、これまでこの二信組の破綻処理に伴う負担は、国と東京都とそして金融業界がお...全文を見る
○北橋委員 東京都がこの問題で強く難色を示し反発をしてきたというのはなぜか、皆様も御案内のとおりだと思うのですね。納税者が見ているからですよ。なぜあのようなでたらめな乱脈経営のしりぬぐいを我々の税金で面倒見なきゃならないのか、そういう声があるからこそ、東京都も踏み切れなかったのと...全文を見る
○北橋委員 同僚の委員から、今回の預金保険法の審議に当たりまして、長銀、日債銀に七兆円の国民の税金がつぎ込まれた、そして、七兆五千億円の公的資金が十五行に注入された、そして、その中でも富士銀行は一兆一千億円の税金を注入されている。しかし、その過去には、先ほどから、十二億円の、政治...全文を見る
○北橋委員 二年前に私、野党の大蔵筆頭理事を仰せつかっておりまして、当時、接待疑惑、金融不祥事で大揺れに揺れたときがございます。そして、大蔵の理事会におきまして資料要求をいたしました。予算委員会の方でも、これは重要案件となりまして、すったもんだ与野党で闘いまして、結局、名前の出て...全文を見る
○北橋委員 つまり言えないということですね。大変残念であります。結局そういうことで、やはりいろいろな思惑が生じてくるわけです。私どもも実際それを見ていないのだからわからないのですね。ですから、私どもは、納税者に理解、納得が得られるように、やはりそういう重要な資料については国会に提...全文を見る
○北橋委員 時間が来てしまいましたが、最後に大蔵大臣に、四千億円の公的資金を用意したことについてはるる意見があるわけでございますが、やはり年金だとか生命保険だとか、自分の未来に対する安心というものが崩れた場合に、もう日本の経済も社会も本当に大変なことになると私は思うのです。  ...全文を見る
○北橋委員 私は、民主党を代表し、政府提案の預金保険法等の一部を改正する法律案に反対し、民主党提案の修正案に賛成する立場から、また保険業法及び金融機関等の更生手続の特例等に関する法律の一部を改正する法律案に賛成する立場から討論を行います。  まず、政府提案の預金保険法等の一部を...全文を見る
04月21日第147回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○北橋委員 民主党の北橋健治です。  まず冒頭、大臣に御確認をさせていただきたいのですが、河野大臣は、小渕前総理の入院をいつ、だれから、どこでお聞きになられたか、お伺いをしたいと思います。
○北橋委員 どなたからの連絡だったでしょうか。
○北橋委員 承っておきたいと思います。ありがとうございました。  きょうは、まず第一に、永住外国人の皆様に地方参政権を付与する、実現をする法案が今国会でどのようになるかということについて、大臣の御決意を承りたいのでございます。  このたび、訪韓をされまして、韓国首脳ともこの問...全文を見る
○北橋委員 関心がおありだということでは困るのでございまして、積極的な政治のリーダーシップが今問われていると思うんです。自自公三党が国民に対して約束をしたことであります。そして、韓国の方は一足先に、五年以上定住された外国人については地方参政権を付与する方向で腹をくくってきているわ...全文を見る
○北橋委員 いずれにしましても、ぜひ河野外務大臣の積極的なイニシアチブ、リーダーシップを期待したいと思います。  私は、民主党内におきまして、永住外国人の地方参政権を実現するプロジェクトの座長を仰せつかっております。そういった意味で、きょうは与党案につきまして、法務省入国管理局...全文を見る
○北橋委員 私どもの考えているところでは、公選特の委員会でしっかり議論させていただきますが、これは窓口においても相当に無理のあることだ、そして国籍条項をここで持ち込むということは非常に大きな問題を惹起するということを申し上げておきたいと思います。改めてその委員会で質問させていただ...全文を見る
○北橋委員 大分年月がたっておりますので調査は大変難しいかもしれませんが、北朝鮮政府との間の円滑な外交関係というものがこのレバノンの救出に当たって大きな意味があったという答弁は、私には理解しがたい。そういう問題ではないと思います。恐らく、我々の見えない世界でレバノン政府は格闘して...全文を見る
○北橋委員 そうしますと、レバノンもそうですが、韓国においても拉致をされた事実というものがあるということでございますが、そのほかの国々にもこういったことがあるのでしょうか。
○北橋委員 さて、そこで、日本人を拉致したということは、国家の主権の侵害に当たると私は考えます。重大な案件でございます。本来ならば、断固たる外交姿勢で対処すべきところでございますが、現在の日本政府のとっておられる姿勢というのは、対話によってテーブルに相手を引っ張り込んで粘り強く交...全文を見る
○北橋委員 対話によってその道筋をつけるということは、北朝鮮当局の今日までの姿勢を伺う限り、非常に厳しいものがあるのではないかと思います。赤十字のレベルにおいて話し合うということは一つの前進ではございますが、北朝鮮側は、日朝国交正常化交渉に当たって、これを議題としては容認していな...全文を見る
○北橋委員 人命、生命にかかわる問題に加えて、私は、国家の主権を侵害された案件だと思うのですね。そういった意味では、赤十字レベルの話し合いも大事でございますが、やはり本交渉のテーブルにおいてこの問題を言い続ける努力がないといけないと思うのですが、今のお話を聞いていると、その辺が不...全文を見る
○北橋委員 さて、この問題の解決に当たっては、日本と北朝鮮側との一対一の関係ではなかなか難しい問題だと思います。そういった意味では、幸い、大臣も努力をされまして、ロシアや関係方面に理解を求める外交努力をされてこられました。そして、日米韓の三国で緊密に連携をとって対処するということ...全文を見る
○北橋委員 アメリカ政府は、ペリー報告で詳細に北朝鮮政策を検討して、その総括の中で、拉致問題の解決に理解と賛意を示してくれています。  それでは、ほかの国はどうかです。例えば、北朝鮮に相当影響力があると言われているロシア、中国、あるいは国交正常化したイタリア、こういった国々は、...全文を見る
○北橋委員 河野大臣を先頭に日本政府が国際的な世論を構築するための努力をされていることは、私も承知いたしております。ぜひその方向で頑張っていただきたいのですが、結局、アメリカ政府の場合は、具体的に、テロ・リストから外すときに拉致問題が大事なんだ、そこまではっきりと日本政府の主張に...全文を見る
○北橋委員 被害者の家族の方々が国連の人権擁護救済機関に申し立てをした場合に、政府としても全面的支援を行うべきだと思いますが、いかがでしょうか。
○北橋委員 この日朝間の国交正常化交渉を成功させる、そして拉致問題を解決するという意味におきまして、やはり世論というものが非常に大事だと思います。  そういった意味で、米の援助にしましても、あるいは拉致問題が解決する前に交渉に入ることについても、大変厳しい世論があるわけでござい...全文を見る
05月19日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第18号
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○北橋委員 金融商品の販売等に関する法律案に対する修正案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  金融ビッグバンの進展に伴い、さまざまな金融商品が開発、販売されている現在、顧客の保護を図るための法整備は喫緊の課題であり、民主党は、いわゆる金融サービス法の制定を...全文を見る
○北橋委員 お時間が迫っているようでございますので簡潔に申し上げますが、委員が御評価をいただいたことにまず感謝を申し上げたいと思います。  いずれにしましても、政府原案によりますと、顧客の方が説明を受けなかったということを立証しなければならないわけですが、そもそも、ないことを直...全文を見る
○北橋委員 佐々木先生御指摘のとおり、私どもが考えております金融商品消費者センター、この性格は、金融販売業者のいわゆる業界互助団体のようなものであっては意味がないと考えます。その意味で、金融販売業者からの独立性が担保されたものでなければならない。  その点、イギリスを見ますと、...全文を見る
05月23日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第19号
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○北橋議員 ただいま議題となりました出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律の一部を改正する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  昨年、いわゆる商工ローンが、四〇%もの高利と暴力的な取り立てにより大きな社会問題となり...全文を見る
11月15日第150回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第11号
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○北橋議員 ただいま議題となりました永住外国人に対する地方公共団体の議会の議員及び長の選挙権等の付与に関する法律案について、その趣旨及び主な内容について御説明申し上げます。  外国人のうち、我が国の永住権を持つ者は、平成十一年末現在において、一般永住者十一万三千三十八名、特別永...全文を見る
11月16日第150回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第12号
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○北橋議員 基本的に国会で立法化を図るべき問題だと思っております。  その一つの根拠といたしまして、地方議会の首長の皆様へのアンケートがございますが、反対は一人だけで十人が付与すべきということでございますが、八割に及ぶ首長の皆さんは国会での論議を見守りたいと答えておられまして、...全文を見る
○北橋議員 民主党結党時に、外国人との共生、人権問題につきまして、定住外国人の地方参政権に関するプロジェクトが設置されまして、中野議員の指導のもとに座長を仰せつかりました。  先ほど来御説明ございましたように、民主党は、結党以来、我々の二十一世紀に向けてどのような国家をつくって...全文を見る
○北橋議員 被選挙権を今回除外している理由は何かということでございますが、私どもは、現在、被選挙権をこれに含めるということは憲法違反だと断定する立場には立っておりません。しかしながら、委員御指摘のように、現在の憲法学界の学説等の変遷等を振り返るときに、大変厳しいものがあるのではな...全文を見る
○北橋議員 まず、最高裁の判決にもありますように、九十三条二項の「住民」の中に永住外国人は含まれているとは私ども考えておりません。この法案によって永住外国人に付与しようとする地方参政権というのは、憲法上の本条によるものではなく、立法政策上の認識として、法律上新たに与えられる権利だ...全文を見る
11月17日第150回国会 衆議院 商工委員会 第6号
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○北橋委員 民主党ネクストキャビネットで消費者・産業を担当しております北橋健治でございます。  きょうは幾つかの課題について質問させていただきますが、まず第一に、大臣の記者会見につきましてはいつもホームページで拝見させていただいておりますが、私、非常に注目をいたしましたのは、潜...全文を見る
○北橋委員 経済企画庁長官、きょうお越しでございますが、質問通告はしておりませんでしたけれども、これは経済審議会の今後の議論にかかわることでございますので、御答弁いただければ幸いです。  今御答弁ございました、ちょうど政府の方で今度新しく補正予算を出すということでありましたので...全文を見る
○北橋委員 ここでやりとりを続けたいのでございますが、限られた時間でございますので、いずれにしても、潜在成長率の議論という話は、また一方においては、今、これだけ大量の国債発行が近い将来我が国の経済に大変重大な状況を生み出す可能性が出てきている。したがいまして、ITその他お話がござ...全文を見る
○北橋委員 EUの財政赤字の状況を見ると、これから統合するということで、六〇%と一つの目標を立てて、財政赤字を縮小していくという方向をはっきり出してきたわけですね。アメリカもそうです、大変な努力をして黒字に持ってきたわけです。我が日本の場合は六百四十五兆円、しかも、今度の補正予算...全文を見る
○北橋委員 このWTOの繊維協定を見ましても、セーフガードの措置については、総輸入量の増大に基づく国内産業に対する重大な損害またはその実現のおそれを要件としているわけでございますが、私は、現在の産地の状況を見ると、当然もうこの措置の発動に踏み切らざるを得ない状況だと思うんですね。...全文を見る
○北橋委員 繊維産業の輸入急増について、大変深刻な事態という認識をお持ちだと思いますので、具体的な発動については、国内の業者に対して構造改善見通し云々と言っている余裕はないと私どもは思うわけですけれども、今の答弁を聞くとよくわかりませんね。  私は、今申し上げたように、WTOの...全文を見る
○北橋委員 日本の国は、日本だけにしか通用しないそういう特別な制度というものは見直していくべきだと思うんですね。  このセーフガードの発動要件と並んで、もう一つ、アンチダンピング措置をとるときに関税定率法によって日本だけ特有の義務を課しているところがありますね。特に、アンチダン...全文を見る
○北橋委員 確認をしていきたいということなんですけれども、十分な証拠を添えて云々というのは、WTOにも欧米のルールにも書いていないことなんですね。なぜ、日本だけが特殊なそういうことを残しているのですか。機動的な運営を期するのであるならば、大蔵省に対して関税定率法の改正を求めるべき...全文を見る
○北橋委員 実際の運用あるいは解釈については柔軟に対応しているということでございますが、やはり今、繊維産業は一つの例でございますけれども、これまで日本が貿易立国であり、大変な黒字を抱えて、海外からその削減を求められた。輸入をふやせともいろいろと言われてきた。そして、通産省としても...全文を見る
○北橋委員 この問題の締めくくりとなりますので大臣から基本的な見解をいただきたいと思いますが、もう一点セーフガードの問題について、私どもは時期的にこれは急がなければならないと思う事情が一つあります。それは、アメリカ、中国の動きでございます。  中国がWTOにこれから加盟をしてい...全文を見る
○北橋委員 大臣、先ほど来政務次官からお答えいただいておったのですけれども、やはり私は、一つの例として今深刻な事態に陥っている繊維産業を挙げたわけでございますが、WTOのルールからしましても、やはりセーフガードの発動に当たって国内企業に対して構造改善計画の詳細な資料づくりを義務づ...全文を見る
○北橋委員 ぜひその方向で頑張っていただきたいということを要望しておきます。  時間がちょっと限られてまいりました。鉄鋼についても、アメリカのアンチダンピング措置に対して、熱延鋼板についてWTOに提訴をいたしました。  私はアメリカに去年二回行っていろいろと理解を求めてきたわ...全文を見る
○北橋委員 ぜひともその姿勢で頑張り抜いていただきたいと思います。  さて、次に、中小企業の金融のあり方について質問をさせていただきます。  間もなくこの委員会におきましても信用保険法等の改正についての論議が始まると思いますが、それにしましても、二年前、超党派の合意によりまし...全文を見る
○北橋委員 大臣の総括を聞かせていただきまして、やはり、こういう政治家や一部の金融ブローカーの暗躍を許してしまった、信用保証協会の審査能力という点が問われていると思うんですね。五千万を八千万にして存続するわけでございますから、そういった意味で、本当に今のような審査体制でよいのかと...全文を見る
○北橋委員 部分保証の是非を含めた検討をされるということを言っていただきましたが、十七年まで待たずということはわかるんですけれども、これは二年以内にはやらなければ、私はもう待てないと思うんですけれども、どうでしょうか。
○北橋委員 時間が参りました。今後、この問題については鋭意我が党からも質問をさせていただきますが、やはり、特別保証制度を来年終わらせるといっても、銀行のモラルハザードを招いた一面もあります。あるいは、いろいろなブローカーが暗躍したこともあります。それから、信用保証協会はそもそも今...全文を見る
11月17日第150回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第13号
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○北橋議員 この問題は、国籍にかかわらず、永住者として長く地域社会に暮らしておられる皆様を、私ども日本人と同じく住民として本当に迎え入れて、住民自治にかかわる参政権の一端を付与すべきだという問題でございます。帰化しなければ地方参政権を与える必要がないという立場は、私どもは到底理解...全文を見る
○北橋議員 私どもの法案には被選挙権は含まれておりませんが、しかし、だからといってこれは、地方選挙において被選挙権を認めることが憲法違反だという考え方ではございません。  ただ、これは、二年前に金大中大統領が来日されましたときに、その直前だったと思いますが、超党派で、民主党、平...全文を見る
○北橋議員 お答えいたします。  今回の法案が九十三条第二項の定めによるものとのお考えかもしれませんが、私ども、九十三条二項の「住民」には永住外国人が含まれているとは考えておりません。私ども、この法案で地方選挙権を認めようとするのは、本条によるものではなくて、法律上立法政策にゆ...全文を見る
○北橋議員 十五条の関連でいえば、先ほど冬柴議員もお答えになりましたけれども、私ども、二年前に共同で立案をして提出した経過がございまして、基本的に同じでございます。九十三条二項の「住民」のところが御党と若干見解を異にするんだと思いますが、最高裁の平成七年の判決を見ましても、九十三...全文を見る
○北橋議員 国政につきましては、日本国憲法が容認をしていないと理解をいたしておりますし、国際社会におきましても、その事例は少ないものと理解をしております。  被選挙権につきましては、憲法が否定をしているものとは考えておりませんけれども、冬柴議員がお答えになりましたように、現実問...全文を見る
11月21日第150回国会 衆議院 商工委員会 第7号
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○北橋委員 民主党の北橋健治であります。  中山議員に続いて質問をしますが、これだけの重要な法改正に際して、わずかの時間しか私どもに与えられないことは極めて遺憾であります。しかしながら、きょうは簡潔に、私どもが大変重要と思われることについて質問を順次いたしますので、お答えをいた...全文を見る
○北橋委員 今、政務次官からの御答弁でございましたが、大臣、これは国民の税金を使ってやっている制度でありまして、銀行がこういうものを一部使っていたことが明るみに出たというのは、恐らく氷山の一角だろうと思うのですね。  そういった意味では、今後、窓口におきましてもその趣旨をきちん...全文を見る
○北橋委員 私どもも、こういった問題を発端といたしまして、いわゆる銀行のモラルハザードを防ぐためにどういう方法があるのだろうか、そういうことを今まで議論してまいりました。  その過程で、この特別信用保証制度を発足させるときに、有力な中小企業団体のリーダーからも、銀行にリスクテー...全文を見る
○北橋委員 この考え方の是非をめぐりまして今後政府が真剣に御検討いただくという方向は、評価をさせていただきたいと思っております。  もう一点、私どもは党内で、そもそも中小企業に対する円滑な資金供給を確保するために、今現在の信用保証制度なり、政府系金融機関の制度なり、幾つかの政策...全文を見る
○北橋委員 基本的な目指す方向はかなり近しいものを感じておりますが、しかし私どもは、官が一つの方向性を仕切っていくということはこれからはやはり考え直すべきだ、やはり民間の力といいますか責任といいますか、そういったものを大事に、徹底させていかなくてはいけない。そういった意味では、私...全文を見る
○北橋委員 先ほど部分保証のところで大臣がお答えになりましたが、今すぐにこういった考えを導入するとなると今の金融システムが非常に不安定だというお話がございました。直ちには導入を考えられないということなんですが、それでは一体何年後に見直しの時期を設定するかであります。  ペイオフ...全文を見る
○北橋委員 ペイオフの解禁の議論のときでも、大蔵委員会を中心に議論が相当激しく行われたわけでありますけれども、私は、いたずらに時間の経過するのを見過ごすべきではない、とにかく一日も早く安定化をさせてこの見直しをするということを強く求めておきたいと思っております。  時間が参りま...全文を見る
○北橋委員 もう終わります、あと一つだけ。  大臣、この質問を終えるに当たりまして、政府としても今回いろいろな事件が発生したということは重く受けとめておられると思うのですが、やはり通産大臣のお立場からして手の届かない世界もあるかもしれませんけれども、政府内部で、閣僚会議で、自治...全文を見る
○北橋委員 それでは時間が参りましたので、終わります。