北橋健治

きたはしけんじ



当選回数回

北橋健治の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月28日第151回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
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○北橋委員 民主党ネクストキャビネットで経済産業相を担当しております北橋健治です。時間は三十五分で限られておりますので、きょうは大臣の先般の所信全般にわたりまして、特に関心を持っております事項について、以下、順次質問をさせていただこうと思います。  まず第一に、現在の厳しい経済...全文を見る
○北橋委員 海外の格付機関が日本の国債を下げたというのは、何といっても、異常なほどの財政赤字というものに注目しているんだと思います。  今回、これは財務省が提出した資料でございますが、財政の中期見通しを見ましても、これから三年間で国債の累積額が百兆円もふえる、驚くべき財政赤字が...全文を見る
○北橋委員 もう少し金融面についての大臣の所信を聞かせていただければと思うのです。要するに、景気回復、中小企業の経営を守るためにも経済構造改革その他やれることをどんどんやっていくという趣旨でございますが、大臣の記者会見を伺っておりますと、日銀の専権事項とは言いつつも、具体的に量的...全文を見る
○北橋委員 政府内部の議論を注目してまいりたいと思っております。  そこで、中小企業の金融対策にも大臣は触れられましたけれども、現実に経営者のお話を聞きますと、もう惨たんたる状況でございます。  昨年、御案内のとおり信用保険法を改正いたしました。そして、枠は下げましたけれども...全文を見る
○北橋委員 政府と我々との間には、中小企業者を取り巻く金融情勢の厳しさについての認識に大分差があるように感じてなりません。  今、経営者の間では、三月金融危機という言葉、もうクライシスを超えてパニックになるのではないかという声があるのです。そして、銀行の貸し渋りに加えて、貸しは...全文を見る
○北橋委員 中小企業金融の問題につきましては、我が党の専門家からこれからも質問を続けさせていただきますが、民主党も、中小企業一一〇番、銀行一一〇番というものを設けまして、こういうひどい貸し渋り、貸しはがしがある、そういう現実の声を聞いて政府にがんがんぶつけてまいりたいと思います。...全文を見る
○北橋委員 私がお伺いしたのは、その中身については報告書が出ておりますから承知しております。問題は、与党の議員立法の形でコーポレートガバナンスの一部分だけを国会に提出して議論をするという方向でよいかどうかということを聞いたんです。それは、お答えは結構ですけれども。  この議論に...全文を見る
○北橋委員 大臣は、この環境税について何か所見がございますか。
○北橋委員 大臣の所信を見ますと、環境・エネルギー制約の克服のところで、税というのは大変大きな手法だと思います。それが他の官庁においては、具体的にどんどん議論が煮詰まってきております。この税制について、文言が落ちておりましたので、ぜひその点について早急に議論を詰めていただきたいと...全文を見る
○北橋委員 今大臣の答弁にありましたように、そういった連合の要請も踏まえて、今後前向きに対応していただけるやの期待感を持ったわけでございますが、一般に外交交渉というのはつまびらかにできないものもあるかもしれません。こういった自由貿易協定になりますと、雇用問題で大変大きな問題が発生...全文を見る
○北橋委員 時間が参りましたので終わりますが、これは保護主義でも何でもありません、WTOで認められたルールです。そして、アメリカ、ヨーロッパよりも厳格にこの制度については考えてきたのが日本国でございまして、私は、これだけの被害の実態がある以上速やかに発動すべきだ、このことを申し上...全文を見る
03月28日第151回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○北橋委員 民主党ネクストキャビネットで経済産業相を担当しております北橋健治です。  この法案の主要な論点につきましては、午後の質疑におきまして私ども民主党の専門議員の方から鋭意質問させていただくところでございますが、キャビネットにおきましても、私ども、これから大変な雇用不安、...全文を見る
○北橋委員 あるお医者さんの言葉をかりますと、今の状況は、ポリープが発見されて、これを放置しておくと悪性の腫瘍になる、したがって早く処理をしなければ体全体がだめになってしまう、そういうお話をされたお医者さんもいますが、大臣の所見を承りました。  そこで、金融担当副大臣にお伺いを...全文を見る
○北橋委員 今の村井副大臣のお話を聞いておりますと、我々と大分受けとめが違うようでございまして、今回、日銀当局が、金融緩和なり事実上のゼロ金利への復帰なり、デフレに陥ってきたということで新たな手法を出したわけでありますが、やはり根底にあるのは、不良債権の処理をおくらせてきている、...全文を見る
○北橋委員 既に報道によりましては、政府側も、この年度末以内に具体的に不良債権の処理を加速させるための最終処理を加速させる、不良債権をバランスシートから外す、そういう方向で強力にアクセルを踏み出す、そのための諸準備をされている、このように報道されているわけでございまして、これから...全文を見る
○北橋委員 財務金融委員会におきまして、この問題については重大課題でございますので、専門議員の方から改めて議論をさせていただきますが、基本的には、もうこれ以上先送りすることは絶対に許されない、政治のリーダーシップが今ほど問われているときはないということで、柳澤さんを先頭にしっかり...全文を見る
○北橋委員 いずれにしましても、この抜本処理という問題は必ず達成をせねばいけない緊要の課題でありますから、建設でも六百数十万人の人が雇用されているわけでありまして、もういろいろな学識経験者やあるいは評論家の間でも、何十万人かあるいは百万人かわかりませんが、かなりの量の雇用の新たな...全文を見る
○北橋委員 今のお話を聞いておりますと、私どもは、テレビ、新聞、マスメディアを通じていろいろなところで国民は情報を入手しているわけで、アメリカとの話し合いもあったし、いよいよこれから政府は不良債権の問題に取り組むであろう、そうなると、建設を初めとしていろいろなところに雇用問題が出...全文を見る
○北橋委員 もしこれが深刻な事態だと御認識であるならば、政府は、ちょこちょこっとサンプル調査をして推計値ではじかずに、全国のネットワークを駆使して、まず実態をきちっと調査していただいて、なぜそれなりの有効求人倍率が若い人にありながらこのミスマッチが起きているのか、百数十万人にもフ...全文を見る
○北橋委員 時間が参りましたのでこれでもう終わらねばなりませんが、いずれにしましても、これから不良債権処理に伴いまして雇用不安というのは改めて重大な社会問題に浮上してまいります。そのときに国民が期待するのは厚生労働省の行政でございます。  きょうは松田経済産業副大臣にもお越しい...全文を見る
04月04日第151回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号
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○北橋委員 きょうは、懸案の法案の質問に入ります前に、最近、アメリカ政府が京都議定書に対しまして支持しないと大統領報道官が発言したことにつきまして。  これは関係方面に大変ショックを与えました。これについては、政府としてもレターを送るなど対応されていると思いますが、アメリカを初...全文を見る
○北橋委員 ぜひ大臣、その方針で頑張っていただきたいと思います。  私も、二年前にワシントンに参りましたときに、たまたまアメリカ環境庁のドニガー法律顧問にお会いする機会を得まして、彼は民主党のポリティカルアポインティーでございましたが、大統領選挙の前だったんですけれども、政権が...全文を見る
○北橋委員 率直な御所見をいただきまして、ありがとうございました。  私はこの間の、例えば日米間だけで見ましても、民間の自助努力の世界と政府の支援という二つの側面で見ますと、民間については、バブル崩壊以降、大変なリストラに見舞われまして、基礎的な、すぐに商用化、実用化につながら...全文を見る
○北橋委員 いろいろと御説明いただいたんですが、もう一遍改めて端的にお伺いしますが、日本の研究開発というのは民間が八割負担しておるんですね。そして、国から民間に対するサポートは、アメリカと比べても六分の一、極めて低いんです。この点を直さないと底上げは難しいんではないかと考えている...全文を見る
○北橋委員 内閣府の方にお尋ねをいたします。  今私が申し上げてきましたように、今度の新しいスキームというのは、民間企業に委託という形で大いに頑張ってもらおうという趣旨でございます。つまり、民間へのサポートを充実していこうということでありますが、内閣府は、縦割りと言うと皆さんも...全文を見る
○北橋委員 るる御説明をいただいた中で、民間に対する支援というものも非常に重要で、これから大幅にふやしていきたいという御答弁をいただきました。  この間の経済運営をめぐる議論の中で規制緩和という議論があるんですが、我々民主党の見方によれば、日本には二つの鎖がある。国が地方を縛る...全文を見る
○北橋委員 渡辺政務官のお話を聞いておりまして、内閣府としても、省庁、いろいろとありますけれども、それをできる限り統合してリーダーシップを発揮できるようにという、そのお気持ち、御趣旨はよくわかりました。  ただ、現実には、省庁の縦割りというのはまだまだ非常に重いものがあると思っ...全文を見る
○北橋委員 結局、第一義的には各省庁それぞれの所管する法人において評価をしているわけですね。  そういった意味で、民主党としては、やはり限られた予算を効果的に強力に執行していくためには、一元的な管理のための体制に変換すべきではないかと思います。その事務局には、実体経済をよく御存...全文を見る
○北橋委員 総務省の方にもお越しをいただいておりますが、時間が限られておりますが、総務省の方針というのはいろいろなところで、国会答弁なりあるいは総務省の出されている資料を通じて知っておりますけれども、今大臣の御答弁があったわけでございますが、簡潔にお答えいただけますでしょうか。
○北橋委員 私は、NTTという企業体が政府の株を持たれているということもあって自由に事業展開ができない点、これは日本の情報通信全体のこれからさらなる前進のためにもいろいろと手かせ足かせになっているんではないかと思います。ただ、その場合に、ライオンと小さなトラのような戦いになってい...全文を見る
○北橋委員 わかりました。それでは、このNTTの配当金の扱いについては同僚委員の質問に譲らせていただきます。  さて、戦略的に今後推進をするべき技術分野あるいは目標を定めるということがうたわれているわけでありますが、これについては何を念頭に置かれているでしょうか。
○北橋委員 できればこの法案の審議の中でさらに踏み込んだ考え方を表明していただきたかったと思いますが、私の手元には、平成九年五月十六日に閣議決定された経済構造の変革と創造のための行動計画という資料がございます。これは、今後新規に成長が見込まれる十五分野の雇用規模と二〇一〇年の市場...全文を見る
○北橋委員 ぜひとも、平成九年以来具体的な数字はレビューをしておりませんので、情報修正をして、それとこの基盤技術センターで設ける重点的な戦略分野とが合致して、思い切った投資が進むように努力を続けていただきたいと要望しておきます。  時間が参りましたが、今回の法案、幾つか問題点が...全文を見る
04月11日第151回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号
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○北橋委員 石油関連法案の質問に入ります前に、セーフガードの二十三日暫定発動のお話が急浮上いたしました。これについて大臣の所見を承りたいと思うのです。  実は、私、二週間ほど前に、繊維の関係の企業家なんですが、中国に進出をして向こうでつくっていて、もし繊維のセーフガードが発動さ...全文を見る
○北橋委員 今回はシイタケとかネギとか畳表でありますけれども、あるいは今度はウナギだとかいろいろなものについて広がっていく可能性があります。繊維の場合は、御案内のとおり、予備的な調査に二カ月以内、そして本格的にも半年かけるということで、それは余りにも長過ぎるのではないかということ...全文を見る
○北橋委員 私どもは結果が何よりも大事でございまして、今日、国際競争という面におきまして、非常に脆弱な経営基盤のもとに石油産業があるということは、過去の規制行政の弊害であった、このように認識をいたしております。  そこで、今後の対応でございますが、大臣の御答弁から、四グループへ...全文を見る
○北橋委員 今のお話の中で、石油公団保有株の売却というのが重要な手だての一つのように承ったわけでございます。今まで石油公団の業務改善をめぐりましては各方面で指摘をされて、そして、政府の方もおおむねその改善方向に沿って実施をしてきているわけでありますが、一つ未解決といいますか、これ...全文を見る
○北橋委員 もう一遍聞きますが、中核的な石油企業のイメージです。要するに、石油の分野と電力とガスと統合した、そういう企業グループに、株の売却等を使って誘導するんでしょうか。
○北橋委員 もう一度、石油公団法のところで触れるかもしれませんが、一つの方向性はわかりました。  そこで、今回、石油の自主開発をめぐる議論を党内でいたしましたところ、まず、そもそも論、かつてスタートしたときの自主開発をめぐる当時の時代的な要請と比べて、現時点で果たして巨額の財政...全文を見る
○北橋委員 八六%の、日本にとって大事な取引先が中東ですから、それに対して政府が公式的にこの依存度の問題について触れるということはなかなか難しかろうと思います。ただ、セキュリティーの見地から、その多角化に向けまして努力をしていただくという答弁をいただいたことを評価させていただきた...全文を見る
○北橋委員 石油公団の再建検討委員会の報告書にもございますけれども、一九八五年から九六年までの間に数倍にもわたってその出融資先会社の設立数がふえた、そして百八十七社が設立されて、配当会社あるいは余剰金のある会社は百八十七のうちの六社にすぎない、そこから、石油公団のプロジェクトの審...全文を見る
○北橋委員 今、私どもの田中筆頭理事、中山理事を中心に、附帯決議案についても各党といろいろと御相談をさせていただいておりますが、石油公団につきましては、多額の欠損金を出している。膨大な二兆円を超える財政資金を投入して、これまで石油公団の業務内容につきましては、大変多くの疑問点、批...全文を見る
○北橋委員 日本の石油開発にかかわる企業の体力が弱いからだということは、今までずっと石油について旧通産省が一貫してとってきた、官主導の姿勢だと思うんです。いつまでもそれではだめだからということで、少しずつ自由化をして、今回業法を廃止された。そして、より強靱な民間企業を育てていくん...全文を見る
○北橋委員 私は、石油公団の問題を議論するときに、一体この公団の監督責任者はだれなんだろうかということを感じます。基本的には経済産業大臣だと思いますけれども、結局は審議会の事務局が責任者のような感がいたします。  審議会の先生方の意向を大事にされることはわかりますけれども、政治...全文を見る
○北橋委員 毎年各企業のキャッシュフロー分析を公表されているということでございますので、私ども、それを注意深く見守りたいと思います。そして、これからは、一時的に痛みを味わうとしても、不良債権の抜本処理をやらないと国の全体が成り立たないという時代だと思いますので、百八社につきまして...全文を見る
○北橋委員 甚だ残念な答弁内容でございます。そういういろいろな理屈を皆さんおっしゃるから、いつまでたっても行革は進んでいない。  私は、政策投資銀行、完全にここに統合するのがいいかどうかは議論があると思いますけれども、基本的には、いろいろな理屈をつけていろいろな金融機関なり特殊...全文を見る
○北橋委員 備蓄は三千億円前後の巨額の財政資金を投入しておりますだけに、今後とも、そのあり方については私どもウオッチを続けたいと思っております。  さて、今回、石油公団の新しい業務として資産の買収を加えられたわけでありますが、基本的に私どもはそれに理解を持つものであります。ただ...全文を見る
○北橋委員 私どもも、現在の民間企業からの非公式なヒアリングを通じましても、まだまだ、ローリスクとはいっても、今の民間銀行が背負うにはそのリスクは重過ぎるということでございますから、当面はこれでよろしいかと思います。ただ、やはり欧米メジャーを目指してこれから日本の企業の体質を強く...全文を見る
○北橋委員 時間が参りましたので終わりますが、ぜひともこれから電力、ガスを含めた、強靱な経営基盤を持った日本のエネルギー企業を育成していくために、万全を期して頑張っていただきたいと思います。  ありがとうございました。
05月23日第151回国会 衆議院 経済産業委員会 第11号
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○北橋委員 民主党のネクストキャビネットで経済産業省を担当しております北橋健治でございます。  このたびは、小泉新政権発足に当たりまして平沼大臣が再任をされました。心からお祝い申し上げたいと思います。内外ともに厳しい情勢ではございますが、経済産業の再生に向かって精いっぱい御活躍...全文を見る
○北橋委員 新聞報道によりますと、李登輝前総統はまた訪日したいという希望を表明されているようでございますが、その場合はどうされますか。
○北橋委員 こういう重大な外交案件については、政府、閣僚内部で一致した対応がまさに重要でございますが、今回は、政府内部でも賛否両論できしんだときもございました。  田中外務大臣は、四月二十七日のインタビューに答えて、こう言われています。  また訪日したいと希望していますがとい...全文を見る
○北橋委員 明快な大臣の御答弁をいただきまして、ありがとうございました。この問題についてはいずれまた議論をする場があるでしょうから、その場に譲らせていただきます。  二番目に、小泉さんが自民党総裁選挙のときからはっきり明言をされて、各界から注目されたことが幾つかありますが、靖国...全文を見る
○北橋委員 平沼大臣のこれまでのいろいろな政治的コメントについては、過去私ども、集められるだけのものを集めて読ませていただいております。非常に明快で、しかも大変いろいろな気配りのある御発言を常にされていると敬意を表する一人でございます。  私人として参拝するのは私ももちろんいた...全文を見る
○北橋委員 八月の、総理並びに閣僚各位の行動を見守りたいと思います。いずれにしても、政教分離を定めた日本国憲法の精神に抵触しかねない重大な問題になり得ますので、公式参拝には我々は反対であります。そのことを表明させていただき、今後を見守らせていただきたいと思います。  あと一点、...全文を見る
○北橋委員 これまでの内閣法制局の解釈を一歩踏み出すものと聞こえたんですけれども、一定の条件、制約のもとでは、これは日本国憲法も認められているんだという御発言ですけれども、これまでの内閣法制局の解釈というのは、現行憲法の解釈をどのようにやってみても、やはりこれは無理なんだ。だから...全文を見る
○北橋委員 平沼大臣の憲法調査会における衆議院議員平沼先生の御見解を私は読ませていただきまして、大変高い御見識には敬意を表しております。  この問題は非常に大事ですし、詰めたいところではありますが、本来この委員会の主たる目的ではございませんので、この集団的自衛権、憲法改正問題を...全文を見る
○北橋委員 ITも不良債権の処理も重要な政策課題であることは承知しておりますが、聖域なき構造改革といいますと、私どもは、その大きな課題が財政の構造改革にあることは間違いないと思っております。  そこで、何といっても、その規模の大きさからいたしまして、道路特定財源の取り扱いという...全文を見る
○北橋委員 使途を見直すということについては、これまでも、エネルギーの特別会計でも道路特会でもやってきているんですね。ですから、今は道路をつくるだけではなしに、大都会において都市再開発をやる、そこもやはり道路がかかわるということで、かなり都市基盤の整備にも使途を拡大してきておりま...全文を見る
○北橋委員 プライマリーバランスをとるまでの間国民には痛みというものが伴う、これは大変厳しい改革の一面を持っております。  したがいまして、目的税にはやはり、自動車のユーザーに対して道路をつくる、そういう目的があって負担を制度化してきた経緯がありますから、そういった意味で、納税...全文を見る
○北橋委員 これから参議院選挙が近づいてまいりまして、その選挙前までに先ほどの道路の特定財源のあり方についても結論を得るように総理は指示されているようでございます。となりますと、同じような目的税、特別会計を持った制度が経済産業省にございますので、それに準じた方向で改革されるんだろ...全文を見る
○北橋委員 次の問題に行く前に、もう一度繰り返すようで恐縮なんですが、道路特定財源の問題に対して平沼大臣が、先ほど私が申し上げたように、いろいろ抵抗があると思いますけれども、やはりそういう時期に来たのかな、そういうふうに思いますとお答えになっているんですが、これはどう考えても使途...全文を見る
○北橋委員 昔から政府税調の幹部が、総合交通体系ということで総合交通税にしてはどうか、陸海空、それぞれの地域に一番マッチした交通体系網をつくる、そういうふうに道路の膨大な財源を使途を柔軟にして使えるようにしたらどうかという議論があったわけでございますが、何となくそういうことをお考...全文を見る
○北橋委員 しばらく見守るということですから注目をしたいと思いますが、アメリカ側から、今後セーフガードの申請の品目がどんどん広がっていくんではないかということを懸念すると具体的に言ってきているんです。  現に農林水産省はことしの四月に、緊急時の情報収集モニタリング体制をとって、...全文を見る
○北橋委員 その大臣の基本的な方針については随所で表明されておりますので承知しているんですが、やはり自由貿易主義をめぐってかなり我が国は転換期に差しかかっているんではないかと思いますね。  そして、アメリカがまた具体的にセーフガード、こういう問題をついてきたときに、大臣は会見の...全文を見る
○北橋委員 所信でも、日米間の新たな経済対話の枠組みを具体化するということでございますが、アメリカからUSTRの公式文書の中で名指しで批判をされていることでもございますので、再検討していただければと思っております。  時間が限られておりますが、アメリカのお話をさっき出しましたが...全文を見る
○北橋委員 時間が参りましたので終わりますが、このセーフガード、通商問題については、経済産業省所管の審議会におきましても、やはり消費者の利益というものも大事だと。問題は、相反するものではなくて、両方とも大事だと思うんですね。  そういった意味で、ぜひとも内外に、日本が保護主義に...全文を見る
06月20日第151回国会 衆議院 経済産業委員会 第15号
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○北橋委員 民主党の北橋健治でございます。  きょうは、参議院でも審議が行われておりまして、大臣、途中で御退席だと聞きました。そこで、上程されております法案の関連は後に回させていただきまして、恐らくこの国会で、委員会で公式に質疑のできる場が後ないと思いますので、少し話題がこの法...全文を見る
○北橋委員 粘り強く対話を続けるということでございますが、アメリカ政府の決意はかなりかたいのではないか。環境省の大臣は、まだ期待はしている、希望はあるというコメントを出されたりしておりますが、私もいろいろな方からお話を聞く限り、京都議定書の今の枠組みの中では、ほとんど絶望に近いの...全文を見る
○北橋委員 確かに、ブッシュ大統領のコメントを見ても、国連の枠組みにおいて努力をするということは言われております。ただ、我が国としては、京都会議の議長国といたしまして、この京都議定書を批准すべき段階にもう既に来ているわけで、国会もその意思を既に表明しているところでございます。 ...全文を見る
○北橋委員 確かに、日本がここで批准しましても、CO2排出量の半分弱にしかならない。したがいまして、アメリカなり中国なりそういったところがここの枠組みに入らない限りは、どれだけ日本、ヨーロッパが頑張ってみても二〇二〇年レベルで三割にも満たない状況でございますから、大臣としてもあく...全文を見る
○北橋委員 それでは、日米首脳会談の結果を見守りたいと思っております。  続きまして、大臣のいらっしゃるときにお伺いしておきますが、日米の話し合いの中では、ミサイル防衛問題を初めとして、主要な議題がテーマに上がる、こう聞いておりますが、当然、経済問題についても率直な意見交換が行...全文を見る
○北橋委員 欧州と連携を密にというのは、WTO提訴も辞さずという、EUと同じような立場に立つということでしょうか。
○北橋委員 参議院の審議に間に合うようにお立ちになるということですが、一点だけ聞かせてください。  セーフガード、日中間の摩擦がかなり深刻になろうとしておりますが、ついに報復措置がとられました。率直な大臣の今後の対処方針、それをお伺いして、退出していただいて結構です。
○北橋委員 それでは、セーフガードの問題につきまして質問を続けさせていただきたいと思いますが、まず第一に、日中間の貿易担当責任者の間でどのような意思疎通が図られているのかという問題であります。  といいますのは、木箱の検疫を強化するという措置を発表したときに、ひょっとすると、こ...全文を見る
○北橋委員 報道によりますと、日中間は、事務局レベルではかなり突っ込んで話し合いを続けていると伝えられておりまして、中国側からは、こうすべきであるという具体的な提案を示したところ、日本側が拒否をしたということになっているんですが、それは経済産業省はかかわっているんですか。
○北橋委員 もう一度確認します。  日中間のセーフガードの発動、そしてまた報復というこの一連の話し合いの中に、経済産業省は具体的に参加をされているんですか。今農水省ベースでお話し合いをされているのは当然予測がついているんですけれども、政府の通商担当の責任部局はどこですか、経済産...全文を見る
○北橋委員 これは、省あって国家なしとは申しませんけれども、農林水産省は農林の、自分のところを担当する、そこで通商についても具体的に部署があって、精力的にやっております、どの官庁もそういうふうになっているんですが、このように日中間の問題が複雑に、そして深刻になりかかっているときに...全文を見る
○北橋委員 大変不満のある回答でございまして、密接に連携をとっているのは今だってやっていらっしゃるわけでしょう。ところが、次官や大臣の、これまでの一連の中国側の対応に対して、正式に話は来ていないとか、見守っていきましょうとか、およそ的確に情報をキャッチして協議するような体制になっ...全文を見る
○北橋委員 五月二十五日に竹中大臣は農水省の職員の皆さん方に講演をされておりまして、その中で、ネギなどの暫定発動について、報道によりますと、金融機関の追い貸しに似ているという表現をされました。そして、対等に競争できる見通しがあるのなら議論すべきだとも言われたと聞いておりまして、こ...全文を見る
○北橋委員 実は、このセーフガードをめぐる議論というのは、恐らく政府内部はもとよりですが、学者の間でも、あるいは各政党の間でもいろいろな意見があるところでございます。私どもも、農水委員会では三品目の暫定発動については賛成の立場で議決に参加をした経緯があります。しかし、その後、トマ...全文を見る
○北橋委員 私は竹中先生の御学説にはいつも敬意を表している一人でございます。どうもきょうはお忙しい中ありがとうございました。どうぞ御退出していただいて結構です。  IT関連の質問を用意しておりましたけれども、ちょっと時間が押しておりますので、また古屋さんの方にお願いします。 ...全文を見る
○北橋委員 局長に御答弁をお願いいたします。  産業構造審議会においては、セーフガードの発動について、基本的に慎重であるべきだという意見が大勢を占めたと聞いておりますが、その点はどうだったのでしょうか。
○北橋委員 大臣にお伺いいたします。  今セーフガードの日中間の問題を続けているのですけれども、このたびの工業製品三品目に対する報復関税の決定があった、こう聞いているわけでございますけれども、中国の貿易担当次官が会見でこういうことを言っています。今後、どうするかは日本の行動次第...全文を見る
○北橋委員 報道でも、首相は冷静に協議をしていくと。大臣も話し合い解決を望むということでございますが、その場合に、中国側と話し合う責任者はどなたですか。ネギの問題だと農水相が出ていかれる、報復関税で工業製品にかかってくるとなると経済相が出ていかれる。窓口をしっかりと一本化すべきだ...全文を見る
○北橋委員 これから、いろいろな製品、品目について、国際的なそういった問題というのはいっぱい出てくると思いますが、基本的にはそれぞれの省が外交をやっている状況であります。私は、基本的には、通商、貿易問題というのは経済産業省が統括をする。総理と一緒になって、そこでやるというふうにき...全文を見る
○北橋委員 今後の交渉を見守りたいと思います。  もうあとわずかの時間でございますが、これから夏、秋にかけまして、石原担当大臣を中心に、特殊法人のあるいは認可法人等の合理化が進められていくと思いますが、所管の石油公団、政府系金融機関の統合も検討されております。大臣の記者会見での...全文を見る
○北橋委員 時間が参りました。  具体的に、石油公団なりそういった問題についてもやりとりしたかったわけでございますが、最後に、これは私からの強い要望でございます。  プルサーマルの理解活動について連絡協議会をおつくりになられまして、大臣もこれから精力的にこれを動かしていくとい...全文を見る
10月01日第153回国会 衆議院 本会議 第2号
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○北橋健治君 私は、民主党・無所属クラブを代表し、鳩山由紀夫代表に続いて、小泉内閣総理大臣の所信表明に対する質問をいたします。(拍手)  鳩山代表に答える小泉総理の言葉には、私は、温かみというものを感じませんでした。官僚が原案をつくることは当然でございますが、そこには総理のリー...全文を見る
12月05日第153回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○北橋委員 おはようございます。民主党の北橋健治でございます。  まず、BSE、いわゆる狂牛病の問題に関連いたしまして、これは、生産農家に対しては、流通あるいは小売段階に比べるとかなり手厚いいろいろな支援策がとられていると思いますが、政府の不手際の連続によりまして、例えば焼き肉...全文を見る
○北橋委員 ぜひ窓口の現場に対する周知徹底を強力にやっていただきたいと思います。  きょうは農水省の方にもお越しをいただいております。農水省の方もこの狂牛病関連の特別融資を実施されているわけでございますが、現時点で実績は何件に上がっていますか。
○北橋委員 小さな村や町での実績であるならばわかるんですけれども、これだけ狂牛病問題で農林水産省の不手際のために大変な被害が出ている。そして、農林水産省は、つなぎ融資をするんだ、一千万までやるんだ、しかも別枠でやるんだというようなことをPRされてやってきたけれども、わずかにその程...全文を見る
○北橋委員 これだけの風評被害というのが起こっているにもかかわらず、その責任というものをほとんど感じていらっしゃらないんじゃないか、大変残念な答弁でございます。  実際に現場で、困り果てた飲食店あるいは小売の方々が行ったときに、どういう声が上がっているかというと、融資を受けられ...全文を見る
○北橋委員 では、例えば今、総務省の方で中小企業の定義、いろいろな見直しをやっているわけでございますが、焼き肉店でいいますと、従業員が五十人を超えると、基本的には中小企業の政府系金融機関の窓口は閉まってしまうわけですね。  こういった問題は、農林水産省の方が弾力的に対応できるわ...全文を見る
○北橋委員 確かに、全国の比率でいくと少ないかもしれません。しかし現実に、狂牛病の問題で大変な被害が出て、事業の縮小なりリストラなり。何の責任もないんですよ、その事業者には。おたくたちの行政の失敗が積み重なってこうなっているわけでありまして、それを、数が少ないから知らないというよ...全文を見る
○北橋委員 一部の報道では、二〇〇五年から廃止、民営化をするというような報道もあったわけでございますが、非常に早まるというふうに理解をしてよいかどうかが一つ。  あわせて、次の質問でございますが、石油の自主開発そのものに対して、今後どういうスタンスで取り組まれるのかということも...全文を見る
○北橋委員 今の御答弁、ちょっとわからなかったので、もう一度その点をお伺いいたします。  これまでは七割出資で、あと減免つき融資ということですから、事業に参加をする方々というのは、ほとんどリスクを負わずに、失敗したら失敗したことということで、赤字の垂れ流しという現象まで招いたわ...全文を見る
○北橋委員 引き続き国としては、自主開発という事業にセキュリティー上の意義を確認しているということでございます。これについては、私ども党内でもいろいろと議論を重ねておりますし、また後ほど同僚委員からも質問があろうかと思いますので、そのときに譲らせていただきたいと思います。  も...全文を見る
○北橋委員 この機会にもう一つ苦言を呈しておかなければいけませんのは、中小企業のよりどころになっているという意味で頑張ってほしいということなんですが、現実には、不良債権処理が進められるに当たりまして、倒産とかリストラが相次いでおります。現実に窓口に行きますと、大変に審査が厳しくな...全文を見る
○北橋委員 これまでもいろいろな機会に中小企業の金融につきましては国会でやりとりがありまして、大体今のような御趣旨の答弁があるわけでございますが、現実には親身になってきめ細かなとは言いがたいような状況もたくさんあると中小企業者から聞いているわけでございまして、この点はぜひ徹底をし...全文を見る
○北橋委員 セーフガードの発動につきましては、本発動に暫定発動を切りかえるかどうかについては、率直に申し上げて民主党内にも両論ございました。ただ、私もその一人なんですけれども、やはり話し合いによってぜひ解決をしないと、中長期的に見て、日本の農業にとって、本当にいい道というのは、保...全文を見る
○北橋委員 まだ課長級の話し合いが近々あるということで、本当に時間がない中でまとまるのであろうかと思いますが、もし仮に決裂をするとなりますと、これは日中両国の経済関係の今後にとりまして大変大きな禍根を残すことになる。  これまで経済省の説明では、仮に発動して向こうが日本に報復を...全文を見る
○北橋委員 ぜひ協議で頑張っていただきたいと思います。  少し時間が限られてまいりましたので先へ急がせていただきますが、経済情勢の認識の中で、ペイオフ凍結の問題について、大臣の御見解を聞かせていただきたいと思います。  これは御案内のとおり、日銀総裁が最近の記者会見におきまし...全文を見る
○北橋委員 含みのある御答弁だったわけでございますが、この日銀総裁の、公的資金の再注入もあり得るという議論は、やはり基本的には、ペイオフ解禁という路線をもし仮に変えるならば、マーケットは非常に不信を買うということで、いろいろな大きな問題が発生する。しかし、その解禁に当たっては、本...全文を見る
○北橋委員 では、もう一度聞きます。  貸し渋りの状況が改善されるかどうかとか、幾つか言われましたけれども、これからますます深刻になるんじゃないでしょうか。そして、検査ということが、特別検査を含めてどんどん進んでおります。官邸から不良債権処理を急げという大号令もかかっておりまし...全文を見る
○北橋委員 時間が参りましたので、これで終わります。