北橋健治

きたはしけんじ



当選回数回

北橋健治の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○北橋委員 おはようございます。民主党ネクストキャビネットで経済産業相を担当しております北橋です。  まず、大臣にお伺いをしたいと思いますが、現在の日本の経済情勢は最悪の状況にあると私どもは認識いたしております。デフレスパイラルの入り口にあるという言い方が時々されますが、もう既...全文を見る
○北橋委員 私どもの認識としましては、まずは、この今日の金融危機という状況を脱却しなければ到底日本経済は前に進まない、今日の株価がそれを端的に象徴しておると思っております。  この金融問題につきましては、金融庁が主管官庁ではございますが、大臣は、主要な経済閣僚の一員として、金融...全文を見る
○北橋委員 厳しい影響についていろいろと配慮をするということでございますが、セーフティーネット融資というのは、例えて言うと、会社が行き詰まって首切りに遭う、そういう状況でございまして、我々は、いかにしたら首が切られないように企業の再生を果たしていけるかが大事であって、それはもう最...全文を見る
○北橋委員 末端の実態調査もされてみると非常に問題もあるようなので要請をするということなんですけれども、この間、本当に倒産が相次ぎ、失業者がどんどんあふれてくる。そしてまた新規学卒者がなかなか就職が見つからないという状況の中にあっては、大変に私は対応が遅過ぎるのではないかという感...全文を見る
○北橋委員 この点について、私ども、重大な問題でございますので、今後政府がどのように現場を指導していくのかをしっかりと見守っていきたいと思っております。  さて、今日のデフレ対策を考えるときに、私は、いろいろな対策を政府が考えておられまして、その骨格は既に報道によって知っており...全文を見る
○北橋委員 政府の公式的な見解は既に承知をいたしておるんです。問題は、そういう形で今日まで来ていることが泥沼の経済情勢ということにつながっているのではないか、だれかが強く進言をして決断しなければならないときではないか、そういうことで、大臣にこの点についてぜひ所見を承りたいのでござ...全文を見る
○北橋委員 金融庁という、所管をしている責任ある官庁はいろいろと責任を問われるんですよね。野党からではなくて、これは国民からも非常に厳しい声が上がると思いますよ。だから、金融庁に任せておったのでは決断できない。実体経済に一番明るい、この国のデフレ経済の一番厳しい深刻なところをいつ...全文を見る
○北橋委員 各国のインフレターゲット論の実態というのは、インフレを食いとめるための一つの目標値を出しているわけで、物価を上げるためにこういうことをやった例というのは私は承知をいたしておりません。  物価が上がりましても賃金がとても上がる情勢ではないわけで、年金生活者はもとより、...全文を見る
○北橋委員 ということは、今後の経済財政運営に当たりまして、財政金融、どういう政策手法を考えていくか。金融についてはここでは問いませんが、三十兆円の枠というものは総理が言われるように堅持していくべきだ、そういうお考えですね。
○北橋委員 現実には、NTTの売却益の問題もそうでしたし、今度も一兆五千億円の隠れ借金があるということで、事実上は三十兆円枠は一部崩れかかっているわけですけれども、守るということはわかりました。  さて、中小企業の金融対策に戻りたいと思います。  政府としても、大臣所信にもあ...全文を見る
○北橋委員 特別保証をやるのですか、やらないのですかという質問をしたわけで、御説明はわかっております。時間が限られておりますので。わかりました。特別保証制度の復活はないんですね。  それと、今いろいろとおっしゃいましたけれども、私ども、今度の予算修正のときでも残念ながら拒否され...全文を見る
○北橋委員 結局、担保も乏しく、そして保証人を見つけるのも大変だということで、この制度は非常に喜ばれたわけでありまして、一部にモラルハザードがあったという指摘もありますけれども、やはり危機に瀕した中小企業を救済する、支援するという意味においては大変重要な意味があった制度でございま...全文を見る
○北橋委員 この質問を締めくくるに当たりまして、きょうは、三十兆円枠を守って本予算の成立に全力ということで、政府、閣僚の一員としてそういう答弁をいただいたわけでございますが、ということは、四月、五月に新たな景気対策をやらなくても日本経済はもつとお考えなんでしょうか。民主党はもたな...全文を見る
○北橋委員 終わります。
04月03日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○北橋委員 おはようございます。民主党ネクストキャビネットで経済産業省を担当しております北橋でございます。  経済産業省は、いろいろなところでアイデアなり政策を立案するために日夜奮闘をされておられますが、私が最近耳にしたキーワードで非常に注目しておりますのは、戦略的通商政策とい...全文を見る
○北橋委員 民間参入の方向を期待するということでございますが、これまで、例えば日米間におきましてもいろいろな貿易問題が話し合われましたが、アメリカに限らず、各国からは、非関税障壁のやり玉にいつも日本の基準・認証制度が上げられていたわけであります。  そういうことで、これには非常...全文を見る
○北橋委員 副大臣の御答弁の中に、ヨーロッパのビッグビジネスのお話に言及がございました。日本はそれに比べると、本当にこれからよちよち歩きでスタートする段階だと思っておりますので、ぜひともその方向で頑張っていただきたいと要望しておきたいと思っております。  今回、電気通信機械関係...全文を見る
○北橋委員 このFTAを拡大の方向に向けて努力をしていきたい、そういうお話でございます。それは一つのポリシーであると思いますが、それを円滑に進めるためにどうしても解決していかなければならないのは国内問題だと思っております。  外国に行かれて、ぜひそういう協定を結びましょうと外国...全文を見る
○北橋委員 繊維業界も必死の自助努力をして、国際競争にさらされる中で頑張っているわけであります。その中で、注目されるリポートが、タオル業界の構造改善ビジョンという形で昨年の八月に公表されております。  これを見ると、今大臣がおっしゃったように、付加価値の高い製品のマーケット開発...全文を見る
○北橋委員 輸入の増加の動向を見守ると言っておられますけれども、九九年の四万三千トンが、毎年五万一千、五万五千トンとふえてきているわけで、過去十年間のトレンドを見れば、輸入浸透度が急増している。  その中で、十一項目の指標をもとにWTOのルールでセーフガードの可否を検討されてい...全文を見る
○北橋委員 時間が参ったわけでございますが、戦略的通商政策というのをこれから日本としても樹立する必要があると思うのです。それは、やはり自由貿易協定の拡大だろうと思います。  しかし、同時に、輸入の急増に対して産業、雇用が重大な事態に至ったときには、セーフガードやアンチダンピング...全文を見る
04月23日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第12号
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○北橋委員 民主党ネクストキャビネットで経済産業省を担当しております北橋健治です。  きょうは、四人の参考人の皆様方に大変貴重な、有益な御意見を聞かせていただきまして、心から感謝を申し上げたいと思っております。  私ども、再生可能エネルギーの発電というのは、今は、例えて言うと...全文を見る
○北橋委員 先ほどの飯田参考人のお話を承りまして、私ども大変共感するところが少なくなかったわけでございますが、仮に産廃、とりわけ非常に低コストと言われている廃プラ発電を容認して一緒に普及の対象としてスタートをした場合、飯田先生の試算ではかなりこの廃プラ発電に食われてしまう、廃棄物...全文を見る
○北橋委員 新エネルギー部会長の柏木先生にお伺いしたいと思いますが、今、飯田参考人のお話では、試算をしてみると、経済産業省の方は風力の方も十分伸びていくんだ、こういうお話でございますが、実際はそうではないという御主張もあるわけですね。  その場合、その食い違いの原因というのは、...全文を見る
○北橋委員 これは、あしたも政府との質疑がございますので、その議論をまた続けさせていただきますが。  こういうふうに、これからの自然エネルギーの市場予測というのはかなり幅があるわけでございますが、その引き取り義務を課せられた電気事業者としても、政府の法案というのは財政金融上のサ...全文を見る
○北橋委員 例えて言いますと、ブルーギルという魚がありますけれども、外来種で、これが日本の池、湖にたくさんいて、非常に生命力があるものですから、ワカサギだとかフナずしの材料になるようなフナとか、かなり食べ尽くされてしまったという。  それだけの強力な低コストである、しかも地球温...全文を見る
○北橋委員 久保田参考人、今まで新エネ発電について政府の補助もあったと思いますが、これからいろいろなところでそれを本格的に拡大していくときに、設備投資に対する国からの公的な支援というものは大変重要だと思うんですけれども、実際に御苦労された経験からしてどのようにお考えでしょうか。
○北橋委員 時間が参りましたので終わります。  本日は、本当に貴重な御提言をいただきまして、ありがとうございました。
04月24日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第13号
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○北橋委員 民主党の北橋健治です。おはようございます。  きょうは、内閣提出の自然エネルギーの法案、そしてまた、超党派で野党で提案しました自然エネルギー発電促進法案につきまして審議をさせていただくわけでございますが、これから連休を前にいたしまして、エネルギーに関する重要な案件が...全文を見る
○北橋委員 当事者間でしっかりと話し合うということは、確かに、原則論としては、そこがスタートであることはよくわかっております。  ただ、この原子力の立地という問題につきましては、それは議員によって、会派によっていろいろと姿勢は違うにしましても、現に五十一基が動いているわけでござ...全文を見る
○北橋委員 それでは、総務大臣にも、その話し合いの中でいろいろと平沼さんの方からおっしゃるということでございますが、もう一度確認します。  今回のような形で、国会の法律があって、防災のため、いろいろな施設のために国がサポートをするんだ、にもかかわらず、それをやるためにこういう増...全文を見る
○北橋委員 これから政府並びに福島県の方でも検討が進むと思いますけれども、一方において経産省は、原子力は国の大事なエネルギーと位置づけてその行政を推進されておりますし、そしてまた今、規制緩和によって、エネルギーコストのダウンを図るために相当バイアスをかけてコストを下げる、そういっ...全文を見る
○北橋委員 法案の立案の過程を振り返りますと、これは超党派の議員連盟の皆さん方が長い間英知を絞って方向性を出し、具体的な試案をまとめてきたわけですね。その中を、政府はRPS方式ということで、まあRPSと呼べるかどうか議論はありますが、独自の考えを出した。ところが、この地球環境への...全文を見る
○北橋委員 それでは、環境の保全という言葉の中にはNOxその他いろいろな問題もあるということで、その中には、超党派の議連からの要望もこれありで、地球温暖化の防止という視点も入っているのだというふうに、仮にそう理解をいたしましょう。  そうしますと、この法案の体系というのは、いろ...全文を見る
○北橋委員 私どもは、民主党の部会として、幾たびも経済産業省にお越しをいただきまして、こういった問題についても議論してまいりました。  その中で、私どもが経済産業省からいただいているコスト比較によりますと、新エネルギーの発電のコストというのはどれぐらい見込まれるか、そうすると、...全文を見る
○北橋委員 それでは国民の前には、これから再生可能エネルギーをどうやって育てていくかという議論をするに当たって、大事な問題についてポリシーの方向が見えてきません。  そこで、シミュレーションの中で、廃プラ発電は幾らと見込まれているのですか。それも言えないのですか。
○北橋委員 質問通告がなかったかもしれませんけれども、ちょっと調べておいてください。大丈夫ですか。——それでは、お答えいただきたいと思います。
○北橋委員 具体的に四円から五円ぐらいではないか、これは事業者の間では通説になっております。  きょう、私は事前に、廃プラ発電は適用の除外とすべきである、これが民主党としての最大の要求であるということをお伝えしておりましたが、確かに、このシミュレーションの中でどうなっているか、...全文を見る
○北橋委員 それでは、長官も経済産業省の皆さん方も、廃プラ発電がどれぐらいのコストでできるかということについてはいろいろと、ここでお話しできるかどうかは別にしろ、聞いていらっしゃると思うんですよ。でも、一般に九円から十二円とか十四円とかと言われているものに比べて半分ぐらいの値段で...全文を見る
○北橋委員 合点がいかない御答弁なんですけれども。  要するに、廃プラ発電はこれからの問題なのでよくわからないけれども、一説には五円ぐらいという安いものでできるものもあるということはお認めになるんですね。このコスト競争力からして、ほかの大切な再生可能エネルギーを駆逐するおそれは...全文を見る
○北橋委員 駆逐するおそれはないというのは、一体何を根拠におっしゃっているんですか。  これだけの大きなコスト、ばらつきがあるのはわかりますよ。風力だって九円から十四円ですか、経済産業省の御説明では。ばらつきがあるのはわかります。でも、五円前後から若干のばらつきがあるとしても、...全文を見る
○北橋委員 今の答弁を聞いておりまして、既に国会で大臣あるいは長官が、政令で指定をできるものの中に廃プラ発電は加えてあるんだ、それをやっていけるんだという御説明をしてきた割にはとても納得がいかないですね。これはやはり、やってみなければどの程度落ちつくかというのはわからない面はあり...全文を見る
○北橋委員 今の大臣の御答弁で、きのうまでのこの廃プラ発電に対する認識は軌道修正されていくかどうか、もう少し私ども部内で検討させていただきますけれども。  抑制的な観点から慎重に検討するということですね。その前提として、循環型社会形成推進基本法の基本原則にのっとりと。これは、プ...全文を見る
○北橋委員 環境省、お越しいただいていますね。この廃プラ発電、我々は反対であるんですけれども、政府はそれを肯定してきたわけです。  そこで、今の大臣の御答弁で、政令で指定をするかどうかという問題になったときには、御省、環境省と十分協議をするという御答弁が今あったわけですけれども...全文を見る
○北橋委員 これまで廃プラ発電をやって何が悪いという姿勢から、環境省と十分協議をして抑制的な観点から慎重に検討するという答弁をいただきました。部内でよく検討させていただきますが、私どもは基本的に、まだ実績がない、わからないとなれば、危険性があるだけに、廃プラ発電は政令で指定すべき...全文を見る
○北橋委員 時間が参っておりますので、この点については最後に大臣の所見を承って終わらせていただこうと思うんですが、これから期間を置いて検討されるということなんですが、やはりここは哲学だと思うんです。政治の判断、ポリシーだと思うんですね。やはり再生可能エネルギーのためには国もやって...全文を見る
○北橋委員 それでは終わります。ありがとうございました。
07月05日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第27号
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○北橋委員 おはようございます。  石油公団法の質疑に入ります前に、昨日、福島県の議会におきまして、核燃税を大幅に引き上げる条例が全会一致で可決されまして、本日の本会議に上程される運びと報道されております。この問題につきましては、既に私も当委員会で指摘をさせていただきましたが、...全文を見る
○北橋委員 平成十二年の議員立法提出のときには、私ども、これは非常に大事な問題だということで鋭意議論させていただいたことを承知しておりますが、今回も、福島県におきましては、原子力立地市町村の住民の方々のニーズにこたえて、避難道をつくるとかいろいろな関係の、原子力を立地しているがゆ...全文を見る
○北橋委員 この点については、重要な問題でございますから、私どもも真剣に見守りたいと思っております。  さて、石油公団関連法の審議でございますが、きょうは小泉内閣の行革の責任者でございます石原先生にもお越しいただきまして、ありがとうございました。  まず最初に、国民が非常に注...全文を見る
○北橋委員 私の質問の趣旨が通じていなかったようでございます。今長官がおっしゃったことは、公団をなくすけれども、二つのルートで存続をするということをおっしゃっているんです。それでは、公団を廃止するという本来の論旨ではない。  例えば、減免つき融資というリスク管理の非常に甘い融資...全文を見る
○北橋委員 減免つき融資は間違っていたということを認めるんですか。
○北橋委員 よくわからないんですけれども、大臣にお伺いします。  長官はそういうふうにお答えになっているんですが、二兆円つぎ込んで一兆四千億円の不良資産をつくってしまった。そこには資金の供給のあり方が、石油を掘ってやってみても、千三つの世界と言われております、失敗したら金は払わ...全文を見る
○北橋委員 大臣からも御答弁がございましたが、これまでの石油行政の総括に当たりまして、減免つき融資制度というのはやはりやめるべきものであったというお答えがありました。ただ、長官からは事実の指摘があったのみでございまして、昔の人のことだということで、責任を明確化しようにもないという...全文を見る
○北橋委員 小泉総理は、自民党総裁選のときから、国民に対して自動車の道路の特定財源という問題については言及されてきたわけです。これは、予算委員会等におきましても民主党首脳から何度も見解をただしたことがありまして、自動車重量税については新たな第一歩を踏み出されましたが、揮発油税につ...全文を見る
○北橋委員 それでは、特別会計の問題は今後政府・与党内部の議論も見守りたいと思っておりますが、総務会長がこの点についても触れられたということは注目すべきことであると私も思っております。  さて、今回、出資比率を五割に下げる、そして債務保証というものを独法に残すということになって...全文を見る
○北橋委員 民主党も、この大手の石油会社の社長さんがおっしゃっているように、本当に優遇税制だけで民間ですべて切りかえてやれと党議決定しているわけではないんです。私どもは、エネルギーのセキュリティーという観点から、ここはきっちり総括、反省した上でしっかりと出直して頑張ってほしいとい...全文を見る
○北橋委員 ぜひその点は、十分善処していただきたいと思います。  きょうは時間が三十分ということなので、あと最後の論点でございますが、今回の石油公団の組織変更によりまして、将来の、近い未来の姿がよく見えません。これは、法案提出に当たりまして、経済産業省あるいは総理官邸、各方面と...全文を見る
○北橋委員 つまり、昨年の特殊法人整理合理化計画でも、資産評価、整理処分、売却の方針は書かれているんですけれども、基準は何も明らかになっていないんですね。ですから今後、エネ庁の審議会と総理官邸もかかわって議論するということなんですが、私は、今の説明でよくわからないんですね。結局、...全文を見る
○北橋委員 時間が参りましたので、終わります。
11月06日第155回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
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○北橋委員 おはようございます。民主党の北橋健治でございます。  きょうは、政府提案の法案の審議に入るに際しまして、今般、政府の方から、不良債権処理を加速させる、そしてデフレ対策というものも一緒に発表されたわけでございますが、主要経済閣僚のお一人として大臣がこの点をどのように評...全文を見る
○北橋委員 なぜ内外の世論が今回のデフレ対策に厳しい評価なのか。それは、財務金融委員会で竹中さんにもこれから私ども厳しく質疑をさせていただきますけれども、例えば、政府のデフレ対策の中に金融再生プログラムというのがありますけれども、これを見ると、肝心かなめの対策の多くは、検討を「要...全文を見る
○北橋委員 御答弁の中に、閣議で報告があったということなんですが、重要な経済対策はすべて、閣議決定あるいは閣議で正式に了解をするというきちんとした手続を踏んでいるわけです。今回はされていない。単なる報告であります。ここに、政府・与党がいかに迷走してきたか、そしてまた多くのことが先...全文を見る
○北橋委員 これを設置するとなると法改正が必要になるんだろうというふうに思うのですが、産業再生機構をつくるというのであれば、なぜこの臨時国会で法案を提出されないのですか。今回の臨時国会というのは、不思議なことに本当に重要な法案が出てこないんですね。例えば不良債権処理の公的資金投入...全文を見る
○北橋委員 今の株価の低迷からして、来年の三月の決算期をどうやって乗り越えようかと産業界は必死に頑張っているんですね。通常国会の冒頭に出してそれから施行されたのでは、随分先の話だと思いますね。この辺に、私は、政府には現下の経済情勢に対する危機感というものが本当に感じられないなとい...全文を見る
○北橋委員 政府の考えているセーフティーネットというのが、国民にとっては非常に冷たいものであるということがだんだんはっきりしてきていると思うんです。  今のお話では、この中小企業の信用保険制度の財政が厳しくなってきたので、これを維持していくためには、中小企業の、国民の負担もやむ...全文を見る
○北橋委員 この点につきましては、田中筆頭理事ら、長い間時間をかけて与野党の間で議論をされてきた課題だと認識をしておりますが、今回、こういう形で一歩前進したことを評価させていただきたいと思っております。  時間が限られておりますが、ひとつ大臣に、補正予算の問題について御見解を聞...全文を見る
○北橋委員 経済財政状況を見ながらと、総理も大胆かつ柔軟に対応と。財政を勘案するのは財務省です。経済の状況を総理に対して進言するのは平沼さんのお仕事であります。  これまで経済産業省も、いろいろな政府内部の議論の中におきまして、税制にしても金融にしても大胆な方向を示されておりま...全文を見る
○北橋委員 終わります。
11月12日第155回国会 衆議院 本会議 第9号
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○北橋健治君 私は、民主党・無所属クラブを代表いたしまして、ただいま議題となりました電気事業法及び核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律案及び独立行政法人原子力安全基盤機構法案について、民主党の提言も交えつつ、関係大臣に質問を行います。(拍手)  今回の電力会社によ...全文を見る
11月27日第155回国会 衆議院 経済産業委員会 第9号
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○北橋委員 おはようございます。  本案件の質問に入ります前に、昨今、エネルギーに関して非常に重要な政策を打ち出そうとされておられます。いわゆる石炭課税、また、それに伴いましてエネルギー特別会計の見直しについて政府内の議論が始まっておりますが、この点につきましてまず大臣の御所見...全文を見る
○北橋委員 最初に、総理の方からの指示もあってということでございますが、私は非常に唐突な形で提起されたと思っております。  といいますのは、エネルギーの間に公平な負担ということをおっしゃいましたが、ということは、今まで不公平なことを平然とやってこられたということになるわけです。...全文を見る
○北橋委員 この問題だけで時間をとるわけにいきませんが、いずれにしても、自家発を初めとして、産業界にとっては明らかにコスト負担増になっていくわけでございまして、本来ならば地球温暖化対策の一環として、やはりグッド減税あるいは政策誘導も含めた観点からの議論をよくしていただくように私ど...全文を見る
○北橋委員 今回信頼を損なった責任のとり方は、再発防止あるいは原子力発電所に対する信頼を回復することに万全を期すというお話でございます。  そこで、今回、原子力立地自治体の関係者の声、あるいはそこに住んでいらっしゃる住民の方々が一番切実な不安に悩まされているわけです。そこから今...全文を見る
○北橋委員 ダブルチェック体制を継続して、それぞれできるところから体制を強化していきたいという御趣旨でございますが、住民の方々が、自治体の長の方も含めて言っていらっしゃるのは、原子力を推進する行政機関の中にチェックする機能を置いておいていいのかということであります。  そして、...全文を見る
○北橋委員 後ほど同僚委員の方から質問もあろうと思っておりますけれども、この三条委員会の設置が今すぐにできないということに残念ながら至る場合には、せめて現在の安全委員会のチェックシステムを強化する修正が不可欠である、こう考えておりまして、それは後ほど御指摘をさせていただきたいと思...全文を見る
○北橋委員 大臣が御予定で退室されるということでしたので、ちょっと先に質問させていただいておりますが、もう一点、それと関連してプルサーマルの計画についても、もう本当ににっちもさっちもいかないような重大な事態に来ております。  とにかく、福島、新潟など自治体の長を初めとして住民の...全文を見る
○北橋委員 率直に、原子力立地市町村の住民の方の声を聞く限り、プルサーマル計画もそうですが、十基、十三基の新増設という状況ではかなり異なってきているのではないかという気がしてなりません。そのためにも、せめて三条委員会の設置という形で、国みずから今までのあり方を根本的に血を流す形で...全文を見る
○北橋委員 基本的なお考え方は今の御答弁でわかるんですけれども、原子力発電所、とまったままいく可能性もあるわけですよね。どうなるかこれはわからない。もう一度そこで再運転ができるかどうかというのは、その時点のチェックなんですね。私が今聞きたいのは、とまったままの状態で、この首都圏の...全文を見る
○北橋委員 事業者の努力を見守りながら相談に乗るということでございますが、首都圏のエネルギー需給という問題は重大な問題でございまして、そういった意味におきましては、今の御説明を聞いてよくわからないんですけれども、そのうち再開できるだろうという認識が前提になっているのではないかな。...全文を見る
○北橋委員 しっかりとその点は政府としても今後努力をしていただきたいと思いますが、私は、やはり原子力発電所の存在の大きさを考えたときに、国民の方に納得していただけるようなきちんとした安全審査を貫徹して再運転をお願いするしかないだろう、そうしなければエネルギーの需給という問題は崩れ...全文を見る
○北橋委員 今回の不祥事の背景に、そういったことがきちんとされていなかったことが一つの遠因になっているのではないかということのようですけれども、しかし、これを国民の皆様方に御納得いただくにしては最悪のタイミングだと思うんですね。そういった意味では、私は、海外のこともよく研究をされ...全文を見る
○北橋委員 時間が来たので、終わります。