北橋健治

きたはしけんじ



当選回数回

北橋健治の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月16日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○北橋委員 おはようございます。民主党の北橋健治でございます。  この間、私はまず、日本にとりまして非常に危機的な状況に陥っております経済、とりわけ金融問題について、まず財務大臣、金融担当大臣の御見解をお伺いしてまいります。  今週週明けの株価は、驚くべき、底なし沼の状況まで...全文を見る
○北橋委員 竹中大臣の御答弁をいただく前に、今の財務大臣のお話を聞いておりますと、底なし沼に陥って、これから質問しますけれども、与党の方からもいろいろな提言が出ているわけです、産業界でも、このままじゃだめだと。そういう状況に至っているその危機感というものが全く今の御答弁には感じら...全文を見る
○北橋委員 最近の証券市場の変化に対してはいろいろな識者がいろいろなことを述べておられますが、やはり直近の株価下落の牽引役というのは、銀行株に非常に大きな問題があるのではないか。つまり、メガバンクの中には、取引先に増資の引き受けを押しつけてみたり、そういう悪あがきの増資というよう...全文を見る
○北橋委員 最初からそのように、株価がここまで落ち込んだ原因の中で、状況認識の中で言っていただければいいわけでありますが、要するに、金融システムに重大な欠陥が、本当に改革に着手されていないからだということですね。それもお認めになるわけですよね、塩川さんは。
○北橋委員 塩川大臣は小泉内閣の最高のブレーンの方だと私は思っておりますので、やりとりがありますので、続けさせていただきます。  それでは、報道によりますと、きのう小泉総理と財務大臣が協議をされた。それはなぜかというと、産業界は、ここまで至るとこれはもう大変な状況になったので、...全文を見る
○北橋委員 大変残念な方向であると私は思っております。  大臣、今の答弁の中でも、朝令暮改になって税制の信頼を失うということでございますが、それならば、視点を変えてお伺いいたしますけれども、今、与党の最高首脳の皆さん方が口をそろえて、今日の株式市場の低迷なり経済の惨たんたる状況...全文を見る
○北橋委員 竹中経済財政担当大臣は、この問題についてどうお考えですか。
○北橋委員 これは既に報道されていますように、財務会計の基準機構、政府の審議会のところで協議をするというふうになっているんですが、竹中大臣にもう一度お伺いします。  この問題については、与党ががんがん皆さん方のところに言っていっているわけでしょう。その中で、小泉総理は三月十一日...全文を見る
○北橋委員 言葉は多いんですけれども、よくわからないんです。政調会長、総務会長、デフレ対策委員長、元大蔵大臣が言っていることなんですよ。それを総理大臣も、これは奇策だ、やらないと言っているんです。だから、その方針でやるんですねと確認しているんです。たくさんの言葉は要りません。総理...全文を見る
○北橋委員 そう言っていません。奇策はとらないと言っている、奇策と認めるとか認めないのかを答えてほしい。再答弁を求めます。与党が何ぼ言っても、総理が言われたように、奇策とあなたも考えているのかいないのかと聞いているんです。
○北橋委員 これは、政府・与党のポリシーというのは本当にすごい対立になっていますね。溝がありますね。ばらばらですね。  そこで、時間もありませんから、今度は竹中大臣にお伺いします。長い答弁、正確にお答えしたいでしょうけれども、質問に端的にお答えいただきたい。  株価が異常なま...全文を見る
○北橋委員 私どもは、何もやってこなかったことが重大な事態に至っているという認識でございます。  先へ進みますけれども、例えば、実体経済が非常に傷んでいるから株価にもそれはあらわれていると思うんですよ。いろいろと手を尽くしてやってみてもうまくいかないというのは、日本経済の実態が...全文を見る
○北橋委員 その答弁で、今資金繰りに苦しんで、日本経済を実質支えている中小企業の人たちが納得すると思われますか。五兆円、九月現在で去年よりも減っているところが、命令を出しても五千億円ぐらいしか改善されていないじゃないですか。その正確な数字は後から出るかもしれませんけれども、結局、...全文を見る
○北橋委員 できなかったらどうするんですか。連休明けにこの数字は出てきますよ。できなかったらどうされますか。政治責任をとるんですか。
○北橋委員 やはり私は、竹中教授のレポートをたくさん読ませていただいて、私は尊敬をしておりましたけれども、でも、政治家としての答弁はそういうものじゃないと思いますよ。やはり、自分が体を張って、政治生命をかけてでもやるんだ、やらせるんだというぐらいの姿勢が当局に全くないということは...全文を見る
○北橋委員 この問題については、竹中大臣は、きのうの答弁でもそうですけれども、業界全体の動向を見ながら政府が判断し、予算措置を国会にお願いするとしか言っていないんです。  この問題については、三年前の改正のときに、私、当時、大蔵委員会の理事をしておりまして、質問をさせていただき...全文を見る
○北橋委員 それでは、これ以上契約者に対して負担の強化は求めませんね。これ、一言だけお答えして。これ以上負担を求めませんね、契約者に対して。
05月20日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第2号
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○北橋分科員 まず第一の質問は、先日政府がお決めになったと聞いておりますが、北朝鮮に対する経済制裁の一環といたしまして新たな措置を講ずるというふうに伝えられておりますが、どこが変わるんでしょうか。まず事実関係を。
○北橋分科員 この問題についてかかわるのは、アメリカであり、韓国であり、ロシア、中国など、北朝鮮の隣国、関係国がかかわってくるわけでございますが、要するに、日本とアメリカが合意すれば送金停止という経済措置を講ずることができるというふうに理解できると思うんですけれども、それでよろし...全文を見る
○北橋分科員 事務当局に確認しますが、送金停止というようなことが具体的に、このグローバルなマネーの流れがある中で現実に可能ですか。
○北橋分科員 イラクの武力行使に対してもそうなんですけれども、アメリカが国連の決議をあえて求めずに武力行使に及んだことは、国連の舞台を台なしにしたという意味において民主党も強く反対をしてきたわけでございますが、私どもももちろん日米関係の重要性というのは十分承知をしているつもりでご...全文を見る
○北橋分科員 関係国とおっしゃっておられますけれども、それはアメリカとだけでやったって効果というのは余り期待できないわけで、やはり北朝鮮の隣国、今重要な話し合いをしているさなかでございますから、そういったところの周到な話し合いを前提として考えていただければ、このように思っておりま...全文を見る
○北橋分科員 やはり税を確保するということは非常に重要なことでございますし、実調率がここまで下がってきているという現場のお話は、大臣もよく御認識を賜りたいのであります。  といいますのは、かつての大蔵委員会、現在の財務委員会でもそうでございますが、しばしば与野党が激突をして、甲...全文を見る
○北橋分科員 副大臣のおっしゃった方向で、ぜひとも塩川さんを先頭に頑張っていただきたいと思っております。  さて、公務員制度改革の問題で非常に大きな論点になっておりますのは、いわゆる幹部職員の天下りの問題でございます。  これは、ほかにもいろいろな重要な案件があって、さらに慎...全文を見る
○北橋分科員 公務員制度改革については、この点が非常に大きな論点になっておりますので、私は、大臣の率直な御意見に大変敬意を表したいと思っております。戦後何十年もずっと続いてきた人事の慣例であるだけに、それを変えることは大変難しいと思いますけれども、ぜひ、大臣、先頭に立って頑張って...全文を見る
○北橋分科員 経営者に大きな責任があるということは私どもも当然そう考えておりますが、政府の責任もあるんではないかと思います。といいますのは、これまで、この銀行には自己資本比率は六%ある、そういうことを述べていた政府関係者もいたわけでありまして、それが結局、竹中流の査定という形でや...全文を見る
○北橋分科員 金融検査の強化とそれに必要な予算、定員の確保は民主党も主張してきたわけです。そのことの重要性は私どもも同じような認識です。  しかし、今回の問題は少し違うと思うんですね。例えば、自民党のある方はこう言っていますよ、経済失政でこういう状況が生まれた、間違いは子供でも...全文を見る
○北橋分科員 これは集中審議も間もなく行われるところでございますので、しっかりと議論はさせていただきますけれども、ただ、自民党内には、竹中大臣には大きな銀行をつぶしたいという動きがあった、竹中さんは一つの目的を達したかもしれないが、閣僚としての責任は非常に重い、これは野中さんの発...全文を見る
○北橋分科員 私どもも、やはり日本の経済がGDPでも五百兆円を割れる、これは八年ぶりの出来事でありますので、大変深刻な事態だと思いますし、ことしの第一・四半期においても実質成長ゼロ、こういう状況が続いております。  そういう中で、今までの、従来の答弁から一歩も出ないような、りそ...全文を見る
○北橋分科員 質問は多く用意しておりましたが、時間が参りましたので、これで終わりたいと思います。大臣の御発言を聞いておりまして、改めて経済有事になっているなということを感じました。  ありがとうございました。