北村哲男

きたむらてつお



当選回数回

北村哲男の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月26日第126回国会 参議院 外務委員会 第1号
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○北村哲男君 北村でございますが、外務大臣に御質問したいと思います。  昨日のボー・バン・キエト・ベトナム首相と宮澤首相との会談でベトナムのいわゆるドイモイ政策に対する協力を一層推進していくことが合意されているという報道がなされております。もちろん外務大臣もお会いになっていると...全文を見る
○北村哲男君 宮澤首相は、去る一月のタイ・バンコクにおけるアジア外交についての政策演説で、インドシナ復興援助支援への我が国の積極的な協力に言及しておられます。インドシナの安定を進める見地から我が国は、市場経済と対外開放を柱とする政策を進めているベトナムのいわゆるドイモイ政策、ベト...全文を見る
○北村哲男君 この点についてもう一、二点ですが、一つは、今ベトナムはASEANのオブザーバーでありますけれども、近い将来ASEANへの加入の可能性はあるとお考えでしょうか。あるいはもしあるとすればどういう条件が整えば加入ができるのだろうかという問題について。
○北村哲男君 もう一点ですが、今カンボジアとの関係をもう侵攻はしないと天下に宣言しているというふうに外相は言われましたけれども、今カンボジアではベトナムとの関係が依然としてしこりに残っておってカンボジアの人たちはベトナムを信用していない。あるいはUNTACに対する不満も、入ってき...全文を見る
○北村哲男君 この点は現地でいろいろとプノンペン政府以外の方々いわゆる旧三派の人たちの話を聞きますと、依然としてベトナムとの関係は不安要因として残っているということが多くありますので、その辺は今は強く追及する気はありませんけれども、将来的にもまだ未解決の問題だと私は思います。 ...全文を見る
○北村哲男君 基本姿勢は今のとおりお伺いしますが、ロシアは核大国であります。そのロシアの混乱はぜひ回避しなくちゃならないということは全世界の希望でありますが、エリツィン大統領の改革路線を支持することをもう時期を逸することなく具体的に打ち出すべき時期だと思います。  その柱となる...全文を見る
○北村哲男君 首相と外相の意見が違うこともあれですが、それは……
○北村哲男君 ロシアの政局の混乱というのは、もうどの論評もその背景は極端な経済不振というふうに言われております。債務の繰り延べなどの緊急避難的な対応ももちろん必要でありましょうが、我が国の支援はロシアが主体的に早く市場経済移行に努める基礎づくりに重点を置くというふうにすべきであろ...全文を見る
○北村哲男君 野村さんの今の話につけ加えてですけれども、来日中のロシア科学アカデミー経済研究所のニセビッチ研究員が、先般、最も大事な支援は情報の提供だというふうなお話をしておられました。この点については当然と思われますけれども、もちろん外務省としては情報の提供ということも中心的な...全文を見る
○北村哲男君 その点につきましては終わりまして、一、二、今度の予算のことについてお聞きしますが、一つは外交実施体制の問題ですけれども、定員の問題です。  我が国が世界の期待にこたえて国力に応じた外交を展開するためには外務省の陣容を強化する必要があるということはもう長く言われてい...全文を見る
○北村哲男君 それから経済協力の問題についてお聞きしますけれども、第四次中期目標が昨年終わっておりますが、その達成の見通しと、それから第五次中期目標の検討状況についてお伺いします。  政府開発援助の拡充は、我が国が国際社会に貢献していくための重要な柱であります。昨年で期間が終了...全文を見る
○北村哲男君 検討中というだけでなくて、もう少しわかるようにここで発表はできないのでしょうか。
○北村哲男君 もう終わりますが、今のお話でも何か新聞報道とかそのほかの報道よりもはるかに後退したような動きで、もうちょっと詳しく出ていますよね、実際は。それ以上言えないなら結構ですけれども。  終わります。
04月01日第126回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○北村哲男君 私は、証人、ここに一枚の怪文書を持っております。それは、証人がここにお見えになることが決まったのが先月の二十六日、それからわずか五日か六日しかたってないんですけれども、その間に、私のところに同じものが、何通か怪文書が来ております。  内容を言いますと、旧平和相互銀...全文を見る
○北村哲男君 あるかないかで結構ですから、結構です。次を聞きますから。
○北村哲男君 そうすると、全く事実に反するということとお聞きします。  それで、そうしますと、ではお聞きすることがあります。  証人は、平和相互銀行が合併された年というか今問題になっている年なんですが、昭和六十年のこと、それから昭和六十一年の十月一日に平和相銀とそれから住友銀...全文を見る
○北村哲男君 私のお聞きしているのは、証人個人が、あなた個人の収入について税務調査を、国税庁から税務調査を受けて、明くる年、昭和六十一年度に修正申告をしたことがあるかないかと聞いておるわけです。
○北村哲男君 幾つかの、これ情報ですけれども、相当高額の修正申告をされて納税をされたということが私の調査網に入っておるんですけれども、そういうことはないというふうに断言できますか。
○北村哲男君 それでは、次の質問に移ります。  証人は先ほど、真部俊生という八重洲画廊の社長との関係について、大蔵省の二年先輩の人の紹介を受けて会ったというお話をされました。それはお名前は恐らく磯江重泰さんという方だと思います。そういうことでよろしいんでしょうか。そして、そのと...全文を見る
○北村哲男君 そうすると、先ほどの証言と違うと思うんです。先ほどは、大蔵省の二年先輩の人から紹介を受けて、それを四人の旧平和相銀の幹部の人たちに紹介したというお話があったんですが、前からお知り合いということで続けて聞いていきたいと思います。  そうすると、私どもの調べでは、証人...全文を見る
○北村哲男君 それでは、どういうところからどういう知り合いだったかを言ってください。
○北村哲男君 それでは、もう少し具体的にお聞きしましょう。  証人が真部氏を伊坂さんたちに紹介されたときに、伊坂さんたちから証人は、真部とはどういう男なんだ、どういう人なんでしょうかというふうに聞かれたときに、証人はこういうふうにお答えになったというふうに言われている。僕が銀行...全文を見る
○北村哲男君 証人は、大蔵省絵画クラブというものがあるのを知っておりますか。
○北村哲男君 真部はそこに集まる人たちとの関係でつき合いがあったんではないでしょうか。
○北村哲男君 便利な男というのは、真部が大蔵省の人から紹介状をもらって、そして相互銀行なんかの社長のところに行って絵を買ってもらうあるいは絵を売るというふうな意味で、行ったり来たりしている意味で便利な男だったという意味ではないんですか。
○北村哲男君 じゃ、もう一つお聞きします。  真部は絵を使って、官僚をやめられた方とかあるいは銀行をやめる人、あるいは政治家の錬金術、いわゆる絵によって、絵を売ることによってその差益をどこかに還元するという形でお金をつくり出していく、そういう陰の商人ではなかったんですか。
○北村哲男君 それでは、余りはっきりおっしゃらないんですけれども、まず真部が磯江さんの紹介という形で会長のところへ乗り込んできたのは、彼はもともとあなたと知り合いであったのになぜ磯江さんの紹介で来たのか、そういうことをあなたはお聞きになったことはないんですか。もともとの知り合いで...全文を見る
○北村哲男君 そうしますと、まず真部氏があなたのところへ来たときに、もちろん紹介状を持ってきたかもしれないけれども、しかしもともとの知り合いですよね。何のために来たかというのは、最初あなたはお会いになっているわけですから、なぜ来たかというのは、知り合いであれば、あなたは先ほど何か...全文を見る
○北村哲男君 いや、いや、会って何を話をしたかですよ。
○北村哲男君 極めて不満です。  それはあなたが危険を感じたならいいですよ。おれの前でそういうことを言うな、怖い話を持ってくるというふうな意味なら。また後から聞きます。  しかし、何もわからないのにそれは言うなという話はとても不自然であって、何のために来たんだ、わざわざ紹介状...全文を見る
○北村哲男君 お疲れのところ失礼します。また、大きい声を出して失礼しました。  最初に真部氏が来たときに、既に真部氏は金屏風を売りつけに来たということは、そういう話が出たんじゃないですか。
○北村哲男君 もう一つ、このときに真部は、小宮山ファミリーから佐藤茂に渡った二千百六十万株の株を平和相銀は買い取りたくてしようがなかったころですよね。それを買い取るためには自分が間に入らなくちゃだめだ、政治的な折衝あるいは裏の問題が絡まなければだめなんだということを会長であるあな...全文を見る
○北村哲男君 証人、まさにその辺を聞きたいわけで、御記憶を思い起こしていただきたいんですが、間違ったことというか、私はそのときにそういう話がなければその後の金屏風事件というのは起こらないと思うんです。話の出発だと思うんです。だから、当然あなたに話があって、おれにこの話は任せろとい...全文を見る
○北村哲男君 おいおいそういうことになると思うんですけれども、それ以前の問題としまして、証人は真部氏は知っているし、何か大きな画廊を持って立派だねとさっき言われたんですけれども、ということは画廊の存在も知っている、大きな画廊であることも御存じだったということだと思うんですけれども...全文を見る
○北村哲男君 そうすると、証人は青木伊平さんというのは御存じだと思うんですけれども、会われたことはありますか。竹下さんの秘書の青木伊平さん。
○北村哲男君 そうすると、福本邦雄というフジインターナショナルアートという画廊を経営している人は御存じですか。
○北村哲男君 そうすると、皆さんみんな御存じないということなんですが、竹下元首相は御存じだと思いますけれども、お会いになったことはありますか。
○北村哲男君 わかりました。御関係は深い、いろいろあるとわかりましたけれども、平和相銀と住友の合併、あるいは平和相銀の中の内紛というかそんなものがあったころ、特にまた小宮山ファミリーの株が佐藤茂にあったこと、これに関連してお会いになったことはありますか。
○北村哲男君 もう一つ、先ほどから出ております川崎定徳の社長の佐藤茂、この人と会ったことはありますね。
○北村哲男君 それは、今の真部さんが最初にあなたの会長室にあらわれたときよりも前でしょうか、後でしょうか。
○北村哲男君 佐藤さんがことし一月の毎日新聞のインタビューで、自分は小宮山ファミリーから株を買い取った、すなわち昭和六十年三月の二十九日よりちょっと前、二十数日だと思いますが、その買った直後に竹下事務所を訪れて竹下さんに会ったということを言っております。そして、そのときに既に平和...全文を見る
○北村哲男君 それで、そうしますと、そういうまさに株が佐藤茂氏に買い取られたのが昭和六十年三月二十数日だと思うんですけれども、そのころからこの今問題にしている金屏風事件なんかが起こってくるんですけれどもね。そのころを境にして、それ以前に佐藤茂氏を知っていたか、あるいはそれより後に...全文を見る
○北村哲男君 もう結構です。
○北村哲男君 金屏風を平和相互銀行がもう買ったということは御存じだと思います。もちろんコンサルティング・フォーラム社を通じてですけれどもね。その金屏風を買うについて、買うことがすなわち佐藤茂氏に移った株の買い戻しとリンケージしている、一緒になっているということは証人はもちろん知っ...全文を見る
○北村哲男君 それを知らないと言われると、あなたは、それではひとつ売買契約書をちょっと示したいと思うんですけれども、(角田義一君資料を手渡す)売買契約書、これは昭和六十年八月十五日付の売買契約書で、問題になっている金屏風の売買契約書なんです。  それには金額四十億円と出ており、...全文を見る
○北村哲男君 証人は先ほど一番最初の自己紹介でも一九六〇年ごろというふうに間違ったことを言っておられるんですけれども、証人の経歴を見ますと、昭和五十八年に平和相互銀行に会長として入っておられます。そして、ずっと会長としておられて、六十年の十二月三日に今度は社長に就任されたと。です...全文を見る
○北村哲男君 あなたは、先ほど真部氏を伊坂さんたちに紹介をしたという経過がありましたですね。それで、その後、伊坂さんが真部との間で金屏風を買い取る交渉をしておったということは報告を受けているでしょう。しかも、その金屏風の買い取りは佐藤茂に行った株式を買い取ることとリンケージしてい...全文を見る
○北村哲男君 伊坂氏は経営陣にいたと言っても一監査役で、また顧問弁護士であるわけですよね。会社の意向を受けて仕事をしていた人だと思うんです。  それで、伊坂さんはあなたから依頼を受けて真部と会って、そしてもちろんほかの経営陣からも委任を受けて金屏風の売買について自分が担当したと...全文を見る
○北村哲男君 先ほどの金屏風の売買契約書を御存じないと言われたんですが、現実に平和相互銀行から八月十七日に二十億円、そして九月十七日に二十億円払われているという事実があるんです。これは小切手の現物もあります。それについて、あなたは支払われたということについても御存じないんですか。
○北村哲男君 せっかく思い出していただいたことで、もう一つ、そのときに一緒に佐藤茂氏から問題の二千百六十万株の買い取り資金八十五億についても支払いの、支払いというか、お金を出すことが決まったというふうに言われておるんですけれども、問題のその株の買い取り資金がどこで決まったかという...全文を見る
○北村哲男君 そもそも小宮山ファミリーから佐藤茂氏へ二千百六十万株が売られた代金が八十億なんです。これもう既にわかっていることなんですけれども、それから計算された、それからの利息とかその点つけて八十五億というふうに決められたというふうに言われているんですけれども、それについての支...全文を見る
○北村哲男君 今、八十五億という計算がどこから出たかわからないとおっしゃったんで、この八十五億というのは、その佐藤茂さんが小宮山ファミリーから買った値段がもともとが八十億だったということから算出されたんでしょうと私は言ったんです。そういう説明を申し上げました。ですから、そういう計...全文を見る
○北村哲男君 終わります。
04月22日第126回国会 参議院 外務委員会 第5号
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○北村哲男君 社会党の北村でございます。  私は、国際移住機関憲章についての質疑を行っていきたいわけでありますが、まず最初に大臣にお伺いしたいことがあります。  というのは、今、世界には千八百万人ぐらいの難民がいると言われておりますし、難民千八百万時代の援助をどうするかという...全文を見る
○北村哲男君 御所見はそれで結構なのですが、日本の難民に対する姿勢が今までどおりでいいかどうかということは今後、日本としては考えていかないと世界に対して、世界の難民がこれだけふえているのに日本だけは今度の条約の第一条三項で全然別なのだという態度で済むものかどうかというのは私は疑問...全文を見る
○北村哲男君 IOMという機関は、UNHCRとかあるいは難民条約、あるいはUNBROと言われる国連国境援助機関というふうな華々しい活動をしているものに比べてちょっとなじみがないような気がするのですね。難民援助の国際機関はほかにも例えばIRO、国際難民機関とか、地域的な意味では国連...全文を見る
○北村哲男君 湾岸危機の際については後ほど聞きますけれども、例えば今出てきたカンボジアの難民三十七万人をUNHCRが中心になって短期間のうちに本国の方に引き揚げさせたという実績があるのです。あそこにおいてUNBROも活躍しました。UNHCRも活動しました。そうするとこのIOM、国...全文を見る
○北村哲男君 そうすると、カンボジア難民に関してはIOMは全く関与せずですか。
○北村哲男君 IOMへの加盟の経過、今度加盟するのでしょうけれども、従来からの関係についてちょっと伺います。  我が国は一九六一年以来、IOMの前身である欧州移住政府間委員会あるいは移住政府間委員会にオブザーバーとして参加してきた、さらに一九八五年以来は任意拠出、お金を出してき...全文を見る
○北村哲男君 それでは、今、八五年のことをおっしゃったのですから、湾岸危機に至るまでの八五年から八九年までの間はいかがですか。
○北村哲男君 八五年の二千四百万円というのはどういう活動に対するどういうお金なのですか。先ほど言われた一九八五年です。
○北村哲男君 湾岸戦争のときに華々しい活動をされたことはわかるのですが、この間の活動というのは日本の関与は世界的平均的に見てほとんど何もやっていないというふうな見方でいいのか、あるいは相当積極的あるいは関心を持っておったというふうな評価なのでしょうか。
○北村哲男君 それでは、その次の一九九〇年から九一年にかけての湾岸戦争のとき、どのくらいの活動をしどのくらいの拠出をしたのか。それからもう一つ続けて九二年に百三十五万ドルの拠出 を行っておりますね。これはどういうふうな趣旨ですか急にふえておるということですが。
○北村哲男君 今のベトナムの関係の五十万ドル、クメール民族に対する五十万ドルというのは中身をちょっと言ってください、どういうことに五十万ドルを使ったのか。
○北村哲男君 今、クメール人の帰還の問題で五十万ドルと言われましたね。それで対象が二十八人とか六十人とかいうふうに言われましたが、そのぐらいのことにこの五十万ドルぐらいかかるようなあれですか。この移住機関というのは一体何にそんなにかけるのでしょうか、それぐらいの人のために。
○北村哲男君 今、資金が拠出されると言われましたが、移住機関というのは国内に帰ってから云々するのではなくて、また出るときに云々するのではなくて、その移住、特にIOMの仕事は移動の仕事ですよね、主として役割が。例えば飛行機代とかそういうものが入るのですか。どういうものにそういうお金...全文を見る
○北村哲男君 先ほど湾岸戦争のときの拠出額は聞いておらないのですが、額だけで結構ですから。
○北村哲男君 はい。
○北村哲男君 IOMが難民支援の分野で国際的に大変貢献しているということは高く評価をされておるわけですけれども、今言った九〇年の湾岸危機あるいは湾岸戦争の際に二十万人を超える避難民の本国帰還に貢献したことも記憶に新しいところであります。  今般のIOM加盟に当たっては、湾外危機...全文を見る
○北村哲男君 今までも湾岸のときに千八百四十万ドルとの多額のお金を出して協力をしてきた。これは未加盟のときの任意拠出だと思うのです。今後は加盟すると義務的にそういうものを出していかなくちゃならないということになるのですけれども、事業資金それから管理資金、管理経費ですかね、両方あっ...全文を見る
○北村哲男君 今後、加盟した場合に、事業資金それからたしか管理資金、両方ありますね、お金を出す場合。予想としてどのくらいのものを大体日本は分担していくことになるのですか。
○北村哲男君 一九九三年の事業予算は二億六千三百万ドルすなわち三百億円ぐらいなのですね。それはいわゆる分担金とは別の事業予算ですから任意拠出で行われていると思うのですけれども、そうするとその中の日本というのは大体どのくらいの割合で事業予算を分担していくことになるのでしょうか。正確...全文を見る
○北村哲男君 ちょっとヨーロッパのことに飛びますが、ユーゴの問題です。  今、とても混迷を深めているユーゴスラビアの問題で避難民の輸送支援問題が一つの大きなポイントになっているというふうに聞いておりますけれども、あそこの問題を私どもが見る場合にIOMはどういう活動をしているのか...全文を見る
○北村哲男君 日本の問題ですけれども、日本が入って資金援助をして国際的な難民問題について協力するという姿勢はわかるのですが、日本の中の移住問題というのがあると思うのですね。  我が国の海外移住は中南米諸国を中心に今までは二国間の取り決めを通じて、移民に関する支援はJICAが中心...全文を見る
○北村哲男君 終わります。
05月13日第126回国会 参議院 外務委員会 第6号
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○北村哲男君 社会党の北村でございます。  私は、イスラエルとの間の租税条約とトルコ共和国との間の租税条約の二つの条約についての質疑、質問を行っていきたいと思います。  まず初めの質問ですが、我が国とトルコとの間では昨年投資保護協定が結ばれて今般は租税条約を締結することとなる...全文を見る
○北村哲男君 タックス・スペアリングを供与する相手国について我が国はどのように考えておるかという点については、イスラエルについては認めていない、トルコについては認めたということは、どういうふうな方針でトルコについてこういう控除制度を認めたのかという点についてもう少し詳しくというか...全文を見る
○北村哲男君 ついでにそれではイスラエルとちょうど二つ条約が来ていますので、イスラエルはそうすると途上国とは言わないでしょうけれども、どれくらいの差があるわけですか。
○北村哲男君 それでは次に、やはりトルコの関係ですが、その前にちょっと形式的なことなのですが、お話に出てきた条約が片やイスラエルに関するものは条約とあり片やトルコとの関係では協定とあります。国際的な意味は同じとは思うのですけれども、あえて違うという意味があるのでしょうか。
○北村哲男君 内容的に確かに違いがないことはよくわかっておるのですが、言葉の重みからいっても条約と協定というと協定の方が軽いような感じがするのです。しかも、これはトルコ側からの要望であるならばいいのですけれども、今言ったふうに、これが例えばイスラエルとは対等の条約である、対等の国...全文を見る
○北村哲男君 次ですが、トルコとの協力による中央アジア支援の可能性についてお伺いしますけれども、昨年十二月にデミレル首相が来日されましたが、その際トルコ側から我が国と共同して旧ソ連の中央アジア諸国に対する支援を行いたいという提案があったというふうに聞いております。  中央アジア...全文を見る
○北村哲男君 それでは、イスラエルの関係についてお伺いしたいと思います。  これは今、なぜイスラエルと結ぶのかということになるのですが、従来は輸入原油の大半はアラブ諸国に依存しておったという我が国の政策があるのです。その関係でイスラエルとの関係については非常に慎重な対応をしてき...全文を見る
○北村哲男君 今までそれぞれと対等な関係でやってきたと言っておられますけれども、やはり相当アラブに遠慮をしてイスラエルに対しては消極的な態度であったのではないかと思うのです。それはその関係がなくなって両方並行していけるようになったというふうに、そういう条件が整ったというふうに理解...全文を見る
○北村哲男君 そうすると、イスラエルは自分たちの国の主張をこの条約に関しては引き下げたということになるのでしょうか。イスラエルは国際的な取り決めとか国際法上の問題についてはそれを無視して現実の占領を行っておるわけですけれども、それをこの条約の適用に関しては国際法を認めるよというこ...全文を見る
○北村哲男君 それではあと一、二点質問していきたいと思います。  イスラエル地区あるいは中近東から離れまして我が国とアジアとの関係に少し移ってみたいと思うのですけれども、地理的、経済的関係が密接なアジアの諸国で今後我が国との経済関係が深まる見込みの高い国との租税条約に積極的に取...全文を見る
○北村哲男君 時間がないからもう一点だけ質問しますが、この点については、ともかくベトナムについては近々もう結ぶ可能性が出てきているというふうにお伺いしてよろしいわけでしょうか。
○北村哲男君 それからもう一つ、今回の租税条約は日本と世界各国の間で四十番と四十一番目の租税条約というふうに聞いておるのですけれども、締結以来相当期間が過ぎた条約もあると思うのです。これは必要に応じて特にタックス・スペアリングの問題なんかはそのまま企業保護というか、保護を認めてい...全文を見る
○北村哲男君 それでは私は時間来ましたので終わります。