北村哲男

きたむらてつお



当選回数回

北村哲男の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月29日第129回国会 参議院 外務委員会 第1号
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○北村哲男君 私は、時間の関係もありますので、四点だけの質問をしていきたいと思います。そのうち二点は、午前中に矢野委員が与党は十分納得したのかという質問をされた点でありまして、私どもは連立与党全体としては合意をした、されど社会党は、あるいは私は必ずしも納得していないという点もあり...全文を見る
○北村哲男君 ありがとうございます。私は、この条約が国の政策において誠実に実行されることを心から願うものであります。  次に、この子どもの権利条約は一九八九年十一月に国連総会で採択されて、我が国は翌一九九〇年九月に署名しております。締約国は現在百五十三カ国と、ほとんどの国が締結...全文を見る
○北村哲男君 どうもありがとうございました。  次にまた、午前中矢野委員の御指摘になった三十七条(c)項の留保についてお尋ねします。  政府は、自由を奪われたすべての児童が成人から分離されなければならないという旨を規定しているこの三十七条(c)項を留保しております。留保の理由...全文を見る
○北村哲男君 その点を、今の分離原則を明確にするということがあるにもかかわらず、分離原則をうたっている条項自体を留保したということが私は混乱を巻き起こしたのではないかと思いますので、今回についてはやむを得ないと思いますけれども、今後、その点についてはもう少し工夫が必要であるんでは...全文を見る
○北村哲男君 最後の質問に移りますが、法務省及び厚生省同時に、一つずつ聞いていきますと時間がありませんので、二つ聞きます。  というのは、この間、条約の内容を先取りあるいはその精神を踏まえて幾つかの政策が実施されようとしております。その中で私は、法務省が実施しております子どもの...全文を見る
○北村哲男君 終わります。
05月11日第129回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○北村哲男君 日本社会党の北村でございます。  最初に藤木参考人に、あなたは三月三十日に国会で記者会見をしておられます。その際に、自民党の衆議院の筆頭理事の深谷さん陪席のもとに記者会見をしておられます。それで、その翌々日の四月一日には、あなたは今度は参議院で参考人として出てほし...全文を見る
○北村哲男君 あなたは、先ほどの主尋問といいますか、楢崎委員からの御質問の中で、一千万の報酬をもらったという話をされましたね。これは一〇%、利益の一〇%であったものを深山さんからまけてもらって一千万だと言われたんですけれども、これは利益のというのは、購入した株、NTT株を売った場...全文を見る
○北村哲男君 購入した際の利益というのはどういう利益になるんですか。
○北村哲男君 そうすると、購入したものを売った場合その利益が出た。先ほどの楢崎先生の御質問では二億円ぐらいの利益が出ているはずだと。そうすると、一〇%とすると、計算でいくと大体二千万ぐらいになると。そういうことで計算するということですね。
○北村哲男君 先ほどあなたは、深山さんが勝手に売ったのを知ったのは最近であると、公になってからと言われましたね。  そうすると、あなたはずっとこの三年ぐらい、三、四年、もっと長いですかね、売ったことを知らなかったのに、どうして利益の一〇%をもらう権利があるんですか。売っていない...全文を見る
○北村哲男君 あなたは先ほど、報酬とはコンサルタント及び売ったお金の合計したもの、購入して売ったものについてのトータルの報酬をいうんだと言いましたね。  そうすると、もう深山さんがあなたに一千万を払ったことで、この購入したこと、売却したことの報酬についてはあなたは了解したという...全文を見る
○北村哲男君 売ったか売らないかずっとわからなかったのに、売ったと思われる額で相当だという、そんなばかなことはないでしょう。  あなたはまだ売られていないと思い込んでいたんじゃないですか。
○北村哲男君 では、この問題についてもう一点だけお聞きしましょう。  四月五日付の毎日新聞によりますと、「首相秘書が裏処理依頼藤木氏が明かす総額一千万円」と新聞に出ています。  これによりますと、ただいまの話と、それから、報酬は総額で一千万にしてほしいと言われました、了承しま...全文を見る
○北村哲男君 裏処理ということは、表に出してほしくない。  その前に、裏処理をする利益が細川さんの方にあったかどうか、あるいは深山さんの方にあったかどうかと考えると、むしろ裏処理をしてほしいというのはお金をもらう人の方がしてほしいと申し出るのが普通なんですけれども、逆ではないで...全文を見る
○北村哲男君 まあそれはそう聞いておきましょう。ちょっと理屈がおかしいとは思いますがね。  それで、裏処理をしてほしいということは、通常取引では表に出してほしくない、表に出してほしくないということは、すなわち税務申告もしないということを依頼するのが普通なんですけれども、あなたは...全文を見る
○北村哲男君 適正に処理したということは、税務申告はしたということですか。
○北村哲男君 非常に政治家以上の名答弁で、恐縮なんですけれども、それは私は、もし表に出されてあればあなたが了解したことに対する、深山さんに対するまあ裏の話であるにしても信義に反すると思いますし、もしそれを了解したのであれば、いや何もしないということになると思います。まあその辺はそ...全文を見る
○北村哲男君 あなたの住所は、今、宮ケ谷一の四十四の四、いずみマンション六〇六というふうに出ておるようですけれども、これはあなたの御自宅ですね。
○北村哲男君 それは失礼しました。  それでは、あなたは渋谷区富ケ谷一の千五百五十その十三という土地あるいは建物を持っておりますか。
○北村哲男君 あなたはこの土地建物を担保にして平成二年に二億五千万の借金をしておりますね。(「関係ないじゃないか」と呼ぶ者あり)関係ある。いいですか。それは桑畑祐生さんも、御自分の土地を一緒にして、共同担保にして共同で二億六千万ものお金を借りておりますね。それは事実でしょうか。
○北村哲男君 あなたは、それにもかかわらず、あなたの大切な御自宅を担保に入れておられる。しかも、去年の平成五年四月二十三日には東京地裁から差し押さえを受けて競売決定まで受けておる。結局返せないで困っておられる。あなたも共同の債務者、そういう立場におられるわけですね。
○北村哲男君 そのときに、借り主は企画センターというふうになっていますが、これは桑畑さんの会社ということでしょうか。
○北村哲男君 それで、じゃこの点は結構ですから、もう最後ですけれども、そうすると、これは競売決定されてこのお金は返されているんですか、あるいは今そのままになっておるんでしょうか。
○北村哲男君 あなたの会見された週刊朝日によりますと、NTT株購入に際して、担保を細川さんは二件持ってこられたというふうに言っておられますよね。これは、一つは麻布マンションで、もう一つは軽井沢の物件というふうにありますが、軽井沢の物件についてはあなたは確認されましたか。
○北村哲男君 細川さんは、軽井沢の物件については、昭和六十三年に不動産会社から、すなわち西武、国土計画から別荘地を購入したと言っておられます。そこに建物を建てたと言っていますけれども、六十三年というと今の件とは違いますよね。何か勘違いをしておられるようなことはありませんか。
○北村哲男君 それから、証券金融株式会社、東京証券金融ですかね、これは先ほどどなた、企業のトップの最高責任者と言われましたが、責任者のお名前を言われないと、言いたくないということなんですが、まあそれはいいでしょう、いろいろあるでしょうが、まあ社長がそれぐらいの人でしょうけれどもね...全文を見る
○北村哲男君 そうしますと、あなたは今までの記者会見の中で、細川だから担保不足なのに貸したんだとか、特別な配慮をしたということを盛んに言っておられますけれども、これは何も細川でなくたって担保価値が十分であれば、すなわちマンションが一億八千万、残りの二億何千万は、購入されたNTT株...全文を見る
○北村哲男君 この購入された、あなたはコンサルタントをするに際して、入札用紙ですか、そういうものはだれが取りに行ったかということは御存じですか。
○北村哲男君 そうすると、入札の用紙の交付を受けたりあるいは入札保証金を入れたり、さらに契約を締結したりという手続は一切関与しておられないということになりますか。
○北村哲男君 そうすると、あなたは何をコンサルタントすることになるんでしょうか。
○北村哲男君 そうすると、後半の売却あっせんはそれはもうしてないわけですよね。
○北村哲男君 その購入された株式が東京証券金融に担保に入れられたかどうか、あるいはいっ入れられたのかということは御存じでしょうか。
○北村哲男君 購入された二日後というふうに私の調べではなっているんですが、その辺はよろしいでしょうけれども、まず、入札保証金というのがございますよね、これはNTTの場合どのくらいであったか御存じですか。
○北村哲男君 そうすると、本件の場合、約一億二千万ということになると思うんですけれども、そのお金は入札のときに出すわけですから、実際の契約売買よりもはるかに前に出すお金のはずなんですけれども、それは麻布のマンションの担保で十分担保されているというふうに見ていいわけですね。
○北村哲男君 あなたが週刊誌なんかで言っておられる中に、明くる年の六十二年の二、三月に売ったらしいということはわかったけれども、深山さんはそれを否定したと。しかし、そう顔に書いてあるからすぐわかるんだということで相当追及したという記事がありますけれども、しかし彼はとにかく否定した...全文を見る
○北村哲男君 先ほどの一千万に戻りますが、その一千万をもらったのはその前ですか、後ですか。
○北村哲男君 そうすると、あなたの了解では、もうどうも売ったらしい、売ったことを確信していると。その後でもらった一千万だから、この問題についてのけりは全部ついているはずだということになりますか。
○北村哲男君 そうすると、信ずるしか、まあそれは結構ですけれどもね、その一千万、その後もしあなたがその辺を知ろうとすればあなたの親しい東京証券金融に聞けば一発でわかることじゃないですか。彼はもう既に担保にもらっているわけですね。そうすると、担保に入っている株を売るからにはあなたの...全文を見る
○北村哲男君 まあしかし、それは越権行為とあなたがそう思われてやられたかもしれませんけれども、あなたの御商売には特別関係のあることなのに、そうしたらなぜ今ごろになって深山氏に電話をしてあたかも何かを要求しているような、まだ話が済んでないようなことをお話しになるのか。先ほどはきれい...全文を見る
○北村哲男君 いいですか、藤木さん。あなたは週刊朝日によりますと、深山さんに会って、口裏を合わせてもいい、場合によっては口裏を合わせてもいいというふうに言っていますよね。どういうことですか。口裏合わすというのは、お金でももらえばあんたの言うとおりにしますよというふうなことじゃあり...全文を見る
○北村哲男君 私は全くおかしいと。  藤木さん、あなたは確かに、私も失礼を省みずに言うんですけれども、口裏を合わせるというのは、いいですか、あなたがそうでないと思い込んでいることを深山さんが、いや細川さんじゃなくて上田さんの取引なんだと言っているわけでしょう、それに合わせますよ...全文を見る
○北村哲男君 あと一分ありますけれども、これで私の質問は終わりたいと思います。
06月03日第129回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○北村哲男君 私は社会党の北村哲男でございます。  冒頭、若干申し上げたいと思いますが、大変残念なことながら、昨今、公共事業の発注、受注をめぐるいわゆるゼネコン疑惑の暗雲が国民の頭上を覆っております。国民の血税で賄われて国民の福祉の向上に役立つべき公共事業が、中央、地方の政治、...全文を見る
○北村哲男君 ちょっと言葉がはっきりしなかったんですが、所長をされて、その後、副所長になられたというふうな形なんでしょうか。
○北村哲男君 今はどういう仕事を、あるいはこの事件があった後、現在どういう仕事をしておられるか、お伺いします。
○北村哲男君 当時、この土曜会事件が起こったときに副営業所長ということなんですけれども、六十六社を束ねる大きな組織の会長が副営業所長というのは何か理由があるんでしょうか。
○北村哲男君 埼玉土曜会の会長は、そうすると代々営業所長さんがやっておられたんでしょうか。
○北村哲男君 私が聞きたいのは、いわゆる業務屋さんという言葉があります。これは、この山本さんの「談合悪のからくり」という本を見ますと、「業務屋は、ゼネコンにはなくてならない機能職ですが、汚れ役であるから、正式な社員でなく、嘱託という形が多いようです。業務屋の肩書は各社によって違い...全文を見る
○北村哲男君 失礼しました。  それでは、埼玉土曜会は代々鹿島建設の方が会長を務めてこられたということは、これはどういうわけなんでしょうか。
○北村哲男君 そうすると、たまたま代々——相当、昭和四十七年ぐらいから続いておるわけですね。それはたまたま鹿島がずっと続いたというふうなことなんですか。あるいは鹿島が埼玉においては特定の地位があった、そういうことから来ているんでしょうか。
○北村哲男君 まあ、その辺はそういうことに聞いておきます。  ところで、先ほどから参考人は、独禁法違反であるということで、談合であるというふうなことは認めておられないような言い方なんですけれども、私どもはあなた方が行った独禁法違反はすなわち談合であるというふうに理解しているんで...全文を見る
○北村哲男君 それでは、もうちょっと具体的に聞きましょう。  あなた方の行為、埼玉土曜会の行為については、公取で勧告を受け、鹿島本社はその勧告をそのまま受け入れて、すなわち応諾された、その結果、審決が下されたということは、先ほどのお話でもそのとおりでございますけれども、その中で...全文を見る
○北村哲男君 いいですか、土木一式工事の受注活動の円滑化に資することを目的とした団体がどうか、その点を答えてください。
○北村哲男君 埼玉土曜会はどういう性格のものがということについて、一つは親睦団体であることはわかりました。しかし、もう一つの目的は、土木一式工事の受注活動の円滑化に資することを目的とする団体であるというふうに公正取引委員会は認定し、あなたの会社はそれを応諾しておられますけれども、...全文を見る
○北村哲男君 私が申しているのは、これはあなたの会社が既に認めておられる、公取は勧告をして、それを聞かれなければいいんですけれども、はい、そのとおりでございますと言うことによって審決が行われる、そういう中身を聞いているんですから、会社自体は認めているのにあなたの認識が違うとなると...全文を見る
○北村哲男君 PRチラシについてはわからないとおっしゃっても、意味はおわかりだと思います。  あなたはこの審決に先立ちあなた自身も取り調べを受けておられますけれども、あなたの調書を見ますと、そこには「各社は、埼玉土曜会に入会するに際しては、埼玉土曜会に入れば、指名ももらえる、入...全文を見る
○北村哲男君 PRチラシということは既に証拠にも出ておるようですから、またそれはそれとしておくとしまして、もう一つ、談合の中身について聞きたいと思います。  土曜会の会員は、複数指名して指名競争入札の方法をとる場合に、あらかじめ受注を希望する会員の中から受注すべき者を決定してい...全文を見る
○北村哲男君 そうすると、これは会社本社の認識、本社がありましたということで認諾したということとあなたの認識は違うと。土曜会の会長さんは、そんなことはなかったとおっしゃると、そういうふうに聞いてよろしいわけですね。
○北村哲男君 それは限界もあるかと思いますが、結構でございます。  それでは、もう一つ確かめたいと思います。  土曜会会員は、受注予定者の決定に際して、点呼もしくは研究会と称する会合を開催して、または受注を希望する会員の間で会合を開催するなどして話し合いを行っていた。こういう...全文を見る
○北村哲男君 その点の認識も違うようですが、もう一つ。  土曜会会員は、受注予定者の決定に当たっては、PRチラシの提出の有無、提出の時期及び記載内容の正確度、当該工事に関連する過去の工事実績等の要素を勘案していたということを言っておりますけれども、先ほどからのPRチラシは見てい...全文を見る
○北村哲男君 それでは、最後にもう一つなんですが、指名を受けた土曜会会員は、入札価格を相互に連絡することによって受注予定者が受注できるよう協力する、そういう旨の合意のもとにあらかじめ受注予定者を決定し受注予定者が受注できるようにしていたというふうに認定をしておりますけれども、その...全文を見る
○北村哲男君 私どもは、一応あなた方の会社が今の事実を認められたということをもって、これは世間的にはそれなりにおさまったと思っておるし、認められていると思っておるわけですよね。そして、先ほどあなたは独禁法違反であるけれども談合でないというふうに言われたけれども、こういう事実をもっ...全文を見る
○北村哲男君 わかりました。いや、あなたがなぜそうこだわっているのかわかりませんが、確かにそうです。これはまだ刑事違反までは立ち入っていません。しかし、通常はこのことを談合談合と言っておると私は思うんですが、まあ結構でしょ一つ。  それは今までの事実をお認めになったということで...全文を見る
○北村哲男君 というと、先ほどから多少ニュアンスの違うことを言われましたけれども、今言った事実はあなたがお認めになったというふうに私は理解いたします。  ところで、参考人は、平成三年五月二十七日と十月十五日に土曜会が独禁法違反で強制調査を受けておりますが、その場合、単なる独禁法...全文を見る
○北村哲男君 そうすると、その後、公取の判断であなた方の行った行為が独禁法違反であるというふうに認定された時点、それが刑事告発されそうになる、されるというふうなこと、このことについてはどのあたりでその認識を受けたんでしょうか。
○北村哲男君 そうなると、十一月ごろですよね。  先ほど、あなたは、清山信二さんとは一回も会ったことがないというふうに言われましたね。あの清山副社長ですね。と言われました、たしか。  そのころの報道によりますと、これは平成六年三月五日の朝日新聞なんですが、立入検査から約二カ月...全文を見る
○北村哲男君 面識があるにしても、この件に関しては会ったことがないというお話だったと思うんですけれども、ただ、考えてみると清山さんは今もう刑事告訴されているわけなんですが、それも土曜会の事件で、まあ言葉は悪いんですけれども、それをもみ消すというか、刑事告訴をさせないために働きかけ...全文を見る
○北村哲男君 このあたりで関連の質問を種田委員に許していただきたいと思います。
○北村哲男君 それでは、最後に一点だけなんですけれども、参考人は、土曜会の会長をしておられたことで世間の注目を浴びて、事件以来マスコミに追い回され、個人的にはあるいは御家庭的には大変迷惑をこうむったと言われ、今日ここにお出になることを非常にちゅうちょされたということであります。 ...全文を見る
○北村哲男君 終わります。ありがとうございました。
○北村哲男君 北村でございますが、実は午前中、埼玉土曜会の会長の廣瀬さんを呼びました。彼は、埼玉土曜会について、これはあくまで親睦団体であって談合組織ではないというふうに言われるんですよね。ところが、先ほどから梅沢参考人のお話を聞くと、あの埼玉土曜会の行った行為は共同して談合、入...全文を見る
○北村哲男君 その点は、午前中の廣瀬参考人は、刑法の九十六条三に公正な価格を害しまたは不正な利益を得る目的でもって談合した者は二年以下の懲役に処す、そういう条文ありますが、それに当たれば談合だけれども、自分たちはそれに当たっていないんだから、刑事事件に当たっていないんだから我々は...全文を見る
○北村哲男君 その点は結構でございます。  それで、土曜会の問題で実は審決が出されましたよね。その中では、平成四年五月十五日に排除勧告を行い、それを六十六社が応諾したので、六月三日に審決を行っている、そういう経過になっているんですが、この応諾の意味なんですけれども、これは、各会...全文を見る
○北村哲男君 終わります。
06月20日第129回国会 参議院 商工委員会 第7号
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○北村哲男君 日本社会党の北村でございます。  私は、このPL法につきましては特別の感慨がございます。実は、私ごとですけれども、四年前から社会党のPL法、製造物責任法の議員立法に携わって、一年半前にやっと社会党案をつくって国会に上程したんですけれども、解散やら何やらで廃案になり...全文を見る
○北村哲男君 ありがとうございました。  この立法の意図、目的ということに関連しまして、この法律案で最も大切な点は製造物とは何かという点だと思います。  この製造物とは何かという点に入る前に、この製造物という点について、あるいはそれに関連する問題にもなるかと思いますけれども、...全文を見る
○北村哲男君 今、非常に詳しく説明をされたんですが、総じてオーストラリア政府が言ったようにヨーロッパの人たちと、あるいはオーストラリアの人たちと比べて日本の消費者が劣位に置かれるということはないと伺ってよろしゅうございますか。
○北村哲男君 それで一つ安心といいますか、大きな点は通り越したと思います。  ところで、本案の審議が進行するにつれて、先ほど自民党の吉村委員も指摘されたように、輸血用の血液製剤が製造物の対象とされるかどうかということが議論の焦点になっていると思います。あとの点については、もうほ...全文を見る
○北村哲男君 私の知った範囲でも、この輸血用血液製剤をPL法の対象から外しているという国はいまだないというふうに聞いております。  これに関連しまして、日本では日本赤十字がほとんど独占的に輸血用血液製剤をつくって頒布しているということがありますので、赤十字社は世界共通の基盤を持...全文を見る
○北村哲男君 そうしますと、現在の過失の理論で到達していることとPL法が考えておる欠陥責任ということとそう変わりはないというふうにお聞きしてよろしいんでしょうか。
○北村哲男君 わかりました。  いずれにしても、現在でも当然にその欠陥があった場合には責任を問われるシステムになっているということだけは確認できると思います。  次に、この輸血用血液製剤が問題になっておりますけれども、輸血用血液製剤とはどういうものなのか、その概要なんです。す...全文を見る
○北村哲男君 正確に聞いていればよくわかるんでしょうけれども、概要として今、大体年間千五百万単位とおっしゃいましたけれども、千五百万単位というと、どのくらいのものが製造されておるのかということについて簡単にお伺いさせていただきます。
○北村哲男君 大体想像しますと、私が聞いたところでは牛乳瓶千五百万本分ぐらいということでよろしいんですか。
○北村哲男君 それから、今どのくらいの種類があるか。というのは、私があえて聞いてみたいのは、全血製剤あるいは成分製剤は空もので生きたものと同じなんだというふうな言い方をされておるんですが、この日赤から出た「優しい心、献血。」というところから見ますと、全血製剤で三種類、すなわち保存...全文を見る
○北村哲男君 私もこのパンフレットを見まして、新鮮血液というのがここにありますけれども、バックに赤い血が入っておりますが、濃厚血小板あるいは新鮮凍結血漿となりますと、これはもう本当に黄色いジュースのようだ色のものですよね。これを医薬用品として見ることはできるにしても、やはり感覚的...全文を見る
○北村哲男君 そうすると、全国津々浦々の病院あるいは家庭で使っておる輸血用血液製剤はすべて日赤製品というふうに聞いておきたいと思います。  ところで、本法案によりますと、輸血用血液製剤はいわゆる製造物に当たると再三言っておられますけれども、この輸血に携わったお医者さん、これは製...全文を見る
○北村哲男君 輸血用血液製剤は代替性がないという特性があります。その代替性のないものはほかにも抗がん剤など数多く存在すると思いますけれども、代替性がないことが製造物の対象から除く根拠になるかどうか、これも日本輸血学会の方からの御指摘もあるようなんですけれども、その点についてどうお...全文を見る
○北村哲男君 私は、思いつくものでは抗がん剤なんかは代替性がないんではないかと思うんですけれども、もしそのほかにわかるものがありましたらどういうものがあるか。抗がん剤はいかがなんですか、それに当たると思いますか。
○北村哲男君 どうも余りはっきりしないようですけれども、その点は私も余りほかのことを今思いつきませんので、次の質問に移ります。  輸血用の血液製剤は異なった献血者から得られた血液であって、これは均一たり得ないという事情がございます。一般にその製品に避けられないばらつきがあるもの...全文を見る
○北村哲男君 今の答弁で大体わかるんですけれども、再度、この製造物責任法は現代医学で規定されている以上に画一的なものを要求しているかどうかという点についてはどのようにお考えになるか、さらにお聞きしたいと思います。  あるいはもう一つ、それが欠陥判断において考慮する事情になるかど...全文を見る
○北村哲男君 先ほど同じようなことを言われたと思いますが、輸血用の血液の供給は献血者の善意に支えられておりまして、国と日本赤十字社が共同で行っている非営利事業である、これはもう明らかなことだと思います。ところで、こういう理屈が果たして血液はPL法製造物の対象外にすることの理由にな...全文を見る
○北村哲男君 次に、日赤は非営利事業を行っている団体でありますけれども、これが非営利事業であっても製造物であることに変わりがない、私はそう思っておるんです。しかし一般的に言えば、生産品でいわゆる利益を得ている者、その者が危険を負担するんだという考えもあると思うんですけれども、そう...全文を見る
○北村哲男君 ところで、日赤で製造された血液製剤は、これは有料なんですかあるいは無料なんでしょうか、あるいはどのくらいするんでしょうか。
○北村哲男君 先ほど何万単位という言い方をされておりましたけれども、一単位が大体二百ccというふうに聞いておりますが、一単位大体どのくらいするんでしょうか。  そして、通常、輸血治療を行う場合にどのくらいの単位の血液製剤を使うのかについての御説明をお願いします。
○北村哲男君 何かの統計によりますと、私の記憶なんですけれども、大体普通は一単位から十単位ぐらいの治療がほとんどであるというふうに聞いております。もちろん先ほどの交通事故なんかで大量に使う場合、一概には言えないというお話があったんですけれども、通常の治療で一単位から十単位ぐらいが...全文を見る
○北村哲男君 もう一つ。この輸血用血液製剤の事業は非常に公共性が高いというふうに言われておりますが、その公共性が高いということが果たして製造物の対象外にするということの根拠になり得るかどうか、その点についてはどうお考えになるか御説明をお願いします。
○北村哲男君 次に、献血はほとんど善意の人たちによって支えられているわけですけれども、輸血の血液製剤をPL法の対象、すなわち製造物とするとより厳格な検査をしなきゃならぬ、欠陥のないようにしたくちゃならないために、現在よりもさらに詳細な問診をしたりして個人のプライバシーにまで介入を...全文を見る
○北村哲男君 このPL法導入によって果たして献血者に影響があるかどうかという点について、厚生省あるいはそちらのお役所の方でも、世界各国でPL法を導入されたところの調査に行かれたと思います。私自身も一昨年ですか、ヨーロッパを調査してまいりまして、経験上、全血液製剤をPL法の対象にし...全文を見る
○北村哲男君 それでは、少し細かい問題になりますけれども、輸血用血液製剤が製造物であるかどうかという論点の一つとして、抗凝固剤が入っているではないか、入っているから製造物だ、いや入っていても非常に少量であるから影響はないんだという双方の言い分もあるかと思います。  私の調べたと...全文を見る
○北村哲男君 そうすると、この抗凝固剤を入れることによって、血液というものは本来体外に出れば凝固する性質のものであると思うんですけれども、これが体外に出ても抗凝固剤とまざり合って凝固しない性質のものになる、すなわち物の性質が違ってくるというふうに思えるんです。あるいは言い方によっ...全文を見る
○北村哲男君 この全血液製剤はすべて今はプラスチックバッグ入りというふうに聞いておりますけれども、以前はこれはガラス瓶等にも入れられておったというふうに聞いております。しかも、液状のままで無菌的な容器に入れておくことが全血製剤については必要不可欠なものである、他に方法がないとも言...全文を見る
○北村哲男君 わかりました。  いわゆる生むの論争というのがございます。先ほども吉村委員の方から血液は空ものではないかというふうに言われて、生むのだから製造物の対象から外すべきであるということを言われました。また、同じようなことを先般宮崎委員が参議院本会議の代表質問でも言われま...全文を見る
○北村哲男君 定義としては非常によくわかりますが、先ほど私が、血液に一五%ないし三〇%の抗凝固剤を入れて、しかも体外に出ても凝固しないものをつくっているということは属性の変化ではないかというふうに言いましたけれども、今の解釈からいいますと、全血製剤はその加工に当たるというふうに言...全文を見る
○北村哲男君 まだまだ議論が足りないという吉村委員の指摘もありました。私どもの質問する時間も余りありませんが、ここでしつこいようですけれどもさらに私は聞いておきたいという点があります。  私は、輸血用血液製剤は製造物であるという確信をしておりますが、その理由として次のように考え...全文を見る
○北村哲男君 そうしますと、厚生省としてはこの輸血用血液製剤は医薬品である、すなわち薬であるというふうなことで許可をしておるということでございましょうか。
○北村哲男君 次に、薬事法による製造業、業としての許可の目的は、多分、生産過程の安全性、あるいは検査体制の確保等々によって大量に生産するものの安全性を図るために業としての許可を与えていると思いますけれども、厚生省の立場として薬事法による業としての許可の目的を本件との関係について御...全文を見る
○北村哲男君 そうすると、やはりこの業としての許可は、日本赤十字社が全血製剤という薬を製造する業者として許可をされているというふうに聞いてよろしゅうございますか。
○北村哲男君 次に、これも一つの論点でございます。  先ほど、吉村委員から臓器と同じではないか、だから臓器が対象にならない以上血液も対象にすべきではないというふうな御質問をされました。私は、確かに近い点もあるかもしれないけれども、相当違っている部分があるというふうに考えますので...全文を見る
○北村哲男君 これは似ているところも違っているところもありますので、必ずしもこれが絶対的な基準とは私も申すわけではありませんが、随分印象としては違うという感じがしています。問題は私は、臓器移植は医療サービスという点に重点が置かれるということ、それから輸血については業として反復して...全文を見る
○北村哲男君 次に、輸血は救命のために行われる重要な補充療法であると、これは当然のことで、そうだと思います。しかし、そうした事情が果たしてこの輸血用血液製剤が製造物であるか否かの判断の資料あるいは対象になるかどうかということについてはどのようにお考えになりますか。
○北村哲男君 ただいま救命のために行われる重要な緊急の補充療法であるということが欠陥の判断の際に影響があるというふうに言われましたが、その点についてもう少し詳しく御説明をお願いします。
○北村哲男君 わかりました。  私もこういう議論がどうしてされるかなという気持ちがあったんですけれども、しかしこの議論、すなわち救命のための重要な緊急の補充療法であるというその理由は、今言われたように、対象物にするかどうかの議論ではなくて、対象物にした上で、しかしこういう大事な...全文を見る
○北村哲男君 ところで、スクリーニングの話なんですが、ウイルススクリーニングの検査はもう日進月歩というふうにそれはどなたも当然のこととわかっておると思いますけれども、例えば現代医学では感染初期や一部の異変株の検出は不可能とされておると言われております。病原ウイルスの混入している血...全文を見る
○北村哲男君 このPL法におきますと、その場合はどういう形で救われるんでしょうか。救われるというのは、やってもスクーリニングできない、わかっていながらスクーリニングできない、しかしそのために例えばC型肝炎になった、そういう場合に責任は問われるんでしょうか。
○北村哲男君 今、C型肝炎の話がありましたが、私どもも輸血に際して一番の心配事はB型肝炎あるいはC型肝炎であって、これは防ぎ切れないものもあるというふうに言われておるんですけれども、このB型肝炎あるいはC型肝炎の対策としてどのような検査をやっておるのか、そして現実にどのくらいの症...全文を見る
○北村哲男君 確かに、現時点においては排除できないウイルス等についても、今の御説明にもあるように過去にできなかったものが現在ではかなり少なくなっておる、そうすると近い将来にはそれについての完全対策ができるというふうに考えるんです。  ところで、その場合に、現在そういうものもPL...全文を見る
○北村哲男君 ということは、現在しておいた方がむしろ科学技術の水準に合うというふうに聞いてよろしゅうございますか。
○北村哲男君 まずい質問に対しては立派な御回答をいただきまして、どうもありがとうございました。  ところで、輸血用血液製剤は医薬品副作用被害救済制度の対象にはなっていないわけですよね。これは谷畑委員も大分質問されました。そうなると、なぜ対象になっていないかということの簡単な御説...全文を見る
○北村哲男君 血液製剤による被害についてはもちろん民法による救済はあり得るんですが、そのほか特別の救済制度は存在するんでしょうか。
○北村哲男君 私の血液製剤についての質問もほぼ終わりに近づきましたけれども、私は結論的に、PL法は、人の手が加わった大量生産の上供給される製品を広くカバーできる法律であるということが本来の意義であるというふうに思っておるわけです。製造、加工の概念も、これは社会的なものあるいは一つ...全文を見る
○北村哲男君 私の質問もほぼ血液製剤のことだけになってしまいましたが、最初に申しましたように、血液製剤が最近になって問題になりましたが、今までの経過の中ではそれ以外の点については与野党ほとんど問題なく進んで、早くこの法律をつくろうということが、大きく言うならば国民全体の悲願である...全文を見る
○北村哲男君 どうもありがとうございました。
○北村哲男君 ところで、スクリーニングの話なんですが、ウイルススクリーニングの検査はもう日進月歩というふうにそれはどなたも当然のこととわかっておると思いますけれども、例えば現代医学では感染初期や一部の異変株の検出は不可能とされておると言われております。病原ウイルスの混入している血...全文を見る
○北村哲男君 このPL法におきますと、その場合はどういう形で救われるんでしょうか。救われるというのは、やってもスターリニングてきたい、わかっていながらスターリニングできない、しかしそのために例えばC型肝炎になった、そういう場合に責任は問われるんでしょうか。
○北村哲男君 今、C型肝炎の話がありましたが、私どもも輸血に際して一番の心配事はB型肝炎あるいはC型肝炎であって、これは防ぎ切れないものもあるというふうに言われておるんですけれども、このB型肝炎あるいはC型肝炎の対策としてどのような検査をやっておるのか、そして現実にどのくらいの症...全文を見る
○北村哲男君 確かに、現時点においては排除できないウイルス等についても、今の御説明にもあるように過去にできなかったものが現在ではかなり少なくなっておる、そうすると近い将来にはそれについての完全対策ができるというふうに考えるんです。  ところで、その場合に、現在そういうものもPL...全文を見る
○北村哲男君 ということは、現在しておいた方がむしろ科学技術の水準に合うというふうに聞いてよろしゅうございますか。
○北村哲男君 まずい質問に対しては立派な御回答をいただきまして、どうもありがとうございました。  ところで、輸血用血液製剤は医薬品副作用被害救済制度の対象にはなっていないわけですよね。これは谷畑委員も大分質問されました。そうなると、なぜ対象になっていないかということの簡単な御説...全文を見る
06月21日第129回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○北村哲男君 社会党の北村でございますが、私は沖縄の厚生年金問題についてお伺いしたいと思います。  沖縄の厚生年金格差の問題でございますが、この格差の問題をめぐっては、復帰の年の一九七二年五月と九〇年四月、二回にわたって特別措置が講じられておりまして、しかし、その特別措置が講じ...全文を見る
○北村哲男君 たとえということはおかしいんですが、もうそれは四月一日から実施されることを私も確信しておりますけれども、それにしてもまだ八五%の差があるわけですね。今まで二回、今度三回目、まだまだこれからもその問題については、私どもの委員会は極力その格差是正に向かって努力をしていか...全文を見る
○北村哲男君 長々説明されて、まあ聞くのもやぽかと思いますが、この間、別体系の法律にしようという話、体系は違うんだから別々にしようという話はもうなくて、皆さん違うことを意識しながらも一緒にやっていくことについては全部合意を得られてきたと、そういうふうに聞いてよろしいわけですか。
○北村哲男君 仮に、国民年金改正法等の一部改正案が今国会で成立しない、あとわずかでありまして大変難しい状態、そういう不吉なことを余り予期してはいけないんですけれども、仮にもし通らなかったとしたら、当然、重要な法案ですからすぐ次の秋の臨時国会でも審議になろうと思うんです。その場合、...全文を見る
○北村哲男君 もちろん、努力をしてぜひ今国会でつくりたいと思っております。しかし、万が一があっても来年四月には間に合う、条例等で不可能になるということではないということも、これは本当に予備の予備的でありますが頭の中にそういうことを入れておきたいと思います。  ところで、沖縄の厚...全文を見る
○北村哲男君 私どもの理解でも同じようになっております。いずれにしても、高齢者においても、七十五歳ぐらになっても平均三十万ぐらいになるというふうに言われておる。とても大きな負担を負うことになるので、ぜひ国の補助というものが必要になってくると思います。  ところで、その対象者の多...全文を見る
○北村哲男君 これは、もう少し具体的には言えないんでしょうか。報道等によると、今言われた、県が二十億、事業者が二十億、そして防衛施設庁に十億ほど負担してほしいというふうなことまで言っておられるようですけれども、それは今の質問じゃないんですか。
○北村哲男君 新聞報道が早いのかどうか、もう新聞にはまず五十億円規模で云々というふうに出ておりますので、まあ後でもう少し聞きます。  そこで、自治省にお伺いしたいと思いますけれども、県から出された調整案では、法人県民税を五・〇%から五・八%にアップして、その超過課税率相当分二十...全文を見る
○北村哲男君 今のお話で、地元の方で理解が得られて、地元で決めたことについては自治省は何も言わない、お任せをするというふうに聞いてよろしいわけですね。
○北村哲男君 ちょっとよくわからないな。それはもう伊江先生あたりから、——詳しく聞け、もうちょっと聞けという、もうちょっといい答えを言ってほしいという要望もあるようですから、もう少し踏み込んで言っていただけますか。
○北村哲男君 沖縄県は、格差是正に必要な基金五十億円に新たな五十億円を加えて総計百億円を向こう五年間で造成する方針を五月九日までに固めたとの報道がなされております。これに対して佐藤沖縄開発庁長官は、当初の五十億円の造成のめどもまだ立っていないと聞いている、その上また五十億円とはど...全文を見る
○北村哲男君 正式に聞いておられないということになるとちょっと事実関係が明確でないんで、それは今からでも遅くないならば、やっぱり正式にきちんと沖縄県の方からも申し上げて、そして長官としてはきちっと検討されると。また、防衛施設庁がまだぐずぐず言っているという報道もありますけれども、...全文を見る
○北村哲男君 別の問題に移りたいと思います。  航空運賃のことなんですけれども、昨年この委員会で肥田美代子委員が「本土と沖縄との航空運賃、随分高いとお思いになりませんか。」という御質問をされておりまして、政府委員の方から、いろんな形で要請をされたり陳情を受けている、何とか今後も...全文を見る
○北村哲男君 終わります。
06月23日第129回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○北村哲男君 私は、日本社会党・護憲民主連合を代表して、ただいま議題となりました平成六年度総予算三案に対し、賛成の討論を行います。  戦後既に半世紀近くが経過し、既存の社会構造及び政治構造に腐敗と閉塞状況が蔓延するに至り、その打開のためにまず政治改革が行われたことは歴史的必然で...全文を見る