北村哲男

きたむらてつお



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北村哲男の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月19日第140回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○北村(哲)委員 民主党の北村でございます。  泉井純一という一人の石油卸商人が、平成七年十月に脱税容疑で査察を受けました。理由は、平成四年から平成六年の間に約六億六千万円の所得隠しを行い、三億三千万円の脱税を行ったという疑いでありました。一年後の平成八年十月三十日、大阪国税に...全文を見る
○北村(哲)委員 本当に査察の事実は知らなかったのか。そうですが。
○北村(哲)委員 まず、よく知らなかったという点について、ゴルフ、そして会食一回と言われますけれども、報道によると、平成五年九月七日に向島の料亭「さわ」で、田谷広明東京税関長とともに接待を受けたということも報道されております。さらに、二、三、何回か接待を受けたということも報道され...全文を見る
○北村(哲)委員 さらに、先ほどはっきりしないのですが、絵は本当に返したかということについて、受領証あるいは送り状など、はっきりした証拠のようなものは確認をされておるのでしょうか。本当に返したかどうかです。
○北村(哲)委員 さらに、絵は本当にそういう版画で小さなものであったかどうかということですが、大蔵当局はその絵を現実に確認をしておられますか。
○北村(哲)委員 一説によると、その絵は版画ではなくて、しかるべき油絵であった、有名な画家のものであったということもありますが、それはここでおきます。  そして、次の問題ですが、絵をもらった時期及び絵を返した時期と、泉井氏が査察を受けた時期及び告発された時期が一致するわけですが...全文を見る
○北村(哲)委員 この間、泉井さんは、査察を受けた後、あらゆる手を尽くしてこの告発を免れるために人脈と金脈を動員して運動したと言われております。そして、その趣旨の報道もあります。これは、人間だれでもやることであって、人情であると思います。査察を受けて、何とかして免れようということ...全文を見る
○北村(哲)委員 法務当局にお伺いしますけれども、泉井の家宅捜査はされたはずです。絵は実際に押収されておるのか、それで、その返されたという絵を確認しているかどうか、そして、その絵がどういうものであるか、あるいは、どういう価格のものであるかということは確認されておるでしょうか。また...全文を見る
○北村(哲)委員 私は、この間の時期の問題、そして、普通に結婚祝いとしても、そう親しくない人からもらうというのは非常に奇妙な関係であります。そこに何らかの職務権限が働いたのではないかということが疑われますので、この点については御当人に聞かなければわからない問題が数々あると思います...全文を見る
○北村(哲)委員 この泉井という人は、今までも、政治家や官僚とのきな臭い関係でしばしば登場する人物であります。  例えば、平成五年暮れに通産省関係者に配付された、あるいは、その同じものが昨年暮れにも再び配付された怪文書があります。通産前次官にかかわる疑惑問題というものであります...全文を見る
○北村(哲)委員 通産省は今後、中電、関電から、あるいは東電から事情を聞いて、あるいは本人から事情を聞いて、さらにその点の解明をする御意思はあるわけでしょうか。
○北村(哲)委員 法務当局にお伺いします。  私は、まだそれはうわさの域を出ておらないことは承知の上ですけれども、もしこれが本当なら、三菱石油が泉井と共謀して、石油に関し強い権限を有するエネ庁高官から、中電あるいはほかの電力会社に対して売り込みをあっせんしたという構図が成り立つ...全文を見る
○北村(哲)委員 多分そういうお答えしか出ないと思いますけれども、結局、まだそういう事件、法務当局がどうするかということがわからない段階では、私ども、この国会でこの点については解明するほかないと思っておりますので、この際ですから、山田菊男という三菱石油の会長、及び今申し上げました...全文を見る
○北村(哲)委員 終わります。
03月17日第140回国会 衆議院 逓信委員会 第3号
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○北村(哲)委員 民主党の北村でございます。  テレビメディアは、今人々の暮らしに不可欠のものとなっております。それだけに社会的に大きな影響力を持ち、それと同時に、放送業者の社会的責任が大きく求められております。その中で際立ってその責任が問題となったのが、松本サリン事件であり、...全文を見る
○北村(哲)委員 第三者機関の必要性については、いわゆる多チャンネル懇の報告の中にも記載があります。表現の自由あるいは報道の自由を最大限に尊重する立場に立てば、法律に基づく公共機関を設置することは望ましいことではないというのが私の考え方ですけれども、今、NHKからの説明があったよ...全文を見る
○北村(哲)委員 ぜひこの点につきましては、なるべく政府あるいは行政の介入がないよう、自主的な方向に進めるべきが私は理想だと思っております。  しかし、今私たちが緊急に解決を迫られている問題は、マスコミによって侵害された市民の名誉、プライバシーの権利救済をいかにするかということ...全文を見る
○北村(哲)委員 この組織の「苦情対応の基本的な考え方」を見ますと、これはいわゆる多チャンネル懇の最終報告書と同じに、放送法令あるいは番組基準にかかわる重大な苦情、特に権利侵害にかかわる苦情ということがあります。その後が大事なんですが、委員会は、審理の結果を勧告、見解としてまとめ...全文を見る
○北村(哲)委員 特にこの組織をつくるについては、被害者の権利回復という点については非常に注意をしていただきたいと思いますと同時に、自主的、自律的な解決ということになりますと、自己に厳しくというのですから、自律的な制裁というふうなことも考えておられるのでしょうか。
○北村(哲)委員 ちょっと私の質問が足りなかったのかもしれません。  例えば、私は弁護士会に所属しておるのですけれども、弁護士が市民に対して被害を与えた場合は弁護士に対する制裁が弁護士会からあります。最高は除名です。この権利救済、それはひいては後々の被害を防止するという意味があ...全文を見る
○北村(哲)委員 どうもありがとうございました。私の質問を終わります。
04月02日第140回国会 衆議院 逓信委員会 第4号
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○北村(哲)委員 民主党の北村でございます。  午前中の議論を通じてストックオプション制度の性格とか問題点がかなり浮き彫りになったと思いますが、私の立場から幾つかの質問をしてみたいと思います。  まず、我が国においては、ストックオプション制度については、一般企業はこれを導入す...全文を見る
○北村(哲)委員 制度がおくれている、まあ商法との関係でしょうが、それが障害になっているのであれば、これは制度を時代の要請に従ってどんどん変えてもいいと思うのですが、まあそれは後ほど法務省との関係でお聞きします。  日本でもいわゆる疑似ストックオプションと言われている報酬型のワ...全文を見る
○北村(哲)委員 通産省の関係では、既にいわゆる新規事業法によってストックオプションの制度導入が行われて運用されております。  我が国の情報通信分野のベンチャー企業にとってこのストックオプション制度のニーズがあるかという点でございますけれども、どういう面というか、一般的にはそう...全文を見る
○北村(哲)委員 通産関係の企業であるならば、  一つの例えば小さなベンチャー企業をつくって、先ほど言った水の浄化装置とかそういうもので新しい事業展開を図る、それが新規事業として認定されるわけですけれども、こちらの円滑法に基づく認定会社を見ますと、多いところは三十億円からぐらい...全文を見る
○北村(哲)委員 今まで既に認定されている企業がストックオプション制度を導入するためには新たに郵政大臣の認定が必要であるという御説明がありました。  従来の円滑法の四条で認められている新規事業の認定基準というのは、融資を受けるとか税制の優遇措置を受けるとかという、企業自体が優遇...全文を見る
○北村(哲)委員 この指針は、今までにある指針に加えて、法律が成立した場合に新しくおつくりになるというふうに伺ってよろしいかと思いますが、今まであるものが新たにストックオプション制度を導入する場合については、確かに二つの基準、前の基準と今回の基準が二つクリアされなくてはいけないの...全文を見る
○北村(哲)委員 何か感じとして、前の指針また新しい指針で、新しく事業をしようとする会社ががんじがらめにされていくような感じもしないでもありませんけれども、これからゼロから打って出ようとする会社がやりやすくするために、まさにこの規制緩和がまた新しい規制にならないように、そのあたり...全文を見る
○北村(哲)委員 法務省に重ねてお伺いします。  商法の改正だと、そうするとベンチャー企業の育成という一つの観点はなくなってしまって、すべての企業、上場であろうと未公開であろうと一緒になると思います。そのあたりの問題点。  それに加えて一つ聞きたいのは、それぞれの省庁がそれぞ...全文を見る
○北村(哲)委員 今の点なんですが、結局株主保護の立場の数字だと思うのですね。法務省の立場は、すべて株主は平等であるという立場ですよね。それをそれぞれ各省庁のお立場というふうな形で理解をしてしまっていいのですか。うちは三分の一、うちはもうちょっと育てたいから半分にしようとかいうと...全文を見る
○北村(哲)委員 ちょっと釈然としないところがあるのですけれども、だれかがごまかされているなと今言われましたけれども、まあよろしいでしょう。ちょっと時間もなくなりましたので、このあたりで少し引き下がりまして、通産省の方にお伺いしたいと思います。  平成七年十月十七日の商工委員会...全文を見る
○北村(哲)委員 このストックオプション制度の導入の目的は、有能な人材を会社に呼び寄せること、あるいは引きとめること、あるいはまた会社発展への意欲増進であるということが目的のようですけれども、この制度が、役員や親族へのお手盛りとして利用されてしまうのではないだろうかという疑念、あ...全文を見る
○北村(哲)委員 時間がなくなりましたが、最後にですけれども、私は、今の点については、まだベンチャー企業というのは上場される前は非常に閉鎖された会社でありますから、その中で友達を引き入れたりなんか、それを株主総会だけで決めてしまうということは非常な危険性をはらんでいる、それが急に...全文を見る
○北村(哲)委員 どうもありがとうございました。終わります。
04月09日第140回国会 衆議院 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第4号
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○北村(哲)委員 私は、民主党の北村でございます。  民主党は、昨日まではさまざまな意見があったのですけれども、昨日、両院総会におきまして、特措法の改正については賛成をしていく。ただし、これはいろいろと問題のある法律であるし、また意見も必ずしも完全でないので、時限立法でいったら...全文を見る
○北村(哲)委員 どうもありがとうございました。私どもは、今後の問題について心してかかっていきたいと思っております。  それでは次に、新崎先生にお伺いします。  いろいろなお話を、法律上の問題とかいろいろお伺いしました。沖縄地方だけに運用される法律ですからというお話がありまし...全文を見る
○北村(哲)委員 ただいまのことですけれども、もう少し突っ込んで。  ということは、九十五条に関係をするだろうと思いますけれども、今まで、この数日間ここでいろいろとやりとりをしておりましたけれども、この法律、特措法あるいは特措法の一部改正は、確かに現在では沖縄だけしか適用がない...全文を見る
○北村(哲)委員 続けてお尋ねしますけれども、今特措法改正をしなくても、今までの法律で対処することができたはずである、特に緊急使用の申し立てをするということについて、楚辺通信所についてはむしろ政府のサボりの結果負けたのであって、意を尽くし、あるいは当事者主義の一方の当事者の努力を...全文を見る
○北村(哲)委員 もう一点だけお伺いしたいと思います。  政府は、今の楚辺通信所の事態を、当初は必ずしも違法ではないというふうな言い方をしていましたね。それを、たしか収用委員会では、逆手にとるというのはおかしいんですけれども、むしろそのことを理由にして、現在の使用状態は直ちに違...全文を見る
○北村(哲)委員 今の先生のお考え、私も同感なんですけれども。  もう一点、日米安保条約に基づいて基地をアメリカに提供する義務があるんですけれども、その法理、その基地を提供するために土地収用法をそのまま使っているということ自体に妙な矛盾がないだろうかというふうなことを若干感じる...全文を見る
○北村(哲)委員 どうもありがとうございました。  前田先生にお伺いしたいのですけれども、法の空白状態が起こったということは、日本とアメリカとの条約上の関係でどういうことになるんでしょうか。確かに、空白状態です。そのままほっておけばいい、ほっておいても大したことは起こらないじゃ...全文を見る
○北村(哲)委員 私は、今先生が大して混乱が起こらなければいいのではないかとおっしゃいますが、やはり条約上の遵守義務は、国内法を整備し、そしてそれを誠実に履行することが条約上の義務だと思いますので、ちょっと考えを異にするのです。それは私の意見で、先生とは違うかもしれませんが、やは...全文を見る
○北村(哲)委員 どうもありがとうございました。  末次先生に一点お伺いしたいのですが、今、法改正はもう見えてきたというお話を最後にされました。しかし、この法改正をしてしまうと、沖縄の、今燃えているというかいろいろ起こっている問題が忘れ去られて、政府の対応が冷たくなるのではない...全文を見る
○北村(哲)委員 どうもありがとうございました。終わります。
04月10日第140回国会 衆議院 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第5号
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○北村(哲)委員 民主党の北村でございます。よろしくお願いします。  民主党は、この法案につきましては、その態度を決めるについて、正直なところ、悩み、大きく揺れてまいりました。しかし、最終結論はまだ出ていません。  その理由は、大きく言いますと三つの点でございます。  その...全文を見る
○北村(哲)委員 確かに、今総理の言われたように、民主党と自由民主党の間に五項目についての合意を四月八日に、締結というか、合意に達しました。ぜひこの線に従って、政府の方にも御努力をお願いしたいと存じます。  次に、二番目に私どもが問題にしております法律関係について、若干の質問を...全文を見る
○北村(哲)委員 ただいまも、必ずしも違法ではないということをまだ言っておられる。これは非常に言葉をあいまいにさせるので、やはり日本の国民が遵法精神、法律は守らなくちゃいかぬ、借りたものが終わった後は返さなくちゃいかぬということ、これははっきり言って違法な状態なんです。ですから、...全文を見る
○北村(哲)委員 先ほどの西田先生からの質問でも、一年間にわたる空白状態をつくってしまった、歴史上に汚点を残した、汚点とまでは言われなかったのですけれども、重大なことを残してしまったというふうなことをお認めになりました。  私は、通常、民間であっても、会社と会社が契約をして不履...全文を見る
○北村(哲)委員 どういう責任をとるか、私は先ほどある別の例をとって示唆をしましたので、それ以上言うことはやめたいと思っておりますが、私は何もなしで将来だけに向かってというのは、やはりどこか何かを残すし、釈然としないものが残るような気がします。  ところで、過去にもやはり同じ問...全文を見る
○北村(哲)委員 要するに、そのままということですね。今回の一年についてももうそのまま残って、不法占拠の事実がそのまま残る、それはもう歴史的な事実として残る、こういうふうに聞いてよろしいのですか。
○北村(哲)委員 次に、収用委員会が使用認定の裁決の申し立てを却下した場合には、施設庁が上級庁である建設大臣に対して審査請求をする、そういうシステムになっておるわけですけれども、その間も暫定使用ができるというふうなのが今回の改正法であります。もし建設大臣が取り消すと、収用委員会の...全文を見る
○北村(哲)委員 幾つか法律的な問題点がこの改正法にはあると思うのですけれども、この六カ月という点一つを見て、かなり長い期間、所有権侵害との批判を避けるために、あるいは日本の法制度の安定性というか法的安定性のために、この法律を最大限どこかで区切るということも私ども民主党の考えでお...全文を見る
○北村(哲)委員 私どもは、なお時限立法にすることを強く求めていきたいと思っております。  ところで、今までも委員会で問題になっておりました、また、特に昨日の参考人の御発言の中でもこういうことがありました。たとえ不法占拠状態になったとして、現に使用している以上、自力救済を禁じて...全文を見る
○北村(哲)委員 時間が参りましたので、これで終わりたいと思います。  どうもありがとうございました。
04月15日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第16号
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○北村(哲)議員 お答えいたしたいと思いますが、まず、死体を脳死状態と書き分けた趣旨あるいは理由でございます。  もちろんこの法案が、先生言われたように、医の信頼性が前提になっているということは当然のことでありますけれども、私どもがなぜ死体と脳死状態を分けたかということは、当然...全文を見る
○北村(哲)議員 お答えいたします。  今、二点でございますが、一つは、安楽死を認めることになるのではないかということ、二番目は、遺言で特定の人を指名した場合どうなるかという点でございます。  もちろん、脳死状態の人はまだ死んでいないということは、私どもはもうはっきり申し上げ...全文を見る
○北村(哲)議員 今先生のいろいろ御意見は御意見として、質問ではありませんのでお答えできませんが、先ほど正確を欠く答弁をいたしましたので、訂正をしておきます。  安楽死の場合と脳死の場合は蘇生限界点が同じだと申しましたけれども、正確に言うと、私の言った趣旨は、もう生き返る見込み...全文を見る
04月16日第140回国会 衆議院 逓信委員会 第6号
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○北村(哲)委員 民主党の北村でございます。  両参考人、きょうはどうも御苦労さまでした。  私は、最初に酒井さんにお伺いしたいと思うのですけれども、いわゆる番審、番組放送審議機関と今設立が検討されております第三者機関との関係でございます。  先ほども、最初の質問者の方から...全文を見る
○北村(哲)委員 齊藤参考人、今の点ですが、簡単でよろしいのですけれども、そうすると、苦情の中でも、特に人権侵害ということについては第三者機関でやるべきであるということは大体わかるのですが、では、一般の苦情は、かなり多くの苦情、ほとんどの、九〇%以上苦情があると思うのですよ。これ...全文を見る
○北村(哲)委員 次に、この番組審議会の委員の選考基準というか、どういうふうな基準で選んでおられるのか。先ほど、学識経験者とかいう言葉もありましたけれども、NHK名簿とか民放の関係の名簿をさっと見ますと、先ほど言った清水さんとか三浦さんとか秋山ちえ子さん、当代の超一流の方々がずら...全文を見る
○北村(哲)委員 終わります。どうもありがとうございました。
○北村(哲)委員 民主党の北村でございます。  私は、まず、今回の放送法の改正において活性化のための措置を講じられる放送番組審議機関とNHKあるいは民放連が設立しようとしている苦情対応機関との関係、特に役割分担についてお伺いしたいわけですが、これにつきましては午前中の参考人にも...全文を見る
○北村(哲)委員 だんだんによくなっていくだろうとは思いますけれども、それだけの苦情が寄せられているにもかかわらず、どうもやみからやみというふうな感じを世間では受けるんではないかという疑問がありますので、私は、今、ちょうど中間で不透明だと申し上げた苦情処理機関を、それぞれの局内あ...全文を見る
○北村(哲)委員 ただいまの点はわかりました。  次に、これは郵政省にお伺いして果たして適当かどうかはわかりませんが、常々考えていることについて、もしお答えになれればという限度で結構でございます。  CMの問題でございますけれども、民放がCM放映によって成り立っていることは十...全文を見る
○北村(哲)委員 わかりましたが、今度はコマーシャルの内容で、例えば、先ほどの御説明ではいいコマーシャルの話をされましたけれども、悪いコマーシャルというのはしばしばあって問題になると思います。私つくる人、僕食べる人なんていうのはセクハラだからやめたという話がありましたけれども、例...全文を見る
○北村(哲)委員 今の点は、どうもありがとうございました、結構でございます。  あと残りの時間で、今まで余り質問のなかったCATVの話についてお伺いしたいと思うのです。  今回、法律改正を行う有線テレビジョン放送は、多チャンネルメディアとしても重要と考えるわけですが、その普及...全文を見る
○北村(哲)委員 続いて、CATVの関係なのですが、ケーブルテレビについては、将来のマルチメディア化に備えて光ファイバー化を進めておるということです。その光ファイバー化についてはどうなっているか、現状と今後の問題。さらに、デジタル化も重要な課題であると考えておりますが、その双方に...全文を見る
○北村(哲)委員 さらに、先ほども多少お触れになりましたが、有線テレビ、すなわちケーブルテレビが電気通信事業をあわせ行うところもあるやにお話しになったようですけれども、現実にこのCATVが電気通信事業をあわせて行っているところが実際にあるのでしょうか。そして、どういうことを、その...全文を見る
○北村(哲)委員 多少まだ時間があるのですけれども、ほぼ私の用意しておったものは終わりますので、最後に大臣にお伺いしたいのですが、有線テレビジョン放送の高度化ということについて、今後の取り組み状況について、大臣の御所見をお伺いしたいと存じます。
○北村(哲)委員 終わります。どうもありがとうございました。
05月08日第140回国会 衆議院 本会議 第32号
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○北村哲男君 私は、電気通信事業法の一部を改正する法律案、日本電信電話株式会社法の一部を改正する法律案、国際電信電話株式会社法の一部を改正する法律案に関し、民主党を代表して、総理大臣及び郵政大臣に質問いたします。  今回の改正案は、参入規制を撤廃し、事業者間の接続ルールをつくり...全文を見る
05月15日第140回国会 衆議院 逓信委員会 第10号
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○北村(哲)委員 民主党の北村でございます。  冒頭、予告をしていない質問でございますが、昨日の新聞に大きく報道されておりました野村証券の問題であります。  野村の元幹部が逮捕され、この証券疑惑は核心に迫っておりますが、このたびの野村証券の一連の疑惑に関して、九千人とも一万人...全文を見る
○北村(哲)委員 そうしますと、郵政というふうに言われて非常に名誉を傷つけられているということにもなると思いますけれども、ここまで大新聞が名指しというか、名前はありませんけれども直接言っているということについてはかなり重大な問題でありますので、なお至急調査の上、当委員会に御報告さ...全文を見る
○北村(哲)委員 結構でございます。もしそこまで否定をされて、万一また出たというときにはゆゆしき問題になると思いますので、慎重な調査をお願いしたいと思います。  さて、私は、本日このNTT関連三法についての質問をいたしますが、先日同僚議員の山花議員が述べましたように、この三法に...全文を見る
○北村(哲)委員 恐らく大臣のお言葉どおり、NTTにおいては模範的な労使関係を築かれることを期待しております。  ところで、NTTの方にお伺いします。  これはちょっと細かい問題になるかもしれませんけれども、労働者にとっては退職後の生活保障が大変大切になった時代が参りました。...全文を見る
○北村(哲)委員 よくわかりました。  次に、KDDの関係についてお伺いしたいと思います。  KDD関係の改正の目的は、KDDが国内通信業務を行えることといったった一つの問題、これは大変大きな問題でありますが、条文としてはたった一つでございます。  ところで、条文上の興味な...全文を見る
○北村(哲)委員 この問題で余り長くしてもよくないのですけれども、これは国内と書いてはいけないのかなという感じがするのですが、それともう一つは、支障のない範囲というのは、そうするとある程度制限されるということなのですか、その二点だけ。
○北村(哲)委員 そうすると、支障のない範囲でというのは余り意味がないようですから、KDDさん、安心して大いに国内事業をやっていただきたいと思います。  ところで、このKDD法の改正は、早期の国内通信事業への参入を実現し、その使命、役割を十分に果たすべきと言っておりますけれども...全文を見る
○北村(哲)委員 もう一点だけKDDさんにお伺いしたいのですが、まず料金問題なんですが、KDDの基盤である国際通信分野は、国内キャリアでなくて、国際の公−専−公の開放によって、海外キャリアが二種の事業者として進出することになるようですが、そういうことになると競争は一層激しくなりま...全文を見る
○北村(哲)委員 どうもありがとうございました。  それでは次に、NTTにお伺いをいたします。  これはユニバーサルサービスの維持向上についての関連の質問でございますが、三つお伺いしたいと思います。  一つは、大規模災害時その他、非常時における対応について、現在はどのように...全文を見る
○北村(哲)委員 どうもありがとうございました。  次の問題に移りたいと思います。  規制緩和あるいは撤廃の問題で、これは郵政省への質問でございます。  まず、会社法にかかわる規制の撤廃、緩和を求める項目として、取締役及び監査役の問題があります。これは今度の改正法によっても...全文を見る
○北村(哲)委員 今の最後のお言葉は大変重要なんですけれども、昨日の郵政大臣の御答弁でも、情報通信産業は二十一世紀の戦略産業であるというふうに言われて、この戦略産業を担うリーディング企業というのはまさにNTTだと思うんですよね。そのリーディング企業であるNTTが、これが世界に打っ...全文を見る
○北村(哲)委員 お役所が関与と言われるといかにも重く感じますので、ちょっと注意というか、その意味で問い合わせたわけです。  それにつけましても、今政府が全体として行政改革とか規制緩和を推進しているわけですから、特殊法人についてもその中の一環としてやはり見直しをするようにしてい...全文を見る
○北村(哲)委員 私もそのように考えます。ぜひ特殊法人全体の流れの中で、特に、もう時間がないから恐らく言いませんけれども、NTTの中には依然としていわゆるみなし公務員ですかね、贈収賄の規定なんかどんと残っているわけですね。KDDなんかないんですよ。そういう問題についても、やはりも...全文を見る
○北村(哲)委員 簡単にお答えになっていて、ちょっと聞き漏らしました。まあ、それはそれでそういう方向性を確認されたということでよろしいかと思います。  次に、昨日も何かよくわからないという御回答で、私どもも聞いておって何が何かよくわからない問題がありました。それは、基本方針を郵...全文を見る
○北村(哲)委員 この次の質問と一緒でいいのですけれども、そうすると、それはNTTさんとやはり協議をしながら定めていくということになるのだと理解していいかどうか。  その次、二番目に聞きます。その承継する業務の種類及び範囲というのはどういうことをイメージすればいいのだろうか。き...全文を見る
○北村(哲)委員 三番目に、承継する電気通信技術に関する研究、これは基盤的研究と恐らく応用的研究があると思うのですけれども、それ以外はどういうふうに考えればよろしいのでしょうか。
○北村(哲)委員 言葉としてはわかるのですけれども、基盤的研究というのは、これはもちろん持ち株会社に当然行く、これは法律で決まっておるのですけれども、応用的研究については、いろいろなところに研究所とか、どういうことなのでしょうか、研究所の配分とかそういうのは、これは業務ですよね。...全文を見る
○北村(哲)委員 次に、承継する資産、債務その他の権利義務、これは、一つ考えられるのは、下の会社の株式、資産、そういうことだと思いますけれども、配分の考え方、あるいは子会社の株式の行方とか、そういうことなのでしょうか。
○北村(哲)委員 最後に、一つ一つ聞いて本当に恐縮ですけれども、公正競争の確保に関して必要な事項、物すごく範囲が広いというか、何をどう考えるのかというのもわかりにくいのですけれども、これは郵政省はどのようなことが必要な事項だと、どのような項目というか、どのような範囲を必要なものと...全文を見る
○北村(哲)委員 私は、不勉強なせいもあるし、また実務者ではありませんからよくわかりませんけれども、実施計画をつくる際に必要なものが基本計画ですから、ある程度基本計画で、この項目、一項目は何々ということの指針がないと、どこで実施計画をつくっていいかわからなくなると思うので、そのあ...全文を見る
○北村(哲)委員 長々と基本方針についてお伺いしましたけれども、なお、この問題についてはさらにだんだん具体的になっていくことを期待しております。  次に、長距離会社の株式の問題について一点お伺いしたいのです。  長距離会社の株式、今回の再編成によって、長距離会社を特殊会社でな...全文を見る
○北村(哲)委員 今御説明ありましたけれども、いずれ手放していくという場合は、ある意味では株主の権利が侵害されることになるのではないかということも理屈としてある。それは、今回の再編で資産を三分割して、その子会社の株式を一〇〇%所有している間は、長距離会社の株式は当分の間は所有して...全文を見る
○北村(哲)委員 次に、財務状況のディスクローズの問題ですけれども、株主にとっては財務状況のディスクローズは投資判断をする上で重要なものであるということは当然でありますが、再編後において持ち株会社の一〇〇%子会社となる東西地域会社及び長距離会社の財務状況については、NTTの株主に...全文を見る
○北村(哲)委員 先ほども述べましたけれども、みなし公務員制度という問題が旧制度の残影として残っているというふうに私は申しましたが、これはまさに公務員に準ずる公社もしくは、その前は逓信省の直属だったと思うのですけれども、そういうところからの残影をそのまま引きずっているように思いま...全文を見る
○北村(哲)委員 私は、その問題については、やはり業務の性格からいって、金融とかそういう関係、あるいは中央競馬会とかそういうお金に関係するところはこういう問題があるにしても、情報通信産業については余りそぐわないような気がします。それはそれとして私の意見ですけれども、今後いろいろ問...全文を見る
○北村(哲)委員 どうもありがとうございました。
05月20日第140回国会 衆議院 逓信委員会 第11号
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○北村(哲)委員 民主党の北村でございます。  本日は、お三人の参考人の先生方、貴重なお時間とそれから貴重な御意見をどうもありがとうございました。  私は、まず、東参考人にお伺いしたいと思います。  まず、NTTと事業法の関係でございますが、従来、NTTと同一市場で競争を行...全文を見る
○北村(哲)委員 続いてお伺いしますけれども、東参考人は、今後の地域市場の競争の促進についてはどのように見ておられるのか、その点についてお伺いしたいと存じます。.
○北村(哲)委員 ただいまのお話を伺いまして、長距離会社のリーダーとして、今後その地域市場への参入というのはどういう分野で、どのような形で行っていかれようとしているのか、差し支えなければ御意見を伺いたいと思います。
○北村(哲)委員 次に、国際関係についても若干お伺いをしたいと思いますけれども、今日の国際通信分野では、BTあるいはMCIの合併に代表されるように、世界のメガキャリアの間での競争が非常に激化しておる。今後は、シームレスあるいはエンドエンドの多種多様なサービスを一元的に提供できる総...全文を見る
○北村(哲)委員 さらに、同じことなのかもしれませんが、事業者のお立場から、将来における情報通信産業の国際競争力強化に必要な戦略とは、一体どういう点が重要なのかということについて、御意見を伺いたいと存じます。
○北村(哲)委員 もう一点、先ほどのお話の中で、KDDについて触れられておりました。  何か、言いづらいけれども、一層の競争化が予想されるというふうなことを言われたと思うのですが、その言いづらいという御趣旨は、KDDが今度国内参入するわけですが、それをしてほしくないというふうな...全文を見る
○北村(哲)委員 鬼木参考人に規制緩和の問題についてちょっとお伺いしたいと思います。  私は、本格的なマルチメディア時代の情報通信市場を活性化するためには、規制のあり方について、原則自由、そして例外規制が基本であると考えております。その意味で、今回のNTT改正案及び事業法の改正...全文を見る
○北村(哲)委員 どうもありがとうございました。大変勉強させていただきました。  終わります。
05月28日第140回国会 衆議院 逓信委員会 第14号
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○北村(哲)委員 民主党の北村でございます。  私はちょっと本論と外れますけれども、まず大臣の方にお伺いしたいと思うのですが、大臣は以前当委員会で、野村のVIP口座のことでございますけれども、残念ながら登録されていないと言われたことがあります。そしてその後、私が五月十五日の当委...全文を見る
○北村(哲)委員 ただいまのことで、株は引き揚げられたとおっしゃいますけれども、一たん取引をされると口座そのものは現在もある、野村にあるということは間違いないと思うのですけれども、その辺の認識はいかがでございましょうか。
○北村(哲)委員 ただいまのことは、閣僚になられた以後はよくわかりました。  ところで、野村にかつて閣僚以前には口座がおありになったわけですけれども、それがVIP口座ではないというふうに言い切れるのかどうか、その辺は御自分で確認をされたのでしょうか。というのは、ほかの方々は、自...全文を見る
○北村(哲)委員 今度はちょっと失礼な質問かもしれませんが、大臣御自身のことはよくわかりましたが、大臣御本人ではなくて、大臣の計算においてというか、大臣が、例えば御家族とか秘書の方とか、あるいは知人の名前で過去に取引をされたということはないのでしょうかということと、それから野村以...全文を見る
○北村(哲)委員 大変失礼しました。  それからもう一点ですが、大臣の周りではないのですが、郵政省関係者で、五月二千一百付の新聞によりますと官房副長官と各省庁の次官の方々の調べが載っておりまして、郵政省だけが載っていないのですよ。それはたまたま会えなかったのかもしれませんが、郵...全文を見る
○北村(哲)委員 わかりました。それでは、その質問については終わります。  次に、電気通信審議会委員であられた酒巻英雄野村証券前社長のことですけれども、この方が今度おやめになったということです。まず、審議会、令によりますと、「学識経験りある者のうちから、郵政大臣が任命する。」と...全文を見る
○北村(哲)委員 今回、酒巻英雄氏は任期終了前に辞任されたというふうに聞いておりますけれども、これはどういう理由から辞任されたのでしょうか。
○北村(哲)委員 今回の野村証券の不祥事に関係するのではないかと思うのですけれども、そのあたりは理由として挙げられているのか。あるいは、どういう理由かということは、どういうふうに理解しておられますか。
○北村(哲)委員 先ほどの基準によりますと、学識経験者なわけですね、それから業界代表であったにしても。これは、そうすると役職に入っているということが条件みたいになっているのですか。やめたからやめるというふうに、そういうふに連動するものなんですか。私はそうじゃないと思うのですけれど...全文を見る
○北村(哲)委員 はっきりしないのですが、余り追及するつもりもないのですけれども、では、御本人が辞任されないでそのままいらっしゃったら、郵政省としてはどういうふうにお考え、態度というか、そのまま審議会委員としていていただくということでよろしいのですか。
○北村(哲)委員 審議会委員は国会承認人事でもありますので、私ども国会議員にも責任もあると思います。それはあるのですけれども、かなり選出の過程が形骸化されているということ。  この問題は過去にわからなかったという問題がもちろんあるのですけれども、もう一人、酒巻さんだけではなくて...全文を見る
○北村(哲)委員 辞任の規定がないあるいは解任の規定がないということは確かに問題でありますけれども、国家公務員に準ずることになるのでしょうけれども、今般の、こういうふうに日本のリーダーであるような企業、あるいは審議会委員のトップであって、日本のオピニオンリーダーであるような方々が...全文を見る
○北村(哲)委員 先ほども赤松先生が質問された中で、つい四年前には、電気通信産業ば基幹産業であって外資規制は守るべきであるということをかなり強力に主張されておったはずなのですが、わずか数年の間に考え方はずっと変わってこられたわけですけれども、それにつけても、現行法はまだ外国性の許...全文を見る
○北村(哲)委員 それで、今回その外国性の欠格事由を撤廃するというのは、今までの欠格事由とされた理由をどのような形でクリアできたのかということについての説明をお願いしたいと思います。
○北村(哲)委員 そうすると、この点についてつ質問をしたいのですが、今後、国民経済あるいは国民生活を支える中枢的機能を担う電気通信の、外国企業などの影響力が増した場合の非常災害時の際などの重要通信の確保をどう担保するのかという点について、具体的にお答えください。
○北村(哲)委員 ちょっと先ほどのFCCとの関係についての質問に戻って、一点、お聞きしておきたいところがございます。  政府調達の問題ですけれども、WTOの政府調達協定とかNTTの調達に関する日米協定について、NTTは既に民間会社でありまして、米国のAT&Tがこのような政府調達...全文を見る
○北村(哲)委員 アジア進出、アジア戦略の問題について大臣にお聞きしたがったのですが、先ほどからほかの党の方々もその点については繰り返し御質問されたので、私の方からは、もう時間も来ましたので、質問を終わります。
06月04日第140回国会 衆議院 逓信委員会 第15号
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○北村(哲)委員 民主党の北村でございます。  私は、まず大臣に三つの点を順次伺いたいと思います。一つは、郵政三事業の民営化の問題であります。二つ目は、財投の廃止あるいは縮小論に対する見解でございます。三つ目は、平成九年度の財投運用はどのような方針で策定されたのかという問題であ...全文を見る
○北村(哲)委員 私も、大筋においては大臣の意見と同感でございますので、この事業は国民のために維持すべきだと考えております。  二番目に、財投の問題でございますが、近年、金融の自由化の進展に伴って、これまで公的金融や財投などで対応してきた領域でも民間で対応できるとして、あるいは...全文を見る
○北村(哲)委員 次に、二十一世紀の社会を展望したときに、高齢化社会に備えての生活基盤整備とか高度情報化社会に対応する情報通信基盤の拡充、こういうものはより重要になってきていると思いますけれども、平成九年度の財投運用というものはどのような方針に基づいて作成されたのか、その御見解を...全文を見る
○北村(哲)委員 どうもありがとうございました。  次に、簡易保険の問題に移りますが、まず、簡易保険の剰余金の問題であります。  この剰余金の額が年々低下しております。資料を見ますと、平成三年度は一兆一千三百五十五億円あったものが、平成五年度には八千四百三十四億円ぐらいですか...全文を見る
○北村(哲)委員 数字だけを見ると、加入者にとうては大変不安な材料があると思いますので、どうすればいいかということの質問は特に私いたしませんけれども、今のお話ですと、将来加入者への配当ができなくなることはないというふうに聞いてよろしいのでしょうか。
○北村(哲)委員 阪神・淡路の大震災がありました。通常の民間の生命保険の場合は、今回は特別だったのですけれども、約款によると地震災害の場合は支払いをする必要がないのです。簡保の場合は当然支払いが必要だと思うのですが、そのような場合、ああいうふうな大事故というか天災です、天災、地震...全文を見る
○北村(哲)委員 ただいまの危険準備金というのは、大体どのぐらいの額を準備あるいは予定しておられるのでしょうか。
○北村(哲)委員 それでは次に移りますが、長寿福祉社会の実現に向けて、簡易保険として、商品サービス面でこれまでいろいろな取り組みを行ってこられたと思います。その概要といいますか、全部言えば大変なことになると思いますので、長寿福祉社会向けにつくられた特徴のある商品あるいはサービス面...全文を見る
○北村(哲)委員 それでは、今、商品あるいは福祉サービスについても御説明があったと思うのですが、平成九年度において最も力を入れて取り組もうとしておられるケアタウン構想というものがあるようですが、その概要について御説明を願いたいと存じます。
○北村(哲)委員 ちょっと前にさかのぼりますけれども、加入者福祉施設の設置、運営という問題でさまざまな福祉サービスを実施しておられるようですけれども、現在行っておられる福祉サービスというかその概要については、先ほどもちょっと触れられましたけれども、この施設の設置、運営について改め...全文を見る
○北村(哲)委員 具体的な法案の関係についての質問に移りますけれども、先ほどの新進党からの御質問と重複する部分もあると思いますが、簡単で結構ですけれども、順次お伺いしたいと思います。  まず、債券貸借取引の市場規模はどのくらいかということで、簡保貸借の実績はどの程度であるかとい...全文を見る
○北村(哲)委員 これは、今のは全体ですよね。それで、簡保の貸借実績はどの程度ですか。
○北村(哲)委員 ちょっと聞き漏らしたかもしれませんが、平成五年度は十三兆、それで平成六年度が四兆、平成七年度が二兆というふうに、これは極端に下がっているわけですか。これはどういうわけでしょう。
○北村(哲)委員 さきの質問に関連するのですけれども、平成五年に十三兆もの取引をやっておられて、今たしか二兆円ぐらいというのですが、十三兆の取引をおやりになる能力がおありになるのであれば、何も今さら、今この時期に信託銀行に、事務が煩瑣であるからお願いするというふうなことをしなくて...全文を見る
○北村(哲)委員 簡保が保有している、有価証券信託を行うことが可能な国債の額はどれくらいか、そして有価証券信託を予定している額はそのうちどのくらいか。先ほども御質問のあったことの重複ですけれども、もう一度お願いしたいと思います。
○北村(哲)委員 今、信託銀行は非常に不評といいますか、どこかのランクづけの調査によっても、中央信託あるいは安田信託、あるいはもう一つ、ちょっとど忘れしましたけれども、ワーストファイブに入っているぐらい非常に評判の悪いのが信託銀行でありますが、今なぜ信託銀行か。そこにお願いをして...全文を見る
○北村(哲)委員 終わります。
06月11日第140回国会 衆議院 法務委員会 第10号
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○北村(哲)委員 民主党の北村でございます。提案者の皆様方、御苦労さまです。  民主党の提案されました選択的夫婦別姓主義といいますか、これは憲法二十四条の両性の本質的平等の思想に基づいたものであって、夫と妻が自主的に同等の権利すなわち氏名権を享有するということを期待した趣旨のも...全文を見る
○北村(哲)委員 どうもありがとうございました。  次に、提出者の松本さんにお伺いしたいと思います。  松本さんは、大きな労働組合のナショナルセンターの連合の副事務局長として、働く女性の姿を長い間見てこられたと思います。特に、女性の社会的進出や、また今の社会における女性差別に...全文を見る
○北村(哲)委員 お二人ともとても熱弁で、ほとんど質問しないうちに時間が終わりと、思いも深いのだと思いますので、結構でございますが。  坂上先生も、今日この法案を提案されるに至っては相当苦労もされたと思います。先ほどお話もあったのですけれども、確かにこの審議に至るまで長い間の歴...全文を見る
○北村(哲)委員 時間が参りましたので、終わります。
11月05日第141回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○北村(哲)委員 民主党の北村でございます。  佐々木議員に引き続いて質問させていただきます。  総会屋対策が今回の商法改正の目的でありますけれども、ところで、午前中から大臣は、総会屋は日本特有の現象であるというふうに言っておられ、先ほども諸外国の例を出されて、同じような例は...全文を見る
○北村(哲)委員 確かに大臣のおっしゃることもごもっともでございますが、私が言いたかったのは、砂糖とアリであれば、日本の企業の体質そのものが砂糖そのものに近いのではないかと。だけれども、それじゃ、なくしてしまえばいいかといえば、会社をなくしてしまえば日本の企業が全部なくなってしま...全文を見る
○北村(哲)委員 どうも、難しい質問をしまして失礼しました。ありがとうございました。  ところで、次に移りますが、内政審議室からお見えになっていると思うのですけれども、これもしばしば質問に出ておるのですけれども、ことしの九月五日にいわゆる総会屋対策のための関係閣僚会議の申し合わ...全文を見る
○北村(哲)委員 今もうちょっと聞きたいのですが、例えばこの六番目に「絶縁のための専門組織の設置」というふうにありますが、「いわゆる総会屋等と絶縁するための専門組織を各企業に設置すること。」これは、もちろん言葉はそのとおりなんですけれども、どういうことを想定し、あるいは、企業はこ...全文を見る
○北村(哲)委員 わかりました。  次に、この関係閣僚会議の申し合わせの「警察による支援」という項目があります。警察による支援についても午前中からしばしばかなり詳しく御説明がありましたけれども、再度お聞きします。  これは今回に限ったことではなくて、前からずっと続けておられる...全文を見る
○北村(哲)委員 実際に、この申し合わせの中の支援の中の例えば(1)の①に「指導を行うための支援窓口の設置等体制の強化」云々とありますが、具体的に、企業からそういう窓口を通じての相談というのは、これを強化することによってふえているとか、実効は上がっているのでしょうか。
○北村(哲)委員 それに関連することだと思いますけれども、エコノミストの七月二十九日号に須田慎一郎さんがある記事を書いているのですが、ことしの五月二十六日、吉村刑事部長は、特暴協、都市銀行等特殊暴力防止対策協議会に加盟する十三の銀行の総務部長を前に、こう最後通牒を突きつけたと。「...全文を見る
○北村(哲)委員 ちょっと話はずれますけれども、過去の例についての実績を聞くのですけれども、その前に、総会屋と暴力団との関係なんですが、大体、事件は暴力団絡みできたり、いろいろなことで発覚するときは暴力事件が多いのです。先ほどの統計で、今、千人ぐらいの総会屋に組織暴力団絡みが六十...全文を見る
○北村(哲)委員 よくわからないというか、私は、もうほとんどつながっている、あるいはお金の流れ先なんか、今保険を掛けると言われたのですけれども、総会屋自身が自分で保険を掛けるために暴力団にそれこそお金をばらまいて関係をつけておくというふうに見ると、もう暴力団と総会屋とを一緒にして...全文を見る
○北村(哲)委員 とても一連の関係が完結していると思えませんけれども、これはこれとしてお伺いしておきます。  それで、残余の質問はまた次の機会がありますので、これで終わりたいと思います。どうもありがとうございました。
11月07日第141回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○北村(哲)委員 民主党の北村でございますが、両参考人の先生方、きょうはどうも御苦労さまでございます。ありがとうございます。  私は、まず紺谷参考人にお伺いしたいと思います。  今ちょっとおっしゃったことなんですけれども、私は先生の、企業は聖人君子ではないからモラルを求めるの...全文を見る
○北村(哲)委員 大変すばらしい御示唆をありがとうございました。  それに引き続いてですけれども、紺谷先生が九七年三月二十七日付の東京新聞に、ちょうど野村に強制捜査が入ったときに、小論文を書いておられまして、まさに監督責任の問題で、証券監視委員会の責任は重いということを言ってお...全文を見る
○北村(哲)委員 どうもありがとうございました。  次は、久保利参考人にお伺いしたいと思います。  実際に総会屋対策に奔走しておられる久保利参考人、今、政府も日弁連に協力を求めて、弁護士会と協力すると言っておりますけれども、実は、先日、私どもの先輩である岡村弁護士の夫人が刺殺...全文を見る
○北村(哲)委員 先ほどのお話の中で、総務担当セクションの変革でアウトソーシングとしての民暴弁護士の活用ということを言われました。実際に民暴弁護士というのは、ちょっと暴力団弁護士みたいな感じで余りいい名前じゃないと思うのですけれども、その人たちは一体、普通の弁護士さんとどういうふ...全文を見る
○北村(哲)委員 続けて、久保利参考人に少し伺いますけれども、確かに、警察との協力を密接に行っているということは、警察当局あるいは弁護士会当局なんかに聞きますとよくあるんですが、弁護士さんに聞きますと、どうも頑張っても警察が協力してくれない、いわゆる民事絡みだからだめだとか、それ...全文を見る
○北村(哲)委員 お二人の先生にそれぞれお聞きしたいのですけれども、紺谷先生もいろいろなところで、株主訴訟が抑止力に非常によく効果があるんだということをお書きになっておりますけれども、今、経済界の中では、株主訴訟はちょっと濫用され過ぎるのではないか、だから制限する必要があるという...全文を見る
○北村(哲)委員 ありがとうございました。終わります。両参考人、どうもありがとうございました。
○北村(哲)委員 民主党の北村でございますが、 前回に引き続いて質問をさせていただきたいと思います。  まず、証券取引等監視委員会は来ておられますか。  今、政府は、総力を挙げて日本社会をやみ社会から守ろうとして、特にその代表である総会屋を根絶しようということで種々の方策を...全文を見る
○北村(哲)委員 アメリカのSECは、人員は大体三千人以上と言われています。そして、告発する対象者、被告人ですか、毎年五百人から六百人ぐらい、あるいは、告発件数は百五十件ないし二百件というふうに、非常に大きな成果を上げているようなんです。  今、陣容の整備を図るとおっしゃいまし...全文を見る
○北村(哲)委員 大変少ない陣容の中で一生懸命やっておられることはよくわかりますし、その御苦労については頭が下がる思いですけれども、私は、この証券取引委員会の果たす役割はとても大きいものと思いますし、今は御担当の人しかお見えになりませんし、結局決めるのは大蔵大臣であり首相であると...全文を見る
○北村(哲)委員 次の質問に移ります。どうもありがとうございました。  ところで、その申し合わせの中で、「日弁連への協力申し入れ」というふうにもあります。午後、久保利参考人をお呼びして、日弁連がいわゆる民暴対策委員会というものをつくって、そこでそのノウハウを取得した弁護士を企業...全文を見る
○北村(哲)委員 日弁連への協力、そして日弁連からの協力ということに関連しまして、具体的に弁護士がこういう総会屋対策の前面に立つわけですけれども、いろいろと弁護士も危険にさらされることがあると思います。  それに関連して、先日、岡村勲弁護士の奥様が刺殺されるという悲惨な事件が起...全文を見る
○北村(哲)委員 ちょうどまさに本日、つい先刻起訴されたということをお聞きしました。  しかし、それだけではなくて、この件は恐らく山一証券の樽谷さんという方の殺人事件にもまた発展していくと思うのですけれども、そういう意味で、今後、こういうことが再びないように、しっかりとその関係...全文を見る
○北村(哲)委員 わかりました。  次の質問に移ります。  十月三十一日の読売新聞によりますと、警察庁長官が官房長官の「”徳政令”発言を批判」という見出しの記事が出ておりました。たしかどなたかの発言の中に徳政令というふうなことに近い、上申書を出して罪を減ずるようなことの話もあ...全文を見る
○北村(哲)委員 外国、アメリカなんかあるのかもしれませんが。徳政令みたいな、そういうものは実際にあったことはあるのですか。その辺、もし御記憶があれば。
○北村(哲)委員 説明を聞くとわかるのですが、私もこんなばかなというふうに思っておったのですけれども、何かきょうのこの委員会の前のどこかの場面で、上申書を出したら免除したらどうだというふうな話があったもので、あれあれと。やはりこういう話というのは案外真実味を帯びて世間にあるのかな...全文を見る
○北村(哲)委員 新しい事態に対して、今私どもは対処しようとしておるわけです。  ところで、現在、今もお話しになりましたけれども、総会屋への利益供与の方法として、海の家の利用料の徴収とか、情報誌や広告費名目での供与が問題になっております。  昨日の夕刊では、読売新聞が「企業対...全文を見る
○北村(哲)委員 理屈の上と実際は難しいと思うのですけれども。株主の権利の行使に関して言っても、株主で実際ない人間が、応じないとこれから株主になるぞというふうなぐらいのことをうかがわせながらやらせるというふうに、微妙な点はいっぱいあると思うのですよね。ですから、なかなか難しい問題...全文を見る
○北村(哲)委員 そういうところだと思いますね。だから、現在、時効進行中のものでも、それをさらに延長することも問題であるし、時効完成したものについてはなお問題だということですね。はい、わかりました。  アメリカでそういう話が出てくるということは、全体としてやはり、こういう犯罪に...全文を見る
○北村(哲)委員 わかりました。  次に、これもしばしば問題になっているのですが、社外取締役制度ということがしばしば出ております。  それで、先ほども申しましたが、きのうの夕刊に城山三郎さんが、「トップよ、気概を持て!」という大きな新聞記事が出ておりましたけれども、この中で、...全文を見る
○北村(哲)委員 今の御意見を拝聴しておきたいと思います。  次の質問に移りたいと思います。  刑罰の執行ということは、確かに犯罪の防止に大変必要なことでありますけれども、一面、厳正かつ的確な行政処分というものはあわせてとても有効な手段であると思います。交通違反なんかの問題に...全文を見る
○北村(哲)委員 この行政処分が本当に適切かどうかというのは私自身ちょっとわからないのですけれども、そのほか今どんどん進行中のものについて同様な形での処分というのは行われる予定なんですか。
○北村(哲)委員 今回の件については、本当に一番大事な時期、行政処分についてもまた刑事処分についても誤ってはならないというふうに考えております。適切な処分をすることが将来に対するいい影響を与えるのだと思っております。  ところで、総会屋対策についてはいろいろと私どもも考えてまい...全文を見る
○北村(哲)委員 一点聞き漏らしたかもしれませんが、一匹オオカミの総会屋が利益供与でもらったお金というのは、これは今言われるその組織犯罪に関する法律のマネーロンダリングの規制に当てはまるのですか、たった一人の人間が取ったお金。
○北村(哲)委員 わかりました。  さて、私も、最後の質問に移ってまいります。  さまざまな対策をとろうとしておるのですが、結局、最後の担保となるものは、正義の味方といいますか、司法権力といいますか、司法が社会の中で適切に確立されて、そこでチェックをすることによって自由な社会...全文を見る
○北村(哲)委員 時間があとわずかになりましたが、今大臣のおっしゃった——本当に大臣が参議院の法務委員会で、裁判官の増員に対して、哲学がないということを叫んでおられたのはよく覚えておりますが、きょう、裁判所も来ておられますから、哲学を聞きたいと思います。  それと、法曹三者が、...全文を見る
○北村(哲)委員 時間がありませんけれども、一点、裁判所に。長くお待たせしました。  今裁判官が非常に少ない、裁判官の負担が多過ぎる、にもかかわらず、裁判所は、今の司法修習生の広がりと並行して同じように広げられればいいけれども、ちびちびしか増員を請求されていないというふうなこと...全文を見る
○北村(哲)委員 終わります。
11月27日第141回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○北村(哲)委員 民主党の北村でございます。  私は、今回の二法案については、一応賛成の立場で御質問をいたすわけでございます。  ただ、大きい意味で、裁判官あるいは検察官の給与がなぜ人勧に基づく一般職の給与と横並びにならなくちゃいけないんだろうかということと、今回、財政問題と...全文を見る
○北村(哲)委員 私は法律上の根拠を聞いたわけじゃなくて、合理的根拠があるのか、その法律について。そうなると、その法律そのものに合理的な根拠があるだろうかということになるのですが、しかし法律云々を言うわけにはいきませんけれども、法律の根拠というよりも、私が言ったような、裁判官の給...全文を見る
○北村(哲)委員 ただいまのところはそういうふうにお伺いしておきたいと思います。  ところで、ことしの八月四日に、いわゆる人事院勧告なんですけれども、人事院から立法府、すなわち総理大臣及び衆議院、参議院議長あてに二つの文書が出されました。一つは「報告」という書面であり、もう一つ...全文を見る
○北村(哲)委員 その中に、また関連するのですけれども、さきに述べた「報告」と「勧告」のほかに、同日付で人事院が「給与勧告の説明」という文書を出しております。この中には、人事院の八月四日付の「報告」の中の第2の4の(1)というところに「公務員倫理の確立」あるいは「厳正な懲戒制度の...全文を見る
○北村(哲)委員 今の御説明ではありますけれども、今批判を浴びている問題についてはもちろん、この間のいろいろな接待事件あるいは厚生省の問題、さまざまありましたけれども、それを受けたからといって、そういうものをある意味の根拠にしてできた法律を、どうして検察官とか裁判官に持ってくる。...全文を見る
○北村(哲)委員 今の山崎司法調査部長のお話でちょっとひっかかる点があるのですけれども、期末手当だから関係ないのだというふうなお話なんですけれども、今、給与体系というのは、民間を含めて、基本給というのを非常に少なくして、あと能率手当、勤務手当その他のさまざまなものを加えて総合的な...全文を見る
○北村(哲)委員 確かに、弁護士は、ある面ではビジネスみたいなところもありますし、個人営業的なところがありますから、比較がなかなか難しいということはよくわかります。しかし、近年、昔のように弁護士になればすぐ独立して仕事をするのではなくて、多くの人たちはサラリーマン弁護士のような形...全文を見る
○北村(哲)委員 今の御回答でよろしいと思うのですけれども。  昭和六十年十二月十日付の、十二年前のものですが、そのころに、やはりいわゆる完全実施ができなかったという例があったようです。このころの法務委員会の議事録を見ますと、当時の櫻井最高裁人事局長が、裁判官と行政官の格差につ...全文を見る
○北村(哲)委員 前の報告では、十年後になると行政官との差が一・七倍というのはかなりですよ、今二割くらいとおっしゃいましたけれども。そのあたりは同じなのでしょうか、今でも。
○北村(哲)委員 わかりました。  ここで大臣にお伺いしたいと思います。  大臣とは参議院の法務委員会のころ、裁判官とか検察官の給与についての審議に御一緒に参加させていただいた。そこでよく同じような議論をしたのですが、一般論で結構なのですが、裁判官とか検察官の給与は、今までの...全文を見る
○北村(哲)委員 さて次に、平成九年十一月十四日に閣議決定がありました。そこでは、本件の問題に関しては、人事院の勧告どおり実施したいところだが、財政事情及び国民的課題である行政改 革などを勘案して、指定職については一年間据え置きとし、来年平成十年四月一日から実施するというふうに...全文を見る
○北村(哲)委員 それにしても、先送りの対象となった一般の公務員の指定職公務員は新聞によると約千五百人というふうに聞いております。これは国家公務員五十数万人中の千五百人ですから、その比率は極めて低い、ほとんど問題にならないぐらいの数であって、しかも金額から見ると、すべての国家公務...全文を見る
○北村(哲)委員 続けて、裁判所にお伺いしますけれども、その場合の削減効果というのは、一体どのぐらいになるのでしょうか。
○北村(哲)委員 同じことを法務省に、検察官の関係についてお伺いしたいと思います。
○北村(哲)委員 今御説明のあったとおりに、これはもう驚くべき数だと思うのですよ。裁判官については二千九百人中二千百人が対象、そして、これは六、七割、もうほとんどですね。それから、検察官については二千二百人中千二百人、五〇%を超えている。片や、まさに問題になって、削減しようとした...全文を見る
○北村(哲)委員 裁判所は、司法の独立という観点から、あるいは司法の役割という観点から、これは身分その他ではなくて、給与体系というのは身分の大変重要なファクターを占めるものですから、ぜひそのあたりは、今までのようにすべて横並びというこの面については本当に謙虚というか、あるいは消極...全文を見る