木下厚

きのしたあつし



当選回数回

木下厚の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月29日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○木下委員 民主党の木下厚でございます。  まあ、あきれたね。今までの答弁を聞いていて、本当に、戦後我が国の防衛政策を変更しようという大変大きなその転換点にありながら、もう答弁が詭弁とごまかしと、そしてうろたえたこの答弁、これで本当に自衛隊の皆さんが現地へ行って人道復興をする、...全文を見る
○木下委員 委員長が御自分でおっしゃったんだから、みんなにあれするなり、何を理事会で協議するのか、撤回するのか、なくなったのか、それをはっきりおっしゃってください。
○木下委員 何を協議するのか。何を協議するのか、中身は。
○木下委員 では、それはそれできちんと後で協議していただきたいと思うんですが、先ほど来、サマワの評議会、これについていろいろ議論がありました。どうも、評議会の話を聞いていると、おっしゃっていることがよくわからない。  とりわけ、これは小泉首相も撤回された、あるいは石破防衛庁長官...全文を見る
○木下委員 いや、そんなこと聞いていないんですよ。  要するに、わざわざ総理の答弁の中にも、あるいはこの報告書の中にも書いてあるんですよ。「サマーワ市評議会は住民の意向を反映した構成のため、実質的に機能している。」と。これが一つの判断、まあそれは、さっきおっしゃったようにいろい...全文を見る
○木下委員 今になってサマワ評議会の評価をどんどんどんどん、大したことない大したことないみたいに下げようとしているが、しかし、住民の意向で選ばれた評議会ですよ。(石破国務大臣「違います」と呼ぶ)違いますか。ここに書いてあるんですよ。住民の意向でと書いてあるじゃないか。はっきり答え...全文を見る
○木下委員 何かまあ、言いわけ言いわけしようと思うから長くなるんですよ。  ここに書いてあるんですよ。それは、いろいろな宗教指導者、部族の人たち、長、そういうものを集めて。そうじゃなくて、もちろんそれもそうでしょう、そういう形もあったでしょうけれども、しかし、その上にあるわけで...全文を見る
○木下委員 そうすると、このサマワ評議会というのは、CPAからある程度指導を受けて、あるいはサジェスチョンを受けてつくったわけでございましょう。その辺はどうなんですか。
○木下委員 今外務大臣の方から十一の評議会があるというお話がありましたけれども、その十一の評議会については、現在きちんと機能しているわけですか、それとも何か問題があるわけですか。そこをどう把握しておられますか。
○木下委員 今のお話ですと、CPAが手をかしてつくった評議会もあるということですが、そうなると、これは過渡期だというお話ですが、本当に住民を代表したものかどうか、あるいは住民の意向を十分に酌み入れたものであるのかどうか。現実に、サマワの評議会はCPAと対立をしているという報道があ...全文を見る
○木下委員 そうなると、まだ住民の意向を十分受け入れた評議会ではないということで、評議会がまだどう変わるか、これはわからないわけですね。評議会が、メンバーがどう変わるかわからないわけですね。そうしたところに日本が五百五十九億円投入するわけですね。それの受け皿がころころ変わる、まだ...全文を見る
○木下委員 その判断はだれがやるんですか、能力があるかないか。外務省の現地の人たちがやるわけですか、それともだれが判断するわけですか。
○木下委員 要するに、例えば病院あるいは学校、そういった民間と、いわゆる行政に拠出する、その性格はかなり違ってくると思うんですね。民間に出すときは行政を通じて出すわけですか。それとも、例えば病院とかあるいは学校とか、その他施設とか、そういったところには、それぞれのプロジェクトごと...全文を見る
○木下委員 先ほど言いましたように、要するに、行政に国民の税金が行くということであれば、やはりその評議会なり行政がころころ変わるようじゃ困るんですね。ある程度安定して、そして、きちんとしたそこからのニーズがあって、そして、そこからきちんと積算して金額を決めないと。ただ、先ほど、ニ...全文を見る
○木下委員 先ほど、援助規定、しっかりしたものがないと。今おっしゃったのは、あくまでも一つの目安にすぎない。規定がない。要するに、ODAという形でやるわけでございましょう。今までのODAと同じスタイルで今回もやるということになると、これまでODAがいかにむだが多かったか、途中いか...全文を見る
○木下委員 一つだけ最後に、亡くなった奥大使の身分をどういう形で、ただ長期出張だったのか、あるいは、身分と目的をちょっと簡単にお話ししてください。
○木下委員 すると、ORHAにあれしていたんでしょう。事務所はサダム・フセインの宮殿のところのORHAに入って、それで仕事をしていたわけでしょう。
○木下委員 奥大使の身分については非常に不安定な立場だった、これがやはり殺害事件の背景にあるということをまたいずれ質問させていただきます。どうもありがとうございました。
02月10日第159回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○木下委員 民主党の木下厚でございます。  きょうは、内閣官房報償費、通称機密費の私的流用疑惑について質問させていただきたいと思いますが、その前に、一つだけ総理にちょっと質問させていただきます。  けさの各紙朝刊に、首相の日々ということで、昨日の日程が報じられております。それ...全文を見る
○木下委員 もしそういう機会があるんだったら、野党理事もぜひ呼んでやってもらいたいな、まさにそれが公平ですから。ただし、きちんとそこは公平にやってもらいたい。  それじゃ、本題に移りたいと思いますが、私が質問しようとしている内閣官房報償費、これが大きな問題になったのは、平成十二...全文を見る
○木下委員 問題は、その報償費二億二千万円、全部かどうかわかりませんが、それが私的に流用されたという疑惑であります。したがって、これは大変な大きな問題です。ですから、裁判は裁判、これはやればいいんです。しかし、国会は国会として、国の最高機関ですから、やはりそこはきちんとはっきりさ...全文を見る
○木下委員 いや、訴訟とは別ですよ。要するに、私的流用されたという疑惑があるわけですから、その事実確認をするのになぜ国会に出してもらえないんですか。訴訟とは全く別ですよ。  具体的に、支出だけですよ。どこへどう使った、そこまで要求していません。支出の請求書とそして記載事項、これ...全文を見る
○木下委員 問題は予算にかかわることですよ。これは国民の皆さんの血税ですよ。それをきちんと審議しないで。私は、その使途まで明らかにしてくれとは言っていないんです。出したかどうか、その時期に中川官房長官がそれだけの支出をしたのかどうか、そこを知りたいわけですから、そこのところを出し...全文を見る
○木下委員 出していただけないだろうと思って、私自身独自に入手をいたしました。  これでございます。  これを見ますと、請求書、平成十二年七月十九日、平成十二年度第九回分報償費として下記金額を請求します、五千万円、これが一枚目です。そして、同じ日に第十回分、そして五千万円。そ...全文を見る
○木下委員 いや、事実かどうか。内閣官房から出たものかどうか。
○木下委員 いや、資料はそこにあるんですから、福田官房長官がいつも書いている書類と同じものかどうかですよ。
○木下委員 それから、もう一つ、これがあります。これは、二〇〇〇年七月と八月に内閣官房から出された、支出された明細です。これにもきちんと、今申し上げた日時にきちんと支出をされています。  ですから、これだけの金がなぜこの時期に、当時の時期を考えれば、ちょうど二〇〇〇年六月に衆議...全文を見る
○木下委員 ちょっと資金の流れを説明させてもらいます。  これは平成十二年度会計検査院報告より掲示させていただいたものですが、「内閣官房報償費(一般行政に必要な経費)の支出手続」、内閣官房長官から請求書がこういう経路を渡ってきます。支出するまでは相当な手続があります。しかし、実...全文を見る
○木下委員 要するに、取扱責任者、官房長官は、自分で請求して、そして、自分で受け取って領収書を出して、あとは役務提供者に渡すだけなんですよ。ですから、ここに何のチェック機能もないということなんですよ。そうじゃありませんか。  そして、ここから支払われたこのお金というのは会計検査...全文を見る
○木下委員 何を言っているかよくわかりません。  どうやって確認するんですか。領収書があるんですか、帳簿があるんですか。何もないでしょう。
○木下委員 その中身がわからなくて、適正に使用された、よく判断できますね。要するに、官房長官が言ったことをただうのみにするだけでしょう。証拠は何もないわけですね。中身もないのに言っているんですか。
○木下委員 一般論を聞いたってしようがないんですよ。しかも、支出の流れはこっち側です。図B、これを見ますと、これについては、要するに、支出の経路です。こういうふうに流れるんですが、このうち平成十二年度の決算額で見ますと、総額で十五億一千九百万円、そのうち一般行政経費、これが十二億...全文を見る
○木下委員 そんなことを聞いているんじゃないですよ。二〇〇〇年の七月と八月に支出した二億二千万円について、官房長官からどういう説明を受けたのか、どういう形で使ったのか、私的に使われた事実はないのかどうか、そこをはっきり言ってください。
○木下委員 先ほど、官房長官は高度な政治的判断だという……(発言する者あり)ああ、会計検査院。高度な政治的判断、その高度な政治的判断、だれがどのように判断するんですか。官房長官ですか。会計検査院がなぜ、検査院はどういう判断をしたんですか。
○木下委員 この問題は……(発言する者あり)いや、私も女性問題をここではやりたくないですよ。そんな答弁をしていたら、お金が私的に流用されたという、それをやはり明らかにしていかなきゃいけない。  だから、それをきちんと説明してくださいよ。二億二千万円がどういう形で使われたのか、そ...全文を見る
○木下委員 自民党の中川国対委員長が、去る二月七日のマスコミ記者会見で、報償費は、制度上、私的流用などできない、そうなっていると。  どういうシステムだからできないんですか。官房長官が一人で全部管理して、そして私的に流用したかどうか、だれがチェックするんですか。全部一人で、それ...全文を見る
○木下委員 今、福田長官がおっしゃったのはこの部分です。この部分でしょう。こっちの内閣官房長官が管理する、これについては全くチェック機能がないんですよ。ないんですよ。だから、私的に使ったってだれもわからない。だから、中には、私的に使って、だからこういう疑惑が出てきているんですよ。...全文を見る
○木下委員 それは言いたくはないけれども、あれだけの女性スキャンダルあるいは捜査状況、情報の漏えい、そういった問題で官房長官やめているんですよ。だから、そこはきちんと、国民に疑惑を与えたんなら、これは大事な血税ですよ、国民の。だから、疑惑があるんですから、それはきちんとやはり説明...全文を見る
○木下委員 時間ですので、この問題はさらに追及していきたいと思いますので、以上で終わります。  ありがとうございました。
02月17日第159回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○木下委員 民主党の木下厚でございます。  最初に、先般質疑をさせていただきました中川秀直国対委員長、前官房長官の官房報償費私的流用事件、これについて質問しようと思ったんですが、福田官房長官が定例記者会見のため、今の時間帯は出席できないということですので、後に回させていただいて...全文を見る
○木下委員 どうも、これまでの日本政府の対応を見ていると、やはり北朝鮮側に思うままに引きずり回されているんじゃないか、そんな思いさえいたします。  実は、報道によれば、今回の日朝ハイレベル協議、北朝鮮側からの指名は田中審議官ということだったという報道がございますが、北朝鮮側から...全文を見る
○木下委員 そうすると、向こうからお二人指名があったわけでございますか。
○木下委員 今さら私が申すまでもないんですが、田中審議官についてはいろいろ裏のルートがあって、ミスターXとか、どうも家族の皆さんあるいは国民の中にも、やはり本当に田中審議官に任せておいていいのかという思いもあったと思うんです。  実際に北朝鮮側と交渉する窓口、これはやはり、幾ら...全文を見る
○木下委員 その辺のところを、きちっと日本側の意思がはっきり北朝鮮側に伝わるという形で、やっぱり一本きちんと筋を通して交渉してもらいたいと思うんです。  そうすると、この二十五日から始まる六カ国協議、これに対して、この日朝ハイレベル協議を踏まえた上で、どういう原則で、あるいは体...全文を見る
○木下委員 これも報道なんですが、もし六カ国協議で日本側が拉致問題を出すならば日本の参加を拒否するというような報道が伝わっていますが、これは事実でございますか。
○木下委員 とすれば、この前の日朝ハイレベル協議というのは、六カ国協議のいわば布石として、もう二国間でやりますよ、拉致問題は日朝でやりますよ、もう既にハイレベル協議も始まったんじゃないかという言いわけに使われる可能性がある、あるいは、北朝鮮側はそこまで考えて、突然この前の日朝ハイ...全文を見る
○木下委員 そうしますと、この二十五日からの六カ国協議においては、北朝鮮側が何を言おうが、いわば拉致問題を含む包括協議、これを議論とする、この原則には変わりはないですね。
○木下委員 恐らく、本当に、日本に帰られた家族の皆さんあるいはそれを支援する皆さん、もうそろそろ何とかしてくれよという思いだろうと思うんですね。もし六カ国協議が決裂するようであれば、そろそろ、九日に成立した日本単独で経済制裁を可能にする改正外為法、これを適用すべきではないかという...全文を見る
○木下委員 もう時間は待てません。本当にしっかり、断固たる姿勢で、そして日本政府が一本になってこの交渉に臨んで、一刻も早く解決してもらいたいなと思います。  では、次に、韓国による竹島切手の発行問題についてお伺いしたいと思います。  まず最初に、歴史的、国際法上から見て、竹島...全文を見る
○木下委員 そうすると、先般、竹島切手が発行された。国家から見て、切手というのはどういう意味あるいは本質を持つのか。  私は、切手というのは、その国の、ある面ではシンボルであり、あるいは文化、自然、あるいは伝統芸能、そういったものを全世界にある面ではアピールする格好のものだ、あ...全文を見る
○木下委員 それだけの大きな意味のある、竹島、韓国では独島と言っているらしいんですが、向こうで切手が発行される。  これまで竹島切手は韓国で何回ぐらい発行されていますか。
○木下委員 そうしますと、その都度、日本政府はどういう対応をしてきましたか、過去二回について。
○木下委員 最高レベルの抗議をしたというお話ですが、過去二回、あるいは今回もそうなんですが、多くの国民はその直前まで、韓国切手が、竹島切手が発行されるという事実、これを知らなかった。なぜもっと国民にアピールして、そして国内世論を盛り上げなかったんですか。どうですか、外務大臣。
○木下委員 今の大臣の話を聞いていると、できるだけ相手を刺激しないように、できるだけその国民感情を刺激しないように、相手に悪く思われないように、国民にも知らせず、そして外務省だけで交渉している。だからだめなんですよ。  北朝鮮問題だって同じです。あるいは尖閣列島だって、あるいは...全文を見る
○木下委員 そうしますと、今回の竹島切手の発行というのは、日本政府はいつごろ知りましたか。
○木下委員 韓国はもっと前に明らかにしています。二〇〇二年八月に韓国郵政が、我がふるさとと題して、韓国各地の風景や歴史、風俗などを紹介する切手三十二種類を発行しています。そのうちの一枚で韓国側独島が紹介されています。このとき、日本政府は韓国側にどのように抗議しましたか、しています...全文を見る
○木下委員 こういうのはやはりできるだけ早く情報を集めて、そして早目に手を打つ、抗議をするならする。そして、何としても食いとめるという日本側の意思がやはり韓国側に伝わらなきゃいけない、私はそう思いますので、今後もう二度とこういったものが発行されないように、やはり日本側のきちんとし...全文を見る
○木下委員 合計で約二十五億円の不正受給、不正があって、そのうち、一月末現在で、約三億円と、本四が六百万円ですか。これはもう微々たる額ですが、今後どうやってこの返還は実現していくつもりでありますか。資産とかそういうものはあるんですか。返還に応じない場合は、何らかのペナルティーがあ...全文を見る
○木下委員 こういう組合の場合、例えば代表とか理事とか、そういった責任者には返還要求できるわけでございますか。また、できればしてもらいたい、返還しないとすれば。その法的な根拠はどうなっていますか。
○木下委員 個別な事業協同組合名を挙げていただけるかどうかわかりませんが、不正な割引が最も大きかった組合、これは名前を挙げていただくことはできますか。
○木下委員 それは恐らく、先ほど言いました東京・千代田区に組合のある平成高速協同組合ではないかと思いますが、間違いありませんか。
○木下委員 実は、この平成高速協同組合の理事に就任していたのは、自民党の岸田文雄衆議院議員でございます。九三年から年額三百六十万円の役員報酬を受けていたほか、岸田議員の政策秘書も九三年より年額三百六十万円の理事報酬を受けていたわけでございますが、こうした組合組織のところから、しか...全文を見る
○木下委員 と同時に、この平成高速協同組合というのは、二〇〇三年九月期までの七年間で約二億八千万円の所得隠しを指摘され、重加算税を含め、約九千万円を追徴課税されていたという報道がございました。  恐らくこの案件についてお答えはできないだろうと思いますが、もしこれが事実とすれば、...全文を見る
○木下委員 福田官房長官が見えられましたので、坂口大臣、済みません、ちょっと年金問題、大変申しわけないんですが。  福田官房長官にお伺いしたいんですが、前回の本委員会において私が提示した中川官房長官から大臣官房の内田俊一会計課長あてに申請された報償費の請求書五枚、これを確認して...全文を見る
○木下委員 それはおかしいですよ。私は広島地裁まで行って確認してきました。全部ぴったり一致します。  そして、しかも、広島地裁に出されていたのはコピーですよ。コピーを出しておきながら、コピーだから確認できないと言うんなら、広島地裁に出したのは確認できないということになるじゃない...全文を見る
○木下委員 本質が違うんですよ。今、広島地裁でやっているのは、慰謝料の賠償請求です。これは全く違う、本質から全く関係のない話なんですよ。それが確認できないということはどういうことですか。閲覧できますよ。公開されているじゃないですか。当事者しか閲覧できないということはあり得ませんよ...全文を見る
○木下委員 いや、できますよ。いや、第三者はできないけれども当事者はできますよ。だから、それを確認してもらったんですよ。だから、全部してきましたよ。一緒に行けばできますよ。できないですか。(発言する者あり)
○木下委員 それと、前回もちょっと質問させていただいているんですが、中川国対委員長はマスコミの取材に対して、報償費は私的に流用できない仕組みになっていると語っていますが、本当にそうなのか。私的に流用できない仕組みとはどういう仕組みなのか。官房長官、もし私的に流用できないというんな...全文を見る
○木下委員 これは決して裁判所から入手したものではございません。あるルートを通じて入手したものでございます。その当事者と一緒に行って、当事者に確認してもらったということでございます。
○木下委員 資料をお配りしてございますが、資料1の図2の方に、この前掲げさせていただいたんですが、この中で、会計検査院による平成十二年度決算報告によれば、次のように書かれています。その具体的な記載については資料2に書いてございます。  その中で、線を引いてあるところを読んでいた...全文を見る
○木下委員 先ほどの資料の図2を見ますと、内閣官房長官が扱っている金額が平成十二年度決算額で約十二億一千四百万円。これが、実を言うと、官房長官、要するに、お金が手元に届くまでは、この図1で示したようにいろいろな経路を通ってきます。しかし、ここから、内閣官房長官から役務提供者に支払...全文を見る
○木下委員 それはおかしな発言、調べられない以上、うのみにするしかないじゃないですか。  それで、こう書いてあるんですよ。「本院が要求する是正及び改善の処置」として、この資料2に書いてございます。「内閣官房において、内閣官房報償費の出納、保管に係る事務補助の内容及びその実施手続...全文を見る
○木下委員 それじゃ、伺います。  先ほどの、内閣官房長官から役務者に渡ったその支出について、どのぐらい領収書その他で確認できますか。あるいは、システム的にどう確認できますか。どの程度、何%ぐらい、全くできないんですか。ただ言い分をそのまま聞いているだけの話ですか。そこだけ答え...全文を見る
○木下委員 人間には完全無欠の人間なんていないんですよ。ですから、十二年に外交機密費の私的流用事件が起こった、プール金事件も起こった。そして最近は、北海道警察の報償費の裏金問題も起こっている。あるいは、検察の裏金問題も指摘されたことがあった。完全でないからこそ、どこの会社だって、...全文を見る
02月18日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第6号
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○木下委員 民主党の木下厚でございます。  先ほど来、外務大臣あるいは防衛庁長官から国益というお話が盛んに出ています。これは、国益という問題については、これまでも随分議論されてきました。私は、違った角度からちょっとこの問題を議論してみたいと思うんですが、我が国の外交、安全保障、...全文を見る
○木下委員 それではお伺いしますが、ORHAの設立経緯と目的についてお伺いしたいと思いますが。
○木下委員 ORHAはいつできましたか、何年何月。それから、所管の官庁はどこですか。
○木下委員 所管は国防総省、ペンタゴンじゃありませんか。もう一度確認します、ペンタゴンじゃありませんか。
○木下委員 このORHAというのは、今御答弁いただいたように、要するに、イラク戦争の始まる前に既につくられていたわけですね。二〇〇三年一月二十日に設置されたわけですが、これを設置したのは、もちろんブッシュ大統領の命令によって、ラムズフェルド国防長官やチェイニー副大統領、そういった...全文を見る
○木下委員 イラク攻撃が始まったのが三月二十日です。ですから、一月二十日に既に国防省内、ペンタゴンの中にORHAというものができて、そしてイラクの攻撃のオペレーションをここで練っていたわけです。そして、イラク制圧後の占領統治プラン、これを一生懸命やっていたわけですね。ラムズフェル...全文を見る
○木下委員 では、もう一度お聞きします。  奥参事官が派遣されたORHA、先ほどのお話だと長期出張という形でイギリスから急遽派遣されたわけですが、このORHAへの参加についてはアメリカからの要請があったわけでございますね。外務大臣、お答えください。
○木下委員 そんないいかげんなことを言っちゃいかぬですよ。要請があったから急遽行ったんでしょう。実質的に、ORHA、これは軍事占領ですよ。それに派遣するにはやはり派遣命令書が正式に出せない、そういうことで長期出張という形にしたんじゃありませんか。  では、お聞きしますが、米英以...全文を見る
○木下委員 それは、この奥さんが書いた「イラク便り」にも書いてあります。  そして、奥参事官のORHAにおけるポジション、地位というのはどういう立場だったですか。どうぞお答えください。
○木下委員 奥参事官のポジションは、国際法学者のマイケル・モッブズ文政官が担当する文民統治部門、ここにあったわけですよ。そして、直属の上司はティム・クロス次長というイギリス陸軍准将ですね。いわば、奥さんは軍人の部下として活動していたんじゃありませんか。もちろん外務大臣のいろいろな...全文を見る
○木下委員 そんなうそを言っちゃだめですよ。この「イラク便り」の中に奥さんはちゃんと書いているんですよ。  この中の、例えば二十六ページ、これは井ノ上書記官がORHAに入ったときのことを書いています。「井ノ上書記官はガーナー局長の事務局員として、私がクウェートから一緒に車を運転...全文を見る
○木下委員 ORHAの設立から、それからイラク戦争後の復興統治、この動きを見ていると、まさにかつて日本であったような、イラク版のGHQですよ。そういったところに日本の外交官が参加して活動すること、これは許されるんですか。外務大臣、どうですか。それだけ主体的に向こうのORHAの人た...全文を見る
○木下委員 そんなへ理屈言っちゃだめなんですよ。それは、外務大臣がどう説明しようが、あるいは日本国内でどう説明しようが、イラクの人たちというのは、あれだけ奥参事官があちこちORHAの人たちと一緒に行動している、言葉を言えば、占領軍の一員として見ていたんですよ。国内で幾ら、外務大臣...全文を見る
○木下委員 それだったらなぜ、例えば、先ほど米英以外にオランダ、韓国、オーストラリア、これが正式な辞令を出してORHAに入れたと。何で、三カ月あるいは長期出張で身分不安定なまま、そういう活動をさせたんですか。きちんと辞令を出してORHAに入れればいいんですが、入れられない事情があ...全文を見る
○木下委員 その点は、私は前から、調べておいてくれと申し上げているはずです。この質問をしようと思ったのは二週間前ですよ。そのときから、私はきちんと身分を調べておいてくださいとお願いしていたわけです。これはきちんと調べてください。  それから、もう一つ問題なのは、このORHAにか...全文を見る
○木下委員 そんないいかげんな答弁をしちゃだめですよ。せっかく奥大使が、これだけの活動をして、これだけの本を残された。私は何回も読みましたよ。本当に一生懸命になってやった。そして、活動すればするほど、彼はどっぷりとORHAの中に入っていったんです。ですから、どこへ行っても、奥参事...全文を見る
○木下委員 ですから、これは、先ほど来言っているように、要するに、日本側は、外務大臣は、私の指揮下で動いていた、これは日本国内だけでしか通用しないんですよ。さっきも言いました。イラクへ行って、そして奥参事官は必死になって動いた。そして、動けば動くほど、先ほども言いましたように、O...全文を見る
○木下委員 一言だけ。  私は、イラク人に殺されたなんて一言も言っていません。そこだけは訂正しておいてください。
02月19日第159回国会 衆議院 憲法調査会統治機構のあり方に関する調査小委員会 第1号
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○木下小委員長 これより会議を開きます。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  先般、小委員長に選任されました木下厚でございます。  小委員の皆様の御協力をいただきまして、公正円満な運営に努めてまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。  統治機構...全文を見る
○木下小委員長 以上で参考人の御意見の開陳は終わりました。     —————————————
○木下小委員長 これより参考人に対する質疑を行います。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。二田孝治君。
○木下小委員長 次に、辻惠君。
○木下小委員長 発言は小委員長の許可を得てからお願いします。
○木下小委員長 時間が終了していますので。
○木下小委員長 時間が経過していますので、簡単にひとつ。
○木下小委員長 次に、斉藤鉄夫君。
○木下小委員長 次に、山口富男君。
○木下小委員長 次に、山本喜代宏君。
○木下小委員長 次に、永岡洋治君。
○木下小委員長 次に、鈴木克昌君。
○木下小委員長 許可をとってください。
○木下小委員長 次に、森山眞弓君。
○木下小委員長 これにて参考人に対する質疑は終了いたしました。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  市川参考人におかれましては、貴重な御意見をお述べいただき、ありがとうございました。小委員会を代表して、心から御礼を申し上げます。(拍手)     ——————————...全文を見る
○木下小委員長 これより、本日の参考人質疑を踏まえて、小委員間の自由討議を行います。  一回の御発言は、五分以内におまとめいただくこととし、小委員長の指名に基づいて、自席から着席のまま、所属会派及び氏名をあらかじめお述べいただいてからお願いいたします。  御発言を希望される方...全文を見る
○木下小委員長 他に御発言ございますか。  それでは、討議も尽きたようでございますので、これにて自由討議を終了いたします。  次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後四時五十八分散会
02月26日第159回国会 衆議院 憲法調査会 第2号
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○木下委員 統治機構のあり方に関する調査小委員会における調査の経過及びその概要について御報告申し上げます。  本小委員会は、二月十九日に会議を開き、参考人として、立命館大学法学部教授市川正人君をお呼びし、司法制度、特に、国民の司法参加、利用しやすい司法制度等の司法制度改革につい...全文を見る
03月11日第159回国会 衆議院 憲法調査会統治機構のあり方に関する調査小委員会 第2号
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○木下小委員長 これより会議を開きます。  統治機構のあり方に関する件、特に、人権擁護委員会その他の準司法機関・オンブズマン制度について調査を進めます。  本日は、参考人として東海大学政治経済学部教授宇都宮深志君に御出席をいただいております。  この際、参考人に一言ごあいさ...全文を見る
○木下小委員長 以上で参考人の御意見の開陳は終わりました。     —————————————
○木下小委員長 これより参考人に対する質疑を行います。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。杉浦正健君。
○木下小委員長 次に、鹿野道彦君。
○木下小委員長 次に、福島豊君。
○木下小委員長 次に、山口富男君。
○木下小委員長 次に、阿部知子君。
○木下小委員長 次に、杉浦正健君。
○木下小委員長 次に、辻惠君。
○木下小委員長 次に、衛藤征士郎君。
○木下小委員長 宇都宮参考人、時間が終了していますので、簡潔にひとつお願いします。
○木下小委員長 これにて参考人に対する質疑は終了いたしました。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  宇都宮参考人におかれましては、貴重な御意見をお述べいただき、ありがとうございました。小委員会を代表して、心から御礼を申し上げます。(拍手)     —————————...全文を見る
○木下小委員長 これより、本日の参考人質疑を踏まえて、小委員間の自由討議を行います。  一回の御発言は、五分以内におまとめいただくこととし、小委員長の指名に基づいて、自席から着席のまま、所属会派及び氏名をあらかじめお述べいただいてからお願いいたします。  御発言を希望される方...全文を見る
○木下小委員長 他に御発言ございますか。  それでは、討議も尽きたようでございますので、これにて自由討議を終了いたします。  次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午前十一時三十五分散会
03月18日第159回国会 衆議院 憲法調査会 第3号
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○木下委員 統治機構のあり方に関する調査小委員会における調査の経過及びその概要について御報告申し上げます。  本小委員会は、三月十一日に会議を開き、参考人として、東海大学政治経済学部教授宇都宮深志君をお呼びし、人権擁護委員会その他の準司法機関・オンブズマン制度について御意見を聴...全文を見る