木下敬之助

きのしたけいのすけ



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木下敬之助の1981年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月26日第94回国会 衆議院 逓信委員会 第2号
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○木下委員 一月二十日に値上げをされたわけでございますけれども、値段が上がれば当然国民にとってはありがたくないことであるのはあたりまえのことですけれども、そのほかにも、値上げを行えばその切りかえのときの混乱も大変な迷惑をかけたと考えております。私も利用者の一人として、その当時いろ...全文を見る
○木下委員 そういうことでございますので、それでは、せっかくですから電電公社の総裁にまずお尋ねいたしたいと思います。  このたび民間人としては初めて電電公社の総裁となられました真藤新総裁、昨年の一連の不正経理問題に端を発して明らかにされた、ずさんな経営に陥りやすい公社の体質等に...全文を見る
○木下委員 かつて総裁のもとで働いた方等からも、総裁の御手腕についてはよく聞いておりますので、どうか早く全体を把握されて存分に腕をふるわれることを期待いたしております。  その総裁が総裁に新任されてすぐ新聞で見ましたが、ステップ・パイ・ステップ交換機ですか、何か古いのがまだ入っ...全文を見る
○木下委員 意味がない問題でしょうけれども、やはりそのサービスの格差をぜひ是正していただきたいと考えております。所信の中にも「いまやサービスの量的拡大の時代から利用者の多種多様な要望にこたえるサービスの質的充実の時代を迎えるようになったと考えております。」と総裁は述べられておりま...全文を見る
○木下委員 いま言われましたように、格差を是正するというのに設備投資していくというのと、多種多様な要望にこたえるサービスの質的充実というのが、どうも最先端では全然反対の方向にあるのではないかと考えられるわけです。ただいま自動車の中での電話等も言いました。この辺を、いま少し方針のよ...全文を見る
○木下委員 そちらの方はわかりましたから、一番最先端で新しい技術を導入している部分について、全国的な格差をどうしていくかをどうぞ……。
○木下委員 そういうことで、どうぞ地域の格差のできるだけないように考えていただきたいと思います。  次に、キャッチホンについてお伺いいたしたいと思います。四十五年九月から始められたキャッチホンサービスについてどのような欠陥があったのか、また、すべてのキャッチホンに欠陥があったと...全文を見る
○木下委員 そういった欠陥というのは発売以前には予知できなかったのでしょうか。発売前の段階できっといろいろテストしていると思うのですけれども、問題はなかったのでしょうか。その点はどうですか。
○木下委員 その苦情が出だしてから、欠陥を認めて、これは何とかこれから回収しようという方向になった、その辺ずいぶんずれがあるのです。最初のころには問題なしというふうに片づけておったと聞いておるのですが、もうちょっとその辺の経過を。
○木下委員 約一年間ぐらい問題が問題であると気づきながらはっきりさせずにいた。その辺で最初に苦情を言った人たちにはずいぶん不信の思いをさせているんじゃないかと思います。こういった問題は、出たら率直にその問題に対応していかないといろいろと不信が増していくんじゃないかと考えております...全文を見る
○木下委員 最後に四秒と言ったのは、普通の電話のときも四秒で切れるということですね。
○木下委員 続いて、マジックホンについてもお伺いいたしたいと思います。  昨年十一月十一日に摘発されたマジックホンは全国で何台ぐらい出回っていたわけですか。さらに、その摘発によってマジックホンを回収しておるのですか。どんなふうにやっておるようでございますか。
○木下委員 電電公社の被害額というのは総額どのくらいと考えておりますか。そしてまた、偽計業務妨害罪ですか、これに該当すると判断した根拠などをお聞かせいただきたい。
○木下委員 いま一つお聞きいたしたいのですが、これは国際電話がかかってきた場合でもやっぱり同じような効力を発揮するのですか。
○木下委員 聞くところによると、このマジックホンは所持しているだけなら別に違反じゃない、そういったふうにも聞いておるのですが、日本国内のこういったもので海外に迷惑をかけておるというときに、国内の法律の適用方の甘さで海外に迷惑をかけるというのは日本全体への不信となる問題であろうかと...全文を見る
○木下委員 どうぞよろしくお願いします。  次に、ここのところずっと続いて起こっております交換機の故障についてお伺いいたしたいと思います。たくさんの報道を見ておるわけですが、全体を簡単に、大体どんな形でやっておるのかをお聞かせを願いたい。
○木下委員 これはぜひなくしていかなければならないのですが、こうすれば完全になくなるといったふうな自信があるようにも見えないのですけれども、この霞ヶ関の事故等を契機にして特別委員会の設置を決定されたように聞いております。委員会による根本的対策等が確立されているのかどうか、そういっ...全文を見る
○木下委員 非常災害のときには何かまた特別な電話回線の確保とかを考えておられるのですか。緊急時に何か、そういった普通の事故じゃなくて、災害等のとき用にまた別のことを考えていることはございませんか。
○木下委員 そういうことです。
○木下委員 こういった交換機の故障というのはないにこしたことはないのですけれども、絶対ないだろうと思って信頼してきたものが裏切られたというか、非常に不安を持っている方も多いと思うのです。特にコンピューターがこれだけ発達して、一昔前では考えられないような便利な社会になっている反面、...全文を見る
○木下委員 本会議の時間のようでございますので、あとはまた本会議後にということで、これにて……。
○木下委員 一月の二十日に郵便料金が値上げされたわけですが、値段が上がれば国民にはありがたくないことであるということはあたりまえですけれども、そのほかにも、値上げを行えば、その切りかえのときにいろいろな混乱等大変な迷惑をかけたと思っております。私も利用者の一人としてその当時感じた...全文を見る
○木下委員 では、大体見通しよりもいい方向で行っている、こういうことでございますが、その四月の再度の値上げについて、いままで考えていた見通しよりまたもう少しよくなるんじゃないかとか、幾らか見通しの差を考えておりますか。
○木下委員 その一月二十日以前に見ていたわけでしょう、そういうふうに。いま現在ですか。その後の変動を見てそういうふうに考えておられるわけですか。
○木下委員 この値上げの一月二十日前のことでございますけれども、そろそろ上がるんじゃないかとか、あれはいつだったかなというような話をいろいろな方としたのですが、この利用者に対して、いつから上がるというふうなことに関して、宣伝といいますか周知させるためのCM等を使ったりしたことがあ...全文を見る
○木下委員 いつごろから変わるかということですけれども、現場というか、一般の一人一人は、いよいよあしただと、こういうふうに言われないとなかなかぴんとこない面もあるので、私としましては、ちょうど切りかえの前後くらいに非常に考えた人が多かったのではないかと思うので、特にこういった切り...全文を見る
○木下委員 そのいまの全国に徹底というのが、どう扱うかを郵便局が徹底したのはあたりまえでわかるのですけれども、一般の利用する人にはその辺の厳密なところがわからなかったのじゃないか。だから、ある意味では先様に迷惑がかかることですから、余分に十円張ったはがきが十九日の夜にも投函されて...全文を見る
○木下委員 その二十日の朝の分はいいんですけれども、出す方の側の身になれば、万が一手違いで行けば、受け取った側が追加料金を払わなければならないわけです。だから、出す方は万が一そういうことのないようにという思いでしていると思いますが、できるだけ出す側の身になった宣伝を大いにやってい...全文を見る
○木下委員 時間の都合で計画どおりに全部やれませんからちょっとまとめて申し上げますけれども、そういったようなむだがあり、また料金不足が特に往復はがき等で――私どもも催し物をするにしても、この切りかえ時期に変にかかれば往復はがきで非常に迷惑をかける、だからと言って先に値上がりしたの...全文を見る
○木下委員 いま言った、実際には倍に上がるのを、いかに途中の三十円を経過して国民にショックを与えないようにするかというのは、そういう目で国民をながめて政治をやっていくということは、私は非常な不信につながると考えます。特に当初の予定以上に短い間しかこの三十円のことがなかったわけでご...全文を見る
02月27日第94回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○木下分科員 早速お尋ね申し上げます。  シイタケの原木の確保についてお聞きいたしたいのでございますが、大分県は全国の二割以上の干しシイタケを生産する主産地でございますが、近年原木が不足し、一万一千立方メートルの原木を県外から移入している状態であります。シイタケ生産者にとって原...全文を見る
○木下分科員 いまのお話で、長期の見通してございますが、どうですか。足らない時期を経ないまま何とか見通しがつくということでございますか。やはり幾らか足らない時期が出そうな感じでございますか。
○木下分科員 それでは、大分県の実情でございますけれども、大分県の庄内町大字阿蘇野手西大原二千九百六十五の三は、クヌギ、ナラなどの立ち木が密生する山林でありますが、当地域は自然公園法十七条により特別保護区域に指定されており、県知事または環境庁長官の許可なくしては立ち木の伐採ができ...全文を見る
○木下分科員 現場の人たちがいままでやってみた範囲で、非常に手続煩瑣で困っているということでございますから、どうぞその辺は実情に合わせてよろしくお願いいたしたいと思います。特に許認可事項の簡素化、合理化というのは、行政改革の重要な柱になっていることでもありますし、民社党が主張して...全文を見る
○木下分科員 この同じ日米漁業問題について、外務省の御意見もお聞かせいただきたいと思います。
○木下分科員 そのほかにもブロー法の解釈を詰める等いろいろな問題があると思いますが、この漁業の問題は国民の台所にも直結しており、漁民、船員の生活がかかっていると思いますので、どうぞ今後の御活動を心から期待いたしておきます。  次に、柑橘類の振興についてお伺いいたします。  日...全文を見る
○木下分科員 そのとおりに大変問題があると私どもも考えておりますので、今後の対応をよろしくお願いいたします。  大分県の主要作物は、米、果樹、畜産と政府がこの二十年間農業基本法に基づいて奨励してきた品目でございます。選択的拡大が行き詰まった現状では、生産調整を円滑に進める一策と...全文を見る
○木下分科員 そういういろいろな事情があると思いますけれども、国の指導によってこういった形になってきているわけでございますから、その辺の責任というものを十分自覚した対応というものを私どもは望みたいと思います。  大分ではセミノールなどへの転換を進めているのでございますが、これに...全文を見る
○木下分科員 後手後手にならないように、できるだけ長期の見通しを持ってやっていただきたいと考えます。  次に、和牛の振興に関する国の基本方針についてお聞きいたしたいと思います。  米国など諸外国からの自由化、枠拡大の圧力が今後さらに高まることが予想されておる現状で、肥育農家は...全文を見る
○木下分科員 放牧で肥育している農家にとりましては、できるだけいい品種で、できるだけいい肉で高く売りたいというのがその気持ちであろうかと思いますので、その要望にこたえるよう今後の品種改良等をよろしくお願いいたしたいと思います。  次に、政府は水田利用再編二期対策で、新たに団地化...全文を見る
○木下分科員 三ヘクタール以上が連担していなければということでございますが、大分等は平均しても〇・五ヘクタールぐらいでなかなかその対象になるものがないというふうに思っておりますので、そういった実情で、せっかくつくられたそういう加算の方向でございますので、ぜひその加算しようという気...全文を見る
○木下分科員 資源エネルギー庁の方でも大分県ではいろいろなことを考えておるようでございますので、農水の立場からも大いに研究していただきたいと思います。  これにて私の質問を終わらしていただきます、
03月19日第94回国会 衆議院 逓信委員会 第4号
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○木下委員 NHKの五十六年度予算についてお伺いいたしたいのです。いろいろと問題点たくさんありますが、特に営業費の増大というのが目につきましたので、この点についてお伺いいたしたいと思います。  NHKの五十六年度予算の事業支出の使途別内訳を見ると、広報及び営業活動に六百四十五億...全文を見る
○木下委員 営業関係支出の全事業支出に占める割合は、この十年間どのように推移しておりますか、お示しいただきたい。
○木下委員 その五十一年より前のは、数字を同じような計算方式に並べかえればわかるんじゃないですか。
○木下委員 せっかく話題に出たんですから、どうぞ出してください。  そういったものを見ますと、だんだんとふえてきているようでございますけれども、この傾向というのは、今後の見通しはどういうふうに考えておられますか。
○木下委員 絶対量がふえていくのとパーセントがふえるのはまた別な問題で、パーセントがふえていくというのは、営業費の節減や営業方法の改善など、当然経営努力はしなければならないけれども、営業費の増の傾向がこのまま続いていくと、本来の放送に使われる部分の費用を圧迫することにならないかと...全文を見る
○木下委員 放送が本来ですから、それを圧迫するのはおかしいじゃないかという理論と、どうしても上がっていくのが趨勢だから仕方がないというのは、ちょっとかみ合わない論議だと思うのです。基本の姿勢というものを持ってやっていただきたいというのが私の意見でございます。  また、不払い対策...全文を見る
○木下委員 ぜひ御努力をお願いいたしたいと思います。  最初の私の質問に対するお答えの中で、営業費六百四十五億一千七百万と言われましたね。その内訳の集金の部分が五百七十九億とちょっと聞いたんですけれども、ほとんど大半がこの集金のようであります。この大きな営業費の中の一番大きな、...全文を見る
○木下委員 どこまで可能かという見通しがおありでしたらぜひお聞きしたいのですけれども、パーセントにおいても、どの程度までが可能ではないかということを。
○木下委員 先ほどの話で、その郵政委託の部分はできていないと言われましたが、これはどういう事情でできないのか。また、その点はどういう見通しを持っておるのか。
○木下委員 細かいことになってあれですけれども、結局郵政に委託しているところで、郵政の方に委託して集金してもらっている。だから、その末端の人が自動振りかえに合意しさえすればできるわけですね。
○木下委員 どうも余りよくわからなくて不勉強で申しわけないのですけれども、結局二千人ぐらいの世帯のところというのは、自動振りかえがやりたくてもいまシステム的にできないということですか。機能がないということですか。
○木下委員 それでわかりました。その自動振りかえの勧誘というのは、集金人もお願いして回っているのだと私ども思っていたわけですけれども、聞きましたら、自動振りかえにしようとその集金人に言ったところ、いいです、いいですと、こういうふうに言われたと言うんですよ。考えてみると、全部が自動...全文を見る
○木下委員 その積極的なことと、いま言った集金の方にも利のあることはわかりましたけれども、逆にその集金の人の手を通じて自動化にしていったものは、その後ずっと永続的にそのかえた人に入るわけですか。そうするとまた逆に、費用の削減というものをどういった形で考えているのか非常に疑問になっ...全文を見る
○木下委員 どうもよくわからないのは、私は、結局その集金人が自動化を自分が積極的にしていけば、その本人が有利なのか、不利なのか、変わらないのか、それを聞いておると、両側に答えられておって、どっちにとっていいかわかりませんが……。
○木下委員 何か余りよくわからないんですがね。ちっともわからないですな。皆さんおわかりでしょうかね。(「わからぬ、わからぬ」と呼ぶ者あり)わからないですね。結局どっちかで変わらないのか、集金人にとって、集金人の人もちゃんと自分が生活しているわけですから、その人の生活も考えなければ...全文を見る
○木下委員 集金人に対して有利とか不利とかいう感覚ではなくて、一緒にやっていただきたいというのが私の最初のお願いなのですけれども、そうでなければこれは進まない。NHKが有利と言っても、振りかえにすれば全面的にこの営業費がどんどん減っていけるものならこれにこしたことはないし、そこで...全文を見る
○木下委員 その現場に働いている人たちのことを十分考えてやっていただきたいというのが私の意見でもありますから。しかし、その人たちの使い方を、ただ同じ人間を仕事量は減ったけれども同じ給料で残しているような形を考えるのじゃなくて、何か積極的な、最初に申し上げましたように転職の道の拡大...全文を見る
○木下委員 いろんなことが考えられると思いますが、根本問題で考え直すということですから、いろいろな議論が出される中で、ぜひ、全く白紙でいま公共放送というものを考えて、国民にとってためになるのかならないのか、国民が望んでおるかという、この三十五年戦後だってしまった中で、全くいろんな...全文を見る
○木下委員 では、先に聞かしてもらいます。
○木下委員 昨年末に利用方法の枠も大分拡大したようでございますから、どうか新しい、いままでのテレビと全く違った、また全然別の角度から視聴者に楽しんでもらえることが考えられるのではないかと思いますので、枠の拡大した許可の範囲の中ではぜひ新しいことを考えてやっていっていただきたいと思...全文を見る
○木下委員 技術革新の成果を国民へのサービス向上に充てることは大変結構だと思います。しかしその場合、現在の放送通信の秩序に影響を与えることになるので、ぜひそういった点についてはまだ十分な話し合いの中でやっていただきたいと思います。  特に文字多重放送は重要な問題をいろいろと含ん...全文を見る
○木下委員 新聞でずいぶん詳しい報道をいろいろ見たので、まだ少しいろいろと聞いてみたいのですが、先ほど鳥居先生もお聞きになられたと思いますし、時間もありませんので、その辺は割愛させていただきますが、この文字多重放送、聴力障害者のためには非常に有効な手段であろうと考えますし、こうい...全文を見る
○木下委員 詳しいことが出てきた段階でまた聞かせていただきたいと思います。  ちょうど時間になりましたので、私の質問はこれで終わります。
03月20日第94回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○木下委員 先日この委員会で長官の所信をお聞かせいただいたわけでございますが、その中で環境問題の地球的な広がりについて長官は、「この問題は、現在の傾向が放置されたまま続くならば、人類の将来に重大な影響を及ぼすおそれのある問題であり、わが国としても人類共同体の一員として、さらに真剣...全文を見る
○木下委員 よくわかりました。かっこうだけでなくて本当に心配なさっておるという気持ちが伝わってまいりましたので、安心いたしております。  この報告書は、昨年七月のアメリカの「二〇〇〇年の地球」というカーター大統領に対する報告に対応してわが国でも検討されたものであると思いますが、...全文を見る
○木下委員 私の聞きたいこととしましては、アメリカが後退しているから日本もアメリカにつられるというようなことのないように、日本独自で長官の姿勢を大いに出していただきたいと考えております。  昨年十二月に出された「地球的規模の環境問題に対する取り組みの基本的方向について」の報告書...全文を見る
○木下委員 この報告書について高く評価しているが、その細かい部分についてはこれからの審議でということでございますね。  こういった地球的規模の環境問題に対処していくのには国際協力の一層の推進が不可欠であると考えますが、政府としては環境分野における国際協力について今後どのように対...全文を見る
○木下委員 近年における企業の海外進出は目覚ましいものがありまして、それぞれの企業がその国の環境政策に協力し、地域社会に貢献するよう努めるのは当然なことと考えますが、通産省としては、企業の進出が公害輸出などと言われないようにするため、関係企業に対してどのような指導と助言を行ってお...全文を見る
○木下委員 国際的な大きな規模でのこういった環境問題の中で、日本の与える影響は大きいと思いますので、どうぞいままで以上にやっていただきたいと思います。  報告書では、「既存および新しく開発される各種の化学物質の人および環境に対する影響にも注意を払う必要がある。」と述べられており...全文を見る
○木下委員 次に、先ほどの長官のお話の中にも出ました海洋汚染についてでございますが、さきにダンピング条約が批准され、関連国内法も整備されたところでありますけれども、しかし、油や廃棄物の不法投棄による海洋汚染を防止するには、監視、取り締まり、情報の交換などの面における国際協力が緊密...全文を見る
○木下委員 保安庁がやっているわけですけれども、いまの話にもありましたように、国際的には通報する。保安庁を幾ら強化しても全部は見張れませんから、その通報とかいうことが主になろうかとも考えるわけですが、海岸が汚染されて被害を受けた漁民等からの損害賠償については油濁基金制度というのが...全文を見る
○木下委員 いまの人口問題に対する長官の考えはよく理解できました。ただ、具体的な問題として、人口の増加が環境の悪化というのとどういう関係があってこの問題をとらえておるのかをお聞かせいただきたい。
○木下委員 長官、私のお聞きしましたのは、いまの質問の趣旨としましては、低開発国の人口の増加が結局環境の悪化にどうなるのかということで、根こそぎとったら幾らか植物が減って、それが炭酸ガスの問題にまで波及しましたけれども、炭酸ガスの問題どこれと余り直接関係ないと私は思っておるのです...全文を見る
03月24日第94回国会 衆議院 大蔵委員会 第15号
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○木下委員 このたび法人税率を一律に二%引き上げるという計画でございますが、昨年から景気も非常に冷え込んできておりますのに、企業の設備投資意欲に水を差して景気をますます悪化させるのではないか、こう考えられるのでございますが、どのように御検討いたしておられるのでございましょうか。
○木下委員 二%程度ではと申されましたけれども、二%というのは大変大きいと私は思います。ですから二%程度では設備投資意欲への影響は大したことないのじゃないか、それだけのお答えでは余り安心できないのですが、何か検討なさったわけですか。どんな検討をなさったか、少し具体的に教えていただ...全文を見る
○木下委員 現在の設備投資がどのようになっておるかお聞きいたしたいのです。  大企業が堅調で、中小企業は悪いというふうにも聞いておるのですけれども、ただ単に中小企業基本法の定義による大企業と中小企業という区分にこだわらない目でながめて、大企業の規模を大中小に分けてきめ細かく見た...全文を見る
○木下委員 いま聞いてみますと、やはり大きいところはよくて小さいところが余りよくないというふうにもとれますが、大きいところが意欲的にやれば、金額だけで見ると大企業に設備投資意欲があれば景気の悪化を招くことはないように思えるでしょうが、小さいところの場合、自分の勤めている会社が設備...全文を見る
○木下委員 特別なやり方ができるようですけれども、それをどういう形で申請すればどの程度簡単にできるのかとか一般の中小零細企業者まではなかなか行き渡ってないと考えますので、どうかこれを機会に考えていただきたい面もあろうかと思います。  同じ設備償却のことですが、中小企業用機械の特...全文を見る
○木下委員 中小企業がこういう二%一律上げの影響で全体が冷えていって、そこで働く人たちの消費意欲が下がっては何にもならないだろう、自然増収等にもつながっていくだろう、こういうふうに考えて私も発想いたしておるわけでございますから、いまの国の財政状況を十分承知した上でぜひこの点は考え...全文を見る
○木下委員 企業の体質強化の観点からして、中堅や中小企業の税率まで一律に二%引き上げるというのは問題があるのではないかと私は考えておるのです。この点どのように考えられますか。
○木下委員 民社党としては、軽減税率の適用所得限度は千二百万円までに引き上げるべきではないかという考えを持っておるわけです。この点に  ついてもお答えをいただきたい。
○木下委員 考え方にいろいろとあると思いますけれども、しかし七百から八百に上げて、この上げたというのはいろんな事情があると思います。同じように考えてみますと、中小企業の軽減税率適用における資本金一億円以下という要件を緩和するということも考えられるんじゃないかと思いますが、この点は...全文を見る
○木下委員 中小企業というふうに言うと、中小企業の規定で一億ということを言われておるから、一般に中小企業と言ってしまえばその範囲だけで、大企業という言葉を使ったときもそれ以上が全部入る。ところが、大企業といいましても超大企業からいろいろありますから、もう少し実情に合わせた、大企業...全文を見る
○木下委員 課税する方はいろいろとございますでしょうが、課税をされる側、いろんな方の話を聞いていると、まじめに税を納めても少々インチキなことをしても余り変わらないような考えを持っている。脱税をすればつかまりますけれども、節税でできる範囲でできるだけのことをしても余り変わらない。何...全文を見る
○木下委員 そういういろいろな広報というのがあるでしょうけれども、これは誤解されると困るからはっきり申し上げておきますけれども、昔ある程度の納税者しか参政権のなかったような時代があった。こんなことはとてもいま考えられることでありませんし、間違った方向だったと思いますけれども、何か...全文を見る
○木下委員 私は、退職金はそれを受け取る人のために確実に積み立てられるべきだと考えるのですが、現在の退職金の積み立てを、支払い確保のために退職給与引当金の一部だけでも取り崩せないようにするということはできないのですか。こういう考え方についてどう考えられるか。
○木下委員 確実に退職金が払えるようにして、社員に安心して働いてもらいたいと願っている経営者もたくさんおるわけで、このような人たちにとって節税を考えると、いまでは適格退職年金制度等で社外に積むというかっこうになっております。できれば社内でも基本に返った制度を考えて確立していただき...全文を見る
○木下委員 交際費については、よくたくさんの関連企業を持ってそれぞれで出して、使っているのはそのグループのトップが使っているというようなことで、最終的にはざる法的なかっこうで交際費が使われているのではないかという目でも見られるのですが、この点どういうふうに考えられますか。
○木下委員 中小法人、大法人の税負担率の割合が三六・二%、三八・五%と、これは大蔵省の資料で見たのですが、余り変わらないというのは、これはどういうふうに考えておられますか。——もう一度言いましょうか。中小法人と大法人とありまして、税負担率の割合というのを大蔵省の資料で見ましたら、...全文を見る
○木下委員 次に、個人法人と明確な法人との間に課税面からの区別というものはあるでしょうか。
○木下委員 この個人法人の必要経費について十分な調査が行われておるでしょうか。公私の区別というのが不十分なんじゃないか。この点どう考えられますか。
○木下委員 いろいろと終わりの方に雑然とした質問を重ねましたが、私の質問をこれで終わらしていただきます。どうもありがとうございました。
03月25日第94回国会 衆議院 逓信委員会 第5号
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○木下委員 何度も皆さんで御論議されたことではございますけれども、この問題につきまして、まず官業と民業が競合するということについて、郵政省どのように考えておられるのかお聞きいたしたいと思います。
○木下委員 現在大したシェアがないからそこに入っていくのは競合でない、こんなふうにも最初のお話はとれたのですが、そういう考えでいくと、普及がある程度なされたら手を引くとかいう考えがあるのか。またおしまいの方では、切磋琢磨という言葉があって競争する、当然民業の方もこれにつられてやる...全文を見る
○木下委員 なかなか私の質問の趣旨にちょうど沿った答えのようではないのですけれども、いつまで聞いても仕方ありません。  大臣、ちょっとお答え願います。いま聞いていますと、郵政省の中が、直接にこれに携わってしまいますと、官業と民業のあり方について基本的な物を見る目が少し欠けてくる...全文を見る
○木下委員 大臣のお考えもわかるのですけれども、私の方で聞いてみたいのは、いま競合という問題によってじゃなくて年金というものをながめたらというふうに言われましたのですが、私としましては、年金という問題をながめるのじゃなくて競合という問題をながめたらどうなるのか、こちらの意見も聞い...全文を見る
○木下委員 それぞれの内容によって違うというのが結論のようにとらえさせていただきます。  それで、この郵便年金が成立した場合、民間の年金とどちらが利回り等は有利なのかという話題をよく聞くのです。郵政省ではどう考えておられますか。
○木下委員 この郵便年金の需要において、五十四年五月の専門機関の調査で、新契約は年間七万件、これで生ずる資金量は五年後に一千七百億と書いてあるのを見ましたし、また民間の調査で、毎年四十六万五千件で五年後に一兆四千億、二十年後の資金量は三十兆円とはじいておるのも見ましたが、この差に...全文を見る
○木下委員 いまのお話はわかりましたが、その計画が大幅に狂ったというか、大幅に伸びて、こんな三十兆もたまるような場合が起こり得るのですかね。またよく、公共部門に金が集まり過ぎて民間部門に集まりにくくなると金融市場に大きなびずみが生ずるのではないか、こういうことも言われますが、そう...全文を見る
○木下委員 その算出根拠の疑問と同時に、万が一そんなことがあったときにはやはり幾らか方向を変えなければならぬというぐらいの意識も一緒にお持ちなのでしょうか。
○木下委員 結構でございます。ずいぶん自信のある推測のようですから、そんなものであれだと思います。  それでは次に、郵便年金積立金の運用範囲を拡大するのはどういう理由でしょうか。また運用範囲拡大を郵便年金の積立金に限っているのはどういうわけでしょうか。
○木下委員 その多角的な運用を年金の積立金だけに限っている理由はどういうわけですか。
○木下委員 この郵便年金の積立金はできるだけ有利に運用して、これを利用者に還元すべきだと考えますが、どうでしょうか。また、これを今回改正しようとする郵便年金の仕組みにどのように取り入れているのでしょうか。
○木下委員 終身年金の予定利率はどの程度とする考えですか、またその理由をお聞かせください。
○木下委員 次に、これに伴う特別措置についてお伺いをいたしたいと思います。この特別措置を実施する理由とその内容はどのようなものでしょうか。
○木下委員 そういう特別措置を受けた場合と特別措置を受けないで契約を解約した場合とでは、受取額というのはどのように違うのか。この受取額の比較については幾つかの例を挙げて説明していただきたいと思うのです。たとえば相当古いものとか、たしか四十三年ごろ変えられたはずですから、その少し前...全文を見る
○木下委員 いまのを見ますと、有利な点はいろいろありますけれども、幾らか問題になるのは最後の分で、五十四年の十一月に入った人が、このたびのが結局五十六年の九月になって特別措置を申請して受け取るわけでしょうけれども、金額が少し大きくて何か不当に利益があるんじゃないかという感じも少し...全文を見る
○木下委員 余り細かいところを私自身が知らなくて申しわけないのですけれども、いまからでも申し込んで、古いやつを申し込んだときは――これは期限を切っているのですね。昨年末までですね。いま申し込んだのはこの措置にはかからないのですね。わかりました。思い出しました。  それでは、昭和...全文を見る
○木下委員 前回の特別措置のときの実施状況はどうでございましたか。保有契約はどのくらい残ったのでしょうか。何かたくさん残ったようにも聞いておりますが、そうであるとしたら、その理由はどういうわけですか。
○木下委員 それじゃ今回の特別措置の申し出件数はどの程度あると考えられておるのか。またこの特別措置の実施の周知徹底の方法はどういうふうに図ろうとなさっておるでしょうか。
○木下委員 この特別措置の問題で最後にもう一度お尋ねしたいのですが、先ほど幾つかの例を聞いた中で、幾らか大きな利益を得たのじゃないかと考えられる五十四年のぎりぎりのころの申し込み、これは相当重要視しなければならないほどの件数があったのでしょうか、どんなぐあいでしょうか。
○木下委員 わかりました。  それでは時間も来ましたので、最後に、この年金の問題等が出てきましたときに、高齢化社会が来るかう、こういったことを理由に大きく取り上げられてきたように感じるのですが、高齢化社会の到来というものをどのように考えておられるのでしょうか。
○木下委員 高齢化社会が十五年先とか二十年先とか、そういうふうに言われて大きく問題になっているのですが、その同じ時代というのは、当然世界的な人口の増加とか、それに伴う食糧不足、またエネルギーの不足から石油が値上がりして、それに関連した物価も値上がりしていく。その二十年後の社会とい...全文を見る
○木下委員 一番最初の問題のときに出てきましたように、いままで民間に余り広く利用されている分野でなかったところを、高齢化社会の到来ということをうたい、こうして大々的に郵政省が打ち出して、民間を引きずるような形でこれから国民に訴えてこれへ加入させていく。ところが、将来また大幅なイン...全文を見る
03月26日第94回国会 衆議院 本会議 第13号
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○木下敬之助君 私は、民社党・国民連合を代表いたしまして、ただいま議題となっております所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案及び租税特別措置法の一部を改正する法律案に対し、一括して反対の討論を行います。  わが党は、わが国経済の発展と国民生活の安定を図る...全文を見る
04月09日第94回国会 衆議院 大蔵委員会農林水産委員会逓信委員会連合審査会 第1号
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○木下委員 私は、財政運営に必要な財源の確保を図るための特別措置に関する法律案のうち、日本電信電話公社の臨時国庫納付金の納付に関係する問題についてお伺いをしたいと思います。  電電公社はその設立目的に沿って、財務及び会計については独立採算制の原則によって今日まで運営されていると...全文を見る
○木下委員 大臣のおっしゃる点も十分よくわかっておるわけでございますけれども、何しろこの話が出てきてからわりに急激だったと思います。最初からこういうふうになるということがわかっておればいろいろな組み方ができたのに、急なことで、その変化についていけなくて、大きな禍根を将来に残すこと...全文を見る
○木下委員 大臣、私の考えをこの機会にひとつ聞いていただきたいと思うのです。遠近格差というのは、同じ人間が遠距離にかけたときに高く取られ、近い距離のときに割り安に払っている、こういうふうに一人だけの問題なら構わないのですけれども、遠距離というのは、たとえば大分から北海道にかけると...全文を見る
○木下委員 先ほどの質問にもそういうふうに答えておられましたけれども、財政再建の大義名分があって今日までの論議が行われてきたのでしょうから、状況の変化に応じて趣旨が生かされるような細かい配慮があっていいのではないかとも考えるわけです。  最後に、この納付金は四年間に四千八百億と...全文を見る
○木下委員 いま考えていないだけで、先で考えるのか、これきりで延長するつもりはないのか、なかなかはっきりといたしませんが、電電の剰余金が出るのも出ないのも、納付金を取るのも取らないのも根本は料金問題にあると考えます。その料金の立て方に、先ほども申しましたように遠近格差の根本的是正...全文を見る
04月15日第94回国会 衆議院 逓信委員会 第8号
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○木下委員 早速お伺いいたしますが、このたびの通話料の改定で五百キロメートルを超えるものが十円につき〇・五秒長く話せるようになるわけで、これは遠近格差の是正で言うと、市内通話の度数料と最遠距離市外通話度数料との比率で見て、従来の七十二倍から六十倍に短縮されることであり、いま一つの...全文を見る
○木下委員 過去の経緯とか、急には変えられないということも十分考えられるのですが、基本的に自信を持ってこうこうこういう理由でこの料金だということがもっと利用者に堂々と示されるような形でやっていただきたいと考えるのです。原価費用という言葉もありましたが、原価計算に基づいて決定すべき...全文を見る
○木下委員 むずかしいとは思いますけれども、できればどういう考え方で計算をするのだとか、こういう計算の方法があるとか、もっと明らかにしていただきたいと考えておるのです。
○木下委員 相当に詳しいお話をありがとうございました。設備と設備じゃない部分、設備にしても使用することによって消耗する部分とかいろいろなものがあるでしょうけれども、たとえば有料道路なんかでは投資の金が戻れば無料にするというような考えもあるようですから、十分な検討の上ではっきりした...全文を見る
○木下委員 もう一つ先ほどの質問等にお答えになっていた中で、公社の料金等あるべき姿に持っていきたい、そういったものを検討中であるという答えも聞いたのですけれども、これは公社で言うとどういうところのどういう機関が検討していつごろまでに出そうとかそういったことになっておるのですか。
○木下委員 もう一つだけ重ねていまの問題でお聞きしますが、あるべき姿といっても、先ほどからこれまでの経緯というものがよく言われてきましたが、これまでの経緯を抜きにいま全く白紙で新しくつくるとしたらという意味のあるべき姿なのか、現状に一番マッチしたあるべき姿なのか、どういう考えでや...全文を見る
○木下委員 モデルができてそれにどう近づけていくかということでございましょうけれども、その辺の決意についてお伺いいたしたいと思います。  今年度から四年間にわたって四千八百億円の国庫納付が始まりそうでありますし、建設投資を現状維持するとした場合、その穴埋めというかその分の借入金...全文を見る
○木下委員 世の中が変革を求めておる時期でありますから、どうぞ余り過去に流されずに、思い切った行動をとっていただきたいと考えております。  納付金を行って、なおかつ遠距離通話料の値下げを行って、公社の長期の収支は大丈夫なのか、五十七年度以降の建設投資に影響は出ないのであろうかと...全文を見る
○木下委員 次に、データ通信回線の全面開放についてお伺いいたしたいと思います。  最近、データ通信回線の全面開放問題が報道されていますが、現行の法体系ではどの程度の制約があるのか、またそれは何を意図してそのような制約があるのかお伺いいたしたいと思います。
○木下委員 他人使用とか共同使用、相互接続とかいう言葉も聞くのですが、これは、どういう内容で、またどのような考えで設けられておるのでしょうか。
○木下委員 実際にはそう不自由をさせてないというふうにも大体とれたのでございますけれども、法の改正の必要があればまたそのときに慎重に審議させていただきたいと思います。  その回線開放について利用者からの具体的な要望というのはどういうのが出ておるのですか。いまも大分話が出たと思い...全文を見る
○木下委員 大臣にお伺いいたします。  今後いまのように情報処理が多様化、高度化していくと思いますが、そういった中でプライバシー保護について大臣、郵政省としてどのようなお考えをお持ちでしょうか。
○木下委員 いまも話に出ました情報公開法等も民社党も検討いたしております。そういった中で、個人のプライバシーとの関係がいろいろとむずかしくなると思いますが、真の意味での行政改革というのと十分これは関係のある問題で、必ずや前向きに進んでいただきたいと考えております。  それでは次...全文を見る
○木下委員 詳しくはまた別の機会に聞かしていただきたいと思います。  最後に、一言だけ申し上げたいと思います。  料金問題においてのトラブルをよく耳にするのです。私も現実に私の地元でいろいろな話を聞いてまいりましたけれども、この料金苦情の処理に当たって、窓口の対応状況というも...全文を見る
○木下委員 お話はよくわかりましたが、私の方に来た苦情というのは、申し出たところ、これはコンピューターでやっておるのだから絶対間違いないからということで取りつく島もない、三度ほど言った。自分が女性だからばかにされているんだろう、こういうふうな感情で私に話しておられましたので、そう...全文を見る
04月22日第94回国会 衆議院 逓信委員会 第10号
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○木下委員 時間の都合もありまして、ちょっと関連の質問を先にやらせていただきたいと思います。  文字多重放送についてお聞きいたします。  先ほどの久保先生のお話にも出てきましたし、私は、三月十九日の委員会で鳥居先生の質問とその答弁の議事録を読むと誤解を招くおそれのある紛らわし...全文を見る
○木下委員 私もそう解釈しておるのですが、鳥居先生は、「新聞社か民放があるいは第三者機関か、」こういう質問をされておるわけですね。その流れがずっとございますので、もしそういった感覚で、第三者というのは民放でも新聞でもないというふうにとらえておられるのだったら大変大きな問題でござい...全文を見る
○木下委員 先ほど大臣も第三者と申されましたが、大臣の第三者の解釈もそういうことでよろしゅうございますか。
○木下委員 それがわかればもういいわけですけれども、もう一点、鳥居先生の質問に田中政府委員がお答えになっているのに、「新聞に独立的な利用、そういう意向が強いとかいうようなことは否定申し上げたい」こういうふうな答弁がございまして、意向が強いということを否定しているというのは私どもわ...全文を見る
○木下委員 私もそう解釈しておりますので、確認させていただいたまででございます。  いま一つ新聞との関係で私の方からお話し申し上げたいことは、新聞が民放各社と系列が進んだりしている、それは全国紙のことなんですね。新聞の業界と話し合っておるという言葉も前に出てまいりましたけれども...全文を見る
○木下委員 区別していないというのは大変いいことなんですが、区別していないというのが、新聞協会で出てきた意見が新聞業界全部を代表している一つの意見だととられると誤解が出てくるのじゃないか、こういうふうに考えておりますので、どうかひとつ、新聞といっても協会を通じての意見だけでは完全...全文を見る
○木下委員 マスメディアの集中になるのか。それとも集中じゃなくて同じものだという見方ができるのかという点を私はいま問題を提起したつもりでございます。  情報の量が余り多くないということでしたが、ここで仮に少量でも電波新聞的なものが芽生えた場合に、この次に大量のものを送れるものが...全文を見る
○木下委員 いろいろとありがとうございました。またその具体的な要望等が出ましたら、出たというか、そちらに出てくるようになりましたら、また教えていただきたいと思います。  それでは、本日の議題となっております電波法の改正の中で、外国人に対しても相互主義に基づいてアマチュア無線局の...全文を見る
○木下委員 その国によってそれぞれが国家試験をしているかどうかわかりませんけれども、日本で日本の試験を受けて取りたいというような外国人の方は、日本で試験を受けて取れるわけですか。
○木下委員 それから先ほどの答弁の中では、その国での資格があればという感じだったですけれども、その国以外の国で、たとえばいま外国人が日本で取ったというような場合、その人はまだその人の母国以外のところでも大体使えるような国際的な問題なのでしょうか。
○木下委員 日本人の場合も外国で免許がどこか取れるような国があるのか、またそこで取れたら日本の国内では試験を受けなくてもこの資格が持てるようになるのか、その点も教えていただきたい。
○木下委員 外人が日本でする場合はそこの国の免許でよくて、その国の免許を持っておる日本人が日本でその免許ではできなくて、受け直さなければいけないということは、私は大変矛盾に感ずるのですが、その点どうでしょうか、こんなものでございましょうか。
○木下委員 もう時間が来ましたので質疑を終わりますけれども、いまの点は矛盾があるというふうに私は考えておりますので、これは時期が来れば訂正される方がよかろうかと思います。どうもありがとうございました。
10月30日第95回国会 衆議院 逓信委員会 第1号
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○木下委員 参考人の皆さんは、長時間御苦労さまでございます。  本日議題となっておりますNHK五十四年度決算に関して質問をいたすわけですが、会計検査院の検査の結果も別に意見はないということのようですし、決算としては別にとりたてて申し上げることはございませんが、この際、附帯決議に...全文を見る
○木下委員 その考査機能と言われましたのは具体的にはどういうことですか。
○木下委員 せっかく取材したのが、そういう考査の機関によって放送ができない、こういったこともあるのじゃないかと思いますし、また、その考査の機能を本当に発揮しようとすれば、そういったことが起こらなければ逆におかしいようなことになります。NHKとしてはそれが不偏不党にやっていると思っ...全文を見る
○木下委員 そうしていろいろな検討の過程等を公表するというのは大変すばらしい姿勢であり、また、NHKとしては義務ではなかろうかと考えております。そういった意味で、政治的な面等でも幾らか疑惑のあったような——疑惑というのは、政治的配慮で取り消したのではないかとかそういう国民の疑問の...全文を見る
○木下委員 いろいろな努力をなさっておられることには十分評価をしておるつもりです。しかしながら後から考えてみますと、五十四年度に早急に健全化を図るということは、五十四年度の間に早急に値上げの態勢をつくっていったように思いますし、五十五年度から実際に受信料を上げておるわけですが、財...全文を見る
○木下委員 こういった問題が何度もそのたびに考えられるのは、最初に言われたように、こういった公共放送としての職務が果たせる最少でやりたい、しかしどれだけやれば公共放送としての職務が果たせているか、この辺には考え方に大きな差があるのではないかと思います。そういった意味で、きょうの朝...全文を見る
○木下委員 いろいろな項目というのはありますけれども、その中に、そういったNHKの根本的な問題、どんな規模でやったらいいのかとか、そういった問題というのは入っておるのですか。
○木下委員 先日NHKをいろいろと見せていただいたわけです。最先端の技術等研究しているところを見ると本当にすばらしいなと思うのですけれども、やはりそれなりに費用もかかることで、一体どこまでやったらいいのかというのが何かなければ、これはやればやるほど役に立つことは間違いないのですけ...全文を見る
○木下委員 一番聞きたかったのは、その二百円なり八十円、九十円かかっているのを口座の自動振替にすると、その二百円が幾らになって積み上げられていくのか、一件ずつ自動にかえたら幾ら変わっていくのかが知りたかったのです。——きょういただけなければ後ほどでも結構です。
○木下委員 いや、私もそんな細かいところまで通告しておりませんでしたから、私の方こそ失礼しましたけれども、気持ちとしては、やはり手を煩わせていたのが二百円だったり何かしている。自動にかえて、それは相当の分を生活の保障なりに考えてもいいけれども、その問題に関してやはり相当安くならな...全文を見る
○木下委員 私も、その人たちの生活のことは十分に考えていただきたい。しかし、やはり長期的な展望は必ず要るだろうと思っております。その長期ビジョンの審議会ではこの問題はどういうふうに扱われているのですか。
○木下委員 それは専門的であったり、一部分の質問にはなっておるわけですけれども、金額からいうと大変大きな数字、もう御承知と思います。ですから、この問題の具体的なものを避けて通るわけにはやはりいかないだろう、かように思っておりますので、むずかしいからと言うだけではなく、根本的に勇気...全文を見る
○木下委員 「受信料減免措置の改廃」について……。
○木下委員 大臣、教えていただきたいというか、お聞きいたしたいのですが、国際放送の交付金の増額については、附帯決議でほとんど毎年のように決議してきた。附帯決議の重みというもの、これは何か臨調で出てきた一律一〇%で削るということで、その削減を二・五%に抑えたとはいいながら、削減であ...全文を見る
○木下委員 御努力と附帯決議に対する考え方は結構でございますけれども、現実に削減されるということに対してはやはり非常な不満を感じるものであります。今後とも折衝に対する態度をよろしくお願いいたします。  大臣、いま一つ。臨調でもNHKに対していろいろな問題が出てきますが、行政改革...全文を見る
○木下委員 どうもありがとうございました。  それでは、四番目に「テレビジョン放送の難視聴及び都市受信障害について効率的な対策を推進し、その早期解消に努めること。」とございます。全体的なこともお聞きしたりしたいのですが、少し時間の関係もありますので、まず、都市受信障害についてお...全文を見る
○木下委員 NHKに重ねてお聞きしたいのですが、原因者負担ということでやっていて、現場でいろいろな折衝をしていて、差しさわりというか、これじゃやれないんじゃないかという疑問みたいなものはお持ちになりませんか。
○木下委員 この都市障害で、サンシャイン、SKKビルの複合したいろいろな障害について前にお聞きしたのですが、あのときにも、原因者負担にはもう限界があるんじゃないかということで申し上げてきております。その後あそこのサンシャイン、SKKの障害は幾らか改善されてまいりましたでしょうか。
○木下委員 その原因者負担というだけでは先に進まないだろうというふうな長期的な感じを持っております。何か抜本的な法律の見直しみたいなものが要るのではないかと考えております。  いま一つ、難視受信障害対策でちょっと気になることがあるのですが、障害対策として他人の土地に共同受信施設...全文を見る
○木下委員 その土地を提供した人が後でのけたいとか言い出したことで何かトラブルが起こったりする例がいままでございませんか。
○木下委員 時間も少し足りなくなりましたので、私の申し上げたい趣旨をちょっと説明させてもらいますが、そんな大きなアンテナではなくて、小さなもので、何十軒くらいのビルの陰になっているところが小さいものでも立ててよく聞こえるようにしょう、どこの土地に立てようか探しましたが、みんなの持...全文を見る
○木下委員 もう少し前向きに、善意で土地を提供してもいいと思っている人が安心して出せるようなことを考えられたら、もっとスムーズに難視聴の解消ができるのではないかという感じがいたしますが、きょうは時間もございませんので、またの機会に質問させていただきたいと思います。  最後に、N...全文を見る