木下敬之助

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木下敬之助の1982年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月09日第96回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○木下委員 総理は、昨年十一月に第二次鈴木内閣を組閣されました直後の記者会見において、行政改革と貿易摩擦の解消を最大の政治課題として取り組む旨の発言をなされておりましたが、今日に至ってますます大きな問題となってきていますこの問題に対する現在の総理のお考えをお聞かせください。
○木下委員 ただいまお聞きいたしましたが、幾つかの点で前進してきているということは、米もEC等も認めて評価しているところですが、根本的な問題解決にはほど遠く、一日も早く日本としての基本姿勢を明確にして積極的に理解を求めていかなければならないときであると考えております。この現状の認...全文を見る
○木下委員 そんな、全体の数字がわかるということは数字を積み上げているからだと思いますし、出せないはずないと思いますが、通産大臣ですか、どうかお答え願います。
○木下委員 ありがとうございます。そういう大きな数字でございますね。そして、当初の見通しから大変に狂いが出てしまっている。この見通しとかけ離れた大きな黒字になったのは、何が要因でこのようなことが起こったと考えられますか。
○木下委員 内需が落ち込んだということが相当大きな原因であるとも考えておるのですが、特に一千四百億の増税をしたり、住宅も計画ほど伸びなくて、中小企業の投資も落ち込んだ、こういったことの結果じゃないかとも思いますが、いま通産大臣言われたように、金利に責任があるとすれば、この大きな貿...全文を見る
○木下委員 それがこの貿易摩擦問題に対する日本の姿勢でございますか。そういった姿勢でいろんな折衝その他に当たっていこうと言われるわけですか。いままでの傾向を見ますと、米から言われた、その他から言われた非関税障壁等にも相当の譲歩といいますか、相当のことをしながら日本は努力していると...全文を見る
○木下委員 話が戻りますが、見通しは大きく狂った、見通しが狂ったことにはそういういろいろな要因があった。見通しの狂ったことの責任を追及しても仕方がないのですけれども、こういう見通しが狂って大きな黒字が出てしまった。この出た黒字を貿易摩擦ととらえるなら、その責任が一体どこにあるのか...全文を見る
○木下委員 基本的な姿勢をはっきり持って当たっていただきたいものだと思います。  通産大臣にお聞きいたします。  米誌のニューズウイークに掲載されたインタビュー記事の中で、輸入総代理店制度廃止を検討する必要があると述べておられるようですが、廃止するおつもりがあるのですか。
○木下委員 具体的にやめることに取りかかろうとしているわけではないわけですか。やはりそういう考えがあって進められておるということでございますか。
○木下委員 この問題に対する私の考えを述べてみたいと思います。  商品を販売していくのには、何をさておいてそれを消費者に知っていただくことが必要であると考えます。そのための広告、宣伝は、自社が輸入総代理店でなければあえて先行投資を行うようなところはないだろうと思う。また、特に輸...全文を見る
○木下委員 十分慎重にやっていただきたいものだと思います。  それでは、先ほど確認しましたように、この貿易摩擦問題というのは、百、二百、三百といったこんな百億ドル単位の大きな問題であるのに対して、これまで非関税障壁とか関税の前倒しとかいろいろやってきたものの効果は、そんなに金額...全文を見る
○木下委員 長期的な効果というのは私も否定はいたしませんけれども、現実の当面しておる大きな数字に対しては、その程度のことではとうていおさまりそうもないし、現に不満を表明する発言が相次いでいるようでございます。日本の正当な努力だけでは解消できそうもないのに、米欧では強硬な意見が沸騰...全文を見る
○木下委員 具体的な外交スケジュールといいますか、そういったスケジュールについて何かはっきりしているものがあったらお聞かせ願います。
○木下委員 通産大臣からも外務大臣からもお話がありましたが、私は、この貿易赤字問題を最初に確認いたしましたように百億、二百億、三百億という大きな数字でとらえたときに、いろいろな問題が小さ過ぎるのではないか、もっと大きな視点からの解決を堂々と図っていかなければならないのではないかと...全文を見る
○木下委員 私も総理の考えに賛成でございますが、具体的に挙げられたようなもの等について、早速具体的に行動を起こしていただきたいと思います。  この相互主義の問題でひとつ明らかにしておきたいことは、いろいろな考え方が相互主義という言葉にはあるわけですけれども、対米もしくは対EC、...全文を見る
○木下委員 次に、日本にとって対米貿易インバランスを根本的に解決するためには、資源輸入国としての日本は米国から資源を輸入する必要があると考えております。通産大臣は、アラスカ石油問題は外交の重要な課題であると述べられましたが、アラスカ石油及び石炭の輸入の可能性をどのように考えている...全文を見る
○木下委員 今後の強い交渉を期待いたしております。  次に、米の高金利に対してでございますが、これにどう要求していくのか。ECは下げるように要求をしているようでございますが、日本も米に政府介入を促すつもりがあるのか。また、日欧共同で申し入れる考えはないのか。サミットではこの問題...全文を見る
○木下委員 ブロック米通商代表が、米国の金利を引き下げることはしないと欧州諸国や日本の利下げ要求をきっぱり否定した、こういう報道もなされております。それはいろいろとむずかしい問題もございますでしょうけれども、やはりここに問題があることは確かですから、サミットでは、大分先になります...全文を見る
○木下委員 次に、そのブロック代表はその後続けて、改めて日本が資本市場を海外の借り手に開放するよう要請し、そうすれば円相場は上進しようと語っております。こういうふうに、開放する考えがおありなんですか。また、開放すればそういった効果が見込めるわけですか。
○木下委員 もう時間がありませんので、次の問題に進みます。  米からの強い要求があり、国民特に農家にとって最も注目されております残存輸入制限品目のこれからの扱いについてお伺いいたしたいと思います。  まず、田中元総理が、一月十八日都内のホテルでの講演の中で、わが国の対米貿易黒...全文を見る
○木下委員 この問題に当たって、一つ大事な点で、わかり切ったことですけれども、確認しておきたい点があるのです。  残存品目、特に牛肉とかオレンジ等は、これまで農林省が力を入れて奨励してきた品目であり、今日まで農家は将来に夢を託して努力してきたわけです。いまこの問題は、ガット違反...全文を見る
○木下委員 これまでずっと続けて奨励してきたことですから、その線に沿って今後ともやっていただきたいと思っております。  今後の交渉の予定で、いま出ましたように牛肉、オレンジジュースの自由化を前提とした日米交渉の時期を、米国側はことしの十月に繰り上げる要求をしてきているようですが...全文を見る
○木下委員 私の最初の質問が、ガット違反にならずに続けていけるのかというその見解を聞いたら、東京ラウンドの線に沿ってと言われるから私は大きな意味でとったが、このことを先ほど答えたわけですか。——そうですが、わかりました。  それでは、日米貿易小委員会はいつやられるような予定でご...全文を見る
○木下委員 それでは、いろいろな話し合いの中でやられると思いますけれども、この農産物の自由化というのをもしすべてやったとしたときに、どれだけ黒字減らしに寄与すると政府はお見込みでしょうか。
○木下委員 私もそのとおりに思います。しかし、この自由化によって国内生産農家への影響は大きいのじゃないかと思いますが、どの程度見込まれておりますか。
○木下委員 仮定の話で申しわけありませんけれども、もし仮に自由化した場合、財政負担は甚大であったとしても、農家への所得補てんを行うということが考えられるのじゃないかと思いますが、この点大蔵大臣、どういうふうにお考えになりますか。
○木下委員 時間が参りましたので、最後に一言だけ。  以上、貿易摩擦問題に関して諸問題を論じてまいりましたけれども、非常時であるという認識のもとに決断されたもの、もしくはこれから決断される諸政策の中に、長期的に見た場合は行き過ぎであり、将来に大きな禍根を残すような問題が含まれて...全文を見る
02月12日第96回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○木下委員 三人の公述人の皆さんには本当に長時間ありがとうございます。先ほどから大変貴重な意見をありがとうございます。  木下先生にお尋ねいたしたいのですが、私たちは、いま最も重要な問題は減税であると考えて、どうすれば減税の実現ができるかということに日夜努力しておるわけでござい...全文を見る
○木下委員 先ほどの話の中にも出てまいったと思いますけれども、課税最低限度額のことですね。これは欧米等に比べて日本の方が高い。だからいま言われたような、水準としては低いのではないかという事実があるように言われておりますけれども、私たち考えますのに、やはりヨーロッパというのは日本に...全文を見る
○木下委員 課税最低限度額をいま引き上げてもらいたいということで、いろいろな減税要求をわれわれはやっているわけですけれども、その課税最低限度額が欧米等の水準に比べて高いのではないか。つまり、課税額といいますか、そういったパーセント等は水準として低いのではないかと言われているけれど...全文を見る
○木下委員 お互いに質問の意味が両方わからなくなったのでは、これは話になりませんが……
○木下委員 私の方の質問としてはそうじゃなくて、そう考える人の考えに対して先生がどういうふうにお考えになるかをお聞きしたかったわけですけれども、その点すれ違いのままで、もう時間もございませんから、またいつかの機会に教えていただきたいと思います。  もう時間もありませんから、あと...全文を見る
○木下委員 ありがとうございました。
03月01日第96回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第3号
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○木下分科員 まず大臣にお伺いいたしたいと思います。  私は、わが国の農業の現状そして将来に大変な不安を覚えているものでございます。また、わが国の食糧の安全保障にも将来に大変大きな不安を感じているのですが、私がこうしてその不安を感じるのには、二つ、大きな目に見える原因がございま...全文を見る
○木下分科員 大臣のその意気込みは十分わかりましたけれども、この話をもう少し進めさせてもらいます前に、数字の上から大変深刻な状況だと私は思っておるのです。これはもう非常事態に当たるような状況だと思うのですが、その点、この数字を見ての大臣のお考えですね、これはどの程度大問題だとお考...全文を見る
○木下分科員 そして、私の方で聞きますと、四百六十一万戸以上ある農家で跡継ぎがないのが二百二十六万戸ぐらい、半分近く跡継ぎがない、こういう数字をごらんになって、大臣、このままでは将来壊減的になるのだ、これは何とかしなければというその気持ちを大臣から表明していただきたいのです。
○木下分科員 大臣の方から考えるとそういうふうになるのでしょうけれども、農家がもっとがんばればいい、もっと意欲的にやればいい、親御さんが自分自身も自信がないから子供にも勧めない、もっと自信を持ってやればいい、それは無理な御注文だと私は思うのです。  私自身が日ごろから仲よくして...全文を見る
○木下分科員 その魚礁の材料でもう一つ提言があるのですが、製鉄所の鉱滓、スラグ、これを使ってやってみようということで大分の製鉄所でも研究しているのですが、国の方も研究費をつけるなり積極的にやっていくという意思はございませんでしょうか。
○木下分科員 どうぞ前向きな御検討をよろしくお願いいたします。  いまの二つめの保護区域の問題については、どのように進めるおつもりでございましょうか。
○木下分科員 大分県の漁業のことを申しましたから、いま大分県で大きな問題になっているものに密漁者が大変多くて困っているということがあるのです。しかも、その密漁者に注意をしようと行ってみますと、何か入れ墨のようなものをちらつかせるような方がおられたり、民間だけでは取り締まりのできな...全文を見る
○木下分科員 この問題は、密漁に来ている人たちが、ある意味では、水中銃やナイフを持っていたり武装しているわけですから、まず漁業者に注意させてそれからということではいつどんな事故が起こるかわからないわけですから、これはそういった意味での水中銃の許可みたいなものも含めて厳重な取り締ま...全文を見る
○木下分科員 今後の一層の研究と対策をよろしくお願いいたします。  最後に、もう一問お願いいたします。  大分県下には豊富な地熱、温泉熱の資源があって、これを農業に有効利用している方がおります。しかし、これの問題は、ボーリングパイプが詰まること、そして熱交換の効率を高める技術...全文を見る
○木下分科員 融資の点について……。
○木下分科員 どうもありがとうございました。
03月09日第96回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○木下委員 私は、民社党・国民連合を代表いたしまして、ただいま議題となっております昭和五十七年度一般会計予算、同特別会計予算及び同政府関係機関予算に対し、一括して反対の討論を行うものであります。  わが国経済は、昨春政府から景気の底入れ宣言が出されたにもかかわらず、その後一進一...全文を見る
03月23日第96回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○木下委員 長官の所信表明につきまして、二、三質問させていただきたいと思います。  長官の所信表明の中で、五ページから六ページにかけてですが、「これまでのわが国環境行政の歩みを振り返れば、その進展をもたらした原動力は、身近な環境を守り、住みよい地域環境をつくり出していこうとする...全文を見る
○木下委員 国民と一体となった行政をするためには、腹を割って話し合う姿勢が一番肝心だと考えております。長官の国民の声を十分に聞くという姿勢を期待いたしております。  次に、六ページに「私たちと将来の世代のために個性ある住みよい地域環境をつくっていく必要があると考えます。」それか...全文を見る
○木下委員 その地域の特性も大事だとは思いますけれども、地域の特徴に安易に流されずに、理想を持って取り組んでもらいたいと思います。そういった意味では、亡くなられました大平総理の言われた田園都市構想といったものは、りっぱな理想を持って、地域の特徴に流されない、また、地域地域の特性と...全文を見る
○木下委員 期待いたしております。  次に、午前中にも話題となりました志布志開発問題について、少しお伺いいたしたいと思います。  私はいままで、国立公園や国定公園内には景観を損ねるものはもっと厳然と建てられないものとされてきたと思っているわけですけれども、このたびの志布志湾石...全文を見る
○木下委員 長官、国立公園と違って国定公園の場合は環境庁が許可するとかしないとかいう立場ではなくて、許可するしないは県の方だけれども、重大な問題だから積極的に介入していった、積極的に指導していった、こういうふうな解釈でよろしいわけですか。
○木下委員 それはそれとしまして、介入してそういうふうに同意を与えたということですから、その根拠ですけれども、午前中の答弁でもいまの答弁でもそうですが、景観を台なしにするかしないか、つまり問題は、台なしであるか台なしじゃないかというのが判断の焦点のように思うのです。ぎりぎりの線と...全文を見る
○木下委員 基準というのは結局は主観ということで、それ以外何もないのだろうとは思います。けれども、前の計画は三分の二が国定公園の中に入る、今回は三〇%になる、計画が譲歩したということを評価しているようにとれる発言もございました。国定公園内に入っているその割合が問題なんじゃなくて、...全文を見る
○木下委員 いまこうしてお聞きいたしましても、景観が台なしになるとかならないとかいったものは、あくまで景観を論じているわけですから、主観であろうかと思います。当然、主観の入ってくる問題だろうと思います。こういった問題は、長官個人や行政の側だけが判断せずに、しかるべき機関に諮問する...全文を見る
○木下委員 大臣、恐れ入りますが、いま聞いた中のもう一点の、こういった主観のまじる判断については、長官個人とか行政の側だけで判断するんじゃなくて、しかるべき機関に諮問するのが筋じゃなかろうかと思う私の意見についてどうお考えですか。
○木下委員 信頼によって成り立っている審議会だと思いますので、委員と信頼関係を損ねると円滑な審議ができると思われませんので、どうかその点も今後十分考えてやっていただきたいと思います。  長官は、今回の石油備蓄基地計画に同意したことは新大隅開発計画を認めたものではない、今後の志布...全文を見る
○木下委員 では、この問題の最後にもう一つ確認をさせていただきます。  長官がそうやって景観としてぎりぎりだという判断をなされたのは、そういったほかの計画を想定した上で総合してこれがぎりぎりだと思ったのではなくて、そのもの自身がぎりぎりであとはもうできないというふうに考えたとい...全文を見る
○木下委員 それでは、次の問題に移ります。  過日の新聞報道で、富士山の大沢崩れに砂防ダムを建設する計画という報道がありました。サンケイ新聞でしたか、これを見まして、不自然な感じを受けたのです。このことは、景観が壊れるというだけでなくて、あんなところにあんな大きなものをつくって...全文を見る
○木下委員 いまお聞きいたしましたけれども、そういった大沢崩れそのものはいわば自然の現象だと思うのです。それに対して対策を立ててこの自然現象をとめようとしているような感じも受けるのです。一体どういうことを目的として、また、そうやらざるを得ぬ何かがあってやっているのか。つまり、景観...全文を見る
○木下委員 いまの話の中で、学識経験者で源頭部に何とかしよう、これをしなければどうにもならないという、学識経験者がそういうふうに結論を出すのは、それは一つの学識から成る答えだと思いますけれども、食いとめることができるという前提ならばこれしかないという進み方ですね。それと源頭部で食...全文を見る
○木下委員 それでは、この問題について環境庁にお聞きいたします。  国立公園内における防災上必要な行為について、環境庁はどういった考え方をなさるのでしょうか。
○木下委員 今回の建設省の計画している大沢崩れ対策のための試験工事にかかる環境庁の対応と、また、将来予想される本工事についての対処方針をお聞かせください。
○木下委員 この計画は源頭部にそういったものをつくるということで、先ほどの建設省のお話を聞きましたら三メートルの十六メートルでそんなに大きくない。新聞の報道ほど大きいとは思っておりませんけれども、三メートル、十六メートルで、富士山はあんなに大きいですから、見たところそんなに大きく...全文を見る
○木下委員 御苦労様でした。私も、技術的な細かいことを言っているのじゃないのです。考え方を安易にしないようにと言っているだけでございますから。どうぞ、御苦労様でした、もう結構でございます。  それでは次に、公害防止計画についてお尋ねいたしたいと思います。  公害防止計画の第二...全文を見る
○木下委員 次に、目標を達成するための公害防止に関する施策についてお尋ねいたします。  公共下水道については、普及率五十一年度一六・〇%を五十六年度三五・七%にする計画であるが、実績はどうですか。屎尿処理施設については、処理能力五十一年度七万八千人分を五十六年度十四万七千人分に...全文を見る
○木下委員 それはなかなかいいと言っていいか、どう言っていいかわからない。余り望ましいほどの進捗にも見えませんけれども、今後もよろしくお願いいたします。  このような実績を踏まえて、大分地域を含む第二次及び第三次地域の五十七年度以降の取り扱いはどうなるのか。計画策定の指示及び内...全文を見る
○木下委員 まだまだのものが多いと思いますので、引き続きよろしくお願いします。また、早急にやらなければならない問題もあろうかと思いますので、十分な御検討をお願いいたします。  時間もありませんので、あともう一問。  長官、私は、昨年三月二十日の当委員会において、地球的規模の環...全文を見る
○木下委員 その懇談会の検討状況というのは、いま何かわかっていることはございませんか。
○木下委員 それでは、地球的規模の環境問題の一環として、私は鳥獣保護に大変な興味を持っておるのです。特に、わが国にはトキとかイリオモテヤマネコ等、世界的に見ても貴重な鳥獣が生息しており、また、最近のヤンバルクイナの発見には私は大変な興奮を覚えたのですけれども、こういった絶滅寸前の...全文を見る
○木下委員 まだ質問したいことがありますけれども、時間が来ましたので、最後に、絶滅のおそれのある野生鳥獣の保護は、地球的な視野からも非常に重要な意義を持っております。その意義についての認識というものは、いかに重要に認識しても認識し過ぎることはないぐらい重要なことだと考えています。...全文を見る
04月01日第96回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
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○木下委員 まず、今回の恩給改善に当たってどういった考え方で改定を行おうとしているのか、基本的な考え方をお聞かせください。
○木下委員 この恩給については四月から実施すべきだという国会における論議が長い間行われ、附帯決議も繰り返し付されて、ようやく昭和五十二年以降四月実施が定着したところでありますが、今回それを五月から実施するとした理由はどこにあるのでございましょうか。
○木下委員 いろいろな事情でしたのでしょうし、いまの理由もお聞きいたしましたが、五月と一月おくれにした理由というのはどこにあるのですか。
○木下委員 現在の恩給受給者の実情はどうなっているのか、五十七年の受給者の人員また予算額をお伺いします。
○木下委員 一カ月繰り上げて四月から実施した場合にはどのくらい要るようになりますか。増加分で結構です。
○木下委員 現職公務員の給与改定は一部据え置かれましたが、実施時期は四月から行われております。恩給の個別改善は見送られていますが、これは別問題としても、実施時期は公務員と同時期に四月からとすべきではなかったか。現職公務員と同じ扱いであったらおくれても納得がいくと思うのですが、この...全文を見る
○木下委員 いま、臨調の答申にそのとおりに従ったときに二つあると言われましたけれども、ベース自体が全体の経済の動きの中で抑制されておれば、一応恩給も抑制されたと見れるのじゃないですか。率を変えたり実施時期をずらしたりしなくても、そのもともとのベースが抑制されていけば抑制されたと見...全文を見る
○木下委員 ですから、四月が最適であるというその事情は、現在も少しも変わってないと言えますね。
○木下委員 一月おくらせる理由と四月から実施すべきだという考え方とはそれぞれに理由のあることだと考えて、この二つの事情の、いまの順番で言うと前者の理由ということになりますか、一月おくらせるという理由の方を優先した理由は何ですか。
○木下委員 公務員の給与がベースアップされて、それをもとにして計算して算定しているわけでしょうが、公務員の給与自体が臨調の答申等に従って、できるだけ抑えられるという方向で決まってきておるのじゃないか。もうそのベースが下げられた時点で、臨調の言おうとした恩給をできるだけ抑えるという...全文を見る
○木下委員 長官のお考えを聞きまして、私も安心してこの問題に対する質問は終わりたいと思います。  次に、この法案の概要説明の参考のところにございますが、戦後処理問題の検討経費として「昭和五十七年度総理府予算に、戦後処理問題について検討するための経費として、五〇〇万円が計上されて...全文を見る
○木下委員 それで、そういった問題は具体的にどういう状況ではっきりしてくるわけですか。今後ともそういった何かわからないような状況のままで進むのですか。
○木下委員 第九十四国会の昭和五十六年三月三十一日の内閣委員会における恩給に関する附帯決議で、この戦後処理に関する問題も決議されておるようでございます。そういった関係で、私もいま問題となっております元日本兵台湾人補償問題についてお伺いをいたしたいと思います。  東京地裁において...全文を見る
○木下委員 外交関係のない現状において、日本はどんな対応をしているのでしょうか。外務省、引き続いてお答えいただきたい。
○木下委員 むずかしい状況は推察はできるわけですけれども、外務省から見た場合、何か解決方法は考えられないのか。中国に対する配慮も含めて外務省としてこれからの取り組みというか、また外務省自身が取り組めなくても、こういった考えがあるんじゃないかとか、何かございましたらお聞かせいただき...全文を見る
○木下委員 どこかが責任を持って、責任を持ってというか責任を感じてこの問題に取り組まない限り、なかなか解決できない問題だと考えております。どこに責任があるのかと追及してもまだまだ固まっておらない状況のようですが、私は日本人の一人として、国民の世論としてこれは国民全体が責任を持って...全文を見る
○木下委員 最終的にこういった問題というのは、やはり解決しなければならないという意思と、自分がやらなければという責任の所在だと思います。そういった意味で、この機会にやはりどこかが責任持ってやらなければというこういう感じを持っておりまして、やはりいまの状況では、まず総理府がこの問題...全文を見る
○木下委員 その後者の陸海軍看護婦の方は五十六年度の実施、制度化であると思いますが、該当者の請求及び支給事務は順調に進んでいるのですか。
○木下委員 その従軍看護婦に対する慰労金の給付ですが、その額は十万円から三十万円と大変低額なんです。低額に据え置かれているままですが、これは改善すべきではないかと思うのですが、今後の方針を明らかにしていただきたいと思います。
○木下委員 軍人と状況が違うということでありましょうけれども、やはりあの戦争の状況を見ましたときに、そのときの身分の制度は違ったといたしましても、あの大きな戦争の渦の中で軍人と何ら変わらない役割りを果たした、また何ら変わらない心情でもって働きをした、こういうふうに考えておりますの...全文を見る
○木下委員 いま慰労金をもらっている方々は、一応勤務が十二年以上というふうに算定された方のようです。十二年未満の方は、この慰労金の対象となっていない。この人たちについて幾つかの要望が来ているわけですが、その一つに、国民年金や厚生年金に通算できないか、こういう考え方があるのですが、...全文を見る
○木下委員 その要望としては、外地在職の期間を年金に通算してくれということが要望になっているわけです。いろいろとむずかしい点もあるでしょうけれども、本人たちの意思にかかわらずこういう状態が起こったのですから、その辺は考え方一つでやれるのではないかと思います。掛ける意思が十分あった...全文を見る
○木下委員 いろいろなケースがあるのだろうと思いますから極端なケースについてまでとは申しませんが、一つ一つの例をよく洗われて、かつての戦争で軍人と変わらない同じような働きをした人たちに、変わらない報い方をするということを基本に考えて当たっていただきたいと思います。重ねて皆さんに対...全文を見る
04月15日第96回国会 衆議院 内閣委員会 第12号
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○木下委員 ただいまから、議題となっております行政に関する法律案について質問を行うわけでございますが、中曽根長官は少しおくれられるとのことでございますので、まず、この法律案の重要部分のもととなった臨時行政調査会の第二次答申についてお聞きいたしたいと思います。  今回の答申はどの...全文を見る
○木下委員 その点はわかりました。  臨調でどのような審議がなされたのか、議事録等が公開されていないのが非常に残念なのですが、今回の第二次答申を受けてこのような法案が出てきておりますが、答申のすべてが盛られているわけではないと思います。この第二次答申について今回の法案に盛られた...全文を見る
○木下委員 そういった趣旨を踏まえまして、政府としてはどういう対応をなさるつもりか、いつまでにどんな形で検討して結論を出すような予定なのか、お聞かせいただきたいと思います。  まず、国際的に見てもちょっと開きがあり過ぎると思うのですよ。先ほど言われたような、日本が車社会として成...全文を見る
○木下委員 その事故の状況等もわかりましたが、免許の更新の三年であるのがいい、幾らであるのがいい、それが直接事故に関係あるかどうかというのはまだはっきりはしないと思いますので、よりいろいろな調査をされてやっていただいたらと思いますが、いま専門的観点からというのをそういうふうに受け...全文を見る
○木下委員 それでは二点目の、当面の検討課題とされた優良運転者に対するメリット制の導入、これは臨調の答申では導入の可否についても検討するという表現のようですけれども、もう可否を問うている段階ではなくて、導入するんだという方向で実際に結論を急がれる時期に来ているのではないかという判...全文を見る
○木下委員 専門的で時間がかかるという判断、それもそのとおりでしょうが、一応めどを持って、その時点で考えられる範囲の最大限の専門的見地からの検討の結果というのをそのときそのときで発表されてしかるべきだと思いますので、よろしく今後の推進方をお願いいたしたいと思います。  次に、一...全文を見る
○木下委員 ちょっと細かいことになりますけれども、いまの、学業の妨げになる、これはやむを得ざるというので修学旅行のときは認めるけれども、個人一人一人のときは認めないのですか。運用について詳しいことを全部聞いても仕方ないけれども、余り運用に任せ過ぎて大幅な勝手なことをするというのも...全文を見る
○木下委員 では、もう一つだけ、細かい点ですけれども聞かしてください。配偶者とか二親等内、こういったことの身元の確認はどんな形でやるのですか。
○木下委員 もう一つだけ、細かいことで恐縮なんですけれども、配偶者というのは、法律でこういうふうに書いているが、これは内縁は含むのですか、含まないのですか。
○木下委員 結構でございます。ありがとうございました。  長官、お見えになられたようでございますので、個別の質問は後に回しまして、まず、行政改革の基本的な問題について幾つか質問をさせていただきたいと思います。  行政改革、つまり行政を簡素化していくということは、行政にとっては...全文を見る
○木下委員 五十七年度予算、今回の法案だけに限ると、どんなふうに考えておられますか。
○木下委員 そんな大きな数字での規模ではないと認識しておるのですが、長官、それで財政再建への道を順調に来ているのかということですね。特に税収不足二兆円以上となる見通しが出てきた現在、財政再建の計画も大きく狂ってきたのじゃないかと思う。今後の行革について、臨調に対してどういう期待を...全文を見る
○木下委員 その財政再建を出発点として臨調に依頼していった。そういった中でどんなものが出てくるかわからないけれども、臨調を設置してそういう御審議をお願いする、諮問していくときに、期待というものがあると思うのです。いずれ五十八年度の予算編成がされていかなければならない。いまから考え...全文を見る
○木下委員 長官が白紙のお気持ちというか、そういう言葉しかいま言われないのはわかりますけれども、国民としましては、この臨調が設置されたときの経緯その他をずっと追っかけてきますと、当然臨調の答申を盛り込んでいくことによって財政が再建されていくのだ、こういう期待を持っているわけです。...全文を見る
○木下委員 臨調のお答えを聞く前に長官のお答えですから、私の方の考えを申させていただきたいと思いますが、予算審議のときにも、見通しとしては五十六年の歳入欠陥がその前提として大いに言われながら、現段階ではそれは考えられないということであれだけの予算審議をしたわけです。後から考えると...全文を見る
○木下委員 中身については出てきた段階でまたさせていただきますが、できるだけ論議の途中経過等も公開できるものは公開して早目に知らせていただきたいということをお願いしたいと思います。  臨調は行政改革の理念に関する部会報告原案をまとめ、当初方針どおり増税なき財政再建と五十九年度ま...全文を見る
○木下委員 その辺の論議になるとどっちが先なのか、鶏と卵のような感じを受けるのですが、財政再建をどうやるのかというふうな規模の問題等を聞いていきますと臨調、それじゃ臨調によって全部するのかと言うとそうじゃない、臨調はそれでして、財政再建が目的でそのためにやるのではない、こういうふ...全文を見る
○木下委員 その差は私もそのとおりだと思うのですけれども、そういう言い方をするにしては、一体景気対策をどうするのか、これからの経済見通しをどうやっていくのかという話のときに、臨調に期待しているものが大き過ぎるような気がするのです。財政再建を目的として——財政再建は臨調だけでなくて...全文を見る
○木下委員 景気対策に関して臨調の考えはそういう状況だというのはわかりましたけれども、国民の期待からいうと、選択の最終的な決定は政府の方にあるとしても、こんなことがあるといったふうなことは臨調で考えられるべきではないか、出されていいのじゃないかという感じがするのですが、臨調として...全文を見る
○木下委員 国民の臨調に対する期待というのは本当に幅広いものだと思いますので、臨調の方へこれからのいろいろな考えのまとめを期待いたしたいと思います。  新聞報道によりますと、五十八年度予算について臨調は、マイナスシーリングの実施を柱とした特別の意見書を七月の基本答申の際提示する...全文を見る
○木下委員 いまの御答弁は、臨調の中の一員というか、臨調の立場でお答えいただいたわけですか。
○木下委員 長官のおっしゃり方を見ていますとどうもその辺が、臨調はこうであるというふうに言われておりますけれども、臨調で方針を固めたという客観的な報道でございますから、長官としてはそういう報道は聞いてないと言われるのなら私もそういう状況かというふうに思うのですが、そういう事実はな...全文を見る
○木下委員 長官は、結局長官のところに報告がないからそういうふうに判断しているのだ、私はそうとしかとれません。臨調自身がどうあるのか、こういう検討がなされたのかというのは、別次元の話であろうというふうに解釈いたしております。個別の行革による財政への負担減の積み重ねが結果としてマイ...全文を見る
○木下委員 その大きな期待と、細かい点に触れる臨調の性格づけみたいなもの、まして、先ほど長官は否定されましたが、ああいった意見書を出した場合、その意見書の性格はどうなるのか。臨調自身の性格、臨調の出してくるものの性格というように、だんだん細かな論議が必要となってくるのではないかと...全文を見る
○木下委員 臨調の答申がそのままそっくりとは思いませんから、政府として臨調の考えと違う点等あればその点をはっきり〜答えを出して、この答申に盛られたものについては現在の段階で下せるだけの結論を出しながら前に進んでいただきたいと思います。  臨調との関係はこのくらいにしまして、今回...全文を見る
○木下委員 私も、行革のような広い範囲にわたるものはすべてを個別に審議することなどとてもできないことですし、行革の精神からいってもできるだけ一括であることが望ましいと考えます。  しかしながら、この法案の中で、単なる手続の簡素合理化にとどまらず、実質的な制度の変更を目的としてい...全文を見る
○木下委員 データ通信に関しては、完全な行政改革というか、事務の簡素化だけじゃないものが含まれていると思います。許可制だったものを許可かなくてもできるようにするというのは行革でしょうけれども、全く許可のなかったものに許可をするようになるというのは全然別の次元の話であろうと思います...全文を見る
○木下委員 いまお聞きになったような点等も、これは別の単独の立法にすれば十分な審議ができたと思いますので、遺憾であるというふうに申し上げられると思います。一貫したやり方を望みます。車検に関する部分や市民ラジオについても、やはりあれはこうしてこれはこうしなかったという誤解は免れない...全文を見る
○木下委員 ですから、民間が自分たちの利益のためにいろいろな要望をしている、こういうふうな感覚でとらえるようなことのないようにしていただきたいと思います。今回の改革にあらわれなかった氷山の残っている部分についての一層の努力を期待いたします。  それではまた、個別なものに入らして...全文を見る
○木下委員 両省そういう考えですが、行管庁はどういうふうに考えておられますか。
○木下委員 いろいろな考えの違う省庁の間をとって実現に向かうのが行管庁の務めであろうかと思われますので、今後の御精進といいますか検討をよろしくお願いいたします。  二番目に、輸入に係る各種報告書の重複の廃止、一本化という問題についてお聞きいたします。  輸入の実態を早期に把握...全文を見る
○木下委員 こういう要望は現場からの要望でございますので、この際原点に返って意義を見直していただきたいと思います。廃止できないとしても、できるだけの簡素化をしていくという姿勢で取り組んでいただきたいと思います。  輸出手続、検査についてお尋ねいたします。  臨調答申には、現在...全文を見る
○木下委員 できるだけ早く結論を出していただきたいと思います。  答申には「検査手数料の適正化等の合理化措置を講ずる。」というのもあります。現在、政府機関の手数料が民間の指定検査機関に比べかなり低いという実情ではないかと思うのですが、民間の負担が増すことにもなりかねない検査手数...全文を見る
○木下委員 その答申を受けて、政府の方はどういうふうに対処なさるおつもりでしょう。
○木下委員 それでは次に、輸出承認手続の簡素化についてお伺いいたします。  民間企業は、輸出承認申請並びに建造許可申請の双方とも、わずかな改善は幾度も図られてきたものの、現状は急激な技術革新や経済情勢の変動に追従できず形骸化し、むしろ実務を阻害しているとして、早急な抜本的改善を...全文を見る
○木下委員 コンピューターの技術の目覚ましい進歩の今日でございますので、相当柔軟な姿勢でいろんなものを考えられたらいいと思います。特に許認可を届け出制にしてチェックできるまでの期間も、コンピューターを使えば非常に短くなるわけですから、かつての届け出制とそういったコンピューターを利...全文を見る
○木下委員 民間の意見を謙虚に聞いていただけるそうで、期待をいたしております。  次に、電源立地の推進という問題についてお聞きいたしたいと思います。  電源開発立地に係る関連許認可について、石油代替エネルギーの開発が急がれています最近のエネルギー情勢下において、この中心的課題...全文を見る
○木下委員 非常に重要な問題ですから相当慎重にやらなければならないことはわかりますが、大変膨大ないろいろな手続が要りますし、その上に、はっきりとした手順になっていないような部分があるのではないかと思うわけです。特に許認可の申請を受理したり処分を行うに当たって、相互に他の行政機関に...全文を見る
○木下委員 その協議の結論を早急に出せるようにしていただきたいと思います。  また、許認可先別項目数を見ると、自治体の行う許認可件数か相当数に上っております。国は新規立地点の自治体に対し、許認可を遅滞なく進められるような体制を整備するようどのような指導あるいは助成を行うつもりで...全文を見る
○木下委員 このほか、計画が電調審の議を経て政府の電源開発基本計画の一部として決定された場合には、各種手続の審査及び処分を迅速に行うように答申されているようですが、政府は、今後これらの改善措置を講ずるに当たり、リードタイムを何年くらい短縮することを目指して進めるおつもりか、お聞か...全文を見る
○木下委員 できるだけ短くする方向でやっていただきたいと思います。  次に、原子力の安全審査についてお伺いいたします。  現在、すべてのユニットについて全項目安全審査を行っているが、同一サイトに同一型式、同一出力のユニットを増設する場合などは、先行号基における地盤等、自然条件...全文を見る
○木下委員 原子力について万全を期すというのはもう当然のことでございますが、科学の裏づけがあれば万全であると思いますので、科学的に万全であるということを期しながら、重なることのないように、できるだけ前に進めるという姿勢も持っていただきたいと思います。また、その審査官等の増強や行政...全文を見る
○木下委員 その三十日のことはいまのところ支障はないと言われておりますが、こういうふうな適用の仕方によっては不合理となるのではないかという指摘でございますので、今後の運用でそういう不合理の起らないように考えていただきたいし、また、不合理が起こるようでしたら、ぜひこの提言のことを思...全文を見る
○木下委員 特にエネルギーに対する問題は重要でございますので、積極的なお取り組みを期待いたします。  次に、省エネルギー管理の合理化についてお聞きをいたします。  産業界はエネルギー高価格時代に適切に対応すべく省エネルギーに努力し、世界に誇り得る成果を上げている。一方、法規制...全文を見る
○木下委員 前向きな検討をよろしくお願いいたします。  電気エネルギー管理士の免状は国家試験合格者及びこれと同等以上の学識経験を有すると認定された者に交付されることになっていますが、現状、試験の内容は必要実務とかけ離れた難解なものであるため、合格者の確保に大変苦労しているという...全文を見る
○木下委員 前向きな検討をどうぞよろしくお願いいたします。  次に、製鉄所においては、エネルギー使用の節減を目的とした小規模な省エネルギー発電、廃エネルギーを回収利用したような発電、こういった設備が数多く施設され、今後ますます増加することが予想されています。これらの発電設備の主...全文を見る
○木下委員 それでは、どうぞよろしく御検討をお願いいたします。  時間も大分迫ってまいりましたが、最後に、先ほど一度問題になりましたデータ通信の問題について、その中身について質問させていただきたいと思います。  郵政省はVAN業について、付加価値通信業に関する特別立法の措置を...全文を見る
○木下委員 中途コンピューターでのメッセージスイッチングを共同使用の場合に認め、また他人使用でも同様のこととするとされていますが、メッセージ交換の定義をどのようにするのか。またどこで書くのかという点。  それから、中小企業者のために他人使用の規制を特に緩め、一定の条件のもとに、...全文を見る
○木下委員 時間がありませんから最後に、こういう今回の改正案で述べられておることは、法律改正による部分は今回のデータ通信自由化の一部分であり、ほとんどは省令改正にゆだねられていると思います。その省令改正について基本方針を伺って論じたいところでございますが、時間もありませんし、これ...全文を見る
○木下委員 三省庁間よく話し合って、意見の食い違いがないように、そして時代の要請にこたえて今後の方針と運用をされることを期待いたしております。  たくさんの省庁の方々、長時間お待たせして、時間がなくなってしまいまして大変申しわけありません。私としましては、レクチュアいただいた内...全文を見る
04月22日第96回国会 衆議院 逓信委員会 第11号
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○木下委員 本日までに多くの質疑がなされていまして、重ねて質問する部分もあろうかと存じますが、私は特に文字多重放送について、新聞との関係、特に地方紙との関係を中心にお伺いをいたしたいと思います。  まず、今回の放送法の改正に伴って政令、省令や通達でどういったことを決めているので...全文を見る
○木下委員 私たちはこうして審議しているわけですけれども、法律の通った後にいろいろと運用等で決めていくという問題がちょっと多過ぎるのではないかと思うのです。私たちは審議するとき、やはりある程度細かい部分までどういうふうにやるのだということのはっきりしたお答えをもらいながらやるのが...全文を見る
○木下委員 その耳の不自由な人たちのためというのは、そういった重要な意義があるからこそ、細かい部分まで検討を急いで円滑な運用を確認してから出発すべきであると私は考えます・こういうニューメディアに対しては前向きの姿勢で賛成のつもりでありますけれども、今後のまだ決定していない部分の運...全文を見る
○木下委員 お考えはわかりましたけれども、現在のテレビがすでに全国ネットワーク中心のシステムで行われているとき、文字多重までが安易にネットワーク化することもあり得ると思っております。文字多重放送の性格から考えて、全国ネットワーク化して地域性のない内容となることをどのように考えられ...全文を見る
○木下委員 これまでも述べましたように、文字多重放送は私たちにとってこれまでにないきめ細かな生活情報を提供してくれる非常に有効なメディアと考えます。ところが、これを行うには、たとえば第三者企業として行うには、放送会社の施設を利用するための同意書が必要となっております。もし放送局側...全文を見る
○木下委員 話し合いでスムーズにいくのが望ましいし、そうでない場合を想定する必要はないかもしれませんが、そこまで考えなければならないほど死活問題として考えている者もいるということをわかっていただきたいと思い、発言をいたした次第でございます。  現在のところ、文字多重放送はパター...全文を見る
○木下委員 パターン方式の情報容量は現在でも決して十分とは言えません。この方式を使って実用化した場合の第三者企業としての経営基盤はどのようなものとなるのか。コマーシャルを入れたり、情報提供料を取ったりするなどして収入を図るわけだと思いますが、設備資金で一億を超える投資をした場合、...全文を見る
○木下委員 文字多重放送が私たちにとって非常に有用なメディアであるだけに、これが経営上成り立たないということで将来たなざらしになるようなことがないようにと考えております。慎重にすべきではなかったかと思います。  次に、文字多重放送は、将来を考えると、電波新聞の可能性があるとは新...全文を見る
○木下委員 そういうふうに新聞というものの存在を将来考えていただけるというのは大変ありがたいと思いますが、いま新聞というふうに一言で言っても、全国紙と地方紙というのはまたその存在が違うという点も十分認識していただきたいと思っております。  文字多重は、このように私たちの生活に深...全文を見る
○木下委員 大臣、大変恐れ入りますが、私が大臣にお聞きしたのは、大臣に就任されてこの文字放送についての新聞記事を見ましたときに、たしか新聞界との話も大体進んでいるというようなお認識の発言をなされておりまして、そのときすでに、新聞といってもいろいろあって、大変な疑問を発言していると...全文を見る
○木下委員 時間が参りましたので、この文字多重放送についてもまた今後出てくる新しいメディアに関しても、国民の要望を中心に広い層の意見を入れて実用化に向かわれますことを期待いたしまして、私の質問を終わります。
04月23日第96回国会 衆議院 環境委員会 第8号
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○木下委員 それでは、質問させていただきます。  まず最初に、この社会党提案のアセスメント法案の目的をお尋ねいたしたいと思います。
○木下委員 この一条が目的であろうと思いますが、手短に言うと、開発事業を規制すること、それによって良好な環境を確保しようとするのが目的である、こういうふうに受けとめております。この「良好な環境」は、法案の第二条第三項にありますように、環境保全基本法で定義することになっているようで...全文を見る
○木下委員 良好な環境が至上の最高の目的のように言われて、その良好な環境の条件の一つとして、かつて社会党が提案したことのある環境保全基本法案によると、「国民の健康で文化的な生活を営むために必要でかつ充分な公共的な施設が整備されていること。」こういうふうにその条件にそれがあって、そ...全文を見る
○木下委員 先生おっしゃることはわかるのですが、そういうすばらしいものがあって本当に神が下すのに近いような判断でやってくれれば、それにこしたことはありません。しかし、どんなものでも人間がやるのですから、そんなことはあり得ない。一歩でも近づくように、できるだけみんなの気持ちを酌みな...全文を見る
○木下委員 話はあちこちになりますが、首相が任命する形の委員会だからいい、権限は別じゃない、そういう複雑な形をいろいろとされても、いまちゃんと国民の選挙等を通じて議員が出てきて、そういう中で議会で決めてやっている。それぞれの市町村長さんもみんなちゃんとそういった住民というか国民、...全文を見る
○木下委員 いろいろ言いましたけれども、あれは私の考えを述べたので、質問じゃないのです。私の方としてはこういうふうに考えているということでございましたので、質問としましては、社会党案の中では県知事、市町村長の意見をどこでどういうふうにきちっと聞いていくという、そういうシステムにな...全文を見る
○木下委員 なかなか論議がすれ違いになってどうしようもないという感じも受けるのですが、続けて質問させていただきます。  調査、予測、評価をするときの指針というか、チェックポイントが明らかでないように思うのですが、環境に関する科学的知見についてどういうふうな考え方を持っておられる...全文を見る
○木下委員 先生おっしゃるとおりに、多数の横暴というものはときどき目に余ることもございますから、そのとおりでございます。しかし、議会制民主主義でやっていこうというのは、最終的に意見が合わなかったときは数でやろう、最大多数の最大幸福を目指して進むという姿勢、これはどうしようもない姿...全文を見る
○木下委員 土井先生、いま数じゃないと言う。しかし、何かを決定していかなければならないとき、それでは、先生、数でなくて何でそれは決めるのですか。科学的なものであったりいろいろするでしょうけれども、その科学的なものが正しい正しくないというのは最終的に何でお決めになるわけですか。
○木下委員 その合議は、最終的にどうするんですか。数ではなくて何なんですか。
○木下委員 私は、先生の考えていることが理解できないわけじゃないのです。ただ、そういった形で理想的に片づいてくれればあらゆるものは問題ないのですけれども、やはり科学的知見ということもありますが、科学的にもいろいろな考えもあるでしょうし、特に科学者で同じことに対する考えの違う人もた...全文を見る
○木下委員 先ほどからいろいろと話してきまして、きわめて慎重な住民参加を定めておるようでございまして、直接民主制的色合いが感じられるわけですが、直接民主制と間接民主制について社会党としてどういう御認識をお持ちなのかをお尋ねいたしたいと思います。
○木下委員 土井先生、そういう考えは全く私も同感なんです。また、環境問題も当然そうあらなければならないと思います。けれども、それにこだわって、そこだけに集中して、そこで時間がとまってしまうような形じゃ全体が動かなくなる、そういった意味で、いまの議会で全体を見回しながら、そこはそこ...全文を見る
○木下委員 そういう考えのもとに両方がやる、法律と条例が重複して環境影響評価の手続を定められるとすると、事業者にとって同様の手続を二度することになって大変な負担であろうと思いますし、また、条例によるアセスの結果と法律による委員会のアセスの結果が違った場合どうなるのかというような問...全文を見る
○木下委員 もう時間も来ましたので、最後に、社会党案に対しての質問といたしましては、アセスメント法案は、その目的、評価機関の位置づけ、費用負担、許認可権の調整、委員の構成など、いろいろな重要事項がすべて別の法律で定めることとなっておりますが、この別の法律は、いつ、また幾つぐらいこ...全文を見る
○木下委員 それでは、最後に、長官の方から、この社会党案に対する御感想なりお考えなりをお伺いいたしたいと思います。
○木下委員 私は、社会党案に対しましては、法案審議に当たっての重要事項がすべて別の法律で定めることになっており、しかも、それ以外の事項だけでも、いままでいろいろお尋ねし、指摘いたしましたように、問題点が多い、実現が困難な法案ではないかと申し上げ、民社党を代表しての質問を終わりたい...全文を見る
07月29日第96回国会 衆議院 内閣委員会 第19号
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○木下委員 私は、民社党を代表しまして、本日の議題であります防衛二法に関連して、幾つかの問題について質問をいたします。  まず最初に、このたびの長崎県を中心に九州北西部にかつてない大きな被害をもたらした集中豪雨によってとうとい生命を亡くされた方々の御冥福をお祈り申し上げますと同...全文を見る
○木下委員 私は大分の出身で、大分も大変大きな被害を受けているわけですが、大分の被害についても把握しておられますか。
○木下委員 以上お聞きいたしましたような大変な被害でございますが、対策についてはどういうふうになさっておられますか。
○木下委員 これからだんだんはっきりして、いろんな対策もまたはっきりしてくると思いますけれども、まずとりあえず激甚災害の指定をぜひしてほしいという声があるのでございますが、この点はどういうふうな見通しを持っておられますか。
○木下委員 農林関係や土木の関係についても希望が出ておりますので、今後ともよろしく御検討をお願いいたします。  農林省にお聞きいたしますが、天災融資法の発動を望む声が強いわけですが、これはどういうふうに考えておられますか。
○木下委員 早急によろしくお願いいたします。  農林省に続けてお尋ねいたしますが、やはり希望といたしまして、農地等の災害復旧事業に係わる国庫資金の利子軽減をお願いしたいという要望が出ておるようでございますが、どのようにお考えでしょうか。
○木下委員 農業を取り巻く情勢は非常に厳しくて、特に多額の借金を抱えておる農家が非常に多いわけです。そういったところは、その上に追い打ちをかけられたようなこういう災害に遭って、これを復旧されるためにはお金を借りなければならない、その金利は四・六ではまだまだ不十分で、できれば三・五...全文を見る
○木下委員 ありがとうございます。どうぞよろしくお願いします。  この災害について、先ほども述べましたが、自衛隊が救助活動に出動されておる。各地では非常に助かって、ありがたいと思っていると思いますけれども、通常の勤務としてやられておる。一体これはどういうふうな基準で、どういう形...全文を見る
○木下委員 その知事さんと相談する、その相談される側の決定する側は、どういったところのどなたがするわけですか。
○木下委員 こういう話をお聞きいたしましたのも、私の方の地元の新聞で、ちょっと読んでみます。そんな大きな記事じゃないのですけれども、「自衛隊顔見せだけ 大水害に見舞われた竹田市内の復旧作業の応援に二十五日、陸上自衛隊湯布院駐屯地一一二特科大隊の隊員約八十人がトラック十数台でかけつ...全文を見る
○木下委員 現場にいた人にどんな感じだったかというのを聞きましたら、朝自分は七時過ぎに行ったら、もうやっていた。大変御苦労だからひとつジュースでもみんなで出そうじゃないか。あの被災の中でもそういったねぎらいの心をもってジュースを持っていったら、もういなかった、こういう感じなんです...全文を見る
○木下委員 いつまでもあれしてもあれですから、最後にもう一問だけ。  要請があって出動するということですけれども、災害、特にこういうふうな一度災害がありますね。そうするとその後、またいま台風も近づいているようですけれども、二次的な大きな被害になる可能性もある、こういったものが予...全文を見る
○木下委員 たくさんの地でいろいろな要請が来れば、当然その調整がいろいろ大変だと思いますし、駐屯しているというようなところがその近くにあれば要請も来るでしょうけれども、離れているところもあったりいろいろございまして、大変でしょうけれども、国民全体を守るという立場の自衛隊でございま...全文を見る
○木下委員 この二つ以外というか、それ以前からそういった問題の漏洩があったのではないかというふうに言われているわけですが、そういった点についての調査はどうなっておりますでしょうか。
○木下委員 その供述の内容に従った調査のようなものは、もう検察庁の方に任せっきりですか。自衛隊の内部ではやらないのですか。
○木下委員 その現在わかっている報告はいただけませんか。
○木下委員 じゃ、検察庁の方の捜査への協力というのは十分できているわけですか。
○木下委員 大体その報告等ができるようになるのはいつごろの見通しでございますか。少なくとも、完全決着でなくても、中間の報告ができるようになる時点はいつごろでございますか。
○木下委員 その逮捕された人間はロッカーをあけて窃盗して問題を取っているわけですが、そのほかにも、この問題と一緒のような形で出てきた、何といいますか、一つの例で言いますと、前の日に隊で模擬試験が行われたが、次の日、本番でそっくり同じ問題が出た、満点を取るとかえって不審に思われると...全文を見る
○木下委員 それの方は、四十日の期限とかそんなもの関係なしに、できるだけ早くまとめて御報告をいただきたいと思うのですが、そっちの方の報告はいつごろいただけるでしょうか。
○木下委員 もうすでに相当進んでおるのですが、この問題もやはり相当はっきりした問題となって処分者等が出、責任者が出るような状況にいまあるのですか。まだそれも何もお答えできませんか。
○木下委員 それじゃ、最初の稲場を中心として行われた現在起訴されつつある問題についてお聞きします。自衛隊としての処分はどんなふうにするのでしょうか。
○木下委員 その保釈中の人を身分を休職のままにしてまたもう一度隊の中で追及するという話を聞きまして、ちょっと、どんな追及のされ方をするのかな、いま国会での証言法の改正とかいろいろ人権的な問題も出ておりますけれども、少し疑問に感ずる点もあります。また機会があればお聞かせ願いたいと思...全文を見る
○木下委員 何もかも検討で、その原因をどう考えるかの検討か、出てきたものをどう発表しようと検討しておるのか、何かちょっと疑わしくなるような感じですね。原因について考えられることは、それは別にこんなものをこれ一つでそれが原因とか私どもも思っていないし、諸悪の根源みたいに、何か一つ出...全文を見る
○木下委員 長官のそのお言葉だけを聞いていると、それはそのとおりのことをおっしゃっているわけですけれども、現実にどうしていいかわからないような無念さを、どうぞこの問題の解決に向けてそちらにぶつけていただきたいと思います。  しかし、いま聞きましたら、原因はちょっと思い当たらない...全文を見る
○木下委員 原因についてその猶予をと言いますけれども、私は、こんな問題というのは、これだけの問題が出て原因が思い当たらないというのはちょっと想像がつきませんね。真の原因、本当に最終的に何だったか、これ一つだとそこまでしぼるのは問題でしょうけれども、受験した人がお金を払ってでもその...全文を見る
○木下委員 長官のお考えは拝聴いたしました。  当局の方で先ほどの中に、原因らしいものは思い当たらないという表現でしか私には聞こえなかったのですが、もう一度考えられる原因についてお答えいただけますか。  それともう一つ、先ほどそんなに停年も変わるわけじゃなし、待遇も変わるわけ...全文を見る
○木下委員 幾つか言いたい点があります。いまの話ではっきりしてきました。そこの試験で准尉と三尉ですか、これには大して待遇に差がない。だけれども、この試験自体は三尉から二、一とずっと上に上がれる一つの試験でしょう。だから、この試験を越えないことにはそれ以上には上がれないわけだから、...全文を見る
○木下委員 どうも話の中身がなかなかかみ合わないのですが、別に競争が激しいことが原因だと私は思っていないのです。何ぼ激しくたって、激しい試験もあるし、いろいろあると思います。特にこういう、軍隊とは言わないにしても自衛隊という組織ですから、その中の幹部の試験が幾ら厳正で、またものす...全文を見る
○木下委員 私もテレビで見ていたのですが、取材に行った人がマイクを出して自衛隊の一般の方にどう思うかという質問をしているようなところに、仕事中ですからとかいって全く取り合わない雰囲気なんです。これは身内意識でみんなそういうふうになるのか、仮にもしかしたら本当に仕事中でだめだったの...全文を見る
○木下委員 シビリアンコントロールという意味で国防会議に付議した。付議したら、シビリアンコントロールという考え方からすれば、そこで了承されればもう参考資料じゃなくなる、コントロールが効いてくる、こういうふうに思うのですが、シビリアンコントロール、コントロールするというのは、どちら...全文を見る
○木下委員 その一歩も二歩も前進という言い方をすると、コントロールがないものと考えた上で、ないものと考えて少しずつコントロールしようというのなら、それは一歩も二歩も前進ですよ。でも、シビリアンコントロールするということ、それが確立されているということが前提という見方から見たら、こ...全文を見る
○木下委員 その了承というものの意味がちょっとわからないんですね。二通りにとれますよ。報告して、その内容をそれでよしと認めたという了承なのか。報告したこと自体を聞いたということをはっきりさせたという了承か。これはどういうことですか。
○木下委員 その防衛庁の考えを了承したということですね。報告を了承したのじゃなくて、報告したこと自体をじゃなくて、防衛庁のこういう考えを了承した。国防会議は防衛庁の考えを了承した。防衛庁のその考えを了承したということは、やはり決定じゃないですか。政府がそういうふうに決定したという...全文を見る
○木下委員 その辺がシビリアンコントロールに大きくかかわってくると思うのですが、防衛庁の内部の資料であるということを国防会議が認めた、しかしこれは政府の決定ではないんだ。政府の決定ではない防衛庁の何かを、政府の決定ではないけれども国防会議が認める、こういう形でいろんなものが存在し...全文を見る
○木下委員 納得がいきません。そういうふうな考え方で、その防衛庁の内部資料であるものを国防会議に付せと追及し、また進言してきたわけではないと思います。これを防衛庁の内部の一部の人たちが、どちらかと言うと業務の上とは言いながら有志の人たちがそういう検討をしている。それを、一部でせず...全文を見る
○木下委員 その私どもという言い方をされて、この防衛庁の中の人間、私がそういうふうに考えているというなら結構ですよ、だけれども、私どもと言って防衛庁全体を指したときに、その防衛庁全体が政府と別の考えでそれぞれ存在しているという、これは長官御本人はどうなるんですか。長官御本人は、私...全文を見る
○木下委員 シビリアンコントロールが効いているという感覚で見るならば、これは当然もう政府の決定事項じゃないですか。ですから、あいまいにせずに、決定として国民の前に明らかにされた方がいいんじゃないですか。
○木下委員 そういう考えでおっても、どうかな、すべて国民の皆さんにはわかりにくいし、特に対外的にもそういう差のようなものがわかっていただけるでしょうか。私は全然わからないのですけれども。  八月末にはハワイ会議が予定されていると私は聞いております。このハワイ会談で、当然この五六...全文を見る
○木下委員 その従来からずっと同じものだと説明していても、米の側から眺めたら、国防会議で報告を了承されたということですね、これで従来と同じものというふうに思えというのが無理だと思います。アメリカから、逆の側から眺めたときに、理解できるような内容なんですか、これ。日本語に十分通じた...全文を見る
○木下委員 説明するというこちら側の姿勢は結構ですけれども、理解できるかどうか。理解できなかったときにどういう誤解が生じてくるのか、こういう考え方が私は要ると思います。国際社会の中で当然理解され得る範囲で行動しないと、日本の中だけでは本当の理解じゃないのですよ。私もこれ以上つつけ...全文を見る
○木下委員 それは、折衝した担当の方とアメリカのあれだけの国民というのは、別だと思います。いまアメリカの国民の間にいろいろな感情がありいろいろな考え方があり、それが大変な誤解に基づくものであっても、日本に対しては大きな政治的圧力となって戻ってくるわけでしょう。私はいまの考えを聞く...全文を見る
○木下委員 意識的にそういうふうにするとは思ってもおりません。しかし、そうアメリカにとられても仕方がないという姿勢でやられるのではないかと思っているわけです。  国民に対して本当のことを言うというのが私たち一番重要な時期であろうかと思います。いま私も選挙区でいろんな人と話をしま...全文を見る
○木下委員 六十二年度は調達ベースで、完全な取得はもう少し先になると言いますけれども、中業完成時といえばそういう取得が完全にできてそういう水準が達成されるわけですが、このときに、報告書を読ませていただきますと、表現としてはいろいろありますが、「ほぼ達成の域に到達していると評価され...全文を見る
○木下委員 その水準の達成というのは別表の数字合わせのようなかっこうでの達成、それも達成していないというのはいまわかりましたけれども、そのほかに一応数字の上では船はあるようなかっこうだけれども中の武器等は整備されていない、それでも一応達成。この不足は中には数えずにやろうということ...全文を見る
○木下委員 どうしてそういう不足なままにしたのか、疑問を感じるわけです。もともと五六中業は大綱達成というのが目標だった。それが大綱達成できないというのがわかっている形でこういうふうに五六中業をつくり上げた。これはどういう考え方によるのでしょうか。
○木下委員 それで、いまのお答えの中から二つほどお聞きしたいのですが、まずお聞きしますと、中業では大綱は達成できないということがわかった五六中業の計画をつくったということは、これは大綱の達成を先に延ばしたということですか、それとも大綱を見直したということですか。
○木下委員 ということは、大綱の達成の時期が延びた。最初は六十二年度ですか、これまでにということで考えていた、これが延びたということですね。ところが、六十二年度までのこの間に、最初に考えていた脅威以上にいろいろな情勢が厳しくなったという客観情勢を主張されていると思いますね。そうい...全文を見る
○木下委員 そんなに長い先でないという表現は、何年とかどのくらいとかいう表現で御発言はできませんか。
○木下委員 では確認をいたします。  不足のままで五六中業をつくった。これは予算的な意味がある、GNP一%を超すと困る、だから計画としては一%を超さないで済むようなつじつま合わせをしてつくった、こういうふうに思えるわけですね。ということは、現時点で大綱達成よりも一%内という決定...全文を見る
○木下委員 あっちをつつけばこっちに逃げ、こっちをつつけばあっちに逃げるようなことはやめてもらいたいのですよ。やはり両方目標であった。大綱の達成も、一%内でやるということも、両方とも決定で進んでいた。やれる間はいいです。やれなくなったら二者択一、どちらを優先するかです。だからこの...全文を見る
○木下委員 もうそれはそのとおりで、こういう意識があってつくったのじゃないと幾ら言っても、これほどぎりぎりまではつくれないだろうと思っております。しかし、苦労したと言われるけれども、一応大綱に不足するということを承知の上でつくった。達成が眼目でありながら達成できないということを承...全文を見る
○木下委員 それではお伺いいたします。  このたびできた中業、この中業の達成ということがこれからの目標になると思うのです。その中業の達成と一%内の決定を守っていくということ、これは今後どう考えるわけですか。
○木下委員 長官、どういうふうにお考えですか。一%を超えるという可能性が非常に強いと言われているこの五六中業ですね。この五六中業の達成と一%と、どちらが優先するというふうにお考えですか。
○木下委員 しかし、一%を中業が超えない計画であるというのは、経済成長率を五・一%に見ているとか、ずいぶん先ほど自画自賛されたように限界まで検討された結果、逆に言うともう何もかにもがうまくいって最小で済んだときだという感じでつくっておられる。ということは、国民の目から眺めてみたと...全文を見る
○木下委員 超えるか超えないかの判断はいまつかない、結構です。しかし、可能性が非常に高い中で、じゃ超えるときが来たらどうするのかという論議を逃げることはないと思います。いましなければこれはいつするかということになりますから、ぜひその点についてもう少し率直な考えを聞かせていただきた...全文を見る
○木下委員 可能性があるかないかはいま言う必要はありません。それは将来のことですから、未確定で結構です。だからといって、可能性が強いということは認めておられると思うのですが、必ず超えることはなくてもこれだけ可能性が強いと認めておられる中で、そのときどうするのかというのをいま聞くの...全文を見る
○木下委員 改めて検討される。それはGNP一%を超えるというのが確実になったとき、検討して決定するのですか。
○木下委員 その当面一%以内という表現は、守れる間だけ守るのだというふうにもとれますね。ところが、今度の中業を計画するときにはこれは相当に重要視をされて、達成を部分的には少し送ってまでも一%に合うようにしている。こんな時期にいままだそういう言い方をしているというのは、国民に対して...全文を見る
○木下委員 非常にあいまいで、そういう考え方をいまのこの時点になってまだ話し続けているということに国民が理解を示すと私は考えられません。もっと率直にいろいろな考え方をされたらいいと思うのです。特に、二つの問題がどちらが優先ということはない、どちらも大事だ、けれども、二者択一のとき...全文を見る
○木下委員 閣議決定の重みというのは、その時点における重みだと思います。そうじゃなくて、根拠というのは、何かそのときの根拠の状況とまた変化があったのかないのか、これは別にしても、根拠は根拠ですから、そういうものがはっきりしない。その時点での閣議の重みだけでこんな重大な問題がいつま...全文を見る
○木下委員 国民の理解できるような合理的な根拠はないというふうにとれるのですが、結局閣議決定であるということだけの重みしかこの二つの壁というものにはない、国民はそう理解していいのですか。
○木下委員 政治ですから、閣議決定、そういったものが重要な壁となっていろいろなものが決定されていく。それはそれで一つの政治のあり方ですけれども、国民の目から見たときには、そういう決定が大事だからどうこうというのじゃなくて、なぜその決定に至ったか、その過程がいまもなお生きているかど...全文を見る
○木下委員 限定小規模なものに対応できるということです。限定小規模なものというのは具体的にどんなものであり、それに対して、これだけの装備でどういう形の限定的なそういう小規模の争いの中に対応できるように考えているか、もうちょっと明らかにできるものがあるならしてください。     ...全文を見る
○木下委員 そういう考えでやられておるということだけはわかりましたけれども、国民は、そういう考えでは、一体具体的にどういうことが起こったときにどう対処してくれるんだろう、こういったことは全くイメージとして浮かばないわけです。この全くイメージの浮かばないものにこれだけいろいろ経済的...全文を見る
○木下委員 海上保安庁の方にもおいでいただいて少しお聞きしたかったのですが、もう時間もありませんので、情報システム、中央指揮システムとかSFシステム等々、連動させて考えるような面に海上保安庁との関係もあると思いますので、どうかそういった統合的な運用を考えていっていただきたいと思い...全文を見る
○木下委員 きょうの報道では、自民党の安全保障調査会もそういった有事法令の作成作業を開始することを決めたというようなことを報道されておりまして、どういう形にしろ、いろいろな意味でこの問題は大変重要な問題となってくると思います。どうか、作業等が進みました中で報告いただけるものがあり...全文を見る
08月10日第96回国会 衆議院 環境委員会 第12号
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○木下委員 環境行政の重要性は今日ますます増大していると思いますが、一方で後退しているんではないかという声も聞こえます。こういった声は、むしろ環境行政に対する激励であろうと私は思っておりますが、湖沼法案の問題にしても、なかなか国会に提出できないし、地盤沈下の防止法案の問題にしても...全文を見る
○木下委員 その後退か前進かということですが、大臣、何もなかったところに少しでもできていけば、それは前進だ、いささかも後退ではないと言われますけれども、やはりそういった後退じゃないかという声は、期待ですね、その期待の大きさに対して後退している、もっとこんなふうに進んでいいんじゃな...全文を見る
○木下委員 そういうふうに政府部内でまとまらない、なかなか先へ進まない状態を後退しているんじゃないかととらえておるわけですから、、骨抜きになったり、日の目を見なかったりということに国民が非常な疑問を持っておりますから、疑問にこたえるようにどうかやっていただきたいと思います。  ...全文を見る
○木下委員 そういう基本理念であると、いま通産の考えをお聞きしたわけですが、環境庁はどうですか。こういった環境問題に対する基本理念に食い違いがあるのですか、基本的には同じですか。
○木下委員 基本理念は変わらなくて、対応で差が出るという感じでとらえておられますけれども、私は、基本的な考え方が統一してくれば、いずれ先でどんな手法の違う問題が起こっても、解決の道があると思います。ですから、このアセスメント法案の本当の目的というのは、そういった何か食い違いが起こ...全文を見る
○木下委員 私の方が今後どうするかお聞きしたいのは、この法案との関係なんです。行政指導でいつまでもやっていこうとするつもりなのか、それともやはり法律でやることの方が望ましいと考えておられるのか、こういうことが聞きたいのです。今回外れたそれなりの理由もあると思います。考えておること...全文を見る
○木下委員 現在の状況ですね、それと、いまいかに電源立地が大切か、こういった問題については国民も相当の理解があるし、私どもとしてもそのとおりに思っています。しかし、今回の法律をつくろうとしたその目的を考えるときに、どうでしょうか、発電所が入れるような法律をつくるというのがやはり当...全文を見る
○木下委員 環境庁の方は、理想として、すべてに通用するようなアセスメント法案であるべきだし、そのために、電力の方の事情で入れないんなら、そちらの事情が許すようになれば入ればいいし、法律の方も、もっと電力まで含める法律というものが、今後のこの実施の中でいろいろ改正等が出てくれば入れ...全文を見る
○木下委員 では、当面の判断であるというふうにお聞きいたしておきます。  この環境アセスメントについては、昭和四十七年の閣議了解に基づいて実施されるようになって以降、建設省所管の事業、整備五新幹線、さらには発電所について、行政通達によりアセスメントの手続等が定められ、実績も積み...全文を見る
○木下委員 電力も十分なアセスメントをいままでもずっとやってきているわけですね。そういうものの積み重ねの中からこの法案が出てきて、いま審議しているわけですけれども、そのときに電力が外れた、そういった中で、はっきりとした基準でこれが外れたというんならわかりますけれども、取り巻く状況...全文を見る
○木下委員 何でもいいからとは申しませんけれども、まず法律があるがいい。これを優先して、いろんなことよりも、いろんなそういう不備よりも、法律をつくることを優先したように、どちらを優先するかというのが私は基本理念だと思うのです。基本理念がなければ、どちらを優先するかできない。そのと...全文を見る
○木下委員 電力の問題中井先生も十分なさいましたし、いつまでやっても切りがありませんから、次に移りたいと思います。  環境アセスメントをめぐる問題として、環境に対する価値観が各省、地方ごとに差があるというようなこともあって、アセスメントの手続をどうするかという問題について各省、...全文を見る
○木下委員 この法案が成立して、それに従ってアセスメントを行うときに、住民の声の参加、意見はどんなふうにするのかとか、幾つかそういった現在食い違いのままの手続で残っている問題がまだあるでしょう。こういったものは一体どういうふうに調整をしていくのですか。
○木下委員 私の申し上げたいのは、住民の意見の参加という点についても、まだまだ一つの何かの法律をつくって、それでやっていたら、それが前例となってみんなが納得するという状況まで来ているように思えない。もっと根本的な問題で意見の食い違いが、国民の合意ができないままやっているのじゃない...全文を見る
○木下委員 訴訟でどのくらいおくれるかという問題は、また後で質問するといたしまして、通産にお聞きいたしたいと思います。  発電所は今回対象になっていませんけれども、これまでの議論ではいろいろなされたと思いますから、御質問いたしますが、発電所を法律の対象とした場合に、訴訟件数にど...全文を見る
○木下委員 最もそういった訴訟等で最終的に問題になるのは、どうやれば現実に手続が終了することができるのか、無制限に際限なく期間を要するようなことになるのじゃないか、こういったことが問題と思います。この法案では、準備書が作成されてから事業の実施に至る手続に要する期間について、どうい...全文を見る
○木下委員 その問題で二つほど私は聞いてみたいのです。その一つは、その前に訴訟のことを申しましたけれども、いろんな手続上に瑕疵があったとか、そういった問題まで裁判に持ち込んでストップさせよう、こういうふうな訴訟が戦術的に出てきた場合に、やはり際限なく無制限に期間を要するようになっ...全文を見る
○木下委員 もう予鈴が鳴りましたから、あれするのですが、ひとつ通産省、いまのこの点について、一体どう考えておるのかお聞かせいただきたい。手続の瑕疵等を通じて、無制限に期間を要するようになるんじゃないかという私の考えに、いま環境庁答えられました。そういった環境庁の考えについてお答え...全文を見る
○木下委員 時間が来ましたから、またもっとゆっくり詰めたいところがたくさん残りましたけれども、このくらいに質問がなるわけですが、この期間の問題について私が一つ申し上げたいのは、期間を決めればそれで自然に先へ進んでいくのだという考えでしょうけれども、最終的に住民の理解をもらうという...全文を見る
10月14日第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第26号
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○木下委員 それでは、まず最初に、輸入自由化、枠拡大についてお聞きいたしたいと思います。  近々に日米農産物交渉が本格化されると聞いておるのですが、この問題に対して政府のお考えをお聞きいたしたいと思います。  私は、日米交渉の基本的視点は日米双方の農業の発展に置かなければなら...全文を見る
○木下委員 そういうふうに考えたときに、米国のいまの真意みたいなものがどういうところにあるのか、余りはっきりしない面もあるのです。ある意味では選挙のためにそういったゼスチュアが必要ではなかったかとか、そういった声も聞かれますけれども、私は、米国というのは非常に合理的な国民の国だと...全文を見る
○木下委員 その備蓄機構のむずかしさについては、相当長い目で見なければできないということは私も理解しておりますが、最初に申し上げました米国産農産物を発展途上国の経済援助に使う、こういった問題は大臣から前向きな御答弁をいまいただきましたけれども、早速近々の会議の中に具体的にそんなも...全文を見る
○木下委員 それでは、この問題の最後に、確認の意味もありまして、日本の輸入自由化はしない、枠の拡大もしない、こういうのは、経済的安全保障の観点から、わが国の農業が国際競争に耐えるようになるまでの間はしないのだ、こういった点を明確にするべきじゃないかと思うのですが、どうお考えですか...全文を見る
○木下委員 対米交渉に臨む御決意をお聞きいたしまして、安心いたしました。ありがとうございます。  それでは、畑作物価格等について御質問をいたしたいと思います。  食糧の総合的自給率の向上を農政の基本目標に置いて、中でも大豆などの戦略作物が重視されてきていると思いますが、価格支...全文を見る
○木下委員 その構造改善等についてはまた後ほど触れますけれども、特に大豆、これは日本人の食生活に本当にこれほど密接なものはないと思います。また、そういった意味で、戦略物資とかいろいろ言う以前に、食糧安全保障とかそういった目で眺めたときに、大豆の日本人との大変深い関係というものを十...全文を見る
○木下委員 現状はそういうことでしょうけれども、生産性向上による修正をどのくらいにするのかというのは、本来ならば生産性の向上が本当にどれだけあったのかという純粋な数字の上の論議で、それを踏まえてそのほかのしんしゃくすべきものはまたほかの事情で入れなければならない。それが一緒になっ...全文を見る
○木下委員 そういったいろんな点の財政的裏づけというのは、どういうふうに考えておりますか。
○木下委員 長期的展望のある、一貫性のある農政をお願いいたしたいと思います。  大豆の生産拡大には、優良品種の研究開発、栽培技術の改良普及など技術革新が課題であると考えますが、現在の試験研究体制において、大豆についてのスタッフ、予算はどれくらい確保されているのか、現状と今後の見...全文を見る
○木下委員 じみなようで大変効果の大きい問題だと思っております。特に財政事情の厳しい中で、こういったところには重点的に力を注いでいただきたいと思います。  時間もありませんので、あと一つ、そういった畑作物の振興のかぎの一つがその研究開発体制の整備であると思いますが、その一つの方...全文を見る
○木下委員 技術研究というのは、品種の改良や、それからほかにも、でん粉工場排水処理施設等で悪臭があるとか、省エネルギー型でやるんだとか、また、別にはシスト線虫の蔓延を防ぐための防除問題とか、いろんなことがありますので、どうか十分な技術革新を目指してやっていただきたいと思います。そ...全文を見る
12月17日第97回国会 衆議院 本会議 第7号
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○木下敬之助君 私は、民社党・国民連合を代表いたしまして、ただいま議題となっております昭和五十七年度一般会計補正予算及び同特別会計補正予算に対し、一括して反対の討論を行うものであります。(拍手)  わが国経済は、昨年度、七年ぶりの低成長に陥ったわけでありますが、これは、世界不況...全文を見る
12月17日第97回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○木下委員 私は、民社党・国民連合を代表いたしまして、ただいま議題となっております昭和五十七年一般会計補正予算及び同特別会計補正予算に対し、一括して反対の討論を行うものであります。  わが国経済は、昨年度、七年ぶりの低成長に陥ったわけでありますが、これは世界不況の余波による側面...全文を見る