木下敬之助

きのしたけいのすけ



当選回数回

木下敬之助の1984年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第101回国会 衆議院 本会議 第6号
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○木下敬之助君 私は、民社党・国民連合を代表して、ただいま議題となっております昭和五十八年度補正予算二案に対し、反対の討論を行うものであります。(拍手)  我が国経済は、ようやく景気回復の方向にあるとはいうものの、中小企業を中心とする企業倒産は、昨年は前年比一一・八%増の一万九...全文を見る
02月22日第101回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○木下委員 私は、民社党・国民連合を代表して、ただいま議題となっております昭和五十八年度補正予算二案に対し、反対の討論を行うものであります。  我が国経済はようやく景気回復の方向に向かいつつあるとはいうものの、中小企業を中心とする企業倒産は、昨年は前年比一一・八%増の一万九千百...全文を見る
02月23日第101回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○木下委員 三人の公述人の皆さん方、どうも大変御苦労さまでございます。  まず、法眼公述人にお伺いいたしたいのです。  先ほど減税することに反対であるようなお話があったと思うのですが、我々は、減税は景気刺激のためにも絶対不可欠であり、また物価上昇に伴って課税所得の最低限等は自...全文を見る
○木下委員 その点、我々は、そういったふうな考え方で縮小均衡していくと、悪循環に陥っているので、これはやはり積極的にやって成功した例もあるので、積極的にやるべきじゃないかという考えでやっておるわけでございます。  せっかくの機会ですから、大田公述人、そして黒羽公述人も、この減税...全文を見る
○木下委員 どうもありがとうございました。
02月24日第101回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
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○木下委員 三人の公述人の皆さん、大変御苦労さまでございます。  私も、恐れ入りますが、小山先生に質問させていただきたいと思います。  先ほどからお話をずっと聞かしていただきましたが、その中で、四十年先現行水準を維持する、こういったようなお話があったのですが、その四十年先の現...全文を見る
○木下委員 先生、また先生ばかりの質問になって悪いのですけれども、健保、今度から自分で負担するようになる。私みたいに若くて健康であっても、もし病気になったらどうしようということを時々思います。そんな中で、我々、働いておる皆さんともいろいろな相談をする中で、今日までの日本の繁栄を築...全文を見る
○木下委員 その負担が大したことないという感覚は、私ども、やはりそうは思わない。ぎりぎりのところで、蓄えもないような状態で生活しておる方がたくさんおる。特に若い人の場合、若い人でもし病気になったときは本当に心配なんじゃないか。やはりこれ以上詰めると病気になるというところを、少しで...全文を見る
○木下委員 最初に御質問いたしましたのは、家庭で自分の親を普通に面倒を見ている人、しかし大変手がかかるので働きに行くのも相当制限されてくる。それですから、外で働いてするよりも、幾らかでも自分に援助がもらえるものなら、自分自身が外で働いているものを少なくして家庭で自分の親を直接見れ...全文を見る
○木下委員 どうもありがとうございました。終わります。
02月25日第101回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○木下委員 早速、御質問申し上げます。  総理は、昨年総選挙で多数の議席を失った後の十二月二十四日の総裁声明で、「政治倫理への取り組みについて国民に不満を与えた」と反省の弁を述べられておりますが、そのことは言うまでもなく田中問題の処理のあいまいさが国民の批判を招いたことへの自戒...全文を見る
○木下委員 総理自身も何らかの措置を制度的に確立する必要がある、何か必要だと考えたからこの協定を結んだわけでございますね。
○木下委員 自治大臣、協定の当事者でもございます新自由クラブの代表者として、自治大臣の意図はどういったものであったのか、お伺いいたしたいと思います。
○木下委員 一言でお片づけになりましたが、十八日の予算委員会でも、政治倫理を確立しなければならない、それができなければ腹を切らなければならない、こういう御発言もあったようでございますが、この一審有罪者に対する問題につきましてもその意欲で取り組まれるのか、お伺いいたしたいと思います...全文を見る
○木下委員 御自分で腹を切らなければならないという御発言があったので、そういう意欲でこの問題も取り組んでいただきたいという気持ちから確認をいたしましたので、どうぞひとつ御決意を変えないようにやっていただきたいと思います。  総理、二月十一日の本委員会での答弁でこの問題に関して、...全文を見る
○木下委員 懲罰の方の院内のことに限るというこちらの方じゃなくて、五十五条のどの問題でも持ち込んでやることができるのじゃないか。憲法上には問題ないんじゃないか。議会内主義と総理はおっしゃるけれども、議員がやめるのに議会外のことが理由であったというのはたくさんあるんじゃないか。当然...全文を見る
○木下委員 総理、どうですか。私は議会内主義というのにこだわる必要は全くないと思うのですが、総理のお考えをお聞かせください。
○木下委員 長官、一つ確認しておきますけれども、五十五条の争訟の問題ですね。行動とうこうということはなくても、行動の結果、資格に欠けるような問題があれば、外でやった問題であっても持ち込めるわけでしょう。行動がどうこうじゃなくて、その中じゃない問題であっても、資格に関係があれば。ど...全文を見る
○木下委員 いずれにしても議会内主義、これは完全なものでも何でもない、みんなで守ってきたものだというふうに思います。  続けて、いま総理からもいろいろな御答弁をいただきましたから、私の考えを申し上げます。  昭和二十五年の最高裁の判例でございますが、一審有罪者は以後、つまり次...全文を見る
○木下委員 長官、これからいろいろ詰めていったり、また後ほど無罪になったときにどうするか、そういった問題はいろいろあるでしょうけれども、憲法でやれるかやれないか、この問題に関しては、はっきり答弁してください、長官のお考えを。憲法の枠内でやれるかどうか。
○木下委員 そちらの、どういうふうな制限をつけてその後どういうふうにするかという問題じゃなくて、それはこれから相談し、いろいろ考えることであって、長官にお聞きしたいのは、どんなことをしても憲法ではだめだというのか、ちゃんとしたことをやれば憲法の中でできるのか、そのことを聞いておる...全文を見る
○木下委員 要件を見ないとできるということが言えないというのはわかりますけれども、できないというのは何も要件を見なくたって言えることは多いのですよね。ということは、できないといまおっしゃらないというのは、要件さえ満たされればできる、こういうことでございますね。
○木下委員 いつまでやっても仕方ありませんから、この問題はこれまでにしますけれども、もともと先ほども申しましたように、本来ならばみんなで、そんなことにならぬでいいように、こんな恥ずかしいことしなくていいようにする、その気持ちが欠けておる方がおるからこういう問題になるのですね。どう...全文を見る
○木下委員 日ソ関係を話し合う当面の機会として、来る三月十二、十三日に開催される第四回日ソ事務レベル協議があります。日ソ関係の改善という見地から、この会議に臨む政府の方針、並びにそこではどのような項目について協議が行われようとするのかを明らかにしていただきたいと思います。
○木下委員 ソ連政府としての最大の課題は、日本との間の貿易、経済の拡大にある、このように思いますが、この点について何らかの前進を図ることを考えておられますか。
○木下委員 そういったいろいろな問題の中で、各論として日本側が特に前進を図りたいと考えている具体的な問題がありますか。経済問題だけでなくても、日ソとの関係で。
○木下委員 今の話の中に出てきましたが、グロムイコ外務大臣とさきのアンドロポフ葬儀に出席された際にお話ししたそのときのことでございましょうが、グロムイコ外相が政治面で、二国間関係だけでなく国際政治についても互いの関係を進めていきたい、こう述べたように伝えられております。この発言は...全文を見る
○木下委員 その国際問題で話し合う中身についてちょっとお伺いいたしたいのですが、朝鮮半島問題はアジアの平和問題として極めて重要な問題であり、中曽根総理は訪中に際して中国とじっくり話し合いたい、このように言われました。この日ソ事務レベル協議でもこの朝鮮半島問題を話し合うことになると...全文を見る
○木下委員 具体的には、日本は北朝鮮が提案しております韓国、北朝鮮、米国の三者の話し合いに賛成ということですか。また、レーガン大統領が逆提案した中国を交えた四者会談の方についてどう考えているか。それとも、ソ連、日本も終局的には参加した方がよいと考えているのか、この点もお聞かせ願い...全文を見る
○木下委員 そのことは、日ソ事務レベル協議に、今のような考えで、はっきりしたものは持たずに臨む、こういうことでございますか。
○木下委員 日本としては当然中ソ関係についても聞くことになろうかと思いますが、さきに来日したコワレンコ氏は、テレビインタビューで中ソの不可侵協定復活の可能性をほのめかしておりましたが、そのような事態が起こり得る可能性があると考えますか、お伺い申し上げます。
○木下委員 ここ数年のSS20の配置を初めとする極東ソ連軍の増強はまことに著しいものがあります。この問題についてはどのように要求するつもりでしょうか。  最近、極めて異例のこととして在日ソ連大使館のミリタリーアタッシェ、ダニーロフ陸空軍武官、ウーソフ海軍武官の両氏が、米太平洋艦...全文を見る
○木下委員 ソ連の新空母ノボロシスクが北上していると伝えられていますが、同空母はソ連太平洋艦隊に配備されたと見ておりますか、お伺いいたします。
○木下委員 北上して日本海に入ってきたことは、F16三沢配置に対抗する措置として行われたことだ、こう思われますか。
○木下委員 しかし、ちょうど先ほど申しましたように、ミリタリーアタッシェが、米太平洋艦隊へのトマホーク配置や、三沢基地へのF16の配置に対してソ連は対抗する措置をとる、こう言って一連のことが行われておるのではないか、このように思われる時期ですから、ただ一連の双方の軍備計画だとは言...全文を見る
○木下委員 防衛庁長官、日本の防衛力強化に拍車をかけることになるかという点でお答えください。
○木下委員 防衛庁長官、今言われた中から、これから五九中業の策定を行うと思うのですけれども、この策定の長官指示はいつ出される御予定ですか。
○木下委員 それは、五六中業のときで申し上げますと、四月に出されて五十七年の七月二十一日に上がったわけですね、年度内に上がらずに。いまだにまだいつ出すか決めてないということは、また五九中業も年度内に上がらないということがあるということですか。
○木下委員 では、いつが決まってないのなら、大体いつごろまでにするというめどをお聞かせください。
○木下委員 その五九中業を指示して策定する、その策定に当たっての五九中業の基本的目標、五九中業では現在の五六中業に何を新たに加えるのか、新たに加えられるもの、こういったものについてお伺いいたしたいと思います。
○木下委員 五九中業も五六中業と同じように、防衛大綱の水準を達成することを基本目標とする、こういうふうに考えればよろしいですか。
○木下委員 五六中業に続く五九中業も、今言われたように防衛大綱の水準をできるだけ早く達成することを基本とする、こう言われることは、五六中業での大綱水準の達成、五六中業の完全達成をあきらめた、こういうことでございますか。
○木下委員 この五六中業の達成はできる、こう考えておられるわけですか。
○木下委員 確認させていただきますけれども、五九中業では現在の防衛大綱は見直さない、こういうことでございますか。
○木下委員 恐れ入ります、重ねて確認いたしますが、五九中業の完成時である昭和六十五年、一九九〇年まで現在の防衛大綱は見直さない、こういうことでございますか。
○木下委員 いや、八五年じゃないです。五九中業の完成時の昭和六十五年までは見直さない、五九中業は大綱を見直さないということは、五九の完成時まで見直さないということか、こういうふうにお伺いしている。
○木下委員 尽きておりますけれども、今のところというのに尽きておるわけですか、見直さないという方に尽きておるのですか。
○木下委員 五九中業は、見直さないと確認させていただきます。  総理にお伺いいたします。政府の考えはそういうことですが、一方アメリカは、二月一日に発表した国防報告において、日本が八〇年代にシーレーン防衛能力をつけるよう要請していく、こういうふうに言っております。また、昨年六月二...全文を見る
○木下委員 アメリカが防衛大綱を時代おくれのもの、こうしている。その時代おくれのものを五六で達成させる、できなければ五九まで含めて達成させる、そういう状況であって、これはアメリカの要求にこたえていないのではないか、こうお聞きいたしておるのです。
○木下委員 現在の政府の方針で、アメリカの期待しているようなシーレーン防衛能力をつけることが可能であると考えておるわけでございますか。
○木下委員 力が増すというのではなくて、シーレーン防衛ができる能力が大綱の達成でできると思っておるのか、このようにお伺いしておるわけでございます。
○木下委員 そのシーレーン防衛計画というのは、防衛大綱や五六中業のどこに盛り込まれているのか、答えてください。
○木下委員 どういう手段で、どういう方法でやるのかという具体性というものがそろそろ必要であろう、このように思いますが、具体的にどういうことをやるのがシーレーン防衛なのか、お聞かせいただけませんか。
○木下委員 今言われたようなものでシーレーン防衛ができる、こう思われておるわけですか。
○木下委員 一〇〇%できるできないという論議もあるでしょうが、現在の政府の方針では、日本がアメリカが期待しているようなシーレーン防衛能力をつけるということは不可能だ、このように思いますが、どうですか。
○木下委員 日本の防衛は、アメリカの要求もあるけれども日本独自でやる、こういうお考えを今お聞きしたのですが、総理が昨年二月八日の予算委員会において我が党の大内政審会長の質問に対して、日米の防衛戦略は同心円上にある、こういった旨の答弁をされたことは、これはどういう関係にあるのか。総...全文を見る
○木下委員 盾とやりの関係がどういうふうに同心円であるか。同心円であるといえば中心が一緒で、一緒に輪をかいておるわけですから、盾とやりというのはもう全然ばらばらの感じがいたしますが、総理、そういうふうに例えで言われるのが、前に不沈空母の発言とかたくさんのことで物議を醸しましたが、...全文を見る
○木下委員 アメリカの不信を招くことのないようにやっていただきたいと思います。  この話はやっていても時間がかかるばかりで、私の質問ももう随分できなくなってしまいました。どうしてもやらなければならない問題が残りましたので、次に進めさせていただきます。  農業問題についてお伺い...全文を見る
○木下委員 もう三月三十一日をもって現在の輸入枠を定めた現行協定が期限切れとなるわけですから、この農産物交渉は相当具体的に進んでおると思います。どこまで進んでおって、一体どういう話がなされ、今後どういうタイムスケジュールで交渉が行われ、交渉決着の時期はいつごろか、どんな形で決着す...全文を見る
○木下委員 三月二十一日で現行協定が期限切れとなったときに、その三十一日までに日米の合意ができないときは、次の合意ができるまでの間、これら牛肉やオレンジ、この輸入枠はどうなっていると、その間どういう解釈であると、政府は考えておるか、また、アメリカはどう考えておるか、これは食い違い...全文を見る
○木下委員 この問題は、やはりその辺の日米の食い違いというのが非常に重要な点だと思います。ここの食い違いがいつまでもある限り、将来にわたってこれは大問題でありますし、農家が安心して、将来展望を持ってかんきつ類やら牛肉やらその他の作物をつくることができないという状態だと思いますので...全文を見る
○木下委員 山村農水大臣、どうぞひとつよろしくお願いいたします。  次に、「むつ」の問題についてお伺いいたします。  これもちょっと一緒にしてお話し申し上げますが、この間関根浜新港が着工されたのに、いまだに実態としては政治漂流を続けている、これは大変な問題でございます。総理は...全文を見る
○木下委員 これは本当に二十一世紀を展望なさる総理なら、御自分のリーダーシップでやられるべき問題であると申し上げたいと思います。  時間がありませんけれども、あと二問だけよろしくお願いします。  一つは、石油に関連していることですが、サウジアラビアが大量のタンカー備蓄等をやっ...全文を見る
○木下委員 もう時間がありませんから。  最後に、有明鉱災害を機に、一部に国内炭二千万トン体制の見直し論議が出ておりますが、我が党は、エネルギー安全保障の観点から、二千万トン体制確立の目標は堅持すべきであると考えます。この点と、有明鉱の万全の安全対策を図るとともに一日も早く再開...全文を見る
03月12日第101回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○木下分科員 まず一番最初に、今最大課題であります日米農産物交渉についてお伺いいたしたいと思います。  いろいろな新聞報道がされておりまして、皆さん大変心配しております。三月末に決着がつくとかつかないとか、最終的には農水大臣みずから訪米されるとか、いろいろなことが言われておりま...全文を見る
○木下分科員 大臣は、「よど号」のときにお見せになりましたように、大変勇気のある方でございますから、どうぞひとつ農家のために一肌脱いでいただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。  それでは次に、内水面漁業対策についてお伺いいたします。  ダム建設によって魚が上ってい...全文を見る
○木下分科員 その種苗をつくったりいろいろしたときの魚の種類なんというのは相当もとに近い、自然に近いものが保護できるのですか。また、魚道の効果というのはどのくらいあるものなんですか。
○木下分科員 魚道がつけられれば一番いいけれども、それができないときに放流やらいろいろなことをしているけれども、しかし放流等では、自然に戻すというのは大変だと思うのですね。そんな中で何か新しい方法、八十メートルもあるようなところでも前の生態系が保護できるようなことを研究なさってい...全文を見る
○木下分科員 経済面から考えれば、漁業だけ考えれば当然そんなものだと思います。  ちょっと私の考えを申し上げてみますと、ダムをつくらなければこういった問題は起こらないのでしょうけれども、そうはいきませんで、エネルギー資源の乏しい日本にとって水力発電は大変重要なエネルギー源であり...全文を見る
○木下分科員 補償はもう済んでいるから補償という考えじゃないけれども、前向きに環境整備のためのいろいろなことはやっていきたい、そういう話だと承っておきます。補償そのものも、百五十万というのはほかのその当時のいろいろな例を見てもちょっと安過ぎるのじゃないかということで、その辺にまた...全文を見る
○木下分科員 されるのは結構だで、あなたの言われることもわかるのですけれども、まして取り組めば大変困難な問題です。私もこれは特に北川の八十メートルという高さのことやら考えれば、そんな簡単なことだと思いませんけれども、やはり前向きに前向きに前進していく必要があるし、この問題は環境庁...全文を見る
○木下分科員 大変いいヒントをいただきました。サンショウウオなんかのすばらしいものが見つかったときにはまたお願いするということにいたしたいと思います。この問題はそのくらいにさせていただきたいと思います。どうぞ各省庁、よろしくお願いいたします。お忙しいところ、ありがとうございました...全文を見る
○木下分科員 そういう状況の中で、昨年十一月に水田利用第三期対策が決定されたわけですが、それによりますと各年平均四十五万トンの在庫積み増しを行う計画となっています。昨年までの冷害による見込み違い等、既にもう十万トンしか在庫がない、こういうことを考えると、四十五万トンずつの積み増し...全文を見る
○木下分科員 そういうふうにおっしゃいますけれども、しかし、平均的に計画からどのくらい少なかったかということを見ますと、五十五年から五十八年でも七十六万トン少なくて、一番近い五十六年、七年、八年の三年間は五十五万トンですね。これはほとんど三回ともそろって五十万トン。このことを考え...全文を見る
○木下分科員 いろいろ大事なことがあるでしょう、あれも大事、これも大事。しかし、二兎を追う者一兎も得ずといいまして、特に大事なことは、万難を排してそれをするというのが大事だと思います。そんな中で、日本人の米を足らないようにはさせない、これはやはり大事をとって、後で償いのつくものな...全文を見る
03月13日第101回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○木下委員 私は、民社党・国民連合を代表し、ただいま議題となっております昭和五十九年度予算三案に対し、一括して反対の討論を行います。  我が党は、かねてより政府・自民党に対し、経済運営をこれまでの縮小均衡型から拡大均衡型へ転換するよう提唱し、その第一歩を踏み出すべく、来年度予算...全文を見る
03月29日第101回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○木下委員 総理、先日の中国訪問は大変御苦労さまでございました。日中友好の前進に大変意義があったと、私たちも高く評価いたしております。  早速質問に入りますが、福島交通問題でお伺いいたします。  これまでにも参議院等で取り上げられておりますが、この問題は政治倫理に関する重大な...全文を見る
○木下委員 次に、恐れ入りますが、安倍外務大臣にお伺いいたしたいと思います。  大臣に関しては、新聞に、安倍外務大臣に約一億円貸し付けられていることが国税当局の調べや関係者の証言で明らかになった、このような報道がなされたわけですが、これは事実ですか。金銭貸借関係があったのか、ま...全文を見る
○木下委員 恐れ入ります。借金はかつてあったけれども完済したと。いつごろ完済されたのか、ちょっとお聞きいたしたいと思うのですが、その点と、それからパーティーについて、詳細金額はと言われて今調査されておるような感じてお聞きいたしたのですが、はっきりされたらまたお教えいただけるのでし...全文を見る
○木下委員 渡部厚生大臣、お伺いいたします。  大臣は、二十四日の参議院予算委員会での、小針氏自身が渡部厚生大臣について丸抱えで面倒を見た、このように述べておられることに対する質問に答えて、第一回の選挙の応援弁士派遣等で支援を受けたが、二回目からは一切受けてない、丸抱えかどうか...全文を見る
○木下委員 竹下大蔵大臣にもお伺いいたします。  面識がおありのようにお聞きしておりますが、金銭的関係はございませんのでしょうか、お伺いいたします。
○木下委員 それでは、調査をされております国税庁にお伺いいたしたいと思います。  福島交通の関連会社の取締役に大物政治家が就任していたことがある、また、小針氏が主宰する財団には超大物政治家も名を連ねている、こういった報道もございますが、これは事実でしょうか。事実なら、実名を挙げ...全文を見る
○木下委員 そんな難しい調査でもないと思うのですが、取締役の名簿とかその財団の名前とか理事名簿とかは簡単に手に入るでしょう。それをお知らせいただけませんか。
○木下委員 簡単に手に入ると思うのですが、早速にも手配して、間に合うならすぐ出してください。(「後ほどというのはいつだ」「きょうで終わりじゃないか」と呼ぶ者あり)すぐわかるんでしょう。すぐ出してください。できるだけすぐお願いします。  続けて質問をいたしますが、使途不明金総額八...全文を見る
○木下委員 ちょっと、そういうことを聞いたんじゃないのです。そういう調査の中で、もう名前とかわかっていることがございますでしょう。いろいろな政治家の名前が挙がってきたわけでしょう。だから、関連して出てきた政治家の名前を全部おっしゃっていただきたい、こういう趣旨で私はお聞きしておる...全文を見る
○木下委員 これはどういう意味ですか、本当に。政界浄化を期待して、政治倫理には特に厳しい目を向けておられる国民に、この期待にこたえるためにも、これは出すべきじゃないですか。総理、この点、どうお考えになりますか。
○木下委員 それで国民が納得するとは全く思われません。総理自身も、政界浄化、政治倫理の問題は、これは大変な決意を持って臨むということでこの国会は始まっておりまして、さきの選挙の反省というのもその点にあるという姿勢も、総理、明確におっしゃっておりますから、これをいいかげんにすること...全文を見る
○木下委員 この問題を総理にお聞きしているのは、そういう税務の問題だけにこだわらなくて、これはだんだんたくさんの問題に発展していくと思うのですよ。それについてはこれからも質問もいたします。その中で総理は、やはり国民に対して明らかにするという姿勢を持ってやっていただきたいと思います...全文を見る
○木下委員 調査の結果が正当であった、今のはこういう調査報告であるわけですね。
○木下委員 補助金を交付されている企業は政治献金をしてはならないことに、現行法でなっておりますね。今回の場合は、福島交通不動産がトンネル会社となって事実上の脱法行為が行われているのではないか、このように思われますが、こういった疑惑が晴れない限り補助金交付をストップすべきではないか...全文を見る
○木下委員 質問通告はしておりませんが、自治大臣、大変御関心もおありと思いますので、こういった補助金をそういうトンネル会社に出しているのが、今言われたような調子でいきますと、ざる法のままで全然調査の対象でないように言われます。こういったことを自治大臣としてはどう考えられますか。
○木下委員 そういうことで、法務省に質問をいたしたいと思います。  この事件について特別背任の可能性があると見ておられるか、検察は関心を持っているか、独自に捜査する考えがあるのか、検察の考えをお伺いいたしたいと思います。
○木下委員 今回のこの問題に関してどういう関心を持っているか、その関心の度合いを少しおっしゃっていただけませんか。
○木下委員 では、大蔵省の方にお伺いいたします。  この事件に関して有価証券報告書虚偽記載罪の可能性があると見ておられますか。その見地から調査されておられるのか、お伺いをいたします。
○木下委員 この有価証券報告書虚偽記載罪について法務省はどのように考えますか。今言ったように、故意であるかないかという判定を大蔵省だけの考えに任せるのか、法務省としてもそこが故意であるかどうかを調査して、犯罪としてこれを足がかりにこの問題を調査して、全貌を国民の前に明らかにする、...全文を見る
○木下委員 大事なところを教えてくださいよ。故意であるかどうかというのは大蔵省だけの判断に任せるのですか、法務省も調査してその判断をするのですか。
○木下委員 もう一点、法務省にお伺いいたします。  これは読売新聞の三月二十七日の報道なんですが、東北新幹線郡山駅付近の地下道建設工事の予算化をめぐって、昭和五十四年当時の渡海建設大臣と小針氏との疑惑が浮かび上がっております。この問題について検察庁は調査を進めておられますか、お...全文を見る
○木下委員 新聞のとおりだと、これはもう大変な事件でございますので、どうぞよく調査をお願いいたしたいと思います。  国税庁にもう一度お尋ねいたします。「福島交通不動産は、八十億円余の使途不明金のほかにも、毎年十五億円前後の貸付金を計上しており、このうち一部が五十年ごろ、自民党の...全文を見る
○木下委員 内容について言わないでは本当にどうしようもないですよ。はっきり言ってください。だれとだれなのか。  二人という報道しか私、見ていませんけれども、もっといるのか、どうなっているのか。わかって言えるだけのことを言ってください。これは大変大事な問題なんですから、どうぞ。
○木下委員 税務だけの問題じゃないと思うのですよ、政治家の倫理の問題ですから。税務の側からいえば、そういった守秘義務もあったりいろいろあるでしょうけれども、今度は逆に、政治家の倫理は一般人よりもっと厳しくていいという政治家側からの話なんですから。それは、そちらの立場だけではなくて...全文を見る
○木下委員 借入金のところを見ましたら、随分たくさん借り入れされている方もおりますけれども、少ない方もおられ、ない方もおられます。ない方がこの福島交通から借りているはずはないので、基準の中から考えれば、そういった方は当然さっき出てきましたような借り入れを福島交通不動産からしている...全文を見る
○木下委員 総理は、四月二日に公聴会が予定されていて、その後になると縛られて動きがとれなくなるおそれもあるのでと、こういうふうに早期決着を早くやらなければならないということを言われているわけですね。非常に難しいという見通しだけでは済まされない、もう切迫した問題だと思いますが、大臣...全文を見る
○木下委員 月内にやりたいと言われますけれども、きょう、あした、あさって、もう三日しかありませんが、具体的に交渉の場というのはもうセットされておるのですか。どうなさるおつもりですか。
○木下委員 交渉決着が可能であるなら、具体的にどのくらいの輸入量での決着が可能だと考えておられるのか、お伺いいたします。具体的に答えてください。
○木下委員 それではお伺いしますけれども、ブロック米通商代表部代表は、米側一万トン上乗せ、日本側は五千六百トンを主張、こういう状態であるように発表されておりますね。そして、この間の日米農産物事務レベル協議は物別れに終わったのですが、この物別れは、双方の主張がどういう状況で物別れに...全文を見る
○木下委員 その数字を、もう米側はああいうふうに発表もされておるのですよ。日本側としても、どういう数字で差があるままになっているということを、ここで明らかにされたらどうですか。
○木下委員 向こう側は、それがどういう政治的意味を持つのかわかりませんけれども、もう言われているのですから、そういうことでは通らないのではないかと思います。  それでは、最後にもう一つ聞きますが、今まだ言えないというのなら、この日米農産物交渉が月内に決着しなかった場合、このとき...全文を見る
○木下委員 そんな難しいことを聞いているのじゃないのですよ。決着がつかなかったら、正直に経過を全部報告するかと聞いているので、これはあなた、別に難しいことじゃないじゃないですか。
○木下委員 そこまで言われるなら、最後に、仮定の問題で申しわけありませんが、決着がつかなかったときには、いつをめどに、どういう決着を考えられますか。
○木下委員 それでは、時間が来ましたので、最後にもう一問、総理にお伺いいたしたいと思います。  総理の公約であります臨調答申の実行のために、電電公社の民営化問題に早急な決着をつけることが必要でありますが、現在、VAN事業者への規制と外資規制をどうするかについて、郵政、通産両省の...全文を見る
04月13日第101回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○木下委員 千九百八十三年の国際熱帯木材協定の締結承認に関して幾つかの質問をいたします。  最初にお伺いいたしますが、昨年あたりから世界経済は先進国を中心に全体として世界的不況から脱却しつつあるのではないか、このように見られますが、大臣はこの点どのような見通しに立っておられます...全文を見る
○木下委員 今回の景気回復は全体としては今言われたような状況で上昇してきている、しかし国別、地域別にはまだまだ格差も大きく、開発途上国では多額の累積債務を抱え、インフレに悩む国々が多く、困難な状態が続いております。今回の景気回復を持続せしめて、その波及効果により開発途上国経済の自...全文を見る
○木下委員 我が国の場合は景気は上向いてきているとは言ってもまだ本格的なものじゃないし、財政赤字の増大による百兆円を超えた国債発行残高のことを考えると大変なことである、このように思いますけれども、世界経済の安定的な発展のため、今一部先進国の中に援助疲れというか、こういう風潮も見ら...全文を見る
○木下委員 そのODAの倍増の公約の実現というのは数字で見ると相当大変なようでございますけれども、今のところ実現に向けて御努力される、そのとおりだと思っております。開発途上国の輸出収入の確保、債務返済能力の向上等を図るために、開発途上国の輸出の大部分を占める一次産品価格の安定を図...全文を見る
○木下委員 今回の国際熱帯木材協定はUNCTADの一次産品総合計画のもとで作成された商品協定の三番目のものである、そういうことですが、七九年の国際天然ゴム協定そして八二年のジュート国際協定は、それぞれ当初期待された効果を上げている、このように政府は評価しているのかどうか、お伺いい...全文を見る
○木下委員 大体そういうことだと思います。  今回の熱帯木材協定のようなこういった個別の商品協定の締結とあわせて、一次産品共通基金の発効が期待されております。期待されているというより共通基金の発効がなければ協定の本当の効果は上がらないのではないか、このように言えると思います。こ...全文を見る
○木下委員 これまでの委員会での審議を聞いておりましても、この問題、アメリカの決断みたいなものに相当絞られているような感じもいたしております。どうか日本もそのアメリカの決断に任せたままでいい格好だけして終わっているのではなくて、ちゃんとアメリカに対する姿勢も含めて実効あるようやっ...全文を見る
○木下委員 世界の森林資源の枯渇に関して、森林経営の指導等を通じて日本が貢献できる道は広がるのか、どのように考えておられますか。
○木下委員 木材資源の確保保全とか森林経営、造林とかいろいろおっしゃられて、しかし一口に言ってもいろいろあるわけで、熱帯の自然林の大木は、私の聞くところによりますと、一度切った後にまた簡単に植樹しておけば大きく育つとかそういったものではなくて、人為的に造林することは非常に難しいよ...全文を見る
○木下委員 細かいことが全部確立とか皆わかったということになるわけはないと思いますけれども、大まかにいって、さっき言ったように一応見通しとして、切っちゃって枯渇しておると言われておるああいう大木が再現できる道がもう開けておるわけですか。
○木下委員 ちょっと日本の林業について触れてみたいと思います。  私は平素から国土の保全、水資源の涵養、環境の浄化等のこういった山林の持つ機能の重要性というのを強く認識している者です。今日本の林業は悪条件と闘いながら必死に生き残っておる、こういう状況であろうと思いますが、徐々に...全文を見る
○木下委員 今の考えはいいと私は思うのですけれども、一遍きちっと調査して答えをいただけませんか。この方はそういう体験の中から、除間伐されていないところは災害が起こりやすいのだという本人なりの結論を引き出している。だから、統計をとったりいろいろ調べて、本当にそういうことになるのかど...全文を見る
○木下委員 ぜひともきちっと答えを出してもらいたいと思います。メカニズムはわからないけれども、少なくとも統計としてそうなるとか何らかの答えを、これは一つの問題提起でございますから、製材業者がそう言うのですから、崩れた山から運んでくるものはみんなそうだ、その業者のそこだけそうなのか...全文を見る
○木下委員 本条約との関係等いろいろあると思いますが、外材輸入を制限できないですか。これは今六十数%で、もっとこの後も輸入し続けなければならぬ。それはもうわかり切ったことです。当然なんですが、今の需要等いろいろ考えまして、この六十数%というのは多過ぎるのではないか、どのくらいの輸...全文を見る
○木下委員 生産国の方から緩衝在庫といったものが言われていると思います。景気の変動等で一遍に波を食うことなくある程度在庫を持ってほしい、そのことについてもどう考えておるかお伺いいたしたいし、また、その緩衝在庫を持つことは国内に出すものを調整するということですから、そういう意味で国...全文を見る
○木下委員 日本の側だけの立場の利益だけじゃないと思うのですよ。生産国の方だって、資源が一遍に安く出てしまって後が枯渇したって何にもなりませんから、そんな大きな意味を持っての姿勢からの本協定だと思うのですね。そんな目で見たときに、何らかの調整がある、方法があると私は思います。特に...全文を見る
○木下委員 外交面で当たる大臣だからこそ、日本のそういったものをどのくらい踏まえて当たっていただけるかというところが私の一番お聞きいたしたいところでございました。どうぞよろしくお願いいたします。  今中曽根総理は、教育は国家百年の大計であるということで一生懸命取り組んでおられま...全文を見る
○木下委員 いろいろな角度からの環境づくり、そして直接的に他省庁との関係のあることも、積極的に林野庁の方も取り組んでいただきたい、このように思います。  建設省においでいただいておりますから、二点ほど伺いたいと思います。  公営住宅とか住宅供給公社住宅、こういったものにもっと...全文を見る
○木下委員 昭和五十七年、五十八年の二カ年にわたって、国内木材産業の不振に対処するため、木材産業再編整備緊急対策事業が行われておりました。こんなことをまた再び行うべきではないか。そしてまた、国内木材産業の合理化のために長期計画をつくってやらなければならぬのじゃないか、このように思...全文を見る
04月18日第101回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○木下委員 安倍外務大臣は、今月十四日札幌におかれまして「一日外務省」ということで地元関係者と話し合いをされた後、記者会見でソ連との対話の拡大強化に本格的に着手をされる意向を表明され、西山欧亜局長を今月末ソ連に派遣する方針を明らかにされておりますが、今後の日ソ対話の具体的スケジュ...全文を見る
○木下委員 新聞報道に割と細かくいろいろ出ていますから、これはこのとおりだと思いますので細かく一つ一つはお伺いいたしません。  日ソ関係改善に対する大臣のお考えは、私さきの予算委員会のときにもいろいろとお伺いいたしました。そのとき大臣がおっしゃっておられました、永野日商会頭が団...全文を見る
○木下委員 この会議に大臣としてはどういったものを期待されるかというところをお伺いいたしたいのです。
○木下委員 そういうことで民間同士が貿易等の問題について前進することを大臣も期待されておる、こういったことだろうと思いますが、そのようなソ連との対話の拡大とか民間の交流促進等の政府の姿勢というものは、アフガニスタン、ポーランド事件以来とってきた対ソ経済制裁をやめるということなのか...全文を見る
○木下委員 重ねてお伺いいたしたいのですが、アフガニスタン、ポーランド、こういったものに直接何も変化がないから対ソ経済制裁はやめるとかそういうのじゃない。しかし全体としては何となくそういう方向にあるような空気で、これはアフガニスタン、ポーランドの方に直接何かがない限り、制裁をやめ...全文を見る
○木下委員 それでは、次に朝鮮半島問題で質問をいたします。  今月十二日にベルギーのマルテンス首相と中曽根総理とが会談された際に、総理は朝鮮半島問題に触れて、ラングーン爆弾テロ事件は、韓国の国際的地位向上を挫折させようという北朝鮮の試みであり、北朝鮮の三者会談提案も、中国との交...全文を見る
○木下委員 政府はオリンピック等への統一チームづくりを目指す南北朝鮮の会談とその決裂をどう受けとめているのか。第二回会談の行われる見通しはあるのか。また、この統一チームづくりを呼びかけた北朝鮮の真意はどこにあると考えておるのか、お伺いいたしたいと思います。
○木下委員 政府は朝鮮半島の平和と安定を確保するための話し合いは南北両当事者の会談が基本である、そう言ってこられましたが、しかし単にスポーツの統一チームをつくるというようなテーマだけでも南北両当事者の話し合いはこのように極めて困難でございます。これでも当事者同士の話し合いを基本と...全文を見る
○木下委員 当事者が二者で話すのがいいのか、三者か四者か六者かとか、こういった論議の中で、二者がいいというのを基本にしてこられた、今も変わってないということで御発言でございましょうか。ちょっと確認させてください。
○木下委員 否定してはいないでしょうけれども、これはきょうの新聞で見たのですが、総理が十七日、来日中のハワード・ベーカー米上院共和党院内総務と首相官邸でお話をされたときに、朝鮮半島の緊張緩和については、「米、中両国と韓国、朝鮮民主主義人民共和国の四者による話し合いが望ましい」、こ...全文を見る
○木下委員 最終的に南北の統一は当事者同士が話す、何も入らずに話すのが一番いい、それが基本であり、最初の入り口もそれでやられるのが一番いいけれども、それが困難だという中で環境づくり、雰囲気づくりで現実に今から先の、何者がいいのか、どうするのか、どういう会談がいいのかというのは、そ...全文を見る
○木下委員 中国が四者会談に対して否定的な態度をとっているのは、北朝鮮に対する配慮以外にどのような理由があると考えておられるか、お伺いいたします。
○木下委員 いろいろな角度からお伺いしてまいりますが、アメリカが非公式に提唱していると言われる、米中がオブザーバーとなってのいわゆる二者会談について、政府はアメリカ側の真意をどのように把握しておられるか、またこれについてどう評価しておられるのか、お伺いいたします。
○木下委員 一口にオブザーバーとなっての二者会談という解釈の提言ではないと思われておるわけですか。
○木下委員 しかし、こういう報道でいろいろな国から反応があるのじゃないかと思いますが、北朝鮮、中国がこういう報道でどのような反応を示しておるか、おわかりなら教えてください。
○木下委員 この朝鮮半島の問題は、各国の思惑がいろいろ絡んでまことに複雑な問題でございますので、ソ連も含めたいろいろな角度からの質問を続けさせていただきたいと思います。  韓国はソ連のSS20に対してどのような認識を持っているのか、我が国は中国との間ではこの問題についての協議、...全文を見る
○木下委員 中国とはやって、韓国とはやらない、そこはどういうふうな理由なのか、お聞かせいただけませんか。
○木下委員 ソ連は最新の朝鮮半島情勢に対してどのような対応をしようとしているのか、北朝鮮の三者会談提案を支持していると見ておられるのかどうか、政府の考えをお伺いします。
○木下委員 日中が朝鮮半島の問題について協議し、できるだけ協力し合おう、このような話であることに対して、ソ連はどのような反応を示しておりますか。また、北朝鮮は同じ内容の、日中が朝鮮半島の問題について協議していることについて、協力し合おうとしていることについてどのような反応を示して...全文を見る
○木下委員 総理が訪中した際に、中国側が日本と北朝鮮との仲介をしようと提案されたですね。あの提案は、北朝鮮の意向を受けて、その了解のもとに行われたと考えているのかどうか。日本側はこの提案に全面的に応じようとしなかったです。そのことについて北朝鮮はどのような反応を示しているのか、お...全文を見る
○木下委員 中国と韓国との関係をお聞きいたしますが、現段階において、中国は韓国との交流をどの程度まで拡大しようとしているととらえているのか、お伺いいたします。
○木下委員 きょうの新聞で、ロサンゼルス・タイムズ紙の報道についての報道があったのです。もう時間がないので細かく申しませんが、お読みになったですか。大体こんなものですか。
○木下委員 時間が来ましたので、最後に。今後の南北朝鮮の直接会談について、政府はどのような見通しを持っているのか。また、その見通しを踏まえ、朝鮮半島の平和と安定の実現に向けどのように対応していくつもりか。そして、外務大臣は七月にも訪韓する予定と聞いておりますが、これは事実でしょう...全文を見る
05月11日第101回国会 衆議院 外務委員会 第14号
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○木下委員 まず最初に、国際電気通信条約及び紛争の義務的解決に関する国際電気通信条約の選択追加議定書について御質問いたします。  現在、電気通信分野は新しい技術が次々に開発されて、高度化、多様化の時代を迎えていると思いますが、通信衛星は二十一世紀の電気通信システムにおいて重要な...全文を見る
○木下委員 国際交流の拡大と活発化に伴い、国際的電気通信の増大が予想されますが、現在の国際電信電話の通信量のうち、衛星による通信量とその他の通信量との割合はどうなっているか、また将来にどういう見通しを持っているのか、お伺いいたします。
○木下委員 今後の問題で途上国等の問題が出てきますので、どうか、そういう割合等でもう少し詳しい資料がありましたら、また教えていただきたいと思います。  静止衛星の打ち上げをめぐって、静止衛星軌道のうち赤道諸国からその上空の主権が主張され、今回の国際電気通信条約の最終議定書にも関...全文を見る
○木下委員 そういうふうに真っ向から対立した形になっているのはわかるわけですが、そういうことで今回の条約改正に、宇宙無線通信のための周波数及び対地静止衛星軌道の使用に当たり開発途上国の特別な必要性を考慮する、第十条、第三十三条ですか、こういった規定をわざわざ加えておるようですが、...全文を見る
○木下委員 ざっと考えてみますと、静止衛星の軌道というのは有限で数に限りがあるだろうから、その中で主権を主張しているところもあれば、必ずしも赤道の下にないけれども、途上国で将来のために必要とするところもある、そういうところの主張等も含めて、有限なものが一応平等にかどうかわかりませ...全文を見る
○木下委員 経済面から見たときの途上国も、電気通信、宇宙通信の面から見ておくれているという意味での途上国も余り変わらないけれども、本条約においては要するに今後発達に伴ってこういった衛星を必要としてくる国、こう考えてもいいわけじゃないですか。そういう意味でそれは何カ国ぐらいあるので...全文を見る
○木下委員 その広く解した百五十とか、そういった数字の国が将来必要としてくる、そのための配慮も考えて、また現在も相当数が必要として早い者勝ちで打ち上げようとしている、こういう状態の中で、じゃ一体どのくらいのものが打ち上げることが可能なのかということをお伺いいたしたいと思います。こ...全文を見る
○木下委員 百八十とか百二十とか、周波数変えたら百八十とか言われて、今二百上がっているという話ですが、私の方が一番知りたいのは、有限と言われているけれども、どの程度有限なのかということで、周波数をいろいろ変えたりして最大限に上げたときに実際にどのくらいまで可能なのか、そしてあとど...全文を見る
○木下委員 全然答えにならないんで、今、その前の前提として途上国に配慮すると言うし早い者勝ちと言っている、だからどの程度逼迫した問題かと私は聞いていて、最終結論は打ち上げたいと思っているところは上げられるというのなら全く逼迫していないということですか。こんな問題、現在では全然考え...全文を見る
○木下委員 私の質問に全然答えていただけていないような気がいたします。私の方は、現在の計画があって今すぐにでも打ち上げようとしているところの話をしているのではなくて、今後に向かって随分上げたいと思うけれども有限であるのでいずれ争いがある、それがいずれでなくて、現実にもう相当逼迫し...全文を見る
○木下委員 それでは研究が進めば合計数は相当たくさん打ち上げられるということですね。
○木下委員 結構でございます。  最後に、報道によりますと、経団連は今国会提出の電気通信事業法が成立し、国際通信分野が開放されれば、現在国際電電が独占している国際通信の分野への進出を目指して検討するといった新聞報道を見ましたが、この経団連構想の第二KDDの実現性と国際通信を一元...全文を見る
○木下委員 次に、日本国とマレイシアとの間の国際郵便為替の交換に関する約定について質問いたします。時間も少ないので、第十条に関してお伺いいたします。  この十条に仲介業務のことが書いてありますが、日本の仲介によって郵便為替の交換を行っている国はありますか。あるとすればどの国とど...全文を見る
○木下委員 他の国の仲介によって日本と郵便為替の交換を行っている国はありますか。あるとしたらどういう国ですか、列挙していただきたいと思います。
○木下委員 この十条の中に、国じゃなくて「地域」という言葉もありますが、「地域」というのはどういう意味ですか。
○木下委員 具体的には……。
○木下委員 その香港への通常郵便物、郵便為替の送達は、現実にはどういう取り扱いがなされておりますか。
○木下委員 最後にもう一間お伺いします。  朝鮮民主主義人民共和国との通常郵便物、郵便為替の交換はどういう取り扱いがなされておりますか。
○木下委員 きのうちょっと電話しまして、朝鮮民主主義人民共和国との文通を特に望んでいる人たちとも少し話をしましたが、現実としては出したものも三通に一通ぐらいしか届かないんじゃないかという話もしておりましたので、これは人道問題とも関係があって今一生懸命進めてもらいたいところでござい...全文を見る
○木下委員 予算について精いっぱい努力したとしても、政情が不安であれば両国の文化交流もままならないと思いますので、政情について少しお伺いいたしたいと思います。  中南米は今政治的にも経済的にも激動の渦中にあるようですが、まず中南米諸国というのは押しなべて債務危機に苦しんでいるよ...全文を見る
○木下委員 その検討の結果が出たらいろいろお聞きしたいことがあったのですが、時間がないので少し飛ばして短く御質問申し上げます。  中南米五カ国の在日大使は四月十三日に松永外務事務次官と会って、六月のロンドン・サミットで中南米諸国の累積債務問題に前向きに対処するよう求めて、さきの...全文を見る
○木下委員 時間もありませんので最後に一問。  ペルーは穏健な非同盟主義をとり、ニカラグア、エルサルバドル紛争では中南米周辺国による自主的話し合い解決を目指すコンタドーラグループ、これはメキシコ、ベネズエラ、コロンビア、パナマの四カ国と思いますが、この立場を支持しています。しか...全文を見る
○木下委員 時間が参りましたので、これで終わります。
06月20日第101回国会 衆議院 外務委員会 第16号
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○木下委員 安倍外務大臣、先日のサミットは御苦労さまでございました。サミットに関した質問はもう相当されておると思いますが、私なりに私の角度から幾つかの質問をいたしたいと思います。  まず最初にサミットの性格についてお伺いをいたします。  西側主要先進七カ国首脳が一堂に会するサ...全文を見る
○木下委員 サミットが一九七〇年後半の石油危機による衝撃波を食いとめるため、世界経済の運営に一定の貢献をしてきたことはひとしく認められる事実であると思います。サミットは必ずしも各国の期待するものをもたらしてはくれなかったかもしれないが、何かを防いだ、こういった点に大きな意味があろ...全文を見る
○木下委員 それで、今回のロンドン・サミットでは、民主主義の価値宣言のほか四文書が採択されております。全部で五つですね。このように採択文書が多かったことは従来のサミットではなかったように思えるのですが、これはいかなる理由によってこういうことになっておるのか、どう思われますか、お伺...全文を見る
○木下委員 そういうこともあろうかとも思いますけれども、両論併記をされておるような部分もあるような感じのところもございまして、各国首脳の意見とか思惑に幅があって集約できずにこうなったのではないか、そういう感じもするのですが、どうでしょうか。そういうことで、各国首脳がそれぞれ外交的...全文を見る
○木下委員 大臣も変貌していかれるのではないかという感じを持っておられますが、今後開催されるサミットでは、政治の比重が一段と加わって、政治優先のサミットに変貌していく可能性が強いように思われます。大臣はこの点はどのようにお考えになりますか。
○木下委員 サミットは大事な問題を話し合うわけですから、そのときの世界の情勢で変化する、それもわかります。しかしまた、サミットはこうあることが望ましいという理想もあると思うのですよね。そういう中で大臣は、今そういう流れにあるような、その流れにあるというのが、世界の情勢がそういうも...全文を見る
○木下委員 大臣がどうこうするというわけじゃないにしましても、そういう方向を本当に肌で感じておられるということが伝わってきたような感じでございます。  そういう中で、そういうサミットに対応し得る体制は我が国は整っておるのか。今後、具体的にはどういうふうにやっていけるとお思いです...全文を見る
○木下委員 それでは次に、軍備管理の宣言に関して質問をいたします。  今回のロンドン・サミットは、米ソを中心とする東西関係の悪化やイラン・イラク戦争のペルシャ湾への拡大など国際政局の緊迫した状況下で開催されたわけですが、軍備管理の宣言で東側との対話の姿勢を打ち出し、軍備管理交渉...全文を見る
○木下委員 今言われた中の六月十四日のプラウダの記事、私は別にプラウダを直接読んだわけでもありませんで、私の方は日経新聞の報道で見たわけですが、ちょっと今言われた表現で、ねらいをつけておる状況の中での話し合いは欺瞞である、こういう感じですが、そのねらいをつけておるというところを、...全文を見る
○木下委員 まだそういったことを言ってきたりとかいう段階じゃないと思うのですが、しかしながら、微妙ながら、そういうふうな状況で米ソの首脳会談が行われ得る光がちらっとでも見えたのではないかという解釈をしているし、レーガン大統領も、米ソ首脳会談に応じてもいいようなことを言っていると思...全文を見る
○木下委員 客観情勢は許さないのですが、もう一つの別の意味の客観情勢、ソ連がそういうふうなことを言っていまして、ちょっと言葉で言いますと、これはチェルネンコ書記長ですが、対話や交渉が必要かというなら答えは明らかであり、これはイエスという意味でしょうけれども、それが公正で真剣なもの...全文を見る
○木下委員 NATO諸国のミサイル配備に直接脅威を感じている東欧諸国の間には、ソ連は核軍縮交渉を拒否したまま米ミサイルの配備続行を許している、こういう不満が強い、このように聞いております。そういった意味で、ソ連がとりあえず停止というものを考えたとしても不思議はない、このように思う...全文を見る
○木下委員 そういうことで東欧諸国の間に軍備管理の再交渉を望む声が強いことは、米ソ間の緊迫した関係を和らげる中和剤の役割を果たしている、こう考えられると思います。  大臣にお伺いをいたしたいのですが、これら東欧諸国を通じて東西関係の緊張打開を図っていく考えはございませんでしょう...全文を見る
○木下委員 ソ連に対して甘い考えを持つということは危険だと思いますけれども、こういった微妙なサインをどう解釈していくかということは、やはり希望みたいなものがあって、その希望を持っているから受け入れられるような部分があるのだと思います。そんな意味で、宣言が宣言のしっ放しにならないよ...全文を見る
○木下委員 我が国は、世界のGNPの一〇%を占める一割国家であり、国連分担金では米国に次ぐ拠出国となり、世界銀行でも第二位の出資国になろうとしております。このような経済力に脅威を感じ、その警戒感から今回のロンドン・サミットで新ラウンド交渉の早期開始に西欧が反対したのか、それとも太...全文を見る
○木下委員 日米偏重に対してその是正を図りたい、こういった西欧諸国のねらいがある、こんなふうには考えます。  中曽根総理は、ロンドン・サミット終了後ロンドンの国際戦略問題研究所で記念講演をされております。その中で総理は、日本は世界の平和と繁栄のために能動的な役割を果たすべき立場...全文を見る
○木下委員 中曽根総理は、この記念講演の中で、サミット構成国の共同の決意はありきたりの同盟条約よりも強い意義がある、こういうことを述べておられますが、これはどういうことを意味するのか。大臣、大臣は総理のこういった発言をどのように理解しておられるのか、お伺いいたしたいと思います。
○木下委員 もう時間もありませんし、別にだれの責任がどうこうということではありませんけれども、外務大臣、聞いておってください。  ありきたりの同盟条約よりも強い意義がある、これは、総理はそこで自分は英語で言われたんで、日本の原文があるのかないのかわかりませんけれども、やはり同盟...全文を見る
○木下委員 その日本文、英文、どっちが先にできたのかわかりませんが、できれば先にできたものをいただきたいですからよろしくお願いいたします。  時間が参りましたので、これで終わります。
07月17日第101回国会 衆議院 農林水産委員会 第25号
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○木下委員 いよいよ来週二十四日、二十五日と米価審議会が開かれますが、米価はこの六年間据え置かれたり、ほんの少ししか上がらなかったりで、結局六年間で六%しか上がっておりません。その間に物価は二七%上がり、平均賃金は四〇%上がっているのに、米価だけがこのありさまであります。まことに...全文を見る
○木下委員 大臣には、何度も農産物の輸入自由化の問題その他でお考えを伺いました。そのたびに、一応言葉の上で一生懸命やろうという大臣の気持ちは伝わってくるのですが、現状はなかなかそうなりませんし、この六年間を見ましても、当然物価が上がっていく中で米価も上がってもらいたい、また、そう...全文を見る
○木下委員 今のような答弁を聞いた農家の方が、先ほど申しましたような偉い役人の方々は米は植えておけば勝手に育つと思っているのではなかろうか、こういう感じになるのだと思います。  そういった農機具等の物価の値上がりだけじゃなくて、物価が上昇すれば当然生活にもいろいろな関係がござい...全文を見る
○木下委員 その物の考え方は大差がなくて、それを積み上げていると言う。その、大差はないけれどもほんの少しある差を積み上げていくと、物価は二七%上がるのに米は六%しか上がらない、その誤差の積み重ねが六年間でこれだけ出ているわけですから、ちょっとの差と言わずに、出てきた結果を見て判断...全文を見る
○木下委員 私の言っているところにはなかなか入ってこられません。今言われたように、農家の生活実態が反映しない今のような米価の決定の考え方とシステムでは、本気で一生の仕事として米をつくる人はいなくなってしまう、こう思います。私は、このままでは日本の農業の将来はまことに暗いものだと考...全文を見る
○木下委員 米の問題、食糧の問題は日本の安全保障の見地からまことに重大であり、一国の根本ともいうべき問題でございますから、後継者が育たないところか、やめようという人がいるというこの現状をもっと逼迫した切実な問題として、今すぐ取り組むべきである、このことを強く訴えておきます。  ...全文を見る
○木下委員 五万二千トンは適合したその検査で、五〇ppm以上ということではねられた米というのは今後どうするおつもりですか、お伺いいたします。
○木下委員 五〇ppmという線で片方は適合、片方はもう食用じゃない、そういう非常に細かい線で分けるわけですから、これはお百姓さんが大変な苦労をしてつくった米でございますから、危険なものを食用に回す、これもとんでもないことですけれども、同時に、まさにお米なんだという気持ちもちゃんと...全文を見る
○木下委員 じゃ、時間が参りましたので、これで終わります。
07月18日第101回国会 衆議院 外務委員会 第17号
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○木下委員 外務大臣、ASEAN拡大外相会議に御出席、まことに御苦労さまでございます。  まず、カンボジア問題に関し三項目構想の具体案を提示する等、意欲的な努力をされてこられましたことに敬意を表しまして、質問に入りたいと思います。  今回の会議において、太平洋協力の問題に対す...全文を見る
○木下委員 日本としては、この太平洋協力あるいは環太平洋構想についてはどのような認識を持ち、また今後どのような方針で臨んでいくのか、お伺いいたします。
○木下委員 ただいまお伺いいたしました太平洋協力に大きく関係すると思われますもので、現在まだ世間一般的にはなじみの少ない言葉でございますが、アジアポート構想というものが現実に始動しつつある、このように聞いております。本構想に大いに関心を持つものの一人といたしまして、本日はそのアウ...全文を見る
○木下委員 ただいま御説明をいただきました本構想は、我が国にとって総合安全保障上の意義、対外経済上の意義等々から、積極的に取り組むべき構想であると思います。しかし、当然のことながら長期的に取り組んでいかなければならない案件であり、具体像についても未定の要素も多いわけでございますか...全文を見る
○木下委員 本構想には現在運輸省のみが取り組んでいるようでございますが、運輸省が本構想に取り組むことになった理由をお聞かせいただきたいと思います。
○木下委員 本年度の運輸省予算に調査委託費として約千七百万円が計上されていますが、これはどういった内容について調査を委託されるのか、お伺いいたします。
○木下委員 そういった調査を委託される団体は財団法人国際開発センター、このように聞いておりますが、この団体の性格というのはどういったものなのか、また委託された調査に十分対応できるような体制、人材、スタッフ等はそろっているところなのか、この点についてお伺いいたします。
○木下委員 本構想に対する調査費は本年度初めて予算化されたわけでありますが、最終的な調査報告書が作成されるのは、これはいろいろ多方面にわたった調査でございましょうから、一年くらいの短時間では到底期待できない、このように考えますが、いつごろまでに調査結果の報告がされる見通しでござい...全文を見る
○木下委員 こういった大事な大きな構想に対して、一年限りの調査に基づいた報告で結論を出すというのではなくて、将来への国家的見地に立った結論を期待する国民の一人としまして、この際、政府の本構想に対する基本的な姿勢の一端をお伺いするということで、当然六十年度以降の調査費の予算化につい...全文を見る
○木下委員 ところで、本年五月二十三日から二十七日までフィゲイレド・ブラジル大統領が国賓として来日されました際、政府は、セラード地域の農業開発計画に三百四十九億円を融資することを約束したとの報道がございました。ブラジル側からは、アジアポート構想に関して何らかの協力要請はその際にな...全文を見る
○木下委員 ブラジル側から、アジアポート構想に関しての要請というのは何か具体的にあったのですか。
○木下委員 それから、ただいま言われましたブラジル大統領と総理の午さん会、この席で今のような発言があったということを私も聞いておりました。そんな長いものじゃないと思いますので、ぜひ原文どおりお読みいただけませんか。
○木下委員 総理がこういった御発言をなさっておるということは、政府の積極的推進への表明と受け取ってよろしいでしょうか。
○木下委員 外務大臣は、この総理の答弁じゃなくて、大臣御自身はこの問題、どのように思われますか。大臣は、これからの将来を嘱望されている方で私も期待いたしておりますから、どうぞよろしくお答えをお願いいたします。
○木下委員 現在、本構想について取り組んでいるのは運輸省のみでありますが、総理の前向きなスピーチもあることですし、主体は別としても、関係省庁間から成るプロジェクトチームを設置して調査に当たらせるということがいいのではないかと思いますが、いかがでしょう。
○木下委員 先ではぜひそういった形で取り組んでいただきたいと思います。調査の出るまでも関係省庁たくさんあると思いますので、よく連携してやられることを望みます。  次に、本構想の裏側の面といいますか側面といいますか、こういったものを理解するための重要な問題として、このアジアポート...全文を見る
○木下委員 今出てきたいろいろなことについて、もうちょっと詳しく進捗状況等をお伺いいたしたいと思います。  先ほど順調に進んでいるように言われておりましたセラード地域の農業開発計画、この開発状況、また今後の開発計画等についてお伺いいたします。
○木下委員 カラジャス鉄鉱山開発計画の方はどういう状況でしょうか。また、港湾、鉄道等の輸出回廊の整備状況についてもお伺いいたします。
○木下委員 最後に、このアジアポート構想と大きくかかわり合ってくると思われます第二パナマ運河構想に対しても質問をいたしたいのですが、いささか時間がございませんので、次の三点についてお答えをいただきたいと思います。  まず要点だけで、この第二パナマ運河構想の概要と、それから来日中...全文を見る
○木下委員 時間が参りましたので、これで質問を終わります。
12月12日第102回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○木下委員 米原子力空母カール・ビンソンは、けさ無事出港したことと思いますが、今回の横須賀寄港の目的は何であったと考えておられますか。正味二日半程度の寄港では、休養とレクリエーションになり得ないのではないか。今回の寄港は、アメリカの太平洋重視、日本重視を内外に示すためのデモンスト...全文を見る
○木下委員 意図してデモンストレーションをしたのではないかもしれませんが、こういう行為が内外にいろいろな影響を与えていると思います。そういった影響が結局我が国の安全保障上有意義であった、こう判断されますか。
○木下委員 今回の寄港は、カール・ビンソンの横須賀への初めての寄港でありました。その意味で、住民の核持ち込みへの不安を解消するためにも、政府は改めてアメリカに対し、核搭載の有無を確認すべきではなかったかと残念なわけですが、これを行わなかった理由をお伺いいたします。
○木下委員 この問題で、そういった答弁がずっとなされてまいっております。結局不要だ、こういうことでおっしゃられるわけですが、納得がいかないわけです。住民の気持ちというものを、もっと大事に扱ってもいいのではないかと思います。なまじ変な問い合わせをするのは日米の信頼関係にもとるかもし...全文を見る
○木下委員 同じ答弁を何度繰り返しても国民は納得がいかない。それでなおかつ聞いてほしいという国民の願いを無視するというのは、政府と国民との信頼関係に問題があるのではないか、このように私は申し上げておるのでございます。  同じような観点からお伺いいたしますが、将来トマホーク・ミサ...全文を見る
○木下委員 一般論としてそこまでやろう、そこまでできるとお考えならば、もういっそのこと、ずばりと国民の知りたいことを確認されたらどうかと思うのです。国民の信頼を取り戻すためにも、国民の聞いてほしいとおりに聞かれたらどうでしょうか。
○木下委員 また実際に問題が持ち上がったときに論じたいと思います。  話をカール・ビンソンに戻しますが、カール・ビンソンは今後とも横須賀に寄港する可能性はあるのか、また横須賀、佐世保以外の港に寄港する可能性もあるのか、お伺いいたします。
○木下委員 現在横須賀を母港としているミッドウェーはかなり老朽化しており、いずれは新鋭空母と交代することになると思います。そうなれば、カール・ビンソンやエンタープライズでなくても、原子力空母をもってこれに交代させる可能性があると思います。その場合政府は、原子力空母であるという理由...全文を見る
○木下委員 今判断する問題ではないかもしれませんが、原子力空母であるということ、それだけの理由で母港化を拒否するというのは日米安保条約上大問題であると思いますが、どうでしょうか。
○木下委員 最後に、もう一問お伺いいたしたいと思います。  核搭載可能な米艦船の寄港に対するニュージーランド政府の対応がさまざまに報じられていますが、外務省の掌握している状況をお聞かせください。
○木下委員 もう一つ詳しくお聞きしたい。わかっていたら教えてください。  私、新聞で見ましたときには、何かニュージーランドの政府の方がアメリカと話し合うのじゃなくて、自分の方で独自に核を搭載しているかどうかの決断を下すような、そういった報道を読んだと思うのですが、これはどういう...全文を見る
○木下委員 そういったニュージーランドの姿勢の変化に対して、米はどのような対応をしておりますか。また、今後どうすると思われますか。
○木下委員 時間が参りましたので、これで質問を終わります。