木下敬之助

きのしたけいのすけ



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木下敬之助の1987年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月19日第108回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○木下委員 公述人の皆さん、御苦労さまでございます。  最初に、円高についてお触れになりましたので少しお伺いいたします。  これは大変な打撃が日本を直撃いたしておるわけでございますが、当初、このメリット・デメリットで、かなりメリットもあるようなことを中曽根総理も言ってこられて...全文を見る
○木下委員 それでは、我々は、今の円高の百五十円ちょっと、こういった数字はとても日本経済がそれを受け入れていかれない、必ずや産業が空洞化していくことが避けられない、こういう見通しを持って、やはり百八十円ぐらいのターゲットゾーンを持って政策のいろいろな点で当たっていくべきではないか...全文を見る
○木下委員 そういう意味で、内需拡大の上からも今回の売上税というのは大変大きな問題があると私たちは思っております。また、今公述の最初に売上税ばかりに論議が集中していることに対する御批判もございましたが、そういう意味からもやはり売上税が最大の課題であると私たちは思っておりますし、特...全文を見る
○木下委員 大型間接税の定義は総理がみずから言われて、みずから言われた定義との問題でも話しておりますけれども、一般的な常識から大型か中型か小型かというと、国民の目からいえば、これはいろいろな世論調査等でもう八割以上が大型であると言っているような状態がございますので、公述人が、御本...全文を見る
○木下委員 じゃ、また後ほど。
○木下委員 牛嶋公述人にお伺いいたします。  直間比率の見直しのことやらいろいろとお触れになりまして、直間比率のこういう比率がいいんだとかそんなものはないというお話と、また所得税中心であるべきだ、そういう先生のお考えもお伺いしました。結論として、直間比率見直しそのものは必要であ...全文を見る
○木下委員 売上税のことについてちょっとお伺いいたします。  今、売上税をいろいろ論議している中で、最終的に消費者が負担するもので、価格は外枠表示にしようとどうしようととにかく次々とその分は次の段階に負担していただきながらいく、だから途中で価格転嫁しながらいくから業者そのものは...全文を見る
○木下委員 最後に、先生御専門ですからちょっと教えてください。  税をいろいろ分類するのでしょうが、この売上税というのはやはり消費税なんでしょう。
○木下委員 いろいろ制約もつけていますけれども、一般的な消費税と言えると思われますか。
○木下委員 神谷先生、お伺いいたします。  先生、「防衛計画の大綱」、これは見直し論もあるようなお話も少し言われましたが、先生御自身はこの「防衛計画の大綱」で十分だとお考えになっておられますか、どうですか。
○木下委員 もう少し詳しくお伺いしたいのですが、大綱の水準を別表に定めております。その別表を少しさわることは大綱全体を見直したことにならない、こういうことで、別表の見直しというものも大綱の変更じゃなくてやれるんだということも言われておるのですが、その点は先生どんなふうにお考えです...全文を見る
○木下委員 GNP比一%のことで先生いろいろ言われまして、私たちも合理的な根拠のある考え方ではないとは思ってきております。ただ、これから中期防がまた進んでいって、その後に次期中期防のようなものをつくっていく、そのときに、その策定するに当たって今までGNP比一%の枠内でというのを最...全文を見る
○木下委員 どうも、時間が来ましたので。
03月24日第108回国会 衆議院 逓信委員会 第1号
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○木下委員 早速NHKの方に質問いたします。  NHKの予算は、経営計画を策定してそれにのっとった予算を計上されている年度と経営計画を持たない年度とあるようでございますが、この六十二年度の予算の計上に当たっては経営計画の必要はないのか、なぜ計画を策定しないのかをお伺いいたします...全文を見る
○木下委員 これまで経営計画のある年とない年はどういうふうになっていますか。
○木下委員 そんな古いところまで調べておりませんが、五十一年から五十二年まで三カ年計画があって五十四年につくらなくて、五十五年から五十七年で三年やってまた五十八年やらずに、五十九年から六十一年で六十二年度やらない。先ほど木内委員が言われましたように、四年でサイクルになっていると言...全文を見る
○木下委員 それで、計画のあるときとないときと、計画のないときは何か経営に影響が出ますか。
○木下委員 それは別に番組の質にも変化はない、こういうことですか。
○木下委員 はいだけ言っていただいたからいいです。  それで六十三年度から先の計画、何カ年計画かをつくる御予定はございますか。また、いつごろから作業に入るのでしょうか。
○木下委員 私の方はNHKの予算審議に当たって国民の代表として、この受信料というのはほぼ税金に近いようなもので、NHKを一日も見なくたって、テレビを持っていると協力の意味もあってちゃんと払っている人がほとんどのような状況であるのですから、NHKがどういう姿勢で予算を組んでおるのか...全文を見る
○木下委員 もちろん六十二年度の予算そのものも審議しておるわけですが、その審議に当たっての基本的なお考えを今伺っております。  公共放送の基本的な使命を果たす、そのために必要なものをする、これが一つの柱であり、一方、負担のかからないように財政のことも考えなければならない。当然の...全文を見る
○木下委員 今の会長の答弁でよくわかりましたことは、とにかく物価も上がる、いろいろするから、今のレベルを維持するのには、やはりその上がりに従って受信料も上がるべきだ、しかし、毎年毎年値上げしていたんじゃ国民もあれだろうから、三年単位でやって、終わったらすぐというのもあれだから、一...全文を見る
○木下委員 もう一、二問お伺いいたします。  先ほど、毎年受信料を上げるというのは大変だという言い方ですが、何か民間放送のNHKに対する提言で、受信料みたいなものも物価等にスライドするような形でどうだろうかというような提言があったり、また受信料も、あり方として、放送全体に対する...全文を見る
○木下委員 それでは、NHKの予算と売上税の導入に伴う影響についてお伺いします。  先ほどから幾つか質問が出まして、売上税によりどの程度負担増となるか、こういった質問に、大まかに全体で六十二年度は十五億、こういった数字が出て、その根拠も計算されておったようでございますが、どうな...全文を見る
○木下委員 時間もないから簡潔に答えてもらいたいな。私はそういうことを聞いておらぬですよ。全然質問に答えていない。私は、明確に答える責任があるのではないかと聞いたのです。  先ほどから聞いておりまして、負担増を吸収するとかいう表現をしています。これは国民の皆さんが聞いたら、大し...全文を見る
○木下委員 その程度の推計の持ち合わせで売上税を論議している段階じゃないと思うのですよ。もっともっと細かなシビアな数字を出して――中小企業等が生き残れるかどうかをかけてこの売上税を論じておるわけですから、そんないいかげんな数字を言わないでください。大体、大まかというから私はそれが...全文を見る
○木下委員 ということは、このNHKの予算を編成するに当たり、いろいろな影響があるだろうが、影響を勘案せずに基礎資料を積み重ねなさい、こういった編成方針でNHKの予算を組まれたということですか。
○木下委員 それは売上税についてでしょう。NHKの予算そのものはちゃんと積み上げてつくったのでしょう。
○木下委員 私がお伺いしておるのは、NHKが予算を組むときのその積み上げの資料に五%を計算して積んだかどうかを聞いておるのです。先ほどの百分の五を掛けるということは、この中に入ってないということでしょう。だから、入れずに積算したものの合計が、その非課税の部分をのけたら千二百二十億...全文を見る
○木下委員 結構でございます。  先ほど木内委員とのやりとりで、まだ入るか入らないのかわからない部分があったようでございますので、ちょっと大蔵省からもおいでいただいたので確認したいと思います。  まず、先ほどNTTの方へ払うマイクロ回線科ですか、NTTの専用回線料、約八十億ぐ...全文を見る
○木下委員 もう一点。先ほど相撲のことが出まして、これは公益法人だから非課税だろうという――非課税ですと言ったか、だろうと言ったか定かでございません、議事録を見ないとあれですが。大蔵省の方は、NHKが相撲を中継するのに当たって年間がないの契約料のようなものを払っておると思います。...全文を見る
○木下委員 さっきNHKの方はかなりはっきりと非課税と言われたんですが、話が違うようですが、どうですか。NHKの方はもう一遍どういうことか言われてください。
○木下委員 それで、今大蔵省の森田参事官のお話を聞いてどのように思いますか。今の答弁でいいですか。先ほどそうやって答えたのはわかりましたけれども、ただいま大蔵省からの答弁を聞いて、お考えが変わったり補足説明が要るようだったらやってください。
○木下委員 大蔵省の森田参事官、あんなふうに言っておられますので、これは最終的に、決着としてはどこでどうつけるようになるのですか。政省令か何かに結局入れるのですか。どうするのです。
○木下委員 当委員会でそれ以上詰める話ではないと思いますが、事ほどさようにこの売上税は、野党が審議拒否とかいろいろ言われておりますけれども、審議の中でやるとこんな問題がいっぱい出てくるので、とめざるを得ぬことをぜひ御理解いただきたいと思います。  もう少し時間があるようですから...全文を見る
○木下委員 その売却の理由ですが、これは財政上の理由から計画が立てられたのか、それとももう新送信所への建設計画に伴って遊休地となって売却することになったのか、それとも強く売ってくれという要望があったからなったのか、いろいろ考えられますが、何でしょう。
○木下委員 財政上の理由からではないと、それだけをのけたわけですか。
○木下委員 この売却価格は幾らで、これは適切なものであると考えておられますか。これはNHKと、この売却価格については郵政省の方のお考えもお伺いいたしたいと思います。
○木下委員 郵政省は別に独自の調査をしたわけじゃないのでしょう。
○木下委員 その算定したときはいつですか。
○木下委員 これはまだ契約を交わしているわけじゃないと思うのですが、いつ契約を交わして、いつ取引をするのですか。
○木下委員 その契約をして取引をいつごろに……。
○木下委員 その九月から今の一カ月後で五月から六月くらいと考えると、かなり日にちがたつので、近ごろ土地の急騰というのをよく言うのですが、どんな感じでしょうか、このくらいはごく当たり前ですか。そういうふうに算定して、大方の数字もこういう委員会で発表してという、こういう土地の売買のあ...全文を見る
○木下委員 もう大分時間が来まして、最後に一つだけ御意見を申し上げて答弁をいただきたいと思います。  この問題も何年も前にやはり私がNHKの予算について申し上げたことですが、受信料の滞納そして契約拒否というのがあります。この契約拒否をしている方に、かなり確信を持って払わないと心...全文を見る
○木下委員 もう時間が来ましたから終わりますけれども、意識的に払わないと決めて裁判をしてくれと思っている人間に、裁判はせぬでしょっちゅう、忙しいのに何遍も行ってやる、しかも民間に委託させてするというのは一種の人権問題だと私は思います。最後に御参考に申し上げまして質問を終わります。...全文を見る
03月30日第108回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○木下委員 総理に早速お伺いいたします。  アメリカのレーガン大統領が二十七日、日米半導体協定違反を理由に日本に対して報復関税を課すことを発表しました。これは、日本製電気・電子機器に一律一〇〇%を課し、総額三億ドルという厳しいもので、実質上輸入禁止に等しく、日米経済関係は戦後最...全文を見る
○木下委員 このような措置は当然ガット違反だと思われますし、また、十五品目といわれておる報復対象候補品目の中に、写真フィルムのように半導体と直接関係のない品目も候補に上っている等、不可解な点も多々ございますので、強い姿勢で交渉に当たられることを期待いたします。  お伺いしたいの...全文を見る
○木下委員 日米経済間の問題は円相場に大きな影響を与えていると思います。この三月二十四日に円が一ドル百五十円台を突破して以来、かなりどんどん高くなってきたように思います。きょう午前中の御答弁の中で百四十五円と言われておりました。その後百四十四円七十五銭という高値もつけたようで、先...全文を見る
○木下委員 確認いたしたいと思います、大蔵大臣。  二月二十二日のパリG6時点での合意の前提であった、当時の各国のファンダメンタルズ、この認識の変化はない、このようにおとらえてございますか。
○木下委員 このように円高によってその影響を強く受けておるのが特に中小企業の経営者であるということは言うまでもないと思います。政府はどのような基本姿勢で中小企業対策を講じようとしているのか、お伺いいたします。中小企業対策をお伺いしております。
○木下委員 それは、売上税を撤回すれば異存のあることはないと思います。  下請企業対策は、これまで必ずしもニーズに対応したものになっていないようですが、特に下請企業経営者の立場を十分考慮された、きめ細かい対応を講じる必要があると考えますが、政府の施策をお伺いいたします。
○木下委員 売上税について御質問いたします。  宮澤大蔵大臣にお伺いいたします。  大臣は三月十三日の予算委員会の御答弁で、売上税は転嫁が原則である、こう言われていると思います。この点をもう少し確認させていただきたい。価格転嫁できるのかできないのか、これは大問題でございます。...全文を見る
○木下委員 今いろいろな業界とか自民党の独占禁止法特別調査会等で、売上税が導入された場合の販売価格に転嫁するやり方について議論がなされているようでございます。業者が申し合わせて税額を外枠表示する。これは、定価が一万円、そして税額五百円、合計一万五百円、こんなふうに値札に書くのだと...全文を見る
○木下委員 大蔵大臣、このように、価格転嫁させようと思ったら立法措置をして話し合ってやったらいいのじゃないか、こういうことも言われておりますが、こういった方向をどう考えられますか。歓迎されますか。転嫁を望んで、転嫁できるとおっしゃっている大臣、転嫁するためにこういう道もあるという...全文を見る
○木下委員 それを望んでおるかどうかははっきりはお答えになりませんでしたが、とにかく価格転嫁するために、金額等も話し合って、そして申し合わせて外枠に表示をする、こうすれば価格転嫁がしやすいと。これは課税業者の場合はそういうことでございましょうが、一体非課税業者の方はどういう形でや...全文を見る
○木下委員 大臣、もう一度よく聞いてください。  非課税の品目にもいろいろかかってくるという話じゃないのですよ。課税品目です。課税品日を、非課税業者ですから、八千円で仕入れて一万円で売るときは、この八千円で仕入れるときにもう八千円に四百円の税金を払わなければなりません。基本的の...全文を見る
○木下委員 それは、この税法はすごく欠陥があるということじゃないですか。一億以下の業者は小さくて大変だから非課税にしようと言っているけれども、実際こうやって話してみると、課税の方はいろいろと転嫁する道は、これは税金で上ったのだから下さいと言える。非課税の方は、いろいろ上がって、結...全文を見る
○木下委員 ということは、非課税業者は転嫁できないということじゃないですか。転嫁するのに大きな業者の方はいろいろな方法がある。ところが非課税業者はない。私は、この非課税業者は、そうじゃなくても流通の中間段階に入ったときは不利益になると言いましたけれども、原則的には私がここで提起し...全文を見る
○木下委員 大臣、大きい業者はいろいろやって転嫁しやすい方法をやっている、それに対して非課税業者は転嫁する方法がないじゃないか、私はこの不公平をどう大臣として受けとめるのかをお伺いしておるのですが、これがいつも同じ質問に聞こえますか。私は、大臣は何か私の質問に全然答えてくれてない...全文を見る
○木下委員 それは、今そのクリーニングの例をやって、クリーニングの場合は原価みたいなものが二十円しか上がらないということを言っておられるかもしれませんけれども、そうじゃなくて、例えばそれなら作業衣みたいなものを八千円で仕入れて一万円で売るように、もうずっと一年契約を結んでいたとし...全文を見る
○木下委員 私はそう思いません。今絶対に損することはないと言いましたけれども、利幅の非常に少ないところもございますよ。先ほど私は八千円で仕入れて一万円と申し上げましたけれども、これをずっと極端な例でします。九千九百円で仕入れて一万円で売る、百円しか利幅がないような業者があったとし...全文を見る
○木下委員 その国会決議に違反するかどうかは、またこれが一般消費税(仮称)の修正版であるかどうかというのは次の論議にすることにしまして、とにかくこの売上税が普通分類で言われている一般消費税の中に入る一種だ、このことは今お認めになられましたですね。
○木下委員 時間が来ましたので。
04月22日第108回国会 衆議院 本会議 第13号
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○木下敬之助君 私は、民社党・民主連合を代表して、ただいま議題となりました予算委員長砂田重民君解任決議案に対し、質疑を行います。  私は提案者と思いを同じくする者でございますが、与えられました質疑の機会に私の考えを申し述べ、提案者の御意見を求める次第であります。(拍手)  私...全文を見る
○木下敬之助君(続) その他にもたくさんの問題点がある上、この売上税は、一たん導入されてしまうと税率の上昇に歯どめがかけにくく、簡単に税収増が図れるため、大増税への道を進むようになることは火を見るよりも明らかであります。このように欠陥だらけの売上税は、決して導入を許してはならない...全文を見る
05月14日第108回国会 衆議院 逓信委員会 第2号
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○木下委員 郵便貯金法の一部を改正する法律案、郵政官署における国債等の募集の取扱い等に関する法律案、郵便為替法及び郵便振替法の一部を改正する法律案三案に御質問をいたします。  まず郵便貯金法の一部を改正する法律案ですが、郵貯の預け入れ限度を三百万円から五百万円に引き上げるという...全文を見る
○木下委員 そういうことで郵貯の預入限度の引き上げがなされるとしますと、これに対応して限度額の管理、これも強化するような措置も考えておるのかどうか、お伺いいたします。
○木下委員 ちょっとこの機会に少し教えていただきたいのですが、この限度額というのはたしか五百万円に上がったら上がったで、それは預けていて金利がついて、また複利で計算されてきますね。あれはどういう解釈をなさっておるのか。見ようによったら複利になるということはそれだけ預入がふえている...全文を見る
○木下委員 言葉として、預金総額みたいな感じで言葉も出てきて、総額の限度管理というような言い方をするときに、今の元本というのと、どうも一般的にはその言葉の上ではなかなかぴんとこないのですが、はっきりした、すごく我々にわかりやすいような解釈とかはないのですか。
○木下委員 きょうの附帯決議にも預入総額とかあれば納得いくのですれども、そうでもないから何となく一貫性というかわりやすくしてもらいたいなという気持ちがございます。  預入限度額引き上げに伴う貯金量の増加をどの程度見込んでおられるのか、お伺いいたします。
○木下委員 貸付金の方の限度額の引き上げも予定されていると思いますが、貸付制度の利用状況は現在どうなっておりますか。
○木下委員 こっちの方の貸付金限度額の引き上げに伴って貸付量の増加はどういう見込みをなさっておられますか。
○木下委員 見込みとかはわからぬけれどもその必要があるだろうというわけですか。
○木下委員 これは担保があって貸すわけでしょう。民間の話もあれですけれども、百万から二百万円に上げる、その二百万で切っておかなければならない理由、担保があるのだからあるところまで貸してもいいなという気もするのです。要望があるからすると言われるのなら、担保があるのだから、そこまで貸...全文を見る
○木下委員 金融自由化対策資金の運用についてお伺いします。  この運用に当たる基本的な考えというのはどう考えておられますか。運用対象を当初から、許されているものは全部やるのか、この運用対象をどう考えておられるのかもお伺いいたします。
○木下委員 ということは、許されたものは皆やる、その中の有利なものは探してみんなやる、やれるものは全部やる。まずは今の時点で考えてこれこれをやろうとかはないのですか。
○木下委員 そういう姿勢でやられるのでしょうが、将来この金融自由化対策資金の運用対象は拡大する考えを持っておられるのかどうか、お伺いいたします。
○木下委員 次に、郵政官署における国債等の募集の取扱い等に関する法律案に関してお伺いいたします。  郵便局における売り出しによって国債消化がどの程度伸展すると考えておられるのかお伺いいたします。
○木下委員 意義のあるというのはわかりますが、数字的な見込みとかそんなのは全くないのですか。
○木下委員 この制度を創設することによって、これは売れればいいけれども、売れなければ押しつけられる格好になるわけですから、条件の悪い国債を押しつけられる、こういうおそれはないのかどうか、お伺いいたします。
○木下委員 買い取り価格の決定に際して市場価格はどの時点、どの市場のものを基準にするのか、また価格の設定に際して民間との不公正競争の問題とか顧客とのトラブルとか、こういったことは生じるおそれは全くないのか、お伺いいたします。
○木下委員 この国債を担保にした貸し付けにも限度額を二百万と設定しておるようでございますが、これもやはり二百万を限度にする必要があるのですか、担保があるから。
○木下委員 それで、その二百万を守るとすると、管理するための名寄せみたいなものはどんなふうに行うのですか。
○木下委員 次に、郵便為替法及び郵便振替法の一部を改正する法律案について質問をいたします。  簡単な質問で済みませんが、この趣旨は一言で言うというか、わかりやすく言うとどういうことになりますか。
○木下委員 そうすると、今回の法改正でどのようなサービス改善が図られるようになりますか、お伺いいたします。
○木下委員 この機会に郵政事業が当面している問題についてちょっとお伺いいたしたいと思います。  第二KDDの問題は現在どのようになっておりますか、お伺いいたします。
○木下委員 この二つは一本化される見通しがあるのですか。
○木下委員 とやかく言うのではないのですが、一本化されるということで話し合いをされておる。念のために聞きますが、話し合いをされて許可ができるのが一番望ましいでしょうけれども、どうしてものときは二本とも許可とか、そういうことも起こり得るのですか。
○木下委員 それで、この決着はいつごろつきそうですか、その見通しをお伺いします。
○木下委員 大臣にお伺いいたしたいのですが、電気通信事業法における外資制限は三分の一ですね。これ以下であっても外国国際通信事業者が第二KDDに出資することには問題がありはしないか、これが経営支配をするようなことになったら問題じゃないかと思うのですが、どうお考えですか。
○木下委員 しかし、外国の国際通信事業者の資本がそうやって入ってくるというのは、電気通信事業法の三分の一来満という制限以外にもいろいろ制限があるのではないかという気がするのです。  事業法の十条の五号なんかを見ますと「その事業の開始が電気通信の健全な発達のために適切であること。...全文を見る
○木下委員 もう一つの制限のようなものについてもお伺いしたいのですが、外為法にも、国の安全を損なわないとか、公の秩序の維持を妨げ、公衆の安全の保護に支障を来すようなもの、こういったものはだめだということで、また同種の我が国における事業の活動その他に著しい悪影響を及ぼすことになるも...全文を見る
○木下委員 第二KDDが独自のケーブルを敷設することを認めるおつもりですか。
○木下委員 今お伺いをしたら、話し合って計算した上でするのだからいいだろう、する方が知っておるはずだに近いような発言があったのですけれども、この事業法の十条で、要するに「電気通信回線設備が著しく過剰とならないこと。」ということで調整を図る。それを、やろうとして申請する方がするとい...全文を見る
○木下委員 もう一つ確認させていただきたいのですが、将来需要みたいなことも言われておりましたけれども、KDDとかATT等各国共同でTPC4なんというようなものも具体的に検討されておるように聞いております。これも同じような扱いで、そちらも民間として検討して、大体このくらいいいんじゃ...全文を見る
○木下委員 いろいろな政治的判断もあろうかと思いますが、この事業法のこういった過剰にならないようにとかいうところを政治的に適当なやり方をせずに、公平にやっていただぎたいということをお願いして、私の質問を終わります。
05月25日第108回国会 衆議院 逓信委員会 第5号
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○木下委員 今回の改正でくじつき郵便切手等も出せるようになるわけでございます。こういったいろいろなサービスをやっていくというのは大変いいことだと思っておりますが、この機会に少しお伺いいたしたいことがございます。  まず、くじつきで切手を新しくやるのですが、これまでお年玉のはがき...全文を見る
○木下委員 それで伸びてきておるので、そう言いながら、計算はしていないけれども事業としてはそういうサービスをすることによって収支は、それによるサービスのために余分な出費がかかったのではなくて、プラスであろうとかマイナスであろうとか、そのくらいのことはおっしゃられてもいいんじゃない...全文を見る
○木下委員 それで切手の方につけると、そちらでまたいろいろと手間もかかればいろいろなこともある。それはそれでこれもサービスで、幾らか手出しになったとしてもやるという感じなんですか。これも幾らかプラスになりそうなお見込みがあってなさるのですか。
○木下委員 大変結構だと思います。このくじつき郵便切手は、年賀状なんかのことを思えば、そのほかにも寄附金がついたものも出たりしますが、そういったことも今後考えておられるのかどうかお伺いいたします。
○木下委員 寄附金のことについてもちょっとこの機会にお伺いしておきます。  年賀状のときの寄附金は今三円くらい取っておるのだと思いますが、これを集めていろいろなところに配分して御寄附なさっておるのですが、この集めた金額を全部配分して寄附なさっておるのですか、幾らか事務経費みたい...全文を見る
○木下委員 それは何%ぐらいですか。金額でわかれば総額、昨年、その前ぐらいは幾らで、経費はどのくらいかかっておるか。
○木下委員 一億円かかるのを、ちょっとお伺いしましたら、それを全部一応収入で入れて、三円だから全部売れて幾らだからというので取る形ならばそんなにかからないのだろうけれども、これは寄附金で預っておるだけだから、全部別計算で細かくやるのでかかるんだというお話も聞いたのですが、そのとお...全文を見る
○木下委員 窓口ではがきを買ってもらう。そのうちの三円だけ、何枚売るとこの三円分の幾らは別会計だということで、会計を一緒にしないまま、それはそれで送ってためながらやっている、こんなふうに聞いたんですよ。今どき、一緒にまとめてやって、全部で幾らはがきが売れたからということでやれば、...全文を見る
○木下委員 きょうは細かい話は、具体的なことまで立ち入っておりませんけれども、なぜかかるのかといったら、そんなふうに、一緒に受け入れて、はがきを四十五円で売ったんだから、それで何枚売れたから最終的にこれだけのお金が寄附金としてあるんだというふうに会計に入れられずに、きちっとそのお...全文を見る
○木下委員 全戸に配るのですか。そうすると、そこの地域だと全戸数が決まっておって、その全戸に出すものは受け付ける。その地域、例えば全戸で二十万ほどあったとしまして、そのうちの十万だけ適当に配ってくれなんというのは受け付けないのですか。
○木下委員 あて名が書いてない、省略されておるだけでと言われますが、戸別のときは、行った先に配達されてなければ戻ってくるなりいろいろなことで、確実に配達されたかされないかとかということもかなりきちっと確認しながら郵便事業というのはやっておったのですね。こういう形の中で、依頼した人...全文を見る
○木下委員 それはそれで結構なんですが、ただ、そういうことの経過で、過去に例があったとか、あて名がない、あて名を省略した郵便だとか言いながらも、しかし私はこれは郵便とは全然別のものであるという解釈もできる。それを言葉としてあて名のない郵便という形で片づけると、いかにも郵便のような...全文を見る
07月17日第109回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○木下委員 質問いたします。  今回御提案の補正予算は二兆七百九十三億円ということで異例の大幅なものでありますが、結果として昭和六十二年度一般会計予算の総額は五十六兆一千八百三億円ということであります。この五十六兆幾らという予算は、過去数年間とり続けてこられた緊縮財政方針のもと...全文を見る
○木下委員 私たち民社党は、かねてから積極型財政運営への転換を強く主張してきております。こういった提言を続けてまいっておりますから、今回の補正予算は、規模としてはまだまだと思いますけれども、我々の考えもやっと日の目を見た、こういう感じも持っておるところでございます。政府は転換では...全文を見る
○木下委員 財政再建の考えは当然我々も一致しておるわけです。これは絶対にしなければならないことでございますが、それを転換する、しないじゃなくて、財政再建を図りながらなおかつ日本経済も繁栄していくというためには、今までのようなシーリング、マイナスシーリングということで一律に全部する...全文を見る
○木下委員 総理、郵政大臣もあんなふうに言っておられます。やはり一律のシーリングでやるといろいろ弊害がある、そんなふうに私は思いますが、どうですか、総理の御見解は。
○木下委員 そういうお考えのもとに、それでは六十三年度の予算編成はどういう姿勢で臨まれますか。これまでの一律マイナスシーリングは撤廃なさいますか。
○木下委員 もう一点、シーリングに関して申し上げておきますが、今私、郵政省の例を取り上げて言いましたけれども、大体我が国の研究開発予算というのは大変少ないと思います。日本全体としては、民間も含めての研究開発費は、対GNP比で西ドイツが二・八四%、これに次いで二・七七%と日本が高い...全文を見る
○木下委員 いろいろと申し上げてまいりましたが、今、我が国にとって財政再建と内需拡大、これは両方どもやり遂げていくことが必要であると考えます。そういう中での公共事業というのは、効率よく内需拡大に結びついていくものを最優先して行うべきであろう、こういうふうに思います。  どういっ...全文を見る
○木下委員 ただいま申し上げましたような見地から、内需拡大に効率よく貢献するであろうと思われますものを幾つかこれから個別に取り上げて政府の方針をお伺いいたしたいと思います。  まず、情報通信基盤整備という点でお伺いをいたしたいと思います。  東京集中を是正して均衡ある国土を形...全文を見る
○木下委員 ぜひやっていただきたいと思います。  郵政大臣、ことしの四月の半ばごろにちょっと新聞で読んだのですが、キャプテル計画、こう名づけられて、ビデオテックスの端末機を五百万台ほど無償で提供して情報通信市場の呼び水とする、このような計画のあることが報道されておりましたが、あ...全文を見る
○木下委員 郵政省の話となりましたので、ちょっと気がついたことをもう一点申し上げたいと思います。  郵政省関係では、保養センターとか郵貯会館とか、特別会計でやっている施設があります。厚生省とか農林省とか他の省庁にもいろいろとあるわけでございますが、財政再建を考えながら内需拡大を...全文を見る
○木下委員 民間活力、当然でございますけれども、こういう緊急な事態ですから、大いにできることはやっていただきたいと思います。  次に、高速道路網整備についてお伺いいたします。  私は地方の出身でございます。同じ日本に住む者として、憲法で保障されているように平等に国家の繁栄を享...全文を見る
○木下委員 次に、下水道整備についてお伺いいたします。  我が国の下水道整備は先進諸国に比べて著しくおくれています。ちょっと調べてみたんですが、イギリス九七%、西ドイツ九一%、アメリカやカナダのような広いところでも七二%、七四%、これに比べて日本はわずか三六%であります。我が国...全文を見る
○木下委員 目標を立ててやっていただきたいと思います。  その次に、老朽市街地の高層化という観点でお伺いをいたします。  各地に行きますと、かつては最先端で栄えたであろう町の一角が古くなって、客足も幾らか遠くなっているような、そういった商店街もございます。こういった老朽市街地...全文を見る
○木下委員 大分を例にとりましたけれども、私は何も大分のことだけを言っているのではなくて、全国各地で内需拡大という盲点から高架事業というのは大変有効だということを申し上げておるのでございます。地方の事情を言われましたが、これはお金がいろいろとかかりますからなかなか地方ベースだけで...全文を見る
○木下委員 地方の発展のために太いに大きなスケールでやっていただきたいと思います。この補正で十五カ所ほどするうち、二カ所決定して十三カ所はまだというふうに聞いておりますけれども、ぜひ、これは内需拡大とか国土の均衡発展のためにも、不況地域に重点を置いてやっていっていただきたいと思い...全文を見る
○木下委員 これからの御検討をお願いいたします。  ほかにもコミューター航空の整備推進とか年金客船、こういったものもぜひ前向きに取り組んでいただきたいと思います。時間がありませんので、御答弁はもう結構でございます。  これまでいろいろと個別の問題を取り上げて内需拡大策について...全文を見る
○木下委員 この鉄鋼産業対策としましては、先ほど来述べてきたような公共事業に力を入れることが即鉄鋼の需要を増大させることになりますので、そういう意味も込めて、重ねて各省庁の御努力をお願いいたしたいと思います。  この鉄鋼産業は地域経済に対し大きな影響力を持っているわけでございま...全文を見る
○木下委員 鉄鋼産業では、構造転換の実施のために設備の休廃止の実施がやむを得ない状態にございます。こうした設備に係る固定資産税の負担が大変大きくなってきております。これは、鉄鋼産業界は大幅な赤字に苦しんでいますから、実際に廃止した設備であってもこれ以上赤字を出すわけにいかない苦し...全文を見る
○木下委員 よろしくお願いいたします。  最後に、総理の政治姿勢ということで、話は変わりますが、お伺いいたしたいと思います。中曽根総理への質問の機会というのはもうないかもしれない、こういうふうに思いますので、総理、私が前々からぜひ総理に一度伺ってみたいと思っていたことをお聞きし...全文を見る
○木下委員 感銘をもって聞きました。大変ありがとうございました。
08月27日第109回国会 衆議院 逓信委員会 第1号
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○木下委員 早速質問をいたします。  衛星放送についてお伺いをいたします。どの程度普及してきていますか。現在の受信世帯数と今後の普及見通しをどう考えておられるか、お伺いいたします。
○木下委員 前にも話も出たようですけれども、新聞等で、衛星放送の受信用のパラボラアンテナの家庭用が品不足であるとの報道がなされておりましたが、これの方の対策はどのようになされておりますか。
○木下委員 品不足を解消しなければ普及が進まないのは当然ですが、より一層の普及のためには、受信装置の価格をもっと安くする等の施策が必要と思われます。どうお考えになっておられるかをお伺いいたします。
○木下委員 普及を図っていくためには放送内容が魅力のあるものでなければならないことも当然のことでございます。NHKは七月から二十四時間放送を開始しておられますが、地上放送との関係で、衛星放送の放送内容についてはどのようなものがよいと考えておられるのか、お伺いをいたします。
○木下委員 そのように独自な魅力ある番組をふやしていくとすると、それに伴って制作費なりその他の費用等もふえてくると思うのですが、必然的に衛星放送の受信料というものも問題になってくると思います。この点をどのようにお考えになっておられますか、お伺いいたします。
○木下委員 受信料、そしてそれを結局どういった人がその成果として見ているのかということで、できるだけ公平に、見ている人が、受益者が負担するように考えてほしいと思います。  ここでちょっと原点に戻って考えてみますが、この衛星放送は難視聴対策という面を持っていたと思うのですが、今後...全文を見る
○木下委員 今まで山間部であるとかいろいろな条件によって難視聴だったところを見えるようにするという意味で、衛星放送で、今まで全然見られなかったけれども衛星放送を見られるようになる。それはそれでそういう地域に対する一つの対策であるとは思いますが、しかし、難視聴対策という言葉を、別の...全文を見る
○木下委員 全体の受信者という格好でぼかさずに、新しいものが見えるのはいいんです、それはもうとにかく、空に衛星を打ち上げてまでそんなことをやっているのですから。まして、今現在で言うと、とにかく一部の人がそれを享受しているわけです。そのことを思えば、いまだに難視聴で地上のものが見え...全文を見る
○木下委員 余り納得できない部分の方が多いです。私の言っていることも御理解いただいた上で、難視聴というのは別の角度から考えようという方針だから、それはそちらの方針でしょうけれども、しかし、新しいものに新しいものに飛びついていくというよりは、やはりこれまでありました中でもずっと不自...全文を見る
○木下委員 次に、ハイビジョンについてお伺いいたします。  ハイビジョンの実用化の見通しをどのように考えておられるか、お伺いいたします。
○木下委員 安くすると言われましたが、その安くするということの見通しはどんなふうですか。今現在、ハイビジョンの技術はNHKが持っておられるわけですが、低廉化し、一般商品として大量生産に取り組むのは民間メーカーということになります。民間メーカーが低廉化に取り組むときに、NHKがハイ...全文を見る
○木下委員 NHKの技術というのは相当の数の特許を持っていたりしておるようですね。そんな特許等があって、特許料がなんか取るとその分高くなるということを心配しておるのですが、このハイビジョンに関してはそういったことの心配はないということですか。
○木下委員 NHK全体として、一般のみんなの受信料で経営されて、そんな中で研究された成果であって、当然公開していくということだと思うのですが、同時に特許もとるのは当然のことであり、お聞きしますと、その特許で年間相当の収入もあるようなことを聞いております。今のハイビジョンのことに関...全文を見る
○木下委員 普及するためにも低廉化に協力していただきたいと思います。  もう一点、技術料の収入ということでお伺いしたいのですが、音響技術等で、いろいろなところの市民ホールとか音楽堂みたいなもの、かなりたくさんのことに協力しておると言われておりますが、こういった収入というのはどう...全文を見る
○木下委員 時間も大分来ましたので、あと二つほど。  BS3の段階では民放の放送も開始されると思いますが、郵政省の免許方針について、どのようなお考えを持っておられるか、お伺いいたします。
○木下委員 最後に郵政大臣、この逓信委員会もいろいろな中身をかなり多岐にわたって取り上げられるようになり、郵政省も大変だと思います。そういう中で、大臣が何か省名変更をお考えになっておるような報道もお伺いいたしましたが、どういうふうに考えての御発言であり、今後どのように取り組んでい...全文を見る
○木下委員 終わります。
09月16日第109回国会 衆議院 逓信委員会 第2号
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○木下委員 質問申し上げます。  この国会でさきに成立いたしました昭和六十二年度の補正予算で、郵政省が要求されました無利子融資制度を適用した対象事業とは何であるのか、お伺いいたします。
○木下委員 そのような六十二年度補正予算で要求した対象項目は、六十三年度概算でも要求しておられますか。
○木下委員 その通信ケーブルの分はどうして六十三年度概算からは外されたのですか。どういった理由でしょうか。
○木下委員 それでは、六十三年度概算で要求した無利子融資対象の項目はどういったものでありますか。また、それぞれ具体的内容、規模等はどうなっていますか、お伺いいたします。
○木下委員 それでは、新たな部分の中身も少し聞いてみたいと思いますが、地域電波利用基盤整備事業としてマルチメディア・タワーの整備等を考えておられるようでございますが、これはどのような事業ですか。この目的、事業内容、効果についてお伺いいたします。
○木下委員 次に、地域ISDN整備事業について基本的な考え方をお伺いいたします。
○木下委員 電気通信施設整備事業について一つお伺いしたいのですが、NTT株式売却益による無利子融資の制度を、都市の再開発や遊休地の活用事業といったプロジェクトの際にあわせて行う電気通信整備事業に適用できるのかできないのか、こういったことをお伺いいたします。
○木下委員 こういう時期で、内需拡大ということを中心に私も予算委員会で申し上げたのですが、一つの投資がまた新しい投資を生むようなことにぜひやりたい。そういう意味で情報通信基盤整備は大事なことだろうと思いますので、どうぞよろしくお願いいたしたいと思います。  この無利子融資の制度...全文を見る
○木下委員 この無利子融資の制度で民活法施設整備事業に対して融資することになっておるようですが、郵政省における民活法対象施設プロジェクトの概要とその見通しについてお伺いいたします。
○木下委員 次に、本年四月に出されました放送政策懇談会の報告書について、その概要と主なポイントはどういうことであるのかお伺いいたします。
○木下委員 そのような今回の放送政策懇の報告書を踏まえた放送法、電波法の改正は、次期通常国会に提出される予定であるのか、どのように考えておられるのかお伺いいたします。
○木下委員 よろしくはそのときに私も考えることにして、どういったところか、今放送法、電波法を改正する場合に重要であると考えておられる点がございましたら、ポイントをお伺いいたしたいのですが……。
○木下委員 それでは、通信・放送衛星機構法の改正の方、こちらは次期通常国会で考えておられるのじゃないかと思いますが、その主な改正内容をどのように考えておられるのかお伺いいたします。
○木下委員 それでは、その通信・放送衛星についてもう少しお伺いいたしますが、BS3bの免許の割り当て方針はもう決まっておりますか、お伺いいたしたいと思います。
○木下委員 このBS3bでは、機構法を改正して予備チャンネルを機構側がリースするという考えがあるようですが、ここではどういう放送をなさるつもりですか、郵政省のお考えをお伺いいたします。
○木下委員 では、先ほど言われましたハイビジョンの方、BS3でどういう割り当てを考えておられるわけですか。BS3のどれを当てるとか、かなり進んだ考えを持っておられるのですか、ハイビジョンについてお伺いします。
○木下委員 最後に、民放テレビ全国四局化ということでお伺いしたいと思いますが、その前に、民放テレビの第十四次割り当ての免許申請件数と本放送の実施見通しはどうなっているのか、お伺いいたします。
○木下委員 それでは、先ほど話の出ました民放四局化を考えておられるようですが、この実現のための郵政省の方策をお伺いいたします。
○木下委員 この民放四局化というのは本当にいいことだと思うのです。四局になるのがいいとかいうよりも、民放が四波見られるということがいいと思うのです。それはかなりその地域における切実な要求で、ちょうど県境なんかだと、余り無理をしなくともほかの分が見られたりしてかなり有利な地域もある...全文を見る
○木下委員 確かに、テレビの番組をつけて県知事さんが何かしゃべったという話でも、隣の県知事さんの話だったりして誤解が生まれたりしてとか、これは起こり得ると思います。思いますけれども、それはそれで、しかし承知の上で番組を見ればいいのですから、積極的にいろいろなことを考えていただきた...全文を見る
12月08日第111回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
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○木下委員 皆さんいろいろと御論議されておりまして、私も私の立場からお話し申し上げたいと思います。  まず最初に、ただいま神田先生からも御質問のありました営林署の統廃合のことをちょっと御質問申し上げます。  ただいま神田先生からも、林野事業は大変重要なことであって、いろいろと...全文を見る
○木下委員 個別のことに入って恐縮なんですが、ちょっと私の地元の佐伯市の営林署の廃止でかなりいろいろと問題になっているんですね。実は地元の方の雑誌なんかにもかなりおもしろおかしく、推測記事といえば推測記事、おもしろいのが載っていますから、よろしければ後ほどごらんになってください、...全文を見る
○木下委員 廃止すれば地域にとっては大変大きなデメリットがありますからその対策を十分考えていかなければなりませんので、人口が幾らかふえているような傾向もあるので手当てをすれば何とかなるということも含めての御決断でございますなら、一応、この佐伯を廃止したらどういったことがデメリット...全文を見る
○木下委員 こういうのは廃止されるのは嫌ですから、ましてや政治的に幾らか影響の大きい議員がそこのためにどんどんやるというのは、これは地域のためにはやって当たり前のことであるけれども、そればかりしていても正しい政治はできませんから、私はどこをどうしろということは申しませんが、ただい...全文を見る
○木下委員 そういう営林事務所をたくさん出さなければならぬということは、だんだん距離的にもそういうのを出さないとやれないようなところが統廃合の対象になってきておるのだというふうに思います。しかし、全国を見渡したときには、そういうものを出さなくてもっと実質的にやれるところがありはし...全文を見る
○木下委員 先ほど大分県は前やってないしというのは、あれは言わずもがなのことをおっしゃったということですか。
○木下委員 その一つの事実でございますけれども、熊本の方で言われていることは、やはり熊本も前の統合になっていない。過去三回、九州で長崎、鹿児島、宮崎と三県、それぞれ各一署ずつ統廃合があって、今回その他やってないということで熊本、大分。この熊本営林署、これはブロックの中心的な営林署...全文を見る
○木下委員 この熊本の方では、そういう県庁所在地に今まであったから、職員の皆さんも子弟の教育や生活環境も非常によかった。そんなところがなくなると、全体の平均として子弟の生活環境等も低下するんだ、労働条件も低下する、こういった声も出ておることをお伝えいたしておきます。  過去に三...全文を見る
○木下委員 この本年度の統廃合が終了した後、経営改善のためにまたさらに統廃合を実施するというような計画はあるのですか。今後につきましては、国有林野事業をやっていくためには、管理、経営の第一線の現場の組織も含めた組織機構のあり方というのは大変大きなかぎを握っていくと思われますので、...全文を見る
○木下委員 地元の声もお伝えいたしましたので、精いっぱい皆さんの要望も入れて公平に、また前向きにいろいろなことを検討して積極的に林野事業推進のために頑張っていただきたいと思います。  林業全体のことについてちょっとお尋ねをいたしておきますが、ことし木材価格が乱高下いたしまして、...全文を見る
○木下委員 日本林業を発展させるためには日本材の需要の拡大を図らなくてはなりません。需要拡大のための積極的施策を早急に実施すべきであると考えますが、今後どのような施策を実施していくお考えか。例えば需要拡大のための専用機関もしくは第三セクター的なものに対する助成、またはそういったも...全文を見る
○木下委員 よろしくお願いいたします。  次に、農産物輸入制限十二品目問題についてお伺いいたします。  先週行われましたガットの総会の決着は、来年二月にあると思われます最初の理事会まで延びた、こういうことでしょうが、政府としては今後どのような決着を望むということで交渉に当たる...全文を見る
○木下委員 コメントを差し控えたいと言われますけれども、どうですか、ここでそれを言えば、それはそれでまたそれが伝われば交渉の一つのインパクトにもなるでしょうから、日本としてはこういう形での決着を望んでいるんだというのは、まだ大分ありますから、一遍ぐらい言われたらどうですか。
○木下委員 いろいろな人がいろいろなことを言っても、そのときの時点で本当にそれを一生懸命やろうと思っておられるなら言われてもいいんじゃないかと思うのですけれども……。  それではこの農産物ガット勧告問題、それからまた我が国農業に対する政府の考えということで、少し質疑をさせていた...全文を見る
○木下委員 今言われている我が国のこの十二品目ですね、これが自由化されるとどんな影響が出るのか、どういった数字でつかんでおられるのかをお伺いしたいと思います。北大教授が、牛肉、バレイショ、雑豆が自由化された場合、生産額二四%減、雇用十六万四千人減、こんな試算を出しておられるのも聞...全文を見る
○木下委員 今いろいろ交渉して、特にでん粉とか粉乳、練乳等、こんなものは絶対に自由化するわけにいかないということで交渉しているのだと思いますが、交渉のときに、もしこんなものを自由化すると日本はこんなになるんだ、だからこれはできないんだということを言ってほしいわけですが、そういうと...全文を見る
○木下委員 やはり計算できるものはできるだけ計算して、説得力のある交渉をしていただきたいと思います。  近年の各国の農業関係予算を見ますと、米国、ECは農業関係予算を増額させております。一九八〇年と一九八六年を比較してみましても、アメリカ一・六九倍、EC一・九四倍、それに比べて...全文を見る
○木下委員 今言われている十二品目のほかにも牛肉やかんきつ、こういったものもアメリカがガット提訴するんじゃないか、こういった声も聞かれますし、そのほかの品目についてもいろいろ問題が起こってくると思います。これまでの農産物輸入自由化の拡大の過程を振り返ってみますと、農水省がずっと絶...全文を見る
○木下委員 時間が参りましたので、大臣にはまだ一言もお答えいただいておりませんから、できれば今後の農業についてどういう決意で施政に当たっておられるかを一日お話しいただいて、私の質問を終わりたいと思います。
○木下委員 どうぞよろしくお願いいたします。