木俣佳丈

きまたよしたけ



当選回数回

木俣佳丈の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月10日第145回国会 参議院 本会議 第4号
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○木俣佳丈君 ただいま大蔵大臣から報告のありました平成九年度決算につきまして、民主党・新緑風会を代表し、小渕総理並びに関係大臣に質問いたします。  質問に先立ち、ジョルダン・ハシェミット王国を四十六年にわたって統治し、中東和平に大きな貢献をされたフセイン国王の逝去に対し、謹んで...全文を見る
02月18日第145回国会 参議院 外交・防衛委員会 第1号
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○木俣佳丈君 民主党の木俣でございます。  時間がございませんので、ハンガリーの糠澤大使にかいつまんで御質問申し上げます。  まずもって、大使の皆様方には本当に御苦労さまでございます。特にまた、糠澤さんにおきましては私の前の上司ということもあって大変恐縮でございます。  ハ...全文を見る
○木俣佳丈君 ありがとうございました。
03月08日第145回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
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○木俣佳丈君 民主党・新緑風会の木俣佳丈でございます。  本日は、行政監視委員会におきまして、装備品の過払い問題を初めとしまして、主にこういったことが自衛官や防衛庁の皆さんにどのような影響を与えているのか、そしてまた倫理というのは一体どういう効果があるのか、またなぜ必要なのか、...全文を見る
○木俣佳丈君 というか、これは先ほどからモラルとかいう話がありまして、司法に行ったわけでございますからもちろん注意深く見守る立場ではございます。しかしながら、政務次官のお立場としてどのように考えられるか、ちょっと明確に個人としてお答えいただけますでしょうか。
○木俣佳丈君 私も頭が悪いものですからちょっと理解ができかねるような御発言だったように思いますが、それはさておき、例えば上野さんのみならず水増し請求をした当事者側の東洋通信機、ニコー電子においても、その役員の立場ではこのことについての背任について認めておるんですが、例えば二月四日...全文を見る
○木俣佳丈君 こういった水増し請求については過去も幾つか事案が発覚しているわけでございますけれども、その他の例についてはどのように対処をされるわけでしょうか。
○木俣佳丈君 水増し請求に対して、これだけが足りなかったから返還せよというお話、要は日本の場合は恐らくその差額のみを請求されるというふうに考えますが、それで当たっておりますか。
○木俣佳丈君 例えば米国制度の場合なんかだと、過払いとかそういったことについては賠償を三倍請求するみたいなこともありますが、そのようなことはお考えになるでしょうか。  というのは、これはちょっと考えるとおかしな話でして、要は過大に請求して、それはおかしいじゃないかと言われたら、...全文を見る
○木俣佳丈君 これは政務次官に伺いたいんですが、今の件に関しましてどのようにお考えになるのか。要は方向性ですね。その分だけ払えばいいという気持ちなのか、それとも過払いの額が算定されたら例えばその二倍とか三倍とか出しなさいと、どっちでしょうか。
○木俣佳丈君 具体的な例で、例えば本事案、東洋通信機、ニコー電子の場合はいかがでございましょうか。
○木俣佳丈君 そういうお話をしながら、ちょっとねじれた議論になるかもしれませんけれども、私の地元の愛知県にも防衛産業がございます。やっぱり武器の輸出三原則が日本にある限り、原価のはじき方、または競争力を求めても非常にこれは難しい点も実際あります。いや、あるからといって水増し請求し...全文を見る
○木俣佳丈君 私が力点を置きたいところというのは、やっぱり国家第一の技術水準を持たなければいけないということだと思うんです。  政務次官に伺いたいんですが、方向性としてどのようにしたらそういった最先端の技術を保てるのか、全体の流れというか、御私見でも結構でございますので、伺いた...全文を見る
○木俣佳丈君 ありがとうございました。  いずれにしましても、その産業が立地し続けていただかなければならないわけでございます。  次に、ちょっと倫理の話に移りたいと思いますけれども、そもそも、先ほどの新聞にもありましたように、上野さんが言われるように、いや国家のためにやったん...全文を見る
○木俣佳丈君 アメリカの、アメリカばかりがいいわけじゃありませんが、例えばアメリカの例を挙げますと、えらい複雑なこんな表になるぐらい、大統領令から始まって公務員法、各種規制刑法、いろいろある上に政府倫理庁という独立した機関があってそこがいろいろ見張っているわけでございます。いわゆ...全文を見る
○木俣佳丈君 ありがとうございます。  もうちょっと剛直な御発言がいただきたいなという思いが本当にありまして、というのは、例えばこの問題だけじゃなくて、新聞を拝見していますと、これは厳秘の研究資料みたいなものが二月の初めから後半ですか、ちょろちょろ出ていますよね。例えば、ガイド...全文を見る
03月09日第145回国会 参議院 外交・防衛委員会 第3号
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○木俣佳丈君 民主党・新緑風会の木俣でございます。所信に対して関連した質問をさせていただきたいと思います。  まず、外務大臣の所信から、一月のときも、そしてまた今回いただいたものにも、外務大臣就任以来モットーとしているのは、リーダーシップのある外交である、そしてまた、「国際社会...全文を見る
○木俣佳丈君 日本の歴史というか戦後の歴史といっても、生まれる前のことでございますので実感したわけではございませんけれども、やはりどこをどういうふうに考えてみても、日米同盟というものが日本の発展に役に立ったということは間違いないと私は思いますし、それからまた、アメリカがアジアの平...全文を見る
○木俣佳丈君 私、冒頭何が言いたいのかなというふうに思われたかもわかりませんが、やはり国際的な貢献というのはまだまだ日本は少ないんではないか。特に、国防というか世界の治安を守るという意味でもまだ少ないんではないか。つまり、民主党はどちらかというとそういったことについてはネガティブ...全文を見る
○木俣佳丈君 済みません、最後の部分は何をですか。
○木俣佳丈君 ありがとうございました。  時間が迫っておりますので、かいつまんで御答弁をお願いします。  三点、質問だけぱぱっとしますので、それに対してお答えいただきたいと思うのでございます。今の例えばガイドラインに対して、我々例えば日本人の若い者たちが持っている感覚、そして...全文を見る
○木俣佳丈君 要はすべてがぼけているんですよ。ぼけているというのは今の答弁がじゃなくて、クリアにぼけている答弁なんですが。  もっと具体的に、作戦行動のようなものがなぜ出てこないのかなと。例えば今のも、四条の三項ということでもありますが、要は執行後何日以内とか、そういうことが僕...全文を見る
○木俣佳丈君 ありがとうございました。
03月12日第145回国会 参議院 外交・防衛委員会 第4号
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○木俣佳丈君 続きまして、ガイドライン関連法について御質問したいと思っております。  まず根本的な問題で、このガイドライン関連法、きょう衆議院本会議で趣旨説明があってこれから始まろうとしております。今、柳田議員がおっしゃいましたが、これは九六年の日米共同宣言から新たに出てきたと...全文を見る
○木俣佳丈君 そうしますと、今までは日米安保の範囲というのを極東ということでやっていたと思うんです。思うんじゃなくて、そうだと思うんです。ただ、この共同宣言を見ますと、極東という言葉はございません。ございませんというか、見つけにくくて、アジア太平洋地域という表現が使われておるんで...全文を見る
○木俣佳丈君 またよくわからなくなってくるんですが、もう一度聞きたいと思います。日米安保条約の範囲内で日本は協力するわけですか。
○木俣佳丈君 そのあたりが論理のジャンプがあるというか飛躍があるように思えてならないんですね。日米安保の枠内であるということであるならば、同じようにこの共同宣言の中でもまず極東の平和と安全に寄与するんだということが書かれてしかるべきだと思いますけれども、そう書いていないんですね。...全文を見る
○木俣佳丈君 先ほど申しましたように、ガイドラインというものが、この共同宣言にのっとった形でガイドラインの改正があって、それに基づく法の修正があったということであるならば、ちょっと今のお話と違うように思えるんですが。
○木俣佳丈君 例えば、二月一日の予算委員会で外務大臣が答弁されたように、ベトナム戦争というのは極東事態ではあるけれども周辺事態ではないというふうに答弁されているんですね。そうすると、これは安保条約上の極東条項との関係からも、これは二つちょっと理解しにくくなっちゃうんですよ。  ...全文を見る
○木俣佳丈君 今言われたことがかなり重要かなというふうに思います。つまり、政府の裁量でという言い方でいいと思うんですが、これは周辺事態である、これは極東事態である、周辺事態ではない極東事態であるというふうに分かれるわけですね。  もちろん、分かれて悪いかどうかというのは、与党は...全文を見る
○木俣佳丈君 つまり、安保条約上の極東条項の範囲の中で何か事が起きたということです。それは、極東事態ではあるけれども周辺事態ではないと。つまり、我が国には特に影響はないというふうに、例えばベトナム戦争と同じようにと言っていいと思うんですが、御判断を例えば内閣の方で、もっと言うと安...全文を見る
○木俣佳丈君 私は、協力をしなきゃいけないと国民が思っているのにもかかわらず協力しないのは大変困るじゃないかということを言っているんです。
○木俣佳丈君 おっしゃるとおりでございます。
○木俣佳丈君 しかし、すぐに解散・総選挙してとか、そういうことを大臣はおっしゃりたいのかわかりませんが、それは事態が発生しているのにそうはいかないと思うんです。つまり、国会の関与というものがもっと明確にされるべきであろうということを申し上げたかったわけなんです。それはいいです、議...全文を見る
○木俣佳丈君 ただ、あるところでは、ペルシャ湾とかそういうところまでを周辺事態ということは絶対ないんだというようなことを言われているわけですから、ぼんやりとながら、極東の範囲の中でということは思われているわけですね。それをちょっと。
○木俣佳丈君 今の御発言なんかを伺っていると、かなり地理的な要素が強いように思えるんです。近くで地震があるから、距離的に近くで地震があるからその地震が移ってくるということだと思うんですけれども。  先ほど、柳田議員も言われましたように、今ここで、日米安保で規定された極東という範...全文を見る
○木俣佳丈君 それは例えば、具体的にはなかなかおっしゃれないと思いますが、もうちょっと具体的におっしゃっていただけますか。例えば朝鮮半島、南北朝鮮の国境線上で戦闘があったという場合には、半径何キロぐらいが戦闘区域になりますか。
○木俣佳丈君 だから全くおかしな話で、後方地域があってというのは、つまりそういう円があって、これ以外は後方地域ですよという概念なはずなんですね。これは絶対にと言っていいと思うんですが、防衛庁の中では検討されているはずだし、されていなかったら後方地域なんということは絶対にこれは言え...全文を見る
○木俣佳丈君 これは、思われるじゃなくて、宣言するんですよ。これは新聞にあるんですが、イギリスが半径二百海里、そしてアルゼンチンがやはり同じようにここを中心に二百海里。宣言するものなんですね。だから、思われるとか思われないじゃなくて、宣言しちゃうんですね。
○木俣佳丈君 ですから、例えばあえて今の朝鮮半島有事のことで考えたいと思うんです。これは、今例えばどのぐらいというふうに考えられていますかなんと言っても、どうせ答えが返ってきませんのでやめます。  今、戦術核の時代だと思うんですね。例えばノドンが射程距離千キロとか千五百キロとか...全文を見る
○木俣佳丈君 そんなことでは国民は納得しません。絶対に納得しないと思います。  私は、後ろ向きな議論をして何が何でも後方支援をするのがおかしいなんということは言いたくないというのは前回も質問させていただいたとおりでございます。前向きに、本当に有事というのは何なんだ、我が国有事と...全文を見る
○木俣佳丈君 時間ですね。またよろしくお願いします。ありがとうございました。
04月20日第145回国会 参議院 経済・産業委員会 第8号
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○木俣佳丈君 民主党・新緑風会の木俣佳丈と申します。  昨今、我が国の防衛に対するガイドライン、ガイドラインというふうに、ガイドラインというと防衛のことのように言われておるわけでございますが、独禁法のガイドラインというのはどうなっているんだというような思いがして、きょうはそのあ...全文を見る
○木俣佳丈君 検討をされるということで、検討の状況というのがなかなか見えてこないわけでございますけれども。  そもそも、今申されたような電気とかガスとかいうのは、まさに経済用語で言う規模の経済が当てはまるものでございまして、要は大きくなればなるほど強くなるということでございまし...全文を見る
○木俣佳丈君 局長は、海外、特にアメリカとかにお住まいになったことはありますか。
○木俣佳丈君 私もワシントンDC、首都に住んでおりまして、四月末から特に五月におりますと、豪雨で、雷雨なんです。そうしますと、月に少なくとも五回ぐらい停電になるんです。こういったものを経験しますと、やっぱり電力の質というのがすごく大事かなというふうに思います。  特に、情報化に...全文を見る
○木俣佳丈君 わかりました。  それで、例えば自由化されていってIPPが参入してくると。そうした場合に供給義務、これは電気事業法の第十八条で電力会社に対しては供給義務というのが課せられているわけでございますけれども、供給義務の観点から十分に安全な供給がされるように、それはきちっ...全文を見る
○木俣佳丈君 ごもっともだと思うのでございますけれども、しかし、要はそこの相互の連携というのがまさに必要で、切り離しては語れないことですね。だから、独占をやめさせます、やめさせますというかやめてもらいますと。だけれども、じゃ個別の人が入ってきていいよと、それは電気事業法でもちろん...全文を見る
○木俣佳丈君 ちょっとあちこち行ってあれなんですけれども、例えば、よく言われることで、電力は十ですか、ガスは二百幾つですか、たくさんあるわけです。この差というのは何ですか。
○木俣佳丈君 いずれにしましても、この話、個人が参入した場合に、供給義務のところ、やっぱりエネルギーの安全保障というのを、立場は違うかもしれませんけれども、きちっとリンクしてやっていただきますようにぜひ強く御要望させていただきたいと思いますが、よろしゅうございますか。
○木俣佳丈君 ちょっと揚げ足をとるようであれでございますが、今、当然というふうに言われるんですけれども、この世の中というのか、日本国の法律の体系とかやっていることが当然じゃないことが多いものですから、ぜひそこは当然と言わないでしっかりやっていただきたいと思っております。  次に...全文を見る
○木俣佳丈君 これは四月八日の毎日新聞ですが、公取委、同業種の処理はカルテルのおそれと書いてありまして、塩田事務総長が、規制緩和により公正な競争を促進しよう、「「事業者の自己責任、自主的な判断によって経済を活性化しようという流れの中でやっていくべきだ」との考えを示した。また、今国...全文を見る
○木俣佳丈君 要するに、競争制限につながる可能性が高いということでよろしゅうございますか。
○木俣佳丈君 局長はたまには中小企業の町工場とかそういうところを歩かれますか。
○木俣佳丈君 最近は。
○木俣佳丈君 きのうも、ある非常に優良会社です、ある大きな家電メーカーの下請としても一次下請、金型では日本でも有名な会社の社長と話をしていましたが、これはもう本当に首をつるしかないと、極端に言いますと。だけれども、そういう会社はこういうことをできないんじゃないですか。そう思われま...全文を見る
○木俣佳丈君 事務総長にも、それから局長にもぜひ現場を見ていただきたい。ぜひ十社ぐらい見てください。お願いしてよろしいでしょうか。そういった町工場を、現状を見てください、設備がどうなっているか。
○木俣佳丈君 適用除外制度は、例えば一昨年も整理されてかなり廃止されたこともあるというふうに聞き及んでおりますけれども、今、一昨年からして何か競争が活発になったとか、いろいろ効果はあらわれたか、ちょっと伺いたいと思います。
○木俣佳丈君 今回の適用除外、新たにこの廃止をしましてどのような効果があらわれると期待されますか。
○木俣佳丈君 今までの歴史を考えてみても、公正取引委員会の役割というのが今こそ本当に重要になってきて、今局長がおっしゃられましたような市場経済に移行して行く、個の自立の経済へ行くということだと思います。民主主義、そしてまた市場経済の一番必要なものというのはやはり個の自立である、個...全文を見る
04月27日第145回国会 参議院 外交・防衛委員会 第11号
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○木俣佳丈君 民主党・新緑風会の木俣でございます。  きょうは四月二十七日でございます。去年の四月二十八日にガイドライン法案が上程されたというふうに先ほど伺いました。衆議院通過おめでとうございます。ただ、衆議院通過でございまして、参議院の方では、我々民主党の方としても本当に節度...全文を見る
○木俣佳丈君 ありがとうございました。  租税条約ということでございますけれども、今のお話もさようでございますが、まず第一番目に、外交または防衛というのは我が国の利益というのを大前提にしながらその延長上で世界の平和に寄与するということが大変肝要ではないかなというふうに思うわけで...全文を見る
○木俣佳丈君 特別な質問に対しありがとうございました。  それでは、租税条約に移ります。先ほども同僚議員から御質問がありましたものですから、幾つか抜きまして、マレーシアに焦点を絞りまして質問させていただきたいと思っておるわけでございます。マレーシアは昨年かなりのマイナス成長だと...全文を見る
○木俣佳丈君 ありがとうございました。  今回の租税条約というのは、先ほどの外交の中に入りまして、特に民間企業の進出にとっては非常に大事なものだと考えるわけでございます。民間企業がどんどん外へ出ていく、特にアジアが最も多いわけでございますけれども、そういうときに非常に二重課税の...全文を見る
○木俣佳丈君 ありがとうございました。  ちょっと横道にそれるかもしれないんですが、今御指摘があった中で、人、物、金で、物、金の流れというのは今あるんですが、もう一つは人だと思うんです。投資をする中で、または対外投資を受ける中でビザの問題というのがあります。例えばイランとかその...全文を見る
○木俣佳丈君 みなし外国税額控除について質問をしたいと思います。  先ほど、マレーシアではマイナス成長ということでありましたけれども、一応、あと七年間ということでサンセットする、つまりそういった優遇措置というのが終わるというふうに考えるわけですが、それでよろしゅうございますか。
○木俣佳丈君 七年後というのは、二〇〇六年、七年ですかね。
○木俣佳丈君 先ほども同僚委員の方から御質問があったかと思いますが、租税協定のバイラテラルな関係というのは、相手国をある程度以上のレベルの法整備のされた国と見ているということを聞いたことがありますが、それでよろしゅうございますか。
○木俣佳丈君 そうしますと、二〇〇七年にマレーシアを、言ってみれば先進国並みの扱いをしていいんだということではないかと思うんです。そうしますと、マレーシアは、マハティールさんが二〇二〇年に先進国入りをするんだということをよく言っていますね。それから、先ほども申されたような、昨年の...全文を見る
○木俣佳丈君 今、まさに援助の大前提の自助努力という日本の理念が示されたわけですけれども、雁行型の経済発展で進んできたアジアの国にあって、今、平成八年のときと状況が大分違うということは間違いないと思うんです。実際、平成八年のときには一ドルが三・八リンギットに固定されていたかという...全文を見る
○木俣佳丈君 ただ、ちょっと申し上げたいのは、四十四の国とバイラテラルな二カ国の関係を結ばれているというふうに認識しておりますけれども、例えばそれはどういうレベルで決断されてバイラテラルな関係の条約を結ばれているのか。例えば中南米の中ではブラジル、強いて言えばメキシコだけ。あと中...全文を見る
○木俣佳丈君 大蔵省の方、それはまさに縦割り的な御意見だと思うんです。だから、危険度がどの程度かということと、我が国の企業がどの程度不利益になるかということと、相手国がどの程度税をかけてくるかとか、そういうことと分けて考えるという考え方ではどうにもならないんじゃないかなと思うんで...全文を見る
○木俣佳丈君 そういうことではなくて、実態として二重課税の問題が幾つかあって、特に今言った三番目のそういう駐在員事務所とかいうものに例えば税をかけてくる国があって、だから日本国でも税をかけたみたいな、そういった事例はないのかというようなことなんです。
○木俣佳丈君 もうちょっと簡単に言いましょう。例えば、僕のうちがあるとして、そこに営業上何とか保険とか看板をかけます。そうしたら、税務署の人というのはそこへ飛んでくるわけです、営業をやっているんでしょうということで。そういうようなレベルの、例えば看板をかけているんだから、あなたの...全文を見る
○木俣佳丈君 ですから、今回それをなくそうということでやられるのはよくわかるんですが、結んでいないところで、もちろん黙っていれば課税はされない、また見つかればそれは追徴されるんでしょうけれども、ここの範囲、五十四カ国以外でそういうことが発生するんじゃないかとさっきから言っているん...全文を見る
○木俣佳丈君 そうじゃなくて、条約があるところはそれでいいんだけれども、そこから外れた国がさっきから言うようにかなりある。しかも、その外れた国に特に駐在員事務所みたいなところが多いわけですよ。そこは両方かけられてしまうことがあるんじゃないかということ。  細かいという話がありま...全文を見る
05月13日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第6号
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○木俣佳丈君 民主党・新緑風会の木俣佳丈でございます。  本日は、本当にお忙しい先生方にお越しいただきまして、まことにありがとうございます。  冒頭、私が質問させていただきたいのは、舌足らずの饒舌な某長官が、周辺有事のときには沖縄が大変危険になる、一番最も危険になると言ってみ...全文を見る
○木俣佳丈君 ありがとうございました。  次いで、今回の法案でございますが、当然ながら我が国の国益を守っていくということでもちろんこれは制定させていただくわけでございます。やはり、今いみじくも参考人の先生方からお話がありましたように、国民的な合意を取りつけていく、つまりこれはあ...全文を見る
○木俣佳丈君 アドバイスをありがとうございました。  現実的というと、例えばどういったことを浜谷参考人はお考えになりますか。
○木俣佳丈君 ありがとうございました。本当に国会の関与、つまり国民の代表をさせていただいておる国会の関与というものが今一番問題ではないかというふうに思います。  民主党の案では、基本計画、つまりこれは基本計画そのもの、周辺事態の認定、そしてまた出動、この三つを三点セットというふ...全文を見る
○木俣佳丈君 ちょっと私の質問の仕方が悪かったかもしれませんが、要するに、民主党では三点を、周辺有事の認定、そしてまた出動、基本計画そのもの、これを承認の対象としております。  今、修正案としては出動に関してのみ国会承認の対象、周辺事態の認定は安全保障会議の事項、防衛庁長官また...全文を見る
○木俣佳丈君 浜谷参考人はいかがでございますか、今の考え方について。
○木俣佳丈君 これは国会図書館からいただいた資料で、ドイツの基本法の場合、これは緊急事態を二つに分けて、緊迫事態と防衛事態ということで、このときに緊迫事態の発生の確定というのは連邦議会が行い、投票数の三分の二の多数を必要とすると、これが基本法の第八十a条第一項に書いてあるわけでご...全文を見る
○木俣佳丈君 西参考人、いかがでございますか、今の件は。
○木俣佳丈君 今のことは本当に言い得て妙だと思うんですね。基本計画、きのうも同僚議員の中から御質問であったんですが、例えば、要はROEに属するような、船舶検査は削除されましたが、あの中にもあると、あんなことを法案の中に書くことがおかしいんだというような話がありました。私も本当にそ...全文を見る
○木俣佳丈君 基本的にそういった考えに賛成ということで、賛成というか理解されるということでよろしゅうございますか。理解というか前向きに。
○木俣佳丈君 ありがとうございました。  先ほど、除外された船舶検査がございまして、国連決議ということで我々も公明の皆さんも恐らくそれは賛成していただけると思うのでございますけれども、ちょっと考えますと、恐らく、これは私の邪推なんでございますが、つまりもう一歩踏み込んで国連の船...全文を見る
○木俣佳丈君 失礼いたしました。推測でございます。私の考え方でございますが、そういった考えにはどのようにお答えいただけますでしょうか。
○木俣佳丈君 ありがとうございました。  そろそろ時間もございませんので、西先生の御本、大変わかりやすい憲法のお話を書いてございまして、私も本当に参考にさせていただいておりますが、その本の中で、「憲法第九条をめぐる最大の混迷は、政府解釈の分かりづらさにある」と。ちょっと中略しま...全文を見る
○木俣佳丈君 終わります。ありがとうございました。(拍手)
05月17日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第8号
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○木俣佳丈君 私は、民主党・新緑風会の木俣佳丈でございます。ありがとうございます。  本日は、持ち時間を長くいただきまして、本当にきょう、国会の場でございます、まさに合議の場ではございますけれども、私自身も一生徒となったつもりで、先生方から本当に詳しく、そしてまたより明快なお答...全文を見る
○木俣佳丈君 ありがとうございました。  本当に皆さん百点満点のお答えでございまして、今後とも大変参考にさせていただきながら議論を進めさせていただきたいと思っておるわけでございます。  今、国益ということで、皆様方からほぼ一致した御意見が伺えたかと私も認識しておりますけれども...全文を見る
○木俣佳丈君 ありがとうございました。  今、両大臣から、戦後の日本においても外交、防衛ともに十分な役割を果たしてきて、そしてまたそれは日本国のみならずアジアの平和と安全に十分な寄与をしてきた、このように受けとめさせていただくわけでございます。  翻って、今までの日本の外交ま...全文を見る
○木俣佳丈君 私がワシントンに一九九四年、五年におりましたとき、ちょうど日米の自動車協議がございました。これまでは外交、防衛、そしてまた通商というのは一体であるという立場を堅持されていたと私は物の本で読んだわけでございますが、この自動車交渉のときに、ある関係者の方に伺ったときに、...全文を見る
○木俣佳丈君 ありがとうございます。  突然の質問でございますが、ただ、今民間のものということでありましたけれども、例えば一九七三年あたりからの繊維交渉、そしてまた自動車交渉もさようでございますが、これはまさに我が国の国益を考えて、要は民間のものだけとは言い切れない交渉の仕方は...全文を見る
○木俣佳丈君 ありがとうございました。  本当におっしゃるとおりで、ゲンシャーさんのお話がありましたけれども、二十数年でしたか、居座り続けたというより、いてくださり続けてドイツを守ってきたということからしても、本当に外務大臣というのはそういうものかなとつくづく思うわけでございま...全文を見る
○木俣佳丈君 ありがとうございました。  どうも三派の方の話を聞いておりますと、公明党・改革クラブの皆さんの御意見が大変わかりやすいなと思ったわけでございまして、我々民主党もそのような案であれば非常にわかりやすくていいんではないかというふうに、私、これは個人でございます、個人が...全文を見る
○木俣佳丈君 大変ありがとうございました。  ただ、その中身を今議論しているというよりも、もう中身はあるんではないかと思うんです。船舶検査というのはどうやったらいいかとか、もうそんなのは件数もいろいろあるわけですし、それからそこに強制力を持たなければならないのか、よく今までも言...全文を見る
○木俣佳丈君 もちろん、そういう基本法に書いてあることと、初め拒否されていたわけですよね、それからだんだんNATOに参加していく。それから、NATOは新戦略ということで今度は域外まで出ていっていいよということで、しかもそれにドイツが出ていくこと。これと外務大臣が今お話しされたこと...全文を見る
○木俣佳丈君 本当にオーケーです。そのとおりで、議会がとめようとしたけれどもとまらなかった。気がついたら、要は権限が議会になかったということでよろしゅうございますね。
○木俣佳丈君 そんな生易しいものじゃないと思います。トンキン湾に出ていったのが一九六四年、そして一九六五年から一応北爆が始まるわけなんですね。そして一九七三年まで、一応和平が成立するわけでございますが、長い八年間にわたる戦闘になるわけです。  これのさなかにそんな生易しいことで...全文を見る
○木俣佳丈君 ほかの派の方に聞いていると時間がなくなりますのであれなんですが、PKO協力法の第六条十項にも具体的に二年間という規定がありますね。要するに、PKOでさえそういう限定をつけながら、なぜこんなもっと大事なことについて期限をつけないか。それは理由がどうしても通らないんです...全文を見る
○木俣佳丈君 世論調査、先ほどのあれでございますが、ことしの三月十九日の朝日新聞、「事前承認必要六二%」なんですよ。これは原則事前承認といってアンケートをとったんじゃないんですね。事前承認をしてください、お願いしますというのがこのアンケートの真意だと思うし、これは恐らく、私も十分...全文を見る
05月24日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第11号
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○木俣佳丈君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりましたACSA協定改正案に賛成、衆議院送付の政府提出周辺事態安全確保法案に反対、民主党・新緑風会提出の同法修正案に賛成、自衛隊法改正案に賛成の立場で討論いたします。  民主党・新緑風会は、日米安全保障条約を支持し...全文を見る
05月27日第145回国会 参議院 外交・防衛委員会 第12号
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○木俣佳丈君 民主党・新緑風会の木俣でございます。連日連夜、本当に御苦労さまでございます。  質問でお願いした中にはちょっと入ってございませんけれども、今ペリー調整官が北鮮の方に行かれております。きのうも、何という方かちょっと今記憶にございませんが、かなりハイレベルな方にお目に...全文を見る
○木俣佳丈君 訪朝の前にペリーさんは日本に寄られて、外務大臣、総理大臣とお話になったというふうに新聞報道で伺っておりますが、その際に、第一に日本としてはこれを約束取りつけてくれよと言ったことというのは何でございましょうか。
○木俣佳丈君 ミサイルももちろんさようでございますが、私などは、対話と抑止というふうによく言われる中で、この拉致の問題というのは主権国家としてどうしてもこれは解決していただきたい最重要な問題だというふうに思っております。  今いろんな方面で、シンガポールでこの間も、局長級でござ...全文を見る
○木俣佳丈君 与野党問わず、まさに人命にかかわる問題でございますので、ぜひ全力を挙げて一致団結した御協力を賜りたいと思っておる次第でございます。  次に、本題に入りましてユーゴスラビアの話でございますが、まず不思議に思いますのは、空爆が始まった時期が三月二十四日、ちょうど二カ月...全文を見る
○木俣佳丈君 戦争というのは、交渉が決裂して、その後の最終手段だというふうに私は認識しております。  戦争を始めたならば、第一の目的というのは被害を最小限にすること、これは攻撃する側も、そしてまた攻撃される側も、やはり人権という意味でも被害を最小限にすることだと思います。つまり...全文を見る
○木俣佳丈君 これは質問をお願いした中にないものですから、他国の法律でございますので、即座にお答えいただくのも難しいかと思いますけれども、たしか大統領戦争権限法の中で、六十日という期間があったと思うんですが、これは御記憶ございますね、御存じだと思うんですが。今回の場合はそれにかか...全文を見る
○木俣佳丈君 ぜひ教えていただきたいのでございます。  それでは、なぜ終わらないのかということでございまして、なかなか空爆というのは、猪口参考人が以前にガイドライン特別委員会の中で言われましたが、つまりアメリカというのは被害を最小限にする方針にしている、被害というのは自国の被害...全文を見る
○木俣佳丈君 大変なお金だと思います。  五月二十四日の日経新聞でもユーゴの被害、「最初の五週間で被った損害額がユーゴ全土で一千億ドル」、「単純計算すれば二カ月で千六百億ドル以上になり、ユーゴ国民総生産(GNP)の約十倍。」、これは被害額でございますね。それから空爆費用というも...全文を見る
○木俣佳丈君 では、もう一度言います。  つまり、初めに二カ月以上かかるなんてだれも思っていなかったというふうな認識でよろしゅうございますか。まず、それから。
○木俣佳丈君 これは実は今度のガイドラインの法にもかかわってくると思うんですが、要はアメリカ、イギリスですね、二大軍事大国が、総力を挙げてかどうかはわかりませんが、目いっぱいとにかく威信をかけてやった戦争だと思うんです。要するに聞かないものがあるならねじ伏せてやろうということで、...全文を見る
○木俣佳丈君 複雑なことを単純に例えて言いますと、例えば夫婦げんかでもそうだと思うんですけれども、同じ家の中にいながら、最近は家庭内離婚とかいろいろ話がありますが、同じ家の中に住んでいる者で、同じ自治州に住んでいる者として、一日も早く仲直りをしなければ居づらいどころの騒ぎじゃない...全文を見る
○木俣佳丈君 ありがとうございます。  もう少し具体的に、教えていただければと。どのように合意を取りつけていくのか、そのプロセスを若干かいつまんででも結構でございます。
○木俣佳丈君 今、ロシアというお話がありましたが、たしかあしたからロシアに行かれるんですか、外務大臣は。あした、あさって……
○木俣佳丈君 御苦労さまです。ロシアへ行って、恐らくそのお話も積極的に、ポイントはG8の合意であると、恐らくそこに向けて今言われた御努力をされると思うんですが、そもそもユーゴスラビアというのは何でユーゴスラビアというのか、御案内ですか。
○木俣佳丈君 ありがとうございました。  そうだと聞きましたが、そうすると、ロシアがスラブ民族の一体として守ってあげたいなという気持ちは当然あるわけでございます。もちろんかつての共産国としてということもあると思うんですが、特にギリシャ正教の人たち、セルビア人なんかもたしかそうで...全文を見る
○木俣佳丈君 情報網が日本の命だと私も思っておりますので、国際情報局を本当に独立した機関ぐらいにしなければいけないと思っておりますので、ぜひ前向きな御尽力を心からお願い申し上げまして、質問を終わります。
06月08日第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第19号
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○木俣佳丈君 私は、民主党・新緑風会の木俣佳丈でございます。本日は、私、先輩議員に成りかわりまして御質問をさせていただきたいと思っております。  大きく分けますと二つでございまして、一つは、きょう傍聴でお越しの今住んでいらっしゃる方々、この方々に対してどのようにお考えなのか、そ...全文を見る
○木俣佳丈君 これが例えば中国に行きますと食住衣の順番になるそうです。そして、欧州に行きますと住食衣の順番になると言われております。いかがでございましょうか、建設大臣。
○木俣佳丈君 この話は、実は最低限の、いわゆるBHNというんですか、ベーシック・ヒューマン・ニーズのことではないと思うんです、今、日本では、この順番は。私は、今や住食衣の順番になっていると思うんです。つまり、もう飯が食えなくて飢え死にされる方は非常に少なくなっていると私は信じたい...全文を見る
○木俣佳丈君 大先輩に本当に偉そうなことを言ってあれでございますが、日本で今例えば学級崩壊、学校崩壊なんという言葉があったり、社会もこれだけ富んでおるのに何か病んでいる、アメリカの病気が何かうつってきている、このように言われておると思いますが、この御認識はおありでしょうか。
○木俣佳丈君 私が申し上げたいのは、日本のことわざ、中国かもしれませんが、衣食足りて礼節を知るという言葉があります。これは皆さんも御案内だと思いますが、実は日本はもう衣食は足りているのに礼節を知っているでしょうか。ますます礼節は悪くなるばかりだと思うんです。つまり、衣食じゃだめだ...全文を見る
○木俣佳丈君 昭和五十五年あたりはいかがですか。
○木俣佳丈君 平成二年というのは本当にわずか九年前のことでございますが、今挙げられましたように八・三%で、平成七年ではそれが一四%。私の手持ちの資料では、公団賃貸居住者像の推移、これは公団賃貸住居者定期調査よりということで、若干これは数字が違っておりまして、平成二年で五・七、平成...全文を見る
○木俣佳丈君 世帯主ベースだと思いますが、高齢の方々にはどのような対策がされましたか。そしてまた、これからされようとしておりますか。
○木俣佳丈君 ソフト面というのか、例えば資金面とか、これもハード面に入るんですか。ハード、ソフトと言われたので、もうちょっとあれば言ってください。
○木俣佳丈君 年金は何歳から日本では始まりますか、今は。
○木俣佳丈君 済みません、役割外のことをお聞きしましたけれども、もちろん理事が六十を過ぎているとは思いませんが、つまりもう六十五歳の方々というのは完全なる年金、一部の方は違うかもしれませんが、ほとんどの方は年金生活者の方であるということだと思うんです。ですから、そういった意味で賃...全文を見る
○木俣佳丈君 それで十分だとお思いでしょうか。
○木俣佳丈君 端的にお伺いしますが、今六十五歳以上でお住まいの方がいらっしゃるとします。同じところで、今度新公団になって算定方式をお変えになるわけでございます。そのときに、端的に申し上げますと、家賃は上がりますか下がりますか、六十五歳以上の方で、所得は同じとします。
○木俣佳丈君 家賃のお話で、お仲間の皆さんがつくっていただいた資料がございます。(資料を示す)  つまり、バブルの崩壊以降、若干というか大いに下げた、二〇%ぐらいは下がったという資料がございます。しかしながら、こういうグラフでかいてみますと、要するに相関性が余りないわけです。物...全文を見る
○木俣佳丈君 全く解せません。そんなことあるわけないじゃないですか。僕は余り厳しい言い方はしたくないと思ったんですが、都心の家賃がどのぐらいになっているか知っていますか、参考人。都心の家賃なんか激減ですよ。それを上がり下がりないなんていうのは、ちょっと常軌を逸した発言としか思えま...全文を見る
○木俣佳丈君 ですから、私が申し上げたいのは、国家と市場の役割、今、市場市場と、取ってつけたようにいいところだけ市場と言うんですよ。いいところだけ国家の役割というか公団の役割と、こう言われるんです。大臣、お願いします、ちょっと聞いていていただきたいんです。  だから、総裁、ぜひ...全文を見る
○木俣佳丈君 今のことは、今現在ある施策で法的な措置がされているんですか。
○木俣佳丈君 続いて家賃でございますが、大体どのぐらいの所得の方々の何%ぐらいを家賃で負担できると、負担率のお話でございますが、どのようにお考えでしょうか。
○木俣佳丈君 中堅所得者層というと、所得分位だと第何分位ぐらいのどのぐらいでしょうか。
○木俣佳丈君 そうすると、第三分位の中位は年収が約七百二十万ということでよろしゅうございますか。
○木俣佳丈君 そうしますと、二割だと月収六十万の二割で十二万円というのが適切というふうに考えられるわけですね。
○木俣佳丈君 ちょっと恥を忍んで言えば、私は家賃八万円のところに住んでおります。十二万円というのは、私の故郷の豊橋では大変高い住居になるわけですが、そのような御認識はおありでしょうか。
○木俣佳丈君 今公団に入っていらっしゃる方々の平均の年収というのは大体どのぐらいとお考えでしょうか。
○木俣佳丈君 私がいただいた公団による定期調査、この推計された平均年収が五百九十五万ということで若干離れておりますが、独自の第五回団地の生活と住まいアンケート一九九九年に見られるこのアンケートで推計される平均年収は四百六十七万円というふうになっております。この差というのは統計上の...全文を見る
○木俣佳丈君 私もそう思います。そんなに違うのは、例えば有意水準九五%ぐらいでやっても標準偏差の差以上にありますので、これはちょっと当たっていない。つまり、このアンケートのとり方が残念ながらちょっと正しくないというふうに私は判断しますが、いずれにしましても五百万ぐらいなんです。そ...全文を見る
○木俣佳丈君 ありがとうございました。  ちょっと言うのを忘れましたけれども、住居費負担の推移というので、これは第七期住宅審議会中間報告の答申です。公団が二割というふうに言われたんですが、持ち家の方でもこの表で見ても一四%以下なんです。民営の借家は大体平均しましても一三%ぐらい...全文を見る
○木俣佳丈君 要するに何でもするということでしょう、今のお話だと。中間所得層の方々に対してとか軽微なところにとかいろいろ言われるわけですが、これは何でもやるということじゃないんですか、何となく。総裁、ぜひちょっと。
○木俣佳丈君 大変力強い御答弁をありがとうございました。  ただ、今こう考えて、私は、委員の方々のうちでアメリカやヨーロッパに住んだことのある方はぜひ手を挙げていただきたいんです。そういうのっていいんですか。ちょっと手を挙げていただけますか、どのぐらいの方がいらっしゃるか、公団...全文を見る
○木俣佳丈君 聖書にも、先の者が後に行き、後の者が先に行くなんという言葉があります。今先駆者というお話がありましたが、確かにそうだと思います、昭和三十年。しかし、今はちょっとおくれているんじゃないかなという感じがするんです。ですから、総裁が今そういったベンチャーというか新規の住宅...全文を見る
○木俣佳丈君 これからは安い家に住めるようになると。ありがとうございます。私も本当に希望する次第でございます。  先ほど総裁がおっしゃったように、そのエリアで、やはり人、物、金と言いますが、物、金と人というのは全然違うんです。経済の三要素、人、物、金。物、金というのは自由自在に...全文を見る
○木俣佳丈君 本当に長々ありがとうございました。  我が党は、とにかく今住んでいらっしゃる方々の安心を守り、そしてまたむだなところを省いて、将来宝となるインフラづくりはどんどんやっていただくという前向きな政党でございますので、それだけは御認識いただきまして、私の質問を終わります...全文を見る
06月29日第145回国会 参議院 外交・防衛委員会 第16号
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○木俣佳丈君 民主党・新緑風会の木俣佳丈でございます。  午前中に続きまして、KEDO関連の質問をさせていただきたいと思っておりますが、質問の方も、他党の方ではございますが、同僚議員の方からも大分出たこともございまして、私は多岐にわたってばらばらと質問をさせていただきたいと思っ...全文を見る
○木俣佳丈君 そうではないと思うんですが、国民の血税を使うわけでございます。もちろん融資といえども、その利子は一般会計の方から補てんされるというふうに聞いております。融資の仕方についても質問はありますが、それは後に回したいと思います。  KEDOの枠組みはジュネーブ合意で完成し...全文を見る
○木俣佳丈君 我が党の案になるかどうかわかりませんが、現実的な効果的な、これを超えるかどうかわかりませんが、これは政策の判断でございますので、そういった政策のミックスしたものをぜひ御提案したいと思っておりますので、またよろしくお願い申し上げます。  もう一度伺いたいんですが、例...全文を見る
○木俣佳丈君 いや、そういうことではなくて、米国は北朝鮮にというか、旧東側諸国のある一定の地域に対して直接的に原子力の技術とか資金というのを供与できないということがまだあるのではないかなと思うんですが、いかがでしょうか。
○木俣佳丈君 それじゃ、米国は法律上もできるということですね。政府として原子力技術や資金を軽水炉開発に対して北朝鮮に供与できるということでよろしゅうございますか。
○木俣佳丈君 ちょっと細かい話で済みません。米国はKEDOに対して重油以外の、今の軽水炉開発に対しての資金協力、技術協力ということはできるんですか。
○木俣佳丈君 では、アメリカは軽水炉に対する技術支援や資金の協力、軽水炉開発についての資金協力はできるということで、できるのにしないというふうに考えればいいわけですね。
○木俣佳丈君 ありがとうございました。  そうすると、資金の分担の話でございますけれども、韓国が軽水炉の七割ぐらいで、そしてまた午前中の質疑でもありましたように、日本国は十億ドル。その他の国々も拠出するわけですが、この負担比率の協議はもう終わったわけでございますね。
○木俣佳丈君 この負担割合については、もちろん聞けば適切であるというふうにお答えにはなると思うんですが、そうお思いでしょうか、大臣。
○木俣佳丈君 私は、本当にそのぐらいでいいのかなと。アメリカはどのぐらい、重油の五十万トンでございますから、どのくらいでしたか。
○木俣佳丈君 これを何年間でございますか。
○木俣佳丈君 そうすると、約四億五千万ドルということでよろしゅうございますか、大体。
○木俣佳丈君 日本は十億ドルぽっきりでございますか。KEDOの軽水炉開発については十億ドルですね。その他の支援も含めると大体どのぐらいを目算されていますか、二十年間で。
○木俣佳丈君 そうすると、大体金利をどのぐらいと考えて、返済期間も含めてどのぐらいの金額になるのでしょうか。ちょっとお答えいただけますか。
○木俣佳丈君 大体の概要でどのぐらい国民に負担をしていただいて、そしてまた恐らくは元本についても、返ってくればいいのでございますが、現在の北朝鮮の経済状況からしてもなかなかこれは返せるようなお金ではないかもしれませんね。そのあたりも含めて、十億ドルプラス、それだけ出ていくわけだと...全文を見る
○木俣佳丈君 今、外務大臣は、どことどこあたりに発射台が建設されようとしているのかということについてどういう御認識でございましょうか。地域でいうと何カ所で、どことどこというのがもしわかれば。
○木俣佳丈君 例えば政府の見解として、北朝鮮のミサイル発射には、ミサイルを発射台に搭載した段階で抗議、二番目にミサイルの燃料注入段階で国民に公表という方針で対処するというふうに、これは六月十七日の産経新聞に載っておりますが、これはそのようでよろしゅうございますか。
○木俣佳丈君 先ほども、どなたか委員からもお話があったかと思いますけれども、米国のSDIにしろ、今までの戦略として、情報を先に流して、こちらの対応はもう万全なんだと、あなた方が何をやっているか全部わかっているんだと、そしてまたそれに対して対応ができるんだよというのを示していく。そ...全文を見る
○木俣佳丈君 私の質問は、どのようにして日本国としてはミサイルの発射段階というのを察知するのかということなんです。
○木俣佳丈君 せっかく国会の場所でございますので、もう少し具体的に御答弁いただければというふうに思うわけでございます。  例えば、テポドンクラスのミサイルの発射台の状況が、大体どのぐらいあって、ノドンクラスのものがどのぐらいあって、そしてまた恐らく地下に隠れて配置されているよう...全文を見る
○木俣佳丈君 かなりというのは、十以上ですか十以下ですか。
○木俣佳丈君 わかりました。  いずれにしましても、私は今認識させていただきましたのは、米国と衛星等々を通じてしっかりした情報を日本国も持っている、プラスアルファ、日本国としても独自の情報を得ながらしっかりした情報の解析ができる状況にあるということで認識していてよろしゅうござい...全文を見る
○木俣佳丈君 そこで、ことしの五月二十八日、外務大臣が、衆議院の本会議の御説明の中で、テポドンが再発射された場合の対応について我が党議員に対して、協定の実施に関して調整を行う必要が生じたときには協定第七条によりKEDOと協議することになっていると述べ、資金供与中止もあり得るとの考...全文を見る
○木俣佳丈君 昨年八月三十一日に発射されたものは結局何だったんでしょうか。人工衛星なのか、それともミサイルなのか、どっちでございますか。
○木俣佳丈君 そういうことというのは、人工衛星が頭についていたことはないということですか。
○木俣佳丈君 そうしますと、同じような形で、同じような警告というんでしょうか、日本国に対して打ち上げますよというような事前の通告もなく同じものが打ち上げられた場合には、これはKEDOは全くストップということでよろしゅうございますか。
○木俣佳丈君 同日、六月十七日の産経新聞によっても、ちょっと話があっちこっちに行きますが、ミサイル発射は北朝鮮は利益にならないことを十分理解していると思うと北朝鮮に自制を促したというふうに書いてあるんですが、それが何でわかるんですか。こういうふうに思っている、十分理解していると思...全文を見る
○木俣佳丈君 そうすると、外務大臣または外務省の皆さんの中で、北朝鮮がミサイル発射をしたら利益にならないというようなことを漏らしたことを聞いたことがおありでしょうか、委員の方も含めて。
○木俣佳丈君 今、言われた中に本当にそのとおりのことがあるのでございますが、つまり国益にかなうかどうかという判断をするアイデアですね、思想が一緒かどうかということを私も伺いたかったということなんですが、これが大分違う。死なばもろともというのか、国民一丸となって死んでもいいんじゃな...全文を見る
○木俣佳丈君 大変御努力されていることには敬意を表しますし、本当に感謝申し上げます。  ちょっとおもしろい話でございますが、先ほどのKEDOへの拠出金、十億ドルでございますけれども、これは輸銀から無利子で、有利子ですがその利子分を一般会計で補てんしますので無利子のローンになると...全文を見る
○木俣佳丈君 そうすると、特別なローンの組み方をなぜ輸銀がするんでしょうか。
○木俣佳丈君 その制度は若干なりわかっておりますけれども、結果を見ますと、無利子で貸しているわけですね。普通、輸銀のお金というのはODAには入りませんので、この方式でやりますと、グラントエレメントという観点からすれば無利子のアンタイドローンということになるんじゃないかと思うんです...全文を見る
○木俣佳丈君 もちろんそれはよくわかるんですが、ではそうするとローンの名前は何ローンになりますか。
○木俣佳丈君 いずれにしても、結果から見れば輸銀が無利子で貸与していることにほかならないと思うんですね、形としてずっとこっちが利子を補給するわけでございますから。しかも、これはODAカウントはできないんですね、今の状況だと。もちろん、さっきから外務大臣が言われていることはわかりま...全文を見る
○木俣佳丈君 ふだんであれば、これはもう完全に日本国政府のカウントとしてはODAのカウントにしなきゃいけないものだと私は思います。ただ、今回はできない。できない理由は国交がないからということで認識しておりますが、いかがでしょうか。
○木俣佳丈君 国交回復がどんな条件でということも伺いたいと思いましたが、時間がありませんので、それは飛ばします。つまり、国交が回復すると資金はどのように出ていったらいいのか。そしてまた、今とはまた別のやり方を考えていらっしゃいますか、拠出の仕方を。利子の補給の仕方とか含めて、全く...全文を見る
○木俣佳丈君 わかりました。  もう一つ、イレギュラーなことがありまして、たしか海部内閣のときだと思いましたが、一九九二年に閣議決定されたODAの原則ですね、軍事四原則。これによれば、②軍事的用途及び国際紛争助長への使用の回避、③として軍事支出、大量破壊兵器・ミサイルの開発・製...全文を見る
○木俣佳丈君 そういう考え方もあるかもしれませんが、そうじゃない考え方も私はあるように思えてなりません。  いずれにしましても、恐らくはあしたの本会議でもって可決をすればお金が出ていくわけでございますが、例えば、アメリカの議会が大統領に対して重油供給の費用の三条件を突きつけてお...全文を見る
○木俣佳丈君 もう一度伺いたいんですが、やはり国民の血税を使うものでございますし、もちろん実質的なそういった不安の解消ということと同時に精神的な不安の解消ということの両方を解消していただくためにも、これこれというのはともかくとして、こういう方向のことについては私は責任を持ってやる...全文を見る
○木俣佳丈君 情熱はよく伝わりました。ありがたいと思っております。  ただ、具体的に例えば査察参加の意向ということで、これは三月の時点の御答弁の中で、小渕総理が言われて、その後すぐに官房長官が、査察への参加を強く言って北朝鮮を刺激し、せっかく米朝間で合意された疑惑施設への訪問に...全文を見る
○木俣佳丈君 いろいろな御説明がありました。金倉里の視察に参加するということですか。金倉里の視察を米国がした、その情報についてはきちっと押さえているという、そういうことですか。
○木俣佳丈君 いろいろな理由はあるんでしょうけれども、例えばKEDOの再開についても、まさに大臣に対してオルブライト国務長官が極めて熱心に何とかこれを再開しないと、特に日本がそこで言ってもらわないとということで米国に渡米されたときに言われて、それをもってまたいろいろな情報を得て御...全文を見る
○木俣佳丈君 この地図の中、これはちょっと狭い範囲でございますので、この中でということではないんですが、これは新聞報道でも防衛庁が、長官いらっしゃっておりますが、一月三日のときにも報告をまとめて発表されておると思うんです。金倉里のみならず亀城の起爆実験場、これはこの二枚目にもござ...全文を見る
○木俣佳丈君 ありがとうございます。  どの辺にテポドン級の地下発射施設があって、ノドンにおいては例えば、もちろん移動式が多いというお話がありましたのでなかなか難しいとは思いますけれども、考えてみれば日本が怖いのは、テポドンもそうでございますが、ノドンの方で十分に届くというふう...全文を見る
07月05日第145回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○木俣佳丈君 私も、同僚の佐藤議員に続きまして、文部大臣に、そしてまた科学技術庁の長官というお立場の先生に御質問をさせていただきます。  まずもって、いろいろな御答弁の中で少子高齢化のことが言われておりますが、私も九月になりますと四人目の子供を持つ親として、本当に子供を持つ喜び...全文を見る
○木俣佳丈君 先ほど大臣は二十一世紀を迎えるに当たってということでございますが、これは野中官房長官の言葉とちょっと違うのかなと。要するに、直接的には世羅高校の痛ましい事件にあったということを答弁されております。  もちろん私も、二十一世紀を迎えるに当たって、過去の忌まわしいとい...全文を見る
○木俣佳丈君 もう一度お願いします。というのは、簡単に言いますとどういうことでございますか。
○木俣佳丈君 私は、官房長官の校長自殺が動機であるという発言に対して、先ほどの大臣のお話と違うじゃないですかということを言ったんです。だから、もし官房長官がそうやって政府の代表として言われたのならば、それは意味がもちろんあるわけでございまして、直接的には、つまり第一義的にこれが原...全文を見る
○木俣佳丈君 ちょっとはっきりしないんですが、つまり今までの疑義ですね、法制化すると疑念が晴れると。本当にそうでしょうか。もちろん君が代を歌うしかありませんので、私も嫌いではありません、どちらかというと好きです。ただ、私は君が代の「君」というのは天皇だと思ってはいない世代の一人で...全文を見る
○木俣佳丈君 済みません、通告のない質問をしまして。  またちょっと通告のない質問でございますが、認識をまず伺いたいんですが、明治維新があってもう抜群に日本という国が伸びた。そしてまた、戦後のあの復興の中からもいきなり世界一の経済大国になった。この要因はやはり教育にあり、人にあ...全文を見る
○木俣佳丈君 自信を持ってこれからも使わせていただきたいと思いますが、今の教育の面で、では寺子屋とは何だろうかなと考えるわけでございます。  もちろん、公教育がまず原点でございまして、初等教育ですか、義務教育の部分がそれに当たるとは思いますけれども、実は私も実際にいろんな子供を...全文を見る
○木俣佳丈君 ありがとうございました。  これは週刊朝日の記事でございますけれども、「算数落ちこぼれ」ということで、大臣もそろばんそろばんというのでそろばんが好きなようでございますが、私はそろばんをはじくのが下手な方でございましたが、二〇〇二年度からは要するに筆算で三けた掛ける...全文を見る
○木俣佳丈君 不登校のお話が出ましたので、次のちょうどつながりがよく質問ができます。ありがとうございます。  不登校が今十万人を超えたということでございまして、本当に大変悲しい、寂しい状況でございます。学校に行きたくないということでございます。  文部省の方でもいろいろな施策...全文を見る
○木俣佳丈君 そしてまた、先ほど申し上げましたような心の教室相談員活用調査研究委託、平成十年五月に文部省から提案されまして、それに基づいて、これはたしか各校一人ぐらいOBの先生をということでございました。  先ほどのスクールカウンセラーの方は臨床心理士ということで、全国に五千人...全文を見る
○木俣佳丈君 もう一度。要請が今でもかなりあるんじゃないですか。だから、要は要請を今集めている最中だと。要請がかなりあればまたそれは倍増、そしてまた三倍増ということでよろしゅうございますか。
○木俣佳丈君 カウンセラーの養成ということですか。
○木俣佳丈君 では、もう一度質問を戻しまして、要するに、学校からの要請というのはかなりありますですね。だから、それに基づいて人数をもっとふやそうというプランの中でやっていらっしゃるわけですね。もう一度。
○木俣佳丈君 あと、人に対して相談をかけていくというのは一つだと思いますし、そしてまた、現場でカウンセリングをしている方なんかにも伺うと、例えばもう少しEメールを多用したらどうかと。最近のモバイルツールは非常に進化していまして、私も今持っておりますが、この電話の操作だけでEメール...全文を見る
○木俣佳丈君 時間でございますので、最後に宇宙開発について質問を用意させていただいたのですが、ぜひ日本の貢献として、ケネディがやったように、これからやっぱり二十一世紀、宇宙で仲良くしようということをぜひもう少し予算を使って、軍事予算が少ないわけですから、その分使っていただきますよ...全文を見る
10月15日第145回国会 参議院 決算委員会 閉会後第6号
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○木俣佳丈君 昼の後、大変眠気がくるところを九十分間いただきまして、しっかり御質問をさせていただきたいと思っております。民主党の木俣でございます。  まず冒頭、深谷大臣におかれましては御就任おめでとうございます。また、堺屋長官におきましては御留任おめでとうございます。お祝いを申...全文を見る
○木俣佳丈君 この事故の、事件の最終的な報告書というのはいつごろまでにお出しになる予定でございますか。
○木俣佳丈君 とにかく、こういった報告書のたぐいにつきましてはなるべく早く、年内といったって今から二カ月もあるわけでございますから、本当に速やかに一週間とか二週間でやっぱり出していただきたい、中間でも結構でございますから。そんな御要望をしたいと思っておりますが、いかがでございます...全文を見る
○木俣佳丈君 ありがとうございます。やはりこういった正式に物事のあしきところを凝視して、あしきところを直視していくというところからしか新しいものは生まれない、こういう思いからしますと、本当に今の御答弁ありがとうございます。一週間、二週間で中間的な報告をしていただきますようによろし...全文を見る
○木俣佳丈君 だれがというのがわからないとすれば、じゃ科学技術庁のどこに責任があったと思われますか。
○木俣佳丈君 せっかく答弁しておるものですから、今わかる範囲でもちろん結構でございます、大分わかっていらっしゃると思いますが、例えば科学技術庁の責任がないとするならば、ジェー・シー・オーがその事故を起こした原因は何だと思われますか。これは人員が不足しているということなのか、それと...全文を見る
○木俣佳丈君 これ以上質疑をしても余り出てこないような気がいたしますので、このあたりはカットしたいと思いますけれども、今回の事故の被害の総額というものをどういうふうに見られるか、現在の時点で。ちょっと伺いたいと思います。  これは、被曝されました方々に本当にお見舞い申し上げるわ...全文を見る
○木俣佳丈君 いずれにしましても確定を急いでいただきたいと本当に思います。  それと、今おっしゃられましたメンタル的な、精神的なケアというのは大変一刻を争う問題でございまして、とにかくジェー・シー・オーがそんなことをやるわけございませんし、親会社がやるということも伺っておりませ...全文を見る
○木俣佳丈君 ちょっと、連携をとるというのは具体的にはどういうことでございますか。
○木俣佳丈君 具体的に指導というのはどういう指導でございますか。もう二度と原子力のこういった関係にかかわらせない、そういうことでよろしゅうございますか。
○木俣佳丈君 いずれにしましても、ジェー・シー・オーが当事者能力がどの程度あるか、これははかり知れないものがありますけれども、一〇〇%の子会社であれば親会社が相当までに介入をしてくるのが普通ですよね。ですから、これはかなり厳しくやはり皆さん方も、今御指導というお話がありましたけれ...全文を見る
○木俣佳丈君 もう少し具体的に言ってもらえますか。
○木俣佳丈君 ただの形骸化した委員会ではなくて、またそういった局ではなくて、本当に安全確保のためにしっかりやっていただきたいと思います。  次に、私が大変親しい、支援していただいておる電力総連というグループの皆さんや、それから電事連、会社経営側の方々を含めまして、今回の事故、午...全文を見る
○木俣佳丈君 何か政府委員の方から──よろしゅうございますか。  大臣、これを機会に原子力政策全般をぜひ見直していただきまして、今御発言ありましたように、やはり一元的に、そしてまた、まじめに原子力発電の中で頑張っている勤労者の方々や経営者の方々が本当に報われるような、そういう政...全文を見る
○木俣佳丈君 ありがとうございました。  続きまして、万博の御質問をさせていただきたいと思っております。  日本でも一九七〇年、堺屋長官いらっしゃいますが、私が五歳のときでございました。幼稚園をサボりながら大阪の万博に行ったことは本当に鮮明に覚えております。当時、裸の幼稚園な...全文を見る
○木俣佳丈君 ありがとうございました。  今、大臣は世界的な課題、特に自然と環境の両立、開発か保全か、こういう二元的な論ではなくて、もっと一元的に共存していく、共生していく、こういう実験場にされたいというお話でございまして、まさに本当にそうだと思います。民主党は環境派でありまし...全文を見る
○木俣佳丈君 ありがとうございました。  そしてまた、この万博、私が思いますのは、今までの万博とはやっぱり違ってほしいということでございます。今までの万博とは違ってほしいというよりも、そのときにその場所である期間やるという万博から、例えば私なんか釣りが好きで、海がきれいだと本当...全文を見る
○木俣佳丈君 それで、万博、今回の予定収容者が全体を通して二千五百万人の方々に来ていただくという見込みでございます。そうすると、一日十四万人ということでございまして、大臣も御案内のとおり、瀬戸というのは瀬戸物ぐらいしかないと言うとあれですけれども、ちょっと人口が少ないですね。まだ...全文を見る
○木俣佳丈君 実際、今も愛知青少年公園には年間で三百万人の方が来ておるというふうに伺っております。ただ、これが八倍、九倍もなるわけでございますので、本当にぜひ大臣、建設省または運輸省だと思いますけれども、しっかり言っていただけますように心からお願いを申し上げる次第でございます。 ...全文を見る
○木俣佳丈君 ありがとうございました。  本当に地元の住民の一人として、しっかりこの万博、成功に導いていきたいと思っております。本当にありがとうございました。  それでは次の質問でございますが、いよいよ中小企業国会ということで、これから中小企業対策、きょう午前中も同僚議員の方...全文を見る
○木俣佳丈君 中小企業の政策というのは大変幅が広くて、質問も焦点を当ててするのは非常に難しいなというふうにつくづく思うわけでございますけれども、果たして日本の中小企業の政策というものは戦後成功したと思われますでしょうか。大臣でもどなたでも結構でございます。
○木俣佳丈君 私も浅勉強でございますけれども、私は、日本の中小企業政策というのは今まではなかった、もっと言うと、失敗したということだと一つ結論づけたいと思っております。  と申しますのは、冒頭申しましたように、独占というものがございまして、これを財閥解体、戦後の民主化、経済の民...全文を見る
○木俣佳丈君 かいつまんで、成功したか失敗したか教えてください。
○木俣佳丈君 私はそれは違うと思います。それは企業の皆さんが一生懸命駆け足でついてきてくださっただけです。  なぜならば、例えばこれは中小企業白書の中にもありますが、経営実態調査の中で中小企業政策の問題点とあります。まず第一番目に多いのは、利用するのに手続が面倒、四四・六%、ど...全文を見る
○木俣佳丈君 余り定性的な話をされるのではなくて、もうちょっと具体的に話してもらえませんか。つまり、どういうふうにしたらユーザー側の使い勝手がよくなるのか。どういうふうにお考えですか。
○木俣佳丈君 例えばどういうことでしょうか。
○木俣佳丈君 私もアメリカで学んだ方でございますけれども、何かいわゆるアメリカやイギリス型になるのが非常に好ましい、こういうやっぱり議論になっちゃうわけですね。政策もアメリカのSBIRとかそういうふうに出るんですが、どうしてもそういうふうになってしまうんですけれども、果たして本当...全文を見る
○木俣佳丈君 そんなに謙虚な方だとは知りませんでして、おわび申し上げますが、今、中小企業の定義というお話が出ましたので、そちらの方に話を移したいと思います。  資本金の方はメーカーが一億から三億へというふうにふえていき、そしてまたサービス業と小売業、ここを分割しながら、サービス...全文を見る
○木俣佳丈君 意味が余りよくわかりません。全体の平均人数が減っていると言われましたけれども、しかし実際に私が調べたものでは、さっき言いましたように、例えば小売業でいえば、ゼンセン同盟傘下の商店の方は十六人いらっしゃるんです、もちろんこれはパートの方も合わせておりますが。しかし、ち...全文を見る
○木俣佳丈君 ありがとうございました。ぜひよろしくお願いを申し上げます。  次に、決算委員会でございますので、決算の話、予算の話といったものをしたいと思っておりますが、その前に今までの中小企業政策の話でございます。  そこそこできたんじゃないかという御答弁もございましたけれど...全文を見る
○木俣佳丈君 補正前の一般会計でお願いします。
○木俣佳丈君 これは神わざですね。平成七年度と八年度がぴったり一緒、千二百三十六億。そしてまた、この当初予算はほとんど推移が変わっていない。千二百億の後半から千三百億の前半であるということでございます。  そういう中で、ずっと挙げていただいた五億以上の事業の一覧だけでも六十ぐら...全文を見る
○木俣佳丈君 もちろん補正で補正していくというのはいいんですが、例えば平成七年、十年みたいに四千億も、または二千五百億も、十一年度もそうですね、四千億。要は三倍ぐらい補正しておる。これは補正というよりも、何と言ったらいいんでしょうか、補正じゃなくて、そのもの以上の、三倍ぐらい大き...全文を見る
○木俣佳丈君 ですから、不用率が高いでしょうということを言っているんです。
○木俣佳丈君 これは二つの意味のどちらかだと思うんですね。ニーズがないものをやっているのか、それとも使い勝手が悪いか、どちらかだと思いますが、主にどちらでしょうか。
○木俣佳丈君 いやいや、もちろん午前中の御討議でわかっていますが、これ見てみますと、例えば下請振興法なんかもずっと決算額で半分ぐらいしか使われていないんですね、これは六年から十年まで過去五年だけ見ても。それから、近代化資金なんかはもっとひどい、二十分の一ぐらいしか最近は使われてい...全文を見る
○木俣佳丈君 時間がもうなくなってしまって、全然質問したいところがまだでございますので、次の中小企業国会のときにしっかり質問を、また政策を出してまいりたいと思っております。  今のように不用額、片や先ほどほかの委員が御発言されたSBIRは七・何倍だ四・何倍だとこうやって威張って...全文を見る
○木俣佳丈君 最後の質問になるかと思いますので慎重に選びながら質問をさせていただきたいと思うんですが、我々民主党としましては、私としましては、国づくりというのはやはり物づくりだ、物づくりというのは人づくりだ、やはりここに日本の一番の中心的な課題を置きたいなと。  一トン二千円の...全文を見る
○木俣佳丈君 時間でございますけれども、最後に、ぜひ我が党の意見も十分にまたお入れいただきますようにお願い申し上げます。  ありがとうございました。
11月18日第146回国会 参議院 中小企業対策特別委員会 第3号
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○木俣佳丈君 私、民主党・新緑風会の木俣でございます。我が足立大臣に引き続きまして、関連の御質問をさせていただきたいと思っております。  私は、昨年の七月十二日に当選させていただいて以来、私のライフワークとして、中小企業の皆さんとともに歩く政治ということでずっと言い続けさせてい...全文を見る
○木俣佳丈君 ありがとうございました。  中小企業というのは、私は、簡単に言うと、大企業、中小企業というのは何で分けるかというと、要するに政策的な枠組みでしかないということだと思うんです。つまり、弱い立場の、資本力や会社の経営体力というのが弱いものをあえて区分けして、要は大企業...全文を見る
○木俣佳丈君 本当に後手後手、そしてまた、きょう足立同僚議員が申しましたように、やはりこの政権というのはどういう政権なんだろうか、介護保険も本当にすぐに変えてしまう、こういうことでございます。  所信の中で、中小企業政策というのを多様なニーズに的確に対応できる政策体系を築いてま...全文を見る
○木俣佳丈君 承継税のことを聞いているんです。
○木俣佳丈君 問題は、要するに株式の評価のあたりだと思うんですね。ですから、このあたりはどうお考えになるかということだと思うんです。  深谷大臣は、地元の後援会の皆様方にも、強く税制についてはかなり踏み込んでやられるという御決意を述べられておると私も伺っております。通産省の皆さ...全文を見る
○木俣佳丈君 最後になりますが、時間がもうございませんが、特に是々非々でやっていただきたいなと思うんです。我が党も、若干条件はございますが、留保金課税については廃止の方向で法案をぜひ出したいと思っておりますので、ぜひ皆様方の御賛同を得たいと思っておりますので、よろしくお願いします...全文を見る
11月19日第146回国会 参議院 中小企業対策特別委員会 第4号
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○木俣佳丈君 朝に続きまして、皆さんどうもこんにちは。元気よく一言言わせていただきながら、民主党・新緑風会、木俣でございます。  昨日に続きまして、大臣閣下そしてまた皆様方に御質問をさせていただきます。  まず、冒頭でございますが、公正取引について、きょう午前も馳同僚議員から...全文を見る
○木俣佳丈君 ありがとうございます。  代弁機能というのを持っている中小企業庁の皆さんに本当に敬意を表するわけでございますが、きょうは余りぼやっとした話というよりも、私の大変な友人が今、面している事件というか事故というのかいうものがありまして、具体的に少し事例を挙げさせていただ...全文を見る
○木俣佳丈君 ありがとうございます。  本当に元気が出るようなそんな政策をということでございますけれども、我が党が今まとめさせていただいた新しい中小企業、商店街の活性化、ばらまきからやる気が出る支援へということで、政府とは若干というか大幅に違う内容で書かせていただいております。...全文を見る
○木俣佳丈君 今、公平、中立、簡素と言われましたけれども、そういうことを言うならば全然違うんじゃないですか。農業と比べてどうですか、公平ですか。ちょっと伺いたいんです。
○木俣佳丈君 製造業をちょっと挙げますけれども、それでは、製造業は継承というか、いろいろ技術を習得するのに短い期間で習得できて、農業は例えば長くそれを営農しないと、営業しないとどうにもならない、そういうことですか。これはちょっとおかしくありませんか。なぜ農業はそんなに優遇をされな...全文を見る
○木俣佳丈君 余りこの話をずっとやってもらちが明かないかもしれませんので、質問をもうちょっと承継税に絞ってさせてもらいたいと思いますが、承継税の最高税率が七〇%で、これは非常に高いということがまず一点ありますね。米国が五五%、ヨーロッパなんかは大体四〇%ぐらい。そしてまた、国税の...全文を見る
○木俣佳丈君 本当に考え続けて二十年という感じですよね。何年たったら本当にらちが明くのかなという感じです。  ですから、本当に自民党政権から我が民主党を中心とした政権に変わらなければ変わらぬのかな、我田引水、自画自賛ではございますけれども、本当にそういう思いさえするのでございま...全文を見る
○木俣佳丈君 ただ、大臣、今回の国会を中小企業国会と小渕総理が言われておるわけでございますから、今の自民党税調、そしてまた政府税調、こういった答えを待っておりますと十二月末、そしてまた法案提出が来年になりますと、三月の予算が上がってからその以降審議ということになるかと思うんですね...全文を見る
○木俣佳丈君 次に、もう一度、承継税でちょっと資料を持ってまいりまして、現職の大臣の方々がどのぐらいの宅地にお住みかという資料を持ってまいりました。  十九人のうち十人が三百三十平米以上、百坪以上の土地に住まわれている。しかも、二つの家を持っていらっしゃるなんて本当にうらやまし...全文を見る
○木俣佳丈君 今の定義は恐らく昭和三十六年からほとんど変わっていない言い方でございまして、私、昭和四十年生まれですから、生まれる前で、もう卵にもなっていないようなものがこんな大きくなるまで同じ答えを言っているんですよ。やめませんか、そういうの、お互いに年が余り変わらないわけですか...全文を見る
○木俣佳丈君 それで、要はリーズナブルであるから、理論的であるからこれは残さなければいけないと考えるわけでしょうか。では、ちょっとそれを。
○木俣佳丈君 それでは、通産大臣に伺いますが、いかがお考えでございましょうか。
○木俣佳丈君 それで、勝ちそうでございましょうか。
○木俣佳丈君 これもやはり、我々民主党も先立って留保金課税廃止の法案を出したいと思っておりますので、ぜひ通産大臣を中心に自民党の皆様方も取りまとめていただきまして、御賛成を賜りますようにお願いしたいんですが、よろしゅうございますか。
○木俣佳丈君 大変力強い本当にお言葉をいただきましてありがたく思っておる次第でございます。  次に、人材関連の御質問をしたいと思っておるわけでございます。  中小企業、そしてまた創業してわずかな企業というのは、廃業、つぶれてしまうまでの期間というのは非常に早いわけでございまし...全文を見る
○木俣佳丈君 私は、だからばらまきだと言うんです、これ。例えば、今、労働力確保法ありますよね。昨年度が四百十億、来年度は八百二十億。すごく評判がいいというのは何かといえば、出せば絶対にもらえるからです、六人までは、賃金の半分を。四百十億円ですよ。SBIRに出したお金が百十億ですよ...全文を見る
○木俣佳丈君 ちょっと私、それは本当に問題発言だと思いますよ。優秀な人材と優秀じゃない人材とは私一言も言っていませんし、人間というのは皆やっぱり優秀なところもあるし優秀じゃないところもあるんじゃないですか。そういう考え自体が本当におかしいと思います。適材適所でしょう。そういう考え...全文を見る
○木俣佳丈君 アメリカ、イギリスという欧米のことばかり言ってはいけないかもしれませんけれども、やはり大学というのは一つの町の中心であって、知識の集積地というのか、そしてまた人の交流の場所というのか、または高齢化を迎えるに当たって、再教育の場という意味でも大学の充実というのは非常に...全文を見る
○木俣佳丈君 昼間。
○木俣佳丈君 これは二十万上限ということで、文部省と共管でやっていらっしゃるのかわかりませんが、二十万上限ということで、本当は私も再教育を受けたいぐらいだと思っておるわけでございますが、もう少し、まさに登録を、申し込んだら即それが二十万来るという方法から、もうちょっと何というんで...全文を見る
○木俣佳丈君 だけれども、これは働いている人に出るんですか、奨学金。働いている人で、もう一回そういう再教育を受けたい人に。
○木俣佳丈君 働いていながら。
○木俣佳丈君 出るんですか。
○木俣佳丈君 わかりました。  そしてまた、先ほどから申しますように、日本は例えば商売ということで区切りますと、大学の中にそういった講座を設けているところが、昨日、私、文部省の方に伺ったら四十三、そういう企業を助けるような講座を持っている大学があるというふうに伺っております。も...全文を見る
○木俣佳丈君 私の母校であります一橋のためにもぜひよろしくお願いしたいと思いますと同時に、我が大学、実は国立大学をやめたいと思っているんですよと僕が言うと怒られちゃうんですが、実際そのぐらいな気持ちなんですね。いろいろな枠組みがありまして面倒くさ過ぎる、だったらOBがもう抱えてや...全文を見る
○木俣佳丈君 ちょっと、大丈夫ですか。大変有名な会ですよ。本当に調べて御報告をお待ちしております。  それから、人材のサポート、経営サポートの面でちょっと話をさせていただきますが、これから三百の地方にセンターをつくられてやられるということであります。大変いいことかなと思ったり、...全文を見る
○木俣佳丈君 ぜひこれは、中央からの指令である機関にお金が行くだけではなくて、やはり地元のニーズに合った地元の対応、お金は上げるけれども意見は最小にしてもらう。しかしながら、要は、余りにも何かまた同じような人たちが出てきて、それは帳簿をつけるのも大事ですよ、だけれども、帳簿をつけ...全文を見る
○木俣佳丈君 時間が迫ってまいりますので、今の関連で御質問を続けたいと思います。  まだ閣議決定しておりませんので要望ベース、要求ベースということで第二次補正の予算案を見ているわけでございます。中小企業対策七兆四千億ということでありますけれども、このうち五兆が、例の悪名高いと言...全文を見る
○木俣佳丈君 いや、だって三千何百億のうち五十億でかなりと言われても、これは違いますよ。  我々、概略試算をしますよ。これは本当に同僚議員の皆さんも納得いただけると思うんですけれども、中小企業で会計士やアドバイザー、こういうのに経費をどのぐらい使うか。例えば百万円ぐらい使う。ち...全文を見る
○木俣佳丈君 いろいろ言い方は表現の仕方であると思いますけれども、先ほどのアンケートで見たようなものに限ってということでございます、私が申し上げているのは。  ソフト支援も、それは多うございます。おっしゃるとおりでございます。ただ、一番皆さんが何を思って何を支援していただきたい...全文を見る
○木俣佳丈君 余り追及してもしようがないと思いますけれども、やはり失敗を前提とする社会ですし、そしてまたなぜ落ちたかというところを、例えばビジネスプランを出した、窓口がはじいた、何ではじかれるのかな、どこが悪いのかな、そういうところからもう一回刷新していくというのが一番の大事なと...全文を見る
○木俣佳丈君 ありがとうございます。ぜひ、なぜだめなのかということを教えてあげていただきたいと思います。  最後の質問になりますけれども、このSBIR、先ほども申しましたように、アメリカ再生のキーであるなんという表現を使われたりする方もあるわけでございまして、若干経済の構造また...全文を見る
○木俣佳丈君 本当に長々といろんな御質問をさせていただきましたけれども、ぜひ、私はとにかく生涯かけて中小企業政策ということについて貫いていきたいと思っておりますので、御指導のほどをお願いしまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
12月13日第146回国会 参議院 中小企業対策特別委員会 第8号
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○木俣佳丈君 おはようございます。  いよいよ年の瀬であと三週間ほどでことしも暮れようとしておりますけれども、恐らくことし最後の質問でございます。おつき合いいただきますようよろしくお願い申し上げます。  まず冒頭、非常に喜ばしいニュースがやってまいりまして、雅子妃は私の家内と...全文を見る
○木俣佳丈君 大蔵政務次官、どうでしょうか。工事を見たか、見ないか。
○木俣佳丈君 何でこんなことを聞くかというと、やはり私の地元愛知県の方でも多く今下水道の工事をやったり、農村集落排水、こういったものの整備をやっておるわけなんですが、これは、例えば大体メーター当たりで元請が一メーター掘るのに六万円ぐらい出ているんですね。  ところが、現場へ行き...全文を見る
○木俣佳丈君 本当にぜひこれはしっかりチェックをしていただきたいと思うんです。なぜ下水をやるかというと、簡単に言えば、多分経済効果、波及効果が速いから、足回りが速い予算であるからだと思うんです。どんと落とせばすぐに施工できてお金になるから、業者が助かるから、こういうことだと思うん...全文を見る
○木俣佳丈君 通告も不十分なものに対しましてお答えいただいて本当にありがたいと思うんですけれども、私が申し上げたいのは、一つはやはり将来の宝となるようなものかどうか。もちろんそのやり方があると思うんです。要するに、家の下に例えば簡易下水、浄化槽みたいなものをつくれば十分やれるとい...全文を見る
○木俣佳丈君 確かに今までよりは前進していることはもうこれは間違いございません。しかし、今言いましたように、本当の草創期、一番初めのときに、その一番の種銭というところを、先ほど言いましたようなカードローンに手を出して二十枚で五百万、これで運転資金をつくったのは事実でございます。四...全文を見る
○木俣佳丈君 いやいや、せっかくお答えになるならもうちょっと具体的に、政務次官からでも結構なんですが、具体的にちょっとお話しいただけますか。  というのは、例えば今のお話は、確かにリースとかいうのがもちろん入ったり、またはこれは国民金融公庫の設備投資に対するリースということでも...全文を見る
○木俣佳丈君 いや、それは一番の草創期の話じゃないですよね。そうでしょう。要はアーリーステージからある程度成長していったときのミドルステージというんでしょうか、そのときの貸し付けだと思うんです。だから、恐らくは今の話とはちょっとそごがありますので。違いますか。もっと初めのゼロのと...全文を見る
○木俣佳丈君 それでは、最短どのぐらいで貸してもらえますか。最短どのぐらいの期間でどのぐらいまで貸してもらえるんですか。
○木俣佳丈君 一月というのは大分短くしてもらいましたけれども、それでもまだ長いんですね。だから、イスラエルの研究なんかもされておると思いますけれども、ああいう形でどんどんとにかく資金を、単なる融資ですから、出していってもらわないといけないんですよね。一週間だったら短いとかいうこと...全文を見る
○木俣佳丈君 具体的じゃないという話なんですが、それは具体的にここでこういうプランでございますというお話を国会の場でちょっと言うのは……
○木俣佳丈君 わかります。  ですから、つまり一カ月という紋切り型の対応ではなくて、将来こういう売り方をしてこんなふうな資金調達を考えている、こういうところから今引き合いが来ているとか、そういういわゆる一般的なきちっとしたビジネスプランというのを出せば、一カ月とかいう期間でなく...全文を見る
○木俣佳丈君 いやいや、そんな一般的な話ではなくて、さっき言ったようにケースを挙げているわけです。これは実際のケースなんです。  だから、空想の話じゃなくて、数億円規模で要するにローンを都銀から借りていて、第三者保証は要りません、そしてまた物上担保も要りませんという中で、国民生...全文を見る
○木俣佳丈君 いや、もちろんそうなんですよ。ここで発言したから融資が易しくなったとか厳しくなったとか、こんなことがあっては絶対いけないし、それは当たり前の話なんです。  実際に今、国民生活金融公庫で第三者保証がついている債権が五割ですか、ということで伺っておるわけなんですが、こ...全文を見る
○木俣佳丈君 これはそんなことがわからないで、調べていなくて大蔵省というのはどんなところかなと私は思いますね、本当に。  やはりもちろん、日本の伝統的なやり方としてそういったものが商慣行が残っているというのを政府もまねしてやるというのは、そういうことかもしれませんけれども、だけ...全文を見る
○木俣佳丈君 違う、違う。私だって用事でもう帰っていましたもの。
○木俣佳丈君 林政務次官が大変勉強されているということはよくわかっております。そうじゃなくて、行政の一番フロントラインに大臣、政務次官の皆さんが座っているわけですが、要はそのバックアッパーとして官庁があるわけです。しかも、我々は国政調査権というものを持ちながら、例えばちょっと調べ...全文を見る
○木俣佳丈君 いや、やっていない。やっていないことについてはどうかですよ。
○木俣佳丈君 余り感情的になってもしようがないんですが、これは与党、野党かかわらず、やはり本当にしっかりしていかないと、まさに二十一世紀を目前にしまして日本がどうかなってしまうという今危機的状況にあるというのは、認識は一致するものだと思うんですね。そのときに、やはり政治主導で、政...全文を見る
○木俣佳丈君 なかなか一般的なお答えしかいただけないのかなと思って伺っておるんですが、ただ、こういうことが多くあると思いませんか。想像されていますか、認識されていますかどうか、ちょっとそれを伺いたいと思います。
○木俣佳丈君 いろいろなことをされようとしているのもわかりますし、実際されておると思います。金融監督庁さんはその人数でなかなかでき切れていない、やりたくてもできないという気持ちもよくわかるんですが、しかし、私は認識があるのかどうかと伺っただけで、そういうふうに長い御答弁をいただい...全文を見る
○木俣佳丈君 だから、銀行というのは何でもできるということですよ、簡単に言えば。だから、悪意を持ってやれば、つぶそうと思えば、どんな大きな会社だっていきなりつぶせるということじゃないですか、それだったら。そうでしょう。  健全にやっていたんですよ、実際に。リスケの話もできていた...全文を見る
○木俣佳丈君 それでは、全国でこういった被害と言ってもいいと思うんですけれども、あんた言うこと聞かなきゃもう貸さないよというふうに言われているところ、金利は安いかもしれないけれども、実質的な金利なんか考えたら三〇%、四〇%になっちゃっている、こういったもののいろんな。ですから、そ...全文を見る
○木俣佳丈君 しかも、そのときにきちっと、融資の引き上げとかしないように、これは非常に難しいと思いますよ、言うは簡単で。そういうのを約束できますか、ここの場で。
○木俣佳丈君 少なくとも公的資金が入っているんだから、銀行は。
○木俣佳丈君 よろしくお願いします。  次に、ちょっと飛んで税制のことでお話をさせていただきたいと思うんですが、まず我が党で今準備し、衆議院の方ではようやくこれで提出させていただきます留保金課税のお話でございます。  先般、委員会で御質問させていただきましたときに、林政務次官...全文を見る
○木俣佳丈君 要は、ないんですね、日本だけですね。
○木俣佳丈君 要は、先般申し上げましたように日本だけの特別な税、主要先進国の中では日本だけの特別な税であるということでありまして、現在、我々、衆議院の方から留保金課税の廃止法案、特に中小企業に限ってということで加えさせていただきながら出させていただく予定にしております。  これ...全文を見る
○木俣佳丈君 大臣も、どこいらのうるさい静香さんという方が言われたように、ぜひどんと言っていただいて、きょうも出資法の改正案、我々、衆議院が反対しながら、参議院の方で大分修正または附帯決議をつけさせていただき賛成をさせていただきました。まさにこれは参議院の独自性ではないかなと私も...全文を見る
○木俣佳丈君 個人的には。
○木俣佳丈君 もう一歩だなという感触を得ました。これはぜひ、何度も繰り返しますように、与党だ野党だということではなくて、中小企業のためになるものですから、出します法案、これをぜひ、会期内というのはもう無理なのかな、何とか上程させていただけないのかなというふうに思います。  税制...全文を見る
○木俣佳丈君 これは六十九件、六十九人ということなんですね。二年間たって六社、六十九人ですよね、たしか。  ということなんですけれども、六十九人ということは、もうエンジェルって日本にいないんじゃないのかと。聖書の中にもあるんですが、エンジェルが化けて悪魔になるんですね。何だかそ...全文を見る
○木俣佳丈君 六十九人と二百万人、本当に差がありますよね。これは何が問題でしょうか、政務次官。
○木俣佳丈君 いや、大いに宣伝しても、制度が誤っていたらなかなかこれはふえないんじゃないかなというのが思うところなんです。  制度というのは、例えば我々が昨通常国会に出させていただいたような損益通算とか、やっぱりこういったことがなければなかなかこれは使いにくい。もちろんこの損益...全文を見る
○木俣佳丈君 恐らくこのエンジェル税制については今回は余り踏み込んだ議論がされないだろうと思いますけれども、引き続き大臣ぜひ、本当に世界で一番起業家が助かる国になれる国だと思いますので、これはやっぱりやらなきゃいけないというふうに思っております。  最後の質問だと思いますけれど...全文を見る
○木俣佳丈君 質問を終わります。ありがとうございました。