木俣佳丈

きまたよしたけ



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木俣佳丈の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月14日第151回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第1号
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○木俣佳丈君 民主党の木俣でございます。  波多野先生と原田先生、お二人に御質問をしたいと思うんですが、今私はエネルギーの問題を外交と絡めながらいろいろ仕事をさせていただいておるわけなんでございますが、先般、シャロンがイスラエル首相になられました。そのときに、私が一つ危惧するの...全文を見る
03月09日第151回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○木俣佳丈君 民主党・新緑風会、木俣佳丈でございます。  冒頭、官房長官にお伺いしたいんですが、きょう新聞記事が幾つか出ておりますが、森総理は辞意表明を党大会の前に出すんですか。
○木俣佳丈君 再度聞きたいと思います。全くありませんか。絶対にありませんか。
○木俣佳丈君 私、いろいろな国内の話もさることながら、やはり外交日程が詰まっている中で、例えば今月の二十五日にはロシアに行く、これ何しに行くのかなという感じがするんですが、外務大臣、何をされに行くんですか。
○木俣佳丈君 イルクーツクには、伺うに森総理のお父さんのお墓があるというふうにも伺いながら、プーチン首相が御配慮いただいたというんですが、本当ですか。
○木俣佳丈君 イルクーツクの周りにはエネルギー資源も豊富で、ガス田がありますが、こういった話し合いはされるんでしょうか。
○木俣佳丈君 コビクタというガス田があり、我が国にとっても戦略物資としてこれから非常に大事なガス田だと私は昔から思っております。  そういった日ロの会談、電話連絡でされたというんですが、先般、総理、首相の周辺からも、スターリンの四島接収というのはこれは間違いだったと、こういうこ...全文を見る
○木俣佳丈君 北方領土の問題について、官房長官、それではどのようにお考えですか。
○木俣佳丈君 森総理になってから幾つかそういったいわゆる失言というか、変なリークというか、こういったものが噴出しておりまして、これは北朝鮮の拉致の疑惑もそうですが、非常に国家の存立というのか威信にかかわるようなことが漏れていくということについて、外務大臣はどのようにお考えですか。
○木俣佳丈君 ということは、プーチンさんはそのようには言わなかったと断言できますか、外務大臣。──いや、スターリンの四島接収、間違いだったと。
○木俣佳丈君 これはそんな、小さく見出しで出ましたので余り大きな問題にならなかったかもしれませんが、重大なやはり問題であるというふうに思うんですね。  やはり、今これだけセンシティブになっていて、三月の末に首脳会談を行われるならば、そんなことが漏れていくこと自体がおかしいし、こ...全文を見る
○木俣佳丈君 いずれにしましても、要はマスコミの方々を初めとして、国民の皆さんが森首相は早晩退陣だと、こういう中で国会が行われていく、この何か異常さというのを身にしみて感じながら質問をさせていただきたいと思うんですが、やはり国内だけでなく、外に向かって私は恥であるというふうに思う...全文を見る
○木俣佳丈君 いろんな言い方はあると思うんです。しかしながら、やはりちょっとソ連に行って話し、例えばきのうもマスコミ報道で、ワシントン発のものでもございますが、日米首脳会議の前に韓国の大統領にお会いになっている。もちろんそれが悪いということではありませんが、やはり第一に大事にした...全文を見る
○木俣佳丈君 いずれにしても、全国民挙げて、森退陣要求というのが自民党の中からも起きていると。そしてまた、例えば全会一致でこういったものを決議したり、そして我がふるさとの町でも自民党という名前を会派から削除しております。  こういった事態の中であるわけでございますが、とにかくK...全文を見る
○木俣佳丈君 党費は十三分の四十で、つまり四千円払った中で千三百円がこれ残り、そのほかを党に、自民党本部に上げられるということでありますから、私どもの集計では四十万を超える、そしてまた十七億円を超える党費と言われるものが自民党の方に納入された計算になりますが、この返還請求が、本日...全文を見る
○木俣佳丈君 この返還について、大臣は再度新理事長の意思を調査されようと思いますか、どうですか。
○木俣佳丈君 このKSD問題ですね、衆目の注目するところでございまして、いずれにしましても、我々民主党・新緑風会として、新理事長の中井宗夫氏を参考人としてこの委員会に来ていただくように要求したいと思います。よろしゅうございますか。
○木俣佳丈君 何人かの方々にヒアリングをして、要するに知らないうちに党員になっていた、こういう事実を私もこの耳で聞かせていただいたんですが、これを新聞報道でも党費と書いてあるんですが、総務大臣、これは党費ということでよろしゅうございますか。
○木俣佳丈君 そのとおりだと思うんです。要するに、党費というのは構成員が負担するもので、人が負担したのは今言われたように寄附になる。ところが、この豊明支部の収支報告、これに記載されておるのは党費として書いてあるんですが、これ訂正されましたか。
○木俣佳丈君 これは規正法違反にはなりませんか、そうしたら。
○木俣佳丈君 これはおかしなことをおっしゃいますね。私は十人ぐらいの方々に問いを出して、知らないうちに総裁選の案内が来た、このように言っているんですよね。ですから、少なくともこの中で、自民党で調べられて早々にこれを改善しなければ、これは規正法違反ですよね。もう一度御答弁お願いしま...全文を見る
○木俣佳丈君 それでは、総務大臣として自民党豊明支部に対して、早々にだからこれを調べて収支報告を改善せよというふうに命令をしてください。よろしいですか。
○木俣佳丈君 それから、政治資金規正法の二十二条の六の第三項を、総務大臣、ちょっと読んでみていただけますか。    〔理事須藤良太郎君退席、委員長着席〕
○木俣佳丈君 第四項も。
○木俣佳丈君 現在、オンブズマンの方々を中心に、こういういわゆる架空党員づくりについて訴訟を起こすように、そしてまた起こすような行動が今とられておりまして、今読まれましたように、これが全く偽名で支払われたものであれば、大臣がおっしゃるように国庫に帰属するという理解でよろしゅうござ...全文を見る
○木俣佳丈君 後でわかった場合はどのようになりますか。
○木俣佳丈君 それでは、その場合にはどこに帰属するんでしょうか。
○木俣佳丈君 それじゃ本当に泥棒というものじゃないですか、それは本当に。  それじゃ、だれかわからない名義のものを、寄附をもう自民党というのはどれだけでも受けるということですか。だから、要するにもらい得だと、こういうことですか、総務大臣。
○木俣佳丈君 これは何度も総理自身が、総裁自身が調べてということですから、ですから司直の手のみならず、これは自民党挙げてやっぱりやるべき問題だと思います。別に大臣に答えていただくことではないかもしれませんが。  後にわかったらどうでもいいというこの法律自体がおかしいと思いません...全文を見る
○木俣佳丈君 いや、この問題というのは、抜け殻党員の問題というのは、単にKSDだけの問題ではないというふうにやっぱり言われておりまして、早々にこの対応を総務大臣にはしていただきたいんですが。
○木俣佳丈君 だれが寄附したかわからないお金を勝手に、例えば党費とかということで入れてしまって、そしてそのまま消費してしまう、これはまさに横領罪というような気がいたしますが、法務大臣、どのようにお考えになりますか。
○木俣佳丈君 多分、質疑が余り進まないので気分を変えまして、中小企業がやはりこのKSDの一番の被害に遭った方々だと思います。午前中の質疑の中でも財務大臣から、中小企業や非製造業の成長が滞っている、このような発言もありました。私もそう思います。  ところで、ここ数年、小渕前総理、...全文を見る
○木俣佳丈君 今いみじくも言われましたけれども、この法案の性質というのは大体十年の目安を考えられているということですが、成長率または開業率ですね、こういったものについてどんな数値を見込んでいらっしゃいますか。
○木俣佳丈君 これは、麻生大臣、そしてまた財務大臣にも伺いたいんですが、これは本気でこの数値を達成したいと、このように思われますか。
○木俣佳丈君 今、目標はないということでよろしゅうございますか、財務大臣、全く。
○木俣佳丈君 それがしっかりした目標になっているんですかということです。
○木俣佳丈君 きょうも与党三党が緊急経済対策を、これはもちろんこの計画とは違いますが、出されるんですよね。与党で合意されると聞きますが、そういったもの自体が何か水泡に帰すという感じがするんですよね。これだけ、要は小渕前総理のころから百兆以上国債がふえて債務がふえているのにもかかわ...全文を見る
○木俣佳丈君 今の財務大臣の答弁に対して、麻生大臣はどのようにお考えですか。(「予算なんというのはやっぱりその日暮らしのことだろう」と呼ぶ者あり)
○木俣佳丈君 今までありますよ。
○木俣佳丈君 麻生大臣に伺いたいんですが、初めて経済計画ができた昭和三十年、鳩山内閣、経済自立五カ年計画以来、数値が閣議決定されないのは一度でもありますか。
○木俣佳丈君 この十一年の数値はいかがですか。閣議決定されていますか。
○木俣佳丈君 いや、先ほどから申しますように、この計画というのはでたらめなんですよね、結局。数値は閣議決定されていない。昭和三十年から初めて、初めてですよ。計画経済を五カ年計画、七カ年計画、三カ年計画、いろいろやってきて、これは宮澤財務大臣よく御存じのとおり、数値が閣議決定されな...全文を見る
○木俣佳丈君 いみじくもまさに日本の経済を見ていらっしゃった宮澤財務大臣が言われましたように、要は日本の経済計画というのはもう立たなくなっている、もう政権としては目標を持てなくなっている、こういうふうに読みかえしても私はいいと思うんで、ぜひ政権交代をお願いしたいと思うんですが、い...全文を見る
○木俣佳丈君 継続していますよ、亡くなっても、小渕さん。
○木俣佳丈君 我々の政党、民主党では、先が読めないからこそ安心できる社会をつくろう、明確な目標を持とうと、このように思っておりますので、政権の移譲をお願いしたいというふうに思いますが、財務大臣、いかがですか。(発言する者あり)
○木俣佳丈君 宮澤大臣です。
○木俣佳丈君 絶句しますけれども、目標がない経済、要は迷走しているということで理解はよろしゅうございますか、財務大臣。
○木俣佳丈君 そんなことは全く参考になりません。  これから、エネルギーの御質問をさせていただきますけれども、例えばエネルギーの自由化、これで価格がどれだけ下がるかというのは、私この耳ではっきりイギリスで、例えば一〇%下げるんだとか、二五%下げるんだということを聞いておりますし...全文を見る
○木俣佳丈君 いや、そういうことを言っているんじゃなくて、目標がそれだけ大事でしょうと、そういう目標を掲げながら国民を安心させることが大事ではないかと私は思うんですが、大臣、どうですか。
○木俣佳丈君 川口環境大臣に伺いますけれども、温暖化対策で温室効果ガス、目標何%削減ですか。
○木俣佳丈君 数値目標を聞かれて、麻生大臣、再度御答弁をお願いします。どのようにお考えになりますか。
○木俣佳丈君 平沼大臣、今の川口大臣の御答弁がありましたが、数値目標がなくて産業界の方は、数値目標があるから物すごい努力をしながら、大変な努力をしながらしておりますよね。この目標が要するに達成されるためにも、とにかくやっぱり計画経済的な経済計画というものをしっかりさせなければなら...全文を見る
○木俣佳丈君 そういう努力をしている大臣と努力をしていない大臣といるように思えるんですが、再度、麻生大臣、どのようにお考えになりますか。
○木俣佳丈君 いや、ですから無責任だと言っているんです。  例えば、先ほど宮澤大臣が言われたように、中小企業のいわば経済の回復、活性化というのが進んでいない。例えば不用額というのを平沼大臣、暦年で平成七年から幾らぐらいになるのか、そしてまた全体の総予算の中で何%になるのか、お答...全文を見る
○木俣佳丈君 中小企業。
○木俣佳丈君 パーセンテージで言うと大体五%、六%になると思うんですが、財務大臣に伺いますが、全体予算の不用額の平成十一年の平均を教えてください。
○木俣佳丈君 二・七というのは、一般会計だけだと思うんです。だから、全体でいうともう少し多いと思うんですが、いずれにしても適切なものが適切に使われていないという事実があり、そして先ほどのように目標があいまいであるから要するにそういった政策が失敗する、こういうふうに結論づけたいと思...全文を見る
○木俣佳丈君 今お答えの中にあったかと思いますが、つまりサービス業、例えば製造業は入っているけれども、要はその製造業にかかわる運輸業の方とか、こういった方は入っていませんね。お答えください。
○木俣佳丈君 経済の実態として、第三次産業、サービス業が六割を超える状況でございますから、これから入れていただきたいと思うんですが、いかがですか。
○木俣佳丈君 ありがとうございました。  いずれにしましても、私、実情をいろいろな業種、サービス業の方から聞いております。大手が元請したものをファクス一本で指示して、そのときに金額の提示を口頭ではしているけれども契約をしていない。後にこの金額ですねと、こう言ったら、いやいや、働...全文を見る
○木俣佳丈君 再度平沼大臣に伺いたいんですが、この夏めどにエネルギー長期計画というのが策定されようとしておりますが、調子はいかがですか。
○木俣佳丈君 今の御答弁の中で原子力は主なところを占めるということなのでございますが、これは自由化と絡めますと、いわゆる経費がかかる原子力は非常に難しいと思うんですが、当初の計画と現在の計画、何基ぐらいの目標を何基ぐらいに直しましたか。
○木俣佳丈君 二年で三基も減ったりするんですか。そしてまた、十三基は間違いなくできますか。
○木俣佳丈君 いずれにしましても、政府の計画というものがあいまいであるというふうに私は言いたいと思います。  原子力発電つくるのにも大変な苦労をされる。そしてまた、今欧州では脱原発という流れもあり、電力会社としても戦々恐々としているところもあるんですね。片や、我々民主党も新エネ...全文を見る
○木俣佳丈君 大臣。
○木俣佳丈君 今言われたのは一般家庭も入っていまして、一般家庭の料金も要は五%ぐらい減ったということなんですが、ここを自由化していくときにどのぐらいの目標を持たれるかというのを伺いたいと思います。
○木俣佳丈君 これもやはり私がイギリスに行きましたときに、これはDTIの方からも聞いておりますが、明確な、一〇%は削減したいんだと、こういう目標を持っているんですよね。  そういった目標がない中でどこが、要するに例えば政府が悪かったか、それとも電力会社が悪かったのかわかりません...全文を見る
○木俣佳丈君 今のお話だと、要は価格が高いのは電力会社のせいですか、それとも総括原価主義で許可制でこの価格をやっていますので経済産業省にこれは責任があると思いますか。どちらですか。
○木俣佳丈君 もう一度、どちらに責任が比重としたらあると思いますか。
○木俣佳丈君 時間が来ましたが、いずれにいたしましても、まとめとして、政府は無責任な計画を立て、いや、計画と言いながら計画ではないと言い、そしてまた意思も表明しない、世界の潮流と言っては自由化をしていく、それではやりきれないということだけをつけ加えて、質問を終わります。
03月21日第151回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○木俣佳丈君 民主党・新緑風会の木俣佳丈でございます。  本日は二つの項目、介護保険の問題、そしてまたエネルギー、環境問題について御質問をさせていただきます。  まず、厚生労働大臣に伺いたいんですが、介護保険が始まりこの四月で一年がたちますが、介護保険はうまくいっていますでし...全文を見る
○木俣佳丈君 これは新聞報道ではございますけれども、例えば利用者の半分半分ですね、役に立っている、役に立っていないというのが一対一ぐらい。そしてまた、使う側の、いや保険者である市町村に至っては、かなりの改定をしなければいけないというのが九割ぐらいという結果が出ておりますけれども、...全文を見る
○木俣佳丈君 ちょっと通告はしておらないのでございますが、厚生大臣、かつて新進党という党があったころに、保険制度ではなく税方式でやった方がいい、このように考えておったんではないかなと思うんですが、いまだにそのようなお考えでしょうか。
○木俣佳丈君 ありがとうございました。  扇大臣に伺いたいんですが、今、円議員の方から男女共同参画というお話がございました。実は、いわゆる老人ホーム、特養ホームまたは有料老人ホーム、ケアハウス、いろいろございますが、いわゆる老人ホームに女性というのは何割ぐらい、何分の幾つぐらい...全文を見る
○木俣佳丈君 通告したつもりになっておりましたが。  四分の三が女性だそうです。もちろん平均年齢が、寿命が長いということもございますけれども、大変な、女性がやはり負担をしておる、寂しい最後を送られているという現状が私はあると思うんですが、扇大臣、どのようにお考えでしょうか。
○木俣佳丈君 いや、済みません。画一的に寂しいというふうにしてしまったのは撤回いたしますが、いずれにしても、扇大臣にはそういう老人ホームに入っている方々の味方になっていただきたいというふうに思うんですが、いかがでしょうか。
○木俣佳丈君 今挙げました老人ホームで大変な問題が起きているわけでございまして、昨年の、私も四月からずっとこの問題を取り上げてまいりました。有料老人ホームと言われる割と高額なホームでございますけれども、民間のホームでございますが、四月からずっと言い続けてきました問題について、坂口...全文を見る
○木俣佳丈君 今のお話がありました有料老人ホームは、介護保険が始まる前は介護一時金といいまして、平均すると、有料老人ホームに入っていらっしゃる方々二万五千人のうち二万人ぐらいに対して平均五百万円、トータルにすると一千億ぐらいのお金を有料老人ホームは預かっていた。これは、介護保険が...全文を見る
○木俣佳丈君 今、委員長がお話しになりましたように、十一月十日に警告文が流れております。しかし、四月の初めから七カ月というのはいかにも遅いという気がいたします。そしてまた、今最後にありましたカルテル、談合についてですが、これは厚生省主導の非常にカルテルの疑いが強いということを結論...全文を見る
○木俣佳丈君 いや、返還の額。
○木俣佳丈君 推移を申しますと、二月の先ほどの調整の依頼の文書が厚生省から出、そして私どもが四月、五月と調査、そしてまた質問をし、六月にまた再度厚生省がその同じ文書にプラスアルファされたものを出し、私が七月十三日に直接ホームの方に、供給公社の明日見らいふの方に参りました。その後、...全文を見る
○木俣佳丈君 私が申し上げたいことは、多くの入居されている方々が措置から契約へということで個人契約、言ってみると優越者からの強制的なという、半強制的な契約になってくるわけなんですね。  私は扇大臣にぜひこれはお願いしなければいけないと思っておりまして、たとえ三人、七人という人数...全文を見る
○木俣佳丈君 いずれにいたしましても、この介護一時金というのは、先ほど申しましたように一千億のうち要は二割ぐらいしか戻ってこない。知らないうちに要はとられてしまって、泣き寝入りというのが現状だと私は思うんです。    〔理事須藤良太郎君退席、委員長着席〕  そして、私が行く、...全文を見る
○木俣佳丈君 続きまして、エネルギー・環境問題について御質問をさせていただきます。  まず、平沼大臣に伺いたいんですが、三月十五日の報道によれば、ブッシュ大統領がCO2の規制というのは発電所は除外すると、この記事がございましたが、これについては御感想どのようにお考えでしょうか。
○木俣佳丈君 先般もエネルギーの問題で大臣に御答弁いただきましたけれども、やはり我が国のエネルギーの安定供給とかいったものを、または戦略というのをどう考えるかというのが如実にやはり米国の場合あらわれているのではないか。いや、これがいいということではないと思うんです。いいということ...全文を見る
○木俣佳丈君 そのとおりです。
○木俣佳丈君 川口大臣には耳ざわりな言葉だったかもしれませんが、私は、例えば吸収源の問題とか、これは棚上げで次にやるよということかもしれません。しかしながら、やはり日本がマイナス六%をどのようにやったらいいのか、そしてまた私は、先般も申し上げたかわかりませんが、一九九〇年基準とい...全文を見る
○木俣佳丈君 いえいえ、九〇年基準が難しいというのはもちろん、いや決めたからそうするというんだったらそれはそのままなんですよ。そうではなくて、例えばアメリカにしたってイギリスにしたって石炭の電源を要はガスに変えるだけで全部達成できるんですよね。それから、ドイツだって、ドイツの統合...全文を見る
○木俣佳丈君 どうぞ。
○木俣佳丈君 環境省はよろしいんですか、この件については。特に大臣からは。
○木俣佳丈君 今の大臣を伺って、扇大臣に伺いたいんですが、これは自動車業界挙げて削減をして、一五から二〇%の自動車燃費を上げて、これは大変なことなんですよね。私、プリウスに乗っておりますけれども、リッター三十五キロぐらい走るんですね。これをさらに一五から二〇上げていく。それで三百...全文を見る
○木俣佳丈君 最後に。  本当に頑張れ、頑張れと言われますと、何か母親を見ているようなつもりになってしまいますが、とにかく私が申し上げたいのは、九八年の六月から二〇〇一年まで三年間、要はこの抑制計画の概要ということで、要するにこれをもとにだから議論してきたという、これ、うそがあ...全文を見る
03月22日第151回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○木俣佳丈君 おはようございます。民主党・新緑風会の木俣佳丈でございます。  きょうは予算から委託を受けて審議をさせていただくわけでございますが、冒頭、代替医療について、いわゆる括弧つきかもしれませんけれども、例えば鍼灸そして柔整またはアロマテラピー、こういったものについて伺い...全文を見る
○木俣佳丈君 私の質問はこういうことでございまして、例えば、私は一回腰を痛めました。大きな病院へ行きまして、レントゲンを撮る、そしてまた触診をしながら、引っ張ったり伸ばしたり注射を打ったり、いろいろしたんですね。一年間非常に苦しんだ覚えがございます。  ところが、ある静岡のマッ...全文を見る
○木俣佳丈君 確かに今の状況の中で、代替医療というもの自体が玉石混交というのか、例えば今マッサージの分野一つ挙げても、その効用というのか効能というかについてはまだ一定の確立されたものがないというお答えだったと思うのでございます。確かに私も、その病院へ行きながらほかのマッサージの方...全文を見る
○木俣佳丈君 いえいえ、そういうことを言っているのではなくて、今、大臣お答えになったように、柔整にしても鍼灸にしても国家資格がある。ですから効用については認められている。マッサージも一定限度の効用については認めている、これはいいと。  しかし、その予算額が、要はあてがう療養費、...全文を見る
○木俣佳丈君 わかりました。  ただ、要するに対象疾患、要するに給付される病状が非常に狭いということで、結局鍼灸の効果は認めていながらもなかなか使い勝手が悪いんではないかと、こういうことを申したいわけなんですが、いかがですか。
○木俣佳丈君 先ほどから申しますように、やはり保険給付の範囲ではあるけれども、しかし、いわゆる西洋医学というか、そういう病院でできないところをどうやって代替していくかというのが費用の削減につながると思いますので、一層の検討を図っていただきたいと思うんですが、大臣、いかがでございま...全文を見る
○木俣佳丈君 続いて、アロマテラピーについて、香りの診療というかについて伺いますが、これについては今のところ、大臣、御所見、この効用等については政府としてどのようにお考えでしょうか。
○木俣佳丈君 我が党の議員が出した主意書にも全く同じ答えが書いてございましたけれども、諸外国、特にイギリスあたりでは、アロマテラピーの効果というのを大と見ているという報告書がございますが、これは確かでございますか。
○木俣佳丈君 いえ、研究していると思うんですが。特に、いわゆる代替医療、先ほどの鍼灸とかそういうのも含めたものだと思うんですが、私が持っている文献では、アロマテラピーだけではございませんが、代替医療全般にイギリス人の五人に一人が一年間に一回は受けているということでございまして、特...全文を見る
○木俣佳丈君 大臣にちょっと伺いたいのですが、最近処方が認められたバイアグラという薬がございますが、これはかなり早くこの効能について認めたと私は思うんですね。何か特別な背景があるのかなと。もちろんこれは保険からはおりないということではありますが、これはもちろん代替医療ということで...全文を見る
○木俣佳丈君 いつ内閣がかわってしまうのかわからないわけでございますので大臣もお答えしにくいかもしれませんけれども、やはり政府の継続性というか、これは国家の継続性という意味からも、引き継ぎ事項の中にきちっと取り入れていただきたいと思うんですが、再度、短くお答えいただきたいのですが...全文を見る
○木俣佳丈君 ありがとうございました。  続いて、介護保険の話に移りたいと思っております。  昨日も大臣には、介護保険が始まって一年ということでいろいろな問題が生じておるのではないか、またそもそもの制度設計というものが果たしてこれでよかったんだろうか、このようなお話をさせてい...全文を見る
○木俣佳丈君 やはり私が思うのは、介護保険というのは一つの時代の転換点、歴史の転換点だと思うんですね。やはりこれがどれだけ経済効果があるのか、いろんな試算がありました。例えば、ゴールドプランでは大体毎年八万人ぐらいずつ新規雇用がふえると、このように言い切った資料を持っておるわけで...全文を見る
○木俣佳丈君 今挙げられた例えばホームヘルパーの方々に聞きますと、月収数万円というような方々がかなり、ほとんどの方、九〇%ぐらいでしょうかがやはりパートであるというようなことを私も伺いました。月収数万円でもこの方々は当然失業には入らないということなんですが、それでよろしいんでしょ...全文を見る
○木俣佳丈君 私が申したいのは制度設計の話でございまして、介護保険、いわゆる介護サービスをする場合に二種類あるというふうに私も学んでおります。一つは巡回型、いろんな家を訪問していくような形、それともう一つは滞在型というのが家政婦のような形ということなんでしょうか、ずっと一日例えば...全文を見る
○木俣佳丈君 デンマークを意識したわけではなくて、どこを意識したんですか。
○木俣佳丈君 そうすると、滞在型ではなぜだめなんでしょうか。
○木俣佳丈君 局長さんと現場の担当者の話が食い違うものですからちょっと質問にならないんですが、このデンマークの介護サービス形態をいろいろな意味で参考にしたんだということで私もきのう承ったものですから、今の局長の答えと大分違うなと。要するに、市町村から上がってきた答えをもとに制度設...全文を見る
○木俣佳丈君 確かにいろいろなものとの組み合わせというものがあると思うんですけれども、この介護保険を導入したときに、昨日も質問しましたけれども、やはり在宅介護というものが一番の柱になるんだということでありましたと記憶しております。予算的に見ましても、全体で四兆三千億のうちの結局在...全文を見る
○木俣佳丈君 今、非常に大きなポイントだったと思うんです。例えば、私が聞く範囲、見る範囲で言うとドイツでは七割ぐらい家族の介護であると。これにお金が支払われるということで、社会化というのをどういうふうに考えるかということなんですね。  私が一つ考えられるのはアンペイドワーク、つ...全文を見る
○木俣佳丈君 いずれにいたしましても、措置から契約という中で大変やはり御高齢の方々が、もちろん始まって一年ということでございますが、いろいろ悩んでいらっしゃると思うので、この設計も含めて、木と竹をつなぐような、ドイツの保険方式とデンマークのサービスみたいなものをつなぐようなやり方...全文を見る
○木俣佳丈君 あれ、きょうは国土交通省の政務官の方ですか、政務官。副大臣はきょうはいないのかな。──いないですか。いや、ちょっと政務官にも決意をしてほしいんですが。  今、横出し、要するにぜいたく介護と言われる、介護保険が重複しない部分についてのお答えがありましたね。ところが、...全文を見る
○木俣佳丈君 時間が来ましたので申し上げますと、もちろんそれは介護保険が導入される前とはいえ、二十億のものが要するに調整後も残っているというのは非常におかしいんですよ。調整は二月に行われているわけですから、残っていることはおかしいんです。  それから、監督責任がないと言いました...全文を見る
03月27日第151回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○木俣佳丈君 民主党・新緑風会の木俣佳丈でございます。  本日はこちらの法案、そしてまたその関連について御説明を受けたいと、このように思っておるわけでございます。  一九四五年の八月十五日に終戦、終戦というか敗戦いたしましてから既にもう五十六年でございます。八月十五日というの...全文を見る
○木俣佳丈君 大臣に伺いたいのでございますが、決意も含めて。  確かに十二例という数、調査の事始めかもしれませんけれども、これをどのぐらいに広げていきたいというふうに大臣は思っていらっしゃいますでしょうか。
○木俣佳丈君 大変真摯なお答えをいただきましてありがとうございます。  ただ、やはり、先ほど申しましたように、特に異国で亡くなって、場所によっては何百体というところもございましょうし、例えば旧ソ連で亡くなった方が何万人かというと、五万、六万、七万ぐらいでしょうかね、遺骨収集、い...全文を見る
○木俣佳丈君 ということは、これはまだ立ち上げてはいないということでよろしいわけですか。
○木俣佳丈君 それでは、大臣にぜひ決意のほどを伺いたいのでございますが、検討会がこの四月から年度が始まりましたら予算が執行されていろいろな意味からの検討をされるということでありますけれども、御遺族の方々は五十六年たったとしても一日一日が非常に大事な日々というか一刻も早く、えひめ丸...全文を見る
○木俣佳丈君 大臣の強い決意を伺うことができたと私も認識しますので、何とぞ今の言葉、大臣の言葉というのは、坂口大臣が大臣でいらっしゃるときだけではなく、これは政府の継続性ということも含めてございますので、たとえどのような内閣になろうともこのお言葉を引き継いでいただきたいと心から思...全文を見る
○木俣佳丈君 わかりました。  続きまして、例えば納骨の仕方ということでございます。  私もアメリカのみならずいろんな場所の、戦争で戦死された方々の墓地というか国立の墓地、例えば私もワシントンにおりましたのでアーリントンの墓地などは二、三回行ったわけでございますけれども、やは...全文を見る
○木俣佳丈君 私も国立の墓地が幾つあるかと思って、これも御遺族の方から伺ったんですが、今幾つあるかちょっと言ってもらえますか、国立の墓地は。
○木俣佳丈君 沖縄の摩文仁の丘というのですか、こちらも国立じゃないんですか。
○木俣佳丈君 要するに、担当の局長でも知らないぐらいな感じだと私は思うんです。これでは、要は、忌まわしい戦争、そしてまた、そうはいえ、我が国のために亡くなった方々のために私はなっていないんではないかというのが私の印象でございます。  沖縄へ昨年も行きましたときに、平和の礎ですか...全文を見る
○木俣佳丈君 全く同意見でございまして、同意見であるならもう本当に大臣の御決裁できちっとこれを、多分名前は表面に出ていないだけではなくて下の部分にもないと私は聞いております。  ですから、今本当に言われたとおりでこれが風化してしまうと。風化してしまうというか、本当にだれがどうだ...全文を見る
○木俣佳丈君 終わります。
○木俣佳丈君 民主党の木俣でございます。  年金の今度の制度改革、特に物価スライド云々ということでございますが、冒頭、私は、年金というのは老後を支える幹である、そしてまた介護があり医療がある、これは枝である、このように考えておるわけでございます。    〔委員長退席、理事亀谷...全文を見る
○木俣佳丈君 今の報道は間違いだということと、できる限り早急にというお答えがあったと思います。  二〇〇四年までという一つの基準がありましたけれども、やはり喫緊の課題であって直ちに実施するべきだと、昨年の十一月の三十日に大臣がそのようにお答えになっているわけでございまして、やは...全文を見る
○木俣佳丈君 先送りと言うとあれかもしれませんが、やはり年金改革は今までも数度にわたって我々流に言うと先送りになっているんではないか、このように結論づけておるんです。  これは、秋に結論を出すというのも、どのように出すのかな。財源の話だけなのかな、要は数字だけでいえばもう決まっ...全文を見る
○木俣佳丈君 もう少し短い御答弁でいただければと私は思いますが。  この先ほどの与党の三党の合意文書でもありますように、「その財源については」と書いてございますが、これは赤字国債で賄うのではなく緊急避難的であれば年金基金を一時取り崩すというのも検討すべきだと。「ただし」と書いて...全文を見る
○木俣佳丈君 ぜひ、再度与党の方々にも大臣から働きかけていただいたらどうかと私は思うわけでございます。  続きまして、基礎年金というのは先ほどから申しますように生活に最低限必要な資金であるということを考えるわけでございますが、これが今、十二年度ベースの老齢基礎年金の月額というの...全文を見る
○木俣佳丈君 早口でよくわかりませんが、どうしてこれを比較するのがおかしいのか、いろいろ一生懸命説明をされていますが、私はわかりません。  簡単に言って、要は基礎年金だけもらう人というのはやっぱりありますよね。あれば、結局それがいわゆる厚生省から生活保護を受けるその最低水準より...全文を見る
○木俣佳丈君 坂口大臣に。
○木俣佳丈君 大臣のお気持ちはこういうことではないかと。先ほども挙げましたような、年金については消費税でやっぱり賄っていかなきゃいけない。我々も、民主党では公約としてまず直ちに二分の一に増額しなければいけないと。これも、これはまずむだが、国庫のですね、国家支出のむだがある。これで...全文を見る
○木俣佳丈君 物価が下がるというのは、もうこれから先、恐らく数年間はあると私は思います。特に、地価を初めとしまして衣服も相当に下がっております。下げどまったという意見もございますが、まだまだいろんな分野で、これから電力料金も下がります。その他、自由化、規制緩和が進むにつれて恐らく...全文を見る
03月28日第151回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
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○木俣佳丈君 民主党・新緑風会の木俣佳丈でございます。  冒頭、我が党を代表いたしまして、先ほど黙祷をさせていただきましたけれども、改めて、今回起きました芸予地震におきまして、二名の方々に対して、そしてまた御遺族の方々に対して哀悼の意を表するとともに、被害に遭われた方々に心から...全文を見る
○木俣佳丈君 違う違う、全然違いますよ。
○木俣佳丈君 そんな緊張感がないんじゃ困るな。離島です。離島の断水の状況を聞いたんです。
○木俣佳丈君 これは先ほど大臣の方から説明があった地震についての極めて大まかな質問だと思うんですが、こういったことにやはりきちっと答えられないというのは、ちょっと危機管理、防災担当というのは内閣府で本当にいいのかなというような気さえ私はするわけでございます。  水道を、特にこれ...全文を見る
○木俣佳丈君 もう一度、どのぐらいで完全復旧が行われると考えていますか。
○木俣佳丈君 いずれにいたしましても、本土の方というか、本州の方の復旧はもとより、やはり離島の方々の不便が一刻も早くなくなるように、これは副大臣にお聞きするべきでしょうか、決意のほどをよろしくお願いします。
○木俣佳丈君 大臣お戻りでございます。きょうはいろいろな委員会で重なっていらっしゃるということで、走ってお戻りいただいて、まことにありがとうございました。  ただ、やはり災害というのは忘れたころにやってくる、そしてまた忘れているときにこそ準備を、どのように備えをするかというのが...全文を見る
○木俣佳丈君 いや、その当時です。
○木俣佳丈君 はい。
○木俣佳丈君 そのときは大臣は東京にいらっしゃったんでしょうか。
○木俣佳丈君 いろいろお忙しいことがあったり義理を欠いてはならないことも私もあると思うのでございますが、やはり大臣となられて、特に防災特命相ということでございますので、自分であれば、たとえ父または母の死であったとしても、それを途中で抜け出すぐらいの思いで、まず帰って東京で情報収集...全文を見る
○木俣佳丈君 いずれにしても、その事故後の、または事故前というのはおかしいので、事故後の対応というものを考えたときに、例えば、総理のゴルフというのはもう耳にたこができるぐらい言われておりますけれども、秘書官の指示がなかったから私は帰らなかったという、指示をする人はだれだろうかと。...全文を見る
○木俣佳丈君 今の大臣の御答弁では不満でございます。  もちろん、FEMAの長官は行政のトップであって、別に選挙で選ばれた者ではないと、このようにお話があったかもしれませんけれども、私はワシントンにおりまして議員の動きを見ております。そうしましたら、責任と役割というのか責任と義...全文を見る
○木俣佳丈君 いや、やめようと思いましたが、これちょっと泥沼の議論になってしまいますけれども、それでは大臣、公的な、要は私的なだからあいさつ回りと伺ったじゃないですか、先ほどは。
○木俣佳丈君 いや、お母様の何回忌で。だから、私的なあいさつ回りで行かれたのを公的と今言われたんだけれども、要はそれと原潜がぶつかったというものと、いや、要するにそれをとったときに、そちらをとられたわけだから、そう言われてしまうと私もこれ黙っていられないなという感じするんですよ。...全文を見る
○木俣佳丈君 まあいいです、だから。
○木俣佳丈君 いや、ほかの質問……
○木俣佳丈君 そうですか。
○木俣佳丈君 別に大臣の不備を突こうということだけで私言っているわけではないのは御理解いただきたいと思うんです。  今、どんどん深みにはまるのであれなんですが、私もヘリコプターに乗ったことがあるんですよ。緊急着陸地点というのを要は管制官に連絡したときに、学校の校庭でもとまれるん...全文を見る
○木俣佳丈君 五百キロ飛べると私は思いますが、高速の大型ヘリであれば十分に五百キロは私は飛べると思います。  ですから、要は今言われたようなことを話そうよと言われているんじゃなくて、やっぱりもっとこうしろああしろと言うのが私は大臣のお仕事であるということで、自衛隊の基地まで来い...全文を見る
○木俣佳丈君 さて、防災と申しますと、私が住んでおります、昨年、東海豪雨というのが九月十一日にございました。もう随分時間がたちますけれども、長い間、そしてまたいまだに被災地の方々の傷、そしてまたいまだに実は簡易住宅のようなところにいらっしゃる方もいるんです。ですから、私は本当に気...全文を見る
○木俣佳丈君 言ってありますよ。言ってありますよ、質問通告で。
○木俣佳丈君 結局、危険水位を午後の六時、それから避難勧告が出たのがここから六時間後、そして決壊をしたのがそこから三時間半後の夜中の三時三十分というようなタイミングだったと思うんです。  このときに避難をどのように知らせるかということで、これは大臣に伺いたいんですが、河川のはん...全文を見る
○木俣佳丈君 副大臣、じゃどうですか。副大臣。
○木俣佳丈君 東海豪雨です。
○木俣佳丈君 いや、これ、でも通告しているんですよ、大臣、質問を。東海豪雨の話です。
○木俣佳丈君 いやいや、要は東海豪雨のフォローアップをどう認識されておるかと。その中で何が一番問題であったかというのが私の問いなんですよ。  今、局長の方から、これは河川局長かな、話があったのは、住民の認識が薄かったということなんですが、これは本当ですか。もう一回答えてください...全文を見る
○木俣佳丈君 大臣から少しなだめるような御答弁がありましたけれども、しかし局長の、アンケートをとったら、ここへ水が来るとは思わなかったという、そんなばかなことはないですよ。  愛知県が防災計画で十年前からここは危険だというふうに指摘しているんだから、結局。それを履行しなかっただ...全文を見る
○木俣佳丈君 私、きのうも厚生労働委員会で、ある英語のミーンズテストという、資産テストのことを言ったんです。厚生労働省がミーンズテストと言うんですよ。だけれども、ア・マン・オブ・ミーンズというと資産のある人、リッチな人という意味なんだけれども、ミーンというのは物すごくたくさんの意...全文を見る
○木俣佳丈君 終わります。
05月23日第151回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第7号
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○木俣佳丈君 ちょっとおくれて参りましたが、ほかの委員会の視察でちょっとおくれまして、済みません。  私は、山本先生が言われたODAの基本法とかこういったものというのは、私は大事だと思うんです。というのは、財政削減になるとODAと、すぐ挙がっちゃうんですね。こういうあり方という...全文を見る
05月28日第151回国会 参議院 本会議 第26号
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○木俣佳丈君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました確定給付企業年金法案に対し、厚生労働大臣、経済財政政策担当大臣及び財務大臣に質問をいたします。  質問に入ります前に、ハンセン病問題について一言申し上げたいと思います。  先週水曜日、熊本地裁の原告勝訴の...全文を見る
05月29日第151回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号
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○木俣佳丈君 大臣、御苦労さまです。民主党・新緑風会を代表いたしまして質問をさせていただきます。  今回の水道法の一部改正でございますけれども、思いますに、私が十六年ぐらい前に初めて欧州を旅行して回った、学生時代でございますが、ときがございまして、そのときに私が感じたのは、水を...全文を見る
○木俣佳丈君 大変、大臣の前向きな御答弁、まことにありがとうございます。  今、最後におっしゃられましたように、ぜひ水全体にかかわる環境整備も含めた一体的な一元的な取り組みというんでしょうか、省庁横断的な取り組みを目指した、水基本法というのはこれは我々が呼びたい名前でございます...全文を見る
○木俣佳丈君 再度お尋ね申し上げたいんですが、小型の貯水槽八十万カ所ということで四割を占めておるわけなんでございますが、今回は、今の御答弁だと規制の対象になるわけでございましょうか。
○木俣佳丈君 今の御答弁というのは、従来から言われておるような問題点が直るのかなというと、どうもちょっと難しいように私は感じるわけでございます。今管理者ということなんですけれども、この辺の具体的な結局対応ですね、管理者への通告というのか指導をしなさいよというのは、水道事業者にゆだ...全文を見る
○木俣佳丈君 ありがとうございます。  全体、これは経済の話でございますけれども、今、日本は規制緩和というのが国の内外からいろいろ声高に言われておるわけでございますが、やはり私が思うのは、よく古くて新しいような話でございますが、経済的規制、社会的規制という二つの規制の分け方で考...全文を見る
○木俣佳丈君 いや、本当に大臣を初めとしまして非常に精力的に動かれていらっしゃいますので、私もやはり是々非々で、いいものには我が党も賛成していくというのはきのうの質問でもさせていただきましたけれども、やはり安全基準等々は強化しながら、しかし効率的な産業を育てていく。これ水の事業も...全文を見る
○木俣佳丈君 私もこの話が出てから、今借家に住んでおりますけれども、うちは三十年ぐらいたっているみたいでして、そうすると大体鉛管だそうなんですね。私もちょっとこれは困ったなと思いながら、どうしたらいいものかというふうに実は考えたんです。  非常に庶民的な発想で恐縮でございますけ...全文を見る
○木俣佳丈君 最後に局長おっしゃったように、研究開発段階というか、私もこの際と思っていろいろメーカーの方にも何社か伺ったりしたんです。これ大変なものらしいですね。本当にちょっとした中小企業では到底できないぐらいの期間、一年半とか二年やはり検査というのがありまして、特にこれ多分新し...全文を見る
○木俣佳丈君 別に私のところに陳情が来たわけではございませんでして、逆にこの法案があったものですから探っているうちに方法としては三番目にこういうのがあるなと。では、うちにつける場合にはそういう補助がつくのかどうなのか、またはメーカーに対しての開発補助みたいなものがあるのかどうかと...全文を見る
○木俣佳丈君 全取りかえをする場合に、やはり公道の部分を通るわけでございますので、ぜひそういったものに対して、特に今不景気でございますし、何か補助をするようなお考えはございますでしょうか。
○木俣佳丈君 何か慎重にとかつくと大体考えないよという国会用語なのかなというふうに三年もたちますとわかるんですが。ぜひ前向きに対処していただきたいというふうに思っております。  また、先ほど危険性についてお知らせをするというお話でございましたが、現在の厚生労働省の基準というので...全文を見る
○木俣佳丈君 そうすると、平成四年のときのWHOの基準というのは〇・〇五ミリグラムだったわけですか。
○木俣佳丈君 ただ、平成四年から比べますと八年、九年もたつわけでございますから。やはり先ほど申しましたように、さっき冒頭言いました私が二十歳のころ、十六年前なんですね、このころには飲み水の心配なんてまずしたことなかった。私は豊橋という田舎に住んでおりますので、特にそんなことを心配...全文を見る
○木俣佳丈君 それと、今、副大臣おっしゃったような鉛と病気の関係というのを研究して、局長に伺いたいんですが、研究しておる何か特別な報告書みたいなのはあるんですか。
○木俣佳丈君 そうしますと、先ほどの副大臣の説明と今のお話というのは、どうもちょっと間があるかなという感じがするんですよね。だから、やはり国内でも、何でも研究せよということではないかもしれませんけれども、研究があってその後に、害があるから〇・〇五以下であればいいんだと、こういうの...全文を見る
○木俣佳丈君 今ので説明には私なっていないと思うんですね。要は、文献的な研究ということなんですが、多分、欧米のそういう研究者の中なのか外なのかわかりませんが、そういう研究をもとにしてそれをいろいろ継ぎはぎしながら研究をされたということだと思うので、そんなことでは基準というのは、や...全文を見る
○木俣佳丈君 また、先ほど危険性をお知らせしていくということだと思うんですが、これ、局長に多分伺った方がいいと思うんですが、例えば鉛の毒性なんかをどのようにして市民に知らせているんでしょうか、一般的に。
○木俣佳丈君 いや、これはうちの区だと実は領収書の裏に書いてあるんですよ。局長、見たことありますか。
○木俣佳丈君 それはいけませんね、本当に。局長が見ないようなものを私見ておりますが、今回初めて見ましたけれども、やはりそれは知らせとしてはちょっとこれは物足りないと思いますが、いかがお考えでしょうか。
○木俣佳丈君 大きな体をして小さなことを言いまして本当にまことに恐縮なんでございますけれども、しかし、やっぱり事業者に対して一番規制をかけていく、その本体の局長さんがそういったものを見ていないというのは、やはり私は非常に問題ではないかというふうに思っておりますので。例えばアメリカ...全文を見る
○木俣佳丈君 非常にわかりやすい明快な御答弁、ありがとうございます。ぜひ私のうちにも連絡が来るように待っておりますので、よろしく大臣、御指導をお願い申し上げます。  続きまして、老朽化が進んでいる水道が多いわけでございます。鉛管というのも恐らくは古い施設だということなんですが、...全文を見る
○木俣佳丈君 続きまして、今回の改正案では水道事業の第三者委託というのが可能となるわけでございますけれども、委託のあり方について御質問をしたいと思います。  まず、業務の委託についてのねらいというものを教えていただきたいんですけれども。
○木俣佳丈君 当然その中に民間の事業者というのが含まれると思うんですが、含まれるかどうかお答えいただくと同時に、その場合には、やはり今まで市町村またはそれを委託し他の市町村が経営していたわけでございますので、公の手から民の手へということになりますので、この場合にはやはり委託の要件...全文を見る
○木俣佳丈君 ぜひ厳密なルールづくりと厳正な御審査をお願いしたいと心からお願いしておきます。  最後の質問になりますけれども、これもまた二点でございます。  第三者への委託をするときの契約でございますけれども、まず土建屋さんが、建設業者なんかよくあるんですが、丸投げというよう...全文を見る
○木俣佳丈君 以上で質問は終わりますけれども、最後のところでも、今、局長、そうやっておっしゃいましたけれども、大体他業においても、公の部分を民間に投げるときも大体同じような要件でしっかり継続的な安全な同基準のものができるようにという規定はついておりますが、結果として先ほど申しまし...全文を見る
○木俣佳丈君 終わります。
06月07日第151回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
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○木俣佳丈君 おはようございます。民主党・新緑風会の木俣佳丈でございます。  きょうは二時間の長丁場でございますが、大臣、副大臣の方、政務官の方また政府参考人の方々にはよろしくお願い申し上げます。  まず、質問に先立ちまして、代表質問の中でもるる御説明というか御答弁もございま...全文を見る
○木俣佳丈君 再度伺いますけれども、経済戦略会議は総理大臣に答申をしたわけですが、これはどのようになったか。
○木俣佳丈君 そのABCで御記憶にあれば副大臣にもお答えいただきたいんですが、特に基礎年金の部分、一階と言いますけれども、国民年金、基礎年金の部分はどういう答申でございましたか。これはこの間も代表質問で私も質問しましたが。
○木俣佳丈君 余り揚げ足をとるわけではございませんが、どちらでやるかは重要ではないということをお答えになったんですが、厚生労働大臣、本当にそうでしょうか。この基礎年金、どちらでやるかは余り重要ではないことでしょうか。
○木俣佳丈君 もう一度、坂口大臣に伺いたいんですが、どのような徴収方法にするかというのは余り関係ございませんですかね。つまり、保険で取る方法なのか、それとも例えばもう一つは国庫負担、一般歳出から出るというのか、または税で取るというのか。そういうやり方というのは余り関係ありませんで...全文を見る
○木俣佳丈君 保険か税かです。
○木俣佳丈君 今お話しになられましたように、性善説的にというふうに言っていいかもしれませんけれども考えた場合に、要はおじいさんやおばあさんを我々世代が助けましょうという人がみんないた場合には、これは本当に保険方式ということで全く問題ないというふうに思うんですね。  ただ、今、実...全文を見る
○木俣佳丈君 これは厚生労働省がCとつけたということですか。
○木俣佳丈君 そうしましたら、厚生労働省、局長でも大臣でも副大臣でも結構でございますけれども、では、その経済戦略会議の答申の中で、社会保障の中で年金というのは私は最も大事なものだというふうに思っておるんですけれども、そのプライオリティーとしては、今の心の中の御判断で結構ですが、大...全文を見る
○木俣佳丈君 大変適切なお答えだと思います。  つまり、政策というのは、大臣今言われましたように、要するに方向性がまず一つあって、じゃどのぐらいという量的、定量的な把握があって、そしてタイムリーかタイミングという三つの軸で考えなきゃいけないというのが大臣の今のお答えだったと思う...全文を見る
○木俣佳丈君 大臣が言われますように、大きな改革を、特に基礎年金の部分、一階、二階、三階もそうなんですが、今回は三階でございますが、全部見直さなきゃいけないときが本当に来ると思うんです。  何でかというと、これはついおとといの夕刊に載っておりましたが、これは朝日新聞ですが「首相...全文を見る
○木俣佳丈君 聖域なき構造改革ということで、小泉内閣はこう言われておりまして、要はだれがリーダーシップをとって、今、坂口大臣が言われたような安心な、安定な、簡素で公平な、こういう年金をこれからつくっていくかということが肝だと思うんですね。そのときに、経済財政諮問会議では、いろいろ...全文を見る
○木俣佳丈君 いやいや、今話しているのは細かい話じゃなくてめちゃくちゃ骨太な、もうこれ以上骨太にしたら何だかわからないような話になっちゃいますよね。  だから、例えば税方式が経済戦略会議で話されたことを受けてということをさっき副大臣も言われましたね。これはだからどうなんですか。...全文を見る
○木俣佳丈君 リーダーはだれですか、リーダーは。
○木俣佳丈君 いや、ですから何度も言いますように、要するにお伺いを全省庁に立ててやったらできないから経済財政諮問会議というところでどんと太いものを出そうということなんでしょう。もう話が出尽くしているわけですよね、言ってみると。もう答申が次々、答申があって答申があって、それだったら...全文を見る
○木俣佳丈君 余り議論をしてもあれですが、経済戦略会議の中ではとにかく基礎年金は税方式にしなさいというふうに打ち出しているんですよ。ですから、僕もそう思いますし、我々民主党としても全額税方式をなるべく早く執行していくべきだというふうに言っているんですよね。その方針で御検討いただき...全文を見る
○木俣佳丈君 いや、だから、ちょっと伺いたいんですが、まず二つありまして、本気で何とかこれをしようというんだったら、じゃ松下副大臣、三六%の人が納めていないんですよ。三六%ですよ。これをどうしたらいいと思いますか、そうしたら今の段階で。今までの議論と同じようなことだったら全然変わ...全文を見る
○木俣佳丈君 ですから、きょうは竹中大臣に出てきてくださいと僕は言ったんです。
○木俣佳丈君 いや、それはわかりますけれども、そうじゃなくて、僕は、きょうは竹中大臣に出てきてくださいと、こういうふうに言ったんです。  というのは、よくあるんですが、大臣になると話が違う方とか忘れる方とか何か最近よくいらっしゃって、かつてだったら恐らくそれで御辞職されちゃう、...全文を見る
○木俣佳丈君 松下副大臣は御予定がおありなので、どうぞ。  それから、これは厚生労働大臣に伺いますが、この間の代表質問の中で、給付に必要な費用を二十歳から五十九歳までの全国民で支える仕組みを考えると、未納・未加入の者は全体で見れば五%だというふうにお答えになっていたんですね。こ...全文を見る
○木俣佳丈君 それでも、いずれにしても、今いみじくも言われましたように、平成十一年の、未納者が十一年三月現在で二百六十五万人となっており、結局、平成八年に比べてということなんでしょうか、九十万人もふえているという数字があるわけでございます。  要するに、減りもしないでどんどんふ...全文を見る
○木俣佳丈君 いや、これは私が学生のころだったものですからよく覚えているんですけれども、学生の加入の依頼を始めたのは十数年前。やっぱりここでも非常に伺っていてもそごがあると思うのは、つまり、収入がない人たちで、学生は払いなさい、こういうふうになっていて、一方でいわゆる三号被保険者...全文を見る
○木俣佳丈君 済みません。言葉足らずだったかもしれませんが、一号被保険者のうちの三六%でございます。  実際、今私も改めて年金手帳を見まして、紆余曲折の人生だものですからいろいろ、二号被保険者だったときは何年かあるのかなとか自分ではじこうか、またはちょっと厚生労働省の方にはじい...全文を見る
○木俣佳丈君 払う額ともらう額というのをまさに時間軸で変えて考えているものですから、今、局長が言われたようになるんですけれども、まず幾つかあると思うんですね。  物価は上昇していくという要因がある。それから、もし一千万円今あるならばということでいうと将来価値というのは全然違う。...全文を見る
○木俣佳丈君 確かに政府自体、要は我が国の政府自体の経済モデルが物すごいいいかげんですから、ですからそれは局長言われるように物すごい難しいと思うんですよ。それはよくわかります。  これから細かな話はいろいろまた勉強させていただきますけれども、いずれにしても、今不安が事実としてあ...全文を見る
○木俣佳丈君 厚生省の方からいただいた資料では、年金制度として出発したことは事実であるが、その多くが退職一時金の一部を切りかえる形で実施されてきた経緯を有しているというので、副大臣または局長、または大臣、よろしいですか、それで。
○木俣佳丈君 それは厚生省の方からいただきましたから、まあそうでしょうね。  ですから、要は退職金の一部を切りかえる形でその多くが発展したということは大臣間違いありませんね。これ、ちょっと確認したいんですが。
○木俣佳丈君 ここが本当に定点でして、これがないとすべての議論がすごくあいまいになってしまうというふうに私は衆議院の議事録を見ていて思いました。そこだけちょっと押さえとして初めに伺いたい、そういうふうに思ったんです。  あと、私がいろいろここのところで自分なりに戦後の日本という...全文を見る
○木俣佳丈君 大臣、何かありますか。
○木俣佳丈君 いや、もっとも、そうだと思うんですね。だけれども、その率というのか、今だと一七・三五でしたか、あの率が労使折半。これは厚生年金か、失礼。企業年金の話ですからそこではございませんが、その率が問題というか、どうだったのかなというふうにちょっと私、定性的に思ったんですね。...全文を見る
○木俣佳丈君 ちょっと伺いたいんですが、今の支払い義務という発想と支払い保証という発想の違いというのは何ですか。
○木俣佳丈君 我々がかなり固執してきましたこの支払い保証の点なんですけれども、今のお話だとよくわからないので、義務とその保証の違いというのをもうちょっと明確に言っていただけますか。
○木俣佳丈君 大変複雑な義務と保証、こんなに違うものかなという感じがするんですけれども、つまりそういう制度をつくるというのが支払い保証、そういう何かバックアップ機関というのがあるかないかという差ですか、簡単に言うと。
○木俣佳丈君 大臣に伺いたいんですが、これは附則の第六条ですか、にございますけれども、その見直しというのには当然その支払い保証制度なども入るということでよろしゅうございますか。これは金田誠一議員のお答えを再度ちょっと確認したいんですけれども。
○木俣佳丈君 小泉総理がさきの代表質問の中でも、要は自分の改革を邪魔する人たちはみんな邪魔者なんだと、党内であろうがなかろうが、こういう話がありましたが、この場合、邪魔者というのはどなたですか。
○木俣佳丈君 これは大臣御自身だとどのように思われますか。やはり私、論理からして、先ほどから企業年金は退職金の一部の方が多いということ、それから賃金の後払い的性格だというのは法案には明記されておりません。アメリカのERISA法というのですか、あちらには基本的にはそれが明記されてい...全文を見る
○木俣佳丈君 副大臣は整理という言葉を何度も何度も使われるんですが、整理をするというよりまた煩雑になったという感じがちょっと私は個人的に思いました。というのは、なぜならば、適年は十年で廃止の方向ということなんですね。これは税の話で後でちょっと御質問をさせていただきますけれども、こ...全文を見る
○木俣佳丈君 今お答えになりましたように、ないんですよね、基本的に。ない中で、今、大臣がちょっと言われましたように、この改革の足を引っ張るのは企業側なんだと、こういうふうになったんですが、なぜ企業側は、これは推測でございますが反対をするんでしょうか。
○木俣佳丈君 これは制度の話、骨の太いところでございますので大臣にお答えになっていただきたいんですけれども、今、局長が言われたように、事実として適年の積み立て不足がそれほどあると。しかし、これ一千万人ですか、加入者がいらっしゃるということでありますが、この問題点はまた後で御質問し...全文を見る
○木俣佳丈君 それはそうだと思うんですが、では、そうしますと、積み立て不足がある適年を移行させるわけですね。移行させるというかなくしちゃうというところがかなりあるんじゃないかという懸念があるんですよね。なくしちゃう場合には約束がどうなるのかということですよね、まずは。それから、積...全文を見る
○木俣佳丈君 いや、じゃ例えばやめますといった場合に、拠出の方に移行する場合にでも、積み立て不足についてはどんなふうになりますか。
○木俣佳丈君 違う。だからやめちゃうということ。
○木俣佳丈君 ちょっと細かいところなんですけれども、私も中小企業政策をずっとやっているものですからここはポイントだと思うんですけれども、そうすると、適年はもうだめだからやめましょうと、労使合意でこうなったとしますよね。労使合意といいながら、実は中小企業はほとんど経営者の意向で大体...全文を見る
○木俣佳丈君 そうすると、まず一つ目は、解散しますと、一時金でもらう場合にも、本当はもっとあるはずなのに、労働協約の中でか何かわかりませんが、積み立て不足がある中で、結局そこで清算を強制的にするということですよね、基本的には。それで、それを移行させる場合には、その積み立て不足の部...全文を見る
○木俣佳丈君 ちょっと私はなかなか理解ができなくてわからないんですけれども、積み立て不足がかなりあると。積み立て不足というのは、将来、この時点からこの人が、どういうふうに言ったらいいのかな、いずれにしても現時点で積み立て不足がこれだけありますよと。つまり、現在本当はこれだけ積み立...全文を見る
○木俣佳丈君 定性的には非常によくわかるんですが、例えばここ一年間で適年をやめた企業数というのはどのぐらいありますか。質問にありませんから、ちょっと待ちますから。
○木俣佳丈君 平成何年と何年ですか。
○木俣佳丈君 今、いみじくもお答えになりましたように、ここ六年間で一万一千、特にこの十年から十一年、多分十二年とか十三年だとさらに膨らんでいると思うんですけれども、恐らく四千とか五千とかいう感じでばたばたとなくなっているんですよね。  だから、もちろん力があればこの確定給付の方...全文を見る
○木俣佳丈君 これは改善命令は直ちには行わないんですか。どのぐらいの期間を考えていらっしゃいますか。
○木俣佳丈君 どの程度これが有効にきくのかなという気がするんです。というのは、これとある種対比して考えていいと思うんですが、厚年基金の方のことですと、積み立て不足が非常にあって、全基金の七割、一千三百が積み立て不足だというふうになっている。ただ、この厚年基金の方には、例えば支払い...全文を見る
○木俣佳丈君 いずれにいたしましても、厚年基金と比べた場合にかなり見劣りがする、これは恐らく厚生省側からすれば保証制度についてかなり前向きに考えなければいけないということだと思うんですが、本当にこれは早急にやはり考えていただきたいと思いますので、大臣、この質問の最後に御決意のほど...全文を見る
○木俣佳丈君 次に、財務省からも来ていただいておりまして、お待たせいたしましたが、年金の税制についてこれまた大きな疑問が私もございます。  やはり税というのは国家の最高権力でございますので、徴税権というのが最高権力だと私は思っておりますので、この点を改善しなければならないと私は...全文を見る
○木俣佳丈君 額だけでいいから。時間がないから、額だけ。課税額、徴収額ね。
○木俣佳丈君 そのほかの税はどうですか。年金について、そのほかの税はかかっていませんか。つまり拠出時、そしてまた運用時。
○木俣佳丈君 公的年金からお話をすれば、今お答えがあったように二・一兆円税がかかっているんですよね。この額というのはそんなに少ないんですか、七%というのは。つまり、消費税が例えば五%すべてのものにかかり、そして介護保険料が年額三万六千円、平均すれば。そして医療保険料が上がりました...全文を見る
○木俣佳丈君 いや、源泉徴収の対象となる部分が三十三兆円でしょう。そのうち、だから徴収額が二・一兆円でしょう。違いますか。
○木俣佳丈君 わかりました。公的年金については二・一兆円だけが課税の対象となるということで、再度直したいんですけれども。  いずれにしても、そこにどれだけの額がかかるかわかりませんが、何千億というのが一応国庫にもちろん入るわけですから、これはそんなに少なくないと私は考えます。 ...全文を見る
○木俣佳丈君 いや、諸外国であるかどうかです。
○木俣佳丈君 もちろん日本だけあっても別に構いませんよ、日本だけ。別にそれが悪いというわけじゃないですよ、独自性ということで言うならば。しかしながら、アメリカはそれはもちろん課税されますよね、従業員拠出分については。だけど、これは日本だって別に厚生年金基金であればそうかもしれない...全文を見る
○木俣佳丈君 税の専門家でしょう。税の専門家が混乱するぐらい混乱しているんですよ。税というのも簡素、公平、中立でしょう。この間も石税調会長と私も議論してこてんぱんにやられましたけれども、簡素がないんですよ、全然。  これ、先ほどもちょっと言われましたけれども、全くミス答弁だと僕...全文を見る
○木俣佳丈君 いや、だから非常にこれは複雑なので、ちょっと説明をするのも委員各位に理解していただくのも非常にこれは難しいんですが。  厚生年金基金というのは同じように企業年金ですよね。それはいいですか。いいですよね。しかし、適格退職年金も三階部分ですよね、同じ三階部分。だけれど...全文を見る
○木俣佳丈君 もう時間でございますのでやめたいと思うんですけれども、要するに、厚生省というのか年金を守らなきゃいけない立場の方からすると基金をしっかりしてくれということなんですね。だけれども、大蔵省は取れるところから取るというような感じというか、どうもそういう感じなんですよ。です...全文を見る
○木俣佳丈君 課税最低限についても、高齢者に本当に今の時点で過重な負担をするのはどうかな、こんなことを思っておりますので、坂口大臣に明快な御発言をその場で、経済財政諮問会議の場でしていただくことをお約束して、質問を終わります。
06月19日第151回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号
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○木俣佳丈君 おはようございます。民主党・新緑風会の木俣佳丈でございます。  きょうも引き続き年金の法案ということで、一時間半にわたりまして御質問をさせていただきます。またさらに、恐らく木曜になるかと思いますが、そのときにもやはり続けて御質問させていただきますので、よろしくお願...全文を見る
○木俣佳丈君 そうなりますと、ちょっと私も黙っていられないという感じがします。  この間の質問の後、週末も挟みまして私も六百人ぐらいの人に会いました。いろんな方々に年金のお話をしました。こういう現状であるので要するに税で、例えば消費税を四%上げてそこへ突っ込むということがやはり...全文を見る
○木俣佳丈君 副大臣は、先日、要するに保険方式でやるのか税方式でやるのか、そういったことは正確に言うと重要ではないというようなお答えがあったんですが、これは今もそういう同じような認識ですか。
○木俣佳丈君 それでは、今、保険方式でやっていて大変大量な未納者の方がいる現実をどのようにお考えですか。
○木俣佳丈君 今の未納者の数字、大塚局長、あれでよかったですか。
○木俣佳丈君 じゃ、ついでに大塚局長、ここ三年間で未納者、免除者、こういった数字がどのぐらい伸びましたか。ちょっと通告は行っていませんが、大体わかると思います、二、三年で。
○木俣佳丈君 局長、私の論をサポートいただきましてありがとうございます。  まさに今言われたように、所得の上下じゃなくて、それからもう一つ言えば、年金というのは景気によって目減りがしたりふえたりするわけじゃないでしょう、もらう方は、給付の方は。ですから、非常に制度上問題があると...全文を見る
○木俣佳丈君 だから、どうしろというのがないじゃないですか。だから、どうしたらいいんですか。
○木俣佳丈君 だから、今言いましたように、経済戦略会議では明確に出されているんですよ。責任者は竹中さんなんですよ、責任者は。もちろん座長は違いますけれども。責任者の一人としていらっしゃって、しかも、御案内でしょう、理事長をやっている東京財団が出した本、多分お読みになったと思います...全文を見る
○木俣佳丈君 だけれども、これはちょっと質問できませんね、こういうあれだと。何回もやったわけですから、これは。
○木俣佳丈君 余り説得されるつもりもございませんでしたが。  いや、だけれども、本当に正反対のことを言われているわけなんです。今、局長がいみじくも言われたように、所得が減っているから未納の方がふえているんじゃなくて、民間の方に逃げているんです。小泉さんは一生懸命、要するに厚生省...全文を見る
○木俣佳丈君 副大臣としてだから言ってくださいよ、それを。
○木俣佳丈君 続けてこの年金課税の話にちょっと入りますけれども、経済諮問会議、今やっているところで、これで要するに現役とのバランスをとって御高齢の年金に要は課税をかけるよと。今まで要するに、今、夫婦二人であれば給与所得者の場合が二百二十万円が課税最低限。六十五歳以上になりますと、...全文を見る
○木俣佳丈君 これも私、週末、多くの方に言いました。そうしたら、何でというふうに言われるんですよね。  要するに、公平と考えた場合に公平をどう考えるかということなんです。つまり、所得で夫婦二人で二百二十万円ということと、三百五十万円または三百三十九万円という絶対額で公平か公平じ...全文を見る
○木俣佳丈君 副大臣、何かありますか。
○木俣佳丈君 もちろんそうだと思いますけれども、これが例えば二百二十万になったときにかなり、今だと課税ベースが三兆ぐらいだと思いましたけれども、二・三兆か三兆ぐらいだと思いましたが、これが十倍ぐらいに膨れるというのは火を見るより明らかだと思うんですよ、そこまで下がれば。百数十万。...全文を見る
○木俣佳丈君 松下副大臣、余りそんなに細かな話じゃないんですよ。要するに、課税のベースというのは、拠出のときか運用のときか給付のときかという大きな三つのうちで、先回も言いましたように、運用のところで課税がかかっているところは日本だけだという、そういうことですから、これをどうするか...全文を見る
○木俣佳丈君 厚生省の年金局長に伺いたいんですが、例えば仮に今度、給付型年金でもそうですが、拠出型年金でもそうです、年間拠出を例えば四十万円ぐらいを特別法人税の一・一七三を掛けて四十年間運用させた場合の税のパーセンテージ、全体の基金に占める税のパーセンテージは多分出ていると思うん...全文を見る
○木俣佳丈君 今、松下副大臣はこの額を聞いて、一から二割、今、二割ということだったんですが、減少するんですよね、これ。運用面で基金が削られるわけですが、これは多いと思いますか少ないと思いますか。多いと思うか少ないと思うかだから、それは副大臣答えてよ。
○木俣佳丈君 それじゃ、今この場でちょっとお願いしますが、副大臣、これは答えてください。  経済財政諮問会議で税を見直すということであるならばトータルとして、要は拠出のところと運用のところと給付のところで給付だけを考える、これは財務省的発想ですよ。ですから、まさに運用のところの...全文を見る
○木俣佳丈君 ちょっと、じゃ、厚生大臣からぜひ、また副大臣からお答えください。  これ、十一日の発表で全く検討されていないというふうに言われているわけですから、これはぜひ検討課題にやっぱりのせてください。どうでしょうか、大臣。
○木俣佳丈君 いずれにしても全体基金の一〇%、または多いと今言われたような拠出限度だと二割が削られてしまうわけですよね、この基金の。だから、これは大変な額だと僕は思いますし、別にそんな微細な議論ではないです、これは。これは国民ほとんどの人がもう廃止をせよと、財界も含めて労働界も含...全文を見る
○木俣佳丈君 それでは、基礎年金の話から今回の確定拠出年金のお話をさせていただきたいと思います。  まず初めに、技術的な議論も含めて御確認いただきたいような答弁も含めてさせていただきたいと思っておりますけれども、この問題は、先ほど同僚議員の方からもありましたように、加入者の保護...全文を見る
○木俣佳丈君 ちょっと調子が狂ってしまいますが、時間が延びますので、ちょっとおなかが減るかもしれませんが。  次に、投資教育につきましてお尋ね申し上げたいと思います。  きょう午前中も同僚議員からもこのお話がございましたけれども、日本は投資をするという意識に非常に欠けている国...全文を見る
○木俣佳丈君 ERISA法にはあってこちらにはない、そういうことを何度か伺ったことはありますけれども、そもそも法律の内容的にもERISA法とは大分似て非なる、例えばアメリカの四〇一kという制度とこの確定拠出企業年金というのは、途中で引き出しができないとか、そういう意味でも似て非な...全文を見る
○木俣佳丈君 今お話がありましたような情報提供、お知らせをしていくということが大事だと、私もそう思います。また、判断の基準となるようなというお言葉でございましたので、やはりいわゆる情報提供のガイドラインのようなものはきちっと別に制定していかなければならないと思うんですが、その方向...全文を見る
○木俣佳丈君 ありがとうございました。  いずれにいたしましても、投資教育という非常にかちっとした言葉からしますと、この二十二条の資料提供というものも、しかも努力規定ということでございますから、二段階でちょっと下がった感じがするわけでして、ここは、今、局長の方から通達でというお...全文を見る
○木俣佳丈君 もう一度確認したいんですが、規範的効力が及ぶと理解してよいということでよろしいですか。
○木俣佳丈君 そうしましたら、この規範的効力が及ぶ場合、個々の労働者にとっては不利益なものであってもその効力は及ぶということで理解してよろしいですか。
○木俣佳丈君 過半数で組織する組合がない場合に労働者の過半数代表というのが法文に明記されておりますが、ここと合意した場合、この規約の締結をもって制度導入の手続は完了したと、このように考えてもよろしいわけですか。
○木俣佳丈君 その場合の合意の手続でありますけれども、いろいろあると思うんです、従業員総会とかその他あると思うんですが、これはガイドラインというのか、どのようになるのかというのは何か通達等々で定めますか。
○木俣佳丈君 また、そのような場合に合意手続については明確にやはり今言ったことを明示していただかなければいけないんですが、そういった合意に反する人というか、いや、それでは嫌だよと、こういうような人があり、その合意はちょっとというような、ちょっとこれでは自分のためには不利益になるん...全文を見る
○木俣佳丈君 今の移行の手続については、また再度御質問させていただきます。  次に、将来の給付の減額について伺います。  この拠出年金を導入して、これが法ができて導入した後で、企業型において企業が業績不振やリストラ、経費カット、こういったものを理由として減額または拠出率の引き...全文を見る
○木俣佳丈君 その他、この拠出額の減額または拠出率の引き下げというものを行う理由というので例えばほかには、もうとにかく理由というのは何でもいいんですか、労使合意があれば。そこをちょっと。
○木俣佳丈君 再度、重要なポイントだと思いますので。  この変更というのは労使合意があれば何でもというとちょっと言い過ぎかもしれませんが、つまり労使合意があれば変更というのはとにかく何でも大丈夫だということでよろしゅうございますか。
○木俣佳丈君 今のお答えの中で、この理由についての合理性ということでございましたが、この合理性の判断というのはだれがどのようにするということで考えてよろしゅうございますか。
○木俣佳丈君 大臣がどのような基準に照らし合わせてこれを合理的であるというふうに考えるわけですか。何かそういった通達なり別の基準というものをおつくりになるつもりですか。
○木俣佳丈君 いや、ちょっとごめんなさい、意味がよくわからなかったんだけれども、要は大臣が御判断されるということですよね。  そのときのガイドラインというか、こういったところにやっぱり抵触するというその基準ですね、一つの物差しというのはこの法案の中にあるわけですか。
○木俣佳丈君 そうしますと、もう一回振り出しに戻って、その手続の話だと、労使合意があれば要は理由はともかくということになると思うんですよね。  例えば、ある企業ではこの理由に合理性があると考えた。それを労使が合意すれば大臣は自動的に手続上はオーケーだからということで判こを押す、...全文を見る
○木俣佳丈君 さらに、この拠出額の引き下げの限度というのはないと理解してよろしいですか、無制限に下げていいと。
○木俣佳丈君 引き下げの限度はないということでありますから、労使合意というのが前提ではありますが、ちょっとこれ本当にこういったことでいいのかなと。要は、企業年金という、賃金の後払いという性格からすると、これは労使合意があればということですべて決めてしまっていいのかなという気がどう...全文を見る
○木俣佳丈君 この拠出額の減額あるいは拠出率の引き下げの手続について、ちょっとケースを挙げますので、こういった場合どのように扱われるか、三つまとめてお答えいただきたいんです。  第一番目は、過半数労働組合や過半数代表従業員の同意を得て会社が拠出金の減額ないし拠出率の引き下げを行...全文を見る
○木俣佳丈君 続きまして、今度は給付の方に向かいますけれども、厚生年金基金の給付の減額に当たっては、規定として、加入者の三分の二以上の同意と加入員の三分の一以上で組織する労働組合がある場合、その同意の必要を言っているわけでございます。この拠出年金に移行するに当たって、確定給付企業...全文を見る
○木俣佳丈君 今お話にありますように、ちょっと確認をしたいんですが、確定拠出年金または給付年金について、企業年金全般でございますけれども、米国の場合には例えば懲戒免職になった場合にはこの年金をストップするということがたしかできますよね。日本の場合には、これは執行をとめるというのか...全文を見る
○木俣佳丈君 次に、これは確認の御答弁をいただきたいと思っております。  従業員の過半数労働組合がない場合の過半数代表ということで、この場合に証明する書類が必要となっているけれども、具体的にどのような証明が必要なのか。労働基準法では、過半数代表者の地位、選出手続について、規則六...全文を見る
○木俣佳丈君 ありがとうございました。  続きまして、移行措置について、既存制度からの移行ということで、先ほど若干触れさせていただきましたが、これが非常に重要なポイントではないかと思っておりますので、御質問をさせていただきます。  例えば、確定給付の方または今までの企業年金と...全文を見る
○木俣佳丈君 直ちに不利益になるとは限らないというのは、それは上がることもございますので、下がることもありますから、それが確定拠出または自己責任という表現で言われておるということだと思います。  ただ、これは非常に難しいと思うんですけれども、個々の労働者が、旧制度、今までのもの...全文を見る
○木俣佳丈君 込み入った話ですね。ハイブリッドの話は再度させていただくとして。  この確定拠出年金でございます。ですから、拠出を一定化させるということではありますけれども、基本的に、そうはいってもということで、ほとんどの企業が予定利率というものを置いて、これは仮置きということだ...全文を見る
○木俣佳丈君 想定しようと想定しまいと、恐らくは、拠出のエビデンスというか証拠のためにも企業側は大体このぐらいで回していくんだよ、だからこれだけを拠出するんだよ、我々は給付から移行してこういうふうにしても、ある程度は安心なんだよと、やはりこういう説明をしなければ、いや、もうとにか...全文を見る
○木俣佳丈君 外れたということなんですが、そんなことを余り国会の場で別に引き出そうと思って私も言っていませんでして、むしろ自信を持って厚生年金というのはちゃんと守れるんだというような意見を言っていただかないと、我々ももうやめようかなと、こういうふうになってしまいますので、もう少し...全文を見る
○木俣佳丈君 もう時間が来ておりますので、もう一度、ここ非常に大事だと思いますから。  ですから、やはり投資教育ということも言葉が消えたと。こういう指し示していくときの、じゃ何を判断基準としていくか。予定利回りというのは確かに拠出年金とちょっと違うというか、土俵が違うところの話...全文を見る
○木俣佳丈君 ですから、そういうことのデータを、予測できるものを、持っているデータをとにかく出すような努力をしろという指導は、大臣、ぜひお願いしたいんです。最後、これだけ。
○木俣佳丈君 ありがとうございました。終わります。     ─────────────
06月21日第151回国会 参議院 厚生労働委員会 第18号
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○木俣佳丈君 最後の質問になりますが、民主党・新緑風会の木俣佳丈でございます。  きょうは、竹中大臣にもこちらまでお越しいただきましたこと、心から感謝申し上げます。  と申しますのも、今まで年金関係でこれで都合五時間、私は質問をさせていただいておるわけでございますが、自分なり...全文を見る
○木俣佳丈君 はい、そうです。
○木俣佳丈君 この案は六月二十六日に基本方針を閣議決定するということでございますが、伺いたいのは、例えば大臣がおっしゃっていたような、これからチャレンジャー支援でどんどん起業を、千社ぐらい伸ばしていくんだ、起こしていくんだということとかですね、こういった数値目標も閣議決定をされる...全文を見る
○木俣佳丈君 そうです。
○木俣佳丈君 今お言葉の中にありましたような経済計画が昭和三十年から、池田内閣からあるわけでございますけれども、一番直近だと、小渕内閣のときの平成十一年七月のことを今、大臣おっしゃったかと思うんですね。こことの整合性というのはあるんですか。
○木俣佳丈君 先ほど大臣が言われた政府の経済計画も数値が閣議決定されていると言われたと思うんですが、それは確かですか。
○木俣佳丈君 そのとおりでございます。  昭和三十年から今まで経済計画がずっとあるわけですが、附属資料、参考として閣議決定されなかったのは何回あるか知っていますか。
○木俣佳丈君 これは、小渕さんが決めた平成十一年七月、先ほど読み上げた「経済社会のあるべき姿と経済新生の政策方針」、これは十年ビジョンでございますが、これだけです。昭和三十年からずっと、数値も含めて政府の経済計画というのは、五カ年であろうが七カ年であろうが、すべて数値も含めて閣議...全文を見る
○木俣佳丈君 いずれにしても三年前のことで、私が初当選してからの決定でございますよね。  三年、ドッグイヤーと言われますから、もちろんどんどん早くなって、一年が七年というようなことでいえば昔の二十年に当たるかもしれませんから、それは変わるかもしれませんけれども、いずれにしても、...全文を見る
○木俣佳丈君 ぜひ、その三年前のものはもう古いんだということであるならば、これは閣議で変更の手続をやっぱり私はするべきではないかと思うんです。こっちはこっち、あっちはあっちと。要は、同じような経済計画らしきものが二つ並行してあるなんということは、これは国家じゃありません。内閣の一...全文を見る
○木俣佳丈君 それでは、きょうの審議の年金のお話に入っていくわけでございます。  きょう竹中大臣に来ていただきましたのは、前二回とも私が一番気になるところで、先ほども同僚議員からも質問がありました、言うならば基礎年金一階部分という、一階、二階、三階ということで通称されておるよう...全文を見る
○木俣佳丈君 学校の講義じゃないものですから、もう少し短目に簡便に御答弁いただければと思うんです。  リアリスティックという言葉がありましたけれども、もちろんそうなんですが、普通は僕はフィージブルと、要は執行可能性ということで大体言っておりますけれども、要するに執行可能性という...全文を見る
○木俣佳丈君 いずれにしても、政府の方が要は未払い、未納の方に対する対策というのをいろいろ考えてはいても、小泉さんは年金のセールスマンといっても結局具体的な作戦というのが出てきていないんですよね。ですから、私どもは、とにかく即刻二分の一、そしてさらにやはり全額税方式にするべきだと...全文を見る
○木俣佳丈君 私は先生ほど経済学に通じてはおりませんけれども、現在の経済、特に消費、三百兆の消費のところをどう動かしていくかというのが一番大事ではないかと、多分先生もそれは意見は同一だと思いますけれども、その場合にやはり、私はミニ集会なんといって御婦人やなんかと話をしていると、年...全文を見る
○木俣佳丈君 今回は二十六日が閣議の決定のときだということなので、きょう発表ですから、それ以上大きな修正というものはできないかもしれませんけれども、同意いただけると思うんですが、なるべく早急にこうという方向をやはり社会保障の部分もするべきだと思うんですが、なるべく早急に、大臣が大...全文を見る
○木俣佳丈君 私の大学の先輩でございますので、あんまりなことを言いたくないんですが。  いや、確かにそれはそれぞれの大臣がイニシアチブでやったものを統合していくというのは、坂口先生は大変すばらしい先生だと思いますので、もちろんそういう方向も一つだと思うんですが、しかしながら経済...全文を見る
○木俣佳丈君 ぜひ、期待をしておりますので、思う存分やっぱりやってくださいよ、本当に。本当に思う存分やっていただきたいと思う。野党ながら本当に期待をしておりますので、ぜひ。  いろいろ税でもあるんですね。特別法人税の話も、これ四十年そのまま回していきますと、この間も局長から話が...全文を見る
○木俣佳丈君 大臣、どうぞ、御用事があるそうでございますので。  それでは、一階部分のお話を伺いながら、明確な御答弁はないままでございますが、三階部分の拠出年金の御質問に移らせていただきます。  先般もずっと一時間半、いろいろ加入者の保護について多く述べさせていただき、前向き...全文を見る
○木俣佳丈君 ちょっと具体的にもう一回確認したいんですが、例えば預金とかが代表的なものだと思いますが、預金または国で保証された国債、それからあとセーフティーネットのあるいろいろな保険商品もございますが、こういったものも含まれますか。
○木俣佳丈君 もう一度、どれについてはですか。
○木俣佳丈君 とにかく、国債においても金利が一・数%で、貯金においては普通預金であれば、あれ何%でしょうか、〇・何%ですか、というようなことでありまして、やはりどういったものがセーフティーネットのある商品かというのはわかりませんけれども、これは前向きに検討されるということでよろし...全文を見る
○木俣佳丈君 また、そのうち一つ以上は元本が確保されるものという条文は、読み方をこれ間違えますと、加入者は必ず一つは元本保証のものを選択しなければならないという意味にもとれないでもないんですが、こういうとり方ではないというふうに判断してよろしゅうございますね。
○木俣佳丈君 さらに、運営管理機関が加入者に対しまして元本確保の保証の商品を含めるように推奨するということは許されるんでしょうか、それとも運営管理機関の行為準則に抵触するものとして許されないのか。どちらでしょうか。
○木俣佳丈君 許される、許されない、ちょっと聞き取れなかったんですけれども。
○木俣佳丈君 あと、そもそも元本が保証されるというのは非常に難しいと思うんですが、預金というお話がありましたので銀行預金を考えます。  そうしますと一千万まで、全額保護されるのは来年の三月三十一日までと今政府では予定しておりますね。そうしますと、それ以降というのは元本確保保証型...全文を見る
○木俣佳丈君 今のお話は、そうすると例えば一銀行に二千万預けているところだとどうなりますか。
○木俣佳丈君 それでは、確認いたしますけれども、つまり銀行預金の場合、特に来年の三月三十一日以降、つまり平成十四年四月一日以降は一銀行に一千万円まで預けなさい、これが元本保証の意味です、こういうことでよろしゅうございますか。
○木俣佳丈君 そんなに銀行を守らなくていいと思うんですが。  いいわけですね。つまり、一千万まで預託して運用させるならこれは元本保証のものであって、それ以上になった場合にはやはり守られないというわけだから元本保証とは言えないということでいいですか。イエスかノーかだけ。
○木俣佳丈君 幾つか分散して。よくわかりました。なかなかこれもかなり民業にあれするところなものですからお答えにくいかと思いますが、よくわかりました。  次に、事業主による一括運用の問題につきまして御質問をしたいと思います。  企業型の運用においては、事業主が個々の従業員の委任...全文を見る
○木俣佳丈君 次の質問でございますけれども、個々の従業員の委任というもの、これを認める場合には、この委任というのは従業員が自発的、任意的に行われることが当然ながらこれは必要だと思います。これは当然だと思います。  そこで、企業の中でこの自発性、任意性が損なわれて、ある種の暗黙の...全文を見る
○木俣佳丈君 その際に、例えば一度は委任して一括で運用をする、これが基本的な姿だと思いますけれども、一度委任した従業員も、やはりちょっとこの委任を撤回したいというような場合に、すべきではないかという、こういう意見もあるんですが、どうでしょうか。
○木俣佳丈君 わかりました。  また、この委任を行った従業員に対しても、この第二十二条の事業主による情報提供の責務は適用すると考えるんですが、これはこれでよろしゅうございますね。
○木俣佳丈君 次に、いろいろあるのでございますが、加入者につきまして少しお尋ねをしたいと思いますけれども、今回も附帯決議の中で第三号被保険者の話が書いてございますが、加入できない方として公務員の方々がいらっしゃるわけでございますが、この理由を伺えないか。  と申しますのは、平成...全文を見る
○木俣佳丈君 公務員の加入問題についてはいろいろな検討が必要ではないかともちろん思うわけでございますけれども、しかしやはり公務員の皆さんの中でも拠出年金、これは非常にいいじゃないかということで加入されたい方もかなり多いと思っております。  と申しますのは、特に若年層というか、四...全文を見る
○木俣佳丈君 個人型ですから。
○木俣佳丈君 次に、専業主婦、いわゆる第三号被保険者、サラリーマンの妻というか、夫の場合もあるかもしれませんが、サラリーマンの配偶者を持つ者の場合なんでございますけれども、この方々が加入可能とされていたけれども、今回加入は認められないわけでございますね。間違いですか。ちょっとお答...全文を見る
○木俣佳丈君 この理由は何でございますか。
○木俣佳丈君 これは、今の局長のお答えではちょっと不満がありまして、というのは、例えば学生は今回個人型に加入できますか。
○木俣佳丈君 できますね。  そうしますと、学生さんでももちろん所得のある方もある、ない方もある、基本的にはない方の方が多い。課税の最低限以下の、源泉も最後に申告をしますと返ってくる方が多い。  こういうことで考えますと、同じ所得がない方で、学生だと要は一号被保険者ですから入...全文を見る
○木俣佳丈君 先ほど局長の理由というものが、税制優遇にあって所得がないということが第一だということなんですよね。ですから、そうすると理由が、学生も所得がないとすればこれは不平等になるということだと思うので、やはりこれは早急な改善をしていただきたいと強く要望いたします。  次に、...全文を見る
○木俣佳丈君 ということは、今挙げました九条二項と四条の反する問題でございますけれども、特に四条で差別的な扱いをしないことと、不当にと書いてありますね、「不当に差別的なものでないこと。」と。  この差別的ということを、特に今の職業の多様化というか、今言われた研究職と一般職と何職...全文を見る
○木俣佳丈君 非常に重要なポイントだと思いますので、ここはひとつ早急にモデルを、ガイドラインをつくっていただいて、通達を出していただきますようによろしくお願い申し上げます。  次に、サラリーマンの個人型加入の問題でございます。  厚生年金基金を実施している企業がさらにこの拠出...全文を見る
○木俣佳丈君 加入はできないわけでございますね。  そうした場合に、やはり先ほどのガイドラインということもございますけれども、同一社内で結局かなりの格差、極端に言うと従業員の分断というような感じにつながると思うんですけれども、こういったものについて大臣はどのようにお感じになられ...全文を見る
○木俣佳丈君 次に、個人型年金の加入者について伺いたいと思います。  第六十二条の第一項第二号というので、サラリーマンで個人型年金に加入できる者というのを「六十歳未満の厚生年金保険の被保険者(企業型年金加入者、厚生年金基金の加入員その他政令で定める者を除く。)」、こう書いてあり...全文を見る
○木俣佳丈君 いずれにしましても、この制度の売り文句のポータビリティー、つまり要は連れていくという、持ち運びが便利ということなのでございますが、やはり多くの、中に公務員それから専業主婦、三号被保険者ですね、こういった方々が外れているというのはちょっとゆがめられていくのではないかな...全文を見る
○木俣佳丈君 この問題についても、特に大企業と中小企業の格差という問題がございますので、今、大臣御答弁されましたように、しっかりと検討をいただきたいとお願い申し上げます。  最後の質問になりますけれども、ハイブリッド型、混合型の年金でございます。  アメリカでは、この確定拠出...全文を見る
○木俣佳丈君 最後になりますけれども、この手数料等々、恐らく競争でかなり下がるのではないかと言われておりますが、米国でもたしか一・五%ぐらいですかという数字をちょっと頭に、先ほどは六%とか何かお話がありました。一・五%というような手数料になるとまさに目減りしていくというような話に...全文を見る
10月24日第153回国会 参議院 外交防衛委員会、国土交通委員会、内閣委員会連合審査会 第2号
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○木俣佳丈君 おはようございます。民主党・新緑風会の木俣佳丈でございます。これから一時間ほどおつき合いをお願い申し上げたいと思っております。  今回の、九月十一日、私も実はカナダのオタワからフライトに乗って飛行機の最中でございました。オタワに引き返しまして、本当に大変なことが起...全文を見る
○木俣佳丈君 ということであるならば、昨日、有事法制、そしてまたPKF、つまりPKOの本体業務、日本語で言う、要は日本で言うPKFの解除ということを言われたときに、これは議事録がございますけれども、総理は、基本的人権の侵害も少しは仕方ない、これを何回も何回もこの御答弁の中で言われ...全文を見る
○木俣佳丈君 後ろでもそのとおりだなんという言葉が聞こえておりますけれども、基本的人権の侵害を少しはなんという、そんな荒っぽい話をこの国会の場で軽々しくだから言うこと自体が私はおかしいと思うんですよ。  憲法の第十一条に、「国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲...全文を見る
○木俣佳丈君 これは近代民主主義への否定にかかわるようなここは話なんですよ。マグナカルタから始まりまして、人権宣言、そしてまた権利の章典、こういったいにしえからのずっと続いてきたこの人権の議論、基本的人権というものを大ざっぱに全体として……(発言する者多し)静かにしてくださいよ。...全文を見る
○木俣佳丈君 そういう話をすればいいじゃないですか。
○木俣佳丈君 こういった話を国会で憲法議論をしたときに、総理は、要するに神学論争なんていうことじゃなくて常識でというような話をされてきた。ですから、私も要するに常識で話をしているつもりなんですよ、今回は。  つまり、基本的人権なんという大きな話を、侵害してもいいなんということを...全文を見る
○木俣佳丈君 私が外交当局、外務省に調べていただきまして、何回ぐらい外務大臣がこの件でお話をされたかというと一回。一回、メガワティさんとお話をされたという報告をいただいております。小泉首相は、ブッシュ大統領ほか五回会談、十回の電話会談。  アメリカやイギリスの大統領や首相という...全文を見る
○木俣佳丈君 まさに方便です。だから、そんな一致団結してという言い方もありましょうが、内閣としてウイング広く、あちらこちらへ外務大臣を遣わしたり、防衛庁長官に行っていただく、そういう中で外交を展開していかなければ、自主外交なんというのはあるわけないじゃないですか。もう一度、お願い...全文を見る
○木俣佳丈君 総理は外交の一元化という言葉、知っていますか。基本的に外交というのは、基本的には内閣としてはもちろん一本ではあるかもしれない。しかし、できれば、例えば総理または外務大臣、なるべく多くの人があちらこちらへ行って要するにいろんなことを言わない方がいいというのが外交の一元...全文を見る
○木俣佳丈君 なぜ私がそこまで言うかといえば、このテロ対策法案の中に明確に書いてある言葉で、「国際的なテロリズム」、これは「基本原則」です、「テロリズムの防止及び根絶のための国際社会の取組に我が国として積極的かつ主体的に寄与し、もって我が国を含む国際社会の平和及び安全の確保に努め...全文を見る
○木俣佳丈君 ちょっと不明確なものですからもう一度伺いますが、この審議自体が国会の承認を、この基本計画も含めて、事前にとっているということでよろしゅうございますか。
○木俣佳丈君 ならば、その基本計画の中身についてこの場でお話ができるという前提ではないでしょうか。ですから、官房長官が手を挙げていらっしゃいますけれども、それでは官房長官でも結構でございますが、今から言う内容について明確にお答えください。  この武器の輸送、そしてまた医療活動、...全文を見る
○木俣佳丈君 さっきと話が大分違うじゃないですか。  この国会審議を通じて、その別表に定めるところの基本計画について、要するにもう審議したことになるんだと。つまり、それが国会の事前承認なんだということを総理御自身が言われましたじゃないんですか。そして、かなり限定されているという...全文を見る
○木俣佳丈君 いや、何か言うことが二転三転しまして、法律を通してから要するにこれを決めるんだということ。だけれども、どんなことをどれだけということが審議されなければならないんじゃないですか。要するに、そういうことを明確に、かなり限られているという話を総理御自身がされているわけです...全文を見る
○木俣佳丈君 いや、全然わかりません、これは全く。  それでは、具体的にもうちょっと申しますが、これは官房長官でも総理でも結構ですが、被災民救援活動については、これは国連等の要請に基づきと書いてありますが、現在時点で要請はございますか。明確に答えてください。
○木俣佳丈君 そんなの当たり前じゃないですか。だって、今審議しているわけですから。そんな詭弁を弄さないでください。  要するに、今、国連、今、UNHCRというお言葉もありましたけれども、社会経済委員会でもいいですよ、そういった具体的な難民救済、そして避難民、合わせて被災民という...全文を見る
○木俣佳丈君 もう一度申し上げたいんですが、この基本計画について、この法案を審議すること自体がつまりはもうすべてその基本計画も含めて審議しておるんだと、こういう話をされるので、その基本計画のその内容について私は伺いたい、具体的に、ということを言っておるのであります。  その中で...全文を見る
○木俣佳丈君 官房長官。
○木俣佳丈君 そんなことは説明を……(発言する者あり)
○木俣佳丈君 いや、私もとりあえず勉強しましたから、しっかり。  ですから、基本計画の国会承認なんて言っていませんよ、対応措置に対する。基本計画は、何度も言いますように、閣議でお決めになるわけでしょう。そしてその後、要するに対応措置についての国会承認ということは、もちろんそれは...全文を見る
○木俣佳丈君 総理は何度も何度も、私も報道で聞いていますと、我が国史上初めて自衛隊の方々を、危険な地域という表現はされておりますが、PKO以外で危険な地域に派遣をされるということを何度も何度も言われているんですよ。言われた方じゃ、本当にかなわぬですよ、本当に。危険な地域に送るんだ...全文を見る
○木俣佳丈君 冗談じゃありませんよ、そんなのは。私が申し上げたいのは、やはりアメリカのいいところをまねたらいいんじゃないですか、いいところはどんどんまねして、例えば四百億ドル、約五兆円近く支出するんだと決めて国民に理解を求めて、そしてだからその戦闘行為を行っていく。いいところをま...全文を見る
○木俣佳丈君 では、いつお答えいただけるんですか、いつ。
○木俣佳丈君 いや、今この場で調べてくださいよ、できれば。
○木俣佳丈君 要するに、十月五日に閣議決定されたアフガンの国際平和協力事業実施計画については、費用の記載はそのときにはございませんでしたけれども、十月十五日の衆議院のテロ防止特別委員会において、我が党の議員に対して、二億円を支出するんだ、したんだということを中谷さんが言っていると...全文を見る
○木俣佳丈君 だから、先ほどから言っているじゃないですか、全然何も決まっていないと、今、実際。だから、具体的なものがここで審議されるというから、だから先ほどから言っているのに、結局具体的なものは何もないじゃないですか。では使いたい放題ですか、それは。お金は、何にもないんですか、そ...全文を見る
○木俣佳丈君 要するに、この修正者が出したものについては、事後承認を二十日以内に国会で行う、このようになっておるわけでございますね。  私も先般C130を愛知県の小牧で司令官とともに見送ったときにも、三日後には要するにパキスタンに着いている、遅くとも三日後には着いていると。この...全文を見る
○木俣佳丈君 じゃ、財務大臣にちょっと伺いたいんですが、ちょっと通告しておりませんけれども、幾らでも使っていいんですか、今これだけ財政規律を求めて何とかしなきゃいけないというときに。全然、だから、計画がないということはそういうことじゃないですか。計画がないなんということはそういう...全文を見る
○木俣佳丈君 それでこの法案をここで審議したら事前承認と同じだなんというのをよく言えたものだなと。何をだから審議できるんですか、予算もわからないのに。そうでしょう。予算というのは、一番のだから肝のところじゃないですか。それが出ないで、予備費でまあ何とかといって、常識でなんというこ...全文を見る
○木俣佳丈君 防衛庁長官。
○木俣佳丈君 これが、この言いわけがすべてを物語っていると私は言いたい。  副大臣の一人ぐらい行くものじゃないですか、こんなときは。自衛隊の家族の方々がどんな思いでその場にいたか。私は声をかけることもできなかったぐらいですよ。命がけじゃないか、そういう思いが。  しかもこのと...全文を見る
○木俣佳丈君 一日四千円なんですが、トータルで幾らですか、じゃ、トータルで一人当たり。
○木俣佳丈君 隊員に払われたお金は一人当たり四千円じゃないですか。飛行機の機中では一切、日当に当たらないじゃないですか。これだけ命がけで六日から十二日まで行って一人当たり四千円ですよ、結局、払われたことが、手当が。そうでしょう、間違いないでしょう。答弁してくださいよ。
○木俣佳丈君 本当に財務大臣、こういうところにきちっと。命がけで行っているんですよ。そういう人たちにけちって、それでだから、結局わけのわからぬ支給を、いや予備費でまあ何とかやりますよと。ふざけるなという感じですよ、私は。  そして、モラルサポートが大事だと先ほども海野議員が言わ...全文を見る
○木俣佳丈君 そんな、総理がそんな御答弁。それはもちろん、自衛隊員の方々はお金が欲しくてやっているんじゃない、そんなことはわかりますよ、お一人お一人を見れば。まさに使命感の中で、我が国の誇りとして危ないパキスタンまで行かれている。わかりますよ、そんなことは。しかし、このあり方自体...全文を見る
○木俣佳丈君 そんなばかな話がありますか。派遣しておいて、武器を持っていきながら武器を外に出せない。そんなことで、じゃだれが自衛隊の人たちを守るんですか。そんなでたらめな派遣の仕方がありますか。なれないならやめればいいじゃないか、だから。あなたが行けばいいじゃないか、総理が行けば...全文を見る
○木俣佳丈君 今、パキスタンは安全だと。その当時はそうかもしれませんがね。しかし、そうじゃないんですよ。ペシャワールの周辺だってもう二百万人いるんですよ。国連の推計では、これから先、最高にふえた場合に避難、いわゆる日本で言う被災民がどれだけになるかという推計を知っていますか。一千...全文を見る
○木俣佳丈君 提案者に、もう最後の答弁は要りませんが、要するに国内で、国内出動である治安出動の要件を国外活動である今回のものに当てはめるなんというのは、本当に場当たり的ということを私は思っております。  それから、きのうも何度も太平洋戦争のころのお話を総理はされて、ミッドウェー...全文を見る
10月26日第153回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○木俣佳丈君 ただいま議題となっておりますいわゆるテロ対策特別措置法に対し、民主党・新緑風会を代表して、修正の動議を提出いたします。その内容は、お手元に配付されております案文のとおりでございます。  今回の同時多発テロは、多くの罪なき人々を巻き込んだ卑劣かつ残虐な行為であり、安...全文を見る
○木俣佳丈君 私は、ただいま可決されました自衛隊法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会及び公明党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     自衛隊法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は...全文を見る
11月28日第153回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○木俣佳丈君 民主党・新緑風会、木俣佳丈でございます。三十分程度でございますが、よろしくお願い申し上げます。  まずは佐藤雄平委員長、本当に私の敬愛する委員長でございまして、さらに尾身大臣閣下、そしてまた田中外務大臣閣下におかれましては、先ほど与党の同僚議員の方からお話がありま...全文を見る
○木俣佳丈君 ありがとうございました。  ちょっと質問を変えまして、先ほど我が会派の川橋議員から内閣の報償費の話で質問を外務大臣にさせていただきましたけれども、ことしの一月一日の新聞にどんと大きく載って、それ以来もう一年がたつわけでございますが、この問題の締めくくりは、ことしの...全文を見る
○木俣佳丈君 今月内ということは、きょうが二十八日でございますが、もう数日ということで、土曜が十二月一日でございますから金曜までにかなり出てくると、こういうことでよろしゅうございますか。
○木俣佳丈君 いろいろ内部のお話をそれとなく伺うと、かなり松尾さんのみならず厳しい罰、懲戒免職も含めて執行しなければならないようなそんなお話もあるんですが、これは事実でございますか。
○木俣佳丈君 今の外務大臣のお話によれば、かなり重い罰もこれは下るということを今感じたわけでございまして、やはり今、日本は二十一世紀、外交で生きていくと私は心から思っておる一人でございますけれども、そういったときに、早く国民の意識をもう一度正常に戻して、日本の外交というのは誇りあ...全文を見る
○木俣佳丈君 明確にそうやって期日を言っていただいたので、私も、ことしのことはことしのうちにというような気持ちでほっとしたような気がいたします。速やかに、信賞必罰、やはり悪いことを罰して正常化しなければ、これだけ難問が山積している日本でございますので本当に困ってしまうと思いますの...全文を見る
○木俣佳丈君 幅広い幅広いじゃなくて、結論から申しますと、私は政経不可分で行っていかなければならないというふうに考えております。  これは、経団連が久しぶりに大きなミッションを五月の下旬から六月に派遣いたしまして、極東を中心でございますが、その中で、私も議事録を入手いたしまして...全文を見る
○木俣佳丈君 四島の帰属の問題というのは、何度も聞いているかもしれませんが、四島がどこに配置されるかということですね。どちらの国に帰属するかということですよね。
○木俣佳丈君 我が国政府の立場は、四島をとにかく日本に返還しなければいけないということではないんですか。
○木俣佳丈君 いやいや、そうじゃなくて、四島一括かどうかは知りませんが、四島を返還しなさいということをこの十二月一日もやるわけですね。十二月一日じゃないかもしれませんが、要はロシア政府とやるわけですね。
○木俣佳丈君 議論がかみ合いませんが、私は、四島、まあ二つの島ずつでもいいんですが、段階的でも結構ですが、四島を返還せよということをロシアに言わなければいけないということを言っておるんですが、要は日本政府はそういう立場だと思うんですよね。ですから、その帰属の問題を解決するというの...全文を見る
○木俣佳丈君 まあ、やめます。  先ほど申しました政経不可分という立場でこれから臨んでいただきたいということをお伝え申し上げましたが、やはり現在、日ロの貿易投資というのは極めて冷え込んでおります。極めて冷え込んでおるというより、日本の入超ということですね、貿易では。  これも...全文を見る
○木俣佳丈君 そうです。
○木俣佳丈君 フォローアップじゃなくて、投資促進機構を設立することで約束をしたので……
○木俣佳丈君 短くしてください。
○木俣佳丈君 順調に伸びているというような雰囲気でその報告が何かされておるとすれば、これは全く違いますね。順調ではないですね。投資も非常に冷え込んでいますね、日本からも含めて。  ですから、やはりこういった、別に経団連の後押しをするわけではないんですが、あえて言えば、こういう日...全文を見る
○木俣佳丈君 これは七五%民間で二五%は輸銀、かつての輸銀ですね、最近だと協力銀行というんですか、国際協力銀行、こちらからも入りますので、政府も大いに前向きな検討をしていただきたいと思っております。  残りの時間、ちょっと少なくなりましたけれども、輸銀の話が出ましたので、輸銀の...全文を見る
○木俣佳丈君 今お話がありましたようにかなり滞っておりまして、その滞り方も一年とか二年じゃない。要するに七年とか六年とかこういう期間で、普通、民間企業で、大体会社の経営計画というのは二年なんです。もっと短いかもしれません。ですから、そういう中で七年もほったらかしで、要は契約が結ん...全文を見る
○木俣佳丈君 もうあと時間がわずかになってまいりましたが、エネルギーの問題で、私も熱心にというかやらせていただいておるものですから、ようやくサハリンの1、2の原油が出てきたということでございますが、一番の問題はエネルギーの需要。現在の世界経済は低迷しておりますので需要が非常にない...全文を見る
○木俣佳丈君 時間なんですが、問題は、サハリン2は民間なんですよ、サハリン1の方で、ソデコですよね、要するに、これは輸銀が入っておる方が遅滞しているんですよ、二十五年間。だから、政府が、政府がというか、役人がやるとだめなのかなというような、そういうイメージさえするので、ぜひそちら...全文を見る
11月29日第153回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○木俣佳丈君 続きまして、民主党の、建設的な質問をしたいと思っておりますが、木俣佳丈でございます。  今、同僚の榛葉議員からお話がありましたように、まさに戦闘が行われ、そしていよいよ緊急援助、支援をし、そしてまた暫定政権をつくり、そしてまたリコンストラクションというような、復興...全文を見る
○木俣佳丈君 手短にお願いします。
○木俣佳丈君 今、事務方のトップも了解済みというお話がありましたが、私が外務省の幹部の方々に伺いますと、そのようには言っておりませんでした。人事はやはり凍結されているというような言い方しかされませんでした。実際に、今挙げましたように、何度も言いますように、二カ月間で百五十数名、二...全文を見る
○木俣佳丈君 バランスをいろいろな形でとられるのもいいと思いますが、五千人から成る人事を外務大臣がすべて把握なんということはできないわけで、キーになる、例えば北米局の筆頭課長とか総合外交政策課長、こういった方々の人事もそのようになっているんです。逆に言えば、その方々が問題があると...全文を見る
○木俣佳丈君 突然の質問で、ありがとうございました。  私も別に外務省びいきということではございません。しかしながら、日本の国益というのを、私も湾岸戦争の後、ある組織におりまして、外交というものがいかに重要なファクターであるかというのを自分なりに肌で感じてまいりました。大変な国...全文を見る
○木俣佳丈君 確認させていただきますと、この外国の同意に関しましては、基本計画を策定する前の前提条件である、このように考えればよろしゅうございますか。
○木俣佳丈君 確認いたしました。  問いの二、実施事項というのはやはり概要だけでなく、マル秘とすべき部分を除いたすべてを国会に明らかとすべきではないかと思っておりますが、いかがでございますか。
○木俣佳丈君 もう少し前向きな御答弁いただけるといいんですが、その可能な範囲で積極的に、もちろんこれ米軍のことも含めてなんですが、自国の自衛隊の活動の安全も考慮しながら、極めて前向きに公表をいただきたいと思っておりますが、いかがでしょうか。
○木俣佳丈君 理解できる人と理解できない人がおりまして、私もやはり余りに広い地域であるというふうに思っております。基本的には東経何度から何度まで、北緯何度から何度まで、もちろん南緯になるかもしれませんが、そういった条件を示すべきではないかと思っております。もちろん戦闘地域について...全文を見る
○木俣佳丈君 これは情報公開法の外に置かれるわけですか。
○木俣佳丈君 もしそうでありましたら、ぜひ、いつごろになったら、十年後なのか五年後なのか、ぜひ具体的に検討をお願いしたいと思いますが、いかがでございますか。
○木俣佳丈君 次の設問に参りますが、要項の概要に、何々等という言葉が多いわけでございます。五番目の「戦闘が行われた場合等の措置」等々、「等」が多いのは問題ではないか。つまり、逃げ場が多くなるということでございますが、いかがでございましょうか。
○木俣佳丈君 ぜひ趣旨から逸脱することがないようによろしくお願いしたいと思います。  続きまして、一番これ問題だと思っておりますが、同僚議員からもありましたが、撤退の手順でございます。これを明らかにすべきだと思いますが、この手順を詳細にお答えいただけますでしょうか。
○木俣佳丈君 次の質問に行きます。  国会が撤退すべきと判断した場合についての対応について、考え方は整理されているんでしょうか。
○木俣佳丈君 つまり、防衛庁長官または内閣総理大臣が判断する前に、国会の方ですべての基本計画または実施要領、この対応措置がもう既に無理であるということを国会で判断した場合にはすべての計画を中断すると、こういう理解でよろしゅうございますね。
○木俣佳丈君 少しこの今の確認答弁から外れますが、並んだ質問でございますので。  今、お話しのように、全体計画の取りやめということが一つ、一つは現場の撤退、この二つの定性的なことについて確認させていただきましたが、私は、この現場での撤退ということが極めて難しいというのか、危険が...全文を見る
○木俣佳丈君 私は、伺いたいのは撤退の話ではございませんでして、撤退しろといっても相手は当然追っかけてくるわけでございまして、相手が逃げてくれれば構いません。しかしながら、撤退しろといっても、その自己の管理下に入った方々が、例えば今難民キャンプであれば何百万人といるわけで、いや、...全文を見る
○木俣佳丈君 もちろん、今回被災民救護活動においては四十二日という限定された中でございますから、物資をおろしてそして帰ってくると、一般的にはそのようになっておりますが、そのときに、要はその範囲でありますから、基本計画のこの対応措置の国会承認を経ずして医療活動等を付与することは可能...全文を見る
○木俣佳丈君 難民キャンプ、いや、今回はだから可能性があるということだけ、医療行為、被災民支援の医療行為の可能性があるということだけたしか書いてあったと思うんですけれども、国会承認を経ずしてそれはできるんじゃないんですか。現在は入っていませんが。
○木俣佳丈君 わかりました。  申し上げたいことは、もちろんやはり邦人でございます自衛隊員の方々がきちっと、武装した兵隊たちに襲われたときに退避命令というようなことで退避できないときに、本当にきちっと攻撃できるということを国会の場で明言いただきたいということでございました。 ...全文を見る
○木俣佳丈君 つまり、完全ではないにしろ武装した米兵を輸送することはあるということだと思いますが、しかし、そのまま戦闘地域に送り込まれるということはないということでよろしゅうございますね。
○木俣佳丈君 了解いたしました。確認答弁は以上とさせていただきたいと思っております。  続きまして、今回閣議決定されたこの基本計画、そして既に派遣されている部隊の費用はどこから捻出をされるわけでしょうか。財務政務官さんですか。
○木俣佳丈君 この予備費の使用について従来から閣議決定があるのは御存じだと思いますが、この要件を満たしているとお考えですか。
○木俣佳丈君 いや、正確にお答えいただきたいと思うんですよ、閣議決定の文書でございますから。その三は、災害に起因して必要を生じた経費その他予備費の使用によらなければ時間的に対処しがたいと認められる緊急な経費。災害なんです。
○木俣佳丈君 いや、だからごまかさないでくださいと。  だから、私、自衛隊の方々に行っていただくのに、こそこそ行ってほしくないんですよ。正々堂々と正面から誇りを持って行っていただきたいんですよね。大いにだから活躍していただきたいと私は思うんですよ。  今、例えば、わざわざ国会...全文を見る
○木俣佳丈君 ちゃんと質問に答えてくださいよ。  要するに、三分前にお答えになった答え方と私が要するに言ってからお答えになったそのことが違いますでしょうということを言っているんです。違うというのは、前段の災害のことをこれは念頭に置いて予備費というのは要するに持っているんだと、し...全文を見る
○木俣佳丈君 それだとしても、例えば、これは前回の連合審査のときにも御質問させていただきましたけれども、要するに、別にアメリカのまねをしろとは私は、まねができるものとできないもの、していいものとしない方がいいもの、いろいろございますけれども、例えば、即座に、数兆円ですか、日本円だ...全文を見る
○木俣佳丈君 予算のことで再度伺いたいんですが、今、百七十三億のうち、例えば艦船用の燃料として米軍等に譲与する資金としてとりあえず八十億ぐらいですか、というふうになっておりますが、これは財務省にお聞きするより官房長官に伺った方がいいのかもしれませんが、このテロ対策特措法の第十条で...全文を見る
○木俣佳丈君 いつごろこれはあったんですか。
○木俣佳丈君 いや、要請がいつあったか、米軍からですよ。
○木俣佳丈君 今のお話だと、まだ正式には受けていないということですか、要請を。
○木俣佳丈君 じゃ、法律違反ですね。  つまり、法律は、諸外国の軍隊または国連からその活動に供するために申し出があった場合と。何度も何度もこのお話も多分委員会でされたと思うんですけれども、いつも自主的に自主的にと。日本国からそのような申し出をしておるというような言い方も伺ったや...全文を見る
○木俣佳丈君 いやいや、ですから、第十条、何度も言いますように「申出があった場合」と書いてあるんですね。「申出があった場合」と書いてあるわけですから、申し出が正式にないということを言っているんですから、それじゃこの法律にのっとっていないじゃないですかと僕は言っているんです。どうで...全文を見る
○木俣佳丈君 全体の申し出が、正式な要請がないけれども全体の申し出はあったという言い方なんですか。この差というのは何でしょうか。
○木俣佳丈君 よくわからないんだな。要請は正式にあったんですか、もう一度聞きますが。
○木俣佳丈君 反対だと思います。要するに、申し出がない前に自主的に考えるというのは本当におかしな話で、正式な要請がないわけですから、正式な要請があった場合に、要するに貸し付けたりいろいろする算段をして実際に貸し付けるという手順だと思うんですね。物事というのはそういう手順ですよね。...全文を見る
○木俣佳丈君 今の言葉じりをつかむようでございますが、我が国の限界ということですか。この百七十三億が我が国の限界ということでよろしゅうございますか。
○木俣佳丈君 まだ御質問したいので、次に参りますが、ちょっと、ちょっとというか大いにわかりませんね。  AP通信によりますと、米軍の、米英両軍かはわかりませんが、イラクのいわゆる飛行禁止区域なのかなと思いますが、イラクの南部で攻撃、恐らく空爆だと思いますが、が発生したという記事...全文を見る
○木俣佳丈君 あったんですか、ないんですか、副大臣。
○木俣佳丈君 済みません、攻撃はあったということですね。  これは、アメリカ大統領が言ったかどうかわかりませんが、政府高官からも以前から、イラク、また周辺諸国ですね、または名指しで外務大臣も一度お話があったかと思いますが、戦線の拡大の例としてフィリピンとかスダーンとかソマリアと...全文を見る
○木俣佳丈君 米軍は、要するにアフガンはアフガン、イラクはイラク、切り離して戦闘をしているということでよろしゅうございますか、理解は。
○木俣佳丈君 ただ、これは大統領もたしかそういう話をされていたと思いますが、間違いなく米高官はそういう話をしておりましたけれども、またはラムズフェルドさんも言っていたと記憶しておりますが、戦線の拡大について何度も言及しております。  もう一度伺いたいんですが、今回のイラク並びに...全文を見る
○木俣佳丈君 これは、総理、きょういらっしゃらないんで残念でございますが、この法案の中に何度でも書いてございますように、主体的な我が国としての取り組みをしていくんだという言葉が何度もあります。  今、例えば副大臣、恐らく大臣も同じ意見だと信じたいんですが、そのお言葉は主体的な一...全文を見る
○木俣佳丈君 答えを差し控えるのと答えられないのとでは大きな差がありまして、先ほどの副大臣のお話を総合して私なりにこの場で判断すれば、米国の高官が発言している、また、例えばCNNであるとかその他外電が発信したものを聞くしかない。もちろん、それも独自といえば独自かもしれない。しかし...全文を見る
○木俣佳丈君 私は、建設的な質問をしたいと初めに申しましたように、別に揚げ足をとるわけではございませんが、大変自分なりに我が国の外交の情報ルートというのに危惧をしております。  というのは、例えば、副大臣が先ほど未確認というような話を初めにされた。その後、もちろんペーパーによっ...全文を見る
○木俣佳丈君 もちろん外務大臣も非常に、現地に赴かれていかれまして、大変NGOの方々とも、先ほどのお話も一つだと思いますけれども、頑張られているのは確かだと思いますが、例えば、これは私がワシントンにおりまして議会にロビーをかけに、私はそんな英語は達者じゃございませんから補助的な要...全文を見る
○木俣佳丈君 橋本さんか。そういう大使によってはいろいろ御努力されることもあるんだけれども、結局属人的という言い方ですかね、システムとして一つの構築がないわけでございまして、これは実はそればかりじゃないんですね。  例えばIPSという世界六大通信社の一つの情報網がございますけれ...全文を見る
○木俣佳丈君 大変建設的な御答弁をありがとうございました。早速、私も仲間に知らせながら、外務大臣のもとに御要請に参りたいと思っておるところでございます。  今、戦闘についての話を中断しながら情報の話になりましたけれども、おとといでしょうか、国連事務総長のインタビュー、NHKだっ...全文を見る
○木俣佳丈君 その延長で、結局先ほどから申し上げておりますようなイラクなんというのは、当初よりペンタゴンの方が名指しで非難をしておったわけでございますが、やはりそちらに広がっていったということがございます。  そして、これは特に今のアフガンの戦闘と全く切り離して考えることができ...全文を見る
○木俣佳丈君 先般の艦隊を見送るときの訓示をこちら、手元に用意いたしまして、これを読んで、文書の中で、自衛隊は日々困難な訓練を行っており、どのような事態にも対応できるものと確信しております、このように書いてあります。どのようなというのは、本当にどのような事態なのかなというふうに思...全文を見る
○木俣佳丈君 ぜひ速やかな情報、日本は自主的な情報が非常に先ほどから言いますように少ないと私は思いますけれども、向かっている先に向けてもあらゆる情報を提供して、まさにどのような状況でも精神的にもたえ得るような対応をぜひしていただきたいと思っております。  時間が限られております...全文を見る
○木俣佳丈君 哲学者のフロームなんかも言っているように、十九世紀は神を殺し二十世紀は人を殺したと、二十一世紀はどうなるのかなと。二十一世紀の始まりというのはやっぱり九月の十一日から始まったと、こういう表現がございますが、本当にそう思います。  最後のちょっと質問一つだけさせてい...全文を見る
○木俣佳丈君 建設的な質問だったか不安を抱えながら、質問を終わります。  ありがとうございました。
12月06日第153回国会 参議院 経済産業委員会 第5号
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○委員以外の議員(木俣佳丈君) おはようございます。  私は、ただいま議題となりました下請代金支払遅延等防止法の一部を改正する法律案について、民主党・新緑風会を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  下請代金支払遅延等防止法は、昭和三十一年に、親事業者と下請事業者間の取引...全文を見る