木村仁

きむらひとし



当選回数回

木村仁の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月14日第147回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第2号
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○木村仁君 自由民主党の木村仁でございます。  大臣の所信表明に対する質問ということで、思わずたくさんの項目を準備し通告してしまいました。三十分の時間でございますから消化できないと大変失礼でございますので、私は極めて簡潔に御質問をいたしたいと思います。お答えの方も簡潔になどとい...全文を見る
○木村仁君 現在の地方分権推進計画に安住しておられない、さらに先を望みたい、こういう御意見で、大変心強く存じます。  次に、この地方分権推進法は本年七月二日で失効すると存じますが、この法律は二十世紀の問題は二十世紀に片づけようという意気込みで五年間の時限立法として制定されたわけ...全文を見る
○木村仁君 ぜひそのような姿勢でお願いをいたしたいと思います。  行政局長さんでよろしいと思いますが、今次地方自治法改正におきましては、地方団体の事務についても抜本的な改正が行われまして、機関委任事務の廃止という歴史的なことも起こったわけでありますし、また政府間関係、国と地方と...全文を見る
○木村仁君 地方公共団体で条例の整理等非常に大きな仕事があるわけでございますが、自治省はあえてモデル条例と申しますか条例準則等を示さないで地方公共団体の力量に任せた、そういうこともあったようでございまして、御決断に敬意を表しておきたいと思います。  これはちょっとこの場で申し上...全文を見る
○木村仁君 ありがとうございました。  次に、市町村合併の推進について、これも所信表明において力強い表明が行われておりますが、合併促進の見通しでありますけれども、既に全国二十に近い合併協議会が設置され、そして単なる編入合併から次第に数市町村の対等による大きな合併へと進んでいると...全文を見る
○木村仁君 ありがとうございました。  その補助金でございますが、新年度、十二年度一億二千万補助金が計上されております。自治省の特に行政局というのは伝統的に補助金を要求しないという原則の局でありますように思いますが、今回は思い切って多額の要求をされ、とれるかなと思っておりました...全文を見る
○木村仁君 政務次官の腕力に御期待をしたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。  次に、これはちょっと技術的なことになって申しわけありませんが、私は熊本でございますけれども、熊本の人吉の近く、球磨郡の中球磨というところで五町村の合併が準備されております。もうほとんど話...全文を見る
○木村仁君 慎重な検討の上、速やかにされれば大変よろしいのではないかと思います。  次に、介護保険制度はこの場ではふさわしくないのかもしれませんけれども、私どもは、この介護保険制度を市町村が見事にやってのけるかどうかということは地方分権の推進上非常に大きな問題だと思いますので、...全文を見る
○木村仁君 これは将来の市町村合併を推進する上からも非常に一つのかぎになる現象だと思いますので、介護保険問題ではございますけれども、自治省もよく注意をしておいていただきたいなと思います。  それから、これは要らざる心配かもしれませんけれども、現在この介護保険制度が準備されていく...全文を見る
○木村仁君 財政問題についてでございますが、十二年度末には百八十七兆に及ぶ、こういう債務が残るような状況の中であります。国においては小渕総理が世界一の借金王になったと言っておられますが、国の場合は政府と国と二つの実体があるわけで、政府は借金していても国としては千二百兆の中の六百四...全文を見る
○木村仁君 最後の質問でございますが、東京都の外形標準課税、これは私は大変乱暴な課税だと思っております。今後、全国的にこの外形標準課税は進めていかなければいけないと思うんですが、そういう状態になったときに東京都は今の独自の案をどうするのかということが大変心配でございます。  聞...全文を見る
○木村仁君 ありがとうございました。
03月21日第147回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第5号
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○木村仁君 私は、自由民主党・自由国民会議、公明党・改革クラブ及び自由党を代表して、政府提出の地方税法等の一部を改正する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案の両案に対し賛成の討論を行うものであります。  まず、地方税法等の一部を改正する法律案は、地方税負担の軽減及び合...全文を見る
04月19日第147回国会 参議院 憲法調査会 第6号
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○木村仁君 自由民主党の木村仁でございます。  私は、この調査会の第一回会議で同僚の岩城委員から提示されました地方自治の問題について意見を申したいと思います。  私は、日本国憲法の成立過程を文明と文明、民族と民族の遭遇の中で起こる法の継受という形で理解をいたしております。 ...全文を見る
○木村仁君 済みません。  今や地方分権の時代になってまいりましたから、私は、この第八章の地方自治の規定を十分に尊重しながら、さらにこれを充実させていきたい、こういうふうに考えております。  金森徳次郎氏は、その「憲法遺言」の中で、憲法を読んでみて、何度読んでもわからない規定...全文を見る
05月10日第147回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第6号
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○木村仁君 自由民主党の木村仁でございます。  本日は、四人の先生方に大変貴重な御意見を聞かせていただきまして、心から御礼を申し上げます。  生命保険の問題と預金保険の問題、二つございますが、まず、業界の代表と言うといけないのかもしれませんが、森田会長さんいらっしゃいますので...全文を見る
○木村仁君 それから、先ほど森田会長さんの方から御説明がございましたが、相互会社から株式会社への組織変更の問題でございますが、端株の処理等かなりきちっとした措置が講ぜられ、手続の簡素化が図られていると、それで大変結構な改正であるということでございました。  私どもからすると、も...全文を見る
○木村仁君 現在の生保会社の窮状というものは、もう一言で逆ざやというように説明されております。このことは大変わかりやすいのでございますが、そしてまた昨年来、短期金利ゼロ%というようなゼロ金利政策のもとで非常にわかりやすい言葉でございますけれども、よくよく考えてみれば、単なる金利の...全文を見る
○木村仁君 大変御丁寧な御説明ありがとうございました。  私ども、保険については二度こういう経験があるわけでございます。子供のころには親たちから、保険というものには入るな、入ってもいつただになるかわからぬようなものだと。それはハイパーインフレの結果そうなったのだろうと思います。...全文を見る
○木村仁君 どうも大変ありがとうございました。  ちょっと申し落としたんですが、単なる感想でございますけれども、本庄市のあの事件なんかを見ておりますと、協会に対する契約の登録というのを通じてそういうケースをチェックするということ以前に、もうどう考えてもああいう飲み屋の客に何億も...全文を見る
○木村仁君 実は私当選して最初にこの委員会に投げ込まれまして、再生法、早期健全化法の法律案の審議に当たったんですけれども、私はそのときに理解できなかったことが一つございました。  それは、その年の二月ですか、緊急金融安定法という法律ができて、そして総額で三十兆、そのうち十三兆が...全文を見る
○木村仁君 大変時間の使い方が下手で、田中先生、米田先生、同僚があと御質問をいたしますので御了承いただきたいと思います。私も、この二つの関係法案が早く可決されて、そして断固実施されることを心から祈っているものであることを申し添えて、質問を終わります。  ありがとうございました。
08月09日第149回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第1号
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○木村仁君 自由民主党の木村仁でございます。  自由民主党・保守党の一員として、地方行政、財政につきまして西田自治大臣の所信の基本的なものをお尋ね申し上げたいと思います。  私は、IT革命とともに地方分権化というのが二十一世紀への非常に大きな潮流と申しますか、政策の基調になる...全文を見る
○木村仁君 それで、これからの問題でございますが、ちょうど昨日、一年その存続期間を延長されました地方分権推進委員会が、第六次とも言うべきものでございますが、地方分権推進に関する意見を提出したところでございまして、そして、この委員会は、地方分権の流れを監視しながら、引き続き市町村合...全文を見る
○木村仁君 大変力強い御答弁をいただきまして、ありがとうございました。  私自身の夢を語らせていただきますならば、五百条に近い地方自治法をいつの日か三百条ぐらいに簡潔化してしまって、地方自治体がみずから決定しみずから行財政を運営する、自由な余地を大きくつくるというようなことであ...全文を見る
○木村仁君 おおむね認識は私どもも共通のものであろうと思います。  今の当面の市町村にとっての問題は、そういう厳しい財政状況の中で、積極的に行政投資と申しますか環境整備等の仕事を進めるべきか、それとももうそろそろ本腰を入れて財政再建の方へ、構造改革の方へ持っていくべきか、この問...全文を見る
○木村仁君 ありがとうございました。  そこで、少し気が早過ぎるのかもしれませんが、もう概算要求が八月いっぱいで締め切られ、一応仮置きの数字が入れていかれるんだろうと思います。平成十三年度の地方財政の問題でございますが、恐らくまた非常に大きな財源不足という数字が出てくるんだろう...全文を見る
○木村仁君 ありがとうございました。  私も、この地方財政対策に関する中央省庁のやりとりだけですべてが終わるというふうには考えません。  そこで、来るべき構造改革の時代も見据えながら地方行政改革をさらに推進していかなければいけないと私は考えております。これまでにも、地方行政改...全文を見る
○木村仁君 私は、地方行革の流れを見ておりますと、まだまだ本当に構造的な部分で大きなむだをしているところに対するメスが入っていないというか、入れる気もないというような感じがして仕方がないんです。  自治省が今後どのような基本的な方針でこの行政改革の推進に取り組まれるのかもお聞き...全文を見る
○木村仁君 一昨年の十二月に東京都が行政改革計画をつくったときに、当時の青島知事が、この行政改革計画は八十点である、あと二十点足りない分は何かというと、自分が公営企業にメスが入れられなかったことだといってやめられたわけです。今、石原知事でありますから、こっちから言えばなさらないで...全文を見る
○木村仁君 合併の問題については細かな技術的な問題がありますので、また機会を変えて御質問したいと思います。  いずれにしろ、昭和二十九年の合併のときと比べれば地域の合併への盛り上がりが全く異なっていて、いろんな外部からの圧力に従って合併を考えにゃいかぬかなと思っているのが市町村...全文を見る
○木村仁君 ありがとうございました。  なお、警察問題につきましては、「警察刷新に関する緊急提言」があったことでございまして、私自身は警察の自浄機能がすっかり劣化したとは考えておりませんけれども、しかしやはり国家公安委員会の強力なリーダーシップによって進めていくべき改革であろう...全文を見る
10月10日第150回国会 参議院 選挙制度に関する特別委員会 第3号
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○木村仁君 自由民主党の木村仁でございます。  私は自由民主党・保守党を代表して質疑する者の一人として若干の質疑をいたしますが、既に同僚の森山、阿南両委員から、非拘束名簿式比例代表制及び定数削減の問題について、その背景、経緯等を含め基本的な問題についての御質疑がありましたので、...全文を見る
○木村仁君 平成二年七月三十一日の選挙制度審議会の答申では、参議院の議員というものは職域的な代表や専門的知識、経験にすぐれた人材が選出されるようなものとする必要があるとともに、参議院の政党化をできるだけ抑制することができるようなものとする必要がある、こういう二つの理想を述べており...全文を見る
○木村仁君 よくわかりました。  ただ、選挙民は、今地元に行っていろいろお話をします、また東京でいろんな方々にお会いしますと、今回の制度改正によって昔の全国区と同じように個人の候補者を投票するものだと、みんなそう思っているわけでございます。  そこで、個人名でもいいし政党名を...全文を見る
○木村仁君 御趣旨はよくわかりました。この点についてもやはり国民に十分説明をし、自分たちはまず政党を選び、そしてその政党の参議院名簿の中から自分が最も望ましいと思う人を入れるのであると、こういう過程について十分認識をしていただく必要が私はあると思います。それゆえにこそ、できるだけ...全文を見る
○木村仁君 この点も、余り両方書いてもいいんだよということは宣伝しない方が、個人名をきちっと書いていただくということでよろしいんだと思いますが、中には変わり者がいて、自分の票は二つ書いたから案分してくれと、個人はこっちでいいが政党はこっちにしてくれというようなことがあるやもしれま...全文を見る
○木村仁君 記号式という方は、記号式の方が政党名もはっきりしているから開票の集計がやりやすいんじゃないかと。一体、四百人、五百人という選挙でもってどのように開票するのか、開票が非常におくれるのではないかということを心配する人がいます。心配する方は主としてジャーナリストの方でいらっ...全文を見る
○木村仁君 では、午前中の質問を終わらせていただきます。
○木村仁君 午前に引き続き御質問を申し上げます。  午前の最後の時間切れの直前に私ちょっとコメントをしようと思ったのでございますが、投票の有効無効の問題については新しい制度のもとで若干難しい問題が生ずるおそれがあるわけであります。  特に、公職選挙法第六十八条の「無効投票」と...全文を見る
○木村仁君 先ほど私が例に出しまして、自分でもよくわからなかったからこれは別としてと申し上げましたけれども、専門家にお尋ねしておきたいんですけれども、山田太郎(自由民主党)、これは有効である、それでは山田太郎・自由民主党ならばいかがですか。
○木村仁君 では、概して言えばこう理解していいでしょうかね。  今まで我々は候補者名で投票した経験もある。今まで我々は比例名簿については政党名で投票した経験もある。今度新たな時代は、ひょっとして政党名と候補者名二つが書かれる場合がある。大体今までの有効無効の判定はずっと引き継が...全文を見る
○木村仁君 これは発議者に対する要望か選挙管理委員会に対する要望か知りませんけれども、国民はやはりできるだけ無効票にならない投票をしていただきたいわけでありますから、周知期間の間、候補者名で投票してもいいし政党名で投票してもいいし、事によったら、矛盾しない限りにおいては両方書いて...全文を見る
○木村仁君 発議者にお尋ねいたしますが、候補者の氏名及び政党名が全く同一である候補者、政党が存在して、選挙人の投票がいずれに対する投票であるか判明しがたい場合も有効な投票であることには間違いがない、こういうふうに存じますが、いかがですか。
○木村仁君 両方が有効であるという場合には、当然案分によってその得票数が決まっていくだろうと思いますけれども、この案分の方法でありますが、これはどのような方法で案分なさる、例えば政党名で全部案分するとか、あるいは政党と氏名両方書いたものも加えて案分するとか、どのような想定でこの条...全文を見る
○木村仁君 そうすると、有権者に対するわかりやすい説明としては、要するに個人で書かれたものも政党で書かれたものも両方書いたものも、すべて政党に対する投票であると。これは先ほど確認したところです。したがって、政党の勢力によって案分するんですよと、こういう説明でよろしゅうございますね...全文を見る
○木村仁君 次に、非拘束名簿式比例代表制の導入によって、立候補者の立候補の際の手続がどんなふうになるかということをお聞きしておきたいんですが、これは制度そのものの成り立ちを一応確認しておきたいんですけれども、私がここであえてコメントをつけ加えますならば、平成二年七月の選挙制度審議...全文を見る
○木村仁君 政党の候補者名簿、参議院名簿作成が透明度の高い公正なものにならなければならないということを私はここで強調いたしておきたいと思います。そして、思いはすべて御同様であろうと思いますので、あえて答弁は必要といたしません。  次に、これは国民の皆さんのためにここで御質問をし...全文を見る
○木村仁君 その中で、これはもう従来からやっていることでありますから社会的常識だよと言ってしまえばそれまでなんですが、各政党の得票をまず一で割りなさい、二で割りなさい、三で割って四で割りなさいと。そして、その一覧表をつくっておいて、まず一番多いところを一人と割り当てると。これは当...全文を見る
○木村仁君 ドント方式という言葉、かなり広い人々がわかっておりますが、国政報告会や何かで、表をつくって、そしてこうなるんですよと。まず、一番多いところはこれでありますからそこに丸をつけてください、二番目は二で割ったこの党が多いからここに丸をつけてくださいと言って、これはビンゴじゃ...全文を見る
○木村仁君 ただいまお尋ねいたしました、今回そういう逆転現象ではありませんけれども、非常に個人得票数の少ない人が当選し、しからざる、多くとっても落選する場合がある、こういうことについての国民感情についてどのようにお考えになっているか、お尋ねいたします。
○木村仁君 この問題も結局、今御答弁がありましたとおりだと存じますが、要するに個人名で投票するけれども、その本質は政党に対する投票なんだよということを国民が十分に御理解いただかなければそのような不満が生じてくる。これは法定得票数に達した人がたまたま当選したとか、あるいは供託金没収...全文を見る
○木村仁君 大変幼稚な質問をいたしましてまことに申しわけございませんでしたが、たまたま議論する中でそういうへ理屈を言う人がいるものですからお尋ねをしてみたわけでございます。  次に、この新制度のもとではと申しますか、もとでもでありましょうけれども、一の政党の参議院名簿に登載され...全文を見る
○木村仁君 念のため確認しておきますが、政党を離れて無所属議員になることは差し支えないんですね。
○木村仁君 選挙人の意思を裏切って他の戦った相手に行くのは余りひどいじゃないかということで、党籍離脱をして無所属になること自体は差し支えないように私も理解しております。  ただ、この問題は、有権者の感覚からすれば二様あると思うんです。今回は以前にも増して政党の選挙であると、しか...全文を見る
○木村仁君 今までないであろうと思ったことがいろいろ起こって我々は困惑した経験がありますが、今回はそのようなことはないと確信をいたしております。  次に、若干午前中の議論の中で、私が担当しようという以外のところで残された問題がありますので、もう一遍発議者の御意向を幾つかの問題点...全文を見る
○木村仁君 とはいうものの、候補者になってみれば、まずいずれかの政党の参議院名簿に入ること自体がまたいろいろ難しい運動過程になるのかもしれませんし、どうしてもやっぱり個人票をたくさんとりたいということで駆けずり回るということが十分考えられるわけでございます。これはやはり候補者の意...全文を見る
○木村仁君 お亡くなりになった方の中には私どもも大変お世話になった与野党の先生がおられるわけでございまして、余り不吉なことを聞いて本当に申しわけございませんでしたが、特に選挙違反者については、この六回にわたる拘束名簿式比例代表制のもとでは顕著な事実ではなかったと私は思います。この...全文を見る
○木村仁君 そうすると、この三百五十九人という数は発議者に聞いた方がわかるんですか。いかがでございましょうか。
○木村仁君 目の子計算で積み上げられる数字ではありませんから、恐らく今までそうだったということで大体そういう数字が出ているんだろうと私も理解はいたしますが、一般の国民から見て大体どれくらいの人が立候補するんだろうかということは大変関心事でございまして、本当に単純な理屈からいえば四...全文を見る
○木村仁君 午前中にちょっとだけ言及いたしましたが、地方公共団体の実務者に言わせますと、四百人近くもの人が各政党の参議院名簿によって出てきたんでは開票がもう大変難しくなるということを言うんですけれども、私はそれについては、まあ選挙の開票なんというものは本当は数日かかってやってもい...全文を見る
○木村仁君 過去の経験のみならず、ITの時代でございますから、そういうことも駆使して、効率的な開票をお願いいたします。  最後にもう一度申し上げておきたいと思いますが、この委員会は正当な手続によって成立し、そして審議を続けている委員会でございます。ここに与党各党以外の会派におい...全文を見る
10月12日第150回国会 参議院 選挙制度に関する特別委員会 第5号
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○木村仁君 せっかくの機会でございますので、時間が限られておりますが、一問だけ御質問をさせていただきます。前田先生にお願いをいたします。  前田先生は、この名簿作成過程の透明化、民主化の第一の対応策として、名簿作成過程の届け出制あるいは罰則、そういうものについて、公職選挙法八十...全文を見る
○木村仁君 私の理解で、四十八人までで制限があるから、ゆとりがあるから、名簿に載っかるか載っからないかで争うということは余りないのかもしれないけれどもということを前提としてです。  もう一つの質問は、この八十六条の五が参議院議員には準用されておりませんし、今度も新たに立法されて...全文を見る
○木村仁君 終わります。
11月15日第150回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第8号
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○木村仁君 自由民主党の木村仁でございます。  本法案の主要な問題点につきましては、既に先日の参議院本会議における質問においてほとんど網羅的に指摘をされ、かつ発議者の皆様によって詳細かつ明快な答弁があったところでありますし、また、ただいま亀井議員の具体的な質問によっても明確にな...全文を見る
○木村仁君 大変よくわかりました。  そこで具体的に一つだけ、確認の意味でもありますが、お尋ねしておきたいのでありますけれども、例えば地方公共団体の職員採用に際して、特定の人をぜひ合格させてくれと議員が請託を受けまして、そして権限のある公務員に何分よろしく頼むと、よろしく頼むだ...全文を見る
○木村仁君 よくわかりました。  念のために申し添えておきますが、現在の公務員の採用試験はそのような圧力によって動かされているものではなくて、大体おわかりのとおりであろうと思います。  そこで、さらに新聞論調等において一番大きく指摘されているところは、あっせん行為の対象を国及...全文を見る
○木村仁君 この法律は、もう自然犯罪的にけしからぬ分野と正当行為ではないかと思われる分野の間のグレーゾーンについての法律であろうと存じます。したがって、ただいま御説明がありましたように、構成要件をできるだけ明確にするという努力によってこのようなことができているということを十分理解...全文を見る
○木村仁君 ありがとうございました。  要するに、あつものと思ってなますを吹いておけばいいということではなかろうかと理解をいたします。  もう一つ、決定的な問題として指摘されておりますことは、私設秘書を入れなかったこと、こういうことでございまして、特に地方議員の場合には公設秘...全文を見る
○木村仁君 よくわかりました。  私設秘書が行った行為であっても、公職にある者と意を通じ、あるいはその完全な支配下において手足として動いたものであるという事実関係が明確であれば罰せられる、本人の方が、公職者の方が罰せられるということであると思います。これは、先ほどの同僚の質問の...全文を見る
○木村仁君 私がお尋ねしようと思っておりました第二のケースについてもお答えをいただきましたので私の方で整理をいたしますが、私の質問は、今まで何の関係もなかった人から請託を受けてあっせんをした。ところが、その方が感謝をして利得をもってあげようと、いやそれはだめだと言ったら、それなら...全文を見る
○木村仁君 それなら御一緒に。  二番目の問題は、あっせん利得でなくて、利得あっせんの場合はどうかと、こういうことでございまして、ずっと会費を払っていただいておったから、それは何か頼まれて動くというのは当たり前のことで、その後も同じような金額で続いた場合は多分大丈夫だろうと思い...全文を見る
○木村仁君 もう少し時間がございまして、もうやめた方がいいのかもしれませんが、もう一つだけお尋ねさせていただきたいと思います。  それは、地方の議会の議員もしくは長についてもこの法律を適用することとしたことでございます。私は、これは一つの罪を構成させてそして全国的に実施するとい...全文を見る
○木村仁君 現時点における見解の相違と理解させていただきたいと思います。  それで、これは極めて法律的な問題でございますが、条例における横出し、上乗せということがございます。  この法律についてもそれは可能だろうかと。例えば東京の信用保証協会の問題は、東京の出資が一・四%であ...全文を見る
○木村仁君 熊本県も香川県もともに廉潔性の高い県であることを期待いたしまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
11月27日第150回国会 参議院 憲法調査会 第2号
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○木村仁君 自由民主党の木村仁でございます。  加藤参考人、内田参考人、両先生におかれましては大変示唆に富むお話をいただきまして、大変ありがとうございました。  私はまず、現時点における憲法改正に関する両先生の御感触、御認識を簡単にお伺いしておきたいと思います。  実は、こ...全文を見る
○木村仁君 私も先ほど申し上げたような世代として新しい憲法をつくっていきたいという意欲を持っているわけでございまして、昭和三十年代の政府の憲法調査会において憲法が改正されなかったことはむしろ幸いであったと、そう思っております。私どもは、戦争を始めたことにも戦争に負けたことにも全く...全文を見る
○木村仁君 時間がございませんので、申しわけございませんが、もう一問だけ内田参考人に。  と申しますのは、内田先生は、かつていわゆる行革審の中で地方分権特例制度、パイロット自治体を提案されておりますので、恐らく地方自治の第八章については格別の御関心がおありになると思ってお聞きす...全文を見る
○木村仁君 以上でございます。  ありがとうございました。
11月28日第150回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第6号
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○木村仁君 自由民主党の木村仁でございます。  まず、時間に制約がございますので、簡単に神奈川県警と神奈川県民とのその後の関係についてお伺いをしたいと思います。  言うまでもなく、今次の警察改革の発端となりましたのは神奈川県警における不祥事でございました。そして、沢藤公述人か...全文を見る
○木村仁君 この一連の不祥事等による、県民との信頼関係が非常に失われるという危機に直面したということのために、警察全体の士気の低下、特に第一線の現場の警察官の仕事が非常にやりにくくなっているというようなことも漏れ聞きますけれども、その点については、田中公述人、いかがでございましょ...全文を見る
○木村仁君 それから次に、公安委員会の管理機能の強化という面についてお伺いしたいと思います。  私も、ある県で公安委員会の委員の任命の過程に知事を直接補佐する者として参加したことがございますが、私の経験した限りでは、警察の方から人の名前が挙がってきて、それを検討して決めたという...全文を見る
○木村仁君 次に、警察署協議会のことについて一点だけお伺いをしておきたいと思います。  警察と住民との信頼関係を維持していく上では、これは使い方によっては非常に効果的な制度でもあろうし、あるいはまた人選とかその運用の仕方によっては全く無用の長物をもう一つつけ加えるということにな...全文を見る
○木村仁君 時間がございませんので、最後に。  警察と民事不介入の原則をめぐる議論が委員会でも随分闘わされました。  二十四時間地域にあって、そしていろんな形で住民と接しながら仕事をこなしていくという警察官の部分、これが非常に重要だということはわかりますし、例えば新潟の少女監...全文を見る
○木村仁君 申しおくれましたが、森公述人には御質問の時間がなくて、大変申しわけございません。  各公述人の大変参考になる御意見をいただきましたので、いただいた資料等も勉強させていただいて、参考にしたいと思います。  どうもありがとうございました。