木村仁

きむらひとし



当選回数回

木村仁の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月20日第154回国会 参議院 憲法調査会公聴会 第1号
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○木村仁君 公述人におかれましては、それぞれ非常にビビッドな議論を展開していただきまして、誠にありがとうございます。私も力を込めて議論したいところでございますが、今日は質問者でありますし、時間もございませんので、端的にそれぞれ尋ねさせていただきますので、よろしくお願いをいただきた...全文を見る
○木村仁君 現時点で二〇%が合併を考えていることは、私は大変なことだと思うんです。本当はもっと少ないはずだと思うんですけれども、だから、それは結構でございます。  私どもが、地方分権を推進するために地方に権限を移譲しようと、こういうことを問い掛けると、中央官庁の方々は必ず受皿論...全文を見る
○木村仁君 もう少しお聞きしたいんですけれども時間がございませんので、舩津公述人に一つお尋ねいたします。  地方自治体、鳩ヶ谷は分離をしたと。これは多分戦時中に合併したのを戦後特例によって住民投票で分割を認めたと、その過程だったと思いますが、御尊父がおっしゃられるとおり余りにも...全文を見る
○木村仁君 私は、福島県のいわき市の合併に深くかかわりました。今、そこの市長さんが私の同僚の参議院議員でございますが、時々参りますが、あそこは、大きいけれども楽しい我が家と言う。そういうこともあると思うんです。  それは冗談で、申し訳ございませんが、政令指定市の問題について、ノ...全文を見る
○木村仁君 済みません。舩津……
○木村仁君 駅ができるそうでございますが、恐らく鳩ヶ谷市が小さいながら独立して頑張っているから駅ができるのかもしれませんから、私はそういう頑張りはひとつ大いに頑張っていただきたいと思っています。  時間がございませんので済みませんが、松井公述人にお願いします。  介護保険制度...全文を見る
○木村仁君 多分、市町村の処理能力ということがあると思います。そうすると、財源措置を十分にして市町村が独自にきちっとやれるような体制を取る。もう一つは合併で力を付けるということはありますが、ということでありますが、もし介護保険問題等を中心に福祉について財源移譲をするとすれば何税を...全文を見る
○木村仁君 住民税の増税になるんでしょうかね。はい。分かりました。それで結構です。  山本公述人には、ちょっと恐らく議論はかみ合わないと思いますが、広域連合というのは一部事務組合、それから複合事務組合の延長として、正に先ほど申し上げました受皿議論があったときに何とか権限をきちっ...全文を見る
○木村仁君 一部事務組合でやっているのも五、六百、六百以上あります。連合でやっているのは七十一ですかね、それくらいでございます。  もう議論はできませんので、最後に池上公述人に返って私の思いをちょっと。  憲法の地方公共団体の条例の規定のところに、実はマッカーサー憲法草案では...全文を見る
○木村仁君 もうちょっと時間があるようでございますので、松井公述人に、二つ簡単にお答えいただきたいと思います。  だれもができる地方議員というのは非常に大切だと思います。現在もそういう方いらっしゃいます。ある大きな会社の給料をもらいながら議員もやっているという方がおられます。そ...全文を見る
○木村仁君 もう一分ぐらいありますので。  それは可能だと思うんです。市町村の議会の選挙は七日ですから、有給休暇の範囲内で十分できるんじゃないでしょうか。そういうことをひとつお考えいただいて、以上でございます。
○木村仁君 お答えあれば、時間があれば。
○木村仁君 以上です。
03月19日第154回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○木村仁君 自由民主党の木村仁でございます。  両公述人におかれましては、大変御多忙の中をお出ましいただき、示唆に富むお話を賜りましたことを大変有り難く存じます。  心から御礼申し上げながら、肥田公述人の医療及び医療保険制度改革に関する御意見は十分に承知をいたしました。私も、...全文を見る
○木村仁君 その在宅介護が現実にはだんだん伸びてきていて、そしてそのシステムも整備されつつあるということが言えると思います。決して十分な状態ではないと。  私は、この介護保険制度ができ上がったときに、公述人とは意見が少し違うかもしれませんけれども、私は地域の中で、一つのビジネス...全文を見る
○木村仁君 それじゃ、少し雇用の問題についてお伺いをいたしたいと思いますけれども。  小渕内閣は、失礼いたしました。小泉内閣は、断固として聖域なき構造改革を推進すると。その中心は不良債権のオフバランス化であるということになると、当然、痛みイコール失業という形で出てくる。それは致...全文を見る
○木村仁君 そこで、雇用のセーフティーネットの具体的な在り方について若干お尋ねいたしますが、まず公述人言われましたように、今まで雇用のミスマッチということが非常に強く言われておりましたので、政策としては、雇用のミスマッチをできるだけ克服しながら再就職支援体制を整備していこう、第二...全文を見る
○木村仁君 そこで、緊急地域雇用特別交付金事業につきましては、今、公述人が若干批判的な立場を述べましたように、私どもも少し不安がある。  それは、六か月間雇用を確保するということは、当面の失業対策、あるいは更に言えば、当面の雇用創出による景気回復の施策としては有効かもしれません...全文を見る
○木村仁君 起業支援等は本当に有効ではないかなというふうに考えます。  それから、そういった職業紹介の考え方でございますが、ハローワークの機能を充実して、あるいは若者層に対する指導でありますとか長期失業者に対する指導に配慮をしておるようでありますけれども、そういった人員の増強が...全文を見る
○木村仁君 それから、いま一つ、若年失業者というんですか、あるいは失業者というものはパラサイトシングルとかあるいはプータローとかいろいろ呼ばれておりますが、かなり多くの人々がそういう状態にあるということのようでございます。    〔委員長退席、理事野沢太三君着席〕  例えば、...全文を見る
○木村仁君 時間がありませんので、最後にワークシェアリングについて大久保公述人の御所見をを賜りたいと思います。  我々から見ておりますと、例えば、日経連、連合が雇用に対する社会合意推進宣言というのを共同でおやりになったと。これは日本の労使関係の中では一つの画期的なことではないか...全文を見る
○木村仁君 終わります。
06月28日第154回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第4号
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○木村仁君 おはようございます。自由民主党の木村仁でございます。自由民主・保守を代表いたしまして、提案されております両案についての質問をさせていただきます。  まず、現下の情勢にかんがみ、この両法案を御準備いただきました提出者の皆様に心から敬意を表したいと存じます。  現在の...全文を見る
○木村仁君 今回、犯罪主体として私設秘書を国会議員、衆議院議員、参議院議員に加えたわけでありますが、野党の案によりますと、私設秘書というものは地方議会議員あるいは地方公共団体の長にもないわけではない、多くの人々がそういう秘書を持っていないというのが実態でありましょうけれどもいない...全文を見る
○木村仁君 いま一つ、与党の提案されました法案との関連で野党案が非常に犯罪主体の面で違うところがありますのは、公職にある者の父母、配偶者、子若しくは兄弟姉妹を犯罪主体に野党の案では加えているわけでございます。これはかなり広範な犯罪主体の拡大というふうに私も理解し、どうかなという気...全文を見る
○木村仁君 ありがとうございました。  そこで、与党案の、衆議院送付案の中身はいわゆる私設秘書を犯罪主体に加えるということでございますから、このいわゆる私設秘書の定義が一番問題になるわけでありますが、この定義につきましてはもちろん十分議論が尽くされておりまして、連座制における秘...全文を見る
○木村仁君 お知らせいたしましたちょっと順番が変わりますが、私ども地元に参りますと、参与とか顧問という肩書の名刺を持って、そして地域で活動しておられる方々がいらっしゃいます。  この方々は、必ずしも公職にある者に使用されているという関係ではなくて、友人関係とか煩悩があるとか、そ...全文を見る
○木村仁君 まだこの法律が制定され一年三か月で、事件も橋本市の市議会の議員のわずか一件であるということで、その辺りの秘書、公設秘書についても判決がないということでありますから、この辺りは少しあいまいと申しますか、今後の事案等に見ていかなければならない部分であろうと思います。  ...全文を見る
○木村仁君 もう一度確認いたしますが、そうしますと、親族、特に配偶者等が国会議員の言う言わば指示を受け使者としてあっせん利得行為を行った場合には、本人のあっせん利得の処罰はないかもしれないけれども、共犯とかあるいは使者として、本人、公職にある者本人が罰せられると、こういうことにな...全文を見る
○木村仁君 そのような実態があるとすれば、あえて配偶者を別途犯罪主体と構成するまでもなく、公職にある者の廉潔性、清廉潔白性は保たれると申しますか、大体一緒に責任を取るような形になるなという気がいたします。  そこで、時間がございませんので総括的にお尋ねをいたしますが、民主党外三...全文を見る
○木村仁君 大変詳細な御答弁をありがとうございました。  二十分、二十分と思っておりましたが、少し短くなりましたので、簡潔に質問させていただきます。民主党始め四党の法案であります。  この親族、父母、配偶者、子若しくは兄弟姉妹を犯罪主体とすることは、やっぱり社会通念から見ると...全文を見る
○木村仁君 選挙の場合の連座は、兄弟姉妹どこにいても、一生懸命やったやつが違反を犯したときに本人に及ぶわけで、これはもう全く別にやっていることで、本人の政治と関係なく、だから少し事態が違うのではないかと思いますが。  そうしますと、全く政治に関係していない、私は熊本ですが、北海...全文を見る
○木村仁君 江田裁判官は有罪の判決をしないと、こういうことでありますから安心をいたしておきます。  そこで、もうほとんどの要件が外されてしまいましたので、ポイントになるところは恐らく特定の者に利益を得させる目的ということであろうと、こういうふうに思います。  そこで一、二お尋...全文を見る
○木村仁君 例えば、利益というのは何かということでありますが、特定の例えば労働団体の全国組織、これが国の官庁に対して交渉をしたいと。そうすると、国の官庁は、私は交渉の主体ではありませんということでお断りをします。そうすると、政治家がお見えになって、まあ、そう言わないで話合いをしろ...全文を見る
○木村仁君 よく分かりました。  ただ、賄賂でございますから、その議員の選挙のときにその労働団体から手伝いが出たらこれは捕まる場合があると、こういうことで、各々方、用心召されという感じでございます。  それからもう一つ、例えば町内会のコミュニティーセンターを造る補助金、こうい...全文を見る
○木村仁君 もう時間がありませんので最後にお尋ねいたしますが、構成要件の緩和等について一々与党がおっしゃったことに反論があろうかと思いますけれども、また他の人に譲ります。  最後の第六条を削除されるわけです。これは、今のようなソフトな小泉内閣のような政府がいる場合は大丈夫ですけ...全文を見る
○木村仁君 こういう法律があるなしにかかわらず、我々は襟を正して政治に当たるということを申し上げまして、終わります。  ありがとうございました。
07月02日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第21号
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○木村仁君 自由民主党の木村仁でございます。  自民・保守を代表して、付託されました二つの法律案について御質問をいたします。  まず初めに、民間事業者の能力の活用による特定施設の整備の促進に関する臨時措置法の一部を改正する法律案に関する質問をいたします。  戦後、廃棄物の処...全文を見る
○木村仁君 ただいま答弁の中で御指摘がありましたように、港湾管理者は地方公共団体であると。また、廃棄物、特に一般廃棄物、また産業廃棄物についてもそうでありますが、地方公共団体の役割は大きいと。そういうことになりますと、やはり今までの関係が持続されながら、全体としてごみ処理が円滑に...全文を見る
○木村仁君 現時点では必ずしももうかる施設ではないような御答弁のように思いますが、私は、希望的観測を申し上げますと、こういう施設というものは出発点においてはいずれも採算割れのものが多い、だんだん技術的にも高度化されていけば採算性がよくなっていくという、そういう性質のものであろうと...全文を見る
○木村仁君 単純な質問でございますが、この両施設を整備することによって最終処分場、今、下松港、東京港の最終処分場が一体どれくらい本当に延命されるのかということでございます。  特に東京港については、いただきました資料によりますと、もうあと八か月しかもたないと、現時点では。それが...全文を見る
○木村仁君 循環型社会形成推進基本法が整備され、また各種のリサイクル法、特に今国会では自動車リサイクル法等も審議中でございますが、こういう体制の下で新しい循環型社会が形成されていくわけでございますが、この施策に対応して、国土交通省としては、今後、港湾及び廃棄物処理との関係において...全文を見る
○木村仁君 リデュース、リユース、リサイクルというこのサイクルの中で、港湾行政も廃棄物について更に重要な役割を果たし続けられると存じます。御健闘をお祈りいたします。  次に、首都圏整備法及び近畿圏整備法の一部を改正する等の法律案について御質問を申し上げます。  今回、首都圏及...全文を見る
○木村仁君 御答弁で一応安心をいたしますけれども、ただ地方の企業家というのは、例えば熊本で成功したら次は福岡へ、そこで成功したらやっぱり首都圏へという志向が強いんですね。ですから、こういう改革があると、やっぱりみんな心配しておりますので、そこ辺りはひとつ慎重な運営をお願いいたした...全文を見る
○木村仁君 御答弁の趣旨はよく分かりましたが、必ずしも同意するわけではございませんで、全体として、最後の質問でございますけれども、私はこの首都圏整備法及び近畿圏整備法、そしてそれに関連する首都圏の近郊整備地帯及び都市開発区域の整備に関する法律、それから近畿圏についてもそうでござい...全文を見る
○木村仁君 大変積極的な御答弁、ありがとうございました。  終わります。
07月17日第154回国会 参議院 憲法調査会 第9号
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○木村仁君 自由民主党の木村仁でございます。  本日は、両参考人から人権擁護活動の実践に基づく極めて貴重な御意見をいただき、ありがとうございました。  日弁連の、特に人権擁護委員会を中心とする人権擁護活動に敬意を表しながら、せっかくの機会でございますので、二、三の点について御...全文を見る
○木村仁君 いいえ、お一人で結構です、いずれでも。
○木村仁君 関連してお尋ねしたいんですが、日弁連の「人権のための行動宣言」というのの「報道による人権侵害」というところを見ますと、報道による人権侵害については、例えば社内オンブズマンなどの社内制度を充実しなさい、あるいはプレスについては、報道評議会など、独立した第三者機関を自主的...全文を見る
○木村仁君 本調査会は、本日は基本的人権を議論しておりますが、基本的には憲法のいろんな問題について考えを進めようという調査会でございます。  そこで、この憲法の第三章についての御高見をお伺いしておきたいと思うのでございます。  私自身は、この日本国憲法というのは、第二次世界大...全文を見る
○木村仁君 大変申し訳ございませんが、村越参考人もちょっと御意見をお聞かせいただきたいと思います。
○木村仁君 最後の質問になりますが、国民といわゆる司法との距離に関する問題でございます。  これは、もう司法改革の議論の中で膨大な議論が積み重ねられており、私も不勉強で詳しいことは知りませんから、恐らく遺漏なく議論がされていることであろうと思いますけれども、私は庶民の感覚として...全文を見る
○木村仁君 どうもありがとうございました。  終わります。
07月17日第154回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第7号
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○木村仁君 私は、自由民主党・保守党及び公明党を代表いたしまして、ただいま議題となりました自由民主党、公明党及び保守党三党共同提案の公職にある者等のあっせん行為による利得等の処罰に関する法律の一部を改正する法律案(衆議院送付)に賛成の立場から討論を行います。  申し上げるまでも...全文を見る
11月25日第155回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○木村仁君 自由民主党の木村仁でございます。  自民党・保守党を代表して、当面の経済政策について御質問をいたします。  総理は、二十二日の夕刻、補正予算の指示を出されました。公共事業一兆五千億、セーフティーネット一兆五千億、合計三兆円、これが補正予算のコアであろうと思いますが...全文を見る
○木村仁君 私の質問の結論をおっしゃっていただけたように思いますが、にもかかわらず、引き続き質問をさせていただきます。  総理がこの補正予算の指示を出されましたときに、新聞は一斉に政策の転換であるという論評をいたしました。特に、国債発行枠三十兆円が破られたという形で政策転換だと...全文を見る
○木村仁君 私も少しだけああ言えばこう言うを言わせていただきたいと考えておりますが、ちょっと私の認識を一分だけ申させていただきたいと思います。  かつて、小渕内閣が成立したときに、総理は二羽のウサギがいると。一匹は行財政改革、構造改革ウサギである、一匹は不況ウサギである。その前...全文を見る
○木村仁君 おおむね思いは、私ごときが御一緒と言うと失礼かもしれませんが、食い違っていないと私は認識をして、勇気を持って次の質問に入らせていただきます。  とはいうものの、これまでの経験を踏まえて見れば、大変景気が厳しいときには、やはり全体のバランスをもちろん考えながら、構造改...全文を見る
○木村仁君 総理の御意思は大変よく分かりました。  私自身は、もう少しやるならばこの際やってはどうかと考えておりますので、なおさら申し上げますが、総理も御存じのように、兵力の逐次投入ということが、小出しに出しても意味がない、だから一挙に出すなら一遍ばんと出して小泉内閣らしい対処...全文を見る
○木村仁君 私は、かねがね旧大蔵省、現在の財務省のシーリング方式というのに強い反感を持っております。それでは政策の入替えも資源配分の再検討もできないということでございますから、今回の予算概算要求方式は私は非常に評価をしておりますから、財務大臣におかれては、その観念を貫かれるのが本...全文を見る
○木村仁君 私は、十五年度予算でも総理は三十兆の枠をしっかり主張された方がよろしいと思うんです。それは、税収のいかんによって年度間でプラスになったりマイナスになったりというのは当たり前のことでありまして、やっぱり二〇一〇年までに基礎的収支を、プライマリーバランスという言葉は使って...全文を見る
○木村仁君 繰延税務資産の資本金算入の処理でも分かりますが、大臣は市場の反応に対しては敏感に反応しながら施策を続けていていただいていると思いますので、心配しているわけではございませんけれども、経済の現在の情勢とよく対応しながらお進めいただければ大変有り難いと思っております。  ...全文を見る
○木村仁君 私の持ち時間が終わりましたので、三大臣お呼びしながらお聞きしないのは大変失礼でございますが、セーフティーネットの中小企業、特に信用保証の問題、それから新たな地域の需要創造を生む雇用、特別雇用の問題、それから新しいタイプの公共事業ということを模索していく問題、極めて重要...全文を見る
12月04日第155回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第3号
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○木村仁君 自由民主党の木村仁でございます。自民党・保守党を代表いたしまして、上程されております二つの法律案について質疑をいたします。  法律案そのものにつきましては、もう十分内容が精査されており、何の異議もございません。背景等について若干の質問をさせていただきたいと思います。...全文を見る
○木村仁君 私も、今、部長さんからお答えがあったような認識を持っておりましたが、今数字を示してお答えいただきましたので非常によく理解するところであります。  私も、英国の地方自治関係の書物をひもといておりましたら、英国では全国の地方の選挙が、ある一日に集中して行われると。昔から...全文を見る
○木村仁君 国政選挙においても投票率の低下というのは著しく見られるわけでありますが、特にこの平成のみ代になってから非常に落ちてきているように思います。これは、社会的、政治的あるいは経済的な諸条件によってこういうことになってきておって、無関心層が非常に大きくなってきたということであ...全文を見る
○木村仁君 通り一遍のお答えを期待しておりましたが、非常に含蓄の深い答弁をいただきまして、ありがとうございました。  私も、イギリスの投票がウイークデーに行われると。しかもそれが学校で行われるから、その日は学校が休みになる。子供を連れて学校に来て、どうして今、今日休みなのかとい...全文を見る
○木村仁君 今、全国的に市町村合併が進められており、来年春ごろには陸続と新しい市町村ができることを私も期待しておりますが、そういうときに、新しくできた団体だから、もう統一選挙で、その他大勢の中で一つの選挙というんじゃなくて、独立した、アイデンティティーの高い選挙をやるということは...全文を見る
○木村仁君 現場の良識のある議員の発言でございましたので、御紹介をいたした次第でございます。  次に、政党の政治活動用ポスターに関する今回の公職選挙法の一部改正の中の改正事項があるんですが、非常に私どもから見れば小さなような事項、これを今改正しなければならない理由は何でしょうか...全文を見る
○木村仁君 そういう小さなことの制度が違うということからいいますと、やっぱり国民に分かりやすい選挙制度というのは非常に重要ではないかと思うんですけれども、現在、国政選挙で言えば、衆議院のブロック別比例代表制は政党の名前だけ書く、参議院の比例区は今度は個人の候補者の名前を書いてもい...全文を見る
○木村仁君 私は、個人的な感想を言わせていただければ、いろんなスポーツのゲームがありますが、プレーヤーが自分自身でルールを決めるスポーツというのは、スポーツじゃないのかもしれぬけれども、選挙だけですよね。  昭和四十七年ごろまでは選挙制度調査会が極めて中立の立場でいろんな制度を...全文を見る
○木村仁君 大変、簡潔にして要を得た御答弁をいただきましたので、時間が余ってしまいましたが、以上で終わらせていただきます。  ありがとうございました。
12月05日第155回国会 参議院 国土交通委員会 第8号
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○木村仁君 おはようございます。自由民主党の木村仁でございます。自民党・保守党を代表いたしまして、提案されております特殊法人等改革に係る九つの法律案につきまして質疑を申し上げます。  この特殊法人等の改革というのは、もう既に長い歴史を持っているのだろうと思います。平成九年に、具...全文を見る
○木村仁君 大臣に政務官時代のことを言及されますと、非常に働きが悪うございましたので内心じくじたるものがあるわけでございますが、私は今回提案されました九つの法律案、非常によく決断をされてすばらしい内容だと思います。とりわけ、東京地下鉄株式会社が成立していくということ、あるいは日本...全文を見る
○木村仁君 通告してあります質問からちょっと順番を入れ替えさせていただきたいと思いますが、もう一つ国民が関心を持っているのは、特殊法人が経済的、財政的に政府に重くぶら下がってきたのではないかと。本来ならば自分の力で採算を取り経営していかなければいけない、それがためには身を削るよう...全文を見る
○木村仁君 いま一つの観点は、特殊法人等に係る役員その他の職員の人事の問題でございます。  これも、国民は、ほとんどの役員が関係省庁からの天下り人事ではないか、そして辞めるときの給料を保障され、ぬくぬくとやっているのではないか。例えば、地方公共団体の場合でありますと、私ども見て...全文を見る
○木村仁君 おおむね了解はいたしましたが、もしよろしければ、大臣、一言──よろしいですか。  私もそれは事情は分からぬわけではないので、公務員は比較的若い年で、五十代半ばにしてお辞めになる方もたくさんいらっしゃる。大変なタレントが遊んでしまうということはあり得ないわけで、どこか...全文を見る
○木村仁君 以上が言うなれば総論的な質問でございますが、各論に入っていきますと私自身も建前と本音みたいなこともありまして、事業はできるだけスリム化して簡素化しようなどと言いながら、実は少し取り戻していただきたいなというような部分もないわけではないのでございます。  まず、二、三...全文を見る
○木村仁君 建設の体制が揺るぎないものであることを確信をいたしまして安心をいたします。  ところが、この新機構は、新機構、一度ぐらいちゃんとした名前を申し上げておく必要があると思いますが、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構は、今後は都市鉄道及び民鉄線事業方式による整備は...全文を見る
○木村仁君 都市再生ということは小泉内閣の政策の大きな柱でもありますから、是非必要に応じて弾力的かつ前向きに事態に対処していただきたいなと、そう思っております。  それから次に、東京地下鉄株式会社のことにつきまして少しお伺いをいたしておきたいと思います。  この帝都高速度交通...全文を見る
○木村仁君 この営団は、多分余り比較してもいけないのかもしれませんが、都営地下鉄なんかよりは料金も割安でございましょうし、それから多分営業キロにおける費用とキロ数との関係で見ても都営地下鉄に優れているのではないかと、都営地下鉄が悪いとは申しません。特に、もう余り最初は人がいないよ...全文を見る
○木村仁君 そこで、一つだけお伺いしておきたいと思うんですが、営団地下鉄の現在の役職員の皆さん、その方々がこの特殊法人化、そして民営化というところに向かって相当のやっぱり覚悟とか意欲を持って取り組んでいかなければ、やっぱりどんなに今の経営がいいからといってうまくいかないんだろうと...全文を見る
○木村仁君 御指導する力はないわけでございますが、期待をいたしておりますので、御健闘をお祈りいたします。  私の最後の質問にいたしたいと思いますが、下水道事業団のことでございます。  これは誠に新しい観念が入って、民間法人でありかつ地方公共団体が設置する、何というんですか、地...全文を見る
○木村仁君 だんだん時代が変わっていくわけでありますから、地方自治体からいろんな要望が出てくるやつは弾力的に受け止めていただいて、制度等の改善等も図っていただきたいと思います。  以上で終わります。