芝博一

しばひろかず

選挙区(三重県)選出
立憲民主・社民
当選回数3回

芝博一の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月03日第164回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○芝博一君 おはようございます。民主党・新緑風会の芝博一でございます。  今日は、子どもの安全対策についてお聞きをさせていただきたいと思いますが、その前に、ここ昨今、大変多種多様な重要事案が勃発をしております。内閣のかなめであります官房長官も御出席をいただいておりますので、政府...全文を見る
○芝博一君 今後、その事件の解明と防止に努めていただきたいということでありますけれども、防衛庁長官、額賀長官においてもですね、施設庁を解体して防衛庁と統合すると、透明性を高めて再発防止に努めていきたいというようなことも語られておりますし、また調査委員会をつくって事件の解明にも及ん...全文を見る
○芝博一君 解明とか防止策については当然の話であります。しかし、国民が今の小泉内閣に期待をするのは、まさしく潔い決断、責任の取り方だろうと、こう思っておりますから、是非そこのところも十分に国民の声を聞きながら、責任の所在をはっきりとしていただきたいことを要望しておきます。  次...全文を見る
○芝博一君 常日ごろからこの会合は開かれていて、通常のものであると、そしてその内容の報告は受けていると、こういうことでお聞きしました。  しかし、イギリスやオーストラリアはこの会合の内容を公表しているんですよ。まさしくイギリス軍は五月の予定を三月に上げたい、オーストラリア軍もそ...全文を見る
○芝博一君 今のお話の中にありましても、イギリスが早めに撤退をする、オーストラリアも撤退をする、サマワにいる自衛隊は武力行使ができない、当然ながらその結果としては同時撤退しかないわけですよ。イギリス、オーストラリアがそんな表明をしている中で、合わせて日本も同時に撤収を考えていきま...全文を見る
○芝博一君 いずれにいたしましても、撤収に掛かる日にちもあります。そして、関係する部署も多くあることも事実でありますから、方向性を政府として早急に打ち出して、そしてその中で早期の撤退を要求させていただきたいと、こう思います。  続いて、本題の子どもの安全対策についてお聞かせいた...全文を見る
○芝博一君 是非、栃木県の事件についても捜査を鋭意をもって進めていただきたいと思いますけれども。  子どもの被害状況が大変多く発生をしております。その中で、私が心配するのは声掛け事案であります。先ほど声掛け事案につきましては全国的なデータを集計していないということでありますけれ...全文を見る
○芝博一君 ありがとうございました。一日も早い犯人逮捕の朗報をお待ちをしております。  続きまして、犯罪から子どもを守るための対策が去る十二月の二十日に確定をされまして、今鋭意取り組んでいただいていると聞いております。その中でも、特に子どもたちの今の登下校時の安全を守るために緊...全文を見る
○芝博一君 今既に実行されているものもあるし、これから立ち上げなければならないものもあると、こう思っております。  しかし、いずれにしても一刻の猶予もならずにこの六項目の対策を早急に実行していただきたいと、これは当然の思いでございますが、そのときに、地域地域でお話をお伺いいたし...全文を見る
○芝博一君 私は、今現実に、先ほど申し上げましたような物品が欲しいとかいう部分で、予算がないという部分が現実にあるわけであります。なぜ補正予算にそこのところを配慮されなかったのかなという部分でお聞きをさせていただきました。  それは十八年度の新年度予算にも十分反映をして、そこに...全文を見る
○芝博一君 是非、スピーディーに予算執行ができるように、対応ができるようによろしくお願いをしたいと、こう思っております。  その中で、子どもの安全対策を守る中でも、先ほどからもお話が出ていますように、情報の共有が大変大事であります。特に、不審者の情報等についての情報を共有するこ...全文を見る
○芝博一君 是非早急に保護者の連絡網を整備いただきまして、対策に当たっていただきたいと、こう思います。  その中で、警察庁に、今現在進めております空き交番の解消計画についてお尋ねをさせていただきたいと、こう思います。  平成十六年の四月現在で全国の交番数は六千五百九か所、その...全文を見る
○芝博一君 公安委員長、この空き交番解消計画、今も言いましたように、充実するところとなくなるところがある。むしろなくなるところに私は交番が必要だと、こう思っております。  といいますのは、山間地であったりへき地であったり、そこのところである意味では今回の子どもの安全の事件が多く...全文を見る
○芝博一君 終了させていただきます。
03月16日第164回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○芝博一君 民主党の芝博一でございます。  安倍官房長官に質問通告を私と併せて同僚議員とさせていただいておりましたけれども、昨夜急遽、衆議院の本会議で官房長官が中座をされるということになりましたので、私の質問時間は少し変則になりますけれども、まずは官房長官にお尋ねをさせていただ...全文を見る
○芝博一君 これは十人の委員、専門の皆さん方を有識者として選考いただいたということでありますけれども、宮内庁と相談もされたという御発言もいただきました。しかし、最終的にはこの十人に絞り込むまで、その十人に最終的に決定をする判断をしたのはだれがされたんでしょう。
○芝博一君 最終的な部分の判断は官房長官という御理解をさせていただきました。  その中で、例えばこの有識者の中には、日本の歴史や文化に関する専門員の方がどのぐらい見えて、例えば、特に皇室制度の専門家がいたのかいなかったのか。  さらに、吉川さんが座長を務められておりますけれど...全文を見る
○芝博一君 今お聞きをいたしますと、特に歴史とか文化等々についての専門家はお一人というような感覚を取らさせていただきました。果たしてこの人選でよかったのかなというのが私個人の思いでありますけれども、この吉川座長が答申、提言をされた後、歴史観も議論すべきだが、それは国会で議論すべき...全文を見る
○芝博一君 今官房長官のお言葉の中にも、有識者の方はいろんな形で勉強を今回されたと、こういう話でありましたけれども、果たしてそれが事実なのかなという疑問を持っております。有識者会議の開催回数、これは十七回と聞いておりますし、それからトータルの時間も、開催時間のトータルも三十時間で...全文を見る
○芝博一君 本来、日本の国体を決定付ける大変重要な有識者会議の位置付けで今言ったような、ある意味では出席をすべてされなかった方もいることも事実であります。私も今言いましたように、時間からいっても認識からいっても十分に議論されたのかという疑問がありますけれども、このような状況の下、...全文を見る
○芝博一君 先ほどの報告にもありましたように、有識者会議とは別に、併せて識者のヒアリングを行っております。これは二回で約四時間三十七分に及んでいると思いますけれども、そのメンバーを見ますと、ほとんどが大学教授か、若しくは教授なんですね。いわゆる学者さんでありますし、学問の世界から...全文を見る
○芝博一君 どうも私は結論ありきの形で人選されたんではないかなと、そんな思いを抱く一人でもあります。といいますのは、今言いましたように、広い分野、すなわち実社会で活躍するいろんな人々、例えば文化界であったり宗教界であったり経済界であったり、また司法や行政や立法等々の代表の部分、そ...全文を見る
○芝博一君 官房長官、一点具体的にお聞かせください。  三権の長、この経験者がたくさんおられます。それはこの国のそれぞれの分野で、三権の分野で経験と、そして日本国全体を見回してきた見識のある方々だと思っておりますけれども、すなわち歴代の総理や歴代の議長経験者、また最高裁の長官経...全文を見る
○芝博一君 私は、是非三権の長の経験者の皆さん方も含め、また国民の声に耳を傾けた形で、国民が納得いただける、大多数の国民の納得をいただける結論、そして中身を見いだしていただきたい、内容を見いだしていただきたいと、こう思うわけでありますが、官房長官、官房長官は皇位継承問題についてど...全文を見る
○芝博一君 時間の関係上、官房長官、国民の多くは、こんな声が多いと思っております。伝統を守る方法というのはいろんな形である、そしてまだまだ議論する時間が残されているのにどうして政府はその決定を急いで決めようとするのか。ここのところに大変国民の皆さん方が懐疑的な思いを持っているわけ...全文を見る
○芝博一君 入れ替わり立ち替わり、官房長官の中座の関係で大変目まぐるしいところをお許しをいただきたいと、こう思います。  続きまして、私の方から、毎日各所で個人情報の流出事件が発生をしております。特に、最近における警察の捜査資料流出事件は大変国民の注目を浴びているところでありま...全文を見る
○芝博一君 今概略を説明いただきましたけれども、岡山・愛媛県警等で捜査中の大変貴重な、そして秘密裏にしなければならない情報が流出したということであります。  私は、今回流出したこのデータの内容、今お話しをいただきました部分でありますけれども、例えばもう少し具体的に、種別であると...全文を見る
○芝博一君 今、その内容をお聞きしましても本当に貴重な内容だなと、こう思っております。  この情報が流出をしているわけでありますけれども、端的にお聞きしますけれども、この流出している情報、県警なり警察本部等々で回収は可能なんでしょうか。
○芝博一君 回収については、現実に、常識的に考えて不可能であります。  そうしますと、この流出した情報がこれから先二次的な被害を生んでいく可能性は大いにあるわけであります。で、二次被害者が発生する可能性もある。今少しお触れになりましたけれども、今、千五百人、それからもっと、それ...全文を見る
○芝博一君 まさしく言い訳のできない情報流出でありますから、二次被害を食い止めるための方策は誠意を持ってその関係の皆さん方に必ず早急に行っていただきたい、このことを要望いたしますし、万が一訴訟等々が起こりましても、これも併せて、非はある意味では両県警、警察側にある、ここの部分は間...全文を見る
○芝博一君 今、三月二日と三月五日に今回の件は認知をしたと、初めて知ったということであります。  ところが、今お手元に過去の、警察庁が通達を出しました情報流出防止に関する通達、これは古いものでは平成十五年の三月から過去三回にわたってそれぞれの項目に分けて通達が出ております。しか...全文を見る
○芝博一君 正に改めて今までの対策においては甘さもあったと私は思っておりますし、そのこともお認めなんだろうと思います。改めて今回、十八年の三月七日付けをもって緊急の通達を出されました。今、公安委員長がお話をいただきましたように、これからも含めて、より強化された対策だと、こう聞いて...全文を見る
○芝博一君 今回の通達では確認書を取るとか、私物のパソコンにまで規制といいましょうか、いろいろなものの報告義務とか、等々も義務付けておりますけれども、大変踏み込んだ部分だと評価はいたしますけれども、ある意味では私物と公用のパソコン等との扱いの問題についても今後問題が発生しないとも...全文を見る
○芝博一君 警察関係の情報漏えいについては以上をもって終わらさせていただきますけれども、警察情報のみならず海上自衛隊でも情報漏えいがありました。また、政府の各機関でももろもろの情報流出がございます。現在、政府機関の情報漏えい、流出等々について政府のセキュリティー対策はどうなってい...全文を見る
○芝博一君 今後とも政府を挙げて、また警察当局も情報漏えいの防止に全力を挙げていただきたいと要望させていただきます。  続きまして、内閣府の総合科学技術会議がまとめました第三期の科学技術基本計画と研究者の不正行為の防止についてお尋ねをさせていただきます。  まず大臣、二期十年...全文を見る
○芝博一君 今、政府の評価についてもお触れをいただきましたし、お聞きをさしていただきましたけれども、すべて順調に来ていて科学立国を目指して頑張っていきますよという、こういうことだと思うんです。  反面、それは政府の評価でありますけれども、国民の間には二期十年、今お話をいただきま...全文を見る
○芝博一君 成果の還元を優先的にやっていくというその意気込みを大いに評価させていただきたい、成果の充実を期待するものでもあります。  これは、少し単純にお聞きをしますと、今第三期の目標、投資目標額は二十五兆円、こういう形でありました。一期、二期もそうでありました。いろんな長期計...全文を見る
○芝博一君 是非しっかりとお取り組みいただきたいと思います。続いて、その……
○芝博一君 結構です。ちょっと時間の関係があります、結構です、はい。多過ぎるぐらいです、はい。  科学の研究、それでは続いてこの科学の研究において、昨今、隣の韓国でも日本でも、特にES細胞捏造の問題だったり、東京大学でもいろんな論文の不正の問題が発覚しております。これにはしっか...全文を見る
○芝博一君 不正に関する部分につきましては、国家の威信にもかかわることでありますし、その科学技術の進展等々を大変後退させる、そんな大きなものでありますから、是非この防止策についても積極的に取り組んでいただきたいと、こう思っております。  時間の関係上、一点だけお聞かせください。...全文を見る
○芝博一君 これは、六十八万枚というのは発行をほとんどされていない、国民の総人口から見ると、そんなイメージであります。しかし、政府が掲げるオンライン利用率は、五〇%を達成するためにはどうしても国民利用を増やさなければなりません。そのためには、この住基カードの発行をより高めなければ...全文を見る
04月11日第164回国会 参議院 内閣委員会 第6号
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○芝博一君 民主党・新緑風会の芝博一でございます。  今日は銃器対策の改正法につきまして質問させていただきたいと、こう思います。  その前に、具体的なエアガン規制に入ります前に、全体的な銃器に対する取組について、特に昨今の銃器対策全般について最初にお尋ねをさせていただきたいと...全文を見る
○芝博一君 今大臣の方から平成十七年度の今日までの進捗状況と成果についても概略をお聞かせいただきました。改めてその成果はあるんだろうと認識をしております。特に、今言及されましたように、銃器等の発砲事件等々の減少であったり、銃器等を使用する事件の減少等々、減少傾向にはあるものの、ま...全文を見る
○芝博一君 今大臣から、昨年度から今年にかけて、まあ十七年度にかけてという部分でありますけれども、そこの部分のお話をいただいた部分、御説明いただきましたけれども、十八年度の部分にも言及をいただきました。改めて、平成七年から逐次現状に合わせながら上昇志向でそれぞれの対策を組んできて...全文を見る
○芝博一君 この銃器の対策につきましては尽きることのない永遠のある意味では課題だろうと、こう思っておりますから、気を緩めることなく、十八年度におきましても大いなる成果を上げていただきますように取り組んでいただきたいと、こう思っております。  今も大臣の答弁の中から、銃器に対する...全文を見る
○芝博一君 条約並びに三つの議定書については既に我が国としては署名をしていると、こういうことであります。  で、これらの条約並びに議定書は、署名しただけでは、ある意味では形だけのものでありまして、効力を発揮いたしません。当然ながら、それを補完するといいましょうか、効力を発揮する...全文を見る
○芝博一君 人身取引と密入国の議定書については平成十七年に既に国会承認を終わっている。しかし、銃器についてはまだ国会承認が終わっていないという、こういう答弁でありました。  なぜ銃器に対する議定書がいまだに国会の中で承認を得られていないのか、ここは大変大きな問題であります。この...全文を見る
○芝博一君 猪口大臣、取組の姿勢といいましょうか、考え方は分かりました。  私は、まず聞きたいのは、人身取引や密入国はある意味ではスムーズな形で法整備がされて国会承認がされています。銃器がされていないという、なぜ、どんな理由があってされていないのかということが、少し、今のお話で...全文を見る
○芝博一君 なぜ法整備が順調といいましょうか進んでいないのかという部分で、二、三、例えば銃器の刻印の問題とか記録の保持等々に言及をされました。これは内閣だけで調整ができてすべての法整備がそろうものではないと私は認識をしておりますけれども、この銃器議定書、すなわちこれ国会承認まで話...全文を見る
○芝博一君 この各省庁間の調整が当然ながら要るということでありまして、外務省、警察庁、経産省、法務省が主なところであると、こう今も答弁いただきました。  今、大臣の答弁でいろんな問題点がありましたけれども、同じ共有認識かどうか、まず警察庁と外務省、この銃器の議定書に対する問題把...全文を見る
○芝博一君 警察庁さん、外務省さん、取組と姿勢を聞いているんじゃないんです。  今、時間が掛かって調整ができないと言われている問題点は大臣から二、三御報告をいただきました。刻印の問題であるとか記録登録の問題とか、いろいろなことがありました。  それぞれの中で、それだけじゃない...全文を見る
○芝博一君 そうすると、時間的な部分でまだそんなにまで至っていないという理屈だと思いますけれども、問題点、何が問題かということは同じ共通事項だろうと、こう思っております。  そこで、銃器対策の推進本部として担当されている猪口大臣に、これらの関係省庁を早急に働き掛けをいただきまし...全文を見る
○芝博一君 大臣、人身取引や密入国についても、それなりのいろんな課題を抱えた中で、平成十七年六月に、いろんな調整をしながら現実に国会の中で承認をいただいて効力を発揮するところまで来ているんですよ。銃器に対しては、今足並みをそろえ調整をしながらという形であります。課題をいろいろ、二...全文を見る
○芝博一君 考えようによれば、大臣、今日これから本来の目的でありますエアガン、すなわち準空気銃の規制の法施行よりも、今申し上げましたような議定書の締結の方が大きな意味では大事な意味があると思っているんですよ。そこのところをしっかりと認識をいただいて取り組んでいただきますことを、こ...全文を見る
○芝博一君 今の警察庁のソフトエアガン、それから先ほど規制対象となる準空気銃の八十万丁についてもほとんどが業界からの情報を基にされているんですね。ところが、業界以外で、各マスコミ、新聞社では百五十万丁の一般ソフトエアガンが出回っている、いや三百万丁、いやいやもっとあって四百五十万...全文を見る
○芝博一君 五十五件が起こっているわけでありますけれども、本来、今回このエアソフトガンを準空気銃として規制しようとしたのは、先ほどの委員からも発言がありましたように、このソフトガンを使って多くの事件、事故が起こっている。ある意味では規制するには遅きに失したという感もございますけれ...全文を見る
○芝博一君 先ほどの空き缶の例は四・二と四・六ジュールの威力で撃ったものと、こういうことでありますけれども、そうすると、二十ジュールに近い値になるとどれぐらいの威力があるのかというのはもう想像が私どもはできません。ここにいる先ほど空き缶を見て銃を見た人もしかりでありますけれども、...全文を見る
○芝博一君 この威力について、私も、今説明いただいても十分にのみ込めない、具体的に見てみないと分からない部分があろうと、こう思っております。そこのところについては後ほどまた質問をさせていただきますけれども。    〔理事柳澤光美君退席、委員長着席〕  先日来、電気製品の安全管...全文を見る
○芝博一君 是非早めの、これでいいではなしに、徹底した周知徹底をお願いをしたい、これがまさしく混乱を防ぐまず第一歩であろうし、改めて、所持をする人がきちっと対応するためには、所持をする人にきちっと対応してもらうためにもこの周知徹底を是非ともお願いをしたいと、こう思います。  そ...全文を見る
○芝博一君 ホームページ等で案内をすると、署とか団体と、こう言われました、確認する場所を。  署と団体というのは、警察署は各警察署ですね、それは分かると思うんですけれども、各種団体とか適切な場所というのは具体的にどういうところを指すんでしょう。
○芝博一君 各署とか団体の設置する場所ということであります。  そうすると、それは全国で相当数設置されなければ、ある意味では、地方の人が東京まで来て、名古屋まで行って、大阪まで行ってというような状況が起こりかねません。売った販売店等々でも気軽に手軽にその測定ができて、自分の持っ...全文を見る
○芝博一君 できるだけ手軽にその確認ができるという体制、場所を整備いただきたいと思います。  そうすると、確認をした、私が例えば持っているエアソフトガンが規制対象にならない、なるは別にして、もう要らないよと、どうぞこれを、例えば警察署行って、若しくは業界団体のその施設で、販売店...全文を見る
○芝博一君 相当数、今回の規制によってもう処分したいよという人がいると、警察署へ行けば当然ながら今責任を持って分解をすると、こういうことでありますけれども。ある意味では販売業者に、店頭へ持っていって処分をしてくれと、また個人で処分をするような方も見えると思うんですけれども、いずれ...全文を見る
○芝博一君 この辺についても、私は、法施行前に限らず、施行後に限らず、大いに広報啓発をしないと、本当に無責任にほってしまう、放棄してしまう、廃棄してしまうという事例が出てくると思います。そこのところはしっかりと対策と啓発をしていただきたい。これはもう要望であります。  ところで...全文を見る
○芝博一君 そこのところは、法律ですから、きちっとした基準を設けて、各都道府県警なりそれぞれの現場へ通達をしてもらわないと、各都道府県警で扱いが違うようでは困るわけでありますから、改めて、再度そこの運用基準というものをしっかりと定めていただきたい、こう思います。  ところで、現...全文を見る
○芝博一君 今の公安委員長の御答弁の最後の部分でありますが、青少年条例は販売者に対する部分の規制、罰則があります。で、今回の準空気銃規制は所持者に対する罰則規定であります。  これが、例えばですよ、十八歳未満の十七歳の少年、私が、準空気銃を取得したとしますと、当然本規定上で、売...全文を見る
○芝博一君 併せて罪になるということですね、その売り渡した業者としてはね。そうすると、本法律案で一年以下若しくは三十万円以下となりますか、それの部分で適用も受けて、改めて青少年条例の中での罰則も受けるという解釈でよろしいんですね。そこはそれでいいと思います。  そこで、今お話に...全文を見る
○芝博一君 最後に。  今回、準空気銃規制については、県の青少年条例で同じエアソフトガンでも対象が違ってくるとか、いろんな複雑な要素も絡んでおりますし、一般に対する、所持者、国民に対する周知徹底がポイントだろうと、こう思っております。  そこのところを十分把握をされまして、適...全文を見る
04月24日第164回国会 参議院 行政監視委員会 第4号
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○芝博一君 当行政監視委員会では初めて質問させていただきます。民主党・新緑風会の芝博一でございます。  今日は、我が国のといいましょうか、政府の情報収集衛星を中心に、独立行政法人の改革、さらには中央省庁等々の改革を含めて質問させていただきたい、こう思います。  今から八年前、...全文を見る
○芝博一君 過去、一号機、二号機打ち上げたけれども、御存じのように、二号機は失敗、打ち上げを失敗いたしました。現在はその半分の二基で運用されている。  そこで、この一号機、二号機、すなわち衛星としては四基分だと思うんですけれども、これにつぎ込まれた費用、すなわち衛星自体と、そし...全文を見る
○芝博一君 今、具体的に御説明いただきましたけれども、二〇〇一年度から今日までトータルで、総額すべて合わせて幾ら掛かっているか、もう一度お答えください。トータルで、総費用。
○芝博一君 だから、総額でと言っておるんだ。全部の総額。
○芝博一君 計算機持っておらぬの。
○芝博一君 十八年度入れて四千九百七十一億円の予算がこれまでつぎ込まれてきた、こういうことであります。  ところで、この巨額の経費に対して、今御説明がありましたように、当初の計画では一号機、二号機、しかし二号機は失敗をした。しかし、最初の計画で一号機、二号機とも成功していれば、...全文を見る
○芝博一君 当初の四基体制が二基になっている、だから能力的にも二日に一遍の撮影しかできない。大変我が国の情報収集能力は世界の先進国と比べても劣っている、こんな現実だろうと、こう思っております。早急にこの当初の目的に近い四基体制を立ち上げなければならないと、こう思いますけれども、今...全文を見る
○芝博一君 そうすると、レーダー機と光学機の衛星を別々に打ち上げると。今までは一基で二つを打ち上げていたわけでありますけれども、分かれて打ち上げるということでよろしいですね。
○芝博一君 そうしますと、どんなものにも寿命があろうと、こう思います。一号機の光学衛星一基、レーダー衛星一基、これの寿命はどうなっているのか。どの衛星にも寿命は来ると思います。現実的に今回っている衛星の寿命と、そしてその一号機二基の更新をどうするおつもりかもお答えください。
○芝博一君 衛星の寿命は五年、予想よりも大変短い期間でありますけれども、それを、衛星の軌道に乗せてやって情報を収集していくためにも、今後、ある意味では五年ごとに衛星を打ち上げなければならないと、こんなことになるんだろうと、こう思っております。その中で二号機が失敗したわけであります...全文を見る
○芝博一君 写真判別の光学衛星と、ある意味ではいろいろ悪条件の中でも撮影ができるレーダー衛星が、二基が、そして写真判定の光学衛星は、衛星から地球上の一メートル四方の物体が識別できる、レーダー衛星については一メートルから三メーターまでの部分で識別ができると、こういうお答えでありまし...全文を見る
○芝博一君 光学の、後から打ち上げるロケットの部分において、衛星の部分において、その性能向上は至上命題であります。まさしく一刻一秒を争う情報が、細かい部分で取ってやっていくときに、是非ともその部分の努力を続けていただきたい、こう思います。  ところで、今申し上げましたように、二...全文を見る
○芝博一君 今処分についてもお聞かせをいただきましたけれども、口頭で大臣が理事長に注意を促すとか、給与の返納とか手当の返納をしたと、こういうことでありますけれども、使われた、損失をした予算といいましょうか費用はそんなもので当然足るわけがありません。大変莫大な金額が投入されたけれど...全文を見る
○芝博一君 今御答弁いただきましたように、これは国際的なルールといいましょうか、ロケットの失敗については故意を認められない限りは当然ながらその費用負担は全額するんですよと、こういうことだろうと、やむを得ぬだろうと、こう思ってはおりますが、いずれにいたしましても、失敗が許されないぐ...全文を見る
○芝博一君 今具体的な本年度予算もお聞かせをいただきましたけれども、計画があるけれども、これからの予算見通しについては、関係省庁との関係もありますから、今具体的に御答弁をいただけませんでした。  当然ながら、財務省と当局等々、政府等々の調整が要るものと、こう思っておりますけれど...全文を見る
○芝博一君 予算が立たずに計画が立つのかという思いもするわけであります。ある意味では、具体的な計画があってそれに掛かってくる予算というのは必然的に裏付けされてくるものだろうと、こう思っておりますが、ある意味では今、先ほどからも申し上げましたように、日本の、我が国の情報収集能力は非...全文を見る
○芝博一君 それでは、予算の問題は別にして、次に進ませていただきます。  この導入をされました我が国の情報収集衛星の目的、これは外交、防衛等の安全保障及び大規模災害等への対応等危機管理のために必要な情報の収集を主な目的として衛星を導入するとなっています。今現在、この目的は達成さ...全文を見る
○芝博一君 今、もろもろの要求に対して、情報収集をして、配付もして、効率的に運用されて成果も上げている、概要的にはこんな御答弁をいただきました。  それじゃ、改めて詳しくお聞きいたしますけれども、この衛星を運用している部署、ここの部分をどこが運用しているのか、そしてその衛星が撮...全文を見る
○芝博一君 今、内閣の下に内閣衛星情報センターが設置をされて、今私がお尋ねいたしました衛星の運用、選定等々については、運営委員会、これは官房副長官がヘッド、委員長として設置されていると、こういうことでありました。この運営委員会の構成メンバー、副長官がヘッドとはお聞きいたしましたけ...全文を見る
○芝博一君 この運営委員会、今お話を聞きますと、副長官の下に内閣官房と防衛庁、警察、外務省、公安調査庁、この形で構成をされていると答弁をいただきました。なぜ、私はほかの省庁が入っていないのか、非常に疑問に思うわけであります。安全保障や外交、防衛の問題からは今の四省庁、いわゆる五省...全文を見る
○芝博一君 私は余り、安全保障、外交、防衛等々についての活用は多いけれども、大規模災害等への対応のために画像の提供や活用が本当に行われているのか、そこのところ、非常に疑問を持っているわけであります。今日、国交省と消防庁からもお越しいただいておりますけれども、今まで大規模災害等の画...全文を見る
○芝博一君 消防庁。
○芝博一君 今消防庁は地震等々の災害の提供を受けていると、こう御答弁いただきました。しかし、国交省、国土庁も含めて、以前の管轄部分も含めて、現実的に大規模災害は地震だけではございません、台風、水害等々も含めて、その活用、情報提供受けたことがないと、こう私は答弁から取りましたし、そ...全文を見る
○芝博一君 今お答えをいただきました部分で私はどうも理解できない部分があるんですけれども、昨今の情勢から見ても、大規模災害、地震等々を含めて、これは国土交通省、国交省がある意味では中心になって動いていただかなければならないと、こう思っているわけでありますが、その国土交通省は、今現...全文を見る
○芝博一君 考え方として、内閣官房は、利用していただくのなら、受け身の部分じゃなしに当初の目的は安全保障と大規模災害と、こうあるわけであります。全体論として、当然ながら、秘密保全施設も整備していく、要求のある省庁には積極的な対応をしていっていただいて、大規模災害への対応をもっとも...全文を見る
○芝博一君 当然ながら安全保障や外交のところの部分については公開は難しいだろうと、こう思いますけれども、今申し上げましたように、大規模災害等々については関係省庁への情報提供だけに限らず、やっぱり公開をこれからも検討していただくべきだろうと、こう思っておりまして、例えばそれをNPO...全文を見る
○芝博一君 私の説明に、国費が無駄に使われているという端的な言い方をいたしましたけれども、そんなことはないと、こういうことでありますけれども。  これは、内閣官房、最初の、今申し上げました方式が、二〇〇三年ごろからはJAXAだけに限って上限付き概算契約方式を採用している、こうい...全文を見る
○芝博一君 今、予測的な形の契約内容から、あわせて上限付き概算契約に変えている、いろんなチェック方法を、チェック体制をしいて適正な価格を算出していると、こんな話をいただきました。これは当然のことであります。  しかし、それでもまだいろんな問題がある。例えば、受注した側の業者にコ...全文を見る
○芝博一君 文科省からその経緯と現状、そしてこれからの対応等々についてお話をいただきましたけれども、大変私は問題はまだあると思っています。改めてこの問題について、国家公務員倫理審査会の御見解を端的にお伝えください。
○芝博一君 問題はある、適当でない、検討すべきというところでありますけれども、答えは今お聞きしましたように、交代期を迎えた職員から順次解消をすること。現在でも十八年度は十五人でありますからまだ残っているわけであります。残っている人は、旧態依然としてその差額を国家公務員でありながら...全文を見る
○芝博一君 ありがとうございました。  独立行政法人の位置付けだけ申し上げますと、国の行政を代わってサポートするという、これが本来であろうと、こう思っております。それが、国家公務員よりも独立行政法人の方が職員の給与が高いというのはまさしく本末転倒だろう、そのことをしっかりと見直...全文を見る
05月12日第164回国会 参議院 本会議 第23号
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○芝博一君 民主党の芝博一です。  私は、民主党・新緑風会を代表するとともに、全国各地で消費者保護運動に汗をかいて頑張っておられる方々、さらには契約や勧誘などをめぐる様々な消費者トラブルの被害者の方々の思いを我が思いといたし、ただいま提案されました消費者契約法の一部を改正する法...全文を見る
○芝博一君(続) 政府には、事業者側ばかりに気を取られ、消費者をないがしろにすることがないように、さらには、今述べた五つの問題点をかんがみた、真に消費者の立場に立った消費者団体訴訟制度の確立がなされることを強く求め、国民と生活者の視点に立って政治に取り組む民主党・新緑風会を代表し...全文を見る
06月08日第164回国会 参議院 内閣委員会 第13号
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○芝博一君 私は、ただいま可決されました遺失物法案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、社会民主党・護憲連合及び各派に属しない議員木俣佳丈君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     遺失物法案に対する附帯決議(案)   政府は、...全文を見る
12月05日第165回国会 参議院 総務委員会 第7号
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○芝博一君 民主党・新緑風会の芝博一でございます。  午前に引き続きまして、私からも持ち時間内で御質問させていただきたい、こう思います。  まず、本題に入ります前に、今、やらせの質問や予算の不適正な執行等々、大変話題になって問題のあるタウンミーティング、でも先ほどは講演会とい...全文を見る
○芝博一君 今、御報告いただきましたように、延べで二十七回の、総務大臣並びに副大臣が出席をするタウンミーティングが開かれた、延べで一万一千七百三十一人の参加があったと、こういうことの御報告をいただきました。これは、今政府の方で調査委員会を開催をされて、いろいろな部分で確認いただい...全文を見る
○芝博一君 今、教育関係についての調査を優先をしている。総務省以外にかかわらず、それ以外の部分についてもまとめて調査委員会で調査をしている。  聞くところによりますと、先日も記者会見で、担当の林官房副長官でしょうか、今会期中の早い時期に提出をして、議論といいましょうか、皆さん方...全文を見る
○芝博一君 今の御答弁で私が判じたところによりますと、会期末までに出すのは教育関係に関する調査の報告であって、それ以外に関する部分については鋭意迅速に調査をして出すという解釈でよろしいですか。
○芝博一君 状況はまず分かりました。  ところで、谷口タウンミーティング担当室長、室長はいつからこのタウンミーティングの担当を始められておりますか。
○芝博一君 そうしますと、それ以前の部分については分からないか分かりませんけれども、それ以降も、九月以降もタウンミーティングは担当されたんでしょうか、実施されたのか。
○芝博一君 それでは、百七十四回すべてに携わっていたわけではないということは前提といたしましてお聞きをいたしますけれども、この総務省にかかわる二十七回のタウンミーティング、この部分については当然質問通告もしてありましたからお答えをいただけるんだろうと思いますけれども、その一回の費...全文を見る
○芝博一君 大変大きな開きがありますけど、これは当然参加者数によって変わってくるんだろうと思いますが、しかし、いずれにいたしましても一千万を超える一回の開催の費用が掛かっているわけであります。  そこで、これまで教育特でも問題になりましたあっせん者への、すなわち出席、それから参...全文を見る
○芝博一君 調査委員会が調査を進めていると、それを優先したいというお気持ちは分かるわけでありますけれども、谷口室長は、現在はその担当の、タウンミーティングの責任者、これまでもいろんな形でかかわってきたんじゃなかろうかと、こう推測をしているわけでありますけれども、実際に今報告ありま...全文を見る
○芝博一君 今のお言葉からすると、そういう事実があったと、で、恐らく室長は認識をしていたんだろう、そんな推測を私自身はするわけであります。当然、そこには立場責任的なものが今後問われてくるんではなかろうかとこう思っておりますけれども、そこのところは大いに反省をしてもらわなければなら...全文を見る
○芝博一君 今後もタウンミーティングを開催をして国民の声をじかに聞く、それはいいと思うんですけれども、ここまである意味では地に落ちた疑惑だらけのタウンミーティングであります。相当思い切った解明と、そして改革、すなわち取組をしなければ、国民の皆さんの信頼がいただけないだろう、こう思...全文を見る
○芝博一君 それでは大臣、改めて、今お答えをいただきました道州制の見解、そして本法案、すなわち地方分権改革推進法案、この関係はどのようになっていくとお考えか、大臣のお考えをお聞かせください。
○芝博一君 今も大臣の方から、地方分権の行き着く先、すなわち地方分権の究極の姿が道州制である、こんな御答弁をいただきました。その答弁について私も同感でありますし、ここにお見えの先生方もすべてが同じ思いだろうと、こう思っております。  ところが、本法案の第五条を見ますと、そこには...全文を見る
○芝博一君 それでは大臣、今は本法案の部分をお話を申し上げましたけれども、法案全体、また五条の中に道州制は想定されていると明言をいただきました。じゃなぜ、道州制を想定してとか道州制を見据えて、それに近い文言の部分を含めながら道州制の部分がこの法案に盛り込まれなかった理由についてお...全文を見る
○芝博一君 地方分権はまず決めて実行する、その先に道州制を見据えたいという大臣の御答弁でありますけれども、私はそうであってはならないと反対に思っているわけであります。  先ほども道州制を想定していると、こう言われました。地方分権の行き着く先、究極の姿が道州制であるならば、それを...全文を見る
○芝博一君 どうも私よく分からないんでありますが、分けるということについては分かりましたけれども、分ける意味といいましょうか、目的、そして効果の部分についてはよく理解できない。  といいますのも、これからこの法案に基づいて地方分権改革推進委員会が発足をされます。そして議論が開始...全文を見る
○芝博一君 国の地方との役割分担を明確化する、これは当然であろうと思うんですけれども、そのための見据えた先、議論の根底として、私はどうしてもやっぱり道州制は議論されるべきだと、こんな思いを持つ一人であります。  そこで、佐田大臣が担当する道州制ビジョンの策定、この方向の中に道州...全文を見る
○芝博一君 今大臣は、整合性が出てくるだろうと、こういう発言をされました。しかし、委員会の中で今後計画を策定していく中で、道州制ビジョンの動き、方向性を見据えなければ当然ながら連動はできない、こう思うわけであります。  道州制ビジョンの中では、はっきりと区割りを考えますよ、権限...全文を見る
○芝博一君 これ以上議論をしていても余り溝は埋まらないような気もいたしますが。  今も大臣の方から、この本法案は三年間の時限立法であるし、その間には、当然ながら道州制は進まないといいましょうか、道州制は実行されないことも事実でありましょう。しかし、行き着く先の姿を見据えてこれか...全文を見る
○芝博一君 検証の対象になるという形で結ばれましたけれども、今まで端的に総務省として地方分権の推進の検証は行ったのか行っていないのか、総務省として。
○芝博一君 それは議論の中で意見を聞いたという私は解釈をしております。  私は、この成果というものは今言われましたけれども、例えば地方分権の成果として、国と地方公共団体が分担すべき役割の明確化をしてきましたよ、また、機関委任事務の制度の廃止をしましたよ、さらには、国の関与等の抜...全文を見る
○芝博一君 大事なことということは分かりました。検証をされるおつもり、今後を含めて、ありやなしや、その辺はいかがでしょうか。  もう一点、そのお答えいただく前に具体的にお伝えいたします。  例えば、地方分権改革の一環として三位一体の改革が行われました。総務省は三位一体改革の成...全文を見る
○芝博一君 権限と財源を移譲させると、それは十分分かっているわけであります。大事なことは、それは成果、すなわちイコール成果とするんではなしに、それによってどう国と地方が、特に地方がどう変わったか、良くなったかということの検証を自ら行った側がすることが大事だろうと、私はその点を主張...全文を見る
○芝博一君 具体的に検証チーム等々の設置は考えていないと、こういうふうに御理解をさせていただきました。  しかし、今大臣はこれまで以上に地方の声、団体の声、地域の声を反映をする、聞く姿勢を持って取り組んでいきたい、こうしっかりとお述べをいただきました。そのことに絡めてまた後ほど...全文を見る
○芝博一君 私には、十一年たっても国の姿の、そして国の役割が同じ表現だということには余り感心をいたしません。是非大臣、これから委員会の中で国の形が、役割が大いに議論されるんだろうと思いますけれども、この法案を今さら変えろということも無理があるということは重々承知をしております。委...全文を見る
○芝博一君 私は、改めて権限移譲は進めてもらわなければ困ると、こう思っているわけでありますけれども、この権限の移譲についても私はより検証の必要性を感じております。先ほど、地方分権全体、そして三位一体改革の検証等々について触れさせていただきましたけれども、特に権限移譲後のフォローア...全文を見る
○芝博一君 是非、検証があってその成果が確認できるということをどうぞひとつ肝に銘じていただきまして今後の計画の策定に進んでいただきたいと、こう思います。  そこで、先ほども議論されましたけれども、国と地方の協議の場、このことについて少しお尋ねをしたいと、こう思います。  平成...全文を見る
○芝博一君 連携を取るということと、あえて地方六団体が具体的に求めている国と地方の協議の場、すなわち地方行財政会議、これを設置してほしいと具体的に言っているわけですよ。この会議、設置するのかしないのか、最後にお答えください。
○芝博一君 聞けば聞くほど混迷をしておるわけでありますけれども、具体的に私は聞いているわけであります。地方六団体、地域の声も、そして行政の声も聞きたいと大臣は言っている。地方は行財政会議を設置してくださいと具体的に提案をしているんですよ。受ければ、両者で具体的に協議をして声を聞く...全文を見る
○芝博一君 最後に、長々と申し上げましたけれども、大臣、最後に、国の視点からの地方分権であったり改革は必ずしも地方にとって良い分権改革とならない、そのことをお伝えして、私の質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。     ─────────────
12月14日第165回国会 参議院 総務委員会 第11号
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○芝博一君 民主党・新緑風会の芝博一でございます。  今年も間もなく十二月の二十六日を迎えることになります。これは、雪降る舞鶴港にシベリアからの最後の引揚げ船であります興安丸が入港したのが一九五六年十二月二十六日と、まさしく半世紀、五十年がたつわけであります。私も一昨年の秋、こ...全文を見る
○芝博一君 野党案で二つの法律を出されている意義、よく理解をさせていただきました。  そこで、野党案と与党案の違いについてお尋ねをしたいと、こう思います。  何より大きな違いは、野党案には特別給付金制度が設けられております。特別給付金制度が与党案と野党案ではあるかないか、その...全文を見る
○芝博一君 野党案の特別給付金制度の部分につきましては、私も、南方の方で捕虜になられた方にはその労働賃金の支払が行われているけれども、シベリア抑留の方には行われていない、しかし、その支払に代わるものとしてこの制度を設けたんですよという、そんな理解をさせていただきました。そして、こ...全文を見る
○芝博一君 今の発議者の御答弁の中で、五段階に分けているのは当然ながら抑留の期間の長短がある、その差に応じて、ある意味では比例してという、このようなお考えの下、さらには、三十万から二百万という金額の設定については十分ではないけれども、しかし他の法との絡み、関係、そして資金の問題等...全文を見る
○芝博一君 確かに、シベリアに抑留された皆さん方の名前が判明をしていない、大変不幸なことだと思っております。一日も早くこの不明の方たちのDNA鑑定なり身元の確認なりを含めてもっともっと取り組んでもらわなければならない、そんな思いの一人でもございます。そして、改めて、引き揚げた後で...全文を見る
○芝博一君 基金の廃止、その後にどうしてもその基金が保管をしていた資料、これが末代まで適切に保存をされる、そして歴史の事実を伝えていく、そういうことにも当然ながら私どもは労苦しなければならないと、こう思っておりますが、そこに重きを置いて、その趣旨を法案に盛り込んだということの御理...全文を見る
○芝博一君 発議者の皆さん方の熱い思いを聞かせていただきました。  どうぞ、国の立場での法案成立ではなしに、やはりここは、シベリア抑留に現実に遭われた皆さん方のその思いを酌み取った形で、是非とも、与党の皆さん方にも大きな大きな広い温かい心で御支援をいただくこと、御理解いただくこ...全文を見る