木村守男

きむらもりお



当選回数回

木村守男の1982年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○木村(守)委員 まず、農政の緊急課題と言われる日米貿易摩擦に関連して、田澤農林大臣にお尋ねしたいと思います。  先立ちまして、私は、田澤農林大臣に対しましては、農家の衆望を担って御就任された実力大臣でありますので、大いなる期待を申し上げ、ぜひともこういう緊急課題あるいはいまな...全文を見る
○木村(守)委員 基本的には、この問題が表面化してきてから田澤大臣におかれてはただいま御答弁願ったような方針を繰り返し述べられ、あらゆる機会にこれを堅持してきていることを多とするわけであります。  そこで、せっかくの機会でありますから、この具体的な農畜産物の問題だけでなく、今回...全文を見る
○木村(守)委員 それでは、特に二十二品目のうちで牛肉、オレンジについて要請が強いやに聞いておりますが、仮にこの牛肉を一つ例にとった場合、これを認めたとすれば、アメリカ側にとってどれくらいの金額になるのか。
○木村(守)委員 たとえば牛肉を自由化したところで飼料の輸入が減っていくというのは、これはもう当然そう予想されるわけであります。そういうようなことで、あるいは果樹をやったところでブラジルという対抗するものがまたそれに問題になってくるだろうし、いろいろな意味で、仮に自由化を考えたと...全文を見る
○木村(守)委員 努力するということは、その目標はあくまでも枠の拡大をしないというふうに理解してよろしいかどうか。
○木村(守)委員 いずれにいたしましても、この問題は当面の緊急課題ではあるが、日米両国にとっては今後とも尾を引いていく。いま大臣は、これから八四年度以降八七年までの当面の協議に入るに当たってもその姿勢を堅持するのだ、こういうお話でありますので大いに期待もし、また激励を申し上げてお...全文を見る
○木村(守)委員 時間もありませんので、次に移ります。  この二十日、臨時行政調査会委員懇談会の第一部会の梅本部会長筋から出てきた問題として、食管抜本改革論が臨調で取りざたされているように報道されております。  御承知のとおり食管法は、昨年、慎重な上にも慎重に審議された上で、...全文を見る
○木村(守)委員 正式には、それは答申を待ってということになるわけでありますが、私は、もっと深刻に農林大臣受けとめるべきじゃなかろうか、こう思うのですよ。少なくとも、責任ある第一部会の部会長がそれを明らかにしてきているわけですよ。正式には、それは答申を待ってからというのは正しい。...全文を見る
○木村(守)委員 再びお尋ねします。  具体的に間接統制とか部分管理というその方策は断じてとらない、現行法の食管の根幹は堅持する、こういうことですか。
○木村(守)委員 結構であります。言いづらいことがあったら、お互い津軽弁でも構いませんから、あとの委員にはわからないことになるから。  それはそれとして、いま一つ、田澤大臣の水田利用再編対策にかかわる記者会見のことで、あれは生産農家あるいは東北のわれわれの希望するところではあり...全文を見る
○木村(守)委員 どうか田澤大臣、自信を持ってがんばっていただきます。  どうもありがとうございました。
04月13日第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
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○木村(守)委員 まず、きょうの各参考人の皆さん方、お忙しいところありがとうございました。  時間がありませんので、はしょって具体的に二、三質問して教えていただきたいと思います。  一つは、長谷川さんに伺いますけれども、燃油価格が十年間に七倍強にもはね上がってきている、こうい...全文を見る
○木村(守)委員 ありがとうございました。  次に宮原さんに伺いたいと思います。  これは基本的なことにかかってくるわけですが、何といっても水産業界というのは私どもが守らなければいけないという認識は持っております。そこで、ただいまも申し上げたとおり十年間に七倍以上も燃油が上が...全文を見る
○木村(守)委員 宮原さんにもう一言お願いします。  残存輸入制限の撤廃ということが問題になっているわけですが、特に、ニシンとかスケソウダラの問題ではなかろうかと思うわけですが、いずれにいたしましても、もしこれが自由化の方向なり、あるいはアメリカがいま日米貿易小委員会などでいま...全文を見る
○木村(守)委員 最後に、農林中金の堀川さんにお願いをいたします。  先ほどあなたから実態を教えてもらったのですが、ある意味では私はあなたに逆にお願いしたいという気持ちなんです。政府においても、いままでにすでにこういう実情にかんがみて負債整理資金の創設とか保証の充実などをやって...全文を見る
○木村(守)委員 ありがとうございました。
06月22日第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第22号
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○木村(守)委員 ただいま佐野局長から報告を受けまして、まずもって御苦労さまでございました。この自由化の問題、摩擦については非常に深刻に私どもは受けとめているわけでありますが、すでに、わが国の農家を守り、そして農業政策の安定のために、当委員会においても自由化反対の決議をされてきた...全文を見る
○木村(守)委員 私は、本院の許可をいただきまして三月十四日から一週間ぐらいアメリカ、ワシントンを訪ねてまいりまして、米側国会議員の方方やあるいは通商代表部次席のマクドナルドさん方と直接お会いする機会を得てまいりました。その多少の接触だけでございましたけれども、そのとき感じたこと...全文を見る
○木村(守)委員 局長の考えも私の希望するところと基本的にはそう差異がないようですけれども、これは報告に対しての質問だからちょっと外れるかもしれませんけれども、私はこの機会に申し上げたいことは、いま農家は非常に不安が続いているわけですよ。米の問題一つとっても、いまだ需給バランスの...全文を見る
○木村(守)委員 局長さん、そんな抽象的な考え方ばかり何回もあなたとやりとりしたってしようがないんだ。もう少し厳しく受け取めてくれなければ困りますよ。委員会に出てきて、あなたが話し合ってきた報告だけすれば済むと思ったらだめだよ。そんなことでいまの農家の心は明るくならないんだ。 ...全文を見る
○木村(守)委員 そこで、先ほどの報告、その後の答弁にもありましたけれども、いよいよ十月から牛肉、柑橘などを中心に大変厳しい情勢でなかろうか、こう思われるのです。どういう見通しを持ってどういう考えで臨むつもりか、お聞かせ願いたいと思います。
○木村(守)委員 実際に十月以降というのが本当の意味での交渉なのだろう、こう理解をするわけですけれども、それにつきましても、いままでのいきさつからいくと、せっかく皆さん方政府があるいは国会決議を踏まえ、委員会決議を踏まえて努力してきても、先ほど申し上げたように、ブロック代表の発言...全文を見る
○木村(守)委員 時間もあれですからもう一、二点聞きますけれども、まず、基本的にこれから厳しい交渉に当たっても忘れてならないことは、国会決議にあるとおり食糧自給力の向上を決議されております。それから自由化反対の委員会決議もなされております。そこで努力してくれていることは多とします...全文を見る
○木村(守)委員 ありがとうございました。