久間章生

きゅうまふみお



当選回数回

久間章生の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第140回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○久間国務大臣 今委員御指摘のとおり、二月の二十一日に公開審理が行われるわけでございますが、大変厳しい状況にあることは御承知のとおりでございます。  しかしながら、沖縄県との信頼関係の上に立ちまして、公告縦覧の手続に入っていただいて、そして収用委員会の方がスムーズに審理が開始さ...全文を見る
○久間国務大臣 本土の各地方自治体の御理解を得ながら、平成九年度からは本土でやれるように今鋭意やっているところでございますけれども、まだ最終的にきちっとした姿が見えているわけじゃございません。
01月29日第140回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○久間国務大臣 SACOの問題につきましては、先ほどちょっと総理の方から話がございましたけれども、名護市の問題一つとりましても、東中委員がおっしゃられたのと若干ニュアンスが違っておりまして、とにかく県が同席しない状態ではこの申し出はとれないというふうに言われたわけでございます。 ...全文を見る
○久間国務大臣 先ほど言いましたように、そのために今度の調査費を組んで、あるいはまた平成九年度の予算編成で組みまして、その予算をとって調査をして、そしてどの場所に、そのために相手の同意も要るわけでございますから、そういう中で、具体的に場所は決まって、実施設計を立てて、そして経費を...全文を見る
○久間国務大臣 住宅をとりましても、例えば今までの米軍住宅を一戸建てるときにそれが幾らかかった、その単価ではじいてどうだということの、そういう粗っぽいことはやってやれないことはないわけでございます。  しかしながら、今度の場合は瑞慶覧とキャンプ桑江、あの辺を統廃合しながら、そし...全文を見る
○久間国務大臣 今委員御指摘の訓練移転費三億七千四百万、これは平成九年度に組んでおりまして、そして今言われました二十六億六千六百万、これは平成八年度に補正予算で組んでいるわけでございます。  といいますのは、訓練の移転は、具体的に訓練が行われる平成九年度になって行う予定でござい...全文を見る
○久間国務大臣 各自治体の関係者の皆さん方の意見を聞きましても、確かに、もろ手を挙げて賛成というわけには皆さんいかない事情もあろうかと思いますけれども、中にはやはり、聞いておりますと、今の日米安保条約に基づく米軍の施設について、日本が提供しなければならない、そういう義務を負ってい...全文を見る
01月30日第140回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(久間章生君) 昭和二十九年にいわゆる米軍が撤退した後、警察予備隊ができないきさつ等、そういう経緯についてはあるいは委員御指摘のとおりかもしれませんけれども、その後自衛隊が確立されまして、前防衛大綱あるいはまた新しく一昨年に整備されました新防衛大綱に沿いまして今適正な配...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 危機管理に対しては、国全般の問題については有事法制の研究等が官邸を中心にされておりまして、その中で自衛隊の行動にかかわる問題につきましては防衛庁がやっております。  それはそれとして、これから先研究していかなければならないことは十分わかりますけれども、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今、総理からもお話がございましたように、地元の御協力を得ながら調査に入らなければならないわけでございまして、いつまでというわけにはまいらないわけでございますが、先般、名護市御当局にこちらが出させていただいて拒否されましたけれども、あの内容の調査でございま...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今、外務大臣がお答えになったとおりでございますけれども、国内での、特に沖縄への連絡等については、外務省の出先、沖縄事務所が今度設置されておりますので、そういったことについての細かい調整を今しているところでございます。
01月31日第140回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(久間章生君) 沖縄に米軍の基地が多数集中しておって、大変沖縄の皆さん方の経済的な、あるいは社会的な発展の阻害になっておるということは私どもも十分承知しているところでございまして、先般のSACOの最終報告をまとめますときもできる限りの努力をしたわけでございます。  現...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 収用委員会に対してそのような圧力をかけるなんということは絶対いたしておりません。その新聞が出ましたときに、私の方でも早速気になりまして、どういうことかというようなことで内部で申しましたけれども、今まで沖縄との信頼関係に立って、今収用委員会にお願いしており...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それはいろいろな方々にやっぱりお願いしていると思います。それは一日も早く開いていただきたいと。まず、日取りが決まっていないときに、日取りを早く決めていただきたいというようなお願いをしておると思いますし、そしてそれが二回に分けられることになりましたけれども...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私どもの方は、施設庁の方は申請者でございますから、申請者としては会議を開いていただくに当たって、できるだけ早くそういうことを進めていただきたいという希望を出すのはやむを得ないことじゃないかと思います。それを圧力というふうにとられたら心外だと思いますので、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先日からもたびたび申しておりますように、私どもは沖縄県との信頼関係に立ってあのように公告縦覧手続を行っていただいたわけで、そして今いわゆる公開審理等を進める手順をしていただいておるわけでございます。  新聞報道等でいろいろ話は私ども聞いておりますけれど...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 強権的とおっしゃいますけれども、私どもは現在の法律、今の特措法、この法律に従っていろんなことをやっておるわけでございます。  それで、三万三千人ほどいらっしゃいます地主さんの中で、二万九千人、約三万人近くの方は契約に応じていただいておりまして、三千人の...全文を見る
02月12日第140回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○久間国務大臣 自衛隊が活動いたします場合は、これは有事であれ平時であれ、日本国憲法、防衛庁設置法、自衛隊法、この法令によって行動するわけであります。
○久間国務大臣 機雷の掃海については本院でもたびたび議論されておりますけれども、いわゆる武力行使となるかどうか。武力行使となる場合には憲法上できないことになっておりますから、その辺のメルクマールで決定せざるを得ない。武力行使にならないという憲法の現在の解釈の中で、海上自衛隊として...全文を見る
○久間国務大臣 見直しの対象は幅広く検討して、今秋までに、ことしの秋までに結論を出すことにしておりまして、そういう中には、機雷等が我が国周辺に浮いている場合はどうするかというようなことも検討にはなると思います。  ただ言えますことは、いずれにしましても、先ほど言いましたように、...全文を見る
02月13日第140回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○久間国務大臣 御承知のように、前回のガイドライン、これはその二年前の五十一年にできました防衛大綱に沿ってできたものでございますけれども、あの当時から比べますと、冷戦構造が終わりまして、もう様子が変わったわけでございます。したがいまして、一昨年新しい防衛大綱が決まったわけでござい...全文を見る
○久間国務大臣 従来の防衛大綱でも「極東」というふうになっておりまして、今度の防衛大綱を新しく決めますときの議論の中で、先ほど言いましたように、武力行使はだめでございますけれども、それ以外の分野では極東以外のそういったところへも平和貢献その他いろいろな形で防衛の役割としてあり得る...全文を見る
○久間国務大臣 従来、中間報告で、今も経過について話があっておりますように、一項目、二項目に相当する分野についてはかなりオープンになってきておるわけでございますけれども、三項目につきまして、いわゆる我が国周辺における有事の場合の対応でございますけれども、これにかかるときのいわゆる...全文を見る
○久間国務大臣 国連との関係につきましては、これはいろいろ議論があるところかと思います。  しかしながら、私どもは、今度のガイドラインの見直しのときに大前提として頭からかぶさっておりますのは、現在までの憲法解釈の枠内でやる。だから、集団的自衛権の問題にしましても、あるいはまた九...全文を見る
○久間国務大臣 武力の行使というのは、わかりやすく言えば、ドンパチが始まった場合ということじゃございませんで、やはり海上封鎖等の場合も、これはそれが武力の行使に当たる場合があるわけでございますので、どういう状況で今先生が言っておられるのか、その背景がわかりませんと、これはそれに当...全文を見る
○久間国務大臣 今上原委員がおっしゃられましたように、この沖縄でずっとあっておったものを五カ所に分散して、今いみじくも言われましたように移動であるんだから、各地で最大十日なんだから、ぜひ理解していただきたいということで、今ひたすらその関係の自治体の皆さん方にお願いをしておるわけで...全文を見る
○久間国務大臣 跡地の利用の問題につきましては開発庁でございますけれども、今先生の御指摘の中で、期間の問題でございますけれども、これは現行法で、議員立法でつくられましたのは三年となっているわけでございますが、かなりの議論があったわけでございまして、そしていよいよ八年度からこれが始...全文を見る
○久間国務大臣 委員が一番よく御承知であられるわけでございますけれども、今とにかく収用委員会の方で審理をしていただいて、二十一日に公開審理があるわけでございまして、私どもとしては、とにかくその御審議をできるだけ適切に迅速にやっていただくということでお願いしているわけでございます。...全文を見る
○久間国務大臣 先ほども上原委員の御質問にお答えいたしましたように、大変厳しい状況にあるのは委員の御指摘のとおりでございます。  しかしながら、沖縄県との信頼関係に立って縦覧公告をやってもらった、そういう経緯もございまして、そういう流れの中で、とにかくできるだけ早く、迅速にやっ...全文を見る
○久間国務大臣 土地収用委員会は、事業者が、この場合では国なら国でございますけれども、起業者が申請したものを、事業認定はもうそこでやっているわけでございますから、それを受けて、その内容が、申請の手続に瑕疵があるかどうか、その辺をまず最初の段階でチェックすると思いますけれども、それ...全文を見る
○久間国務大臣 今委員は沖縄でなければならないものと言われましたけれども、これは全く白地なところに何かをつくったり持ってくる場合でございますと、そういう議論もできるわけでございますけれども、それだけではなくて、現在あるという前提に立ってそれをどう考えるかというところにまた難しさも...全文を見る
02月14日第140回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○久間国務大臣 防衛庁としましては、事故発生以来直ちに自衛隊が出まして、先ほどの救出されました三十一名のうち十二名を自衛隊の方で救出したわけでございます。  そしてまた、油の回収等についても、海上保安庁あるいはそれぞれの県から要請がありまして、直ちに出まして回収に当たったわけで...全文を見る
○久間国務大臣 御承知のとおり、防衛庁あるいはまた自衛隊は、防衛庁設置法あるいはまた自衛隊法で定められました任務を遂行するわけでございまして、油が流れ着いた場合に、それによって防衛庁が出動するというわけじゃございませんで、今回の場合も、海上保安庁あるいはまた福井県、石川県、新潟県...全文を見る
○久間国務大臣 いやしくも民主国家の国民であるならば、いかなる場合にも、やはりその根拠はきちっと憲法並びにそれぞれの法令に従って行動しなければならないわけでございまして、今委員がおっしゃるような事態になれば、海上警備行動として出ることはできますけれども、それ以外の、先ほどのような...全文を見る
○久間国務大臣 だから、先ほどから何度も言っておりますように、防衛庁あるいは自衛隊としては現行法令に規定されます内容で精いっぱいのことをやっておる、そういうことについては御理解していただきたいと思います。  法律をどうするかは、本来は立法府なのですよ。我々は、やはり法律に従って...全文を見る
○久間国務大臣 恐らく委員が考えておられるような意味じゃないのかもしれません。委員はもっと先のことかもしれません。恐らくそこに書いている「新しい時代」というのは、今までの冷戦構造が終わって新しい時代に入ってきた、そういう中で、約二十年前につくられた指針がそのままでいいのかというふ...全文を見る
○久間国務大臣 現在、新しいガイドラインについてはいろいろと検討を行っておるわけでございまして、これはまだ具体的にどうなるかわかりませんけれども、従来から、自衛隊におきましても、そういう環境問題等についてできるだけ配慮してまいりました。特に、最近ではアメリカの国防関係者が中心にな...全文を見る
○久間国務大臣 御承知のとおり、自衛隊が持っております飛行場は、国防上の必要性から持っておるわけでございまして、できれば専用飛行場が一番いいわけでございますけれども、やはりその地域の発展のため、また特に地域の振興のために地元の方々も非常に熱意がある、あるいはまた需要が多い。そうい...全文を見る
02月17日第140回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○久間国務大臣 自衛隊または防衛庁では劣化ウラン弾を使っておりませんので、これについての正確な答弁にならないかもしれませんけれども、私どもがいろいろなことで聞いておりますのは、劣化ウランというのは非常に密度が高いというようなことから、その密度の高さを利用して、いわゆる撃ち抜く貫徹...全文を見る
○久間国務大臣 自衛隊では、ちょうど同じ密度のタングステン合金を使っておりまして、それがいわゆるそういう徹甲焼夷弾に相当する能力を発揮している、それを使っているわけでございますから、自分の任務を放棄しているわけではございませんので、ただ劣化ウラン弾を使っていないということを御理解...全文を見る
○久間国務大臣 確かに冷戦構造が終わりましたが、しかし冷戦構造の中においてもこの我が国周辺の状況は若干違っておりまして、当時から中ロの対立等もございまして、三極としての中国があったわけでございます。  確かに、世界的な規模での戦争は遠のいた感じがいたしますけれども、民族間の対立...全文を見る
○久間国務大臣 我が国の防衛というのは、ひとり自衛隊のみで果たせるものではないことはもう御承知のとおりでございまして、広く国民的基盤に立って、国民各層の理解と支持があって初めて成り立つものでございます。したがいまして、いろいろな機会を通じて、やはりこういう国防に関する理解、支持、...全文を見る
02月18日第140回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○久間国務大臣 そのグラフをどういうふうにつくられたのかわかりませんけれども、最近のこの五年間を見ておりますと、実は駐留軍経費について五年間で漸増するという方針をとってまいりました。それが大きくそのグラフでは寄与しているのじゃないかと思います。  自衛隊そのものにつきまして共産...全文を見る
○久間国務大臣 防衛大綱に基づきます中期防を決めたとき、確かにそういう数字になっておりまして、これにつきましても、かなりの議論をしながらやはりこれから先の推移を見ていったわけでございます。  ただ、そういう中にあって、人件費につきましても、人件費の伸びというのがありますから、い...全文を見る
○久間国務大臣 普天間代替ヘリポートの建設というのは、普天間飛行場の有する重要な軍事的な機能及び能力を維持しながら同飛行場の返還を実現させるために不可欠のものだったわけでございます。  委員と海兵隊の存在の意義についての見識が違うかもしれませんけれども、現在の状況の中で、海兵隊...全文を見る
○久間国務大臣 我が国は、安全保障条約並びにそれに基づく取り決め等によりまして、米軍に対していわゆる施設・区域の提供をする義務を負っているわけでございます。しかしながら、今おっしゃられましたように、期限が切れてしまっております。したがいまして、駐留軍用地特措法に基づいて裁決の申請...全文を見る
02月19日第140回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○久間国務大臣 防衛庁長官の久間章生でございます。  本日は、平素から我が国の安全保障に深い関心を持たれ、御指導いただいている伊藤委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げるとともに、あわせて、私の所信の一端を申し述べさせていただきたいと思います。  現在の国際情勢を見...全文を見る
02月20日第140回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○国務大臣(久間章生君) 防衛庁長官の久間章生でございます。  本日は、平素から我が国の安全保障に深い関心を持たれ、御指導いただいている鎌田委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつ申し上げるとともに、あわせて私の所信の一端を申し述べさせていただきたいと思います。  現在の国際情...全文を見る
02月21日第140回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○久間国務大臣 本当にこれまで長い間、一〇四号越えにしましても、沖縄でずっと、しかも一カ所でやっておったわけでございますから。先日も、五カ所のうちのある地区の国会の先生方がおいでになりましたので、とにかく沖縄の方の気持ちもわかっていただいて、基地を移してくるんじゃないので、その日...全文を見る
○久間国務大臣 それぞれ所有者の方は、それぞれの気持ちでそれぞれの行動をしていらっしゃるのだろうと思います、今までの経緯もございますでしょうし。  ただ、先ほど施設庁長官が言いましたように、全体で三万二千人ほどいらっしゃるわけでございますけれども、そのうちの二万九千人の方はとに...全文を見る
○久間国務大臣 御承知のとおり、国がいろいろな施策をやります場合に、そこの住民の方々の、一人一人の皆さん方の意見がどうかというのを直接徴するわけにはまいりませんので、普通の場合、地方自治体、町村でありますとか県でありますとか、そういったところの意見を聞きながらやってきておるわけで...全文を見る
○久間国務大臣 確かにおっしゃるように、今までの経験則といいますか、これまでの例でいきますと、かなりの日時を要しておりますだけに、非常に厳しい状況であることは私どもよく存じ上げておるわけでございます。そういう過程の中で、今委員がおっしゃられましたような点も踏まえて、いろいろな御意...全文を見る
○久間国務大臣 本当にくどいようでございますけれども、今のこの時点で緊急使用の申し立てをしないとか、あるいは緊急申し立てをするのだとか、そういうことを決めているわけではございませんで、とにかく三月十二日の第二回まで審理が決まっておるわけでございますから、その推移をとにかく見守らせ...全文を見る
○久間国務大臣 タイムリミットをいつまでと言うわけにはまいりませんけれども、先ほどから何回も言っておりますように、きょう、その第一回の審理が始まったわけでございますし、第二回の審理が三月十二日ということになっておるわけでございますから、少なくともそういうことが今続けられている途中...全文を見る
○久間国務大臣 何回も申し上げますように、先生の今言われたような御意見等も非常に参考にさせていただきますけれども、今、この場でいつまでにというタイムリミットを申すわけにはまいらないわけでございますので、ひとつ御理解いただきたいと思います。
○久間国務大臣 県との信頼関係で申し上げておるわけでございますから、何をするにしても、全く県にコンタクトなしに一方的にいろいろなことをやってしまうということは、従来の流れからいくとまず考えられないわけでございます。そういう全体のことも含めまして、県との信頼関係に立って現在とにかく...全文を見る
○久間国務大臣 一方的という言葉でいいかどうかわかりませんけれども、何らかのコンタクトなしに一方的にすることは、今までの信頼関係を考えたらできないということを申し上げたわけでございます。
○久間国務大臣 先ほどるるお話しになられまして、沖縄に行かれて、聞かれて、また感想を持たれた、私も委員と恐らく同じような気持ちだと思います。私自身も沖縄へ行きまして、そういう話を聞き、本土との違い、基地ができたときのいきさつ、いろいろな流れ、そういうのを知るにつけ、とにかく今委員...全文を見る
○久間国務大臣 今委員が不法占拠になったとしてもとおっしゃられましたけれども、そういうことはやはり避けたいと思っているわけでございますので、不法占拠になったとしてもというようなことを、はあ、そうでございますと言うわけにはまいらぬことだけはひとつ御理解しておっていただきたいと思いま...全文を見る
○久間国務大臣 確かに中国が軍事力において量から質へ転換を図ろうとしておりますし、また海軍についても、キロ級潜水艦を導入したり、ヘリコプター搭載可能な新型のルフ級駆逐艦及びヂァンウェイ級フリゲート艦を建造、配備するなど、その装備の近代化に努めていることは事実でございます。しかしな...全文を見る
○久間国務大臣 御承知のとおり、我が国の安全を考えますときに、特に最近重要になっておりますのは、いわゆる装備をするハード面だけではなくて、ソフト面の防衛交流あるいは安全保障対話、そういうのが非常に今重要視されてきておりまして、そういう面からの会合が非常にふえてきておるわけでござい...全文を見る
○久間国務大臣 私の方からお答えさせていただきたいと思います。  地雷につきましては、対人地雷をとにかく自己破壊装置をつけたものに切りかえていく、そういうことでこれから先やっていかなければならないということで、まず平成九年度からは、自己破壊装置のつかない地雷は買わないということ...全文を見る
○久間国務大臣 二十億という数字はどういうふうにつかまれたのかわかりませんけれども、平成九年度は先ほど言われたように七億でございます。(藤田(幸)委員「それは対人地雷だけです」と呼ぶ)いや、散布式が四億円で、対戦車地雷は入っていないわけですから。対人地雷の話だと思うのですけれども...全文を見る
○久間国務大臣 私の言い方にちょっと誤解があったらいけませんので政府委員から答弁させますけれども、教育訓練と言いましたのは、地雷というのはこんなものだ、これはこうやったら爆発するのだというのを目の前で見せるときに、そういうような場合についてはそれを爆発させてみても問題はないだろう...全文を見る
○久間国務大臣 国は、御承知のとおり、安全保障条約に基づきまして、基地の、いわゆる施設・区域の提供を義務づけられておるわけでございます。そして、それを受けていわゆる米軍は占有をしておるわけでございます。ただ、国と知花さんとの関係では、これは期限が切れておるわけですから無権原になっ...全文を見る
○久間国務大臣 いや、そういうふうに言っているわけではなくて、現在、そういうことで土地収用委員会に緊急ではなくて公告縦覧の手続を一緒にしてもらいまして、そして収用の裁決の申請を今出しているわけでございまして、それと、知花さんのものも入れて現在審理が、きょう公開審理が行われているわ...全文を見る
○久間国務大臣 緊急使用については確かにあのとき認められなかったわけでございますが、今言いましたように、今度は、いわゆる本裁決を今は申請しているわけでございます、あとの十二施設と一緒に。それら本裁決がかなわないということになりますと、これはまた確かに大問題になりますけれども、そう...全文を見る
○久間国務大臣 先般も予算委員会で、これは外務大臣もお答えになられたと思いますけれども、これから先、今機能とか分野とかを抽出しながらいろいろとワーキンググループでやっているようでございますけれども、これがある程度経過が対外的に出せるということになりましたら、広く国会あるいは国民各...全文を見る
02月24日第140回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○久間国務大臣 私は、雲仙が噴火しましたときに、雲仙の噴火を見ておりまして、とにかく何をやっても噴火が続いているときはもうどうしようもなかったんです。それで、前のときには三十日で終わった。多分三年で終わるだろう。しかし、桜島は三百年かかっている。そういうふうなことを考えますと、自...全文を見る
○久間国務大臣 今委員がおっしゃられましたように、我が国の安全を守っていくためには、政権がかわろうと何しようと、本当に考えていくならば、大体軌は一にしていくのではないかというふうにかねてから私どもも思っておったわけでございますが、先般来いろいろと政権はかわりましたけれども、細かい...全文を見る
02月27日第140回国会 衆議院 本会議 第12号
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○国務大臣(久間章生君) 防衛庁設置法等の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、防衛庁設置法、自衛隊法及び防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部改正を内容としております。  陸上自衛隊における補給業務の迅速化及び効率化を図るため、陸上自衛...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 駐留軍用地特措法の問題につきましては、先ほど総理が述べられたとおりでございます。  即応予備自衛官の導入等に伴う財政負担についてのお尋ねでございますが、即応予備自衛官の導入は、防衛大綱に基づき、常備自衛官の定数を削減しつつ、平時における効率的な人的勢力...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 駐留軍用地特措法の問題につきましては、先ほど総理から述べられたとおりでございます。  即応予備自衛官の導入についてのお尋ねでございますが、即応予備自衛官は、防衛大綱において、防衛力の合理化、効率化、コンパクト化を図りつつ、「部隊等の編成に当たっては、常...全文を見る
02月27日第140回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○久間国務大臣 ワーキンググループ等をつくっていろいろと検討しているところでございますけれども、この問題は、我が国の安全保障のあり方の基本にかかわる問題でもございますから、国会初め広く国民の御理解を得ながら政府間の作業を進めていくことが極めて重要だということはこの間も言ったとおり...全文を見る
○久間国務大臣 先般もそういう御意見が出ておりまして、それを十分頭に入れながらできるだけ早くという気持ちでおりますけれども、作業の詰めぐあいがどうなりますか。しかし、今おっしゃられましたそういう趣旨は十分尊重してまいりたいと思っております。
○久間国務大臣 そのときに、国際平和協力活動とか人道上の活動とか、そういうことが頭にいって、議論の前後がどうだったのか今急に思い出せない点もございまして、そういう分野ではもっと幅広く行動することがあり得るというようなことがかすめたのかもしれません。  いずれにしましても、非常に...全文を見る
○久間国務大臣 今は検討の過程でございますからなかなか言えない点がございますが、ただ言えることは、少なくとも、武力の行使となるような、今までの従来の政府が憲法解釈上とっているその武力の行使になるようなことはしないというその限定だけはきちっと守りながらやっていく、それを強調しておっ...全文を見る
○久間国務大臣 戦闘状態になってというふうに言われましたけれども、具体的にどういう地域でどういうような形でなっているのか。そのときに、後方支援といってもいろいろありますけれども、どういう状況を想定してかなかなか難しい点がありますが、今言われましたような、武器弾薬等をじゃ供給できる...全文を見る
○久間国務大臣 少なくとも、現場の指揮官がそれを判断するようなことのないようにはしたい。やはり国がきちんとそういうものについては指導、指導といいますか例示をしてやれるような、そういうことをやはりすべきじゃないかというふうに私自身は思っております。現場の指揮官に憲法判断をゆだねるよ...全文を見る
○久間国務大臣 これから先、ガイドラインの見直しをやっていくわけでございますので、それが出てきて一つの方向が決まったときに、それを国内的にどういう形で実施していくかについてはこれから先やはり検討しなければならないわけでございますので、今委員がおっしゃられたようなことも、それは場合...全文を見る
○久間国務大臣 これから先、ガイドラインを見直して一つの方向が出てくれば、その時点で考えなければなりませんが、現時点で、まだその内容が具体的に決まっていない段階で、自衛隊法の改正が必要かどうかということについて、この時点で申し上げるようなわけにはなかなかいかないわけでございますの...全文を見る
○久間国務大臣 今委員おっしゃられましたように、沖縄では、これまでもずっとあそこで、一〇四号越えでそういう百五十五ミリ砲が撃たれておったわけでございますけれども、やはりこれをできるだけ本土で分散してみんなが受け持ってもらいたいというようなことから、ああいうことで一応本土の方で、五...全文を見る
○久間国務大臣 各地方自治体にお願いに参りますときに、やはり先ほどお話がございましたけれども、とにかく、治安の問題とかいろいろありましたら、その問題についてどういうふうにすれば納得していただけるか、現実問題としてはそういうことが起きないようなことをするためにはどうすればいいか、そ...全文を見る
02月28日第140回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○久間国務大臣 委員のお話を先ほどから、また前回の質問から聞いておりまして、基本的にちょっと私どもと考え方が違うのじゃないかなという気がします。  一つには劣化ウラン弾そのものが、アメリカあるいはイギリス、フランス、そういったところが確かに持っているようでございますけれども、そ...全文を見る
○久間国務大臣 あのような報道がされましたけれども、私どもが前もって伺っていたわけでもないし、打ち合わせをしておったわけでも実はないわけでございます。ただ、常日ごろから、財政構造改革をしなければならないという橋本内閣の強い意思のもとにいろいろと会合が行われますが、そのたびに、各省...全文を見る
○久間国務大臣 確かに、中期防をつくりましたときには、SACOで今度報告しましたそういう内容は想定していなかったわけでございます。通常のいろいろな移転経費は入っておりましたけれども、それは全く入っていなかったわけでございます。したがいまして、そういうこともございまして、今度の予算...全文を見る
○久間国務大臣 今、例えば名護市の方にお願いに行った、これも基本計画みたいなものでございまして、こういうのは二カ月ぐらいで終わると思うのです。しかし、それから今度は具体的なボーリングをしたりなんかして、もしそこが適地だということでその調査を認めてもらうということになりますと、それ...全文を見る
○久間国務大臣 下甑島に密入国者が入っているおそれがあるというような報告がございまして、現地には航空自衛隊のレーダーサイトもございますために、これは何かせぬといかぬだろうというふうなときに、現地の警察、消防団、役場の職員の皆さん方がそういうのを捜しに行くということになりまして、そ...全文を見る
○久間国務大臣 法令整備、法でもって行動する場合は一応非常に厳格に書いてあるわけでございますけれども、現実には、何といいますか、運動会に出ますとかお祭りでちょっと応援をするとか、そういう村民の一部としてやっていることは結構あるわけですね。それを、じゃ具体的に全部網羅的に法律に書け...全文を見る
○久間国務大臣 TMDにつきましては、この委員会でもたびたび御論議がございました。今、予算も組んでいただいて、いろいろ知見を収集すべく、平成九年度までかけてこれをやるべくやっておるわけでございます。  まあしかしながら、それから先これを実際政策に移していくという決定をするために...全文を見る
○久間国務大臣 いきなりノドンが飛んでくるという、そういう前提に立ってすべてのものをやって、すべてを犠牲にしてTMDをどんどんやれというような、そういう議論もちょっといかがかと思うわけでございまして、やはり外交を通じて、あるいは防衛交流あるいはまた安保対話、いろいろなことを通じて...全文を見る
03月04日第140回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○久間国務大臣 委員御指摘のとおり、確かに日米安保体制のおかげで日本は非常に経済発展を遂げることができましたし、それにもプラスすることがあったわけでございますが、その反面、基地のある市町村あるいはまたその周辺の方々には、また口に出して言えない、いろいろな苦労もあったのではないかと...全文を見る
○久間国務大臣 私は、長崎二区です。長崎県の出身でございまして、うちの方にも、佐世保に米軍の基地がございます。
○久間国務大臣 ちょうどこの間からの予算委員会でも、沖縄になぜ集中しているのかという御質問が多々あったわけでございます。  これまでの経緯もございますが、それと同時に、どこにどう米軍基地があって、どういう運用をするかというのは、第一義的にはやはり米軍の判断によるわけでございまし...全文を見る
○久間国務大臣 私も今初めて委員の御意見を聞かせていただきましたが、今までもそういうことについての陳情等もまだあってないようでございますけれども、確かにこれまでは、飛行場等の地下に道路をつくるというようなことは発想がなかったんじゃないかと思いますけれども、羽田の沖合につきましても...全文を見る
○久間国務大臣 基本的に御理解いただきたいと思うのですけれども、防衛施設庁としては、防衛庁でもそうですけれども、いわゆる在日米軍の基地の提供、また、提供した施設で何か事故が起きたとき、いろいろな住人との諸問題、これについては対応することになっておりますけれども、米軍運用の中身につ...全文を見る
○久間国務大臣 私も正直言いまして、そういう気持ちも起きまして、そういうことについてどうなのだろうというような話も内部でしたわけでございます。  しかしながら、先生御承知のとおり、この返還を決めますときには、やはり日米合同委員会で合意をしなければならないわけでございまして、平成...全文を見る
○久間国務大臣 冒頭に言いましたように、いろいろな御意見があろうかと思います。しかし、平成六年の日米合同委員会で、移設を条件として決定をして、そして返してもらう方は、早くとにかく返してもらいたいということで、神奈川県、横浜市、それぞれが希望されたことでございます。  我々も、そ...全文を見る
○久間国務大臣 委員がおっしゃる意味はよくわかります。しかしながら、御承知のとおり、統廃合する場合に、それを返還して有効に活用する、そういう点ではいいわけですけれども、統廃合するときに、統合して先に今度はまたつくらなければならないわけでございまして、その経費が、非常に予算が制約ぎ...全文を見る
○久間国務大臣 確かに委員御指摘のように、民間のドックを強制的にといいますか、優先的に使用できるという協定というのは、ちょっと異質なものだというふうな感じはいたします。  ただ、これは御承知のとおり、一たん米軍が使用しておりましたのをとにかく返還してもらいたい、そういう希望の中...全文を見る
○久間国務大臣 私も就任以来初めて佐世保の方に行ってまいりました。地元の皆さん方からの要望等も聞かせてもらいました。それと同時に、また自衛隊の基地としても大変大事なところでございますし、今お話がございましたように、米軍の基地としてもまた機能しておりますし、これから先も必要なところ...全文を見る
○久間国務大臣 先ほども御答弁申し上げましたように、返還協定を結びましてからかなりの年数がたっておりますし、また、そのときの状況等も大分変わってきているような感じがしないでもございません。したがいまして、これから先も、SSKあるいはまた米軍、そういった間の調整等を図りながら、でき...全文を見る
○久間国務大臣 そもそもPCBがあっちゃいけないところで出てきたわけでございますから、これはまず論外なわけですけれども、これがどういう形で残っておったのか。特に排水管の中に付着しておったものを採取して、今言ったように、一番高いもので三四・二、高いかどうかわかりません、今委員がおっ...全文を見る
○久間国務大臣 だから、先ほどの答弁の中でちょっと訂正させていただきましたけれども、どういうサンプルのとり方をどういうような範囲でやったか、そういうあれがありますので、それが最高と言ったのは、それは私の間違いと思いまして、とにかく三四・二という数字と、〇・二というところがあったと...全文を見る
○久間国務大臣 そこの排水管の中にずっと沈殿した場合と、排水管からほかの多量の水と一緒に流れていって拡散した場合とで、同じ一定の面積をとった場合にはやはり拡散された方が非常に薄いと思うんですよ、それは。だから、むしろ排水管の中に沈殿しておったところの方が高いのではないかというよう...全文を見る
○久間国務大臣 基地内からPCBがとにかく外に流れて、それが多量に残っておって、大変問題だということになれば、基地提供者としては、それは大変責任を感じるわけです。ただ、今そういう調査をやっているわけでございますし、私は、予測するわけじゃございませんけれども、これがかなり前からずっ...全文を見る
○久間国務大臣 だから、先ほどから申しておりますように、繰り返し出ているのか。いつぐらいから、どういう形でやったのがその排水管の中に付着しておったのか。恐らくかなり前から使わないことにしているわけですから、それがその以前の問題なのか。あるいはどういう形で排水管の中に残っておったの...全文を見る
03月06日第140回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(久間章生君) ガイドラインの見直しにつきましては、今秋までに作業を終了することで今やっておりますけれども、いろんな協力する分野の機能、分野等を抽出する作業等を今やっておりまして、作業は特別おくれているわけではございません。したがいまして、今秋が目途でございますけれども...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 日米防衛協力の信頼を向上するためにもできるだけのことをしていかなきゃならないわけでございますが、御承知のとおり、我が国は従来から憲法の枠内でということを申しておりますし、これはまた米軍の方も、アメリカ側も承知しているところでございます。その場合に憲法の枠...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) PKO活動等に参加しておる隊員諸君のいろんな話を帰ってきてから聞きますときに、やはり武器使用が個々の隊員の判断にゆだねられているということについては非常にプレッシャーになっているというようなことは聞いております。これの問題につきましては、これから先、政府...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは防衛庁のお答えになりますかどうかわかりませんけれども、今言いましたように、行った隊員等の意見等を聞いてみますと、やはりもう少しこれは組織立って武器の使用ができるようにした方がいいんじゃないかという意見は非常に強く出ております。そういうやつを踏まえな...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今収用委員会の審査が行われておりまして、先般第一回目の公開審理が行われ、三月十二日に第二回目の公開審理が行われるわけでございます。確かに今までの例からいきますと日程的に非常に厳しい状況にございます。しかしながら、沖縄県との信頼関係の上であのように公告縦覧...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほどほかの委員の先生に答えたようでございますけれども、このガイドラインにつきましては策定後約二十年たっておるわけでございます。その間に冷戦後の内外情勢の変化も踏まえまして我が国でも防衛大綱が新しく策定されまして、またその間に日米防衛協力がかなり進展した...全文を見る
03月07日第140回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○久間国務大臣 ただいま議題となりました防衛庁設置法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  この法律案は、防衛庁設置法、自衛隊法及び防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部改正を内容としております。  陸上自衛隊における補給業務の迅速...全文を見る
03月07日第140回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(久間章生君) 委員にお答えしたいわけでございますが、いろんないきさつの中でああいう基地ができているのは、私どもその経過についてつまびらかではない点もございますけれども、沖縄の方々にとっては大変気の毒だった点はございます。  しかしながら、地主の方々が三万二千人おられ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 沖縄復帰の昭和四十七年五月十五日以降は沖縄における公用地等の暫定使用に関する法律、これによってやっております。
○国務大臣(久間章生君) 昭和五十七年五月十五日以降は、本土で適用されております現在の法律、日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定の実施に伴う土地等の使用等に関する特別措置法、昭和二十七年の...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 確かに日時的に非常に厳しい状況にございます。しかしながら、できるだけ早く裁決をしていただきたい、そういう願いを込めて今この審理の状況を見守っておる状況でございまして、そういう形で違法状態が起きないように、ぜひ早く裁決していただきたいというような気持ちでい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私どもは、いわゆる日米安保条約に基づきまして、政府としては土地を、施設・区域を提供しなければならないわけでございます。そういうわけでございますので、あらゆる事態について日ごろから勉強といいますか研究といいますか、そういうことをやっておかなければならないと...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) とにかく、間に合わないとおっしゃられますけれども、三月十二日に第二回目の公開審理があるわけでございます。そういうことで、確かに、裁決が行われましてもそれから先の送達の日時とかそういうのがございますために、非常に時間が切迫しているのは事実でございます。 ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 法律は衆議院、参議院、いわゆる国会でつくっていただくわけでございまして、そのときは当然憲法上の問題、法理論上の問題、そういうことについては十分審議した上で成立させていただくわけでございます。だから、委員みずからがどういう意味で言っておられるのか、その辺が...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それが我が国の憲法上、法制上できないならばそういう法律は国会でできないんじゃないかと思うわけでございます。そういうことで国会でそういう審議はしていただくわけでございますから、だから国会の審議を除いて私ども政府の方にそういうことはどうかと言われるのはちょっ...全文を見る
03月11日第140回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(久間章生君) 私どもは、あしたが第二回目の公開審理でございますけれども、その後できるだけ早く裁決をしていただきたい、そういうふうに願っておるわけでございます。  ただ、先般から当委員会でもお答えしておりますとおり、裁決が仮に出ました場合、あるいは三月中にあるいは四月...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 仮にということに答えるわけにはいきませんけれども、ただ手続面だけ申し上げさせていただきますと、裁決が出ますと、その後文書で通知がされるわけでございます。そして、届いたか届かないか、これを確認するのに約一週間近くかかるわけでございます。そして、届かない、い...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 確かに、今まで過去の例では一カ月半以上かかっております。しかしながら、そこのところは、皆様方が今度ああいう沖縄県との関係に立って公告縦覧に応じていただいて、そして今一生懸命収用委員会の皆さん方も努力しておられる。この間公開審理も粛々と行われた。そういうよ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 御承知のとおり、我が国は日米安保条約に基づいていわゆる施設・区域の提供をしなければならなくなっておるわけでございます。したがいまして、そのためにこういう法律もあるわけでございますけれども、そういう中で公告縦覧の手続等が最初のいろんなことからおくれてしまっ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 前回のときには、公告縦覧の手続に入らないまま収用委員会の審理が行われていなかったわけでございます。今回、収用委員会でこの十二、それに知花さんのやつも含めまして十三施設の審理が行われておるわけでございます。そういうことで今私どもは、この収用委員会の裁決を一...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほども述べさせていただきましたように、今裁決の審査をお願いしておるわけでございます。その手続が進んでおりまして、一日も早く裁決をしていただきたいというときに緊急使用をあわせて今出すというのはいささか並行的になるわけでございます。それについても同じような...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 沖縄の歴史については、聞けば聞くほどまた非常にいろいろなそういう問題があったということもわかっております。しかしながら、委員も御承知のとおり、復帰しましてからは、できるだけ早く合意を得ていない土地については合意を得るようにということで公用地暫定使用法も施...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 誤解されておるといけませんのではっきり言いますけれども、この公用地暫定使用法というのは、沖縄復帰に伴って、沖縄の地主の皆様方との合意が得られていないということで特別法としてつくられたわけでございますから、この法律が本土に適用されるはずはございません。
○国務大臣(久間章生君) 私はその当時国会議員をしておりませんのでわかりませんが、当国会の方でそういう法律をおつくりになって、その法律に基づいて復帰に当たってこういうことでやれということで、政府はそれに基づいて、しかもその法律には合意を得るように努力せよと、そういうようなことが書...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そうじゃございませんで、その当時、復帰の直前に、四十六年に法律として当国会で、衆議院と参議院で御審議なさってその法律をつくられたということでございます。それを私は言いたかったわけでございます。  我々、行政というのはやはり法律に従ってやるわけでございま...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 本土の場合は、既に現在適用されております駐留軍用地特措法というのが昭和二十七年にでき上がっているわけでございます。その法律に基づいて、今みたいな事例がありましたときには、今みたいなというか現在裁決をお願いしているような事例がありましたら、本土ではその法律...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 沖縄の問題につきましては、沖縄県に基地が集中しておる、これによって大変な御迷惑をかけている、このことについては私はもう本当に言葉もないぐらい痛い気持ちでございます。  しかしながら、事法律の適用というのは、これは沖縄だけに適用する法律じゃございませんで...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 細かい数字については後ほど施設庁長官から言いますけれども、確かにおっしゃられる意味はよくわかります。先ほども言いましたように、今までの基地のでき上がりの過程、そしてその後における沖縄の皆さん方が苦労しておられる様子、それは本当によくわかるわけでございます...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) ぜひ御理解していただきたいんですけれども、全体の面積、民有地を一〇〇としますと、そのうちの九九・九九%までは合意をいただいておるわけでございます。合意をいただいていないのは、面積でいいますならば〇・〇〇一%の土地でございます。人数でいったならば確かに三千...全文を見る
03月13日第140回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(久間章生君) 先日、照屋委員の御質問に対しまして、防衛施設庁として非常にたくさんの皆さん方に契約に応じてもらうように努力したということを強調する余り、少し数字の点でやや不正確な点もございましたので、本日は資料のもとに正確に答えさせていただきます。  当庁としては、先...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 多分初めてだと思います。  しかし、これは逆に言えば、前方ではやらないということで、後方地域でやるということでございますから、要するに後方支援という場合は、前方でもそういう後方支援、例えば通信でありますとかあるいは医療でありますとか、そういうことがある...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 戦争をやっている地域でないということでございますから、後方地域というのは。だから、そういうふうに素直に理解していただければいいんじゃないかと思います。
○国務大臣(久間章生君) 私どもが憲法でできないのは、武力が一体化されて、武力の行使になるかならないかというのが大事なことでございまして、地域によって行っちゃいけないとか行っていいとかいうことじゃないわけでございます。  今はっきりしているのは、戦闘状態にあるそこの地域は行けな...全文を見る
03月14日第140回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(久間章生君) 仮定の御質問でございますし、また特定の国、特定の地域を挙げての具体的な状況を想定してそれへの対応を問われましてもなかなかお答えすることは困難であります。他方、一般論として申し上げれば、自衛権の発動に当たる場合を除き、外国による武力攻撃の一環として敷設され...全文を見る
03月18日第140回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○久間国務大臣 我が国にもし関係するような緊急事態が発生した場合には、防衛庁のみならず政府が一体となって対応しなければならないわけでございますが、防衛庁としては、従来から我が国の安全を確保するという観点から、緊急事態に対する対策の充実を図ることを重要な課題として考えて、まず必要な...全文を見る
○久間国務大臣 今度の防衛大綱においては、国際情勢等の変化を踏まえまして、国内的には若年人口の減少傾向、また格段に厳しさを増しております経済財政事情等を配慮しながら、防衛力の規模及び機能について見直しを行いまして、その合理化、効率化、コンパクト化を進めるとともに、必要な機能の充実...全文を見る
○久間国務大臣 先ほども申しましたように、最近における国際情勢の変化等の中で、また、我が国では若年者の減少傾向等が見られます。あるいはまた、財政的にも非常に厳しい状況が予想されるわけでございまして、そういう中で、どうすれば我が国の防衛を全うすることができるか。いろいろ考えました結...全文を見る
○久間国務大臣 委員、先ほど自分はハトの子はハトだとおっしゃられましたけれども、私なども、むしろ考え方としては大石前議員といいますか、お父様あたりともそんなに変わっていないわけでございます。また、前大綱から今期の大綱に変わったといいますけれども、基本的には私は変わっていないと思う...全文を見る
○久間国務大臣 確かに今委員おっしゃられましたように、この中期防をつくるときから財政的に非常に厳しいということは予想されておりましたので、この中期防の計画の中にも至るところにそのような配慮の文面があるのは御承知のとおりでございます。  それと、防衛庁関係の予算というのは、人件費...全文を見る
○久間国務大臣 今、委員がおっしゃられましたように、自衛隊の任務といいますか防衛の本質というのは、直接あるいは間接の侵略をまず未然に防止する。そして、一たんそういう侵略があって、独立が損なわれあるいは平和が侵されるような状態になったならば、その侵略を排除する、そういう使命が防衛の...全文を見る
○久間国務大臣 委員と若干ニュアンスを異にするかもしれませんけれども、まず最初に言われました、ペルーのようなああいう事件が起きたときに、ほかの国だったら自衛隊の出動云々という話をされました。確かに、その国の安全をどうやって守るか、いろいろな守り方があろうかと思います。  しかし...全文を見る
○久間国務大臣 下甑島のああいう状況になりましたときに、村民の皆さん方、消防団あるいは役場の職員までが一緒に行っているときに、自衛隊が何もしないというような状態がもし出たとすれば、かなりの非難を浴びたと思います。あの場合に、丸腰ではありますけれども、一緒に出かけていって捜索を手伝...全文を見る
○久間国務大臣 若干委員と見解を異にするのかもしれません。といいますのは、確かにたくさんつくって輸出するようなことになれば、単価も安くなって、それだけまた防衛費は少なくなってくる、論理的にはそういうことになります。  ただ、我が国は国際紛争等を助長することを回避するというような...全文を見る
○久間国務大臣 だから、私も言葉を選んで言っておりますのは、従来の政府見解も、国際紛争等を助長するのを回避するためにという縛りをつけて従来の政府が使っておるわけでございますから、平和が確立されて、その平和を守っていくために、その地域で一般住民の方々に、例えば地雷の除去が必要な場合...全文を見る
○久間国務大臣 今、装備局長は細かいことで答えようとされたのかもしれませんけれども……(村井委員「いや、細かいことは聞いていませんよ」と呼ぶ)確かに、大量生産をやらないと生産ラインに乗らないというのはわかるわけでございます。しかし、我が国は、御承知のとおり、戦後これだけ長い間、い...全文を見る
○久間国務大臣 日本とアメリカの関係は、戦後一貫して日米安保条約という同盟関係で結ばれておりますので、日本としてはアメリカに対しては、これは武器技術についての輸出も、そういう実績の上に立って、信頼関係の上に立って、一〇〇%とにかく認めている格好になっているわけでございます。  ...全文を見る
○久間国務大臣 企業に対するそういうような給付金といいますか、協力をしてもらう企業に対する助成金といいますか、そういう形で完璧かというと、それはそういうことじゃございませんで、自衛官がやめてから就職しておる会社に対してこの制度そのものを理解していただく、そしてまた、会社だけではな...全文を見る
○久間国務大臣 自衛官の処遇については、従来から、各官職の職務の重要性と責任の度合いでそれぞれの適正な処遇がなされるように努めてきたところでございまして、特に今言われました指定職の三号から四号に、平成六年、七年、九年と各師団長を引き上げもしてきたわけでございます。  今後、一部...全文を見る
○久間国務大臣 予算委員会のときもたびたび、御党の委員さんだったと思いますけれども、QDRにおいて見直しが行われるのじゃないかという質問をされたわけでございます。それは直接私に対するものじゃなくて、そのときは外務大臣が答えられましたけれども。  ペリー前国防長官が私のところに来...全文を見る
○久間国務大臣 私は、最近ほとんど映画を見ておりませんので、残念ながら見ておりません。
○久間国務大臣 我が国は、幸いに、いわゆる民需の、民間産業においては情報産業ではかなり進んでいるのじゃないか、そういう気がいたしております、軍事面にそれをどういうふうに使ってどうこうするというのは私もわからぬ点がありますけれども。だから、我が国のいわゆる技術レベルで比較するならば...全文を見る
○久間国務大臣 いや、軍事面でと言っているのじゃなくて、情報産業といいますか、そういう点で、我が国の国全体のレベル、水準はおくれをとっていないということを言っているわけでございまして、これを、いわゆる防衛産業といいますか、防衛面でどのようにシステム化しておくれをとらないようにやっ...全文を見る
○久間国務大臣 私の理解力が不十分なのかもしれませんけれども、核の傘というか核のウエートが、冷戦構造がなくなりましてから、かなりの部分で非常にウエートが減ってきたというのはわかります。また、いろいろな戦争が起きたときに、この間の湾岸戦争等で見られますように、ハイテク化されておりま...全文を見る
○久間国務大臣 偵察衛星に大変関心を持っているのは事実でございますけれども、現在、それをみずから持つことについての構想ないし計画というのは、正直言ってございません。  これが、将来、科学技術の発達により偵察衛星と同じような機能を有する衛星の利用が一般化した状態になってくれば、そ...全文を見る
○久間国務大臣 私はどうも委員ほど、いわゆる情報産業といいますか情報技術といいますか、そういう分野に疎いからかもしれませんけれども、米軍なら米軍の抑止力というのは、戦ったときにどうこうじゃなくて、そこにおるということで一つの抑止力になる場合があるわけでございまして、情報技術だけで...全文を見る
○久間国務大臣 確かに、湾岸戦争があんなに簡単に終わったというのは、彼我の、両方の情報技術にかなり差があったんじゃないかと思うのです。これが匹敵しておったら、そう簡単にいかない可能性があっただろうと思うのですよ。  だから、情報技術がすぐれておりさえすればいいというのではなくて...全文を見る
○久間国務大臣 一〇四号線越えの砲弾射撃を本土の方でやるということは村山内閣のときに決めていただいて、また橋本内閣でこれを五カ所で実施するということを決定して、その後、各地方自治体の皆さん方、いろいろな方々に御相談に行っているところでございます。  確かに、最初は反対も非常に強...全文を見る
○久間国務大臣 定数と実数とを比較してそういうふうに言われると困るわけです。定数はあくまで定数で、その時々の実数は、それは補充されてない場合がありますから減っておるわけですけれども、その減っている数字と定数とを比較して実際はふえるじゃないかと言われますと、こういう制度改正というの...全文を見る
○久間国務大臣 正直言いまして、私もあの新聞記事を見まして、どこでこういうふうに決定されたんだろうか、そういうことを思いました。  先ほど正直言いましてというのは、与党内でいろいろな話がされている、それにまた我が防衛庁の方からも出かけていって、いろいろな考え方といいますかケース...全文を見る
○久間国務大臣 先生でございますから率直に言わせていただきますと、緊急使用等について私自身もいろいろと勉強したことはございます。しかしながら、今でも片一方の方の申請を、本音で言いますと、月内にあるいは月初めにでも裁決してもらえればぎりぎりで間に合いはせぬかなというふうに思っている...全文を見る
○久間国務大臣 そういう決意でやってもらっておりますし、少なくとも防衛庁に関する限りは全面公開といいますか、防衛庁に関することについては全部公開されて結構ですというような姿勢で臨んでおります。
○久間国務大臣 今度の防衛大綱で、合理化、効率化、コンパクト化を図っていくという一つの流れの中で、この即応予備自衛官制度を陸上自衛隊の中に取り入れたわけでございますので、その考え方は、今度の即応予備自衛官制度も、結局今言った合理化、効率化、コンパクト化の流れに沿うものだ、私はそう...全文を見る
○久間国務大臣 日本に駐留する米軍基地が余りにも過度に沖縄に集中している部分について、また、そのために沖縄の皆さん方がいろいろと苦慮しておられる、経済発展等の支障にもなっている、これは痛いほどよくわかっておりますので、これから先も、その縮小、統合、整理等については努力してまいりた...全文を見る
03月19日第140回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(久間章生君) 今公開審理が粛々と行われておりまして、それはもうおっしゃるとおりでございます。そしてその中に、先生今おっしゃられました一坪反戦地主と言われる方々もいらっしゃいます。しかし、地主の皆様方はやはりそれぞれの考え方で反対をしておられる方もいらっしゃるわけでござ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) たびたびこの委員会でも申し上げておりますとおり、今粛々とその審理が行われておりまして、三月二十七日に第三回目があるわけでございます。第三回目あるいは遅くても四月の初めぐらいまでに裁決をいただければ時間的にも間に合うということで、今それを非常に期待を込めて...全文を見る
03月25日第140回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(久間章生君) 確かに、今までの経緯を見ますと、公開審理その他に非常に日数がかかっているのは事実でございます。  しかしながら、今回の収用委員会の裁決を申請いたしましたときにはいろんないきさつがございましたけれども、受け付けていただきましてからは、言うなれば沖縄県との...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) しかし、政府は、そういう意味もございまして、二年前からこの手続に入ったわけでございます。それはまだ二年間あったわけでございますので、政府の責任だというそういうふうなとらえ方をされても、もう二年も前から入っているわけでございますから、そういう点では必ずしも...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 知花さんの楚辺通信所の問題についても、これが決して適正なものじゃないということは私どももわかっております。  しかしながら、これはお父様の代からずっと契約をしていただいて、それを一部相続を受けられた、それについて期限が来たということで、言うなればその出...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私も、沖縄に基地が集中しておる、この沖縄の基地を、たくさん集中しておるものだから沖縄の方々は困っておられる、この問題について何とか縮小、整理、統合はできないかという気持ちにおいては本当に変わらないわけでございます。橋本総理もそうでございます。  しかし...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 確かに、委員がおっしゃられるように、私どもとしては絶えずいろんな勉強をいたしております。  しかしながら、法律をこの国会の方に提出しますときには、自民党だけではなくて与党としてどういう形にそれをしたらいいのか。法律の出し方もいろいろございますけれども、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 御承知のとおり、憲法九十五条というのは、ある一つの法律が特定の地方公共団体に適用される場合のことでございます。  現在の駐留軍用地特措法というのは日本全国に適用されているわけでございまして、たまたま今本土の中においては皆さん方が全部契約に応じていただい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) ここは立法府でございますからよく議論されればわかると思いますけれども、この法律が一つの公共団体だけに適用される法律であるかどうか。それならば、その法律をつくるときに、既にその院においてそういう手続をとられることになっているわけでございます。そういうことな...全文を見る
03月26日第140回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(久間章生君) 今、委員おっしゃられました緊急使用の申し立てにつきましては、私は率直に旨いまして防衛庁の中でもいろいろ議論いたしました。しかしながら、収用委員会が今回非常に粛々と静粛に進行しておりまして、緊急使用を出すようなそういう雰囲気でなくて、もう二回目の公開審理の...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 実は、こういう法律がつくられます場合に、例えば本裁決がいろんな事情で混乱するとか、そういう場合に緊急使用の申し立てをしたならば、それによって緊急使用だけでも許可をしてもらってさっとその期間を埋めるというような法律が一応つくられておるわけでございます。とこ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 緊急使用については非常に難しい状況にあるということはひとつぜひ御理解をいただきたいと思います。  しかし、そういう意味でも、緊急使用でなくて本裁決をあしたの公開審理で見させていただいて、そこでできますならば、それから間断なく裁決が得られたいと、そういう...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 平成五年六月以降、硫黄島において本格的に当該訓練が実施されましてからは、厚木飛行場における訓練は非常に大幅に減少していることは先生今おっしゃったとおりでございます。  しかしながら、米側によりますと、基本的にはできるだけ硫黄島の方で訓練を実施するように...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私の方から三宅島のことを言わなかったのは、三宅島も地権者の方とかいろんな方々の御理解を得ながらやっていかなきゃならないわけでございますので、こちらができればあれですよというような形で、余りそういうふうに表現もしにくかったわけでございます。三宅島でございま...全文を見る
03月27日第140回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○国務大臣(久間章生君) 今、委員がおっしゃいました分析並びに現状認識は全くそのとおりでございます。したがいまして、私どもはその動向には注目しておりますし、これから先も注意深く見守っていく必要があると考えております。
○国務大臣(久間章生君) 確かに今厳しい予算状況でもございます。それと同時に、今までいわゆる駐留軍経費等について義務的経費がふえてまいりましたために、そういうことで訓練等がやや減ったりなんかしておったこともございましたが、それが平準化してまいりましたのを機に、今訓練等においても復...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これから先、若年者が減ってくるというようなことも頭に置かなければなりません。そういうときに、我が国の防衛を考えますと、いろいろと制度的にも考えなきゃならない。そういうときに皆さん方がいろいろと考えられまして、この即応予備自衛官制度を導入することによって、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 当初、村山内閣のときにこういう決定をされまして、一時、大分反対その他の声もございましたけれども、沖縄の実情等からいって、一年間に十日ぐらいならばそれはやむを得ない、引き受けようじゃないかというような空気も出てまいりました。今、各地方公共団体その他にお願い...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 財政構造改革会議においては、聖域を設けず、あらゆる経費を対象に議論が行われているところでありまして、防衛関係費につきましても、同会議において示された基本的な考え方に従って、今後、企画委員会において議論が行われるものと承知しております。  いずれにしまし...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 確かにその辺の問題は防衛予算にはあるわけでございます。しかしながら、発注しましてもそれができ上がるのにはかなり期間がかかる。そして、発注したときには、契約にかかる経費等、前渡金といいますか、そういうようなことで、後年度に受け取ってからそのときに支払うとい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 御承知のとおり、自衛隊の持っております現在の飛行機がいわゆる退役していく、それにかわるものを埋めなきゃならない、そういうときに、やはり周りの近代化が進んでおりますとそれに対応した性能的にも劣らないものを確保しなければならない、そういう形でいろいろ研究され...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 日米安保条約に基づきまして基地を提供している、またそういうような義務がありますし、また基地そのものは公共的な提供になっているわけでございます。  ただいま委員がおっしゃいましたように、基地があるといいますか、そこにそういうような基地機能を果たしておるた...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これまで予算委員会等でもたびたび申し上げてまいりましたが、粛々と収用委員会が審理をなさっておるときに、あなたの審理は間に合わぬから緊急使用をお願いするというわけにはいかぬ、そういうこともありましてできなかったわけでございます。またきょうも粛々と審理が行わ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほどから申し上げておりますように、とにかく委員会で粛々と本裁決をするための審理が進んでおりまして、そのときに、それをやめて緊急使用の審理を先にしてください、どうもこの調子でいったら危ないからしてくださいというようなお願いをする立場にはないわけなんです。...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先日も、予算委員会だったと思いますけれども、御党の委員からそういう発言がございましたが、あくまで定数は定数で比較していただかないと、定数を削減してもたまたまその実数が低いから即応予備自衛官でかえって強化じゃないか、ふやしているんじゃないかというような話を...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 嘉手納飛行場の区域内において行われるものは全部公用だというふうに考えておりまして、そのために施設も提供しているわけでございます。そこのところについては、メーターを個人個人とかそういうふうに幾つも分けてすることは必要ないんじゃないか、そういうことで一本のメ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 施設・区域の提供に係る問題につきましては、もう今度のもので全部公開をされたというふうに理解しております。それ以外の問題について私の所管に係るものはほとんどないんじゃないかと思っておりますので、とにかく国の安全上の問題とかいろんなことでどういう問題があるの...全文を見る
03月28日第140回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(久間章生君) その前に、先日来の当委員会でのいろんなやりとりの中で私がいろいろ誤解を受けたとすれば本当に申しわけないと思います。  山本委員が冒頭に言われました気持ちは全く同じでございまして、今とにかく沖縄にあれだけ集中していることについては何とかならぬものだろうか...全文を見る
04月03日第140回国会 衆議院 予算委員会 第23号
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○久間国務大臣 今総理がお答えになったとおりでございますが、先ほど委員が、今度の法律が沖縄の基地を固定化するものではないかという意見があるぞという御指摘でございましたが、これは基地を固定化するものではなくて、現在の状況で、少なくとも期限が切れることによって権原がなくなるものを、と...全文を見る
○久間国務大臣 委員が御心配されるそういう法的整備が必要ではないかと言われるお気持ちはわかるわけでございます。しかしながら、法律というのは御承知のとおり国会で最終的に制定していただくわけでございますが、その間には国民世論、また国会の各党各会派の御論議等を集約していただいて、これな...全文を見る
○久間国務大臣 確かに、冷戦構造が終わりまして、新しい時代に対応すべく、そういう中で効率化、コンパクト化を図る一環として、陸上自衛隊を十八万人体制から十六万人体制にしているところでございまして、先生のおっしゃるとおりでございます。
○久間国務大臣 先ほどから委員もおっしゃられましたように、四十七年に復帰しましたときに、今まで使われております土地のいろいろな関係がはっきりしないということで、特別の法律によりまして五年間やられたわけでございます。五年間の間にできるだけたくさんの方から同意をとるようにということで...全文を見る
○久間国務大臣 我々政府としましては、現在ある法律でできる限りのことをするわけでございます。そして、そういう法律の中で、村山総理がその手続に入られましてからも、しかしながら、その後に予測できなかったような、職務執行命令というような、いろいろなことがございました。知事を相手取って裁...全文を見る
○久間国務大臣 まず、御理解していただきたいわけでございますけれども、今度の改正で収用委 員会を形骸化するというような、そういうことはないわけでございまして、収用委員会は引き続きこれからも裁決していただくわけでございます。  ただ、収用委員会が裁決をしている間に、無権原状態が...全文を見る
○久間国務大臣 楚辺通信所につきましては、昨年の三月三十一日で権限がなくなっておるわけでございます。これは今度の法律をつくりましてからでも同じでございます。そういう意味では、不遡及の原則に反するわけではございません。  ただ、今度の法律では、いわゆる申請をしている十二施設と一緒...全文を見る
○久間国務大臣 ノドン一号は、現在開発中のミサイルということもございまして詳細は明らかでございませんが、各種情報を総合的に勘案すれば、ノドン一号の性能諸元は次のとおりというふうに推定できます。  射程については約千キロ、配備位置によって我が国の過半がその半径内に、射程内に入る可...全文を見る
○久間国務大臣 まだ、そういうことについて具体的に申し上げるほどの情報は得ておりません。
○久間国務大臣 原則として、その裁決はあることになっております。例外的に却下することになっておりまして、事業認定は、その前に総理大臣の方で認定をしてもらいまして、その上で今言う収用委員会に出すわけでございますが、収用委員会の方は裁決をされる仕組みになっております。
○久間国務大臣 収用委員会に申請をしまして収用委員会の裁決が出ない状態、そういうときに、権原が切れますと不安定な状態になりますから、その間を暫定使用という形で延ばそうというわけでございますから、明け渡し裁決が出まして、それに基づいて供託金を供託したときに初めて、それまでの間は暫定...全文を見る
○久間国務大臣 そういうふうな明確な期間ではございませんで、本裁決が出るまでの間をとにかく暫定使用でつなぐということにしているわけでございますから、本裁決が何日かかるか。それはケースケースによって違うわけでございますから、何日というわけにはならないわけでございます。
○久間国務大臣 却下されました場合には建設大臣に審査請求をするわけでございます。そして、裁決の審査請求をしまして裁決をもらいまして、そしてまた審理をしてもらうわけでございますね。その間は、だから暫定使用が続くわけでございます。要すれば、そのすべての本裁決の手続が完了するまでの間を...全文を見る
○久間国務大臣 いや、そうはならないわけでございまして、収用委員会がまず却下した場合に、それに対して起業者として審査請求をします。それに対してまず建設大臣が、それはそのとおりだということで却下をそのまま認めた場合はそれで終わるわけですから、暫定使用の形はないわけですね。  とこ...全文を見る
○久間国務大臣 先ほどから何度も申しておりますとおり、上級行政庁になりますと、建設大臣がその裁決をしましたときにはそれに下級庁は縛られるわけでございますから、同じ理由では却下できないわけでございます。しかも、却下できる場合は非常に限定されて、違法性があったときに限られておるわけで...全文を見る
○久間国務大臣 いや、今委員がおっしゃられたのは、全くそのとおりでございます。私どもも、基地の問題については何とかこれを縮小しなければならない、そういう気持ちでございますが、それと同時に、やはり法的な空白を設けちゃいけない。そのためには、いろいろな法律の手だてもできるかもしれませ...全文を見る
○久間国務大臣 この遡及適用という問題につきましては、これは遡及適用するわけじゃございませんで、法律の施行後に、その時点から、この場合で言いますと、担保を提供してその時点から暫定使用が始まるわけでございますので、不遡及の原則は貫いておるわけでございます。  それと、今さっきも議...全文を見る
○久間国務大臣 今おっしゃられました、県道一〇四号越えのものを本土の五カ所の演習場で行うということにつきましては、それが発表されました当時、本土の各地で大変反対運動が起きたわけでございます。しかしながら、その後、ずっと沖縄の問題等を理解されて、最近では各地の皆さん方が、やはりこれ...全文を見る
○久間国務大臣 正直言いまして、今までのいろいろな経緯から、自分のところがトップを切ってというのを皆さん方非常に気にしておられます。そういうこともございますし、やはりこれは公平に分担してもらう、そういう考えでおりますので、できますれば五カ所全部で一つの方向を見出したい、そういうこ...全文を見る
04月04日第140回国会 衆議院 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第1号
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○久間国務大臣 ただいま議題となりました日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定の実施に伴う土地等の使用等に関する特別措置法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明い...全文を見る
04月04日第140回国会 衆議院 本会議 第22号
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○国務大臣(久間章生君) 日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定の実施に伴う土地等の使用等に関する特別措置法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  防衛庁といたしま...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 法改正の必要につきましては、先ほど総理大臣から述べられたとおりであります。  なお、瓦議員は、いわゆる一坪共有地主について御指摘されましたが、その事実関係について、私から申し上げます。  一坪共有地主の方は、復帰前からの人は一人もなく、昭和五十七年以...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) なぜ楚辺通信所のときは無権原状態で放置してきたかとのお尋ねでございますけれども、昨年四月一日以降、楚辺通信所の一部土地について、これは既に裁決申請を行っており、政府がこれを放置していたわけではなく、その権原取得について最大限の努力をしてきたところでありま...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほどの三者連絡協議会の活性化につきましては、ただいま外務大臣から答弁されたとおりでございます。防衛庁としても精いっぱい努力してまいりたいと思います。(拍手)     〔国務大臣三塚博君登壇〕
○国務大臣(久間章生君) 今回の改正が、憲法の諸条項に違反するのではないか、また法律不遡及の原則に反するのではないかというお話でございましたが、先ほど総理が答弁されたとおりでございまして、今回の法律改正はそのようなものではございませんので、御理解賜りたいと思います。(拍手)  ...全文を見る
04月07日第140回国会 衆議院 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第2号
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○久間国務大臣 失権状態になりますと、土地の明け渡し、あるいはまた立ち入りの要求、いろいろな問題が出てまいりまして、大変混乱する危険もあるわけでございます。そういうふうになりましたときに、現在私どもは、SACOの最終報告を受けて、できるだけ基地の整理、統合、縮小、こういった方向に...全文を見る
○久間国務大臣 今回の法律案につきましては、私どもも十分に内部で検討して、決して憲法のどの条項にも違反するものではないという確信を持って出しております。議会で質問があります場合にも、その旨答弁したとおりでございます。
○久間国務大臣 その前に、この特措法は沖縄に適用する法律だというように委員おっしゃられましたけれども、これは昭和二十七年にできた法律でございまして、沖縄復帰前から我が国全体に、要するに駐留軍地として提供する施設がいわゆる賃貸借契約で同意を得られない場合に、その残った方々の土地を強...全文を見る
○久間国務大臣 いえ、決して法律をつくらないと決めつけたわけではございませんで、私もあれを見ておりましたが、この三項目が法律をつくるということだというふうに言われると、必ずしもそうではないというようなことであの発言をしておられたというふうに私は受けとめました。  これは、これか...全文を見る
○久間国務大臣 そもそも脅威というのは、その侵略し得る能力と、そしてまた侵略しようとする意図、これが結びついて初めて顕在化するものでございます。しかしながら、この意図というのは変化するものでもあると同時にまたなかなかつかみにくい、そういうような関係から、我が国の防衛を考えるときに...全文を見る
○久間国務大臣 先ほどの答弁で誤解を与えてはいけませんので。潜在的脅威も今のところない、しかしながら、不確定、不安定な状況である、そういうときに、我が国のやはり最低限の防衛能力というのを持っておかなければならないということで、自衛隊もそういう意味でおりますし、また、いざというとき...全文を見る
○久間国務大臣 これは、先般、この条約をこの国会で批准していただきまして、またそれに伴う国内法等もいろいろ改正してもらったわけでございますが、国連平和維持活動だけではございませんで、人道援助あるいはまた共同訓練、こういったことに適用することになっておるわけでございます。  そし...全文を見る
○久間国務大臣 安定的使用がこの法律によって確保されると言い切るほどのそういう積極的なものじゃございませんで、むしろこの法律を通していただかなかったならば、五月十四日で期限が切れて、その後大変なことになる、混乱を招くおそれがあるんじゃないか、そういう危惧をいたしておりまして、それ...全文を見る
○久間国務大臣 御承知のとおり、国土面積の〇・六%のところに在日米軍基地の七五%がある。こういう問題が沖縄にあるわけでございますので、やはりこの問題を少しでも片づけていって沖縄の方々の痛みを分かち合わなければならない。  そのためには、先ほどから話が出ておりますように、SACO...全文を見る
○久間国務大臣 この法律は、委員御承知のとおり、本当に、我が国として米軍に対する条約上の義務を果たさなければならないわけでございますので、そういう点で、その土地について合意が得られない、そういう方々に対して一つの法手続がございまして、それに従ってやっておるわけでございますが、それ...全文を見る
○久間国務大臣 さっき申しましたように、この法律がもし改正されませんと、五月十四日までに土地についての使用する権原が政府としてはなくなるわけでございます。ところが、我が国はアメリカ軍に対しては、日米安保条約を結んでおりまして、その条約で結んでおる施設・区域については提供しなければ...全文を見る
○久間国務大臣 委員御指摘のように、本土の方にKC130を移転するということで、これは岩国の基地の方に移転することがほぼ決まりました。また、一〇四号線越えにつきましては本土の五カ所の演習場で行うということで、これはたしか村山内閣のときだったと思いますけれども、そういうふうに決めら...全文を見る
○久間国務大臣 細かいスケジュールは施設庁長官からも示してもらおうと思いますけれども、実を言いますと、今一番困っておりますのは、各自治体が、うちがトップではやりたくない、そういうような感触をどうもお持ちなんですね。だから、余りスケジュールを決めるようなことじゃなくて、皆さん方、と...全文を見る
○久間国務大臣 いや、ちょっと私の言葉が舌足らずでございまして、要するに、矢臼別を除いて、次はうちがというようなことじゃなくて、みんな横並びで議論しておられるわけなんですね。だかち、私の表現の仕方もちょっとなかなか言いにくい点があるわけですけれども、要するに、今言ったような調子で...全文を見る
○久間国務大臣 我々政府の方から、この法律に欠陥がありましたと立法府に対して言うこと自体が本来異なものでございまして、むしろ、この法律でやっているけれどもなかなかこういう問題がありましてできませんというのが行政府の本来の立場だろうと思うのです。立法府でつくられました法律に対して、...全文を見る
○久間国務大臣 もし私の表現の仕方が居直ったようにおとりでしたら、それはもう訂正しますけれども、そういうことじゃございませんで、私どもは、現在ある法律に基づいて誠実にそれを実行していく、そういうようなことが行政府としては義務があるわけでございますから、そういうことでやってきて、そ...全文を見る
○久間国務大臣 先ほど委員がいみじくもおっしゃいましたように、今までの法律上こういう問題が出てきたんだから改正せにゃならぬ、そこはわかる、それについてはおまえら謝れと言われれば、私はそれはもう、本当に申しわけございません、そういう事態を招きましたということで幾らでも頭を下げますけ...全文を見る
○久間国務大臣 そのとおりでございます。
○久間国務大臣 却下する場合は、この法律にその申請が違反している場合に却下する、却下しなければならないとなっているわけですね。
○久間国務大臣 収用委員会は、申請が違法な場合には却下しなければならないとなっているわけですね。ところが、同じ法律の中に、その場合に審査請求をする規定があるということは、その却下が、起業者側すなわち防衛施設局長から見た場合に、これは違法であると判断したそのこと自体がおかしいと思っ...全文を見る
○久間国務大臣 いや、そうじゃなくて、使用認定は国がやります。収用委員会に使用期間あるいは損失の補償の金額、そういうものをお願いするために申請をします。そうしたときに、期限が来たときに、最終的には収用委員会の裁決で全部それは決まるわけですけれども、それまでの間、暫定的に使わせても...全文を見る
○久間国務大臣 非常に膨らんだのではないかとおっしゃいますけれども、そうではございませんで、今度の一連の中で穴があくところはどこかということで、その穴だけは埋めなければならないということでやっているわけでございますから、それを条文にしたらああいう形になったわけでございまして、決し...全文を見る
○久間国務大臣 確かに、おっしゃるように例外規定でございます。  こういうようなことを予想していなかったために、権限がなくなったら困るということで入れるわけでございまして、今後、この法律ができたからということでこういうような事態がたびたび発生することがあってはいけないわけでござ...全文を見る
○久間国務大臣 どういう経緯であの三十六年につくりました法律に入っていないかは私もつまびらかに存じ上げておりませんけれども、慎重にしなければならないと思います。  ただ一言だけ、ちょっと感じますのは、この使用等に関する特措法の方はいわゆる使用を非常に前面に押し出している法律でご...全文を見る
04月08日第140回国会 衆議院 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第3号
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○久間国務大臣 我が国の自衛隊の運用についてもまだそういうことでございまして、米軍については、そういう研究はまだやっておりません。
○久間国務大臣 したがいまして、法制上はいろいろ問題があろうかと思います。
○久間国務大臣 遺棄された機雷が我が国周辺にある場合には、我が国の船舶にとっても大変危険なわけでございますから、これは現在の自衛隊法で私は除去できる、そういうふうに思っております。
○久間国務大臣 だから、アメリカ艦艇のためにと言いますけれども、我が国の領海内には、我が国の漁船も、あるいは外国から入ってくる商船も、いろいろなものが入ってくるわけでございまして、我が国の船舶もおるわけでございます。そういうのが航海できない、そういう危険がある場合には、今委員御指...全文を見る
○久間国務大臣 先ほどの機雷の話もそうでございますけれども、今回の話も、要するに朝鮮半島有事の場合という、そういう仮定での議論は、こういう場でございますから控えさせていただいて、ただ、一般論として一応言わさせていただきますと、そういう場合に、今までの政府の見解といたしましては、要...全文を見る
○久間国務大臣 我が国の自衛隊が攻撃されました場合は、もうこれは自衛権の発動でございますから、それは今のいわゆる武力一体化云々という話とはまた違うんじゃないかと思いまして、我が国が攻撃されない状況でどの程度の、武力一体化にならない後方地域での支援があるか、それがまさに今から詰めて...全文を見る
○久間国務大臣 沖縄の基地があるのに対して、今みたいな解釈だったらだめじゃないかと委員はおっしゃられましたけれども、はっきりしていることは、我が国有事の場合は日米安保条約の五条が機能するというのはもう事実でございまして、そのために、我が国に、今沖縄におる米軍も我が国有事の場合は出...全文を見る
○久間国務大臣 SACOの最終報告といいますけれども、これは終わりという意味ではございませんで、橋本総理とクリントン大統領のいわゆる共同宣言を受けて沖縄の問題についていろいろスタートしたわけでございます、SACOが。そのときに中間報告があったので、一応の締めくくりとしての最終報告...全文を見る
○久間国務大臣 このためにも、一月の二十一日に防衛施設局長が参りまして、漁連の皆さん方あるいはまた市長さん、そういった方々にもお会いしておるわけでございます。まだなかなか進んでいないのも実情でございますけれども、まず、適地かどうかのそういう調査、基本的な調査に入らせていただきたい...全文を見る
○久間国務大臣 確かに、この返った後どうするかという問題は大変な問題でございます。今政府全体で沖縄の振興策についていろいろと検討してもらっておりますけれども、やはり返還が実現した後のこれを現在の法体系の中でいいのかどうか、現行制度でいいのかどうか、そういうことについては、これから...全文を見る
○久間国務大臣 私どもは暫定的な改正だと言っているわけではございませんで、必要最小限度の改正で暫定使用を認める制度をつくっていただきたいということを申し上げておりますので、そこは正確にそういうふうにお答えさせていただきます。  といいますのは、過去三回のそういう例を見まして、平...全文を見る
○久間国務大臣 収用委員会の皆様方に今お願いして審理をやってもらっているわけでございまして、これはそのまま収用委員会の権限としてやっていただくわけでございます。そして最終的には収用委員会の裁決で、そこで決まるわけでございますけれども、それまでの間に無権原状態になったらいけないので...全文を見る
○久間国務大臣 沖縄でも、こういういわゆる一坪共有地主というのが発生したのは昭和五十七年からでございます。それまではなかったわけでございます。いわゆる本土でいいますならば、例を例えるのは悪いかもしれませんけれども、これはございました。これはいわゆる成田でやったわけでございます。そ...全文を見る
○久間国務大臣 正直申しまして、ほかにいい策があるかと言われれば、それははっきり言ってないわけでございます。現行法の中でとにかく裁決を得る、これしかないということで、それに期待をかけてきたわけでございますけれども、それがどうしても五月十四日までには無理だということで法案を提出させ...全文を見る
○久間国務大臣 御承知のとおり、与党といえども、個々の法律について全部賛成するという、そういう約束はないわけでございまして、政府としては、与党というよりも政府の立場で、この法律はもう通さなければどうにもならないというときには与党の確約がとれないままでも出さざるを得ないということで...全文を見る
○久間国務大臣 過去を振り返って、あの時点にこうすればどうだったかという議論は、それはいろいろできるかもしれません。しかしながら、今見ましたときに、ずっと裁判でやっていったときに果たして本当にクリアできたかどうか、それは正直言って、私は、自信ないんじゃないかと思います。  日数...全文を見る
○久間国務大臣 協議というわけではございませんけれども、今度の秋までにこれを日米間で見直しをするということになっております。そして、その過程におきまして、これは我が国だけではなくて諸外国も大変関心を持っていることでございますから、どういうような経過でどういうふうにいっているのか、...全文を見る
○久間国務大臣 与野党で議論するといいますか、まだ何か対立点がございますときに、そういう問題について突き合わせる場合には、与野党で党首会談とかいろいろなこともあるかもしれませんけれども、そういうことではなくて、今政府が考えているのはどういうことかということを広く示すことによつく先...全文を見る
○久間国務大臣 まずその前に、委員ももちろん御承知でございますけれども、沖縄の方々にも知っておいていただきたいわけですけれども、いろいろないきさつがあって、いわゆる基地として無理やりとられた、そういうこともあったと思います。しかしながら、復帰しましてから、施設庁が中心になりまして...全文を見る
○久間国務大臣 どういうやり方がベストであるかと言われますならば、委員御指摘のようなベストな方法があるのかもしれませんけれども、今、事ここにおきまして、そういうことをしないでそのまま過ごしていいかとなると、それはベターでもないしベストでもないわけでございますから、ベストとは言えな...全文を見る
○久間国務大臣 確かに、あのような状況がいいかと言われますと、決してよくないわけでございまして、政府としては大変苦しい立場にあるわけでございます。  しかしながら、あのときには、その以前の段階で申請がされておりまして、そしてその申請手続に基づくいろいろな裁決の申請がずっと収用委...全文を見る
○久間国務大臣 切れてしまうと同じような事態を招くかもしれません。ただ、状況からいいまして、私は若干違う感触を持っておりますのは、昨年の場合は、お父さんの時代にいわゆる契約をしておられたのが、その契約の期間が続いておりましたのに、今度は生前贈与で知花さんがそれを取得されて、それが...全文を見る
○久間国務大臣 何をもって混乱と言うかでございますけれども、五月十四日で切れて五月十五日から無権原になりますと、明け渡しの請求とか、あるいは立ち入りの要求とか、そういったことが出てくることが十分予想されます。前回の場合も立ち入りの要求がございまして、これにつきましては御承知のとお...全文を見る
○久間国務大臣 じっくりと腰を落ちつけて話をする時間があれば、そうしたらいいというふうな話もあるかもしれません。  しかし、私は、今回のこの対象者になっておられる方々を全部見たときに、時間をかけて本当に解決できるか、そういう問題が実はあるわけでございます。ここのところが、実は非...全文を見る
○久間国務大臣 広く一般に法律の施行、成立したことを知らしめるために期間を定めて施行する、そういう法律もございます。しかしながら、今回の法律は、五月十四日に切れることを何とかしてこれをクリアしていただきたいということで法律をつくったわけでございますし、また法律が施行されましてから...全文を見る
○久間国務大臣 確かに、五月十四日で権原が切れるんだ、五月十五日からは自分の所有権が戻ってくるんだ、そういうふうに思っている、この思っている分を期待権と称するならば、期待権というよりも期待に対しては、非常に私どももじくじたるものがあるのかもしれません。  しかしながら、少なくと...全文を見る
○久間国務大臣 公開審理中と言いますけれども、私どもは、公開審理中であるにもかかわらず、その裁決がいわゆる期限内にどうも得られそうもないということで出させていただいたわけでございますから、だからそこのところは、まあ何といいますか、ちょっと立場が違うのかもしれませんけれども、公開審...全文を見る
○久間国務大臣 責任をどうするじゃなくて、予見はある程度しながら、七年の三月三日に、今までの状態でいうならばこの時点でなら間に合うだろうということで手続に入らせていただいたわけでございますけれども、その後いろいろな事件がございました。先ほど言いますように、市町村長さんで、縦覧公告...全文を見る
○久間国務大臣 いや、そういうことじゃございませんで、基地がある、そのためにいろいろな事件が起きる、それについてどうするかというようなことについては、橋本総理も大田知事といろいろ相談されながら、そして全力を挙げて沖縄問題と取り組もうということでやっていただいた。その過程において、...全文を見る
○久間国務大臣 詳しくは防衛局長から答弁させますけれども、防空識別圏と領土権とは違いますので、今言われたようないろいろな経緯の中で現在防空識別圏はそのようになっているのは事実でございます。この問題については、従来からの経緯もあるようでございますし、また台湾との関係もあるようでござ...全文を見る
○久間国務大臣 どんなやりとりというか、そこのところだけについて言わせていただきますと、私も、新聞報道等でこういうことがあったということで、委員会の方で質疑があった、私自身、新聞報道を読んでいないけれども、どういう脈絡でどういうことをおっしゃったのですか、そういう話をいたしました...全文を見る
○久間国務大臣 SACOの最終報告の中で、今言いましたように、遮音壁とか、やれるものはもう逐次予算もとりましてやっていっているわけでございます。ただ、移設を県内にしなければならないものにつきましては、やはりどうしてもそこの理解を得ながらやっていかなきゃならないわけでございまして、...全文を見る
○久間国務大臣 それは全く古堅先生がおっしゃる昔のことについては、私も聞きながら、その現場に居合わせられたとしたら本当に腹立たしいものだったろうな、そういう思いはございます。  しかし、戦後復帰いたしましてから、施政権が返されましてから、日本国憲法が適用されましてからは、防衛庁...全文を見る
○久間国務大臣 また後ほど法制局長官からも、きのう志位局長に細かく説明をされたわけでございますから、必要ならばしていただきたいと思いますけれども、そういうことじゃございませんで、収用委員会に申請をしているものにつきまして担保を提供して、そして適正に暫定使用させていただくということ...全文を見る
○久間国務大臣 改正案の暫定使用制度は、駐留軍の用に供する土地等の使用、収用についての公益と私益の調整に関する詳細な手続を定めた駐留軍用地特措法に基づく一連の手続の中で、現に駐留軍の用に供されており、引き続きその用に供する必要があると認定された土地等を対象とし、所定の期間内に防衛...全文を見る
○久間国務大臣 私どもも、法律を出します場合に、それが法律が成立して、その後裁判その他を起こされましたときに、この法律が違憲だからそれはだめだということになったら大変なことでございますから、十分な審理をやはりした上で出すわけでございますから、どうか御心配なく、その辺については適正...全文を見る
○久間国務大臣 却下されて、しかもその却下が適法なものである。要するに違法な場合として却下されて、防衛の問題はありますけれども、違法に対して文句があるときは。ところが、却下されて、しかもそれについて審査請求したけれども建設大臣も却下したら、これはもう却下は成立するわけでございます...全文を見る
○久間国務大臣 緊急使用は、やはり本当に、あの条文を読んでいただければわかりますけれども、ほかの書き方と違って、起業者が緊急使用の申し立てをすることができるという書き方じゃございませんで、収用委員会が、その起業者ですね、言うなれば国の防衛施設局長の申し立てにより、緊急に、災害等の...全文を見る
○久間国務大臣 やはりそのためには、皆様方にも御理解と同時に御協力していただかなければならないわけでございますけれども、今度、SACOで最終報告をまとめて、それをやろうとしました。このSACOの最終報告は一応の締めくくりで、第一歩だと言っておりますけれども、もしこれで普天間が返還...全文を見る
○久間国務大臣 ゼロにはなかなか今の国際情勢でならないかもしれませんけれども、基地の整理、統合、縮小というのは、今度のSACOが終わったからといって終わりじゃなくて、これをまた出発点としてでもやりますよということを言っておるわけでございますから、これから先も引き続き努力をいたして...全文を見る
04月10日第140回国会 衆議院 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第5号
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○久間国務大臣 御承知のとおり、我が国が駐留軍に対して施設・区域を提供しなければならないという義務を負っておりますから、賃貸借契約できましたものについてはその同意を得て、しかし、同意を得られないものについてはこの法律に基づいて強制使用という形で、それを提供してきておったわけでござ...全文を見る
○久間国務大臣 五年前、十年前と言われますと、そのときの状況がわかりませんけれども、こういう事態が発生する前の、仮に二年前のその時点を考えてみましたときに、やはりこういうものを抜本的にもし改正するとなりますと、かなりの関係者の方々の理解を得なければやれないわけでございます。地方自...全文を見る
○久間国務大臣 残念ながら、例えば仮に国内の話にしましても、自衛隊がこれだけ、十八万なら十八万人、今度防衛大綱で十六万に変えますけれども、そういうような配置をしているときに、それぞれの師団その他がやっておりますが、それは全体としての配置状況については言いますけれども、どこに何人が...全文を見る
○久間国務大臣 委員がどういうふうに御理解されるかはともかくとしまして、この米軍の戦略に関すること、また我が国の国防政策等に関することについて、何が理由でどういうふうに展開しているか、それをつまびらかにするわけにはまいりませんので、どうかひとつ御理解賜りたいと思います。
○久間国務大臣 先ほど委員が御指摘になりましたように、日米安保条約に基づく米軍は、いろいろな意味で日本として頼りになるわけでございます。そういうためにも、施設・区域の提供はもちろんでございますけれども、いざ米軍が動くときに我々としてどこまで協力できるか、これらについてもやはりでき...全文を見る
○久間国務大臣 沖縄の基地をできるだけ整理、統合、縮小しなければならないということから、昨年十二月にあのような形でSACOの最終報告を出させていただきました。これが十分でない、最善のものでないということはわかっておりますけれども、やはりそういう形で、見える形でとにかく整理、統合、...全文を見る
○久間国務大臣 これは村山内閣のときに決められたわけでございますけれども、発表されました途端に全国の各地で反対だというような、そういうことが地方自治体あるいは議会等でも行われたわけでございます。新聞等も、そういうことについて反対ばかり非常に目につくように報道があったわけでございま...全文を見る
○久間国務大臣 総理がお答えになる前に、ちょっと一言だけ私の方から申し上げさせていただきます。  法律があっても、地元の方々の御理解が得られないとなかなかやれないという、こういう現実についてはぜひ御理解しておいていただきたいと思うのです。国の制度としてつくって、あるいは地方の自...全文を見る
○久間国務大臣 条約とか、それに基づく取り決め等でございませんので、いわゆる国会で通していただくとかそういうことではございませんで、政府間の取り決めになるわけでございますが、今までも予算委員会等でも申しておりますように、これはかなりその経過、中身についてオープンにしていかなきゃな...全文を見る
○久間国務大臣 今委員が御指摘になられましたように、沖縄の基地をできるだけ整理、統合、縮小していくにはどういう方法があるか。これは、本当に整理、統合、縮小しなければならないということで政府においても一生懸命考えてきたわけでございます。私も、就任しましてから、何とかならないものかと...全文を見る
○久間国務大臣 私自身もそれはそのつもりでおります。  それで、今、この特措法の問題がありますために、ウイークデーになかなか動けないということもございまして、この特措法が、今週こちらの衆議院の方でもし可決していただければ、来週は参議院でまた上げていただければ、一区切りつきますの...全文を見る
○久間国務大臣 この名護のキャンプ・シュワブ沖が調査地区としては適当であるということで、私どもの方で、沖縄の施設局長が一月の二十一日に市の方にお伺いしたわけでございますけれども、そのときは、県も一緒に立ち会わないとだめだということで、受け取っていただけなかったわけでございます。 ...全文を見る
○久間国務大臣 財政構造改革会議に示されました「基本的考え方」では、見直しの時期について具体的に示されているものではございません。  しかしながら、防衛庁としましては、昨日開かれましたその財政構造改革会議の企画委員会における議論、また、これから先のいろいろな議論等も踏まえながら...全文を見る
○久間国務大臣 そういう報道があったことは存じておりますけれども、具体的な中身については実は把握していないわけでございます。それと、聖域なき見直しというふうに言われておりますので、私どもとしては聖域なき見直しをしなければならないと、財政につきましてですね、防衛関係費についても。そ...全文を見る
○久間国務大臣 今おっしゃられたことでございますけれども、言われる意味はよくわかります。  しかしながら、先般改正されましたときの国会の御論議等を踏まえながら、そういうようなニーズ等もまたあわせて踏まえ、やはり何といっても法改正する場合には国会の御論議、国民の世論、そういった動...全文を見る
○久間国務大臣 今、こういう事態がなぜ生じたか、現行法に欠陥があったのか、外務大臣は法的整備がされているではないかと言われたものですから、提案者として私の方から答弁させていただきます。  確かに昭和二十七年に安保条約が締結されましてから、それに基づく施設・区域の提供の義務がござ...全文を見る
○久間国務大臣 確かに委員御指摘のようなそういうとり方もあろうかと思います。  しかしながら、逆に考えてみますと、早い時期に、地方自治体といいますか、そういうような土地収用委員会等にゆだねられている。少なくとも今事業の認定といいますか、使用認定は国が、総理大臣がやることになって...全文を見る
○久間国務大臣 個人の財産権とそれから公共の福祉と、その調整を図っているのがまさに土地収用法でございます。そして、条約上の義務の履行と財産権の制限とのその調整を図っているのがこの法律でございますけれども、手続等についてはそれは同じじゃないか、事業の認定等については違いますけれども...全文を見る
○久間国務大臣 今建設大臣が言われました御答弁の中でもありましたが、いわゆる国が、成田空港なら成田空港という、国家としてやる事業について、現在のような制度でいいのかどうか、機関委任事務でいいのかどうか、そういうような発言等もあったように思いますけれども、結局そこら辺が問題になるの...全文を見る
○久間国務大臣 まあ委員がおっしゃられる意味もよくわかります。  しかしながら、一方で、私の立場というわけではなくて、政府として、地方分権推進委員会に、今こういう地方分権のあり方、特に機関委任事務等についてどうあるべきかということで議論をしていただいておるわけでございますから、...全文を見る
○久間国務大臣 いや、そうはいいましても、今、機関委任事務一般として国の仕事を地方自治体に機関委任しているわけですね。それで、それはいずれも国がやるべきことであるわけです。国防政策上は、防衛問題は国がやることかもしれませんけれども、各省庁それぞれ、本来国がやるべきことを機関委任事...全文を見る
○久間国務大臣 それはもう無権原な状態、それは不遡及の原則もございますし、今度の法律は今言われたとおりでございますから、よくほかの委員から不遡及の原則に反するのではないかと言われましたけれども、そういうことにはならないわけでございまして、まさに今委員が言われましたように、それは無...全文を見る
○久間国務大臣 それはもう、形式的に言えばまさにそのとおりでございます。  ただ、その間、御承知のとおり裁決の申請は出されておりましたので、そういうようなこともございまして、また和解が成立しましたために混乱なく過ぎ去ることができれば非常にありがたいことでございますけれども、形式...全文を見る
○久間国務大臣 正直言いまして、沖縄の県民の皆さん方の意見も体しながら国を挙げてやっていく仕組みをつくるんだ、そういう話でございますが、非常に抽象的でございまして、例えば委員自身が、こういうような仕組みをおれは念頭に置いているんだということでひとつ提起していただけますと、非常に議...全文を見る
○久間国務大臣 まず私の方から答えさせていただきますけれども、こういう委員会で野党の先生からこういう御議論を出していただけるというのは、私どもにとりましては大変ありがたいことでございます。  防衛庁としては、現行の自衛隊法により、防衛出動時における自衛隊の任務遂行に必要な法制の...全文を見る
○久間国務大臣 平成七年の五月に議員立法により、この軍転法については、いわゆる返還給付金の支給期間を延長するようにとの要望が、平成七年五月にできたわけでございますけれども、この延長ということにつきましてはなかなか、ほかとのバランスの問題もあるのかもしれませんが、やはり返還されまし...全文を見る
○久間国務大臣 楚辺通信所の一部の土地につきましては、昨年三月三十一日に国と土地所有者の間の賃貸借契約が終了し、四月一日以降、その占有につき権原がない状態になったのはもう御指摘のとおりでございます。  しかし、目下、駐留軍用地特措法に基づき、土地使用の権原を得るために、所定の手...全文を見る
○久間国務大臣 委員おっしゃられます政治的な責任というのが何なのか。知花さんに対しては、これは損害賠償その他、そういう責任はあるかもしれませんけれども、国の負う政治的責任というのは、これは混乱を生じさせてはいけないとか、あるいはまた米軍に対する義務をきちんと果たさなければならない...全文を見る
○久間国務大臣 今、橋本内閣になりまして、沖縄との関係でいろいろな問題について解決を目指してやっております。また、その一環として、これから先もこういうことのないようにしなければならないということで、こういう法律も出させていただいております。  しかし、過去の今までの経過の中で、...全文を見る
○久間国務大臣 御承知のとおり、この特措法というのは日本全国に一応法として適用されておるわけでございます。たまたま今本土にはございませんけれども、昭和三十七年までは本土でも五十件に上るこの法の適用があったわけでございます。  現在、沖縄の問題につきましては、今度仮にいろいろとあ...全文を見る
○久間国務大臣 確かにおっしゃいますとおり、今回もしそんなようになったとしても、現に提供されている米軍としては、それは条約に基づいて使っているわけでございますから、それに対して返せと言いましても、恐らく権利の乱用として明け渡し請求に対しては退けることはできるかもしれません。  ...全文を見る
○久間国務大臣 SACO関連経費につきましては、中期防をつくりましたときは、「引き続き在日米軍駐留支援及び沖縄の施設・区域の整理・統合・縮小を含む在日米軍の駐留を円滑かつ効果的にするための施策を推進する。」と記述されているところでありまして、中期防策定時には想定されていなかったわ...全文を見る
○久間国務大臣 使用権限がなくなるのは法律上そうでございます。ただし、地主に返るか返らないかは、これはいわゆる、先ほども別の委員からの質問がございましたけれども、板付の訴訟等にあるように、権利の乱用としてそれは拒否される場合があろうかと思います。
○久間国務大臣 確かにおっしゃるように、地主の方から見た場合には、その期限が来た後には自分の方に返ってくるだろうな、そういうふうな思いがあろうかと思います。しかしながら、裁決申請がなされておりますと、その期限前に収用委員会が裁決をして、明け渡し裁決があったならば返ってこないわけで...全文を見る
○久間国務大臣 それはそういう仕組みになっております。
○久間国務大臣 まず、却下が行われる場合は、この法律に違反して申請がなされている場合でございまして、まず非常に少ないわけでございます。だから、そこでもしその判断が、しかもその四十七条の二で、前条の場合を除くほかは裁決をしなければならないということになっておるわけでございますから、...全文を見る
○久間国務大臣 使用する権原については同じでございます。  ただし、暫定使用権というのは、あくまで本裁決が行われるまでの間の暫定的な、限定された使用権でございます。
○久間国務大臣 今おっしゃられます場合には、もう本裁決があっているわけでございますから、本裁決があっていて、その地主さんのものについては、使用権は、権原はこちらが取得しているんじゃないでしょうか。
○久間国務大臣 今おっしゃられましたけれども、先ほどの例を挙げられましたが、土地所有者の方から、裁決が出た場合に、それに対していろいろと不服があって建設大臣に上げます場合には、これはいろいろな理由があると思います。ところが、却下する場合はこの法律に違反している場合でございますから...全文を見る
○久間国務大臣 今委員がおっしゃいましたように、確かにそういった感情というのは強いものがあろうかと思います。私どもはるる説明してまいりましたけれども、やはりどうしても全部の人に理解してもらうことはできないかもしれません。そういう意味では、この法律は法律として、暫定的な使用制度をつ...全文を見る
○久間国務大臣 ただいま御決議をいただきました附帯決議につきましては、政府といたしましても、沖縄に米軍基地が過度に集中している実態と沖縄県民の思いに心をいたし、御指摘の六項目の御趣旨を踏まえまして、適切に、全力で対応してまいりたいと存じます。     ─────────────
04月11日第140回国会 参議院 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(久間章生君) ただいま議題となりました日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定の実施に伴う土地等の使用等に関する特別措置法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要...全文を見る
04月11日第140回国会 参議院 本会議 第18号
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○国務大臣(久間章生君) 日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定の実施に伴う土地等の使用等に関する特別措置法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  防衛庁といたしま...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 法改正の必要についてのお尋ねですが、日米安保条約上の義務を果たすことは、日米関係だけでなく国家の存立にかかわる重大な問題であります。使用権限がなくなり、提供している施設・区域をめぐる混乱や運用に支障を及ぼす事態は、どんなことがあっても避けなければなりませ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 沖縄の米軍の規模についてのお尋ねですが、米国はアジア太平洋地域において在沖米軍を含む約十万人の兵力を維持するとの政策を有しておりまして、現時点においては海兵隊の削減や撤退を米側に求めることは考えておりません。  同時に、日米安保共同宣言で確認されたとお...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 法案は最小限ではなくて最大限の改正ではないかとのお尋ねですが、この法案は、日米安保条約上の義務を履行するため必要な土地等を、収用委員会の裁決による使用権原が得られるまでの間に限って、暫定的に使用を認めるという必要最小限の措置を内容とするものでありまして、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 在日米軍に関する協議、また北東アジア情勢の見通し、我が国を取り巻く安全保障環境の好転へ向けた戦略等につきましては、先ほど総理がお述べになりましたとおりでございます。  なお、法改正は必要最小限と言えないのではないかとのお尋ねでございますけれども、これは...全文を見る
04月14日第140回国会 参議院 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(久間章生君) 確かに、今、委員が御指摘になられましたとおり、中国におきましては最近、中国自体はもとから核戦力も持っておるわけでございますけれども、海軍、空軍にかなりの力を注いできておりますし、特に海洋における活動範囲が非常に拡大してきております。それと同時に、台湾海峡...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 委員御指摘のとおり、新しい時代に即応して防衛大綱が一昨年つくられたわけでございます。そして、それに基づいて向こう五年間の中期防衛力整備計画も策定されまして、平成八年度を初年度とする五カ年計画がスタートしておるわけでございます。  その防衛大綱並びに中期...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 米軍の方からそのような要請等は目下のところございませんし、これから先も余りそういうことはないんじゃないかと思っております。  ただ、今ガイドライン等をいろいろと検討しておるわけでございます。日本有事の場合はもちろんでございますけれども、あるいはまた日本...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私どもは、年度内にと、年度末までにというような言い方をしたかどうかわかりませんけれども、平成九年度からはぜひ五カ所の演習場で実施させてもらいたい、そういう気持ちで今までやってきたわけでございます。今もその気持ちには変わりございません。  そしてまた、各...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 基地の問題について、基地をなくしたいあるいは基地を縮小してもらいたい、そういうお気持ちは私どもも痛いほどよくわかります。しかしながら、現在の状況の中でやはり基地の果たす役割等もありますために、なかなかその御要望にこたえることはできない。そういう中で、でき...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) ちょっと誤解のないように申し上げておきたいと思いますけれども、自衛隊の場合あるいは本土の場合、今必要なところについてはそういう実態がないわけでございます。しかしながら、可能性としてないかと言われますと、これはあり得る。しかも、あったときに、今沖縄でござい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私どもは、大変手続がおくれておりますために心配をしてかねてから勉強はいたしておりました。しかしながら、収用委員会への申請が行われましてからは粛々と審理が行われておりましたし、しかも沖縄県と国との信頼関係に立ってあのように公告縦覧をしていただきましたので、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 代替案というわけでございませんけれども、たびたび御党の議員から予算委員会等でも質疑がございましたが、そもそも国の安全に係る問題について、地方自治体がその立場上いろいろ問題になってくる、そういうときに国がきちんと最初から最後まで自分のところで手をつけてそし...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは一概に言えないわけでございまして、例えば地価がもう非常に単年度で上下しておる、そういう場合には、例えば一年の裁決の期間がありましたとしてもそれは無効とは言えないわけでございます。  しかしながら、もう本当に一年を切って短い半年とかそこらの裁決の期...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 論理的に申しますと、そういうことはあり得ないことはないと思います。しかしながら、現実に使用認定がされましたら一定期間内に申請をしなければならないということになっておるわけでございまして、一定期間内にしなければ使用認定そのものが効力がなくなってしまうわけで...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 国が必要とする事業について、今度みたいに使用認定が行われたそういう事業についてどういう形で収用委員会にゆだねるかということは、まさに今検討されております地方分権推進委員会等でこの機関委任事務のあり方についてどうするかという問題とも非常に密接に絡んでくるわ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、そういうわけではございませんで、仕組みについては幅広くいろいろ検討してもらうのは必要であろうと思いますけれども、法律をつくればすべてうまくいくという前提に立って議論をしていただくと大いに間違うことになりゃせぬかと。  やはり、こういうことについて...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) アメリカは専ら実務的には四軍と言っております。陸、海、空、海兵隊というような形で四軍と言って参謀その他そのようでございますけれども、組織上は海軍省に所属するということになっているようでございます。
○国務大臣(久間章生君) 実は、今言いますように、師団をなくしたり、今度の場合は師団を旅団に改編するわけですけれども、かなりエネルギーが要るわけですね。そして、人間の配置転換その他をやっていく、また地元のある程度の了解もとらなきゃならない。  そういうようなことがございまして、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 内部においても、特に昨今、北朝鮮といいますか、そういう具体的に名前を挙げるのもちょっとあれですけれども、総理から、日本周辺で例えば難民が発生した場合あるいはまた沿岸の重要施設の警備をどうするのか、そういうことについてのいろいろ指示を受けております。防衛庁...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私から答えるのは適当かどうかわかりませんけれども、昨年の十二月二日にいわゆる2プラス2でSACOの問題を通じての報告をしましたときに、米国防長官とも話をしたわけでございます。そういうようなときに、今までのいろんな積み重ねの中で現体制でいくということを議論...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 移転に当たってのどれを指して言われたのか、本土での一〇四号線越えを五カ所の演習場でやることを指して言われたのか、あるいはまた普天間飛行場を沖縄県内に移設することを条件としたことについて言われたのか、ちょっとわからぬものですから。
○国務大臣(久間章生君) 射撃訓練ですか。射撃訓練については、基地を移転するわけじゃございませんで、演習を本土で行うということを決めたわけでございますので、まずそこのところはきちっと述べさせていただきたいと思います。  なお、これはキャンプ・ハンセンと同様に四、五キロメートル程...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、今言いましたように、四、五キロメートルの射程が要るということですね。そして、今キャンプ・ハンセンでやっているのと同程度の訓練が安全にしかも確実にできる、危険性がない、弾がちょっとそれても安全が確保できるとか、そういう意味での演習場の面積でございます...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 現在沖縄で行っておる訓練をほかの地区でやるということになるわけでございますから、現在の訓練の中身を変えないでやろうということでございますから、当然やっている側の意向を聞いて、それに見合うようなところで国内でやれるところはどこかということを探しまして、この...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほどからたびたび言っていますように、基地として移すということじゃございません。だから、何かを想定してするんじゃなくて、訓練をどこでやるかでございますから、例えば日本国内で今いろいろホークの実験その他訓練ができない場合、アメリカ大陸まで行って訓練させても...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そうかな。
○国務大臣(久間章生君) 余り、そう大げさに外交問題としてとらえてもらうこと自体が非常に困るわけでして、やっぱり沖縄の方々が、今まで終戦後ずっとあそこで、キャンプ・ハンセンで実弾演習が行われておる。今度、一〇四号線越えを仮にやめたとしても、ほかの実弾演習はそこでやっておるわけでご...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) この法律は昭和二十七年にできましたが、その当時は沖縄は入っておりませんでしたので、本土で適用された法律でございます。本土のためにまずつくられた法律でございまして、昭和三十七年までの間に五十回適用されております。  しかしながら、その後は、本土におけるい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 御承知のとおり、この憲法九十五条というのは、地方公共団体の組織、運営等にかかわる問題についての法律をつくるときに適用される条文でございますが、今度の法律あるいはまた今まででき上がっておりました特措法につきましてもそういう法律でないということで、この法律を...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは違わないと思います。
○国務大臣(久間章生君) それはどんなに小さくても同じでございます。
○国務大臣(久間章生君) 現行法と言われるのが今回の改正法を指して言われるならば、それにつきまして申し述べますならば、全く同じに扱っているわけでございまして、大きい面積の方も小さい面積の方も同じでございます。  今度の暫定使用の制度をつくりましたのは、ともかく日本国が義務として...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 防衛施設庁あるいはまた防衛庁が広報等でPRしているのに対する御指摘かもしれませんけれども、私どもが申し上げておりますのは、あたかも大多数の人が反対しておって、それを法律で一方的に何か取り上げるみたいなそういう印象を与えることはおかしいということで、大多数...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 御承知のとおり、我が国は米軍に対して施設・区域の提供をしなければならないわけでございます。そういうことで、嘉手納飛行場の真ん中あるいは普天間飛行場の真ん中、そういうところにある、そういう共有地主の方々が持っておられる土地を今返せと言われても、片一方では提...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 確かに、その申請に係る手続と、それから先のいわゆる手続について本裁決を待って使用できるような従来の使用権と比べますと、暫定使用権と言っていいのかわかりませんけれども、この暫定使用の制度はそういう点では十分でないかもしれません。  しかしながら、それはい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そのとおりでございます。
○国務大臣(久間章生君) 現在の特措法、またはそれを適用しております土地収用法におきましても、その一連の手続は収用委員会が裁決を却下した場合でもいわゆる建設大臣に審査請求できることになっており、その審査請求が続いている間は一連の手続は続いているわけでございますから、その続いている...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 御承知のとおり、収用委員会が却下をする場合は申請が法律に違反しているという場合で却下をしなければならないことになっているわけでございまして、違反しない場合には却下じゃなくて裁決をしなければならないわけですね。今収用委員の先生方は法的知識、経済的な知識、そ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今、委員が収用委員会が三年ないしは何年かの裁決をしたとおっしゃいましたが、裁決をしてしまえばこれはもうそこから始まるわけでございますから、建設大臣に審査請求をしょうがしまいがもう暫定使用の制度は始まるから構わないわけでございます。問題は却下をした場合でご...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 暫定使用をする場合に緊急使用というのは必要ないわけでございますから、その辺の条文整理を、正確にちょっと手元にございませんけれども、十五条の七項でしているんだと思います。  もし詳しく必要でしたら、総務部長の方から答弁させます。
○国務大臣(久間章生君) 正当な使用権原は有しておりません。
○国務大臣(久間章生君) あのような状態がそのまま続いていることについては直ちに違法ではないという当時の官房長官の談話が発表されました。今でもその解釈については変わっておりません。しかしながら、法的に不安定な状態であることには間違いないわけでございますし、権原がないことについても...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 暫定使用というのは、今度の期限が切れました後に継続しているものにつきまして、収用委員会で明け渡し裁決が行われます。そして、それに対して、その期限が来るわけでございますから、それまでの間に、本裁決で期間が始まるまでの間を暫定使用として使わせてもらいたい。要...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 基本的には、今、委員御指摘のそういう仕組みで間違いございません。  ただ、その見方を、強制使用から強制使用までのものをさらに暫定使用で強制していくんだと、そういうような表現になりますと、非常に何か強制使用をやるための法律みたいに見えますけれども、そうじ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほどから二十九条一項、一項とおっしゃられますけれども、二十九条の三項で、公共の福祉目的があります。
○国務大臣(久間章生君) だから、それとの調整をいろいろと法律で規定しているわけでございまして、収用委員会が適正な補償というのをそこで裁決で出すわけでございまして、今度の暫定措置法におきましても最終的にはそういう収用委員会の裁決によって、担保は提供いたしますけれども、最終的には収...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 将来出てくるというよりも、とにかく現在使用状態が続いているというところに着目をして今回制度をつくっておりますから、委員が今言われるような状況の中で、かつ引き続きそれを総理大臣が使用認定して対象とした土地であって、なおかつ収用委員会に対して防衛施設局長が裁...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほど却下の場合も言いましたけれども、却下は非常にあり得ないようなことであるけれども論理的にはあり得るから、そこについても制度上設けさせてもらいましたというのとちょうど同じといいますか裏腹でございまして、論理的には今委員おっしゃったように全部が対象になり...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 委員が今言われましたように、永久にということではなくて、あくまで裁決の一連の手続が終わるまでの間は今までと同じ状態で使わせていただきたい、そういうことを今度の法律によってさせていただく。そういうふうに非常に限られた効果を付与する、そういう法案でございます...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) この法律が通りまして、この後また収用委員会がいつ裁決されるか知りませんけれども、収用委員会は必ず裁決されるわけでございます。その権限等については全然手を触れていないわけでございますから、収用委員会が未来永劫に裁決をしないなんというような発想は失礼に当たる...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 米軍施設としてこれは提供しなければならない、そういうふうに国が判定しました場合はその使用認定をすることができるわけですし、またしなければならないわけですね。それに基づいて一連の手続が始まっていくわけでございます。  それに対して、もし裁判の場所でこれを...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 理論的にはあると思います。
○国務大臣(久間章生君) 不服申し立てが地主側から出されておって、それに対する説明につきましては建設省の方から御説明があろうかと思いますが、その前に、却下の裁決をしなければならない、しかもそれは法律にこの手続が違反している場合だというふうに限定されておるわけでございます。  そ...全文を見る
04月15日第140回国会 参議院 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(久間章生君) 我が国の防衛をどう考えるか。それを当初に考えられました皆さん方は、当時の経済的なあるいはまた政治的ないろんな角度から我が国はとにかく憲法上ディフェンスに徹するんだという枠をはめられました。その枠内で防衛を考えるとすれば、我が国の適切な防衛力は整備するとい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) この駐留軍用地特措法をつくりまして、認定につきましては使用認定として内閣総理大臣が行うということにしたわけでございまして、土地収用法とはそこの手続が違います。  しかしながら、そのほかの点につきましては収用委員会に係るいわゆる土地収用法の適用をして、先...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 昨年十二月二日に出されましたSACO最終報告に盛り込まれました措置の実施につきましては、政府として閣議決定を行いまして、政府全体が協力してあらゆる努力を行っていくことが必要であり、これを的確かつ迅速に実施するため、法制面及び経費面を含め政府全体として十分...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今、委員が御指摘のとおり、国の安全を守っていくためには防衛力を整備するだけではなくて外交努力、またなかんずくそういう制服組を含めました防衛当局者がやはり交流することによってお互いの信頼関係を培っていくことが大事でございまして、防衛大綱においてもそういう信...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) このミサイル防衛ということにつきましては、防衛政策上も極めて大事な問題だと思っております。したがいまして、防衛庁としましても、数年前から予算を計上していただきまして、これらについて知見を有するアメリカの協力を得ながらいろいろと研究を行ってきたわけでござい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今、千葉県には駐留軍用地がございませんので、そういう仮定の話すらちょっといかがかと思いますけれども、確かにこの駐留軍用地特措法というのは各都道府県に収用委員会があるという前提で、しかもそれが機能しているという前提でこの法律は収用法を適用しているわけでござ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 現在でも、この駐留軍用地特措法でも一応建前としましては、いわゆる土地収用法で言う事業認定にかわる使用認定としては、これは内閣総理大臣がいろんな手続を経て認定することになっております。ただ、使用期限をいつにするか、どの期間にするか、あるいはまた損失の補償の...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私どもがSACOでしましたうち、本土でとにかく受け入れてもらうということで決めましたことについては、これはやはり何が何でもお願いしていかなきゃ、そうしなければ沖縄の方々に対しても申しわけないということで、その間におきまして鈴木委員におかれましても、本当に...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それぞれの国はそれぞれの国の立場で自国の安全をどうやって維持するのか、それなりに防衛政策はあるわけでございまして、私どもは我が国の防衛をそういう角度から見たときに、外交とかいろんなことがありますけれども、日米安保条約に基づく提携と同時に我が国の防衛力を整...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) もう委員御承知のとおり、我が国は日本国憲法のもと、外交努力の推進及び内政の安定による安全保障基盤の確立を図りつつ、専守防衛に徹し、他国に脅威を与えるような軍事大国とならないとの基本理念に従い、日米安全保障体制を堅持し、文民統制を確保し、非核三原則を守りつ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 抑止力というのは、確かにおっしゃるとおり、相手が攻撃した場合には反撃がある、しかも日米同盟ができておる、それによって攻撃する以上の反撃があるだろうと、そういう予想を持つことによって抑止されるわけでございますから、そういう意味ではまさにバランス・オブ・パワ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私どもも、今の沖縄と国との関係その他を考えますと、こういう法律をつくらないで裁決をお願いできたら一番いいというふうに思っておりました。そして、そのために早くから、二年前から、平成七年の三月三日に手続に入ったわけでございますけれども、いろんな事情がございま...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 現在提案している法律の改正によって、要するにこの法律の改正案では、今私が申し上げましたとおりでございます。  総理が言われましたのはそうじゃございませんで、これは国が執行すべきものである、これについてのいろいろ議論はある、しかしそういう問題についてはや...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今度の特措法改正は、全くそれは関係ございません。それははっきり言えると思います。  ただ、有事における法整備のあり方につきましては、これはやはり政府内でも検討すべきであるということで、従来から自衛隊に係るもの、要するに防衛庁関係の法律についてはどういう...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今御指摘の軍転法による返還給付金の期間の延長等につきましては、沖縄県初め地方自治体等から要望があることはよく承知しております。  しかしながら、これは議員立法でつくられましたときの国会の議論でも種々ございましたし、そして委員今いみじくもおっしゃいました...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今言われたのが、国防の関係といいますか、自衛隊に適用できないかどうかという御質問なんですか。駐留軍に対してですか。
○国務大臣(久間章生君) 軍事についてですか。
○国務大臣(久間章生君) その問いの趣旨がわかりませんけれども、我が国は御承知のとおり、自衛隊はありますけれども軍隊はないわけです。米軍はおるわけです。
○国務大臣(久間章生君) 私どもは、現在ある法律を見ながら、法律の中身を読みながら、その中にあることについて、これは適用できるかできないか、趣旨のところまで一々全国民が提案理由説明その他を読みながらじゃなくて、現行公布されております法律を見ながら適用をしていくのが普通じゃないでし...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そのときには既に収用委員会の方に裁決の申請を出しておりましたので、本裁決を得られるのが間近であろうということでそのまま推移したのだと思っております。  なお、先ほど委員が土地収用法について云々ということで言われましたけれども、そのときに、現在の特措法が...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 決してそれから政府は何も努力しなかったわけじゃございませんで、先ほど言いますように、収用委員会の裁決を一日も早く得たいということでそれぞれ努力したわけでございます。  そういうことを考えますと、その当時、官房長官談話で発表しました内容と現在とも変わって...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 権原がないわけでございますが、一方では、今度は米軍に対して提供しなければならないということで返還しない状態が続いておるわけでございます。知花さんの場合は、御承知のとおり、強制使用という形で使っていた土地じゃございませんで、お父さんの代からの契約関係に基づ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 権原がなくて、そしてその土地を米軍に提供しているわけでございます。米軍の方には条約に基づいて使用する権利があるわけでございますから、これは直ちに日本国政府に返すわけにはまいらない。日本国政府も返ってこなければ本人さんに返すことはできないとなれば、そうする...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先般、筆坂議員さんが質問されましたときに、自分の方で、そういう棄却するあるいは却下するのはレアケースだというようなことを自分の引用の中で言われたような気がいたします。私は、だからそれは言っていないと思います。照屋議員さんこのときに棄却することもあり得ると...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 論理的にはもう全部があると思います。  まず、収用委員会の皆様方がこの法律に違反して申請がされていると判断して却下されることもあります。ところが、その違法だと判断されたことが内容的におかしいということで、今度はいわゆる申請者といいますか施設局長がそれに...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) とにかく違法と判断して収用委員会の方々が却下された、それが適切だと思えば、建設大臣は今度は上がってきた審査請求に対してそれを棄却すること、あるいはそのまま却下ですね、それを認めて棄却することはあり得ると思います、それは。
○国務大臣(久間章生君) それは、とにかく総理大臣のもとにおける建設大臣じゃなくて、審査庁としての建設大臣でございますから、その建設大臣が棄却をしてしまって、その後、総理大臣がどうこうする余地はもうないわけでございますから、建設大臣が棄却をしたらもうそれで終わりなわけでございまし...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは法律に書いてありますように、そういうことで手続が終わった場合には規定のとおり権原がなくなるということでございます。
○国務大臣(久間章生君) 先ほど直ちに違法でないという議論を盛んにされましたが、あれと同じでございまして、とにかく権原がなくなるというのは実際なくなるわけでございますね。ところが、具体的に、じゃ土地を返還しないこと、これがそのときに返還する、直ちに返還することになるかどうか、そう...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) こういう場合に、多分それを意図しておられるんだと思いますけれども……
○国務大臣(久間章生君) とにかく返還しないことをもって直ちに違法と言えないというのは、国は米軍に対して提供の義務があるわけですね、これを。それに基づいて提供されてしまっている、継続している、そういう状態が続いておるわけですから、一方では。  そして、国は一方では土地所有者に対...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私が言いましたのは、棄却されてそこまでの間は暫定使用権があるけれども、それから先は無権原になるから、その無権原になってしまった状態についてはいわゆる不当利得の返還請求なりあるいは損害賠償なり、いろんな議論はあるでしようと言ったわけでございます。棄却されて...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは一概に何年というのは言えないかもしれませんけれども、要するに短期ではないということでございます。  この法律を出します前に、収用委員会に裁決の申請を防衛施設局でやっているわけでございまして、そのときは十年ということで申請をお願いしておるわけでござ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) この改正をする前の特措法も日本全国を対象としている法律でございますし、今回の改正法もまた同じようなものでございます。  現在進行中のものを対象とする部分については、これは沖縄の方に事実上適用されるのは確かにそのとおりでございます。また、沖縄において現在...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いやいや、そうじゃない。
○国務大臣(久間章生君) 私の言いましたのは、この法律は沖縄だけに適用する法律じゃなくて全国に適用される法律でございますし、この改正案もそのとおりでございます。  ただ、現在沖縄の裁決が進行中のもそれの中に含まれますということを言ったわけでございまして、だから現実に今進行中のは...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 御承知のとおり、あのような状態で、いろんなことがございましたために県と国との関係が大変スムーズにいっていなかった、そういう時期がございました。しかしながら、その後、大田知事が公告縦覧に応じていただきまして、そういう中で収用委員会の審理が粛々と行われており...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 沖縄が復帰しましたときにいわゆる公用地暫定使用法によったというお話、これもまた非常に無理な法律を押しつけたんだというお話でございますけれども、決してそうじゃございませんで、私自身、四十五年当時林野庁の方におりまして、復帰が間もないけれども、返ってきたとき...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 使用権原が切れることについては同じでございます。ただ、先ほど言いましたように、昨年の使用権原が切れますときにはいわゆる契約があって、それに基づいて契約をしておったのが更新のときに応じてもらえなかったということで、そこで切れたわけでございますし、今回の他の...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 昨年の場合は確かに無権原状態になりましたけれども、もう裁決申請が出されておりまして、今度の十二施設と一緒に裁決がなされるであろう、そういうようなのが期待されておったわけでございます。ところが、今回の場合は、五月十四日までに裁決が得られる見通しがまずなくな...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 同じでございます。
○国務大臣(久間章生君) 御承知のとおり、私も防衛庁長官に就任しましてから、一坪地主の話はほとんどしてきませんでした。もうずっと土地収用委員会の裁決を期待して来ておりました。ところが、三千人の人がこぞって反対しているじゃないか、そういう中で政府はこういうことをやるのか、ああいうこ...全文を見る
04月17日第140回国会 参議院 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第6号
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○国務大臣(久間章生君) SACOの最終報告の中に書いておりますことは、これは必ずしも今のガイドラインの取りまとめをやっておるのとは直接は結びつかないわけでございます。  ただ、ここで一言だけ言っておきますと、今度ガイドラインの見直しをやりまして、その実行に当たってどういう問題...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、そういうことじゃございませんで、やはり現在の憲法の枠内で、安保条約の枠内でガイドラインを見直して、両国の政府間で今度はこういうふうにして協力をやっていきましようという一つの方法を出すわけでございます。しかしながら、そういうのをやるときに、決まってし...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今書いておりますとおり、それはもう全く同じような考え方であります。その考え方はこれから先も引き続き我が国の防衛としてとられていこうと思います。  ただ、武器輸出三原則につきましては、最近いろいろ議論がございますのは、例えばカンボジア等でいろいろと地雷等...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そのようなことについては全く変わりません。
○国務大臣(久間章生君) 御承知のとおり、我が国は日米安保条約に基づきまして駐留しております米軍に対して施設・区域を提供しなければならないわけでございます。  ところが、現に沖縄におけるああいう事例を見ましても、五月十四日までに期限が切れてしまって十五日から無権原になる、そうい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 収用委員会の裁決は必ずあるわけでございまして、それまでの間、暫定使用を続けるという制度でございます。  なお、収用委員会が却下の裁決をしました場合には、法律に基づいて審査請求する手続が残されておりますから、そういう一連の手続が完了するまでの間は暫定使用...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 施設庁長官に今尋ねられておりますけれども、私もひょっとしたら言葉の中で上級行政庁というような表現を使った部分があるかもしれません。  これは不服審査、要するに審査請求ができると。そして、要するに審査庁でありまして、審査庁の決定は処分庁であります収用委員...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 現在の土地収用法に基づくほかの事業でも、例えば国営事業の場合でも、建設大臣とか農水大臣とかそういう起業者が建設大臣に事業の認定を受けて、そして今言いました個々の損失の補償とかあるいは期限とか、そういうのは収用委員会が裁決をするという仕組みになっておるわけ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それはちょっとおかしいわけでございます。  といいますのは、例えば今ここにダムをつくるというふうになりましたときには、建設大臣だけの事業認定で終わるわけですね。ところが、事国の防衛に係りますと各大臣だけではないというようなことで、要するにそれよりもさら...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) ただいま御決議をいただきました附帯決議につきましては、沖縄に米軍施設・区域が集中している現状と、このことが県民生活にさまざまな影響を及ぼしていることに思いをいたし、その御趣旨を踏まえて適切に対応してまいりたいと存じます。
04月21日第140回国会 参議院 本会議 第20号
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○国務大臣(久間章生君) 防衛庁設置法等の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、防衛庁設置法、自衛隊法及び防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部改正を内容としております。  陸上自衛隊における補給業務の迅速化及び効率化を図るため、陸上自衛...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 中期防についてのお尋ねですが、先ほど総理からも御答弁申し上げましたとおり、財政構造改革会議において、聖域を設けず、あらゆる経費を対象に議論が行われているところであり、御指摘の点につきましては、同会議の企画委員会における議論を踏まえつつ、防衛庁としましても...全文を見る
04月22日第140回国会 参議院 内閣委員会 第7号
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○国務大臣(久間章生君) ただいま議題となりました防衛庁設置法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  この法律案は、防衛庁設置法、自衛隊法及び防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部改正を内容としております。  陸上自衛隊における補給...全文を見る
04月24日第140回国会 参議院 内閣委員会 第8号
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○国務大臣(久間章生君) 新防衛大綱におきましては、今後の防衛力が果たすべき役割について、自衛隊の主たる任務であります我が国の防衛に加えまして、阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件を契機として、大規模災害等の事態における自衛隊の活動について期待が高まっていること等を踏まえまして、大...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 我が国の安全保障を確保していくために、我が国が適切な防衛力を整備すると同時に、日米安保条約による日米同盟関係を通じて、そのまた信頼の向上を図って我が国の存立と独立とをかち取っていかなきゃならないわけでございますけれども、そういう中におきまして我が国の義務...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先般も財政構造改革会議が開かれまして、各省庁から大臣がそれぞれ呼ばれまして意見の開陳をされたわけでございます。  そのときに申し上げたわけでございますけれども、私ども、こういう財政の状況が厳しい折から、聖域なき見直しという御趣旨にはもちろん賛成でござい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 確かに皆さん方から見ますとわかりにくい点があろうかと思います。私自身、防衛庁長官になりましてすぐ暮れの予算編成でございました。総理からは、防衛費についても例外でないんだからとにかく削減といいますか見直しを頼むぞと言われまして、自分なりにできるだけ切り詰め...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 説明になりますかどうかわかりませんけれども、今度の予算のいろんな話をするときに、やれ大きな弾が一発幾らするのかというような話から始まりまして、それをとにかく安くするために実弾を使わないで、大きな弾は一発で幾らするから、それを小さな飛ばない弾に変えてしのい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) もしそういう中身についてどうしてもということなら事務的に準備させますけれども、正直言いまして、そういう状況の中でも一生懸命訓練をしておるわけでございます。今ここで、やれ弾が何発だというようなことを申し上げるわけにもまいらないわけでございますが、非常に厳し...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 昨年も概算要求段階のときに与党の三党で、SACO経費については言うなれば別途措置するということが言われました。そして、十二月の予算編成のときにもいろいろ議論はございましたけれども、もう時間的にかなり迫っておりましたし、防衛庁の予算要求の形で防衛庁の方から...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 基本的哲学というわけではございませんけれども、御承知のとおり現在のガイドラインは二十年ほど前につくられたわけでございます。しかも、東西の対立が非常に激しかった冷戦構造下におけるガイドラインでございます。しかしながら、その後冷戦が終わりまして、我が国を取り...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 経費の差といいましても、階級なり人的構成がいろいろ違いますので、一概にどの人たちがどういうふうにやめて、そのかわりを即応予備自衛官でどういう形で補充するか、やめる人の階級階層、それと新しく募集した埋める人との組み合わせが違ってきますだけに、もし平成九年度...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 海の方は御承知のとおり各部隊になっておりますから、陸あるいは空と比べますとちょっと整理がしにくい点もあるわけでございます。したがいまして、確かにおっしゃるとおり、海の方はちょっと違うじゃないかと言われますが、これについては内部でこれから先検討していこうと...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今回の事件があのような形で終了したというのは、確かに亡くなられた方もいらっしゃいましたけれども、全体として見た場合には、大多数の方々が無事に救出されてこの事件が終わったということは大変よかったんじゃないかという率直な感じを持っております。  なお、今お...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今、委員御指摘のお話はまことにそのとおりだと思います。今度のガイドラインの見直しにしましても、さもアメリカのためにガイドラインの見直しをしているかのようなとらえ方をする人すら一部おるわけでございまして、そうじゃないということを、今言われましたように我が国...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 各地区とも非常に苦しい地方自治体の首長さんたちのお立場でございましたけれども、昨今の沖縄における痛みをできるだけ分かち合うということにつきましては御理解もしていただきながら、しかも国においてやると言うならばいたし方がないとか、やむを得ないというような表現...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) せっかくこうして皆様方に御審議願ってスタートするわけでございます。その成果が上がるように私たちも期待しておりますが、そのためには各企業の御理解と同時に、また今まで自衛官として過去に経験された方が、よしやってみようというような気持ちになっていただいて、また...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私はかねてから、沖縄に基地が集中していることによって沖縄の方々が大変御迷惑をこうむっておられる、また経済発展にもいろいろと支障を来しておる、この問題についてはどういう形で解決していけばいいのか、これは私どもの大きな課題であると思っておりました。  そし...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 十二施設は五月十四日までは権限がございますので、それまでに担保を提供して五月十五日から権原があるようにするわけでございますが、もう既になくなっております知花さんの土地につきましては、その問題につきましては一刻も早くしなければなりませんので、直ちに担保提供...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 暫定使用につきましては、この法律の公布の日から暫定使用の制度はスタートするわけで、それだから遡及しないと言っているわけでございます。四月二十三日に公布されますので、それから直ちに担保を提供いたしますから、その翌日ということで二十五日から暫定使用が開始する...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今、委員御指摘のとおり、この暫定使用というのは、今度みたいに二年も前から出してきたけれども収用委員会のいろんな事情があって延びてきた、そういうような特殊なときに使用権原がなくなったらいかぬということでやるわけでございます。直前に出して、それがあるから収用...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今のお話は、実は議論はしておりますけれども、二十日間出ている、二十日間を全部訓練を催したと見てやるかどうかについては議論がございまして、これから先、総理府令で決めていくときに、訓令を決めていくときにその内容等に応じてどうみなすか、それをこの法律が通ったら...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先般の財政構造改革会議におきましても、とにかく聖域を設けず予算の切り込みをやるということでございます。  ただ、そのときにもいわゆる我が国の安全の問題との調整というまくら言葉がございますけれども、その辺に影響を与えないということがございますので、私ども...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それらにつきましては、おっしゃる意味はよくわかります。そういう点でこれから先、例えば今から先の五年間とか十年間、そういう中で泳ぐといいますかいろいろ調整していく分についてはまだ検討する余地が非常にあるわけなんですけれども、単年度で、とりあえず平成十年度を...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これはもう来年度に限らず、内部にも取得改革委員会等も設けまして、どうすれば経費を安くできるか、取得についてもあるいはランニングコストについてもどうすれば安くできるか、そういうようなことについても内部でいろいろと今検討しております。そしてまた、訓練にしまし...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 各自治体の町長さん、村長さん、また知事さん等も、県民あるいは町民、村民が全部もろ手を挙げて一人残らず賛成している場合はこれは賛成と言っていただけるわけでございますけれども、その方々が、地区内に反対する方がおられる、そしてまた近いうちに選挙があるとか、ある...全文を見る
05月02日第140回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○国務大臣(久間章生君) この中国に遺棄されております遺棄化学兵器の問題につきましては、政府全体の取り組みの中において本件処理のための諸課題についての検討が行われているわけでございまして、現段階で法的根拠も含めましてその処理の可能性云々について申し上げるわけにはいきませんが、いず...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今委員御指摘のように、北海道庁から依頼がございましたために、内政審議室あるいは北海道庁と緊密な連携を図りながら対応して、この引き揚げ作業及び密閉容器への収納作業等の安全措置の協力は行ったところでございます。  しかしながら、この無害化処理については、化...全文を見る
05月08日第140回国会 衆議院 本会議 第32号
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○国務大臣(久間章生君) 有事法制についてのお尋ねですが、先ほど総理からも答弁がありましたように、我が国有事における自衛隊の行動にかかわる有事法制の研究につきましては当然必要なことであり、政府でも従来より研究をしてきたところであります。  我が国の防衛を担当している防衛庁として...全文を見る
05月20日第140回国会 衆議院 安全保障委員会 第8号
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○久間国務大臣 今御指摘になられましたように、いざ自衛隊が出動するときになりましたときに、いろいろと抱えておる問題はございます。  昭和五十三年当時から研究をされておりますけれども、これは、我が防衛庁だけではなくて政府全体に係る問題等もございますし、また、当時から今日に至るまで...全文を見る
○久間国務大臣 ただいまガイドラインの見直し等を行っておりますけれども、これらの見直し声ことしの秋までに行った後、これを国内的にどういう形で実施していくか、これはまだそういう結論が出てまいりました中で検討しなければならないわけでございまして、今ここで直ちに極東有事の場合に必要な法...全文を見る
○久間国務大臣 御承知のように、自衛隊の行動については自衛隊法で規定されておりますし、また日本国憲法、特に九条で武力の行使ができないということになっておるわけでございます。  こういうような状況からして、特に紛争があっているような国で一方の側がそういうテロを行ったというときに、...全文を見る
○久間国務大臣 具体的にどういう状況のもとであるかということによっていろいろと判断が難しいと思いますけれども、かねてから私が言っておりますように、我が自衛隊ができないのは、とにかく武力行使になることはやれないということを言っておるわけでございます。  そういうことではなくて、我...全文を見る
○久間国務大臣 あるA国、B国が争っておって、そこでその交戦状態の中で機雷が敷設されている、あるいはまた敷設された機雷がその周辺に流れておる、そういうところに、シーレーンであるからといってそう簡単に掃海に出かけていけるかどうか、なかなか問題があろうかと思います。したがいまして、そ...全文を見る
○久間国務大臣 今度の防衛大綱を決めます場合、あるいはまたそれに基づいて中期防を決定します場合にも、そういうような変化を見ながら、陸上自衛隊を十八万から十六万へとか、あるいはまた、それぞれの配置の状況等についても旅団化をしたり、いろいろなことでやっておるわけでございます。  た...全文を見る
○久間国務大臣 御承知のとおり、我が国の各自衛隊というのが外国に行くことは全く予想していないわけでございますから、陸上自衛隊を艦船で、要するに他国に運ぶということはないわけでございます。あくまで移動させるとすれば国内でございます。  国内の場合に、今の艦船で移動するかということ...全文を見る
○久間国務大臣 防衛庁としては、御指摘のような新聞報道については承知しておりますけれども、財政構造改革会議においてTMD参加見送りの方針が固まったという事実はないと承知しております。  いずれにしましても、弾道ミサイル防衛の問題につきましては、今後の我が国の防衛政策上大きな課題...全文を見る
○久間国務大臣 官房長官が、テロ対策について有効な手段を確保するためにどうするかといったことについて今後検討していくと言われた中で、自衛隊の装備等についても言及されたものというふうに承知しております。  防衛庁としては、テロ事件そのものは第一義的には警察機関の任務と承知しており...全文を見る
○久間国務大臣 先ほどの警察の方の話は、現行の法律上の話として論理的には可能であるというふうなことを言われましたけれども、要するに、 国として武力行使をするというような概念に当てはまる場合は憲法上問題があるわけでございますから、これは警察であろうと自衛隊であろうと、他国に対する...全文を見る
○久間国務大臣 まず基本的に認識していただきたいのですけれども、国それぞれが、それぞれの地形とかいろいろな特色の中でどういう形で守っていくか、それはそれぞれが考えることでございまして、今我が国の場合を考えたときに、空とか海、もちろんそれも必要でございますけれども、着上陸作戦に及ん...全文を見る
○久間国務大臣 私は、小さいときからあの干潟を見ながら、あの近くを通りながら、通ってまいりましただけに、あの干潟が干拓になるということについては、これがいいのか悪いのか、いろいろと考えながら育ちもし、また農林省に入ってからもそれに携わってまいりました。  しかしながら、その一方...全文を見る
○久間国務大臣 ガイドラインはこれまでも日米間であったわけでございますけれども、そのガイドライン自体が五十三年につくられたものでございました。それが、防衛大綱及び日米安全保障共同宣言を踏まえまして、これまで進められてきた日米間の防衛協力を基礎として、新しい時代におけるより効果的な...全文を見る
○久間国務大臣 これは本土の方でやるべく今一生懸命努力をしているところでございまして、各地区も受け入れてもらったわけでございますから、先般も、米軍との関係で、これを早く本土で実施してくれということを今申し出ているところでございます。
○久間国務大臣 いや、本土でやるのを嫌だと言っているわけじゃございませんで、要するに、米軍の方は六月中にやりたい、それまでに間に合うかというようなことを言っているわけでございますので、それは間に合うというふうなことを今こっちは言っているわけでございます。
○久間国務大臣 そのつもりで今一生懸命やっております。多分そういうふうになろうかと思っております。  要するに、はっきり言いますと、三月に訓練をかなりすることにしておったわけでございますが、それを半分でやめたわけですね。あとの半分は、その三月の時点ではすぐ次に本土でやれるかと、...全文を見る
05月27日第140回国会 参議院 内閣委員会 第11号
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○国務大臣(久間章生君) 研究活動の活性化を図るという本制度の趣旨を踏まえますと、防衛庁としましても、ある研究分野において特にすぐれた研究者と認められる者や、独立して研究する能力があり研究者として高い資質を有すると認められる者を本制度により任期を定めて採用して研究に従事させるとい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 特別ネックになっているわけじゃございませんけれども、双方が一緒に会合を持ちまして、いわゆるSDCの下の段階の審議官クラスの会合をやりましたり、あるいはまたSDCをやりましたり、いろいろと何回かやってきておるわけでございます。先般もこちらから出かけていきま...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 最終的に全部きちっとしたのが六月の上旬に発表までいけるかどうかですけれども、六月の上旬までには一応詰めを終わりたいという気持ちでございます。  ただ、委員会等に御報告させていただくのが上旬になるのか、ぎりぎり中旬といいますか、要するに国会中にはやると言...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) この間も行きまして向こうと打ち合わせをしてきておりまして、そういうふうに最後の詰めをやっております。米側との関係もございますから、中身について今まだ決まっていない段階で言うわけにまいりませんけれども、新聞報道された、委員が今御指摘されましたその内容につい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 現指針の前提条件の趣旨とするところにつきましては、見直し後の指針においても基本的に妥当するものと考えておりますが、その具体的な記述ぶりについては若干変わるんじゃないか、しかしながら委員が今御指摘になりましたその内容については基本的には同じだと、そういうふ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、そういうことじゃございませんで、例えば現行のガイドラインをいじらないでそのままだった場合でも、現在の置かれた状況の中からこういうことをしようというふうにお互いが思ったとき、それを実行していくために法律が必要になれば法律を出すわけでございますし、ある...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今、委員が御指摘になられましたように、私どもの自衛隊の任務というのは、現在の自衛隊法が完璧かどうかは別にいたしまして、要するに憲法の枠内で専守防衛ということでやっておるわけでございますから、これからはみ出すことはしない、そういう前提で作業はやっております...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今、局長が言いましたように、現行の指針にもそういうのが挙がっておる。今度はそこのところをはっきりしよう、はっきりするときに我が国として憲法上できないことについてはきちんとしょうというような中で議論しておるわけでございますから、委員が今御指摘になりましたよ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) アメリカと談判するというよりも、我が国の姿勢を国内においてきちんと、今言われたようにこれ以上はできないということをまず政府自体がきちっとして、それをもってアメリカに対してももちろん言ってきているつもりでございますから、日本国政府としてこれはできないという...全文を見る
06月09日第140回国会 衆議院 安全保障委員会 第9号
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○久間国務大臣 外務大臣から日米防衛協力の指針の見直しの背景及び基本的な前提等について説明がありましたが、私からは、新たな指針のもとにおける日米協力に関する日米防衛協力小委員会の協議の概要を紹介いたします。  なお、次の考え方や具体的な協力項目は、これまでの日米防衛協力小委員会...全文を見る
06月10日第140回国会 衆議院 安全保障委員会 第10号
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○久間国務大臣 確かにおっしゃられるように、今、中間取りまとめをやりましたけれども、今度秋に向かって、これから先、鋭意作業をしていって、秋には正式なガイドラインの見直しをするわけでございます。  そうなりました後にも、いかなる態勢を構築して実のあるものにしていくか、それが大事で...全文を見る
○久間国務大臣 現在、防衛庁は総理府の外庁として置かれておるわけでございますけれども、しかしながら、防衛庁設置法あるいはまた自衛隊法等、必要な法整備はされておりますので、防衛庁であるから、いわゆる外庁であるから非常に不十分であるというようなことはないわけでございます。  しかし...全文を見る
○久間国務大臣 そういうような構想について、私どもの方からそれがいいとか悪いとか言う立場にはございませんけれども、確かに国全体として、いろいろと各省庁を束ねた形での問題提起等が最近は非常に必要になってきている事実はございます。今度の行政改革が、省庁再編成が行われるようなときにも、...全文を見る
○久間国務大臣 戦後ずっと平和が続いておりますから、この平和な状態が黙っておっても手に入るというふうについ錯覚を起こしてしまわれる方から見れば、憲法があるから平和なんだ、そういうようなことの裏返しとして、だから自衛隊は余り必要ないんだというような結論が出てきて、そういう数字が出て...全文を見る
○久間国務大臣 委員のお考えが間違っているわけじゃございませんで、基本的にはそのとおりだと思います。  防衛大綱を決めます場合にも、これはいろんな構想の上に立って、ある戦闘状態が行われたときにどれだけ守れるか、どれだけ時間が稼げるか、そういうことをしながら結局積み上げていってい...全文を見る
○久間国務大臣 考え方の整理として、そのような隣接権といいますか、そういう考えを持たれることは非常に整理の仕方としてはいいのかもしれませんが、また、そういう概念を使いますと、それによって広がる分野も出てまいりますので、果たしてそれでいいのかなという危惧もちょっとあります。  は...全文を見る
○久間国務大臣 先ほど私が言いました中で、個別的自衛権は武力の行使を伴う場合というのは当然のこととして言ったのだと言われましたけれども、その場合でも、日本国憲法がある以上は武力の行使が限定されておる。要するに、やられたからやっつけるということで、相手を壊滅状態までやることはできな...全文を見る
○久間国務大臣 いろいろな作業をしますときに、その前提となっておる諸問題を議論しながらやっていくのか、あるいはまた、その前提をそのまま置きながら議論をしていくのか、いろいろなやり方があろうかと思います。  今、私どもとしましては、現在の日本国憲法の枠内で、現在の安保条約の取り決...全文を見る
○久間国務大臣 私どもは、この秋に取りまとめを行うわけでございますけれども、それまでの間に、どういう経過でどのような内容でやっているのかということを早い段階でお示しすることによって、本議会でもそうでございますし、また国外に対してもどういう作業をやっているのかというのがわかるように...全文を見る
○久間国務大臣 今ここですぐどうこうするというわけではございませんけれども、この指針の見直しが秋までにまとまったとしましたときに、それを実行していくに当たってどういう問題があるかをできるだけ早く洗いざらい洗って、法整備が必要かどうか、そういう観点からも十分検討して、必要となれば、...全文を見る
○久間国務大臣 確かに現在は飛行機だけでございまして、飛行機の場合は、非常にスピードは速いわけですけれども、乗る人数が非常に限られるという問題がございます。したがいまして、今後、どういうニーズがあるのか、そういうのを検討しながら、その場合に自衛艦の派遣が可能かどうか、そういうこと...全文を見る
○久間国務大臣 我が国の基本的な防衛政策を変更するものではないと思っております。
○久間国務大臣 これでもって直ちにはね返るということじゃないと思います。  ただ、今問題になっておりますけれども、現在、中期防等について見直しをやりました。そういうような形の中で、見直しをする場合に、どれだけのものが今後必要になって、どれだけのものが要らなくなるか、そういうプラ...全文を見る
○久間国務大臣 日本を守ってくれるための協力ということではなくて、日米安保体制によります日米関係をより信頼性の高いものにするために相互に協力するということでございますので守ってもらうための今度のガイドラインの見直したという表現は、ちょっと適切でないのじゃないかという気がいたします...全文を見る
○久間国務大臣 日米の信頼関係をより強固なものにするためにつながっている、そういうふうに理解して結構だと思います。  また、その結果として、今言われましたように、今度のガイドラインの見直しの、特に第三項は周辺有事であって、我が国の平和と安全のために米軍が出かける場合に、我が国が...全文を見る
○久間国務大臣 今度の日米防衛協力の指針の見直しをしないからといって安保体制が崩れるわけではないわけでございまして、まずそういう認識をしていただきたいと思います。  安保体制は、機能的には十分今果たしておるし、これからも続きます。しかしながら、することによってより以上に相互の信...全文を見る
○久間国務大臣 それはちょっと論理が飛躍でありまして、現在は機能しているが、周辺で何か起きた場合という仮定の話をされて、そのときにアメリカが出ていって何かやっているのに日本が何もしない、しないでおっていいかとなりますと、そうなると信頼関係がかなり損なうのじゃないか。それはこの指針...全文を見る
○久間国務大臣 今度のガイドラインの見直しをやった後、その実効性を高めていくためにどういう態勢をつくっていくのか、その過程において法律はどうなるのか、今の法律でやれるのかやれないのか、また条約も今のままでいいのかどうか、そういう問題が洗いざらい出てくると思うのです。そういう中で、...全文を見る
○久間国務大臣 そういう事態が起きてそれぞれ協力していくときに、具体的な項目に沿って現在の法律でやれるのかやれないのか、まずそれが一番早い切り目じゃないかと思います。  そういう中で法律が必要だとなれば、また法律の改正あるいは政策策定、そういうことをしなければならないし、そうい...全文を見る
○久間国務大臣 その前提をまずお考えいただきたいと思うのです。周辺有事で、かつ、我が国の平和と安全に重要な影響がある場合ですから、そのときに黙って我が国が指をくわえて眺めておっていいのか、まずそこから入っていただきたいと思います。
○久間国務大臣 防衛庁としましても、こういう項目を並べて、その後の議論の中でこれは憲法に反するからできないということで消えてしまうようなことがあってはならないということで、その点については法制局等の見解等も十分聞きながらこういう項目に整理されたものと理解しております。
○久間国務大臣 まだ具体的に、現在の自衛隊法のどこが不備で、これを実施するためにどう直さなければならないかという、そこまでは検討いたしておりませんけれども、ガイドラインがこの後議論がされまして、大体この線で秋にまとまっていったとするならば、やはり何らかの法的な整備を必要とするので...全文を見る
○久間国務大臣 このガイドラインの見直しが行われた後に、具体的にどういう形で、そういう周辺有事といいますか周辺事態が発生したときに、例えば民間の空港とか港湾についてのいわゆる運航管理との兼ね合いをやっていくか、これは政府内でいろいろと議論しなければならない問題だと思いますので、今...全文を見る
06月10日第140回国会 参議院 内閣委員会 第12号
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○国務大臣(久間章生君) 外務大臣から日米防衛協力の指針の見直しの背景及び基本的な前提等について説明がありましたが、私からは新たな指針のもとにおける日米協力に関する日米防衛協力小委員会の協議の概要を紹介いたします。  なお、次の考え方や具体的な協力項目はこれまでの日米防衛協力小...全文を見る
06月11日第140回国会 衆議院 外務委員会 第19号
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○久間国務大臣 外務大臣から、日米防衛協力の指針の見直しの背景及び基本的な前提等について説明がありましたが、私からは、新たな指針のもとにおける日米協力に関する日米防衛協力小委員会の協議の概要を紹介いたします。  なお、次の考え方や具体的な協力項目は、これまでの日米防衛協力小委員...全文を見る
○久間国務大臣 今度のガイドラインは御承知のとおり、現在あるものを見直して新しい時代に即応したガイドラインをつくろう、いわゆる大枠を示そうじゃないかということで始めたわけでございますから、しかも今中間取りまとめでございますから、これだけで全体像が見えないじゃないかという御指摘は、...全文を見る
○久間国務大臣 我が国周辺という、そういう抽象的な表現になっておりますから、どこまでかということをよく聞かれるわけでございます。我が国の周辺における事態であって、それが我が国の平和と安全に重大な影響を及ぼす場合、そういうようなことを想定してのガイドラインでございますだけに、その「...全文を見る
○久間国務大臣 今おっしゃられましたように、いろいろなケースが出てくる可能性はあるわけでございます。しかしながら、今お示ししておりますのは、検討項目として出して、国会の議論等を経まして、この中でまた、憲法上もいろいろな問題もあるじゃないかというような形で、項目は、全体としてはこれ...全文を見る
○久間国務大臣 どういうふうになるかと言われましてもちょっと答えにくいわけですが、「周辺事態」、要するに、我が国の周辺で我が国の平和と安全に重大な影響を及ぼすような事態が起きたときに、我が国は米軍に対してどういう協力をするかということが今度の項目で列記されておるわけでございます。...全文を見る
○久間国務大臣 今度のガイドラインの検討を始めますときに、まず最初に、憲法の枠内でやるということを昨年九月の中間報告でもうたっておりますので、そういうことはないというふうに確信いたしております。
○久間国務大臣 もうペルシャ湾に行きましたときは、問題ないわけでございます。  機雷の掃海がすべて憲法に抵触しないかと言われますと、それはそういう場合もあるかもしれませんけれども、例えば我が国に向けられて敷設されました機雷を除去するのは七十六条でやれますし、またそれ以外の機雷の...全文を見る
○久間国務大臣 私も、正直言いまして、集団的自衛権という言葉がぼんぼんマスコミ等にも出ておりまして、いささか、ちょっと集団的自衛権という言葉がはんらんし過ぎているなという感じがいたします。国連憲章の五十一条に集団的あるいは個別的自衛権という概念がございますけれども、我が国の法律上...全文を見る
○久間国務大臣 きのうもそういう議論があったように記憶しておりますけれども、沖縄の問題につきましては、SACOの最終報告が出まして、今、それを一歩ずつとにかく前進させていくことが一番基地の整理、統合、縮小につながっていくのだ、そういう確信のもとに、これを的確に一歩一歩前進しようと...全文を見る
○久間国務大臣 我が国が攻撃をされるような場合になりました場合には防衛出動をすることはあり得ます。それでなければ、我が国が武力攻撃されていないのに防衛出動することはあり得ません。
○久間国務大臣 我が国の平和と安全に重要な影響を与える場合でない場合は、全く今回の対象にならないわけでございます。
○久間国務大臣 国際法上の云々じゃなくて、私どもが一番危惧しますのは、我が国周辺で何かあって、それによって我が国の平和と安全に重要な影響がある場合、この場合が問題であって、その出動の原因が国際法云々ということではないわけでございまして、我が国の平和と安全に重大な影響がある場合には...全文を見る
○久間国務大臣 単に武力攻撃がその場であったからということで、それが即我が国に対する攻撃ということになる場合もありましょうし、また、それはならない場合もあると思います。要するに、そこでのトラブルにすぎない場合もあるわけですから。防衛出動するに当たっては、我が国が攻撃されたという、...全文を見る
○久間国務大臣 今のところそれを変えるような考えではございません。
○久間国務大臣 ありません。
○久間国務大臣 日ごろ行っている情報収集あるいはまた警戒行動で出てきたものは、今おっしゃられましたように、自動的につながっていて、アメリカ軍に渡っているわけでございますから、それをある時点でとめる、とめないということはなかなか難しい問題でございますから、恐らく、今言われたようなケ...全文を見る
○久間国務大臣 日ごろ行っておる情報の収集活動等が結果として米軍を利することになるケースというのはあるかもしれませんけれども、それをもって武力の行使と一体化したというふうには言えないのじゃないか、一般的な行動じゃないかというふうに思います。  それと同時に、また逆に、今言われま...全文を見る
○久間国務大臣 自衛隊の航空機が情報収集活動等をやる場合も、かなり、戦闘状態が行われているところでやることは非常に極めて少ないんじゃないかというふうに思っております。そして、万一そういう形の中で攻撃がされたとしても、それでもってすぐさま我が国に対する武力行使があったということで防...全文を見る
○久間国務大臣 そのようにおっしゃられますと、日米安保条約を結んでいて日本に米軍の基地があること自体がつながっていくんだという議論と全く同じような議論になろうかと思います。しかしながら、それはまた別でございまして、先ほどから言うように、日米安保条約を結んでいて、日本の基地から発進...全文を見る
○久間国務大臣 それは全くそういうような因果関係があるわけじゃございませんで、今度のガイドラインは、約二十年近くたつ今のありますがイドラインを、冷戦後の今日にあって、しかも我が国は防衛大綱を見直して新しい大綱をつくっておるわけでございますから、そういう流れの中できちっと見直してい...全文を見る
06月12日第140回国会 参議院 外務委員会 第17号
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○国務大臣(久間章生君) 従来、自衛隊にかかわる諸法規につきましては研究を行っておりまして、自衛隊がその任務を円滑に遂行する上での法制上の諸問題があるかどうか、一応骨幹は既に整備されておるわけでございますけれども、なお不備な点もあるようでございます。したがいまして、これについては...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これもこれから先、秋までかかりまして見直しが行われた後、どういうような法整備が必要であるか、そういうのが課題として洗いざらい出てまいるんじゃないかと思うわけでございます。そのときに、具体的に出てまいりましたときにどういう形でそれを整備していくか、それは検...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それぞれの国が、日米がこうしてガイドラインの見直しをやっていくということを決めまして、その中身についてこんなものですよと言ったわけでございますから、それぞれの国を義務づけるものではないけれども、それぞれの施策に適切に反映させて効果あらしめるものにしなけれ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは大枠ないし方向性を示すためのガイドラインの今度は見直してございまして、いわゆる条約等、安保条約を新たにつくるとか、そういうものじゃないわけでございますから緩やかな表現になるのもやむを得ないんじゃないかと思いますし、むしろその方が適切なんじゃないかと...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私の例を出されたものですから……
○国務大臣(久間章生君) 現在、潜在的脅威を感じるような国は考えられません。
○国務大臣(久間章生君) 水準が低いといいますか、そこのところはとり方でしょうけれども、やはり紛争になり得る可能性は依然としてあるということだと思います。
○国務大臣(久間章生君) 裏を返して言いますと、安全保障環境が確立されるには至っていない、そういう表現を白書等では使っていると思いますけれども、我々としては、やはり国民の生活その他を考えましたときに依然としてそういう不安定な状況の中に置かれておる、そういうふうに理解しておるわけで...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) たびたび申し上げておりますように、たたき台というわけじゃございませんけれども、中間取りまとめを出しまして御論議をいただきながら、また例えば憲法論議等も詰めていただくわけでございますが、そういうふうにして最終的にガイドラインの見直しが成りましたときに、それ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私どもも、憲法の枠内でやります、ただし憲法の枠内でもここまではやれますと、そういうことを示しながらやっていきたいと思っているわけでございます。しかも、憲法じゃないけれども、非核三原則とか専守防衛とか、そういうことについても従来の考え方のもとでやっていきま...全文を見る
06月13日第140回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号
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○久間国務大臣 秋までにガイドラインの見直しをきちっとしたものにしてまいりまして、それを国内で効果あるものにしていかなければならないわけでございますから、そのときに法的整備、予算措置、いろいろな検討がされると思います。  したがいまして、法的整備はしなければならないとなりました...全文を見る
○久間国務大臣 我が国の平和と安全に非常に大事なことでございますから、憲法上の議論もできるだけしていただきながら、憲法九条との関係でいろいろできることとできないことをきちっとしながら、できることについてはできるだけのことをしなければならない、そういう姿勢のもとで議論をオープンにし...全文を見る
○久間国務大臣 日本の米軍基地の七五%が沖縄に集中しているということは大変なことであるということで、それについては、先般来、SACOの最終報告で一つの方針を出しまして、とにかく今一生懸命取り組んでおるところでございます。  したがいまして、この問題はこの問題としてやらなければな...全文を見る
○久間国務大臣 今、外務大臣が申されたとおりでございまして、ガイドラインというのはあくまで大枠ないし方向性を示すものでございますから、政府間でお互いに相協議して、こういうふうにやりましようということを言うわけでございまして、別に条約でもなければ協定でもないわけでございますから、こ...全文を見る
○久間国務大臣 どうもちょっと誤解されているのじゃないかと思いますけれども、いわゆるガイドラインの見直し、今回やっておりますのは大枠ないし方向性を定めるものでございまして、だから、具体的なマニュアルというような、そういう形にならないわけでございます。  むしろ、今度の指針の見直...全文を見る
○久間国務大臣 先般来、本土における五カ所の地区でそれぞれ引き受けていただきたいということでお願いしてまいりまして、一応合意いただいたわけでございます。  しかしながら、細部の詰めができていなかったものですから、本年度に入りましてからどうなるかということで危惧されておりましたが...全文を見る
○久間国務大臣 運輸省の方で今事故調査がされているというふうに伺っておりますけれども、私どもの方は、むしろこちらから何ら干渉することなく、事故調査を見せていただきたいとは思っておりますが、今のところ事前に連絡を受けておりません。
○久間国務大臣 共用空港における運航につきましては、両者の利用状況を十分調整してもらいながら支障のないようにしていかなければならないというふうに思っておりますので、これから先も運輸省ともよく協議しながら、とにかく運航に当たってもそつのないようにしなければなりませんし、特に事故の発...全文を見る
06月13日第140回国会 参議院 内閣委員会 第13号
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○国務大臣(久間章生君) ただいま外務大臣からも述べられましたように、我が国は適切な防衛力を維持しながら、日米安保条約に基づく日米関係をきっちりしたものとしてすきのない防衛態勢をつくることによりまして、この地域の平和と安定にそれがまたつながっていくんだと、そういう自覚のもとに従来...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 委員の思っておられる気持ち、いらいらしておられる気持ちもよくわかるわけでございますけれども、先ほど外務大臣が言われましたように、やはり現在の憲法があって、そのもとで私ども政府として行政をつかさどっている以上は、どうしても憲法の、他国に対して武力を行使して...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先般の財政構造改革会議において、聖域なき見直しをやるということで、その結論として、委員御指摘のように、これから先の経費につきまして一割をカットする、そういう報告が出されまして、それを受けて閣議決定もされたわけでございます。  実はけさ安全保障会議も開か...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほども述べましたように、そういう形の中で決まりましたので、私どもは庁内に検討委員会を設けて中期防については見直しを行うことにしておりますし、また概算要求はもうすぐでございますから、それに向かって平成十年度の概算要求の取りまとめをしなきゃならないわけでご...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今、委員が御指摘になりましたように、我が国として当然しなければならない問題が多々あるわけでございます。まして、我が国の自衛隊なら自衛隊がそれをやることが日米の協力に資するといいますかプラスすることがあるわけでございまして、そういうことは委員が言われたとお...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今、外務大臣がおっしゃいましたように、このガイドラインそのものは大枠並びに方向性を示すものでございますから、特定の地域その他を全然想定しないという形になるわけでございますけれども、先ほど言いましたように、共同作戦計画あるいはまた相互協力計画、こういうもの...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いわゆる有事法制につきましては、かねてから五十六年あるいは五十九年に防衛庁に関係いたします、要するに自衛隊の運用に関係しますものについては一応研究の成果を国会の方に報告もしておるわけでございますが、なお国会の御論議とかあるいは高度の政治的な判断を要すると...全文を見る
06月16日第140回国会 参議院 内閣委員会 第14号
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○国務大臣(久間章生君) 収用委員会は今後、七月、八月と第五回、第六回の委員会の審理がそれぞれ予定されておるようでございます。  なお、基地縮小の問題につきましては、私どもはSACOに掲げられました案件を一歩一歩着実にやっていくのが基地縮小に向かっての我々の務めだと思っておりま...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今、外務大臣が述べられましたように、このガイドラインが決まりましてから、その後いわゆる共同作戦計画あるいはまた相互協力計画等を策定していく場合、委員が御指摘のような特定の国とか特定の事態を想定するわけじゃございませんけれども、幾つかの態様のうちから幾つか...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今指摘されましたように、今度の中間取りまとめで各項目を挙げておりますけれども、それぞれの中身につきましては、こういった委員会等の御論議もお聞きしながら、またその他の国内での世論等も背景に、さらには諸外国にもいろいろと説明しておりますけれども、そういう中に...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 後方地域支援の個々の項目を実施する主体は必ずしも自衛隊というふうに限ったわけではございませんけれども、いずれにせよ自衛隊が後方地域支援の個々の項目を実施する場合においては、やはり手続は当然のことながら個々の項目の実施の根拠となる法令に基づくものでございま...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 捜索・救難活動は何も米軍とかあるいは対戦国の相手の兵士とかに限定したわけじゃなくて、広く一般に行われるわけでございますけれども、そのときにアメリカ軍の兵士等もむしろ逆にそれから排除されないと、そういうふうにして理解していただければ一番いいと思います。
○国務大臣(久間章生君) 今言いましたように、捜索・救難活動を自衛隊が行う場合は一般的にすべてを対象にできるわけでございます。結果として米兵等を救難したとしてもそれを排除するものじゃございませんし、それは結果として日米協力につながってくるものだと、そういうふうに理解していただけれ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 日米協力が必要だということはわかるわけですけれども、どんなに必要だとあっても、憲法九条で禁止している他国に対して武力を行使しちゃならないというこの精神は守らなきゃならない、だから武力行使になるようなことはできない、それが憲法九条の枠内でやるという我々の考...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほどから議論を聞いていますけれども、機雷の掃海につきましては我が自衛隊の運用の一環としてやるのであって、米軍のためにやるというのは原則としてないというふうに理解してもらった方がわかりやすいと思うんです。  機雷の掃海は、先ほど遭難救助で言ったのと同じ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 議事録をよく読んでいただければわかるわけですけれども、これから法的な課題、そういうのを洗いざらい整理していって、そういう中でどういうような立法措置が必要であるかどうか検討しなければならないと。そのときに質問者の方から、秋の臨時国会に出すのかというようなこ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) ただいま議員御指摘のとおり、私もその当時の同じ世代でございますから、あの当時と比べますと確かに変わったなと思います。憲法そのものは変わっていませんし、また逆に言えば憲法そのものは大事にしなきゃならないという気持ちはむしろ強くなっているのかもしれません。 ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、踏み込み過ぎているわけじゃなくて、やはりこういうふうに双方の意思が一致しまして、これから先、実のあるものにしていかなきゃならない、実効性のあるものにしていかなければならないということに期待が込められておるわけでございますから、そういう努力はしていか...全文を見る
06月17日第140回国会 参議院 外務委員会 第18号
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○国務大臣(久間章生君) たしか波及するとは書いていないと思いますけれども、「周辺事態の推移によって日本に対する武力攻撃が差し迫ったものとなるような場合」というような表現がしてあると思います。日本に対する武力攻撃がありそうだということで、防衛出動をするまでにはまだ至らないとしても...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 失礼しました。私は「日本に対する武力攻撃に際しての対処行動等」のところの差し迫っている場合を指して言われたと思いまして、そうじゃなくて「共同作業」のところでございますね。
○国務大臣(久間章生君) いや、そういうことじゃございませんで、そもそも日本が米軍に対して協力する場合、今回のガイドラインの場合は、日本周辺で事態が生じて、それがなおかつ日本の平和と安全に重要な影響があるということで行動をするわけですから、全然何もないのに米軍が行動した、それに対...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 中国以外にも、各国に対してこれから先我が国からもいろいろと説明して、今度のガイドラインがそういうどこかの国を敵対としてこういうことを組み立てているんじゃないんだということと、あるいはまた機雷の掃海その他やることがあったとしても、それは現在の憲法の中でやる...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは、日米が日ごろからいろんなことで協力して日米安保体制というものはでき上がっているわけでございます。だから、そういう状況にあるときに我が国が我が国のためにいろんなことをやった、その結果がアメリカの方にプラスになったとして、それをけしからぬというような...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今度のガイドラインは、御承知のとおり、特定の国とか特定の地域、事態を指してやっているわけじゃございませんで、我が国の周辺で我が国の平和と安全に重要な影響がある場合、そういうことを一般的に規定しながら一つの大枠、方向性を決めるわけでございます。それを受けて...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今度のガイドラインのときに、今までの安保条約並びに取り決めについては一切従来どおりだという前提に立ってやっておるわけでございますから、そういう意味では安全保障条約に基づいていろんな行動がされる場合には、それは従来から言っていますいわゆる極東といいますかフ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 何を除外するとか何を入れるとかじゃなくて、我が国自体が武力攻撃された場合ははっきりしていますからいいですけれども、我が国以外のところで我が国の平和と安全に重要な影響が起きるような場合に米軍が活動する、あるいはまたそれに対して我が日本が協力するという一般的...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 台湾海峡で中台が戦争状態になるとか、そういうことを前提にして議論すること自体がこういう委員会等にそもそもなじむのかどうか、その問題もあろうと思うんです。  かねてから外務大臣も言っておられますように、二十五年前に日本が中国との国交を回復しましたときに、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) まず申し上げたいんですけれども、現在まで安保条約に基づいて、今言われたように、事前協議の問題は別として、出撃するための基地の提供、区域の提供はやっているわけです。そこから出撃していくわけです。そういうことについて、たたかれるおそれがあるじゃないかと言われ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 逆に言いますと、第三国向けであるということがはっきりしていて、しかもそれが第三国向けの武力の行使として敷設されているやつがはっきりしているものについてはなかなかやりにくいだろうと思うんです。そうでない場合は、機雷というのはなかなかはっきりしない場合が多い...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) やれる場合もある。
○国務大臣(久間章生君) 機雷につきましては敷設されている状況あるいは浮遊している状況によってかなり判断が違ってくると思うんです。だから一概に言えませんという答弁を従来から言っておりますのは、これが敷設された第三国向けの敵対した機雷であるかどうかという状況については、やはり機雷の...全文を見る
07月08日第140回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(久間章生君) 今度ガイドラインの見直しをやりました後、国内でどういう実行態勢を構築していくか、その間においてどういうような法整備が必要か、これらはガイドラインの見直しが成りました後、あるいはまたその最終報告といいますか見直しをするまでの過程において法的課題等を洗いなが...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それぞれの国のいろんな実情等によっていろんな制度はできておるわけでございまして、要するに反政府軍といいますか、そういうような組織がある場合には、それに応じた組織をやはり立法府においてもすかさずつくっておられると思いますけれども、我が国の場合は、御承知のと...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほどの油流出の場合は、海上保安庁からの依頼がありましたし、また千葉県からの出動要請がございまして、海上自衛隊並びに陸上自衛隊がそれぞれ参加したわけでございます。ただ、海上自衛隊も油流出の対策を本来の任務としているわけではございませんので、みずからのとこ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今度の関係で、かなりやれることとやれないことの整理ができたんじゃないかというふうに私は思っているわけでございまして、今キャンベルさんがこう言ったああ言ったと言われますけれども、その後私どものスタッフが会って、これまでの中間取りまとめをまとめますときにもそ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほどのお話に戻りますけれども、五月にそんな話があったと言われますが、まだそのころは話が煮詰まってなかった点もあろうかと思いますけれども、少なくともガイドラインが中間取りまとめとして発表されまして、それ以来今のような話は伺っていないわけでございますので、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それはアメリカの方からニーズがないという点もあるわけでございまして、これはアメリカが納得するかしないかというよりも、こういうような中間取りまとめで一応今はまとめようという、そういうような方向で行っているわけでございますから、私はその方向でまとまるんじゃな...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほどの機雷の関係でおっしゃっておられるのかどうか、また、別の問題で言われたのか、取り違えておるのかもしれませんけれども、機雷の問題で言われているとするならば、そもそも機雷が我が国の周辺にある場合にそれを黙視するわけにはまいらないわけでございます。日本は...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) この問題につきましては、これから先、秋の最終の取りまとめの間にまだいろいろと議論をしていかなければなりませんし、国会等における議論等もまたお聞きしながら我々としては詰めていかなければならないわけでございます。国連の一員でございます我が国として、国連が例え...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) このガイドラインの見直しを秋までに行うということにしておるわけでございまして、ガイドラインは御承知のとおり大枠並びに方向性というのを決めていくものでございますけれども、その結果でき上がりましたそういうガイドラインが見直しとされましたならば、それを実効性あ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今どういうふうな意味でおっしゃられたのかわかりませんけれども、私どもは我が国有事の場合についても有事法制の研究というのを五十三年以来やってまいりまして、五十六年には国会の方へ報告も出しておるわけでございます。  しかしながら、我が国の安全を担当する防衛...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほどからお答え申し上げておりますとおり、このガイドラインの見直しが行われました後、どういうように実行態勢を確実なものにしていくか、そのために法整備が必要なのかどうか、そういうことについてはこれから先検討していかなければならないものだと思っております。そ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 九月末までにまとめますのはガイドラインの見直しをまとめるのでありまして、それから先の法整備その他は、実効性あるものにするにはそれから先、踏み込んでいくわけでございます。  ただ、先ほどから言っていますように、そういう将来のことでございますから、今検討し...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そうそう。
○国務大臣(久間章生君) 検討をすると言いますと、さもそういう方向に行っているようにとられるので、そういう誤解のないように検討していないということを言ったわけでございます。だから、今後とも検討しないのかと言われれば、検討して、やりませんというの、も検討することでございますから、そ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いやいや、マスコミは、検討していると言ったら、すぐやっていると言うんだよ。
○国務大臣(久間章生君) はっきり言いまして、検討するというのは、多分そういうことにはならないであろうと思いながらも、その問題について何ら検討しないで、しないということを結論づけるんじゃなくて、やったあげく法律のバランスからいっても難しいということは結論出すわけですよ。しかし、そ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今委員が御指摘されたその文章でございますけれども、我が国が基地の提供をするから差し迫ってくるということではなくて、ここはもう単純に、その周辺事態が起きておって、しかも我が国の平和と安全に影響がある、それだけではなくて我が国に対する武力攻撃がある場合という...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) この問題は日米安保条約を締結したときに、我が国からの出撃を認め、そこの施設・区域を提供したときにそういう事態が起きる起きない、それはもう全部当然のこととして安保条約が結ばれているわけでございまして、だから施設・区域の提供はそのときにもうされているわけです...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そういう方面からのとり方もあるかもしれませんが、我が国の周辺で事態が起きて、我が国の平和と安全に重要な影響があるときに、米軍が活動していて、日本は巻き込まれたくないから何もしない、そういうことが果たして日米安保条約を結んで日米関係が、日米安保体制をやると...全文を見る
10月02日第141回国会 参議院 本会議 第2号
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○国務大臣(久間章生君) 自衛隊の部隊の装備品の購入についてのお尋ねがございましたが、先ほど総理からも御答弁がございましたように、平成九年度防衛関係費につきましては、必要最小限な事業を盛り込んだものと考えているところでありまして、部隊等において使用する事務用品または訓練用品等の物...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 周辺事態の認定のあり方についてのお尋ねでございますけれども、これは先ほど総理がお答えになりましたように、ある事態が周辺事態に該当するか否かにつきましては、日米両国政府がおのおの主体的に判断するものであります。  他方で、日米両国政府間においては、安全保...全文を見る
10月03日第141回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(久間章生君) 及川議員の御質問に答えさせていただきます。  周辺事態についてのお尋ねでございますけれども、これにつきましては、本院でもたびたび総理から御答弁がございましたように、周辺事態とは、日本周辺地域における事態で日本の平和と安全に重要な影響を与える場合をいうの...全文を見る
10月13日第141回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○久間国務大臣 基本的に考えていただきたいのですけれども、現在、このアジア太平洋地域が非常に平和に推移してきた、これは日米安保条約が機能してきたからだという、そういう状況でございまして、それを受けまして、この状態をやはり双方がそのまま持続することがいいことである、そういう前提に立...全文を見る
○久間国務大臣 総理から後で答弁していただきますけれども、その前に一言だけ申し上げたいと思います。  といいますのは、今委員が御指摘されましたが、今回のガイドライン、よく読んでみていただければわかりますけれども、とにかく我が国の周辺事態で我が国の平和と安全に重要な影響がある場合...全文を見る
○久間国務大臣 防衛庁として、そのような資料を作成して配った覚えはございません。
○久間国務大臣 今委員が非公式とおっしゃいましたけれども、何をもって非公式というかわかりませんけれども、少なくとも、防衛庁として作成して自民党の国防部会に出したのならば私が知らないはずはないわけでございまして、自民党国防部会の皆さん方が、スタッフがいろいろと資料を準備されて皆さん...全文を見る
○久間国務大臣 新聞報道等でいろいろ論じられます中身が防衛庁の現在考えることと違う場合がたびたびございます。しかし、そのたびたびごとに訴訟を起こすなんということは、これまでもやっておりません。  したがいまして、今回のも今後の推移を見ていただければわかると思いますし、先ほど総理...全文を見る
○久間国務大臣 憲法の十八条に反するかどうかは法律の規定の仕方によるかと思いますけれども、今委員が御指摘になりました、国内法における現在の体系がどうなっているか、これらにつきましては、私どもも十分検討しながら作業は続けているつもりでございます。  そういうような状況の中で先ほど...全文を見る
○久間国務大臣 これから先、周辺事態が起きたときに、この周辺事態というのは、先ほど申しましたように我が国の平和と安全にとって重要な影響がある場合でございますから、そういうときにどういう形で必要事項が出てくるのか、それに対してどう対応していくのか。これから先、まさに地方自治体も含め...全文を見る
○久間国務大臣 それを突破しようとかそういうようなことでやっているわけじゃございません。ただ、そういうような事態になったときに、周辺事態といえども我が国の平和と安全に重要な影響を与える場合なんですから、そういうときにどういう形でそういう協力ができるか、それをこれから先詰めていかな...全文を見る
○久間国務大臣 地方自治体との関係で、どういうふうにしていけば、いわゆる今度のガイドラインを実効あるものにするのか、まさにその辺についてもこれから先議論をしていかなければならないわけでございまして、地方自治体の意向を全く無視する形でやってしまうというような、そういうことではなくて...全文を見る
○久間国務大臣 今度の本文を読んでいただければわかりますけれども、今回のガイドラインの作成に当たりましては、法律上及び予算上、行政上の義務を課すものではないということを書いておりますので、それはこれから先、必要な場合には当然予算を組んで国会の御審議を得てやるわけでございますけれど...全文を見る
○久間国務大臣 決して伏せているわけじゃございませんで、例えば、我が自衛隊が自衛隊の運用として行う分は自分の予算で従来どおりやるわけでございまして、それは別に問題ないわけでございます。  また、確かに今度の問題で、これから先ACSAをどうするかという問題は出てくるかもしれません...全文を見る
○久間国務大臣 確かに、委員御指摘のように、議論が先へ進むようにするためにはそのような概要を示さなければならないということで、今基本的調査をやっておりますので、その基本的調査が本当はきちっと出た方が一番いいわけでございますけれども、基本的調査が最終的に全部終わらなくても、ある程度...全文を見る
○久間国務大臣 本委員会でも総理からお話がございましたけれども、いつまでにということじゃございませんけれども、撤去可能な施設ということで海上施設を検討するということでこの普天間の議論に入ったというふうに理解いたしております。
10月14日第141回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(久間章生君) 我が国は、空中から散布する形式のもの、また地中に埋設するもの、地上に設置するものを有しておりますけれども、その保有量につきましては、これが継戦能力に関係するものですから、従来から公表を差し控えさせていただいております。
○国務大臣(久間章生君) 先ほど申しましたように、例えば今ちょっと話が出ましたけれども、防衛大綱等でも、艦船が何隻だあるいは飛行機が何機だというようなそういうものについては公表しておりますけれども、弾薬の数とかあるいは今言いました地雷の数とか、そういう継戦能力に関するものについて...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 何度も申しますとおり、今言われる百万個というその数字についても、それを公表しているわけではございませんし、それが正しいか否かについても答弁を差し控えさせていただきます。
○国務大臣(久間章生君) 御承知のとおり、我が国は専守防衛に徹しておるわけでございます。そして、これまた起伏に富んで縦深性に乏しい、そういうようなことから、できるだけ前方で着上陸しました敵のいわゆる歩兵部隊をとめなければならない、そういうような問題がございます。  したがいまし...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私どもといたしましても、現在の国内外における世論等は十分承知いたしております。  その問題と、我が国の平和と安全を確保するという問題との、そういうような中でこれから先、最近問題になっております署名をどうしていくか、いわゆる調印を、オタワ会議の条約の署名...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これはあるいは私じゃなくて外務大臣からの御答弁になるのかもしれませんけれども、正直言いまして、私どもも世界すべてのところでこういう地雷がなくなるという、そういうことについては非常に賛意を表して、ジュネーブ会議等、条約等について推進を図ってきたところでござ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そういうふうになってまいります。
○国務大臣(久間章生君) ただいま総理からも述べられましたように、これは予算上も行政上もまた法律上も義務づけられるものではございません。  ただ、これを受けてどういう体制をつくっていくか、これらについては政府として当然いろんなことを考えていかなければならないわけでございます。そ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今度の指針で、米軍の活動に対する後方地域支援の場合は、はっきりと安保条約に基づいて活動する米軍の後方地域支援というふうにうたっているわけでございます。  ところが、今日、例えば我が自衛隊なら自衛隊をとりましても、あるいは政府でもそうでございますけれども...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 御指摘のように、今現地の状況を把握するためにボーリング等を行っております。また、米軍等におきましても運用所要を検討してもらっておりまして、早急にそういう作業を進めておるわけでございます。  しかしながら、実施計画というのは、たびたび総理もおっしゃってお...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そういう形で概要を示しながら合意形成を得ていきたい、そういうふうに思っているわけでございます。
○国務大臣(久間章生君) 具体的にどうこうしたということは把握しておりませんけれども、我が自衛隊におきましても常日ごろからいろいろと情報収集はいたしております。したがいまして、いろんな状況が、特に高まってまいりましたときには、それをより綿密にといいますか、頻度を上げて情報収集等は...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 一昨年の話でございますから、私が就任したのは昨年なので……
○国務大臣(久間章生君) いやいや、ことしの三月にはおりましたけれども、一昨年のことなので
○国務大臣(久間章生君) いや、だから昨年の三月の時点では私はいませんでしたので把握しておりませんということを言ったわけでございまして
○国務大臣(久間章生君) いや、失礼しました。昨年でも同じことで。  私は、昨年の十一月に就任したわけでございますので、そのときのことについて私自身はつまびらかに把握しておりませんということを申し上げたわけです。
○国務大臣(久間章生君) 従来から一般論としまして、我が自衛隊が情報収集したものを米軍に対して情報を提供しているということは、それは言ってきております。しかしながら、個々の具体的なケースについて、これはやったとかやらないとか、そういうことは従来からも言っていないと思います。
○国務大臣(久間章生君) あのときは、たしかAWACSか何かの問題に関連して質問されたと思います。そのとき、確かにそのとおり答弁いたしました。それは一般論として、そういうふうな常時情報が流れておるということを言ったわけでございまして、それはそれとして間違っておりません。
○国務大臣(久間章生君) 一般論として判断してもらう以外にないわけでございまして、個々のケースについて、これはやったとかやらないとか、従来からそういうことは言っておりません。
○国務大臣(久間章生君) いろいろと御推論されるのは結構でございますけれども、個々のケースについてこの情報を相手に伝えたとか伝えないとか、そういうことは相手の立場もございますし、我が方としては従来から言っていないということをぜひ御理解していただきたいと思います。
○国務大臣(久間章生君) そのような仮定の上に立って議論をどんどん進めますと非常に問題が多くなるわけでございまして、私どもはそういうことにならないように日ごろから外交努力その他を通じながらやっているわけでございまして、私は、先ほど言いましたように、昨年の三月にはその立場に立ってお...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これまでも、総理もたびたび当委員会あるいはまた本会議でも答えておりますけれども、今回の場合、ガイドラインに基づきましてそれぞれの国が主体的に判断するということになっているわけでございます。我が国のしかも平和と安全に重要な影響がある場合ということになってお...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) このガイドラインは特定の区域とかあるいは特定の国とかを、あるいはまた特定のケースを仮定してやっているわけじゃございませんで、大枠、いわゆるガイドラインでございまして、大筋を決めているわけでございますから、だから決して仮定の上に立ってシナリオを書いてやって...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 我が国のいろんな得た情報がアメリカに流れたからといって、我が国が侵略したということにはならない。我が国は御承知のとおり憲法九条がございまして、外国に対しては武力の行使をしないということになっておりますし、私どもがその武力の行使にならない範囲でいわゆる情報...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) まず、その前に考えていただきたいのは、今度のガイドラインの見直しは、周辺事態というのも確かに掲げております。しかし、それは我が国周辺の事態で我が国の平和と安全に重要な影響がある場合に米軍と協力するということでございまして、しかもその米軍と日本というのは日...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 情報の提供は参戦とイコールでないというふうに理解しております。その情報の提供のすべてが絶対に参戦にならないかとぎりぎり言いますと、従来のこの委員会等の答弁にもありますように、それはそういう場合だってないことはないけれども、一般的にはそれは参戦にはならない...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) かつてのこの委員会での答弁だったか、ほかの委員会だったかわかりませんけれども、議事録を読んでおりましたら、方位何度何分のこの方向に向かってこれを撃てというような情報を出した場合に、それは即武力の行使と一体になるんじゃないか、そういうような場合もあり得ると...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 何度も申し上げますとおり、私どもは憲法に反して武力行使をするようなことは絶対にしない、そういうような前提のもとに、どこまではやれるかということを真剣に考えているわけでございます。  それでは、真剣になぜ考えるかといいますと、アメリカと日本の場合は日米安...全文を見る
10月16日第141回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○国務大臣(久間章生君) このたび引き続き防衛庁長官にとどまることになりました久間章生でございます。  竹山委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。  防衛庁、自衛隊を取り巻く環境は二十一世紀に向けて大きく変化しつつあります。かかる状況のもとで、引き続き国の防衛...全文を見る
10月21日第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第4号
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○久間国務大臣 御承知のとおり、我が国は起伏があるというのと、それから縦深性が乏しいということがございますために、敵が着上陸しましたときに、それをできるだけおくらせるという意味から、従来から地雷を利用した防衛政策が考えられておるわけでございます。  しかしながら、今外務大臣がお...全文を見る
10月23日第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第6号
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○久間国務大臣 後ほど大蔵大臣からもお答えしていただくかもしれませんけれども、日本の軍事費が世界第三位だというふうにおっしゃられました。この第三位の規模とはいかなる方法により比較されましたものか承知いたしておりませんけれども、各国の国防費の定義とか範囲等が明らかでありませんし、ま...全文を見る
○久間国務大臣 先ほどもお答えいたしましたとおり、各国との比較というのも一律になかなかできない点もございます。そしてまた、ヨーロッパ各国と比べますと、いわゆるソ連邦が解体しました後の国際情勢がかなりヨーロッパ等では変わっているかもしれませんけれども、我が国の周辺の場合は、御承知の...全文を見る
○久間国務大臣 先ほどからも申し上げておりますように、我が国の置かれている状況、これはその冷戦によって変わりましたけれども、しかしそうはいいながらもヨーロッパ周辺における内容と比べますと……(発言する者あり)ちょっと聞いてください、答える間。
○久間国務大臣 そういうふうな状況で、状況が変わっていないものですから、そういう中でなぜ防衛関係費がふえているかといいますと、先ほど言いましたように人件費は着実に伸びております。そしてまた、我が国は必要最小限の防衛力を整備しておるわけでございますから、今言われたように、そう人数を...全文を見る
○久間国務大臣 これは、ことしの暮れまでに、要するに十二月までに、安保会議あるいはまた閣議等の議を経ながら決めていくわけでございまして、目下鋭意検討しているところでございます。  御承知のとおり、中期防といいましても、もう既にいわゆる契約化して後年度負担になっているものもござい...全文を見る
○久間国務大臣 ただいま申しましたように、中期防衛力整備計画の中でこの九千二百億をどうやって削減していくか、これを今検討しているところでございまして、今空中給油機と言われましたけれども、空中給油機は、中期防の中でこれを購入するということは決めていないわけで、それを検討して結論を得...全文を見る
○久間国務大臣 先ほど言いましたように、とにかく、中期防衛力整備計画のこれから先の支出経費の中で九千二百億を削るというのはなかなかのことでございます。そういう中で、そういう問題も含めて今検討しているところでございます。
○久間国務大臣 詳しい内容については施設庁から答弁をさせますけれども、その前にお知りおきいただきたいのは、かつては特別協定に基づかないでおりましたが、その後予算化されたり、あるいはその後は特別協定に基づいて日本が負担するということを、しかも、その特別協定は国会の方で御承認いただい...全文を見る
○久間国務大臣 各国それぞれ、外国の駐留軍が駐留しますいろいろな理由はあろうかと思います。  我が国の場合、国際社会に引き続き不安定要因が存在する中で、やはり日米安保体制というのは我が国の安全及びアジア・太平洋地域の平和と安定のために重要な役割を果たしており、我が国としては、日...全文を見る
○久間国務大臣 コーエン長官との会談のときに、思いやり予算と今おっしゃられますけれども、最近では我々は思いやり予算と言っておりませんけれども、この予算のことについて言及があったのは事実でございます。  しかし、今おっしゃられましたように、米軍をアメリカに置いておくよりも日本に置...全文を見る
○久間国務大臣 何も言わぬわけではございませんで、九八年度の概算要求については予算上いろいろな問題があるからそういうふうに努力をしてもらうことになりましたという、そういう現在の概算要求で出している内容については説明しているわけでございまして、それについては理解を示してくれているわ...全文を見る
○久間国務大臣 とにかく防衛関係費についてはキャップをきちっと押さえられているわけでございますから、その中でやれというふうに言われているわけでございますから、我々としてもできる限りの努力はいたしていきます。
○久間国務大臣 SACOの経費については、今度の財革法で関係経費を除くとなっておりますけれども、これは先般の閣議決定で、SACO関連事業が重要な政策課題であることを明らかにする趣旨で、これを着実に実施するという、そういうふうに記述されておりますからやったわけでございますけれども、...全文を見る
10月24日第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第7号
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○久間国務大臣 今委員がおっしゃられましたように、我が国の防衛力というのは、とにかく専守防衛に徹する中で精いっぱい頑張るということでやってきておりますから、そういう意味で、防衛大綱ができまして、その防衛大綱を受けて中期防衛力整備計画に基づいて着実にそれを進めるということで来たわけ...全文を見る
○久間国務大臣 昨日も申しましたとおり、現在の中期防では、空中給油機の取り扱いについては、「空中給油機の性能、運用構想等空中給油機能に関する検討を行い、結論を得、対処する。」というふうにされておるところでございますが、現段階ではその結論を得ておりません。また、空中給油機の導入につ...全文を見る
○久間国務大臣 御承知のとおり、我が国の防衛がどういう姿であるべきかということは、防衛計画の大綱というのを決めまして、それを五年ごとの中期防という形で計画的に着実に実施するということでやってきているわけでございまして、その中で、今委員が、装備はぴかぴかで後方はぼろぼろだと言われま...全文を見る
○久間国務大臣 やはり旺盛な士気がないといかぬわけでございまして、士気の高揚にはこれから先も努めていかなければならないと思っております。  先ほど言われました、いろいろな式典等において倒れるというようなことでございますが、これは私も、自衛隊ではございませんけれども、中学校とか高...全文を見る
○久間国務大臣 先般アメリカに行きまして首脳会談をやりましたときにも、来年度の概算要求でとるべき措置、今言われたようにマイナスになるということについての説明を行いました。そしてこれについては、了解というわけではないかもしれませんけれども、理解をしていただいております。  次年度...全文を見る
○久間国務大臣 御承知のとおり、在日米軍の普通のリロケーションは防衛関係費で従来もやってまいりました。しかしながら、沖縄にあのように基地が非常に集中している、このためにいろいろな問題が生じておる。特に普天間の飛行場等については、万一のときがあったら大変だということで、沖縄の県知事...全文を見る
○久間国務大臣 そのために、政府の中に普天間飛行場移設対策本部というのをつくりまして、私はその本部長になってこの問題と取り組んでいるところでございます。  しかしながら、この問題をやっていきますためには、やはりどうしても地元の理解を得ながらやっていかなければならないわけでござい...全文を見る
10月28日第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第9号
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○久間国務大臣 委員も御承知のとおり、今の防衛関係費は、人件費、糧食費、またもう歳出が決まっております後年度負担の分、そういうのを全部織りまぜて今言われるような金額になっておるわけでございます。そして、人の整理等も、なかなかすぐにはできるものじゃございません。防衛大綱で年度計画を...全文を見る
10月29日第141回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○久間国務大臣 このたび、引き続き防衛庁長官にとどまることになりました久間章生でございます。二見委員長初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。  防衛庁・自衛隊を取り巻く環境は、二十一世紀に向けて大きく変化しつつあります。かかる状況のもとで、引き続き国の防衛という国家存立...全文を見る
10月29日第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第10号
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○久間国務大臣 確かに、おっしゃられますように、一たん契約をして、前払い金はこれこれ、あとは初年度、次年度、三年度、こうやって払いますということを約束しておいて、しかもその品物ができてきているときに、それに対して、金がないから延ばしていただきたい、そういうことをやるわけでございま...全文を見る
○久間国務大臣 まず最初に繰り延べをしてからというようなそういうことじゃございませんで、それぞれ人件糧食費また一般物件費、そういうことについても検討をいたしました。そして、やはり練度をある程度維持しなきゃならないわけでございますし、人件糧食費についても、これは実員を抱えている以上...全文を見る
○久間国務大臣 細かい話になりますと、これはまた事務方から聞いてもらうしかないわけでございますが、ただ、平成十一年度、十二年度も、正直言いまして人件費等については人事院勧告がどうなってくるのか、こういうことによってかなり違うわけでございますね。だから、それがそのままと仮定して現時...全文を見る
○久間国務大臣 この繰り延べについて、最初、平成九年度それから十年度にかけて検討しましたときに、ずっと長期に見ましたら、平成十一年度ぐらいから少しピークが下がってきておりますので、何とかこの辺でやれるかなという感じを実は持ったわけでございます。  その後、ことしのようにもうゼロ...全文を見る
○久間国務大臣 御承知のとおり、概算要求を出します場合も、いろいろなものを積み上げておるわけでございます。したがいまして、その結果としてふえたのもあるし、減ったのもある。そういうような形の中で、数字がそれだけカットという形に、カットといいますか減額してきたわけでございますので、こ...全文を見る
○久間国務大臣 これは御承知のとおり、中期防の金額の中でございますけれども、調整枠として残っておったわけでございます。これらにつきましても考え方としては、要するに、何かあったときにやはりそれだけの調整枠がないといけないということでついているわけでございまして、極端なインフレがある...全文を見る
○久間国務大臣 今年末までに中期防衛力整備計画、この中期防を見直しをしますときにその辺の表現をどうするか、これはそのときにやりますけれども、一応それはいじらないで、万一のために残しているものだというふうな理解をしておりますけれども、それを中期防のあのような形で、調整枠としてそのま...全文を見る
○久間国務大臣 確かにこれまでの防衛大綱に基づく中期防というのは、今言われますように、いろいろ退いていく艦船なり飛行機なり、それに見合うものをきちっとカバーしていくという、そういう意味で非常に整合性のとれたものでございます。しかしながら、これだけ厳しい状況の中で予算を続けていきま...全文を見る
○久間国務大臣 いや、充足率との関係で申したわけじゃございませんで、中期防で計画しておりますのは、その前提として、防衛大綱に基づく一つの水準を維持するということにしておるわけでございますね。そのためには我が国にこれだけの護衛艦がなければならない、そういう形でやっておりますけれども...全文を見る
○久間国務大臣 御承知のとおり、この財政再建の問題は、各年度におけるいわゆるキャッシュベースといいますか、現金ベースの話でございますから、仮に、もし二、三年後にそういう結論を得て購入しようというようになりましても、中期防の期間中におけるキャッシュベースでの話としてはそれほど大きい...全文を見る
○久間国務大臣 御承知のとおり、一昨年、防衛大綱を村山内閣のときに決められまして、しかもその後中期防を決めたわけでございます。そのときに、今言われるような内容の議論をした上で、やはり我が国のあるべき防衛の姿としてはこうだということを二年前に決めたわけでございます。  それに基づ...全文を見る
○久間国務大臣 確かにおっしゃいますように、一般物件費の制約がありますと、隊員の士気とかいろいろなことに影響してまいりますので、そういうことがあってはならないということで、私どもも気を使っておるところでございます。種々工夫をする、あるいはまた優先順位を考えながら、優先順位の後のも...全文を見る
○久間国務大臣 これにつきましては、自衛隊の諸君にもそれだけの我慢をしてもらうわけでございますから、在日米軍につきましても、やはり特別協定に基づく基本的な枠は守らなければならないにしても、その中でさらに節約ができるんじゃないか、あるいはまた、施設の整備等についてもペースダウンをす...全文を見る
○久間国務大臣 今、法律の裏づけがないとおっしゃられましたけれども、この提供施設の整備につきましては、地位協定第二条第一項(a)に基づく施設及び区域の提供について、地位協定第二十四条第二項において、地位協定第二条に定めるすべての施設及び区域をこの協定の存続期間中合衆国に負担をかけ...全文を見る
○久間国務大臣 今日の国際社会におきましては、大量破壊兵器とその運搬手段となり得る弾道ミサイルの拡散が進んでおりまして、また現実に、我が国周辺に弾道ミサイルを保有する国が存在しております。このような状況の中で、この弾道ミサイルの問題についてどう考えるかということは、我が国の防衛政...全文を見る
○久間国務大臣 SACOの最終報告を昨年十二月二日にまとめさせていただいたわけでございますけれども、それを受けまして、政府として閣議決定して、これは沖縄の基地の整理、統合、縮小を進める上でこれを確実に実施することが必要である、そのために政府としてはあらゆる面からこれに取り組んでい...全文を見る
○久間国務大臣 御承知のとおり、この中期防衛力整備計画は、安全保障会議にかけて、閣議にかりて、その議を経て決定されるものでございます。今、防衛庁内に検討委員会をつくりまして、九千二百億円をどういう形で削減するか、その作業を行っているところでございますが、これから先、てのような会議...全文を見る
○久間国務大臣 今申しましたように、安全保障会議等の議を経ながら決めていくわけでございまして、これには当然財政当局も入って、大蔵大臣も入っておられるわけでございますし、また外務大臣等も入っておられるわけでございます。  そういうようなことで最終的に決まるわけでございまして、今、...全文を見る
○久間国務大臣 二年前に、村山内閣のときに防衛計画の大綱を決めていただいたわけでございます。その中で、今おっしゃられましたように、防衛力の合理化、効率化、コンパクト化というものを確かにうたっております。しかし、これについて一つ御理解していただきたいのですけれども、合理化、コンパク...全文を見る
10月30日第141回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○久間国務大臣 先ほど鈴木大臣からもお話がございましたように、我が国は、御承知のとおり日米安保条約を結んで、在日米軍が駐留しているわけでございます。その海兵隊と地元の皆さん方が親善交流を図るということは、そういう意味では我が国の国家目的に沿うものでございます。  そういう意味で...全文を見る
11月04日第141回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○久間国務大臣 今回、機雷の掃海をする場合は、今度のガイドラインにも書いておりますように、我が国の領域及び我が国周辺の公海ということを書いておりまして、だから、他国の領域に入ってやるということはもちろん考えておりませんし、公海であっても、これは我が国の周辺ということで、あくまで我...全文を見る
○久間国務大臣 基本的に考えていただきたいのですけれども、我が国の漁船あるいは我が国の船舶、そういったものが往来して危険があるという場合に、我が国としてはその機雷を除去しなければならないという、そういう建前でやるわけでございまして、それが結果として米軍に寄与することはあるかもしれ...全文を見る
○久間国務大臣 周辺事態がすべて武力行使が行われているということではございませんで、要するに、周辺事態というのは、御承知のとおり我が国の平和と安全に重要な影響を及ぼすような事態が発生している、その事態において、我が国が米軍と協力しながらどんなことがやれるか。そのときに、我が国が自...全文を見る
○久間国務大臣 我が国は憲法九条でいろいろな制約があるわけでございますから、戦闘状態が行われて、まさにその戦闘の一環としてそこで、海も空もそういう状況の中で機雷掃海ができるかどうか。この場合も、先ほどの例を挙げられましたけれども、その場合どういう状況だったか、私も正直言ってわかり...全文を見る
○久間国務大臣 米軍が周辺事態が起きたときにどういうような行動をするか、そのときに武力行使みたいなことが行われるかどうか、それは、あり得ることだってあると思います。しかしながら、そういう状況の中で、我が国がそれを応援するために出かけていってやるということは想定していないということ...全文を見る
○久間国務大臣 その文章の書き方でございますけれども、平和と安定を確保するために米軍が実力行使をする場合は、それはあるわけですから、それはあると思います。  しかし、そのやっているそこに出かけていって機雷掃海をするということは書いていないわけでございまして、私どもが言っています...全文を見る
○久間国務大臣 先ほどの例は一応のけておきませんと、どこかの場所を想定してとなったらいけませんから。米軍がどこかで武力行使をやっている場合だってあると思います。しかし、機雷の問題は、そこじゃなくて、ほかのところで、戦闘状態が行われていないところで我が国の船舶にとって危険な場合だっ...全文を見る
○久間国務大臣 我が国に対する武力攻撃でない場合で機雷掃海をやる場合は、あくまで警察行動の一種として九十九条でやるということでございます。
○久間国務大臣 先ほどから何回も言っていますように、その航路で絶対やらないか、そういうふうに言われますと、私どもは、我が国の船舶あるいは漁船、そういったものが行き来するためにこれは危ないからということで除去をする。その結果として、そこを米艦船が通ることだってあるわけでございますか...全文を見る
○久間国務大臣 先ほどから何回も言っていますように、我が国の漁船あるいは船舶のためにやるわけでございますから、我が国の漁船とか船舶が行きもしないところで、出かけていって掃海するということは、それはないわけでございます。  そういう意味で、私どもは、我が国の周辺の公海でというふう...全文を見る
○久間国務大臣 先ほど言いましたように、我が国に対する武力攻撃の一環としてなされておる場合は別として、それ以外の場合は九十九条でやるつもりでございます。
○久間国務大臣 我が国に対する攻撃として、我が国の船舶をねらって武力攻撃として敷設されました場合は、これは自衛権の発動としてやれるわけでございまして、この議論はもちろんもう先生御承知のはずだから外したわけでございまして、それ以外の場合は、我が国の船舶の航行でやる場合は九十九条で、...全文を見る
○久間国務大臣 補給のために我が国の艦船が行く場合は、これはそれよりももっと明らかに、戦闘区域とはっきり一線を画して補給するということになっておりますから、そういうところには行かない。また、それが行ったからといって、そのために機雷があるから、それは我が国に向けられた機雷だというふ...全文を見る
○久間国務大臣 周辺事態における場合は、まさに我が国に対する武力攻撃が行われていない場合でございますから、これは警察行動として行うということでございます。
○久間国務大臣 機雷というのは、御承知のとおり、待ち伏せしたりあるいはコントロールがきかないとか、そういうことがございますから、その機雷が我が国に向けたものであるということを認定するのもなかなか難しい面がございます。しかしながら、一般的に言えますことは、むしろ我が国の船舶がそこを...全文を見る
○久間国務大臣 なぜ御理解できないのか非常に残念ですけれども、我が国全部が封鎖されなくても、我が国の例えばあるどこかの港から出ていく場合に、その出ていく船を通させないために機雷を敷設する、明らかにその目的が我が国に対して武力攻撃の一環としてされている場合は、これは七十六条に該当す...全文を見る
○久間国務大臣 どうも議論がかみ合わずに恐縮なんですけれども、機雷の掃海をする前に、まず機雷の敷設をするというとき、戦闘状態が何もないようなところで敷設をしていく、そういうようなところがあって、そこに我が国の輸送艦でも結構です、あるいは普通の船舶でもいいです、そういうのが出ていく...全文を見る
○久間国務大臣 私は、一線を画するのは難しいというのは、非常に平穏だったところがいろいろな状態でぐっと戦況が変わってきて、平穏と思っておったのが平穏でなくなったというケースがないかというと、そういう場合が出てくるのじゃないか。そういうときに、これは一線を画する地域でないということ...全文を見る
○久間国務大臣 補給を妨げるためにそこに機雷を敷設するような、そういう状況では補給をしないということでございます。そういう状況で出ていくことは、補給そのものすら問題が出てくる、憲法上との関係で。だから、あくまで私どもが考えております補給というのは、そういう戦闘行為と一体とならない...全文を見る
○久間国務大臣 周辺事態でやる場合はほとんど九十九条だと思います。  絶対ないかと言われますと、ないことの証明というのが非常に難しいわけでして、私の今の頭の中では多分ないのじゃないかなと思いますけれども、これはシラミつぶしにやってみませんと、まあこれは頭のゲームじゃございません...全文を見る
○久間国務大臣 先ほどから何度も言っていますけれども、米軍がどこかで、例えば周辺事態のときに軍事行動があっているとします。そして、それと全く違う形で、我が国の船舶が、我が国の周辺でいろんな問題が、機雷があって出入りができない、あるいは漁船が危ない。そういうときに我が国としては黙っ...全文を見る
○久間国務大臣 そのような、進行航路のために我が国の自衛隊が掃海をやるということはございません。
○久間国務大臣 先般の委員会で私は、できれば十月中に概要を地元に早くお示しして、そしてその上に立って検討していただきたいということを述べたわけでございますけれども、確かにちょっとずれ込んでまいりました。  できるだけ地元の御理解が得られるように、そういう内容にしたいというのがご...全文を見る
○久間国務大臣 国会の委員会でございますから、もちろん先生方の方にいち早くしなければならないわけでございますけれども、やはり私どもは、地元の御理解をいただけないとこの問題はどうにもならないわけでございますので、御理解を得た上でもう一歩前進したいということがございます。  そうい...全文を見る
○久間国務大臣 運用所要については詳細ではございませんで、概要でございます。そういう意味では最終的にはいろいろとまだ詰めなければならない問題もありますけれども、原則としては、もう今度お示しする内容についてはこの線で行くんだという、私どもの立場を調整の上だというふうに理解していただ...全文を見る
○久間国務大臣 私どもは、何も隠し立てするつもりはございません。  今度のボーリング調査その他いろいろな調査をしますときに得ましたいろいろな、環境にも影響のないようにということで、環境との関係等もいろいろ調査しております。  しかしながら、今度示しまして、もしここでいいという...全文を見る
11月12日第141回国会 衆議院 決算委員会 第4号
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○久間国務大臣 防衛庁の装備品購入に当たっての過大積算につきまして御説明いたします。  まず、過大積算に関する事案の経緯について御説明申し上げます。  国が調達契約を行う場合は、会計法令の規定に基づき予定価格を定め、これを契約締結の基準としております。防衛庁の装備品等に関する...全文を見る
○久間国務大臣 確かにこういうような事案が報道をされますと、それが、職務に従事しておったときからいろいろなことが行われておったのではないか、そういうような誤解を持たれるおそれがありますので、私も、昨年就任しましてから、内部においてそういうような角度からも少し洗って、そういう問題が...全文を見る
○久間国務大臣 その辺がやはり難しいところでございます。  外国の場合、例えばアメリカに例をとりますと、アメリカならば世界各国に売っているわけでございますから、いろんな開発経費を薄く広く売れるわけですから、それをすべて購入することにしますならば安く手に入れることはできるわけです...全文を見る
○久間国務大臣 ただいまおっしゃられましたように、私どもは、防衛大綱で定められて、また中期防で計画されておりますことを着実に実行して国民の負託にこたえなければならないと思っております。  その場合に、予算の執行に当たっては適正に行われなければならないわけでございますので、今度の...全文を見る
○久間国務大臣 今回の事案で一番問題なのはそこでございまして、私どもがいろいろ調査をしたとしても、それは、今委員は水増し請求と言われましたが、私どもは水増し請求という言葉を使わずに過大請求だと言っているのは、水増しと限定して言うほどの材料をそろえることができていないということなわ...全文を見る
○久間国務大臣 それは、今後こういう問題が起きないためにどうしていくかということで、私は内部でもその検討を今言っているわけでございます。例えば契約自体に、確定契約であるけれども、これが例えば過大であった場合にはどうなるかという問題があろうかと思います。そういうことについて、要する...全文を見る
○久間国務大臣 今みたいな端緒の情報があって、それを受けて我が方で特別調査をしたらそういう工数の違いが出てきて、それをもとに積算することができた、そうしたらこれだけの過大請求になっているということで、会社側もその非を認めてその部分については返すということになったというのが、先ほど...全文を見る
○久間国務大臣 端的に、例として悪いかもしれませんけれども、民需部門と、官需部分ですね、防衛部分と、両方をやっている企業があったとします。片一方の方は、最初は官需部分を中心に、防衛部分を中心にやっていますから、それをつくるためだけにいろいろなことをやっておりますけれども、それをつ...全文を見る
○久間国務大臣 先ほども言いましたように、今回のこれが確定契約でございますから、確定契約をしたものについてこれをもし相手が払わないということでとことんやった場合には、これは裁判で絶対勝てるという自信もないかもしれません、はっきり言いまして。  それと同時に、ペナルティー分まで科...全文を見る
○久間国務大臣 今後こういうことが起きないためにあらゆる角度から検討していく、その過程においては、いろいろな方々のいろいろな話も聞かなければならないわけでございますね。そういうときに、すべてその情報を公開するんだということになりますと、なかなか関係者も、特に過去のことでございます...全文を見る
○久間国務大臣 私がその時点で今もしその衝に当たっておれば、相手ともう少し粘り強く、今言われたような線でやるかもしれません。  しかしながら、これは要するに、一たん確定契約が発生して、その後過大請求だということがわかって、国庫に返してもらわなければならないということでやっておる...全文を見る
○久間国務大臣 防衛庁の場合、御承知のとおり全国で二十数万人がおるわけですね。そして、早くやめる人もいますし、就職をとにかくあちらこちらにお願いしなきゃならない。とにかくこういう時期でもございますだけに、特に難しい点があるわけです。そういうようなことから、従来から、一般公務員の場...全文を見る
○久間国務大臣 法律でいろいろなことを規制しますときに、なかなか、その家族がその関連企業に就職したらいけないというのは現在の国家公務員法でもないわけですね。だから、その辺になりますと、それはもうその人の要するに、何といいますか、判断の問題になってくるわけでして、とにかく、だんなさ...全文を見る
○久間国務大臣 防衛産業と言われましても、とにかく登録業者は大きいところから小さいところまで全部あるわけでございます。自衛隊の隊員が行っている出先まであるわけですから。だから、そこまで果たしてできるかどうか。できる限りの努力はいたします。
○久間国務大臣 今度のこの事案で、先ほども言いましたけれども、ほとんどの隊員は、自衛隊の皆さん方は、まじめに仕事もやってきて、退職してからもまじめに生活をしておられるわけでございまして、そういう意味で、こういうものがあちらこちらであっているみたいな、そういう印象にとられるのが一番...全文を見る
○久間国務大臣 ちょっと今答弁が、先ほど言ったものですから言わなかったと思うのですけれども、確定契約については、従来は余りそういう調査をやっていないわけですね。ところが、外部からの電話情報が入って、これは工数についておかしいことをやっているというふうな情報が入ったので、うちの方は...全文を見る
○久間国務大臣 先ほどもほかの委員の方に御答弁で申し上げましたが、とにかくこの調査、特別の制度調査をやりますのにかなりの予算と人数がかかるわけでございます。したがいまして、今度のこの事案を機に、そういうものが再発しないためにどうするかということで、平成八年度には五社を、そして平成...全文を見る
○久間国務大臣 私の方から言って、細かい点についてはまた鴇田局長から言われますけれども、確かにそういうような面がございますために、防衛庁においても、特に昨今財政が非常に厳しくなってきておりますから、何とか、要するに民生品で代行できるとか、あるいはまた代行できないまでもそちらの活用...全文を見る
○久間国務大臣 なかなかその辺が苦慮しておるところでございまして、繰り延べといいましても、これも、債務負担行為は五年が限度でございますからそれ以上に延ばすわけにはまいらない。そして、今までの年度で発生した契約についてはそういうことで払っていかなければなりませんし、中期防衛力も達成...全文を見る
○久間国務大臣 今おっしゃられました一番最初の問題については鴇田局長から言いますから、一番最後の処遇改善から言います。  この処遇改善については、私も、特に隊舎の問題については、今回の財政構造改革のときにも、隊舎についてだけはペースダウンしないようにというような基本でやっており...全文を見る
○久間国務大臣 今のことは、納得できるできないじゃなくて、事実関係として、その閣議決定をする前と後とでは、その後は指導監督できますけれども、閣議決定前に出資している会社等は現に全国にたくさんありまして、それをどうするかについてはまた一つの指針が示されないと、やはりこれは全部横並び...全文を見る
○久間国務大臣 わかっておりません。私契約についてはこちらでは把握しておりません。
○久間国務大臣 一番最初の、これは、いわゆる停止をしたのが行政処分だとおっしゃられましたけれども、これは行政処分ではございません。あくまで取引をこちらがしなかったということでございまして、何か違法なことに対する行政処分としての、要するに行政行為ではございませんので、それはひとつ御...全文を見る
○久間国務大臣 アメリカ任せというのは確かにどうかと思いますけれども、これはやはりアメリカしか持っていない特定の部品でございまして、民間で調達できないものでございます。そういうものについて、自分の適格国と認めたところにだけこれは譲ってやるぞという意識でやるものですから、どうしても...全文を見る
○久間国務大臣 はい、結構です。
11月17日第141回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第8号
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○国務大臣(久間章生君) 私も就任しましてから、この問題については、内部で検討委員会をつくってもらいまして、今後二度とこういうことが起こらないように、またどういう背景で起きたか、そういうことについてもいろいろと今も調べてもらっております。  しかしながら、外に公表するようなもの...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 大蔵大臣というより私の方だと思いますので、私の方から一括して答弁させていただきます。  今三千億円と言われましたけれども、そのうちまだ納期が来ていないものなんかは千億以上あります。要するに、納期が来て、うちの方から金は払っているけれどもまだ品物が来てい...全文を見る
11月18日第141回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(久間章生君) 先ほど言われましたように、我が国は海岸線が長いということがございますけれども、それと同時に非常に起伏に富んでいるわけでございます。したがいまして、それを防御するときに、敵の攻略を時間的におくらせるためには地雷が非常に有効であるということから、従来からこれ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 自衛隊と米軍が共同訓練を行いますことは、それぞれの戦術技量の向上を図る上で有益であります。さらに、日米共同訓練を通じて、平素から自衛隊と米軍の戦術面等における相互理解と意思を疎通して、そしてインターオペラビリティーを向上させておくことは、我が国に対する武...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 十一月三日から十一月十五日までの間に、この関山演習場で確かに行われました。そのときに、場所が飛び地がございますためにやむを得ず演習場外の道路を移動したわけでございまして、これは今までと違ったということじゃございません。飛び地があったためにそこを、道路を通...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私は、残念ながらその関山演習場へ行っておりませんけれども、聞くところによりますとそこに飛び地があって、そこに行くためにやむを得ずそこは通過せざるを得ないということで使っているわけでございますので、その辺についてはむしろ先生の方が現況はよく御存じじゃないか...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 道路で訓練しているわけじゃございませんので、そこのところを御理解願いたいと思うんです。こちらで訓練して飛び地まで行くときに、そのままその荷物その他を持って国道を移動する、しかしその場合でもやはり地方自治体に了解をとった上で移動しているわけでございますので...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほどから総理からもたびたび述べられておりますように、我が国は憲法九条できちっと枠がはめられておるわけでございますから、その中でどれだけのことができるかということを今度のガイドラインでも考えて取り決めたわけでございますので、今述べられました内容につきまし...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今度のガイドラインを読んでいただけばわかりますけれども、日本国憲法の枠内で、従来の安全保障条約の枠内、その取り決めの枠内でやるということを前提にしているわけでございますから、しかもそれぞれが主体的に判断しながら、なおかつ情勢については、もちろん認識につい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そういう法律をつくります場合も、衆議院、参議院、やはりこの院において議論されるわけでございます。そしてその中で、憲法違反ならばそれはできないわけでございます。  各党においていろんなことを研究されるのは結構でございます。その中においても、やはり日本国憲...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 我が国としては当然それを主体的に判断を行います。
○国務大臣(久間章生君) 今、何と何と何と具体的にと言われましたけれども、およそ陸上自衛隊が出ていくことはまず少ない、考えられません。航空自衛隊の場合は政府専用機でいわゆる在外邦人の救出等に行く、現行法でも百条の八があります。海上自衛隊の場合は、いわゆる輸送の場合に一線を画する公...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今おっしゃったのは公海が入っております。
○国務大臣(久間章生君) 今度のガイドラインを実効性あるものにするために法的整備なんかをどういうふうにしていくか、今まさにその検討をしているわけでございまして、そういう中で今言われたようなことを現行法で読めるのか読めないのか、どういう法律が必要なのか、これから先鋭意詰めていきたい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほどから話がございますように、そういう場合に現行法で十分かどうか、それを今検討しているわけでございまして、その中で自衛隊法を改正するとなったときに、そういうような状況でどういうふうな規定を盛り込むべきか、それをこれから先検討しようというわけでございます...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いずれも排除されておりません。含みます。
○国務大臣(久間章生君) 委員に御理解いただきたいんですけれども、今度の場合、とにかく日本の平和と安全にとって重要な影響がある場合に、アメリカ軍が出て何かやっている、そのときに我が方としては憲法の範囲内でどこまでできるかということで後方地域支援をしょうとしているわけです。そういう...全文を見る
11月19日第141回国会 衆議院 決算委員会 第5号
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○久間国務大臣 NLPを厚木でやることにつきましては、私どももあそこが大都市の真ん中であるというのは十分認識しておりまして、そのために、その代替として三宅島を計画しておったわけでございますけれども、御承知のとおりなかなか賛意が得られずに、現在延び延びになっております。  そのた...全文を見る
11月19日第141回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第10号
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○国務大臣(久間章生君) 委員御承知のとおり、我が国は自衛のための最小限の備えをしているということでございまして、冷戦構造のさなかにありましてもそういう建前でございますから、冷戦が終わりましてからもその基本的な立場というのは変わっていないわけでございます。  したがいまして、冷...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは、考え方でございますけれども、私どもはここが、ここというのは日本が空白区になることによってそれがきっかけにならないように絶えず備えをしておくということでございまして、どこの国が攻めてくるからそれに備えてやるという、どこか敵国をきちっと決めながら、そ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほどからも言っておりますように、攻めてくるという前提に立ってじゃなくて、そういう空白の状態をつくっていることが不安でないかどうか、国民が安心できるかどうか、そういうような視点に立って考えていただいたらいいと思うんです。  やはり、それだけの必要最小限...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) どうもかみ合わないようでございますけれども、どこが侵略するか、そういう特定の国を想定しているのではなくて、国防、防衛というのは、今この瞬間だけではなくて、これから十年一二十年、三十年先にわたって、この地域でそういうふうに何もしないでおくことがいいのか、そ...全文を見る
11月20日第141回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○久間国務大臣 こういう問題につきましては、現地で惑うことのないように、できるだけ中央において、具体的といいますか、指示をするようにしなきゃならない、そういうふうに思っております。  そういう場合に、今おっしゃられましたように、紛争及び戦闘の全般的な状況もそうでございますし、ま...全文を見る
○久間国務大臣 今言いましたように、全般的な状況、戦闘能力、そういうことを判断して、中央の方からこの地域なら大丈夫だということで指示を与えますけれども、しかし、思わぬ事態が発生した場合には、それをやめて引き返さなければならないケースだってあるだろう、最終的にその現場において危険を...全文を見る
○久間国務大臣 今言いましたように、かなり安全を、安全といいますか、だれが見てもここなら大丈夫だということで指示をするわけでございます。そういうふうな指示をした場合には、大抵そこの場合においては戦闘状態とは一線を画すという、はっきり大丈夫だということになりますけれども、先ほど言い...全文を見る
○久間国務大臣 そうではなくて、ここなら絶対大丈夫だということで指示を与えて、ここならば戦闘行為と一体にならないということできちっと指示をするわけでございますけれども、そういう状況の中で、現地においてどういう状況で危険が及んでくるかわからない場合があるわけですね。そういう場合には...全文を見る
○久間国務大臣 私自身の場合もありますし、あるいはまた中央でのそのときの命を受けた指揮権者がやる場合もございます。それはそのときの、要するに中央、中央といいますか上部でそういうのを判断することにして、現場で一々それはどうだこうだというような判断を、憲法九条に関するようなことの判断...全文を見る
○久間国務大臣 今回の新しいガイドラインに基づきます、実効性あるものにするためにどういうような法整備が必要か、今いろいろ検討しておるところでございます。  現在の八十二条は、委員御承知のとおり、海上 警備行動としての出動でございますから、若干、国連決議に基づいて経済制裁の実効...全文を見る
○久間国務大臣 防衛庁として固めたわけではございませんけれども、現在考えております内容について申し上げますならば、国連安保理決議に基づく経済制裁の実効性を確保するための公海上の船舶の検査等に関して、防衛庁というよりも我が国が行う措置については、諸外国の例からして、具体的には次のよ...全文を見る
○久間国務大臣 これは、この問題だけではなくてほかの法整備も含めてでございますけれども、かなり広範囲に検討が及ぶものですから、今官邸の官房副長官のところで、各局長さんたちを集めて、政府として今度のガイドラインにどう取り組むかということの検討をいろいろ行っていただくことになっている...全文を見る
○久間国務大臣 まだ具体的にそこまでやっておりませんけれども、いずれにしましても、我が国の場合は憲法九条で武力による威嚇はできないことになっておりますから、そういうのを十分わきまえながら、どこまでが精いっぱいやれるか、やはり実効性あるものにするためには、かなりの、何といいますか、...全文を見る
○久間国務大臣 今、日米安保条約を結んでおりまして、日ごろから情報交換は緊密に行っているわけでございます。したがいまして、我が自衛隊 が知り得た情報を米軍に提供するというのは通常行われているわけでございますが、一般的には、こういう情報の提供そのものは武力行使の一体化にはならない...全文を見る
○久間国務大臣 単に、自衛隊が知り得た情報をアメリカが入手して、それに基づいて作戦計画を立てたからといって、これが直ちに武力行使の一体化につながった、我が国が戦闘行為に入ったということにはならないというふうに思います。
○久間国務大臣 その場合の実施要領は、これは周辺事態じゃございませんで、我が国が攻撃に遭っている場合、言うなれば日米が共同作戦計画に入って行動している場合、共同対処行動をとっている場合の実施要領の話でございますので、周辺事態の場合とはやや趣を異にするのじゃないかと思います。
○久間国務大臣 自衛隊が情報収集等をやります場合は、これは国益のためにやっているわけでございます。米軍が行動するための目標位置等を収集してそれを伝達するわけじゃございませんので、それは、我が自衛隊の自主的な問題として情報を収集しておりますから、それを直ちに今みたいな形で絡められま...全文を見る
○久間国務大臣 今度の新しいガイドラインに伴います法整備をどうするか、先ほども御答弁申し上げましたように、今、広範囲にわたるものですから、政府全体としてあらゆる角度から検討しておるわけでございまして、委員御指摘のように、できるだけ早くすべきだと思いますけれども、なかなかまだそこま...全文を見る
○久間国務大臣 これも委員御承知のとおり、第一分類、第二分類と第三分類に分けまして、第一、第二につきましては、防衛庁の方で今まで研究を進めてまいりまして、ある程度の成果について国会の方にも御報告しておるとおりでございます。  第三分類につきましては、安保室を中心に検討していただ...全文を見る
○久間国務大臣 住民投票をどう考えるかということは、これは住民投票の請願等を受けて条例を制定されました市御当局あるいは市議会、そういったことにもかかわる問題でございますし、一地方自治の問題でございますから、私の方からああいう投票についてコメントするのは控えたいと思います。  い...全文を見る
○久間国務大臣 今申し上げましたように、この住民投票の中身につきましては、これは地方自治体の方でこのような選択肢を選ばれて条例を制定されたわけでございますので、私どもがこれに対していろんなコメントをするような立場にないということは御理解いただきたいと思います。
○久間国務大臣 それは、もちろんこういう投票が行われているわけでございますから尊重するわけでございますけれども、ただ、先ほど言いましたように、いずれにしましてもこれは一義的には市長さんあるいは市議会の皆さん方がそれをどういうふうに読み取ってどういうふうに判断されるか、それが大事な...全文を見る
○久間国務大臣 今まで行いましたのは基本的な調査だけでございまして、海底のボーリング等もやっておりますけれども、具体的な実施計画まででき上がっていないわけでございまして、そういう段階でその金額をそれぞれについてはじくということはできませんので、また、むしろ余り大ざっぱな数字を言っ...全文を見る
○久間国務大臣 とにかくあの地域で実施できるかできないか、これがまず第一でございますし、その次、実施できるとしましてもどちらの方式をとるのか、これもまたその次に決めなきゃならない問題でございますし、今度はその上に立って、具体的にこの方式でやるというときにまた環境アセスその他必要な...全文を見る
○久間国務大臣 常識的に言いまして、くい式方式よりもポンツーンの方が金がかかるだろうとか、そういうことは言えますけれども、大体どのくらいという数字を言いますと、その数字がひとり歩きしまして、実際それより多い場合、少ない 場合、いろいろ出てくるわけでございまして、全く初めてのこと...全文を見る
○久間国務大臣 そういう言い方でございますならば、何百億では難しいだろう、また何兆ということにもならないだろう、そういうことは言えると思います。
○久間国務大臣 本当に申しわけございませんけれども、くどいようでございますけれども、正直言いまして、今、これから先どちらの方式をとるのか、それすらまだ決まっていない段階で数字をはじき出すことは困難でございますので、どうかその辺御理解していただきたいと思うわけでございます。
○久間国務大臣 先般、これを取りまとめました後に、政府として閣議決定もしていただきまして、これを実効性あるものにするために法的側面も含めて詰めていくということになって、今、官房副長官をヘッドにしました各省の局長クラスの会議が持たれておるわけでございます。  そういう中で、これを...全文を見る
○久間国務大臣 何らかの法的整備、あるいは法律だけではなくていろいろなほかの側面も含めまして、いじらないといけないのではないかという認識はいたしております。
○久間国務大臣 そのとおりでございます。
○久間国務大臣 できることなら次の通常国会に間に合わせたいというふうに思っておりますけれども、先ほど言いましたように、各省各庁にまたがる問題でもございますし、御承知のとおり、今各省各庁は行政改革の問題等々、あるいはまたそれが終わりましたら予算編成等、いろいろな意味でみんな手広くや...全文を見る
○久間国務大臣 御承知のとおり、我が自衛隊が必要とする装備につきまして、民間契約を通じて購入するものについては一私人としての立場で契約を結んでやるわけでございますけれども、それ以外で、アメリカが自分のところの武器管理法に基づきまして適格国を決めまして、要するに、自分の味方といいま...全文を見る
○久間国務大臣 私どもは演習場近くの地方自治体の皆様方とは絶えず理解を図りながらやっていかなければなりませんので、今回の演習に限らず、日ごろから連絡を密にしておるところでございます。  そういうことで、また市町村からもいろいろな要望等が出されておりまして、それを受けまして、防衛...全文を見る
○久間国務大臣 やはり現場をよく知り、また現地の各隊員の士気あるいはまた考え方を知ることは大変大事なことでございますから、私も努めて部隊等を視察したいと思っておりますが、昨年からことしにかけましていろいろな問題が山積みしておりまして、なかなかそういうことが十分できておりません。こ...全文を見る
○久間国務大臣 有事法制というのは、よく有事法制という言葉はおどろおどろしたような感じを与えますけれども、私どもは、かねがね思っておりますのは、非常事態になったときに何が法律に基づいてできるかできないかきちっとしておるのが法治国家だ、そういうふうに思っております。そのときの法整備...全文を見る
○久間国務大臣 大変激励いただきましてありがとうございます。  今言われたような問題も確かにございますけれども、私どもはやはり憲法その他のいろいろな制約もあります。そういう中でどこまで我が国は頑張れるか、精いっぱい頑張ってアメリカと日本の信頼関係を築き上げていきたい、そのように...全文を見る
○久間国務大臣 先ほどから、外務省の方で何回も説明しておられますように、そういう日本周辺事態によって影響を受けた平和と安全の回復のための活動を米軍が行う、自衛隊は自衛隊で自主的な運用を行う、それぞれがお互いに協力するということでございます。  だから、周辺地域で活動を行うのじゃ...全文を見る
○久間国務大臣 中間報告と基本的には変わっていないわけでございますけれども、それをよりわかりやすく言ったのが今度の最終的な報告でございまして、地域というのを重くとらえるか、その事態というのをとらえるか、その違いを強調しているわけでございます。  そして、今先生言われたのは、まさ...全文を見る
○久間国務大臣 米軍が安保条約に基づいて活動する範囲というのは、安保条約にはっきり書いておるわけでございますから、その範囲で活動するわけでございますね。  ところが、今度のガイドラインの場合は、基本的には安保条約に基づいておりますけれども、しかし安保条約以外の、最近のPKOその...全文を見る
○久間国務大臣 従来から、安保条約の第六条の「極東」には台湾地域及び韓国を含むという、岸・ハーター交換公文ですか、これにあると思います。――失礼しました、これは岸総理の答弁で、委員会で述べておるようでございますけれども、極東地域の概念は、今言ったような表現になっております。
○久間国務大臣 おっしゃられますように、第一分類、第二分類については、これまでの研究成果についても国会にも御報告させていただいておりまして、ある程度整理はされております。それから、第三分類につきましては、これは安保室を中心にやっておられますけれども、まだそこまでなかなか進んでいな...全文を見る
○久間国務大臣 正直言いまして、まだそこまでも全然進んでおりません。自衛隊法の改正を中心としたことで事足りるのか、あるいはまた新規立法を別につくらなければいけないのか、その辺、これから先の検討にまたなければならないわけでございます。
○久間国務大臣 上原先生のお話でございますけれども、これについては早く返さなければならないというせっぱ詰まった気持ちと、自衛隊も決して喜んで仮置きさせるわけじゃございませんけれども、施設庁のせっぱ詰まった立場等も考慮しながら、その一角に仮置きをさせるということで地元の町村長さんも...全文を見る
11月20日第141回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第11号
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○国務大臣(久間章生君) 今年度と同額以下ということでございますので、もうパーセントでいってもそれは端数の問題でございます。
○国務大臣(久間章生君) あの場所で基本的な調査はやっておりますけれども、まだどの工法になるのか、しかもこれから先、また地元の理解を得て建設ということになりますと環境調査等もやるわけでございまして、そういう中でどういう問題が出てくるか、やっぱりそういうこともございまして、正直言い...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) SACOは、御承知のとおり、沖縄に基地が集中している問題を解決するためにどういう方法があるかということで、特別行動委員会をつくりまして検討した結果、あの最終報告を得たわけでございます。  したがいまして、これについては、その最終報告の後も閣議決定を経ま...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今度の法案では別にしておるということでございまして、こういうのを予算化する場合には、御承知のとおり衆参両院に予算を出してきちっと決めてもらうわけでございます。だからそれは、この法案に入っていないから別だから全然もう関係ないんだということではございませんの...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 思いやり予算という言葉は、最初は確かに予算措置で生じました。しかし、その後特別協定を結びまして、本院でもその特別協定について承認していただいて、今特別協定に基づいてやっているのも結構あるわけでございます。  したがいまして、そういうものにつきましては一...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 安保条約に基づく在日米軍の円滑な運用に資するということで、そのようになっているわけでございます。
○国務大臣(久間章生君) どこまでが条約上の義務になっているか、これは条約局の方できちんと答弁してもらわないと、正直言いまして私の方で間違った答弁をするわけにまいりませんので。これは調べさせていただきたいと思います。
○国務大臣(久間章生君) 戦車が火力、機動力、防護力にすぐれて、他の職種部隊の支援を受けつつ着上陸侵攻対処等における重要な場面に投入されて、戦闘全般の帰趨を決定づける重要な役割を担い得るものであることは委員も御承知だと思います。  確かに、委員おっしゃられるように、昨今の状況は...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 戦車をふやしているわけではございませんで、古い戦車が退役するのに合わせながら、それから新しいのを、九〇式というのを発注しているわけでございまして、そういう過程の中で徐々に減らしていっている、そういうことでございますから、委員が今御指摘のように五年間で一遍...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 我が国に攻めてくる、もう何もないんだ、そういう前提ですべてのものを議論されますと、それはもう議論がかみ合わないわけでございます。しかも、戦車だけで守るわけじゃございませんで、陸海空それぞれがそれぞれの能力を発揮しながら守っていく。その中で着上陸作戦があっ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) こういう、戦闘機もそうでございますけれども、装備というのは対相手のあることでございまして、相手との比較においてそのスピードとか性能、いろんなことがあるわけでございます。  そういうことで、性能のいい戦闘機を持つことが有利に立つ。特に、我が国みたいに専守...全文を見る
11月25日第141回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○国務大臣(久間章生君) まさにおっしゃるとおりでございまして、今までの戦後五十年を振り返ってみますと、日米安保体制が非常に機能して我が国の平和が保たれ、またそれがひいてはアジア太平洋地域の平和と安定に役立ってきたわけであります。そういうことに思いをいたすならば、冷戦構造が終えん...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 御承知のとおり、我が国には憲法九条という制約があつくこれ以上はできないという一定の限度があることはアメリカ自身もわかっておるわけでございます。  そういう中で、いろいろ周辺事態あるいは我が国の有事の場合に、憲法九条との関係でどこまでができないのか、でき...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今おっしゃいましたように、我が国が攻められた場合、我が国有事の場合における法の欠陥等につきましては従来から研究が進められておりまして、昭和五十六年に第一分類、五十九年に第二分類についてはこういう問題がありますということを既に国会に御報告もしておるわけでご...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 有事法制研究の第一分類、第二分類を見てみましても、国民の権利義務を有無を言わさずに奪うような内容じゃございませんで、例えば一たん急を要するときに橋が壊れている、その橋を自衛隊が直すとする場合に、道路法の許可を一々申請しなければならないかどうかとか、議論し...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 数日前、どこかの新聞でございましたが、全面でいろんなガイドラインについての記事が出ておりました。その中に、アメリカ、韓国あるいはまたフランス等、各国のそういう非常事態における、いわゆる有事における法律等が書いてありました。  それを見ながら、日本がそう...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私どもとしましては、かねてから国の存立の基本に係る問題としてやはり国家行政組織においてそれなりの位置づけがされるべきであるということを申し上げてまいりましたが、現在では政府の一員として総理に一任をいたしております。現在、政府・与党間でいろいろと議論がされ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 我が国が行う船舶の検査等に関する措置につきましては、諸外国の例からして、具体的には次の措置をとることを考えております。すなわち、一として船舶の航行状況の警戒監視、二、船舶に対する呼びかけ、三、船籍、船主、積み荷、目的地等の無線等による照会、四、検査に応じ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 海岸線が長いということと、また縦深性があります我が国の場合、起伏に富んだ山地等が控えておりますと、どうしてもそちらの方に着上陸してくる敵の侵攻を時間的にある程度おくらせて、その間に少ない人数で多方面に一度に対処しなくて済むように、例えば攻撃目標を限定しな...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 我が国の防衛のことを考えますと代替措置が必要であるということを主張してきております。これを条件として認めたとかいうような表現をされますと困りますけれども、代替措置は対人地雷がなくなった場合でも必要である、そういうことを主張しております。
○国務大臣(久間章生君) そのような代替措置自体がどういう形でやれるのか、まだそういう研究の緒についたばかりでございまして、これから先それにどういった経費がかかるのか、そういうことについても皆目段取りをつけることができずにおります。いずれにしましても、我が国の防衛政策上何らかのそ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今おっしゃいましたように、我が国有事の場合の法整備については、前々からも言っておりますように、研究にとどまらず整備をすることが必要であるというふうに思っておりますが、これは昭和五十六年に第一分類、五十九年に第二分類の報告を出しましてから今日まで、これだけ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) ただいま委員が御指摘のとおり、今世の中はみんな平和にといいますか、各国関係も非常によくなってきておりまして、むしろ戦争と反対の方向に行っているのは私どもよく認めることでございまして、これはいいことだと思います。米ロ関係も中米関係も日中関係も、またロシアと...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私も委員が御指摘になりました点は全く同じでございます。  しかし、そういう中にあって、今我が国としては、戦後五十年間日米安保体制のもとで来て、そして平和が続いた。これから先の二十一世紀を見たときも、やはり現体制の中で続けてきたそれをきちっと守っていくこ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 別にサインはいたしておりません。
○国務大臣(久間章生君) 握手をしましたのは、これは会議が終わってからしたわけでございます。会議の席に両政府がたたき上げて決まりました文書が出されまして、それを了承したということでございます。だから、我が国とアメリカの両国政府が共同の意思を、こういうふうにしますよということを公表...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 全くないわけじゃございませんで、やはりそれだけの責任者が出かけていって会議で了承したわけでございますから、それだけの道義的な責任、努力しなければならないという義務はあるわけでございますけれども、両国政府とか国を縛るものじゃないということでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そういう意味で、今度こういう意思を出しましたけれども、これに基づいてこれを実効性あるものにするためには法律の改正が必要か、あるいはまた条約の改正が必要かどうか、そういうことについてできるだけ早く検討して提出できるようにしたいということで今作業をしているわ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほどからもお答えしておりますとおり、どこの国、どこの地域ということを想定しているわけじゃございませんで、我が国周辺地域の事態で我が国の平和と安全に重要な影響を及ぼすような事態が発生した場合を想定といいますか、そういう場合にどうこうするということで言って...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先般、「おおすみ」の進水式に行きまして、その進水を見たわけでございます。空母型というふうな言い方をされますので誤解を持ちますが、形がさも空母を小さくしたような形になっているものですからそういうふうに言われますけれども、中身は全くの輸送艦でございまして、内...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今述べられました「おおすみ」なんかにおきましては、あれだけ広いわけでございますので、そういう場合には臨時に、例えば甲板にテントを張って、あるいはまたその中に被災者を収容できる、そういう能力はあろうかと思います。そしてまた、そういうような機能は十分持ち合わ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 訓練につきましては、災害がいつ発生しても、陸上に限らず海上自衛隊等もすぐに対応できるように、阪神・淡路に限りませんけれども、最近は特に意を払っておるところでございまして、これから先も十分訓練をしてそういう方面でも役立つようにしてまいりたいと思っております...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 一〇四号線越えの百五十五ミリりゅう弾砲、これがとにかく問題だということを強く言われまして、私どももSACOの最終報告で、これは本土で痛みを分かち合っていただくということで、それで各地区にお願いして回ったわけでございます。  その他の演習については従来か...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほど施設庁長官からも言いましたように、同質同量といいますのは、弾を何発撃つということではなくて、大体どういう規模の部隊が何日間どういう形でやるかというのを私どもは同質同量というふうに言っているわけでございまして、具体的に例えば時間数を短くして撃つ弾数が...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そういうふうに言われますと困りますけれども、自衛隊が日ごろやっているところに、この時間はやってよろしいというところに移ってきたアメリカ兵に、自衛隊がいいのにアメリカ兵はここはだめだというような形で言えるかどうか。普通同じような形で陸上自衛隊が訓練している...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今、委員がいみじくもおっしゃいましたように、我が自衛隊にしましても米軍にしましても、訓練というのは昼間だけとかそういう形でやるわけじゃございませんで、環境が許されればその与えられた時間で訓練をするわけでございます。  そして、今言いましたように、ここは...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 教育施設だとおっしゃいますけれども、恐らく夏休みの期間中だと思っております。その期間中に町の御当局がどういう形で警備関係者に提供されたのか、その辺つまびらかではございませんけれども、町当局がいろんなそういうことを判断されながらいわゆる警備体制をしっかりし...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 樋口レポートを委員は非常に重視しておられますけれども、それは大きな一つの流れの中で、例えば防衛大綱を決める一つの糧として、資料としてそれが参考にされている点もありますし、またそれ以外のいろんな考え方も取り入れられて防衛大綱が決まったわけでございます。そし...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 別に疑問を持つわけではございません。樋口レポートで言っております多角的安全保障協力の促進ということは、これはまた非常に大事なことでございます。  しかし、それだけではなくて、ほかの委員の御質問にも答えましたように、それぞれの二国間あるいは多国間のいろん...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) アメリカがだめだと言ったからということじゃなくて、先ほどからの答弁にもありましたように、そういう意見を言われる方もあったかもしれません、それは。アメリカでどういう人がどういうふうに言ったか、私はつまびらかではございませんけれども、日本国内において、我が国...全文を見る
11月27日第141回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○久間国務大臣 ただいま議題となりました防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、このたび提出された一般職の職員の給与に関する法律及び一般職の任期付研究員の採用、給与及び勤務時間の特例に関す...全文を見る
○久間国務大臣 確かに、おっしゃられますように、これはほかの職種と違いまして、自衛隊の場合に公私の傷病について一緒に官で給付するものだから、私相当分——私傷ですね、私相当分をいかにして控除するかということでその数字が出ているわけで、実際の数字を先ほど言われましたあれで当たってみま...全文を見る
○久間国務大臣 自衛官が自分の職務に誇りとゆとりを持って頑張れるようにするためには、それなりの処遇をしなければならないわけでございまして、そういう意味では、指定職も一つの励みになりますし、ある意味では地位のあかしにもなるわけでございます。また、それ以外のいろいろな諸手当もそうでご...全文を見る
○久間国務大臣 今御指摘になりました自衛隊の隊員の処遇の問題、これは、特別、庁から省に行くという移行の問題とはまた別だろうと思います。それは私どもの説明の仕方がまだまだ不十分な点もあって、要求しながらなかなか通らないという点があろうかと思います。そういう問題につきましては、もっと...全文を見る
○久間国務大臣 これまでも官房副長官を中心としまして、各省庁の局長クラスの会議が持たれたわけでございます。しかし、何分広範囲にわたるものでございますから、今後、さらにこの検討をそれぞれしていただくことになろうかと思います。  聞くところによりますと、何か近いうちに課長クラスまで...全文を見る
○久間国務大臣 何も内密にいろいろな作業を進めていくというわけではございません。  そして、委員が有事法制と言われましたけれども、有事についての問題につきましては、かつて五十六年に、国会に、第一分類、第二分類として研究しましたものを御報告させていただいておりまして、今の時点で、...全文を見る
○久間国務大臣 おっしゃるとおり、これから先実効性あるものにするためには、地方自治体の御協力を得なければならないわけでございます。その場合にどういう形でやっていったらいいのか、これについても私どもも十分検討していこうと思っております。
○久間国務大臣 今度のガイドラインで非常に工面しましたのは、我が国有事の場合は、とにかく後方支援であろうと何であろうと憲法上の問題がないものですから、ほとんど問題なくいろんなことがやれるわけでございますけれども、そうでない周辺事態の場合は、やはり我が国の憲法の制約がありますから、...全文を見る
○久間国務大臣 それは、論理的にはできると思います。  しかし、そのことをいろいろ議論しますと、実際には、我が国が攻められている場合、我が自衛隊は自分の能力を精いっぱい出してやっておりますし、米軍もやっておりますから、そういう中で、どういうような具体的なニーズに応じて、補給した...全文を見る
○久間国務大臣 我が国が攻撃されております場合は、これは自衛権の発動としてやれるわけでございますから、これは憲法上の問題はないわけでございます。  ところが、周辺事態の場合は、自衛権の発動としてやるわけじゃございませんので、武力行使が一体となりますようなことはできないわけでござ...全文を見る
○久間国務大臣 それはやはり別のものじゃないかと思います。  我が国有事の場合は防衛出動が下令されるわけでございますし、そういうふうに至らない、しかしながら我が国にとっても非常に看過できないような状態、例えばどこかの国で紛争が生じて、そしてそこを攻めるためにあるいはそこを守るた...全文を見る
○久間国務大臣 私どもは、ともかく政府としては、与えられた憲法の中で精いっぱい行動するという仕組みを背負っておるわけでございまして、政府は憲法を変える発案権すらないわけでございますから、とにかく与えられた憲法の中でしか行動できないという制約がございます。  そういう中にあります...全文を見る
○久間国務大臣 つまびらかではございませんけれども、労働大臣は、人事院勧告が労働基本権の代償であることから、労働行政に深くかかわり合いを持つという観点からだと思います。自治大臣は一般職の地方公務員給与を所掌することから、それからまた文部大臣は地方公務員の多数を占める教員の処遇、要...全文を見る
○久間国務大臣 実質的には準じて今度の自衛隊の職員等の給与等の改正も出しているわけでございますけれども、法律的に準じなければならないというふうにリンクされていないわけですね。だから、人事院勧告の扱いについて防衛庁長官の立場からクレームをつけるという立場には実はないわけでございます...全文を見る
○久間国務大臣 今言いましたように、防衛庁の職員で一般職の職員に似たような職種のものについては、例えば本庁なら本庁におきます職員等についてはそれに右へ倣えしているわけでございますけれども、それは考え方としてそういうふうな考え方をとってこの法案をその都度提案しているということでござ...全文を見る
○久間国務大臣 かねてからよく有事法制と言われますけれども、私どもは有事法制ということではなくて、要するに法の整備が未整備だというふうなことをよく言ってまいりましたのはまさにそういうことでございまして、昭和五十六年から行われております有事法制研究においても、そういうように法が整備...全文を見る
○久間国務大臣 通常の災害に出ました場合の災害手当等は設けておりますけれども、我が国有事の場合のそういう出動手当というのは「別に法律で定める。」ということになっておりますけれども、法整備はされていないのは事実でございます。  だから、いつも言っていますように、有事法制というおど...全文を見る
○久間国務大臣 防衛大綱におきましては、旧大綱におけるいわゆる基盤的防衛力構想というのを基本的に踏襲しているわけでございます。  我が国に基盤的な防衛力がなければ、そこが空白になってはいけないということで、そういうような考え方に基づきまして、防衛上必要な各種の機能をそれぞれの地...全文を見る
○久間国務大臣 具体的にどこからの侵攻に備えてというわけではございませんけれども、今言いましたように、我が国がそういう基盤的な防衛力を持っておくというような考え方の中で、それをバランスよく配置しておいて、あらゆる方向からのいろいろな侵略に対して対処しようということでやっておったわ...全文を見る
○久間国務大臣 前大綱と今の大綱とを比べましても、海空はそれほどの大きい変化はございませんけれども、陸については師団を旅団化するとか、数を減らすとかいろいろやっております。  しかし、現実にその作業に当たってまいりますと、各地域でも、地域経済ともいろいろな関係がございまして、と...全文を見る
○久間国務大臣 せっかくの御提言でございますけれども、これは五カ所の演習場で年間四回やる、どこか一カ所は休む番がありますよというようなことでお願いしまして、一カ所十日以内ということでお願いをしたわけでございますから、北海道だけを外すというわけにはまいらないわけでございます。  ...全文を見る
○久間国務大臣 これは、これから先、そういう防衛交流、安保対話等も非常に深めていきたいと思います。そういうようなことを深めることによって相互の信頼関係ができてくるわけでございます。  昨年の四月でございますか、私の前任の臼井長官がロシアに行きまして、ことしはロシアの国防長官がこ...全文を見る
○久間国務大臣 私どもは、沖縄で現在行われている内容の訓練を本土各地で分散して行ってもらいますよということを言ったわけでございます。そのときに、一番言いましたのは、今沖縄で行われている射撃日数を本土の各地で分散して行ってもらうことによって、一カ所での射撃が三十五日も重なるようなこ...全文を見る
○久間国務大臣 時間を何時から何時までというふうにやりますと、発射弾数というのは、その中でおのずと、決まってくるわけではないでしょうけれども、撃てる時間が、雨降りの場合と天気の日とではまた違うかもしれませんけれども、その中でやれる範囲でやるわけでございますから、弾の数まではこちら...全文を見る
○久間国務大臣 先般もほかの委員会で聞かれたことがございますけれども、私はそのときも申し上げましたが、その地区で、その演習場で、我が自衛隊がやっておる訓練と同じような時間帯でやらせてもらったということでございまして、夜間についても、陸上自衛隊がやっているその時間の範囲内でやったと...全文を見る
○久間国務大臣 決してごまかしているわけじゃございませんで、そういうことで米軍と調整をするということを言っているわけでございます。そして、米軍と調整するときに、自衛隊にオーケーを出しておいて何で我々はだめなのか、そういうふうに言われたときに、私どもとして、自衛隊はいいけれどもあな...全文を見る
○久間国務大臣 来年、北富士がそうなるのはわかっております。これから先、北富士については引き続き関係の皆さん方と協議してまいりたいと思っております。
○久間国務大臣 防衛施設庁が現在果たしておる役割、特に基地がある地域において果たしている役割については、これは非常に大事なことでございますから、そういうような機能を失うことがあってはならないと思っております。
○久間国務大臣 団体交渉で、防衛庁長官みずからがしなければならないかどうか、それは組織の問題でございますから、そのようなことは御懸念いただかなくてもいいと思います。  いずれにしましても、どういうふうな形でこれから先、今まで防衛施設庁がやっておりました業務を取り込んでいくか、こ...全文を見る
○久間国務大臣 今回は本当に初めてでございましたし、特に第一回目を六月に北富士で始めますときに、その日にちが非常にトラブりまして、とにかく山入りの日を最初予定して担当者が交渉したようなこともありまして、それができないできるで非常にごたごたしました。そういうことで、非常に慌ただしく...全文を見る
12月02日第141回国会 衆議院 本会議 第16号
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○国務大臣(久間章生君) 東中議員の御質問にお答え申し上げます。  まず初めに、普天間飛行場の代替海上ヘリポートについて私の名前でお出しした文書についてのお尋ねでございますが、当該文書は、自衛隊員に対し、防衛庁の所掌事務である普天間飛行場移設問題について、その経緯、重要性を改め...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 北沢議員の御質問にお答え申し上げます。  まず、施設の使用に関するお尋ねでございますが、新たな施設・区域の提供につきましては、周辺事態の拡大の抑制及び収拾のための日米の効果的な対応が我が国の平和と安全を確保する上で極めて重要であるとの観点や、既存の施設...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 小坂議員の質問にお答え申し上げます。  臨検につきましては、先ほど総理が述べられたとおりでございます。  また、後方支援活動につきましても、この能力不足の意味につきましては、先ほど総理から御答弁があったとおりでございます。  日米物品役務相互提供協...全文を見る
12月02日第141回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○国務大臣(久間章生君) ただいま議題となりました防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、このたび提出された一般職の職員の給与に関する法律及び一般職の任期付研究員の採用、給与及び勤務時間の...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) まず最初にお尋ねになりました件については、全く事実と違います。そういうことで、この問題については私どももびっくりしているぐらいでございます。特定のところとか、あるいはまたこういう具体的な話というのは一切出ておりません。今から先どうするか、もっと幅広く広範...全文を見る
12月03日第141回国会 参議院 本会議 第8号
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○国務大臣(久間章生君) 板垣議員の御質問にお答え申し上げます。  まず、民間等の協力を得るための法整備についてのお尋ねでございますが、新指針の実効性を確保するとの観点から、九月二十九日の閣議決定の趣旨を踏まえ、現在、法的側面を含めて、具体的な施策につきまして検討しているところ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 一井議員の御質問にお答え申し上げます。  新指針の策定に至る経緯についてのお尋ねでございますが、指針見直しの作業は、新しい時代におけるより効果的な日米防衛協力関係を構築するとの観点から、私もメンバーとなっている日米安全保障協議委員会の指示のもとに、日米...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほど臨検、武器・弾薬の輸送、戦闘地域と一線を画する区域、また民間施設の使用の問題についてのお尋ねでございましたが、先ほど総理が答弁されたとおりでございます。(拍手)     —————————————
○国務大臣(久間章生君) 立木議員の質問にお答え申し上げます。  周辺事態における日米協力に関するお尋ねがございましたが、これは先ほど総理も述べられましたように、指針に記述されている日米協力の項目は、経済制裁の実効性を確保するための船舶の検査等の活動を含め、我が国が実施すること...全文を見る
12月16日第141回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(久間章生君) 平成五年から七年までの間に行われました四社に対する特別調査の結果につきましては、防衛庁としてはもう既に可能な範囲で公表をしておるわけでございます。  といいますのは、一つは、余り公表していないんじゃないかというような御疑問を持たれるかもしれませんけれど...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほど申しましたように、一般確定契約が成立しているわけでございますから、それの結果としてこちらから払い過ぎているのを返せというのをどういう形にするかということになりますと、新しい実は契約でございます。したがいまして、相手から了解を得て相手との新しい契約を...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) この一般確定契約を結ぶまでの間におきましては、例えば初めての場合ですとかなり慎重にやりまして、チェックをしながら条件つきでやっておいて後からさらに確定するというそういうようなことをやっていく。いろんな形がございますけれども、一般確定契約というのは普通の場...全文を見る