久間章生

きゅうまふみお



当選回数回

久間章生の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月21日第142回国会 衆議院 予算委員会 第6号
議事録を見る
○久間国務大臣 昨日いろいろと意見交換をいたしまして、地域の情勢その他も話しました。その中で沖縄の問題も話しましたけれども、沖縄については、私どもが今追求しているこの線に沿って理解を得るべく努力していくという話をしまして、それを見守るというような、そういうだけのことでございました...全文を見る
01月29日第142回国会 参議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(久間章生君) アメリカとの比較で軍事力の話をされましたけれども、御承知のとおり、我が国は従来から必要最小限の防衛力を整備するということでやってきておりまして、その及ばないところを米軍に頼っておる、そういう形でございました。したがいまして、米ソの対立は解けましたけれども...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) SACOの最終報告をまとめましてから閣議で決定をしていただきまして、政府を挙げてその中の目玉であります普天間飛行場の移転を初めとする諸問題に取り組むということを決めていただきました。  その後、なお、沖縄県あるいは名護市御当局のいろんな了解をいただきま...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 名護市並びに沖縄県の了解を得まして、許可を得て約半年間調査を実施いたしました。そのときもジュゴンはうちの調査の方が見つけておりまして、ただそのときは海域の中ではございませんで、その周辺を泳いでいるのを撮影いたしておりまして、それは報告書にもちゃんと載せて...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私どもは、かねてから総理がおっしゃっておられますように頭越しにはしないということで、従来も御理解を得るべく努力してまいりました。  これから先も引き続き粘り強く努力してまいりたいと思っております。
02月02日第142回国会 参議院 予算委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(久間章生君) 自衛隊がどうこうするようなことは全く考えておりません、今の段階では。
○国務大臣(久間章生君) 私どもとしましては、その時々の法律に従って行動するわけでございまして、現行の法律の枠内でできることとできないこととをわきまえながらやっていきます。
○国務大臣(久間章生君) 防衛庁、自衛隊としましては、とにかく憲法及び現行の法制に基づいて行動するわけでございますから、超法規的なんという言葉はまず私どもの口から出るわけがございません。
○国務大臣(久間章生君) 周辺事態に当たるとか当たらないとか、そういう事態が発生した場合に、それを今度の新しいガイドラインでどう判断するか、それぞれの国が判断しながら、しかも日米間で調整しながらやっていくわけでございます。  しかも、そういうふうにやるときに、法律上制度ができて...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 確かに今度のSACOでまとめました数字と比べますと、過去に縮小されました面積の規模は非常に少のうございます。それは先生のおっしゃるとおりでございます。  しかしながら、今回のこの推移を見ながら思いますには、いろんな計画が今までもあったのかもしれませんけ...全文を見る
02月04日第142回国会 参議院 予算委員会 第6号
議事録を見る
○国務大臣(久間章生君) 艦載機六機が浜松に緊急着陸して給油したというのは事実でございます。
○国務大臣(久間章生君) これはACSAではございませんで、現在あります自衛隊法で、自衛隊の基地に飛行機が着陸した場合、給油を求めた場合にはそれに必要な給油をするという規定がございまして、艦載機に限らず、民間の飛行機がおりた場合でもそれは給油できることになっております。
02月20日第142回国会 参議院 本会議 第10号
議事録を見る
○国務大臣(久間章生君) 新指針に基づく法整備についてのお尋ねでございますけれども、この新指針の実効性確保に関しましては、昨年九月二十九日の閣議決定の趣旨を踏まえまして、現在、政府部内で法的側面を含め鋭意検討を行っているところでございまして、可能な限り速やかに検討作業を取り進めて...全文を見る
02月24日第142回国会 衆議院 予算委員会 第12号
議事録を見る
○久間国務大臣 私は十年ぐらい前には株を買っていたこともございます。しかしながら、党の方で自粛するような申し合わせがございましてから、それ以来買っておりません。しかも、私が買っていたときだって、借名口座とか利益供与とか、そういうようなことは一切ございません。堂々とやっておりました...全文を見る
02月25日第142回国会 衆議院 予算委員会 第13号
議事録を見る
○久間国務大臣 先ほど外務大臣がお答えになりましたように、今度の周辺事態の場合は、我が国の平和と安全に重要な影響を及ぼす事態でございますから、そういうことには、重要な影響を及ぼすようなものには至らないと思っております。
○久間国務大臣 厚木におけるNLPの訓練をできるだけ減らすようにということでやっておるわけでございますけれども、全部を硫黄島に持っていくわけにもいきませんし、なかなかないわけでございます。  ただそれでも、やはり従来から、防衛施設の安定的使用には地元の理解と協力が不可欠であると...全文を見る
○久間国務大臣 厚木の上空でやるのをできるだけなくそうと思って、三宅島に計画したことがございます。しかしながら、なかなか三宅島がうまく進みませんので、硫黄島でやっているわけでございますけれども、硫黄島でやる場合には気象条件とか、あるいはまた非常に遠隔であるというようなことがござい...全文を見る
02月26日第142回国会 衆議院 予算委員会 第14号
議事録を見る
○久間国務大臣 周辺事態が発生した場合、どういう形でいろいろなことをやっていくか、実効性あるものにしなければならないということで、今、官房副長官をチーフにしまして、一つの勉強会といいますか、取りまとめを各省庁でやっております。非常に広範多岐にわたるものですから、なかなか議論が煮詰...全文を見る
○久間国務大臣 財産権等、個人的な私権との関係についても十分留意しながら議論をしておるわけでございますけれども、要は、実効性を確保するということが大事でございます。  そういうような場合に罰則等をつけましても、実効性が確保されなければなかなかできないわけでございますので、そうい...全文を見る
○久間国務大臣 我が国が攻撃にさらされております場合と周辺事態の場合とでは、若干緊急性といいますか、そういう点も違うのではないかと思います。  それと同時に、先ほどから何回も言っておりますように、要は実効性を確保するためにどうすればいいかということでございますから、協力体制を日...全文を見る
○久間国務大臣 当然、自衛隊の最高指揮官は内閣総理大臣でございますから、内閣総理大臣の命令によって行動するわけでございます。  ただしかし、内閣総理大臣だけの命令かというと、議論の中でいろいろやっておりますけれども、例えば安全保障会議の議を経るとか、あるいは内閣で決定するとか、...全文を見る
○久間国務大臣 PKFにつきましては、あの当時の議論の中で、一応シビリアンコントロールは確保されておるけれどもより慎重を期すということで、立法府の意思としてあのようにされましたので、それに従っているわけでございます。  したがいまして、これから先、どういう法律になるのか、その法...全文を見る
○久間国務大臣 鋭意、早急に成案を得べくやっておりますけれども、とにかく各省各庁に広がる問題でもございまして、なかなか作業が進んでいないわけでございます。また、特にアメリカとの関係のいわゆるACSA等につきましては、これまた外国との関係もあるわけでございまして、そういう意味で、こ...全文を見る
○久間国務大臣 周辺事態に当たるとは考えられません。
○久間国務大臣 今、当たるとは考えられませんというような言い方をしたわけで、当たらないと言わなかったわけですけれども、というのは、事態が発生してみないとどういう事態かわかりませんけれども、ガイドラインの場合は、我が国周辺の事態であって、我が国の平和と安全に重要な影響がある場合とい...全文を見る
○久間国務大臣 御承知のように、我が国の自衛隊が機雷の掃海をできます場合は、我が国が防衛のために防衛出動として自衛隊法七十六条で出るか、我が国の船舶の航行の安全のために、いわゆる危険物の除去として九十九条で出るか、どちらかでございます。  したがいまして、紛争途中におきまして、...全文を見る
○久間国務大臣 先生御承知のとおり、自衛隊がいろいろと補給あるいはまた応援その他できる場合、これは全部法律で規定されているわけでございまして、そういうものにのっとらないものについては、なかなかできないわけでございます。  お気持ちとしてはよくわかります。いち早く行って邦人救出等...全文を見る
○久間国務大臣 確かに、SACOの最終報告の中身につきましては、県内移設が前提になっておるものが大半でございますために、なかなか進んでいないのは事実でございます。  しかし、そういう中でございますけれども、施設庁も各市町と今協議しながら、できるだけ協力を得べく努力しておりまして...全文を見る
○久間国務大臣 自衛隊は具体的に航空法が適用されるかどうか、つまびらかでございませんので、後ほど調べて御報告いたします。
○久間国務大臣 先ほどは失礼でございました。  自衛隊の飛行機の場合は、航空法の適用を、防衛出動、治安出動、災害派遣の場合は適用除外になっておりますが、それ以外については受けております。したがいまして、規定に従ってやっておりまして、低空飛行をやる場合には運輸大臣の許可を得てやっ...全文を見る
02月27日第142回国会 衆議院 予算委員会 第15号
議事録を見る
○久間国務大臣 御承知のとおり、SACOの行動委員会は、二年ほどかけましてあのような結論を、最終報告を出したわけでございます。しかも、その間には中間取りまとめもいたしまして、発表しながらやってきたわけでございます。  この最終報告は、これをやることによって沖縄の基地が整理縮小さ...全文を見る
○久間国務大臣 タイムリミットと言われましても、どういうふうに言っていいかわかりませんが、昨年中に実は詳細な実施計画をつくるということでアメリカ側とは合意しておったわけでございます。それがもう既に延びておるわけでございまして、そういう意味ではもうタイムリミットは超えているようなわ...全文を見る
○久間国務大臣 私どもとしましては、今の普天間のあのような状況からして、面積でも五分の一、しかも海上で、安全性からいっても、また環境に対する影響その他からいっても、とにかくキャンプ・シュワブ沖の名護市の沖合につくることがはるかにいいということで、先ほど委員が御指摘になりましたよう...全文を見る
○久間国務大臣 この問題を検討しますときに、自衛隊においていろいろとシミュレーションといいますか、るる検討はいたしております。その中身についてはこの場で言うのを差し控えさせていただきますけれども、死傷率ということよりも、撃破率とか、あるいは持久率といいますか、そういういろいろな形...全文を見る
○久間国務大臣 いや、それだからこそ、代替手段をぜひ開発をしなければならない。それまでの間は、それにかわるべきものとして指向性散弾等を利用して、それで対処していかざるを得ないということでございまして、確かに、おっしゃるとおり、現在の状態の中で使えないということは大いなるマイナスで...全文を見る
○久間国務大臣 確かに、今回この条約に我が国が署名します場合に、安保体制上の問題、アメリカは条約に加わらないわけですから、アメリカはやれるわけですけれども、果たして条約に加盟している我が国を守るためにアメリカが使えるかどうか、そういう問題もございますから、アメリカとの関係について...全文を見る
○久間国務大臣 内部でもいろいろ議論いたしましたけれども、これにかわる代替手段を開発する、それまでの間は、先ほど言いましたような指向性散弾等を利用することによって、少しは経費がかかるかもしれませんけれども、これをカバーしていくというようなことで、防衛大綱全体は変えないでやっていけ...全文を見る
○久間国務大臣 委員も御承知と思いますけれども、我が国固有の領土であるということで有効に支配しておることから、自衛隊としても、領空侵犯機に対して、自衛隊法八十四条に基づき、対領空侵犯措置を実施しているところであります。
03月03日第142回国会 衆議院 予算委員会 第17号
議事録を見る
○久間国務大臣 防衛庁としては、一般的な情報収集等は努めておりますけれども、また外務省とも一般的な情報連絡等はやっておりますが、現時点で、あるいはこれまでの間において特定のことはいたしておりません。
○久間国務大臣 委員の聞かれたテープの部分が非常に切られた部分ですから、そういうふうに誤解されたと思います。  あの前のところに……(発言する者あり)聞いてくださいよ。金子知事誕生の一つのプレゼント云々と言う前に、現在の高田知事に対する置き土産かあるいは金子知事誕生への一つのプ...全文を見る
○久間国務大臣 いや、抗議は別にする必要はありません。  あれを見ても、何を言っているのか、何が主語なのかよくわからないなと思われたと思います。だれが腹を決めたのか、だれが回っているのか、そういうのもはっきりしない文章だったと思います。あれをまともに読まれて、これはおかしいな、...全文を見る
○久間国務大臣 決して白を黒とかそういうことではありません。あの冒頭のところで、本日は国土庁長官が、私は長崎に来ていますけれども、島原半島を回ってくれておりますということを私は言ったわけで、その言った部分がもし利益誘導になるというならそれはそうかもしれませんけれども、あそこの部分...全文を見る
03月04日第142回国会 衆議院 予算委員会 第18号
議事録を見る
○久間国務大臣 シビリアンコントロールが確立されているかどうかということと、国会承認を経るか経ないかということは、必ずしも軌を一にするわけじゃございませんで、シビリアンコントロールというのは、御承知のとおり、政治がとにかく軍に対して優位性を保っておればいいわけでございますから、現...全文を見る
○久間国務大臣 先ほど冒頭に言いましたように、シビリアンコントロールというこの言葉の意味からいきますと、現在の日本の憲法なり法律はそういう制度については確立されておるということを言ったわけでございます。  ただ、個々の具体的な自衛隊の行動等について、どこまで国会との関係で承認を...全文を見る
○久間国務大臣 財産権等との関係で私権の制限については非常に慎重を期さなければならないわけでございます。今の防衛出動の場合は、ちょうど災害の場合と同じで、非常時の場合に、それをすることによってより大きな公共の福祉が確保できるという場合に非常に限定された規定であると思います。  ...全文を見る
○久間国務大臣 ガイドラインの実効性を確保するためにはどういうような法整備が必要か、そういうことについて今種々の広範な範囲の中から議論をしているわけでございます。  今委員が御指摘になりましたようなそういう点も踏まえ、協力を求める根拠が要るんじゃないかという議論もございます。し...全文を見る
○久間国務大臣 先ほど委員も御指摘になりましたけれども、緊急性を要する場合については事後的にでもいいじゃないかとか、例えば邦人救出の問題とかいろいろございますが、そういうような議論もありまして、必ずしもこういう方針でこうやれというような形で言うほど、みんな機微な非常に微妙な問題で...全文を見る
○久間国務大臣 限られた財政の中で最善のものができ上がったと思っております。
○久間国務大臣 あのとき外務大臣もお答えになりましたとおり、周辺事態というのは、起きておる事態を規模とか態様とか総合的に判断して、それが我が国の平和と安全に重要な影響を与えているかどうか、そういうことによって判断するわけでございますが、イラクあるいはインド洋等において発生すること...全文を見る
○久間国務大臣 これは、正直言いまして、その積算ができていないわけなんです。それで、よく数千億とかそういうオーダーでの話はございますけれども、何せ具体的に計画をきちっとしてやっていないものですから、それができていないというので、先生からもたびたび御指摘がございましたけれども、隠し...全文を見る
03月10日第142回国会 参議院 外交・防衛委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(久間章生君) 防衛庁長官の久間章生でございます。  本日は、及川委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつ申し上げるとともに、私の所信の一端を申し述べさせていただきたいと思います。  初めに、政府が昨年十二月十九日に安全保障会議及び閣議において決定した「中期防衛力整備...全文を見る
03月12日第142回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
議事録を見る
○久間国務大臣 防衛庁長官の久間章生でございます。  本日は、塩田委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつ申し上げるとともに、私の所信の一端を申し述べさせていただきたいと思います。  初めに、政府が昨年十二月十九日に安全保障会議及び閣議において決定した「中期防衛力整備計画(平成...全文を見る
○久間国務大臣 先ほどおっしゃられましたように、昨年九月にガイドラインを取り決めましたので、その実効性を確保するためには、やはり法的側面も含めて実効性あるものにしなければならないということで、九月二十九日の閣議決定の趣旨を踏まえまして、古川内閣官房副長官を議長とする関係省庁局長等...全文を見る
○久間国務大臣 いわゆる我が国有事の場合、我が国が武力攻撃を受けた場合における現在の法制度が十分であるかどうかにつきましては、昭和五十二年当時から問題になっておりまして、その当時から研究は進められ、その後、五十六年でございましたか、あるいは第二分類については五十九年だと思いますけ...全文を見る
○久間国務大臣 まだ三本柱で構成されるというようなことまできちっとしたわけではございませんで、先般、三月五日に、先ほど答弁しましたように、総理大臣に対して報告いたしましたときも、捜索・救難、在外邦人等の輸送、船舶の検査等、後方地域支援等に関して法律が必要だというようなことで今議論...全文を見る
○久間国務大臣 指針にも書いておりますとおり、それは従来の、今述べられましたようなそういうことについては、全くその前提に立った上で進めるということでございます。
○久間国務大臣 これは私の方でお答えさせていただきますけれども、かねてから言っておりますように、地理的な概念ではなくて、日本の平和と安全に重要な影響を及ぼすような事態という、ここに主眼点があるわけでございます。要するに、我が国以外の地域でというような意味でございます。  そうな...全文を見る
○久間国務大臣 たびたび当委員会でも言ってきておりますけれども、私どもは、今度のガイドラインをまとめるに当たりまして、やれ韓半島がどうだとか、あるいは台湾海峡がどうだとか、具体的な地域について言及したことはございません。  今言いましたように、発生する事態が我が国の平和と安全に...全文を見る
○久間国務大臣 これは具体的な問題でございますから、私ども政府として、ここは戦闘地域と一線を画すというのがどういう地域かということを、例えば具体的な線引きによって示す場合もあるでしょうし、あるいはもっと抽象的な表現で示す場合もあるでしょうけれども、何らかの形で、個々人が判断に迷う...全文を見る
○久間国務大臣 答弁は必要ないとおっしゃられましたけれども、今のことにつきましては事実と若干違いますので。  昭和五十二年に、そういう土地の登記簿等がはっきりしていないというようなことから、法律等をつくりまして手当てをしております。今は、例えば普天間飛行場の中ではっきりしていな...全文を見る
○久間国務大臣 誤解をされるといけませんので。今外務省の方から御答弁がありましたように、周辺事態に入るか入らないかは厳密には言えないわけでございますけれども、今委員が御指摘されましたように、迂回していけば何ら問題ないような状態で起きている場合でも入り得るみたいにとられますといけま...全文を見る
○久間国務大臣 我が国の経済活動にとっては、とにかく海洋国日本でございますから、その海峡というのは非常に大事だというふうに私自身は認識しております。
○久間国務大臣 うちの方でもいろいろ調べたのです。先ほど言われた二社のうち、エム・ティ・エスの方は防衛庁と関係のある会社でございますから、これに就職しておればそれにひっかかるわけでございます。  ところが、ヒユウの方は一般の損保会社でございますから、生産管理協会から出資している...全文を見る
○久間国務大臣 このヒユウという会社はたくさんの会社が出資しておりまして、防衛生産管理協会は二百五万円ですから四十一株でございます。全体が一千百万円の会社ですから、二百二十株なのです。それで、たくさんの会社がやっている、言うなれば損保の代理店の会社なのです。損保の代理店の会社です...全文を見る
○久間国務大臣 公益法人をつくることにつきましてまでチェックは今の法律上できません、公益法人でありますと。ところが、公益法人が出資して会社をつくって、どんどん民間会社をつくっていく、そしてまた、それに天下りするというようなことがあってはならないということで、公益法人が出資している...全文を見る
○久間国務大臣 まだそういうふうに細かいところまで詰めて決まったわけではございませんけれども、この間の日ロ首脳会談において、災害時の救助活動等、人道上必要とされる活動について自衛隊とロシア軍の共同訓練を行う可能性を探求するということが合意されたわけでございますから、その方向でこれ...全文を見る
○久間国務大臣 日本とロシアの関係はまた外務大臣の方からでもお答えしていただければいいわけでございましょうが、ただ、その中で、ロシアの中でも、日本の中でもそうですけれども、海上自衛隊あるいはまた海軍というのは海を相手に日ごろ生活しております関係上、比較的共通する部分があるわけでご...全文を見る
○久間国務大臣 いずれも防衛大綱で決めております中身で必要なものでございますので、これをやはり削れなかったということでございます。  それから、大型輸送艦につきましては、例えば自衛隊の隊員を、陸上自衛隊を北海道から九州へ、あるいは九州から北海道へ運ぶためにはやはり大型の輸送艦が...全文を見る
○久間国務大臣 委員があのときに言われた死傷率がよくわからなかったのですけれども、後で、結局うちの方で言っている残存率と同じような意味なのじゃないかなと。  といいますのは、結局、委員が御指摘になりましたのは、アメリカで死傷率について触れた報告があった、それを言われたのでしょう...全文を見る
○久間国務大臣 委員が御指摘になるように、十分でないという点はございます。  しかしながら、防衛出動あるいはまた治安出動等、我が国有事の場合における基本的な部分については一応はあるわけでございます。しかしながら、完全なものでないということで、五十二年当時からいろいろな研究がされ...全文を見る
○久間国務大臣 私どもも、その報告書が出ましてから、どういう根拠に基づいて出ているんだろうかということであれこれ議論いたしましたし、また国防省等いろいろなところを通じて聞いてみましたけれども、その根拠になる数字がわからなかったわけでございます。  正直言いまして、海上ヘリポート...全文を見る
○久間国務大臣 アメリカ側といいましても一私どもが一緒になりまして今度のSACOの最終報告をまとめました国務省、国防省、そういったところに聞いてみましても、よくわからないという話でございます。  話によりますと、ハンター下院議員の要請に対してGAOがそういう数値を出したという、...全文を見る
○久間国務大臣 先ほど冒頭に言いましたように、まだともかく、日米間でこういう案でやろう、そして詳細な実施計画を、これは昨年までに、平成九年中につくろうということでございましたけれども、しかし、そのためには沖縄の理解が必要だ、そういう話でございまして、それ以上に、維持管理費をどうす...全文を見る
○久間国務大臣 お金の話からいきますならば、例えば陸上にやるとか埋め立てをやるとか、そういうものの方が直観的に言って安いだろうという感じはいたします。  しかし、それよりも、あの時点には、撤去可能である、そしてもとにいつでも復することができる、環境に優しいといいますか、環境問題...全文を見る
○久間国務大臣 細かくは政府委員から答弁させたいと思いますけれども、私が就任する前に、私が就任しましたときには、大体この海上ヘリポート案で中間報告が出されておりました。  しかし、それまでの間の報告としては、三カ所ほどの、三つほどの工法についていろいろ検討してきたときに、この海...全文を見る
○久間国務大臣 額は具体的に検討していないと思います。
○久間国務大臣 現在の海上ヘリポート案についてすら、この金額は幾らですかというと、今のところわかりません、数千億という単位になるでしようということは答弁できますけれども、それすら具体的な計画をこれから先詰めていかないとわからないわけでございます。だから、そういうようなものでござい...全文を見る
○久間国務大臣 どういう角度から最良か最良でないかの判断だろうと思います。  私どもは、お金の多寡の問題で物事を決めるのではなくて、要らなくなったときには撤去可能であるというような角度から案をつくっていった。そうした場合には、この海上ヘリポート案が最良の選択肢だった、そういうこ...全文を見る
○久間国務大臣 その経費の問題の前に、どういうような形のものが沖縄県民に受け入れてもらえるか、そういう角度からの判断の方を我々は優先させたわけでございます。  だから、それは考え方の違いかもしれません。安い方で選ぼうという形で、それを沖縄にぶつけていく、そういう手もあったでしょ...全文を見る
03月13日第142回国会 衆議院 本会議 第17号
議事録を見る
○国務大臣(久間章生君) 海上へリポートの建設について、GAO報告書のような具体的なデータを国会に提出すべきとのお尋ねでございますが、このGAOの報告書は、GAOの独自の調査に基づくものでありまして、政府としてコメントする立場にはございません。  昨年十一月に地元に提示した海上...全文を見る
03月13日第142回国会 衆議院 予算委員会 第24号
議事録を見る
○久間国務大臣 先生おっしゃるとおり、私どもも、国家の国防という基本的な問題でございますから、しかるべき省として位置づける方が望ましいという考えを持っておりました。  しかしながら、行革会議の最終の報告が、当時途中までは両論併記で出ておりましたけれども、総理の判断等もございまし...全文を見る
○久間国務大臣 私は、余り特別そういうのにはこだわっておりません。  というのは、自衛隊法の位置づけでは、三軍の総司令官としては総理大臣を一つちゃんと位置づけてありまして、その下に防衛庁長官というのが位置づけられておりますから、この形というのは、どういうふうな名前で呼ばれようと...全文を見る
○久間国務大臣 まさに整理の仕方、方向については、先生のおっしゃるとおりの方向だと思います。  ただ、法律ではなくて、また場合によっては取り決めとか、そういうようなACSAみたいな、それは外務省の方で検討されるわけです。そういうような取り決め等もありますけれども、一応整理の方向...全文を見る
○久間国務大臣 取り決め等の場合は、これは相手もあることでございますから、事前にもちろんいろいろな調整をしながら具体的なことをやっていかなければなりませんけれども、法律の問題につきましては、これは国内の問題でございますから、政府がまとめて、国会に御審議を願って、そして法律としてつ...全文を見る
○久間国務大臣 協定を結ぶ必要が、法律等ができ上がってしまって必要になるのかどうか。その辺につきましては、先ほど言いましたように、取り決め等、これは外務省等においていろいろと、法律をつくる前に必要なことについては打ち合わせ等をしながらやはり進んでいるわけでございます。だから、そう...全文を見る
○久間国務大臣 第一の分野については先ほどから言っているとおりですけれども、第二の分野について、それは法律をつくったとしても、その後に取り決めが要るかどうかということでございます。それは、さっきから言っていますように、外務省が中心になって、アメリカとの関係で、第一分野、第二分野と...全文を見る
○久間国務大臣 今言われました順位につきましては、これは文民警察が入っている分野もありますので、文民警察を除きますと、もう少し順位は実は上がるようでございますが、いずれにしましても、順位からいってそう上位でないということは、委員おっしゃるとおりでございます。  これはやはり、今...全文を見る
○久間国務大臣 現在UNDOFに参加している隊への要員、みんな非常に立派にその職責を果たしておると思っております。
03月16日第142回国会 衆議院 予算委員会 第25号
議事録を見る
○久間国務大臣 私も就任以来、この沖縄の問題につきましては非常に神経を使ってまいりました。何とか沖縄を開発していくと同時に、基地をなくしていきたい、そういう気持ちもございまして、いろいろ考えましたけれども、やはり一遍に、なかなかオール・オア・ナッシングにいかないので、一歩ずつやっ...全文を見る
○久間国務大臣 現在、私どもは、SACOの最終報告を着実に実施していくことが沖縄の基地の整理、縮小、統合につながっていくという考え方でやっております。そういうことで、これから先もできるだけ理解を得るように努力していきたいと思っております。
03月17日第142回国会 衆議院 本会議 第18号
議事録を見る
○国務大臣(久間章生君) 防衛庁設置法等の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、防衛庁設置法、自衛隊法及び防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部改正を内容としております。  平成八年度以降に係る防衛計画の大綱を踏まえ、出動時以外においても...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 自衛隊の部隊配置等の戦略についてのお尋ねでございますが、我が国としては、防衛大綱における、いわゆる基盤的防衛力構想に基づきまして、防衛上必要な各種の機能を備え、後方支援体制を含めて、均衡のとれた態勢を保有することを主眼とし、我が国の地理的な特徴等に応じ、...全文を見る
03月17日第142回国会 衆議院 予算委員会 第26号
議事録を見る
○久間国務大臣 党の政調会長がどういうふうな話をされたかはつまびらかでございませんけれども、私どもはできるだけ早くまとめて今国会に出したいということで今作業を進めているところでございますが、まだ、政府・与党でいつごろ出すというような、そういう方針を取り決めたわけではございません。
○久間国務大臣 それは事実でございます。三月五日に今言われました関係省庁が行きまして、総理に対して、現在までの検討報告といいますか中間報告をしております。  そして、具体的には、捜索、救難、在外邦人等の輸送、船舶の検査等、また後方地域支援等に関して必要な法的措置について、できる...全文を見る
○久間国務大臣 総理に報告して了承を得ましたのは、今のような項目についてこれから先整理して作業をやっていくということでございまして、このまとめ方というのはいろいろまだ意見があります。  そしてまた、これは立法技術的な問題もございますし、法制局等とも詰めなければなりませんので、ま...全文を見る
○久間国務大臣 ガイドラインを取りまとめましたときに、国連決議に基づくいわゆる臨検ということにしましたので、それについてははっきりしているわけでございますけれども、それをどういうところでやるかということにつきましては、これは、我が国だけではなくて、やはりガイドラインを取り決めまし...全文を見る
○久間国務大臣 我が国もアメリカも国連に加盟しているわけでございますから、国連が何らかの方法を決定したときにはそれに従ってともに協力しなければならないわけでございますけれども、今回は日米防衛協力の指針ということになっておりますので、やはり主として日米が協力しながらやっていくという...全文を見る
○久間国務大臣 これは当委員会でもたびたび議論がございました。私どもとしては、今の段階で具体的にどうするということがまだ固まっていないわけでございます。  そのとき、先般の当委員会でも申し上げましたけれども、正直言いまして、難民がわっと出た、あるいはまた在外邦人を救出しなければ...全文を見る
○久間国務大臣 これは、今述べられました防衛出動あるいはまた治安出動、こういった場合はいわゆる武力の行使でございます。また、PKOの場合は海外に自衛隊が出ていくことでございます。そういうような中から、国会承認あるいは国会報告、いろいろな形がとられておるわけでございますけれども、こ...全文を見る
○久間国務大臣 法文の中身についてどうするかというのは、これはまだ決めていないわけでございますけれども、先ほど来言いましたように、まず指針の見直しをやりましたときに、決めましたときに、まずそういうニーズがアメリカ側からあっておりませんので、戦闘機についての支援というのはないわけで...全文を見る
○久間国務大臣 戦闘機と異なりまして、艦船に対する武器あるいは油あるいはまた弾薬、こういった輸送については、それは必要に応じてあるわけでございます。  ただ、それを戦闘行動と一体化しないために、巻き込まれないように、どういう地域で行うか、これはまた別の問題でございますけれども、...全文を見る
○久間国務大臣 それは、我が国あるいはまた我が国の民間による輸送等も含めまして、それはあり得ると思います。
03月18日第142回国会 衆議院 予算委員会 第27号
議事録を見る
○久間国務大臣 なぜ武力行使を憲法九条が禁じたかと言われましても、私は立法に携わっておりませんからわかりませんが、恐らく戦前のあのような戦争を反省し、我が国が海外に、あるいはまた他国に対して武力を行使して、二度と戦争は起きないという、そういう趣旨から設けられたんだと思っております...全文を見る
○久間国務大臣 今委員が御指摘になっておられますように、防空識別圏は、確かに与那国島の場合は島の上空にございます。  これは歴史的に言いますと、要するに、米軍がそういう防空識別圏を全部やっておりますときに、全部一緒に台湾も含めてやっておったわけでございますね、韓国の上空も含めて...全文を見る
○久間国務大臣 別に見直しをするというわけじゃございませんが、このままでいいとは思っていないわけでございまして、私どももこれから先も一生懸命努力していかなければならないと思っております。  ただ、そのときに一番問題になりますのは、いろいろな今挙げられましたそういう発言もそうです...全文を見る
○久間国務大臣 私たちも、またこれから先も努力してまいります。  しかし、今までも、なぜ海上ヘリポートになったか、海上ヘリポートの場合は、なぜ普天間と比べて、騒音とかあるいは環境に対する影響あるいは危険性、そういういろいろな点からいっていいのか、あるいはまた、それが撤去可能だと...全文を見る
○久間国務大臣 確かに、これまで進めてまいりましたSACOの案件のうち、特にこの普天間の問題が暗礁に乗り上げているわけでございまして、これは本当にゆゆしきものであるというふうに思っております。  しかしながら、今委員も御指摘になりましたように、私どもは、海上につくることによって...全文を見る
○久間国務大臣 今外務大臣が述べられましたように、それとまた先ほど委員も御指摘になりましたが、ともかく日米間でいろいろ議論をしていった中で、その当時のSACOの最終報告を詰めましたときに、やはり米軍の、特に海兵隊の機能を維持するという、それを前提にして話を進めたわけでございます。...全文を見る
○久間国務大臣 委員もよく御存じと思いますけれども、国防とか防衛とかこういう関係であります場合に、いつごろになったらどうなるという、そういうシグナルを送ることが、ある意味では非常に政策上問題がある場合があるわけでございます。したがいまして、やはり私どもは、かねてから、国際情勢が大...全文を見る
03月20日第142回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
議事録を見る
○久間国務大臣 ただいま議題となりました防衛庁設置法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  この法律案は、防衛庁設置法、自衛隊法及び防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部改正を内容としております。  平成八年度以降に係る防衛計画の大...全文を見る
03月20日第142回国会 衆議院 予算委員会 第29号
議事録を見る
○久間国務大臣 限られた財政の中で私どももかなり、無理をと言いませんけれども、かなり努力して現在の予算を組んだわけでございまして、これが最善の予算と思っております。  補正予算につきましては、これは財政法二十九条等で補正予算を組む場合のことは規定されておりますから、そういうのが...全文を見る
03月20日第142回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
議事録を見る
○久間国務大臣 今委員御指摘のように、とにかく今回は急な話でございました。従来の慣例からいってもそういうことは許されないわけでございまして、非常に問題があったわけでございます。  そういうことで、運用上の問題でございますから、まず外務省からも、これは今言われました横田、山口もひ...全文を見る
○久間国務大臣 御承知のとおり、第一次訴訟の判決が確定いたしましてから、受忍限度を超えるものについては損害賠償だということで、過去の分について損害賠償を命じられた部分がございます。しかしながら、訴訟全体を通じましては、国の方の主張も大体取り入れられた部分もあるわけでございます。 ...全文を見る
○久間国務大臣 今委員御指摘になられましたように、厚木飛行場の場合は、周辺住民の方々への生活に本当に看過できない問題を与えておるわけでございまして、そういう意味ではNLPの訓練をあそこでやることが適切でないということは、私どももそう思っておるわけでございます。  そのために三宅...全文を見る
○久間国務大臣 先ほども施設庁からもちょっと答弁しましたけれども、私も、今回の訓練は非常に異常であるというような、そういうことで感じましたし、地元の皆さん方も、とにかく反発も相当なものでございましたから、コーエンさんが見えましたときに、やはり良好な日米関係、信頼関係をつくっていか...全文を見る
○久間国務大臣 私も、夜中の騒音というのは現実に行って聞いておりませんので、これは一度そういう機会があればというふうに、ぜひ経験してみなければいかぬなと思っております。やはり委員のように、生活者レベルで物事を肌で感じないと、また対応の仕方も違うわけでございますので、それはそのよう...全文を見る
○久間国務大臣 今本当に委員が御指摘されたとおりでございます。  私どもも機会あるごとに、米軍に対しましても、やはり信頼関係を損なうようなことはしてもらっては困るということをこれから先も言い続けますし、そういう中でNLPの訓練等もできるだけ厚木における訓練を少なくするように、そ...全文を見る
○久間国務大臣 私もこれまで委員の御質問等をたびたび拝聴いたしておりまして、ただ、正直言いまして、防衛庁としてなかなか言いにくい点もあるわけなんですね。  米軍の運用の問題といいますか、要するに、米軍は、自衛隊も入間でやっているじゃないか、何でおれたちのものはだめなんだというよ...全文を見る
○久間国務大臣 判決を読んでみてもそうでございますけれども、ある一定以上の、八十ですか、それ以上のところは受忍限定を超えておるというようなことでございまして、そういうところから優先的にとにかく早く対処しなければならぬということでやってきていたのだろうと思います。  おかげさまで...全文を見る
○久間国務大臣 私どもも、この住宅防音工事が一般の公共事業と同じとは思っておりません。先ほど、何回も言っておりますように、やはり騒音がある限度を超えたら、これは受忍限度を超えるのだから違法だという判決もあるわけでございまして、そういう点を念頭に置きながらこれまでもやってまいりまし...全文を見る
○久間国務大臣 こちらの方に書いておりましたものは行政財産になっておりますけれども、これにつきましては、とにかく有効に活用されることが国全体としてもいいことでございます。  ただ、防衛庁が主体になっていろいろなことを考えるよりは、やはり地元の市あたりの要望等を聞きながらやってい...全文を見る
○久間国務大臣 昨年の法改正のときにも委員に御答弁申し上げましたように、防衛上の必要性から、願わくは専用の空港が一番いいわけでしょうけれども、そうは言いながらも、飛行場をそんなふうにつくらなくて、むしろ共用した方が国全体として見たときに効率がいいし、また、地元との関係でもその方が...全文を見る
○久間国務大臣 しかし、制度でつくる場合はどうしても公平にやらなければならないので、個人別の体力差というのを比較する基準がなかなかないと思うので、やはりこれは年齢によらざるを得ないと思うのです。  そして、今局長から答弁しましたときに、佐ぐらいしか言いませんでしたが、今聞きまし...全文を見る
○久間国務大臣 まだこれから具体的にそういう検討をやろうということでスタートしたばかりでございまして、数百ページになるものであるかどうか、今ここでどうかと思いますけれども、どの程度までをそういうペーパーにするのかどうか、その辺にもあろうかと思います。だから、感じで数百ページに及ぶ...全文を見る
○久間国務大臣 いや、まだとにかく計画をつくるというのじゃなくて計画の検討をすると言っているわけでございますので、緒についたばかりでございます。この間第一回の会合を開いたばかりでございますので、これから作業が始まるというふうに理解していただいて結構だと思います。
○久間国務大臣 E2Cの覆域、空域というよりも、とにかくAWACSの方が広いわけでございますし、それから航続時間にしましても長く飛べるという能力の差もございます。  それと、AWACSだったら管制能力も持ち合わせておるわけでございますから、二つを比較しますとAWACSの方がはる...全文を見る
○久間国務大臣 各国がどういうような態勢をしているか、私どももいろいろ情報等は収集いたしております。しかしながら、それをもってどこの国がそういうような攻撃態勢がとれる、とれないというようなことをこういう場で言うのもなんでございますので、いろいろと差し控えさせていただきますけれども...全文を見る
○久間国務大臣 さもAWACSがよその国がないような攻撃能力を備えているのだという、そういう観点からこのAWACSをとらえられるとすれば、大変そこは誤解を生ずるわけでございまして、私どもがこのAWACSを導入したのは、今のE2Cよりもはるかにいわゆる情報収集能力にすぐれておる、そ...全文を見る
○久間国務大臣 AWACSの言うなれば情報の蛇口を出しておけば、それは情報が流れることは委員御指摘のとおりでございます。この情報が流れたからそれが有利になるということは、結果としてはそういうことはないとは申しません。それはあると思います。
○久間国務大臣 いや、それが最大の任務になるというわけではございませんで、結果として米軍を利することはあり得るということでございます。AWACSは我が国の防衛のために必要だということで入れて、そのための情報収集等の任務を行うわけでございます。その知り得た情報がアメリカに流れて、ア...全文を見る
○久間国務大臣 前回の答弁で、たしか御党の方が、そういうふうに見なされるんだぞというようなことを言われたので、それによって参戦するというふうに私の方から言ったことはなかったと思います。そういうふうに情報を提供することによって、参戦していると同じように、相手から見て参戦していること...全文を見る
○久間国務大臣 確かに、どんなに行政改革とかいろいろなことをやりましても、我が国がやはり独立して、しかも国内の治安がしっかりと守られていなければ政府としての役割はないわけでございますから、これは本当に大事なことでございます。
○久間国務大臣 私どもも、国防という大事な、国の基本的な任務を預かる我が防衛庁としては、やはり省として位置づけてもらうことが大事だというような認識で、そういう主張をしてまいりました。しかし、最終的には、この行政改革会議は両論併記になっておりまして、総理の決断ということになったわけ...全文を見る
○久間国務大臣 アメリカの場合、ディフェンス・ニュースというのでは、これはやめられた方の、退役将軍がクリントン大統領あてに出した手紙の中で三五%というのを言っておりまして、ディフェンス・ウイークというものの中では、それらしきことがどうも政府関係者で出たんじゃないかなというような、...全文を見る
○久間国務大臣 その国々の防衛計画をどの程度オープンにしていくか、それはその国のとるいろいろな方法だと思います。  我が国におきましても、いわゆる自衛隊の内部を含めまして、防衛庁におきましては、年防等のいろいろな計画を立てながらいろいろなことはやっておりますけれども、我が国は、...全文を見る
○久間国務大臣 自衛隊の基地に、海上もそうですし、航空もそうですけれども、とにかく自衛隊法で、油が切れたから緊急着陸するということで言われますと、いつも認めておるわけでございます。年間で大体四百七十回ぐらいやっているわけですね。だから、自衛隊の方から見ますと、その二機から、そうい...全文を見る
○久間国務大臣 AWACSは、御承知のとおり四機体制で、そのうちの一機は整備等に回ることがございますから、常時三機がおると、日本の周辺といいますか、日本を取り巻く周辺の情報はほとんど収集ができるということで入れたわけでございます。浜松は日本のちょうど真ん中辺になりますから、浜松に...全文を見る
○久間国務大臣 非常に心配して疑っておられる方に説明すればするほど、ますます逆に理解してもらえない、そういうようなことがあるとすれば、本当にこれは残念なんです。  例えば、先ほどの着陸にしましても、平成七年度は五十一回、浜松に着陸しているのですね、緊急着陸。平成八年度は二十六回...全文を見る
○久間国務大臣 浜松の場合は、特に地元の自治体とはこれまでも大変うまくやってきております。だから、これから先も、今委員御指摘のような不安といいますか、あるいは不信といいますか、そういうのがあるとすればいけないわけでございますので、自治体とは、これまでもやってまいりましたけれども、...全文を見る
○久間国務大臣 今の御指摘の点は大変大事なことでございますので、私ども、これは来年の三月の末をめどに具体的にやるわけでございますので、それまでまだ時間がございますから、その間に市当局と特にいろいろ意見交換をしながら、どういう形が一番みんなに不安を与えないで済むか、そういうことも考...全文を見る
03月23日第142回国会 参議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○国務大臣(久間章生君) 相互にやはり関連性もあるわけでございますので、私どもとしては平仄を合わせるように今努力しているところでございます。  ただ、国内法の整備は国内だけでございますけれども、取り決めの場合はアメリカとの関係がございますので、そのために向こうとのいろいろな関係...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 戦後五十年たちました。そして、前のガイドラインからも二十年たったわけでございます。その間にいろんな状況も変わってまいりまして、我が国が有事になった場合、いわゆる我が国が攻撃されるというようなことは少なくなったかもしれませんけれども、それ以外の分野で何かが...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 委員御指摘のとおり、日米安保体制ができておるために大変これが我が国のために機能してきたということはそのとおりでございますが、それの一環として我が国周辺で何か事態が起きて我が国の平和と安全に重要な影響を及ぼす場合、そういう場合に活動する米軍に対する支援の仕...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 現在の安保条約でも第六条では発進の基地としての使用の提供は条約上書いておりますけれども、それ以外でも、安保条約目的達成のために必要なことにつきましては、これはやはり日本として、我が国として我が国の平和と安全に重要な影響がある場合ですから、そういう場合には...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 国会との関係を言いますと、防衛出動の場合は国会の承認でございます。また、治安出動についても事前あるいは事後の承認でございます。それとPKOについては報告でございます。そして、同じような武器の使用を伴うことになるかもしれませんけれども、海上警備行動について...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは私の考えが正しいかどうかわかりませんけれども、やはり防衛出動の場合あるいはまた治安出動の場合、これは国民の基本的な権利等の関係でかなりそれを犠牲にする場合が出てくるわけでございます。そういう意味で、これはまずやはり国会との関係できちっと承認という制...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 基本的には全く委員の御指摘のとおりだと思います。  ただ、政府あるいは自衛隊が行動を早急に起こさなければならないようなそういうケースもあるわけでございまして、今いろんな議論をしている中で出てまいりますのは、例えば在外邦人の救出あるいはまた避難民がわっと...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これにつきましては、今いろいろと法整備の内容について議論しておりますが、その中の一環として、認定の手続あるいはまたその手続の過程においての国会との関与の仕方、そういうことについてもやはり議論をいたしておりますけれども、今この時点でどういうふうになっている...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほどから私も申しましたし、今、佐藤局長も述べましたように、まだ正直言いまして細かく議論が詰まっていないわけでございます。そして、私がみんなに言っているのは、思い切って議論していい、たたき台でも何でも自分の案は出していいというようなことを言っておりますた...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私は、国会の承認は必要ないということを言っているわけじゃございませんで、シビリアンコントロールとの関係で、国会の承認がなければシビリアンコントロールができていないというようなそういう言い方を衆議院でされましたときに、それを受けた後の話でございましたから、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) まだ具体的に素案の形までできていないわけでございまして、どういう項目があるかということをやっておるわけでございます。そういう項目を精査して要綱等にまとめる段階で、国会承認が要るのか要らないのか、その辺はまた整理して国会に、あるいは要綱の形になる直前でも結...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 委員もよく御存じと思いますけれども、国会承認を必要とする場合は法律で明記されているわけでございます。したがいまして、国会承認を必要とする出動等の場合の基準を政府で出せと言われましても、先般の例えばPKFの場合、これは法律を出しましたとき、私どもは、これは...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、でき上がった法律で決まっているわけでございまして、政府はその法律に縛られるわけでございます。今度の場合も、出しますときには、もしそれが国会承認に係らしめておれば、これはこういう理由で私どもとしては国会の承認に係らしめましたと、出す法案については御説...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 遅きに失したというわけではございませんけれども、やはり今まではどちらかというと冷戦構造下にずっとあったわけでございます。我が国が攻撃された場合というのを中心としましていろんな研究等が行われておったわけでございますが、冷戦構造が解けた今日、日米安保体制を見...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これも先ほどこの委員会でも御答弁申し上げましたように、法整備も必要であろうということで、まずその前に、九月二十九日の閣議におきまして政府としてこのガイドラインをしっかり受けとめるという閣議決定をしていただきまして、それを実効性あるものにするにはどうすれば...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) こういう問題につきましては、個々ばらばらにできたものからまとめていくというわけにはまいりませんので、やはり全体をしっかりと議論をして、その中でどういう法律の立て方をするのか、取り決めはどうするのか、そういうものをまとめましてその中で法律をくくっていかなけ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほど総理から申し述べられましたように、とにかく普天間飛行場のあの機能を残すというのがアメリカと日本政府とのもう最低条件でございまして、そういう中で一番ベストな方法ということで考えましたのが海上ヘリポート案でございました。だから、これは本当に今現時点での...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 具体的にとにかくそういう要望等あるいは変更等についてこうしたらいいというような話があれば、私どもとしてはいつでも聞かなければならない立場でございますので、それは十分に聞いていくわけでございます。
03月24日第142回国会 参議院 予算委員会 第9号
議事録を見る
○国務大臣(久間章生君) 今、総理から述べられたとおりでございます。  私も何でこういうふうになったんだろうと。少なくともあのとき、県は直接SACOの委員会には入っておられなかったわけですけれども、その下に設けられましたいわゆるタスクフォースという作業委員会等には副委員長として...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 昨日もいろんな御質疑がございましたけれども、我が国の平和と安全に重要な影響がある場合に米軍が活動する、その米軍に対して我が国の憲法の範囲内でどこまでやれるかということでございます。  我が国の平和と安全に重要な影響がない、全然関係ない場合ならともかくで...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 委員はどうも全然関係のない遠くの方まで我が国の自衛隊が出かけていって武器弾薬を輸送するような状況を御想像されるかもしれませんけれども、今回のガイドラインも、先ほども言いましたように、我が国の平和と安全に重要な影響を与える事態が発生している、そういう中で活...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 有事立法とおっしゃいますけれども、私どもが今急いでやっておりますのは、今度のガイドラインに基づいて我が国が、あるいは民間も含めまして、あるいはまた自衛隊がやるときにどういう法律が必要か、そういうことについて準備をしているわけでございまして、先日も申し上げ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今、動員とおっしゃいましたけれども、まさに動員なんという言葉を使われるからにはそういうことを御想像されるのかもしれませんが、私どもが今考えておりますのは、民間も地方自治体も含めて協力をしてもらおうという、そのためのいろんなスキームは何か必要じゃないかとは...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 罰則をつけての強制力、あるいは罰則をつけなくても、要するに強制力という言葉に匹敵するようなことは難しかろうと思っております。しかし、そうは言いながら我が国の平和と安全に重要な影響を及ぼすような事態が発生している中でみんながこぞって協力するような態勢をどう...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 我が国が攻撃をされておりますときのそういういわゆる出動、防衛出動に出ている場合、あるいはまたその前になりますけれども、災害が起きて黙っておったのでは被害がさらに拡大するということでかなり強制力をもって従事させるというような事態、そういう事態と比べましたと...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今その辺については議論をしている最中でございます。大体自衛隊が活動する場合には武器というのは携行しているわけでございますが、今度のガイドラインの場合にその辺をどういうふうに整理するか、それも今非常に細かい点まで含めましていろいろと議論をやっているところで...全文を見る
03月25日第142回国会 参議院 本会議 第14号
議事録を見る
○国務大臣(久間章生君) 海上ヘリポート案についてのお尋ねですが、先ほど総理がお答えいたしましたとおり、各案を検討の結果、海上施設案が最善とされたのを受けまして、海上ヘリポート基本案を作成し、昨年十一月に地元に提示いたしました。  この海上ヘリポート基本案は、現地調査の結果及び...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 普天間飛行場の県外移転についての御質問でございますけれども、沖縄に所在する海兵隊は、水陸両用作戦を実施する空地一体となった部隊でございまして、普天間飛行場に駐留する海兵隊の航空部隊はその一翼を担っていること、また、練度維持のため地上部隊と航空部隊が一体と...全文を見る
03月25日第142回国会 参議院 予算委員会 第10号
議事録を見る
○国務大臣(久間章生君) 新たな指針の本文にも明らかにされておりますように、指針及びそのもとでの取り組みは、いずれの政府にも、立法上、予算上または行政上の措置をとることを義務づけるものではございません。しかしながら、日米協力のための効果的な態勢をつくっていくことが新たな指針及びそ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 法的根拠じゃなくて、何かをするために法律をつくるわけでございますから、それをするために法律が必要なら法律をつくるわけでございますから、ガイドラインを実効性あるものにしていくために、そしてどういうことが必要かということを検討して、法律が必要だということにな...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほどから言いましたように、ガイドラインそのもので法的あるいは予算的な義務づけを受けたわけではございませんから、それは国際約束、いわゆる条約じゃないわけでございます。  しかしながら、それを受けましてそれぞれの政府が必要な措置、あるいは必要ないろんな検...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今私どもが作業しております新しい法律といいますか法律の改正、それはもちろん新ガイドラインと一体性があるわけでございまして、それとばらばらな法案なんということは考えられないわけでございます。
○国務大臣(久間章生君) 今、委員が言っておられる形式的なあるいは実態的なという、そこのところがよくわからないんですが、要するにガイドラインを実行していくためにある態勢をつくっていかなければならない、そういうときに今の法律では不十分だというようなものについては改正しますし、新しく...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先日もこの委員会で言いましたけれども、国会の承認を得るというのは、これは条約であれば得なければならないわけでございます。それは法律上そうなっているわけでございますから、法律に基づかない国会の承認というのはないわけでございますから、何らかの法律があるわけで...全文を見る
03月26日第142回国会 参議院 予算委員会 第11号
議事録を見る
○国務大臣(久間章生君) 今施設庁の方からいろんな職種を挙げましたけれども、それらすべてがおるわけじゃございませんで、そのことについてぜひ理解していただきたいと思います。  ただ、我が国は御承知のとおり日米安保条約を結んでおりまして、在日米軍について労務の提供をする場合にいろん...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) とにかくそういうことで、私どもは現在の制度にものっとってやっているわけでございます。
○国務大臣(久間章生君) その後、この国会でもいろいろ議論になりましたので、防衛庁といたしましても調べたようでございます。  確かに防衛庁のOBが今言われたように興信所をやっておって、そしてやめる直前の隊員と一緒になって見張り等をやった、調査をやった、第三者から依頼されてやった...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今いろいろと詰めているさなかでございます。捜索・救難あるいはまた船舶検査、いろいろございますけれども、まだ現時点で確たるお答えができるほど煮詰まってございません。
○国務大臣(久間章生君) いえ、決してそういうわけではございませんで、自衛隊が活動をする場合に、国会とのかかわり方につきましては自衛隊法ではっきり規定されているわけでございます。  従来でございますと、防衛出動あるいは治安出動、治安出動のうちでも例えば都道府県知事からの要請等に...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今そこの文章だけしか私も目を通しませんでしたのでわかりませんけれども、五十六年当時の資料だと思います。  そうしますと、米ソ対立の激しかったころの関係でございまして、我が国の防衛のためにはどうしてもアメリカ軍に頼らざるを得ないということで、日米安保条約...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 発足後間もない我が国として、こういう長期的な防衛見積もりといいますか、こういうのをどうするか、そういう意味ではほとんどアメリカのものを参考にしながらやってきたんだろうと思います。それはもうその当時に範とするものがないわけでございますから、我が国はアメリカ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 決して言いなりになっているわけじゃございませんで、2プラス2でもそういう会合をやっている。また逆に考えますと、我が国の防衛計画の大綱とアメリカのアジア戦略が全くちぐはぐで重なり合っていなかったら、それこそおかしいわけでございます。  今度のガイドライン...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 戦闘行動が行われている地域と一線を画された地域とは、いつも言っていますけれども、戦闘に巻き込まれることが通常予測されない地域であり、戦闘行動が行われる地域から一線を画されているか否かというのは、紛争及び戦闘の全般的状況、戦闘行為を行う主体の能力、すなわち...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私もその新聞を見まして、私自身が決めてもいないし、またそういう腹も固めてもいないのに何でこういう記事になるんだろうかというような、そういう気になりました。  確かにもうオープンに議論しろと言っておりますので、いろいろ皆さん方がやっております。そういう中...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほど航空優勢とかあるいは装備品等の能力ということを申し上げました。というのは、ミサイルの通常持っている戦闘が行われるような距離とかいろんなことがあるわけでございまして、海域といいますのは、それは新聞を前提にして言われますからあれですけれども、海域、空域...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 我が国が侵略されたり攻撃されている場合じゃございませんで、この周辺事態というのは我が国の周辺で起きた事態であって我が国の平和と安全に重要な影響を与える場合についてどこまでのことができるかということでございますから、我が国がそういう侵略されるような戦争にな...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは外務省が中心かもしれませんけれども、防衛庁と外務省両方がアメリカと協議しながら、どういう形でやるか、今それを詰めているところでございます。そして、法案の整備とあわせてこれはやっていかなければならないので、早急にそれを詰めていかなければならないという...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 武器輸出三原則というのは、御承知のとおり、武器を輸出することによって戦争が拡大しちゃいかぬという、そういう意味では結局平和憲法の理念には合致しているわけでございますけれども、憲法そのものを受けてやっているわけじゃございませんで、これは政府の方針としてそう...全文を見る
03月31日第142回国会 参議院 外交・防衛委員会 第6号
議事録を見る
○国務大臣(久間章生君) これは防衛施設庁というよりもむしろもう国有財産としての大蔵省の判断のもとになってまいります。  参考までに言いますと、私はかつて国有林野の払い下げを担当しておりましたけれども、今言われましたような第三セクターという場合は大抵の場合はだめだという感じです...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 防衛大綱に基づいていろいろと装備をして進めていっているわけでございます。  例えば「おおすみ」にしましても、ミニ空母と言われましたが決してそういう意味じゃございませんで、輸送艦でございます。例えば、北海道から九州へ陸上自衛隊を輸送しようとする場合にはこ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 決してそういうわけではございませんで、我が国は、御承知のとおり専守防衛という形でとにかく盾の部分をガードしなければ、やりじゃなくて盾の部分をとにかく頑張らなきゃならないわけでございます。そういう意味ではどうしてもハイテク兵器といいますか、そういうようなも...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 必要最小限というのは今でも変わっていないわけでございます。  ただ、御承知のとおり、ミサイルにしても低空で長い距離を飛ぶことができるようなそういうミサイルを各国が持つようになってまいりました。そうしますと、そういうものをE2Cではなかなか見つけることが...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今おっしゃられましたように、従来から装備品等の整備に当たりましては防衛大綱にも示されておるとおり、やはり適切な国産化等を通じた防衛生産・技術基盤の維持に配慮していかなければならないというふうに書いてありますとおり、私どもも配慮してきたところでございます。...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 国会周辺という場合でもいろんな内容のとり方によって、周辺が上野まで及ぶ場合もありますしあるいはまた大宮まで及ぶ場合もありますから、それは一概に言えないわけでございます。先ほどの。「日本周辺地域」で切ってしまうからどういう地理的概念かという話になるわけでご...全文を見る
04月01日第142回国会 参議院 予算委員会 第14号
議事録を見る
○国務大臣(久間章生君) 当庁で実施している提供施設整備等の建設工事におきましても、委員が今御指摘になりましたような観点から、従来から可能な限り地元建設業者の受注機会の確保に努めてきたところでございます。  特に最近の状況を見てみましても、例えば平成五年、六年あたりは金額にしま...全文を見る
04月02日第142回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
議事録を見る
○久間国務大臣 このところいろいろと仕事がございまして、まだゆっくり本を読んでおりません。
○久間国務大臣 先ほど言いましたように、本は読んでおりませんけれども、週刊誌等で話題になっているその部分は読んでおります。  いずれにしましても、フィクション、小説でございますので、それについてあれこれ論評すること自体いかがかと思いますので、論評は差し控えさせていただきますけれ...全文を見る
○久間国務大臣 先ほどるる述べられましたことは、ごもっともな点がたくさんございます。  なお、今緊急事態対応策として、いわゆる重要施設の防御、そういうものをどうするか等、これは内閣の安全保障室を中心にいろいろと検討しているところでございまして、そういうときにおける武器の使用の問...全文を見る
○久間国務大臣 中期防で二師団を旅団化するというようなことを決めておりまして、そういう意味でどこを旅団化していくかという検討をしたわけでございますけれども、今話がございましたように、機動性に富む部隊として編成するということで、一三師団をまず旅団化して、その後に、今度は航空機等を整...全文を見る
○久間国務大臣 定員と実員のギャップが生じておりますと、実際運用するあるいは訓練する場合も非常に問題があるわけでございます。だから、定員と実員をできるだけ合わせるところは合わせる。そのかわり、そのギャップの分を即応予備自衛官で埋める。二割程度は従来の自衛官、あとの八割は即応予備自...全文を見る
○久間国務大臣 シビリアンコントロールというのは、政治が軍事に対して優先する仕組みといいますか、そういう制度を指しておるのだと思っております。
○久間国務大臣 防衛庁と自衛隊というのは別の組織じゃございませんで、同一の防衛行政組織であるわけです。  防衛庁と言うときには、比較的、陸海空各自衛隊を管理運営することなどを任務とする行政組織体としての面からとらえて言うのが普通のようでございまして、自衛隊と普通言う場合には、我...全文を見る
○久間国務大臣 自衛隊と言う場合の隊には入っていますけれども隊員ではない、防衛庁長官と政務次官は隊員ではないというようなことを就任したときに何か聞かされたような気がいたしますので、その辺は後でまた整理してみます。
○久間国務大臣 内部部局が自衛隊をコントロールするという、それがシビリアンコントロールだとは思いません。  シビリアンコントロールといいますのは、先ほど言いましたように、私の認識では、政治が軍事に対して優先するということで、防衛庁長官が自衛隊に対してそれをコントロールする、その...全文を見る
○久間国務大臣 いわゆるシビリアンコントロールのトップは、日本の行政組織あるいはそれと立法府とのかかわり方、そういうことから考えますと、そのトップにあるのは国会だろうと思います。そういう意味では、国会はシビリアンコントロールの頂点に立っていると思います。  それで、具体的には、...全文を見る
○久間国務大臣 先ほど国会がシビリアンコントロールの頂点に立つとは申しましたけれども、その頂点に立つ国会が、防衛庁長官を飛び越えて自衛隊員をコントロールすることがシビリアンコントロールの仕方としていいかどうか、これはまた立法政策上別の問題でございます。  したがいまして、防衛庁...全文を見る
○久間国務大臣 今言いましたように、行政としてあるいは防衛庁、自衛隊として、防衛庁長官が国会に対して責任を負うといいますか、そういう形でやっておりまして、それを補佐するために政府委員が補佐をし、必要に応じて説明員が説明をするわけでございますから、防衛庁長官が必要と認めた場合はとも...全文を見る
○久間国務大臣 国会がいわゆる国政調査権に基づいて出席をするということを議決したり何かして出された場合には、最終的にはそれは国会の方が決められることだと思います。  しかしながら、政府が提案している問題について、政府に対する質疑の形で行われる場合には、 政府を代表するという形...全文を見る
○久間国務大臣 まず、統幕会議の議長は政府委員になっておりません。したがいまして、国会法からいきますと、防衛庁長官にかわって答弁するというわけにはまいらないわけでございます。これは制度上もそうなっているわけですね。  そうすると、何か細かいことについて説明員として説明するという...全文を見る
○久間国務大臣 私も総理の言っておられることはわかるのです。官邸にも国会にも出入りしにくいような雰囲気というのはよくない。それは、大っぴらに官邸に行ったりあるいは国会にも行ったりしてもいい。  ただ、政府答弁として答弁に立つかどうかというのは別でございまして、長官が、自分が答弁...全文を見る
○久間国務大臣 私は、その点については総理と打ち合わせたわけでもございませんから、それからまた聞いておりませんので、はっきりとした総理の意思がどうだったかはわかりませんけれども、政府として答弁するということになると、現在の国会法等の関係でいきますと若干問題があるのじゃないか、流れ...全文を見る
○久間国務大臣 先ほどの空幕長の話等につきましても、私も説明を受けております。  一線を画するのが難しいと言ったのではなくて、航空優勢を確保しているから一線が画されたというふうに言うと、航空優勢を確保しているということが、どういう判断で航空優勢が確保されたかどうかという、そこの...全文を見る
○久間国務大臣 日銀は政府からは一応独立した組織でございますから、日銀の判断を求める場合には日銀のトップである日銀総裁を参考人として呼ばなければ答弁ができないわけでございまして、大蔵大臣ではだめなわけでございます。  政府の組織内でありますと、必ずしもそういうわけではなくて、そ...全文を見る
○久間国務大臣 先ほど、私は、シビリアンコントロールというのは、最終的、究極的には国会がシビリアンコントロールの頂点にあるということを申しましたけれども、その国会が防衛庁長官を飛び越えて、直接いわゆる制服をコントロールすることがシビリアンコントロールとは思わないわけでございます。...全文を見る
○久間国務大臣 確かに、制服の世界はイエス・オア・ノーで、非常に態度を明快にするというのが制服の世界でございます。しかしながら、政治の世界の場合には、対外的な配慮その他があって、なかなか答えられないケースというのはございます。  そういう意味では、日ごろからイエス・オア・ノーの...全文を見る
○久間国務大臣 私は、うまく答弁できないなんて言ったわけじゃございませんで、イエス・ノーの世界で生きてきた人は、そういうような場に立ったときに大変つらい思いをされるだろうなということを言ったわけでございます。その人の立場に立って考えたときに、そういうつらい立場に立つことになるのじ...全文を見る
○久間国務大臣 それは、必ずしもそうじゃございませんけれども、国会で議論されるのは、例えば事実関係のいろいろな認定、そういうこともあろうかと思います。しかし、それも何らかの政策につながっていくための事実追及じゃないかというふうに思うわけで、多分、そういう角度から政策的判断について...全文を見る
○久間国務大臣 防衛庁長官は、防衛庁といいますか、自衛隊も含めてですけれども、全体を統括するということになっているわけですね。そして、現実には、例えば先ほど言われました統合防衛計画にしましても、防衛庁長官として指示をして、そして統幕会議がつくって、そしてそれを承認する、そういう形...全文を見る
○久間国務大臣 いや、十六条では、「官房長及び局長は、その所掌事務に関し、次の事項について長官を補佐するものとする。」として、その中の三号で「統合幕僚会議の所掌する事項について長官の行う指示又は承認」とありますから、先ほど言いましたように、隊法八条に基づいて統括する防衛庁長官が指...全文を見る
○久間国務大臣 これから先、今委員がおっしゃいましたような分野も含めまして、平時における部隊の運用のときに、陸と海とか、あるいは海と空とか、二つ以上の部隊を統合的に運用した方が効果的であると判断された場合には、これは統合運用ということになるわけでございまして、それは統幕会議の所掌...全文を見る
○久間国務大臣 機能しないわけじゃございませ ん。  今挙げられましたような例というよりも、例えば、今考えております邦人の救出、これは現在までは百条の八で航空自衛隊が飛行機の運用でやっておりますけれども、船を出すようなケースもあるのではないかと今いろいろ検討しているわけでござ...全文を見る
○久間国務大臣 現在法律を提案しておりますのは、ガイドラインの問題じゃなくて、これまで統幕会議が二つの部隊を災害等において、例えば阪神・淡路のときもそうでございましたけれども、最寄りの部隊両方が出ていったというケースがございます。しかしながら、後から結果として見ましたならば、この...全文を見る
○久間国務大臣 ガイドラインについては、御承知のとおり、今その実効性を確保するために法律はどういうような法律が必要か、今の自衛隊法ではどういうことができないか、そういうことを整理しているわけでございます。  先ほど言った、船を出すという場合でも法律を改正しなければできない話でご...全文を見る
○久間国務大臣 それは別にないと思います。  統幕会議といえども防衛庁長官を補佐するわけでございまして、シビリアンコントロールは、先ほどもありましたように、きちんと防衛庁長官の指示または承認に基づいていろいろなことをやっていくわけでございますから、シビリアンコントールはちゃんと...全文を見る
○久間国務大臣 いや、決してそういうことではございません。  この所掌事務の中で、この二号と五号と二つ変えているわけですね。そして、二号の方は統合警備計画、これはどちらかというと大規模災害等の方を頭に置いていますけれども。この五号の方は、必要な場合、長官が定める場合に統合調整に...全文を見る
○久間国務大臣 確かに、定足数に一〇〇%ある方が一番望ましいわけでございますけれども、ただ、今平時の場合でございます。こういうときに弓をずっと精いっぱい張っておくかということもございまして、装備その他についてはきちんと一〇〇%なければなりませんけれども、普通の場合は、部隊運用に支...全文を見る
○久間国務大臣 即応予備自衛官については、即応性といいますか、要するに常備自衛官と一緒になっていろいろな対処をしますので、これは必要だということは委員もおっしゃっているとおりでございます。  予備自衛官につきましても、やはりいざというときに、自衛官としての、自衛隊員としての訓練...全文を見る
○久間国務大臣 今言いましたように、委員も御指摘のように、これから先のことを考えますと、確かに委員がおっしゃるような面を考えていかなきゃなりません。また、国民のいわゆる国防に対する意識を高める意味でもプラスの面も確かにあるわけでございますから、そういう意味では、これから先、自衛官...全文を見る
○久間国務大臣 今後、統幕機能をいろいろ見直しながら強化をしたり、また、現在の役割の中でもいろいろと見直していくということは大事なことだと思います。それはその都度やっていくわけでございます。  ただ、今委員が御指摘になられました予算の編成とかあるいは装備の購入等について、いわゆ...全文を見る
○久間国務大臣 ガイドラインにつきましては、今後、ガイドラインの実効性確保のための法整備等が行われてきて、二部隊以上がいろいろと共同で運用をやっていくということになりますと、これは統幕の機能の中で行っていく、これはそうなっていくと思うのです。  ただ、予算の話をされたものですか...全文を見る
○久間国務大臣 昨年の夏の概算要求のときも、とにかく厳しい財政状況でございまして、いろいろな話は自分たちの中でやったかどうか、それはわかりませんけれども、まず話として出すような雰囲気でなかった。とにかくいかに減らすかという方に、経理局もそうでございますけれども、各幕ともどうやって...全文を見る
○久間国務大臣 装備の調達を図る場合に、安くて性能のいいのを外国から買うということももちろん必要でございますけれども、それと同時に、やはり我が国の防衛産業を育てていくという一面も必ずございます。  そうしますと、ライセンス生産を国内で行えるというような機種につきましては、それを...全文を見る
○久間国務大臣 財革法ができました由来は、委員も御承知のとおりと思います。今、その法律の見直しが行われた場合ということを仮定して議論しましても、それはなかなかできないわけでございます。  私どもは、でき上がりました法律に基づいて、非常に厳しい財政状況の中で精いっぱいの予算編成を...全文を見る
○久間国務大臣 市の行政区域で区分するということになりますと、これが公平かどうかについてはやや問題があろうかと思います。やはり騒音の実情等で区分していきませんと、市の区域の境目にありますこちらの区域は入らなくて、こちらは入ったということになりますので、そういうふうにやっていきます...全文を見る
○久間国務大臣 それは尊重しなければなりません。したがいまして、あの判決の中で八十W以上の区域については耐えがたいというような判断が出ましたので、私どもとしましても、八十W以上を急いで防音対象工事として今一生懸命やっているところでございまして、これについてはほぼ九割方完了したとい...全文を見る
○久間国務大臣 思いやり予算という言葉自体、私はほとんど使ったことがございません。  とにかく思いやり予算思いやり予算と言われますけれども、要するに、安保条約に基づいてアメリカ軍が日本に駐留しているわけでございまして、その駐留のために施設の提供をしなければならない、その費用につ...全文を見る
○久間国務大臣 我が国は、御承知のとおり、どの国を対象にしているというわけではございませんで、この地域がそういう意味での防衛の空白になって、それによっていろいろな不測の事態が起こらないように最小限の防衛力を整備していこうというような考え方で整備をしているわけでございます。
○久間国務大臣 我が国みたいに海に囲まれている国にとりまして、海空それぞれがその前方でとにかく相手の侵入を防ぐというのが大事なことは申すまでもございません。しかしながら、さりとてそれを突破して着上陸されたときにどうなるかということも考えなきゃならないわけでございます。  そうい...全文を見る
○久間国務大臣 先ほど言いましたように、陸海空それぞれの防衛に対する役割というのはあるわけでございます。  そこで、今委員がそれぞれの予算的な比率を言われましたけれども、あながち金額が大きいからというような見方でそれが多過ぎる、そういうことには私はならないと思います。人件費の占...全文を見る
○久間国務大臣 具体的にどう使うか、この場で言えと言われましてもはっきりした答えになるか どうかわかりませんが、御承知のとおり、敵が万一着上陸した場合にどういうふうに対処するか、そういうことをいろいろと想定しながら、いろいろな必要な装備等について、また部隊の配置等をやっているわ...全文を見る
○久間国務大臣 具体的に言いますと、例えば阪神・淡路大震災のときには、あの当時は現行法でございますからそういう機能がないわけでございますから、陸上自衛隊は陸上自衛隊で行動する、航空自衛隊なら航空自衛隊の部隊があるところからもまたいろいろ出ていくというようなことで、それぞれがやって...全文を見る
○久間国務大臣 御承知のとおり、自衛隊も即応予備自衛官を導入したりなんかしまして、一応いざというときの体制はっくつていっておりますけれども、実員数からいくと、これから先は減ってくるわけでございまして、各県ごとに連隊規模を置いておくというようなことはできませんが、しかし、いざ災害と...全文を見る
○久間国務大臣 基準が違うかどうかですけれども、自衛隊法の八条で防衛庁長官は隊務を統括するとあるわけです。そして、先ほどの指示または承認を統幕議長に対してするわけです。統幕議長はそれに対して補佐することになっているわけですね。今度はそれに対して、要するに、具体的に言いますと、防衛...全文を見る
○久間国務大臣 それは、防衛庁長官がそれを承認するかどうかですから、つくってきた内容が承認できないか承認するかになるわけですね。  だから、現実問題としては、内部部局としては長官が承認できるようにその内容についてチェックするでしょう。しかし、その意見をチェックはしたけれども、片...全文を見る
○久間国務大臣 現実にはそうでございます。防衛庁長官が指示して、それを受けた形でやりますけれども、現実のやり方としては、指示して、承認を得る前に素案を両方ですり合わせながら進めてまいっております。  その指示と、それを受けて出てくる承認について内部部局が防衛庁長官を改めて補佐し...全文を見る
○久間国務大臣 大体そう考えて——現実問題として、自衛隊の運用に関することについて内部部局でいろいろ異議を唱えることはそれほどないわけですけれども、例えば予算を伴う話になってまいりますと、これは全体との調整の問題等も出てまいりますから、その辺についてはいろいろ議論もあろうかと思い...全文を見る
○久間国務大臣 決して後ろ向きになっていないということは言えると思います。しかしながら、一歩踏み込んだかどうかということになりますと、若干そこのところのとらえ方は違うのじゃないかと思います。  といいますのは、アメリカは、場合によっては単独でもやるというようなことでやってきてい...全文を見る
○久間国務大臣 いや、今までは各幕ごとにやっておりましたけれども、今度は統合幕僚会議でやりますから、二以上の部隊の統合警備計画になりますので、それはやはり調整しながらやっていくということでしょう。
○久間国務大臣 現実に各幕がつくっておりました。つくるときに、内局が長官の指示または承認をやりますから、そのときに、横並びといいますか、その辺の実質的な調整はやっていたようでございます。しかしながら、それをきちんと法文に載せるということで載せておるようでございます。
○久間国務大臣 それはございません。
○久間国務大臣 今までだって警備計画というのは各幕でやっておったわけです。  だから、各幕がそれぞれ計画を持ってやるのがいいのか、部隊の統合運用をやった方がいいのかということで、統合運用をやろう、やはりこれは必要だ、しかし、統合してやるわけですから、統合運用をやる以上は統合警備...全文を見る
○久間国務大臣 防衛庁設置法上は、警備という言葉は至るところに出てきているわけでございまして、第五条の防衛庁の所掌事務のところでも、「防衛及び警備に関すること。」と。だから、災害等も全部警備に、要するに、広い意味で防衛かその他の警備か、この二つに分かれるわけでございます。  こ...全文を見る
○久間国務大臣 多分そうだと思いますけれども、ミスがないように、後で確認して御報告したいと思います。
○久間国務大臣 検討した結果をどうするかでございますけれども、相互協力計画の場合は一つの計画書みたいなものにするのかどうか。それぞれの、自衛隊なら自衛隊、日本側なら日本側のいろいろこれから先の計画の中に盛り込まれていく形になるんじゃないか、そういうようなことがございまして、検討し...全文を見る
○久間国務大臣 いや、検討をしたからといって、一つの計画書みたいな成案がきちっとできるわけではございませんで、検討して、その結果、こういう問題がある、あるいはまた、こういうところはこうした方がいいとか、いろいろな成果は出てくると思うのです。そういうようなことについて、それを自分た...全文を見る
○久間国務大臣 今言っておられるのは、BPCでどこまでやるかですから、ここは検討の実施、そして検討をやるわけでございまして、ここで確立してしまうのではなくて、ここで検討した成果についてはSDCあるいはSCCに上がってくるわけでございますね。だから、ガイドラインの取り決めの中では確...全文を見る
○久間国務大臣 いや、ここだけでやるというふうにとられるからそういうふうな話になるわけで、軍同士は軍同士で、自衛隊は軍ではありませんけれども、米軍、要するに在日米軍、太平洋軍と自衛隊とでそういう共通のいろいろな基準についてどうしようかという話はするでしょう。それから、今度はまた、...全文を見る
○久間国務大臣 御承知のとおり、自衛隊法で出動と言っておりますのは、防衛出動、我が国が他国から侵略されたり、そういうおそれが出てきた場合に出動する場合、それと治安出動、県知事からの要請を受けてあるいは命令によって出動する場合、この二つを出動と言っております。したがいまして、災害で...全文を見る
○久間国務大臣 この法律が通りましたら、具体的にそれを長官が定めることとしております。  現在のところ考えておりますのは、災害派遣、地震防災派遣のほか、国際平和協力業務、国際緊急援助活動、在外邦人等の輸送に係る事態、海上における警備行動、領空侵犯に対する措置、また、これらが複合...全文を見る
○久間国務大臣 防衛大綱というのは、御承知のとおり、我が国の防衛について述べたものでありますけれども、ガイドラインは、全体を見ていただければわかりますけれども、確かに日米防衛協力の指針の見直しをやったのですが、これは、我が国の防衛力についてだけではなくて、ある意味ではもう少し広い...全文を見る
○久間国務大臣 それはやはり出てまいります。というのは、後方地域支援にしましても、民間の船会社に頼んで輸送する場合もございますし、自衛艦で必ずしも輸送するとは限らないわけでございます。そういう意味では、防衛協力の指針で書いておりますのは、地方公共団体あるいはまた民間も含めた、そう...全文を見る
○久間国務大臣 それは変わらないと思います。
○久間国務大臣 自衛隊について言うなちば、同じような状況を想定しながら書かれた文章であろう、そういうふうに思います。
○久間国務大臣 ガイドラインに基づきます実効性確保を図るための法整備等が図られますと、自衛隊法等も一部改正されることになるわけでございまして、そうなりますと、自衛隊の機能というのがまた広がるわけでございます。  しかし、そういうようなことがなるかならぬか分けておきまして、もしそ...全文を見る
○久間国務大臣 私どもは、まだいろいろな法案とかあるいは最終的な実効性確保のための法整備等の案が固まったわけではございませんで、今の段階で固まって出すという前提に対して物を言いますと、いつもおしかりを受けるわけでございますが、そういう方向で今私たちは努力をしているところでございま...全文を見る
○久間国務大臣 御承知のとおり、SDCの上はいわゆるSCC、国防長官、国務長官、そして、私防衛庁長官、外務大臣でやっているわけです。その下の段階で、アメリカ軍の中枢といいますか中央におる人が入っていないということ自体が、日米間で協議するのにむしろおかしいのではないでしょうか。 ...全文を見る
○久間国務大臣 平岡さんから私にも話がございました。若干ニュアンスが違っていまして、要するに、航空優勢を確保しているというふうに言う ことによって一線が画されている、そういうふうに言うのが難しいと。  要するに、一線を画すること自体が難しいという言い方ではなくて、航空優勢をこ...全文を見る
○久間国務大臣 誤報というふうに言えるか、その新聞記者がどういうニュアンスでとったのか、今言ったように、平岡さんの趣旨は、航空優勢を確保することによって一線を画すという言い方が難しいということなのですね。その真意というのは、今言うように、航空優勢を確保できると言い切るのは飛行機乗...全文を見る
○久間国務大臣 一線の画し方は難しくないと思います。それは極端な言い方をすれば、太平洋のど真ん中なら明らかにこれは一線を画せるわけです。  しかし、そういうことを言うのではなくて、私たちが今から努力して詰めていかなければならないのは、どういうようなことなら効果的な輸送もできてな...全文を見る
04月06日第142回国会 参議院 予算委員会 第16号
議事録を見る
○国務大臣(久間章生君) 火災の都度、当庁からも米軍の方に申し入れておりますし、また沖縄には原島大使が設置されましたので、大使からも申し入れているところでございます。  なぜ沖縄で去年からことしにかけて火災がこんなに多いのか、その辺につきましてはいろんな理由があるんだろうと思い...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 同じ気象条件、同じ場所でございませんと、比較して片一方は少ないと言われましても、自衛隊の場合は主として今言いましたように北富士とかあるいは北海道とか、そういうところでございまして、沖縄みたいな気象条件、温度が非常に高くてすぐ発火しやすい場所との比較が直ち...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 米軍の運用所要に係ることでございますから、あるいは外務省かもしれませんけれども、私どもとしてもこれから先、米軍と外務省、私ども施設・区域を担当するものとしては、とにかく火災のないように努力していきたいと思っております。  ただ、やめるということは、これ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今回、PKO法の改正法案を国会の方に出させていただいておるわけでございますけれども、御承知のとおり、自衛隊が海外に国際平和協力隊の要員として出ていく場合に国際紛争に巻き込まれないというようなために、いわゆる停戦合意に基づいて出ていくことになっておるわけで...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今、私が言いましたように、そういうようなことが効果的であると言いましたのは、今までに幸いに日本の要員が襲われたことはございません。しかしながら、海外のこれまでの二年間の経験の中で絶えず周りでそういう状態があった、あるいはまたざんごうを掘って要塞をつくって...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) その前後の文章もよく読んでいただきたいと思いますけれども、航空優勢を確保しているから一線を画されたと、そういうふうに言われるとそれは難しいと。やはりほかのいろんなことの組み合わせの中で一線を画す、要するに武力による紛争に巻き込まれない一線を画すことはしな...全文を見る
04月07日第142回国会 参議院 外交・防衛委員会 第7号
議事録を見る
○国務大臣(久間章生君) 平成十年度防衛庁予算について、その概要を御説明いたします。  平成十年度防衛関係費につきましては、昨年十二月に安全保障会議及び閣議で決定された見直し後の中期防衛力整備計画を踏まえ、あらゆる経費について聖域なく見直しを行うことにより経費を縮減しつつ、防衛...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 一般の大使、公使の高官とまたPKOで行っている場合とでは若干違うかもしれません。部隊として行っているわけでございますから、一般人としてそこに行っている場合とは若干違うかもしれませんけれども、PKOに行っている部隊が、日本国内におるのと違いまして、治安状況...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) まだ名称もそういうふうに固まったわけではございません。ただ、この間総理の方に中間報告を、外務省あるいはまた安保室一緒になって防衛庁もして、そのときにこういう方向でいきますということについでは報告をして、その線で今作業を進めてきまして、大体行く方向というの...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 内部でいろいろ議論しておりますときに、ある事態が起きたときに、それがだらだらと起きてくる場合もあって、どこかで認識するわけですし、突然起きる場合もございます。  例えば、きょう朝から閣議で大規模地震等が発生した場合のいろんな連絡のとり方等を改めましたけ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今度の指針に基づく周辺事態の場合は、日本の平和と安全に重要な影響を及ぼす場合でございますから、やはり日本としてはそれに活動する米軍との協力関係を緊密にしていく意味でいろんな便宜の供与等はそれは必要だと思います。しかしながら、国民に過度の義務を負わせるとい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 御承知のとおり、今まで国会とのかかわり方では、法律事項として防衛出動あるいは治安出動、こういうのは承認事項になっております。PKOにつきましては、国際平和協力業務で出ていく場合に、政府としてはやはり外国に部隊が出ていくんだからということで報告事項にしたわ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 世界各国それぞれの事情がございますし、同じように駐留したとしても、その国とその地域のいろんなかかわり方があろうと思います。我が国の場合は、やはり日本国憲法の制約のもとで我が国の平和と安全を確保していくために、どうしても日米安保体制が欠かせないというような...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 家族家族とおっしゃられますけれども、その本人も一緒に入っている住宅でございます。それで、しかもその住宅そのものも提供施設として提供しているわけでございます。委員もおわかりと思いますけれども、主人がふろに入って、そして家族がその後入ったと。主人が使った水と...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 同じでございます。
○国務大臣(久間章生君) 今、外務大臣からも述べられましたように、沖縄の問題につきましては、橋本内閣になりましてからも梶山官房長官を沖縄担当大臣として設置してみたり、政府一体として取り組んできたわけでございまして、そういう中でこれまでもやってまいりましたが、これから先もやっていこ...全文を見る
04月08日第142回国会 参議院 外交・防衛委員会 第8号
議事録を見る
○国務大臣(久間章生君) アメリカがどのように判断しておったかはわかりませんけれども、私どもとしては絶えず外務省と連携をとりながらいろいろと情報収集等に努めておるところでございます。今、私どもにアメリカの動きについては報告は来ておりません。
○国務大臣(久間章生君) アジアと太平洋といいますか、私どもとしてもこれは非常に関心のあることではございますけれども、そういう意味では外務省と絶えず連絡を密にしながらやってきておるところでございます。  特に、我が国の在外邦人等も多うございまして、万一の場合はいろいろと対処しな...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) ガイドラインではないわけでございましょうが、今委員が御指摘になりましたような在外邦人をどうして救出するかという問題については、私どもとしてもかねてから関心を持っているところでございます。  ただ、現行の制度でございますと、外務大臣から要請がありましたと...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今度はガイドラインの関係でいろいろと法整備を検討しておりますけれども、この在外邦人の救出は必ずしも周辺事態という軍事的な要素が伴う場合でない場合、暴動とかあるいは内乱とかの案外軍事的な要素までいかないような場合でもやっぱり必要な場合は出てくるのじゃないか...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 口実にして出ていくのではなくて、そういうことを国民が求めているかどうか、そういうことだろうと思います。私は、今委員がまさに御指摘になりましたように、あれがガイドラインで言ういわゆる周辺事態でなかったとしても、もし何かあったときにはそこは救出に行ってもらい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そういう場合には救出して、軍事的な要素をはらんだいわゆる周辺事態のときには行かないということではこれまた問題じゃないかというふうに思いまして、やはりこの問題は関連性がある、やっぱり一緒に解決しなければならない問題だと認識しております。
○国務大臣(久間章生君) 御承知のとおり、我が国は四面海に囲まれておるわけでございます。こういう我が国において、しかもいわゆる専守防衛ということで防衛を考えていくためには、航空優勢を確保しなければならないわけでございますので、どうしてもやはり航空自衛隊の支援戦闘機を初めとして、そ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今あり得るということでやっているわけではございませんで、将来そういうような状態が起きた場合でもそれに対抗できるということで、我が国としては従来からいわゆる基盤的な防衛力を確保してこの空白をつくらないという立場で、そういう態度で整備を図ってきておるわけでご...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 村山内閣のときに防衛大綱を決めますときにいろいろと議論をしながら、この後継機をどうするか、そして何機にするか、そういうことを決められて、それを計画的にやっていこうということで、防衛大綱全体の中では百三十機でございましょうけれども、中期防の期間には四十五機...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) この間中期防の見直しをやりましたので四十五機に、二機減らしております。
○国務大臣(久間章生君) 補正予算を組むかどうか、また補正予算の中身をどうするか、これは財政法二十九条との関係で厳正に見ていかなければならないわけでございます。  そういう議論とは別に、防衛施設庁あるいは防衛庁の中でもそうですけれども、今やっている予算の中でいわゆる投資的な経費...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私どもは、今平成十年度の予算をお願いして、現在この委員会でも委嘱審査が行われておるわけでございます。平成十年度の予算を、限られた財政の中でこれが最善の案だということで編成したわけでございますので、一刻も早くこの予算を通していただいて、実行を図っていきたい...全文を見る
04月08日第142回国会 参議院 予算委員会 第17号
議事録を見る
○国務大臣(久間章生君) 憲法をどういうふうに制定するか、改正するか、また自衛隊をその中でどういうふうに位置づけるか、これについてはいろいろ議論があっていいと思います。  しかしながら、私ども政府としましては、決められた憲法の枠内でどういう行政を行っていくかということでやってお...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 中国は、八〇年代の半ば以降、それまでの大規模戦争への対処を重視しましたゲリラ戦主体の人民戦争の態勢から、より局地的な戦争への対処に重点を置いた正規戦主体の態勢へ移行しつつありまして、軍事力の近代化を進め、量から質への転換を図っていると思います。  中国...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 米軍は、米本土においてもそうだそうでございますけれども、要するに年に二回射場の清掃をやって、そのときに処理するようでございます。  そして、撃った弾のうち何発が不発弾かというのを軍が公表するわけはないわけでございまして、その辺は米軍の運用に関する問題で...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 本土に今度移転しました百五十五ミリりゅう弾砲は本土でやっているわけでございますけれども、米軍が帰った後は今度は自衛隊が使うわけでございますから、そういう意味では、自衛隊がやっぱりそこのところは、使う以上は後のチェックをきちっとしなければならないし、しかも...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 山火事の問題につきましては私どもも大変気にしている問題でございますから、これをなくすべく努力しようと思っております。  その中で、やはり本土の場合、自衛隊の場合は、いろいろ調べてみますと野焼きが非常に効果があっておるわけですけれども、沖縄の場合は野焼き...全文を見る
04月10日第142回国会 参議院 本会議 第19号
議事録を見る
○国務大臣(久間章生君) 防衛庁設置法等の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、防衛庁設置法、自衛隊法及び防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部改正を内容としております。  平成八年度以降に係る防衛計画の大綱を踏まえ、出動時以外においても...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 竹村議員の御質問にお答え申し上げます。  統幕機能の充実とシビリアンコントロールについての御質問及び国会承認についての御質問につきましては、ただいまの総理の答弁と同じでございます。  また、我が国が他国領海において実施する捜索・救難活動についてのお尋...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 山下議員の御質問にお答え申し上げます。  旅団化についてのお尋ねですが、平成七年十一月に決定されました防衛計画の大綱において、防衛力の合理化、効率化、コンパクト化等を進めるとの観点から、陸上自衛隊の平時地域配備する部隊は、八個師団及び六個旅団の体制とす...全文を見る
04月14日第142回国会 参議院 外交・防衛委員会 第9号
議事録を見る
○国務大臣(久間章生君) ただいま議題となりました防衛庁設置法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  この法律案は、防衛庁設置法、自衛隊法及び防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部改正を内容としております。  平成八年度以降に係る防...全文を見る
04月16日第142回国会 参議院 外交・防衛委員会 第10号
議事録を見る
○国務大臣(久間章生君) 今、お述べになられましたように、防衛計画の大綱におきましては、今後の我が国の防衛力につきまして、その合理化、効率化、コンパクト化を一層進めることというふうにされました。具体的には、陸上自衛隊の平時地域配備する部隊としてこれまでの十二個師団、二個混成団の体...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 我が国は、御承知のとおり、日本国憲法のもと専守防衛に徹して他国に脅威を与えるような軍事大国にはならないという基本理念に従いまして、日米安保体制を堅持しながら、防衛計画の大綱のもとに節度ある防衛力を自主的に整備しているところでございます。当庁としましては、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) おっしゃるとおり、やはりこれから先は、必要な防衛力はもちろん整備しますけれども、日ごろから防衛対話、防衛協力、いろんな意味での交流を深めることによってお互いの信頼醸成を深めていくことが大事だということで、従来も防衛庁に限らず我が国としては交流その他をやっ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) やはり我が国の防衛をしっかりと立てていくためには、それに携わる自衛隊員の士気が大事でございます。そういう意味では、幸いに国民の期待も非常に高まっている今日、自衛隊員の士気も非常に高揚してきておりまして、非常にいいことだと思っております。これから先、何とい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 官房長官の発言と私の発言と実を言いますとそんなに食い違っているわけじゃないわけでございます。  私が言いましたのは、そこの私の述べました内容をそのまき言いましても、ここで言っていますように、単なる研究から、もう少し研究だけにとどまらず法整備をするとすれ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 結構です。
○国務大臣(久間章生君) 御承知のとおり、阪神・淡路大震災等がございましたときに陸上自衛隊の部隊が出ました。また航空自衛隊の部隊も出ました。そして、後からいろいろと検証してみますと、この場合にはこちらの部隊が出た方がよかったとか、あるいはこことここが両方ダブって出てしまったとか、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 現在、不都合というほどのことはないと思いますけれども、望ましいという点では統合運用した方がいいという、先ほどの災害等の例もそうでございます。それから、例えば現在ゴラン高原に行っております部隊等は、確かにPKOとして陸だけではなくて海、空も一部入っておりま...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) はい。
○国務大臣(久間章生君) これは全く最初のスタートはそういうことじゃございませんで、今言いましたように、阪神・淡路大震災の経験からそういう議論をして統合運用というようなことにしてきたわけでございます。  そして、今言いましたように、大半はそうなっておるわけですけれども、ただ、海...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 細かい運用等については担当の局長から答弁しますが、その前に、現在の制度でございますと、統合幕僚会議がございますけれども、防衛出動とかあるいはまた治安出動以外の場合、災害でもそうですしあるいは今のPKOでもそうですし、これから先のいろんな運用に係るものは全...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そのとおりでございます。
○国務大臣(久間章生君) 先ほども述べましたとおり、かねてからといいますか、阪神・淡路大震災が起きました後いろいろと議論をしておりまして、やはり二部隊等をもう少し統合運用した方がいいというような反省にも立ちまして、防衛大綱を決めましたときにも、大規模災害等各種事態への対応等の任務...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今、委員がおっしゃられました出動というのは、これは防衛出動と治安出動だけなんです。災害出動は自衛隊の活動であって、自衛隊法上は出動としてはとらえておりませんから、従来の法律でいきますと、我が国が攻撃された場合の防衛出動と治安出動、この二つだけが統合幕僚会...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 委員が御指摘のところもわかるわけでございます。  といいますのは、従来、防衛出動、それからそれに対して災害派遣、こういうことでございました。この辺は自衛隊の活動面としてそういう章のとらえ方をしております。その後にPKO等が出てまいりました。これは実際は...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いわゆる治安出動を有事ととらえるかどうかでございます。  これは、有事と普通言っています場合には、我が国が外国から侵略をされた場合、それに対処する場合にどうするかというのが有事でございますけれども、治安出動はそういう点では、いわゆる有事という言葉は法律...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) だから、要するに出動というときには防衛出動と治安出動がございます。  しかし、そのうちの要するに有事に出ていくというような意味で、有事法制もそうですけれども、俗に有事、有事と言うときには、そのうちの防衛出動にかかる部分をとらえて有事と言っているんじゃな...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは、私どものそういう有事、平時という概念でいきますと、平時だというふうに理解しております。
○国務大臣(久間章生君) はい。
○国務大臣(久間章生君) 先ほどから言いますように、有事というのは我が国が他国から侵略を受けたということで防衛出動する場合を有事と言っているわけでございます。そういう有事ではない状態の中で我が国がどういうようなことを、例えば日米防衛協力でやるかということで、それで周辺事態というよ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 細かい点については参事官の方から答弁しますけれども、全くそういうことを念頭に置いているわけじゃございませんで、例えば旅団化につきましては、現在の陸上自衛隊のあり方について検討するときに、師団規模ではなくてもう少し小さい規模にコンパクト化した方がいいんじゃ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 邦人救出はガイドラインに書いてあるように米側も協力してくれるわけです。ただ、ACSAというのは、その場合にそれに必要な、例えば油を相互に融通し合うとか役務の相互協定の中に入れるかどうかの問題でございますから、ガイドラインに書いているように邦人救出に米国が...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 共同作戦計画なんかにつきましては、従来のガイドラインの場合でも、それは検討を行ってきているわけです。それについては変わらないわけです。  確かに、おっしゃるように、今度の統幕機能が強化されました後、これから先いろんな事態があったときにこの規定が働かない...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは、本当にどういう事態を指してこれが周辺事態だというふうに認定するかどうか、それは確かに難しかろうと思います。やはりその規模、態様、それらを総合的に判断しなければならないわけでございます。  したがいまして、その間にお互いが、先ほど言われました日米...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 自衛隊、制服組が独走すると言われましたけれども、そういうことのないようにとにかく制度としてきちっとしなきゃいかぬわけですね、すべてが。だから、現在の日本の法律というのはそういう形で、いわゆるシビリアンコントロールもきちっとできるようになっているわけです。...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 我が国が武力攻撃される場合、防衛出動、今言われたように敵機が飛んでくるというような我が国に対して攻撃がされる場合は防衛出動の話になるわけですけれども、そのときにおいてすら、内閣総理大臣がそういう状況になって防衛出動だと命じる場合は、これはやはり閣議にかけ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) このガイドラインにも書いておりますように、それぞれが主体的に判断するとなっておりますから、やはりお互いが主体的に判断しているわけです。そして、連絡調整をしながら日米安保体制に基づいてお互い日米防衛協力というのをやっていこうということでガイドラインを決めて...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 国民の生命と財産を守っていかなければならない政府として、周辺事態が起きたと、周辺事態は御承知のとおり我が国の平和と安全に重要な影響がある場合でございます。そういうときに迅速に対応しなければならないという観点、あるいはまた国民の権利義務に直接は関係がないと...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 防衛庁の省への移行問題につきましては行革会議においてさまざまな議論が行われて、その途中では両論併記等の議論もございましたが、最終報告において防衛庁は現状どおりとされ、同報告につきましては最大限に尊重する旨の閣議決定がなされたところであります。現在、国会に...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そのような危機が発生した状況のもとで、いわゆる自衛隊のトップとしての内閣総理大臣だけで行動するということが果たしていいのかどうか。やはり政府を挙げてそういう場合は対応しなければならないわけでございますから、やはり閣議を開くことによってそのトップとしての、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) この間の阪神・淡路大震災が起きましたときの対応がおくれたといいますのは、これは現在の内閣法等の仕組みがそういうふうになっているからおくれたのではございませんで、やはり自衛隊が各地方自治体からの要請があって出ていく、そういうような建前になっておる、その辺の...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 確かに、占領軍が撤退した後自衛隊ができたのは事実でございます。その前には警察予備隊として発足した。  しかしながら、考え方としましては、その当時は、私はよくわからぬ点もありますけれども、米軍が撤退した後、憲法九条はあるけれども我が国が侵略されたときには...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 自衛隊がみずから持っておる能力といいますか、それを検証すると言いますけれども、どういう形でそれを検証するのか。具体的にそういう防衛戦争をやるわけにはまいらぬわけでございますから、絶えず自衛隊としてもいろんな演習を通じ、またいろんな想定をしながら、図上で、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 正直肩いまして大変困っております。やはり私どもは、普天間飛行場はとにかく一日も早く返還をする。しかし、そのためには、アメリカともいろいろ話をしましたけれども、やはり現在普天間飛行場におる海兵隊の機能を維持しないとだめだという現在の国際情勢その他を勘案しま...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは外務省の方からお答えになることかもしれませんけれども、国際的な動き等につきましても、地雷につきましては各国それぞれの立場はあるものの、全体として地雷の被害について、特に人的被害、一般市民を巻き込んだ被害が多かったこともございまして、非常に国際世論が...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 有事という言葉はたしか私どもの方では余り使っていなかったと思うんです。これは有事立法とかいろんなことを言いますけれども、有事というのは、我が国有事の場合とか、武力攻撃を受けた場合とか、そういう場合ですら余り有事という言葉は、私ども議事録をまだ調べておりま...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私も正確にそのときにどういう話をしたか聞いていませんからあれですが、私どもの考え方からしますと、シーレーンであってもいわゆる周辺事態の内容になるときがあり得るということではあると思うんです。  ただ、マラッカ海峡ならマラッカ海峡で何かあったから、そこが...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 本院の委員会でも、外務大臣もそうですし私どももたびたび答弁したんですけれども、やはりインド洋とか中近東で発生したことが即我が国の平和と安全に重要な影響を及ぼすというような判定を下すような事態にはなかなかなりにくいんじゃないかと。だから、あの地域については...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) だから、この地域で何かあったのが入るか入らないのかというのは、それが起きてみて、それがどういう影響があるかということを見てみないとわからないという、総合的に判断しないとわからないということで、ここが入るかと一概に言われましても、それは入るとも入らぬともな...全文を見る
04月17日第142回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
議事録を見る
○久間国務大臣 基本的には、今石破委員が披瀝されました考え方とほとんど同じだと思います。  安保体制といいますか、冷戦後の今日でも、振り返ってみたときに、冷戦が崩壊したから要らないかというとそうではない。  やはり、今言うように不安定な状況がまだ残っているし、むしろ最近の経済...全文を見る
○久間国務大臣 外務次官がどういう脈絡の中で発言をされたか、私もつまびらかに聞いているものではございませんので、その内容についてコメントしたりどうだこうだと言う立場にはございません。  ただ、私どもは、今回のガイドラインを取りまとめるに当たりまして、安保条約に基づいて我が国に駐...全文を見る
○久間国務大臣 石破委員の言っておられることがどういうことなのか、ちょっと私が取り違えているのかもしれないので、もし違っていたら申しわけないわけでございますけれども。  私どもは、ある地区が入るとか入らないとかではなくて、どこかの地区なら地区でも結構ですけれども、何か起きた事態...全文を見る
○久間国務大臣 国会承認との関係は立法政策の問題でもございますけれども、私どもが今大要の段階で考えておりますのは、まず、周辺事態といいますか、そういう事態が発生したときに何をなすべきか、そういう判断も一緒に含めまして、内閣総理大臣が安保会議等の手続を経て何をするかということを決め...全文を見る
○久間国務大臣 今、自衛隊の活動の中で国会承認が要るのは、防衛出動、治安出動——治安出動も命令による治安出動、この二つでございます。それと、政府が提案いたしましたPKO法案では報告ということになっておったのですけれども、参議院の方の修正、そしてまた、もちろん修正でございますから衆...全文を見る
○久間国務大臣 全く私もそのとおりと思います。  シビリアンコントロールというのをよく言われますけれども、シビリアンコントロールというのは、政治が軍に対して優勢といいますかコントロールするということが基本でございます。  それは、行政府が行う、あるいはまた、さらにその行政府を...全文を見る
○久間国務大臣 有事の話をしますと、すぐ有事の状態が発生するんじゃないかということがありますのか、議論すること自体が非常に嫌がられるような傾向がございますけれども、私は、そういう意味ではもっとフランクに議論はすべきだというふうに思っております。  例えば、有事の状態になりました...全文を見る
○久間国務大臣 そのように理解いたしております。
○久間国務大臣 先ほどから話が出ておりますように、その四つの事態として、それぞれがではございませんで、要するに、我が国の平和と安全を脅かすような状況になっている場合としてどんなものがあるかということで例示を挙げているわけでございます。  そうしますと一例えば内乱があって、大量に...全文を見る
○久間国務大臣 考えられると言ったのではございません。  それ以外の状態で我が国の平和と安全に重要な影響を及ぼすようなことが出た場合に、違うのかと言われますと、そうじゃないので、国民としてもあるいは政府としても、これは我が国にとって大変だというようなことで、何らかの対策を講じな...全文を見る
○久間国務大臣 特定国の話をしたり、特定地域の話をしますと、あたかもその特定国あるいはその特定地域がそういうような武力紛争の場になるのじゃないかというような想像すら出てくるわけでございまして、そういうことからも、そういうようなことは私どもは考えていないということを従来から絶えず言...全文を見る
○久間国務大臣 私どももそのように思っております、他国に内政干渉はすべきではないと。  ただ、我が国の平和と安全に重要な影響を及ぼす場合、これは他国のことではなくて、我が国に重要な影響が及んできている場合ということでございますから、そういう場合には我が国としてできる限りのいろい...全文を見る
○久間国務大臣 それがすぐ我が国有事にはね返ってくるのだから、この周辺事態のことは大変なんだとよく言われますけれども、私どもは必ずしもそういうふうに考えているわけではございません。  例えばの話でございますけれども、我が国周辺でいろいろな紛争が起きた、そして機雷等が我が国の周辺...全文を見る
○久間国務大臣 したがいまして、今度のガイドラインでも、それぞれが自主的に判断するというふうになっているわけですね。  しかも、その周辺事態は、我が国の平和と安全に重要な影響を与える場合ということでしっかりと縛りがかかっているわけでございますから、我が国の国益に該当しないような...全文を見る
○久間国務大臣 周辺事態でいろいろ掲げております政府が対処する行動は、国民の権利義務に直接かかわるものは少ないのではないか、間接的にはかなり影響を受けるという問題はあろうかと思います。  しかし、直接、義務を課すというような規定は設けておりませんし、また、権利を奪うというような...全文を見る
○久間国務大臣 そういうような形での協力依頼を民間に対してもすることはございます。また、地方自治体に対しても協力をお願いすることはございますけれども、いわゆる義務を課すとかあるいはまた優先的にそれを位置づけるとか、そういうようなことは法的にも考えていないわけでございまして、そうい...全文を見る
○久間国務大臣 逆に考えていただきたいと思うのですよ。我が国のいわゆる平和と安全に重要な影響が起きているわけでございますから、そういうときに活動する状況だと思えばいいわけです。  そういうようなときであって、かつ、今言いましたように、国民の権利義務には直接影響は及ぼさない。間接...全文を見る
○久間国務大臣 周辺事態というふうに認定するといいますけれども、今の情報収集を始める最初の段階では、まさに情報収集だけでスタートすることもあるわけでしょう。そして、ずっとなだらかにといいますか、ずっと何らかの変化が起きまして、政府としてこれは周辺事態だ、これだけのことをしなければ...全文を見る
○久間国務大臣 米国が世界の警察官として活動する、その一翼を担うというような位置づけではないのではないかと私は思っております。  あくまで今回のガイドラインは、日米安保体制という体制ができ上がっている、その中で、我が国の平和と安全に重要な影響が出てきた場合に、我が国も主体的にい...全文を見る
○久間国務大臣 アメリカはあるいはそういう意識を持っているかもしれませんし、それは私はわかりませんが、少なくとも我が国の立場としてはそういうものではない。  日米安保体制というのは我が国の平和と安定のために非常に役立ってきた、そして平和が続いた、その恩恵というのはアジア・太平洋...全文を見る
○久間国務大臣 我が国の平和と安全に重要な影響を与える場合、そのために行動する米軍に対しては、我が国は適切な対処をしていきます。
○久間国務大臣 立場が外務省ではございませんでしたので答弁を控えましたけれども、今度のガイドラインの中にも、国連憲章あるいは国際的な取り決めを尊重するということをうたっているわけでございます。  ただ、国連決議とまではうたっておりませんので、そういうような枠内で活動する米軍、し...全文を見る
○久間国務大臣 日米防衛協力という形でございますので、その一環として、ガイドラインの取り決めであり法整備でございますから、やはり軍事的な要素があるということになりますけれども、周辺事態を定義するというよりも、日本の平和と安全に重要な影響を及ぼすような事態が発生したときにどうするか...全文を見る
○久間国務大臣 これは外務省かもしれませんけれども。  安保条約の今言われた六条だけというふうに答弁しておられるのか、その辺は、安保条約の目的に寄与するためにやっているわけですけれども、六条だけということなのか、安保条約全体を指してその枠内でやるというふうに私どもは認識しておっ...全文を見る
○久間国務大臣 それは体制が変わっただけの話でありまして、私どもに、それによって平和と安全に重要な影響を与えるというような抽象的な話じゃございませんで、あくまで、先ほど外務省の北米局長から答弁がありましたように、これまで議論をしております中においては、我が国に軍事的な要素を含んで...全文を見る
○久間国務大臣 ちょっと私の言い方も適切でないかもしれません。直接コントロールすることのみをもってシビリアンコントロールが達成されているというものでは必ずしもない、そういうような言い方でございます。  シビリアンコントロールの仕方はいろいろあろうと思います。まず、行政府の中でコ...全文を見る
○久間国務大臣 確かにそういう面はございます。迅速性をもってやる場合には事後承認でいいじゃないかというような御意見はあろうかと思います。  しかしながら、従来から言っていますように、やはり迅速に対応するというのも大事な要素の一つでございます。それと、防衛出動、治安出動と比べまし...全文を見る
○久間国務大臣 確かに、そういうような書き方にしたいというふうに思っております。そのときに、果たして法律上の義務と言えるかどうか、これはそこまでの義務にはならないのかもしれません。  しかしながら、何らかの法的な効果を期待できるのではないかというような気がいたしておりますし、ま...全文を見る
○久間国務大臣 逆に有事立法といいますか、まだ有事の場合の議論はしていないわけでございますけれども、災害等においての義務規定を設けている例がございますけれども、それほどまできっちりと義務化する必要はないのではないか、そういう意見の方が強いのではないかと思いまして、今言われましたよ...全文を見る
○久間国務大臣 それはどちらにも関係するわけで、幅が広がる方向にある場合もあるでしょうし、逆に狭まる場合もあるわけでございますから、それをもって承認に係らしめるかどうかという問題とはまた別ではないかという気がいたします。  しかし、それが立法政策上の問題であるかもしれませんが、...全文を見る
○久間国務大臣 輸送の安全の確保というのは、これは大事な要素でございまして、先般、この百条の八をつくりましたときも、大変いろいろな議論の中で輸送の安全の確保ということで決着したわけでございますので、私どもは、今までのいろいろな議論を踏まえながら、この輸送の安全の確保というのは残し...全文を見る
○久間国務大臣 また先ほどの議論に返りますけれども、今委員がいろいろと言っておられました臨検、いわゆる船舶検査は、最初はいろいろな議論があったのです。それで、いろいろな議論の中から、まず、国連決議に基づくというような形に絞りまして、そしてまた、今度の日米防衛協力のためのガイドライ...全文を見る
○久間国務大臣 それは、そうなります。通常装備している自衛艦でやるわけでございますから。
○久間国務大臣 あのときどういうふうに言ったかわかりませんけれども、今考えておりますのは、船舶の航行状況の警戒監視。船舶に対する呼びかけ。船籍、船主、積み荷、目的地等の無線等による照会。検査に応じた船舶に対する立ち入り、書類検査、積み荷の確認。進路変更の要請。停船または進路変更に...全文を見る
○久間国務大臣 私どもは、国連に加盟しておるわけでございますから、国連がそういう決議をした場合、それに対して協力をして、臨検といいますか、船舶の検査等をやらなきゃならないわけでございます。  しかしながら、私どもは、御承知のとおり憲法九条でその限界が規定されておるわけでございま...全文を見る
○久間国務大臣 私どもは、PKFも現行憲法上はできるということで法案を用意して国会に出させていただいたわけでございますけれども、その当時の国会の審議の経過であのような形に凍結をされておるわけでございまして、私どもとしては、憲法上はPKFも含めて活動はできるというふうに今でも思って...全文を見る
○久間国務大臣 私は、委員の御指摘と若干違うと思います。  冷戦構造が終わりまして、日米安保体制を見詰めてみましたら、冷戦構造は終わったけれども、ヨーロッパ地域と違って安全保障の大きな枠組みがない。このアジア・太平洋の場合はどうしても二国間の関係が中心になっておって、最近ARF...全文を見る
○久間国務大臣 よく委員会等でも防衛庁並びに防衛施設庁に対してそのような御質問があるわけでございますけれども、残念ながら、米軍の運用に係るものは外務省が第一義的に担当しておるものですから、防衛施設庁ではなかなかそれは答えられないのじゃないかと思います。  私の場合は立場が国務大...全文を見る
○久間国務大臣 統一見解を出すまでもなく、村岡官房長官が言われた、立法化を前提としておりませんというあのとおりでいいと思います。  そして、慎重にという言葉がありますけれども、私が言った言葉が少し適切さを欠いておったのかもしれませんが、私も、法提出を準備するものではなくてという...全文を見る
○久間国務大臣 もし正確に言うとしますと、官房長官が先般記者会見で述べておられますように、今までの問題が、立法の準備ではないという前提が置かれていること等、問題点の整理が目的であり、そういうふうに置かれていること等を踏まえれば、直ちに法整備を進められるものではなく、その取り扱いを...全文を見る
○久間国務大臣 私は、我が国がもし有事になったときに、先ほども例として挙げましたけれども、例えば、自衛隊は施設大隊等がございまして、橘をかけたりなんかすることができます。しかしながら、壊れている橋をかけようとするならば、現在の法律制度では道路管理者の許可をとってかけなければならな...全文を見る
○久間国務大臣 こういう問題につきましても検討しながら、その過程もまたオープンにしていかなければ、透明性を持っていくといいますか、そういうことがかえっていいことだと思いますので、もし検討を始めましたらそういうことをしたいと思いますけれども、従来の整理をしているものについてこれから...全文を見る
○久間国務大臣 議論がいろいろと進んでおりますときに、多分こうなるだろうなと思っておっても、また変わることがあるものですから、あの時点ではなかなかお答えしにくかったわけでございます。  それは一つには、この捜索・救難のうち、いわゆる戦闘行為によって遭難した戦闘員を含む救難の場合...全文を見る
○久間国務大臣 それは決して間違っているわけではございませんで、現在でも、あの法律で、あの条項で、たまたまそういうふうに墜落して遭難した人を捜索して救難するということは、八十三条でできると思います。  しかしながら、こういうものが周辺事態で頻発するようなときに、その法律のそれを...全文を見る
○久間国務大臣 災害としてとらえた場合、飛行機が墜落した、それはもちろん災害になるわけでございますが、戦闘状態で墜落した飛行機も、それを救助するのは、それはまた災害として読めるだろうと思います。今でも私は読めると思います。  しかしながら、そういう状態が、頻発すると言ったら語弊...全文を見る
○久間国務大臣 八十三条及びとにかく自衛隊法で規定されている各条項に従ってしか自衛隊は行動できないわけでございますから、そういう枠内で行動するということでございます。
○久間国務大臣 捜索・救難一般というのじゃなくて、周辺事態で戦闘行為で遭難した、その者を救うための捜索・救難活動は新しい法律にきちっと盛り込もうということでございまして、そういう戦闘行為以外の、要するに周辺事態が起きたとき以外の捜索・救難というのは八十三条でやれるわけでございます...全文を見る
○久間国務大臣 これは、アメリカだけではなくて、アメリカの相手が、もし交戦があって墜落したとした場合、そういう人たちも捜索・救難の対象にはなり得るということでございます。
○久間国務大臣 それは、捜索・救難をしようと思ったときに、潮流で流されて他国の領域に入ってしまうようなケースがあったときに、それは知らぬということで引き返すかということになりますと、そうはいかぬだろう。それは他国の了解を求めて、そこに入っていい、そこで救助していいという了解を得ら...全文を見る
○久間国務大臣 そういうふうなことはないと思います。といいますのは、戦闘区域と一線を画する区域で捜索・救難をするという大前提があるわけでございますから、その大前提に立つならばそういうことはない。  むしろそういうふうな御心配のないようにしなければならないわけでございますから、戦...全文を見る
○久間国務大臣 それは一線を画することはできるのではないかと思うのです。他国がどう思うかというふうに言われますと、ちょっと言葉が詰まりますけれども、要するに、戦闘区域と一線を画す。なぜ画すかというと、戦闘に巻き込まれないために。  巻き込まれたら——私たちの場合は要するに武力行...全文を見る
○久間国務大臣 今関係省庁で一生懸命努力をいたしておりますけれども、法律をいざつくるとなりますと、細かい点でなかなか難しい点もございまして、果たして二十八日中という目標がうまく達成できるかどうか、まだ何とも言えません。
○久間国務大臣 今までも法制化しないと言っているわけではございませんで、法制化を前提とするものではないということで、ちょっとそのニュアンスが違うのではないかと思います。しないということを決めているわけではなくて、法制化を前提とせずに、いろいろな整理をして研究をしてきたということで...全文を見る
○久間国務大臣 法制化しないという前提もひっくるめて、とにかくその前提があることについても検討をしょう。要するに、幅広く、忌憚なく意見の交換をみんなでやりながら、この問題については検討していこうということでございます。
○久間国務大臣 従来も法制化しないという前提でやっているわけじゃございません。法制化するという前提ではないということでございますから。  従来の問題も、委員が御指摘になるように、法制化しないという前提でその検討をしてきたのだと言われますが、そうじゃないのです。法制化を前提としな...全文を見る
○久間国務大臣 今自衛隊でできることは、そこに掲げている八項目だろうというふうに思っております。だから、それで何とか効果を上げたいというふうに思っているところでございます。
○久間国務大臣 上げるように努力いたしますけれども、それ以上のことはできないということでございます。
○久間国務大臣 不測の事態と言われましても、どういう事態か、ちょっとわかりませんので、直ちに答弁できないわけでございますけれども、やはり身体に危害が加えられた場合にはそれ相応に対応できるというようなことは言えますけれども、抽象的に、例えば不測の事態というのが相手が逃亡したときに、...全文を見る
○久間国務大臣 そのとおりでございます。
○久間国務大臣 先ほどから説明があっていますように、こういう事態だという事態でとらえておりますので、この地域がどうこうということではございません。インド洋とか中近東で我が国の平和と安全に重要な影響を及ぼすような事態は通常は発生しない、そういう事態が発生しないということを強調してい...全文を見る
○久間国務大臣 先ほどから言うように、この地域が入るとか入らないという、そもそもそういうような発想自体をしていないということでして、こういう事態が起きた場合にどうするかということを議論しているわけでございます。  だから、事態が起きやすいところか起きにくいところかと言われれば、...全文を見る
○久間国務大臣 いや、そうではなくて、それは、発生しない、余りそういう事態とならないだろうということを一般論として言っているわけでございまして、とにかく、もし正確に言えと言われるならば、どこで起こるかわからない、起きたのを見て、政府がこれは日本の平和と安全に重要な影響を与える、そ...全文を見る
○久間国務大臣 シーレーンが入るというふうに、そういう決めつけた言い方ではないのではないかと思います。  その記者会見のときの前後の脈絡は私つまびらかでございませんから、コメントする立場にないのかもしれませんけれども、シーレーンが入らないとは言えないということだろうと思うのです...全文を見る
○久間国務大臣 これから先、法律を出して御審議を願うわけでございますから、そういう中でもいろいろとまた議論が出てまいると思います。  しかしながら、そういう議論を通じて言えますことは、どういうような状態になったときに国民の生命財産を預かっておる政府としてこれに対処するか、そうい...全文を見る
○久間国務大臣 航空優勢も一つの大きな判断材料になります。しかし、航空優勢というのは、またそれは非常に難しい問題もありますから。  この間言いましたのは、それだけで判断するのはなかなかできない、ほかの要素を組み合わせるべきだということを念頭に置きながら空幕長はあのとき記者会見し...全文を見る
04月21日第142回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○久間国務大臣 私が大学を出まして就職しましたときに、私は公務員になりましたが、一万八千円ぐらいでした。当時、民間会社で一番高いのに行った者が四万数千円でございました。その当時と比べますと、今、うちの子供が今度卒業しましたけれども、聞いてみましても、また今度防衛庁に入ってきた職員...全文を見る
04月28日第142回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第8号
議事録を見る
○久間国務大臣 室長以下十二名、合計十三名が出向しております。
○久間国務大臣 防衛庁の場合は、三軍のトップは総理大臣でございますから、絶えず防衛上のいろいろな情報等については総理大臣の方に入ることになっておりますし、ましてや危機管理のときの問題については、絶えず安保室と連絡調整をとりながら情報は今までも上げてきたつもりでございます。これから...全文を見る
○久間国務大臣 そもそも内閣は、御承知のとおり、我が国は議院内閣制でございまして、国会によって行政府がつくられておるわけでございます。  周辺事態の場合に、特に我が国の平和と安全に重要な影響を及ぼすような事態が発生したときに、政府は、国会から選ばれて行政を行っているわけでござい...全文を見る
○久間国務大臣 遅滞なくというのは、普通、法律をつくる場合によく使われますけれども、これは時間的即時性ということでございますが、一般に、事情の許す限り最も早くということでございまして、直ちにというような言葉よりは、若干そこで、合理的な事情等が許せばそれよりも少しは時間的なタイムラ...全文を見る
○久間国務大臣 それはいろいろな状況によって異なろうかと思います。  やはり、例えば非常に危ない、機雷等がもうとにかく我が国の沿岸に押し寄せてきて、我が国の船舶等に非常に危ないというときには、もうそれこそ間髪を入れずそういうような作業に取りかからざるを得ないようなケースだってあ...全文を見る
○久間国務大臣 先ほども述べましたように、今度のこの法律に基づく周辺事態に対応する措置というのは、防衛出動をするわけではございませんし、また直接国民の権利義務に関係する問題でもございませんから、やはり国会に対しては、報告はいたしますけれども、承認というのにはなじまないのじゃないか...全文を見る
○久間国務大臣 防衛出動という言葉がちょっともしきつければ、要するに武力の行使を伴うものじゃございませんので、したがいまして、私どもとしては、いわゆる後方地域支援をするからといってこれは武力の行使を伴うものでもないし、また戦闘行為に巻き込まれるものでもない、そういう理解をしている...全文を見る
○久間国務大臣 先般、中間報告もさせていただきましたし、また、まとまりました新指針のガイドラインを見ましても、私ども、はっきり言っておるわけでございます。  今回、国が行うこのような活動が国際法の基本原則や国連憲章を含む関連する国際約束に合致するものである、そういうことを本文で...全文を見る
○久間国務大臣 後方地域で、後方地域というのは、従来からの言い方で言いますと戦闘区域と一線を画する区域、今度の場合では、戦闘が行われていない、あるいはまた、その活動中に継続して行われない、そういう地域を指すわけでございますけれども、その地域においてそういう輸送を、これは自衛隊に限...全文を見る
○久間国務大臣 輸送は可能でございます。
04月30日第142回国会 衆議院 本会議 第34号
議事録を見る
○国務大臣(久間章生君) 石井議員の御質問にお答え申し上げます。  まず、改正法案と新指針の対米協力等との関連についてですが、国際平和協力法は、同法附則第三条の規定に従い、平成七年八月以来、法の実施のあり方について見直しを行った結果、その改正案を先般国会に提出したものであり、新...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 赤松議員の御質問にお答え申し上げます。  まず、周辺事態安全確保法案の武器使用に関するお尋ねでございますが、同法案における武器の使用は、いわば自己保存のための自然権的権利であるという点については国際平和協力法上の武器の使用と同様ですが、武器を使用する場...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 東中議員の御質問にお答え申し上げます。  まず、武器の使用と憲法についてのお尋ねでございますが、これは先ほど総理からも述べられましたように、今般の法改正は、現在は各人の判断とされている、部隊参加した自衛官等の国際平和協力法第二十四条に規定する生命または...全文を見る
05月07日第142回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
議事録を見る
○久間国務大臣 今委員が述べられましたような、報道にあります、ブリーフィングにおける説明のような、そういう趣旨の話は確かに文脈の中に入っておりました。  私は、それに対しまして、従来の我が国が考えております台湾に対する我が国の基本的な立場を改めて説明しますと同時に、今度の周辺事...全文を見る
○久間国務大臣 これは全く別でございまして、今、国会にたまたま両法案がこうして一緒にかかっておりますために誤解を受けておりますけれども、そもそもPKO法案は見直しを平成七年の八月からやっておりまして、そして前国会でも法案をまとめて提出しておったわけでございます。それでもむしろ遅い...全文を見る
○久間国務大臣 正当防衛とかあるいは緊急避難という、こういう法の建前といいますかつくり方、これとても一つの便法でございます。  したがいまして、自衛隊みたいな一つの組織体がいろいろ行動する場合に、個々人あるいはまた個々人の集合体として行動する、そういう人たちがみずからの危険を排...全文を見る
○久間国務大臣 確かに、自衛隊というのは人的組織体でございます。しかしながら、その中での個々人の活動、そういうのが重なって集団になっているわけでございますから、行動する場合でも一人の場合もありますし、あるいは二人、三人、四人という場合もあるわけでございます、大きな部隊としての大集...全文を見る
○久間国務大臣 明確にしておくといいましても、そのときのケースによって違うわけでございまして、それは、特に上官の命によって行われる、その命に従って行う、従う者は特に命によってやるわけでございますから、そういう意味では、命令そのものの要請がどれだけ明白であるかという問題も出てくるわ...全文を見る
○久間国務大臣 今度のいろいろな会談を通じまして感じたわけでございますけれども、今度のガイドラインのいわゆる周辺事態の問題というよりも、むしろ中国側の考えでいる考えの根底には、日米安保条約は昭和三十五年に結ばれておる、ところが、その後に日中平和友好条約が成立しておる、あるいはまた...全文を見る
○久間国務大臣 今回の会談でも、今度の私の訪中の後を受けて博全有総参謀長が日本に来ていただく、そしてまた我が国からも統合幕僚会議議長が訪中するというような、今度は制服のトップレベルの相互訪問を実現するということについても合意いたしました。  また、艦艇の相互訪問についても引き続...全文を見る
○久間国務大臣 その前に、先ほどから言っておりますように、PKOに出かけていく場合、PKFも含めてですけれども、停戦合意ができている状態の中で出かけていくわけでございますね。自己保存的な自然権を守るために武器を使用して、それが部隊とのいわゆる小競り合いといいますか、あるいは小競り...全文を見る
○久間国務大臣 逆に言いますと、個人個人が一斉に撃ち出して、全員が撃ってしまった場合だってそういうことになり得るわけでございます。しかし、そういう場合も、前回法律をつくるときに、これだけのいわゆる五原則を引いた上で二十四条を設けておれば武力の行使にはならないということで踏み切った...全文を見る
○久間国務大臣 御承知のとおり、PKFについては国会承認になっているわけでございますね。そしてへ二年たちましたら、これまたPKFについては国会の承認を得て延長することになっておりますけれども、それ以外のものについては報告でいいというのは、これは最初の計画は報告で十分、しかも五原則...全文を見る
○久間国務大臣 変更する必要性が生じたからこそ、今回、法改正をお願いしているわけでございます。
○久間国務大臣 実は、三年後に見直すということで平成七年の八月から見直しが始まったわけでございまして、今まさに委員が御指摘になりました委員会でのやりとりは六月の時点でございます。それから二カ月後に、PKOについてこれでいいのかということで見直しが始まったわけでございますので、その...全文を見る
○久間国務大臣 御承知のとおり、今言いましたように、平成七年から検討を始めたわけでございますが、平成八年には選挙があっております。法律というのは、私もその作成を役所におってやったことがございますけれども、選挙の前でございますと、国会がうまく通るかどうかということを心配するわけでご...全文を見る
○久間国務大臣 そういうことじゃございませんで、国会の御論議等がまずスムーズに進めていただけるかどうか、そういうような雰囲気、そういう国会の状況、先ほど官房長官がおっしゃられましたように、官房長官は国対委員長としても経験があられますので、そういうような国会の情勢かどうか、そういう...全文を見る
○久間国務大臣 これは私の見解でございますけれども、私は、今委員が御指摘になったように、国としての自己保存的な権利、それが個別的な自衛権だと思っております。
○久間国務大臣 九条一項は個別的自衛権を排除するものではない、そのように理解しております。
○久間国務大臣 かって政府見解が平成三年に出されましたときも、一と二というふうに分けて書いてありますように、これは両方の意味からも、自己保存的な自然権的権利だという意味でも武力の行使には該当せぬし、また一般的な憲法九条で書いているいわゆる国際紛争の一環としての戦闘行為というような...全文を見る
○久間国務大臣 私は、平成三年のこの統一見解は現在も維持できるというふうに思います。
○久間国務大臣 私どももそのように思っております。今度の場合でも、単に命令によってするというけれども、それは個人としての自然権というようなものの延長であって、部隊としての、その集団のいわゆる自己自衛権といいますか、そういうものではないというふうに思っております。  私は、先ほど...全文を見る
○久間国務大臣 確かに、従来、単なる判断で、やめという抑止的なときだけやっておったのを、今度は命令に変えることによりまして、まずおまえが威嚇射撃をしろ、相手に対して、撃つな、まず威嚇射撃をしろと命ずることによってそれをやる、その次にこうするという形で、手順を踏むことによってそうい...全文を見る
○久間国務大臣 敵から攻撃されて、自分が危ない場合にそれに応戦する、自己を守るためにそういうような行動をとるということは、それはあると思います。  しかしながら、その前提として、我が国の場合、いわゆる国際紛争の一環としての武力闘争はしないという憲法九条の制約があるわけでございま...全文を見る
○久間国務大臣 自己保存的ないわゆる自然権だということを今回非常に強調いたしますのは、一つには、その場所が我が国ではなくて外国でありますから、私どもから見れば、形式的にも停戦合意が成立した中で出かけていっておるわけですから、いわゆる国際紛争としての武力闘争じゃないというのはわかる...全文を見る
○久間国務大臣 特別ございませんけれども、先ほどから言いますように、正当防衛、緊急避難でない武器使用があるかと言われますと、威嚇射撃にしましても、やはりそういうことを避けるための緊急避難あるいは正当防衛、まずはそういうような一環としての威嚇射撃であり、相手がそれによってひるんでと...全文を見る
○久間国務大臣 確かに、出したのは、閣法として政府が提案いたしました。しかし、そのうち、ここの部分は凍結するということを国会の修正で、参議院が最初提案しますけれども、衆議院に回ってきて修正されたわけでございます。  法律でもそうでございますけれども、閣法と衆法等がございますが、...全文を見る
○久間国務大臣 与党の一員ということでございますけれども、この場は政府に対する質疑の場でございますので、あくまで政府の域を超えて答弁をするわけにはまいりませんので、今委員が御指摘になりました問題点については、個人としては、強く、重く受けとめながら、これからいろいろと配慮してまいり...全文を見る
○久間国務大臣 自衛隊が国際平和協力業務を実施してきていることにつきましては、派遣先国政府を含めまして国際的に高い評価を得ており、国内においても多くの国民の支持を得ているところであります。これらの業務を実施することに特段のデメリットがあるとは考えておりません。
○久間国務大臣 そういう一面はあろうかと思います。しかし、余りそれを強調いたしますと、出ていかない面々がそういう点では非常に視野が狭くていけないというふうにもとられますので、そういうふうな言い方だけではなくて、行った連中は非常に士気も高まるし、また外国のいろいろな部隊と交流するこ...全文を見る
○久間国務大臣 今回の訪中に際しましては、中国人民解放軍の陸海空軍それぞれの基地または施設を視察いたしましたが、海軍につきましては、東海艦隊の上海基地を視察いたしました。同基地においては、中国海軍の最新鋭艦の一つでありますミサイル・フリゲートを見学いたしました。  基地視察の印...全文を見る
○久間国務大臣 いえ、そういうわけじゃございませんで、普通我々は装備の近代化をそのまま近代化として国内でも言っておりますので、新鋭艦でもございましたし、近代化が進んでいるなというような率直な感じを受けたということでございます。
○久間国務大臣 現在のゴラン高原は比較的平和な状態が続いておりますから、私も行きましたけれども、そのような輸送業務に携わっている途中での事件等は余りないようでございます。  しかしながら、これまでほかの地区では、今、茂田さんからも述べられましたように、夜眠るときもとにかく土のう...全文を見る
○久間国務大臣 今度の法改正をしましたからといって戦闘行動が高まるわけではございませんで、むしろ適正な措置がなされるのじゃないか、そういうふうなことを期待しておるわけでございます。  それと同時に、今まででございますと個人個人が発砲したりなんかするわけでございますけれども、今度...全文を見る
○久間国務大臣 先般、浜田委員からも御指摘がありまして、私もできるだけ早く読みたいなと思っておるのですけれども、何せまだ読まなければならないものがたくさんございまして、一応小説でございますから、それまでにいろいろと今までの、特に最近の、例えばガイドラインをめぐるいろいろなことを書...全文を見る
○久間国務大臣 この法律をつくるときに、いろいろな議論があの当時あったようでございます。私も直接はタッチしておりませんでしたけれども、その後いろいろ調べてみますと、各党間でも、最終的にはこの法律の内容になったわけでございますけれども、五原則というのを法定すればこれでいいじゃないか...全文を見る
○久間国務大臣 確かに、委員が先ほど冒頭で言われましたように、PKOそのものに対する熱気といいますか、そういうのはやや薄らいだような気がいたします。しかしながら、賛意といいますか、賛成、反対という形で見るならば、先ほど官房長官が答えられましたように、着実に、我が国が、特に自衛隊を...全文を見る
○久間国務大臣 私も、言われんとするところは、似たような気持ちを持っております。ただ、そうはいいながらも、よその国と違いまして、特に我が国の場合は近隣諸国とのいろいろな過去の歴史的な関係もございますだけに、PKO一つとってみましても、非常に配慮しながら各国に出ていかなければならな...全文を見る
○久間国務大臣 確かに、現在の自衛隊法では、三条の目的、任務等からいいましても、主たる任務ではなくて付随的任務になっておりますし、PKOにおける条文も一応雑則の形で書いてあります。  しかしながら、今行っている実態からいきますと、まだ主たる任務として言うほどのPKO活動にもなっ...全文を見る
○久間国務大臣 御承知のとおり、今、各方面隊から順番に、その中に陸海も一部入れながらやっていっているわけでございまして、この一つのパターンで大体一巡してまいりましたし、定着していると思います。  それで、これをまた自衛隊の中で別組織にしてつくるということが果たしていいのかどうか...全文を見る
○久間国務大臣 官房長官がどうというよりも、自衛隊を派遣しております私の立場から言わせてもらいますと、実は、昨年の七月に私はゴラン高原に行きました。そして、ゴラン高原でもみんなの隊員を前に、これは一日も早く法案を改正して、やはりそういう指揮官の命で行動できるようにしたいというよう...全文を見る
○久間国務大臣 当時のいろんな議事録その他を読んでみましても、個人の判断で十分であるといいますか、個人が判断して適切に対応することによってそういうような危険は乗り越えられるということで、組織としてではなくて個人個人が判断をするというところに力点が置かれて法律がつぐられたようでござ...全文を見る
○久間国務大臣 実は、国内におきましても、自衛隊の組織としての武器の使用のときも、一応のそういうものはあるわけでございます。しかしながら、これはまた手のうちをいろいろと示すわけにまいりませんので、外に対しては公表はいたしておりませんけれども、そういうものはございます。  そうい...全文を見る
○久間国務大臣 先ほど言いましたのは、空砲を撃つ場合もあるということを言ったわけでございまして、必ず空砲を撃ってというふうにやりますと、日本の場合は、一発目は空砲だから危なくないんだということになるわけでございますから、実施要領等は公表できないというのは、そういう意味も含めての話...全文を見る
○久間国務大臣 それはそのとおりでございます。  また、あえて言いますと、今挙げられました三項目は、いずれもこれは任務遂行の問題でございますから、その点においてPKOの場合の武器の使用と若干違うわけでございます。  PKOの今度の二十四条の場合は、いわゆる任務遂行中だけではな...全文を見る
○久間国務大臣 先ほども言いましたように、先ほど委員が御指摘になりました三つの項目は要するに職務遂行上の話でございますから、したがいまして、自衛隊法の五十七条に基づいて、上官の命によるということをあえて書かなくても組織として行動しているということでございます。  今までのPKO...全文を見る
○久間国務大臣 そのように理解していただいて結構でございます。
○久間国務大臣 自衛隊法九十五条の規定から直ちに使用できる武器の種類に制限が課されるわけではありませんけれども、使用できる武器の種類というのは、自衛隊法八十七条によって自衛隊が保有することのできる武器の中で、その事態に応じて合理的な範囲のものに限られることになるわけであります。 ...全文を見る
○久間国務大臣 法律上いろいろ整理するのは可能ですけれども、それを現場に当てはめますと、いろいろ状況が違うわけでございますから、そういう意味では現場はもっともっと大変だろうと思います。  しかしながら、今までよりも少しでも前進できれば、それは一つずつ直していくというのは我々の責...全文を見る
○久間国務大臣 大きく違いますのは、今度は、現地の調査というよりも、行ってきた経験を反映することになったわけでございます。  行ってきた隊員たちの話を聞いてみると、個々人が判断するよりも、やはり組織として上官が命令を下して、一体となって組織的に統制のもとでやった方がいいという経...全文を見る
○久間国務大臣 参加各国の実情からというのは、要するに行って、そこに寝泊まりしてみて、寝るときにも、土のうを積んで、ざんごうを掘って、そういう形で寝る、そういうときに銃声があちらこちらで聞こえる、そういう中で寝泊まりをしている、そういう状況を行った隊員から聞いているわけでございま...全文を見る
○久間国務大臣 いろいろな場合があるわけでございますけれども、個々人が危険にぱっと出くわしたときには発砲する可能性の方が非常に強いと思います。むしろ上官が、自分が判断、命令を下さなければならないという立場にあるならば、客観的により正確な判断を加えると思います。そういう意味では、む...全文を見る
○久間国務大臣 今度の改正をしたからといって、決して憲法に抵触するものじゃございません。  先ほどから何回も言っておりますように、法律をつくったその当時はいろいろな思いもあったかもしれませんけれども、行って帰ってきた隊員の話を聞くと、統制を欠いてかえって混乱するから、やはりそこ...全文を見る
○久間国務大臣 憲法上はその当時も現在も変わらないと思いますし、そしてまた目的自体も、自己もしくは隊員の生命身体を保護するためにやるというその目的も変わらないわけでございます。しかしながら、法案制定当時は、憲法上は問題ないけれどもより慎重を期した、そういうような意味であのように抑...全文を見る
○久間国務大臣 この五原則につきまして、五原則の中で「武器の使用は、要員の生命等の防護のために必要な最小限のものに限られること。」ということでありまして、その武器の使用の仕方が、先ほどから言っておりますように、個々人が判断して、それで上官の命によってやったらだめだというようなこと...全文を見る
○久間国務大臣 あり得るかと言われますと、それはあり得ます、そういう答えになります。  それは、急迫な、生命身体に危険が迫ったときに、その対応によっては小銃である場合もあるでしょうし、機関銃である場合もあるでしょう。しかしながら、そういうようなことを個々人が判断して対応するより...全文を見る
05月08日第142回国会 衆議院 安全保障委員会 第8号
議事録を見る
○久間国務大臣 私は、五月一日から五日まで、中華人民共和国を訪問いたしました。今回の訪問におきましては、遅浩田国防部長と会談したほか、朱鎔基首相、トウカセン外交部長を表敬するとともに、上海にある東海艦隊基地、西安にある空軍工程学院、北京にある陸軍警備第三師団を視察いたしました。 ...全文を見る
○久間国務大臣 先般、遅浩田国防部長が訪日されて、日本の自衛隊の施設等も見学されました。そして、その際、私との会談だけではなくて、それぞれの自衛隊の部隊の視察等を行う過程において、かねてから私どもが言っておりました、日本は、いわゆる以前の旧軍隊といいますか、そういうものと今の自衛...全文を見る
○久間国務大臣 私どもは、先般、遅浩田部長が訪日されたときも申しておりますが、今度のガイドライン、それを受けましてのいわゆる実効性確保のための法律等におきましても、今度の周辺事態は、特定の区域、特定の地域、特定の国を対象とするものではなくて、我が国周辺の地域で我が国の平和と安全に...全文を見る
○久間国務大臣 中国は八文字だと言われるのです。その八文字というのは、「平和統一、一国二制度」。九文字になるのかもしれませんけれども、要するに「平和統一、一国二制度」ですというような話でございました。
○久間国務大臣 残念ながら、私は東南アジアを回る予定でございましたが、あの当時、国会がすぐ始まりましたために、途中で打ち切りまして、ベトナムだけしか行けずに帰ってきております。  しかしながら、全般的に言えますことは、中国も、経済的な成長と同時にこの東南アジア地区では着実にその...全文を見る
○久間国務大臣 中国の軍の関係の皆さん方と話をいろいろとしましたときに、今度の改革で五十万人を減らすということでございますが、五十万人を減らすというと、今、中国でも今度はその職をどうするかということで、実を言うとなかなか大変なんだという話でございました。  しかしながら、そうい...全文を見る
○久間国務大臣 中国のいろいろな政府首脳との関係では朝鮮半島問題については一切話は出ませんでした。  ただ、国防大学での私の講演などの質疑応答の中で、あそこの学生というのは、教官もおりますし、かなりハイレベルの、師団長クラスが学生なわけでございますけれども、その中の質問として、...全文を見る
○久間国務大臣 かつて西村委員から質問がございましたときにも私は申し上げたわけでございますが、防衛庁としては、国防という大事な仕事を預かる意味からも、やはり防衛庁にとどまらず一つの国防省みたいな位置づけをしてもらう方が望ましいし、またみんながそれを望んでおるということは、私どもも...全文を見る
○久間国務大臣 御承知のとおり、自衛隊ができましたのは二十七年以後でございます、その前の警察予備隊からしましても。そのときには今言われましたような地区は全部実効支配されておるわけでございまして、自衛隊としては、そこの区域は全部外してやっているわけでございます。
○久間国務大臣 行ったことはございません。
○久間国務大臣 先ほどの私の答弁をまず訂正させていただきます。  二十七年と言ったのは、保安隊になったのが二十七年でございまして、自衛隊は二十九年でございます。  なお、今の竹島につきましても、戦後、我が国が敗戦になりまして、自衛隊ができましたときからも、その時点でもう既に実...全文を見る
○久間国務大臣 自衛隊は、御承知のとおり、国際紛争を解決する手段として戦争を禁じている憲法九条の趣旨からも、実効支配が進んでおるからといって、それに対して実力でもってそれを奪回するというような方途をとるつもりはございませんし、またそれはできないと承知しております。
○久間国務大臣 そのようなことがないように、私どもとしては、国としては、政府としては、対処しなければならないわけでございます。  具体的にミサイルで攻撃された場合どうかといいますと、普通の巡航ミサイルについてはいろいろと対処もできるかもしれませんけれども、弾道ミサイルについては...全文を見る
○久間国務大臣 ここは、航空自衛隊にしましてもスクランブルをかけたり、その他自衛隊の方でやっております。
○久間国務大臣 返還後も米軍の施設として提供しておるということは、やはりそれに入っているからこそ、返還後も米軍施設として尖閣諸島の提供ができているわけでございます。そういうことを考えますと、論理的には、返還してきたときに一たん日本の方に返還をした。だから、それから提供施設として提...全文を見る
○久間国務大臣 アメリカがそれは日本の領土でないということを言っているのならば、それは問題でございますけれども、アメリカ自身はそんなことは言っていないと思います。言っているのは、今中国がそういうことを言っているというふうな話でございまして、これは日中の問題でございまして、日米間で...全文を見る
○久間国務大臣 日米間では、先ほど委員が御指摘になられたように、これは入っているということになりますれば、それをわざわざ合同委員会にかけるまでもないことなのではないでしょうか。
○久間国務大臣 何度も申しておりますように、私どもは、確かに今度のガイドラインというのは、安保条約に基づく安保体制、それに基づく信頼関係をより向上させるために取り組んでおるわけでございますけれども、取り組み方として、今度のガイドラインの場合は、我が国がいわゆる攻撃された場合、それ...全文を見る
○久間国務大臣 私どもは、今度の法律をつくりますときにも、とにかく一番の関心事は、武力行使と一体化しないように、どうやれば法律上も担保できるか、説明上もそれがきちっとできるか、実効上もそれがきちっとできるか、その辺に意を注いできたつもりでございます。  したがいまして、私どもは...全文を見る
○久間国務大臣 外務省が見えていませんので私の方からお答えいたしますけれども、昭和三十五年の解釈が現在まで生きております。  ただ、やはり大平外務大臣が国会でも答弁しておられますが、四十七年ですか、日中共同声明を出した後、この台湾海峡の問題に触れられて、安保条約の運用について配...全文を見る
○久間国務大臣 今回も、私は向こうに行きましたときに言いました。台湾と中国との関係について、とにかく台湾海峡両当事者の問題であるというのは私どもも従来から認識してきているけれども、しかし、同時に、私どもとしては、それは平和的に解決をしてもらいたいということを望んでおるということを...全文を見る
○久間国務大臣 私は一日の日に行きまして、一日の日の午後でございましたか、そういうような日本からの報告は受けました。しかしながら、その問題についてはつまびらかでございませんでしたので、向こうにおる期間中、また、こちらの役所の方も、ほかの省庁も休みだと思いますので、細かくは帰ってか...全文を見る
○久間国務大臣 必ずしも特定の国を意識して言っているわけではございませんけれども、やはり私どもの日本を含むアジア地域はまだまだ平和的環境が構築されたと言い切るにはほど遠い問題が残っておる、そういう認識をしておるところであります。
○久間国務大臣 残念ながら、今回四日間でございますけれども、つまびらかに中国がどういうような施設をつくり、あるいはまた装備をし、武器をつくり、それをまた対外的に輸出しているか、その辺についていろいろと細かいことを見たわけではございません。  これから先、お互いの防衛交流を通じな...全文を見る
○久間国務大臣 その問題については会談のときには申しませんでした。朝鮮の問題は会談で全然出ませんでしたので触れる機会はございませんでしたが、国防大学での質問の中で北朝鮮半島についての質問がございました。  それに答えますときに、今言いましたように、我が国としてもKEDOに協力を...全文を見る
○久間国務大臣 それをもって直ちに違法になるとは考えられません。
○久間国務大臣 先ほどから局長が答えておりますように、それぞれの法律、またそれを受けました例えばそれぞれの条例、これに従って正当な理由があればいいわけでございます。  ただ、今挙げられました条例そのものが、港湾法なりそれに基づいて条例として適切であるかどうか、それはまたそっちの...全文を見る
○久間国務大臣 実行されているかどうかじゃなくて、入っていないわけでございまして、それにかかわらず入ろうとしたときに裁判で争われた例はございませんので、それをもって合法かどうかという判断は、今私どもの方でできるわけではございません。それは、そういう事案になったときに、適切であるの...全文を見る
○久間国務大臣 国是とおっしゃられますけれども、要するにそういう証明書を出さないものは入れないという言い方が現在の法律体系の中で許されるかどうかの問題もあるわけでございまして、国是というのはあくまで国がそういう方針をとっているということでございますけれども、それと同時に、そういう...全文を見る
○久間国務大臣 よく、過去の戦争がやれ侵略戦争であったかどうかとか、いろいろなことが言われますが、そういうような定義とか評価は別としまして、やはり過去の戦争において我が国の軍が侵略をしたという事実はあったと思います。そして、それを受けたそれぞれの国においては、その侵略に対して非常...全文を見る
○久間国務大臣 何事でもそうですけれども、例えばPKO法一つとりましても、大多数の人が賛成でも、反対の人がやはりおられるわけでございます。だから、全部が全部とにかく賛成というわけにはいかないというのはわかりますけれども、できるだけ多くの方に理解してもらいたいという気持ちで各国へも...全文を見る
○久間国務大臣 かねてから何回も申しておりますように、今度の周辺事態は、我が国が直接侵略はされないけれども、我が国の周辺で何かが起きたときに、その状態が我が国の平和と安全にとって重要なことになるかならないか、そういうことで判断をして、そのときに必要な措置をとるということでございま...全文を見る
○久間国務大臣 逆に、私の方から委員に対して、質問は議会上は許されておりませんから、質問という形ではなくて、話をさせていただきたいわけでございますけれども、委員におかれては、我が国を取り巻くこのアジア地域は全く平和な状態になって、何も要らないという状態になっておるか、そういうこと...全文を見る
○久間国務大臣 私は、かなり理解は深まってきていると思います。といいますのは、日米の安保体制があった、米軍がアジア・太平洋地域に十万人のプレゼンスがある、それがまた一つの安定剤として平和が続いてきたという認識は、本音のベースで話しましても、結構各国にあるわけでございます。  そ...全文を見る
05月12日第142回国会 衆議院 安全保障委員会 第9号
議事録を見る
○久間国務大臣 先ほどの石破委員の御質問の中でも、そのような集団的な自己保存のための自然権というのが確立されているのかというような趣旨の内容を含んでいたと思います。  御承知のとおり、個々人の自己保存のための自然権的権利というのは、これは実定法上も確立されております。また、国と...全文を見る
○久間国務大臣 今回の武器の使用は、いわゆる職務遂行のための武器使用ではなくて、個人個人の自然権としての武器の使用であるということは、先ほど述べたとおりでございます。  しかしながら、組織としての武器の使用になるのではないかということについては、これはやはり部隊として、そこにあ...全文を見る
○久間国務大臣 そのように理解しております。
○久間国務大臣 がおっしゃられますように、自己保存的な権利であるからといって、どこまでもやるというわけにはいきませんので、必要最小限の範囲においてやるということははっきりしているわけでございます。  それと同時に、命令によって行うということにしますと、非常にその辺が、あいまいと...全文を見る
○久間国務大臣 幸い、これまでPKOで行っておりましたときに、武器を使用するようなことがございませんでした。これは本当によかったと思いますけれども、これから先、武器使用等が行われることはないとは言えないわけでございます。そのために、こういう必要な改正をするわけでございます。  ...全文を見る
○久間国務大臣 それは、今のシビリアンコントロールの建前でございますから、私どもも十分注意してやっていきたいと思っております。
○久間国務大臣 かねてから申し上げておりますように、周辺事態というのは、我が国の平和と安全に重要な影響があるかどうか、それは総合的に見なければなりませんので、今あのような混乱がいろいろ起きておりますけれども、それをもってして周辺事態になるとはなかなか言いがたいと思いますし、また、...全文を見る
○久間国務大臣 そのとおりでございます。
○久間国務大臣 そのとおりでございます。
○久間国務大臣 PKO法が適用される事態については、そのとおりでございます。
○久間国務大臣 平素からの協力は、いろいろな協力の仕方があろうかと思います。しかしながら、事自衛隊に関して言いますならば、これはやはり自衛隊法できっちり定めていなければならないわけでございまして、今のいわゆるPKO法はちゃんと受け皿としての規定がございます、しかし、自衛隊法ではそ...全文を見る
○久間国務大臣 前回の統一見解がどういう理由で出したかと言われましても、ちょっと言いにくいのですけれども。  武器の使用というのはいわゆる憲法上の武力行使とは違うんだ。しかも、海外に行くわけだけれども、海外に行った場合に、自己保存のための自然権的な、守らなければならない場合にど...全文を見る
○久間国務大臣 それぞれの地域認識とか国際認識、いろいろなことを話したかったのですけれども、残念ながら時間がございませんで、ほとんどそういう話については触れることができませんでした。  北朝鮮についても、あるいはベトナムについても、インドについても、パキスタンについても、準備は...全文を見る
○久間国務大臣 私は特に長崎の出身でございますだけに、いろいろな話題の中で、あなたのところもある意味では被害者ですね、今度の戦争でも全く関係のない人たちが、一般市民が原爆で被害を受けられた、そういう意味では私たちと共通の部分がありますねというようなことを向こうが言ったことはござい...全文を見る
○久間国務大臣 かねてから申しておりますように、その事態が我が国の平和と安全に重要な影響を与えるかどうか、そういうような観点から判断しなければならないわけでございます。  ある国とある国で紛争が起こったからどうだというようなことを仮に言いましても、どういう規模、どういう態様で起...全文を見る
○久間国務大臣 まず委員に御理解賜りたいのですけれども、我が国は国連に加盟している重要な国でございます。その国連が経済制裁等を決めた場合は、それに従って一緒に協力をしなければならないわけでございます。  しかしながら、一方、我が国は憲法九条というのがございまして、やれることとや...全文を見る
○久間国務大臣 それはないわけではない、そういうことは十分考えておりますけれども、なかなかそういうふうにはならないのではないか、そういうふうに思っておるわけでございます。
○久間国務大臣 PKOの場合は、国連からの要請があって、それを受けて実施計画をつくって、それからやっていく、しかも、一定の機関等も国連等から指名されてやっていくわけでございます。しかしながら、周辺事態の場合は、事態の発生の仕方によっては非常に緊急を要する場合その他いろいろあるわけ...全文を見る
○久間国務大臣 私どもは、先ほどから言っていますように、周辺事態の場合、やはり適切に迅速に対処しなければならないからということで法案をまとめましたし、今の時点でもそれが適切な法律であると思っております。  しかしながら、国会の御論議にはやはり耳を傾けていかなければならないわけで...全文を見る
○久間国務大臣 官房長官も私も同じと思いますけれども。  今般、国際平和協力法の見直しを行った結果、国際連合を中心とした国際平和のための努力に対して適切かつ効果的に寄与するため所要の法改正を行うものでありますけれども、その内容は、現在の諸般の状況を踏まえた場合、適切なものと考え...全文を見る
○久間国務大臣 党内で一議員としての議論というのは、私どももいろいろとする場合もございます。しかし、この場では政府に対する質疑でございまして、一個人としての意見を述べるのではなくて、政府組織の長としての意見を述べなければならないわけでございます。  そうしますと、我が国の場合、...全文を見る
○久間国務大臣 だから、先ほどから言っておりますように、防衛庁長官として提言したことはございません。  個人としての判断を求められれば、それなりの意見は申し上げられるわけでございますけれども、この場は防衛庁長官としての立場で発言しているわけでございますから、個人としての考え方を...全文を見る
○久間国務大臣 各党が議論なさって、各党の意見が一致して修正をされたわけでございますから、各党が議論されてこの問題については解決すべき問題でございます。  そのときに、政府自体が求められれば、あの当時と現在の状況はこう違いますよ、行った経験からいってもこうですよ、背景はこうです...全文を見る
○久間国務大臣 それはやっておりませんということを申し上げたわけでございます……(東(祥)委員「やっていない」と呼ぶ)そうです。  ただ、委員が今御指摘になられましたが、仮に、個人として、対談あるいは雑誌の取材という形で求められましたときに、肩書抜きで発言できる場ならともかくと...全文を見る
○久間国務大臣 やってはいけないといいますか、要するに、政府がイニシアチブをとるよりも、院として決めておられるわけでございますから院がイニシアチブをとる、そのために、防衛庁長官として、いろいろな現在の状況、これまでの実績、そういう背景からこれはやってもらいたいという気持ちを述べる...全文を見る
○久間国務大臣 私は、確かに、そういう意味で硬直していると言われればそうかもしれませんが、やはり私は、例えば憲法の改正にしても、これは院が発議するとなっておりますから、これについても政府はつくられた憲法の枠内で行動する、それを変えるというようなことは本来すべきでない、そういう考え...全文を見る
○久間国務大臣 要するに、政策遂行能力というのは、与えられた法律の枠内での政策遂行能力しか行政府はないわけでございます。その与えられた法律が、内閣がお願いしてつくった法律ならば時代に合わないからということで提案できますけれども、これが提案したものに対して、そうではないという意思が...全文を見る
○久間国務大臣 自由党の皆さん方がいろいろな判断をされるときに、そういうふうな問題も含めて、背景がどうなっているか、これで十分な国際貢献ができているかどうか、そういうことについての意見を求められたならば、それに対する意見は私どもとしても述べることはできます。また、自由党に限らず、...全文を見る
○久間国務大臣 今委員がずっと御指摘されてこられました前半の部分はそのとおりだと思いますけれども、一番最後の部分、三十六条、三十七条、要するに、それ以外の場合は上官は撃てと命令してはいかぬ、当たらないように撃てというような、今言われた一番最後のくだりのところは必ずしもそうではない...全文を見る
○久間国務大臣 いや、それだけではなくて、上官の命を待ついとまが本当にない場合、そういう場合は本人の判断だけでやれる。しかしながら、いとまがあってやる場合は、上官の命令とその行為が一体となって武器を使用できる。それによって相手を傷つけることがあっても、それは三十六条、三十七条に該...全文を見る
○久間国務大臣 基本的には、今回の場合も自衛官が自己の生命身体に危害が迫っている場合に武器を使うわけでございまして、ただ、それを混乱を回避するために指揮官の命によってやるというふうにしたわけでございますから、憲法上もあるいはまた法理論上も、前回の問題と比べて今回がけしからぬ、憲法...全文を見る
○久間国務大臣 今のお話を聞きながら、私どもが考えております現在のこの法律、あるいはその前につくられました、今度改正する前の法律も、かなり武器の使用については国連のいわゆるキプロスの例よりも狭められているな、それはやはり立法政策の問題としてそういうふうに……(東中委員「憲法上の問...全文を見る
○久間国務大臣 二十四条の五項というのはそういう趣旨だと思っております。
○久間国務大臣 PKO活動で活動しておられる隊員というのは、空間的にもまた時間的にも非常に幅広いわけでございます。そういう意味で危険にさらされる場合があるわけでございますけれども、絶対に任務中にそういう状態にならないかというと、任務中にあることだってあるわけでございます。  し...全文を見る
○久間国務大臣 それはそういうことはございません。自衛隊法の至るところにいろいろな規定がございますけれども、任務の遂行のためにやむを得ず武器を使うということはあり得るわけでございまして、それは憲法の九条の問題とは別でございます。  憲法九条の武力の行使というのは、何回も言ってい...全文を見る
○久間国務大臣 言っておられる状況がちょっと想像できないからお答えにならないかもしれませんけれども。  いずれにせよ、私どもは、先ほどから言っていますようないわゆる憲法上禁止された武力の行使は、国内であろうと国外であろうと、それはできないということは言えるわけでございます。それ...全文を見る
05月14日第142回国会 衆議院 安全保障委員会 第10号
議事録を見る
○久間国務大臣 あの当時議論をされましたときに、政府の統一見解として出しましたものとしては、今まで国会承認をやっておりますのは、防衛出動とか命令による治安出動とか武力の行使を含むもの、あるいはまた国民の権利義務に直接関係するもの、こういうものがいわゆる自衛隊の活動として法律上国会...全文を見る
○久間国務大臣 ガイドラインの関係で言いますと、とにかく我が国周辺事態の場合は、我が国の平和と安全に重要な影響を及ぼすような事態が我が国の周辺の地域で発生しておる、それに対して適切に、迅速に対処をしなければならないということで政府が行動を起こすわけでございます。しかしながら、そう...全文を見る
○久間国務大臣 防衛庁は、自衛隊法上、緊急事態におきまして、外務大臣から依頼がある場合に在外邦人の輸送を行うことを任務としておるわけでございますから、当然のことながら、平素からこの任務に備えて外務省とも連絡をとり合って、各種の情報収集を行っているところでございます。  最近のイ...全文を見る
○久間国務大臣 そういう御懸念はあろうかと思いますけれども、そのときにその組織体が自分の組織体の目的のために武器を使用する、それが武力行使につながる、こういう場合は委員御指摘のような判断につながっていく問題が発生すると思います。しかしながら、その組織体が目的遂行のために武器を使う...全文を見る
○久間国務大臣 個人の自己保存的な自然権というのはございます。また国家も、国家の個別的自衛権という観念もございますけれども、グループに対してそういうような概念を使った例があるだろうかと思って、実定法上どうかということをいろいろ聞いてみたり探してみたりしたけれども、まだ見つかりませ...全文を見る
○久間国務大臣 発砲事件が今まであっておりませんから、これは国会にもちろん報告もございませんけれども、私は、こういう委員会の場を通じあるいは国会の審議等において、また、それでなくても海外において発砲事件が起きた場合にはマスコミ等で報道されるわけでございますから、国会の方へももちろ...全文を見る
○久間国務大臣 本来はこれは外務省からお答えすべき事柄でありましょうが、お尋ねがありましたので、私の方から答えさせていただきます。  我が国としては、中華人民共和国政府が台湾をめぐる問題は中国人同士の問題として平和的解決を目指している、そういうふうに承知しております。我が国とし...全文を見る
○久間国務大臣 かつてシーレーン防衛という話がございました。これは、我が国がいわゆる武力攻撃を受けた場合に、我が国はどこまで防衛するかということでやったわけでございます。その当時の話でございますけれども。  そういう意味では、今言いましたように、とにかく台湾海峡の問題につきまし...全文を見る
○久間国務大臣 アメリカは、我が国と関係なく、いわゆる台湾関係法という法律も持っておるわけでございます。そういうようなことを考えますと、台湾の問題につきまして我が国と関係なく米中で話し合いが持たれたとしても、それに対して我が国が異議を挟む問題ではないのではないか、そういうふうに思...全文を見る
05月19日第142回国会 衆議院 緊急経済対策に関する特別委員会 第5号
議事録を見る
○久間国務大臣 今度の補正予算の中に七十四億円は盛り込まれております。景気対策になるかどうかですけれども、総合経済対策の一環にはなるというふうに私どもは思っております。
○久間国務大臣 御承知のとおり、基地周辺対策費として防音工事をやっておりますけれども、この防音工事につきましては、まだまだやらなければならないものが結構あるわけでございます。そういうものについては、この際、いわゆる環境対策の一環としてやらせていただくということでございます。  ...全文を見る
○久間国務大臣 名前をわざわざなぜ出さなかったかということでございますけれども、全体の大枠の中では七十四億円、しかも三十二億円と四十二億円でございますから、規模的にも非常に小さいので、ほかの事業の、言うなれば何々等の等に入るような、そういうささやかなものでございますので、あえて柱...全文を見る
○久間国務大臣 私は、何も特例ということではなくて、その時々におきます補正予算の編成方針なり、その要望に沿って認めていただければ組み込んでいけばいいのじゃないか、防衛関係費だから補正で組んではだめだということではなくて、必要性に応じてはやはりやっていくべきじゃないか、そういうふう...全文を見る
○久間国務大臣 五月の十五日に関係閣僚会議を開きまして、インドネシアにおきます邦人の救出といいますか、そういう事態になったときにどうするかということで、やはり万一自衛隊機を派遣するような場合に緊急な対応ができるよう態勢整備をしておくべきだという話が持たれまして、そしてそれを受けま...全文を見る
○久間国務大臣 何かをするときの準備というのは非常にたくさんあるわけでございます。それで、そのうちのどれをとって準備行為として法律要件にするかどうかというのは、これはなかなか議論のあるところだと思います。  したがいまして、現在の法律は、とにかく最終的にこういう目的でこういうこ...全文を見る
○久間国務大臣 一つには、政府専用機は総理がこの間バーミンガムのサミットに出ておるときに使っておった、そういうこともございます。  それと同時に、政府専用機が使えるような状態でございますと、今度の場合、民間機がそのまま運行しておるわけでございます。むしろ、万一のことを考えますと...全文を見る
05月19日第142回国会 参議院 外交・防衛委員会 第16号
議事録を見る
○国務大臣(久間章生君) 現在は民間機で、特に臨時優等も出されまして、それでたくさんの方が帰ってきておられるようでございますから、このまま推移すれば一番いいわけでございますけれども、万一民間機が飛ばないということになります場合等も考えまして外務大臣の方から準備をするようにという依...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 確かにいろんな状況が緊迫してきているのは事実でございまして、四月八日時点と今日と比べますとかなり事態は違ってきているなとは思っております。  しかしながら、先ほども御答弁させていただきましたように、今でも民間機が平穏に定期便も飛んでおるわけでございまし...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 現時点では自衛隊機でなければ脱出ができないというような状況ではないということでございます。一応あすがいわゆる覚せいの記念日ですか、何かそういうことでかなり大きいデモ等があるというようなことでございますから、そういうようなことでどうなるのか。万一に備えてと...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 確かにその辺は自制が必要だと思っております。  したがいまして、今回の場合も外務大臣から依頼の文書をいただきまして、その文面にも百条の八の邦人救出の可能性があるのでということで依頼を受けたわけでございます。したがいまして、私どもとしてはいつでも自分勝手...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほど委員は、残っているから批准がおくれているんじゃないかというお話でございますけれども、逆に私どもは、条約の批准がないと、検討はしますけれども廃棄の着手はできないということでございます。
05月20日第142回国会 参議院 本会議 第28号
議事録を見る
○国務大臣(久間章生君) 自衛隊機による在外邦人等の輸送についてのお尋ねでございますが、外務大臣から、自衛隊法第百条の八の規定に基づき、在インドネシア共和国邦人等の輸送の依頼があった場合に、速やかに輸送を実施し得る体制を確立するため、今般、航空自衛隊の輸送機をシンガポールに移動し...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 高野議員の御質問にお答え申し上げます。  御指摘の事案は、平成六年、調達実施本部の調査において、東洋通信機株式会社からの見積もり資料に適切さを欠く処理がなされていたことにより、多額の原価差異があることが判明し、同社から原価差異額八億七千四百万円の返納を...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 永野議員の御質問にお答え申し上げます。  いわゆる平和維持隊、PKF本体業務の凍結の解除についてのお尋ねでございますが、先ほど総理からも答弁がありましたように、この問題と本法の見直しとは法律上別途規定されておりまして、また、この凍結業務の取り扱いにつき...全文を見る
05月21日第142回国会 参議院 外交・防衛委員会 第17号
議事録を見る
○国務大臣(久間章生君) 昨日も本会議で答弁したとおりでございますけれども、現在も調達実施本部において調査は継続中でありますけれども、これまでのうちの方の調査によりますれば、原価差異額は当時の調達実施本部の担当者の間でさまざまな議論がなされた上で、適切に算定されたものというふうに...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほど言いましたように、私ども原価差異事案対策委員会というのをつくりましてかなり調査をやってまいりました。しかし、既にやめておられる人等もおられますし、そういうふうなこともございまして、なかなかいわゆる強制力といいますか調査能力からいきましても十分でない...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 正直言いまして、私も就任しましてからこの問題が出ましてもう一年になるわけでございます。その間に対策委員会もつくりまして、ヘッドを決めてかなり濃密にやってきておりまして、現在も調査中でございます。  そういうような状況でございますので、これから先も引き続...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今のお話の中で、会費はたしか取っていないと思います。だから、受託業務でやっていると思います。  今まではどちらかというと受けた会社が、一般の民間会社にまで委託するとか自分の会社の人間を使ってやるのと、そういう専門的な財団でやっていくのとどちらがいいかと...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 例えば電気設備なんかを持っているそれぞれの会社が、自分が電気設備の技術者を雇って管理するかどうかというときに、正式な名前は忘れましたけれども、電気保安協会みたいな財団がありまして、そこに全部委託するとか、そういうのは結構ありまして、その財団が利益を出すた...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) この問題については私どももうしばらく研究してみようと思います。おっしゃる意味もよくわかります。
05月27日第142回国会 衆議院 安全保障委員会 第11号
議事録を見る
○久間国務大臣 これは、たびたび言っておりますように、地理的概念ではなくて、我が国周辺の事態で、我が国の平和と安全に重要な影響があるような事態が発生した場合にどう対処するかということを念頭に置ぎながら取りまとめてきたものでございますから、あくまで地理的概念ではないという政府の従来...全文を見る
○久間国務大臣 飛行機の場合は、スピードは速いわけでございますけれども、どうしてもその使用が限定されるわけでございますし、また輸送する人員等も制限があるわけでございます。その分、船の場合、自衛艦も含めまして、速度においては遅いかもしれませんけれども、大量の方々を輸送することができ...全文を見る
○久間国務大臣 防衛庁の内局と制服の中で意見が違っておったわけでもございません。私も含めまして、やはり国の基本任務であります国防の仕事をつかさどる防衛庁は省であってほしい、そういう気持ちはみんなが持っておりましたし、現在もまたそういう気持ちは持っております。  しかしながら、そ...全文を見る
○久間国務大臣 昨年の九月に、調達実施本部の方に原価差異事案対策特別委員会というのをつくりまして、内部調査を進めると同時に、どういう問題点があったのか、そしてまたこれから先どういうふうにすればこういう問題が再発できないようになるのか、それについてその特別委員会でいろいろ調査と同時...全文を見る
○久間国務大臣 中途確定契約があるということは聞いておりませんでした。  ただ、一般確定契約なものだから、一般確定契約というのは、一たん見積もりその他をとって契約すると、そこで契約が成立してしまう、そして、それに基づいて払うと債権債務関係が終わってしまう、そういう説明を受けまし...全文を見る
○久間国務大臣 先ほども言いましたように、あの当時はこの四社事案全体が問題になっておったわけでございます。それと、また申し上げますけれども、結果として、先ほど言われました件数でいきますと、東洋通信機の場合も一五・三%、金額にしたとき三四・八%でございます。ところが、これは今でも、...全文を見る
○久間国務大臣 具体的には事務局から説明させますけれども、それまでの過払いについて、いわゆる和解契約みたいな形で一括返還させたりあるいはまた分割とかいろいろありますけれども、そういうものについてはどの分を返させたとか、そういうことをしてないわけなのです。そういうような状況でござい...全文を見る
○久間国務大臣 中途確定契約からその差額ができたのじゃなくて、それよりもたくさんあります一般確定契約の中からもあるわけでございまして、それがこの四社全体でとにかく六百八十数億あるわけでございます。それは、監査つき契約の百二億についてもありますけれども、全体にもあるわけでございます...全文を見る
○久間国務大臣 あのときは、委員もたしか決算委員会でおられましたので御承知と思いますけれども、この四社事案全体が問題になっておったわけでございます。そして、今おっしゃられますように、確かに、この東洋通信機だけを取り上げてみますと、東洋通信機はいわゆる中途確定契約が比較的高い会社で...全文を見る
○久間国務大臣 確かに、その中に含まれていたということは報告を受けておりませんでしたから、言わなかったのは事実でございます。
○久間国務大臣 先ほど言ったような趣旨でございますけれども、そういうことで先生方に迷惑をかけたとすれば、それは私どもの配慮が本当に足りなかったということだと思います。  ただし、その時点では、件数その他もはっきりしなかったというのは後になってわかったことでございますので、どうか...全文を見る
○久間国務大臣 確かに、過去の問題を追及すると同時に、私どもの立場としては、今後、こういうことが起こらないようにしなければならないわけでございます。そういう意味でもそういう委員会をつくりましたが、またそれを受けて、ことし三月には、それのための具体的な方策について今取り組んでおると...全文を見る
○久間国務大臣 おっしゃるとおりでございます。
○久間国務大臣 不正確という言葉は適切でなかったかもしれません。誤解を与えるおそれがあるのではなかろうか、そういう趣旨でございます。  要するに、周辺事態と極東ないしは極東周辺という地理的概念とを比較して、パラレルで比べるということ自体が果たして適当なものであろうかどうか、そう...全文を見る
○久間国務大臣 この法律あるいはその前のガイドラインもそうですけれども、キーワードとして我が国の平和と安全に重要な影響がある場合、そういうような表現をしているわけでございまして、この「重要な」というキーワードがありますので、いろいろなことを総合的に考えて、我が国の平和と安全に重要...全文を見る
○久間国務大臣 私どもは依頼があれば待機もしておくわけでございますけれども、あの時点ではまだ危険な状態というのは何らございませんで、民間機が飛んでおりますだけではなくて、退避活動といいますか、危険度三とか二とか、そういうものもまだ出されていなかった状況でございましたので、そういう...全文を見る
○久間国務大臣 先ほどの私の考えはそのとおりでございますけれども、先ほど記者に言ったというふうにおっしゃられたのは、前回みたいに沖縄の那覇まで行って待機しておくかという質問に対して、そういうことは考えていないというようなことを言ったこtもございます。それから、今回の場合は、行くに...全文を見る
○久間国務大臣 そういうことはいたしておりません。  やはり在外邦人の保護というのは、外務省設置法上の外務大臣の職務であると思っております。
○久間国務大臣 今回、ガイドラインの問題をいろいろ取りまとめておりまして、その実効性確保を図るための法律等、必要項目等の整理をしております段階で、周辺事態が起きて在外邦人を救出するようなケ−スも多々ある、それについてどうするかという話がだんだん煮詰まってまいりました。  ところ...全文を見る
○久間国務大臣 正直言いまして、その当時は、この問題については私は知りませんでした。正直言いまして、平成八年から九年の五月までは特措法の問題で、とにかく五月十四日をどうやって乗り切るか、そっちの方に防衛庁全体として、施設庁を中心に非常に力を注いでおりました。  たしかこの問題は...全文を見る
○久間国務大臣 東洋通信機の問題は別としまして、防衛庁の場合、特に自衛隊の就職の場合は、各部隊に至るまで、早く、若くしてやめるものですから、地連なんかを通じましてみんなが非常に努力して就職援護活動をやっておるわけでございますね。  だから、むしろそういう形で全国的にお願いをして...全文を見る
○久間国務大臣 巡視船は海上保安庁でございますから、うちの巡視船ではございませんので、何とも私の方から答弁するわけにまいりませんが、C130は、民間機が飛べないような状況の中で、安全の確保という条件が満たされれば、それで可能な限り邦人の救出をしようと思っておりました。
○久間国務大臣 しかし、民間機が定期便も飛んでおりますし、また臨時便にも応じてもらえたわけでございますから、そういう状況の中では努めてそういう形で、在外邦人といいますか、あそこでいいますと、ジャカルタ、インドネシアに在留しておられる邦人の方々がそれによって帰ってこられるというのが...全文を見る
○久間国務大臣 私が言いましたのは、安保条約の解釈といいますか安保条約の考え方、これは昭和三十五年当時の考え方を踏襲しておるわけでございますから、それはわかります。  そして、今度の周辺事態の場合も、周辺事態というのは我が国の平和と安全に重要な影響を与える場合で、しかも、安保条...全文を見る
○久間国務大臣 安保条約に寄与する、そのために活動する米軍でありますけれども、周辺事態という場合で後方地域支援をするわけですから、周辺事態というのは我が国の平和と安全に重要な影響を与える事態が発生している場合でございますから、しかも、そういう場合における活動について後方地域支援を...全文を見る
○久間国務大臣 日本がというのは、日本を代表する日本政府がという意味でございまして、行政権は憲法で内閣に帰属しております。
○久間国務大臣 特別の法律がない限り、内閣が決めます。
○久間国務大臣 米台関係がどうかというのは、それはアメリカの法律かもしれませんけれども、少なくとも今度のガイドラインに基づいて今進めようとしております。辺事態の場合は、そうではなくて、最終的にはおのおのの国が主体的に判断をする。主体的に判断をしながら一致する場合もあるかもしれませ...全文を見る
○久間国務大臣 たびたび言っておりますように、どこの地域、どこの国、そういうのを論議の対象にしているわけじゃございませんで、私どもは、我が国の平和と安全に重要な影響があるかどうか、ある場合には、それはそれに基づいていろいろな手続を経ながらきちんと対処するということでございます。
○久間国務大臣 先ほど外務大臣から答弁がありましたように、私どもは、とにかくアメリカから出てまいりましたいろいろな案を、その前にはいろいろあったと思いますけれども、その案をいろいろと議論しながら詰めまして、そしてその運用所要に基づいて最終的に基本案をつくったわけでございます。 ...全文を見る
○久間国務大臣 沖縄に最終的に私どもの立場で提示しているわけでございますが、その基本案をどういう形で米側に説明をしたか、その資料等については、私の方でも調べてみたいと思います。  そしてまた、私どもは、先ほど言いましたように、アメリカとのいろいろなやりとりはあったかもしれません...全文を見る
○久間国務大臣 外務省のマターかもしれませんけれども、外務大臣ともどもに、私どもとしても、その協定ができておるわけでございますから、それの遵守についてこれからも努力してまいります。
05月28日第142回国会 参議院 外交・防衛委員会 第18号
議事録を見る
○国務大臣(久間章生君) 従来から政府が、このPKO法案のときにもたしか統一見解を出しておると思いますけれども、国民の権利義務に関係するかどうか、それと武力行使を伴うものであるかどうか、こういう観点からこれらは国会の承認に係らしめておるわけでございます。そういうふうに政府は考えて...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そういうことです。
○国務大臣(久間章生君) 国会との関係をどのようにするか、これは立法政策の問題であろうかと思いますけれども、私どもが考えましたのは、周辺事態の対応が武力の行使を含むものではないということ、それから国民の権利義務に直接関係するものではないということ、それから迅速な決定を行う必要性が...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私が先ほど言いましたのは、国民の権利義務に直接関係するものではないと言ったわけでございます。影響することはあろうかと思います、かなり。しかしながら、あの規定からいきましても、協力依頼なりあるいはまた協力を求めるなり、そういう表現にしておりまして、ましてや...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) やはり、政府が決定して実行していることにつきましても、国会としては立法府としていろいろ物は言うべき立場であり、それがまたある意味でのシビリアンコントロールだと思うんです。  ところが、その計画の内容を国会として承認をしてしまいますと、その承認の内容につ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そのようなお考えもあろうかと思います。したがいまして、国会との関係についてどこまでどういうふうに関係を持たせるべきか。政府の責任においてまずやってよろしい、しかしながら事後にその承認を得なさいよと、そういう御意見もそれはあろうかと思います。  しかしな...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今おっしゃいましたように、大量破壊兵器及びその運搬手段たるミサイル、特に弾道ミサイルの拡散が進んでおるということは大変困ることでございます。特に専守防衛ということをやっております日本から見ましたときに、正直言いまして、弾道ミサイルによって攻撃をされるとい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほど冒頭に言いましたように、この弾道ミサイルに対してどうして国民の生命、財産を守るかというようなことについてやはり絶えず関心を持たなければならないわけでございます。  これは今言いましたように、拡散が進んでいるということもございますし、それと、コーエ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 遅浩出国防部長とお会いしましていろんな話をしました。そして、防衛のトップ同士が交流するということは非常にいいことだということでは意見が一致したわけでございます。いろんな話の中で特に新ガイドラインにつきましては、その前に遅浩出国防部長が向こうからお見えにな...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そのとおりでございまして、日本の平和と安全にとって重要な事態が発生したときにこれに対してどうするかであって、これについてどの地域、どの場所、特定の国、地域等を念頭に置きながら従来も議論はしてきていないし、そういうものではございませんというようなことを言っ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 向こうは基本的にはもう従来からの言い方でございまして、新ガイドラインというよりも安保条約の対象として台湾海峡が入る、そういうふうに言われるとそれはおかしいと、主権に対する侵犯であるとまで言う話でございます。それらについて向こうが言うには、とにかく昭和三十...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、そういう言い方じゃございませんで、安保条約の解釈の問題になってきますと、向こうはそう言うかもしれませんけれども日本としては従来からの統一見解等もあるわけでございます。だから私どもとしては、そういう統一見解はありますけれども、その中において現在進めて...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 納得したとは私は言い切れないと思います。というのは、そういう話をされましたから。ただ、そのときに私どもは、日本政府としては台湾海峡を挟む両当事者間、特に中国人同士で平和的に解決していただきたい、そういうような気持ちは持ち続けておるし、多分そういうふうにし...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 議事録を私も読ませていただいたんですけれども、今までの一貫した、そういうあれを変えたというわけじゃなくて、言いたかったのは、安保条約の枠の中だということを強調する表現としてああいう言い方をされたんじゃないかと思って、私どもとしてその立場は変わっていない、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 委員がおっしゃるのはもっともだと思います。PKOの場合は上官の命によることとしましたけれども、この場合は条件がかかっておりまして、五原則等がありますので、そういう今御懸念のようなことにはならないと思います。  今度予定しております。辺事態のときにも、そ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 確かに、今までに武器を使用した例はございません。しかしながら、先ほど事務局長さんからお話があったように、隊員が寝るときに絶えず銃声が聞こえたとか土のうを積んでだれかを立てて寝たとかそういうことはございます。  そして、今言われました、帰ってきた隊員等の...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 百条の八でそういうことができることになっております。要するに、ある行為ができることになっておりますとその前段階としての準備をすることはできるわけでございますので、要するに百条の八を根拠にしてその前のしかるべき準備をしたということでございます。
○国務大臣(久間章生君) いや、類推してということよりも、ある法を根拠に何かをすることができるということになっておりますと、その前のいろんなことはできるということになるわけでございます。  だから、その状況を調べるために人間を派遣することもできますし、そのためにまたいろんな物資...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 法律で何かをすることができるように書くときに、その前に準備するというかいろんなことを全部想定して、すべての行為を全部法定するかどうかはこれはまた立法政策の問題でして、やはり何かすることができるということをやっておる場合に、それ以前の手前のことをやっちゃい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 何度も同じことを言って恐縮でございますけれども、あることができるということがその機能として与えられておりますと、その機能を発揮するためにいろんなことを準備しなけりゃならない場合にはその準備は当然できるというふうに思うわけです。
○国務大臣(久間章生君) 自衛隊機は海外に行ってはいけないという規定がもしあるとすれば、そういう場合だったら問題はいろいろあると思うんですよ。しかし、海外へ行くことは禁止しているわけじゃございませんで、要するに邦人救出に行くというようなことをするために例えば沖縄に待機するかシンガ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私の言葉に不適切な点があったようでございまして、物を言えないなんという表現は、本当にみずからを恥じるわけでございまして、訂正させていただきたいと思います。  ただ、先ほどの委員の質問に対しまして私が述べました意思は、国会が基本計画その他を出して承認した...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 結局そういう具体的な基準はないと思うんです。それで、やっぱりだれしもが見て、客観的に見て、合理的にこれは準備のために行っているということがはっきりするような状況でなければ、全く違うところに飛んでいって準備だと称するわけにいかぬわけでございます。しかしなが...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 罰則はもちろんございませんけれども、政府の責任の問題というのは出てくるわけでございます。そういうことについてやったことが妥当かどうかということでございまして。
○国務大臣(久間章生君) 百条の人そのものが武器の使用を従来前提としておりませんので、現行法でいうならば、その飛行機の中の警務官としての小火器、けん銃ですか、これはありますけれども、それ以外のことは認められておりません。
○国務大臣(久間章生君) この邦人の輸送の場合でも、いろんな事態いろんなケースが違うと思うんです。だから、一つの規則をつくっております。とそれ以外のことはできないということになりますので、それがいいのかどうか。その辺の判断も考えますと、やはり準備のために万全を期すということからい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは外務省からの依頼を受けてやるわけでございますので、今回も外務省からも公文でいただきましたが、どういうふうな形でやったらいいのか。カンボジアのときは全くございませんでしたが、今回はそのマニュアルを一応つくりまして、外務大臣からの正式の文書をいただいて...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) おっしゃるとおり、自制的でなければいけないと思います。特にまた、近隣諸国等に与えるいろんな懸念もないようにしなければならないわけでございます。  したがいまして、自衛隊法では、百条の八でも、外務大臣がそういうのを総合的に判断して防衛庁長官に要請をして、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 地理的概念が含まれておるのは事実でございます、安保条約の中に極東という言葉が入ってきておりますから。しかしながら、極東の平和と安全のためにというときになってまいりますと、その辺の今度は地理的概念も割とどこまでかということになってくるとはっきりしていないわ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 日本の平和と安全のためにという言い方と同じように、極東の平和と安全のためにという言い方になってまいりますと、これは地理的概念だけなんだろうかと。地理的概念も非常にあるかもしれませんけれども、それ以外の要素もその辺は入っているのじゃなかろうかと、そういうよ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 三十五年当時のその統一見解を読ませていただきましても、米軍が活動するのは極東だけではないんだという表現をしているわけです。極東の平和と安全のために活動するというんだから、極東だけでなくてその周辺、だから極東周辺という言葉が出ますけれども、極東周辺という言...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今度のガイドラインは我が国の平和と安全に重要な影響を与える場合でございます。安保条約は、先ほど言いましたように、極東における国際の平和と安全のためにと言っているわけでございますから、そちらの方が広い概念でございまして、私どもは、日本の平和と安全に重要な影...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは現行法の法律のもとでも、個人個人がそう判断してやったということになりますとそれは同じことでございます。それよりも、上官の命に従った方がより客観性は確保できるんじゃないか、そういう気がいたします。  しかしながら、そういう極限の問題としては、現行法...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 確かに今、委員が言われましたように、隊法五十七条も、今回の上官の命によって行動することになるわけですから、適用されることになります。そういう意味では組織立った行動になるわけであります。  しかしながら、これは目的とするのが自己保存的な自然権を守るための...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほど言われました二つのタイプ、aタイプ、bタイプですね。これは確かに国連の活動の中では、よその国はaタイプもbタイプもやれるということになっておりますけれども、我が国の場合はaタイプに限っておるというその問題がございます。  今おっしゃいましたような...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほどから何回も言っておりますように、我が国のPKOの参加に当たりましては、いろんなそういうようなケースもあるからということで五原則の前提を置いて参加するというふうに、あの当時各党間で話をされてこういうような法律ができたわけでございます。それでも先生じゃ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今、現地に行っている皆さん方、またこれまでそれぞれの国に派遣されましたPKOで行かれた皆さん方、それはそれなりに立派に任務も果たして、それなりの評価を得ていると思います。しかしながら、日本がもっとやるべきじゃないかというような意見があるのも私どもは伺うこ...全文を見る
05月29日第142回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第7号
議事録を見る
○国務大臣(久間章生君) この四社事案につきましては、昨年からいろいろと新聞等で出てまいりましたので、うちの方で原価差異事案対策委員会というのをつくりましていろいろ取り組んでまいりました。  そして、その過程においていろいろできるだけ調査をして、どういうことで起きたのか、処理を...全文を見る
06月03日第142回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第11号
議事録を見る
○久間国務大臣 先般もほかの委員会で申し上げましたとおり、今石井議員がおっしゃったとおりの経過でございます。  ただ、先ほども石井議員本人もおっしゃられましたけれども、その当時過払いした金額が幾らを過払いしているのか、それをきちっとした根拠に基づいて取り立てることができないとい...全文を見る
○久間国務大臣 企業側から国に出した資料等はあるわけでございます。しかし、その資料が本物かどうかをチェックする資料がないわけでございます。そういうことで、あの当時、とにかく損益計算書とか、そういう残っている公的な資料をもとにしてはじき出して、やはりこれはおかしいじゃないか。おかし...全文を見る
○久間国務大臣 五年よりも前にそういう過払いはあっただろうということは、これまでの経過からいって、私もそう推定いたします。しかしながら、そのときに、和解契約を結ぼうとするときに、商事の時効も五年でございますから、五年以上前の契約について取れるかどうかという、その辺が判断としてあっ...全文を見る
○久間国務大臣 いや、それはもう委員がおっしゃるとおりでございます。私も、今言ったように、五年よりも前にも過払いがあったのじゃないか、そういう気がしますし、そういうことについてまことにもってけしからぬ、そういう気持ちは全く同じでございますが、ただ、和解契約で取ろうとする場合には、...全文を見る
○久間国務大臣 それはもう本当におっしゃるとおりだと思います。それは、国がそれだけの損害をこうむっているわけでございます。
○久間国務大臣 だから、先ほどから言いましたように、五年以上前にさかのぼって、いつの時点からそういうふうになっておったのか、その問題もあるわけでございますけれども、五年間手前はとにかくこれを回収しなければならないということで、一生懸命やった。そのときですら、その金額が本当に確たる...全文を見る
○久間国務大臣 どの時点で責任があるかということなんでございまして、四年前に、その調査をしたときに責任があるかというと、私はその時点ではないのじゃないかと思っております。
○久間国務大臣 過払いをした時点、あるいはまた、十年前になりますか、五年前になりますか、六年前か知りませんけれども、監査なんかをした場合にも、監査で見逃したというような時点、それぞれのところにおいてそれは全部責任が発生しているからこういう問題が起きているわけでございます。それはも...全文を見る
○久間国務大臣 まず第一点の問題でございますけれども、問題がある会社とやりとりをしておって、その直後にその会社に行くというのは、それはやめられた方が行く分は、その人の識見、経験等を生かすのかもしれませんけれども、少なくとも、今監査をして、その後にその会社に行くというような、そうい...全文を見る
○久間国務大臣 その二十一億何千万かの金額を各四社と決めたというのは事実でございます。しかし、その後にまた何人かが天下ったといいますか、要するにそこの会社の顧問になったというのも事実でございます。  しかし、その両者に因果関係があったかどうか、それについても、私どももいろいろ調...全文を見る
○久間国務大臣 しかし、二十一億数千万という形で決着をしておるわけでございますが、それにかわる数字を算出するだけの根拠、確たるものを私どもは持っていないわけでございます。  そしてこれは、相手の企業に対しても、私ども、その後も調査もし、やってきておりますけれども、これもなかなか...全文を見る
○久間国務大臣 それは内部でもいろいろな検討もしておるわけですけれども、ほとんどの方がやめられてしまっているわけでございます。だから、とにかく、この問題について、そのときの処理の仕方が誤っておったとなれば、またそれなりにどうするのかという方法もありますけれども、それから、とにかく...全文を見る
○久間国務大臣 私どもがこのたび原価差異事案対策特別委員会をつくりましたときは、今委員が御指摘になられましたような問題まで含めてとにかく調査に入ったわけでございます。しかしながら、強制調査その他の力もございませんので、なかなかそこまでいかなかったというようなことでございまして、か...全文を見る
○久間国務大臣 先ほど言いましたように、特別委員会をつくりまして、どういうことからこういうことが発生したのか、そのときどういうふうに処置したのか、これから先はこういうことがないためにはどうすればいいか、こういうふうに分けながらやっているわけです。  そして、今言われましたような...全文を見る
06月04日第142回国会 参議院 外交・防衛委員会 第20号
議事録を見る
○国務大臣(久間章生君) その当時の議論をすべてつまびらかに私把握していないかもしれませんけれども、やはり考えますに、PKOに参加しております部隊の隊員の場合、通常の職務の遂行に関して武器を使用するようなケースにぶつかるというよりも、むしろ空間的にもまた地域的にもそれぞれの、例え...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 議事録は読んでおります。議事録は読んでおりますけれども、そのときのあれをすべて、当時の長官の発言なりなんなりも読んでおりますけれども、全部熟知しているわけじゃございませんで、その言葉の端々に出てきている中からいろいろと推測はしておるわけでございます。しか...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) PKOは、御承知のとおり五原則に基づいてやっておるわけでございます。そういうことで、国家的組織を相手に戦うというようなことはまず考えられない。そういうようなことから、そういう問題は起こってこないというふうに思っております。  確かに、今おっしゃられまし...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) ちょっとかみ砕いでわかりやすく言えば、こういうことでございます。  例えば、今ゴラン高原に行っておる。そのゴラン高原に行っているときに、司令部要員というのがおります。それと輸送業務をやっているのがおります。輸送業務をやっておるのが二人乗っておって、それ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 責任問題というのがどういう意味で言われているのか私自身もよくわからないわけでございますが、実を言いますと、この問題が発生しまして、私が就任して一応新しい人事が終わりましてから新しいスタッフで、この問題が話題になってまいりましたので原価差異事案対策特別委員...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今、御承知のとおりいろんな報道等がされております。そして、そういう問題につきましては私どもも真剣に取り組んでおりますけれども、そういうことについてもはっきりした事実関係といいますか、そこまでのことについてまだ突きとめることもできていないわけでございます。...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そういうような事実関係はなかなかつかめていないわけでございます。そういうことについてぜひ御理解賜りたいと思います。
○国務大臣(久間章生君) 今度のガイドラインは、御承知のとおり、防衛計画の大綱あるいはまた日米安保共同宣言を踏まえての指針でございますけれども、この防衛大綱あるいはまた日米安保共同宣言におきましても、いわゆる冷戦後でありますけれども、核の拡散あるいはまた大量破壊兵器とか、それから...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは、従来からこの弾道ミサイル防衛をどうするかということは非常に大事な問題でございます。  確かに、我が国みたいな専守防衛の国にとりまして、弾道ミサイルに対してそれを防止するすべがないということになりますと、本当に打つ手がないわけでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今回の改正によりましても今度の武器の使用の目的自体は変わっていないわけでございまして、前に何回も言っておりますとおり、個人の生命、身体、これを防護するための自然権的権利を守るために行う。ただ、それを統率された上官の命によって行うことが混乱を回避し、ないし...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 何度も申しておりますように自衛官が、あるいはこの場合は自衛官じゃございませんが、自衛隊でございますけれども、一応国際平和協力隊として派遣されているその隊員が、自己または一緒におる隊員を守るためにどうするかというようなときに、とにかく守る武器を使用させない...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それはその前提とする議論がいろいろあって、ゲリラが襲ってきた、あるいは山賊、匪賊が襲ってきた、そういう場合と、同じゲリラでもその地域を統括するようなゲリラが襲ってきた、そういうのと交戦する場合にどうかこうかというような議論がたしかあったと思います。そうい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) さっきから何回も言っておりますように、五原則に基づいて出かけておる、そういう議論の上に立っていろんな議論をしておるわけでございます。  しかしながら、委員がおっしゃるのは、とにかくそういう場合でも理論的にそういうケースはないのかというふうに言われますと...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 一般に武力の行使という言葉を使っております場合、私どもが武力の行使という言葉を使う場合は憲法九条を意識しながら使っておりまして、自衛隊法上も武力の行使というのはそういう場合に限定しておりますから、武力の行使と言わずに、それを武器の使用というふうに変えて使...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほども言いましたように、こういう場合にどうするかという究極の場合を言われたからあれですけれども、今言われましたような五原則が守られているような状況の場合、そういう場合に国際的な武力紛争の一環としての戦闘行為であると言えるかどうか、そこのところで一つ区分...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) あくまで政府としてはこのPKO五原則に基づいてPKOは派遣して実施しておるわけでございまして、PKO法二十四条三項の要件が必要であることは言うまでもございません。したがいまして、二十四条三項の要件がちゃんと守られておるというふうに私どもは理解しております...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほど私が答弁した中で引用した条項が間違っておりましたので、その点については条項を撤回させていただきます。
○国務大臣(久間章生君) 政府としては、御承知のとおりこの法律をPKFを含めて提案したわけでございますが、参議院の方で修正がなされまして凍結になったわけでございます。その後、国会の御論議等も政府の立場で眺めておりますけれども、まだこの問題についてはいろいろ議論があって幅広く検討す...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) この凍結をされております附則と今度の見直しの規定とは一応別建てになっておるわけでございまして、期間が過ぎておるからと言われるのはこの見直しの方の規定でございまして、それに基づく今度の改正を出しておりますけれども、それ自体はちょっと時間がかかったんじゃない...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今、委員御指摘の問題は確かに、組織が特に国から外に行っている場合にそこに起きた犯罪についてどうするかについては、立法論としては議論しなければならない問題かと思います。  しかしながら、従来の行っております実績というのはPKOでございますし、PKOにおい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私としましても、国連の一員であります日本が国連の活動としてのPKO、本体業務を含めましてPKOにはやはり積極的に活動すべきだと思っております。  しかしながら、御承知のとおり我が国は憲法九条で武力の行使をしないということで禁止しておりますので、それとの...全文を見る
06月05日第142回国会 衆議院 安全保障委員会 第12号
議事録を見る
○久間国務大臣 普天間飛行場の返還を日米間で協議しますときに、普天間飛行場の持っております現在の機能を維持するという前提で計画を進めました。そういうようなこともございまして、今持っております普天間飛行場を、県外に飛行場のみを移転するということは機能を維持するというわけにもまいりま...全文を見る
○久間国務大臣 地方分権推進委員会が地方の事務と国の事務とをいろいろと整理されまして、国に係るものについては国がやる、地方自治体独自のものについては地方自治体にやる、しかしながら、国がやる仕事で地方自治体にやってもらう必要があるものについては法定受託事務という形で整理をされまして...全文を見る
○久間国務大臣 私どもとしましても、地方の皆さん方の意見をできるだけ反映すべく、そのようなことは心がけなければなりませんけれども、制度として、国全体としてつくる場合には、どうしても公平にやらなければならない点もございまして、その答申をやはり最大限に尊重するという政府の立場を現在の...全文を見る
○久間国務大臣 昨年、これが問題になってまいりましたときに、今委員が御指摘になりましたような角度からも、私は、新しくつくりました対策委員会の方に話をしました。しかしながら、そういう目で見ていきましても、そのときの決めたことが、今言いましたように、例えば人事も含めましてバーターでや...全文を見る
○久間国務大臣 過払いした分を取り返そうとするときに、その金額等について折衝をして、そして一種の和解契約と思える覚書でその金を取り返すことにした、それは一つの事実でございます。だから、これは契約の性質からいったら和解契約だと思います。  今人事を云々という話がございましたけれど...全文を見る
○久間国務大臣 常識でとおっしゃいますけれども、推測で物を言うわけにまいりません。  私どもとしては、そういうようなバーターで行われたという事実を報告も受けていませんし、今調査もしておりますけれども、そういう事実をつかんでおりませんので、そういうのを前提にして、こういう公式の場...全文を見る
○久間国務大臣 昨年、この問題が起きましたときに、実を言いますと、大蔵省の問題等も起きておりましたから、私どもはゴルフの接待等まで含めましていろいろな調査をやっております。しかしながら、そういうような中で、今委員が御指摘になりましたようないろいろな問題等が出ていない。要するに、私...全文を見る
○久間国務大臣 問題になるようなことはなかったという報告を受けております。
○久間国務大臣 先ほど述べられましたことは全部やめられた後の話でございまして、新聞報道等に出ているわけでございます。  私どもは、現在おる職員あるいはその当時からかかわっておった職員、そういう人たちについてそういう事実があるかどうかについては、やはり調べなければなりませんので、...全文を見る
○久間国務大臣 交渉に当たって、だれとだれがどういうふうにしてこの問題に当たっていったか、それは委員のおっしゃるとおりでございます。その辺の問題につきましては、私どももまた報告を徴して、またしかるべき措置をしたいと思います。
06月05日第142回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第12号
議事録を見る
○国務大臣(久間章生君) 今回は前回の後にマニュアルをつくっておりましたので、外務大臣名で防衛庁長官あてに……
○国務大臣(久間章生君) いや、今回のことを言われましたから、今回はそういうことで公文でもらいました。そして、今回の件について総理は事実上の指導はされておりますけれども、その準備行為については外務大臣から依頼を受けております。したがいまして、今度は閣議決定等をしておりませんのは、...全文を見る
06月12日第142回国会 衆議院 予算委員会 第35号
議事録を見る
○久間国務大臣 先ほどからお話がございましたが、調達実施本部のこの問題につきましては、私どもとしましても、実は昨年九月に差額事案対策委員会というのをつくりまして、ずっと調査をしてきているわけでございます。現在もまだやっておりますけれども、それに基づいて、どういう経緯の中でこの問題...全文を見る
○久間国務大臣 国損を与えたといいますか、要するに、五年前までさかのぼって、これだけは取り返しができるということで、要するに時効にもなっていないから取り返しができるということでやったわけでございまして、その当時、だから五年以上前にさかのぼっては調査をしていないわけでございます。 ...全文を見る
○久間国務大臣 覚書につきましては、先ほど局長が言いましたように、これはあくまで相手方との覚書でございますから、相手の了解なしに出すわけにはまいりません。  しかしながら、八億七千万という金が返ったかどうかについては、それは確たるものを示さないといけないわけでございますので、そ...全文を見る
○久間国務大臣 この事案を私どもも本当に真剣にいろいろと調査をやってまいりましたし、現在もやっております。  そして、その場合には、今委員が御指摘になられましたような、そういうようなことまで視野に入れてやってまいりましたけれども、そういうようなことはつかんでいないだけに、私は、...全文を見る
○久間国務大臣 過払いの事件が起きたのも事実でございます。また、それをどうやっていわゆる取り返すかということで整理して、取り返したのも事実でございます。しかしながら、その当時のそういうやり方が適切であったかどうかについて、今言われるようなそういう疑惑を持たれているのも事実でござい...全文を見る
06月17日第142回国会 参議院 予算委員会 第21号
議事録を見る
○国務大臣(久間章生君) 自衛隊は、御承知のとおり、我が国の方針に従ってやっておるわけでございますから、非核三原則に基づいて核は持たないということでやっておりますし、憲法上の、法理論の問題とまた違って現実問題としてどうするかと言われますと、私どもも非核三原則をきっちり守りながらや...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほどから申し上げておりますように、法律の理論上どうかという問題と、我が国としてそういうことを持つか持たないか、これはやはりまた別の話でございまして、我が国の政府としては従来から非核三原則を遵守するといいますか、そういうことで持たないということを言ってお...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これまでの日米安保共同宣言あるいは今度のガイドライン等でも、米国のいわゆる核抑止力を保持するということは文章でも述べているところでございまして、そういう意味では、それをもって米国の核の傘の下にあるというふうに言えるのじゃないかと思います。
○国務大臣(久間章生君) アメリカ側に向こうの文献としてあるかどうかはわかりませんけれども、日米安保共同宣言あるいは今度のガイドライン、両方が取り決めた共同宣言の中にそういうたぐいの表現がしてあるということは、これは両方でそれを認め合っているということだと思います。
○国務大臣(久間章生君) 先ほどから述べましたように、新しい防衛大綱をつくりますときも、あるいはまたその後の日米安保共同宣言、そういう場合におきましても、核兵器及びその運搬手段であるミサイル等の拡散が非常に進んでおる、それで非常に不安定、不透明な時代になっておるということを前提に...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私どもは、このたびの判決をよく検討させていただきまして、そして厚木基地の最高裁判決の枠組み等に沿うものでございますから、総合的な観点から上告を行わないことにしたわけでございます。  いずれにしましても、今度の判決で言われておりますように、周辺住民の方々...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 委員も御承知のとおり、違法状態であると、そこまで言えるのかどうか、飛行の差しとめ等はしなかったわけでございます。要するに、その周辺住民の方々が生活するには騒音等が受忍限度を超えておるというような判決を示したわけでございますので、私どもとしてはその内容に沿...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私どもは、周辺事態安全確保法その他いわゆるガイドラインの実効性確保を図るための法律案等につきまして、四月の末に閣議決定して国会に提出しているわけでございますけれども、その後審議が行われないで、いよいよ会期末になったわけでございます。私どもとしては、非常に...全文を見る