久間章生

きゅうまふみお



当選回数回

久間章生の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月23日第164回国会 衆議院 本会議 第2号
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○久間章生君 自由民主党を代表して、小泉総理の施政方針演説を受けまして、総理初め関係閣僚に質問をいたします。(拍手)  まず、質問に先立ち、昨年の十二月二十五日、東日本旅客鉄道株式会社羽越線における列車脱線事故で、不幸にも亡くなられました五名の方に心から哀悼の意を表しますととも...全文を見る
10月10日第165回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○久間国務大臣 いや、私はテレビで知ったと言ったわけじゃございませんで、私は、大阪空港に着いたときに、そこで秘書官からの連絡を受けたわけであります。したがいまして、私が羽田空港を飛び立った後、大阪空港に着くまでの間、その間に連絡が私にとれなかったのは事実でございます。  それか...全文を見る
○久間国務大臣 政務で大阪に行く予定をしておりましたので、その出発までには連絡がございませんでしたので、その間、大阪に向かって飛行機に乗ったわけであります。
○久間国務大臣 今回の核実験が行われて、その成果がどうだったのか、これらにつきましては、まだ断定的に申し上げることはできませんで、関係各国といろいろな情報の交換をしているところであります。  それと、今委員がおっしゃられました、いわゆる小型化して弾頭化する、その技術はどうかとい...全文を見る
○久間国務大臣 国交大臣がお見えになっておりませんけれども、気象庁の方は、そういうような情報を得て、ウィーンでそれを包括的に報告をしてまとめるということになっておりますけれども、国内のそれを気象庁の方にどういうふうに集約するかは、私の方では今のところつかんでおりません。
10月11日第165回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(久間章生君) 日ごろから防衛庁としましては警戒監視態勢をやっておりますけれども、それを強化して、特に情報の収集には、各部隊はもちろんでございますけれども、米軍との情報交換を密にしながら抜かりないように情報の収集に努めてきたところであります。  そういうことで、防衛庁...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 空気中のちりを集めたときに、それに放射能が含まれているかどうか、これは分かるわけであります。  ただ、それ以前の、自然界にもちりはありますから、それ以前の今まで集めた数値と違っているかどうかは、やはり同じような状態で取ってなきゃならないので、それで政府...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 自衛隊の場合は法律に基づいて行動しなければなりませんから、周辺事態と認定された場合には船舶検査活動法は適用されますけれども、今の段階で周辺事態とはなかなか認定できないんじゃないかと思います。そうすると、それではやれない。海上の秩序維持のための海上警備行動...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 正直言いまして、我が国は終戦後、集団的自衛権と個別的自衛権と二つに峻別してしまって、その間の連続がないような形に従来から政府解釈を内閣法制局がしてしまったわけですね。果たしてそのグレーゾーンは本当にないのかなと、そういうような気持ちを私は正直言って持って...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 皆様方も御承知でしょうけれども、我々は政府の一員であると同時にまた党の一員でもございます。したがいまして、休日の場合には、いろんな党務で、大会があって講演をすることもございますし、またいろんな政治活動をするわけでございます。  まあ、具体的に答弁しよう...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 防衛庁長官は大変大事なポストでございますから、絶えず危機管理に対する意識を持っておらなければなりませんが、やっぱり組織でございますから、そこの場を離れることはあるわけでありまして、それで、確かにあるかもしれないという情報はございましたけれども、その日にあ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 党としては党として大事な行動はあるわけでありますから、それはまた判断が別と思います。長官としてそれを、自分の代理を立てるのとどちらがいいかという、そういう状況で、そして、その日のその時間帯にあるかどうかというのが不確かな状態なんですよ。だから、そういう状...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは、第一義的には海上保安庁でございますけれども、平成十一年の例もございまして、その後、共同マニュアルを作りまして机上訓練等もやっておりまして、絶えず連携を図っておりますから、海上保安庁で対応できないという事案になりましたら、海上警備行動といいますか、...全文を見る
10月12日第165回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(久間章生君) その法律が適用される場合はそのとおりでございます。
○国務大臣(久間章生君) そのまま放置しますと我が国の平和と安全に重要な影響を与える場合でございます。それを周辺事態として定義しております。
○国務大臣(久間章生君) 現在の状態のままで周辺事態かと言われますと、それはそのままでは周辺事態にならないと思います。しかしながら、国連がこれから先決議を、どのような決議になるか分かりませんけれども、国連が決議をして、その後の対応いかんによっては周辺事態が発生することはあり得ます...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 例えば、北朝鮮の船が、あるいはよその国の船が北朝鮮から核物質を積んでよそに運び出そうとしている状態があったとして、そういう状態の中で、我が国が国連決議があったからといって周辺事態でそれを直ちに臨検できるかと言われますと、そこは難しいんじゃないかと。しかし...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 現在の状態で直ちにそういう周辺事態が発生しているかというと、そうでないわけでございます。しかしながら、これから先国連が決議をして、その国連の決議に従って各国が動き出したときに、それに対してまたどういうような事態が推移するか分からない。そのときに我が国がそ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 国際法上は軍艦として認められております。  ただ、今委員がおっしゃられましたけれども、国連海洋法条約では臨検ができる場合は非常に限定されておりまして、経済制裁についてはその対象になっておりませんので、念のために。
○国務大臣(久間章生君) 自衛隊がどこまでできるか、また自衛隊にどこまでやらせるかというのは、この国会内でいろんな議論がございまして、そして周辺事態に認定があった場合に初めて行うという、そういうことになっておりますし、一般法としては自衛隊法の八十二条で海上警備行動としての行動、こ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) その当時の議論は軍艦と船舶との話でございまして、この臨検といういわゆる経済制裁を伴うような、こういうような検査活動じゃなかったわけであります。  その後、当院でもそうですけれども、いわゆる船舶検査を周辺事態のときどうするかということで、周辺事態法は先に...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは今までも携わってまいりましたので、私からその経緯も言いますけれども、これは民主党さんだけではなくてほかの党の皆さん方との議論の中でも、要するに憲法九条との関係があって、いわゆる臨検の場合にどこまでやれるか、どこまで許すか、そういう議論が非常になされ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 核実験を行ったというだけでその「等」に含めろというのは少し無理な解釈かもしれませんが、法律を適用するに当たっては、いろんな意見を聞きながら幅広く適用できる余地を残しておきたいという気持ちはないわけじゃございませんが、かといって、拡大をしてウイングを広げる...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 従来から我が国は、盾は使うけれども矛は持たないというようなことから、日米安保条約を結んで、そのまた日米同盟関係を、コミットメントを高めてきておるわけでございますから、やはり原則的には敵地まで行って攻撃するのは米軍にやってもらうという、そういう姿勢はやはり...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 北朝鮮を例に取っていいますと、北朝鮮の持っている、今まで開発してきたのがスカッドという、これの今持っているのはスカッドB、スカッドCということですけれども、これは三百キロあるいは五百キロの距離を飛ぶミサイルでございまして、これを中東その他に売って稼いでい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今言いましたように二種類のやつがあるわけでございますけれども、これにつきまして、平成十六年度から予算化されまして、二十三年度まで八年間掛かって整備することにいたしておりまして、PAC3については、これを四個高射群、大体十六個隊配備するということで、一番早...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほども言いましたように、ミサイル防衛等新たな防衛費が要るわけでございますから、その分やはりできるだけ切り詰めなければなりません。ましてや今ずっと歳出削減で抑えてきておりますから、その中でそういう捻出をしていかなければなりませんので、大変厳しいわけでござ...全文を見る
10月13日第165回国会 衆議院 本会議 第7号
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○国務大臣(久間章生君) 山口議員にお答えをいたします。  まず、インド洋での海上自衛隊の活動の内容及び経費についてお尋ねがありました。  現在、インド洋においては、海上自衛隊の補給艦一隻及び護衛艦一隻が、海上阻止活動に参加している米国等の艦船に対し、艦船用燃料や水等の補給な...全文を見る
10月16日第165回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○久間国務大臣 まず、自衛隊が補給活動を行っている地域というのは、戦闘地域を避けて、戦闘が起こらないであろう、そういう蓋然性が高いところでやっております関係上、それほどの重装備でないかもしれませんが、しかしながら、絶えず情報を把握しながら、いざというときには対抗できるような最低限...全文を見る
○久間国務大臣 まず御理解賜りたいのは、あそこで海上阻止活動を各国がやっておる、そういうことで、武器弾薬の輸送なりあるいはアルカイダの兵士等の移動が阻止されておる、そこが最大の成果だと思うわけであります。  具体的に、今言われました武器弾薬あるいは麻薬とか、そういうような量的な...全文を見る
○久間国務大臣 先日の参議院の予算委員会でもこれに似た話があったわけでございますが、我が国は、昔からといいますか、要するに、戦後、集団的自衛権、個別的自衛権というふうに二つに非常に峻別してしまって、全くそのどちらかに属するんだ、そして、こちらに属する場合は武力行使はできないという...全文を見る
○久間国務大臣 情報の提供が武力行使と一体化するかどうかというのは、かねがね、この委員会でも院でも議論されたことでございますけれども、従来から、情報の提供はそれそのものが武力行使の一体化にはならない。  ただ、情報の提供といっても、その情報の提供で、角度、北緯何度何分を撃てとい...全文を見る
○久間国務大臣 これは、AWACSにしてもそうですけれども、データリンクシステムというのは、絶えず連絡をより密にするためにはどうしたらいいかというようなことで研究こそすれ、これをだんだん切るようなことにはならないと思います。
○久間国務大臣 この法律をつくった当時の経緯を御想起願いたいんですけれども、アメリカが攻撃をされた、そしてアメリカは、自衛のために、これはアルカイダと戦ってでもテロを撲滅せぬといかぬということでやり始めた。  日本の場合も、もし日本がああいう攻撃を受けたとしたならば日本独自でや...全文を見る
○久間国務大臣 この法律もそうですけれども、すべてのほかの法律もそうですが、海外に出かける場合は我が国の防衛上支障のない限度においてということになっておりますから、我が国の防衛が最優先されるわけでございます。  そちらの方が抜き差しならない状況になったときには、これはおのずから...全文を見る
○久間国務大臣 誤解されないように。  周辺事態の認定があったからといって直ちにじゃなくて、我が国の防衛上、そちらが最優先、そういう前提に立ったときに判断した場合に、そこはまた次の判断が入るということでございまして、周辺事態の認定があったら直ちに撤収だ、そういうことにはならない...全文を見る
○久間国務大臣 恒久法があって、それに基づいて出られるということになりますと、緊急の場合は非常にいいわけであります。ただ、恒久法をつくりますときに、特にこのテロ特措法、これだけが、ほかの派遣と比べてやや趣を異にしているわけですね。  アメリカの言うなれば自衛のための戦争だけれど...全文を見る
○久間国務大臣 あのような国連決議が出たことは大変ありがたいことでございまして、それを受けて我が国がどういう形で協力していくか、これを政府として詰めていかなければならないのだと思っております。  まず、そういう意味では我が国がどういうことをやるのか、船舶検査は我が国自身がやるの...全文を見る
○久間国務大臣 こういう時期であればあるほど、何ができるのか、何が効果的なのか、最終的にはどういう形でおさめるように持っていったらいいのか、そういうことについてやはり冷静に判断しながら、一番適切な方法を講じるように努力していきたいと思っております。
○久間国務大臣 各国がそのようにして参加しておる阻止活動に自衛隊が油を補給するために補給艦を派遣して、またそれに対する必要な艦を派遣して、そういうようなことの援助を行っているところであります。
○久間国務大臣 自衛隊は直接、阻止活動には参加しておりませんから、そういうような検査はやっておりません。
○久間国務大臣 参加各国が、どういうような内容だったかはわかりませんけれども、少なくとも、自衛隊が武器を使用しなければならないようなそういう状況は、今までのところ発生しておりません。
○久間国務大臣 一般的に臨検という場合は、国連海洋法条約に基づく場合は海賊かあるいは奴隷船を対象にしているわけですね。それ以外の場合の臨検というのは、戦時状況にあって、敵対する艦同士が相手の船舶を拿捕したりあるいはまた破壊したりする、そういうような状況の中で行われます。  とこ...全文を見る
○久間国務大臣 我が国の場合の船舶検査につきましては、先般通りました船舶検査法に基づいて行われる場合が船舶検査でございます。  それと、臨検という場合には、我が国の場合は、臨検という概念に相当するのは、防衛出動するような状況になって戦闘状態に入った場合にはそれはあるかもしれませ...全文を見る
○久間国務大臣 我が国の場合は、船舶検査法をつくるときに、とにかく強制力を持たせない、現在の九条との絡みもあってそれはしない、そういうような縛りを強くかけておりますから、いずれにせよ、強制力を伴わない、そういうようなのが今の現況でございます。
○久間国務大臣 諸外国はよくわかりませんけれども、先ほど言いましたように、かなり強権的に、もし停船しなかったならば、例えばスクリューを壊してでもとめさせるとか、そういうことができる国もございます。  そういう点では、我が国の場合は、そういうこともできない。そういう武力の行使、威...全文を見る
○久間国務大臣 私どもが理解しておりますのは、今度の決議は各国の国内法に従ってという縛りがあるやに聞いておりますので、そういう点では、我が国はあくまで我が国の国内法に従って行動する、そういうことをすべきであると思っております。
○久間国務大臣 私をヘッドとする対策本部をつくっておりますけれども、今の段階では、いわゆる情報収集、分析、そういった方面に力を割いているわけでございまして、具体的にそれ以外の分野で今みたいな話を含めて特別な措置はとっておりません。
○久間国務大臣 事態というのは瞬時瞬時に変わっていくわけでございまして、ああいう決議が出た後、またどういうふうに事態が推移するか、それもきちんと把握しなければなりませんが、今のこの時点で直ちに周辺事態であるという認定を行うまでには至ってないということでございまして、これから先、い...全文を見る
○久間国務大臣 ともかく先般ミサイルを、ああいう実験というか発射を行った、運搬手段としてミサイルを持っていますよということを実証してみせたわけですね。そして、今度は新たな挑戦として核実験をやったと発表した。この二つを考え合わせますと、これは我が国にとってはゆゆしきことでありまして...全文を見る
○久間国務大臣 今言われた、戦略上大きな変化はないというふうな、そういうのを防衛庁として言ったわけでしょうか。  やはりこれはゆゆしきことだと思って、先ほど言いましたように、もちろん情報収集、分析をやっておりますし、それと同時に警備の強化もやっておりますし、どういう事態が発生す...全文を見る
○久間国務大臣 必ずしもそういうように限定する必要はなくて、各国がテロとの闘いからもう手を引いて、海上阻止行動をしないという国がどんどん出てくるような、そういう状況になってきた場合には、それほどの必要性がないんじゃないかなと我が国も判断していいんじゃないかと思うわけであります。 ...全文を見る
○久間国務大臣 その当時の認識が甘かったんじゃないかとおっしゃられますけれども、あのときは与党、野党一緒になっていろいろな議論をして、法律を二年という限時法で出したわけでありまして、そのときはみんな、二年の法律で一応いいんじゃないかというような判断があったわけであります。中身につ...全文を見る
○久間国務大臣 イラク特措法は、先ほども言いましたように、いわゆる軍事のためにアメリカが行動するのを応援するのではなくて、戦時の復興という、そういう観点からの要請にこたえてイラク特措法はつくったわけでございます。そうすると、自衛隊が行かなくても、自衛隊以外の形でイラクの復興につい...全文を見る
○久間国務大臣 先ほどの他の委員の質問にも答えたわけでございますけれども、インド洋に派遣している自衛隊は、我が国の防衛上支障のない限度においてやることになっておりますから、防衛上支障が出てくるということになれば、それは撤収ということもあり得るわけでございますけれども、今その決断を...全文を見る
○久間国務大臣 これは、最初現地で調達するときに入札でやっていたわけでございますけれども、それは決して談合とかなんとかじゃなくて、艦船用の軽油というのはあの地域で需要が非常に限られている、そういうようなことから、やはりこちらの日本国内と比べて割高だったわけですけれども、それはやむ...全文を見る
○久間国務大臣 即応性あるいは確実性、いろいろな観点からやらなきゃなりません。しかしながら、今委員がまたこの場でも指摘されましたので、私も、まだ就任して具体的に、現地のその価格のものが現地自体でどうなのか、その辺についてまだつまびらかに承知しておりませんので、またその辺については...全文を見る
○久間国務大臣 この種のものはなかなか基準をつくるというのができないわけでございまして、その辺は総合的に判断せざるを得ないわけであります。前回延長するときに、二年を二年じゃなくて一年にしたのも、まあその範囲内で終わる可能性もあるんじゃないかということで、多分国会との関係でも一年に...全文を見る
○久間国務大臣 二年延長じゃなくて一年延長をするということは、一年以内でほぼ終えるだろうという見通しでやはり出すわけでございます。ところが、そのときの状況でそうならない場合だって絶対ないとは言えないものですから、一年以内に撤収するのかという御返答をするわけにいかぬということを言っ...全文を見る
○久間国務大臣 後から官房長官がお答えになるかもしれませんけれども、テロとの闘いで、海上阻止活動によって資金力を抑え込むというのは、これはやはり大きいと思うんですね。麻薬とか武器の輸出等々あわせまして、麻薬なんかはやはり資金力になる可能性がありますから、そういう点では、海上阻止行...全文を見る
○久間国務大臣 武器弾薬の提供は、原則としてすべて外しているはずであります。というのは、先ほどのテロ特措法もそうですし、イラクの場合もそうですけれども、いろいろな議論の中で、武器についてはアメリカがそういう要求をまずしないわけです。アメリカというところは、自分が使う武器を人からも...全文を見る
○久間国務大臣 そういうようなことから、輸送については可能であります。
○久間国務大臣 ACSAによる役務の提供は、あのときの議論では、法律で、ここでこういうことができますとやったものについてはその都度一々協定を変えなくてやれるようにしようということで、包括的な協定になったわけであります。したがいまして、法律上は、イラクの場合、テロ特措法の場合、でき...全文を見る
○久間国務大臣 ACSAは、日本政府がやれるかやれないかをACSAで決めているわけですから、要請が仮にあったとしても、それをお断りしますよということは言えるわけですね。だから、そういう点で実施要項で運ばないというふうになっていれば、それについてはだめですよという話をするし、もし日...全文を見る
○久間国務大臣 イラクの場合は人道支援と安全確保支援と二つありますけれども、どっちも同じように、実施要項で同じような扱いにしておりますから、片一方がよくて片一方が悪いとは今やっていないわけです。だから、もし、先生の言われるように安全確保支援法でやろうとした場合でも、実施要項を変え...全文を見る
○久間国務大臣 日米関係というのは、そんなふうに、一方がこれをやれと言ったら、はい、やりますというふうなことじゃなくて、もっと親密な間柄になっているわけでございますから、要請する前に、実際どうかというようなことでいろいろ下打ち合わせをするわけでありまして、我が国は我が国のいろいろ...全文を見る
○久間国務大臣 個別の法律で、具体的な役務の提供とかそういうことができるような根拠規定が書いてなければ自動的には読み込めないわけですから、どういう法律が書かれているかですけれども、防衛庁の省昇格のときの国際協力業務ではそういうことは書いておりませんので、それに基づいて直ちに物品、...全文を見る
○久間国務大臣 詳しくは事務方に聞いてもらってもいいんですけれども、しかしまた原則として、どこの国がどういう形で出るかということは、それぞれのやはり安全上の問題があって我が国としてそれを公表するのはなかなかできないので、例えば、常時といいますか、あるいはまた何年以上にわたってこう...全文を見る
○久間国務大臣 今おっしゃいました常時というのが、ずっと切れ目なくという意味だったら、そうかもしれません。
○久間国務大臣 我が国、イギリスそれからアメリカ、三カ国といいますと非常に主要三カ国みたいに聞こえるわけですけれども、このアフガニスタンにはほかのヨーロッパ各国も、NATO諸国が出ているわけですね。我が国の場合は、やはりいろいろな制約がありまして、そういうアフガニスタンへの自衛隊...全文を見る
○久間国務大臣 憲法上は核とかそういうことについて何ら触れていないわけでございますけれども、我が国は、従来からの政府の解釈として、急迫不正の侵害があったときには必要最小限度の範囲において対応できると言っているわけでございますから、この枠内に入るか入らないかの話でございまして、核武...全文を見る
○久間国務大臣 いずれにせよ、今の憲法の精神からいって、我が国は核を持たないという方針を堅持して、国民の皆さん方もそれを支持してもらっているわけでございますから、それについて、憲法を改正して持つようにしろとか、ここまでなら持ってよろしいとか、そういう議論をすること自体が他国に対し...全文を見る
○久間国務大臣 私が従来から言っているのは、日本はそういう核を持つことはできないし持つべきでもないから、アメリカとの日米安保条約に基づいてアメリカの核の傘の下におる、これが日本の選択で一番いい選択だということを言ってきたわけであります。  法理論上はどうかということでよく議論さ...全文を見る
○久間国務大臣 法理論上どうかと言われますと、ぎりぎりの議論になってきて、そういうことだって可能じゃないかという議論だって出てくるわけですよ。(長妻委員「どういう、その内容」と呼ぶ)いや、だからどういうじゃなくて、それはあなたはそう思うかもしれないけれども、両方の議論ができるわけ...全文を見る
○久間国務大臣 憲法上となりますと、生物化学兵器についてすら果たしてはっきり明示的に禁止されているのかどうかは、私も一概に答えられません。  これも抑止的に、抑制的に発言せざるを得ませんけれども、そういうのを使うべきでないと思いますけれども、憲法上禁止されているかというと、そう...全文を見る
○久間国務大臣 これも現実には、そういう武器を持って戦うことが急迫不正の侵害に対してあるかどうかとなると、極めてないんじゃないかなと思いますから、そういう点では希有な例かもしれませんが、しかし、それが絶対ないかと、憲法の法理論上ないかというと、地球のどこか、こちらから行くことので...全文を見る
○久間国務大臣 北朝鮮の核開発計画がわかっていませんし、またそしてこの技術については、今まで既にやったところも公表しておりませんので、わかりません。それと同時に、我が国は核実験もやったこともございませんので、我が国自身としてもそういう知見を持っておりませんからなかなかはっきりした...全文を見る
○久間国務大臣 背景といっても一概に言えないわけでございますが、去年の場合は中国機がふえた、ことしになったらロシア機がふえた、その前はロシア機が非常に減っておった。ロシア機の方は、まあ、石油事情なのか知りませんけれども、経済状況がよくなって、少しそういう訓練といいますか飛ばす度数...全文を見る
○久間国務大臣 最後の判断というのはなかなか難しいわけですけれども、武器使用は、その当該パイロットあるいはそれの上司、それによって命じられることがないわけではございません。
○久間国務大臣 防衛出動としてこれに対処するというようなそういう手だてがないわけではございませんが、非常に時間が限られている状況の中でどういうことができるか、なかなか厳しい点がございます。
○久間国務大臣 今の議論だけでいきますと、今にもそういうような領空侵犯で、そしてその戦闘機に核を積んで攻撃するかのようなことが考えられますけれども、それは今の小型化の技術からいきますとなかなか難しいので、そこまでないわけであります。まあ、せいぜいいって爆撃機でございますけれども、...全文を見る
○久間国務大臣 概括的に私から言って、また詳しいことは事務方の方にお答えを聞いていただきたいと思います。  インド洋での活動は大変厳しい環境にあります。とにかく四十度以上の、先ほども話が出ましたけれども、甲板の上では八十度Cに達するというようなことでございますから、健康管理には...全文を見る
○久間国務大臣 十八名という数字は、確かにそのとおりでございます。  しかしながら、個々の隊員が、どういう病名でどういうような疾患かというのは、プライバシーの問題にもかかわることでございますので、その辺については御勘弁願いたいと思います。
10月17日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○久間国務大臣 防衛庁長官の久間章生でございます。  本日は、木村委員長を初め委員の皆様に防衛庁長官としてごあいさつを申し上げます。  今日の安全保障環境は、米国同時多発テロに見られるとおり、従来のような国家間の対立のみならず、国際テロ組織などの非国家主体が重大な脅威となって...全文を見る
○久間国務大臣 北朝鮮による地下核実験実施発表について御報告申し上げます。  十月九日、北朝鮮が核実験を実施したとの発表をしたことに関し、防衛庁としては、私を対策本部長とする北朝鮮による核実験に関する対策本部を設置し、今後の情報の収集、分析と対応に万全を期すこととしています。 ...全文を見る
○久間国務大臣 防衛庁長官というのは、個人ではなくて組織でございますから、やはり組織から組織への連絡というのが原則でございまして、そして、その組織から組織へ連絡する、そのときにそのトップにどういうルートで渡すことが一番確実であるかということで、各省でもそうでございますけれども、原...全文を見る
○久間国務大臣 周辺事態法は、あの法案をつくるときからずっと関与しておりますからよく知っておりますけれども、北朝鮮の核実験があったということで、直ちにもってこれが周辺事態であるというわけにはいかないだろうと思っております。
○久間国務大臣 周辺事態として認定したならばという前提に立てば、船舶検査法が発動されまして船舶検査を行うことができますし、また、周辺事態法に基づいてのいろいろな諸活動ができるわけであります。     〔委員長退席、寺田(稔)委員長代理着席〕
○久間国務大臣 そのとおりでございます。
○久間国務大臣 この船舶検査法をつくったときに、かなり縛りが実はかかっておるわけですね。最初の案よりも修正が加わって、周辺事態という、そこも、そのまま放置すれば武力攻撃に至る等我が国にとって重要な影響がある場合というふうに、等とそこでも縛りがかかりましたが、それと同時に、今言う武...全文を見る
○久間国務大臣 法理論上どうかという研究をすることと、現実にどうかということは別でありますけれども、それだけではなくて、そういう研究をするということがどういうふうな影響を他国に与えるか、近隣諸国に与えるか、そういうこともあわせながら政治家の場合は発言をせざるを得ないわけであります...全文を見る
○久間国務大臣 その前に、宇宙の平和利用について一言申し上げさせていただきますと、確かに、四十四年にはああいう決議がございます。しかしながら、四十四年といったら、ここの委員の方々はほとんど国会議員になっておられない方でございまして、そういう国会の決議で、ずっとそれが時代とともに変...全文を見る
○久間国務大臣 従来から言っておりますように、確かに、能力と意図、これらが伴って、脅威としてこちらが感ずるというような受けとめ方でございます。  そういう意味では、ほかの各国とは友好国として交流があっておりますけれども、北朝鮮とはいまだにいわゆる戦時体制のままになっておるわけで...全文を見る
○久間国務大臣 脅威を感じるというのは、感じないわけじゃありません。しかしながら、どのくらいまでその能力が高まってきたか、これは例えば、まだ小型化していないんじゃないか、核実験をやったけれども、それがどれぐらい本当の意味で成功しているのか、そういう確証を得ていないだけに、脅威と認...全文を見る
○久間国務大臣 インド、パキスタンの核を認めているわけではございませんで、私どもとしては、世界各国の、特にインド、パキスタンが核実験を行った、後から加わったNPT、そういうような国に対しては、あのときも一緒になって経済制裁をやるべきだというふうに言ったぐらいでございますから、やは...全文を見る
○久間国務大臣 周辺事態法といいますか周安法、あそこで言う周辺事態というそのイメージといいますか、そういうのは、もっと具体的なイメージを描きながらあのとき法律をつくっていると思うんですよ。だから、こういう形で脅威が発生してきているというのをみんな余りイメージしていなかった。  ...全文を見る
○久間国務大臣 我が国の場合は海でございますから、貨物検査は、結局は、国内の場合ですと税関等港湾でのいろいろな検査もありますけれども、原則として海上での貨物検査ということになりますと、船舶検査になるわけであります。  そういう船舶検査を我が国自身が周辺事態になったら、認定したな...全文を見る
○久間国務大臣 それは、法律にもありますように、船長の同意を得て、あるいは旗国の同意を得て、そして停船してやるわけでございまして、これは主として不審船じゃなくて商船を対象にしてやるわけでございますから、粛々と行われていくだろう、そういうふうに思います。
○久間国務大臣 今の段階でというのはその法律によらずしてという意味なのかどうなのかですけれども、法律によらずしても、監視活動あるいはまた情報の提供はその法律によらずしてもできるわけでございまして、船舶検査法によらないとできないのは、我が国の自衛艦が船舶検査をできないというのがその...全文を見る
○久間国務大臣 相手が同意をして、停船をして、そして荷物の検査等をするというのが、これは事態に認定すれば確実にできます。しかしながら、相手が逃走して、そのスクリューを壊したり、あるいはその前に体当たりをする、そういうようなことは周辺事態に認定してもできないわけであります。
○久間国務大臣 従来からその種の議論が、さもできる、できないというふうに言われているわけですけれども、そういう現場におって攻撃されてきたときに反撃できないか。あなたがそのときの司令官だったら、やはり自分が攻撃されたとみなして反撃されるんじゃないか。それが自然体じゃないかと思うんで...全文を見る
○久間国務大臣 まず、私は、今度の国連決議というのは、素早く、しかも強い決意で、とにかく北朝鮮に、早くやめなさいよ、国連憲章の七章を適用しますよと。しかも満場一致でそれを決めて、ただし四十一条だけでやりますよということを決めたわけですから、これはワンステップだと思うんですよ。これ...全文を見る
○久間国務大臣 確かに、常時どんな場合でも連絡できるようにするというのは大事なことでございますけれども、なかなか一〇〇%というのは難しい点もございます。  それと同時に、民間機の場合、民間機に対する無線というのは機長を通じてやるわけでございますから、そういう意味では、民間人でご...全文を見る
○久間国務大臣 完全にあるのかと言われますとなかなか厳しい点がございますが、通常の核実験が行われて、それが成功した場合はかなりの地震波が伝わるわけでありまして、そういう意味で、世界各国が、韓国も中国もロシアも全部とっているわけでありますから、それを全部ウィーンに送って、うちの場合...全文を見る
○久間国務大臣 あの当時の議論では、今おっしゃられたように、そういうように朝鮮半島とかあるいは台湾海峡とか、場所は特定しないというような言い方で、努めて話をその当時は、防衛庁長官時代にしました。しかし、最終的にでき上がった法律は、その後修正された形で、私がやめた後実は法律は成立し...全文を見る
○久間国務大臣 これは、工作船みたいな意図をはっきり持っている対象だったら実効性も非常に難しいと思うんです。しかしながら、原則として商船ですから、商船がそういうような、我が国だけじゃなくて米軍も含めて船舶検査をやっているときに、それを振り切って逃げるかというと、我が国の場合は強制...全文を見る
○久間国務大臣 私は、二段階で法整備を行ってという話もございますが、それは、現在の法律の不備を補っていくというのは非常にいいことなんです。しかしながら、この法律ができたときに、国会での議論の中で、結局、船舶検査が我が国の武力行使と非常に表裏一体のところがあるから、だから、これは強...全文を見る
○久間国務大臣 いや、そういうふうにおっしゃいますけれども、地元とは、協議会も設置されまして、いろいろな場で協議が行われておりますし、それと、日本とアメリカとの関係におきましても、額賀長官の時代に鋭意この問題について議論されて、とにかく再編をする、そしてそのときに、米軍の海兵隊を...全文を見る
○久間国務大臣 額賀長官時代に、アメリカと本年の五月に合意された再編実施のための日米のロードマップにおいて八千人という、約というのがついていますけれども、約八千人をとにかく減らすというふうに言っているわけでございますから、我々は、そのアメリカの約束どおり八千人が減るということで。...全文を見る
○久間国務大臣 日本との関係で約束したわけでございますが、その中身は、どこから幾ら、どこから幾らというのはこれから詰めていくわけでございまして、我々は約束したことを守ってもらう、そのかわり私たちは約束したことをきちっと実行する、そういうことでやっていかなきゃ一歩も前進しないわけで...全文を見る
○久間国務大臣 グアムにどういう部隊を置くかというのはアメリカの軍の方針でやるわけですから、我が方としてはとにかく沖縄の海兵隊が八千人減ってくれればいいわけでありまして、グアムに海兵隊がふえるのか、あるいはほかの部隊がふえるのか、それは米軍のいろいろな軍の運用に関する問題ですから...全文を見る
○久間国務大臣 八千人が減ると約束したのは、それは違うんだ、八千人は減らないんだ、海兵隊が減るんじゃないんだというふうにアメリカが言うならともかく、アメリカは、海兵隊は八千人減るんですよ。ただ、グアムの部隊の中身がどういうような編成になるかというのは、これはまたアメリカの軍の編成...全文を見る
○久間国務大臣 今の数字にしましても、六十・九億ドルですか、これも今からいろいろ積み上げるわけでございますし、そして、税金、税金とおっしゃられますけれども、融資の分については、これは税金じゃなくて、将来返ってくる金も入っているわけでございますから、その辺も踏まえながら、我々として...全文を見る
○久間国務大臣 ぎりぎりの法律だったかどうかは、ちょっとそこは意見が分かれるかもしれません。  かなり安全弁、安全弁という形で、我々与党側としても、憲法九条は、本当ならここまではもう一歩踏み込んでいいんじゃないかなと思うことすら遠慮するような形で従来ずっと立法してきておりますか...全文を見る
○久間国務大臣 やはり、こういう問題にみんな浮き足立っているときは浮き足立たない方がどちらかというといいわけで、私は、核実験に成功した成功したと北朝鮮が言うときに、果たして成功かなといつも反対のことを考える、そういうあまのじゃくなところがありますので、そういうふうな目でいつも見て...全文を見る
○久間国務大臣 インド、パキスタンの場合はいいと言っているわけじゃございませんで、インド、パキスタンについても、とにかく核兵器を廃止してもらいたい、そしてまた、それについてはこれから先も言い続けたい、そういう気持ちはあるわけです。  ただ、北朝鮮と比べると、インド、パキスタンの...全文を見る
10月17日第165回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号
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○国務大臣(久間章生君) 防衛庁長官の久間章生でございます。  本日は、柏村委員長を始め委員の皆様に防衛庁長官としてごあいさつを申し上げます。  今日の安全保障環境は、米国同時多発テロに見られるとおり、従来のような国家間の対立のみならず、国際テロ組織などの非国家主体が重大な脅...全文を見る
10月19日第165回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○久間国務大臣 他の委員会でも答えましたとおり、私に正式に入ったのは、大阪空港に着いたときでございますから、十二時三十分、このとおりでございます。  ただ、この間も申し上げたわけでございますけれども、防衛庁としては、私が留守中には北川政務官が代理をするということで指定しまして、...全文を見る
○久間国務大臣 さっきからも何度も申しておりますように、私の留守中のそういうような対応についてきちんと決めているわけでございます。これは、組織としてどういうふうに対応するかというのをどう決めておくかというのが大事でありまして、それを私が全部が全部やらなきゃいかぬというような前提に...全文を見る
○久間国務大臣 よく、週末にあるとわかっていたじゃないかとおっしゃいますけれども、週末にあるというのはわかっていなかったわけでありまして、核実験をする可能性があるという報道はされておりましたし、その報道についてはキャッチしておりました。それが週末にあるということがはっきりしていた...全文を見る
○久間国務大臣 防衛庁あるいはまた自衛隊がどういう行動をとるか、それは絶えず我々としても緊張を持って対処するわけでございますけれども、情報の伝達はどういうルートで来た方が一番正確であるか、そういうことも踏まえながらやらぬといけません。  私たちもいろいろな情報がいろいろなところ...全文を見る
○久間国務大臣 それは、たびたび申し上げているように、党務でございます。(山井委員「具体的には」と呼ぶ)具体的には別に申す必要はないと思います。党務ですから。けれども、大体皆さん方も類推できると思います。
○久間国務大臣 そこはいろいろな判断があろうかと思います。  ミサイルが飛んでくるかもしれないとなりますと防衛出動がありますから、その場合と、地下核実験が行われるというのとは若干違うわけでありまして、そのときに、党務を優先させるか、あるいは残っておくか、それは私の判断であります...全文を見る
○久間国務大臣 私も、議論をするなとは言いませんが、議論すると間違ったメッセージを送ることがありまして、そういう点が非常に気になるということをたびたび言っているわけでありまして、やはりタイミングとか場所とかいろいろなことがございますから、言うときには、私自身は注意して言わなきゃい...全文を見る
○久間国務大臣 憲法解釈上の話というよりも、具体的にそういう状況になったときに、例えば委員だったらどうされるか。恐らく、やはり現在の法令を使ってでも、とにかく守ろうとすると思います。そして、そのときに何でやるかという選択の話だと思いますけれども、私は、同じ場所におって同じような給...全文を見る
○久間国務大臣 何回も言っていますように、憲法解釈上は変わっていないわけです。ただ、そういう具体例を言われたものですから、具体例のそういう場合には反撃できるんじゃないかということを言ったわけですから、そこのところを誤解のないようにひとつお願いいたしたいと思います。
○久間国務大臣 最適かどうかは、それはまた、それぞれの国、それぞれの人が判断しますから。ただ、私も最適というふうに断言はできませんけれども、少なくとも、テロ特措法に基づいて我が国が補給活動を行っていることにつきましては、海上阻止行動が粛々と整然と行われて、それによってかなりの成果...全文を見る
○久間国務大臣 米艦船が攻撃されたらというふうに限定されますが、同一地点で同じ行動をやっておって攻撃されたときに、それが米艦船の攻撃だから私は知らないよというようなことはできないのであって、それは、ほとんど同一地点における攻撃については武器等防護の規定を適用したとしてもいいんじゃ...全文を見る
○久間国務大臣 今この時点で我が国の防衛上重大な変更があったというわけではございませんので、テロ対策特措法に基づく行動については粛々と行っていく、そういうことを言っているわけでございます。  これから事態がどんなに変化してもそのままかと言われると、それはまた別でございまして、我...全文を見る
○久間国務大臣 遠くにそのときに逃げるというようなそういう時間的余裕すら、もうそういう差し迫ったときはないと思うんですよ。そういうときに、しかも、接近して給油をやっているときに攻撃された場合に、やはり、それはもう自己に対する攻撃と同じなんです。だから、それに対して何らなすすべがな...全文を見る
○久間国務大臣 念のために申し上げますと、この武器等防護の規定を最初にPKO法に盛りますときに私がかかわっておりまして、砂漠の真ん中でジープを奪われるときに、それも武器等防護の規定で防護しなかったならば自己は生存していけない、そういうときには、ジープを奪取するような目的で攻められ...全文を見る
○久間国務大臣 この十八名は、帰ってまいりましてから、退職した者を除き、いずれも隊務に復帰しているわけでございます。そういう点では非常にいいわけでございます。  それとまたメンタルな面のチェックというのは、これは必要でございまして、行くときもそうですけれども、帰る途中も、また帰...全文を見る
10月23日第165回国会 参議院 本会議 第7号
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○国務大臣(久間章生君) 犬塚議員にお答えをいたします。  まず、テロ特措法の延長についてお尋ねがありました。  国際社会がテロとの闘いを継続している中、国際社会の責任ある一員として我が国がテロとの闘いに引き続き積極的かつ主体的に寄与するため、テロ特措法の延長が必要であると考...全文を見る
10月24日第165回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○国務大臣(久間章生君) 私は、法律で書いている書いてないということじゃなくて、そもそも日本みたいな国土の狭い国が核の傘といいますか、核の抑止力というのを持ち得るんだろうかと。やっぱりアメリカとか中国とかロシア、こういう大国だったら、核一発受けてもその十発で返礼をすることによって...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私は、若干ちょっと考え方が違うのは、百人のうち九十九人が山本委員あるいは私みたいな気持ちで思ってるとしても、一人の人がやっぱり持つべきだという話をしますと、それが先ほどちょっと言われましたように、アメリカの有力な人が、日本はそういう議論を始めたのかという...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほど外務大臣が言われましたように、また山本委員がおっしゃるように、日米のコミットメントを強化するというのは非常に大事なことでございまして、それを更に具体的にいろんな角度から検討するということは大事だと思っております。  ただ、今直ちに爆撃機を云々とい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 何が力強いかということございますけれども、先ほどから言ったように、私自身は、日本は核を持たないことによって世界の核をなくすという主張が非常にしやすい立場にあるわけだから、そういう形で言っていくべきだと。それで、この北朝鮮の核については、日本だけではなくて...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 各国に出入りする船だったら自国で検査できるわけですけれども、一番困るのは、北朝鮮から出ていってどこに行くか分からない、その検査はやっぱり洋上でやる以外にないわけですね。  そこまでやることを今度の決議のときにワンステップとしてみんなが意識しているのかど...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、それは外務省の方のことかもしれませんが。  私は、現在の決議でもかなりのことが事実上はできる。貨物検査となっていますから、陸上の貨物、中国から北朝鮮に入っていく貨物なんかも、これは量は一番多いわけですから、そういうのを含めて、どういうふうに中国が...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私もやっぱり唐家センが直接金正日と会ったというのは、中国も並々ならぬ決意を持っているなと、そういうのは感じましたが、その効果がどうかというのはこれからの北朝鮮との関係で推測する以外に分からないという、そんな感じを持っております。
○国務大臣(久間章生君) 白委員にも理解していただきたいんですけど、そういう年鑑にそういうことが記述されているということはありますけれども、そのとおりかどうかについて、結局こちらも情報収集いろいろやっていますけれども、結局つかまえ切れていないわけですね。そうすると、可能性があると...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほどの補給している場合は、これは自衛権の話じゃなくて、それは武器が使えるかどうか、武器使用の話になってくると思うんです。  ところが、その以前の話として私はそこでも言いたかったんですけれども、従来から集団的自衛権、個別的自衛権というふうに二つの自衛権...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それはみんなが議論すべきだと思いますね。もう昔、何十年も前にやった解釈が現時点でもそれが変わらないということ自体が果たしていいのかどうか。やはり状況は変わってきていると思いますので、その辺については、皆さん方がこの立法府でも議論すべきであって、政府の法制...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私も、全世界が一致してこの決議が出たということは非常にいいことですし、しかも、最初はワンステップとしてかもしれませんけれども、非常にソフトな形で北朝鮮に反省を求めるような、そういう形で決議がなされた。このままで北朝鮮が思いとどまって六か国協議に入ってきて...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私は、日本の現在の国力あるいは国土の広がり、そういったことから見て、核兵器を持つことによって抑止力を持てるかというと、それは無理じゃないかなという、基本的なそういう考えがあるわけですね。  そうすると、むしろ持たないことによって、各国にその持たない点を...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) まず、形式的かもしれませんけれども、私が閣議を請議、閣議請議を行おうと思っても、防衛庁長官ではできないわけでありまして、内閣府に言って、そこから書類を作ってもらって、内閣総理大臣として、内閣府の長としての総理大臣として閣議請議を行ってもらうという、そうい...全文を見る
10月26日第165回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○国務大臣(久間章生君) 私たちは、この有事法制とかいろんなことを議論するときに民主党の議員さんと一緒に諸外国を回りまして、上がってきた情報をどういう形で評価して、オーソライズして、それをこれは正しい情報としてキャッチして、しかも大事にせぬといかぬという、そういう判断を下すのを各...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今のお話をいろいろ聞いておりまして私は感じたんですけれども、あの当時、とにかくアメリカが攻撃されたと、そしてそれに対して国連も、全体が、八十か国がとにかくこれはゆゆしきことだということで決議をして、日本の国としてもどれだけのことができるか、これはまた民主...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) あの当時の米軍が国民世論の高まりの中でどういうような態度を取るのか、まあ当事者じゃございませんから私自身には分かりませんけれども、やはりこれはもうアルカイーダを全滅させなきゃならないという、そういう思いの中でもう全力を挙げて取り組んだんだろうと思います。...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 防衛庁あるいは自衛隊がやっているのは補給活動なものですから、補給活動でどれだけの成果が上げたかという、そういうことになりますと、それは要するに補給活動を通じて海上阻止活動が非常に円滑に行われた、海上阻止活動によって武器の移動とかあるいは兵士の移動とか麻薬...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 防衛庁にしても自衛隊にしても、結構広報活動はやっておるわけですけれども、要するに洋上なものですから、一般の民放のテレビ、あるいはNHKも含めて要するにそういうテレビ、あるいはまた記者、そういうのが現場に行って取材して報道するような、そういうチャンスという...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今おっしゃられているのが、インド洋での活動が北朝鮮との関係でも重要になったとおっしゃるのか、それとも北朝鮮との関係で我が国が対応することがもっと我が国周辺で増えてくるからそれとの絡みでどうなのかという、どちらの問いなのかちょっと分かりませんが。
○国務大臣(久間章生君) 私たちが考えておりますのは、やっぱり海上阻止行動というのはテロとの戦いで非常に効果を上げておると、そういう認識をしておりますし、しかも今、アフガン自身でも、他国が三十七か国も参加して、今、治安部隊として、国際部隊として活躍している、アメリカは掃討作戦みた...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 一般の方は、補給をするというのはまあ非常にいとも簡単な、ガソリンスタンドで補給するようなそういうイメージを持っておられるわけですけれども、なかなか洋上で、しかもインド洋というあの中で補給するというのは、先般、与野党の先生方も一緒に行かれたようですけれども...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これまでに十八名だったと思いますけれども、やっぱりそういう帰ってきた隊員がおります。やっぱり行くときも健康チェックをして、また向こうでも健康チェックをして、帰るときにも、途中でも健康チェックをしておりますけれども、やっぱりどうしてもそういう状況が出ますが...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 確かに補給艦の果たす役割というのも大きくなってきておりまして、防衛大綱上は昔も五隻になっておりまして、今も五隻でございますが、中身としてはかなり充実させてきたつもりでございます。これから先もこの五隻体制でうまくローテーションを組みながら、いわゆるそのうち...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 一般法という形で、具体的にどういう内容かによって非常に難しい点が実はあるんじゃないかと思うんです。  私はかねがね言っているんですけど、例えばこのテロ特措法というのは非常に希有な例で、アメリカが戦争をやる、それに日本としても、武力行使はしないけれども、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) ミサイルの問題にお答えする前に、昨日、核実験が行われたということを日本も間もなく言うんじゃないかというようなことを言ったという報道ですけど、ちょっと違うんです、正確には。  アメリカはその確証を持ってやったというふうなことを発表しておると。我が国として...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) このPAC3は、日本全国で十六基ほど、しかしイージス艦等については三隻ほど、そういう配置をしますが、日本海等にはやっぱりイージス艦等の配置もあるわけでありまして、そうしますと高射群があるところに、高射隊があるところにPAC3を置いて、そしてそれは移動可能...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 失礼しました。イージス艦は四隻でございます。
○国務大臣(久間章生君) 従来からこのたぐいの話になりますと、まあ、いつも非常に問題があるからということでこういう大ざっぱな話なんですよ。しかし、私が内部で言っているのは、確かにここで具体的に出しますと議事録としても残りますし、あるいは資料として出しますと、資料として配付されて公...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは白い線がそうだとは私は思わないんで、これさっき言ったように、この枠内だということで言っているわけで、精一杯広くここを取っているわけですね。だから、もう少し具体的に、やっているようなところを、ポイントじゃなくても、ある程度の広がりで、やったようなとこ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは給油活動をやる地域としてのあれですけれども、給油をどこでやっているかということについて、それを私は、さっき言ったように、理事会等に諮っていただいて、まあピンポイントまでは出ないにしても、この地域だということをもう少し具体的に、この辺でやっているんだ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、プロットといいますときに、今みたいに何度何分のこの地点といって点まで出すということになると問題があるから、点じゃなくて、もう皆さん方も含めて、我々も含めて、まあこの地域だなという、そういうのが、さっき言ったように陸地まで掛かるようなそんな広い範囲じ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほどから申し上げておりますように、非常に微妙な問題等もございますので、是非理事会等でお諮りいただいて、どの程度の資料ならいいのか、それで要求していただければ私たちとしては応じなきゃならないと思いますが、その辺のやっぱり……
○国務大臣(久間章生君) その辺についてのあらかたの御理解がいただければ、採決までに資料を理事会の方に提出さしていただきたいと思います。
○国務大臣(久間章生君) これは具体的な危険性があるということではなくて、給油している最中が一番弱いので、そういう点で上からヘリコプターでその周りを哨戒するという、そういう態勢を取っているということを言ったわけであります。
○国務大臣(久間章生君) 危険性はやっぱりあるわけでして、相手はテロ集団ですからいつ襲ってくるか分からないという、そういう危険性があるからこそそういう警戒をやっぱりしているということであります。
○国務大臣(久間章生君) 戦闘地域というのは、戦闘が行われており、なおかつそれが継続するような地域を戦闘地域と従来から言っているわけでありまして、波静かなところでどこで襲われるか分からないというふうに警戒態勢を持っているということと戦闘地域とはまた別なわけであります。
○国務大臣(久間章生君) 自衛隊法で御承知のとおり、我が国のこの平和と安全が一番主たる任務として重いわけでありますから、それに支障のない範囲でこういう補給活動もやることになっておりますので、そういう点ではその支障があるかどうか、そのときの状況を判断しながら撤収するかしないかは判断...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほども申しましたように、我が国は五隻の補給艦を持っております。そのうちの三隻が稼働して、一隻は維持管理といいますかね、そういうメンテナンスに回ることもありますし、一隻は練習艦として使っていることもございますから、それだけの余裕は実はあるわけであります。...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) ここで言う武器の使用と同じような規定がほかにもございますけれども、そういうような武器の使用というよりも、自衛艦が攻撃された場合は武器等防護の規定で、そちらで対応するのが妥当じゃないかと。武器の使用の場合は、この十二条の場合は、あくまで個人を中心とした、そ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 理論的にはそれはあり得ると思います。ただ、要するに合理的な範囲で最小限の武器の使用になるわけでありますから、撃沈させなくてもそれを阻止することができる状態でそこまでやるかどうかというのは、これは憲法上のどうだという問題と違って法が予定した範囲を超えるんじ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) その事態に応じ合理的に必要とされる限度でというのは、この十二条にも書いておりますけれども、この考え方は武器等防護を適用する場合も同じでございまして、やはりその限度を超えて武器を使うということについてはそれはやってはならないという、そういう原則が働いており...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それはあると思います。
○国務大臣(久間章生君) それにつきましては内部規定を設けております。
○国務大臣(久間章生君) これはやっぱり、どういう場合に撃つか撃たないか、ここまでだったら相手は撃てないことになっているということを相手に教えることになるわけですから、それはやっぱりちょっと微妙な問題がございますので、ちょっと差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(久間章生君) 先ほどから申していますように、武力の行使は憲法上禁止されておるわけですけれども、その武力の行使にならない武器の使用というのはあるわけでございまして、その武器の使用をしたときに、これが合理的な範囲を超えていることによって憲法上禁止する武力の行使に該当するか...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) こういう議論をするなと言われましても、例えば委員会で質疑等があれば議論せざるを得ないわけでありまして、先般も予算委員会で、憲法上は核兵器は持てるのか持てないのかと、そういうふうに聞かれますと、私としては、法理論としては持てますと言わざるを得ないわけですね...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今おっしゃられましたように、もう核の恐ろしさというのは大分世界的に風化されてきているんじゃないかと、核は持っているけれどもその後使われていないからですね。ところが、今の原爆とか水爆とかそういう核というのは、あの広島、長崎のあれよりもはるかに大きい力を持っ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) もし細かいことが必要でしたら事務方から聞いていただければ結構ですが、私は前にも言いましたように、そういう捕縛件数が増えたとか減ったとか、まあ減ってくれば、逆に言えばそういうテロリストが横行するのが減っているわけでありますし、また武器等の押収が減ったといえ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 件数なら事務方から聞いてください。
○国務大臣(久間章生君) 第五艦隊司令部が所在していろんな調整をやっているというふうに聞いております。そして、我が自衛隊も連絡調整要員として、いろいろ情報収集等のために二名出しております。
○国務大臣(久間章生君) 各国の状況はつかんでおりませんけれども、我が国からは二名の、二等海佐とそれの下の一等海曹と、二人を出しております。
○国務大臣(久間章生君) 連絡室というのがありまして、そこでは机を並べていると思いますけれども、出掛けていって会議にも出ておりますから、会議に出たり、いろんな情報の収集といいますか連絡は取り合っていると思います。
○国務大臣(久間章生君) タンパはこれは米中央軍司令部がありまして、この中東の、ここだけではなくて、第五艦隊のこと、ここだけではなくて、もっと広い範囲のいろんな軍のオペレーションをやっている、連絡調整をやっていると思っております。
○国務大臣(久間章生君) 第五艦隊司令部というのは海上阻止活動以外のこともやっている可能性はあります。それはまた米国人のいろんな生命とか財産の、国益の保護とかいろんなことがあるんでしょう。それはやっておりますけれども、少なくとも私たちが今給油している、その活動に携わっているのは、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 法律上は確かにペルシャ湾は、法律を作ったとき、法律上は区域としては入っておりますけれども、実際やっているのはこちらのア首連というんですか、何かこちらの方なんで、ペルシャ湾は入っておりません。ペルシャ湾での活動はやっておりません。
○国務大臣(久間章生君) 紅海は入っておりません。
○国務大臣(久間章生君) 米軍自体がどういうオペレーションをやっているか、私もつまびらかでございませんので、ここでそうですと答えることもできませんけれども、米軍は第五艦隊が幅広く自分の任務としてやっている分野はあるんだろうと思います。ただ、テロとの戦いでいいますならば、私どもは、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) この先ほどお示ししましたペーパーでも書いておりますように、二についてということで一番下に書いておりますけれども、私たちの国が行っている支援というのは交換公文に基づいて相手国との信頼関係の下で、また我々ができるのは法律に基づいてこれしかできないということは...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それはアメリカ以外の相手国ともやっぱり交換公文を交わしてやっているわけですから、そのやった相手がその内容と違うことをやっているかもしれないぞと、そういうような、もうそこまで疑って掛かればもう何もできないということになるわけでありますから、交換公文を交わし...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いずれにしましても、私たちは相手国と交換公文を交わし、そしてまた相手が目的どおりに行動している、そういうような、全部が全部目を光らせてという、そういう監視をしているわけじゃありませんけれども、そこはやっぱり信頼しながら、変な動きがないというのを確認した上...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 前回出しましたときは中谷防衛庁長官がたまたま行きませんでしたので、私が調査団長として、公明党さんも一緒になって出掛けていきまして、それで、PKO五原則がきちんと守られているという、そういう前提の下で調査報告をして、そして出ていったわけであります。  そ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私は、世界各国が国際社会の連帯の下にテロとの戦いをやっており、アフガンに直接入っている部隊もおりますし、あるいは、アフガンに直接入っていなくても、海上阻止行動としてそれを支えている国があるわけであります。  そういう国々が参加しているそういうミッション...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 周辺事態とは、そのまま放置すれば我が国に対する直接の武力攻撃に至るおそれがある事態など、我が国周辺の地域における我が国の平和及び安全に重要な影響を与える事態というのが法律上の定義であります。  したがいまして、核実験を行ったというだけで周辺事態になるか...全文を見る
10月27日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○久間国務大臣 ただいま議題となりました防衛庁設置法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  我が国の平和と独立を守り、国の安全を保つという任務の重要性にかんがみ、防衛庁を防衛省とするため、所要の規定を整備するほか、我が国周辺の地域にお...全文を見る
10月27日第165回国会 衆議院 本会議 第11号
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○国務大臣(久間章生君) 防衛庁設置法等の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  我が国の平和と独立を守り、国の安全を保つという任務の重要性にかんがみ、防衛庁を防衛省とするため、所要の規定を整備するほか、我が国周辺の地域における我が国の平和及び安全に重要な...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 中谷議員にお答えいたします。  まず、省に移行した後の、外国当局に対応する際の立場についてお尋ねがありました。  防衛庁としては、諸外国との防衛協議や国際的対話などの場において、我が国の防衛政策を担当する立場で臨んでいるところですが、防衛庁が省に移行...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 津村議員にお答えをいたします。  まず、防衛庁が庁とされている経緯等についてのお尋ねがありました。  かつての防衛庁は、防衛力整備や人事といった管理的な業務が主たるものであったことが庁とされていた主な理由と考えます。しかし、近年の自衛隊の任務の拡大に...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 佐藤議員にお答えいたします。  まず、省移行と我が国の防衛政策の基本についてお尋ねがありました。  防衛庁の省への移行は、行政組織としての位置づけを変更することを通じて、我が国の危機管理や国際平和協力活動に取り組む体制を整えるものです。省移行に当たっ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 赤嶺議員にお答えいたします。  まず、本来任務化と憲法との関係についてお尋ねがありました。  本法案は、憲法上既に認められている国際平和協力活動等の自衛隊法上の任務の位置づけを変更するものであり、憲法との関係で全く問題となるものではありません。また、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 菅野議員にお答えをいたします。  まず、省移行と他国との関係についてお尋ねがありました。  現在は、庁であることにより、国際的に見れば、国の防衛の任に当たる組織としての位置づけが極めてわかりにくい状況にあります。一方、諸外国の国の防衛の任に当たる組織...全文を見る
11月01日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○久間国務大臣 かねてからこの委員会でも言ったと思いますけれども、六者協議に復帰することが一番望ましいことだというふうに思っておりましたし、それを実現するためにも、今回はああいう国連の第七章、しかし第四十一条で対応するということで中国に盛んに期待をかけておったわけでしょうけれども...全文を見る
○久間国務大臣 全くおっしゃるとおりでございまして、防衛庁長官が命じまして、直ちに防衛庁副長官をヘッドとする抜本的な対策のための検討委員会をつくってもらって、そこでもそういう話が出てまいりました。幸いにといいますか、防衛施設庁を廃止するというような、そういう案文を今度の省移行に伴...全文を見る
○久間国務大臣 確かに、それぞれの部門で監察制度があったとしても、今度みたいに組織ぐるみといいますか、その辺が全部が一緒になってやってしまった場合にはそれを妨げることはできませんので、長官直属の査察部隊といいますか、そういうような本部といいますか、そういうのをつくって、場合によっ...全文を見る
○久間国務大臣 ただいま言われるような三条委員会みたいな、そういうところまで持っていくかどうか。これは本来、それよりもっと以前のモラルの問題に起因しているのも結構あるわけであります。ただ、モラルといっても、人間、甘い、弱いところがありますので、それだけではカバーできないというので...全文を見る
○久間国務大臣 今言われたいろいろな施策がそれぞれ必要でございますけれども、やはり早期勧奨退職というのは若干、今の世の中でいきますと早過ぎるという感じがいたしております。  というのは、特に最近は晩婚になってきている関係もございまして、五十五、六歳というと、昔だったら、公務員も...全文を見る
○久間国務大臣 おっしゃるとおりでございまして、給料がずっと最後まで右肩上がりに上がらなくてもいいから任期つきで再雇用するとか、いろいろな方法も考えながら、どういう形でやっていったらいいのか、やはり知恵を出しながら私たちも頑張っていきたいと思っております。
○久間国務大臣 私も就任してまだ日が浅いものですから、具体的にどこをどういうふうにしてやっていく、そのままでいいのかどうか、そういう点については私なりにはまだ判断を下しておりませんけれども、少なくとも、そういう施設の統廃合を含めて今概算要求で要求しておる。それによりますと、五十六...全文を見る
○久間国務大臣 いろいろな形で削減をやっていきますし、今先生が言われたように、公務員の五%削減の話もあるわけでございますから、それに準じた形で自衛隊としてもやはり削減に努力せぬといけないだろうと思っております。そういう中で、予算につきましても同じわけでございますが、今言った防衛施...全文を見る
○久間国務大臣 これはやはりできるのじゃないかと思います。一括調達することによって、防衛施設庁とは限りませんけれども、陸海空のいろいろな装備品にしましても、各年度で分けてやるよりも、あるいは各部隊で分けてやるよりも一括でやった方がいいという場合もございます。また逆に、その反対もあ...全文を見る
○久間国務大臣 どれだけの割合と言われましても、これから先、総合評価方式をどのように取り入れていくか、そういうことについてやはり考えていかなきゃならないわけであります。  私は、このポストにつく前よく言ったものですけれども、例えば、シンドラーのエレベーターの事故、あれは官公庁が...全文を見る
○久間国務大臣 確かに、SM3は後から開発されていきまして、その割には非常に高性能になってくるのが早かったという感じがしますので、今おっしゃるような値段の問題とか、あるいはいろいろ見ますと、そういう意見もあるかもしれません。  やはり、ちょっと違うのは、片一方は高高度のやつをま...全文を見る
○久間国務大臣 これは五年、十年先をにらみながらやっていこうとすると、それまでの技術の発達とかいろいろなことを考えながらやるわけですけれども、やはり我々は、それと同時に国民の不安を一日でも早く解消したい、そういうような思いに駆られる部分もありますので、そうしますと、今やれるものだ...全文を見る
○久間国務大臣 やはり自衛隊というのは国民の信頼を得なければならないわけでございますから、その隊員がそういう薬物等を使用したり、あるいはまたそれを不特定多数に販売するようなことがあったらいかぬわけでございますので、そういうことは断じてないようにしなきゃなりません。  そのために...全文を見る
○久間国務大臣 教育研修というのは本当に大事なことでございますから、これは徹底していきたいと思います。
○久間国務大臣 防衛庁を省にするのも、やはり誇りを持って仕事に専念できるようにという、そういう思いもあるわけでありますから、そのためにも、一人一人がまた打って一丸となって服務の規律を厳正に再確認してぶつかっていかなきゃいかぬ、そういうふうに思っているところでございまして、これから...全文を見る
○久間国務大臣 しかし、このあれで、入札談合等関与行為を主導し入札談合を行わせた場合は免職だということをはっきり言っておりますし、また、自己の地位、階級を利用して入札談合等関与行為を主導して入札談合を行わせた場合は免職だというふうに、かなり明示しながらやっております。  もちろ...全文を見る
○久間国務大臣 まさに今先生がおっしゃられるとおりでございまして、せっかく育った、経験した優秀な人材をどういう形で世に出せるようにするのか、これもやはり我々の仕事だと思っておりますから、そういう角度から、いい方法はないのか、各省庁ともまたいろいろな交流をしながら、何かいい方法はな...全文を見る
○久間国務大臣 今おっしゃられましたような、部外者の方を登用するということも一つの選択肢でございますし、それにまた部内の関係者を組み合わせるというのも一つでございますし、トップをどっちに持ってくるかというのも、またそのときのいろいろな人事の、人物の、回ってきていただく方のそれによ...全文を見る
○久間国務大臣 御承知のとおり、自由民主党は、党大会におきまして、憲法を改正するということで、その案も示して出しております。したがいまして、その党の総裁である安倍自民党総裁が、総裁の任期、これは先ほどありましたように、現在の党規約では一期三年で二期までということでございますから、...全文を見る
○久間国務大臣 九条をめぐっては、我が党の改正案をつくるときもいろいろな意見等がございまして、そういう中で、今条文を手元に持っていませんけれども、非常に抽象的な表現になっておるわけでございますが、少なくとも、現在のあのような条項のままでは非常に誤解を生みやすいし、このままでは国連...全文を見る
○久間国務大臣 これも前から議論のあるところでございまして、法理論上は憲法で核兵器を禁止しているとは言い切れないだろう。ただ、必要最小限の範囲でしか自衛力が持てないというような解釈を今までとっておりますから、必要最小限というのがどの程度のものなのかというようなことからかなり難しい...全文を見る
○久間国務大臣 調査委員会等が概要につきましては中間の報告をして、また抜本対策についての公表をして、それに載っている、それでやったことについては、私は出し切ったと思っております。  しかしながら、その抜本対策に基づいて、これからどういうふうにやっていくのか、今後出てくる可能性は...全文を見る
○久間国務大臣 やはり、一つは、閉鎖的な社会であったということと、それから、その人たちが、自分の欲得じゃなくて、職員の就職のために、OBを就職させるためにやっているというようなことから、みんながそれについて無関心じゃなくて、むしろ関心はあったんでしょうけれども、関心があったゆえに...全文を見る
○久間国務大臣 どこまでその報告書に書いているかわかりませんが、私が聞いた話では、昭和五十年代の半ばからといいますから、今の調査対象になっている連中が防衛庁に入っているのはそのころなんですね。だから、今おる連中に聞いてみても、昭和五十年代の半ばからやっておったということになります...全文を見る
○久間国務大臣 ちょっと私の方から、差し出がましいようですけれども。  この報告書にありますように、五十年代半ばには既にという言い方で報告をしています。ということは、いろいろ聞いた人の中で、正直に言ってくれた人もおるでしょうし、言わなかった人もおるかもしれません。それで、たまた...全文を見る
○久間国務大臣 私は、官が主導した談合だと思っております。
○久間国務大臣 それ以前に、これが違法行為として要するに罰されるんだ、そういう認識すらなかったんじゃないかな、そういう気がしますね。そういう認識があれば、そういうような方法をとらなかったんじゃないか、同じ就職させるにしても。官製談合で割り振り表をつくって、これをとったら、その受注...全文を見る
○久間国務大臣 いや、関係ないわけじゃなくて、そういうふうにOBを採ってくれるところに仕事を割り振ったわけでありますから、まさに関係はあったわけであります。
○久間国務大臣 口ききとよく言いますけれども、OBさんとかあるいは秘書とか、いろいろな人がいろいろなことをよろしくお願いしますよというような、そういうことはあると思います、紹介するというのは。それと談合とは別でして、やはり、一定の意図のもとにこの業者に仕事をさせる、そのかわりにO...全文を見る
○久間国務大臣 それは私はあると思います。地元の人が、地元の業者が私も入札に参加したいと言ってきたときに、ああ、それはいいですよということで話をすることはありますから。それはほとんどの、これは与野党問わず、今までもあっていましたし、それはあると思います。そういうことすらするなと言...全文を見る
○久間国務大臣 それはもちろん、そういう覚悟でずっと二十六年間やってまいりました。
○久間国務大臣 十分かどうか、先ほども言いましたように、これを受けて、少なくともこの報告書に盛ってあることを実行していく、これが私たちの仕事だと思っておりますけれども、これで果たして本当に完全無欠かと言われると、これからむしろ、これはこれとしてやりながらも、本当にいいかどうかとい...全文を見る
○久間国務大臣 これも本当にゆゆしきことでございまして、渡航してある店に出入りしておったとかいうのも、幸い秘密情報等が持ち出される前の話でございますから助かったようなものの、これがずっと高じておればどういうことになったかなと思いますと、ある意味では非常にぞっとする点もあるわけであ...全文を見る
○久間国務大臣 額賀長官のときに一生懸命まとめられて、抜本策を部外者も入れて検討委員会までつくってやられたわけでございますから、とにかくこれを実行していこう、そして、まずこれを実行することが我々の仕事であると。  しかし、今言ったように、これだけで本当に十分信頼を得るに至るだけ...全文を見る
○久間国務大臣 私は、二年間近くやっていたわけですけれども、そういう組織ぐるみでそういうことが行われていたというのは、本当に正直言って知りませんでした。
○久間国務大臣 今お二人のやりとりを聞いておりまして、まず最初の額賀国務大臣の、そのときの答弁の、確かに午後からの答弁の前に、「私はそういうことがないことを信じています。」というふうに言われたので、これはまた、こういう言い方が適切だったかどうかはまた理事会等で議論していただいて、...全文を見る
○久間国務大臣 しかし、結局、本人さんが降格になって、そしてその日付で本人は辞職をして、退職しているわけですから、本人はやはりかなりの責任を感じてそういう行動をとったんだと思いますので、私は、それが甘かったかどうかは今の時点でいろいろ憶測することはできませんし、それについて今論評...全文を見る
○久間国務大臣 結局、証拠隠滅としての犯罪行為にならなかった。検察庁が入って捜査している過程において出てきたいろいろなことがあったわけですから、検察だって当然それは知っていたけれども、犯罪行為としてはそれは挙げなかったという、そこのところをやはり我々としては事実として受けとめなき...全文を見る
○久間国務大臣 だれかが命じて、それに従ってやった、そのそれぞれに携わった人を全部犯罪人として告発するような、そういう気持ちはありません。命じた人がそういう罪に問われていなければ、その人に対しては調べた上でやる必要はあるかもしれませんけれども、やはり、言われてそれに従った、そうい...全文を見る
○久間国務大臣 不祥事と普通言いますときは、単に好ましくないというよりも、もう少し概念的には突っ込んだ、犯罪、あるいは犯罪までいかないけれども社会的に非難されるべき行為とか、そういうのを含めて不祥事と言っているんじゃないでしょうか。好ましくないと言うと、それはちょっとやわらか過ぎ...全文を見る
○久間国務大臣 これはそれまでも、五十年代の半ばには既に行われていた、半ばに始まったんじゃなくて、半ばには既に行われていたと思われる、OBさんの就職のために、官製談合といいますか、割り振り表までつくってそういうような就職のあっせんをしておった、そういう流れの中で岩国の事件について...全文を見る
○久間国務大臣 まず、先ほどから言っておりますように、入札についても一般競争入札を導入するようにしておりますし、それと同時に、若年制の退職勧奨というのをやめることにしておりますし、またそのかわりに、いろいろな各省との人事交流によってそれをさばくといいますか、そういうことも考えてお...全文を見る
○久間国務大臣 防衛庁あるいは自衛隊をやめて民間会社に行ったからといって、それを非難するわけにはいかないわけでありまして、それはそれぞれのまた本人さんの職業選択の自由もあるでしょうし、会社側の雇用の条件もあるでしょう。ただ、入札との絡み、あるいはそういうような形で押しつけたりある...全文を見る
○久間国務大臣 私は、建設系に限らず、ほかの人を含めて、建設系の人でもいいと思うんですけれども、そういうような談合に関係なく、その人の能力、例えば技能士としての資格とかいろいろなことで建設系に行っている人だっておられると思うんですよ。そういうときに、建設系に行って、その建設会社が...全文を見る
○久間国務大臣 憲法上の理由で、禁止すること自体を、だめだというふうに決めつけることはできないかもしれませんが、やはり禁止するにはそれなりの合理的な、みんなが認めるような合理性がないといけないと思うんですよ。公平を確保するため、とにかく、天下りといいますか、公務員であった者は関連...全文を見る
○久間国務大臣 今、そういうことで、二年間という期間を設けておるわけであります。それと、談合に関係なくてほかのやつならいいというふうにおっしゃるなら、私もその辺はまたちょっと違いますけれども、先ほどから先生がおっしゃっているのは、要するに、防衛庁なら防衛庁と取引のある業者には防衛...全文を見る
○久間国務大臣 だから、先ほどから言っていますように、一定の期間そういうことを設けることについては可能であるということで、そういう法律になっているわけであります。それを、一般論として、期限を決めずに、あるいはもっと長くして、どこまでだったら許されるかとなるとそれは議論があるところ...全文を見る
○久間国務大臣 これに関係した人については問題かもしれませんけれども、その他二十七万人おる防衛庁・自衛隊のそういう職員の大半がまじめにこつこつとやってきているわけですよ。そして、定年でやめたときに、それから向こう五年間は法律で就職を、関係のある企業については一切まかりならぬという...全文を見る
○久間国務大臣 前国務大臣の中馬先生が、二年間というそういう形式的な縛りでやるよりも、前職といいますか、退職時にあった職務との関係で、そういう関係のない場合だったらいいようにして、どんどん関係のないところになら就職していいんだということによってやることの方がむしろ現実的じゃないか...全文を見る
○久間国務大臣 我々は自粛要請を出しておるわけですから、その方向でやっていきます。  ただ、総理が答弁されたのは、官民の人事交流をこれから先やはり進める必要がある、そのときには民間からも官に来てもらう、そうすると、官の方は定数があるわけですから、官からもまた民に行かなきゃならな...全文を見る
○久間国務大臣 今赤嶺先生が言われたその幹部にしても、いろいろな陳情とか要請とかはあったとしても、法令に従って適正に処理をしてきた、そういう裏づけがあるんじゃないでしょうか。だから、私は、そういう人たちを信頼していいと思います。
11月02日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○久間国務大臣 決してけじめがついたわけじゃなくて、これをもとに、これから先起こらないように抜本対策等も考えたわけでございますけれども、それをどうやって実行していくか、それが大事なことでございまして、問題は、これからそういうことのないようにいかにしてやっていくか、そういう決意のも...全文を見る
○久間国務大臣 落札率と談合との関係がよく言われるわけですけれども、私は、良心的に入札に応じた場合には、落札率がそんなに極端に下がるということ自体が本来はちょっとおかしいんじゃないかな、そういう気がするわけであります。  というのは、まともな設計を出して、そして、それには適正な...全文を見る
○久間国務大臣 談合事件で国が実質的に最終的に損失があったかどうかというのはなかなか難しいんじゃないかと思います。  というのは、今度の事件みたいになりますと、違約金を徴されますし、損害賠償等もあるわけでございますし、あるいはまた公取の方で摘発した場合には課徴金も取るわけでござ...全文を見る
○久間国務大臣 委員会での議事録を読ませてもらいましたが、その中でも、公正取引委員会の方もおっしゃっておるように、いろいろな職種の違うものを平均して出して一八・六%という数字が出ているので、それをこの件に当てはめて計算して果たしてそういうことが妥当であるかどうか、それはちょっと心...全文を見る
○久間国務大臣 正直言って、そんなに、防衛施設庁のこういうようなことがあったということについて私は知りませんでした。いろいろな調本事案が起きたのに何でこんななのかなということは、その後に今度の事件が起きて思いましたけれども、正直言いまして、施設庁という別組織みたいになっているから...全文を見る
○久間国務大臣 防衛庁長官は、防衛庁だけではなくて、防衛施設庁もその所管の組織でございますから、そういう意味では、全体に対して責任がございます。  しかしながら、防衛本庁における事務次官を初めとする内局といいますか、そこは防衛庁設置法上は指揮監督権限がないわけでございまして、そ...全文を見る
○久間国務大臣 今後の公正取引委員会のいろいろな作業に全面的に協力をいたして、その推進を図るように努力したいと思いますけれども、その結果を受けまして、またあらゆる角度から検討いたします。  しかしながら、先般の三月の委員会の議事録等を読んでみましても、公正取引委員会の方からの答...全文を見る
○久間国務大臣 私は政策決定に影響を与えたとは言えないと思います。  といいますのは、中国はかねてから、朝鮮半島ではとにかく核を持たせない、そういうような方針をずっと強く言っておりましたし、また、日本あるいはまた台湾、そういったところに核を持たせないんだというようなことは中国は...全文を見る
○久間国務大臣 アメリカに中川さんが行かれたときに、どういう状況でどういうふうに言われたのか。今の委員の話ですと、自分から積極的に言って回ったみたいな印象ですけれども、そうではなくて、恐らく向こうに行くといろいろな人が、あなたはこう言ったそうですねというようなことで問いかけたとき...全文を見る
○久間国務大臣 今委員がおっしゃられた三点は、三点とも全くおっしゃるとおりでございまして、一点もそれに対して異を唱えるところはございません。  さらにあえてそれにつけ加えるとすれば、私は、戦争の形態が、やはり二十一世紀は、国対国が対立する形での戦争はもうだんだん減ってきている。...全文を見る
○久間国務大臣 私は技術屋でもないのでわかりませんけれども、正直言いまして、核を兵器としてつくって、そしてそれをまたミサイルその他の兵器に詰め込むという、それを一週間でそう簡単にできる、そういうわけにいきませんので、一週間でできるんですよというのはためにする議論であって、そんな簡...全文を見る
○久間国務大臣 核との関係がなかったとしても、ミサイルに対してどう対処するかというのは、やはり非常に大事なことであります。  私がこの前に防衛庁長官に就任しましたときに、中国に行って、ミサイル防衛についてアメリカと技術研究を始めたというときにあそこの国防大学で講演したときに、中...全文を見る
○久間国務大臣 やはり物をつくりますときに生産工程というのがございますから、どうしても、そういう意味で、生産工程がちゃんと間に合うかどうか、その辺も詰めなければなりませんので、これは、やるとしたらアメリカとの関係でいろいろな調整をやっていく必要があるんじゃないかと思っておりますが...全文を見る
○久間国務大臣 先般、沖縄の嘉手納にペトリオットPAC3を入れました。そしてまた、首都圏の方にも米軍の施設にそういうのを配備してもらいたいという気もございますし、また、これから先、できるだけ米軍等においても、あるいは三沢等においてもそういうことをしてもらえればいいと思っております...全文を見る
○久間国務大臣 少なくとも、今、具体的なそういう研究が始まった、検討が始まったとは私自身は感じておりません。
○久間国務大臣 まだそういうような具体的な動きはございません。
○久間国務大臣 かねてから私は言っておりますように、私自身としては、自衛権を二つに分けてしまうというのがいいのかどうか、そういう意味での違和感は持っております。  しかしながら、従来から政府がとっているそういうような解釈の仕方、それについては、これまでもずっと積み重ねもございま...全文を見る
○久間国務大臣 今おっしゃられたようなものは、集団的自衛権、個別的自衛権、そういうような切り口じゃなくて、もっと違った、自衛権の範囲はどこまでなのか、そういう議論で十分賄えるんじゃないかな、そういう思いがいたしております。  アメリカまで行って、アメリカがどこかから攻撃されてい...全文を見る
○久間国務大臣 この施設庁の談合問題その他のいろいろな不祥事が出まして、やはり二十七万の全体の隊員は非常に黙々と汗を流しながら真っ正面向いて頑張っているわけでございますから、一部のそういうような事件あるいは不祥事が、さも全体がやっているかのように国民の目に映るというのは本当に返す...全文を見る
○久間国務大臣 私は、自分の政治団体は余り直接関与しておりませんので、ほとんど見ておりませんけれども、恐らく何らかの格好で、そういう会費とかいろいろな形で入っているんじゃないかなとそれは思いますけれども、きょう先生からお聞きして、一回調べてみようと思っております。今まで調べており...全文を見る
○久間国務大臣 その辺は調べてみようと思います。
○久間国務大臣 私は、地元の企業かどうかはわかりませんが、長崎県内で行われた入札で五十何%という契約をしたというのを聞いて、非常にびっくりしました。また、県の工事でも、これは県発注ですけれども、六十何%とかという契約率で落札したというのを聞いて、一体そういう値段で本当にやれるんだ...全文を見る
○久間国務大臣 今回の事件で、施設庁長官を中心とする調査委員会、そしてまた副長官をトップとするこういう検討委員会、そういうので結構やってこられたと思って、それによりまして一つの調査報告書と概要が発表されたわけでございますので、私は、精いっぱいやったんだろうと思っております。  ...全文を見る
○久間国務大臣 それは決してそういう意味ではございませんで、私は、委員の御指摘を、もう一回ほかについても、一罰百戒なんだから、この一罰だけじゃなくて、あとの方の百戒についても調べる必要があるんじゃないかとおっしゃられたと思いまして、それは勘弁していただきたいということを言ったわけ...全文を見る
○久間国務大臣 いじめというのが何かという、そこの問題もありまして、今言われたように、暴行を働いたようなものについては、これはいじめあるいはそれ以上のものかもしれませんので、そこは把握しやすいんですけれども、そこまでいかないで、やはり職制上の上下の関係、そういうようなことからのい...全文を見る
○久間国務大臣 それは大事なことですから、そういうのが原因で自殺になってみたり、自殺にならないまでもノイローゼになって隊員をやめるとか、そういうふうなことになりかねないわけですから、本当に、せっかく貴重な隊員を失うことのないように、これから先努力しようと思います。
○久間国務大臣 よく勘違いしておられる方がおられるんですけれども、私はあの法律を最初つくったときからずっと関与していますからわかりますが、周辺事態の認定作業というのは実はないわけでありまして、周辺事態に該当するときにはどういうことをするかということは、政府が決定して、基本計画を決...全文を見る
○久間国務大臣 先生の御質問がございますから、こういうのを調べようとすると、またその漏れたものがウィニーなどいろいろあるから、そう思いまして、それとなくやったんですけれども、そういうような兆候という言葉の出ているのは、私自身はつかみ切れませんでした。  だから、それは先生がどう...全文を見る
○久間国務大臣 よく趣旨はわかりますので、そういうつもりで調べてみます。
11月07日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○久間国務大臣 日米のこれまで取りまとめたロードマップで、二〇〇九年の七月あるいは七月よりもできるだけ早い時期にどこでやるかということについては選定をしようということで話が出ております。  いろいろなやりとりというのはそれはあるかもしれませんけれども、まだ具体的にこれから先どう...全文を見る
○久間国務大臣 いろいろな条件を、こういう案、こういう案というか、いろいろなことを言いますと、これから候補を決めていって、やはりその地元の同意もとっていかなきゃならないわけでございますから、そうしますと、また新たな一つの予測が来て、それで非常にまた候補地すら決めるのが困難になる、...全文を見る
○久間国務大臣 防衛庁としてもそうですし、米軍も、何キロ以内とかそういうことを言ってくるというのは、そこでないから言ってくるわけでありますから、そういうようなことをその都度、百キロと言ったり百八十キロと言ったり、いろいろなことがあったかもしれません。  しかし、そういうようなこ...全文を見る
○久間国務大臣 うまくいったからといって謝礼をとっているわけじゃございませんで、むしろ、私の場合は、日ごろから、いろいろな後援会に入ってもらう、あるいはまたパーティー等、最近はもうパーティーはやっていませんけれども、パーティーをやったときにそれに参加してもらうというような、そうい...全文を見る
○久間国務大臣 談合事件としてこれが挙がったのは十五年からでございますけれども、十六年と十七年がA社から年間に十二万円、月一万円だと思いますけれども。十七年も十二万円。それから十五年には、これは関与した企業と思いますけれども、やはり十二万円をいただいておりますが、そこは、十六年、...全文を見る
○久間国務大臣 今度の事件で立件されたのは十一件でございますけれども、その企業の中で、いわゆる刑事事件として挙がった企業からもらったのは、二社が挙がっております。
○久間国務大臣 若干構図が違っていると思います。  というのは、長崎県連の場合は、既に受注が決まった業者に応じて県連に寄附しなさいという形で、それも、しかも知事選の目当てのために金を集めた、そういうことでありまして、出したらおまえをとれるようにしてやるぞというような構図じゃない...全文を見る
○久間国務大臣 私は、その前の年まで県連会長をいたしておりましたけれども、私のときからもうそれは実際あっておったらしいのですけれども、検察庁からも一回もその辺の実情等については聞かれませんでした。県連会長も実際は全部県議団に任せてしまっているものだから、経理については知らないとい...全文を見る
○久間国務大臣 しかしながら、やはり現実問題として、工事をやっているところを、まだはっきりしないからといって、関係業者を全部指名停止でずっととめ置くわけにもまいりませんので、行政としては、一応の結論が刑事事件として出た、そういう段階で指名停止をしているわけであります。そして、公正...全文を見る
○久間国務大臣 調査委員会もそうですし、また抜本対策の検討会もそうですけれども、決してこれはもう畳んだわけではございませんので、我々としても、今先生が言われましたように、これから先もそういう形でいろいろなことを踏まえながらやっていかなきゃならない、そういう認識は持っております。 ...全文を見る
○久間国務大臣 まず、組織が閉鎖的であったというのが一つであります。非常に限られた人たちだけで行われておった。しかもそれが、いわゆる契約を担当する部署と積算する部署とがまた一緒になっておるという、そこも一つの問題だったと思います。それと、指名等についての監視をする、そういう組織が...全文を見る
○久間国務大臣 それと、やはり緊張感を持たせる必要がありますから、そのためには、本人さんの自覚もさることながら、監視体制といいますか、そういうのもやはりつくらなければならないわけでありまして、それも、やはり防衛庁長官の直轄の査察本部といいますか、そういうのを制度としてつくろうとい...全文を見る
○久間国務大臣 そういう組織をつくるときに、内部だけではなくて、やはり外部からの人事を考えるというのも一つの方法だろうと思います。  組織というのは本当に難しいわけでありまして、外部からぽんと来たからといって、やはりその人が非常に全体を統括できるような、それにみんなが従うような...全文を見る
○久間国務大臣 その辺は、出す方の組織もありますから、今具体的にそういう名称を挙げて言うのはいかがかと思いますけれども、今御指摘になったところも含めて、視野に入れながら検討すべきじゃないかなと思っております。
○久間国務大臣 委員は役所におられたからよくおわかりと思いますけれども、組織をつくって、それを外部から入れようとするときも、どれぐらいのポストになるか、その辺が、予算査定等、あるいは人事の関係で総務省その他と話をしながら決めていかなきゃならないわけでありまして、そういうときに、こ...全文を見る
○久間国務大臣 気持ちはわかりますけれども、そういうことが可能かどうか、それはこれから先のいろいろな不確定要素もございます。  今、定数削減でよその省庁もそれぞれ非常に厳しい状況にありますから、どのくらいの人をどういうふうに出せるかというような問題もありまして、ここで先走って話...全文を見る
○久間国務大臣 今も言っておりますように、防衛施設庁を組織としては廃止するわけでありますから、施設庁長官もいなくなるわけであります。だから、そういう全体のいろいろな流れの中で人事というのは詰めていかなきゃなりませんし、それと、一方、これから先の防衛庁のいろいろな仕事というのは、国...全文を見る
○久間国務大臣 私も、正直言いまして、百人を超えているというのは、これはやはり何なんだろうと。原因を個別にいろいろ聞いていくと、まあ、その他不明というのが結構多い点もございますけれども、ほかにもいろいろな理由があっておるようですけれども、なぜ、しかも精強な自衛隊員が自殺をしている...全文を見る
○久間国務大臣 とにかく、せっかく自衛隊に入ってきて、自衛隊員として訓練を受けて、本当に残された家族のことを考えても大変残念な思いがするわけでありますから、これは本当に、完全になくすことはできないにしても、減らさなきゃならない。それが百名も超えているというのは、やはりこれは本当に...全文を見る
○久間国務大臣 昔と違って今は海外渡航もみんなが行くようになったわけですから、やはり安易に行きたいという気持ちはあるかもしれません。しかしながら、自衛官である以上は、規律によって縛られているという意識を絶えず持っておく必要があるわけであります。  そういう意味では、上司による許...全文を見る
○久間国務大臣 先ほど冒頭にも言いましたように、やはり、自衛官というのは規律を守らなければならないんだ、こういう教育をもう至るところで徹底していくことが必要でありまして、その規律が守りにくい規律であるならば、なぜ守りにくいかということもこちらとしても研究しなければなりません。しか...全文を見る
○久間国務大臣 無断欠勤あるいは無断渡航、これは、規律を守らないかぬということの教育でかなりそういうのを頭にたたき込めばいいわけですけれども、薬物使用については、安易に薬物に手を出した、そういう人たちが続いてやる可能性もやはりあるわけでありますから、これは規律を守るというだけでは...全文を見る
○久間国務大臣 いじめがなかったとは言い切れないわけでありまして、訴訟になっているのも二件あるわけでございますから、我々としては、裁判になっているものはどうだったかというのはまた結果が出るわけでございまして、この間のものは、一件は一応国側が勝っているようでございますけれども、さは...全文を見る
○久間国務大臣 防衛白書においてもそうですけれども、従来から我々が脅威と言うときには、その持っている能力とそれから意図、これが二つあったときに脅威として表現してきております。  そういう意味では、北朝鮮がミサイルの実験をする、あるいはその他いろいろなことをやってきております。た...全文を見る
○久間国務大臣 これは、いずれにしましても、飛行機に乗っているだけではなくて、そういう十分間の間隔でございますから、そういうときにはどういう形で反撃するか、ミサイル防衛システムができたとしても、それをどうするか、それをやはり考えておかなきゃならないわけであります。  そういうと...全文を見る
○久間国務大臣 やはり横田とうちの空とが別のところにおるよりは一緒におった方がいいわけでございまして、そういう点では、私は今までよりはうまく機能するんじゃないかなと思っております。
○久間国務大臣 我が国は、従来から、盾は持つけれども矛は持たないという形で、それを補うために日米安保条約を結んで、その関係でずっとこの戦後の平和を守ってきたわけでございますし、それがまた、関係各国、特に、東南アジアを含めてアジアの各国には理解されてきておるわけでございますから、今...全文を見る
○久間国務大臣 北朝鮮がミサイルの実験をやった、そのときも国連がそれに決議を行って対応しようとした、そして核実験については、もっとそれよりもスピーディーに、しかも世界各国全員が賛成して、中国まで含めて、それは許さないという形で動いてくれたわけでありまして、日本は、だから、そういう...全文を見る
○久間国務大臣 とにかく、自衛隊の隊員のやめた後の就職のことを念頭に置きながら、そして、今までやめた人たちのOBさんたちと連絡をとり合いながら、そういうようなことがスムーズにいっている企業に仕事をとらせていくという形での官製談合が行われたというのは、国民の信頼を大きく裏切ったとい...全文を見る
○久間国務大臣 背景と言われると似ている点もあるかもしれませんが、あの場合はむしろ随契でやって、競争入札と違うわけですね。私がやめた後事件化しましたけれども、あのときも盛んに議論されましたのは、いわゆる過払いになっているものを請求して取り返さぬといかぬわけですね。随契でございます...全文を見る
○久間国務大臣 あれに基づいて、その後、防衛庁ではいろいろと、調達実施本部の契約の仕方あるいはまたさっき言った過払いの取り方、そういうことについてのやり方は検討されたと思います。その後、私はおりませんから、どういう形になったかは知りませんが、契約をする担当者と積算する部署、これは...全文を見る
○久間国務大臣 それともう一つは、組織が全く違う。施設庁というのは、いわゆる防衛庁の内局がアンタッチャブルといいますか、昔からずっと施設庁として独立性みたいな形の中でやってきておりますから、そちらの方には防衛庁の指揮監督権がない、そういう問題が実はあるわけでありまして、そこのとこ...全文を見る
○久間国務大臣 いや、反省すべき人はいないという、反省すべきは、防衛庁全体としてやはりあらゆる角度から点検をしてやっていくべきだと思いますから、それはやはり反省すべきだと思います。  しかし、あれがあったから、もうそこで組織と契約とあれを変えたから、こちらの方もそれへ右へ倣えし...全文を見る
○久間国務大臣 やはり再発を防ぐためにいろいろなことをやるわけでありますから、あの当時、契約と積算の組織を分離するということをやったわけでございますから、今度もやはりそこの点においては防衛施設庁の、今度は競争入札かもしれませんけれども、入札の契約をする部署とそれの積算をする部署、...全文を見る
○久間国務大臣 委員も御承知かもしれませんが、検討委員会を、例えば調査委員会でも一緒ですけれども、委員会をつくって外部の人を入れるとなると、まず人選はどうするか、そういう人たちの都合はどうか、何日の日が集まってもらえるか、いろいろな形で結構日数がかかるわけですね。  だから、私...全文を見る
○久間国務大臣 そこで北原長官が言っておられるのは、後で本人に聞いてみられればいいんですけれども、調査委員会としては、内部でやったけれども、検討委員会とも連絡を取り合いながら、検討委員会の外部の人の意見もやはり、調査の結果はこうなんですけれどもというようなことで打ち合わせをされて...全文を見る
○久間国務大臣 私は、それはそういうふうに理解しております。内部で、自分たちで立ち上がった、早くやったというのは、それはそういうことだったんじゃないかなと思っております。
○久間国務大臣 私はそういうふうに理解しております。
○久間国務大臣 作業効率等もありますから、一概にどれぐらいがいいかということは言えないかもしれませんが、少なくとも、入札監視委員会が中央にだけ置かれておって各局は全く行われていなかった、そこが問題でありまして、これから先、各局において監視委員会がどの程度の抽出をしながらやっていく...全文を見る
○久間国務大臣 一〇〇%なんということは考えられないわけでありますけれども、どのくらいそれを高めるか、どうしたらいいかについては内部で検討しているわけで、私は、これぐらいのものをやろうというような話を結論として得たとはまだ聞いておりません。
○久間国務大臣 各出先における入札検討委員会が、どういうような構成といいますか、どういうような頻度でやるのか、その辺はやはりこれから先検討しないと、私は一概に言えませんので、そういう点では、いつまでにというのを私がここで申すわけにはいかないだろうと思います。それは、今のところまだ...全文を見る
○久間国務大臣 いや、それは必ずしも私はそういう議論にはならないと思います。というのは、防衛施設庁は廃止して、そして統合するということをもう決めて、それは概算要求でも出しているわけですから、遅かれ早かれ、三月末までにはそういうような廃止の法案というのは出てくるわけでありますから。...全文を見る
○久間国務大臣 いや、勉強中というよりも、今言うように、どういう形で今度その監視委員会が入札をやっていくのか、各局ごとにさあ行こうという形でやりましょうということを今言っている段階でありますから、その中身についてはこれから詰める必要があるんじゃないかなと思っているわけでございます...全文を見る
○久間国務大臣 私が聞いているのは、八月の概算要求では、六十人規模を念頭に置いて予算要求を行ったというふうに聞いております。
○久間国務大臣 まさにこれから予算折衝で財政当局あるいはまた人事管理当局と、六十人全員を常勤でする必要はないんじゃないか、あるいはこれぐらいが常勤であとは非常勤でいいんじゃないかとか、いろいろなやりとりが進んでいくわけでございますから、これからどういうふうになるかわかりませんが、...全文を見る
○久間国務大臣 六十人は、定数として、いわゆる職員の数としてのカウントでございますから、今ちょっと遠藤さんの云々というのは、トップに来る人を部外者から、民間からもしやったりなんかしますと、その辺はなかなか難しい。社会保険庁長官のときに結局民間から来ていただきましたし、いろいろなと...全文を見る
○久間国務大臣 査察の概要あるいは査察結果については公表するというようなことを念頭に置きながら今進めておるわけでございまして、私は、その方向でいくことが公明性とか透明性といいますか、そういう点でいいんじゃないかなと思っておりますので、多分そういう方向になろうかと思います。
○久間国務大臣 それは長官が決めるというよりも、長官直轄の査察本部ですから私が最終的には決めることになろうかと思いますけれども、査察本部が査察した結果を公表することがより公益に合致する場合がほとんどだと思いますけれども、中には公表することがよくない場合だってあろうかと思います。だ...全文を見る
○久間国務大臣 これは調達実施本部の場合もそうですけれども、上の組織を何も二つに分けておかなきゃならないということじゃなくて、やはりそれぞれ責任の所在がきちんとして、積算をする人は正しい積算をする、それがその人たちにとっては善であり、契約をする人は公正な手続を踏んで契約をされたか...全文を見る
○久間国務大臣 アメリカ自身もそうでございますけれども、世界の流れというのが、いわゆる国対国の戦争といいますか、国対国の対立での戦争というのがだんだん減ってきて、むしろ不特定な集団といいますか、テロみたいな、とにかくそういう形の、目に見えない形での敵というのがあらわれてきたのが昨...全文を見る
○久間国務大臣 これは、いよいよこれからがアメリカとの本当の意味で、いろいろな調整といいますか、煮詰めていかなきゃならぬわけでございまして、今からがむしろ数字を煮詰めていくことになるんだろうと思います。  概略は前の長官のときにアメリカとも話をしておられるかもしれませんけれども...全文を見る
○久間国務大臣 アメリカと額賀長官時代に合意しておりますのは、八千人、家族が九千人、これはグアムに移転します。グアムに移転というよりも、沖縄から海兵隊が撤退します、家族もそれだけ減りますということでは合意しております。  在日米軍が全体でどれぐらいかというのは、これは公表されて...全文を見る
○久間国務大臣 私自身、まさに委員が御指摘になったようなことを、党の幹部をやっておりましたときに町村外務大臣に言ったわけです。  一時的には金はかかるかもしれぬけれども、それによって、こちらが駐留軍の費用負担として、私は思いやり予算と言わないものですから、その経費として出してい...全文を見る
○久間国務大臣 いずれにしても、予算を組まなければなりませんし、その前には一つの方針が示されてくるわけでございますから、こちらの委員会でも、あるいはほかの委員会でもたびたびやはり議論が出ようかと思います。そのときには、そういうふうに相手のあることですから、まとまっていないのでこっ...全文を見る
○久間国務大臣 この業者ということは言いませんけれども、指名にお願いしたいんですと言ったら、それはもうどうぞ役所の方に言ってきなさい、私の方からも言っておきますから、そういうことを言ったことはございます。  それと、私たちの認識として、指名は、一定の要するに資格があった人は指名...全文を見る
○久間国務大臣 プレッシャーを感じるということ自体がおかしいと思うんですよ。何点以上の業者で指名するとなっているわけですから、どれを決めてもいいわけですね。ところが、どれかに談合でもう決めておった場合には、それ以外の人が入ってくることになったら、それは困ると思います。  しかし...全文を見る
○久間国務大臣 それは午前中の質問でも答えましたけれども、そういうもののうまくいったからの謝礼というのは一切もらっておりませんが……(長妻委員「いや、献金、献金」と呼ぶ)この間のあれでは、献金は私も十二万円ほど。要するに、もらっている業者が二社ほどありましたということは言いました...全文を見る
○久間国務大臣 それはありません。まあ、たまたまかもしれません。しかし、そういうところは、正直言って、もう最近だったらわざわざ頼みに来ないと思いますね。私たちの場合だったら、どちらかというと、そういうような形での推薦はまず黙っておっても入っていると思いますよ。今度の場合のものは、...全文を見る
○久間国務大臣 それはわきまえておるつもりでございます。自分の、私の職務権限に入るときには一切そういうことからはノータッチでございまして、とにかく、李下に冠を正さずじゃございませんけれども、そういうことはしちゃいかぬ、それは自分には言い聞かせておりました。
○久間国務大臣 やはり、やめてからは余りそういうことには携わっておりません。そういう機会は恐らくなかったと思います。だから、やめてからはむしろそういうようなことではなくて、むしろ若いときにといいますか、一年生、二年生、三年生、そのころのときの方がそういうことはあったという記憶がご...全文を見る
○久間国務大臣 たびたび言っているのは、議事録を出しますと、これから先こういう調査をするときにみんなが参加して述べてくれないと。今度でも、逃げ回られたら非常に困る中で、とにかく言ってくださいよということで、本人は否定しておっても、下の人たちに当たってそれから中身をしているわけです...全文を見る
○久間国務大臣 御承知のとおり、施設庁というのは、昔、調達庁としてスタートをいたしました。それでやはり実施官庁というイメージが強いわけでございますけれども、今、地域におきましては、地域のいろいろな政策との絡みが防衛政策上も出てまいっております。  したがいまして、地域の出先機関...全文を見る
○久間国務大臣 談合の問題としては、今度は、それをなくすためには、契約をする部門と積算をする部門と、これを分けることによってそういうことのできないようにしようということですから、それはまた別なあれであります。  施設庁という組織をなくしてしまって、廃止してしまいまして、それをい...全文を見る
○久間国務大臣 ペトリオットPAC3というのは純粋に防御的な装置なわけですね。そして、それがあることによって、敵を攻撃するのではなくて、ミサイルを撃ち込まれたときにそのミサイルを防御できるわけでありますから、そういう意味では、今、こういう状態のときに、やはり我が国にいち早くそうい...全文を見る
○久間国務大臣 車列を組んで粛々と入っていくから、それを見てどう思うかというのは、何かそれに対して非常におどろおどろ感じる人もおられるかもしれませんけれども、これによってある種の安全性もまたそこで確保されるわけでありますから、そしてまた嘉手納にありますものは移動も可能でありますか...全文を見る
○久間国務大臣 何でそれが不安なのか、私はそこがわからないわけでありまして、それは攻撃的な武器じゃないわけでありますから。だから、沖縄に、そういう意味で、防御専用のペトリオットPAC3を置くわけですので、そこのところはもう少し冷静に見ていただきたいと思うわけであります。
○久間国務大臣 とにかく日米安保条約が必要ない、そういう論拠に立って議論をしていけば、そういう議論にもなってくるでしょう。  しかし、日米安保条約によって日本は、日本の独自ではやれない、盾の部分は持っているけれども矛の部分は持っていないということもあって、それも総合的に全部あれ...全文を見る
○久間国務大臣 日米安保条約が必要である、またそういう意味では米軍の基地の提供も必要である、されど沖縄へ過度に集中している、それについてはどうにかしてくれ、こういうような方は結構おられると思うんですね。そういう方には、このパトリオットPAC3がどういうものかを説明すれば私はわかっ...全文を見る
○久間国務大臣 アメリカは、どんどんどんどん必要以上に日本に隊員をふやしたいと思っているわけじゃないんですよ。アメリカだって、世界各国の兵員を減らしたい。そういうような非常に手薄になってきている、そういう実情の中から米軍再編の問題というのは起きてきているわけであります。  だか...全文を見る
○久間国務大臣 我々がアメリカと合意しているのはV字形でやるということでございますから、住宅の上は飛ばない、それは変わっておりません。  ただ、進入灯をどういうふうにつけたらいいかどうか、この辺については、これから先、まだ具体的な話し合いは今から詰めていくわけでありまして、そう...全文を見る
○久間国務大臣 あの報道はどういう形で出たのかはわかりませんけれども、我々は、その進入灯の設置についてすら話を聞いているわけじゃございませんで、だから、どういうような進入灯なのか、本当に進入灯なのか、どういうようなことをだれが言ったのか、その辺も確かめないといけませんけれども、我...全文を見る
○久間国務大臣 これは羽田であろうと成田であろうとほかの空港であろうと、緊急時の場合は、こっちからは進入しませんとなっておっても、それは緊急着陸をやる場合があるわけですから、人命にかかわるときはそれが最優先されますから、そのときはどういう方向からでも着陸することはあり得ると思いま...全文を見る
○久間国務大臣 その言葉をとって沖縄における緊急時はどういうことかと言われましても、私たちは、緊急時というのは、非常に緊急を要して、それをしなかったならば大変大きな実害といいますか、そういうものがある場合を緊急というふうに、普通はそういうふうにとらえておるわけです。
○久間国務大臣 これから運用のあり方についてはアメリカとよく詰めていきますから、そのときにおいて、今委員が御指摘になられましたような緊急時のいろいろな概念、それらについても、我々としてもよく相手方に詰めてみたいと思います。
○久間国務大臣 戦闘機は、嘉手納があるわけでございますから、そちらに着陸いたします。(赤嶺委員「いや、アレスティングギア」と呼ぶ)具体的にそのアレスティングギアというのが、戦闘機以外で使うようなものがあるのかどうか。とにかく、戦闘機はそこには離発着しないと思います。
○久間国務大臣 いろいろな調査委員会の報告によりますと、もう昭和五十年代の半ばにはそういうようなことが行われておったという報告でございますから、並行して、ダブルトラックで走っておったんだというのは事実でございます。
○久間国務大臣 この種の事案で非常に難しいのは、調査を今後やるときに、もう応じてくれないというようなことになっても困るので、これから先も、やはり調査をきちんとやるときもあると思うんですよ。それで、調査をして報告をして、そしてこちらが捜査権限を持っておれば、ぎりぎり詰めていくことが...全文を見る
○久間国務大臣 前田先生の話のときは、私は施設庁長官にも言ったんですけれども、調査報告書がそういうふうに、五十年代の半ばごろからというふうにはっきり書いている、その書いているのが何によって判断できるのか、勝手に書いたんじゃないかと言われたときに、そうじゃないということをせめてうか...全文を見る
○久間国務大臣 くどいようですけれども、五十年代の半ばごろからと言われていることについては、もう捜査対象になっていないわけですよ。調査報告書だけが信憑性があるのかどうかということを、この当委員会でやることになっておるわけです。  ところが、今言われた割り振り表に基づくものは、ま...全文を見る
○久間国務大臣 私も具体的なことは知りませんが、よく民間で言われているのは、とにかく、お役所にはこの人を下さいということを申請して、そしてオーケーをもらって来ていただくんだというようなことでございます。だから、それを割愛申請と言っているというふうに私は理解しておりました。具体的に...全文を見る
○久間国務大臣 ペトリオットPAC3というのが防御的なものであると先ほどから言っていますように、そういうようなものであるわけですから、それを置いたことでマイナスになることはないわけで、プラスにはなるわけですから、そういうようなことについて、それがあるがゆえに自分のところが攻撃され...全文を見る
○久間国務大臣 相手が弱い相手の場合だったら、それは先生の言われるように、いろいろなことが言えるかもしれません。しかし、米軍という強敵を相手に、一番強い基地があるところを攻撃するんじゃなくて、日本で攻撃するなら一番弱いところを攻撃するんですよ。しかも、影響力が一番あるところ、それ...全文を見る
○久間国務大臣 イラクと、アメリカあるいはアメリカを中心とする連合軍、これはもう力が全然違うわけですよ。だから、そういうときにどういうような作戦にするかというのはまた別でありまして、相手が軍事施設を攻撃しようがしまいが、アメリカから見たら、本当につぶすようなものですよ。だから、そ...全文を見る
○久間国務大臣 私は、喜んでもらえる日が必ず来ると確信しております。
○久間国務大臣 防衛庁長官の下に防衛査察本部というのを設けて、それによって、この事案だけではなくてほかの点も踏まえて、今後やはりきちっと査察といいますか監察といいますか、監視をする、そういうような制度をつくるということは非常にいいことだと思って、私どもは概算要求を行っているところ...全文を見る
○久間国務大臣 私は、全く同じ考えであります。そして、先ほど冒頭に委員がおっしゃられましたように、今度、今法案を出していますけれども、庁を省にするにしても、非常に変わったというような雰囲気の中でスタートしてもらいたい、そういう思いを私自身も持っております。  それを実質的に変わ...全文を見る
○久間国務大臣 私は、やはり今委員がおっしゃられましたように、防衛庁は、将来、省になるかどうかは別にしまして、防衛庁は変わった、やはり今度は本気でやるんだな、そういうふうに思ってもらえるような、そういう組織にしたいと思っておりますので、組織ができますまでにはまだ、もしそのままおれ...全文を見る
○久間国務大臣 これは、先ほどまで答弁しました問題と違って、なかなか難しい問題だと思っております。  というのは、人それぞれの思惑がございますから、例えば、いろいろな形で自主返納をお願いしたりなんかしております。しかしながら、これに応じると、その人はさも何かやったんだというふう...全文を見る
○久間国務大臣 先ほどから話が出ておりますように、なかなか決め手がないという実情の中で本当に手をこまねいておるという状態でございまして、これが、先生みたいに言われるように、確かに国民の目線から見たときには、それでいいのか、やはりそういうように映ると思うんです。  だから、今言わ...全文を見る
○久間国務大臣 少なくとも国民の目線から見たときに、その前に従事しておった職務の関係でそういう会社に就職するとか、そういうことは絶対ないようにしなければなりません。与党の方でいろいろな意見が出ているというのも、やはり二年間は、二年を切って切りっ放しということじゃなくて、そういうよ...全文を見る
○久間国務大臣 その点について、私もここで聞いておりまして、初めて聞いておりまして、どういうことなのかなと最初は思いました。  証拠隠滅を図ったというような報告を受けたのならば、それはそういうような報告でいいと思うけれども、どうも、先生の議事録その他を見てみますと、そうじゃなく...全文を見る
○久間国務大臣 本当に微妙な話かもしれませんけれども、私は、額賀さんには二つのことを聞きました。  アメリカにおって電話で連絡を受けたというのは本当かねと。そうしたら、確かに北原さんからそういうようないろいろな動きがあったということは聞いたと。それと、新聞記者から聞かれたときに...全文を見る
11月09日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○久間国務大臣 御承知のとおり、自衛隊が発足いたしまして、防衛庁としてまたスタートしたわけであります。  庁というのは、どちらかといいますと、いろいろな物事を政治的に管理するとか、防衛装備品を取得してそれを装備するとか、そういうような管理業務的な意味合いが非常に強いわけでありま...全文を見る
○久間国務大臣 一番国民にわかりやすく言わせてもらいますならば、自衛隊の最高指揮官としての内閣総理大臣という場合は、これは内閣府の長としての総理大臣じゃなくて、内閣のヘッドとしての内閣総理大臣でありますから、そういうような自衛隊の最高指揮官としての行為は、今までも内閣総理大臣であ...全文を見る
○久間国務大臣 私の言い方が適切なのかどうかはまた後で事務方にも聞いていただきたいと思いますけれども、基本的にはそんなに大きい違いはないと思います。  しかしながら、やはり我が国の場合は憲法九条との関係もあって、セルフディフェンスといいますか、自衛、そういうような表現を従来から...全文を見る
○久間国務大臣 本来任務の中でも、主たる任務と従たる任務があるわけでありますが、主たる任務というのは、もちろん我が国の防衛というのが主たる任務でありまして、それに影響が及ばない限度において従たる任務をやる、そういう言い方です。  今までは、国際協力業務というのが、雑則みたいな、...全文を見る
○久間国務大臣 先ほども赤城委員にお答えしましたように、やはり、単なる管理者である防衛庁ではなくて、政策官庁として国の平和と独立をどうやって守っていくか、これを政策的にも判断しながらその決断をしていく、それが省としての位置づけでございますので、やはり、昨今のいろいろな我が国を取り...全文を見る
○久間国務大臣 国際協力業務というのも、本当に大分変わってまいりました。私も国会に籍を置きましてもう二十六年が過ぎたわけでございますが、最初はもうとにかく、海外に自衛隊が出ていくということですら、これに対して物すごく拒否反応がありました。もう今日では、今ゴラン高原にも行っておりま...全文を見る
○久間国務大臣 今、北朝鮮がミサイルの実験をやった、あるいは核実験をやった、この段階で防衛庁と防衛省でどう違うかと言われましても、そこは余り違わないと思います。  しかしながら、先ほどから言っていますように、我が国の平和と安全をどうやって確保していくか、それを政策官庁として考え...全文を見る
○久間国務大臣 先生も御承知かもしれませんが、防衛施設庁というのは、昔、調達庁として、とにかく基地を調達する、いろいろなものを調達するというような、そういうところからスタートした、米軍の基地の問題を扱う、そういう役所としてスタートした経緯がございます。だから、ある意味では非常に閉...全文を見る
○久間国務大臣 先日も申し上げましたとおり、これは二〇〇九年の七月、それにできるだけ早い時期に候補地を決めて、詰めていかなければならない、それはもうそのとおりでございます。  しかしながら、それまでの間には、いろいろなやりとりはありますけれども、では、どこを候補地とするのかとか...全文を見る
○久間国務大臣 私たちも、これについてもしっかりとやっていきたいと思います。しかしながら、先生方のまた御協力が必要でございますので、地元の皆様、国民の皆様方に、どうかひとつ、これは日本の将来のためにも大事なことであるということをぜひ、PRと言ってはいかぬですけれども、認識してもら...全文を見る
○久間国務大臣 これは、従来から安全保障会議が重要な役割をしておりますし、また、シビリアンコントロールという意味からも、安全保障会議でできるだけきちんと議論した上で判断するというのはやはりいいことでございますから、内閣総理大臣が必要と認めた場合にはやれることになっておったわけでご...全文を見る
○久間国務大臣 やはり我が国は、自衛のためにやむを得ないときには自衛のために必要な行動はとれる、そういう憲法上の最小限の権利は持っているわけでありまして、しかしながら、逆に、戦後スタートしたときに、我が国は武力行使をしないんだというような、そういう憲法九条の建前もつくったわけであ...全文を見る
○久間国務大臣 我が国が武力攻撃を受けた場合に作戦上どこまでできるかというのは、これはまた結構、これしか方法がない、あるいは、これはやはりやったとしてもおかしくないという、そこはあるかもしれませんが、それがもしそこまで至らないときに、ではそれはできるかとなると、それもできない。 ...全文を見る
○久間国務大臣 確かに、今私の直下でありますけれども、今度は中央即応集団の隷下となって、ワンクッションといいますか、そこの下に位置する形になるわけでございますけれども、直属とはいいながら、やはり私が直接じゃなくて、統幕長、それから陸幕長、そういったところの補佐を受けながらやるわけ...全文を見る
○久間国務大臣 先ほどから申しておりますように、防衛庁が省に移行するということになりますと、単に自衛隊を動かすだけの役所ではなくて、我が国の平和と安全を政策面からきちんととらえながら、長期的視野に立ってその政策を立案していく、そういう分野のウエートが非常に高くなってくるわけでござ...全文を見る
○久間国務大臣 本当にまず考えられないことですけれども、徴兵というのは法律によらなければまずできませんし、その法律をつくるのは、憲法上問題がないということがはっきりしないと法律もつくれないわけでありまして、我が国の今の憲法からいって、そういうのは非常に難しいというよりも、ちょっと...全文を見る
○久間国務大臣 やはり、軍事大国になるんじゃないかという懸念は、戦前の軍部が独走した、そういうことを念頭に置きながら皆さんおっしゃるんだろうと思います。やはり戦前の軍部の場合は、陸軍大臣、海軍大臣という、いわゆる内閣の統制下からやや外れて天皇の統帥権のもとに独立したような、そうい...全文を見る
○久間国務大臣 日本は、非核三原則ということで戦後ずっとやってまいりました。そして、それがまた近隣諸国との関係でも非常に信頼されて、今日のこういう状態が続いているわけでございますから、私は、これはいい選択だったんじゃないかな、自信を持ってそう思っているわけであります。  最近、...全文を見る
○久間国務大臣 環境庁から環境省に行ったのは、厚労省もありますけれども、林野庁から鳥獣保護関係とか、いろいろな点で移った点がございますし、それと、時代背景として、環境省の予算は余りにもやはり、従来は監督官庁としてのそういう分野だけでしたけれども、もっともっと大きくなってきているわ...全文を見る
○久間国務大臣 防衛庁が省になる場合に、それをきっかけに、やはり地元の皆さん方にもまた説明をしますし、また逆に、地元の皆さん方の声もできるだけ吸い上げる、そういう努力をしなければいけないと思っております。  ただ、御理解いただきたいんですけれども、私は、前回防衛庁長官になりまし...全文を見る
○久間国務大臣 庁を省にするという話と、憲法上の自衛権の問題をどう考えるかというのは全く別問題でありまして、私はかねがねこの委員会等あるいは予算委員会等でも言っているわけですけれども、ややもすると、集団的自衛権、個別的自衛権という二つに非常に分けてしまって議論する余りに、どっちの...全文を見る
11月16日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○久間国務大臣 本当に長い道のりであったと思います。戦後ずっと、防衛庁としてスタートしましてから、その後昭和三十九年には閣法として出そうということで政府決定を一たんしたんですけれども、国会には出されませんでした。今おっしゃられましたように、議員立法として出たことがございまして、私...全文を見る
○久間国務大臣 今おっしゃられましたように、国際環境もそうですけれども、国内の認識もまた変わってまいりまして、自衛隊が我が国の専守防衛としてスタートはしましたけれども、それの単なる、どう使うか、そういうような観点からの防衛庁としての管理面だけが強調された組織から、やはり国の安全政...全文を見る
○久間国務大臣 前回でも私はお答え申し上げましたけれども、今までも国務大臣としては閣議請議はできます。しかしながら、防衛庁長官としての立場ではできないわけでありまして、そこのところは一般の人にはなかなかわかりにくい点でございます。各大臣、全部一応国務大臣でございますから、国務大臣...全文を見る
○久間国務大臣 よく誤解をされるわけでありますけれども、防衛庁から省になると、何かシビリアンコントロールがなくなって独走するんじゃないかというふうな、そういう錯覚をする人がおられるわけでございますが、決してそういうことはあり得ないわけであります。  そもそも、シビリアンコントロ...全文を見る
○久間国務大臣 私も役所の方で調べてもらいましたが、エージェンシーというような、いわゆる庁というのはほかの国ではないと思います。というのは、みんな、やはりそれは、政策官庁としての各省、デパートメントかあるいはミニストリー、そういう形で政策マターをちゃんとできる組織として位置づけら...全文を見る
○久間国務大臣 内閣府は確かに総合調整機能を持っておりますけれども、それは各省庁の権限がそれぞれ別に分かれておって、そういうのを除いたものについての調整機能があるわけでございますから、今までも、防衛庁の庁の仕事として、それを内閣府が総合調整機能を持つわけじゃございませんので、それ...全文を見る
○久間国務大臣 私も、先生の質問で、何かないかというふうな質問があるというふうに聞きましたので、何かあるかなと随分私なりに一生懸命デメリットを探してみたんですけれども、正直言ってデメリットはないんですね。  ただ、野党的な方々の立場であえて言うならば、何か、防衛庁が省になること...全文を見る
○久間国務大臣 確かにそれは大事なことで、今までは自衛隊の運用を図っていけばよかったんですけれども、これから先は、国の安全というのをどういうふうに考えていくか、またそのためには、過去にさかのぼって、あるいは各国のいろいろな実例等についても、今まで以上にやっていかなければならないと...全文を見る
○久間国務大臣 私が十年前に防衛庁長官に就任しましたときに、アメリカとの関係で、いわゆるガイドラインの見直しをする、そこをやったわけでございますが、それと同時に、やはり今言われたように、二国間の防衛交流あるいは多国間の防衛交流が必要であるということで、あのときは結構活発に、制服同...全文を見る
○久間国務大臣 今委員がおっしゃられたことは本当に大事なことでございまして、自分がつくる政策について、やはりそれを、自分が満足するだけではなくて、ちゃんと理解してもらって、国民がそれをサポートするような、そういう体制ができていることが一番大事でありますから、従来から、防衛庁時代に...全文を見る
○久間国務大臣 今、直ちにこれでもって予算がふえるとか組織がふえるとか、そういうことを考えているわけじゃございませんけれども、やはり、本来任務としてそこが位置づけられますと、本来任務を適切に行うためには教育も必要でございますし、また、即、それがすぐ、いろいろな形で要請されたときに...全文を見る
○久間国務大臣 確かに、おっしゃるように、これから先の国際平和協力業務が効果を上げるためには、単に自衛隊が行うだけではなくて、そういうNGOあるいはまたJICAを初めとするいろいろな機関、あるいはまた国連の機関、そういったところとうまく連携をしながらやっていく必要がございます。 ...全文を見る
○久間国務大臣 防衛庁を省へ移行するという今度のこの法律ではそういうような再編というのは考えておりませんので、そしてまた、それほどの人員の減にはなってこないと思います。  というのは、形式的には確かにいろいろな煩雑な手順が要りますけれども、かなり専決処理でおりておりますし、最終...全文を見る
11月17日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第8号
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○久間国務大臣 この調査報告書並びにこれから先のとるべき対策、こういったのを通じてやっていくわけでございますけれども、それと同時に、この附則でも書いてありますように、防衛施設庁を廃止して統合する、そういうことによって体制も整えようと思っているわけであります。  そういう意味でも...全文を見る
11月24日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第9号
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○久間国務大臣 防衛庁設置法等の一部を改正する法律案について、御説明いたします。  我が国の平和と独立を守り、国の安全を保つという任務の重要性にかんがみ、防衛庁を防衛省とするため、所要の規定を整備するほか、我が国周辺の地域における我が国の平和及び安全に重要な影響を与える事態に対...全文を見る
○久間国務大臣 詳しくは後でまた事務方から説明するかもしれませんが、私たちが非常に気にしたのは、この調査をするときに、外に対しては公表しませんからという約束でみんなから意見を聴取した。やはり役所といえども人と約束したことについてはうそを言っちゃいかぬ。それを、後からになってうそを...全文を見る
○久間国務大臣 細かい経緯じゃございませんけれども、刑事事件には、検察庁の関係で終わっていますけれども、公正取引委員会はまだ今調査が続いておりまして、これによってまだこれから先、公正取引委員会の所掌の範囲内において彼らは仕事をやっておるわけでございまして、それに必要な書類を出して...全文を見る
○久間国務大臣 この間、米空母が追尾されておったというようなことが記事として出ておったことがありますけれども、空母にしても、潜水艦もそうですけれども、どの範囲ならばエンジン音を聞き分ける、スクリュー音を聞き分けるというようなことは、やはりみんな秘中の秘でございますから、それをこう...全文を見る
○久間国務大臣 御承知のとおり、私は、あのとき、防衛庁長官をやめてすぐ後ですから、「なだしお」に非常に関心を持っておりましたが、あの事件というのは、浮上しておりまして、そして遊漁船とぶつかった事件でございまして、浮上しているときの航行のあり方について、あれは海上自衛隊の方に非があ...全文を見る
○久間国務大臣 少なくとも、はっきり言えますことは、現在政府がとっている集団的自衛権の行使ができないというその解釈においては、仮に技術的に可能になっても難しいだろうと思います。  しかしながら、集団的自衛権というのは、民主党さんでも意見の集約を見ておられるように、私自身は、憲法...全文を見る
○久間国務大臣 今のSM3ではこれは難しい、というよりも、できないわけであります。しかしながら、次世代型の場合は、MIRVといいますか、多弾頭のそういう場合、あるいはおとりを発射した場合にそれに対してどうか。  これについては、やはり研究をして開発をしていく必要はあろうかと思っ...全文を見る
○久間国務大臣 これは、アメリカからはその打診もしてきていないというふうに聞いております。  それともう一つ、今のエアボーンレーザー、私もそれはアメリカへ行ったときに見ました。民主党の先生方と一緒に行って、それは見せてもらいましたけれども、正直言いまして、やはり相手方の領域まで...全文を見る
○久間国務大臣 こういう議論をしますと、いきなりミサイルが降ってくるというような、そういうことをえてしてみんな連想するわけでありますけれども、撃つ方も、やはり何か緊張状態が発して、それからそういう問題に移っていくわけでございますから、まずはそういう緊張状態にならないように、そこの...全文を見る
○久間国務大臣 基本的には、防衛庁が防衛省になりましたとしても、その扱う内容というのは同じでございますから、現在と変わって防衛省になったからといって、官邸をさておいて安全保障問題関係は全部こちらでやるというわけじゃありませんので、その辺は御理解賜りたいと思うんです。  ただ、民...全文を見る
○久間国務大臣 整っているのか、そういうふうに問い詰められますと、正直言って、まだ緒についたばかりでございますと答えざるを得ないのが大変残念なわけでございます。  正直言いまして、二十三年度ぐらいまでに今の計画を一応完備しようとしているわけでございますが、北朝鮮がああいうふうに...全文を見る
○久間国務大臣 この省へ移行する法案については、かねてから非常に懸案になっておりまして、一日も早くということでございましたが、与党内で意見がまとまったのを機に出させていただいたわけでございます。  しかしながら、施設庁の問題については、施設庁を廃止するというのは、これはやはり予...全文を見る
○久間国務大臣 後のお二方も、非核三原則を変えろと言っているわけじゃないので、詳しく聞いてみましても、非核三原則は、やはり日本としてはこれが最善の策だというのは認めているわけなんですよ。  ただ、あのとき、なぜ非核三原則をみんなが言うようになったか、そういう経過等も、最近の若い...全文を見る
○久間国務大臣 事実誤認という言い方ではないんです。  実は、非核三原則で持ち込ませずということを言っていますけれども、持ち込むという言葉自体が非常にあいまいなわけですね。それで、ほかの法令用語では、持ち込みというのは、全部日本の税関に入るとか陸揚げされるとか、いろいろなあれが...全文を見る
○久間国務大臣 核が、中国とかロシアとか、ああいう超大国が弾道弾を使った形での核の場合は、アメリカがいわゆる戦略核といいますか、そういう核でそれぞれが核の抑止力を図っているというのはいいわけですけれども、北朝鮮みたいなところが小さな戦術核を、非戦略核を使う場合の抑止力というのはど...全文を見る
○久間国務大臣 あそこで言いたかったのは、そうならずに済んだな、そういう思いを言いたかったわけでありまして、というのは、ちょうど十年前、八年前ですか、駐留軍特措法をつくったときも私でしたから、あのときも、ああいう法律をつくらぬでそれまでにやりたいと思っておったのがやれずに、とうと...全文を見る
○久間国務大臣 私は、かわっても、基本的にアメリカの姿勢は、対イラクとかなんとかは別ですよ、だけれども、日本とか北朝鮮の問題とか、この東アジアについては共和党も民主党もそれほど大きな違いはございませんので、基本的には変わらないだろうと思っております。  ただ、やはり、ラムズフェ...全文を見る
○久間国務大臣 私は、まだ詳しく余り情報が入っておりませんし、またお会いしたこともございませんけれども、今のライス国務長官とも非常に近かったというような話も伺っておりまして、そういう意味では、これまでの国務省なんかのスタイルと大体似ているんじゃないかなというような、そういう思いが...全文を見る
○久間国務大臣 このミサイルディフェンスにつきましても、私が防衛庁長官のころに、ガイドラインを最初に決めて、その後技術研究に入ろうという話が、当時は民主党でございましたけれども、コーエン長官から話がありました。しかしながら、もうとにかくステップ・バイ・ステップでいきましょう、今は...全文を見る
○久間国務大臣 少なくとも軍レベルでは、事実、できることとできないことはわかっているわけですから、できないことについての要請というのはまずないわけであります。  しかしながら、例えば、イージス艦がおりまして、それがいろいろな情報収集をしている、そして、それがキャッチして、そして...全文を見る
○久間国務大臣 そこは安倍総理に私は聞いたわけじゃないですけれども、その同じ日に私のところにワシントン・ポストは取材に来たんですよ。同じようなことを向こうが聞いたんですよ。そして、私はそれに対しては独特の言い方で、記事にならないような言い方をしたわけですけれども、総理が自分からワ...全文を見る
○久間国務大臣 正直言って、アメリカ本土に向かうようなあれは、結構スピードも速いのと、高さが高いわけですね。そして、日本からそれを、こちらからブーストでまだ上がっている段階からキャッチして、それから方向が決まって、これはアメリカ向きだとなったときに、そこから発射して追いつくかとな...全文を見る
○久間国務大臣 後で事務方から聞いてもらいたいと思いますけれども、ミサイルはとにかく放物線を描いて落ちてくる、それをこちらから反撃するというか迎撃するわけでありまして、言うなれば、野球のホームランボールになりそうなのが行ったときに、センターフライとしてセンターが走っていってそれを...全文を見る
○久間国務大臣 先生のお話、私はちょっと聞いていませんでしたが、太平洋のハワイに近いところで、それでうちのイージス艦が仮におったとすればできるんじゃないかという話だろうと思うんですけれども、現実問題として、日本に四隻しかSM3を今配備できないような状況でハワイあたりに浮かばせてお...全文を見る
○久間国務大臣 やはり、国務大臣としての私は閣議請議を行うことができますけれども、防衛庁長官としての私は閣議請議を行うことは今の組織だったらできないわけですね。これがやはり、閣議請議を行うことができないと言っているのはそこなわけでありまして、内閣府に持っていって、内閣府の長である...全文を見る
○久間国務大臣 前回のときに、私は、例えば教育訓練局長なんというのは制服の方がいいんじゃないかというふうに思って、そうしようと思ったら、やはり参事官をもって充てるというふうになっておって、それはできなかったんですね。  だから、そういうような意味では、防衛省になるのをきっかけに...全文を見る
○久間国務大臣 自衛隊が発足しまして、自衛隊を管理する組織として、あるいはまた、自衛隊が装備するいろいろな装備品を調達してそれを管理する組織として防衛庁がスタートしたわけであります。  しかしながら、その当時は米ソ冷戦構造の中でそういうような役割でよかったかもしれませんが、その...全文を見る
○久間国務大臣 なぜ起きたかは今調査していますから、調査の結果を待ってまた発表するわけでありますけれども、とにかく、ああいう事故があってはならないのはもうおっしゃるとおりでございまして、それは私たちも、本当に大変御迷惑をかけたということで、関係者にもおわびを申し上げたわけでありま...全文を見る
○久間国務大臣 私は、日本の国内にはもちろん持ち込みはないわけですけれども、領海内についても事前協議の対象になるということも知っておりましたけれども、その覚書ができたりなんかしたのが三海里時代ですから、三海里と十二海里の間というのについてはどうなっているのかよくわかりませんでした...全文を見る
○久間国務大臣 いや、前言といいますか、私はかすめるという言い方をしたわけでありまして、三海里と十二海里の間は通ってもそれは構いませんという日本の政府の態度だということは言っていないわけであります。  だから、かすめるという表現をしたのは、その辺がよくわからないからかすめると言...全文を見る
○久間国務大臣 それは私の所管ではございませんので、あったかどうかも含めて私が答える立場にありません。  しかしながら、私は、交換公文を新たに交わしたとか口頭了解を訂正したとか、そういうことは聞いておりません。
○久間国務大臣 私が所管ではありませんと言ったのは、アメリカとの関係で協議をしたりしなかったり、それは私自身はわかりませんと。しかしながら、私は、整理して法制局長官から、その後もたびたび委員会等で、十二海里になってからも日本国政府としては無害通航を十二海里以内は認めない、そういう...全文を見る
○久間国務大臣 だから、それは私のマターではありません、だからそれは整理のしようがありませんということを言っているわけで、私は、日本国政府のとっている考え方なり、それを整理して法制局長官から聞きましたから、それに従って、これから先も十二海里はノーと言うんだなということを確認してい...全文を見る
○久間国務大臣 アメリカのことを聞かれてもちょっと私も答えようがございませんが、緊急事態、もうとにかく生命に、生死にとってどうしようもない、そのとき、もう事前協議をするいとまもないときに、そこは、先ほどの潜水艦じゃありませんけれども、急に急速浮上をして無害通航のそれをやるか、ある...全文を見る
○久間国務大臣 いや、私はそれは聞いておりません。
○久間国務大臣 現実問題として、緊急事態のときにそこを通るなと言って、そういうことが許されるかどうかですよ。そこは、緊急事態の場合はやむを得ないんじゃないでしょうか。そのかわり、緊急事態があって、そういうことの場合だったら、事前協議になっていたけれども、こういう形でそこは通過させ...全文を見る
○久間国務大臣 私自身、そういう密約そのものを知りません。だから、有事の際はその密約を、ほごにして、そういうことで動き出すなんということも、全然そういう理解をしておりません。
○久間国務大臣 戦争で負けて、終戦と言う人もいますけれども、私ははっきり負けたと思っていますね、戦争で負けて丸裸になって、もう日本は軍隊を持たない、とにかくもう何もしないという形でバンザイしてしまったわけですね。  ところが、いろいろなことの中で、無防備でいいのか、攻められたら...全文を見る
○久間国務大臣 まず、自衛隊をそういう武力集団と見るか、軍事組織と見るかは別として、そういう実力部隊は、必ず国会の予算とか法令に基づいてコントロールされる組織でなければならない、そのトップもまた、国会から選出された内閣がそのトップになってそれをコントロールしなければならない、こう...全文を見る
○久間国務大臣 たびたび先ほどからも言っておりますように、我が国の現在導入しようとしておりますミサイル防衛システムというのは、アメリカへ向かって飛んでいくミサイルを迎撃する、そういう能力はないわけでございますから、今それをどうこうということはありませんけれども、やはりいろいろな発...全文を見る
○久間国務大臣 小池補佐官が防衛庁を訪ねてこられまして二人でお話ししたことはございますが、そういう公式のことでもございませんし、また、具体的な戦略を持っての話ではございません。  今ちょっと下村副長官から話がありましたように、民間の有識者会議といいますか、そういう人たちが一つの...全文を見る
○久間国務大臣 そのうちの、先ほど言われた、使えるやつを捨てている、それはどうもうそのようですから、それはちょっとあれですけれども、確かに、自殺者が七百七十九人、しかも最近は百人を超えているんですよ。平均して、十年間で七百七十九人ですから、最近百人を超えている。これは本当にゆゆし...全文を見る
11月28日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第10号
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○久間国務大臣 全く石破委員のおっしゃるとおりでございまして、最近では、おっしゃるとおりでございます。  しかし、もともとは、軍事組織が軍事で勝手に動かないようにどうやって縛りつけるか、そういうところからシビリアンコントロールというようなことが言われたわけで、そういうようなこと...全文を見る
○久間国務大臣 確かに、おっしゃられるように、防衛庁としてスタートして、単なる自衛隊を管理する、あるいはまた、先ほど言いましたように、基盤的防衛力を整備するために必要なものを備える、そういうようなことからスタートしてきたのが、やはり今では、これから先の平和と安全を保っていくために...全文を見る
○久間国務大臣 私が教育訓練局長を制服でどうかというふうに思ったのは、今の参事官制度、そういうのをよく知らなかったこともありました。私自身、国防関係はほとんどタッチしていなかったものですから、参事官制度でそういうのが、これは参事官をもって充てる、これは自衛官をもって充てるという、...全文を見る
○久間国務大臣 軍種ごとのいろいろな組織をどう統合するか、これは各国いろいろ苦労しておりますし、またそれと同時に、軍と今度はシビリアンの内局との、その辺もどうあるべきか。世界各国を見ましても、やはり内局と軍とは、それぞれが組織があって、そこのところが非常に重複しているような、政策...全文を見る
○久間国務大臣 法律というのは、具体的に列挙しますとそれ以外のことができない、そういうふうに読まれるわけですね。だから、これこれの政策に関すること、企画立案に関することとなると、じゃ、それ以外のことはだめだということになりますから。  本当言いますと、防衛並びに警備に関すること...全文を見る
○久間国務大臣 その辺については、やはり、みんなが、今度省に変わったのは何なんだ、国の安全政策について、そういうのを担当する役所なんだ、そういう認識を持ってもらうことが一番大事なわけでありまして、条文に細かくそういうふうに書く書かないじゃないんじゃないかなと思っておりますから、私...全文を見る
○久間国務大臣 一般業務の書き方はそういう法律としても、具体的な課とかそういうのになってまいりますと、政策を今度は実行していくわけですから、どういう課がつくられてどういう動き方をするのか、これはやはり国民が注目しているわけでございますから、そういう点では、今度の概算要求でも、先般...全文を見る
○久間国務大臣 戦略性は大事でございますから、やはりそういうものにたけた人たちを中心として、戦略企画室といいますか、そういうようなグループといいますか、課、室をつくって、そういうところでやっていくとか、これは必要だと思いますので、それもたしか概算要求の中に入れていると思います。
○久間国務大臣 これは従来からも、防衛研究所がございまして、そこには外国からも来てもらっているし、また防衛庁の方からも、防衛研究所から行く場合もありましょうし、あるいはまた、防衛研究所じゃなくて直接、今言われたように、海外の、よその国のいろいろなそういう戦略を研究しているところ、...全文を見る
○久間国務大臣 本来は、防衛庁を省にするというのはもっと早い時期から考えてよかったんじゃないかなというふうに私自身は思っております。というのは、先ほどから何回も言っていますように、防衛庁という形で自衛隊を単に管理するということから、国の安全政策をどう議論するかというふうに話が変わ...全文を見る
○久間国務大臣 たまたまと言いますとちょっと語弊がありますけれども、必ずしも、防衛庁昇格の法案だけが先に行っても、それは別に何ら整合性がないということにはならないと思います。
○久間国務大臣 そこはやはり、先ほど言われたいろいろな問題がある、それをしなきゃ防衛庁をもう省にしちゃいかぬという話の問題とはちょっと違って、やはり国民世論も、自衛隊の任務として、付随的な、いわゆる雑則で、もうそれはつけ足しだというような位置づけに現在の法律がされているというのは...全文を見る
○久間国務大臣 今言いましたように、防衛庁を省にする、その一つの理由の中に、国際的ないろいろな平和環境を構築する、そういうような政策官庁としての動き、しかし、そのためには各国が国際協力業務で活動しているときにやはり日本もそれに加わるべきだ、そういうのが根っこにはあって、そしてまた...全文を見る
○久間国務大臣 不都合が生じているかと言われると、正直言って不都合は生じていないと言わざるを得ないんですけれども、やはり、精神的な面でちょっと言わせてもらいますならば、付随的な業務だ、その他のスポーツ大会のあれと同じだというふうに言われてみますと、海外に行って、しかもある程度危険...全文を見る
○久間国務大臣 それはこれから先の取り組み方だと思いますけれども、今、限られた人材、限られた資材、そういうので運用しておりますだけに、これができたからといって直ちに、そういう財政面での制約もありますから大きくするわけにいきませんが、やはり専門のそういう教育隊みたいなのは必要でしょ...全文を見る
○久間国務大臣 やはり、本来の任務というのがあって付随的な任務だというふうに位置づけされていると、付随的な任務のものを格上げするというのはなかなか難しいんじゃないでしょうか。だから、それは若干ちょっと違うような気がしますので、やはり、本来任務とされればそれに応じた体制づくりをする...全文を見る
○久間国務大臣 それは、当然本土の防衛が第一でございまして、それに支障のない限りにおいて行うわけであります。
○久間国務大臣 それは、今度の法律でも、本来任務の中で主たる任務と従たる任務という形になっておりまして、主たる任務が我が国の防衛で、従たる任務というのが幾つか、そこは並んでおります。  ただ、しかし、防衛については、プライオリティーは第一番でございますから、これは、そのために自...全文を見る
○久間国務大臣 今やっていることを前提にして、それらを本来任務にするのでありますから、これを機会にどんどんふやしていく、そういうような姿勢が出ているわけじゃございませんで、現在やっている、そういうのをなぜやっているかというときに、それは付随的な任務じゃなくて、それも本来任務の一つ...全文を見る
○久間国務大臣 私は、これによって早まることはないんじゃないかと思っています。  というのは、防衛大綱なんかは、現実をとらえて大綱をつくっております。だから、法律上は付随的なことになっておりますけれども、現実にもうそういう形で国際協力業務をかなり本来任務化して行っているわけです...全文を見る
○久間国務大臣 それは変わらないと思います。やっていること自体は、これによって大きくするとか、そういうふうなことはないわけであります。ただ、法律上、本来任務として、自衛隊法上の、法令上の位置づけが変わるということでございますから、実態面においては変わらない、そういうふうに理解して...全文を見る
○久間国務大臣 現在、国際協力業務に従事している人たちは、自衛隊法の位置づけに基づいて行っているんじゃなくて、それぞれの特別法に基づいて行っているわけでございますから、そういう意味では、内容的にも変わらないわけでありますし、また、位置づけ自体も、それぞれの法律が今度の法律の改正に...全文を見る
○久間国務大臣 それは変わりません。
○久間国務大臣 これは、これまでもPKO事務局等が内閣府に設置されて、そこでやっております。そういうような、それぞれの法律の位置づけによって行われておりますので、私は、これまで外務省との連携を深めてまいりましたが、これから先も同じ、連携はもちろん今まであるいはそれ以上にとっていき...全文を見る
○久間国務大臣 私の言い方が、もしそういうふうに勇ましくなったと言われれば、そこはちょっと言い方がまずいのであって、そうじゃなくて、我が国の安全政策上、こういった国々にみんなが出ていくときに、我が国もやはり行くべきであるというようなことをそういうような観点から主張ができる、そうい...全文を見る
○久間国務大臣 それは違うと思います。というのは、橋本内閣のときの総合調整をしたときでも、各省庁、防衛庁も含めて、各主任の大臣なり国務大臣をもって充てる、そういう省庁も含めて、そこの本来の任務については、これはそのままあのときも残したわけですよ。ただ、そういう省庁と省庁との間の総...全文を見る
○久間国務大臣 メリットがなかったわけではなくて、やはり、防衛庁がスタートしたときに、日本は、かつての、軍が独裁に走ったような、そういうことを実力組織がしないんだというイメージを国民に与えた、そしてそういう自衛隊の管理として防衛庁ができた、そういうようなことは歴史的に私は意味があ...全文を見る
○久間国務大臣 今言われた内閣府と距離ができるという、それも私は余りないと思うんですね。  内閣府の防災担当の大臣は防衛庁と、長官である私なら私、そこの防衛庁という組織と、今までだって同じような状態にあるし、これから先も同じような状態にあるわけですね。そういう点では、私は、内閣...全文を見る
○久間国務大臣 今回は、建設系技官については勧奨退職をそもそもしなかったということであります。
○久間国務大臣 確かに今は、不景気が続いてまいりましたので、大分募集は楽でありましたけれども、これから先は、私も、正直言って大変だろうと思うんです。  少子化が続いていますと、とにかく百万を割ってきた、ということは、その中で男性が五十万を割るわけですから、新規の大学卒業者が五十...全文を見る
○久間国務大臣 公権力の行使に当たる者については日本国籍がない者はだめだという、そこはもう大体一貫しておるわけです。特にこの自衛隊の場合も、警察官もそうですけれども、やはり、公権力の行使以上に、場合によっては武器まで持って治安に当たるようなこともあり得るわけでありますから、そこは...全文を見る
○久間国務大臣 長い傾向でいきますと、どうしても隊員の数もやはり減ってくると思うんですね。そうすると、一人の人の能力を、今の一・一倍とか一・二倍とか、それぐらいの能力を発揮してもらうような、そういうことにも努めなきゃならない点も出てくるわけでありますから、そういう意味では、とにか...全文を見る
○久間国務大臣 技術的あるいは国際関係上それが不可能というわけじゃないと思いますけれども、やはり今までの発想的に、そういうことでイージス艦を使って、そして今のSM2なんかを改良して使えるという安易さがあったので、そっちの方に話が行っております。  だから、発想として、地上に置く...全文を見る
○久間国務大臣 これは、アメリカが最初にやり始めまして日本がそれに共同研究で参加した形ですから、これから先もミサイル防衛システムについてはアメリカと共同、運命共同体といいますか、それぐらいのつもりで取り組んでいきますので、向こうのいろいろな意見等も聞きながらその辺は調整しなければ...全文を見る
○久間国務大臣 日本の場合は、イラク戦争そのものに対しては、それは内閣として支持をしたかもしれませんしあれですけれども、自衛隊の派遣については、戦争には、一貫してこれには参加しないという立場をとってまいりました。そして、戦争が終わりましてから、国連がイラクの復興のために各国に協力...全文を見る
○久間国務大臣 米国と我が国は信頼関係が強い国でございますし、その米国が事前協議をすると言っているものが事前協議をしていないわけですから、我が国の領海内を米国の核を積んだ潜水艦が通過しているとは考えられませんので、そういう認識であります。  それともう一つは、そういう議論が昔や...全文を見る
○久間国務大臣 まずその以前に、アメリカ以外の国が我が国の領海内に潜水艦で入る場合、それは、そのためにP3Cが常時偵察しておって、そして領海に入ったら直ちにそういう警告をして浮上させようとしているわけですから、核を持っておろうが持っていまいが、まず我が国の領海内に入ってくることは...全文を見る
○久間国務大臣 というよりも、持ち込ませずというのに、私はその言葉自体が非常にあいまいだというところで気にはなるんですけれども、ただ現実には、そういう議論がされた当時と今とでは、いわゆる戦術核が使われていないという通例、世の中の常識、それからいくと、余り神経質になる必要はないとい...全文を見る
○久間国務大臣 原子力潜水艦と核を搭載した潜水艦というのはまた別でして、その辺についてはやはりきちんと区別しながら、原子力潜水艦も我が国に入るときには追尾されるというか発見されるわけでありますから、むしろ、哨戒して発見する、そういう体制をきちんとつくる方が大事なわけであります。 ...全文を見る
○久間国務大臣 仮定の話ですから非常に答えにくい点もありますけれども、仮定ですから、また仮定としていろいろなケースを考えながら言います。  いきなりミサイルをぼんと撃ってアメリカの本土を単発でねらうというのじゃなくて、そういうような状況が出てくるときというのはかなり緊張状態が出...全文を見る
○久間国務大臣 どんな法律をつくっても、憲法上だめだとなっているものはだめなんですから、それは無理なんですね。  問題は、要するに、憲法で規定しておっても、自衛のためにはやむを得ないときにはもう自衛せざるを得ないわけですから、これまた自衛権の発動というのは許されるわけであります...全文を見る
○久間国務大臣 基本法というのがどういうような内容を持っているのか、逆にそれをちょっと伺わないと、どういう法律をつくろうと思っておられるのか、それがわかりませんので。やはり憲法で本来ならばきちんと規定するのが筋でありまして、憲法でだめと言ったものを法律で可能にすることは、まずこれ...全文を見る
○久間国務大臣 本年度末までに自主解散するように指導しているというところであります。
○久間国務大臣 私は、憲法との関係は直接はないと思っております。ただ、我が国が戦後スタートして、我が国の現在の憲法下で我が国の防衛をどうするかというときに自衛隊がつくられてきたときに、できるだけ抑制的に、旧軍をイメージさせるようなことのないようにしようということで、自衛隊を管理す...全文を見る
○久間国務大臣 内閣府が調整をするものは、いわゆる主任の大臣の権限と、省庁の権限と、そういう間におけるいろいろな調整をするんであって、今までも内閣府は防衛庁とそういう意味で調整をしてきたわけじゃございませんで、これから先もそこのところは、内閣府設置法からいっても全然同じような位置...全文を見る
○久間国務大臣 今までも、防衛庁の長については、国務大臣をもって充てるということで、いわゆる選挙で選ばれた、あるいはまた、選挙じゃなかったとしても、国会がつくった内閣が任命する防衛庁長官がその長に当たるわけでありまして、ただ、自衛隊のトップとして最高司令官は総理大臣でございますけ...全文を見る
○久間国務大臣 かつては、自衛隊が海外に出ていくというのは非常に異例なもの、そういうふうに目に映ったかもしれません。しかし、今日は、国際環境といいますか、変わってまいりまして、そういう国際的な平和と安全に寄与するということは我が国にとってもやはり避けて通れないことでありますし、む...全文を見る
○久間国務大臣 各国のいろいろな法制によって違うのかもしれませんが、日本の場合は行政権限なんかにつきましては、どちらかというと制限列記といいますか、列記していることはやれるけれども、それ以外はやれないというふうな形で、逆にそういうふうに縛りを入れているわけですね。特に自衛隊とか防...全文を見る
○久間国務大臣 今、この法律が通ったからといって、早急に装備その他をぐっとふやすとか、あるいは体制づくりでぐっとふやすとか、そういうことは考えておりませんけれども、やはり、本来任務ということになりますと、すぐ対応ができるように、そういう準備はしなければなりませんから、今までみたい...全文を見る
○久間国務大臣 私も、先生からの御質問がありましたので、改めてこの宣誓文を読んでみました。皆さんにもわかっていただくためにあえて読ませていただきます。   私は、我が国の平和と独立を守る自衛隊の使命を自覚し、日本国憲法及び法令を遵守し、一致団結、厳正な規律を保持し、常に徳操を養...全文を見る
○久間国務大臣 各党とも、政党はやはり自分の仲間をふやすことに一生懸命になっているわけでありますから、志を同じくしてこれからやっていこうと思うならば、私は、ふえることは大変歓迎でありますので、そういう意味ではいいことだと思っております。ただ、これは党が違えば別かもしれませんけれど...全文を見る
○久間国務大臣 先ほどからも言っておりますように、自衛隊というのは、国会のコントロールのもとに予算とか法律に基づいて行動し、しかもそのトップは文民をもって充てることにしておりまして、歴代防衛庁長官が国会議員の中から内閣の一員として選ばれてその指揮に当たって、しかも最高指揮官は内閣...全文を見る
○久間国務大臣 これまでもそうでしたけれども、自衛隊が海外に出ていく場合は、法律をつくったり、あるいは既存の法律に基づいて出ていくわけでございまして、それについては、原則として事前に国会の承認等も得ることになっておりますから、私は、そういう点でも、非常にシビリアンコントロールはき...全文を見る
○久間国務大臣 日本の自衛隊の場合は、今までも法律で自衛隊として、そして憲法上は自衛隊の位置づけもされていないわけですけれども、自衛隊として存続してきたわけでございますが、これは国際的に見た場合には、やはり一種の軍として、そういうふうに見られておりますし、そういうような位置づけも...全文を見る
○久間国務大臣 私は、今度の法案でも言っていますように、昇格と私自身は言っていないので、省への移行と言っているわけでありまして、防衛庁という規定の仕方が時代とともに考えたときにはちょっとおくれたんじゃないか、そういう思いをいたしておりますから、決して、上に上るというような、昇格と...全文を見る
○久間国務大臣 そのとおりでございまして、やはり新たな法律、特別の法がもう既にあればいいですけれども、ない場合には、その法律をつくらないとこれに出てこないということでございます。本来任務にならないということですね。  それから、先ほどの武力の行使云々というのは、第一項にああいう...全文を見る
○久間国務大臣 それは、これまでもそうでしたし、これからもそういうふうに、今の状態だったらなろうと思います。  ただ、一部に恒久法をつくるというお話がございますから、私は、それについては、恒久法の規定の仕方が、あるいは出ていく場所とかいろいろな問題がありますから、その法律をつく...全文を見る
○久間国務大臣 特措法になるかPKO法みたいな一般法になるかは別として、法律をつくらなければ、今列挙しているもの以外の海外への派遣はできないということであります。
○久間国務大臣 これは周辺事態法をつくりましたときに私は何回も答弁して、これは事態概念であって、そこで切ってもらっちゃ困るんだと、我が国周辺の地域で我が国の平和と安全に重要な影響を与える場合という、最後まで読んでもらって、それを周辺事態として認定してもらいたいので、特定の地域を指...全文を見る
○久間国務大臣 それも周辺事態法で使っている言葉でございますけれども、そのまま放置すれば我が国にとって非常に重要な影響を及ぼすというか、防衛出動せざるを得ないような状態に追い込まれるような事態、そういうことをあのときたしか使ったと思っておりますので、それをそのまま引っ張ってきたん...全文を見る
○久間国務大臣 これも法律に基づいて出かけていっているわけでございまして、しかもその目的は国際平和協力活動に資することになるわけでございますから、それは同じように肩を並べることになろうかと思います。
○久間国務大臣 今のところ、直ちに変わることはないと思っております。
○久間国務大臣 これは、防衛庁が省になりましても、防衛庁の所管事項じゃございませんで、むしろ国際的な、外務省マターになろうかと思いますので、自衛隊の対応としては特に、これもまた全然今までと変わりません。
○久間国務大臣 やはりそういう心配があったからでありましょうか、戦後できました自衛隊に対しましても非常に国会のコントロールあるいはまた政府のコントロールがきくようにつくられておりますから、私は、そういう点では、今の防衛庁について何ら心配はないんじゃないかと思っております。また、防...全文を見る
○久間国務大臣 自衛隊の最高指揮官としての内閣総理大臣の権限は従来どおりあるわけでありますけれども、内閣府の長としての総理大臣の権限は防衛大臣に移ります。したがいまして、例えば人事権等は防衛大臣に移ってくるわけでありまして、そこのところがやはり若干実態的には違うかなと思います。 ...全文を見る
○久間国務大臣 私は、それは出てこないと思います。  それは、やはり日米安保条約上は、総理対大統領の関係が最終的にありますし、いろいろな下部での調整は軍と自衛隊同士でやりますし、また、国務省と外務省がやると同じように、国防省と防衛庁が従来もやっておりましたから、今度は防衛庁にか...全文を見る
○久間国務大臣 やはり自衛隊の規律というのが基本でございますから、これから先どういうふうな方法を講ずれば規律が遵守されるのか。最近、これは自衛隊に限らず、いろいろな組織が非常に規律が乱れているという話も聞きますだけに余計、特に自衛隊ではそこに気を使って、よそに負けないような徹底を...全文を見る
○久間国務大臣 私は、いろいろな何か不祥事が起きてきている、あるいは今例なんかも挙げられましたけれども、そういうのは違うと思いますね。二十数万の隊員のほとんどはちゃんとまじめにやっていて、その一部があると、さも経済的な理由でそういうことをやっているかのように言われますと、非常にほ...全文を見る
○久間国務大臣 防衛庁あるいは自衛隊で脅威と言うときには、相手の能力と意図と両方がある場合に脅威として認識するというふうなことで従来からやってきておりますので、そういう意味で、私は、北が、能力的にはミサイルを撃てる、実験をやったわけですから、あるいは核実験までやっているわけですか...全文を見る
○久間国務大臣 恒久法というのがどういう法律かちょっとわかりませんので、直ちに、はい、そうですと言ってしまうのもどうかと思いますが、自衛隊の海外派遣について、何らかの法的根拠がなければ出せないわけでございますから、そういう意味での根拠法ができれば、それはやはり同じように本来任務に...全文を見る
○久間国務大臣 細かい数字についてはまた事務方から聞いていただいて結構ですけれども、私は、基本的には大臣クラスで覚書を交わすことはまずないですから、恐らくそれ以下だと思います。  そうしますと、今度の省に移行したとしても、局長その他は原則として変わらないわけでありますから、その...全文を見る
○久間国務大臣 確かに、私も環境庁ができたいきさつとかいろいろなことを、庁ができたいきさつその他もよく知っていますだけに、あそこの場合は、公害問題から発生して、ずうっといろいろな形の中で出てまいりましたから、あったかもしれませんが、防衛庁は恐らく、ほかの省庁との関係は、あっても十...全文を見る
○久間国務大臣 防衛庁が防衛省になりましても、そういう交換公文がふえるかというと、私は余りないんじゃないかと思います。  しかしながら、防衛省と外務省が2プラス2でやったみたいにしてやった場合に、外務省が外務委員会に出す場合に防衛省としてもやはり安保委員会の方に出すという、それ...全文を見る
○久間国務大臣 今おっしゃるような形でACSAの中身が無制限に、そういう恒久法ができたらもう自動的にどんどん膨らんでいくというようなことは、私はやはりちょっとどうかなと思います。  だから、むしろ法律をつくるときに、どうなるのかというのをやはりちゃんと注意しながらやっておく必要...全文を見る
○久間国務大臣 やはり随意契約の見直しはやっていかなきゃなりませんけれども、そういう特殊性から、随意契約を避けて通れないかもしれません。  しかし、高い随意契約と言われましたが、それがいかぬのであって、随意契約で適正な値段まで交渉して下げさせれば、随意契約の場合がいい場合がある...全文を見る
○久間国務大臣 決してそういうふうに言ったつもりではございませんので、誤解のないように。やはりできるだけ競争原理を働かせるようにしたい、そう思っていますけれども、随意契約を避けて通れない分野も中にはあるので、そういうときには今言われるように相みつをとるとか、適正な値段かどうかにつ...全文を見る
○久間国務大臣 公益法人もいろいろございますから、どういう意味で四割が随意契約になっているのか、私もこれはもう一回点検してみようと思います。  しかし、やはり、ライセンス生産とは言わないまでも、防衛庁の仕事というのは割と守秘義務というものがかたい事業だけに、ほかの人には任せられ...全文を見る
○久間国務大臣 どの段階で自衛権が行使できるかというのは、前に、前の長官をしていたときだったかどうか思い出せませんけれども、相手が発射しない、要するにけん銃に着手もしない、しかし、じいっと後ろに回り込まれる、回り込まれてしまったらもうこちらとしては防ぎようがないというときに、どの...全文を見る
○久間国務大臣 残されていると言い切ってしまいますと今の政府の方針と若干ちょっとぶれますので、そういうことも含めて議論はしてもいいんじゃないか、そこまでが私の今の気持ちであります。
○久間国務大臣 私はそういうつもりで言ったわけであります。それと、指名から外せというのはいけない。外すというのは、基準に合致しているものを外せというようなことは言えない。しかしながら、指名に入れてやってくれというと、指名に該当するものを、十社、二十社、三十社とある中から何社選ぶか...全文を見る
○久間国務大臣 指名に入っておればそのうちとれるかもしれないという入札ですね。それ自体は悪いことじゃないんです。今度の場合、問題なのは、そうじゃなくて、指名に入っていた、何回入ってもとれないものはとれなかったわけですよ。結局、OBさんを何人採っているかによって、それが入札がとれる...全文を見る
○久間国務大臣 自衛隊の精強性を維持するためにある年齢で制限するというのはやむを得ない点もございますけれども、今日のこういう御時世ですから、私は、もう少しそれは延ばしてもいいんじゃないかな、特に若年定年制は、そういうふうに思っておる点もございまして、今内部でもいろいろ検討してもら...全文を見る
○久間国務大臣 それはないんじゃないかなと思っております。  やはり今度の件は、かなり非常に限られた部署の限られたグループの人たちの事件だったんじゃないかな、そういう認識をしておりまして、先ほど、施設庁を今度廃止する理由をいろいろと挙げてありましたけれども、それ以前に、やはり施...全文を見る
○久間国務大臣 九七年のときは、まさしく私は防衛庁長官をいたしておりまして、橋本内閣で、民間の行革会議の方はどちらかというと防衛庁をやはり省にして政策官庁にした方がいいというようなニュアンスだったんですけれども、最後はトーンダウンしまして、並列的に、どちらにしてもいいという話だっ...全文を見る
○久間国務大臣 そういう説明をした上なら相手さんも納得してくれるわけでありまして、アメリカなんかでは、防衛庁であったとしても、エージェンシーと言っても、相手も今までの歴史を全部知っていますから、憲法九条のことも我々以上に強く知っていますから、そういう点ではいいんですけれども、よそ...全文を見る
○久間国務大臣 それは当たっていると思います。  ただ、そこで注意しなければならないのは、防衛政策省といいますと、もう何でも防衛政策の全般だと言わんばかりに、外交からいろいろな分野まで、情報の収集から公安に至るまでが、特にテロとの関係なんかにおいては、これは防衛の一部であると言...全文を見る
○久間国務大臣 これは、近年の安全保障環境というのも大分変わってきておりますが、これから先もまたどういうふうに変わっていくか、その辺も見据えて長期的な戦略を一つ描きながらいろいろな防衛政策を論じていくような、そういう戦略の企画室であってもらいたいという思いの中で防衛政策局につくろ...全文を見る
○久間国務大臣 これはやっと動き始めて、先般いろいろな人選等が行われて、諮問機関といいますか、それに匹敵するような、そういうようなグループができたわけでございますから、まさにそこで提言をしてもらって、それを防衛庁なら防衛庁、防衛省でもいいですけれども、あるいは各省庁が、警察もある...全文を見る
○久間国務大臣 それはまた違った形になるんじゃないでしょうか。  NSCは、そういうよりも、もう少し官邸が中心になって、危機管理なりなんなりの今までの情報の収集の仕方、あるいは危機管理のときの伝達の仕方、いろいろなことを含めて機能するような、そういう組織になっていくので、法律解...全文を見る
○久間国務大臣 NSCを本当に具体的につくるときになりますと、安全保障会議との関係も整理をしないといけないと思います。  今の段階では、安全保障会議は、確かに、委員おっしゃられますように、先導するような形じゃなくて、むしろ最後の結論を確認し合うような形の安全保障会議になっている...全文を見る
○久間国務大臣 総理がどういう考え方でこれから先引っ張っていこうとしておられるか、これから先の有識者会議の結論等が出まして、それを受けて各省庁がまた対応しながらまとめていくわけでございますが、せっかくつくりまして、いいものができたらやはりそれは後々まで持っていくような、そういう組...全文を見る
○久間国務大臣 確かに小池補佐官はおられますけれども、これはやはり総理の補佐官としての役割でございまして、防衛庁長官は、防衛庁設置法に基づく防衛庁の仕事の責任者でございますから、そこは、具体的なそういう仕事をする点、あるいは、今度省になったとしても政策を含めてやることでございまし...全文を見る
○久間国務大臣 あらかじめ緊急事態がどういう場合かということを列挙するのは非常に難しいかもしれませんので、私は災害等を連想しながら言ったわけでありまして、それ以外でも絶対ないかと言われると、それはわかりません。例えば急病人が出たとか、そしてそれを急いで搬送しなきゃならない、そうい...全文を見る
○久間国務大臣 そういうふうに特定していろいろ言われると、そういうことについて絶対ないかという頭の体操をやりますと、何らかの形で潜没しているときに攻撃を受けて致命傷を負った、そして逃げ出さなきゃならない、そういう状態のときに、では通過しないかというふうに開き直られますと、私はない...全文を見る
○久間国務大臣 先般も申しましたとおり、我が国の姿勢としては、緊急事態であれ、とにかく核を搭載した潜水艦等も含めて、あらゆるものについて領海、領空、領土、すべてのところにその持ち込みを認めないという、事前協議があったらノーと言いますという姿勢を姿勢として持っているわけです。だから...全文を見る
○久間国務大臣 さっきから何度も言っていますように、政府の公式見解については、私はそれを踏襲しておりますので、私に出せと言われれば、今先生がおっしゃったような、そういう政府の公式見解を言うわけであります。  しかし、今のおたくが言われた議事録の中にありますように、それは、着陸と...全文を見る
○久間国務大臣 それはもうおっしゃるとおりであります。  ただ、先生の言い方の中に、被爆国だからというような、そういう言い方をよくされます。私は、被爆県民だからということで言っているわけじゃないので、被爆国であろうと被爆県民であろうとなかろうと、そういうふうな核兵器をこの世から...全文を見る
○久間国務大臣 自衛隊の本来任務とは、まず、そのうちの主たる任務というのは我が国の防衛でありまして、それ以外のものが従たる任務であります。主たる任務、従たる任務、この二つを合わせて本来任務というふうに言っております。
○久間国務大臣 今までも雑則で規定されておりましたけれども、例えば国体への協力とかその他いろいろなことがあろうかと思います。そういう付随的な任務は、これまでもやってまいりましたし、これからもやるつもりであります。
○久間国務大臣 本来任務である国際協力業務というのは、法律で規定しない限りはそれ以外には入らないわけです。  ただ、ちょっと、海外でやるのはそれだけかと言われたので、違いますよということを言いたかったんですけれども。というのは、国際協力業務じゃありませんけれども、雑則のままです...全文を見る
○久間国務大臣 国会の方で新しい法律をつくっていただければ、それは入る可能性はあります。
○久間国務大臣 現在、自衛隊が法律に基づいて海外に行って、そして粛々とその仕事をやっているわけでありますから、その仕事を本来の任務として位置づける方が適当であろうと思ったわけであります。  ただ、位置づけの仕方を、時限立法でありますから附則の方にそれを書いたという違いはございま...全文を見る
○久間国務大臣 それに当たるからこそ特別の法律をつくって自衛隊が出かけていったわけでございますから、国際の平和と安定に資し、そしてそれが我が国の平和と安全に資するという観点からその法律がつくられたわけでございまして、全く無関係に法律をつくって自衛隊を出したわけじゃございませんので...全文を見る
○久間国務大臣 我が国の自衛隊がイラクに行きましたのは、イラクの復興をやるために日本も手伝ってもらいたいという国連の要請があって行ったわけでございまして、ここで自衛隊が行って手伝うということはイラクの安定につながりますし、それは国際社会の平和と安定に寄与するわけであります。  ...全文を見る
○久間国務大臣 そこの、主たる任務と従たる任務がありますけれども、防衛出動は主たる任務でございますから、これは一番ウエートが高いのはわかりますけれども、あとのものはそのケースケースで違ってくるわけでございますから、どれが優先順位が高いか低いかを論ずることは一概にできないんじゃない...全文を見る
○久間国務大臣 もし具体的に周辺事態とほかの事態が、ほかの任務が同時に起こったとすれば、今先生のおっしゃるようなことかもしれません。しかしながら、法律上は同じレベルで並べてあるということを私は説明したわけであります。
○久間国務大臣 私は、それは正しい認識だと思います。
○久間国務大臣 自衛隊法ができた当時はそうだったと思います。しかしながら、その後の世界の状況、そして国連にたくさんの国が加盟していった、そういう状況、そして現在グローバル社会が実現した今日の社会情勢、そういう中で、従来からのそのような考え方にプラスして国際平和協力業務というのが我...全文を見る
○久間国務大臣 周辺事態が認定されて活動する、例えば米軍への後方地域支援、これはそこで言う活動になりますし、あるいはまたそれに基づいて行われる船舶検査活動、これもそこにおける活動になろうと思います。
○久間国務大臣 単に寄与といいますといろいろなことがございますけれども、国際平和協力活動については、先ほどから言っていますように、やはり自衛隊を海外へ持っていくわけでございますから、それは法律に基づいてやらなければならないということで、法律で列挙した諸活動が今言う活動になるわけで...全文を見る
○久間国務大臣 それらの活動は、いずれも、立法府でつくられました法律に基づいて自衛隊が活動を行っているわけでございますから、法律に基づく自衛隊の活動として、任務として本来任務に入れていいんじゃないかということで列挙したわけであります。
○久間国務大臣 問題点はそれはいろいろあろうと思いますけれども、私は、悪いところよりも、PKO活動をすることによって日本が国際社会で得たそういう評価の方をやはりある程度高く買うべきじゃないかなと思います。行く苦労もあったわけでございますが、やはり、今や日本のPKO活動というのが、...全文を見る
○久間国務大臣 いや、そういうような意味で言ったわけじゃなくて、マイナス面ということじゃなくて、やはり、これまでPKOその他行っていますけれども、日本の場合はなれていない点もございましたから、むしろ今度本来任務化することによって、教育隊その他で教育のあり方、あるいはまた行ったとき...全文を見る
○久間国務大臣 PKOにどういう形で参加して、また参加すべきであるか否か、これは、今内閣府がPKOの本部を持っているわけですね、だからそこで、これは自衛隊に行ってもらおうということで来たときに、自衛隊はそれに行きますという形になるわけですから、本来任務といえども自衛隊が自衛隊で決...全文を見る
○久間国務大臣 やはりなかなか難しい点があるんですね。湾岸戦争のときに自衛隊が行かずに、あのときは一兆円の金をたしか出したんですよね。ところが、日本は何もしなかったということであのとき感謝してもらえなくて、日本の国旗は上がらなかった。貢献してくれたところの旗は全部掲げられて、日本...全文を見る
○久間国務大臣 それは行っています。クウェートからバグダッドへ、国連の、あるいはまた一部多国籍軍のそういう人員とかあるいは物資を運んでおります、それは。
○久間国務大臣 国連の職員及び多国籍軍の職員あるいはそれに必要な物資、そういうのを運んでいると聞いております。
○久間国務大臣 しかし、国際協力業務については、自衛隊の諸君ももちろんでございますけれども、国民世論でもみんながそれを評価してきているわけでありますから、評価の仕方が、先生は現地に行かれて自分の目から見たときに、たまたま、これはむしろNPOなりなんなりにやらせた方がいいというふう...全文を見る
11月30日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第11号
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○久間国務大臣 先般もお答えいたしましたように、監察官制度をつくることによって、しかも、その監察官制度を取り入れるときに、そのトップに新しい血といいますか、外部からのそういう目を入れることによって、今までみたいな内部だけで気づかなかったことを気づかせてもらう、そういうような試みも...全文を見る
○久間国務大臣 今はそういう人をトップに据えたいと思って私の立場としては考えております。
○久間国務大臣 残念ながら、それは変わりません。一つには、自主返納をトップを切ってやるというのはなかなかできないのかもしれません、自主返納すれば何か悪いことをしたかのような、そういうことになりますので。  私は、自主返納をしてもらいたいというのは、そうではなくて、歴代のそういう...全文を見る
○久間国務大臣 地方の場合は、そこに住んでおりますから、みんな住民の皆さんとの関係があって、自分は何もしていないけれどもやはりここは誠意を示しておかないといづらい、逆にそういうのがありまして、市町村あるいは県の場合は、そういうのに応じないと逆に何かまずいような感じがして、みんなが...全文を見る
○久間国務大臣 何かの形で呼びかけを、今ちょっと言われましたが、OBの会でもいいんじゃないかと言われたので、そういうことでも何か考えてやってみようと思っております。
○久間国務大臣 防衛駐在官というのは、防衛庁の自衛隊の制服の人間が外務省の方に出向して、自衛官という身分から外務事務官になるけれども、自衛官の呼称を使っていいという形で、大使の管轄下においてその指揮命令を受けながら仕事をする、その一環としていろいろな情報収集等も行う、そういうこと...全文を見る
○久間国務大臣 外交で二元外交になってはいけないというようなことから、覚書のところ、ここにも書いてあります、防衛駐在官が起案する防衛情報についてはとなっておりますから、起案する情報をとにかく、やはり外務省にちゃんと上がる、そしてそのかわり外務省もそれを防衛庁に伝える、そういうよう...全文を見る
○久間国務大臣 各在外公館でも、相手の国の軍隊といろいろ接するときにはやはりこちらの制服の方が情報を得やすい、そういう経験から、制服組を外務省のそういう官署に置いてもらいたいという話はありました。  しかしながら、それが防衛庁からの出向者として防衛庁の指揮命令といいますか、そう...全文を見る
○久間国務大臣 他国のことはつまびらかではございませんが、他国では、そのまま防衛駐在官が例えば国防省の傘下で動いている、そういう国はあろうかと思います。我が国みたいにそこを非常に厳格に一元化している国というのはむしろ少ないんじゃないかなと思いますけれども、その辺はまた事務方にちょ...全文を見る
○久間国務大臣 それはないと思います。  一応自衛官の身分を呼称していいということにはなっておりますけれども、身分的には外務事務官になっておるわけでありますから、だから、そこで起案をして上司の決裁をもらうというのは外務省の職員の一人としてやっているわけですから、やはりそういう点...全文を見る
○久間国務大臣 連絡はとり合えるわけですけれども、特殊な暗号を使って防衛庁とだけ連絡をとり合う、あるいは制服同士で連絡をとり合う、そういうことはやはり今後ともやらないという方針で臨んでおりますから、やらないと思います。
○久間国務大臣 持ち込むという表現そのものが非常に法令用語としてはあいまいな点がございまして、普通、法律上我が国に持ち込まないというときには、要するに税関を通過しないとか陸上に上がらないとか、そういうことでございまして、領海内をそのまま通過していく場合は、普通はそれは持ち込みとい...全文を見る
○久間国務大臣 先ほどから申し上げておりますように、九〇年代になりましてからは、とにかく、戦略核を積んだ船が我が国の近くをうろうろするということは、そういう必要はないわけであります。戦術核だったらとにかくいろいろなところに行かなければなりませんけれども、戦略核というのは遠くから撃...全文を見る
○久間国務大臣 今までの政府の姿勢を変える必要はないと私は思います。持ち込ませずという姿勢で、先ほど言いましたように、持ち込むような、そういう状況にすら現実にはないわけでありますから、三原則をそのまま堅持していいと私は思うんです。  ただ、先ほどから言いますように、核がどこにあ...全文を見る
○久間国務大臣 本当にこれは困ったものであります。私用のパソコンを使っておった、そのフロッピーディスクから業務用のものは全部消してしまうように言って、本人も消しましたと言っていたのがそれに残っておった、それを音楽を聞きたいためにつないだところが、ウィニーからそれが流出したというわ...全文を見る
○久間国務大臣 皆さん方にも御理解いただきたいんですけれども、私は先ほどからパソコンは詳しくないと言いましたが、こういうようなものは、あっ、そういうのが出ているのかという形でみんながあれすると、そこにばあっと殺到するわけですね。そして、どんどんどんどん何かないか、何かないかとやっ...全文を見る
○久間国務大臣 日本に今配置しようとしておりますミサイル防衛システムでは、これは難しい。将来、技術的に高高度の迎撃ができるようなことになりましても、今言うように、日本海に置いておいたもので追っかけるというのは難しい。しかし、例えば日本のイージス艦がたまたま太平洋のハワイ近くにおっ...全文を見る
○久間国務大臣 防衛庁長官を補佐する者として防衛参事官を置くという形で、防衛庁長官を参事官で取り囲むような、そういうことでスタートしたわけであります。  ところが、やはり組織ですから局がある、だから局長に参事官をもって充てるというふうになっておるわけですが、これは防衛参事官をも...全文を見る
○久間国務大臣 一言で言えば、軍事に対する政治の優先ということだと思います。
○久間国務大臣 最終的には、国民によって選ばれる政治家によって構成される国会というのが最高のいわゆる、権力とは言いませんけれども、最高の決定の、シビリアンコントロールの最終だと思います。  しかしながら、だからといって国会の承認を全部受けなきゃいけないかというと、その国会によっ...全文を見る
○久間国務大臣 アメリカと日本の違いは、一つは、アメリカは大統領が直接制によって選ばれる、議員はまた片一方で選ばれて、要するに、民主主義で選ばれるのが二つ、二つの流れがあるわけです。その調整をするためにそういうような仕組みをとっているわけです。日本の場合は、選挙で選ばれる国会議員...全文を見る
○久間国務大臣 その点についてはよく理解いたします。
○久間国務大臣 たしか国際緊急援助隊なんかは国連決議でなくて出ていっていると思いますから、そういうものも入っていると思います。
○久間国務大臣 あえて言いますけれども、イラクに行った場合は、日本は、アメリカが戦争をするときには、支持をするとかなんとか総理は言ったかもしれませんよ、しかしながら、自衛隊はそのときは行っていないわけですから。終わって、復興のために国連からの要請があって行っているわけですから。今...全文を見る
○久間国務大臣 それは、だれが言おうと、我々は国会の中で、ブーツ・オン・ザ・グラウンド、そのようなことを言って、それに基づいてイラクに行ったわけじゃないんですから。とにかく、国連からの要請があって、復興のために行ってくれということで、我々はここで法律をつくってやったわけです。その...全文を見る
○久間国務大臣 シビリアンコントロールというのは、ここの国会でつくられた法律に基づいて行動しているわけですから。そのうち、陸と海、その両方のものはいいけれども、今の空が残っているものは違うんだ、それは付随的な従来の雑則だというような、そういう言い方がおかしいのであって、法律が消え...全文を見る
○久間国務大臣 それはおかしいのであって、国会でつくられた法律に基づいて行政はやっているわけです、行政の一環として自衛隊は行っているわけですよ。その行っているのを出口戦略を考えろというのなら、法律を今度延長するかどうかするときに考えるのはいいけれども、現在有効な法律の中で機能して...全文を見る
○久間国務大臣 現在その法律が有効なんですよ。その法律は来年の七月まで有効なんですから、その法律に基づいて行っている人たちを本来任務から外せというような、そういうことが言えますか。それだったら、法律を今そこで廃止してしまって、それならわかりますよ。
○久間国務大臣 違いが出るというよりも、法律に基づいて海外に行っている、そういうような任務のうちこの一つだけを外せということ自体がおかしいじゃないですか。
○久間国務大臣 冷静に考えてくださいよ。それは法律で、その法律自体がおかしいじゃないか、もうやめなさいよというようなことを言えば別ですよ。法治国家で、国会でつくられた法律に基づいて政府というのは行うわけですよ。そして、それに基づいた予算でやるわけですよ。そういう形で進められている...全文を見る
○久間国務大臣 政府としては、現在の法律が来年の七月まで有効なんですから、それに基づいて行動をしているだけの話ですよ。来年の時点で、その時点でどういう状況になっているか考えるわけです。それよりも早くもしやめろというならば、今の時点で、やめさせたいという法律をおたくらが出せばいいじ...全文を見る
○久間国務大臣 それは変わりません。
○久間国務大臣 ちょっと御質問の趣旨がわからない点もございますが、基本的にはそういうことでいいんじゃないかと思いますけれども。
○久間国務大臣 先ほどから言っていますように、自衛隊が海外に行く場合は、いずれも法律に基づいて行っているわけであります。その法律がつくられたときに、もしおたくの言うように憲法違反ならそういう法律はつくれないわけですから、法律ができているということは憲法違反でないということでありま...全文を見る
○久間国務大臣 任務規定は憲法に反しないという、それは先ほど言ったとおりですけれども、かといって、それ以外のことをやっちゃいかぬか、やったら憲法違反かと言われますと、それは必ずしもそう言えないのじゃないでしょうか。  日本国防衛のためにやることをやめてしまってほかのことをやると...全文を見る
○久間国務大臣 いや、現在の憲法下でやれることは何か、そして、やれることを整理するとどういう整理の仕方があるか、そういう流れの中で、今まで雑則として扱われておったことを本来任務として、防衛出動、そういう主たる任務に対して従たる任務になるかもしれませんけれども、そういう整理をしたと...全文を見る
○久間国務大臣 三条の書き方というのは、現在の書き方を、最初つくられたときから、そのとき憲法九条との関係でこういう規定のされ方をしたからといって、それを変えちゃいかぬことはないのであって、三条そのものも変え方はいろいろあるんですよ、それは立法府で変えればいいわけですから。変えると...全文を見る
○久間国務大臣 国連決議等によってとにかく国際協力をしなければならないとなったときに、今までだったら、調査隊を募ってそこで出かけるというようなことをしましたけれども、本来任務として位置づけられておれば、即調査に出かけられるような即応態勢の部隊を用意しておくことも必要でありますし、...全文を見る
○久間国務大臣 本来任務になったからといって、日本の国内で使われないようなものをあえて用意するというふうなことはちょっと考えられないんですね。強いて、どういう意図で言っておるのかわかりませんけれども、私はこの委員会の答弁で、輸送機、輸送船といいますか、輸送機等そういうものについて...全文を見る
○久間国務大臣 海外協力業務が中心になるわけではなくて、それを自衛隊の任務の一つとして本来任務に加えるということ、そういうふうな理解をしてもらうといいと思うんです。やはり主たる任務は我が国の防衛でございます。
○久間国務大臣 決して逸脱するわけじゃなくて、その範囲内で、国民の皆さん方が、やはり自衛隊が海外で協力業務を行うことがいいんじゃないか、そういう国民世論が高まってきているわけですから、そういう仕事がふえていく、これは事実です。ふえてきた場合に、その任務を今までみたいに雑則だ、付随...全文を見る
○久間国務大臣 海外で活動する場合も武力を行使しないわけでありますから、だから、そういう意味では、そういう実力組織になっていくというふうな決めつけ方というのはいかがなものかと思います。  これから先、むしろ、憲法が改正されたりあるいはまたそれに伴って自衛隊法等が改正されて、外国...全文を見る
○久間国務大臣 今述べられましたうち、周辺事態に基づく米軍の後方支援、これは国連決議に基づくものではございません。しかしながら、そのほかに述べられましたのは、国連の一員として我が国に対して国連から要請があったものについて出ていくわけでありまして、それについては国連の一員としては当...全文を見る
○久間国務大臣 よその国にあるかどうかは別として、我が国周辺の事態で我が国の平和と安全に重要な影響を及ぼすようなことになった場合には、そこで活動する米軍を、日米安保条約というのを結んでいるわけですから、そういうような日米安保条約を結んでいるアメリカ軍が、我が国周辺事態のときに我が...全文を見る
○久間国務大臣 どうも私の答弁のうちの一部だけをとられて、外国に行っても誤解を受けますよ、しかしながら、日本の場合はこういういきさつの中で防衛庁と言っているんですよと言うと、ああそうか、しようがないんだねということで理解してもらえる、そういう意味で時間がかかるんですよというような...全文を見る
○久間国務大臣 これでいいとは思っておりません。だから、そういうふうに提示できないようなものがそういうことで、過去のものとはいえ、それが出たということ自体が大変重いわけでありますから、だから、それは何らかの処分の対象になり得る、そういうふうに思っております。  だから、出してい...全文を見る
○久間国務大臣 今活動中であるわけでありますから、その中身がどうかという問題については、それはまた議論していただいて結構ですけれども、組織としてどこに位置づけるかというのは、活動中の中身の問題と位置づけの問題は別じゃないでしょうか。  それは、おたくの気に入るような活動内容だっ...全文を見る
○久間国務大臣 ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたし、努力してまいります。(拍手)     —————————————
11月30日第165回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○国務大臣(久間章生君) やっと情報本部というのを、防衛庁直轄の本部というのをスタートさせました。だから、これからその本部を通じてどういう教育を行っていくのか、これは情報の取り方と同時に、入ってきた情報をどう評価していくか、この二つの面から取り組んでいかなければならないと思ってお...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今日たしか隊旗授与式があるんじゃないかなと思いますが、いわゆる一個大隊がそれに伴うと思いますので、一個大隊といいますと我が国の一個高射群と同じぐらいの規模だと思いますが、何分米軍の運用に関することですからその数字は控えさせていただきますが、今言いますよう...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 平たく言えば、我が国のこれから先計画している我が国をミサイル防衛する、そういうので沖縄がやっぱり手薄だと感じたんじゃないでしょうかね。それはもう米軍の運用ですから、一概に言えませんけれども。
○国務大臣(久間章生君) そういう見方もありますけれども、逆に言えば、米軍がもしどこから手を付けるかとなると、自分の身内が一番たくさんおるところを一応守ろうとするでしょうね、それは。やっぱり、一番少ないところよりも多いところに置くわけであります。ところが、逆に言えば、我が国の方で...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 取りあえず嘉手納に置いておいて、嘉手納の周辺で何かあったときには防ぐという、そういうスタイルだと思います。
○国務大臣(久間章生君) まあ常識的には考えられませんね。大きい輸送機で運んだりなんかすれば運べないこともないですけれども、そういうようなことはちょっと考えられないと言った方が常識論としては言えるんじゃないでしょうか。
○国務大臣(久間章生君) あの発言も、希望したというふうに取られておりますけれども、別に要請したわけじゃなくて、とにかく我が国のミサイル防衛も予算が制限されておりますからそう十分じゃないので、アメリカも沖縄だけでなくてもっとほかにもやってくれたら有り難いなというぐらいの軽い気持ち...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これからどこまで連携するか、その辺はやっぱりお互い日米は共同対処でいろんなことに対してやっていくわけでありますから、ダブらないようにしなければなりませんので、そういう点ではお互いにいろんな連携を密にしていくだろうと思います。  ただ、正直言いまして、こ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) アメリカがPAC3を日本にどんどん持ってきてくれるならば、日本のPAC3は四高射群ですから、今計画しているのはですね、その手薄なところに米軍がやってくれれば有り難いですけれども、さっきから言っていますように、そう向こうも簡単には余裕はないという感じもしま...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今のところはなかなか難しいんじゃないでしょうか。  それから、PAC3はアメリカも世界各地で非常にその配備の要請があるだけに、私がさっき言ったように、米軍基地なんか米軍でやってくれればいいなという思いは持っていますけれども、そう簡単にはいかないような雰...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) まだ具体的にはそういう協議は始めておりません。
○国務大臣(久間章生君) まだこちらからそういう正式な要請をするというような、そういう状況には至っておりませんから。今、要請してもノーという返事が返ってくるんじゃないでしょうか。
○国務大臣(久間章生君) それは多ければ多いほどいいわけですから、やっぱり精一杯、限られた予算の中で精一杯、これなら一応やれるなということでこっちは計画を立てているわけですけれども、やっぱり多いにこしたことないわけですから、向こうは、うちはこれでもっと増やすよというようなことでや...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、それは今のところ撤収するようなことはなくて、やっぱりその地域の安全のために必要だと思えば、米軍の判断にもよりますけれども、米軍は多分残すんじゃないでしょうか。ともかく沖縄については、我が国の配備計画がやっぱり後回しになっておりますからね。
○国務大臣(久間章生君) もう日本の配備計画、それでもって日本全土が十分だと、沖縄についても十分だと、もう米軍は自分のところはこれで安心だということで引き揚げるよという、そういう判断を下すようになれば、場合によってはもっと緊急性があるほかに持っていくかもしれませんけれども、なかな...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) ちょっと委員長。
○国務大臣(久間章生君) 失礼、ちょっとごめんなさい。
○国務大臣(久間章生君) これは五月でしたから私は見ていなかったんですけれども、今先生がおっしゃったので、そのときの議事録を見せてもらいました。そうしますと、額賀先生は、額賀前の長官はそう言っているんじゃなくて、その意味で、我が国に展開可能な米軍のPAC3が存在すれば我が国の防衛...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは米軍の運用ですから、ないとは言えないと思いますし、また配備してくれたら有り難いなと思いますけれども、こちらの希望どおりにはなかなかやってくれないんじゃないでしょうか。
○国務大臣(久間章生君) 何でですか。
○国務大臣(久間章生君) ミサイル防衛システムがあるかないかで、ある方がその地域にとって安全なんですから、哲学が基本的に違うんだと思いますね、先生と私とでは、非常に。
○国務大臣(久間章生君) まあ特措法を作るかどうかは別としまして、反対反対というふうに言われますと何もできないので、そうしますと沖縄の負担の軽減が進まない。  ちょうど十年前にキャンプ・シュワブに移設を決めたのにもかかわらず、その後もうとにかく進まないで、現状維持の状態がずっと...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは日本全国に、国が必要と認めて国会で御承認をしていただいてやる事業等については、やっぱり国全体で使えるような法律にしたいという思いがありました。
○国務大臣(久間章生君) このキャンプ・シュワブの問題だけではないですけど、米軍再編の問題が難しいのは、地元と政府だけで話が決まるならいいんですけれども、米軍と地元と政府と、この三者の間で話を決めていかなければならないという、こういう難しさがありますので、そこのところは非常にやり...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは違うんで、地元の、むしろこの件については、地元といっても県ではなくて、地元の名護市の皆さんと額賀さんとが話してV字形となった。そのときには、そういう家の上は飛ばないということで、ただ、米軍が緊急時の場合はそれは非常時の場合はもう風向きとか関係なく飛...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 廃止というそれだけを単独には言っておられませんで、機能を縮減とか低下させるとか、そういう趣旨と併せて言っておられるわけでございますから、廃止と言ってしまったら恐らく米軍はオーケーとは言わないと思いますね、それは、三年で廃止するなんというのはですね。そうし...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、移設されればもう移りますと言っているわけですから、移設される前に三年間で普天間を使わないという、そういうような選択肢はないということであります。  だから、移設については時間が掛かるわけですから、その間にしかし普天間の利用の度合いをもう少し変える...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは今以上に安全でなければ、まずそういう選択肢は得られないわけですから、やっぱり。現在使われているわけですからね。それよりももっと安全度を高めるために努力をするわけですから。
○国務大臣(久間章生君) だから、普天間の飛行場を返還してもらって、代わりの施設をつくって返還してもらえば一番いいわけですね。しかし、それまでの間にどうするかということについてはまた知恵を出さなきゃならないだろうと言っているわけです。  それで、だから、保障、保障と言われますけ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) その辺になりますと、先生とちょっと哲学が違うのかもしれませんが。米軍の抑止力を残しながらその痛みを縮小するという、そこでアメリカとは合意しているわけですから、米軍の海兵隊が全部移ってしまうということは考えられないわけであります。やっぱりアメリカの海兵隊が...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) キャンプ・シュワブに移設が決まってから、そしてそれができ上がってから移しますと言っていますから。だから、そこのところをアメリカも今度は信用していないわけですよ。施設ができなかったら移りませんということですから、裏を返せば。移しますという、先に移ってしまっ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それはそのとおりで、日本の場合はそういう法制になっております。  ただ、ちょっとだけアメリカと違うのは、アメリカは大統領が直接選挙で選ばれております。だから、議会とは別ですから、そういう意味で、大統領が勝手にもう軍人を辞めた人を選んだ場合に、日本だった...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 結局、それは決め方だと思うんですね。日本においてもそういう決め方を、国会議員でなければならないというふうに決め方をしてしまえばそれはそれでいいし、国会議員よりもむしろ優れたやつがおったら、内閣が決めて、内閣総理大臣が決めていいというふうに、そういう余地を...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは、現在でも防衛庁長官というのは選挙で選ばれた人でなくてもなれる形に制度としてはなっているわけですから、現在でもですね。だから、それがいいのか悪いのか、そういう形で選挙で選ばれた国会議員を充てるというようなことをやっぱりするかしないかの国会としての決...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私は、人事権についてはそうなると思います。
○国務大臣(久間章生君) 戦前の陸軍大臣あるいは海軍大臣というのは、制服のままなっているわけですね。今の場合は文民でなければならないとなっているわけですから、退職しなければならないわけですから、もうそこで軍からは一応おさらばするわけですね。だから、そこが違うわけでありまして、それ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今でもそういうふうになっているわけですね。先生が心配されるのは、今と違って防衛庁長官の権限が内閣府の長である内閣総理大臣から離れて直接来るから、そこがやっぱりこれから先はそれでいいのかと、制服を辞めてその翌日に即なれるような制度でいいのかと言われますけど...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) このACSAは、法律が議論されてその法律が通ったときに、それによって改定をされるわけですから、法律が国会で通らなかったらできないわけでありますんで、だから、法に基づく内容ですから、法律を作るときにACSAについてはどうなるのかというのをむしろ議論すべきで...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私もそのとおりだと思います。それはやっぱり特に海外に出ていくような業務について、まあ法律がなければ出ていけないわけですから、法律を作ったらその法律をそこに書くべきであると。まあ今度も附則で書いておりますけれども、それは時限立法で消えてしまうような法律が永...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私はそういう言い方はしたと思いませんけれども、議事録はそのとおりですかね。私は、自衛軍というのを確かに党の憲法草案では書いているけれども、これは自民党の憲法草案として言っているんであって、これは三分の二の賛成で発議せぬといかぬわけですから、そのとき国会が...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私は、これらはいずれも、これから先、防衛庁が省になっても守っていくべきものだと思います。  ただ、この中で武器輸出三原則については、私自身若干異論がございます。というのは、日米が共同でいろんなことについての装備品を今運用をしております。そのときに日本の...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 委員長。
○国務大臣(久間章生君) 今までのままで本当に実務的に何か支障があるかと言われますと、それはないからこそ今日まで続いてきたわけですね。そういう意味ではないわけであります。  しかしながら、国務大臣である私は、国務大臣としては閣議を開いてくださいということは言えるんですけれども、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 正直言いまして、各省設置法という法律がそれぞれありまして、軍縮とかそういう政策マター、特に外国との交渉の政策マターは外務省マターになっておりますから、こういうのを防衛省の仕事として書こうとするとなかなか難しいと思いますね。だから、私たちは今言っているのは...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私は、このパンフレットその他、この法律が既に前防衛庁長官時代に国会にも出されておりますから、今までのこういうあれですけれども、余りこれには政策官庁になる時期に来ているんだという意見が強調されていないんですよ。  今までの防衛庁というのは、自衛隊を管理す...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今言いましたように、これから先、防衛省になりましたらそういうようなことをいろいろ整理しながらどこまでがやれるのか、そういう点では少し取り組まなきゃいかぬのじゃないかなと思いますけれども、今直ちにそれが防衛省となったからやれるかというと、ちょっと整理がまだ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今度の十九年度の概算要求で長期戦略を考える戦略企画室というのをつくろうとしておりますから、それは正に防衛省になることを前提にして、長期戦略についてのそういう企画を担当する室をつくろうとしております。
○国務大臣(久間章生君) ここで入れると言い切るにはちょっと自信がありませんので、しかし、先生の言われた趣旨は私も分からぬでもありませんし、また、昨日、中国の参謀副総長になる人が来られました、章さんという方が。そのときに、やっぱり中国と名指しはしませんでしたけれども、お互いがやっ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 本当にお互いが信頼できるような間柄で、単に経済的なくっ付きだけではなくて、お互いに信頼できるような雰囲気ができ上がるということが大事なので、経済だけで共同体というのはできるものじゃないと思っております。
○国務大臣(久間章生君) EUでもあそこまで来るにはやっぱりドイツに対する警戒感が結構あったわけですけれども、それが今日やっとああいうふうにお互い、一つはNATOという中に入ってしまったのでそれができたという点もあるんですけれども。  日本の場合、遅浩田国防部長が、私のときに、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私もそのとおりだと思いますけれども、国連と必ずしも言わないでも、国際緊急援助隊みたいなのはもう直ちに出ていっているわけですから、それ以外のものもあるということもございます。
○国務大臣(久間章生君) 日本はイラクの戦争に、アメリカが行ったイラクの戦争には関与していないわけでありまして、その後国連から要請を受けてイラクの復興のために自衛隊が出ていった。テロ特の場合は、アメリカの戦争に関与してそれをバックアップしたという、そういう点がありますからそれは言...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) あのとき私は政府の一員でございませんでしたし、支持することについては、どちらかというとそういう表現は使うべきでないというようなことをマスコミ等で言った覚えがございます。
12月06日第165回国会 参議院 本会議 第17号
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○国務大臣(久間章生君) 防衛庁設置法等の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  我が国の平和と独立を守り、国の安全を保つという任務の重要性にかんがみ、防衛庁を防衛省とするため所要の規定を整備するほか、我が国周辺の地域における我が国の平和及び安全に重要な影...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 愛知議員にお答えいたします。  まず、省移行、本来任務化と防衛政策との関係についてお尋ねがありました。  今回の法改正に当たり、専守防衛といった我が国の防衛政策の基本について変更する考えはありません。また、特に国際平和協力活動等の本来任務化は、現在の...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 藤末議員にお答えいたします。  まず、元自衛官が防衛大臣になることの文民統制上の問題につきお尋ねがありました。  我が国のシビリアンコントロールは、国会の指名した内閣総理大臣が自衛隊の最高の指揮監督権を有すること、その内閣総理大臣が防衛庁長官、省移行...全文を見る
12月07日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第12号
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○久間国務大臣 ただいま議題となりました防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、このたび提出された一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案の例に準じて、防衛庁職員の給与について...全文を見る
12月07日第165回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○国務大臣(久間章生君) ただいま議題となりました防衛庁設置法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  我が国の平和と独立を守り、国の安全を保つという任務の重要性にかんがみ、防衛庁を防衛省とするため、所要の規定を整備するほか、我が国周辺...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) アメリカは、民主党も共和党も、特にこの東アジア、あるいは日本との関係においては基本的には余り変わらないという感じを持っております。  といいますのは、私が前回、防衛庁長官をいたしましたときは、これは民主党政権で、相棒はペリーさんからコーエンさんでござい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 最近になりまして北朝鮮がミサイルの実験をやったり核実験をやったために、あたかもそれに呼応するかのように庁を省にするかの受け取られ方をもしされているとすれば非常に心外でございまして、これの法案そのものだってもう前国会に出ておったわけでございますから、ミサイ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 戦前のやっぱり反省に立ちまして、戦後この自衛隊ができましたときも、シビリアンコントロールについては非常に注意深く要所要所でその旨が確保されておるわけでございまして、今回の庁を省にしましても、そこのところはもうほとんどと言っていいか全くと言っていいか、変わ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 防衛出動がとにかく主たる任務だという、これについてはもう異論ないわけでございますが、ほかのところを優劣を付けて法律上規定した方がいいのか、それともどうするかということについてはなかなか悩ましいことでございまして、確かに公共の秩序維持活動という、災害派遣も...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 防衛庁あるいは自衛隊、これはいずれも長期的な防衛大綱に沿って整備も図っておりますし、予算もそれに基づいてやっております。また、中期的には中期防衛力整備計画に基づいてやっているわけでございまして、また単年度としましては、それぞれ国会での予算の承認をいただい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 邦人の輸送、あるいはまた機雷の除去、こういったのはやはり非常に民間ではなかなか出ていってくれない、またやれない。機雷除去なんか特にそうだと思いますけれども、輸送等についても民間会社の場合はなかなかやっぱり、安全は多分確保できていますよといっても、そこの従...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 国対国の戦争というのは大分なくなって、不確定といいますか、目に見えない敵といいますか、そういうテロとかの戦いとか、いろんな形に様相も変わってきております。  その中で一番怖いのは、国対国の場合ですと核抑止力というのが働くわけですけれども、そういう目に見...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これらが本来任務になったわけでございますし、それだけまたそういうのが非常に我が国としても重要なことでございますから、それらに自衛隊その他が参加するわけでございますので、安全保障会議できちんとこれらについて議論をしてもらって、そしてその結論に基づいて内閣総...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは十年前、私が就任しましたその当時から議論がございまして、このミサイル防衛システムをやっぱり構築しなければ、我が国としてはもうミサイルで攻撃されたときになすすべがないというのは大変だという、そういうことで研究を始めておったわけであります。  私がそ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 我が国が今導入しようとしておりますこのミサイル防衛システムは、中距離といいますか、そういうのを、八百キロとか千キロとか、そういうのを対象としたミサイル、いわゆるノドンクラスを対象として一応考えておるわけでございますが、そういうのはとにかく高度も比較的低い...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは、アメリカのイラクに対する政策もどういうふうになってくるか、これも分かりませんけれども、あえて言えば、私たちはアメリカのイラクの占領政策といいますか治安維持政策といいますか、それよりも、国連が日本に対してどういう役割を期待してどういう要請をするか、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) やっぱり、ヨーロッパでNATOが果たしている役割は非常に大きゅうございますから、私たちもNATOとの関係では、間では各種の協議をやりますし、またNATOの国防大学へは自衛官を派遣をしておりまして、やっぱりそういうことで、今までもいろんな、ある意味じゃ協議...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先日も中国の章沁生副総参謀、今度、副総参謀長になられる方ですけれども、今まだ助理ですけれども、お見えになりました。あるいはそのほかの国の方ともお会いしておりますけれども、各国とも自分のところ自身がもう庁じゃなくて省なものですから、この問題については余り、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) さっきの核論議とか、そういうのがそういういろんな誤解を招くおそれがありますよということは当委員会でも私は何回も言ったとおりでございます。  それで、防衛庁を省にすることについても、外国だけじゃなくて、我が国でもこういうことをやっていったら今度は徴兵制に...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 実は、これは十年前、私が防衛庁長官のときに民間の臨調というのがこの問題について答申を出しまして、防衛庁を省にすべきかどうか。そのときは橋本内閣でございましたが、外国からちょうど防衛交流が始まりまして、非常にいい雰囲気で始まって、向こうから中国も国防部長が...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 民衆レベルといいますか国民レベルでいろんな意見があるのは分かりますし、またメディアがある一方的な強調をする場合もありますから、それはメディアが出したから、見出しで大きく出したからそれがみんなの声かどうかというそれよりも、これから先、日本というのは防衛庁が...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) やっぱりそこは、若干微妙には違うと思いますね。  環境庁というのと、環境省になってから環境政策についてやっぱり、しっかりした政策官庁になったという意識があるんじゃないでしょうか。やっぱり、その辺はかつて自治庁だったのが自治省になる、あるいは経済企画庁は...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今までの防衛庁という言葉に非常になじんでいるだけに、防衛庁とがらっと変わったというような、そういうことはなくて、余り変わっていないと、中身が、そういう意味での安心感があるというような意味で私は言ったわけでありまして、我々みたいな政策官庁としての位置付けを...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 日本語というのは微妙なニュアンスを使い分ける表現がありますけれども、外国語の場合はそれがないので、だから、例えばあなたというのを、日本だったら貴方という形で尊敬して書く漢字もありますけれども、英語だったら全部ユーなんですね、あなた様も君も全部ユーなんです...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 外国でどうか、どう映るかというのは別として、我が国の場合はそういう細かいニュアンスの差までも表現して、法律でも何でもそうですけれども、細かい違いをやっぱり正確に表そうとするわけですね。  だから、戦闘地域と非戦闘地域といった場合は、日本人だったらそこは...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 我々はそういう考えはございませんが、党として憲法改正を行った場合は自衛軍を設けるという、そういう表現を自民党としてはしております。しかしながら、これは自民党があくまで憲法草案として作っておるわけで、これが国会で各党の賛成を得て発議されて憲法を改正するよう...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それはそのつもりでございます。
○国務大臣(久間章生君) 今おっしゃられるような、そういうことにはならないと思います。どっちかというと今行革で非常に縮小しておりますし、それと、庁という場合は一つの規則を発することができます、そこの長官は。だから、そういう意味で、防衛省の中でそういう規則を発するような長官組織を置...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それはないと思います。というのは、防衛施設庁がありましたけれども、あれは外郭として入ってきたわけですけれども、あれも防衛庁、防衛施設庁があって、結局今度の問題でも問題になりましたが、結局、防衛庁長官はもちろんそのヘッドにおりますからあれですけど、その他の...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 同格といいますか、防衛庁長官は国務大臣をもって充てるとなっておりまして、海上保安庁長官はそうでございませんから、そういう意味では若干違いますし、そして、我が国が防衛出動その他してそういう事態に至ったときには、海上保安庁は防衛庁長官の指揮下に入ることになっ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 現在の、そのまま移行しておりますので変わらないことになっております。
○国務大臣(久間章生君) 内閣総理大臣がその統制下に置くわけですね、海上保安庁長官を。そして、統制下に入れたときには、防衛大臣の統制下に入れますということを決めるわけです。そうしたときは、政令で定めることにより指揮させるということになるわけですね、防衛庁、今度は防衛大臣ですけど、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) NSCの方はどういう形でつくられていくのか、今まだ有識者会議が開かれて意見が出されておる段階ですから、それがある程度まとまりを見せ始めたころに我々にも相談があると思いますので、そういう中で、今の安全保障会議をどういう形に拡大するのか、あるいはまた別途にお...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そのパンフレットは、正直言いまして、私が就任する前でございますから、項目とかそういうものについて打合せしたわけじゃございませんけれども、これまでの自衛隊、防衛庁に対する評価を主として書いたわけでありまして、これだけ自衛隊に対する任務の理解度あるいはまた期...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、私もやっぱりもう少し類型化してでもいいから何か説明をできるようにしたらどうかなという思いもあって、何かできないかなと思っているんですけれども、やっぱり厳密にはなかなか難しい点もありますのは、人道復興支援物資が大半ですけれども、要するに、例えば食料に...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私もパソコンというのは余り得手じゃないものですからよく分からないんですが、あれも今の現在のやつじゃなくて、もう自分の私物には業務用のやつは入れるな、過去のやつを全部排除してしまえということで強く言っていたわけですね。そして、強く言って、本人は消しましたっ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いずれにしましても、そういうことが非常に自衛隊にあるいは防衛庁に対する信頼を失っていくと大変なことになるわけですから、これはやっぱり本当に不祥事が起きないようにしなきゃなりませんので、今おっしゃられたように、まあ中間の管理職というのは大体もう全部分かって...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは当然そういうことでございます。
○国務大臣(久間章生君) これは、予算編成のときというよりも、防衛大綱を決めたり、あるいはまた中期防衛力整備計画を決めますときに、そういうときにそういう選択をしなきゃならないわけでございますから、そういう中で決めていきたいというふうに思っております。
○国務大臣(久間章生君) 外務省と今までの防衛庁との関係は、今度防衛省になりましてもこれまでと同じだと思っております。
○国務大臣(久間章生君) 抜本対策を講じましたと、そういうふうに言った後にまたこういうことが起きているわけでありますから、これは本当にもう弁解の余地がないぐらい大変申し訳ないわけでありまして、ただ、どういうふうにするのか、やっぱり、先ほどもちょっと話をしましたけれども、パソコン等...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) ありがとうございます。  この問題については、本当に、信頼を維持するためにも本当に大事なことでございますから、まあ正直言いまして、まだそういったソフトはできていないわけでありますから、さっき言ったようなソフトのあれを検討して作れないのかというようなこと...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほどから何回も申していますように、パソコンの知識をみんながどれだけ共有していて、その共有している人がその上司としてチェックの能力があるのかどうか、そういったことも踏まえてやりませんと、非常にだらしないじゃないかというふうに一方的に言えるかもしれませんが...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、まあそういう言い方は一つあるかもしれませんが、全部その上のレベルがチェックの監督能力が本当にあるのかどうかを二十七万人の隊員について果たして言えるかどうか、それがありますから、この世界については、私自身も含めて、防衛庁長官をやっているから最高のチェ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは、もう正直言いまして、事件が報道されてからです。
○国務大臣(久間章生君) 報道があったというよりも、それよりもっと後で、前ですね、二十七日に報告を受けております。
○国務大臣(久間章生君) 二十七日に受けております、十一月の。
○国務大臣(久間章生君) ええ。
○国務大臣(久間章生君) 二十六日に確認したということで、私には二十七日……
○国務大臣(久間章生君) 二十六日に確認したということで、私に報告があったのは十一月の二十七日、今、日にちを確認しましたら、失礼しました、報道はその前です。
○国務大臣(久間章生君) 正直言いまして、そんなにすべてが、いろいろあったやつが全部その日のうちに長官まで上がってくるわけじゃないんですよ、それは。その中で確認したりなんかしながら上がってきて、そして私にこういうことでこういう事情ですということで報告が……
○国務大臣(久間章生君) 二十七日ですから、報道、ちょっと待って、ちょっと待ってください、委員長。
○国務大臣(久間章生君) 報道は、外に要するに報道されたのは十一月の三十日ですから、内部でのチェックは二十六日に確認して、二十七日に私に報告があっております。
○国務大臣(久間章生君) その辺が、さっきから何回も言っていますように、私もよく分からないんで、こういうような、中身は言わなくても、こういうような流出があったというだけでさっと殺到してみんなが検索を始めるという、そういうたぐいのものだという話を聞きますと、これはややこしいなという...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 公共の秩序維持というそういう観点から、機雷の除去というのはやっぱり国民の生命、財産に関係ありますので、やっぱり自衛隊がやる以外に──今、地雷ですか、機雷でしょう。
○国務大臣(久間章生君) 機雷の除去については、自衛隊がやる以外にほかでやるようなこともできませんので、これは自衛隊の本来の任務として位置付けておく方がいいと思ったわけです。
○国務大臣(久間章生君) いや、海外で行う機雷の除去の場合は、やっぱりそれは自衛隊の活動として法的に位置付けられないと、本来任務に入っているからといってやれるわけじゃございませんで、やっぱりそこは法律に基づいて海外に出掛けていって行動する。それは従来とスタイルは変わりませんから、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 失礼しました。  機雷の場合は、現行の自衛隊法の九十九条で公海においてもできることになっておりますから、公海であればやれるということであります。
○国務大臣(久間章生君) 先ほどから答弁、失礼しました。  我が国の船舶の航行の安全ならばペルシャ湾まで行って掃海をやって、それは合法的だということで従来やっているわけでありますから、しかも九十九条のそういう雑則のところでやれているわけでありますから、そういう点では、その条項が...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 従来から従たる任務だから、それは遠くまで行って、公海でやっていいという、そういうような言い方でやりますと、主たる任務はやれないけれども、従たる任務ならやれるというんじゃおかしいわけで、やっぱり従たる任務というよりも、我が国の、我が国の船舶の航行の安全のた...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 不発弾の処理というのは、やっぱり戦後処理の延長線というとらえ方していまして、本来これは地方自治体の事務なのかもしれません。しかしながら、自衛隊がその能力を買われてお手伝いをしているというそういう位置付けなので、将来的にはなくなるだろうというようなことから...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今回の法律の立て方というのは、従来、法律上認められている中身を移行していますから、それによって新たにはほとんど付与しておりません。  しかしながら、これから先、国会の議論等でそういうことも付与すべきじゃないかというようなことになってくれば、法律上そうい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 実は、この地雷の除去につきましては、カンボジアが戦争が終わった後その問題が出ましたときに、ちょうど小渕さんが外務大臣でした。そのとき小渕さんに私が言ったのは、自衛隊では、そのとき防衛庁長官でしたから、自衛隊は出すことできないけれども、自衛隊のOBとして経...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 国内外でも、私は、信用されてないんじゃなくて、防衛庁を省にしてもそういう今のような問題にはならないということは、結構信用はされていると思います。ただ、一部にはそういう方々もおられると。徴兵制がしかれるんじゃないかとか、そういうことを言う人が現に確かにおる...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) アメリカとの関係でいいますならば、政策官庁として考えれば考えるほど、やはりこのアジア太平洋地域で日米同盟が果たしている役割が国際の、アジア太平洋地域の平和と安全に寄与しているというようなことも考えなければなりませんし、そういうこと自体が、先ほどから言って...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは私たちは受けておりませんし、そのスタディーグループがまだ出す前に、ブッシュ大統領と、またアメリカ、今の政府とも打合せをしておったというようなことも果たしてあったかどうか、私は分かりません。
○国務大臣(久間章生君) 私は、やっぱりこの間の中間選挙も踏まえ、またこういうスタディーグループが出てきた、しかも与党、野党一緒になって出てきたというのは、やっぱり影響は与えていくとは思います。
○国務大臣(久間章生君) 今日、外務大臣がもう出張で留守でございますけれども、やはりこれから先、ああいうレポートを受けてアメリカが何か政策の変更を行う場合には、日本もアメリカとまたいろんな内部の打合せその他をやっていくだろうと思いますし、またそうすべきだと思います。だから、向こう...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) その前に、私どもの立場が非常に微妙なのは理解していただきたいために言いますが、アメリカが戦争に踏み切りましたときに、私はアメリカが戦争に踏み切った背景については理解するけれども、日本も支持とまでは言わなくていいんじゃないかと、そういうことをマスコミに対し...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私は、やっぱり戦争に加担する形での自衛隊というのは出すべきじゃないと思っております。それは今でも変わっておりません。
○国務大臣(久間章生君) そこがまさしくシビリアンコントロールで、少なくとも今まで自衛隊が出ていったことについては、イラクも含めて、私はその辺の線はきちっとした上で国会で法律を作って出ていっていると思います。  非常に今までの海外に出ていった自衛隊の活動の中で一番危なっかしいな...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 従来そういう形で政府としては答弁してきておりますから、そういう整理の仕方だと思いますけれども、最後の、ずっと国連憲章たくさんありました、決議がですね。しかし、だからといって一番最後に決議がないままに戦争に踏み切ること自体が国連決議と言えるのかなという疑問...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) ただ、テロ特措法、それからイラク特措法、これはいずれも時限法でありますから、そして附則で一応今度も規定しておるわけでございますので、これは時限法で消えたら自動的に法文から消えていく法律になりますから、そういう点ではほかの条文と違いまして、時間がたって法律...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 正にその辺は立法府の仕事でございますから、政府の方は、でき上がった法律に基づいてそれをやるのが本来は政府の仕事でございますので、今あります法律に基づいてやらなきゃならないことについては、その間にまた何かありましたときはやりますけれども、恐らく新しい事態が...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今の五原則、先生おっしゃった五原則の場合は、そういう場合には武力行使ができるということですから。我が国の場合はそもそもできないわけですから、急迫不正の侵害を受けたときじゃないとですね。だから、海外に出掛けていって武力行使ができるという、そういうような大原...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今先生がおっしゃったようなそういうのも政策としてまた考えていく、そういう意味でも、政策官庁として早く脱皮したいと思いますので、是非この防衛庁を省にまず移行させていただきたいと思います。
○国務大臣(久間章生君) 今おっしゃられましたように、長年の懸案であったと、よくそういう話が言われます。しかしながら、やっぱりその時代背景、背景でそれが実現するかしないかあるわけでありまして、まず自衛隊が発足したというそういういきさつ自体が、ああいう戦後の状態の中で戦争放棄をうた...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 確かに、どこが違うんだと、そんなに大きく変わらぬじゃないかと言われると、変わりませんというような答えになりますので、そこのところが理解してもらいにくい点があるんですけれども、私はやっぱりそこが、さっき言ったように、単に自衛隊というのがあってそれを自衛隊を...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは少し皆さん方が、説明される方が気負いがあるんじゃないかと思います。私は、そこは今までだって、防衛庁の組織として、情報の収集は情報本部をつくりまして防衛庁長官の直轄に置いていまして、そしてそれで得た情報については官邸にすぐさま行くようになっております...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私は、あえて皆さん方が昇格と言われるときでも省移行というふうに言っているぐらい、中身についてはそんなに、任務が増えるとか、あるいは予算が膨らむとか人員が膨らむとか、そういうことでもないわけでありまして、組織としては確かに内閣府の下だったのが内閣府から離れ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 戦前の軍隊と国会あるいはまた国民との関係を見てみますと、結局統帥権が国会と別のところにあったために軍に対してそれをチェックすることができなかったという、そこが一番大きいわけでありまして、だから戦後は、まず憲法で内閣総理大臣を国会が首班指名で選んで、形式的...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) かつて自衛隊ができましたときには、海外まで出掛けていって国際協力業務を行うなんということは余りみんな考えてもおりませんでしたし、またそういうことをすることによって他国から非常に警戒されるんじゃないかという、そういう思いが非常に強かったのも事実であります。...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今、車の両輪とおっしゃいましたけれども、やはり第一義的にはやっぱり国の安全環境をつくる外交努力で、そういう各国との努力によってそういう雰囲気、友好関係をつくっていく、信頼関係をつくっていく、これが一番大事なわけでありまして、さはさりながら、国民から見たら...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは言うまでもなく、防衛庁が省になりましても、日本国憲法の下で各省設置法は作られているわけです。日本国憲法の考え方として、そういう集団的自衛権は行使しないという、そういうのを日本は従来から政府の方針として解釈上も取っておりますので、その考え方には変わり...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 我が国は、盾しか持たないと、矛の部分は米軍に依存するという形で日米安保条約を結んでいるわけでございますから、それは今後も同じでございますので、従来と日米関係は全く同じであると理解していただいていいと思います。  ただ、米軍再編の問題については、これは世...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 現在ある防衛大綱を変えるわけでもなく、また中期防衛力整備計画を変えるわけでもなく、そのままの状態の中で、もちろんこれから先のいろんな推移の中でそれはまた議論はあるかもしれませんけれども、現在はそういう状況の中で庁から省に移行するわけでございますから、予算...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そのとおりでありまして、従来の方針といささかも変わることはございません。
○国務大臣(久間章生君) 十年前、私が防衛庁長官のときに小渕さんが外務大臣でして、そしてそのときに、地雷の除去に物すごく熱心でございました。そして、もうとにかく自衛隊を頼むと言われましたので、分かりましたということで、自衛隊は一応もう地雷の廃棄を約束しましょうということで、二人で...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは、防衛庁が省になってもならなくても、こういう実力部隊でございますから、そこの教育がきちっとしておかなければなりませんし、国民の信頼もまたかち得なきゃならないわけでございますから、規律の面でそれを充実するだけではなくて、やっぱり資質の向上も図っていか...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほどから言いますように、自衛隊あるいは防衛庁が、やっぱり国民の信頼をかち得ていかなければいけないわけでございまして、やっぱりしっかりした防衛力を整備するためには、国民の信頼なくしては成り立たないわけでございますので、そういう意味では、いろんな不祥事を起...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) まだこれ概算要求の段階でございますから最終的にどうなるか分かりませんが、今の考えでは、大体全部で五十七あるぐらいの課を四十七ぐらいにやりますし、減らしますし、そして人数でも、増えたり減ったりいろいろしますけれども、総体として五十六人ぐらいの減になる、純減...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 憲法の枠を超えて活動できるような組織は日本では持てないわけで、できないわけでございますから、法律作る場合も必ず憲法の制約の中でしかできないわけでございますので、どんな法律を作ろうと、どんな組織を作ろうと、憲法上問題があるような組織を作ることは、まず論理的...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは主たる任務としては変わりませんが、それと同時に、自衛隊のそういう組織を生かして災害出動とか、そういうのについても、災害派遣等についての出動、災害派遣ですけれども、災害派遣等についても自衛隊が活動を行ってきたのも事実であります。  だから、時代の要...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは今言ったとおりでございますけれども、まあしかし、中身的にそんなに大きく変わっているかといいますと、それは変わっていなくて、従来やってきたのを法律的に整理しながら本来任務として位置付けたということでございますから、新たに何か新しい任務を付与したわけで...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 後方地域支援とか、あるいは船舶検査活動法に基づく船舶検査等、こういうのが周辺事態に関係しては出てくると思います。
○国務大臣(久間章生君) はい。
○国務大臣(久間章生君) 正確にはまた事務方から聞いてもらっていいと思いますけれども、これについては、まずPKO法に基づく活動、それから国際緊急援助隊法に基づく活動、テロ特措法及びイラク特措法に基づく活動、こういうのを念頭に置いて二項第二号で整理しているわけであります。
○国務大臣(久間章生君) これは、現在行っておりますのはインド洋におけるいわゆる給油活動、これがございます。
○国務大臣(久間章生君) これは、航空自衛隊が、多国籍軍そしてまた国連の職員、こういったところが行っておる人道復興支援のための援助を空輸として行っているわけであります。
○国務大臣(久間章生君) これらはいずれもこの国会で通った法律に基づいて自衛隊が行っている活動でございますから、本来任務になろうがなるまいが、法の下において、国会がお認めになられました法律に基づいて自衛隊が本来やっている仕事であります。
○国務大臣(久間章生君) 米軍への支援ということではなくて、法律に基づく活動でありますから、その法律の中身によって決まってくるわけでありまして、米軍への支援というふうに一方的に言われるのはいかがなものかと思います。
○国務大臣(久間章生君) 法律に基づいて行っている自衛隊の活動は本来任務の中に入ってまいります。
○国務大臣(久間章生君) いや、さっき私が答えたのと違う何か、もう一回ちょっと今のところ。
○国務大臣(久間章生君) 先ほど四つほど挙げましたけれども、それはもう先ほど答弁したとおりですけれども、それと違う何かありましたか。
○国務大臣(久間章生君) 先ほど言いましたように、PKO法、国際緊急援助隊法、テロ特措法、イラク特措法、これに基づく活動、それから緊急援助隊法、もう言いましたね。だから、この四つぐらいだと思いますね、法律に基づく活動は。
○国務大臣(久間章生君) これは国会での立法の内容でございますから、今私たちがそれを念頭に何か考えているわけじゃございませんけれども、これは議員立法もありましょうし閣法もありましょうし、これから先、国会でこういうことを自衛隊にやれということで任務として付与されれば、我々はやっぱり...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 国際緊急援助隊法に基づいて、ああいう大津波とかあるいは大地震とか、ああいうときは国連決議に基づかないで我が国は直ちに各国と同じように出ていくことはありますから、やはり国際的なそういう、何といいますかね、活動というのはやっぱりあると思います。
○国務大臣(久間章生君) 先ほど言いましたように、国際緊急援助隊法なんかの場合は国連決議がない場合もありますから、全部が全部国連決議が伴うというわけではございません。
○国務大臣(久間章生君) いずれにしましても、自衛隊が参加する場合には法律に基づいて参加するわけでありますから、その法律を作るときにそういうものに参加させることが適切かどうかについて国会で議論がされるわけでありますから、そのときの中身によってそれは皆さん方が決められることだと思い...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) よく日本の場合は法律を閣法で出しますから、立法権限がさも政府にあるかのような誤解を招きますけれども、法律をどう作るかは本来は立法府の仕事でございますから、そのときの中身をどういうふうなものにするかはそのときの状況で決まってくるわけでございまして、ここで今...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私は、その前にイラクに二回ほど行ったこともございました。そして、イラクのいろんな関係者と話したときに、核兵器はないのは私たちはもう確信していますと、核兵器だったら我々に隠れて実験することはまず難しいというようなことを皆さん言っておりましたから、私は核兵器...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは私は分かりません。しかしながら、言えますことは、日本は、先ほども話がありましたように、それに対して政府として支持するというのを公式に言ったわけじゃなくて、コメントとして総理がマスコミに対して言われたということは聞いておりますけど、政府の立場として戦...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そういう状況下にあったことは認識しております。  しかし、その一方、日本はあの当時、バブル期から脱出しようとして非常にあえいでいました。アメリカ経済と日本経済とが非常に絡み合っているのも事実でございます。そういう中で日本はアメリカに反対してフランスみた...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私は、私の立場では、そういうのをあったとかなかったとか、防衛庁の長官としての立場ではコメントできるような立場ではございません。それは外務省に聞いてください。
○国務大臣(久間章生君) イラクの戦争の出発点がどうかは別としまして、イラク特措法を作りましたときには、国連からの要請で日本の自衛隊を派遣するかどうかで法律を作ったわけであります。したがいまして、そのときは、最終的には民主党さんは賛成に回ってもらえなかったですけれども、あのときの...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 現在、法律で認められた範囲内で武器使用をする、これによってかなり、もう現在の武器使用の基準は対応できているんじゃないかと思っております。
○国務大臣(久間章生君) PKO活動に最初参加したときと比べればかなりやっぱり緩和してきておりますから、今現在、これ以上緩和する考えを私自身は今持っておりません。
○国務大臣(久間章生君) それは、これから先の国内の世論あるいはまた国会での議論、そういうことによって決まっていくと思いますけれども、私は現在の規定でもやっぱりかなりできるという、そういうようなことも考えていいんじゃないかと思うんです。  よく例として出して悪いかもしれませんが...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これはなかなか難しい問題でして、国内の世論がそういうのもやっぱりやるべきだとなればそれは加えることについてやぶさかではございませんけれども、やっぱり戦前の日本の軍隊が外国に出ていったときに、そこの治安状況を抑えるためにということで出ていった、そういうよう...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 具体的な状況を想定しませんと、抽象論ではなかなか答えにくいわけでありまして、そういう場合も新たな法律を作って議論がされるわけでございますから、新たな法律を作るときにまた具体的にそういう状況に応じて議論をさせていただきたいと思います。
○国務大臣(久間章生君) 自衛隊のイラクの派遣は、先ほどから何回も言っておりますように、戦争の善しあしは別として、戦争が終わって、復興のために国連から要請を受けて行っているわけでございますから、そういう国連がどう判断するか、そういうようなこともちゃんと見ながらこれから先、引き続い...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、こういうことを言っていいかどうか分かりませんが……
○国務大臣(久間章生君) 時間いいんですか。  イラクの人から聞いた話として、テロ組織、テロの戦士が逃げ込んできたのを追っ掛けてくるときに、イギリスはドアをノックして調べさせてもらうということで入ってきて、そして調べて、いなかったと、サンキューと言って帰っていく。アメリカは、や...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 日本の自衛隊については、今でもイラクの皆さん方から大変称賛されておりますし、敬意を持って見られておられます。
○国務大臣(久間章生君) 私は基本的には正しいと思います。
○国務大臣(久間章生君) 若干その当時と今とでは考え方も変わってきておりますし、また、そういう国防組織といいますか、国防省とすることによるそういう実力組織に対する不安も、当時持っていたような不安もなくなってきて、今の自衛隊に対する信頼感も出てきたんじゃないでしょうか。それがやっぱ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私は、防衛省あるいは国防省、どちらのお名前を取ったからといって、片一方は決定的に駄目だ、片一方はいいということにはならないと思うんです。  ただ、防衛庁というそういう言葉で非常になじんできておるのと、防衛省とする方の方が非常に国民に安心感を与えるんじゃ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 国防という場合は日本国の防衛ということでございますから、そういう意味では、日本国の防衛というとちょっと長くなるんで国防という言葉を使っているんだと思いますけれども、日本国の防衛というふうに表現するのと我が国の防衛というのと国防というのと、みんな内容的には...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それまでずっと使ってきている言葉をその延長で使っているわけでございますから、それは別に紛らわしいことはないんじゃないかと思います。
○国務大臣(久間章生君) 一つには、こういうものについては、自民党単独で出すよりも他の党と一緒に出した方がいいという、そういうようなことを考えてきて、当時は同調してもらえなかった点もありました。公明党さんともまた意見が、まだ時期尚早じゃないかとかいろんな意見が合わなかったときもご...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 負け戦になってしまった場合はそれはもう大変なことになるわけですから、そうじゃなくて、日本もいざ防衛出動ということで、一朝攻められたときに、最低限自衛隊でディフェンスしなきゃならないわけであります。しかし、それだけで十分かと言われると、十分でないかもしれな...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) やっぱりこれから先、いきなり外からの攻撃というよりも、まず不穏な状態になってまいりますと、テロ組織その他によってのまずいろんな工作その他もあるかもしれませんから、そういう重要施設の警備についてはこれから先力を入れていかなければならないんじゃないかなと思っ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) ミサイルの相手の精度にもよるわけでございますが、今のミサイルの精度といってもピンポイントで当たるほどの精度はないわけでありますから、むしろその効果を上げようと思いますと、もっと違った攻撃の仕方をするかもしれませんし、またあるいは今言われたような攻撃もある...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 太平洋戦争のあの状況を見ますと、沖縄にもし日本の軍隊がいなかったならば、確かに悲劇は少なかったかもしれません。その代わり、日本はもっと早く占領されていて、日本自身がもうもっと早く戦争が終わっていたかもしれません。結果を見ればこれがよかったというのは結構あ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) ちょっと言葉足らずかもしれませんが、私の言ったのはそうじゃなくて、ミサイル防衛のシステムがないところに向かってミサイルは撃たれるだろうと。今、沖縄に、米軍がおるところに、占領政策としてもよその国は入ってこないだろうと。あそこを戦場にすることはまず考えられ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) とにかく、沖縄から海兵隊が八千人、家族が九千人減るということは、そしてまた嘉手納以南の土地がかなり返ってくるというのは、戦後五十年間ほとんど動かなかったのがそれだけ動くということはもう千載一遇のチャンスであるから、これは何が何でもやっぱりやり遂げたいとい...全文を見る
12月08日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第13号
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○久間国務大臣 確かに、こうして一般職の給与と別に法律をつくって出しているというのは、本来は別が合理的だというような考え方も根っこにはあるんだと思います。  しかしながら、現実問題として、自分で給与体系を、自衛隊のものをつくって、あるいは防衛庁の職員の給与体系をつくってというこ...全文を見る
○久間国務大臣 今先生が、OBがいい思いをしているとおっしゃいますけれども、天下りとかでいろいろ批判がありましたけれども、それは非常に限られた人であって、職員にしてもそうですし、特に自衛隊の隊員なんかにしても、全国たくさんの者がやめた後そんなにOBとしていい思いをしているなんて、...全文を見る
○久間国務大臣 階級制がとられておったり、あるいはまた危険手当といいますか、そういう身の危険とか、そういう形でいきますと、似ている職種としては、国家公務員というか全国的な規模でいきますと、海上保安庁が比較的似ているんだと思います。それと、あとは、ちょっと違いますけれども、警察官な...全文を見る
○久間国務大臣 私は、防衛庁長官に就任する前から、この少子化問題が非常に将来、特に自衛隊にとっては大変なことになる。しかし、自衛隊だけではなくて、危険な仕事であります海上保安庁、消防署、あるいは警察、そしてまた、こういうことを言っちゃなんですけれども、いわゆる刑務官、こういった職...全文を見る
○久間国務大臣 こういうのは本当に難しいんですね。例えば、私も百里の基地に前行ったときに聞いたんですけれども、スクランブルで、不審機が入ってきたということでアラームが鳴るでしょう。そうしたら、待ち構えていてぱっと出ていく、その行った人の血圧は物すごくぐんと上がるわけですね。それは...全文を見る
○久間国務大臣 今までも大変そういう役割を果たしてきたわけですけれども、空と海については、これから少子化が始まるときに、パイロットとかあるいは整備等、そういうのも含めて、やはりかなりの高度な知識といいますか、そういうのも要求されてまいりますので、やはり高校生以上のレベルでやる方が...全文を見る
○久間国務大臣 そんなにふくそうしている、錯綜しているところでもないわけですけれども、しかしながら、逆に言えば、あの程度のところで訓練をせずに訓練にならないわけですから、訓練すること自体を非難するわけにはいかぬと思います。  それよりも、今言われたように、本来起こるべきことのな...全文を見る
○久間国務大臣 緊急時がいかなる場合かというのは、もうまさに緊急の場合でありますから、いろいろあると思いますから、それはなかなか一概に言えないと思います。要するに、緊急に着陸しなければ危険が伴うというようなときですから、油が切れてしまったとか、あるいは機材が故障してしまったとか、...全文を見る
○久間国務大臣 いや、しかし、随分といろいろなことを想定されるなと思って、非常に感心しながら聞いておったところであります。  訓練でありますから、いろいろなことを想定しながら訓練をやるんでしょうけれども、日常の訓練の場合は、方向性が決まった形でそこを使うということで決めているわ...全文を見る
○久間国務大臣 有事を想定した場合の緊急時ということになりますと、例えば、この方向から行ったら敵機がおるというときは後ろに回らなきゃならないわけですから、そういうような回る訓練をわざわざあそこでするかどうかですよね。  だから、反対方向に行って着陸しなきゃならない訓練をするとい...全文を見る
○久間国務大臣 有事の場合は我が国が武力攻撃されている場合ですから、その場合は、日ごろのいろいろなことを超えるようなあらゆるものを利用しながら対処しなきゃならないわけでありまして、そこはまた、有事の場合のことについて平時の今いろいろ議論すること自体が無理だと思います。  やはり...全文を見る
○久間国務大臣 だから知恵を出していきたいと言ったわけでありまして、要するに危険性が幾らかでも減るようなことに、仲井真さんは知事選のときにそういうことをおっしゃっておるということで、きょうも新聞報道も出ておりましたけれども、危険性を除去するようなことに努めたいと言っておられるわけ...全文を見る
○久間国務大臣 それは話していないと思います。今の審議官級協議では、とにかく普天間飛行場を返還する、そのために、その前提として今度の新しい施設をつくる。つくって移してしまえば危険性は除去されるわけですけれども、仲井真さんはそれをできるだけ早くしたいとおっしゃっているわけですから、...全文を見る
○久間国務大臣 米国がイラクに対してどういう政策を今後とっていくか、これはまた注意深く見守っていかなければなりませんが、それについて日本として今はコメントする立場にはないわけであります。  特に防衛庁としては、今、イラクに確かに空自を派遣しております。これは、国連から要請のあっ...全文を見る
○久間国務大臣 イラクについては、私は非常に心を痛めております。しかしながら、自衛隊が今活動しておりますバグダッドの空港については、少なくとも治安状況は一応守られておるわけでありまして、自衛隊が活動する区域は戦闘地域になっているとは思っておりません。  しかしながら、それと同時...全文を見る
○久間国務大臣 サマワ地域は戦闘地域でなかったので、あそこなら大丈夫だということで行きました。今は、バグダッド空港は戦闘地域でないから、大丈夫だから航空自衛隊はそこで活動しております。  今の空港は、治安状況が悪くなって、あるいはまた戦闘地域になったらそこはやめざるを得ないわけ...全文を見る
○久間国務大臣 バグダッド全体がどういう状況かということについては、若干、バグダッドの中でも非常に激しいところも出てきております。あの当時と比べるとかなり、そういう意味で、安全だと言い切れる地区が狭くなってきているのは事実かもしれませんが。  少なくとも、航空自衛隊はそういうこ...全文を見る
○久間国務大臣 今それをここで言うような状況にないというのは先ほども答弁したとおりでございまして、これから先、国連がどういう要請を日本にしてくるのか、自衛隊みたいな、ああいう危険なところも顧みず行くような、そういう組織体でもってやらざるを得ないのか、あるいはまた、それ以外の方法で...全文を見る
○久間国務大臣 あのときもいろいろな議論がございましたけれども、我々は、戦闘地域には出さない、非戦闘地域であればそこで活動できるんだということで、そしてサマワの地区は非戦闘地域であるということで、出しました。またバグダッド空港についても、非戦闘地域であるということで、我々は出しま...全文を見る
○久間国務大臣 共産党の委員の方から、イラクでのアメリカ軍を、戦争に行っているアメリカ軍を支援するために自衛隊が行っているんじゃないかということを言われましたので、そうじゃないと。我々は、戦争が終わった後のイラクの復興のために、国連からの要請があって、決議に基づいて法律をつくって...全文を見る
12月12日第165回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○国務大臣(久間章生君) これまでも海外に行った例として、国連決議がないので一番はっきりしているのは、国際緊急援助隊法に基づいて、災害等が起きたときに、例の津波とかその他もそうですけれども、そういうときに行っている。これはもう国連決議がなくて行っているわけであります。  それ以...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) やはり国際社会の平和と安定に寄与するという、そういう目的がなければ自衛隊員も誇りがわいてこないわけでございますから、そういう国際社会の安定、平和と安定に寄与するということになると、これはやっぱり背後に国連決議があるというのがごく一般的なことじゃないかと思...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 自衛隊法の考え方というのは、その国連決議で、そういう形で、戦争が始まる始まらないと関係なく、その後、自衛隊が出ていくような要件が備わったかどうかで出ていくわけでありまして、イラクの場合も、今みたいな形で、仮に政府はそれを、アメリカの動きを理解して、あるい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私は、それは大事だと思っております。行く者がやっぱり誇りを持って出掛けるような、そういう環境はつくってやらなければ、その上で出さなければいけないと思っております。
○国務大臣(久間章生君) たびたび言っておりますように、イラク戦争の始まった、あるいはイラク戦争が開始されてそれが終局するといいますか、そこまでのものについてはいろんな意見があったと思いますし、私自身だって内部でいろんな葛藤があっておるわけですけれども、少なくともイラク特措法を作...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そうじゃなくて、その他の国際協力の推進という場合は、だれしもが見て明らかに、先ほど言いましたように、津波が起きた、地震が起きた、そういうときに出掛けていくことについて認めてもらえるようなそういう状況、その中で出ていく場合には、そういうはっきりした国連決議...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) この原則をこういうふうにつくるというのは非常にいいことですけれども、これは、国連その他がどういう場合にその国の武力行使を認めるかという、そういう原則だと思いますから、まず日本そのものが武力行使はしないわけですからそれは問題外としても、武力行使をしたそうい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それらは決め方でございますから、そういう決め方もあろうかと思います。  しかし一方、日本の場合は、例えば防衛大綱にしましてもそれは政府が決めておりますけれども、その予算の支出については毎年毎年、今度は国会で予算の支出権限についての承認を得ているわけであ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今度、防衛庁が防衛省になりますと、それでなくとも軍事大国化するとかいろんな危惧を持つ方がおられるわけですから、そうならないということを言っているわけでありますから、その一環として今みたいな話も、諸外国がどういう形でそういういわゆる軍をきちんと統括している...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 日本でも長官を補佐する制度として参事官制度が導入されました。そして、それは現在も続いて、先般、これを改革しようということで動きがございまして、今年の七月に一応改編の成果について出たわけですけれども、今はそれに基づいて八人になりましたが、それに基づいてそれ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 正直言いまして、今度の省移行は、そういうふうなこともいろいろ考えてもしやりますと、やっぱりプラスに取る人もおる代わりにマイナスに取る人もおって、非常に混乱を招くと思うんです。だから、やっぱり庁が省に移行しても、原則としてはほとんど変わらない、シビリアンコ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これまでも、情報等についてはできる限り広報その他によりまして、いろんなまた組織を通じて伝えておるわけでございますけれども、これから先も安全保障の問題に支障のない限りにおいては、できるだけ努めていこうと思っております。  ただ、まあ正直言って、我が国の場...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そういう組織がまた国と政府と別にできること自体を否定するわけじゃございませんし、それはそれでいいんですけれども、そういう場合にいろんな秘密を開陳しなければならない、暴露しなければならない、そのときにその秘密がどうやって漏れないように、今は公務員の場合だっ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほど言いましたように、今度防衛庁が省になると肥大化するんじゃないかというふうに言われておりますから、そういうこともないということと同時に、シビリアンコントロールはきちっとやっているということをもっと分かるような形で取り組むような、そういう姿勢で頑張って...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私は基本的に違いますのは、やっぱり防衛庁という場合は単に自衛隊を管理するという、そういうような色彩が強かった、そのために必要な装備品を取得するとか。そうじゃなくて、今の日本の平和、安全、国際社会の平和と安定というのはやっぱり政策として、単に自衛隊をどう使...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そういうふうに取ってもらっていいです。
○国務大臣(久間章生君) 防衛庁あるいは自衛隊が発足したときは、もう国内の専守防衛だということで、どちらかというと抑止力といいますか、そこに存在するというのが中心でしたけれども、災害派遣については非常に増えてまいりました。それと同時に、PKOでも海外に出ていくことも、国際社会の一...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私は適正だと思っております。したがいまして、これが海外任務が増えたからといってこれを増やす必要は私はないと思っております。
○国務大臣(久間章生君) 私個人としては、やや今までの解釈が、あんなふうにきちんと個別的、集団的と二つに峻別できるかなということについては、個人的には疑問を持っておりますけれども、従来から政府としては、集団的自衛権は有するけれどもこれを行使しないという、そういうことで議論をずっと...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 我が党でも、あるいはまた内閣官房でも、自衛隊の海外派遣についてはどういう形の法律がいいのか検討しようじゃないかという話はございます。  しかしながら、今のPKO、国際緊急援助隊法、あるいはまたそれぞれの特措法、どれを取りましても非常に特徴がありますから...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私が先生に答弁したことについては、私が間違って、認識不足だったことについておわびを申し上げます。  三月の十八日に小泉総理の記者会見を私は聞いたとき、あれっと思ったわけでございますが、そのときは閣議決定していなかったんですね。それで、二十日の日に武力行...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 何回も申しておりますように、自衛隊を派遣したのは、戦争が終わって、その後、国連が決議をして、イラクの復興のために各国に協力要請をしてきた。そのときに、日本としてもやはりこの際、出すべきであると。出すとすれば民間じゃなくてやっぱり自衛隊しかいないじゃないか...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは間違いありません。  私があのとき、法律をつくるときに、武力攻撃と一体化しないように極力気を遣ったつもりでございますから、非常にぎりぎりのところで武力攻撃と一体化しないという形でインド洋での給油という、そういうふうに限定した形でやっておりますけれ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今、防衛施設庁の問題につきましては、施設庁長官から話がございましたように、そのような要領を作って今徹底を図っているところでございますけれども、この趣旨に従いまして、業界関係者との対応要領については、防衛庁本庁の契約等担当者につきましても、御指摘の建設工事...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 親睦団体から要請があったときに、現在の状況はどうなっているかというような形で講演を頼まれるとかいろんなことがあると思うんですね。そういうときに出掛けていっていけないかどうかということまでなりますと、そこはやっぱりなかなか難しい点もあろうかと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 少なくともやっぱり、防衛庁があるいはOBも含めて国民の信頼を得なければならないわけでありますから、とにかく疑惑の持たれないように、透明性の確保についてはこれから先も努力していこうと思います。
○国務大臣(久間章生君) 私は、現在でも一応シビリアンコントロールというのは機能していると思っておりますので、制度的にそういう特別のことは講じておりません。
○国務大臣(久間章生君) それは聞いておりません。ほとんどないと思います。
○国務大臣(久間章生君) それも反対はないと思います。
○国務大臣(久間章生君) それは、今の中にもありますように、法令を遵守しということがあるわけですから、法令に従って自衛隊は行動しているわけであります。
○国務大臣(久間章生君) 正直言いまして、ずっと経緯によって後からそういう任務が加わってきたという、そういう流れがあったと思います。そのときに、やっぱりその新しく加わった任務を雑則として次々と加えてきたというのが事実上の経緯じゃないかと思っております。
○国務大臣(久間章生君) 度々この委員会等でも発言しておりますように、今まで海外に出ていきました自衛隊の活動につきましては、そのそれぞれがやはりいろんな特色があったわけでございまして、それをまとめて一つの恒久法にくくることができるかどうか。私は正直言って立法技術的にもなかなか難し...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私は、防衛庁と言われながらも、かなり最近におきましてはもう政策面まで踏み込んで実態としては機能しておったと思います。それをむしろ組織体として防衛庁ではなくて防衛省として位置付ける必要があろうかと思いまして今法律を出しているところでございまして、ある意味で...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 平和省というのは、まあ平和というのはだれしもが希求するものでございますけれども、それはもう非常に広い概念でございます。その一方、自衛隊の主たる任務は我が国の防衛でございますから、やっぱりはっきりした形での主たる任務であります防衛というのを表に出して、防衛...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 普天間の問題は、これも何回も言っていますように、十年前に普天間を返還するというクリントン・橋本会談で合意をしまして、それを受けてSACO合意でその代わり代替施設を造るということで、キャンプ・シュワブに設置するということでしたわけでございますが、その後、そ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 従来のままの反対だったら今の状態がずっと続くということを沖縄県民の方が理解されて、やはり政府と協力しながら、協議しながら、どういうふうにしたら普天間が返還されるのか、そういうことについて訴えられた仲井真さんが当選されたわけでございますから、沖縄の県の民意...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 嘉手納以南の土地がかなり返ってまいりますので、どのぐらいになりますか、今数字をここで計算しておりませんから直ちにちょっと申し上げることはできませんけれども、今度の再編の問題が片付きますとかなりの面積が返ってくることになるんじゃないかなと思っております。
○国務大臣(久間章生君) それは後日また詰めたいと思いますが、単に面積といいましても、提供されている山林等、こういうところと、本当に基地として、施設として提供しているところでは価値が全然違うわけでありますから、そういうところの面積だけで果たして言っていいのかどうか。いわゆる普通の...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 基地といってもほとんど手が付かない山林等もございますから、そういったところで生産性が上がる上がらないという議論は、それは、そこは恐らく伐採もできないようなところでございましょうから、そういうところの中での生産性という議論自体が果たしてどうかなというふうに...全文を見る
12月14日第165回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○国務大臣(久間章生君) 防衛大臣はもちろん意見は言います。意見言うだけではなくて、内閣の一員として、内閣のトップであります総理大臣と防衛省を担当する担当大臣としての関係でありますけれども、あくまで補佐官というのは総理の個人的な補佐官といいますか、そういう役割でありまして、法律に...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 現在のような仕組みだったら直接的には、その権限的には関係はございません。しかしながら、経験その他に基づいて総理に対していろんな助言をしたりなんかして助けるということはできるわけですね。
○国務大臣(久間章生君) 内閣で意見が違うということは、要するに、私は国務大臣であり内閣の一員ですから、内閣の意見としては一つであるべきでありますからそっちの方が重視されるわけでありまして、しかし補佐官が助言するのは助言していいと思うんです。しかし、それを内閣総理大臣が採用して、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 上とか下でなくて、法に基づく権限と責任があるということは言えると思います。
○国務大臣(久間章生君) 今の段階でいえば、少なくとも防衛省、あるいは現在のままの防衛庁については権限はないということであります。意見は述べることはできるし、具申することはできますけれども、権限と責任はないということであります。
○国務大臣(久間章生君) どちらが主としてやるかといいますと、今、この官邸機能をどうやって強化するかということが議論をされようとしているわけでありますけれども、その中においても、その辺の責任の問題、あるいはまた権限の問題、それはこれから先整理されることじゃないでしょうか。現在の段...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そこはやっぱり相手の国の責任者、例えばミニスター・オブ・ディフェンスとしてはだれかというようなことで見るわけでありますから、今度はそこのところははっきりしていると思います。だから、しかし、総理に非常に近い人だと、そういうような見方は向こうではすると思いま...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 非常に治安が悪くて、そして内部のシーア派とスンニ派との対立、あるいはまたクルドの扱いについての意見の違い、そういうものが非常に表に出てきて、好ましからざる状態が続いているなと。そして、治安が悪いために、日本の民間企業も復興のために行きたくても行けないとい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) とにかく現在のような状況では本当に何もできないなという非常に残念な思いでありまして、一日も早くどういう形で意見の違いを、内部のですね、宗教の指導者が会ったらどうかとか、いろんな意見もあるようでございます。私も議連の会長を、イラクの、しているものですから、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 軍を出しているという立場からいくとなかなか難しいんだろうなと思います。  そして、ただもう一つは、その有識者の皆さん方が提言を出しているのは事実でございますけれども、日本みたいに総理の諮問機関として設けた有識者の会議じゃなくて、自分たちが自主的につくら...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 前から言っておりますように、私どもは、国連からの要請を受けて、国連が各国に対してイラクの復興支援のためにやってくれという形で派遣をしたわけですね。それで、我が国の場合、民間ではやれないからということで自衛隊が出ていって、それがずっと現在まで法律も延長され...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私たちの場合はイラクの復興支援に行っているわけでありますから、米軍が撤退するのを助けるために行くわけじゃございませんので、そこは法律の趣旨からいって、必ずしもちょっとそういうふうには読みにくいんじゃないでしょうか。
○国務大臣(久間章生君) どういう形で撤退するのか、その辺がよく分かりませんので、できないと言い切るのはちょっとどうかと思いますけれども、少なくとも立法の趣旨、その趣旨からいってそれにそぐわないことはできないわけでありますから、今の、基本計画を決定しておりますけど、政府が、その内...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) まあ、違うように受け取られるとすれば、それは私の言い方も山崎さんの言い方もちょっと誤解を招いているかもしれませんが、イラク特措法でいっている自衛隊というのは、あくまでもあの第一条の目的の範囲内でしか行動できないわけでありまして、あの目的は、非常に長ったら...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 反するというか、今の法律の、イラクの復興に資することにつながってくるんだということになる場合もありますから。  この間から何回も言っていますように、米軍が撤退する雰囲気がどういう中で行われるのか。イラクの政府といいますか、あるいは治安軍というのができる...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) この第一条の「目的」の中に国際連合安全保障理事会決議第千四百八十三号を踏まえということがありますから、これが大前提になっているわけですね。この中で言っているのがどの程度かということですけれども、「踏まえ、人道復興支援活動及び安全確保支援活動を行うこととし...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私は、前も言いましたけれども、当時のもう少し慎重を期してよかったんじゃないかなという思いがございました。それが私の偽らざるその当時の気持ちであります。しかしながら、政府はこれをやっぱり支持すると、公的にきちんと閣議決定までしてやったわけでございますから、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私は防衛庁長官としては現在の与えられた状況の中でそれはやっておりますけれども、内心、やっぱりあのとき想像しておったように、三つのグループに分裂してその統制ができないなという、そういう思いは私はやっぱり今もその当時と余り変わっておりません。
○国務大臣(久間章生君) これはやっぱり分かりません。そのときの状況の中で、やっぱりこの復興支援についてこれをやらなければいけないというような、そういう国内世論あるいは国際世論、そういう中で、国連がどういうようなことを要請してくるのか、国連の決議もあれはたしか期限が切ってあるはず...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 法律を作るのはこの国会で議論されて作るわけでありまして、そのときにそういう法律ができて自衛隊が行けというような、そういうような法律ができた場合は自衛隊としては行くことになりますし、そうした場合には、それが時限法でしたら附則になりますし、本法でありましたら...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) ただ、テロ特措法、イラク特措法、こういったような非常に性格の違うやつを恒久法で一つにまとめることができるだろうかという、立法技術的に私は、性格の違うやつを一くくりにする法律というのはそう簡単にできないんじゃないかなと思って、よく恒久法に対しては慎重な態度...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それはございません。今までだって本来任務じゃなくて雑則でしたけれども、ちゃんと予算については計上してもらって国会で承認を得て、その予算の範囲内で行動しているわけでありますから、これから先も同じことであります。
○国務大臣(久間章生君) 私の一番弱い分野でございますから、とにかくこれに対する対策というのを、またそういう点で本当に私なりに知識をまたもう一回詰め込んでゼロから勉強しようと思いますけれども、本当に、この問題についてはどういうような形でやったらいいのか本当に頭が痛いわけであります...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私の言葉が非常に適切でなかったのかもしれませんが、テロ特措法は今までのいわゆる海外に出かけていった、自衛隊が行ったのとやや性格を異にしているということを強調したかったわけでありまして、法律的には、私はあの法律を通した後も間違った法律じゃないというふうに思...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) アメリカの行うテロとの戦いというのを、国連各国が自らのやっぱりテロとの戦いだと位置付けてあのときは国連決議を行っておるわけでありまして、我が国もそれに呼応して、そういうテロとの戦いに対して、我が国の憲法で許される範囲内でやっぱり支援すべきであるというよう...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、それは一緒だと思っております。今正に政府の答弁を挙げられた、そういう趣旨で我が国としてもそれは支援すべきであるという形でその後の給油活動を行っておるわけであります。
○国務大臣(久間章生君) いや、アメリカの行った空爆等は、確かにアメリカが一番最初にそれは始めたかもしれませんけれども、テロとの戦いということに対して、テロ撲滅のために各国が、国連の各社会がみんな立ち上がったわけでありまして、それを支援するために我が国としてもどうするかということ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 最初に仕掛けたのは、確かにアメリカがやられてからそれにやり返した形で出発しましたけれども、国際社会はそれを見てテロとの戦い、これはテロの撲滅をしなければならないという、そういう決意の下に立ち上がったわけでありまして、我が国としても、それの決議に基づいてテ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) どうもちょっとかみ合わないんですね。アメリカが自衛のための戦争としてやったわけですけれども、しかしながら、やっぱりそれを受けて国際社会が、国連の決議もありましたし、国際社会がこれはテロを撲滅するためにテロとの戦いをしなければならないということで各国が立ち...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、実はあのときは、政府原案としてはこれ以外にも大量破壊兵器の処理というのが入っていたんですね。それは自民党の総務会の中で、これは私から福田官房長官に電話をして外してもらったんですよ。これは、やっぱりこれだったら困るということで外れたんですけれども、こ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、あそこのときの根拠は、その中にある一番最後の、一四八三号を踏まえといいますかね、その最後のところの決議が、これが決定的なやっぱり、一四八三だったですかね。
○国務大臣(久間章生君) 最後のところの特措法の、イラク特措法のこの一四八三号を踏まえという、これがやっぱりイラク特措法の一番のみそなわけでありますから、この決議に基づいて我々は行っているということで、だからその前のやつについては条文に書く必要はないんじゃないかなという思いがあり...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私はこの間の答弁でも言いましたけれども、この法律について、法律そのものについては一点の曇りもありませんよというのは一番最後の、一四八三号を踏まえ、人道復興支援活動及び安全確保支援活動を行うこととし、もってイラクの国家の再建を通じて我が国を含む国際社会の平...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 何度も言っておりますように、こういうような法律を作ってもらわないと自衛隊は出ていけないわけでありますから、法律を作るときにどういう法律を作るか、それについてやっぱり立法府として慎重に議論されるのはいいわけですけれども、私は、何でも法律なくしてやれるかのよ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) この問題につきましては、事実は確認いたしております。それと同時に、また、防衛施設庁から米側に対して原因究明及び再発防止並びに飛行の安全確保について申入れを行っておりますし、また防衛庁じゃなくて外務省も同じような申入れを行っていると聞いております。
○国務大臣(久間章生君) 抜本的にといいますと、やはり今危険な地域については、それを返還してもらって新たな場所に移すというそういうことで今一生懸命努力しているところでございますから、これが実現しますとそれら危険性の除去がかなり進むわけですけれども、皆無かといいますと、これはうちの...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私自身はまだ防衛大学校の教授たちと就任してからやっていません。前回一緒にしたときは、期間が長かったから、その間には話したことがございますけれども、今回はまだそういうふうな時間的余裕がございませんので話しておりません。
○国務大臣(久間章生君) そういう防衛大学校の教授たちに限らず、いろんな方々の意見というのは謙虚に耳を傾けようと思います。  ただ、この普天間については、額賀長官時代にアメリカ軍と一生懸命、アメリカ軍だけではなくて国防長官とも一生懸命議論しながら、抑止力を残しながらどういう形で...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、批判はしてないはずであります。緊急時には使うということを、やはりそれはやむを得ないというふうに私たちも前から言っておりますから、それについては向こうも緊急時に使うということならそれは異存ないということで、V字形の、要するに民家の上を飛ばないようにし...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 衆議院の委員会でも、御党じゃなくてほかの党の方ですけれども、緊急時と称しながら訓練で日ごろそれをしょっちゅう使うんじゃないかというような、そういうのはよくあるぞというようなことを言われましたけれども、私たちはそういう認識じゃなくて、あくまで緊急時において...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 認識に違いはないと思っております。だから、新聞、新聞といいますけれども、まあ大体想像でき得る新聞だと思いますけれども、ほかのところではそういう報道はありませんから、だからどうも何か偏った報道がされているのかなと思いますけれども。
○国務大臣(久間章生君) それは調べてみます。
○国務大臣(久間章生君) まあそのような内容かどうか、これも確認しますけれども、ちょっとそういうような見方は偏っているんじゃないでしょうか。やっぱり双方がいろんな情勢の中で、アメリカも、これから先のいろんなことを考えたときに、沖縄に必ずしも置いておく、それほど全体を置いておく必要...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 誤解のないようにしてもらいたいんですけれども、PAC3だけで、あとは沖縄には自衛隊は何ら配備せぬでも大丈夫だと、そういうふうに思っているわけじゃございませんで、できることなら自衛隊だってもっとたくさん、SM3にしても、あるいはまたPAC3にしても置きたい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 長崎の場合は、どちらかというと、海上自衛隊の基地がございますから、PAC3というよりもSM3で配備することの方がいいんじゃないかなというふうに思っております。
○国務大臣(久間章生君) よく言われるんですけれども、沖縄戦があのように非常に悲惨な状況であったから、だからどうだという話をされますけれども、あの当時と今とでは戦争そのものの内容も違っているわけでございますから、それに応じたやっぱり抑止力を持たなきゃならない、それに応じたやっぱり...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたし、努力してまいります。
○国務大臣(久間章生君) ただいま議題となりました防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、このたび提出された一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案の例に準じて、防衛庁職員の給...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今度のこの広域の手当によりまして異動の円滑化は図れると思いますけれども、士気に直ちに影響するかどうか、この辺はなかなか一概にちょっと言えないと思います。  いずれにしましても、職員のやっぱり士気が向上するように手当等も含めまして我々は非常に気を遣ってい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) この辺は結構難しいわけでございまして、我が国の場合は将と将補の俸給月額につきましては一般職の指定職と同額という、そういうようなことにしておりますので、そういう関係もございまして、向こうとこちらとやっぱり若干その辺での違いが出てきているんじゃないかなと思い...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そういう劣悪性といいますか、そういうだけじゃなくて、やっぱり危険度といいますか、そういうような観点からいっても結構危険が伴うというようなことからその最高額を持ってきたということにしているわけでございまして、そういう点では、カンボジアあるいはルワンダに横並...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 特に武器を携行した場合にはそれに上乗せして二万四千円まで出しておるわけでございますから、武器を携行して外に、宿営地外に出るというようなことも考えますと、そういうことがやっぱり度々あるということを考えますと、先ほどのルワンダ、カンボジアよりもやはり手当が高...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) バグダッドの場合は一万六千円のはずでありますから、若干下がっております。まだバグダッドの空港内は比較的まだ安全度が高いと。
○国務大臣(久間章生君) ただ、この給与とかそういうものを決めるときに、不確定要素といいますか、危険度というようなやつはなかなか数値として評価がしにくい点がございまして、だから、どこかと比べてどうだ、これよりはちょっと高くしようとか、そういうような配慮をやっぱりせざるを得ないんじ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 危険という言葉を使わずに困難性というふうな表現でやっているところの内容は、イラクの空域ではやっぱりどこから砲撃されるか分からないというようなそういう状況がやっぱり加わっておるのは事実でございまして、まあ困難性という表現することでやっておりますが、やっぱり...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほど言いましたように、なかなか数値に表すのが難しいので危険度という、危険度といいますと非常に何か客観的にできそうな感じもしますけれども、難しいのでそう言っているわけでありますが、これから先、どういうような表現で、あるいはどういうような基準で差を付けるか...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) まあ船舶検査なんかの手当については……
○国務大臣(久間章生君) そういうあれですけど、周辺事態については、やっぱり我が国のこのまあ領海内といいますか、そういうのが一応原則になって、それからの延長でございますから、この辺になるとどういうふうな定め方をするのがいいのか、これはこれから先の決め方でございますが、実を言うと、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 船舶検査につきましては、船舶検査手当というのをもう既に類型化してつくっておりますので、それで対応しようと思っております。
○国務大臣(久間章生君) 周辺事態の場合は我が国の周辺で後方支援をやる形でございますし、しかも、戦闘地域から一応外れている形になっておりますから、そういう点ではやっぱり若干危険地に出向いているのとはちょっと違う感じでございますので、そういうときにどういう手当にするか。周辺事態法が...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは確かにそうなんですけれども、周辺事態の場合はどちらかというと、我が国のより近い方に安全なところでやるわけでありますから、ああいうふうに海外に行ってそこの予測ができないようなところに行って、しかも、空に行っておっても下からミサイルを撃たれるような地域...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、自衛隊は絶えずいろんなことを想定しながら訓練をする必要があるわけでありまして、そういう島が占領されたときにどうやって奪還をするかとか、そういう訓練をしないで黙っておくというわけにはいかぬわけではありますから、そういうような訓練等が、余りそれが非難さ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 戦前の太平洋戦争当時の米軍と日本軍との比較、そういうような状況の中での沖縄戦でありましたけれども、これから先、どういう形でのいろんな戦いになるのかは、いろんなことを想定しながらやるわけでありますけれども、沖縄に限らず、先般も日本海のあるところで島が占拠さ...全文を見る
12月20日第165回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第7号
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○久間国務大臣 一概に何がということを断言することはできないと思います。よく、貧困がテロを生むと言われていますけれども、必ずしも、貧困だからといってテロが生まれるわけではないわけでして、例えば北朝鮮なんか見ておっても、貧困だけれどもテロは生まれていない。もう完全に抑え込んでいるわ...全文を見る
○久間国務大臣 私は、考え方は同じであろうと思っております。
○久間国務大臣 イラクに行っている我が自衛隊は戦闘に参加しているわけじゃございませんけれども、イラクに行っていろいろな活動をしておりますときに、よその多国籍軍と違って我が国の自衛隊だけが法的な地位を持たないということになるとこれまた大変なことでございまして、向こうの法律で裁かれる...全文を見る
○久間国務大臣 いや、決してそういうことではございませんで、先ほど言いましたように、形としては、そういう統合された多国籍軍の司令部、実質的には米軍の司令部がその統合された司令部の長を兼ねておればそうなるんでしょうけれども、その傘下に入っているのは事実でございますけれども、その指揮...全文を見る
○久間国務大臣 多国籍軍の一員としての扱いを受けておるということについては間違いございません。
○久間国務大臣 おっしゃるとおり、内閣で決めました基本計画には入っておりませんけれども、実施要項では外しております。
○久間国務大臣 専ら武器弾薬を輸送するということは行われておりません。  ただ、通常の武器を携行する兵士を輸送する場合もございますから、そういう場合に、弾が入ったピストルを携行している場合に、それは武器弾薬の輸送じゃないかと言われますと、それは実施要項で想定しておる武器弾薬の輸...全文を見る
○久間国務大臣 陸自の場合は限られた一つのエリアの中で行動しておりましたから、マスコミ等も含めて、割とどういう活動をしているかが報告できたわけでございますけれども、空の場合は、多国籍軍、国連の職員あるいはまた米軍、そういったものを運んだりいろいろなことをやっておりまして、その中身...全文を見る
○久間国務大臣 陸自につきましては、活動が終了したことから、各国の意向や動向なども踏まえつつ、将来、同様の活動をすることになる場合の安全確保や運用などに留意しながらできるだけ成果を開示してきておりますが、空自も、活動が終了した後には、陸自と同様な考慮をした上でできる限りの開示の努...全文を見る
○久間国務大臣 国連の場合もそうですけれども、どういうルートで何をどういう量だけ運んでいるという、そういう手のうちをとにかく明かすということは、どこで攻撃されるかわからないときには、やはりみんな避けたいという気持ちはあるわけでございます。だから、現場で、私は、国連は余り言っていな...全文を見る
○久間国務大臣 それは、それぞれの政治家のまた考え方が違いますから一概には言えないかもしれませんが、私に言わせれば、日本が核兵器を持ったとしても抑止力に基本的にならない、持たないことによって各国に核兵器の廃絶を迫っていくことの方がより国益にかなう、そう思っているからであります。
○久間国務大臣 私が言いましたのは、そういう話をイラクの人から聞いたということを言ったわけでございますが、イギリスは、かつてああいう中東地域を統治しておった、そういう国でございますから、国民性といいますか、そこの風習といいますか、いろいろなことを含めてよく知っている点がある、片一...全文を見る
○久間国務大臣 私は掃討作戦と言っているわけじゃございませんで、戦争が終わった後の統治の仕方、それを言ったわけであります。掃討作戦と先生はおっしゃられますけれども、掃討作戦じゃなくて統治の仕方が何かちょっとうまくいっていないんじゃないか。  そして、これはアメリカのやめられた閣...全文を見る
○久間国務大臣 イラクの悪化に手をかしている、そういう言い方をされますと、行っている連中は本当に気の毒であります。やはりイラクの人道復興支援、安全確保支援活動、法律の目的の沿ったそういう活動のために行っておるわけでございますから、決して悪化のために、それらを支援するかのような、そ...全文を見る
○久間国務大臣 いろいろな決議がされてきて、それに対する挙証責任がイラクにあったというのは間違いない事実であります。しかしながら、あの踏み切るときに、もうちょっと、あと一歩慎重にやったらどうかなという思いがそのとき私にあったのは事実でございます。  しかしながら、あのとき私は閣...全文を見る
○久間国務大臣 私は、大量破壊兵器については、やはりこれは実験をしたりなんかするから、もしやっておればどこかで見つかるというような話、そしてまた、イラクの人たちからは、うちの国内ではそういうようなことは恐らくやっていないはずだ、それは隠せない。しかしながら、大量破壊兵器のうちの生...全文を見る
○久間国務大臣 それは、あの法律をつくるときに、私は胸を張ってつくったわけですから。イラクに派遣したのは、戦争が正しかろうと間違っておろうと、戦争が終わった後の復興をどうするかということで、国連から要請されたときに、私たちはこれは行くべきであるというふうに判断して法律をつくったわ...全文を見る
○久間国務大臣 でき上がった法律を、それがどういう目的であるかというのは法律の目的を読めばわかるとおりでございまして、日米同盟のためということは一言も書いていないわけでありますから、国連決議に基づいて、イラクの復興支援、安全確保支援活動、このために自衛隊を派遣することを目的とする...全文を見る
○久間国務大臣 先ほどから何回も言っていますように、内戦というのをどう見るかでありますけれども、治安の状態が悪いというところをとらえてそれが内戦とは言えないわけでありますし、内戦というふうにもし言ってしまいますと、それは戦闘が行われている地域を逆に言えば指すわけであります。  ...全文を見る
○久間国務大臣 私は、最近バグダッド市内に行っておりませんから、どれぐらい治安が悪いのか、それはわかりませんけれども、よく爆発その他が行われておりますから、やはりかなり治安は悪いのだろうと思います。  しかしながら、バグダッド空港ではそういうことは行われておりませんし、たまには...全文を見る
○久間国務大臣 危ない地域というのと戦闘地域というのはやはり違うわけでありますから、そこを、危ないところは戦闘地域だと言わんばかりの言い方でされると困るわけで、危ない地域はやはり用心しながら着陸するというのはごく自然なことでありまして、バグダッド空港には民間機だって今おりているわ...全文を見る
○久間国務大臣 治安部隊そのものの支援はしておりませんけれども、聞くところによりますと、治安部隊も、治安だけではなくて、復興活動もやはりやっているらしいんですね。だから、両方やっているようなときに、そういう人たちが食べる食料なんかはやはり運んでいるようでございまして、そういう区分...全文を見る
○久間国務大臣 今の時点では、とにかくこれまでやってきたものをそのまま延長する、そういう形にしておるわけでございまして、今ここでいろいろな動きがあっているというのはそれはおっしゃるとおりでございますけれども、それはこれから動いていくんじゃないかと思うんですね。  だから、そうい...全文を見る
○久間国務大臣 我が国が主体的に判断するというのは、まさに先ほど先生がおっしゃられましたように、自衛隊のうち陸上自衛隊がやめたというのも、これまた主体的に判断したわけでありまして、航空自衛隊はしかしながら残したという。  この次、この航空自衛隊が続けておる、あるいはアフガンのテ...全文を見る
○久間国務大臣 私が非常に気にしましたのは、今、日本に導入しようとしているミサイルシステム、これでそういうことまで可能であるかのような誤解をみんなに与えたら非常に間違う。将来、十年先にどんな技術開発が出るか、これまで私は見通せるわけじゃございませんけれども、少なくとも、現在防衛庁...全文を見る
○久間国務大臣 従来から政府としては、とにかく集団的自衛権は有するけれども、これは憲法上行使できない、そういう解釈をしてきたわけでございますけれども、私自身が昔から思っているのは、個別的自衛権、集団的自衛権という二つの自衛権があるわけではなくて、国連憲章でも、あるいはまた安全保障...全文を見る