久間章生

きゅうまふみお



当選回数回

久間章生の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月29日第166回国会 衆議院 本会議 第3号
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○国務大臣(久間章生君) 松本議員にお答えいたします。  米国等の対イラク武力行使に関する私の発言についてのお尋ねがありました。  私の発言は、当時、閣外にあって感じた感想として述べたものであり、総理がお答えしたとおり、政府としては米国等による対イラク武力行使を支持しており、...全文を見る
02月05日第166回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(久間章生君) ただいま高市大臣から話がありましたように、私どもとしましても、昨年五月にロードマップで合意しておりますから、それを基本としながら、しかしながら沖縄県あるいは地元市町村のいろんな意見を取り入れながら一日も早く代替施設が建設できるように、特に、この代替施設が...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今おっしゃっているのは分かります。私も、あそこの問題については一番よく携わっておりましたので、よく知っているつもりでございます。ただ、あの覚書にもありますとおり、実現の確実性ということについても非常に強調しているというのは、なかなか難しい点も実はございま...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 従来から自衛隊法八十三条の災害派遣の一環としまして、都道府県知事からの要請等がありました場合にはヘリコプターで輸送しております。  主として離島間のケースが多うございまして、鹿児島、沖縄、あるいはうちの長崎、それから島根、こういったところでの実績が多う...全文を見る
02月13日第166回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○久間国務大臣 あの当時の感想について記者会見で聞かれましたので、そのとおり私は答えました。そして、あの当時は私としては核兵器はないんじゃないかなという、そういう思いがあった。それを具体的に、前原委員にもあのときに電話で報告しましたが、イラク特措法の中に大量破壊兵器の処理というの...全文を見る
○久間国務大臣 そのようにその当時私は思っておりましたということを、二十四日に聞かれたので、そのとおり答えたわけでありまして、それをあなたがもし聞かれたとしたら、その当時私はそう思っておりませんでしたという答弁はできないわけでありますから、その当時どう思っておったかと言われたから...全文を見る
○久間国務大臣 その当時の気持ちとしてではなくて、今でも、私はあの当時、核兵器の処理について法律から外れたのはよかったというふうに思っているぐらいですから、それはなかったと今でも思っております。  だから、私はどう思っているかということを聞かれたからそれを答えているのであって、...全文を見る
○久間国務大臣 総理の先ほどの答弁でも、核兵器があるとかないとかのそういう判断をしてやっているわけじゃないわけですよね。(発言する者あり)
○久間国務大臣 いや、小泉総理も含めて、核兵器があるとかないとかの判断じゃなくて、それについては、先ほど言いましたように、福田官房長官にもお願いして法律から外してもらったわけですから、核兵器があるとかないとかじゃなくて、武力行使に踏み切ったことを支持するという閣議決定をされている...全文を見る
○久間国務大臣 現在は政府の一員でございますから、その当時の政府が支持するという決定をしたのは、私以上のいろいろな情報があったんだと思います、閣外でしたから。だから、そういう意味では、そのときについて私がどうこう言うわけじゃございませんが、政府の一員としては、そのとき判断したこと...全文を見る
○久間国務大臣 雑誌の対談とかいろいろな場ならともかく、ここは政府に対する質疑ですから、私は政府の一員としての政府の立場で答弁するわけですから、私は、政府が、あのときの判断は正しかった、そういう決定をして、その後踏襲している以上は、あのときの判断は正しいんだ、そういうふうに答弁せ...全文を見る
02月14日第166回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○久間国務大臣 イラクが一日も早く復興して、そしてまた安定することを望んでおるわけでございますけれども、私たちの期待したとおりにはなかなかいっていないなというような、そういう思いがいたしております。  それ以上の詳しいことは、外務大臣からお聞きください。
○久間国務大臣 今、外務大臣が、私が誤りであったと言ったように言われましたけれども、そうじゃなくて、私が言っているのはニュアンスがちょっと違うので、そこのところは誤解のないようにしていただきたい。きのうも私は答弁しています。
○久間国務大臣 実態からいきますと、ここは危ないから行ってくれるなと言われれば、そこは部隊としてはやめますよね。それは指揮下に入ったことになるかどうかの問題はまた法制局と詰めてください。  それと同時に、我々は一員として行動するんじゃなくて、あくまで主体的に自衛隊として行動して...全文を見る
○久間国務大臣 たびたび言っていますように、この普天間の移設というのがとにかく一番キーポイントになりまして、私が防衛庁長官に任命されたときも、とにかくこの問題をやってくれと言われて、私は、これは一生懸命、この問題をやるために就任したつもりでおりますから、やっていかなきゃならないと...全文を見る
○久間国務大臣 十年前に、普天間の危険性を除去するために代替施設をつくるということで、橋本・クリントン会談で合意したわけであります。その後に、今言われたように、いろいろな閣議決定がありましたけれども、なかなか実現しませんでした。だから、今度こそは、とにかく代替施設をつくって普天間...全文を見る
○久間国務大臣 何を意図されているのか。F22が来たことを指して、それを言っておられるのか。(赤嶺委員「現状を聞いたんです」と呼ぶ)  現状は、今度は各地区で受け入れてもらうことに、全国六カ所で受け入れてもらうことでおおむね合意をいただいておりますから、かなり訓練は減るんじゃな...全文を見る
○久間国務大臣 現実に嘉手納の負担は減るんですから。各地区にお願いして、六カ所にやってもらうわけですから。  それで、自衛隊の共同訓練というのは、これは沖縄だけではなくて、例えば九州でも、うちの五島の上でも新田原でも、あちらこちらでやってもらうわけでございますので、だから、そこ...全文を見る
02月16日第166回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○久間国務大臣 報道等を見られて言われるんでしょうけれども、私は、開戦が誤っていたという言い方じゃないんですよ。核兵器があるかのように言われたけれども、私はないと思っていたと。だから、それを言っているんであって、イラクに踏み切ったこと自体について、私は、アメリカのことですから、そ...全文を見る
○久間国務大臣 むしろ教えていただきたいんですけれども、先生が、過去こう思っていましたかと言われたときに、私はそれには答えませんという答えをするのか、そのときはそう思っていましたという答弁をされるのか。  だから、それはやはり、聞かれればそれに答えるのはやむを得ない。ただ、今の...全文を見る
02月19日第166回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○久間国務大臣 確かに、トランスフォーメーションは、米軍自体にとっても、全世界的ないろいろな動きの中でやるのは事実でございます。  しかしながら、沖縄に基地が集中している、特に海兵隊を減らしてもらいたいということは、沖縄の皆さん方が絶えず言ってこられたわけでございますから、私た...全文を見る
○久間国務大臣 今度のトランスフォーメーションが終わりましたら、嘉手納以南の土地がかなり返還されるわけですから、そういうものについては負担がこれから先は向こう、今の状態でいったら何年続くかわからない、それについてはなくなるわけでございますので、そういうメリットもあるということもま...全文を見る
02月20日第166回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○久間国務大臣 防衛大臣の久間章生でございます。  本日は、木村委員長を初め委員の皆様に防衛大臣としての所信を申し上げます。  本年一月九日、防衛省が発足いたしました。これは、近年、国政の場における国の防衛の重要性が増大する中、自衛隊のこれまでの活動に対する国民の信頼、評価と...全文を見る
02月20日第166回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○久間国務大臣 やはり、朝鮮半島の核というのは我々にとってはとにかく一番ゆゆしきことでございますから、これの核廃棄に向けて六カ国が協議しながらやっていくということについては、非常に前進であります。  ただ、過去の例でも、米朝関係でそういう方向に向かった、そういうようなことを考え...全文を見る
○久間国務大臣 国家間の関係というのは絶えず変化することはあり得るわけでありますから。例えば米中関係だって、日本が取り残された格好で米と中が頭越しにニクソン時代にやられました。あるいはまたリビアについても、突然アメリカはばっと、リビアの方もまた妥協して、手を結びました。だから、ど...全文を見る
○久間国務大臣 あの当時の感想はまた感想として述べたのは事実でございます。  そして、その背景としては、開戦までに、原口先生も一緒ですけれども、イラクへ私は二回も行っておりまして、その当時のいろいろな話の中から、生物化学兵器については隠せるけれども、核兵器については、我々、国内...全文を見る
○久間国務大臣 今の閣議決定の読み方、そういう読み方をされるかもしれませんが、逆に言えば、イラクの復興とか後の平和維持活動、こういったためにやりますよ、戦争への加担をするわけじゃありませんよ、そういうような読み方もできるわけでありますから、だから、戦争そのものを日本が支援している...全文を見る
○久間国務大臣 私がなぜそういうことを強調するかといいますと、テロ特措法をつくりましたときは、アフガンのときは、テロとの闘いの戦闘行為そのもののためにインド洋で補給活動をする、そういう性格の法律でありました。しかしながら、イラク特措法の場合は、終わった後の人道支援と復興支援、これ...全文を見る
○久間国務大臣 ドメスティックだというふうに自分自身は思っておりまして、私は、国内の状況についてはいろいろとわかっているつもりでございますけれども、外国の状況については、私たちが予見できない、あるいはまた知見できない、そういうことに基づいて外国がいろいろな政策を判断するわけでござ...全文を見る
○久間国務大臣 自衛隊員の給料が高いか安いか、外国と比べてどうかという話でございますけれども、これはやはり国内におけるほかの職種との関係で評価すべきでありまして、よその国と一律に比較するというのはどうかと思いますので、その辺はまた御理解賜りたいと思います。  それと、手当の話で...全文を見る
○久間国務大臣 先ほど先生はそうおっしゃられましたけれども、四百円というのは、イラクにおける港湾区域以外の港湾では四百円となっております。(中井委員「イラクの」と呼ぶ)いや、イラクの区域内における……(中井委員「イラク外」と呼ぶ)いやいや、それは政令で、法律に基づいて政令が定めら...全文を見る
○久間国務大臣 また役所の方で説明に上がらせますので。  いずれにしても、海上輸送の間でございますけれども、その期間中は、輸送で行く間じゅうは四百円でありまして、だから、そういうことで、ピンからキリ……(中井委員「イラクに行ってからの話をしておるので」と呼ぶ)いや、イラクの領海...全文を見る
○久間国務大臣 先ほどの数字を訂正させていただきますが、カンボジアの場合は二万円でありました。  だから、今までは本来任務じゃありませんでしたけれども、カンボジア等に行く、ああいうやはり危険なところに行くのには二万円出して、それは国会で予算も審議をしていただいて、法案等において...全文を見る
○久間国務大臣 まだその存在がはっきりしていないのと同時に、それと、核兵器を小型化するのにその技術がどれぐらいあるのかによっても違ってきますので断言することはできませんが、短期間にすぐというわけにはいかぬだろうというような認識をしております。
02月21日第166回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第2号
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○久間国務大臣 私自身のこととは私は思いませんでしたが、やはり緊張感を持ってやっていかなきゃいかぬということをそれとなく示唆されたものと思って、心していかなきゃいけないとは思っております。  ただ、先ほどから、今までの委員会でも、予算委員会等でも言われたんですけれども、アメリカ...全文を見る
○久間国務大臣 あのとき、政府としては閣議決定して、支持するという決定をしておりますから、今私が、政府の一員として、内閣の一員としては、安倍内閣でも、あのときの決定は正しかった、そういうような姿勢をとっておりますので、私がこの場で、委員会で答えるとすれば、私の発言といいますか、現...全文を見る
○久間国務大臣 支持する、そういう前提に立って政府としては一連のいろいろなことをやってきたわけであります。  ただ、私は委員会で、戦争を支援しているんじゃないですよということだけは何回も言いましたけれども、後の復興その他に当たっても、米国が武力行使をした、それを日本政府としては...全文を見る
○久間国務大臣 いや、そこは若干委員のおっしゃるのと私は違います。  今、戦争に突入して、そして現在も混乱が続いている、これをとにかく早くおさめなきゃいけないというブッシュ政権でのかなりの決断のもとに、国内でのああいう増派の反対決議まであってでもそれをやると決断したのは、やはり...全文を見る
○久間国務大臣 これは、何を防衛秘密として捜査しているか、そういうことについてもこの場でコメントするわけにはまいりませんので、捜査の推移を見守りたい、それしか今の段階では言えないわけであります。
○久間国務大臣 今捜査中の事案でございますから、中身について明らかにするというわけにはまいりませんので、その辺については御理解賜りたいと思います。
○久間国務大臣 警務隊の場合は司法警察職員として行動しているわけですから、どの部分でどういうふうにしているかというのをここでつまびらかにするというわけにはまいりませんので、警察あるいはまた海上保安庁と全く同じような、いわゆる司法警察職員として考えていただければ幸いです。捜査中でご...全文を見る
○久間国務大臣 だから、そこのところがなかなか明らかにできないということでございまして、新聞に出ている、それだけをとらえて、そういうことで判断していいのかどうかも含めて、この問題についてはコメントできないということであります。
○久間国務大臣 そのように断ずることもできませんし、まだこの問題については捜査が今進行中でありますから、とにかくこれについてはコメントを控えさせていただきたいと思います。
○久間国務大臣 先ほどの司法関係の捜査の問題とはまた別でございまして、ただ、イラクの場合は、御承知のとおり非常に治安状況といいますか状況が問題がありますので、何をどこにどういう形で送っているかということをつまびらかにすることによって、こちらの方あるいはまたそれに関係する国連、ある...全文を見る
○久間国務大臣 平成十三年に法律を変えましたけれども、それ以前の秘密と、秘密の内容といいますか幅については一緒なわけでありまして、広げたわけではありません。むしろ、その中で防衛大臣が特定するという形でぐっと絞りまして、それについての罰則を重くした、そういうことでございますから、何...全文を見る
○久間国務大臣 防衛大臣が一人で指定するわけじゃございませんから。やはりそこは内部で、各自衛隊とも内局でもいろいろと相談しながら、これはやはり防衛秘密として判こを押すべきだという形で指定するわけでありますので、そこのところはひとつ信用してもらわないと。全部オープンにしろと言われま...全文を見る
○久間国務大臣 これは、アメリカから強く言われているということよりも、私が防衛庁長官になります前に、アメリカとの関係でこちらからも非常に主張した点もございました。  というのは、アメリカはもう六十数カ国とこれを結んでいるわけです。日本の場合には日米安保条約に基づくいわゆる秘密を...全文を見る
○久間国務大臣 人道復興支援並びに安全確保支援活動、これに対する支援を自衛隊はやっておるわけでございますけれども、それは、多国籍軍がイラクの中でそういうような活動をしている、それに対する支援ですから、私も、それは、国連以外の分野については多国籍軍を運んでいると思います。
○久間国務大臣 多国籍軍が人道復興支援をやらないかのように決めつけられるのも困りますし、また、いわゆる安全確保支援活動、それも多国籍軍がやっているケースもたくさんあるわけですから、そういった支援活動を自衛隊がしている、両方の支援活動をしているということですから。多国籍軍は戦争のた...全文を見る
○久間国務大臣 法律をよく読んでいただければわかりますとおり、この二つの活動目的のために法律はつくられているわけですね。そして、その中身というのは、多国籍軍がやる場合もあるし、国連の職員がやる場合もある。  しかしながら、人道復興支援といっても、国連の職員が直接やるのは数が少な...全文を見る
○久間国務大臣 現在、イラクでアメリカ軍が戦争を行っているわけじゃありませんで、戦争は終わったんですよ。終わった後、イラクを復興する、あるいは安定させる、そのために増派までしてやろうとしているわけでありまして、そこの認識は先生とは若干違うと思いますね。  それと、自衛隊をどうす...全文を見る
○久間国務大臣 これは、この法律を所管しております内閣官房長官に聞いてもらうのが適切かもしれませんが、我々としても、自衛隊の運用にかかわることですから関心は持っております。  しかしながら、これから先、増派を決定して、安定化のために全力を挙げてアメリカは今取り組もうとしているわ...全文を見る
○久間国務大臣 くどいようですけれども、私は、いろいろな発言の中で、間違っているということを言ったことは一度もありませんで、支持はするとまで言わないで理解はするというぐらいかなというふうなことを感想として述べたことは、これまでもたびたびございます。  ということは、やはりアメリ...全文を見る
○久間国務大臣 あの当時の閣議決定も、私は、あのときは党には相談がありませんでしたので、党の方におりましたけれども、知りませんでしたから、率直に知らなかったということを言って、その後読んでみました。  そうしたら、核兵器があるというような、そういうようなことで支持すると言ったわ...全文を見る
○久間国務大臣 今委員がおっしゃられるような言い方をしますと、国連も決議をしたのが間違いだったということを言うことになりますけれども、それらは果たしてそういうふうに言い切れるのかどうか。国連だって、あれは間違っていましたということは一言も言っていませんよね。  だから、それより...全文を見る
○久間国務大臣 我が国が自衛隊を送り続けているのは、その国連決議ではなくて、終わった後、戦争が終わってしまった後、人道復興支援と平和確保支援活動、このために要請があったので、それを受けて法律をつくって出しているわけでありますから、だから、そこのところの違いはやはり御理解賜りたいと...全文を見る
○久間国務大臣 治安活動もやっているでしょうし、人道復興支援活動もやっているわけでありますから、そういったものに対する支援活動を我が国としてはやる、我が国は治安維持はできないわけでございますから、そういう意味で今、支援活動は行うというような法律の位置づけになっているわけであります...全文を見る
○久間国務大臣 このたび防衛省になるに当たりまして、国際平和協力業務という形を本来任務にいたしました。これから先、どういう形でそういうのをやっていくか、今恒久法の話もございますけれども、内閣官房において自衛隊の活動の内容等も含めていろいろと検討されております。  それでまた、今...全文を見る
○久間国務大臣 きのうは、予算委員会において民主党の議員さんから、二万四千円の手当は高過ぎると盛んに攻撃をされまして、私は、やはり危険な手当としては高過ぎないんじゃないでしょうか、カンボジアに行ったときも手当が二万円でした、イラクの場合二万四千円になっているのは、比べたときに決し...全文を見る
○久間国務大臣 この間の日本記者クラブの場合もそうでしたけれども、講演で言っているわけじゃないんです。終わってから記者からの質問がありまして、それに対して、あなたはあの当時こう言っておったじゃないかというような話をされましたので、言っていることを否定はできないわけでございますので...全文を見る
○久間国務大臣 イラクに行っております自衛隊はその戦争とは違うということを強調したかったために、委員会等でも盛んにそこの辺が非常に突っ込んだ話になったのかもしれませんが、イラクに行っている日本の自衛隊は、戦争が終わった後の復興支援とそれから平和安全確保支援活動のために行っている。...全文を見る
02月22日第166回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○久間国務大臣 沖縄における仲村先生の思いはよくわかります。安保条約に基づいて基地の提供をしておりますけれども、沖縄の場合は、確かにおっしゃるように、ちょっといきさつからいっても複雑な思いがあられると思いますし、私たちもそういう点では思いは同じくしているところであります。  訓...全文を見る
○久間国務大臣 読谷の部分を伊江島に持っていくということはSACOの合意をしているわけですけれども、やはりパラシュートの訓練というのはいろいろなところでやらなきゃいかぬわけでありまして、要するに水際に着水の訓練をしようとしますと、どうしても、提供水域の中であるかもしれませんが、そ...全文を見る
○久間国務大臣 水陸両用車が故障して、同車両から外に出てきた米兵が警備の姿勢をとっていたところ、米兵の空砲射撃用の銃に実弾が装てんされていなかったとはいえ、その銃口が結果的に国道に向いたということで、周辺住民に不安感を与えたものと理解しております。  本件につきましては、那覇防...全文を見る
○久間国務大臣 F15もF22も、騒音としてはそれほど変わらないというふうに理解しております。北谷町並びに防衛施設局において、確かに、飛来したときにそれを測定しましたところ、百デシベルという数字を出しております。したがいまして、防衛施設局の方からも、これにつきましても騒音等の規制...全文を見る
○久間国務大臣 実際、F15の共同訓練を全国六カ所でやってもらうということで、今一生懸命お願いをして、その実現方、努力しているわけでございますから、減ることは減るわけなんです。  今度の場合は、F15とF22と、新しいこういう戦闘機だというふうなことで、デモはあるかもしれません...全文を見る
○久間国務大臣 額賀長官のときにいろいろな考え方を整理して、このV字案がやはりいいんだというようなことで、そのときは地元の市長さんたちの意見も聞いて一応決めたわけであります。そしてまた、それについては、その結果はこうなりましたということで、稲嶺知事さんともまた話をして、ただ、その...全文を見る
○久間国務大臣 どんな話だったのか実際はわかりませんので、ゼロだというような、そういう決めつけ方をするようなことはできないわけでありまして、これから国会での審議で法案を通していただいて、そして一日も早く軽減につながる、そういうような形での交付金が支出できますように、私たちも努力し...全文を見る
○久間国務大臣 確かに、今先生がおっしゃられますように、NATOの中では、あるいはまたEUの中では、ドイツがその存在感を示しておるというのは強く感じますね。  ただ、やはり、ある意味では非常にラッキーといいますか、敵対するような脅威国が近くにないというような、そういうこともあっ...全文を見る
○久間国務大臣 先ほどおっしゃられましたように、国際平和協力業務が本来任務になったわけでございますので、私たちは、今までの自衛隊が得た経験、知見ですか、それをもとにいろいろな教育もしていきたいと思いますが、それだけではなくて、今言われましたように、EUを初めとしていろいろなところ...全文を見る
○久間国務大臣 先般、協議会が開かれましたときにも、沖縄の知事さんからそのような話がございました。そこで、私はその前に額賀長官時代のいろいろなやりとりをずっと聞いておりましたので、決して頭越しとかそういうことじゃなかったわけでございまして、地元にもやはり丁寧には説明しておったつも...全文を見る
○久間国務大臣 まだ我が国の方針がきちっと決まっていない段階でありますけれども、そういう中での期待を込めてのやはり無言のメッセージじゃないかなと思っております。
○久間国務大臣 だから、今申しましたように、はっきりと口に出しては言わないけれども、無言のそういう期待を込めてのメッセージとしてお見えになったんだろう、そう思っております。
○久間国務大臣 これまでの協力に大変感謝しているというふうにおっしゃる場合は、その裏返しを我々だったらすぐ読むわけでしょう、これからも引き続きよろしくお願いしますよという。ところが、そういうふうに言われたときに、まだこれから先の方針が決まっていないのにそういうことを言った場合には...全文を見る
○久間国務大臣 こちらがそういうことをまだ決定していないわけでありますから、そういうのをやはり言葉としてなかなかはっきり相手は出せないだろうというときには、また違ったような接し方をされるんじゃないでしょうか、皆さんそれぞれが。  そういう意味で、この場で今私どもは、それに対して...全文を見る
○久間国務大臣 逆に、私のカウンターパートは国防長官なんですね。国防長官とまだお会いしていない。そして、国防長官とお会いすれば、また具体的ないろいろな、沖縄の問題もそうでしょうし、いろいろなことをある程度詰めた段階でお会いしたいと思っておりますが、ちょっと格が上なので、天皇陛下に...全文を見る
○久間国務大臣 私は、そういうオファーをしてくれとも言っていませんし、また、すること自体が、先ほど言いましたように、私としては、ちょっと失礼に当たりはせぬかなというような、そういう気がしていたぐらいであります。  だから、事実として、部下の、守屋さんも言っていないわけでしょうけ...全文を見る
○久間国務大臣 横須賀の自衛隊の施設あるいは自衛隊の部隊を視察されたときに、我が国の自衛隊のトップが指揮官として行かないことは失礼に当たるわけですから、それはまた別の話だと思います。  私は、さっきから言っていますのは、国防長官ともまだ会っていないのに、その上の人といきなり会っ...全文を見る
○久間国務大臣 まず事実が違うということ、そして、報道はいろいろありますけれども、報道もどうも非常に偏った報道をしているということ、逆に、そういう形でもし拒絶されたということならば、副大統領に対してああいう報道は大変失礼なんじゃないかなと思っているぐらいでありまして、私はそういう...全文を見る
○久間国務大臣 私は、日程はわかりませんけれども、いずれの日かアメリカに行って、ゲーツ国防長官と会って、そしてこれまでの進捗の状況あるいはまたこれからの取り組み、そういうことについての意見交換等をしていくという、自分に与えられた仕事をアメリカとの関係でもきちんとしていこうと思って...全文を見る
○久間国務大臣 今、向こうのゲーツ長官が非常に忙しいので、向こうからこちらに来られることは非常に難しいんじゃないかと思いますから、多分、私の方から出向く形になるんじゃないかなと思っております。
○久間国務大臣 日米関係というのはきちっとしていると私は思いますし、いろいろな、まあ、私のしゃべり方自体も適切でない点もそれはあるかもしれませんが、真意は伝わっておりますから、そんなに遅くない時期に2プラス2だってやられると思います。  ただ、私たちの方も、きちっとした成果を今...全文を見る
○久間国務大臣 それはないと思います。そのために明示をしているわけで、これはアメリカが負担しなさいよ、そしてそれに明示していないものについては日本が負担しますということですから、それはやはり、かかった経費について、日本側がふえることもあるし、減ることもあります。
○久間国務大臣 テロとの闘いで活動している多国籍といいますか各国の軍隊に、海上阻止行動として動いておる艦船に補給をするというのが現在自衛隊が行っている任務でありまして、今のところ、これ以外の任務というのは考えておりません。
○久間国務大臣 私どもが聞いている話では、今のところ、そういうような脅威といいますか、脅威らしきものはあったとしても、直接脅威を感じていることはございません。  一つには、ヘリコプターは非常に低空で飛びますので、そういう点でねらいやすいわけでしょうけれども、C130の場合は、そ...全文を見る
○久間国務大臣 先ほどの銃撃の跡というのは、自衛隊のC130ではなくて、ほかの国のそういう例はあっております。
○久間国務大臣 他国の状況についてつまびらかではございませんが、やはりこれから先、いろいろな動きを注意深く見守っていきたいと思っております。
○久間国務大臣 一国の政府の高官といいますか閣僚は、それが他国にどういう形で伝わるかということもやはりちゃんと計算した上で言わなきゃならないのでありまして、そういう点では、私があの教書発表がされたあの日にそういうことを言ったこと自体が、配慮が欠けていたのじゃないかなと言われれば、...全文を見る
○久間国務大臣 米軍再編の前提として、やはり日米が、役割とかその分担、機能、これをどういうふうにしてやっていったら一番効率よくやるか、そういう点も一つあるわけでありまして、そういう点では、今度の米軍再編の中には、将来に向かってのそういう機能を強化する面が含まれておって、そういう点...全文を見る
○久間国務大臣 米軍も、やはり自分たちのオペレーションを考えながら、最低限これだけおれば可能だというようなことで決断をしたわけでありますから、私は、十分機能できるというふうに思っておるわけであります。私みたいな日本側の素人が判断するんじゃなくて、向こうの軍人その他も交えた上でこれ...全文を見る
○久間国務大臣 先般も、審議官級の会談、その他、事務的にやっておりますけれども、その中には、日米の役割、任務、機能、分担、それらについてやはり結構詰めているわけでありますから、米軍がこれで大丈夫と言うときに、それを全然、ああそうですかというふうなことじゃなくて、やはり自衛隊として...全文を見る
○久間国務大臣 経費の面も含めて日米が合意をして、これでいきましょうというのを決めるというのは、双方にとってそれでいいという判断をするからでありますから、私たちはまた、私はよく千載一遇のチャンスだと言ってきましたけれども、やはり海兵隊が八千人移動していくというのは、沖縄の問題を抱...全文を見る
○久間国務大臣 昨年の概算要求時点のとき、私は党の役員をしておりましたので、その立場で、SACOのときもそうだったんだから、今言われるように、ミサイル防衛とかいろいろな点で防衛関係費も非常に窮屈になってきているんだから、これはやはり別にしないとうまくいかないんじゃないかというよう...全文を見る
○久間国務大臣 やはり大綱を決めて、あるいは大綱の見直しを行って、そしてまた中期防の見直しを行って、その後に予算をどう各年度につけていくかということになるわけでありますから、それは、そういうようなつもりでこれから先も取り組んでいきますので、心配はないと私は思っておりますし、心配な...全文を見る
○久間国務大臣 心配のないようにいたします。
○久間国務大臣 これは、これから先具体的なそういうような積み上げをやっていかなきゃなりませんから、今ここでつまびらかに、どれだけかかる、そして、それを全部別枠でとれるかどうかという話になりますと、そこはちょっとお答えいたしかねるんじゃないかなと思っております。
○久間国務大臣 ロードマップを決めますときにも閣議決定しているわけですから、現在の我々政府の立場として、政府の発言として言わせてもらうならば、政府が閣議決定する基本案を、これを実行する、そういう立場にあるわけですね。ただ、さはさりながら、沖縄県あるいは名護市等の意見にもやはり耳を...全文を見る
○久間国務大臣 それは、読谷から伊江島に移したわけで、読谷飛行場でパラシュート降下訓練をしますと、あそこの関係で、らち外に、訓練場外に落ちたというようなこともあって、そしてこれはやはり伊江島に移そうということで伊江島になったんだ、そういうふうに理解しています。
○久間国務大臣 認めたというよりも、伊江島での訓練が、風向きあるいは風力、そういったことから、どうしてもできない、しかし訓練はしなければならないということで、例外的に嘉手納でやるということで米軍が行ったというふうに聞いております。
○久間国務大臣 読谷から伊江島に行ったわけで、今度のものは、伊江島で風が強いからといって読谷に返ってきたわけじゃないので、嘉手納におりたわけですね。そこを、同じようなことで、もとのところに返ってきたかのような、そういうことをおっしゃられるのはどうかと思いますけれども。
○久間国務大臣 伊江島の条件が悪いから、これから先ずっと、戻ってきて嘉手納でいつもやるというんじゃなくて、例外的に今度の降下訓練を行った、そういうふうに我々は聞いておりますから、例外的な訓練であった、そういうふうに思っております。
○久間国務大臣 ないことはないということでしょう。例外というのは、ふだんはやらないけれども、何かの事情、例えばさっき言った、風がどうだとか、天気がどうだとか、いろいろな事情で向こうではやれないのでこっちでやらざるを得ないというような場合がある。しかし、それはあくまで例外としてやる...全文を見る
○久間国務大臣 先ほど仲村委員からも御質問がございましたが、故障でとまった車から出てきた米軍の隊員が、警戒態勢をとって、銃を向けた。その中に実弾は入っていなかったけれども、住民に対して不安を与えたということで、それは、防衛施設庁の方から米軍に対しても強い申し入れをしておるわけであ...全文を見る
○久間国務大臣 現在の特措法上で、テロ特措法でやれるケースがあるかなというと、皆無とは言いませんけれども、非常に少ないんじゃないかなというふうに思います。だから、このままの、現在のままの法律では非常に、もちろんこのPRTがどういう内容か、具体的にそれを、ミッションを聞いてみないと...全文を見る
○久間国務大臣 私はつぶさに聞いておりませんけれども、PRTそのものは非常に難しいと思いますけれども、PRT、軍民一緒になって活動する、そういうものの輸送まで排除する、そういう法律にはなっていないと思うんですよ。だから、必ずしも排除はできないものではないので、何らかの形で日本が連...全文を見る
○久間国務大臣 もちろん私の場合は自衛隊を念頭に置いて発言しておるわけで、民間航空機で民間がやる分については全然私の立場じゃございませんから。だから、そういうのが現在の法律で読めるのかなどうかなとか、そういうようなことは、これから先ちょっと研究してみようと思いますけれども、強いて...全文を見る
02月22日第166回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○久間国務大臣 現在は、御承知のとおり、航空自衛隊が、クウェートからバグダッドへ、それからエルビルへ、またバグダッドの前にアリに、定期便的に輸送を行っているところであります。
○久間国務大臣 安全確保活動じゃございませんで、安全確保支援活動でございまして、安全確保に活動する、そういう兵士あるいはまた物資、この輸送を行っております。
○久間国務大臣 同じ軍人といいますか兵士が、人道復興支援もやりますし、あるいはまた、いわゆる平和安全確保活動もやるわけでありますから、それを、武力行使をやっていない、やっているで個人的に分けるということは、現実問題として難しいと思います。  したがって、私どもは、やはりそういう...全文を見る
02月27日第166回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○久間国務大臣 アメリカはアメリカの判断でイラクに武力行使をしたわけでございますが、後の問題については、あんなふうに宗派対立があるとはやはり考えていなかったんじゃないかな、そういう感じがしますので、もう少し早く収拾できると思っていたんじゃないかなというふうに思います。  そうい...全文を見る
○久間国務大臣 委員会での答弁というのは防衛大臣として政府の立場で話すわけでございまして、政府としては、アメリカ政府は今そういうことは考えていないというような、そういうことをアメリカが言っているということを理解しておりますし、また、そういうことは、仮定の話に答えるわけにもいきませ...全文を見る
○久間国務大臣 イラクの場合は十二年間の間に十七回国連決議があっておりまして、たび重なる、挙証責任はあなたにありますよということをやっていたのも事実なわけですね。だから、私は、イラクももっと早く、肩怒らせてさも核兵器があるかのようなそぶりをせずに、オープンにしたらああいう結果にな...全文を見る
○久間国務大臣 最近、うつ病などの精神的障害による自衛隊の休職数は、統計が十三年度以前はないものですから十三年度以降ですけれども、ふえておりまして、十三年度で百二十四人、十四年度で百二十三人、十五年度で百五十五人、十六年度で百七十九人、十七年度で二百三十五人となっております。 ...全文を見る
02月28日第166回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○久間国務大臣 平成十九年度の防衛省関係予算について、その概要を御説明申し上げます。  平成十九年度予算は、昨年の北朝鮮による弾道ミサイル発射事案や核実験実施発表等を踏まえ、弾道ミサイル防衛やゲリラ・テロ攻撃への対処など、新たな脅威や多様な事態に実効的に対応するために必要な体制...全文を見る
○久間国務大臣 私は、必ずしもそういうのにこだわる必要はないんじゃないか。むしろ、総理と一体感がある方がいいわけですから、総理がこの人物をもって補佐官として使いたい、そして、そういう信頼の置ける人をこういう大事なNSCの中にも、会議のメンバーとして常時出るというふうに置くことは、...全文を見る
○久間国務大臣 一般論として申し上げれば、防衛省において秘密の漏えい事案が発生した場合には、当該事案の事実関係、それから背景、要因、問題点等について十分な調査を行って原因究明を行うこととしております。さらに、その調査結果に基づいて再発防止のための対策を検討して、当該対策を着実に実...全文を見る
○久間国務大臣 これは、駐在武官を置くときに、その身分をどうするかで随分検討された結果、今みたいに外務省に出向して一元的に大使の管理下に置くということで決まったわけでございまして、その後ずっと運用が図られておりまして、私は、日本のこのやり方は結構今定着してきて、それほど支障は生じ...全文を見る
○久間国務大臣 やはり法律をきちんとつくって、それに基づいて交付するといいますか、あるいは実行していく、そういう政府の姿勢を示す意味でもそれは非常にいいことだと思いますし、そして、この再編は一年、二年でできるわけじゃございませんで、かなり長期的にかかるわけであります。  そのと...全文を見る
○久間国務大臣 横須賀市は、本当にこれまでも軍港として発展しましたが、その後、戦後も、海上自衛隊の基地としてあるいはまた米海軍の母港として機能してまいりました。その間において、プラスの面もあったかもしれませんけれども、また、市当局の苦労もたくさんあったんじゃないかと思っております...全文を見る
○久間国務大臣 日米安保条約に基づく米軍が我が国に駐留するということは、これはどうしても必要でございます、現在の日本の状況からあるいは日本を取り巻く状況からいったら必要でございます。それと同時に、今米軍と自衛隊の役割、任務あるいは能力、そういうものをいろいろと検討しておりますが、...全文を見る
○久間国務大臣 見方というのはいろいろありまして、よくあめとむちとかと言いますけれども、あるいはまた何かをギブ・アンド・テークで、ギブ、やることによって受け入れてもらうというふうな、そういうのはよくないというような話もございますが、その地方自治体からいいますと、先ほど言いましたよ...全文を見る
○久間国務大臣 事務方からよりも私の方がいいと思いますので。  これは嘉手納からの移転という形で市庁舎の補助金については補助をするということでスタートしたわけでございますけれども、その後、厚木からの艦載機が岩国に移ってくるということになりましたときに、それに対して反対ということ...全文を見る
○久間国務大臣 その辺についてはこれから先もやっていきたいと思いますし、特にNLPについては、二〇〇九年の七月までに候補地を決めて、今の硫黄島にかえて別途つくるということで検討しているわけでございまして、そういうことを通じながら、できるだけ負担のかからぬように、それは仮に厚木から...全文を見る
○久間国務大臣 施設庁は御承知のとおり調達庁としてスタートした関係もございまして、やはり施設庁自体でずっと一つの閉鎖社会になっておった、それが例の談合事件のときにやはり遠因としてはあったんじゃないかということで言われておりましたので、やはり防衛施設庁を廃止して本省に統合して、そし...全文を見る
○久間国務大臣 確かに、少子化が進む中でマンパワーを確保していかなければなりません。そういうときに、どういうようなことでこれから先は取り組んだらいいのかということで、昨年九月に、私、防衛大臣を委員長とする防衛力の人的側面についての抜本的改革に関する検討会というのを設置いたしました...全文を見る
○久間国務大臣 共同訓練といいますか、それは五日から八日までの四日間ですけれども、とにかく、資材を準備のために運んできてその日に帰る、あるいは終わった後、その資材を置いておくわけじゃないわけですから、それを持っていく。これは共同訓練と違うわけですから、それを日にちに入れるとか入れ...全文を見る
○久間国務大臣 それは共同訓練のために行う期間を言っているのであって、運んできたり持ち帰ったりするのは共同訓練の期間じゃないわけですから。
○久間国務大臣 その辺は常識的に考えていただきたいと思います。  この日から訓練するとなれば、その日じゃ間に合わないから前の日、前の日もひょっとしたら雨が降ったりあらしがあったりするかもしれぬから二日前に来るというのは常識じゃないですか。  終わってからまた来るのも、そんなに...全文を見る
○久間国務大臣 いや、今度の場合は二日前に、三日の日に来ますということであって、それは状況があれすれば前の日だってあるわけです。それを殊さら住民の不安を醸し出すような、そういう言い方自体が私は非常におかしいと言っているんです。
○久間国務大臣 各地方自治体と協定が交わされたということで、大変よかったと思っております。
○久間国務大臣 沖縄の負担を軽減しようということで、十年前、一〇四号線越えのときも、たまたま私が防衛庁長官をしておりました、各地区いろいろな話がございましたけれども、最終的には各地方自治体に受け入れていただきました。今あなたがおっしゃったようなことが各地で言われました。しかし、そ...全文を見る
○久間国務大臣 基本的には沖縄県の理解が得られませんで、県外移転というのを主張され、そしてまた、環境アセスをしようと思いましたけれども、それについても妨害があってできなかった、非常に残念な思いであります。辺野古沖かどこか、とにかく代替施設をつくらない限りは普天間の返還が成らないと...全文を見る
○久間国務大臣 あの光景が違法というのかどうかわかりませんが、とにかく、スーツを着た連中が押しかけてきて、やぐらの上に上ってきて、引きずりおろして、そのやぐらを占拠する、そういうような状態が果たして合法だろうかと私は疑いますね。  それと、ジュゴンのための藻場というのは、必要な...全文を見る
○久間国務大臣 今、施設庁長官と言われましたけれども、施設庁長官ではなくて、当時の額賀防衛庁長官と名護市長のですね。それは崩れたとは思っておりません。
○久間国務大臣 別にそれにかわる合意書を交わしているわけでございませんので、あれはあれで効力はあるといいますか、そのときの合意は守られていると私は思っております。
○久間国務大臣 確かに、基本的な方向といいますか、それは決まっておりますけれども、V字案ならV字案の。しかしながら、それについて、あのロードマップが発表された後の配付されました資料を見ましても、あそこにはイメージ図であるというふうな形で公表されておりまして、私自身が見ておるのもそ...全文を見る
○久間国務大臣 名護市なんかにおいても、イメージ図を、これをもうちょっと沖合に、うちの案ではこういうふうに出してくれということを提案されているわけですから、そのイメージ図というのは名護市も持っているし、みんな、もう先生もお持ちじゃないんでしょうか。  だからそれは、それよりもさ...全文を見る
○久間国務大臣 また後から施設庁長官が答弁しますが、施設庁のマターとしてよく委員会で聞かれるんですけれども、今度は施設庁は統廃合されますが、防衛省に一緒になったとしても、そういうような問題が防衛省の所管なのかどうか、こういう公式の場で答弁できる立場にあるのかどうか、私はかねがね疑...全文を見る
03月01日第166回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○久間国務大臣 沖縄の海兵隊の定数は一万八千人でありまして、今、実員が何人かということは申し上げませんけれども、今赤松委員が言われましたような、そういう実態はあろうかと思います。  しかしながら、それは今の現象でありまして、一万八千が沖縄の定数ですから、それを定数で八千人減らす...全文を見る
○久間国務大臣 沖縄の場合は、本土と違いまして、かなり北部の方の山林その他が入っているわけでございまして、そういうのが返らないと面積的には七五が七〇を切るという格好になります。しかしながら、人口密集地帯の中での基地がどれぐらいのウエートかとなりますと、今度の件で嘉手納以南が返りま...全文を見る
○久間国務大臣 米国の戦闘機が今嘉手納で訓練をやっておりますけれども、これを全国、本土の基地でも訓練を共同訓練という形でやってもらうということで、六カ所の基地にそれぞれお願いをしまして、皆さん方、一応それについて協定を結んでいただきました。これはやはり非常に大事なことでございまし...全文を見る
○久間国務大臣 補正予算並びに本予算に経費を組んでおりますけれども、これは調査とか設計のための経費でございまして、やはり、これから先、そういうのに基づいてどれだけかかるか、それを具体的に積み上げていかなければならないわけでございますから、今この時点で全体が幾らになるということを申...全文を見る
○久間国務大臣 どれだけかかるかというのは、そういう調査とか実施設計を組んでみて初めてわかるわけでありまして、大まかな方向を示すことによって、その方向を示しながらも、地元との関係をどうするか、そうしたときに、地元に対しても、負担がふえるところについては交付金を出す、そういう基本的...全文を見る
03月01日第166回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○久間国務大臣 確かに、行政改革一般論としての公務員の削減の問題と自衛官の定数なり配置の問題とは別であります。さはさりながら、国を挙げて今財政再建に取り組んでおるときに、やはり防衛省としても努力するところはしなければなりませんから、公務員の定数削減につきましても、国は五%の純減と...全文を見る
○久間国務大臣 細かいことについてまた事務方から話があるかもしれませんが、やはり景気の動向と募集環境というのはかなり影響しております。今まで不況のときには募集は非常に容易でございましたが、景気がよくなってくると難しくなるという点もございます。  それともう一つは、これから少子化...全文を見る
○久間国務大臣 これもどれぐらいの不満があるかどうか、その辺の実情についてはまた事務方から聞いていただきたいと思いますが、自衛隊の給与については、基本的には一般の国家公務員に準じて決められておりまして、また、今言われました夜の警護に当たる、警戒に当たる、そういうものにつきましても...全文を見る
○久間国務大臣 この賞じゅつ金につきましても、これは地方自治体の、今言われる警察官の場合もそうですけれども、これは六千万から九千万、県によって九千万のところもありますし六千万のままもございます。自衛隊の場合は、原則三千万でございましたのを、附則で訓令の手当を変えて六千万までしてお...全文を見る
○久間国務大臣 確かに、アメリカなんかでは、やめた後も軍の病院に行った場合には、ほかの一般の人よりも軽い負担で済むような制度になっております。しかし、我が国の場合は、現職の自衛官であろうとやめた人であろうと、保険制度が充実しておりまして、自己負担の率というのは決まっておるわけでご...全文を見る
○久間国務大臣 外務省の場合は、在外勤務をしている場合は、言うなれば在外勤務に必要な経費としての在勤手当として出ているわけでありますが、自衛官の場合、在外的に行った場合、例えばイラクに行きますとか、いろいろなところ、この間のアフガンでインド洋に行っているとか、こういう場合はいわゆ...全文を見る
○久間国務大臣 これは防衛大綱で、我が国の潜水艦として配備するのにどれぐらいが適当か、そういう議論をした上で、我が国を守るためには十六隻、練習用の潜水艦二隻があればいいということで、それも含めて十八隻でいい、そういうことになっておるわけであります。  それと、耐用年数、今二十五...全文を見る
○久間国務大臣 我が国の防衛は専守防衛という形で取り組んでおるわけでございまして、そういうときに、今の十六隻の潜水艦と、それから、その潜水艦だけではなくて、その他の艦船、あるいはまた艦船搭載のヘリ、いろいろなことを利用しながら対潜の防御に当たるわけでございまして、ここでディーゼル...全文を見る
○久間国務大臣 これも十年前、私が防衛庁長官になりましたときに、ミサイル防衛は避けて通れないということで、技術研究を共同でやろうじゃないかという話がございました。しかしながら、そのときはガイドラインの取り決めをやっておりましたので、まず周辺事態法を先にやるので、ステップ・バイ・ス...全文を見る
○久間国務大臣 情報等についてはできる限り公表し、あるいは公開して、それはオープンにするというのが必要でございます。  一方、それを公表したり公開しますと、もう二度とそういう情報が得られなくなるということもありますし、あるいはまたそれが致命傷になる場合もございますから、その辺の...全文を見る
03月07日第166回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(久間章生君) 鳥から人へ、あるいは人から人へという形になってまいりますと、大変なことになります。そのときに自衛隊に、隊員に対していろんな要請がされるわけでございますけれども、まず、しかし自分たちを守ることも大事でございますから、まず駐屯地の中に蔓延しないように入口で防...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今、生物化学兵器に対応するための化学防護服というのも用意しておりますから、これはかなりのものがございます。しかしながら、量からいってそんなにたくさんできないかもしれませんが、やはりそういう意味ではもっと、例えば、極端な言い方をすればもう使い捨てるような、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そういう制度については存じております。
○国務大臣(久間章生君) それは、その期間だけではなくて、平成八年からずっと毎月一万円ずつ、平成十二年からは自民党支部へ、それまでは政治資金管理団体へ毎月銀行口座から一万円ずつ引く形で寄附を受けております。それは事実であります。
○国務大臣(久間章生君) それ、今初めて聞きました、補助金を受けておったというのは、後で調べてみますけれども。  その罰則云々というのはまた別でありまして、補助金を受けているのを知りながら受けた場合の罰則だと思いますけれども、それもまさかそこの病院が国からの補助金を受けていると...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほど言いましたように、もう平成八年からずうっと一万円ずつ自動振り込みになっておりましたから一々チェックをしておりませんで、まさか国からの補助金をもらうようなことがあったということは全く知りませんでしたので、もしそれが事実とすれば返却することにしたいと思...全文を見る
03月08日第166回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(久間章生君) チェイニー副大統領はそもそも私の直接のカウンターパートでありませんで、また日程その他を聞いてみても大変込んでおるようだったので、私の方からは申入れは行いませんでした。  ネグロポンテさんとは会う予定しておったんですけれども、国会の審議で時間が取れなかっ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 実は、そういうことじゃございませんで、前、防衛庁長官のときも国防長官とは何回も会いましたけれども、副大統領とお会いすることは一回も、二年間やっていましたけれども一度もございませんでした。  それで、今度もゲーツ国防長官とはお会いしたいというそういう気持...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いろんなマスコミとか雑誌等でそう言われておりますけれども、正直言って、私の方から申入れをしたわけでもありませんから、だから、そこのところは誤解のないようにしていただかないと相手に対しても失礼に当たると思いますよ、断ったというようなことになりますとですね。...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは、内閣官房の方でこれからどうするかまとめておられるわけでありまして、ただ、私の希望としては、一年というような年限で法律を延長されると大変慌ただしいことになるんじゃないかなという、そういうような気持ちを述べたわけでありまして、まだ延長するとかしないと...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 現在のイラク特措法での業務内容、その業務内容に適合する場合はやれますけれども、適合しない場合はやれないわけでありまして、その辺は、どういう内容か、その時点にならないと、私は中身も見てみないと分からないんじゃないかと思っております。
○国務大臣(久間章生君) 先ほどもお答えしましたけれども、私の直接のカウンターパートでないということと、また私の方からも申入れをしませんでしたが、日程の方を一応聞いてみましたら大変込んでいるという、そういうような話でございましたので、お会いをしませんでした。
○国務大臣(久間章生君) 必ずしもそういうことではございませんで、部隊等はやっぱり、日米の双方の指揮官からいろんな話を聞いたようでございますけれども、私は部隊の直接の指揮官ではございませんから細かいことは説明できないわけであります。
03月09日第166回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(久間章生君) その国が武力行使に踏み切るのは何が、これが原因だということで一つに特定できるのかどうか分かりませんし、私は、あのときはないんじゃないかなと私は思っておったということを感想として述べたわけでありまして、それがどうだったかはその国の指導者でないので私は分かり...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは、そのパネルにもありますように、アメリカの方の積算を基準にいたしまして、そしてグアムに移転する場合にどれだけの経費が掛かるかと。まあ細かくはこれから先まだ精査して積み上げなければなりませんけれども、やっぱり上限を決めなければ我々としても国内的にもた...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) この住宅につきましては融資でやるわけでありまして、後から全部返してもらうわけですね。それと一つには、今二百戸と言われましたけれども、これはこれから先、短期間といいますか、要するにどっと八千戸を造るわけであります。そのときに、グアムというのは資材を全部輸送...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほどから何回も言いますように、これから先、これが具体的になってきたときに、積算はこれからやるわけでありまして、とにかく我々としては真水の部分、要するに財政的に幾ら負担するか、アメリカは幾ら負担するか、その上限をとにかく決めておこうということでやっている...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 昨年その概算をしたときに把握しておったかどうか、私はつまびらかではございません、その後に就任しておりますから。しかしながら、これから先交渉するときは、今言われたような数字を参考にさせてもらいながら我々としては詰めていくつもりであります。
○国務大臣(久間章生君) 私はあのときは閣外におりましたから、政府がどういうような材料の下にどういう情報で支持したか、それはつまびらかではございませんけれども、やっぱり日本政府としては総合的に判断して支持をすると、そういうふうに言い切って、その後支持はしたわけであります。  た...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 度々言っておりますように、あのとき日本国政府としては支持すると閣議決定して支持を決定したわけであります。しかしながら、幸いなことに、戦争そのものには支援はしなかったわけでありまして、その後の復興については支援をいたしております。そこのところの違いを国民の...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私も分かっていませんけれども。  ただ、アメリカの皆さん方と、私も、ずっと党の幹部をやっておりましたときにアメリカには毎年行っておりまして、向こうの皆さんと話をしましたときに、やっぱりバース党を全部切ってしまった、これはどうなんでしょうかねと。やっぱり...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そういう国連決議とかいろんなことがありますから、最終的には総合判断をして内閣官房の方で取りまとめをして決められるわけであります。ただ、延長するというふうにもし決まるならば、一年というのは、もう、またそこで非常に期限を切られるので、二年にしておけば一年でや...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、そういうことじゃございませんで、テロ特措法の場合は、法律上二年だったのを、延長するときはその半分の一年にしたわけですね。イラク特措法の場合は、法律上の年限が四年になっているわけでありますから、その半分ということになると二年でありますから、せめてそれ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 御承知のように、航空自衛隊はクウェートからバグダッドの空港へ、そしてまたバグダッドの空港からクルドのところのエルビルへ、こういうような定期的な運航をしておりますが、特に北のエルビルというところは比較的治安が安定しておりますから、国連の職員辺りはそこでいろ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 決してそういうつもりじゃございませんで、しかしながら、さはさりながら、やっぱり協力していただくその代わり、協力していただくところは負担が増えるわけですから、そういうところにはやっぱりここは交付金を交付すべきじゃないかという、そういう議論もあって、そっちの...全文を見る
03月12日第166回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(久間章生君) 岩国基地は、米国の海兵隊の航空部隊あるいはまた我が国の海上自衛隊、いずれにとりましても大変国防上重要な位置を占めております。そして、特にこれから先、やはり我が国の抑止力ということを考えますと、これはやっぱりウエートが増すのはやむを得ないわけであります。 ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いきなりでございますけれども、一つの爆弾の中に子爆弾を内蔵しておりまして、一つの爆弾が破裂すると同時にその子爆弾が破裂するような、そういう仕組みになっている爆弾をクラスター爆弾と言っております。
○国務大臣(久間章生君) 日本がどのようなものを幾ら持っているかを言うことは、手のうちを明かしますので言うわけにはまいりませんけれども、日本自身も自衛隊自身もクラスター爆弾を持っているのは事実であります。
○国務大臣(久間章生君) アメリカはよそから攻められることもないかもしれませんが、日本の場合、クラスター爆弾を持っているのは、外国を攻めるために持っているんじゃなくて、攻撃されたときに、海岸線が長いから、それに耐えるために使うわけでございますから、幾らをどれだけ持っているか、手の...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 海岸線が長いところで、そして敵が上陸してきたときに、限られた人材でこれを守ろうとしますと、どうしてもその撃破を広範囲にわたってしなければなりません。陸上に上がってしまって狭小なところで受け持とうとすると大変苦しい立場に追い込まれますから、まずそこで攻撃す...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 各国の事情については分かりません。私どもが持っているのは、よその国に持っていって使うことはまず考えられません。
○国務大臣(久間章生君) アメリカから購入すると同時に、ライセンス生産で日本国内でも生産いたしております。
○国務大臣(久間章生君) その辺、余り手のうちを明かしたくございませんので、まあどこの会社がどのぐらいというようなことにつながってまいりますし、また会社の名前、またそれを言いますと、そこの従業員その他にも迷惑掛けることになりますから、そういうことについても一応御勘弁願いたいと思い...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私たちが今考えておりますのは、イラクが一日も早く安定することであります。そのためにあのように混乱した事態をどうやって切り抜けるか。やっぱりアメリカが一番当事者でありますからこれは苦慮しているんだと思います。そのときに増派をすることによってこれを切り抜けて...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 恐らくもっと早く混乱から抜け出すことができるだろうと思っていたんでしょうけど、かなり混乱、特にバグダッド周辺、ここが大変なようでありまして、あとの南部地域とかクルド地区、この辺は比較的安定してきているようでございますが、バグダッドの市内周辺が大変だという...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは私には分かりません。
○国務大臣(久間章生君) 具体的には、私はその増派に対しては加わっておりませんけれども、しかし、先ほど言いましたように、かなりの決意を持って臨んでいるんだなという、そういう意味でのアメリカ大統領の決意に対する認識はほぼみんな同じじゃないでしょうか。
○国務大臣(久間章生君) 総理としては、アメリカがそういう決意でその安定化に向けて臨むという、そういうような行動についてそれを支持したわけでありまして、それはやっぱり日本国政府としても、そのアメリカのそれだけの決意でもってとにかく安定を図っていくという、そういうような行動について...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) しかし、治安の安定、治安を回復する、それに当たっている人が、とにかくこれじゃ、もう少し増派せぬといかぬというふうに思って増派をする。増派すればまた死傷者といいますか被害もあるわけですから、それにもかかわらずそういう踏み切るというのはかなりのやっぱり決意が...全文を見る
03月13日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号
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○国務大臣(久間章生君) 防衛大臣の久間章生でございます。本日は、田浦委員長を始め委員の皆様に防衛大臣としての所信を申し上げます。  本年一月九日、防衛省が発足いたしました。これは、近年、国政の場における国の防衛の重要性が増大する中、自衛隊のこれまでの活動に対する国民の信頼、評...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 防衛省において発生しております不祥事案及びそれらに係る再発防止について御報告いたします。  昨年は、防衛施設庁における入札談合等事案、インターネットを通じた情報流出事案、薬物事案、無断海外渡航事案などの事案が発生しました。また、現在は、情報漏えいの疑い...全文を見る
03月15日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○国務大臣(久間章生君) 私も、もう十年ぐらい前になりますか、遼寧省瀋陽に行きましたけれども、雪が降っていても、あそこは暖房のためにまきをたくのかしれませんが、とにかく真っ黒にこうなっているぐらいすごい状況でした。それとまた、鉄工所の前を通りましたら、とにかくスモッグといいますか...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 全体のトン数あるいはまた全体の人数、そういったことしか発表していませんので、一番たくさん積むときはこれぐらいだったとか具体的に公表できればまた今の御懸念も解けるんじゃないかと思うんですけれども、いろんな事情から個別ごとの発表をしないでトータルでやっており...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは、国連のアナン事務総長からも国連としてもいろんな輸送をやってもらって大変感謝しているという話がございますが、多国籍軍のみんなも自衛隊が運ぶことによって非常に助かっているという、そういうような評価を受けております。
○国務大臣(久間章生君) 私自身は内戦とは思っておりませんで、治安状況が非常に悪いと、特にバグダッドの市内が非常に悪いという、そういうような報告は受けておりますけれども、内戦状態かどうか、これは内戦という言葉自体がどういうのを指して言うかでございますけれども、いわゆる戦争状態と、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 例えば、爆弾を持って自爆テロがあるとか、そういうことがあるからといって、そこが非常に治安が悪いからといって、そこが戦争状態かどうかということになりますと、若干その認識は違うんじゃないかと思いますが、そういう意味では戦争状態になっているとは思っておりません...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これはこれから先、政府自体としてどう判断して決めていくかですけれども、私どもは今の状態は戦闘状態じゃないところで自衛隊は、各国のそういう、国連あるいはまた多国籍軍、そういった皆さん方が平和の維持活動といいますか、あるいはまたイラクの復興に努力しているとき...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 判断材料の一つにはなりますけれども、世論が反対だからといってやらないというような選択肢がないわけじゃありませんから、そこのところは世論が圧倒的に反対しておっても、これはやるべきだというときにはやらざるを得ない、そういう決断を政府としてはせざるを得ない場合...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) やっぱりイラクの安定ということを考えたときに、政府は政府の立場としてどれが一番我が国として貢献できるか、そういうことを考えざるを得ない場合がございますから、世論調査に従って政治をやるというわけではないということを私たちは必ず覚悟としては持っております。
○国務大臣(久間章生君) 非常に優秀な飛行機でございます。それをどういう意図で一時的とはいいながら持ってきたのか、いろんな思惑もあるかもしれませんが、まあ公式的には日本の抑止力に寄与するというような、そういう表現がされるんだと思いますけれども、まあとにかく新しいすばらしい飛行機で...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、これも分かりませんけれども、恐らくすばらしい飛行機ならその性能を見てもらいたいという気持ちはあるんじゃないでしょうか。
○国務大臣(久間章生君) ミサイルの実験が、発射実験が行われましたけれども、あの状況を見ておりましても、かなりの技術が進んでいるなというような認識を持っております。  それと同時に、核実験も行ったと発表しておりますけれども、これについてもあそこまで発表するからにはそれなりにやっ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) この核兵器の問題につきましては、六者協議等を通じてこれをやめさせるという、あるいは朝鮮半島の非核化をするという方向でこれやらなければなりませんが、我々としてはミサイルに対抗する、いわゆるミサイル防衛システムを予定よりもできるだけ早く完備したいと、そういう...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私は、それは特別の関係はないと思います。特別の地域をねらってあれを持ってきたとは思っておりません。
○国務大臣(久間章生君) これから先の地方の復興といいますか、そういうのをやっていくためには軍だけではなくて、そういうNPOを始め文民の、一緒になってやるというのは非常に大事なことだという認識をしております。そういう点では日本もそれに対していろんな形で援助する、入っていく、それは...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 混成部隊の中のその軍の方の役割というのは、いざというときにはやっぱり治安を維持する、武力を行使できるという、そういう側面があります。しかしながら、我が国の場合は自衛隊にそこを求めるのはなかなか難しいと思いますので、だから、PRTそのものに我が国が参加して...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) このたび本来任務化されたこともございまして、陸上自衛隊が国際平和協力活動を実施する部隊を迅速に派遣して、かつ継続して一定の部隊を派遣できるように、国際平和協力活動を実施する上で必要な教育等を平素から実施する専門の部隊として今月末に新編する部隊でありまして...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 寺子屋のそういう教育、方向、それが見えてきて、それとの連携をうまく取っていくようなことが必要であるし、またその方がいいということが目に見えてきたらいいわけですけれども、取りあえずはもう、しかし自衛隊としては、国際平和協力活動について本来任務としてこれから...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 在日米軍そのものは協定の当事者じゃございませんけれども、防衛施設庁が中心になって地元と交渉するに当たりましても、どういう内容で協定を結ぶかというのは米軍とは絶えず連絡を取り合いながらやっておるわけでございますから、その中身については熟知しているわけでござ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 協定の中身を見ていただければ分かりますけれども、例えば何日間訓練する、自衛隊と同じような内容の訓練をするとか、そういうようなのを中身にしておりますけれども、そういうような中身については日米で協議した内容を盛り込んでおるわけでございますから、米軍も、当然今...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 仮定の話に直ちにそれに答えるというわけにもいきませんけれども、もしそういうような事態が仮に起きたとすれば、地元は協定の中身と違うじゃないかということで防衛施設庁、今度は防衛施設庁なくなりますから、地方防衛局なりあるいは防衛省に対して申出がある。そうすると...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私が就任する前の話、あれは十年前に私は確かに日出生台も回って、そのときにも同じように協定を結んでやりましたが、その後十年間の間にそういうことが、トラブルがあったのかどうか私もはっきり知っておりませんので、確認しますけれども、今回についてもそういうことのな...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) まず、協定の中のどういうことに対して違反行為があったのか、そして、それに対して協定の当事者である地方自治体から防衛施設局に対してその抗議があったのか、そういうことについてもはっきりしておりませんので、おたくが出掛けていって、おたくが抗議したことに対して向...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 我々が調査する前に、こういう事案があったということを言っていただくと調査のしようもあるわけですけれども、何か奥歯に物の挟まったような言い方されるとさっぱりつかみようがないわけでありまして、今度の協定、読んでみていただければ分かりますけれども、例えばこの市...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 具体的に言ってください。
03月19日第166回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(久間章生君) 記者クラブの講演をしました後に、記者団の中から質問がありましたので、それで、私が閣外にまだおった、党の役員をしたおった当時の感想を述べたわけであります。  その感想としては、とにかく核兵器があると思ってるようだけれども私はないと思っておったということが...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私は、こういった公式の場で政府の方針と違うことを述べたことはございません。私自身の内心がどうであるかというのはまたいろんな感想は述べることはこれから先もあるかもしれませんけれども、政府としては、イラクを米国が武力行使したということについては、それを支持す...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) この席でもたびたび申しておりますけれども、私のカウンターパートでもございませんし、それほどこちらから押し掛けるほどの厚かましさもございません。  それよりも、実を言いますと、ゲーツ国防長官とまだ会っていないんですよ。その会っていないときに、それを飛び越...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、こっちから申し込んでそれをけられたとか、そういうふうなことはないわけですから、怒るも怒らないもないわけであります。ライスさんが来られたときも、私は直接はまだ会わないと言っていたけれども、外務大臣と一緒にならどうかと言われたのでお会いしたわけでありま...全文を見る
03月20日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○国務大臣(久間章生君) 平成十九年度の防衛省関係予算について、その概要を御説明申し上げます。  平成十九年度予算は、昨年の北朝鮮による弾道ミサイル発射事案や核実験実施発表などを踏まえ、弾道ミサイル防衛やゲリラ、テロ攻撃への対処など、新たな脅威や多様な事態に実効的に対応するため...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) この事業スキームにつきましては、在沖米海兵隊のグアムの移転のうちの海兵隊の司令部の庁舎でありますとか、教場とか、海兵隊の隊舎、学校など、こういう生活関連施設は、民活でやることが可能な例えば家族住宅とかあるいはインフラとかと違いまして、これはどうしても資金...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これも大体、財政支出でございますから、先ほど言ったように公共的といいますか、さっき言った隊舎とか、司令部の庁舎とか、そういうのになってくるわけですけれども、アメリカと日本とどういう形でこれをやっぱり、もうアメリカに全部丸投げしてしまうのかどうかも含めてこ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これもこれから先、どの程度というのは大体決まっているかもしれませんけれども、その入る、こちらから、まずグアムから移っていく兵士の階層その他具体的なことがまだ最終的に決まっておりませんので、どのクラスが行くかによってその住宅手当等も変わってくるわけですね。...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは、事業に着手するまでには向こうときちんと詰めるわけでありまして、今まだ、とにかくいろんな交渉をしながらこれから先どれぐらい掛かるのか、先ほど先生がおっしゃったように、確かに資材の運搬でも高いと言われますけれども、まとまってもう四か年分をどんと持って...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これもこれから決めていきますけれども、アメリカの場合は家賃収入で、要するに民活事業でやったやつはやっぱり長いのでは五十年掛かっているわけですね。だから、それぐらい長い期間で回収しておりますから、日本の場合、住宅金融公庫の場合でも三十年のもありますけれども...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) どれぐらいを負担してどういうふうな形で返ってくるか。やっぱり事業に着工するときには、そのとおりにずっと未来に向かってやれるかどうかは別としまして、かなりこのくらいは確実だというところをやっぱり示しませんと、国民に対して説明が私たちも付かないわけであります...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 国内における場合、民活でやっておる場合は十年で回収しているんですよ。だから、十年で回収するか二十年で回収するか、今度しかも民活の場合は民間の金利を使っているわけですね。ここの場合はJBICの金利を使うわけですね。だから、そういうとき、それに対してまた政府...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) だから、これから先どれぐらい掛かるのかを、浅尾先生が言われたように、グアムで民間でやったときにこれだけ安いじゃないかと、そういうふうなことから、これは目一杯の事業費になっていると私は思っているわけです。だから、その辺はこれから調査をしていろいろ積算をして...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは一つの例として言ったわけでありまして、それは例として言ってます。先ほど言いましたように、二十六万ぐらいのときに十四万払っているわけですよ。あとの差額はそのまま使わなくて済んでいるわけですよ。例えば、それをほかの東京その他でやろうとすればもっと同じよ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これはアメリカから言ってきている数字を使っているわけでありまして、これから、正に今度の予算が通りますと、それを受けた形でいろんな積算の情報等も収集しながら、また先生がおっしゃられたその数字も参考にさせてもらいながら、あんたたちの言っているのは高いじゃない...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは、本来やるべきことを民活でやった方が効率がいいんじゃないかというふうなことも考えて、そして民活の一環としては国際協力銀行の今までの知見を利用したらいいということで、国際協力銀行の業務を変えて、法律まで変えてやらせようとしておるわけでございますから、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) やろうと思ってみんな乗ってきてくれればいいですけれども、乗ってこないことも考えますから、やはりきちんとしたキーを、核をつくっておかなきゃなりませんので、乗ってこないときにはこの国際協力銀行が核としてやるんだという、そういう方針を決めているわけであります。
○国務大臣(久間章生君) 資金の調達をどういうふうにするかにも関係しますけれども、国際協力銀行だったならば政府の無利子融資とかいろんな形がやっぱりやれるわけですけれども、民間の場合だったらなかなかその辺が難しいのかもしれません。だから、民間を排除するものじゃございませんけれども、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは、厚木の基地から岩国の方に移っていきます機数が多いのと、そしてその騒音が割と大きいわけですね、その点は厚木の人にとってはいいわけですけれども、岩国にとっては確かにそれは困るわけですが。向こうから来ますのは、機数も非常に少ないのと、騒音が非常に低いと...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) この特別協定に基づくとにかく負担しているやつは、日本におる在日米軍のための、そのために出しているわけですね。たまたまそういうところで出しておるときに、ある時期移転してどこかに行ったからといって、行くための経費を出しているわけじゃありませんから、ここにおる...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、基本的には同じことを言っているわけです。基本的には同じことを言っていると思いますけれども、先生が御指摘になった日本におる在日米軍が仮にイラクならイラクに行くということになった場合は、それはもう在日米軍から一応離れて別の指揮の下で行動するわけでござい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほどの浅尾先生にもお答えしましたように、百二億ドルが全体で概算で掛かるというふうにアメリカからの積算によって一応決めておる。それに基づいてロードマップその他、合意しておりますけれども、これはあくまで概算でありまして、これから先、まだ積算をこちらはこちら...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは、これから先、十九年度の予算等で認められたいわゆる調査費とかいろんなやつを使いまして、これから鋭意調査をやっていって設計を組んでいって、向こうのまたいろんな諸要求も出てまいりましてやるわけですから、少なくとももうしばらくは掛かると思いますけど、いつ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今言いますように、向こうとの関係もございますし、どこまで詰めていけるか、物理的な作業もありますので、いつまでにというのはちょっとなかなか言いにくいという状況であります。
○国務大臣(久間章生君) 今度は、グアムに移ってしまいますとそこは提供施設じゃございませんから、海兵隊が今までとにかく沖縄におりましてこちらが負担しておった、そういう分については減っていくわけでありますから、だから、そのまま向こうでこちら側が負担するということはまず考えられないと...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 正にそういうのもこれから先決めていくわけでありまして、そのSPEでやるかどうかも含めまして、多分そういう方向になっていくんじゃないかと思いますけれども、それに日本企業も参加できるのかできないか、今の段階では何も決まってないわけですね。だから、これを決めて...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 入札もそうですけれども、まず参加する資格等がどういう形で絞り込まれていくのか、アメリカ側が従来やっているそういう、民活をやるときにどういう手法でやっているか、ハワイでやる場合、いろんなところでやっていると思いますけれども、そういうものとのやっぱりバランス...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) まだ現在の段階ではイニシアチブということじゃございませんけれども、場所は確かにアメリカでありますから、アメリカのやり方というのが、やり方としてはやっぱりリードしてくることになろうかと思います。アメリカの国内法に基づいてアメリカでやるわけですから、だからそ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それはないわけじゃないと思いますけれども、規模その他、実績その他からいってどのくらいの企業があるのかどうか、その辺が向こうの基準との関係でどうなのか、この辺はやっぱりこれから先議論される問題だと思います。  排除するという、頭から排除するというようなこ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) シビリアンコントロールは非常に大事だと思っておりますし、また従来からいろんな意味で、この国会等も含めて、シビリアンコントロールは日本の場合は防衛省、自衛隊に対してはきちんと機能していると思っております。
○国務大臣(久間章生君) 特別の強化策は考えておりません。といいますのは、現在のシビリアンコントロールというのは結構きちんとできていると思いますから、強化するということは今のやつが駄目だということになるわけでありますんで、絶えずそういうような視点から私たちはシビリアンコントロール...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私はそれは大丈夫だと思っております。少なくとも今の制度がそのままきちんと守られるんならば、現在の制度で文民統制はできておると思います。
○国務大臣(久間章生君) それはできておりますし、これから先もそれは把握していかなければならないと思っております。  今おっしゃられましたケニー司令官の下でと言われましたけれども、そうじゃなくて、アメリカと日本の、アメリカ軍と日本の自衛隊とは、とにかく主体性はきちんと守ってはお...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは、勝手に動いたといいますか、日本の航空自衛隊が、日本の政府また防衛省、そういったことと関係なく勝手に米空軍の意向で動く、動いたということが……
○国務大臣(久間章生君) それはもう勝手に動くということではなくて、当時は防衛庁長官、今だったら防衛大臣の指揮命令の命令書の発することに従って動いていますし、その発する中でまた部隊の長にゆだねている部分もありますから、その部分についてはその範囲内で勝手に動くことはありますけれども...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 具体的な事実を教えていただくと、そういうことがあったかどうかもこっちはチェックして、もしあったとすれば大変なことでございますから、それはチェックをしなければなりませんけれども、私どもが聞いている範囲ではそんな動きは今までにはあっておりません。
○国務大臣(久間章生君) 具体的な内容を言っていただければそれを調べますけれども、あったんじゃないかという漠然なことを言われましても調べようがないわけでありますので、本当に申し訳ございませんけれども、こういうような時期にこういうような動きをしたけれども、これは命令にないままにやっ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私は、一本でもいいという言い方をそこだけが非常に突出して新聞に報道されたんですけれども、要するに、米国と日本政府、それと同時に地元、この三つの意見が一致すればどんな案でもいいんですよと、そういう言い方をしたんですね。要するに、地元と日本国政府とそれとアメ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 環境の問題はもちろん大事にしなければなりませんけれども、環境と、それをある程度いじってでも確保しなけりゃならない目的との、その辺が難しいところであります。  かつて、私は運輸政務次官のときに、石垣島に滑走路を造ることで地元の非常に熱望がありましたので、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 環境アセスに基づく環境の方法書の提出をして、それから縦覧公告をして、そういう手続に従って一連のやつはやられるわけですけれども、それ以前に、サンゴが卵を産むのを見ておきたいと思えば、それなりの現実の調査をやったとしてもそれ自体はもう問題あるわけじゃありませ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そういうふうに取られますと非常に困るんですが、そうじゃなくて、米軍再編をしなきゃならない、するときに、負担が減っていくところはいいですけれども、負担が増えるところはやっぱり大変なわけですね。そういうところについては、何かそれに代わっていろんな事業をやりた...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 褒美をやるとかそういう言い方をされますと困るんで、そうじゃなくて、やっぱりそれなりに負担をしてでも再編はやっぱり引き受けようという、そういう地方自治体に対しては、やっぱりこちらとしてもその地方自治体の、いろんな事業としてこれをやりたいというときには、それ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 従来の地域振興策はそのまま生きておるわけでありますから、地域振興策としては、それは地域の格差是正、そういうのも念頭に置きながらやっぱり開発をしていくわけでありまして、今度の米軍再編の問題は、米軍再編に絡んでそういうような必要性が出てくる地方自治体に対して...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、それは必ずしもそういうふうに取るべきじゃないんじゃないかと思います。これは、沖縄に限らず、ほかの地区でもそうですけれども、訓練移転を沖縄の分を本土でやろうというふうにして引き受けてくれたところは、やっぱりそれなりに騒音は増えるわけですね。だから、そ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは、今までの振興策を担当している各部署がそれなりにまた、それがもう完成したかしないか、あるいはまた財政上の事情等もそれはあるかもしれませんけれども、そういう観点からやるんでありまして、今度の米軍再編の問題との直接の関係はございませんし、また間接的にも...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そういうようなことを言ったら、それこそ大変であります。そんな、よその予算をこれは減らせなんということは、それはもう……
○国務大臣(久間章生君) それはもう高市担当大臣が沖縄の振興策の方の担当大臣でありまして、それはそれでやっておられるわけですから、それは私は残っていくと思います。残っていくと思います。
○国務大臣(久間章生君) 沖縄に対する思いは私も同じでありますけれども、防衛省の立場からそれは残しますなんということは言えないわけで、それは担当大臣が自分の所管として残す残さないかは、進捗を見ながら、その地域がまたもうある程度振興したと思えば削るでしょうし、その辺は別の角度からや...全文を見る
03月23日第166回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○久間国務大臣 ただいま議題となりました駐留軍等の再編の円滑な実施に関する特別措置法案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  駐留軍等の再編を実現することが、我が国の平和及び安全の維持に資するとともに、我が国全体として防衛施設の近隣住民の負担を軽減する上...全文を見る
○久間国務大臣 これは多分、法律上も書いてありますから、法律をつくるときにも議論があったんだと思いますけれども、やはり部隊には確かに常設をしてずっと置いているわけでございますけれども、二十四時間ずっとそれを動かしておきますと、その態様、そういう問題からも問題があるし、やはり、これ...全文を見る
○久間国務大臣 私は、必ずしもシビリアンコントロール上の問題じゃないと思います。  といいますのは、シビリアンコントロールというのは、どういう場合に発射できるか、それを制度的にきちんと定めておくわけでありまして、期限が長いからといって、無期限であるからといって、シビリアンコント...全文を見る
○久間国務大臣 この命令を下令するかどうかは、そのときの情勢、部隊における態勢等を総合的に勘案して判断する必要があり、過去の弾道ミサイル、三回ほどあっているわけですけれども、この事案について今私が確たることを申し上げることはできないわけでありますけれども、私は、あの事例について言...全文を見る
○久間国務大臣 そのときの状況が、私もその場にいませんのでわかりませんが、結果から見てみましたときに、まず、それほどの、我が国に対する武力攻撃事態じゃないわけですから、内閣総理大臣の承認を得て事前にやるという、そういう事例でもございませんし、また、上から落下物が落ちてくるという形...全文を見る
○久間国務大臣 今、いろいろな情報が、過去ですから、わかっていますけれども、また、どういうルートで、どういうふうにわかったのかということになると、いろいろ問題がございますからそれは言いませんけれども、とにかく今言えますことは、あのときにミサイルを撃ち落とせという、そういう判断をす...全文を見る
○久間国務大臣 現在のところは、二十三年度までに四高射群に全部で十六の配備をするという、そこまでの計画でありまして、それから先の計画は持っておりません。
○久間国務大臣 レーダーを守るためには、またほかのいろいろなシステムでもやっておるわけでありまして、私どもが今SM3並びにPAC3で防備をしようとしているのは、いわゆる弾道ミサイル、ノドンならノドンを念頭に置いて考えているわけでありまして、そういう意味では、それらの攻撃に対しては...全文を見る
○久間国務大臣 確かに、我が国のそういう防御用の監視用のシステムといいますか、通信システム等については二十三年度までに整備するということになっておりますから、現在の段階でいいますと、米軍の三沢基地にあります、車力駐屯地にありますXバンドレーダーその他、それは非常に有効でございます...全文を見る
○久間国務大臣 正直申しまして、十九年度末だったのを十八年度末に前倒しして配備したわけでありまして、それは、一年でも早い方がいい、一刻でも早い方がいいということでやったわけでございますけれども、どの地域で展開して、どういうふうな運用にするかについては現在検討を行っているところでご...全文を見る
○久間国務大臣 これがまだ一基入ってきたばかりでございますから、日本としては十分な体制ができていないわけでございまして、将来、四高射群、四隊ずつで十六基、これが入って、かなりの部分がカバーできるわけでありますから、今の段階でどこに展開するか、どういう運用をするかということになりま...全文を見る
○久間国務大臣 対外的には数十キロと言っております。
○久間国務大臣 それは、守るところにどれだけの人が住んでいるかということと、それからまた、向こうが撃った場合にどういう兵器を積んでいるか、これによって守れる人数というのは違うわけでありますから、だから、そういう点では、どれぐらいの人数を守れるかというのは、なかなか数字として申し上...全文を見る
○久間国務大臣 その防護するところは、同じ首都圏といっても、東京都と、またその近くの神奈川県とか千葉県とか埼玉県とか、そういったところでも密集の度合いというのは違うわけでありまして、だから、その辺で何人と言われても答えは出てこないんじゃないかという感じがするわけですね。  そし...全文を見る
○久間国務大臣 入間に続いて次をどこに入れるかも実はまだ決まっていないわけです。そういうときに、一基で数十キロということは外向けに言っておりますけれども、今度は入間に入りますけれども、どれだけの人口をそれでカバーできるかというのは、先ほど言いましたように、なかなか言いにくいんです...全文を見る
○久間国務大臣 御承知のとおり、テロ特措法につきましては、これはテロとの闘いでありましたから短期間ということもあったんでしょうけれども、期間は二年でありました。それに対して、イラクの復興のために日本の自衛隊が出ていくということについては、復興は時間がかかるだろうということで法律上...全文を見る
○久間国務大臣 これまた、そのときの状況ですから、テロ特措法についてはまだ期限も来ておりませんので、そのときに内閣官房としてどう判断されるか、これもやはりぎりぎりまで、判断を決めるまでには時間がかかるんじゃないかと思っております。  イラクの特措法につきましては、先ほど言ったよ...全文を見る
○久間国務大臣 それは、テロとの闘いで各国から行っている部隊のうち、海上阻止行動をやっておる、それに対する補給でございますから、それは効果はあっておると思います。
○久間国務大臣 最初、国連からも要請されて、イラクの復興とそれから平和、安全確保支援活動のために法律をつくって出ていったわけでございますが、やはり現在でもそのときの状況とは全く同じでございまして、復興のためには日本としてもできるだけのことをしたい。しかし、民間ではなかなか行きにく...全文を見る
○久間国務大臣 クウェートは、これは比較的安定でございますから、民間機も飛んでおります。クルドの地区のエルビルも、これまた比較的イラクの中では安定しているというふうに聞いております。  しかし、やはりバグダッド空港というのは、バグダッド空港は一応事故、事件というのは起きていませ...全文を見る
○久間国務大臣 もうどんどん民間機が離発着するようになりましたときには、そういうようなことになろうかと思いますし、そのときは、国連からも、むしろもっと金銭的に応援してもらった方がいいというようなこともあるかもしれませんが、今は、日本の自衛隊として応援してもらいたいという要請が来て...全文を見る
○久間国務大臣 これは、これまでもシビリアンコントロールというのはあったわけでございますし、しっかりしておったわけでございますから、基本的には変わっておりません。  強いて言えば、専任の防衛大臣ができたわけでございますので、そういった意味では、国の防衛に関する事務に専任する主任...全文を見る
○久間国務大臣 そういうような見方もできると思います。ただ、余り高まったと言いますと、今まではシビリアンコントロールがきいていなかったということの裏返しになりますので、私たちとしては余りそれを強調しにくい点もございます。  しかしながら、先ほどから何回も言っていますように、防衛...全文を見る
○久間国務大臣 本来任務になったから、これから先、出ていくといいますか、そういうニーズがふえてくるということではなくて、国際的ないろいろなニーズが高まってきたからやはり本来任務として位置づけた、そういうふうに私は認識しているわけでありまして、本来任務にしたからどんどん出ていけとい...全文を見る
○久間国務大臣 それはあり得るわけでありまして、派遣をすると決める前にはまず五原則に合致しているかどうかを判断いたしますけれども、やはりそのときの部隊の運用、今出ていっている陣容その他いろいろな情勢を判断しながら、今回は遠慮させてもらいますというふうなことを防衛省としては言う場合...全文を見る
○久間国務大臣 防衛施設庁にかかわる談合事案というのは本当に残念なことでございまして、昨年六月に、防衛施設庁入札談合等再発防止に係る抜本的対策に関する検討会、こういうものを防衛省においてつくりまして、これで取りまとめられました再発防止のための各種の措置を今着実に実施してこういう再...全文を見る
○久間国務大臣 赤松委員の気持ちはよくわかります。私も本当に、はるけくもここまで来たかな、そういう思いで、今、PKOで国際平和協力業務で外国に出ていくことについては何ら抵抗ない。私の目の前で牛歩戦術が行われた、あのときの光景を私はまざまざと、今でも目をつぶればまぶたに浮かぶぐらい...全文を見る
○久間国務大臣 先ほど言いましたように、自衛隊は自衛隊で、今までは、集めて、帰ってきたらみんな各部隊に散っていく、これでいいのかと。やはりその部隊をまとめて活用することも必要だということで、陸上自衛隊はそういうことで始めましたけれども、今度は民間も含めて、PKOと自衛隊とがどうい...全文を見る
03月23日第166回国会 衆議院 本会議 第16号
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○国務大臣(久間章生君) 駐留軍等の再編の円滑な実施に関する特別措置法案について、その趣旨を御説明いたします。  駐留軍等の再編を実現することが、我が国の平和及び安全の維持に資するとともに、我が国全体として防衛施設の近隣住民の負担を軽減する上で極めて重要であることにかんがみ、駐...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 河井議員にお答えいたします。  まず、安全保障情勢と米軍再編の意義、並びに法案の必要性についてお尋ねがありました。  昨年五月に日米間で合意した在日米軍の再編は、九・一一テロ以降の新たな安全保障環境のもと、抑止力を維持しつつ、地元の負担を軽減する絶好...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 長島議員にお答えいたします。  まず、米軍駐留が続く我が国の現状についてのお尋ねがありました。  アジア太平洋地域に存在する不安定で不確実な状況のもとで、我が国は、自国の安全が脅かされるすべての事態に対してみずからの防衛力のみで対処することは困難であ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 遠藤議員にお答えいたします。  まず、海兵隊のグアム移転の必要性についてお尋ねがありました。  在沖海兵隊のグアム移転は、在日米軍の抑止力を維持しつつ、在日米軍基地が集中する沖縄の負担を軽減し、在日米軍の再編の一環として、我が国外交の基軸である日米同...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 赤嶺議員にお答えいたします。  まず、米軍再編に係る経費についてお尋ねがありました。  日本側の経費負担につきましては、現在、嘉手納飛行場以南の土地返還も含め、再編案の詳細な計画等について日米間で検討しているところであり、具体的に申し上げる段階ではあ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 照屋議員にお答えいたします。  まず、米軍再編と我が国の平和と安全についてのお尋ねがありました。  在日米軍の再編は、我が国にとっては、抑止力を維持しつつ、地元負担の軽減を図るものであり、その実施を通じて、日米安保体制は一層確固たるものとなり、ひいて...全文を見る
03月26日第166回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(久間章生君) いまだスキーム自体が固まっておりませんのでここで申し上げることもできませんけれども、融資、出資については必ず私は返ってくるものと、また返ってくるようにしなければいけないと思っております。  それにつきましては、まだ経費そのものが概算でございまして、今言...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、それよりも下げようと思っているわけですから、上限よりもですね。そして、この間先生の質問では、どんなに、例えば私どもの方で五十年掛かって回収するといったときに、それは金利も増えるんだから同じじゃないかと言われましたけれども、今内部でちょっと粗い計算で...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、どんなに高くても今の手当の枠からいって私は十分可能であると、そういうふうに踏んでおるわけでございますから、その辺は全体像がきちっと出たときにお示しできるんじゃないかなと私は思っております。
○国務大臣(久間章生君) これは、アメリカ国内においてもどこがどういう形でやっていくのかまだ決まっておりませんので、これはこれから先、そういう全体の、実施主体も含めてスキームが決まっていくことになろうかと思います。  いずれにせよ、今の段階では大まかに言ってこれよりは増えないよ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そのことにつきましても、我が国がなり得るのかどうか、私はそれは事業主体になるのは難しいんじゃないかなという気がいたしております。しかしながら、事業主体にならない場合でも、日本が、日本のメリットといいますか、日本の企業等がどういう形で参加できるようにしてや...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 費用につきましては、特にこれから先精査して、国民の税金も、あるいはまたJBICの融資を使うにしても、これは間接的にはやっぱり国民の税金が流れていくわけでありますから、そういう意味では十分精査して、批判の起きるようなことのないように努めたいと思っております...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 違反があるとまで断言できないかもしれませんけれども、現在の国内法とは非常に問題、国内法上問題があるのは事実でございます。したがいまして、私どもも、施設庁の方でも、外務省と一緒になりまして合同委員会等でアメリカ側に働き掛けておるところでございますが、若干、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 十二条の第五項は、所得税、地方住民税及び、これらのほか、除くほか、賃金及び諸手当に関する条件その他の雇用及び労働の条件、労働者の保護のための条件並びに労働関係に関する労働者の権利は、日本国の法令で定めるところによらなければならないと、こうなっております。
○国務大臣(久間章生君) 地位協定第十二条五においては、相互間で別段の合意をする場合を除くほかというのが頭にありまして、この相互間で別段の合意をする場合というのが、それ以前の合意が、これがそうなんだというような、そういう意見が出されているわけですよ。そこのところをめぐって、外務省...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今、そういうことでずっと項目ごとに今要求をしておりまして、五項目ほど残っておるわけでありまして、今先生が言われたのはそのとおりであります。  それで、難しいのは妊産婦等の有害業務の禁止、これについても、妊産婦については重いものを持たせないとかそういうこ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 米海軍横須賀基地に勤務している労働者一名でございますが、昨年四月、悪性胸膜中皮腫と診断されました。これは、昨年八月に横須賀労働基準監督署から労災認定を受けて、今年の三月に在日米海軍により業務上傷病の取扱いがなされたところであります。
○国務大臣(久間章生君) 防衛施設庁としては行っておりません。しかしながら、防衛施設庁が米軍に問い合わせたところによると、米軍の方では行ったという報告を受けております。
○国務大臣(久間章生君) これは雇用主、言うなれば派遣業みたいなものですから、米軍との関係はですね、派遣をしているわけですけれども、法的な義務は事業主というふうになっておりますから、その事業場を持っている人が作業環境の測定をする義務なのか、あるいは派遣している防衛施設庁長官がその...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これからも我が国の法令を遵守するよう努力していきたいと思っております。
○国務大臣(久間章生君) これまでも度々防衛省に対して御質問がございましたけれども、アメリカのいろんな運用上の問題、いろいろとアメリカ軍の問題につきましては日米合同委員会が一つの窓口となっておりまして、外務省が一つはこれはその責任の一端を背負う形になっておりますが、我々としても、...全文を見る
03月27日第166回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○久間国務大臣 私は、今施設庁長官が答弁したのがその原因だと思います。  いずれにしましても、私の前任者を含めまして今までの人たちが、公表しないから、人には言わないからあなたの感想でもいいから言ってくれというようなことで約束したことを後の人が約束を破るというのが、私は一番やはり...全文を見る
○久間国務大臣 法律上は、今北原長官が答弁したとおりだろうと思います。  それと、先生の方のおっしゃる、それにもかかわらず、法律上はそうかもしれないが、非常に重要なことだから開示してもいいんじゃないかという思いがあられるわけですけれども、そこにつきましては、私は、今度の調査その...全文を見る
○久間国務大臣 実は、それ以前に、開示しません、こういう話についてはとにかく公表しませんという約束でやったものですから、本来だったら、黒塗りで塗って出すことすら倫理的には私は非常に難しい問題だと思うんですよ。しかしながら、あのときの議論の中で、どうしてもそこは、黒塗りでもいいから...全文を見る
○久間国務大臣 米軍再編というものは、米軍の方でも世界的ないろいろな再編の計画がある。その話の中で、日本におる海兵隊をグアムに移転してもいいんじゃないかという気持ちが向こうにもある。これは、こちらにとっては、沖縄の海兵隊を減らすというような前からの熱意が沖縄にありましたから、願っ...全文を見る
○久間国務大臣 我々としては、そのうちの三千五百戸分を、海兵隊の隊員が沖縄から向こうに移っていくということで負担をするということであります。
○久間国務大臣 インフラの整備等においては、分離はなかなか難しい点がありますが、うちの方は、少なくとも日本側が出した分は将来ちゃんと回収してもらう。インフラならインフラを整備して、水道料金だ電気料金だ、そういうので全部返してもらうということで考えております。  だから、ほかの分...全文を見る
○久間国務大臣 ちょっと答弁が食い違っているというか、かみ合っていないので、何となく聞いていて感じましたけれども、要するに、我が方としては、海兵隊の移転に伴う分について、それに必要な経費分がどれだけか、これはもちろん精査しますけれども、決まったものをそれからはみ出ないようにどうや...全文を見る
○久間国務大臣 これ以上にはならないという上限を決めているのであって、額も決まっていないわけです。それから幾ら下げるかですね。これからがやはり、いわゆる積み方だと思うんです。  アメリカでやっているSPEなんかを聞いてみますと、いろいろ積んで上がってきたとき、政府がそのSPEに...全文を見る
○久間国務大臣 保証というよりも、これは、今度この事業を進めるに当たって、どういうスキームにしてどういうふうにそれをやっていくかという、そしてまた、終わった後、どういうふうに日米双方がそれの実効あるかどうかについて検証するか、そういったことも含めて、日米で、やはり信頼関係の上に立...全文を見る
○久間国務大臣 今度のこの法律は、JBICが出資あるいは融資をすることができる、そういう法律でありまして、金額を幾ら出資するか、財政的に幾らの無利息のそういうような融資をするかというようなことを含めて、それはやはりその都度予算を国会で計上しまして、それに基づいて出すわけであります...全文を見る
○久間国務大臣 これは、イージス艦とPAC3とが両方あってカバーするわけでありますから、これだけでもって十分とはもちろん思っておりません。しかしながら、やはり計画的に配備していかなければなりませんので、とにかく前倒しでやったということであります。
○久間国務大臣 それはもう間違いありません。向こうがいきなり発射してきて十分ぐらいで到達するわけでございますから、だから非常に難しい。それだから、全部を網羅するような整備をするには二十三年までかかる、それをせめて二十二年度までに完了したい、そういうふうに思っているところであります...全文を見る
○久間国務大臣 まず、ちょっとそういうようなケースは考えられないといいますか、ミサイルの場合は、とにかく、偵察衛星で、発射された、上がったということと、それがどういう速度でどういう方向に飛び出したかという情報が入ってきて、それをイージス艦でキャッチして、そしてSM3で撃つ、SM3...全文を見る
○久間国務大臣 インテリジェンスの話になったら、私たちよりも神風先生の方がかえって詳しいのかもしれませんが、一言でインテリジェンスと言いますけれども、情報の中でも知的に加工されて集約された情報、それをインテリジェンスと言っていると思いますし、私たち、防衛関係でインテリジェンスと言...全文を見る
○久間国務大臣 これはまだ今も捜査中でございますから、つまびらかにできないわけでございますが、中国の潜水艦の記事をめぐっての問題が漏えいの問題である、そういう認識はいたしております。  しかしながら、やはり捜査中でございますから、それでは、そのどこの部分が秘密漏えいで罪になるの...全文を見る
○久間国務大臣 こういう事案につきましては、防衛省の警務隊だけではないわけでありますから、それから先のことも視野に入れながらやるわけでありますから、今ここで、いつまでにこの問題については決着をつけるというような、そういうことを言えるような状況にはございません。
○久間国務大臣 明らかにできる場合もございますし、また、その内容等を公表することによって、今度はまた防衛省全体が秘密漏えいに当たる場合もございますから、それは今の段階では何とも言えないわけであります。
○久間国務大臣 我が国の法律ではそういうふうになっておりませんで、そういう情報を他の機関と相談するというふうな、そういうことにはなっておりません。
○久間国務大臣 これは、自衛隊法の別表第四に掲げる事項ということで、かなり狭められて、その中から防衛大臣が特に指定するということになっておりますから、結構絞られた中で、法的な覊束性といいますかそういうのがあって、その中で防衛大臣が指定するということにしておるわけでございます。
○久間国務大臣 通常の地図はもう既に市販されておりますし、あるいはまたインターネット等でもかなりのぞけるわけでありますから、我々はそれを超えるような詳細地図をつくる場合には特別の配慮をしますけれども、普通は国土地理院の地図あるいはまた海上保安庁の海図等、そういうのを使わせてもらっ...全文を見る
○久間国務大臣 防衛省におきましては、これは先ほど話がありましたように、特別職でもありますし、ちょっとよそと違いますので、これから先のそういう人的活用のあり方検討会というのを、有識者を入れまして別途もう立ち上げて、これまで四回会議を開いてきたところでございまして、今まで問題点をず...全文を見る
○久間国務大臣 いや、そんなに違っているわけじゃございません。  いずれにしましても、集団的自衛権という言葉が非常によく使われますけれども、この概念を含めて、各党の、おたくの党も例えば集団的自衛権という使われ方をされている、そういうケースも含めて、もっと幅広く、いろいろな研究な...全文を見る
○久間国務大臣 そういうことがあってはならないわけでありまして、NSCというのがどういう形になるかわかりませんけれども、防衛省あるいはまた外務省、そういった各省が、やはり官邸なら官邸を中心に一つの方向に政策がまとまるように動いていくように努力する、そういうような組織体であってほし...全文を見る
○久間国務大臣 私は、あれでそんなに大きな狂いはないんじゃないかなと思っております。
○久間国務大臣 そういうのは、できてしまってから、そして総理がどう判断されるか。結局、総理と直結する形で、補佐官を置くのか事務局長を置くのかわかりませんけれども、いずれにしましても、そういう一体の人が、いろいろな情報の収集を初めとして、最終的には総理と一体で行動するようなポストと...全文を見る
○久間国務大臣 これは、防衛省として一本化して、そして、同じ技術屋なら技術屋でも全体として使っていくような、そういう方向になっていきます。今度の四月までは、まだ防衛施設庁は残っておりますから従来のやり方が残るかもしれませんけれども、今出しております法案を通していただけるならば、次...全文を見る
○久間国務大臣 御承知のとおり、ミサイル防衛は、イージス艦に積むシステムと、そしてこのPAC3と両方で、一〇〇%とは言いませんけれども、かなりの日本全体を覆うということでございます。  それで、まず第一番目に入ってくるPAC3をどこに置くかというときに、我々としては、首都圏、こ...全文を見る
○久間国務大臣 いや、それは、これ一基だけではあれですけれども、第一高射群に四基、四つの群に四基ずつですから十六基、それを配置する。それとSM3が、またこれは、イージス艦四隻ですけれども、常時機能するのは二隻か三隻、一隻はいわゆる交代もありますから、そういう形でカバーすることにし...全文を見る
○久間国務大臣 十年前、私が防衛庁長官に就任しましたときに、こういうミサイル防衛システムについてアメリカが研究し始めて、日本と共同研究しようという話がありました。私は、そのときに中国に行きまして、向こうの国防大学で講演したことがございました。  終わった後、日本はミサイル防衛を...全文を見る
○久間国務大臣 的中率というようなことは言えないわけでしょうけれども、一〇〇%というのもまた、実際、いろいろな装備で一〇〇%という装備というのはないわけですから、それも無理だと思います。  最初、研究を始めましたときには、確かにこれは精度の問題もいろいろありました。私自身も防衛...全文を見る
○久間国務大臣 今先生が費用対効果の話をされましたけれども、こういう問題については、なかなかそれは難しいんですね。  というのは、例えば、ある市が、そこに高層ビルができたから、消防車の中で高いところまでのはしご車を買った。そして十年間使ったけれども、一回もそれは出動しなかった。...全文を見る
○久間国務大臣 確かに、二〇〇五年十月に2プラス2でこれから先の戦略としての方向を示されたわけでございますが、昨年九月二十五日でございますから、私は二十六日に就任しておりますので、その直前に防衛省でも訓令を出されまして、こういうような防衛省としての検討を進めていくために米軍再編実...全文を見る
○久間国務大臣 今おっしゃいましたように、統合運用というのは必要でございますから、まず、自衛隊の中でも統合運用を今スタートさせたところでございますが、今度は米軍とも統合運用をできるような、そういう日ごろからの体制づくりが必要で、そういう点では、今度の米軍再編で、横田に米軍の、空と...全文を見る
○久間国務大臣 アメリカとの共同訓練がこれから先必要になってくるというのはよくわかりますし、またそのときに、グアムを一つの共同訓練をする場所として使わせてもらうというのはいいわけでございますが、現在の自衛隊法では、日本の自衛隊が外国に駐留するということは想定しておりませんで、今、...全文を見る
○久間国務大臣 正直言いまして、十九年度に配備するのを十八年度に、PAC3については急ぎ前倒しで入れたこともございまして、あの法律をつくられた当時からいろいろな検討はされておるのかもしれませんけれども、当時の皆様方の意見等を聞いてみても、今委員が言われたような問題、あるいはまた車...全文を見る
○久間国務大臣 この法律が二、三年前につくられましたときは、私自身が直接携わっておりませんので、今みたいに、防衛庁長官が、その当時は防衛庁長官ですが、防衛庁長官が期限を定めてそういう対処要領をつくる、そういう法システムになっておるわけでありまして、今委員が御指摘になったような、そ...全文を見る
○久間国務大臣 今おっしゃられますように、米軍の再編に合わせて我が国自身も、先ほど言いましたように、役割、任務、能力、こういったものを、やはりどこまでをどういう能力で受け持つかということを決めていかなきゃならない、そういう時期に来ておるわけであります。  ただ、我が国は、御承知...全文を見る
○久間国務大臣 確かに、世界的な規模での動きというのは、国対国ではぶつかり合う、そういうような状況がなくなってきて、不確定な、多様な危機がいろいろな形で起きるだろう、そういうものに備えなきゃならないという状況にございます。だから、アメリカもそういう方向で動いているのは事実でござい...全文を見る
○久間国務大臣 自衛隊は、そもそもが我が国の専守防衛ですから、そういう意味では非常にローカルなんですね。限定されていまして、これが世界に飛び回る、今度は国際協力業務が本来業務になりましたが、それは全体から見ますとやはり少ないわけでありまして、そういうようなことが一つあります。 ...全文を見る
○久間国務大臣 詳しい説明はまた事務方から聞いてもらっても結構ですけれども、私はこう考えております。米軍自身が判断したのは、我が国を取り巻く環境その他からいって、司令部が移動しておっても、最近のいろいろな輸送体系あるいはまた通信、そういうようなことから、機能的には十分機能し得る。...全文を見る
○久間国務大臣 私も市議会の皆さん方ともお会いしました。また、市長さんともお会いしました。市議会の皆様方も、そういう決議をされる前でございましたけれども、やはりかなり理解を示していただいております。あるいはまた、そういう市議会とか市だけではなくて、いろいろな自治会がございますけれ...全文を見る
○久間国務大臣 施設庁の場合は、どうせかたい話になりがちでありますから、私なりの考え方を述べさせていただきます。  これは市長さんにも言った話でございますけれども、確かに、SACOの合意で移ってくるということで、岩国市は市庁舎を建設されて、それに対する補助金を約束してやったわけ...全文を見る
○久間国務大臣 これも、国立病院、まあ厚労省の問題でございますので、他省庁の私どもが言うわけじゃございませんが、やはり市がそういうような気持ちを持っているというのは、間接的にはできるだけ伝えていきたい。  ただ、国立病院の統廃合の問題というのはまた別の角度からいろいろ議論される...全文を見る
○久間国務大臣 これは、出してやると言うと、何か知らぬ、非常におこがましいといいますか高圧的に見えるわけです。先ほどの岩国の話じゃございませんが、SACOの場合はその都度予算措置でやっておったわけですね。そうしますと、そのときそのときで予算を計上しない場合だって出てくるわけであり...全文を見る
○久間国務大臣 今の政令の話については事務方の方からどういう基準でやるか説明をさせますけれども、その前に、やはり、段階を追ってというのは、これは電源の立法に基づくものもそういうふうにやっているわけですよ。あの場合は、むしろ、そういうことを具体的に書いていなくて事実上やっているわけ...全文を見る
○久間国務大臣 いや、そうじゃなくて、再編関連防衛施設として、今度の再編事業の中で防衛施設がそこにできるかどうか、そして、できる市町村は、政令ではっきり入るわけですね。それとの隣接する市町村で、それがどこまで関連するかというのは、これはやはり、ある程度そこができてみないとわからな...全文を見る
○久間国務大臣 この再編関連特別振興事業といいますか、具体的に言えば、例えばその地域で、これは地域のために道路網をこの際一緒になって整備する必要があるというふうに、そういう認定をして県知事が上げてきたときには、それはこの再編を進めるためにはやはり非常にいいと判断した場合には、各行...全文を見る
○久間国務大臣 沖縄の振興につきましては、別途、沖縄振興という目的からつくられた制度でございますから、それはそれで、これとは別にずっと走っているわけでございますし、特に沖縄振興でやっております公共事業等については、ここでやる補助率よりも高いわけでありますので、多分そちらの方が採択...全文を見る
○久間国務大臣 これは正直言いまして、こういうようなやり方でやりますよという政府の姿勢が、今度の法律で通りますと、今組んでおります十九年度の予算で調査費も入っておりますから、そういう調査をかけて、いろいろな、現地にどういうようなものを建てるのか、そのときに物価がどうなのか、どうい...全文を見る
○久間国務大臣 これは正直言って、早急にはなかなか数字は煮詰まらないと思います。これから精査して、そして実施設計を組んで、そして金額が決まるわけであります。  だから、その前にではなぜ法律を出すかと言われますけれども、こういう法律で、こういう仕組みでやりますよということを法律で...全文を見る
○久間国務大臣 実施設計を組んで積算して、いろいろな単価について、これぐらいならやれるという、そして向こう何年か、四年なら四年間の見通しを立てて、これで四年間なら四年間で事業を完成するという見通しが立った時点で数字が決まるわけでありますから、その時点で予算を今度は国会にお願いして...全文を見る
○久間国務大臣 相当長期にわたって建設したり融資をするのであればそれはいかがかと思いますけれども、これはつくるのは短期間でつくるわけでありまして、ただ、償還が長いからその継承をずっとどこかがやっていくことになるわけでございますから、その辺はその法律の行革の関係でも別に抵触しないと...全文を見る
○久間国務大臣 相手に情報を渡したらその相手から第三者に渡ってしまうと思われますと、非常にそういうところで情報が入ってこなくなる、そういう問題がございますから、情報の秘匿というものについてはやはり神経を使わなければならない、そういうことはもうよくよくわかっております。  しかし...全文を見る
○久間国務大臣 計算できるものについてはできるだけ早く計算してと思っておりますけれども、なかなか、まだその前段階でありまして、例えば、今言われましたけれども、沖縄のキャンプ・シュワブの問題にしましても、今やっと環境アセスに入るか入らないか、そういう状況でございますから、入った結果...全文を見る
○久間国務大臣 いや、積算ができれば、それはもう合計額を明示したいと思います。そして、そのうち、年度予算としてはこれだけですよというのが、あるいはまた、債務負担でこれだけで何年間でやりますよというのは、それはまた債務負担を認めてもらう場合にはそれを出しますから、総額を出すのは当然...全文を見る
○久間国務大臣 事業実施計画ができて、そしてこれを何年間でやりますということを提示するときには総額は出てくるわけですから、そしてまた、それは総額を示さないといけないと思いますから、設計ができ次第、日米で合意したら、その設計内容でやるとなれば、これは幾らかかるか。現実はわかりません...全文を見る
○久間国務大臣 ローレスさんには私も、あなたは何で三兆円なんて言ったのかと言ったら、いや、アバウトに言ったんですよということで、何も決まった話じゃないわけであります。新聞報道が、それがさも決まったかのように報道されることによって、向こうは向こうのいろいろな思いもあったかもしれませ...全文を見る
○久間国務大臣 だから、今度予算を通していただいたので、それに基づいて調査をして、実施設計その他を組んで、さらに今度は実行の方法、今度はどういう形でやるか事業スキームも組んで、それでまた、やったときにどれだけ安くなるか、それをにらんだ上で、全体としてはこれぐらいでいけるだろうとい...全文を見る
○久間国務大臣 米軍再編の全体については、いろいろなケースがございますから、今ここではっきり言うことはできませんけれども、やはり米軍再編の中でのキャンプ・シュワブへの普天間の移設につきましては、環境アセスが終わって、事業実施計画が固まった段階では出せると思います。あるいはまた、ア...全文を見る
○久間国務大臣 予算額が決まっているのはほとんどないんじゃないかと思います。  それはむしろ、これから先、先ほどから何回もここで言っていますように、各市町村が受け入れを認めて、そして、そのときに、こういう事業を自分たちとしてやりたいというような希望があった場合に、それをまたこち...全文を見る
○久間国務大臣 今委員が、再編に絡んで出ていく経費がどれぐらいかと言われたので、それはわかりませんということ。今言った調査費なんというのは、そのうちの、全体の額の本当にわずかでありますから、何十億かもしれませんよ。  ところが、交付金を初めとして、これから先出ていく金はどれだけ...全文を見る
○久間国務大臣 そういうお聞き方をされればわかります。  今度のこの法律に絡んでのロードマップとの絡みで私は金額を聞かれたと思いましたから、それは無理ですということを言ったわけであります。それはそのとおりです。おっしゃるとおりです。予算に出ているわけですから。
○久間国務大臣 我が国からアメリカに対しても言っておりますけれども、まだ少し時間が欲しいというふうにアメリカ側は言っております。
○久間国務大臣 三月末と言いましたけれども、それができない、そういうことでいっております。  しかし、それだからといって、決めたことができないのかというと、それがおくれているということとできないのはまた別でありますから、そこのところを、できない、できないと余り強調しないでくださ...全文を見る
○久間国務大臣 先ほども当委員会でも述べましたけれども、米軍再編というのは、米軍の世界的な大きな動き、流れの中で、国対国がぶつかり合うというだけではなくて、目に見えない敵といいますか、多機能な多面的な脅威に対してどう対応するかという、アメリカの一つのそういう戦略のねらいの中で、司...全文を見る
○久間国務大臣 沖縄の方にはある意味では非常に気の毒かもしれませんが、一つは、歴史的に、アメリカ軍が沖縄を占領して、そして返還もおくれたというようなこと、それの理由は、やはりあそこが地政学的に、米軍から見たときに、アジア太平洋地域の拠点として非常に有利性があったという判断をしたん...全文を見る
○久間国務大臣 なぜ関東とか北海道ではなくて、沖縄に、そこに厳としておるのかという、そういうようなことについて、なかなかいわく言いがたいところがございますけれども、それが現実だということをぜひ知っていただきたいわけであります。  どこでもいいならどこででもまた配置ができるわけで...全文を見る
○久間国務大臣 先般も予算委員会で、参議院の方でだったと思いますけれども、私が答えましたが、どうも報道というのは非常に、一部だけをぱあんととられますので、私がそういう談話を発表したかのようにとられますけれども、そうじゃなくて、沖縄のこの基地の問題については、アメリカと日本国政府だ...全文を見る
○久間国務大臣 合意をしたんだから、これでもう聞く耳持たぬというふうな態度はとるべきでない、そう思っています。  しかしながら、これにかわる修正案というのが果たしていいのかどうか、それを合理的な説明ができるのかどうか。感情的だけで話をされてもそれまたいかぬ話でございますから、ど...全文を見る
○久間国務大臣 私がメアさんにお会いしたかったのは、あの人は非常に日本滞在が長くて、公使としても東京におられたし、福岡の領事としても福岡におられたし、そして沖縄にも今おられます。そして、いろいろなことを実際、トップじゃないけれども、私が十年前にかかわったときから今日まで下で全部関...全文を見る
03月29日第166回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○久間国務大臣 いろいろと本当に御心配をかけております。  今委員がおっしゃられましたように、今度の米軍再編のキーポイントというのは、やはりこの普天間の移設ができるかどうか。これができませんと海兵隊のグアムへの移転もないわけでありますから、ほかの問題も空振りになる可能性もござい...全文を見る
○久間国務大臣 アメリカと日本との政府同士で交わしておりますV字案の基本的な案、これが一つの基本になっておるわけでございまして、それについては、名護市も含めて、最初にそういうことを提示したときのいきさつもわかっておるわけでございますから、これをまた、その当事者でありました名護市が...全文を見る
○久間国務大臣 役人というのは、現段階で決まっていることを実行していくのが役人でありますから、政府案が一応アメリカと合意して決まっていますと、それを変更するということ、そういうようなことについてはできないと言うのが、筋論としてはそうだと思います。  我々政治家としては、さはさり...全文を見る
○久間国務大臣 修正という言葉が非常にひとり歩きしてしまいますので、私は最近は修正という言葉を意図的に使っていないわけであります。  先ほどちょっと言いましたけれども、日本で修正論議が始まったとなると、そうしたらアメリカだっておれたちも修正だというふうな、そういうことにもなりか...全文を見る
○久間国務大臣 私が前回、十年前に防衛庁長官に就任する直前に、橋本・クリントン会談がありました。そして、そのとき確認されたのは、米ソの対立がなくなって、ソ連の脅威というのがかなりなくなってきたときに、東西冷戦がなくなったときに日米安保体制を維持する必要があるのかどうか、あるいはま...全文を見る
○久間国務大臣 地域が安定しておるということが、また反射的利益として日本が非常に安定することにもなってくるわけでありますから、地域全体が不安定だと困るわけであります。  それで、よく言われますのに、例えば東南アジア方面に行ったときに、第七艦隊は日本にちゃんとおるのかというような...全文を見る
○久間国務大臣 御承知のとおり、日本の場合は、昔からそうですけれども、盾と矛の場合、盾については一生懸命守る、しかし矛については、攻撃してきたのを反撃はするけれども、相手まで攻め込んで、その矛で相手を貫くというような、そういうことまではできない、そういう縛りの中で日本の自衛力とい...全文を見る
○久間国務大臣 いや、今までどおりということじゃございませんで、やはり、そうはいいながら、お互いの統合運用とかいろいろな形の中で、日本がもう少しこれはやるべきだ、あるいはやりたいというような、そういう分野も結構最近はふえてはきていると思うんです。  例えば、情報収集から、あるい...全文を見る
○久間国務大臣 憲法というよりも、日本が近隣諸国に対して今非常にいい友好関係が、まあ北朝鮮を除けば非常に友好的な雰囲気がある中で、日本が矛までも持つんだぞというような、そういう姿勢を持っていくこと自体がいいかどうかという判断の壁が一つあります。  それと同時に、攻撃されたときに...全文を見る
○久間国務大臣 その前に、今おっしゃられましたように、中国、ロシア、これが経済的にも発展して、その資金力をバックに、やはりかなりの、二けた台の国防費の伸びがあっている。ロシアについても、最近、一時は横ばいだったのが、ぐっと出てきている。しかも、兵器についても、装備についてもかなり...全文を見る
○久間国務大臣 これは、むしろ長島委員から教えてもらわないといかぬかもしれませんが、例えば、核の傘というのは、核兵器を日本は持たないけれども、他国が日本に対して核兵器で攻撃をしたときには日米安保条約に基づいてアメリカが核を使いますよというような、これはやはり向こうが核を使うことに...全文を見る
○久間国務大臣 先ほど打撃力と言われましたけれども、打撃力というふうに決めつけるんじゃなくて、相手方がそういう攻撃をしても、自分たちはそれ以上のマイナスをこうむるということがあれば、打撃というようなことだけで、力同士で比べるのではなくて、仕組みとか制度ででもそれは言えるのであって...全文を見る
○久間国務大臣 日本の自衛隊と米軍の陸海空それぞれとのいろいろな連携が最近非常に密になってきておりますから、そういう点では、日本の自衛隊の能力といいますか、みずからを守る能力も向上しているということも踏まえながら、米海兵隊がグアムに行ってもいいということになっているわけです。 ...全文を見る
○久間国務大臣 十年前、新ガイドラインをつくるときに、やはり沖縄の海兵隊は五千人なら五千人の規模で訓練をせぬといかぬから、そういう意味では今の一万八千人の体制は必要なんだということをあえて強調した私でございますから、それが現時点になって、八千人が向こうに移っていって、では一万人で...全文を見る
○久間国務大臣 陸軍と海兵隊とは、若干アメリカの使い方が違うんじゃないかなという思いがします。これは私は専門家ではありませんからわかりませんが、日本におります米軍の陸軍というのは、どちらかというと今まで後方支援部隊で、輸送その他、そういうような部隊でありましたから、第一線の部隊で...全文を見る
○久間国務大臣 重い軽いで、それで判断するだけじゃありませんで、やはり司令部というのは日本のもちろん安全保障のことを考えておりますけれども、それと同時に、もう少し司令部としては幅広くいろいろなことを考えるんだろうと思います。そういう点で、司令部はやはりグアムに置いておいて、この太...全文を見る
○久間国務大臣 これは、米軍再編で、例えば目玉になっておりますグアムへの移転にしましても、あるいはキャンプ・シュワブの、普天間基地の移転にしましても、なかなか全体設計がまだできていないわけでございまして、総額を示すことができないわけであります。  あるいはまた、各地方自治体に対...全文を見る
○久間国務大臣 グアムへの移転につきましては、やはりアメリカの方も、日本はどこまで出すんだというようなこともありますから、これは、上限としてはこれぐらいは真水として出しますよというようなことについて、あるいはまた、融資も含めて百二億ドル、これぐらいはかかりますよということは、やは...全文を見る
○久間国務大臣 そこはちょっと考え方が違うんじゃないかと思います。  数字がそういうふうにできないけれども、こういう形で米軍再編をやっていく。そのときに、我が国としてはこういう形で地元に対しては助成をしますよ、グアムに対してはこうしますよ、あるいはそういうことを方向として示して...全文を見る
○久間国務大臣 日本国内での移転については、これは、施設の整備等については日本側が負担することになろうかと思います。  ただ、移転に伴います運用の経費についてはそれぞれが負担するわけでございますけれども、日本側の主張で、例えば嘉手納なら嘉手納の共同訓練を日本本土内でやってもらう...全文を見る
○久間国務大臣 グアムにつきましては、米軍の海兵隊を沖縄から向こうに移ってもらうということで我々も主張して、そのとおりになるわけでございますから、海兵隊の移動に伴います分については日本も応分の負担をするわけであります。  そして、それを、全体としてどのぐらいかかるかということで...全文を見る
○久間国務大臣 これはもう、財政法については先生の方が専門家でありますから、そういう外国に日本が全額出してつくるということは、今までだってあったわけでありますし、ODAに限らずそういうことはあるわけでありますから、それは、その予算を国会で審議して認めていただければそれは出せるとい...全文を見る
○久間国務大臣 私は、米軍住宅については、それがやはり個人で使用されるんだから融資でいいんじゃないかということを言ったわけでありまして、隊舎とか教場とかこういうものについては、言うなれば日本にあったものが向こうに移っていきますので、移っていくのに伴って向こうに必要となる施設につい...全文を見る
○久間国務大臣 いや、むしろその言い方の方がちょっと私は気になるわけで、説明資料の方ですね。  要するに、沖縄にある分を、こちらからお願いして向こうに移ってもらうので、それに伴って必要な経費については我が国として応分の負担をせぬといかぬのじゃないかと。そのうちどういうふうな負担...全文を見る
○久間国務大臣 それは、そういうことであります。
○久間国務大臣 負担が大きくなったから何らかの措置を講ずるんじゃなくて、負担が大きくなるにもかかわらず米軍再編に協力していただく、そういうような市町村に対しては何らかの負担をやはり国としてすべきではないか、そういう考え方であります。
○久間国務大臣 別のところを考えるかどうかは別としまして、米軍の再編を円滑に行うために、今度のこの法律で国としては応分の負担をしようというようなことを決めているわけであります。
○久間国務大臣 米軍の再編を、国全体の立場として、うちの方は負担がふえるけれどもやむを得ない、しかしながら、うちとしても、こういうような事業を行うことによってそういう痛みを幾らかでも和らげよう、そういうようなことを考える市町村があるならば、そういう市町村に対して負担をしていこうと...全文を見る
○久間国務大臣 いろいろなことがあろうかと思いますけれども、一番はっきりするのは、やはり騒音あたりが一番はっきりするんじゃないでしょうか。それ以外でも、個別には、議論するといろいろな問題があろうかと思います。
○久間国務大臣 これはあくまで円滑に行うために、市町村がいろいろ計画を立てる場合の、それを対象にするということでございまして、この法案以外のものについては、少なくとも、我々の念頭には今のところないわけであります。
○久間国務大臣 これは見返り措置じゃないわけであります。しかしながら、国として、これを認めてもらえば、民間空港として使うかどうかというのは、一つにはやはり民間会社、航空会社等が積極的に乗り入れをするかどうかもございますから、そういうときに地元の市と一緒になってそれをバックアップす...全文を見る
○久間国務大臣 この法律は、原子力発電なんかの場合の、電源立地のときの法律を大体参考にしながらつくっておりまして、あの法律でも我々のこの法律と同じように政令委任になっておりまして、だから、そういう点では、白紙委任と言いますけれども、ある程度のいろいろな基準というのは示しております...全文を見る
○久間国務大臣 先ほど例として挙げました岩国の飛行場とか、あるいはキャンプ・シュワブの今度移設されますいろいろなもの、これは割とわかりやすいんですけれども、それ以外にも、いろいろ付随して、ほかの地区で米軍再編に関連して移っていくものがやはりあるんじゃないかというようなことから、こ...全文を見る
○久間国務大臣 別に隠すわけじゃございませんけれども、先生にいつかもお答えしましたが、例えばNLPをどこでやるかなんというのは、二〇〇九年の七月に候補地を出すことになっておりまして、こういうものは関連施設になってくるわけでありますけれども、そういうものについては、その時点にならな...全文を見る
○久間国務大臣 だから、最後の方で、そういうふうに、今度の再編に伴う防衛関連施設であって、住民の負担の増につながるものということでかなりの部分が読めていけるわけでありますから、そこでやはり指定すればいいわけでしょうから、だから、決まった段階で指定していけばいいんじゃないかと思って...全文を見る
○久間国務大臣 三カ月以内に政令で定める日から施行することになっております。
○久間国務大臣 この法律が通って、どの市町村がその対象になるのか、その市町村がどういう事業を行おうとしているのか、そういうことをやはり調べていかなきゃなりませんから。  それで、上がってきたのをその都度政令で加えるという手もあろうかと思いますので、その時点ではっきりしていればそ...全文を見る
○久間国務大臣 本当にわからない点が多いものですから、それでかみ合わないわけでありまして、総額が幾らになるかというのは、その市町村なりなんなりがどういう事業を考えるか、そういうこととの絡みもありまして、これから先総額が幾らになるかというのは、本当に今の時点ではわからないわけであり...全文を見る
○久間国務大臣 これは、首長さんが受け入れの表明をしてもらうのが一番手っ取り早い話でございます。しかし、そういうような表明をされない場合であっても、その市議会がいろいろな決議をするとか、あるいはまた一定の請願を採択するとか、そしてまた、事実上いろいろなそういうものを受け入れたと思...全文を見る
○久間国務大臣 政令をつくるときには、今言いましたように、この法律の目的達成といいますか、米軍再編が円滑に行われるために非常に資することになっているかどうか、その辺については十分配慮していこうと思いますから、形式的なことだけにとらわれないようなそういう表現の仕方があるかどうか、そ...全文を見る
○久間国務大臣 予定政令の表現の仕方については、我々としても十分審議にこたえていこうと思っております。
○久間国務大臣 私はそういうことは聞いておりませんし、まだ今の段階で、政令も決まっていない段階で、どの市が該当するとかしないとか、そんなことを言えるわけじゃないわけでありますから、それはもう、法令上もそういうことはあり得ません。
○久間国務大臣 本年二月十日付の報道において、防衛省首脳が、再編特措法案に基づく新たな交付金制度について、普天間飛行場の移設先である名護市は交付金の支給対象とならないとの認識を示したとの報道があったと承知していますが、他方で、委員が指摘されている守屋次官の発言がいかなるものである...全文を見る
○久間国務大臣 確かに、他国の軍事力が増してきた場合には、それに応じてやらなきゃいけないという点はありますけれども、我が国の場合は、やはり、我が国が武力攻撃をされたとき、最低限、我が国としてどれだけのことをしてそれを守るか、そういうようなことで、必要最小限のものは持たなきゃならな...全文を見る
○久間国務大臣 他国の軍事力が増強したからといって、私は武力攻撃を受けるというふうには思わないわけでありまして、むしろ、そういう緊張状態があるかどうかということも一つの要素になろうかと思います。  ただ、私たちがやはり気をつけなきゃならないのは、今はなくても、将来そういうことに...全文を見る
○久間国務大臣 前原委員と私とは考え方がちょっと違うのかもしれません。  例えば、ミサイル防衛についても、今でこそ盛んに言われるようになりましたが、北朝鮮の問題が出てまいりましたから。私は、十年前、防衛庁長官のときに、ミサイル防衛についての共同研究をしようじゃないかということで...全文を見る
○久間国務大臣 いろいろな緊張状態を余りあおるのもいかがかと思いますけれども、海なら海を想定していきますと、これから先、各国が海軍力の増強等をやってまいります場合に、思わぬ衝突だってないわけじゃありませんから、そういうときにちゃんと対応できるかどうかということを考えながらこちらと...全文を見る
○久間国務大臣 それは全くおっしゃるとおりでありまして、それと、今の状況でそういうことがないということに、そういう状況下ではないというふうに判断しても、国内の政治情勢の中でそういうようなはけ口を、対外的にいろいろな敵をつくることによって国内をまとめるということは、過去の歴史におい...全文を見る
○久間国務大臣 その辺の、時間との関係についてはまた事務方から聞いてもらっていいですけれども、今アメリカとヨーロッパの方に調査団を出しているのも、やはり次期のそういう後継機を決めていかなきゃならない、そういう状況にあるというのはおっしゃるとおりでございまして、そういう方向で動いて...全文を見る
○久間国務大臣 いいものを買えればそれにこしたことはないからいいんですけれども、いいものというのはまた値段的にも高いわけでありますから、これから先の我が国の環境がどうかということも念頭に置かなければならないと思います。財政力の問題、財政再建の中で、今、ミサイル防衛その他も新たに加...全文を見る
○久間国務大臣 それはもうおっしゃるとおりで、やはりいいものを持っておかないと、相手の性能よりもこちらが、同レベルならともかくとして、数段落ちるんじゃまた困るわけであります。  それと、先ほど、国産じゃない、外国のものを買った方が安い、ライセンス生産だったら高いと言われましたけ...全文を見る
○久間国務大臣 おもしろい話でございまして、これは、本則に戻すと言われますけれども、そもそも本則がなくて、佐藤内閣時代に、東西冷戦の中でとにかく共産圏にやらないというふうに決めておったのを、三木内閣当時になって、要するに死の商人にならないというような趣旨からやったことに非常に縛ら...全文を見る
○久間国務大臣 現在はあの談話で機能しておるわけでありますから、それを私は踏襲しております。  今の政府としては、現段階であれをまた変えるという予定はございません。
○久間国務大臣 先ほどからるる言いましたように、そういう意味では、問題点としてはいろいろな問題点があるということを述べたとおりでございます。  しかしながら、今政府の方針としてあの武器輸出三原則を、官房長官談話を変える用意があるかどうかとなりますと、まあ、河野談話じゃありません...全文を見る
○久間国務大臣 それは官房長官の談話でありますから、官房長官に聞いていただかないといけない。防衛大臣にそれを、人の談話を変えるか変えないかと聞かれても、その談話は、その当事者がそういうふうに言って、しかも内閣としてはそれを一応踏襲しておるわけでありますから、それ以上の答弁はできな...全文を見る
○久間国務大臣 全体的な米軍再編の問題は、アメリカの米軍の再編の一環でありますから、我が国にとっては、米軍再編が行われるに当たって、言うなれば駐留米軍の再編もあわせて行ういいチャンスが来たということで、沖縄の、先ほど言いましたけれども、SACOで合意しておった内容を、この際、こち...全文を見る
○久間国務大臣 先ほどから何回も言っていますように、グアムへの移転というのは、アメリカとしてもそれなりの理屈があって移動するわけで、我が国としてはそれに乗じたといいますか、そういう形でやっているわけでありますね。  だから、額賀大臣のときに、ラムズフェルドさんとかなりの激しい交...全文を見る
○久間国務大臣 そういう意味で、国内のものについては、いずれにしましても、在日米軍については、地位協定といいますか日米安保条約でこちらが提供することになっていますから、どこでも、一〇〇%日本が負担するわけですね。しかしながら、グアムへ行くについては、先生がさっき言われたように、若...全文を見る
○久間国務大臣 航空管制につきましても、大分、アメリカといろいろな話のやりとりの中で、例えば沖縄につきましても、航空局の方に全体としては返してくる、その予定がちょっとおくれているようでございますけれども、そういう方向の中で、ただ、嘉手納の部分と、あるいは今の普天間、今度はキャンプ...全文を見る
○久間国務大臣 前任者がまとめたロードマップ、今はそれに基づいて一生懸命やるだけでございまして、これから先、必要なことについては、また必要なら2プラス2等で議論をしていきたいと思っております。
○久間国務大臣 再編関連特定防衛施設というのは、著しい影響がある場合でございまして、これは防衛大臣が特に指定する形になろうかと思います。
○久間国務大臣 まだ具体的に決まったわけではございませんけれども、今イメージとして考えられますのは、先ほども言いましたけれども、岩国への移設とか、あるいはキャンプ・シュワブ等への移設、これらについては、ほかの防衛関連施設と違って、特定防衛関連施設になるんじゃないかなと思っておりま...全文を見る
○久間国務大臣 これは、やはり再編がスムーズにいくために、負担が増加する市町村に対しては国として何らかの対応をしなければならないだろう。そのときに、市町村によっていろいろな受け入れの仕方もあるでしょうし、その進捗の度合いも違うでしょうから、それを早く円滑に実施するためにはこういう...全文を見る
○久間国務大臣 これは、地元自治体から申請があった場合に交付するわけでありまして、午前中の答弁で言いましたけれども、はっきりと受け入れを反対しているところについては交付金を交付するというわけにはいきませんけれども、反対、賛成の意思表示はなくても事実上受け入れをしてもらった場合には...全文を見る
○久間国務大臣 反対という形で言われますと、再編を進めるために法律をつくって国の税金を出すわけですから、反対そのものは、こちらとしては、そういうことを考えますと、なかなか出すわけにはいかないわけでございます。  ただ、何回も言っていますように、今まで例えば反対というようなことを...全文を見る
○久間国務大臣 来年度の予算で調査費が計上されておりますから、それに基づいて実施設計とかそんなのをやりまして、金額が固まってきた段階で全体像が明らかにされまして、それを受けた形で、予算という形で国会に出てくる、そういうふうな段取りになろうかと思います。
○久間国務大臣 概算でございますけれども、それを上限として負担するということを決めました。
○久間国務大臣 これから先、アメリカがグアムでどういうような部隊の増強をしていくのか、この辺はアメリカはアメリカとしてのいろいろな計画があるかもしれませんが、いずれにしましても、私どもは、沖縄から八千人が移っていく、そしてその中には、第三海兵機動展開部隊ですか、それの司令部も移っ...全文を見る
○久間国務大臣 私はそこまでつまびらかに知っているわけじゃございませんけれども、アメリカが何らかの意味でグアムの機能を強化しようとしている、航空兵力あるいはまた潜水艦等、そういうのを含めてグアムを強化しようとする動きがある、まだそれは概念的なものであるかもしれませんけれども、そう...全文を見る
○久間国務大臣 どうもさっきからかみ合っていないようですけれども、私たちはロードマップで書かれている内容に従って行動しているわけでありますから、このロードマップでは、「兵力削減とグアムへの移転」ということで、八千名の第三海兵機動展開部隊の要員とその家族約九千名はいついつまでにとい...全文を見る
○久間国務大臣 国民の理解を得るように国に対して義務づけたわけでありますから、配慮するというのは、やはり、配慮しなければならないというふうに法律で書かれておりますと、それはかなり重いものでありまして、配慮して政府としては行動しなければならないということでございますから、私は、かな...全文を見る
○久間国務大臣 そんなに大きい違いはないと思うんですね。国民の理解を得なければなりませんというのと、国民の理解を得るように配慮しなければなりません、あるいは努めなければなりませんというのは、やはり政府の姿勢をきちんと法律で方向づけたということでありますから、そういう努力をしながら...全文を見る
○久間国務大臣 これについてもたびたび言っておりますように、これはアメリカ側の見積もりであって、我々は、これから先調査をして、そしてその費用等についても精査をして、アメリカと協議していくわけであります。そしてまた、資材の単価につきましても、確かに海上の島ですから、運んできたり、あ...全文を見る
○久間国務大臣 融資、出資で確実にもうける、あるいは確実に回収できる、そういうことになれば、民間銀行でも乗ってくるかもしれませんが、五十年ですからね。政府金融機関でないと、住宅金融公庫でもやはり三十年ですよ。あれだって、民間銀行で三十年の住宅金融をやっているのはなかなかいないんで...全文を見る
○久間国務大臣 今回の場合は、確かに一金融機関で判断すべき問題ではなくて、本来国がすべきところを民活事業をやって、民活事業で代替する。その民活事業を民間銀行ではやれないから、こういうような手法をとってやるということでございますから、確かに、今までの一連の流れの中で見るとちょっと異...全文を見る
○久間国務大臣 基本的に、本来アメリカが負担すべきものをというふうに、そういうふうに理解しておられるので、そこのところで意見が食い違っているんですね。  これは我々は、沖縄における海兵隊を向こうに八千人移動させる、そういう絶好のチャンスだから応分の負担をしようという形で踏み出し...全文を見る
○久間国務大臣 フィリピンとの防衛交流は大事だと思っておりますし、また、フィリピンとの関係では、大野防衛庁長官のときにフィリピンの国防大臣と、たしか向こうに行って会っていると思います。タイは、今までほとんど会っていないんですよ。そういうこともありまして、この間、タイには行きました...全文を見る
○久間国務大臣 とにかく、十年前にキャンプ・シュワブのあそこの現地に行って、ここは非常に有力な候補地の一つだと言ったのがぱっとテレビに出まして、それでキャンプ・シュワブというのが表に出たわけですけれども、あの当時、ここしかないというふうな考え方でやって、うまくいかなかったその後の...全文を見る
○久間国務大臣 もちろん、私たちもこの計画を進めなきゃなりませんから、向こうの方が来られましたら、遠慮なく日本の基地も見ていただくと同時に、私たちも真摯にいろいろな意見は聞いてみたいと思っております。
04月03日第166回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○久間国務大臣 沖縄の米軍の海兵隊関係で約四千六百人ぐらいの労務者がおりますけれども、米軍の再編によってどこがどういうふうに動くのかはまだ詳細な計画が出ておりませんので、何らかの影響が出てくるし、そうなりますと、転職といいますか、やはりかなりほかの方向に振り向けなきゃならないとい...全文を見る
○久間国務大臣 これは、返還されるわけでありますから、その分の地代等がその人たちに入ってこなくなる、それはもう十分考えるわけであります。  しかしながら、それと同時に、返還の土地についてどういう振興策を講じていくか、それがまさに、これから先、沖縄の振興を図っていくキーポイントで...全文を見る
○久間国務大臣 確かに法律で法定するのが一番はっきりするわけですけれども、なかなか、法律でそこまでやっておりますと、またその都度、こういうものが出てきたというときに法律を改正しなければならない点もございます。  したがいまして、政令で定める場合でも、やはりだれが見ても不公平だと...全文を見る
○久間国務大臣 今回の再編によって負担が増加する、そういう市町村に対して、もちろん、我々としても最大限の配慮と同時にまた謝意を表するわけでありますけれども、それだけではなくて、従来から、米軍施設があることによって、やはりそういうものがない地域と比べたら負担を受けておられる、そうい...全文を見る
○久間国務大臣 協議機関というものを形式的につくるような話も確かにありました。しかし、そのときに私が市長さんに言いましたのは、沖縄の場合は、市町村の数も、例えば名護だけではなくていろいろなところも関係しておりますから、それでまた県も一緒になって関係しておりますから、協議機関という...全文を見る
○久間国務大臣 私がやりませんと言ったのは、NLP、要するに夜の訓練についてはやらないということは明言したわけですけれども、昼間の離発着訓練については、そのときはたしか余りはっきりしたことは言わなかったと思います。  今、いずれにしましても、そういう離発着の訓練をする場を、あと...全文を見る
○久間国務大臣 横須賀は米原子力空母の母港となるわけでありますけれども、佐世保の場合は母港ではございませんで、これまでも原子力空母が寄港したことはございますが、今のところ単なる寄港地でございます。  そういう意味では、横須賀は、原子力空母が母港になって、そこに載っている艦載機が...全文を見る
○久間国務大臣 まず、委員に御理解いただきたいんですけれども、我が国の全体を防御するためには、イージス艦に搭載するシステム、SM3のシステムと各高射群に置くPAC3とがそろって初めて完備するわけでございまして、今のPAC3だけでは、まだその過渡期でございますから十分なことができな...全文を見る
○久間国務大臣 それはもうおっしゃるとおりでありまして、わかりやすく言えば、米国の方が、うちも、行く行くは少し減らしてもう少し違うところに、グアムならグアムに持っていってもいいんだよなというような、そういう雰囲気を言えば、うちの方としては、それなら急いでやってくださいよ、うちの方...全文を見る
○久間国務大臣 これは、我が国だけではなくて、アメリカの方もできるだけ財政支出を少なくしたい、そういう思いもありますから、これから先、どういう形でやったら総コストといいますか、下げることができるのか。  そのときに、民活事業、アメリカではもう既にハワイ等でもやっておるようでござ...全文を見る
○久間国務大臣 これは、私が、防衛庁長官に就任する前に、自民党の総務会長をしているときに、米政府の高官が来られましたときに、今まさに委員が言われたようなことを言いました。しかも、これを短期間のうちにやり遂げるわけだから、非常に労務者が少ないところでやってくると、米国がやろうが日本...全文を見る
○久間国務大臣 これはもう既に、ハワイだけじゃなくて日本でも、そういうような、レンタル・パートナーシップ・プログラムという形でうちの佐世保なんかではやっております。米軍は保証はしないけれども紹介するという形で、司令官が立ち会って、でき上がったらこの兵隊さんが入りますよということを...全文を見る
○久間国務大臣 全くおっしゃるとおりでして、私は前に、例えば、韓国の日本の大使館に行っている人が、日本から送るときは銀行でドルにかえて送って、向こうでわざわざまたドルをウォンにかえて使うというような、そういうことをやっている。これは、その手数料も、あるいは売買の値段は買いと売りと...全文を見る
○久間国務大臣 やはり日米の関係でも、日本の自衛隊がどこまで対応できるか、その能力、役割、分担、そういうことについても詰めながら、やれるものについてはその能力を高めていく必要があろうと思っております。  今言われましたように、そういう意味で、今度、各方面隊と別に中央即応集団とい...全文を見る
○久間国務大臣 現況調査につきましても、公共財産の使用許可を今県にお願いしているわけです。それには、どなたが同意してくれたかということも添付して出しますし、それと同時に、どこにどういうふうな機材を置いたかというのを出すわけでありまして、それが、協議が調ってしまった場合にはこれまた...全文を見る
○久間国務大臣 前回、私は防衛庁長官をしておりましたが、やめた後、環境調査をしようとしましたら、海底に建てたやぐらにとにかく乗り込んできて、そこにおる人すら引っ張りおろして妨害をされた、そういうことがございます。妨害と言わないんじゃないかというような話もございましたけれども、あれ...全文を見る
○久間国務大臣 私たちは、環境アセス法に基づくアセスをやるときには、ちゃんと県にそれを出して、県との了解のもとできちんとした法の手続に従ってやりますから、それをやらないときはやらないと指摘してください。今の段階は現況調査をやろうということでやっておるわけですから、逆に我々としては...全文を見る
○久間国務大臣 前回のときも、環境アセス法に基づくそういう法的手続をとって調査に入る、それ以前のところでストップされたわけですね。だから、今回は少なくともそういうことはしてもらいたくないわけです。  だから、我々は現況調査をやっていますけれども、それと当時に、また県と協議しなが...全文を見る
○久間国務大臣 それは、先般の予算委員会でも指摘がされました。  確かに、現在ぽつんぽつんと建っているのと違って、三千五百戸を四年間で一遍に建てるということによる、まあ、割高というのはあるかもしれませんが、それにしても、ちょっと高いんじゃないかなという印象を受けております。いず...全文を見る
○久間国務大臣 今回は、そういう金額を決めるための法律じゃないんですよ。  こういう仕組みでやりますよという、そういう内容を決めて、そして、これに基づいてアメリカとこれから協議していって、そして具体的に数字が決まってくるわけです。そうすると、それを予算として編成して皆さん方に審...全文を見る
○久間国務大臣 若干私の言い方もまずかったかもしれません。というのは、私と当時の藤井運輸大臣とはそういう点で合意しておったと。両省で、私は両者でと言ったんですけれども、後で議事録を見てみましたら、両省でというような、そういうような議事録になっておりましたから、私と藤井さんの間では...全文を見る
○久間国務大臣 私は、これから先、緊迫してきてスクランブルをかけなければならないような状況が出てきたときには、下地島空港は非常にいい場所にある飛行場だと今でも思っております。
○久間国務大臣 諸般の事情が許せば、沖縄県、議会、関係地元市町村、そういったところの状況が許されるならば、使うことについてはやぶさかじゃない、そういうふうに思っております。
○久間国務大臣 かつての戦争で我が国唯一の地上戦が行われた沖縄というのは、そういう意味で、大変悲惨な状況に置かれたというのは私たちもよくわかっております。しかし、沖縄の方はその悲惨な状況を言われますけれども、あるいは非戦闘員がたくさん死んだと言われますけれども、東京大空襲、あるい...全文を見る
○久間国務大臣 今、防衛省の防衛大臣として、旧軍のことについて私が言及する立場にはございませんけれども、まだいろいろと過去の史実においても、いろいろな究明の仕方がまだされていない点があるかもしれませんが、防衛省の所管しております防衛研究所の研究記録では、そういうような、軍がやった...全文を見る
○久間国務大臣 先ほども言いましたように、私がかつての軍のことについて言及するわけにはいきませんけれども、いずれにしましても、これから先、自決があったのは事実でございますから、そういうような事態にならないように、我々としては十分、未来へ向かって、過去のいろいろな反省の上に立って努...全文を見る
04月10日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○国務大臣(久間章生君) これは防衛庁に戻ったからということで解決する話じゃございません。確かに深刻に受け止めております。といいますのは、この事案が発生したのがいつかということであります。これは、神奈川県警が中国人の女性の在留資格が切れているやつについての、それを家宅捜査したとき...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) ないようにしたいと思っていますけれども、防衛庁に戻ったらいいじゃないかと今先生がおっしゃったので、幾ら何でもそういう言い方はないでしょうということで言ったわけです。
○国務大臣(久間章生君) 確かにおっしゃるように、管理の甘さといいますか、そういうことについてのどうやってこれを取り締まってそういうような情報管理をしていったらいいのか、これは非常にゆゆしきことであります。それはもうおっしゃるとおりであります。  それで、このインターネット、ウ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今の件数で多いのは省秘なんですね、官房長が指定するやつ。防衛大臣が指定するものは防衛秘密と特別防衛秘密、これは余り変わっていないんですよ、今言いましたように二千件ぐらいの。そして、これはどうしてもアメリカとの関係とかいろんな、装備品等が来ましたやつについ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) おっしゃるとおりに、通達を出したからいいわけじゃなくて、通達の数がまた多いからとか少ないからじゃなくて、こういうような姿勢で臨んでくれということをみんなが認識しながら絶えずやっていかなきゃならない。そういう意味で、口やかましく言っているというのは、各組織...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これについては、確かに神奈川県警が逮捕したのか、家宅捜査したのか、委員長、ちょっと調べます。
○国務大臣(久間章生君) 逮捕して強制捜査をしております。
○国務大臣(久間章生君) 秘密を扱う人についてはそういうような疑わしい人は充てないということで、特に防衛秘密、特定防衛秘密についてはそうしていますけれども、自衛隊員が外国人と結婚するのにどうかということで、一々それはたしかしてないはずです、それは。外務省はやっているかどうかは知り...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これについては今捜査中でありますから、結婚したときにどうだったのか、その後に再入国したのか、いろんなことを含めてこれから先いろんな調査あるいは捜査が行われると思いますから、その辺については注目していこうと思っております。
○国務大臣(久間章生君) これは、休暇願を出す許可と、それから海外渡航の許可者がその上部だったものですから、今までのやつで非常に日数が掛かっておったと。それで、韓国とか台湾とかそういう近くに行く場合にはすぐ海外旅行でみんなグループでさっと行くというような、そういうことから安易にそ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今度の事案につきましては、これはちょっと捜査、調査の結果を待たないと、どうして、それが構造的なものなのか、もっと意図的なものなのかも含めましてこれは解明していかなければならないと思います。  先ほど先生がおっしゃられた中で、構造的なものでもう非常に、海...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) スパイ防止法を作ればいいのかというと、やっぱりスパイだったらいろんなあらゆる手だてを講じてやってくるわけですから、そういう、自衛隊の中にこういうのが出てきているというのは、スパイ防止法というよりも、今の特別秘密あるいは防衛秘密、そういったのでも罰則はある...全文を見る
04月12日第166回国会 衆議院 安全保障委員会 第8号
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○久間国務大臣 今度のこの法律が通りましたら、これから先、事業スキームとか、今先生がおっしゃったようなことも踏まえながらやっていきますが、私どもが考えておりますのは、とにかく海兵隊が八千人、家族が九千人行くことによって最低必要とされるものについては日本側が負担しよう、そういう考え...全文を見る
○久間国務大臣 これからのそういう支出につきましては、この法律が通った後でも、事業計画が決まりまして、それから、真水の部分は特に財政出動でございますから、財政出動を出すときに予算を国会で審議していただくわけでありますから、そういうときまでにアメリカ側といろいろと協議しながら、そう...全文を見る
○久間国務大臣 先ほどから何度も言っておりますように、積み上げ方式といいましても、これを具体的に事業費を精査して積み上げているわけでございませんで、考え方として、こういうものについて出します、そしてアメリカからの概算で、それについては最大限これぐらいだということで、我々としては、...全文を見る
○久間国務大臣 今度の場合は、アメリカ国内における支出ではございますけれども、先ほど言いましたように、沖縄の海兵隊が移転していくことに伴って発生する分、その分について日本の政府として負担するということであります。
○久間国務大臣 そういう意味では、そのとおりであります。
○久間国務大臣 現在沖縄にあります米軍の基地をよそに移転してもらいたいということで、それを国内に移転する場合でも、もちろんそれは日本国政府が負担しますが、国内ではなくてグアムに持っていく場合でも、これはこちらの方から、その分については移転してもらいたいということで移転していくわけ...全文を見る
○久間国務大臣 つくるものが、例えば砲台でありますとか武力行使の一体化になるような、そういう概念、そういうものであるならば、そこは非常に厳密に考えなきゃなりませんが、隊舎とか司令部庁舎とかそういう建物の場合は、私は、現在あります建物の移転に伴うものだ、そういうふうに理解して、しか...全文を見る
○久間国務大臣 今度アメリカにつくります施設というのは、今沖縄にあります分を向こうに移す、その分について我々は、我々の申し出によって向こうに移すわけでありますから、それを負担するということでありまして、軍の目的が、ほかの目的があるかないかということよりも、現在の代替施設を向こうに...全文を見る
○久間国務大臣 それだけかどうかはわかりませんけれども、やはり、グアムに移ったその司令部が日米安保条約に基づく目的達成のための働きをするのは事実でございます。そして、それ以外の分野がどういう形で付与されるかどうか、これはまたこれから先のアメリカが考えることでございます。  我々...全文を見る
○久間国務大臣 しかし、我が国で万一武力攻撃事態が発生したという場合には、この司令部機能が働いて、我が国に駐留する海兵隊の残った部隊等も指揮するわけでありますから、そういう点では向こうの司令部がそういう機能を持っているのは事実だろうと思います。
○久間国務大臣 それは、それだけとは言えないと思います。米国におる軍隊の場合はほかの目的のために動くこともあろうかと思いますが、少なくとも、今沖縄におります部隊が移っていった分については、これはそういう日米の安全保障条約に基づいて今まで駐留しておったその分を向こうに移すわけであり...全文を見る
○久間国務大臣 先ほどから何度も言っておりますように、海兵隊が沖縄に一万八千人おる。そして、これは集中しているので沖縄の負担が大変だ、そのうち幾らかでも減るようにしてもらいたいという沖縄の皆さん方の気持ちもある、我々としてもそれをかなえてやりたい。  そのときに、米軍の再編の一...全文を見る
○久間国務大臣 これは、まさにこれから事業スキームをどうするか、アメリカと日本とで話し合いながら、事業主体をつくってそこに出す形になるのか、これから先の決め方だと思いますけれども、真水という以上は財政支出でございますから、財政支出をするまでには事業スキームをきちっと決め、また金額...全文を見る
○久間国務大臣 これもこれから先、国際協力銀行の融資を使った、あるいはまた一般の民間の資金を使ったというようないろいろなケースが考えられますけれども、少なくとも事業を実施するまでには、その仕組みといいますか、回収についての仕組みもきちんと決めたいと思っております。  今回の法律...全文を見る
○久間国務大臣 いやそれは、回収を可能にするスキームというのは頭の中ではたくさんできておりますけれども、まずは米国がどういう形で関与するか、そういうようなことも考えなきゃなりませんし、あるいは直接、JBICが表に出るわけですから、JBIC自体がむしろこういうふうにしたいという希望...全文を見る
○久間国務大臣 それはアメリカ政府の方も、出した融資については確実に返ってくるような、そういう方途を政府としても考えると言っておりますから、これから先、まさにそういうやり方だと思います。  要は、各住宅に入っている人たちのお金を一たんアメリカ政府を通した形で個々に支払うような形...全文を見る
○久間国務大臣 そのとおりでございます。
○久間国務大臣 それは、このスキームといいますか、グアムへの移転をしようとするときに、アメリカと日本の間で、三千五百人の海兵隊の移転に伴うその分については回収が確実にできるようにします、そういう中で話が進められておりますから、これから先、先ほど言いましたように、事業主体をどういう...全文を見る
○久間国務大臣 というよりも、いまだ完成品になっていない、米国においてすらこれが配備されていない、そういうような現在の段階である。だから、これについて、まだそういう、国内でも配備されていないものについて我々が議論するということ自体がいかがなものか。そういうような、実戦配備が国内で...全文を見る
○久間国務大臣 それは、そういう見解を出しております。
○久間国務大臣 約十年前というか九年前、そのときも、そういうような具体的な話は何ら私自身も聞いておりませんでしたし、その後も、そういう配備についての相談があっているわけではありません。
○久間国務大臣 私はその日時の直後に就任しておりますけれども、SACOの問題について、特に普天間の移転については随分タッチしてきましたけれども、私の時代に、その直後から、私は十一月だったと思いますけれども、全然そのオスプレーについては議論すらしておりません。全く、オスプレーが可能...全文を見る
○久間国務大臣 それ以外にないと言い切れるかどうか。要するに、技術はずっと革新していきますし、そして、それがもし非常に安全な機種であればまたそのときに議論が出てくると思いますけれども、今のところ、まだそこまで全然、みんなが認識するに至っていないわけでありますから、先生みたいにそれ...全文を見る
○久間国務大臣 それはまた別の話でありまして、アメリカがどんなものを考えているかは別ですけれども、少なくとも、普天間の代替施設でありますキャンプ・シュワブに、今度移しますそこについてオスプレーがこれから先配備されるという前提での議論は全然していないということであります。
○久間国務大臣 少なくとも、議論するときにはそれが安全かどうかというのを確認した上で議論するわけですから、十年前に、まだ不確かなものについて、そんなことをしているはずがないと思っております。
○久間国務大臣 それはないというふうに思っておりますし、何回も言いますように、安全性が確認されないものをわざわざ話題にすること自体が、開発されて安全だということが確認された段階で議論するならまだしも、そこが、まだ実戦配備もされていない、そういうものについてそれを議論するような、ま...全文を見る
○久間国務大臣 十年間あるあると言って、なかった、十年間のうち全然そういう動きがあってないわけです。だから、あるぞあるぞと言う方もみんなに対して不安をかき立てたことになるんじゃないでしょうか。  だから、十年間、何もそういうのはありませんとあの当時から言っているわけですから、ま...全文を見る
○久間国務大臣 当時だれだれが参加しておったのか、それはまた調べてみようと思いますけれども、その文書そのものが、どういうところから出た文書なのか、公文書なのかどうか、その辺についても私どもの方はわからないんですよ。また、私文書といいますか、そういう私的な文書について、それについて...全文を見る
○久間国務大臣 もう約十年前ですから、今防衛省内にはほとんどいないと思いますから、だから、だれが言ったのか、そういうことも含めて、先生の方でもし日本からだれとだれが来ていてこういうことを言ったんだと書いてあれば、そこをまた参考にさせてもらいますけれども、そういう意味で、その文書と...全文を見る
○久間国務大臣 今の普天間のあの状況から見て、今よりも悪くなるなんということは絶対ない、それは言い切れると思います。
○久間国務大臣 配備されたとしてもとおっしゃいますけれども、配備するためには、安全かどうかが確認されて、米軍ですら今配備していないものを沖縄に持ってきて配備するという、そういう前提に立って議論すること自体がいかがかと思いますので、みんなに対して余り不安をあおるような、そういう言い...全文を見る
○久間国務大臣 それは先ほど赤嶺先生にお答えしましたように、沖縄からの海兵隊の移転に伴って、それを我が国としても応分の負担をするということでございますから、これは憲法に反するものではございません。
○久間国務大臣 結局、最終的にはその地方自治体、市町村が、まあ負担はふえるけれども国の全体の再配置のためにやむを得ないだろうというふうなこと、そのかわりに、村民のため、町民のため、市民のために、うちとしてもこういう事業をやりたいと思っている、地方の財政じゃなかなか厳しい点もあるか...全文を見る
○久間国務大臣 これは立法の問題でございますから、最終的には国会がその時点でどう考えるか、そういう判断だろうと思いますけれども、私どもとしては、最低やはり十年ぐらいのタイムを置いて、そこで軌道に乗ってもらう、それによって、それがずっと持続できれば、それで一つの区切りになるんじゃな...全文を見る
○久間国務大臣 そういうわけじゃございませんで、仮定の話として、沖縄の海兵隊が沖縄の基地負担を軽減するために北海道に移るとなったら、これは全額出しても、だれも言わないわけですね。今度の場合はグアムだから、そこにちょっとどうかなというふうな思いがあろうかと思います。  しかしなが...全文を見る
○久間国務大臣 まさにそういうことでありまして、今、一万八千を前提としてやっておりますけれども、嘉手納以南の土地がかなり返ってまいります。その中にはもちろん住宅もあります。そういう形の中で、向こうに移るのがどういうふうに抜けていくのか、それによって、まとまって行くのならそこだけ廃...全文を見る
○久間国務大臣 少なくとも今の時点で、自衛隊がそういう資材的な倉庫といいますか置き場といいますか、そういうのを国外に置くというふうなことはちょっと考えにくい状況でありまして、というのは、置いた以上は責任が伴いますから、それを管理するやり方をどうするか。  そして、PKOは今、防...全文を見る
○久間国務大臣 ここは非常に答え方が難しいわけでして、というのは、やはり実際のことを考えますと、司令部機能というのは、これから先の二十一世紀のいろいろな不特定な多機能の脅威に対応するためには、幅広い分野をカバーできるような能力を持っていなければなりません。一方、我が国に置いている...全文を見る
04月16日第166回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○国務大臣(久間章生君) 今おっしゃいましたように、昨年六月に報告書を出させていただきました。それを受けまして、まず入札を、一般競争入札、今まで七・三億円でございましたのを二億円以上というふうにいたしましたし、また公益法人等につきましても、これまで随意契約でやっていたのを一般競争...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) ムサンナ県で陸上自衛隊が復興に携わったことにつきましては、先般マリキ首相がお見えになりましたときも、大変役に立ったと言ってもらいまして、私も大変その点はほっとしたところでございますが、陸上自衛隊の復興への活動だけではなくて、やはりODAその他、そういうほ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今度、国際平和協力業務が自衛隊法の改正になりまして本来業務になりましたのを機会に、また即応集団の中に国際平和協力の関係の教育隊をつくりまして、今までのそういう経験を生かして教育をしていく、あるいはまた、国連からの要請があったときにすっと出れるような、調査...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 確かに、中国はこのところずっと二けた台で国防費が増大しております。これは、中国の説明は、人件費が非常に増えているというのと、非常に古い装備なものだからその装備の近代化をやっているという、そういう話でございまして、それはそれなりにうなずけるところもございま...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) この機密の漏えいということは、やはりその組織に対する信頼を失わせるものでございますから絶対あってはならないことでございまして、私たちも日ごろから非常に注意をしているところでございますが。  過去のいろんなデータが出ていった。なぜ出ていったのかというと、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 自衛隊に対する国民の期待が高まっておりまして、また信頼も高まっておりますだけに、その自衛隊の中でこういう不祥事が発生するというのは大変そういう期待を裏切ることになるわけでございますから、私たちも注意しなきゃならないと思っております。  そういう意味では...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 細かい使途につきましてはまた事務方からございますが、御承知のとおり、防衛施設というのは、我が国の自衛隊並びに在日米軍等、我が国の平和と安全を維持していくためにはどうしても防衛施設というのは必要でございます。  しかしながら、防衛施設を設置いたしますと、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 時代の移りといいますか、そういうようなこともございますし、それと同時にニーズも少なくなっている、そういうものについて、また因果関係も果たしてどうだろうかというような、そういう問題については見直しまして、例えばこれまで対象にしておりましたプールとか博物館と...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今おっしゃるような、そういう点はこれまでの過去の中でやっぱりあったんじゃないかということで、十八年度においては単価をぐっと、エアコンなんかについてはもっと競争原理を入れて下げろという形で下げております。  したがいまして、そういう目で見るか見ないかによ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 農業、漁業の場合は余りこういうケースはないと思うんです。水産業の場合は、その施業を、制限水域になりますから、提供水域になりまして制限されるわけですね。そのされたときには、漁業補償を始めたときには漁業やっているわけですね。それで、その漁業権がそのまま残った...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今、大分の話あるいは三沢の話をされましたので、私はすぐ、大分だったら日出生台の演習場があって、なかなかうるさいところで、あそこに沖縄から移転してもらってそこで訓練するときに、私が行ったときもピケを張られたぐらいでございまして、大変とにかくそういう騒音に対...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それはもうおっしゃるとおり、私ども今財政再建の途上であるわけでありますから、国として、そういう一環として、防衛予算につきましても厳しい中で必要なものは新たにまた見ていかなければなりませんから、今までやってきたのにつきましても、惰性でそれに延長していくよう...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 国の安全と安心という問題にかかわる防衛省でございますから、国民の信頼なくしてはこれはできないわけでございますんで、国民の信頼をこれから先もしっかりとかち得ていかなければなりません。  そのためには、今おっしゃられましたように、情報公開するべきものはする...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) ただ、委員には御理解いただきたいんですけれども、今言いましたように、単年度で、今年についてはそういうことでございますけれども、こういう調子でずっといったときに果たしていいかどうかは、実を言いますと、長崎県の県税収入、これは下請が中心になると思いますけれど...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) あの当時としては、そういう情報が漏れたということは大変なことだとなりましたが、幸いといいますか、この将来SAMに代わります中SAMについては全く違う内容のものになってまいりましたので、結果としては致命傷にならぬで済んだというわけでございますけれども、これ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 一〇%というと利益が吹っ飛ぶわけでありまして、それにまた加算して一〇%取るとかなりの金額になります。それと別に罰則は罰則であるわけでありますから、やっぱり刑事罰と別にそういう経済的な損失を会社に負わせるということも一つの縛りになるわけでありますから、その...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 元請企業がこの下請を使いますというときには防衛省に伺いを立てるわけですね。そのときに下請に対して、漏えいした場合にはおたくから罰金を、違約金を取りますよということをきちんと縛った上で契約をさせるわけですから、だからそこで縛っておくことによって経済的な損失...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 防衛省が漏えいした場合は防衛省のもちろん責任ですし、漏えいした者が刑事罰として罰則になるんですよね。ところが、漏えいした方が自らに違約金を取るというわけにはいかぬわけですから、防衛省が防衛省に対して違約金を払うということはあり得ないわけですから、だから、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは御承知のとおり、普天間が今度代替施設ができて移転するときに、今言ったKC130の機能については岩国の方にいろんな施設ともども持ってくる。そのときに、鹿屋とグアムの方にそういうローテーションとしては展開することになるわけでございますが、この普天間から...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これも具体的には中身については、どんなものというのはこれから決まりますけれども、現在、KC130を置いている、それをこちらに、岩国に原則として移すわけでありますから、ほとんどがそちらの方に移されると。  ただ、展開する場合に、施設が必要なやつもあります...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) まず、ないとは言えないと思いますけれども、そのローテーションは鹿屋とグアムでやるということで、KC130のいわゆる騒音を起こさないために、岩国では原則としてそういうローテーションは行わないということで鹿屋とグアムというのを使うというふうにしているわけであ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 鹿屋に展開した場合に、鹿屋でやっぱり何らかの整備をする場合もそれはあると思いますが、原則としてさっき言ったような母港であります岩国において整備が基本的には行われるものと、そういうふうに観念しております。
○国務大臣(久間章生君) だから、岩国が拠点になりますから、整備もする拠点は岩国になるというわけです。ただ、今ちょっと言いましたのは、じゃほかにはないのかと言われたから、それはこれから先の諸要求があるときに鹿屋において全くそういうのがないのかというようなことにはならないのかもしれ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それ日米間でやっておるわけでありまして、自治体は直接はそれに関与しておりません。報告はしておったかもしれませんけれども、直接それに関与はしておりません。
○国務大臣(久間章生君) これは、鹿屋においてローテーションを行うために必要な施設というのに具体的にどんなものがあるのか。そう大きいものは、基地はもう岩国でありますから、そう大きいものはないかもしれませんが、ローテーションを展開するに当たっての必要な施設はやっぱり出てくるんじゃな...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) アメリカとのローテーションのやり方がまだはっきりしておりませんので、最終的な、こういうようなローテーションだからこういうふうになりますよということが固まっておりませんので、今、地元鹿屋とはそこまで詰めておりませんので、地元の了解を得たとは言えないと思いま...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 基本的に理解していただきたいんですけれども、ヘリの部隊は沖縄にあるわけですね、海兵隊の。そして、一方海兵隊の部隊は岩国と厚木に一個あります。そのときに、ヘリの部隊に空中給油をするときに、ローテーションで鹿屋の方に行って、そこでいろんなローテーションをやる...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今度の米軍再編のやつは全部絡んでおりまして、普天間飛行場を返還してもらうという、そういう一番大事なことがあるわけですね。そのためには、キャンプ・シュワブの方の施設ができないといけません。そして、返還してもらうとなると、そこにあるKC130はどうするかとな...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは、KC130を含むそのすべてが岩国に行って、岩国が大変迷惑を掛けるからという形で、そしてSACOでそれを出すということになったわけですね。しかし、そのときに、総額でこういうふうに出しますよということを約束したわけじゃないんで、ところが、そういうふう...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 最初予定しておりました方針が途中でやまっちゃったわけですね。KC130全部が移っていってそこでいろんな訓練その他をやるということで、岩国には迷惑掛けますねということでやっておったのが、その計画がやまっちゃったわけですから、こちらは、その決めたのは、やまっ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 約束は、各年度に予算要求をして出しますよということで、その都度その都度判断できるようにしていますから、債務負担でもないわけですね。そして、今委員はそうおっしゃいましたけれども、十八年度までは出しているわけですよ、だから。十八年度は十一億三千万。だから、十...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) しかし、新たな艦載機が移ってくることについて反対だと言っておられると、その制度にのっとってやろうと思ってもできない。そうすると前の制度でしかやれないわけですね。  ただ、前の制度というのは、その全部が移ってくるということを前提にしてSACOで進んできて...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは、今からどういう仕組みでやるかという基本的な枠組みが今度の法律等で、今出しておりますけれども、国会に、それで決まりますと、それに基づいて今度は正式にこちらも調査をして、実施設計といいますか、いろんなそういうのを組んでいって、アメリカ側も同じようにや...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 市そのものが反対かどうかは、これから先もまた慎重に見ていかなければなりません。市議会等でも受入れの議決をするような動きもございますし、また市の連合会、自治会等でもまあいいじゃないかというような意見等も出てきておりますし、だから、先ほどから言っていますよう...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 九割の方が反対しているということじゃなくて、市議会等でもこの間、賛成の方の方が多いというふうに私は聞いておりますから、その辺はまた若干いろんな状況が認識のあれが違うんじゃないかなと思っておりますので、私はそういうことで、これから先もできるだけ理解を得るよ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほどもお話がありましたように、どうしてもブラックボックスにかかわる部分を持つ、そういうものについては民間から購入するというわけにはまいりませんので、このFMSによらざるを得ない、そういう面がございます。そういうようなことで、やっぱりこれについては避けて...全文を見る
04月24日第166回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第2号
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○久間国務大臣 平成十七年度における防衛庁関係歳出の決算につきまして、その概要を御説明いたします。  まず、防衛本庁の経費につきまして御説明申し上げます。  当初の歳出予算額は四兆二千九百四十六億二千百万円余でありまして、これに予算補正追加額四百八十九億六千六百万円余、移しか...全文を見る
○久間国務大臣 平成十七年度決算報告に掲記されております事項について、防衛庁が講じた措置を御説明申し上げます。  不当事項として指摘を受けましたものにつきましては、まことに遺憾であります。今後、このようなことのないよう会計法令の遵守を図る等再発防止に万全を期する所存であります。...全文を見る
○久間国務大臣 SACOで合意しました内容を実施していくために、実行するためには地元にいろいろな負担を強いることにもなるわけでありますから、そういった流れの中で、その市町村当局、地方自治体のいろいろな必要とする事業について助成していく、そういうような必要とする経費をSACO関連予...全文を見る
○久間国務大臣 これは法的根拠ではございませんで、予算を国会で審議していただいて、その中で実行していく、そういう仕組みになっております。そういうところが、やや、今までは法律に基づかないでやっておりましたので、今度の米軍再編の問題についてはきちんと法律で位置づけた方がいいんじゃない...全文を見る
○久間国務大臣 これは、先ほど話しましたように、SACOの関連事業として予算で補助を措置してきたわけでありますけれども、SACOの事業で予定しておりましたKC130を岩国に移すという計画が今度変わりまして、米軍再編問題を中心に議論しましたときに、厚木におります艦載機を岩国に持って...全文を見る
○久間国務大臣 答弁する前に、先ほど新田原と言いましたけれども、これは鹿屋でございますので、訂正させていただきます。  これは、確かに、国の事情で変わったのは事実でございます。しかしながら、米軍再編という大きな動きの中でこれをすべきである、そして、厚木が非常に過密といいますか、...全文を見る
○久間国務大臣 岩国市、市民の皆さん方にも御理解をいただいて、また市議会にも御理解いただいて、市長さんにもまたお話しして、そういうふうなおっしゃり方じゃなくて、何とかKC130も見ていただいて、そのかわり、また一部は自衛隊機を厚木の方に移すというようなこともしながら、とにかく、沖...全文を見る
○久間国務大臣 最近、市議会等でも、KC130だけではなくて艦載機の問題等も含めまして、国との関係について折り合いをつけよう、そういういろいろな意見等が出ておりますし、自治会等でもそういうふうな話も出ておりますから、市長さんの個人的な見解というのもさることながら、地方自治体として...全文を見る
○久間国務大臣 我々の考えとしては、その中でやりたい。といいますのは、中身につきましては、厚木の艦載機が岩国に移っていくという計画をロードマップに載せておりますので、そのロードマップが円滑に実施されるべく法律をつくっておりますから、あの中でやっていきたいというふうに思っているわけ...全文を見る
○久間国務大臣 これもまた、地元との、市長、市当局とのいろいろな話し合いもしなければなりませんけれども、場合によってはそういうようなこともあり得るんじゃないかというふうな感じもいたしております。  ただ、その場合も、行き詰まっているからとおっしゃいましたけれども、国であるいはま...全文を見る
04月24日第166回国会 衆議院 本会議 第25号
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○国務大臣(久間章生君) 吉川議員にお答えいたします。  国連やイラク政府の自衛隊の活動に対する評価についてお尋ねがありました。  先ほど総理からもお答えがありましたように、国連からは、潘事務総長等から航空自衛隊による空輸支援に感謝する旨や空輸支援継続を希望する旨が、またイラ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 神風議員にお答えいたします。  まず、米国等の対イラク武力行使に関するお尋ねがありました。  累次申し上げているとおり、政府としては、米国等による対イラク武力行使を支持しており、私も、防衛大臣としてこの政府の立場を支持、踏襲しております。  次に、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 阿部議員にお答えいたします。  航空自衛隊の活動における情報公開についてお尋ねがありました。  空自の活動実績の公表については、国民の理解と協力を得るため、できるだけ公表したいと考えておりますが、一方で、我が国及び国連等の要員の安全確保を考えることも...全文を見る
04月24日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○国務大臣(久間章生君) かなりの部分が進んでおりますけれども、最終的にまだ全面的に詳細計画ができているわけではございません。  それと、これは、今度のロードマップはそうですけれども、まず国内に残される部隊等のための施設ができ上がった段階で、統合された段階で返還するということに...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは私はできないと思います。したがいまして、この別段の定めが特別にない限りは、日本国内の法令に従うとなっているわけですから、それに従うべきだと思いますが、ただ、これを作ったときの、地位協定を作ったときの法令がそのまま適用されるのは問題ないわけですけれど...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それはそのとおりであります。したがいまして、今の段階でいいますと、防衛施設庁長官が雇用契約を結びまして、そして防衛施設庁長官が労務提供を、提供の特約を結んでいるという、そういう形になっておりますから、内容的にはそうです。  ただ、言えますのは、米軍が、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、それはおかしいわけじゃありませんで、やっぱり自分が使いたい人を派遣してくれという派遣会社との契約と思えばいいわけでありまして、派遣会社に対して、いや、この人は嫌だと、もっと若い人が欲しいとか、もっと年配の人が欲しいとか言われれば、派遣会社の方はそれ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そこのところがやっぱり問題があるわけでありまして、私も委員の御指摘のようなそういう立場を取っておりますから今強く当たっておりますけれども、要するに労務提供契約を結んだとき、その時点では合法的で契約が結ばれているわけですね。それに沿ってやっている。それが国...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 現在そういう協定を結ぶんならおっしゃるような内容になると思うんです。今度は、特に、施設庁長官が今までの雇用主だったのがなくなりまして、今度、今出しております法律が通ると、施設庁が廃止されますと私自身が雇用主になるわけですね。だから、労務協定を結ぶ、今現在...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) だから、改善は要求しているわけですよ。しかし、雇用主は私、私というか今は防衛施設庁長官であり、雇用者は日本国民でありますから、その関係についてはおっしゃるとおりなんですけれども、労務提供されている相手方にそれにどうかというようなことは、その契約にもよるわ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、そんなことないと思います。あくまで国内法令に基づいて、権利はありますから、国内法令に触れる場合だったらそれは雇用主を相手に堂々と裁判を起こす権利もありますし、こちらは負けたら負けたで、それに対してはこういうような国内法に基づいてこうですよということ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今、天下りとおっしゃいましたけれども、こういうのを天下りと決め付けてしまったらどうかなと思いますのは、例えば大学なんかでも、文科省がやっているときは大学に行ったり来たりしておったわけですね。独立行政法人として大学が独法法人になったというときに、行ったまま...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今度、防衛省設置法が通りますと私が雇用主になるわけでありますから、そういうこともちゃんと理解しながら、一生懸命、今言われたことについては国内法令が遵守できるように頑張っていきたいと思っております。
○国務大臣(久間章生君) その数字については担当事務方から言いますけれども、企業名についてはできれば、ほかの委員会でも聞かれたことあるんですけれども、資料等について提供いたしますので、こういう公開の場で、テレビ等が映っている中で個人企業名を挙げるのは控えさせていただきたいとかねが...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 個人の企業名を言うのはプラスの場合もマイナスの場合もいろいろあるわけですよ。だから、委員会等では私は原則として、何かどうしてもこの企業名を言わなきゃならない場合は、それは言いますけれども、企業名はできるだけ言わないようにしております。  というのは、例...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 間違いはございません。
○国務大臣(久間章生君) クラスター弾につきましては、長い海岸線で、そして平野部は非常に狭小な日本の場合に、その長い海岸線で着上陸を防ぐにはクラスター弾を使わないと、それに代わるべき手段が今のところ考え付かないわけであります。  かつて、地雷のときもそういうことでありましたが、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 日本の場合は、不発が起きないようにその信管の製造を非常に綿密にやっておりますから、今言われた数字から比べますとはるかに、要するに一%ぐらいの、それ以下になるように努力しております。  しかしながら、それと先ほど言ったような安全保障上の問題と人道上の問題...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 外国で、守る方が使っているわけじゃなくて攻める方が使っているわけですよ。我が国の場合は敵から攻められたときに守る方法がないから使うわけですから、その後は我が国の自国民が不発弾でけがするようなことのないように、使った、自国のことですから一生懸命真剣になって...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 攻撃する方が使ったんですから。
○国務大臣(久間章生君) 変わりますよ。
04月25日第166回国会 参議院 本会議 第20号
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○国務大臣(久間章生君) 駐留軍等の再編の円滑な実施に関する特別措置法案について、その趣旨を御説明いたします。  駐留軍等の再編を実現することが、我が国の平和及び安全の維持に資するとともに、我が国全体として防衛施設の近隣住民の負担を軽減する上で極めて重要であることにかんがみ、駐...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 榛葉議員にお答えいたします。  まず、海上自衛隊の情報持ち出し事案についてお尋ねがありました。  本事案は、隊員の自宅から秘密の疑いのあるデータを保存したハードディスクが発見されたもので、現在、全容解明に向け海上自衛隊警務隊と警察が共同で捜査を行うな...全文を見る
04月26日第166回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○久間国務大臣 確かに、自衛隊の活動をもう少し国民に公表して、皆さん方にわかるようにすべきであるということ、おっしゃるとおりでございまして、私たちもこれまでもそういうことで努めてきたわけであります。  ただ、若干やはり、イラクの状況がああいう形になっておりますと、公表することに...全文を見る
○久間国務大臣 武力行使あるいは戦争が正当であるかどうかというのは、これは歴史がたって、後で後世の歴史家が判断することでありますけれども、少なくとも日本が戦争に踏み切ったわけではありませんので、あの当時、アメリカが踏み切ったことについて、日本国政府はそれを支持する、そういうふうに...全文を見る
○久間国務大臣 この法律を、今度延長ですけれども、その前つくったときも私は関係しておりましたからよくわかりますが、あの戦争が正当だったかどうかということよりも、その後の国連決議を受けて、イラクの復興、安全確保支援活動のために、我が国としては自衛隊を出すべきかどうか、そう判断したと...全文を見る
○久間国務大臣 あの当時、確かに政府は支持しました。しかしながら、戦争そのものを支持したわけではありませんで、その戦争が終わった後の復興支援と安全確保支援活動を自衛隊としてやろうとして法律をつくったわけでありますから、戦争の間じゅう、自衛隊を派遣してずっと協力していたわけではござ...全文を見る
○久間国務大臣 あのときに確かに政府は支持をしていますし、また、そのときのいろいろな挙証責任がイラクに求められているにもかかわらずイラクがそれをしなかった、そして戦争になってしまった、その結果についてはイラク自身も責任を負わなければならないんじゃないかとか、そういうような状況につ...全文を見る
○久間国務大臣 仮にあのとき支持していなくても、私は、このような法律をつくって、その後、復興と安全確保支援活動としては日本はやっていったと思うんです。そして、あのときは、我が国の国益を考えたときにアメリカの武力行使を支持する方がいいか悪いか、その辺を総合的に判断して政府としては支...全文を見る
○久間国務大臣 そこはちょっと違うと思うんですね。  私は、やはり国益を考えたときに、ある国の行為に対してそれを支持するか支持しないかという問題は、それはいろいろな角度から判断して決定するわけであります。しかし、その決定と、後から法律をつくってイラクの人道復興支援と安全確保支援...全文を見る
○久間国務大臣 それは、何割がどうだこうだとは言えないと思いますし、また事態の推移によっても変わってくると思います。これから先、イラクが比較的安定してまいりますと、そしてまた人道復興支援活動がふえますと、そっちの関係の物資の輸送等もふえると思います。だから、それは状況状況によって...全文を見る
○久間国務大臣 これは、イラクの人道復興支援と安全確保支援活動を始めましたあの当時は、陸上自衛隊がサマワに行っておりましたので、やはり空輸で運ぶということよりも、そちらの方が非常にウエートが高かったわけでございますから、だから、人道復興支援活動を中心としてというような表現になった...全文を見る
○久間国務大臣 私はみずから調べたわけじゃございませんから、あったかないかということでこの場で答弁することはできませんが、私があの当時感想として述べましたのは、今でも変わっておりません。というのは、私はイラクの大使その他とよく食事をしておりましたが、核兵器、大量破壊兵器と私は言い...全文を見る
○久間国務大臣 先ほども答弁しましたように、この法律は、人道復興支援活動と安全確保支援活動と両方をパラレルにするためにつくった法律であります。そして、当初の基本計画では、人道復興支援を行う陸上自衛隊のウエートが非常に高かったので、そちらを中心としてというような、そういう表現になっ...全文を見る
○久間国務大臣 ある点をとらえて、その時点だけで、この法律がこちらの方だけだというようなことを言うのはいかがかと思います。法律をつくって、今度また延長をしますと、二年後までも見据えながら考えなけりゃならないわけでありますから、そういう意味では、両方とも法の目的は掲げておるわけであ...全文を見る
○久間国務大臣 それともう一つ理解していただきたいのは、多国籍軍の兵士も人道復興支援活動にも携わっておるわけでありまして、人道復興支援活動には多国籍軍は一切タッチしていない、そういう先入観で決めつけられますと、非常に気の毒であります。気の毒という言い方はちょっと悪いですけれども、...全文を見る
04月26日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○国務大臣(久間章生君) 着上陸の蓋然性が非常に薄まってきているという印象は、それはあると思いますけれども、しかしながら、防衛大綱及び中期防でも規定しておりますとおり、やはりそれをやっぱり念頭に置いておかないと国の安全というのは語れないわけであります。  そういう意味では、クラ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) まだ具体的にどういう項目を重視していくかという、その段階まで至っておりませんけれども、いずれにしましても、これから先、我が国領空の防空等を適切に行い得る、そういうようなものを考えていくわけであります。というのは、我が国を取り巻く各国においても、いわゆる第...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) その前に、F22についてもう少し情報を公開してもらいたいと、そういうことを希望しておるわけでありまして、まだそういう点では細かい点の情報を得るに至っていないわけであります。
○国務大臣(久間章生君) らち外に置いているというわけでございませんけれども、それを視野に置いて、それに絞っていろんな検討をしているというわけでもありませんので、そこは誤解のないようにしていただきたいと思います。
○国務大臣(久間章生君) その機種がたまたま対地攻撃能力を持っているかどうかという、そういう点はまたありますけれども、それよりも、我が国領空においていわゆる防空に十分堪え得る戦闘機かどうか、そこのところが一番大事なわけでありまして、それが併せて対地攻撃能力を持っているかどうかとい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 委員のお話を聞いておりますと、敵地攻撃能力を持った戦闘機を次は選ぶのかということを盛んにおっしゃるような感じがしますけど、そうじゃなくて、ステルス性があるということは、空対空でぶつかったときでも、相手の方から見たらこちらは野球の小さなボールに見える、こち...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほどから何度も言っていますように、情報が細かく出されていないわけでありまして、今、こちらの調査団を派遣した場合でも、この機種については向こうは受け入れてもらっていないわけですね。ということは、どれだけの細かい点で、速度とかそういうのについてはそれはホー...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) まず我々としては情報公開をしてもらいたい、それが一つですね。それと、やっぱり今アメリカ国内法で、議会でこれは外国に売らないという法律を作っているわけですから、その法律との関係はどうなるのか、そういうところもこれから先の方向として知りたい。そういうのがクリ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) この日本側が盾であり米軍が矛であるという基本的なこのスタンスは変わっておりません。これは現在の中期防においても防衛大綱においてもそのことは明確に述べておるわけでありますね。しかしながら、先ほど言いましたように、周りのいわゆる機種が非常に第四世代機になって...全文を見る
04月27日第166回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第5号
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○久間国務大臣 今外務大臣から述べられましたように、統治機構としては整備が一応完了したと言えるのかもしれません。  しかしながら、まだまだ、治安状況もそうですし、また非合法集団の武装解除、あるいはまた麻薬等、問題点がたくさん残っておりまして、まだアフガニスタンが完全に復興したと...全文を見る
○久間国務大臣 昨年そういう気持ちでございましたし、今でもそういう気持ちで、一日も早くテロとの闘いが終わってもらいたい、そういう思いでございます。  本当に、正直言ってこんなに長く闘いが続くというのは異常なことでございまして、私は、昨年のときも言いましたけれども、イラクの場合は...全文を見る
○久間国務大臣 必ずしもそうなっていないところが残念なわけでありまして、海上阻止行動で、あそこで各国が、海上からの武器の持ち込み、あるいはテロリストの流入、あるいはまた麻薬の持ち出し、それがとまっているということは、確かに効果を上げておるわけであります。  しかし、そういうこと...全文を見る
○久間国務大臣 PRTはNPO法人等と一緒にやりますけれども、やはり治安維持活動というのがその根底にありますから、今の自衛隊が海外に行って治安維持活動ができるかとなりますと、それは難しいわけであります。  ただ、PRTにどういう形で後方支援ができるかどうかにつきましては、検討の...全文を見る
○久間国務大臣 イラクとおっしゃいましたけれども、例えばアフガンにNATOがPRTで出ていく場合に、それを我が国の自衛隊が輸送することが法制上不可能かといいますと、それはつくりようによっては私はできると思います。要するに、そういうようなことを前提としてどういう法律立てをするかであ...全文を見る
○久間国務大臣 イラクの特措法では、人道復興支援活動と安全確保支援活動と、この二つが目的になっておりますから、この二つの目的の範囲内であれば、行動はやろうと思えばできないことはありません。しかしながら、我が国が主体的にそれはしないという判断をしたという先ほどの官房副長官の答弁のと...全文を見る
○久間国務大臣 まず、一般法、恒久法をつくるかどうかという議論もしていただいておりますけれども、それと同時に、その前提として、自衛隊の業務として何をやらせるか、そっちの方もまた詰めていただかなければなりませんから、そちらの方の議論がまだ煮詰まっていない段階で一般法、恒久法という話...全文を見る
○久間国務大臣 私は、この五年半を振り返って、やはり本当に長いなという感じがします。というのは、この法律は、ほかの自衛隊の海外に行っている活動と若干異質なわけでありまして、戦争をすることについて、これは支援する法律に実はなっております。そういう点では、ゴラン高原に行っている、ある...全文を見る
○久間国務大臣 これは、自衛隊法その他いろいろなところに、自衛隊の部隊等と出ていますけれども、これは部隊及び機関、そういうのを指しておるわけでありまして、部隊に附属するいろいろな諸機関がありますけれども、そういうのを指して部隊等と呼んでおります。
○久間国務大臣 これはやはり、海上阻止行動に参加している各国等がどれぐらいふえるか減るか、そういうことによりまして補給活動等についても変わるわけでございますから、年間を通してやるよりも、半年ごとにそういうのを具体的に数量等を押さえた方がいい、そういう判断から、半年ごとに区切ってそ...全文を見る
○久間国務大臣 各国が、こういう日本みたいな基本計画をつくって、そして半年ごとにやっているか一年ごとにやっているか、そういうことはわかりませんけれども、我が国としては、どういうような国からどういうような要請があって補給をするのか、それは要請にこたえてやっておるわけでございますから...全文を見る
○久間国務大臣 年間を通して油がどれぐらい要るかということがきちっと計算できれば一括に計上してやっていいわけでありますけれども、かなり変動する可能性がございますから、そうしますと、十分余裕を持って予算計上しておきますとその分が不用になる可能性がございます。そうしたときに、この予算...全文を見る
○久間国務大臣 具体的なことは政府参考人から聞いていただいて結構でございますが、当初は、油の調達可能な商社、機関といいますかそういうのをあれしまして、本当にずっと継続的に購入ができるかどうか、そういう能力等を反映して、たしかその中から二社ぐらいに絞って入札したと思うんですけれども...全文を見る
○久間国務大臣 その前に、ちょっと理解をしていただきたいんですけれども、いろいろなところのPKOの治安維持活動の一環ではございませんで、テロ特の場合は、戦争、いわゆるテロとの闘いの中で活動している各国の軍隊に我が国として給油をやっている、そういうような非常に特殊な活動をしていると...全文を見る
○久間国務大臣 我が国は、憲法上武力行使の一体化はできないということになっておりますから、アメリカがテロとの闘いを始めたときに、これは闘いですよね、闘いをどこまで応援するか、例えば周辺事態の場合でしたら、これは我が国の平和と安全に影響するから、アメリカが戦う場合でも後方支援はしま...全文を見る
○久間国務大臣 これは、我が国の自衛隊は独自の活動ですから、それはどういう状況になろうと、主体的にやめるというふうに判断すればいつでもやめられるわけであります。ただし、それに対して外国からどういう評価を受けるか、まだ外国が闘いをしているときに我が国だけが支援をやめるということが果...全文を見る
○久間国務大臣 先ほどから言っておりますように、終局宣言をしてしまえばまたそれは違うかもしれませんけれども、いつ終わるかというのは我が国が主体的に判断できることになっておりますから、先ほど言いましたように、国益を考えて、ここでやめることで、世界各国からも、まあ、それはいいでしょう...全文を見る
○久間国務大臣 NATOが、あるいはNATOでなくてもいいです、NATO全部じゃなくてドイツが、あるいはフランスが、各国がアフガンにやはり部隊をまだ出しているわけですね。そういうような活動をしているときに、日本もそれに参加した形で、陸上部隊は出さなかったけれども、インド洋上で給油...全文を見る
○久間国務大臣 半年ごとに基本計画を変更して、その時点で判断をして、やはり引き続き延長しなければならない、そういう判断をして期間を延長しているということでありまして、現時点で基本計画の変更を行って延長をするというのは、ここで撤退するというわけにはいかない、それは我が国の国益に反す...全文を見る
○久間国務大臣 いわゆる国と国との戦争、そういうことについては、我が国は戦争しないと戦争を放棄しているわけですけれども、このテロとの闘いについては、これはもう敢然と、国連と一緒になって、世界各国と一緒になってやっていきますよ、そういうような意味を込めてのそういう条文になったわけで...全文を見る
○久間国務大臣 テロとの闘いというのは言えるけれども、戦争という言葉は使ったらいかぬともし言われるのなら、その戦争という言葉を削除していただいて、テロとの闘いと言い直したいと思いますけれども、私は、そういうようなことじゃなくて、テロとの闘いということとテロとの戦争というのは、それ...全文を見る
○久間国務大臣 国または国に準ずる組織、そういうような形での戦争に我が国が直接参加していくことは、憲法上できないと思います。  しかしながら、そういう戦争の一体化をしない、戦争との一体化にならない範囲で、そういうようなテロとの闘いで我が国がそれを支援することまでが憲法上許される...全文を見る
○久間国務大臣 一般的に言いますならば、統治機構ができ上がって、その統治機構に基づいて政治が行われて、また経済的にもある程度の発展が期されておりますから、アフガニスタンは立ち直ったんじゃないかなと思いますけれども、まだいまだに、いわゆるアメリカ自身が行ったテロとの闘いといいますか...全文を見る
○久間国務大臣 アフガンについて言いますならば、私は、あれはあれで一つの成果があったんじゃないか。タリバンをあそこでたたくといいますか、それによってテロを撲滅しようという国際的な全部の動きの中でやって、それなりに効果が上がっておるんじゃないかなと思っております。  ただ、ではそ...全文を見る
○久間国務大臣 九・一一はやはり、あれはアメリカに対する武力攻撃というふうにアメリカはみなして、自衛のための戦争としてアメリカは受けて立った、そういうふうに認識しておりますし、国連もそう認識したからこそ、それに対してはみんなが決議をして賛成したんじゃないでしょうか。
○久間国務大臣 タリバンといいますかアルカイダといいますか、そういうテロ組織が起こしたわけでありますから、それを特定してしまっていいのかどうかになりますと、私自身も、自信はございません。
○久間国務大臣 全くそういう具体的なことは何も決めておりませんし、どう発言するか、またどういう会話になるかというのは、そんなのは決めているわけじゃございません。最近は、マスコミがああいう形で、さも一字一句までがこういう形でしゃべるかのような話をされるので、かえってこちらも戸惑って...全文を見る
○久間国務大臣 選挙の応援に行って、そこで、決起大会の前に時間があって、一緒に食事しながらしゃべったわけですから、その中で何をしゃべったかというのは、いろいろありますから、余りこういう国会の場で言うような話でもないのかもしれません。選挙情勢についても、正直言ってそれは話しておりま...全文を見る
○久間国務大臣 私も含めまして政府の方は、いわゆる基本合意をしたあの案が非常にいい。地元にも配慮してつくられた、集落の上を飛ばない、そしてまた非常に実現可能性がある、そして環境にも配慮した案であるというのは、私も就任してよく見ていけばいくほどそういうような思いがしますねというよう...全文を見る
○久間国務大臣 また合意していると言いますと、その合意したことに対して反対をする人がおられるわけであります。環境調査をすることをするなと言う人がおるわけですから、これまた異なものでございますけれども、そういうような状況下にあるだけに、どういうことを話したかということすらなかなか言...全文を見る
○久間国務大臣 そういうわけではございませんで、本来というか、何を本来と言うかわかりませんけれども、環境アセスの方法書にのっとってやっていくのがいいわけですけれども、その以前に、早目にいろいろな実態を調べたいと思うことだってあるわけです。サンゴの産卵が五月、六月で始まるということ...全文を見る
○久間国務大臣 ことしの正月からかかれれば、それはよかったかもしれませんけれども、やはり準備もありますし、なかなかそういうふうにいかない場合もございます。  だから、いろいろな手続をとるのに時間がかかる場合に、正式の手続を経てやる場合に、そこの部分が欠けておった場合にはもう一回...全文を見る
○久間国務大臣 調査を正式にするためには、いろいろな意見書等ももらわなきゃなりませんし、許可ももらわなければなりませんし、いろいろな手続が要るわけですね。  しかしながら、この時期にサンゴが産卵するというのは、紛れもない時間的な制約があるわけですから、それについては早く調査した...全文を見る
○久間国務大臣 いや、必ずしもそうとは言い切れないと思います。やはり、そういうふうに早くからやったものが、これじゃいかぬというふうに県からもし言われたとすれば、私たちはもう一回、そこのところは重ねてやらなければならないかもしれないわけでありまして、それは、赤嶺委員がおっしゃってい...全文を見る
○久間国務大臣 その前に、いずれにしましても、環境アセス法に基づく調査をやりましたら、それに基づいて、縦覧公告からそういう期間も含めて、全部オープンにされるわけであります。  そうしたら、いろいろな、今先生がおっしゃられましたような団体も含めまして、意見は出してくるわけでありま...全文を見る
○久間国務大臣 現在の状況で、闘っているのか、あれは治安を確保するために安全確保活動をやっているというふうに見るのか、その辺、私は後者じゃないかなと思っております。  アメリカがイラクに戦争をしかけたときは、これはアメリカ自身は戦争をしたと思いますけれども、そのときは、日本はア...全文を見る
○久間国務大臣 それは、戦争が終結して、国連が改めてイラクの復興と安全確保支援のために各国に呼びかけて、それにこたえて日本はイラク特措法をつくって自衛隊を派遣した、そういう事実を見ましても、違うということは言えると思います。  イラクじゃなくてアフガンの場合は、アメリカが戦争に...全文を見る
○久間国務大臣 それは先ほど局長が答えましたように、交換公文まで交わして、このテロとの闘いにおいて活動する艦艇、ヘリコプター、これにしか給油をしません、そういう約束をもらって、そういう目的をはっきり明示してやっておりまして、うちの方は、今ここでどの船に幾らを給油したかというのは公...全文を見る
○久間国務大臣 これは本当に憂慮すべきことだと思っておりますし、また非常に残念なことだと思っております。やはり本当に、士気が高く、しかも健康なすぐれた隊員を抱えておる、そういうような自衛隊において、その隊員が自殺に追い込まれるというのは本当にゆゆしきことでございますから、私たちも...全文を見る
○久間国務大臣 私自身が直接お会いしたことはございませんが、しかしながら、いろいろな意見の、後からになってこういうことだったということを御遺族の方が言っておられる、そしてそれを、いろいろなことを聞きながら、それも事実じゃないかなというふうに思うこともございますので、これから先はま...全文を見る
○久間国務大臣 オスロ宣言等については外務大臣にお答えしていただくとしまして、その前に、ちょっとひとつ誤解のないようにしていただきたいんですけれども、世界的にいろいろな議論になっていますのは、攻撃する方がクラスター爆弾を使って、そして攻撃された人たちの国民がその犠牲に後日遭ってい...全文を見る
○久間国務大臣 先ほど言いましたようなこともございますから、我が国が保有するクラスター弾については、信管の不発率がとにかく一番少なくなるように、九九%ぐらい、逆に言えば一%弱の不発率になるように物すごくチェックしておりますので、世界のどこにも負けない、不発弾率は少ないんじゃないか...全文を見る
05月07日第166回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第6号
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○久間国務大臣 アメリカが武力行使に踏み切ったときに、日本の時の政府としては、総合的に判断してそれを支持する、そういう態度を表明したわけでありますので、今の内閣もそれを踏襲しておるわけでございますから、そのとおりだと思っております。
○久間国務大臣 その当時、私は閣内にいたわけではございませんから、どういう根拠で支持に踏み切ったかは、総合的に判断してという閣議決定を見る以外にはうかがうことはできませんけれども、私は、あのときの日本の立場として、支持するかしないか、どちらがいいかという判断で支持する方に回ったん...全文を見る
○久間国務大臣 うのみにしたと言いますけれども、うのみにしたのかどうかは、それはまたそのときの判断ですけれども、あのときの閣議決定を読み返しましても、総合的に判断して支持に踏み切ったというような、そういう表現になっておりますから、大量破壊兵器、特に核兵器があるというふうなことを、...全文を見る
○久間国務大臣 ここであえてその当時の閣議決定を読み直してみましても、  イラクは、十二年間にわたり、十七本に及ぶ国連安保理決議に違反し続けてきました。イラクは、国際社会が与えた平和的解決の機会を一切活かそうとせず、最後の最後まで国際社会の真摯な努力に応えようとしませんでした。...全文を見る
○久間国務大臣 ちょっと今のおっしゃり方は正確じゃございませんで、私が見直すなんということを言っているわけじゃございません。私は、当委員会でも、おたくの前原議員の質問に対して答えましたけれども、武器輸出三原則は、官房長官談話によってあのような形でやられておりますけれども、ミサイル...全文を見る
○久間国務大臣 まず、踏み切るか踏み切らないか、これはまた別な話でございまして、日本の国益としてそれをどう取り上げるか、これは国会の議論も踏まえながらやっていかなきゃならないわけでありますから。  しかしながら、例えばこれから先、生物化学兵器等についても、バイオ関係で、例えば我...全文を見る
○久間国務大臣 直接攻撃を受けたということは聞いておりません。
○久間国務大臣 テロ特措法とイラク特措法を読んでいただければ、その目的のところの書きっぷりの違いがわかると思いますけれども、テロ特措法では、国連の決議によってテロの脅威から除去するため、あるいはテロを撲滅するために云々というようなことも書かれておりますけれども、イラク特措法ではそ...全文を見る
○久間国務大臣 戦争支援、ただ、その法律の中に、どこまでできるかについては別個個別に後段で書いておりますから、武力の行使にならないようにしなければならないという歯どめは書いております。  それと同じことは周辺事態法でも言えるわけでして、周辺事態で何か発生して我が国の平和と安全に...全文を見る
○久間国務大臣 今までの自衛隊を海外に出した法律の中では非常に異色であるという認識を、私も持っておりましたし、その当時の民主党の皆さん方も持っておられました。  だから、あくまで武力行使の一体化にならないようにということで、テロ特措法でも、戦闘地域じゃない非戦闘地域でやるという...全文を見る
○久間国務大臣 それはつくっていいわけでありまして、まさに周辺事態のとき、武力行使と一体になったらいけないから、武器弾薬まで積んで、はい、行ってらっしゃいというのはできないけれども、それを応援するために油とか水とかは応援してやっていいじゃないかということで周辺事態法のときに法律を...全文を見る
○久間国務大臣 それと、もう一つつけ加えさせていただきますと、アフガンの戦争の場合は、国連も決議をして支援を決めているわけですね。イラクの場合はそれをしなかったわけです。だから、イラクは戦争をしている状態の中で、アメリカがやっている状態の中で、日本はそれを応援するということは考え...全文を見る
○久間国務大臣 それは、国会でどこまでやれるか、法律をつくらなきゃなりません。そして、アメリカが自衛権のための戦争だとやったからといって、国連がそれを支援するような決議をするかどうか、そこも問題であります。アフガンの場合はそれをやったわけであります。  だから、我々としては法律...全文を見る
○久間国務大臣 戦争を支援という言葉がひとり歩きして将来誤解を生むようなことがあるなら、それは大変まずいので、そういう点では皆さん方に判断していただきたい。しかし、私の真意は、先ほど言いましたように、若干、自衛のための戦争、そしてそれに対して国連が決議をして撲滅をしようという闘い...全文を見る
○久間国務大臣 それともう一つ、あのときいろいろな議論がありましたのは、アメリカがああいう形でテロ、アルカイダから攻撃を受けた、アメリカじゃなくて日本が受けたときに、では日本はどこまでやれるか、あそこまで、アフガニスタンまで行って日本は闘うことができるのか、そのときに国連がどうい...全文を見る
○久間国務大臣 私は立法者じゃありませんけれども、慎重にやるべきだという気持ちを持っております。  ただ、恒久法でも、おたくの党首が言われますように、国連が決議を決めたときには、みんな加盟国は一律に警察行動として外国まで出かけていってやるべきだという恒久法の決め方だってあるわけ...全文を見る
○久間国務大臣 テロ特措法の場合は、アメリカが自衛のための戦争をやって、それに対して国連もそれを支援するということでやりまして、そして、それから日本は特措法をつくりまして支援を始めたわけですね。その後、国連は改めて、戦争が終わった後も引き続いてやってくれよというようなことを言って...全文を見る
○久間国務大臣 両方の法律が違うんですね、基本的に。  先ほど中川委員はアメリカを支援するために自衛隊が行っているとおっしゃいましたけれども、そうじゃなくて、イラクの場合は国連の要請に基づいて自衛隊は行っているわけでありますから、そこが、アメリカを支援するために自衛隊が行ってい...全文を見る
○久間国務大臣 アメリカを怒らせてしまうとかそういう議論よりも、ショー・ザ・フラッグという言葉は確かにありました。やはりクウェートとの、あの第一次湾岸戦争のときに、日本は、一人当たり、みんなたばこ一本一円ずつ出して、一兆円のお金を出したけれども、クウェートが解放されて全世界から招...全文を見る
○久間国務大臣 一度も話はしておりません。
○久間国務大臣 ほかに詰めることがたくさんございまして、そういう一般論としての話をする時間がございませんでした。
○久間国務大臣 今みたいに言われますと、アメリカ軍はそういう民家を攻撃した、そういうのを期待するかのようなとらえ方でありますから、そこのところは言い方を注意していただきたいんですけれども、アメリカが増派してまででもイラクの安定を図ろうとするその決意については高く評価しておるという...全文を見る
○久間国務大臣 延長じゃございませんで、今のアフガンのためのテロ特措法というのは、先ほどからも何回も言っていますように、テロとの闘い、それをバックアップするためにつくられた法律でございますが、いわゆるイラクみたいに、復興というのを先に、前提にしてつくられた法律でない。その辺の制約...全文を見る
○久間国務大臣 NATOの事務総長から、NGO、民間人を輸送する、そういうことについて自衛隊で行ってもらってもいいんじゃないかという話がございました。私も、それはできないわけじゃないけれども、現在の法律はそういうことを前提としているかどうか、あの法律をつくった当時からの考え方によ...全文を見る
○久間国務大臣 私どもが直接会ったわけではございませんで、NATOの事務総長がそういうことをおっしゃったということであります。
○久間国務大臣 特別な話はございませんで、昨年のロードマップで決めたその内容を再確認したということでございます。
○久間国務大臣 そういう細かいことではございませんで、日米の政府間で決めたロードマップに従ってこれを着実にやっていく、そういうような言い方をしたわけであります。
○久間国務大臣 そういう細かいことは言っていないわけでありまして、現在進めておる段取り、これから先アセスをやるとか、そういうことも踏まえて、いわゆるロードマップに従った内容に従ってこれから先やっていくということを合意したわけであります。
○久間国務大臣 そういう具体的な内容でございませんで、日米ロードマップに従って、グアムへの移転もロードマップにもうきちんと書いておるわけですから、だから、それに従ってやっていくということを合意したわけであります。
○久間国務大臣 これは、これから先、GSOMIAを締結して、一般協定を締結してやっていこうという、そういうようなことを決めたわけでありまして、中身についてはこれから外務省マターとして、外務省と向こうの国務省とがいろいろと詰めていくことになろうかと思います。
○久間国務大臣 GSOMIAを締結するということについて、アメリカが各国、ほかの六十数カ国だと思いますけれども、そういうところと結んでいるGSOMIA、それを日本についても同じように結ぼうという、そういう方向については一致したわけであります。
○久間国務大臣 これも、私よりも外務大臣かもしれませんけれども、一般的には、国内法を特別設けなければならないという必要性は、現在のところ、そうないんじゃないかなと思っております。
○久間国務大臣 何をどうと言われましても困りますが、もうガイドラインを取り決めたときから、両国の、特に軍同士の連絡調整機能を強化しようということをあのときに申し合わせたわけでありまして、その一環として、役割、任務それから能力、これについても検討作業を進めましょうということで今日ま...全文を見る
○久間国務大臣 これは官房長官マターかもしれませんが、私どももこの議論に参加しましたので私の方から答えさせていただきますと、やはりテロ特措法というのは二年間でありました。そして、延長するときに半分ということにしましたが、このイラク特措法の場合は、法律をつくるときに、やはり復興は少...全文を見る
05月08日第166回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第7号
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○久間国務大臣 今直ちにそういう手当を増額するとかそういうことは考えておりませんけれども、確かにおっしゃるとおり、特にこのC130という非常に限定したメンバーの派遣になりますから、ほかの今までの海外に行っているケースと違いまして、一人の人が行く回数が非常にふえております。特にパイ...全文を見る
05月08日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○国務大臣(久間章生君) この間お見えになりましたときに、中国の軍事費について透明性をもう少し高めてもらいたいということを中国に対しても言っていますよと、そういう関係もあって、EUの武器輸出については慎重に対応していただきたいという話をいたしました。  それに対しましては、イエ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) イタリアでも同じようなことをお話ししましたが、イタリアの方は、どちらかというと現在の状況を続けるようなニュアンスの内容でありました。
○国務大臣(久間章生君) 私は、日本が死の商人にならないために、平和国家として歩んできた、これを各国が非常に取り上げてくれているというのは大事にしていかなきゃならないという立場を持っております。  しかしながら、同時に、我が国としては、武器を購入しなければならない点もありますか...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 官房長官談話で武器輸出三原則は一応仕切っているわけですね。その官房長官が武器輸出三原則については緩和をやりますとか検討しますと言ってしまったら、もうそれはとにかく結論ありきになるわけですから、周りから、今言ったような問題点を、武器の中でもこういうものはど...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そこまで外堀を埋めるというようなことじゃなくて、こういう問題意識がありますよと、それでいいんでしょうかねという、そういう問題提起についてはやっぱりする必要があるんじゃないかと思っております。
○国務大臣(久間章生君) 前から私が言っておりまして、これは一応武器から外れて対象外になりましたけど、例えば中国での遺棄化学兵器の処理の施設とかそういうやつについては輸出になるわけですね、持ってきて向こうで造りますと。そういうやつとかいろいろやっぱりあるんじゃないかと思うんですよ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 戦闘機なんかでも、例えば日本のこういう素材を使ったら非常に吸収力があってステルス性が高いとか、そういうことだってあり得ると思うんですね。そういうやつについても今、日本はそういう材料を提供することは武器輸出三原則からできないわけであります。しかし、そういう...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) こだわっているというよりも、F22は非常にいい飛行機だと、そういうふうに盛んに言っているわけですね。また、いいやつだと思います、いろんな情報を得ますと。しかしながら、これは日本には、日本じゃなくて外国には売りませんよ、あるいは情報提供もしませんよという法...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それはしかし、どれぐらいの値段かとか、そういうこともひっくるめながら、これから先の交渉、そしてまたその能力、そういうのを知った上で決めていくわけですから、とにかく、まあ見せませんよ、相手には売りませんよと言うとのぞきたくなるという、そういうのは分かります...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは現在の国内法規で対応できると思いますので、国会承認は要らないんじゃないかなと思っております。行政協定でやれると思っております。
○国務大臣(久間章生君) おっしゃるとおりでございますので、やはり私をヘッドとするこういう保持のための漏えいの対策会議をもう一回開いて、今おっしゃったことも踏まえながら、どういうふうにすればそういう注意力がきちんと徹底できるか。結局、最終的には注意力をいかにしてずっと緊張状態を持...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 昨年のロードマップを見ていただければ分かりますけれども、ロードマップにいろんなことが入っています、普天間だけではなくて。それらすべてを含めてロードマップで決めた内容を粛々と着工していくと、そういう話でございましたので、そのとおりでありますという返事をして...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 久しぶりにミサイルも登場させて、こういうような装備を持っていますよというのを誇示しているんだなという、そういうふうな思いをいたしました。本当の誇示は、見せないことの方が誇示なのかもしれないですけどね。
○国務大臣(久間章生君) ただいま議題となりました駐留軍等の再編の円滑な実施に関する特別措置法案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  駐留軍等の再編を実現することが、我が国の平和及び安全の維持に資するとともに、我が国全体として防衛施設の近隣住民の負担を軽減...全文を見る
05月10日第166回国会 衆議院 本会議 第28号
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○国務大臣(久間章生君) 防衛省設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  防衛省の所掌事務をより適正かつ効果的に遂行し得る体制を整備するため、防衛施設庁を廃止し、同庁の事務を防衛省本省で処理するために必要な組織の改編等を行うとともに、特別...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 津村議員にお答えいたします。  まず、武器輸出三原則等についてお尋ねがありました。  私は、三原則等に関し、これを見直すと述べてはおらず、装備品開発の高額化などを踏まえ、今後、日米での共同開発など、適切な対応に向けて研究していく必要性等について申し上...全文を見る
05月10日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○国務大臣(久間章生君) 私はその場にいませんでしたけれども、今度アメリカに行って痛切に感じたのは、日米の防衛首脳会談のときに感じたんですけれども、やっぱり役割、任務、能力について引き続き検討してもらいたいというのがありまして、それはやっぱり米軍が、全体的な米軍再編で手薄になった...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは、我が国だけで決められることでもありませんので、外務省が中心となって各省庁一緒に作業しながらアメリカに強く申入れをしておるところでありまして、この間答弁したような方向で強く話を今進めております。かなり前進がしつつあるというふうに思っておりますけれど...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 例えば一歳六か月ですね、これなんかはもう日本国内でほとんどほかがそうなっているのにおかしいじゃないかということで、こういうことについては向こうも今度はきちんとしましょうとか、あるいは妊婦についても同じじゃないかというふうなことで、これもそうしましょうとか...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これはJBICの方では答えにくいと思いますけれども、といいますのは、ここの事業主体、確かにSPE、民活を利用する格好になりますけれども、これから先調査をして、どれぐらいの金額でやるかというのは今から正に詰めていかなきゃならないので、今政府同士で決めており...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 事業主体を含めまして、このスキームをつくるときには、やっぱり国が財政を入れているわけでありますし、税金を突っ込んでいるわけでありますから、そういう部分がきちんと保全される、担保されるというような、そういうことは考えなきゃならないと思っておりますから、いわ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) こういう形で民活でやった方がアメリカの国内における今までのやり方から見ていても非常に安く宿舎を提供していると、例えばほかの地区でですね。そういうようなことから、こういうようなスキームの方がいろんな税金とかそんなことを考えても安くなり得るというようなことで...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) はっきり言って、三千五百戸分は減るんだろうということは言えるわけですけれども、ただ、八千五百から、八千ですか、それやるのに、どこのクラスがどういうふうに移動するか、アメリカも早く詳細計画を作ってくれよというようなことをこちらも言っているわけですね。そして...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、そういうことはあり得ませんので、というのは嘉手納以南のそういう返還予定地をちゃんとこれはもうリストアップしているわけですから、かなりの部分が返しますよということで。やっぱり返すということは、こちらはなくすわけでありますんで、その辺は、向こうも造る、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、そうはならないわけでありまして、何回も言っておりますように、今度のこの法律というのは、とにかく国際協力銀行の業務が現在の法律のままではやれないから、そういうことを、国際協力銀行にそういう能力を付与するという、そういうのが実質的な法律事項でありまして...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 確かに法律でこういうふうにJBICの能力に付与しているわけですから、JBICがそのときになっておれはやらぬよということは事実上できないとは思いますけれども、法律上はそういうことができるという規定でありますから、JBICがこれじゃ困りますよと政府に対してだ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 別に、視野に入れると言いますと、何かそういうことについて前向きみたいな姿勢が取られるので、非常に最近は言葉を選びながら言っているんですけれども、要するにいろんな研究を日本としてもするべきだと思うんですよ。  ステルス性というのはどういうわけでステルス性...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは先般、この委員会じゃなかったかもしれませんけれども、私がかつて防衛庁長官をしていたときに、中国に行って国防大学で講演をしたときに、向こうの教官から質問があって、日本がBMDを専守防衛のために造る、そしてそのときにアメリカと共同開発して造る、これはま...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは、共同研究したりあるいは共同開発しますと、その分については少なくとも知見といいますか知的財産権というのは我が国も持つわけになりますから、それは非常にコストダウンにはつながってくると思っております。
○国務大臣(久間章生君) いえ、決してそうじゃなくて、内閣の方針としては、武器輸出三原則を堅持しますという、そういう方針を今でも持っていますし、私も閣僚の一人としてはそういうような立場でおるわけであります。  しかしながら、研究とかそういう研究開発に向かってのいろんな議論とか、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) このポストにおる間はもう発言しちゃいかぬということになりますと、そういう新しい技術の芽の分野において、芽が出ようとしているような分野において研究が遅れてしまっていいのかという、そっちの思いがございます。  だから、ステルス性の問題もそうですけれども、例...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは確かに文章的には簡明でないかもしれません。というのは、法律を作るときにどうしても法制局と一緒になって議論しますけれども、今度の場合は、このいろんな掛かってきます言葉が、例えばこの当該周辺地域を含む地域の一体的な発展に寄与するための特例の措置を講じと...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そのどちらでもありません。
○国務大臣(久間章生君) やめれればやめるにこしたことないんですけれども、これは別に煙に巻くためでもなくて非常に幼稚なためにこうなったわけでもありませんで、非常に丁寧に説明しようとするとこういう形になってしまっているわけでありまして、この第一条の目的を丁寧にといいますか、分かりや...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 従来のJBICの目的に新たにこの分を付与したという、そういうようなことでありますから、従来持っていたJBICの目的外であると、今度の事業はですね。それをJBICに付与したというような、そういう法律の特例だと、そういう認識を持っております。
○国務大臣(久間章生君) 本来、事業主体というのは一般的なことをやるわけですけれども、特別の仕事としてそれを与えられて、そしてそれをやったその後の維持管理あるいは回収をやるというのを別経理でずっと特例としてやっていく場合は、それは特例であったとしても年数が続くのは、これはやむを得...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 利子を取らないといいますか、要するに無利子融資ですね、無利子融資のケースもあり得るという認識はありますけれども、財務省とはこれから先またこの問題については詰めなきゃなりませんから、あるとかないとか今の時点では答えられないというのが防衛省としての立場であり...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今五十年という話が出ましたけれども、JBICに対して五十年ということを決めているわけじゃありませんで、アメリカの例では、住宅に入っている人から回収するのに、日本で言う住宅資金ですね、そういうのが五十年で返還をしている例があるということを言っているわけであ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) JBICに対してまた出資をする場合もありますので、そういうようなこととの絡みでJBICに赤字を出させるようなことのないようにしなけりゃならないと、それは思っております。
○国務大臣(久間章生君) 今回のことにつきましては、政府がJBICを利用するという形を取っておりますけれども、JBICにこれは赤字を負担させるというわけにはいきませんから、そこは政府の責任で償わなければならないわけでありますんで、だから、その出資の部分とあるいはまた融資の部分の、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 政府の関係する、株式会社に将来なるとしましても、今の段階では政府の関係銀行でございますんで、黒字にしなきゃならないということまでは言えないかもしれませんが、赤字にさせちゃいけないと、これは言えると思います。
○国務大臣(久間章生君) いや、そういうふうに取られますとまた非常に、逆に今度のGSOMIAが強化につながっていくと取られますんで、そうじゃないんであって、国内法を変える場合は、このGSOMIAを結んだから変えるんじゃなくて、ほかの要因でいろいろと、例えば今国家公務員の罰則が軽い...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは公開、行政協定ですから、秘密協定じゃありませんので、公開すると思います。
○国務大臣(久間章生君) 今回の防衛首脳会談、あるいは2プラス2でも具体的に個別の話はほとんど出ていないわけです。進捗状況について触れた部分はございましたけれども、昨年のロードマップに従ってやってもらいたい、やりましょうという、そういう合意でありまして、普天間がどうだとか岩国がど...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは情報共有、あるいはその前提としての情報の提供、これについて日米双方でもう少し具体的なやり取りをしていこうじゃないかと、それをある程度スケジュールを追いながらやっていこうという、そういうことを私の方から提案したわけでありまして、今具体的にこうだという...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これをもらうためにこれをやったということじゃなくて、日米双方がこの日本を取り巻く安全環境の中でこれから先どういうふうにやっていくのか。先ほどのほかの質問に答えましたように、役割、任務、能力というのについての今この共同の作業をやっておりますが、その一環とし...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今でも共同訓練というのはやっているわけでありまして、日本国内あるいは日本の領空、そういったところでのいろんなことはあるかもしれませんし、あるいはアメリカの領空でやることはあるかもしれませんが、とにかく、今、白先生がどこを念頭に置いて言われたのか知りません...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 特別それはございませんでした。
○国務大臣(久間章生君) 私は、今、浅尾委員がおっしゃられましたことは非常に大事だというふうに認識しております。  といいますのは、日米双方が、政権が交代したときに、あるいは議会の承認が得られないからといって、向こうの分担あるいはこちらの分担が、この年はやめる、この年は出る、そ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これに基づいてこの大きな方向性を示すことによって今度調査したりなんかして固めていくわけでありまして、固まった段階でどうするか。それから先は単年度で勝負していくようなことにするのか。やっぱり決まった以上はこの金額でいこうという形でそれを縛るのか。私は、その...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 法律的にはそうなっておりますけれども、これはやっぱり政府の監督の下にありますから、事実上はそう簡単にはやめることは、政府の意に反してやめるということはできないんじゃないかなと思います。
○国務大臣(久間章生君) それは両方あると思います。  というのは、現在の国際協力銀行法で与えられている範囲内のものは従来のあれですし、それ以外の今度付与されますものについては今度の新しい特措法に基づく権限でございますから、両方あるというふうに認識しております。
○国務大臣(久間章生君) これを私の方が答えるかどうかあれですけれども、現行のJBIC法で読めない業務、グアム移転事業に係る出資等ですね、これは特措法で規定して、それ以外のものは基本的には現行法を適用することになりますから、議決権についてもどちらによるのかと言われたときには、そう...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それはもうそのとおりです。やっぱり出資した以上は、あるいは融資した以上はその返済の、ただ、その前提として政府間できちんとしたスキームをつくってやる必要があろうかと思います、それは。
○国務大臣(久間章生君) 最初はスキームを決めてこれでいきますということでやるわけですから、スタート時点ではどっちが行うというよりも、その決まった内容でやっているわけですけれども、途中で家賃の単価を上げるとかそういうことになってきたときには、これはSPEだけでは、あるいは銀行だけ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) スタート時点では、全体のスキームをどうするか、そのときに家賃収入がどれぐらいあるか、どういう年数で返してもらうのか、だれがその資金はまずは責任を持って回収するようなことにするのか、そういうことについてはやっぱり政府が向こうの政府と一緒になって決めて、その...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 実はこれは、これに似たようなケースが我が国でも行われておりまして、例えば私の地元の佐世保の場合ですと、民間会社がビルを、ビルといいますか、造りまして、そして米軍は保証はしないんですけれども、そこは米軍が優先的に紹介しますよと、そのときに、今住宅手当が幾ら...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、そういうことではございませんで、それは、現在佐世保でやっているやつとかはそういうような例もありますから、そういうようないろんな形で関与することはあるんじゃないかなというふうに思ったということを言ったわけでありまして、これからのやつは、全体のスキーム...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) やっぱり造りましたものが空き家では困りますので、造る前にも需要をきちんと見込んだ上で、どういう地域に何戸、どういう地域に何戸という形で向こうと詰め合わせていくことになろうかと思いますから、それはやっぱり造る戸数は需要を十分満たすような内容になってくるもの...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは最大限でございまして、順次造っていくという形になろうかと思いますが、それを全部を造るのか、あるいは部分的に造っていくのか、これもこれから先調査をしながら、優先度の高い地区を優先して先に造っていくことになるかもしれませんし、それはむしろ米側の要請とい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは日本だけでなくて、これから先アメリカもこの問題について取り組んでいくときに、米国だって、住宅については、家族住宅については日本側がお金を出すわけですから日本側が中心になるかもしれませんが、やはり利用するのは米海兵隊、その家族でございますから、向こう...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これから先スキームの作り方でございますけれども、まずSPEを先につくってそこにある程度の権限を持たせるのか、それとも、両政府がもういろんな配置から何から全部決めて、そしてSPEをその後に立ち上げるのか、これもこれから先のスキームの決め方じゃないかと思って...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 現在アメリカ国内において造られております例でいくと、民間に公募した形で手を挙げさせて、そして何か米軍が、米国か米軍か分かりませんが、一割持っておいて、そして発言権を確保しておいて、原則はそのSPEといいますか事業主体がやっていくけれども、米軍がきちんとコ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 確実性という点で、やはり日本のJBICを利用すれば、JBICじゃなくて民間の銀行でもいいということに建前はなっておりますけれども、出てこなかったら先へ進まないわけでありますから、最低とにかくきちんとできるという体制だけはやっぱりつくっておきたいということ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) やはり、米国本土あるいは最低ハワイ等ならまだ類推が、先生のおっしゃるような類推もできるのかもしれませんが、グアムという、今の人口も非常に少ない、そういうところで短期間に三千五百戸を一度に造るという、そういう形になっていくわけでありますから、米国の企業が果...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、おっしゃる意味はよく分かりますし、またそういうふうにやっていかなきゃいけないというふうに、それも思います。しかしながら、グアムという非常に限られた島で、資材にしてもあるいはまた労務者にしても非常に限られているところで短期間に三千五百戸という、そして...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 五年間ぐらいの間で造らなければならないということであります。
○国務大臣(久間章生君) 当てはまらないかどうかは、これはこれからですけれども、例えばうちの長崎県の離島の例えば対馬なんかは明らかに高いですよ。だから、向こうの方が島だから船で運ぶから安いというような、そういう想定で掛かるというわけにもいきませんから、高いこともあり得るということ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) こういう形でまだ具体化する前に、私は自民党の役員をしておりましたときに、米国から高官が来ましたときに、やっぱりこのビザの問題、これが一番割高になりますよと、だからビザを、確かに、今こういうテロの問題があってたくさんの労働者を入れることについて抵抗あるかも...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私もそういう認識をしております。  ただ、JBICのお金ができるだけ少なくて民間資本が、民間の銀行の金が使う道も残されておりますから、そういうような方途が可能な場合もあるんじゃないかなと思っております。
○国務大臣(久間章生君) それはやっぱり国民の貴重な税金の一部がそういう形で行くわけですから、政府としては責任があると思います。
○国務大臣(久間章生君) 先ほどから話が出ておりますように、今度具体的に事業計画がきちんと固まって、SPEも含めてこういう形で行きますよと、それで向こう五年間なら五年間で仕上げて向こう何十年か掛かって回収しますよというような、そういう全体のスキームができたときに、初めて政府間同士...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは、法律でやるか法律以外の形でやるかはともかくとして、何らかの格好でやっぱり政府としてはその責任をきちんとせぬといけないと思います。
○国務大臣(久間章生君) この第一条のところ、その海兵隊のことだけで書いているわけじゃございませんから、これはむしろそれ以外のところの方が、海兵隊が出ていく方が負担の軽減になるわけでありまして、むしろそれ以外の岩国とかそっちの方がむしろここでは念頭に描かれた方が適切じゃないかと思...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そうです。
○国務大臣(久間章生君) やはり、座間にそういうふうに向こうの陸軍の司令部が来る、あるいは我が国の即応集団の司令部が座間に行ってそこで一緒に共存する、そういうような再編をすることによってそういう全体が我が国のやっぱり平和と安全に寄与するという、そういうようなことを念頭に置いている...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) この辺は、先ほどの第一条の書き方が、巧拙、要するにまずいんじゃないかということを先ほどの委員の指摘でもあったわけですけれども、やっぱり非常にこの表現、まあ同義語ではあるんですけれども、住民の生活の安定とかそういう生活といったら影響になりますし、住民負担の...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 現在の米軍が駐留しております対応、対応といいますか態様といいますか、その仕方は、やっぱり最初のスタートは冷戦でスタートして、それに応じる形でやったわけでございますけれども、やっぱり国際環境が変わってまいりまして、非常に多機能といいますか、非常に複雑な敵と...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、そこまで、将来の先のことまで、また後戻りすることまで想定しているわけじゃなくて、現時点で、今までのような状況から変化が起きてきているんじゃないかと。その変化に対応できるように、これから先数年掛けて国内の体制も、米軍も、国内だけでなくて米軍は世界的に...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 具体的にといいますと、それはなかなか難しいわけですけれども、こういう負担が増加する、影響が大きくなる、そういう地域にこういう交付金をやったり、あるいはこういう事業を実施したりしてもそれはやむを得ないなと。広く国民がそれを支持したり理解してくれるような、そ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、だから、あの二十八億ドルがそのままですと国民の皆さん方もちょっと高過ぎるんじゃないかということで、そこはまだ理解が得られないんじゃないかなと思いますから、我々としては理解が得られるようにコストダウンについても努力せんといかぬなと思っております。
○国務大臣(久間章生君) 国民の理解が得られない場合は、我々がそのプランを具体的になったときに、ここの予算だと、あるいはまた条約だ、あるいは国際約束だという形で、いろんな形で出したときに国会で通らないというふうに思いますから、私は国会でちゃんと通るように、国民の理解が得られるよう...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 政令にゆだねる場合は、非常にある意味では国会に対して失礼に当たる場合もあろうかと思いますが、その反面、非常に変化をしやすいようなものについては政令にゆだねている方が国民から見た場合は対応が非常に早くて済む場合がございます。  こういう事業をといったとき...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私は、市町村の受入れ表明という言葉は、たしか表明という形で使ったかどうか、私はたしか使ってないと思うんですよ。表明まで絶対法的要件として必要かどうかということじゃなくて、この事業が円滑に進むために事実上市町村が受入れ態勢をしてくれているなということができ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私の念頭には、そういうようなやむを得ないと言っただけでいいということじゃなくて、事実行為としていろんな、例えばやむを得ないという言葉の次に建築確認を認めてくれるとか、いろんな形で事実行為が伴うと思うんです。だから、そういうようなことを一体として見て、米軍...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そういう場合もあろうかと思います。どっちもが賛成してくれれば一番、一〇〇%間違いないわけですけれども、議会は反対決議をやったと。しかし、一回やったけれども、その後は首長がいろんな行為をやるのに対して不信任案を出すわけでもないし、それは黙って受入れを議会と...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは原則として十年間でございまして、恒久的に来るわけじゃございませんから、そのお金に頼るわけじゃなくて、これにはこの期間の限定されているんだというような意識が残りますので、私は国庫依存を強めるということにはならないんじゃないかなというふうに思います。
○国務大臣(久間章生君) 今も変わりません。
○国務大臣(久間章生君) 政治というのは難しいわけでして、選挙のときにこう言った手前、それからまだ半年もたっていないのにそんなことは言えないと、しかし気持ちは分かったというようなことだってあり得るわけでありまして、そういうときにその真意をどういう形でつかまえるかというのは非常に難...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) もう戦後六十年もたってまいりますと、その当時でき上がった枠組みというのが必ずしもうまく機能しないんじゃないかなという思いもございます。さりとて、その間にだんだんと定着していったものもありますから、そういう中で、残すものは残すし、改めるものは改めるというよ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私は、現在の憲法は昔の憲法の反対的な立場で書かれたからかもしれませんが、やっぱり社会をつくっていくときに、権利はもちろん必要ですけれども、権利の章典というのが憲法でしょうけれども、やっぱり国民としての義務もある程度やっぱり必要だと思います。    〔理...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) まあそういうふうに言われる方もいらっしゃいますが、私はまた必ずしもそういうわけではなくて、現在の我が国のいろんな状況の中でやむを得ない形で沖縄の皆様方に負担が非常に掛かっておると、そういうような理解をいたしております。だから、戦後レジームが沖縄に残ってお...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) やっぱり基地というのは、やっぱりそのときのある必要性というのを念頭に置きながら配置するわけでありまして、やっぱり戦後ああいう形で沖縄が占領されておったという、それは事実としてありますけれども、それだけではないわけでありまして、それだけであるというよりも、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 自衛隊の幹部が、また沖縄についての米軍からの説明と、双方を私に説明したわけであります。
○国務大臣(久間章生君) 長崎にも御承知のとおり米海軍の佐世保の基地がございます。  ただ、それはありますけれども、やはり、また、ある意味では、長崎の方はある国から非常に近過ぎるという点もございまして、やっぱりいろんなことで、さっき言った縦深性、縦に深いというそういう意味をどう...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そういうような意図は全くございませんで、ただ日本としても備えることは備えておかなければならない。アメリカと日米安保条約があるからといってアメリカに全部任せるというわけではなくて、自らやっぱり担わなければならない役割とか任務とか、そういうのについてはやっぱ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これ、人間の安全保障というときはやっぱり外務省マターで大体やるわけで、私の方の立場で人間の安全保障というのをどう進めたらいいかと言われましてもちょっと答えようがないので、困ったなと思っているところであります。
○国務大臣(久間章生君) いや、おっしゃっている意味がよく分からないんで、私は北朝鮮との関係でも、やっぱり国交正常化をして、とにかくテーブルに着かせて話をしながら解決していくという、そういう姿勢というのはこれは非常に大事だと思っておりますので、それはもうどういう形でやっていくか。...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 一閣僚としてほかの省庁の、あれが適切か適切でないか、そういうような判断をする立場にはございませんので、今この場でそういうような判断を求められても個人として述べるわけにはいきませんので、政府の一員としてここで出席しておりますので、その問いに対してはお答えを...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それでなくても教科書のいろんな検定の問題についてはいろいろ意見が分かれるところでございまして、役所としては、各省庁、特に文科省が責任を持ってそれに対する公的見解を出しているわけでございますから、防衛大臣としてそれに対してどうだこうだというふうな、そういう...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私はかねてからいろんな委員会でも、憲法調査会でも発言する機会がありましたから言っておりますけれども、要するに、自衛権という概念についてもう少しいろいろ議論してもらいたいということを言っているわけです。  集団的自衛権と個別的自衛権と二つがあって、とにか...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 駐留軍等の「等」は、自衛隊を含むという意味で、駐留軍だけではなくて駐留軍等というような言葉でくくっております。
○国務大臣(久間章生君) 駐留軍と言うときには、これは日本国にある米国軍を指しますから、経過していく、途中立ち寄った軍隊も駐留軍という概念に入ると思います。
○国務大臣(久間章生君) 先般、報道等でそういうようなものがあって、そういうことについての記事を読んだことはございますけれども、それを私として正式に認識したわけじゃございません。それは、外交文書その他、どういうふうに今公表されているのか、私自身は見ておりませんので、それについての...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、防衛省にはそういう文書はございませんので、私自身が見ているわけではございませんで、報道で知ったということでございます。
○国務大臣(久間章生君) それは、しかし、これは防衛省としてもう本当に知り得る立場にありませんので、こちら側がそういうのを問い合わせるというようなそういう立場でもございませんので、そこはちょっとできかねると思います。
○国務大臣(久間章生君) 先ほどから言っていますように、防衛省、当時は防衛施設庁ですね、要するに防衛施設庁は基地を提供する、その基地の問題については確かに施設庁マターでありますけれども、どこが、アメリカが何に使うかどうかということは、これは防衛庁マターじゃないわけですよ。だから、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほどから何回も言っていますように、今の各省設置法でこの仕事はどこの省かということは決まっているわけでありますから、その中身については、米軍とのいろんな、事実上のいろんなやり取りはあるとしても、それは事実上の運用の原則とかいうのを決めるのは外務省で決める...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 何と何の共食いですか。
○国務大臣(久間章生君) 共食いというのは、いろんなことで共食いと言いますけれども、何の共食いですか。
○国務大臣(久間章生君) いや、そういう意味での共食いというのは知りませんでした。
○国務大臣(久間章生君) それはないと思います。  今までも、確かに事故で戦闘機が破損したり、あるいはまた海中に落ちたり、それはありますけれども、わざとそういうことを、人命にもかかわることですから、そういうことをするはずはないわけでありまして、冗談にもそういうことをこういう場で...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) やはり国の安全というのは外交がやっぱり第一であるというのは、もう私も認識は同じであります。  やっぱり、外交努力によってそういう雰囲気をつくらない、いかにして相手との信頼関係をつくっていくか、これが一番でございまして、最悪の状態が国防だと、そういうふう...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) やっぱり言うべきことは言いながら、しかしながら協調するところは協調しながら、日米の同盟関係がしっかりないとやっぱりそこにすきができるわけでありますから、それは非常に大事であると思います。  それと、日米同盟というのは、やっぱり私は、その日米同盟がしっか...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) あれは単なる事件ではなくて、やっぱり行政に、何といいますか、最近いろんな圧力が掛かってきている、暴力的な圧力が掛かってきている、そういうのが表に表れた一つのケースじゃないかなと思って、やっぱりこれは油断できない傾向にあるというふうに思いますので、これから...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 米軍再編に伴う海兵隊の移転、グアムへの移転ではありますけれども、かねてから、沖縄県からとにかく海兵隊をよそに移していく、減らしていくという、そういう要望を我が国としては行っておったわけであります。これが国内で、もし海兵隊が沖縄から仮に北海道なら北海道に行...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 安保条約それからその取決めによって決まるんではなくて、それによって駐留している米軍が日本国内で減って、日本国内で沖縄から北海道に行くんならば安保条約の取決めで全額負担せにゃいけません。ところが、今回のやつは、日本国内での移転じゃなくて、八千人が向こうに移...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これはやっぱり沖縄からのそういう、沖縄の負担の軽減を図ろうという、我々、我々といいますか、我が国のいろんな要望が、要請も今まであったわけでありまして、その一環としてそういうふうに移るということにもなるわけであります。  卑近な例でちょっと申し訳ないかも...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そのほかの理由はないと思います。米軍のそれは減ると、今度はまた嘉手納以南のいろんな米軍施設、今まであったやつは返ってきて、返還されるわけでございますから、それの分に出している分は今度は返ってくるわけですね。  だから、そういう点では負担がこれから先は減...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そういうことですね。
○国務大臣(久間章生君) いや、私もこれを読んだとき、果たしてそうかなと、正直言いまして。これは私が就任する前に作られた文書でありますけれども、そうかなと、そういう思いがいたしました。  やっぱり、我が国が負担するというのは、海兵隊の機能が我が国の防衛上守ってくれるから負担する...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 不適切かどうかは別として、その理由で日本が金を出さなきゃならないという義務を負うのかなという、そういうような、何といいますか、そういう、日本の防衛をそこで、グアムでも分担するんだから日本も出しなさいよと言われて、はい、そうですといってすとんと落ちないとい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは前のやつを新しく作ったんだと思いますので、私はその原稿をチェックしたわけじゃございません。
○国務大臣(久間章生君) 沖縄から海兵隊が減るということは、沖縄の人にとっては負担が減るということでいいんですけれども、その一方では、我が国の抑止力が足らなくなる、米軍がそこから遠ざかることによって我が国の方に空白ができるんじゃないかという心配する人もおるわけですよ。そういう人た...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 一つの理由であると思うんですよ。  よく、一時、このグアムじゃなくてフィリピンに米軍基地を造って、そこでやるから日本が負担してくれよという話を、フィリピンから話が来たことがありました。これは私の、政府としてじゃなくて、党の役員しているときですね。そのと...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) こういう考え方がないわけじゃないわけですから、それをここに書いておくことがいかぬわけじゃなくて、むしろ書いてなかったらこういう言い方をしているじゃないかということでおしかりを受けるわけですから、書いているけれども、この三つの理由のうちのこれが大きいのかど...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは一致するかどうかは分かりません。この数字を決めますときも、後から聞いた話ですけれども、ラムズフェルドさんと額賀さんがかなり深夜まで議論をして、そしてもう最後に決めたという話もありまして、向こうは向こうでやっぱり議会に対する説明が、どういう形が一番や...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 国と国とが決めるときに大事なことは、積み上げのいろんな背景の心理的な描写なりなんなりじゃなくて、その数字が幾らかというのがこれ大事だと思うんですね。だから、いろんな理由付けをもし大事にするとその数字自身が動くことだってあると思うんですよ、そういう理由だっ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いやもう、グアムはハワイと比べて非常に我が国に近いから、いざというときにはそこが、第三機動展開部隊でもありますけれども、すぐさま対応できるという、そういう点でグアムは我が国としてもそこなら非常に助かるという、そういう思いがありますから、我が国のために役立...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは在日米軍でなくなります。
○国務大臣(久間章生君) 大ざっぱに言いますと、その人数比率で減るものと私たちは理解しております。
○国務大臣(久間章生君) 委員長。
○国務大臣(久間章生君) ちょっと勘違いしないでください。  グアムに行って、グアムと例えば嘉手納とが一緒になって向こうでやるときに、こちらから沖縄に駐留する米軍機が行く場合の費用負担についてはそれはあり得るかもしれぬということでありまして、向こうから来るのはもう在日米軍じゃな...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは基本的にないと思いますね。
○国務大臣(久間章生君) これはとにかく、現実にはそこがもう、向こうでも転勤があってみたりいろんなことをするかもしれませんから、沖縄から行った人がずっと向こう何十年間か使い続けるという、そういうことを縛り付けるということに私はならないと思うんですよ。  ただ、我が方としては、八...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それはやっぱり、グアムでの海兵隊を中心とするその部隊が機能してくれないと我が国の抑止力が落ちるわけですから、おたくらとそこがちょっと基本的に考え方が違うかもしれませんが。やっぱり日本における抑止力を維持するという、そういうことを強く望んでおられる人たちも...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは考えておりません。
○国務大臣(久間章生君) 確かに、SACO合意でやりました内容が変わったというその理由は、岩国市が何かの原因で変わったわけじゃございませんで、国の全体的な流れの中で米軍再編の一環として内容が変わってきたわけであります。  しかしながら、そういう変わった状態の中で、今までどおりの...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今度のこの米軍再編に伴って負担の増える、増加する自治体に対しては、そういうようなことのないようにもうきちっと法律で、政令で、その市町村あるいはその周辺市町村、あるいは特定事業、こういうのを政令で定めて、そして表明するときに客観的な基準をある程度作って、こ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 米軍再編のやっぱり一環であるというふうな認識を示しております。というのは、空母艦載機、今度のやつは、グアムへの移転もそうですけれども、グアムへの移転は普天間からキャンプ・シュワブへ、それができるのを待ってグアムへ移転しますよという、そういうことになってお...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは、地元の同意を得て決まっております。
○国務大臣(久間章生君) NLPにつきましては岩国ではやらないということで岩国市にも説明しておりますので、私どもはこれを、候補地を探して、とにかく、厚木はとにかく密集地でありますから、そこで艦載機を岩国へ移すわけでありますから、厚木でもやめたいという気持ちはあるわけですね。だから...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 向こうもゲーツ長官に替わりまして、こちらも私に替わりましたので、あとの外務大臣、国務大臣は替わっておりませんけれども、2プラス2で従来決めたロードマップに従って粛々とやるということを再確認したいというのはありましたので、そのとおり再確認いたしました。 ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) ある一定の期間だけのその測定をして増えている、変わっていないというような、そういう議論のされ方というのはいかがかと思うんです。訓練を皆さん方にお願いして、三沢を始め各地にお願いをしてやっと全国で引き受けてもらって、もう既に始めたわけです。築城ですか、この...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 防衛首脳会談でもそういうような話は一切出ませんでした。
05月11日第166回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第8号
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○久間国務大臣 先般の当委員会での私の発言について、一言申し上げます。  テロ対策特措法は、一連の国連安保理決議がなされていることにかんがみ、我が国が国際的なテロリズムの防止及び根絶のための国際社会の取り組みに積極的かつ主体的に寄与することを目的としています。  したがって、...全文を見る
○久間国務大臣 どう考えるかと言われますけれども、自衛権の行使というのは、これはやはり避けては通れないわけでありますので、自衛権の行使としての戦い、これはまあやむを得ないというようなことでありますが、それ以外の戦いといいますか戦争といいますか、これはやはり違法である、そういうよう...全文を見る
○久間国務大臣 戦争という言葉を闘いというふうに置きかえるのは、これは世間ではまだそれほど、いわゆる法律知識といいますか、国際法の分野に親しんでいない方については、闘いという場合と戦争というのは同義語に使っておりますので、私自身も含めて、わかりやすく話すときに戦争という言い方を、...全文を見る
○久間国務大臣 いや、それは必ずしも、闘いをする場所で支援するわけではない場合に、その闘いそのものは、そのときの闘いというのも、戦争の戦という字を書いちゃいかぬそうですから、あえて速記のためにも言いますけれども、闘いと言うときには闘争の闘だそうでございますから、私もこれから先は気...全文を見る
○久間国務大臣 わかりやすく言うときに、闘いという言葉を使わずに、そこで戦争が行われているという表現は一般的にはよく使うわけでありますから、こういう委員会等の場は別としまして、ほかのところでわかりやすく話をするときに、戦争が行われている場所、そういったところは避けて、違うところで...全文を見る
○久間国務大臣 この委員会でありましたかあるいは安保委員会でありましたか、どちらかの委員会で、戦争という表現がまずいならば私のその発言を削除していただきたいということも申し上げておりまして、その点も議事録に載っているわけでありまして、私自身が、そういう言葉で誤解を生むようならばそ...全文を見る
○久間国務大臣 それは私自身が、テロとの闘いという形で書いてもらいたい、戦争という言葉が誤解を生むので削除してもらいたいということを委員会でも言っているわけでございますので、私自身の気持ちとしてはそうでございます。  ただ、それを認めるか認めないか、削除するかどうかは理事会初め...全文を見る
○久間国務大臣 今、麻生外務大臣が言いましたように、後になって、あのときこうすればよかった、そういうことを言ってみてもどうにもならない点があろうかと思いますが、私も今おっしゃられましたような気持ちがないわけじゃなくて、アメリカに行くたびに、バース党の中でも優秀な官僚がおった、しか...全文を見る
○久間国務大臣 核兵器を持っておったというような判断は私は違ったんじゃないか、そういうふうにそれは言いました。
○久間国務大臣 私は、あの当時閣内にいなかったわけでありますし、そしてまた、いたとしても、アメリカの武力行使に踏み切ったことを、政府としては、総合的に判断しながら、国益としてそれを支持するかしないかというときに、支持するという決定をしたわけでありまして、現在の安倍内閣も、そのとき...全文を見る
○久間国務大臣 九〇年当時の参加と協力の議論というのは、今もそのままそれは理解しておりますし、踏襲しております。  ただ、参加という言葉が、日本語ですから、参加という言葉自体がその当時の言葉でどこまでかという感じはしますけれども、その当時の参加という言葉が、指揮命令を受けるとい...全文を見る
○久間国務大臣 あくまで自衛隊員は総理大臣並びに防衛大臣の指揮を受けるのであって、国連軍といいますか多国籍軍の指揮を受けているわけではございません。だから、食い違ったときにどっちに従うかによってそれが決まってくるわけでありまして、防衛大臣あるいはその上官であります総理大臣の命に従...全文を見る
○久間国務大臣 これは、多国籍軍の一員にならなければあそこにおいていわゆる外国人としての地位が確保されませんので、いろいろな特権がですね。そういう意味では、多国籍軍のグループに入っているといいますか、そういうもとにあるという形にはなっておるわけであります。  これは非常にあの当...全文を見る
○久間国務大臣 あの当時の統一見解のうち、参加という言葉について、これが、指揮下でない、そういう意味だというふうにとればそれほどの違いはないわけでありまして、要は、もし先生がおっしゃるようなあれで今の場合が違うということになりますと、地位そのものが認められなくなるわけです。そうし...全文を見る
○久間国務大臣 御指摘の平成二年の政府統一見解の中で、「「国連軍」の司令官の指揮下に入り、その一員として行動すること」というのは、続いた一体の言葉というふうに理解しておりまして、指揮下に入るということとは別に一員として行動するというような、そういうことが憲法上の問題の独立要件だと...全文を見る
○久間国務大臣 いや、別に逸脱しているわけじゃございませんで、人道復興支援に支障を来していないわけでありますから。支障を来さない範囲でやるというふうに基本計画では書いているわけであります。  ただ、そのときの状況によって、特に陸上自衛隊が引き揚げましたので、人道復興支援の分野が...全文を見る
○久間国務大臣 どういう形にこれから先またなっていくか、それを推定しながらでございますから、今度このイラク復興支援法の延長を決めていただけた場合には、そのときの基本計画を変えられるときは、これは内閣官房マターでございますから防衛省じゃございませんけれども、内閣として決定するときに...全文を見る
○久間国務大臣 専ら武器、専ら弾薬、そういったことの輸送は原則としてやっておりませんけれども、多国籍軍を運ぶときに武器を外す、弾薬を外すというような、そういうことは事実上なかなかできないわけでありますから、だから、それは法的には可能でありますけれども、基本計画上それをどういうふう...全文を見る
○久間国務大臣 実施要項というのは、具体的なそういうニーズがある場合にやはりそれをするかしないか。実施要項でもし書いておりますと、そういうこともさもやっているかのように思いますから。ニーズがない場合にはこれは外すということは、そういう選択肢としてはできるわけでありますから。法律上...全文を見る
○久間国務大臣 こういう武器を運んでくれ、こういう弾薬を運んでくれというような、そういう要望がなければそれは運ばないわけであります。  それともう一つは、割合、今までのいろいろな関係でもずっと見ておりまして、武器については他人にゆだねるということは余り各軍ともしないんですね。だ...全文を見る
○久間国務大臣 それは別でありまして、やはり安全確保活動をやるためのその支援をやるときに、武器を持って、あるいはその武器の中には弾薬が入って、そして乗り込んでくるという、そういう必然性というのはあるわけでありまして、そういうのまでやらないということじゃなくて、そういうのは安全確保...全文を見る
○久間国務大臣 武力行使という言い方と、例えばいろいろな治安活動に当たっている、この法律上は安全確保活動といいますかに携わっている、我々はそういうところは使い分けておるわけでありまして、だから、イラクは一応戦争は終わったという、そういうような前提に立ってすべて国連の動きも、またそ...全文を見る
○久間国務大臣 それは可能でありまして、例えば、うちの陸上自衛隊が向こうにおりましたときに、陸上自衛隊がもし運んだとした場合、その陸上自衛隊員が、武器を持って、弾薬を持って、みずから携行してそれに乗り込んできた、それを運べませんということにはならないわけでありまして、武力行使をし...全文を見る
○久間国務大臣 アメリカに限らず多国籍のほかの軍の要請によって、この兵士を運んでくれ、そう言われたときに運ぶのが私たちの自衛隊の仕事でありまして、その運ぶ兵隊が兵器を持っている場合もあり得るということを言っているわけであります。
○久間国務大臣 指揮に入っているわけじゃございませんで、それは、連絡調整をしながら、運んでもらいたいという要請に基づいて我が国の上官の命によってそれを運んでいるわけですから。だから、もし向こうが運んでもらいたいと言っても、こちらの方が運ぶなと言った場合にはこちらの命令に従うわけで...全文を見る
○久間国務大臣 気持ちとしては、人道復興支援を中心とした活動をもっと積極的にやるようなことになってくれればいいなと思っております。  ただ、法律上はパラレルでございまして、どちらがふえてどちらが減って、いかぬということにはなっておりません。
○久間国務大臣 これは、官房長官を初めとして内閣で、全体として、これから先の活動を延長されましたときにどう判断していくかだと思っております。  ただ、多国籍軍の場合でも、医療活動とかあるいはまた病院の建設を初めとするそういう土木活動とか、こういったのも結構やっているわけでありま...全文を見る
○久間国務大臣 さっきから言っておりますように、多国籍軍がたくさん乗っているからといって、それは人道復興支援が非常におろそかになっているというわけではないということを先ほど事務方からも答弁させました。  そういうようなことで、これから先、人道復興支援を中心としてやっていきたいと...全文を見る
○久間国務大臣 どうもその辺が、思い込みがちょっと強過ぎるような気がするんですよ。  アメリカ軍が増派までしてでも安定させようと踏み切ったこと、これについて私は、そこまで決断してやろうとしている、その決意を高く買っているわけですけれども、それはなぜかというと、やはり国連がもう少...全文を見る
○久間国務大臣 先ほど局長からも言いましたように、各国とも、公表してくれるな、そういうことを言っておるわけでありまして、だから、アメリカ以外の国は、そういうことで自国の運んでいる数字についても公表していない。先生のその資料でも、韓国でもそうですしオーストラリアもそうですけれども、...全文を見る
○久間国務大臣 さっきから何回も言っていますように、まだイラクの治安状況が悪い状況下にあって、国連の方からもとにかく細かいことは言わぬでくれ、また多国籍からもそういうことを言わぬでくれというふうに言われているときに、私たちはそれをつまびらかに、どこからどこまで、何回、何トン、何人...全文を見る
○久間国務大臣 アメリカが武力行使に踏み切ってフセイン政権下のイラクと戦ったわけでありますね。これは、私は、戦争という言葉を今使っちゃいかぬといいますから、これも自衛権の行使としての戦いだ、そういう言い方をしますけれども、いずれにせよ、そういうことで始まったわけです。そして、それ...全文を見る
○久間国務大臣 それは、ないことはないですね。自衛隊というのは、あらゆることに対応して、それが国民のためになる場合に、法に基づいて可能なことについてはやれるわけですから、ないことはないというふうにしか言えません。     〔委員長退席、渡海委員長代理着席〕
○久間国務大臣 自衛隊といえども、これは国の機関でありますから、官庁間協力でやることもございますし、いろいろな場合があります。あるいは調査活動をやる場合もございますし、あるいはまた情報収集活動を行うこともございますから、いろいろな場合がありますので、その具体的な状況を見てみないと...全文を見る
○久間国務大臣 今おっしゃられたのは、まさにそのとおりの動きでございました。やはりこれは、我が国がもしこういう攻撃を受けたときに、我が国はやれるんだろうか、何か反撃ができるんだろうか。我が国だったら、憲法の制約からできないじゃないか。そうなってくると、国連がこういう決議をして、そ...全文を見る
○久間国務大臣 軍に対する支援であるという意味では、軍事的支援だと言えると思います。  それと、米英軍だけではなくて、米英軍等にということで、そのほかの多国籍軍に、参加した多国籍軍に対しても補給活動を行っておりますから、米英だけに限定したわけではありません。
○久間国務大臣 それは、軍事的支援だと思います。
○久間国務大臣 そこのところが、私はかねがね言っているんですけれども、集団的自衛権という言葉が集団の自衛権かのような言葉として歩いている、そこが非常に誤解を生んでいるんじゃないかと。集団的自衛権であろうと個別的自衛権であろうと、国連憲章にあるように、個別的または集団的な自衛のため...全文を見る
○久間国務大臣 それを、だから、自衛権の行使とかそういうような言い方でそれを認定するのではなくて、そういう自衛権を行使している軍事的活動に我が国としては憲法上許される範囲で何ができるかというようなことからあの法律をつくって、そしてやれる範囲でやりましょうと。  しかしながら、憲...全文を見る
○久間国務大臣 いや、我が国が攻撃されているわけでございませんから、我が国の自衛権の行使には少し無理があるんじゃないかなと思うわけです。  例えば、アメリカがニカラグアと、あるいはベトナムと戦っているときに、日本がそれを支援するのは日本の自衛権の行使かと言われますと、私は、同盟...全文を見る
○久間国務大臣 軍事的な行使と今言われましたので……(長島(昭)委員「支援、支援」と呼ぶ)いや、軍事的な支援と言われましたので、私がさっき言った言葉でちょっと誤解されていればいけないなと思ったのは、軍事的なじゃなくて、軍事上のですね、軍事活動をする米英軍を初めとする、そういったと...全文を見る
○久間国務大臣 いや、似ていますけれども、若干違うんです。  というのは、周辺事態法のときは、国連決議がなくてもやれるというような、そういう前提になっております。ところが、今の場合は、国連も決議をして、そして米英軍も自衛権に基づいてやっている。そして我が国も、テロリズムを撲滅し...全文を見る
○久間国務大臣 もし一般法でつくれれば、私は何もそれに反対しているわけじゃありません。  しかしながら、テロ特措法というのは、先ほどから話があっておりますように、今までの自衛隊が海外に出ていった活動の中では非常に異質なものであるから、これをひっくるめた形で法律をつくるというのは...全文を見る
○久間国務大臣 イラクの場合は、一応戦争が終わったというアメリカの宣言もございますし、それをまた受けた形で国連が、その後の復興という形で、あるいは治安維持活動ということで国連が要請をしておりますから、戦争そのものは、イラク政府との戦争は終わったと。その後の状況をどういうふうに見る...全文を見る
○久間国務大臣 あるいはそれは先生がおっしゃるのが正しいのかもしれませんが、我々は、イラク特措法をつくりましたときに、国連からの要請で、イラクの戦後の復興と、そして治安の維持のため活動する、そういった多国籍軍への安全確保支援活動をやってもらいたいと国連が世界各国に呼びかけたわけで...全文を見る
○久間国務大臣 私自身は、戦闘地域とは思っておりません。  やはり戦闘地域というのは、国または国に準ずる組織と、そういうまた対立する国なら国が、準ずる組織と闘っておるという明白な形の地域が戦闘地域であって、治安が悪いから、そこにはどこからか迫撃砲が飛んでくるからそこは戦闘地域だ...全文を見る
○久間国務大臣 情報を共有するということは、お互いが得た情報をやはり確認しながら、その精度等を確認しながらやるわけでありますから、情報を共有しておればミスは非常に少ないと思います。
○久間国務大臣 だから、共有したわけではなくて、あのときの閣議決定は、米国の武力行使を支持するということを言ったわけで、アメリカが核兵器を持っていると言ったことを、そういう認識を支持したとは言っていませんから、そこのところは、米国の武力行使を支持する、それも、国益を判断してという...全文を見る
05月14日第166回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第9号
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○久間国務大臣 今もお話がございましたように、もう回を重ねること四回になる人もおられるわけですね。一つには、C130での輸送でございますから、どうしても限られておるわけですし、パイロットも限られている、部隊の数も限られておりますから、そういう人たちが繰り返し行くことになります。非...全文を見る
○久間国務大臣 処遇につきましては、手当その他ございますけれども、今、一万六千円から千四百円ですか、非常に幅があるわけでございますが、イラクの場合は、バグダッドその他、非常に危険な地域でございますから。  ただ、それにつきましても、これまでのいろいろな例を倣ってやっておるわけで...全文を見る
○久間国務大臣 バグダッドが今どういう状況かということになると、治安が非常に悪いということは言えますけれども、そこが戦闘地域か、あるいはまた戦闘地域でない地域かということについては、現状に即して判断しなければなりませんから、その辺についての判断は、今ここにおる私がするわけにまいり...全文を見る
○久間国務大臣 この戦闘地域という概念は、委員は御存じないかもしれませんが、テロ特措法をつくりますときに初めて使った言葉でございまして、要するに、あのときいろいろ議論しましたのは、アメリカが自衛権の行使としてテロとの闘いをやる、そしてそれを受けて国連がそれを支援するということで国...全文を見る
○久間国務大臣 イラク全土が非戦闘地域になるとかならないとか、そこまでは、私は、私自身が断定できませんので、バグダッド地域自体も、私自身としては、個人としては、あそこは今治安状況は悪いけれども、戦闘地域かと言われると、そうじゃないんじゃないかという思いは持っていますけれども、それ...全文を見る
○久間国務大臣 後方地域支援という概念をつくりましたときは、あれも私、関係しておりますから言うんですが、後方支援というような言葉ではなくて、後方地域支援というのは、そこには戦闘行為が及んでこないであろうというような、そういうことで言ったわけであります。  ところが、いわゆる憲法...全文を見る
○久間国務大臣 先ほどから何度も言っておりますように、イラクの治安状況が悪いということは、もうこれはみんながよく知っていることでございます。バグダッド空港は比較的そういう点ではいいと思いますものの、それでもやはり危険は伴うわけであります。ましてや……(発言する者あり)ちょっと黙っ...全文を見る
○久間国務大臣 先般、おたくの長島議員が質問されましたときに、私は、あの方は、この特措法をつくるときの議論には加わっていないにもかかわらず、その前後の関係についてはよく分析しておられるなと思いました。  しかしながら、最後の部分、それだから集団的自衛権で我が国は支援しているんだ...全文を見る
○久間国務大臣 我が国は、憲法で禁じられている以外のことについては、法律で規定すればそれができるわけでありますから、その法律をつくるときに、その点、ただし慎重にしなければいけませんよという、そういう思いはありますけれども、憲法で許される範囲のことを法律で規定すれば、それは我が国の...全文を見る
○久間国務大臣 一般論として、できないわけじゃなくて、そういう法律が別にあるならばできるわけであります。  我が国の行政は、やはり法律に基づいてやるわけですから、その法律がないときには、こういうテロ特措法みたいな特別な特別措置法という、期限つきのこういう特措法をつくってやる以外...全文を見る
○久間国務大臣 それを軍事的支援と言うか言わないかは、私もあのとき答弁にちょっと窮しましたが、アメリカ、イギリスの軍隊等の活動に対して、法律にも書いていますから。我が国の実力組織である自衛隊が支援をするという法律ができたわけですね、国会で。だから、それは軍事的な支援かと言われます...全文を見る
○久間国務大臣 その辺がなかなか難しいので、今、いわゆるアルカイダがおった、タリバン政権があった、そこは崩壊して、アフガニスタンは一応終わってしまって、治安部隊を国連が要請しているわけですね。だから、向こうでの戦争はあるいは終わったのかもしれませんけれども、あるいはその治安状況を...全文を見る
○久間国務大臣 我が国が法律をつくったり何かするときに一番注意しなければなりませんのは、憲法で禁じられていることを法律で書こうとしたらそれは大変なことでありますから、そこのところはしないよということをどうやって担保するか、ここが大事であります。  だから、そのためには、まずは相...全文を見る
○久間国務大臣 確かに、今までの認証できるような、そういう形態と違うようなことが、これから先、我が国で、あるいは我が国周辺で、あるいは世界で起こらないとは限らないわけであります。  そういう意味で、非戦闘地域というような、あるいは戦闘地域という概念をわざわざつくったのは、それを...全文を見る
○久間国務大臣 陸上自衛隊の件につきましては、撤退してしまいましてからは、私たちは今までの活動実績を全部公表しました。やはり、活動している途中については、何がどこでどういうふうに行われているかということをやることによって、治安状況がいい普通の国であれば問題ないわけですけれども、あ...全文を見る
○久間国務大臣 こういうようなことについて、何回もそういう、いわゆる危険がありそうだというようなことで、そういうことをまた言いますと、またそう言われますし、ないということになりますと、それも問題がございます。  要するに、自衛隊にしてみますと、身の危険を感じたときにはそれは作動...全文を見る
○久間国務大臣 後から総理に答えてもらいますけれども、そういう安全上の問題とはいえ、先ほど原口委員がおっしゃいましたように、国会との関係で、こういうのはやはり情報を共有しておった方がいい、そういう思いは私自身もございます。  しかしながら、現在の制度で国会に情報を出すと、その日...全文を見る
○久間国務大臣 総理が答弁される前に、今の質疑の中で多国籍軍が多いじゃないかと言われましたけれども、多国籍軍の輸送の中の、多国籍軍も人道復興支援もやっているわけでありますから、そういう点についても誤解のないように、きょうはテレビも入っておりますので、何か多国籍軍がさも安全確保活動...全文を見る
○久間国務大臣 今度の増派されます部隊だけをとってそういうふうに言われますのは、今度の増派の目的はとにかくイラクの安定を一刻も早くせぬといかぬということで治安の維持に本当に力点を置いて決意したわけでありますから、ここは治安維持活動といいますか、そういうのが主たる内容になっているの...全文を見る
○久間国務大臣 今おっしゃられるような爆撃をやるその兵士を自衛隊がC130で輸送しているわけじゃございませんで、彼らは自分の戦闘機であるいは自分の爆撃機で攻撃するときは攻撃するわけでありますから、自衛隊の活動がさもそういう戦闘とイコールかのような印象を与える言い方は、ちょっとどう...全文を見る
○久間国務大臣 それは、先ほどから言っておりますように、いろいろな、人道復興支援のためあるいは安全確保活動のために活動する多国籍軍の一員として自衛隊は空輸を行っているわけであります。
○久間国務大臣 そういうことは聞いておりません。
○久間国務大臣 私の方からお答えしていいのかどうかわかりませんけれども、自衛隊は、イラクの復興と安全確保支援活動に法律に基づいて行っているわけでございますが、この両方につきまして、自衛隊が行かなくてもいいような状況が一日も早く来ることを望んでおるわけであります。  というのは、...全文を見る
○久間国務大臣 アメリカはアメリカの三権分立の関係で、議会が法律を決めるけれども、行政府はそれに大統領が拒否権を発動する、それが嫌なときは三分の二で可決するとかそういうのがございますけれども、日本の場合は法律がなかったら全くできないわけであります。  そういう意味で、私は、やは...全文を見る
○久間国務大臣 二年がよくて三年がだめだというわけではございませんけれども、テロ特措法のときも、最初の期限を二年としていたのを、半分は延長させてもらいたいということであのときもやりましたし、今度の場合は、イラクの復興でございますから少し長いだろうということで、このイラク復興特措法...全文を見る
○久間国務大臣 安全確保上、どういうあれがあるかと言われますけれども、いずれにしましても、自衛隊のC130で運んでおります物資等については、抽象的な言い方でいくと、人道復興支援のために必要な物資、あるいはまた安全確保のために必要な物資、そういうのを運んでおって、その内容等について...全文を見る
○久間国務大臣 国連の関係でいえば、例えば、例示を挙げれば、ストーブを運ぶとか毛布を運ぶ、それはあると思います。それで、多国籍軍の関係でいいますと、具体的なことはできるだけお答えしたくないんですが、例えば、車両とか航空機の部品とか、建築用の機材とか、郵便とか書籍とか、そういったも...全文を見る
○久間国務大臣 これまでも大変お世話になってまいりましたし、協力いただいておるわけでございますけれども、先生自身も自分が携わられたからわかりますが、今みたいに言うことすら非常に気が引けるのは、ストーブ、毛布と言ったら、それ以外に何かというのが次には質問としては出てくるわけでありま...全文を見る
○久間国務大臣 特措法でございますから、期限をある程度切らなきゃいけない。それで、四年を一つの区切りにして法律をつくっております。だから、延長する場合も、四年の見通しでなら延長できますよということにしたわけですね。今回、二年という延長をしておりますから、その二年の期限が来たときに...全文を見る
○久間国務大臣 必ずしもそういうことじゃなくて、二年間たった時点で、そのとき、要するに何年改正しようかということになると、それは国会でまた議論されるわけでありますけれども、最初立法した趣旨からいきますと、特措法の期間というのは、やはり四年が一つのその時点で判断できる範囲じゃないか...全文を見る
○久間国務大臣 四年で法律は期限が切れるわけですね。しかしながら、そのときには、今回みたいに六年間ということで法律を変えるわけですから、そうすると、法律そのものは六年間の法律ということになるわけですよ。そうすると、四年延長することができる、そういう規定は残っておりますから、有効で...全文を見る
○久間国務大臣 先ほど言いましたように、我が国がイラクに対してそのような活動を行う必要がない、また、各国から見られたときに、各国は続けていて我が国だけが帰ってくるというような、そういうことでなくて、国際的な評価においても国益上引き揚げることが可能となるような、そういう状況になった...全文を見る
○久間国務大臣 これは、予算措置の一つの必要性といいますか、スタートしたときに、防衛予算でそれを出すのは非常に困難な状態の中で選択をしましたために、やはり予備費を使わせていただきましたが、だから、そういうような状況が現在も続いているということで、それをそういう予備費で支出させても...全文を見る
○久間国務大臣 今委員がおっしゃったような選択もできないことはないと思います。しかしながら、まず、国会の関係でいきますと、七月の前に、参議院選挙もございますから、それまでにとにかく延長しないと、法律が消えて、今出て行っている部隊は帰ってこなきゃなりませんから、延長しなければならな...全文を見る
○久間国務大臣 私は、アメリカが武力行使に踏み切ったことについて間違っていたとか正しかったとか、そういうことを言ったわけじゃございませんで、核兵器があると言っているけれども、その情報については違っているんじゃないかと私はあのときに思いましたよということは言いました。そして、政府が...全文を見る
○久間国務大臣 航空自衛隊が輸送する物資につきまして、国連支援の輸送物資については、国連から詳細について公表することを避けてほしい旨述べられているため、詳細についてはお答えを差し控えたいが、例えば事務用品やストーブ等が挙げられます。  一方、多国籍軍等の物資の詳細については、具...全文を見る
○久間国務大臣 それは私としては、先ほどもそういうことをしてもらいたいという思いをしましたが、それは当委員会だけではなくて国会として全体的にお決めになることでございますから、それについて私がとやかく言うことではございません。  ただ、当委員会だけで決められるかどうか、その辺は皆...全文を見る
○久間国務大臣 私たちも、イラクの陸上自衛隊が行っていたとき、広報活動して、それが国民に知れることによって大変みんなが好感を持ってくれたわけですから、空自も同じような気持ちがあるわけであります。  しかしながら、空自の場合はいろいろな微妙な問題がありまして、なかなかイラクの陸上...全文を見る
○久間国務大臣 そのとおりでございまして、今自衛隊が活動しているところは、一応戦争が終わって、戦闘地域でないところで支援活動をやっているわけでございまして、そういうようなことは考えておりません。
○久間国務大臣 戦闘ではなくて、安全確保活動を行っている、いわゆる多国籍軍を運んでいるわけであります。
○久間国務大臣 国連決議に基づいて、私たちは人道復興支援と安全確保支援活動をやっているわけでございますから、私たちはそういう趣旨でやっているということを多国籍軍にもいつも言っているわけですね。だから、そういうことで相手が、そのとおりです、そのために私たちは行きます、輸送してくださ...全文を見る
○久間国務大臣 何をしているかというふうに言いますと、何でもやれるような言い方ですけれども、そもそも、イラクで活動する多国籍軍というのは、国連から要請があって、人道復興支援と安全確保活動、これをやるということでやっているわけでありますから、それ以外に何か戦闘をやるためにやるという...全文を見る
○久間国務大臣 いろいろなミッション、どういうことに、運んでくださいというときに、こういう人たちはこういうような復興支援とか、あるいは今言ったような安全確保活動をやるためにここに行かなきゃならないのでよろしくお願いしますという形で調整をして運ぶわけでありますから、相手の言っている...全文を見る
○久間国務大臣 私たちは、国連及び多国籍軍双方から要請があってその輸送をやるわけですけれども、要請をされるに当たって、我が国の自衛隊の輸送はこういう趣旨でありますよということを絶えず多国籍軍の司令官を初めみんなに言っておるわけでございますから、それをわきまえて向こうは乗ってきてお...全文を見る
○久間国務大臣 戦闘要員を乗せること自体が法律上あり得ないわけでありますから。国連の決議に基づいて多国籍軍は治安を維持といいますか、そういうような安全確保活動のために派遣されているわけでありまして、それを支援するためにうちはやっているわけでありますから。  そしてまた、私自身は...全文を見る
○久間国務大臣 陸上自衛隊の場合は面的な活動をやりましたので、それでそのときに地元の皆さん方と割と打ち解けて入り込んでいきましたので、そういう点では非常にPRもできましたし、また理解もされやすかったわけであります。  空自の場合は残念ながらピンポイントで、クウェートから今度はバ...全文を見る
○久間国務大臣 沖縄におります海兵隊がどれだけイラクに展開しているか、展開そのものはしたんだと思いますけれども、それについては防衛省としては把握しておりません。  なお、普天間における海兵隊を今後どういう形で、いわゆる仲井真知事に言わせる危険性の除去をするかでございますけれども...全文を見る
○久間国務大臣 これは、昨年つくりましたロードマップ、これを着実に実行するということを再確認したくて、相手の国防長官もかわりましたし、私も防衛庁長官として新たに就任したわけでございますから、2プラス2の二人がかわったのでもう一回確認したいということで、今度の2プラス2でもその話は...全文を見る
○久間国務大臣 一発の銃弾も撃たれていないというようなことがありますために、イラクでは非常に安全なんだと言わんばかりの空気がよくありまして、私は、そういう意味では、航空自衛隊の皆さんに大変気の毒だなと思っているぐらいでありまして、実は結構危険なわけであります。  したがいまして...全文を見る
05月15日第166回国会 衆議院 安全保障委員会 第9号
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○久間国務大臣 いや、そういうことはないと思いますし、私は、いつでもいいですよと言っておりました。こちらの委員会とか、いろいろな都合がある間はだめだけれども、その時間を外しさえすればいつでもお会いしますよと。また、施設庁もそうですし、出先の施設局でも結構ですからと。そういうことを...全文を見る
○久間国務大臣 それは、私の方にちょっと責任があったかもしれません。  といいますのは、SACO合意に基づいてKC130を岩国に持ってくるということで市庁舎の補助についてはスタートしたわけでありまして、そして、初年度、二年度と二カ年間、予算を要求して、予算を補助したわけでありま...全文を見る
○久間国務大臣 この武器輸出につきましては、平和国家としての我が国の立場から、国際紛争等の助長を回避するために、こういう武器輸出はしないという政府の姿勢を表明して、そして、それにのっとって慎重に対処してきている、そういう立場であります。(平岡委員「そもそも、どういうものですか」と...全文を見る
○久間国務大臣 これはそのときそのときで変わってきておりまして、かつての佐藤内閣時代は、共産圏向けの場合、あるいは国連決議により武器の輸出の禁止がされている国向けの場合、国際紛争中の当事国またはそのおそれのある国向け、こういうものについては輸出をしないというようなことを決めておっ...全文を見る
○久間国務大臣 まず一つには、武器という概念が非常に広過ぎるんですね。だから、かつて、湾岸戦争の後、あの地域に新聞記者を連れていくことになったときに、ガスマスクを持っていくというときに、これが武器だということになりまして、輸出ができない、したがって、持っていったものを持って帰ると...全文を見る
○久間国務大臣 それもちょっと誤解されているわけでありまして、そういう意味じゃございませんで、日本が自分のところで研究開発して、そしてそれを自分が取得するということは、今みたいに自衛隊だけがユーザーでありますから、事実上できないわけでありまして、外国に武器を輸出できないわけですか...全文を見る
○久間国務大臣 見解を示すというよりも、やはり、我が国は武力の行使はしませんよ、そういうふうに言っているわけであります。さりとても、我が国が滅んで憲法だけが残ったのでは意味がありませんから、必要最小限の武力の行使はせざるを得ない場合があり得るというのは、それは自明の理としてその前...全文を見る
○久間国務大臣 これは必ずしもそれを指しているわけじゃございませんで、双方が情報を共有しよう、そういう必要性も、またその共通認識もございますが、そのためには、それぞれが自分のところの情報の管理をきちっとしなきゃならないということです。  特に、我が国における最近の情報の漏えい問...全文を見る
○久間国務大臣 このGSOMIAは、各国とそれぞれ結んでおりますけれども、包括的な取り決めでございまして、どっちかというと手続等を決めたものでございまして、内部の法令等は、それぞれの国の法令によって従う。場合によっては、それぞれの国が、そういう法体系がないところはそれでやっており...全文を見る
○久間国務大臣 アメリカに行きますと、日本だけがGSOMIAを結んでいない、そういうふうに言われるわけですね。ところが、日本の場合は、先ほど言いましたように、日米相互援助協定といいますかそういうことで、あるいはまた日米安保条約によって特別法があって、ちゃんとやっているんですよとい...全文を見る
○久間国務大臣 これは、行政協定を今後結ぼうということを今度2プラス2で決めたわけでありまして、これから先はどちらかというと、行政協定ですから、外務省マターとして外務省の方で詰めていかれるわけであります。  そういう行政協定を結ばれましたら、その内容については当然国会の方へも御...全文を見る
○久間国務大臣 いや、それは必ずしもとらなければならないということじゃなくて、これから先そういうようなことでやったときに、現在の国内法で守られているような体制だけでいいかどうか、そういうのを含めて、むしろ国内で検討がされるべきじゃないかと思うんです。  各国の例を見てみましても...全文を見る
○久間国務大臣 それはないと思います。少なくとも憲法に抵触するような法律自体がつくれないわけでありますし、法律がなければみんなが縛られることはないわけでありますから、それはもう心配する必要はないと思います。
○久間国務大臣 これも、十年の刑ですから、結構重い法律でございますから、私は特別改定する必要はないと思っております。
○久間国務大臣 これはやはり日本は甘いと言われれば甘いのかもしれませんし、外国が、特にアメリカなんかは、厳しいというと厳し過ぎるのかなという気もしまして、一概に評価はできません。  例えば、外国の場合、機密に従事する人の場合、その同伴者が他国籍であるかどうかまでチェックして参加...全文を見る
○久間国務大臣 これは、現在の国内法を前提としてそれで十分である、そういう認識でスタートいたしております。むしろ国会の皆さん方の方からもっと厳しくしろというふうな話が出てくれば別でございますけれども、そういうような状況、国内法は現在ので一応足りているんじゃないかなと私どもは思って...全文を見る
○久間国務大臣 情報を公開すべきである、そういう原則についてはもうおっしゃるとおりでございます。  ただ、その情報を公開することによってどういうリアクションがあるか、そういうことについてもまた言わなきゃならない点もありますが、それを言うと手のうちをまたオープンすることになります...全文を見る
○久間国務大臣 役所の場合は、公務員である以上は、守らなければならない秘密を漏らした場合には罪になるわけで、だからイージス艦の場合も、あれは漏えいとして今捜査をやっているわけでありますから、そういう点で違うわけであります。  国会の場合は全くそれがないわけでありますから、そこの...全文を見る
○久間国務大臣 相互に情報は共有いたしますけれども、共有した結果、それをどう判断するかはやはり、連絡調整はもちろん相互でやるわけですけれども、最終的にはそれぞれが自主的に判断するということになるわけでありまして、一定の命令のもとで一つで動いているわけじゃございませんので、そういう...全文を見る
○久間国務大臣 いろいろなほかの、ウィニーから流れたとかそういうようなことではございませんで、これはいわゆる特別秘密に該当するということで警務隊並びに警察が担当しているわけでありまして、そういう意味で、今捜査にかかわっておりますので、これについてはその状況を見守りたいと言っている...全文を見る
○久間国務大臣 これは今、捜査が行われておりますから、捜査の結果がどう出るか、それによって司法判断が出ませんと、単なる調査では報告は出せないと思います。
○久間国務大臣 警務隊がかかわる場合は、通常の調査その他の中で、これは犯罪に該当する、あるいはそのおそれがあるということで、防衛大臣直轄の部隊として警務隊が動くわけでありますから、通常の場合とは違うということで、この件についてとほかのものとは違うという認識を持っていただきたいと思...全文を見る
○久間国務大臣 それはもう、基地があったらいいか、なかったらいいかと聞かれたら、どこの地区でも、なかった方がいい、縮小した方がいいと答える方が圧倒的だろうと思います。そして、普天間についても、県外移設がいいか悪いかで聞いたら、県外移設がいいと答える人が圧倒的だろうと思います。 ...全文を見る
○久間国務大臣 その前に、現況調査を強行したとおっしゃいますけれども、県の使用許可をもらってやっているわけでありますし、そのときに県からは、今言われたようなそういうことについて配慮するように言われておりますから、その配慮に従ってやるわけでありますから、その辺は、一方的に強行してい...全文を見る
○久間国務大臣 それ一つ一つに回答するんじゃなくて、言われていることについては配慮をしますというのが回答でありまして、言われている十五項目については、その一つたりといえども、十五のうち十四はやるけれども一つはやらないというわけじゃありませんで、言われたことについてはこちらとしては...全文を見る
○久間国務大臣 環境アセス法に基づく申請をまた出しまして、それに基づいてやるときには、同じようにきちんと手続をとってまいります。今度の場合は現況調査でありまして、そして、現況調査について、海底使用の許可を県からいただいてやっておるわけであります。  だから、住民がこうだからとお...全文を見る
○久間国務大臣 ともかく、今回、県からもそういうような項目も言われておりますから、それに従って、それに配慮しながら、しかも県と調整しながらやっていくわけでございますから、今言われたことも含めて、御懸念のないようにしていただきたいと思います。  それと、もっとみんなに細かく、オー...全文を見る
○久間国務大臣 検討しているかしていないかじゃなくて、そういうことをやるかやらぬかということはあり得るわけで、あり得るときには防衛大臣が命令を下すということだけは間違いありません。
○久間国務大臣 私が言いたかったのは、今我が国に導入しようとしているミサイルが、他国に向かって飛んでいくミサイルまでも落とすことのできるようなミサイルを配備しようとしているような、そういう誤解を与えたくないということがございまして、技術的にも問題がある、そういうことはできないんで...全文を見る
○久間国務大臣 論理的には、後方支援は憲法上できないことはないわけであります。ただ、武力行使と一体化する、あるいは一体化としてとらえられる可能性が非常に強いので、だから必要以上に、もうちょっと一歩引いて、後方地域での支援、そういう形にしておりまして、後方地域は、武力紛争に巻き込ま...全文を見る
○久間国務大臣 先ほどから言いますように、後方支援といっても憲法上は許される場合があるわけでありますが、それを一〇〇%じゃなくて一二〇%用心してつくっているのがこれまでの法律だ、そう認識していただければいいわけでありまして、だから、そういうようなことで私は従来からやってまいりまし...全文を見る
○久間国務大臣 ただいま議題となりました防衛省設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  防衛省の所掌事務をより適正かつ効果的に遂行し得る体制を整備するため、防衛施設庁を廃止し、同庁の事務を防衛省本省で処理するために必要な...全文を見る
05月17日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○国務大臣(久間章生君) 我が国の意思によって、すなわち我が国の主権に基づいて選択をすることによって駐留軍を受け入れるということをやっているわけでありますから、それはもう独立国として何ら恥じることではございません。
○国務大臣(久間章生君) ソ連が崩壊した後、我が国を取り巻く環境が変わったかどうかということで、今委員がおっしゃったようなそういうような視点も含めまして、橋本・クリントン会談がハワイで行われたわけであります。そして、引き続き安保条約を堅持するかどうかについて、我が国は我が国として...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それぞれ皆さん方が、いろんなことを国民皆さん方が考えるのは私はいいと思いますけれども、何が一番いいかというのを最終的には選択する必要があろうかと思います。  そして、我が国の場合は、憲法によって、防衛については許されるけれども、攻撃力については非常に制...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 本当に柳田委員がそういうふうに考えておられるか。どんな小国であっても、こちらが攻撃力を持たないときにそれに対して今の日本で十分対応できるか、ミサイル等の開発等が行われておりますし、また、まだ初期の段階とはいえ核実験等も行ったと発表をしておるわけであります...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それを防ぐためにミサイル防衛システムを導入しようとしておるわけでありまして、これが一〇〇%とは私も言いません。しかしながら、少なくとも我が国ではそういうミサイル防衛システムで防御する態勢を取りながら、アメリカのまた抑止力、そういうのに頼るという、そういう...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほどはミサイルの例を言ったわけでありまして、ミサイルに限らず、あらゆる事態に対処して、想定して構えなければなりません。そのためには、我が国に対する着上陸作戦あるいはゲリラ等特殊部隊による攻撃、いろんなこともやっぱり併せて考えておかなければならないわけで...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そういうような完全な空白ができたらいけないけれども、ある程度海兵隊が減じたとしてもいいんじゃないかというような判断から、米軍が今回八千人沖縄から減ってもいいという判断をしたわけであります。  しかしながら、一方、我が国から見たら、今のような状態でずっと...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、私は十分と言っているわけじゃございませんで、アメリカ自身も、イラクにあんなふうに長期間海兵隊を含む米軍がかかわるということは想定していなかったんじゃないかなという思いもいたします。しかし、結果としてそうなったと。そのときに、こちらでそういうようなも...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 日本は、よく言われておりますように、盾の役割はするけれども矛の役割は持っていないと。これは前から言われているわけでありまして、そしてまた矛を持とうとしますと、この攻撃力の場合は先へ先へ結構広がる可能性もあるわけでありますから、独自で防衛力を維持するという...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 我が国の取り巻く環境というのをどう見るか。もう未来永劫戦争なんてない状態なんだと、そういう状態としてとらえて、国民の皆さん方もそうだというふうになって、それが崩れたときにはみんながもう共倒れで死にましょうという、そこまでの覚悟ができておれば私はいろんな選...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) アメリカでも国内ではいろんな意見があろうかと思います。しかしながら、日米安保条約に基づいて日米同盟関係ができ上がって、今までのずっとつながりがあるからそれを大事にしようというわけでありまして、ここで、もう日本からアメリカ軍は帰って結構ですよ、日本は日本独...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私は、先般、2プラス2の後ベルギーに行きまして、NATOの事務総長と会ってまいりました。  やっぱりヨーロッパの場合、NATOが果たしてきた役割というのは結構大きかったわけですけれども、そのNATO自身がソ連との対抗軸で、ワルシャワ条約機構との対抗軸で...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) この抑止力というのは、基本的には、武力攻撃したり、要するに侵略をしたときに耐え難き損害を自分が被るという、そういうようなことが、その脅威感が抑止力になるわけですから、相手方の意識によっては抑止にならないことだってあるわけですね。少々の被害を受けてもいいか...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私は、現在の状況は現在の状況でいいと双方が判断しているから現在の状況が保たれているわけでございますが、これから先、やはり米軍が、今度の海兵隊もそうですけれども、米軍が減ったときに、そしてその場合を日本の自衛隊がどこまで自分でカバーするかということについて...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) だから、それは現在の状態で、この量といいますか力といいますか、現在のこの在日米軍の持っている力、それから自衛隊が持っている力、これによって現在は非常にそれが抑止力として機能していると。しかしながら、これから先変化があるであろうから、それに対してはやっぱり...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 各国との関係は、その時点だけで判断するんじゃなくて、向こう三十年、五十年の間も、あるいは百年たってもどうかということも、絶えず国の安全というのを考えたら考えておかなきゃならないわけでありまして、十年前、私が防衛庁長官のときは、私が向こうに行って向こうの国...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今の米国を上回る軍事力を持っている国は世界ではないんじゃないでしょうか。その米国がコミットしてくれているということは、日本にとっては大変有り難いんじゃないかなと思っております。  それと、日本がもっとハワイあるいはそっちの方に地勢的にアメリカに近ければ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 現在の状況で私はいいと思っております。これから先、それが減ずることがあればなおいいと思います。しかしながら、その減ずるためには、取り巻く周りがどうなっていくか、その辺を絶えず見ながらやっていかないといけないんじゃないかなと思いますから、それを間違った場合...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 防衛施設庁に対して協力するという意味ですか、協力するというのは。
○国務大臣(久間章生君) それは防衛省自体の問題でもありますので、防衛施設庁といえども防衛省の機関でありますから、防衛施設庁に任せるんじゃなくて、防衛省挙げてこの問題とは取り組まなきゃいけないと。  といいますのは、キャンプ・シュワブに移るということを前提として普天間も返ってき...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 「ぶんご」が協力するということではなくて、とにかく防衛省挙げて取り組んでおりますから、あらゆる機関が協力することについてはやぶさかでございません。
○国務大臣(久間章生君) 海域現況調査もそういうキャンプ・シュワブのこれから先の建設のための前提として必要な調査でございますから、これにつきましても防衛省挙げて協力していこうと思っております。
○国務大臣(久間章生君) 「ぶんご」が入るかどうか、海上自衛隊がどうするかと、これにつきましては、まだこれから先のいろんなオペレーションその他もあろうかと思いますが、私は否定はしませんけれども、今ここでそれが協力すると言い切るかどうかはちょっと控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(久間章生君) これから先、私たちの希望としては、混乱なく民間に委託した、請け負ってもらった業者が調査ができればいいわけですけれども、かつてのいろんな調査のときに、とにかく混乱といいますか妨害があったわけでありまして、そういうことを考えますと、あらゆる事態が想定されます...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 部内でやる、海上自衛隊もそうですけれども、部外であります漁協を始めいろんなところにも協力をお願いをしております。だから、もう部外にお願いするぐらいでありますから、部内でも協力することについての万全の体制を取っている。どういうようなことがあるか分からないわ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) もちろん、海上保安庁にも官庁間協力として依頼をしております。  だから、やっぱりこれについては、先ほどから言いますように、混乱が起きないように、それが一番の私のねらいでありますけれども、混乱が起きた場合でもいろんな危険も起きないように、そういうことも含...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それもないとは言い切れないと思います。  とにかく、民間に委託しているから民間がまずそれをやるわけでありますけれども、そういう人たちが、まあこういうことはないかもしれませんけれども、とにかく拘束されるとか、妨害する人からですね、そして調査ができないとか...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それを否定するわけではありません。
○国務大臣(久間章生君) 先ほどから言いましたように、よそからの、ほかの省庁からの依頼を受けて官庁間で協力することもできるわけでありますから、ましてや防衛省の一組織がやるときにそれをやるために防衛省としては万全の体制を取り得るわけでございますから、私はそれは現在の法制の中で可能だ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 民間を排除するといいますか、民間を押しやってやるというようなことは考えておりません。
○国務大臣(久間章生君) 必ずしもそういうようなことではございませんで、民間でやれない場合もあり得るから、やれない場合にはそういうこともあり得るということであります。
○国務大臣(久間章生君) やらない場合よりもやれない場合というふうに取っていただいた方がいいんじゃないかと思います。
○国務大臣(久間章生君) 一〇〇が五〇あるいはまた七〇しかやれない状態が出た場合に、あとの三〇はほっぽらかしていいかとなると、そうはいきませんので、それはやる場合があるということであります。
○国務大臣(久間章生君) オスプレーそのものがまだ配備が決定しているわけではございませんで、世界的にも米国の中でもオスプレーの配備がないわけでありますから、それを後継機としてアメリカが開発してきたのは事実でございますけれども、これを今沖縄に配備するというふうなことは具体的には聞い...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これも正式には私は聞いておりませんけれども、仄聞しますと、イラクにオスプレーを置くというような、そういう計画を持っているという話は聞いておりますけれども、イラクにおいてもまだ配備されておりません。だから、オスプレーについての配備計画が具体的にまだなってい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは米軍の運用にかかわる問題ですから、私よりもむしろ外務大臣に聞いていただきたいと思いますけれども。  今の普天間に現在ありますれば、それを前提として、キャンプ・シュワブでこれを前提としてやらなければなりませんが、将来普天間に置く後継機として置くとい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今後は分からないということでございまして、米軍の運用上の問題だろうと思いますので、私の方では答弁はこれ以上できないということであります。
○国務大臣(久間章生君) これは詳しくはまた事務方から聞いてもらっても結構ですけれども。普天間飛行場というのは、御承知のとおり、いろんな機種が、空中給油機もそうでございますし、いろんな機種がありますから、二千七百メートルぐらいあるわけですね。ところが、重立った飛行機については、こ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それともう一つ考えていただきたいのは、日本における国内の飛行場で千三百というのはないんですよ。みんな千五百以上なんです。だから、そういう意味では、まあ何かの場合でも、千五百というのがほかでもあるわけでありますから、千六百あればいろんな対応ができるというよ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 高高度という場合は、大抵は遠くに飛ばすために高高度というのはあるわけですけれども、それと同時に、高高度から落下してくる場合にはスピードも速いわけでありますから、だから高高度のやつについて手が出せないということで果たしていいのかどうか。現在は、日本をねらう...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 考えるかどうかは別としまして、私はおたくの党の皆さん、一部の人と一緒にそのエアボーンレーザー、現在かなり成功しているということで、実際見てきました。  それで、これの場合は、いろいろ問題ありますのは、やっぱりかなり相手の領海に入っていかなきゃならないと...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いつも言うように、私は、集団的自衛権という言葉が法律上もないのにこれを使うのについてはいつも控えさせてもらっているわけですけれども、我が国の憲法との関係から、我が国の領域を超えてよそに行ってアタック兵器をどこまで使えるか、そういう問題との絡みもないわけじ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 憲法で禁じている集団的自衛権、これがどういう、今までの政府見解でいきますと、憲法で禁じている集団的自衛権がどういうものなのかということについてのやっぱり研究をしたらいいという総理の今回の発案に対して私が、何というんですかね、賛意を表しているのは、結局、そ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 有識者会議で出た話が即それが実行されるわけじゃありませんで、それは非常にいい意見としてみんな国民がそれを採用していく方向になるとすれば、場合によっては法律の必要性も出てくるでしょうし、法律じゃなかったとしても、政府がそれを採用する場合には国会等でもいろい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) この話につきましては、前から私もGSOMIAを締結、必要だと。包括協定を結んでないと一件ごとに今全部ペーパーでやって、やっている。そういうのは、これから先、リアルタイムでいろんなことをやるときに非常に問題あるから、もっと包括的に、アメリカも日本もそういう...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今委員がおっしゃられましたように、内容的にはそういうことであります。全くおっしゃるとおりの内容で、それ以上の特別の言葉はございませんが。  いずれにしましても、米国の国務長官が、国務長官はそのままですけれども、国防長官が交代して、私どもの方でも防衛庁長...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私はその場に居合わせたわけでありまして、そういうような話はあってないんですよ。  そして、先ほど、この間のパレードにおいても、そのような新型ミサイルがあることを確認したというような、そういう報道だと言われましたけれども、それもそういう言い方は、たしかそ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 基本的にはV字形の案は、名護の市長も入れてというよりも、名護の市長がむしろ集落の上を飛ばぬようにしてくれということから、前額賀長官のときに名護市長さんも入れて決めたわけであります。一方、名護の市長さんは、V字案がいいんだけれども、V字案でももうちょっと沖...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 二〇一四年を目指して今取り組んでおりまして、今そういうふうにおっしゃられましたけれども、それほど厳しくはなっていない。むしろ、この間から、まず現場を確認して、どこにどういうようなものを下ろしたらいいかというようなことについての現場の確認をさせてもらいまし...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) やっぱり八千人、家族を含めますと、家族が九千人ですから、それだけ減るわけですから、影響がないということはうそでありまして、必ず影響は出てくると思います。  しかしながら、特に働いている人たちについてはその影響が最小限になるように私たちとしても努力してい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) NLPは硫黄島でやるということで米軍も計画しておったわけであります。そして、うちの副大臣も初めてのNLPを目の当たりにしようということで出掛けていったわけでございますが、その日ですね。ところが、天候が悪くて中止になってしまったわけですね。それで、それぐら...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 最近は気象条件の予測その他も大分精度が良くなってきておりますので、硫黄島での予定なりなんなりを立てるに当たっても、かなりそれは精度が高いので、従来、昔と比べますと厚木でのやるケースは減ってきております、今度も何年かぶりだと思いますけれども。しかし、これか...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは、アメリカだってできるだけ避けたいと思っているわけでございますけれども、先ほど言いましたように、出航前に訓練をしなきゃならない、硫黄島が使えないというときに、ほかの場所でじゃやれるかとなると、ほかの場所でもやれない、そうなったら、厚木でやらないとい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これについて私たちも絶えず関心を持ちながら、安全性が十分担保されるといいますか、確保されるように、必要以上のもう十二分のぐらいの対応をお願いしていきたいと思っております。  ただ言えますことは、アメリカの国内のいろんなところで空母は入っておるわけであり...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) その席には外務大臣も、2プラス2の場合だったら外務大臣も、そしてうちの大古局長もおりましたので、お二人に聞いてもらっても結構ですけれども、2プラス2でそんな話は本当に出ていません。それと、今言われたイージス艦の問題についても、その前の前日の防衛首脳会談で...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 逆に、私は今まで榛葉先生からいろんな情報漏えいについての指摘がありまして、それに対して、これは本当にいかぬ、けしからぬと言ってまいりました。  しかし、今の話は、あったのにこちらからそれを漏えいして出たんじゃないわけですよ。ないのにあったかのようにアメ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) アメリカとは言わないです。
○国務大臣(久間章生君) アメリカとは言っていません。
○国務大臣(久間章生君) アメリカからとは言ってないんです。こちらから出ていった、一緒に行った同行記者団じゃなくて、ほかのところからが出ているんじゃないかと僕は類推するということを言っているわけでありまして、うちの方から、周りから出ている、情報漏れがあったというんじゃなくて、情報...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それはおたくの、衆議院でありますけれども、長島委員がいみじくも分析されましたけれども、あの分析の仕方は全く私は正しいと思っております。  要するに、私の言葉で非常に誤解を受けるかもしれませんと言ったのは、戦争という言葉をテロとの戦いに置き換えなきゃいか...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは、政調会長が、そのとき麻生外務大臣が政調会長で、私は政調会長代理で、なおかつテロ特の理事をやって、おたくの皆さん方と議論をしておって、法文についてはほとんど意見は一致しているわけです。最後に、結果として確かに反対になっておりますから、うちはその理由...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) ここでそういうことを申し上げていいのかどうか分かりませんけれども、アメリカと日本とのこれから先情報を共有しなければならないということでいろんなやり取りがありました。こちらも向こうの情報欲しい、向こうからもこちらのやつが、つないでもらいたいという、そういう...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) その点については、私は、アメリカに行きましたときに私から提案しまして、これから先どういう情報をどういう形でやっていくか、ロードマップを作ってやっていきたいという話はしました。  だから、バッジシステムの話と違って、これはまた、それを含めて全体的な情報の...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) まあ、どの程度いろんな話をしていいかどうか分かりませんけれども、バッジシステムという中でもいろんな内容があります。先生も御存じと思いますね。そのうち航跡、これについては現在リアルタイムでなっているわけですね、今度しているわけですよ。  しかしながら、そ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 前回、そういうのをつくってやったにもかかわらず、その後も徹底していないということが分かりましたので、いま一度とにかく徹底させようということで、その対策会議だけではなくて、具体的にも指示、命令も出しまして、もう一回きちっと徹底を繰り返してくれと。これはもう...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) アメリカの方がというよりも、私は、今外務大臣が言われたように、両方にとって非常にこれがいい決着じゃないかなと。そして、決まったやつを見てみましても、まあ数字はまだこれからですので上限ですから下がってくるにしましても、日本が財政負担で約三割、そしてアメリカ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 変わりありません。
○国務大臣(久間章生君) 交付金を設ければとおっしゃいますが、負担の増加する市町村がやっぱり再編を進めてもらうというときに、自分たちもせめてこういうようなことについて事業をやりたいという思いも一方にはあるわけでありますから、そういうことについて国としても真摯に受け止めるというよう...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 原子力発電所の設置等についても法律上そういう交付金が設けられましたが、やっぱり似たような考え方で、それはよそと違ってうちになぜそれをつくらなきゃならないか、うちがそれを受け入れるんだからうちの方でこういう計画があることについて国も認めてくれというようなこ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そういうことです。
○国務大臣(久間章生君) こういう指摘といいますと。
○国務大臣(久間章生君) 私としては、とにかく理解を得られるようにできるだけ市町村に働き掛けて御理解を得ていきたいと、そう思っておるところであります。
○国務大臣(久間章生君) かつて私が防衛庁長官のとき、一〇四号線越えの実弾射撃を各地区で受け持ってやってもらいたいということで回りましたときに、その前任者である臼井さんが、全自治体から反対なんですよと、これが一番頭痛いですよということでした。私はその後各自治体にお願いをして回りま...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) この法律が通りますと、各、今度は市町村と、具体的に市町村がどういう希望を出されるのか、うちの方からどういう施設の展開をお願いするのか、そういうことの話が進んでいくわけでありまして、それに基づいて交付金の金額が出てくる。そして、それを今度は予算のこの委員会...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今度の場合、これにこの法律によって交付金を出す場合でも、やっぱり国民の皆さんから見て、ああ、ここはやっぱり負担がひどいから、それはそれなりのやっぱり助成というのはしようがないなというふうに納得してもらえる、そういうようなやっぱり気配りも必要でございますし...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 建前論を言って恐縮ですけど、今度の場合は、ロードマップで決めた内容を着実に円滑に実施していくためにこういう制度をつくっているわけでありますから、負担が増えるという、途中で負担が増えるということは考えられないわけですね、論理的に。ロードマップを完成させると...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) やっぱり再編交付金というのは国民の税金でございますから、国民のみんながこの法律の趣旨に従って、これを受け入れてくれるといいますか、負担が増えるところについては、それは税金を投入してもいいんじゃないかなというような、そういうようなことで国民の理解を得られる...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) やっぱり円滑にこの米軍再編がいくということが目的でございますから、それに沿うように持っていきたいという思いは政府としてはあります。また、国民の皆さん方もそういうことならそれに対して税金の投入もいいというふうに理解してもらえると思いますから、そういうような...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私は常々ほかの委員会でも言っているわけですけれども、地方自治体の首長の表明というよりも地方自治体が受入れ体制を取ってくれるかどうか、そこが大事だと思っておりますから、受入れ体制を取ってもらえれば一定の評価をしていいんじゃないかなと思っております。
○国務大臣(久間章生君) いや、再編案につきましてはロードマップで決めておるわけですから、それは一つの政府としての方針は決まっておるわけですから、それは持っていくわけですね。それを受け入れてもらえるかどうか、その辺がこちらとしては大変大事なことでございますので、再編案そのものにつ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) かかわりなく強引にやるんだというような、そういうとらえ方してもらうと困りますので、できるだけ地元の合意を得られるように最後まで努力をしていこうと思っております。
○国務大臣(久間章生君) 国の政策の場合、やっぱりそこのところは全体の利益と個の利益とのその辺の調整をいかに図るかという、そういう問題はあるわけでありまして、だからそこのところは、やっぱり場合によってはここはもう理解してもらうという形でこちらが強くお願いすることはあろうかと思いま...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そこで合意どおりと言われますとそこにはまた語弊があるかと思いますので、日米の合意を前提として提示しますけれども、地元の御意見等を聞いて、そこに納得する理が、こちら側が納得する理があれば、またそこは別の話であります。
○国務大臣(久間章生君) それはないとは言えませんけれども、そのためにその合意した内容自体が、計画が非常に遅れてしまうとか、とんざするとか、そういうことはあってはならないと思っております。
○国務大臣(久間章生君) どうも抽象的な話をしていて、先生の頭には、例えばキャンプ・シュワブをイメージされておられる、私の頭では岩国を念頭に置いている、そこの違いがどうもちょっと言葉のやり取りの中から感じられますので、私は今まで言ってまいりましたのは、どちらかというと、それが遅れ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 座間につきましては、やはりこれもロードマップで示しましたように、これから先の日米間の非常に意思疎通を良くしていくためには必要なことだと思っておりますので、これも地元の合意を得るべく努力をいたしましてとにかく実行していきたいと、そう思っているところでありま...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私は、戦争当時は四国の新居浜というところにおりまして、近くの何か線路に、線路というかトロッコがあって米軍の捕虜がそれを押していた、米軍だったか、要するに外国人の捕虜がそれを押していたのをかすかに覚えていることと、空襲があって防空壕に駆け込んだ、そういうの...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 正直言ってそういう具体的な説明は余り受けていませんし、またスタッフにしても沖縄戦のことについてそんなに知っておるかどうか。私自身、私よりもみんな若い連中ですから知らないんじゃないかなと思います。だから、読んだり聞いたりしたことを伝えるぐらいだと思いますの...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 教訓ですか。
○国務大臣(久間章生君) 私自身は沖縄戦からの教訓という、そういうのはございません。それよりもむしろ負けるような戦争をすることがいかに愚かかということだけは、これはもう沖縄に限らず言えるんじゃないか。もう負けるようだったらもう戦争しないと、早く降参した方がいいと、そういう思いであ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 現在では、地方自治体に連絡をして、地方自治体と協力してそれを徹底する、それがやっぱり一番いい方法じゃないかと思います。
○国務大臣(久間章生君) 国民保護法制ができまして、消防庁を始めとする各行政機関と地方自治体とがいろいろやっておりますし、また、それを受けまして、各地方自治体と自衛隊との関係で共同の退避のいろんな訓練等もやっておりますから、今、結構、地方自治体とそこの地方の自衛隊との関係での連絡...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは、防衛省が、それからまた防衛省における自衛隊の各部隊がそれぞれの責任においてそれは保管しております。そして、それは民間にゆだねることは現在の制度ではありません。
○国務大臣(久間章生君) 在沖米軍にかかわらず、米軍の抑止力というのは、自衛隊だけでは取り返しの付かない損害を受けると相手が思わないけれども、米軍と一緒になって日本の安全を守るという体制を取っておると、日本に対する武力攻撃、侵略等をした場合はもう取り返しの付かない損害を自分たちが...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、特定の国を想定するわけじゃございませんで、日本自身が安全であるためにそういう抑止力を持っているということが、すべての国に対して、もちろん同盟でありますアメリカは別でありますけど、すべての国に対して日本に対する攻撃をそういうことで思いとどまるであろう...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) どれぐらいという量で測ることはなかなか難しいし、相手がまたどう思っているか、それとまた日米のきずながどの程度か、それによっても違ってくるわけでありまして、やはりそこのところは一概に言えないと思います。  それと同時に、ある一定の時点だけをとらえて、この...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは、今も大古局長から言いましたように、今度の米軍再編に当たってアメリカ軍は、海兵隊は一万八千の定数を持っているけれども一万人でいいと、八千人は減らしていいというような判断をしたわけでありますから、一万人までの定数でもいいという判断をしているということ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 海上自衛隊はいろんな活動をやりますけれども、その一環として、官庁間協力として、施設庁から要請を受けましたときに対応できるように準備はしていると思います。  これから先、混乱なくスムースに民間での調査が行われれば一番いいわけですけれども、どういうような妨...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 排除するようなそういう目的は持っておりません。そして今、地元の住民がとおっしゃいましたけれども、地元の皆さん方はあらかた賛意をいただいております、辺野古地区の皆さん方を始めですね。やはり反対される方々は、そういう方々ばかりではございませんので、それで非常...全文を見る
05月18日第166回国会 衆議院 安全保障委員会 第11号
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○久間国務大臣 今委員がおっしゃられましたように、こういうようなことはもう二度とあってはならない、今、自衛隊に対する、あるいは防衛省に対する国民の信頼が一番大事なときでありますだけに、我々としては、実態面からも、また組織的な制度面からもこれに対応しなければならないということで、先...全文を見る
○久間国務大臣 まず、今回の法律案におきましては、防衛施設庁を廃止、統合する、そして、防衛施設庁の独自性、特殊性を解消して組織の透明性、公平性を確保することを目的としております。  その際、建設工事の実施に関する企画立案と、実施事務並びに発注に関する積算と契約事務をそれぞれ分離...全文を見る
○久間国務大臣 まず、監察本部の本部長は防衛監察監という形で、それを長としますけれども、職員としては大体五十名ぐらいを考えております。予算の編成に当たっても五十名の定数を確保したところでございます。したがいまして、これは防衛大臣の直轄の組織になりますけれども、その分については実質...全文を見る
○久間国務大臣 このことにつきましては私も大変気にしております。防衛省・自衛隊において、この厳しい勤務環境においても隊員が誇りを持って安心して職務に従事できるような適切な処遇が、今の段階でもなされておると思いますけれども、これから先もよくそういうことができるように、平素からやはり...全文を見る
○久間国務大臣 先般行われました防衛首脳会談におきまして、私の方から、やはりこれから先情報を共有していかなければならないときに、アメリカから得た情報等についてはもちろんのこと、我が自衛隊の情報についても、とにかく秘密保全といいますか、漏えいのないようにしなければならない。そういう...全文を見る
○久間国務大臣 今度のこの法律が通りまして、防衛施設庁が正式に廃止、統合されるということになりましたら、それを機会に、防衛施設庁の職員についてもそうですけれども、防衛本省の職員も含めて、なぜこういう形で組織が統合されたかという原点に戻って、そういうことから教育といいますか、みんな...全文を見る
○久間国務大臣 公務員とその再就職の問題につきましては、公務員全体について今法案を、四月何日でしたか閣議決定して、国会に出しておるところでございます。  そのときに、自衛隊については特別法がございまして、いわゆる特別職の扱いになっておりますので、一応あれから外れておりますけれど...全文を見る
○久間国務大臣 先ほどの寺田委員の御質問に事務方でも答えましたように、今おっしゃられましたような内容も含めて一生懸命努力しているところでございまして、監察本部が初めてスタートするわけでありますから、それにふさわしいような陣容になっているように、皆様方から見ても、うん、これならとい...全文を見る
○久間国務大臣 情報の漏えいはあってはならないわけですから、それについては、やはり教育を通じて、あるいは日ごろからの徹底をしてやらなきゃなりません。  それと同時に、意図的に情報を漏えいすることについては、やはり罰則もきちんとあるわけでございますし、それに基づいてやらなきゃなり...全文を見る
○久間国務大臣 確かに安倍内閣の一員でございますけれども、言葉の持つ意味を細かく一緒に共有しているかどうかになりますと、そこは若干違うのかもしれません。ただ、言えますことは、戦後六十年たって、あの当時でき上がった制度というのは、やはりその当時の背景ででき上がっておるわけであります...全文を見る
○久間国務大臣 たしか十六年度の予算からこれは始めたんだと思いますけれども、我が国が全部を完備しますのは二十三年度ですけれども、それをもう少し前倒しして二十二年末にはある程度のことは進めなきゃならないと思ってやっております。  とにかくその完成前には、すべて運用面まで含めてうま...全文を見る
○久間国務大臣 今の時点ですべてうまくいっているかどうか私も自信がございませんが、やはり、部隊の統合運用という形で統合幕僚長を置いてやっとスタートしたばかりでございますけれども、我が国の場合は比較的早くそういう運用は可能になってきていると思いますので、現時点で、何かそごがあるのか...全文を見る
○久間国務大臣 アメリカとの情報交換については、こちらのこういうのを欲しい、こちらもこういうのを欲しいと、お互いがギブ・アンド・テークのいろいろな関係もございまして、微妙なところがございます。  今言われました中で、Xバンドレーダーについては、車力のものですね、これはもらってお...全文を見る
○久間国務大臣 そういう認識自体は持っております。しかしながら、それは撃てということじゃなくて、撃つべきだという指令であって、撃つか撃たないかの決定はこちらにやはりゆだねられている。こちらの場合も向こうにゆだねられている。今の日米の関係では、そういうふうに双方が主体的に判断すると...全文を見る
○久間国務大臣 私は現実には生じないと思っているんですよ。よく、二人が並んでおるときに、相手を先に攻撃してきたときはこちらは手を出さない、こっちを先に攻撃してきたら手を出す、そういうことが、果たして現実問題としてその場におったときにできるんだろうか、そういう問題がございます。 ...全文を見る
○久間国務大臣 私自身も、車力のものは少し北に偏っているので、九州なり、中国の山口でもいいですけれども、要するに、西の方にそういうのがないといかぬのじゃないかなと個人的には思いますけれども、事務方でどういう検討をしているのかまた聞いていただければ結構でございます。  いずれにせ...全文を見る
○久間国務大臣 日本に対する攻撃をしないで先にアメリカに対して攻撃をするということが、一体今の先生のロジックでどう出てくるのか……(前原委員「いや、日本に対して攻撃をした後ですよ、先に……」と呼ぶ)いや、した後なら問題ないんです。した後だったら、それはもう共同対処ですから、集団的...全文を見る
○久間国務大臣 私は個別的自衛権とか集団的自衛権という言葉自体が余り好きでないので、そういうのは憲法にも書いていないわけですから。  そういうときは、要するに、我が国の自衛権の発動として、我が国が武力攻撃されておって、それで我が国と同盟関係にあるアメリカに対する攻撃が始まったら...全文を見る
○久間国務大臣 それはもう我が国に対する攻撃に対する延長線としての話ですから、それをあえて個別的自衛権と言えと言われれば、今までの政府の分け方で、政府はそういうことでの分け方はしていないと思いますけれども、個別的自衛権の延長だと思います、それは。  というのは、そういう言い方を...全文を見る
○久間国務大臣 我が国が武力攻撃を受けたときは、割と整理の仕方はしやすいと思います。  今までいろいろ言われているのは、我が国が武力攻撃を受けていないときに、どうせ武力攻撃したら後ろの方が、親玉が出てくるだろう、その親玉を先にたたけというような形でやるときにどうなのかという、そ...全文を見る
○久間国務大臣 私もそういうふうなことを考えますので、今、安倍総理が設けた有識者懇談会等で、そういうふうに、前後することによって、解釈上、片一方はできて片一方はできないような、そういう議論が本当にいいのかなという思いもありますので、いろいろな意見を出してもらって、その辺の整理がど...全文を見る
○久間国務大臣 いずれにせよ、我が国が対応するのは我が国の自衛権ですから、アメリカの自衛権のために我が国が武力を行使するわけではないので、日本が今の憲法下でやれるのは、我が国の自衛権としての武力の行使は、必要最小限であればできる、要するに我が国の存亡にかかわることならば我が国はや...全文を見る
○久間国務大臣 PSIの訓練等にも八十カ国近くが参加するようになってきたわけでありますし、そして、我が国としても、どれだけのことをやるべきかというようなことも決めながら、法制も今のままでいいのかどうか、これもやはりいろいろなそういう訓練等を通じながら研究していく時期に来たんじゃな...全文を見る
○久間国務大臣 対米戦略を修正しているまでは、私は、ちょっとそこまで言うのはどうかなと思いますけれども、中国がかなりやはり近代化をしておりますし、船についても、場合によっては空母を持ちたいというふうなことを考えているとか、そういうことも常々聞かされているわけでございますから、かな...全文を見る
○久間国務大臣 防衛施設庁という役所が米軍の基地を、あるいはまた自衛隊の施設を、そういうのを必要とするためにつくって提供するという、昔総理府に置かれたのを防衛庁の方に附置したという格好になっておりましたために、組織として別組織みたいなことになっておりまして、人事の採用から、後の内...全文を見る
○久間国務大臣 これはまた考え方かもしれませんけれども、私は、先ほど委員が各部署とのあつれきがあるんじゃないかと言われましたが、逆に、あつれきがあるぐらいの方が今度の場合はいいんじゃないかと思いまして、だから、大臣直轄の監察本部というのを設けることによって、ずっと積み上げじゃなく...全文を見る
○久間国務大臣 これも防衛大綱あるいは中期防衛力整備計画等で、それぞれ陸海空をどのぐらいの規模にするかというのを、員数も含めまして非常に議論があったところでございますが、そういう線に沿いながら調整をしていっているところでございまして、私の気持ちとしても、とにかくもう少し人的余裕が...全文を見る
○久間国務大臣 それは全く別でございまして、米軍再編の問題については、これも財務省とは随分やりとりをしておりまして、これは本来別だと。米軍再編は米軍再編で、時代の流れの中で必要なものでやっていくんだから、今まで立てておる中期防衛力整備計画なり防衛大綱なりのそういうものがこれによっ...全文を見る
○久間国務大臣 私は、今度の調査に当たって、万全の態勢で臨むべきである。防衛施設庁がもちろん責任者でございますけれども、防衛省を挙げて応援しなければならない、海上保安庁にもお願いをしているし、警察にもお願いをしている、そういう中で、防衛省を挙げて応援すべきである。その中で、海上自...全文を見る
○久間国務大臣 あらゆることにこたえることができるように準備をして、それで態勢を整えるようにという命令は出しております。
○久間国務大臣 自衛艦隊司令官に対してそういうような命令を出しております。そして自衛艦隊司令官は、それに基づいて態勢をとっておったんだと思います。私は、具体的な命令は出しておりません。
○久間国務大臣 潜水夫をそこで潜らせるとか、あるいはまた、何か遭難者が出たときにそれを救助するとか、そういう具体的なことは、指揮官なのか、その上官であります自衛艦隊司令官から包括的にまず言われて、それを受けて「ぶんご」の司令官が具体的な命令は出しておるんだと思いますけれども、私は...全文を見る
○久間国務大臣 いろいろなことが考えられます。民間業者が機具を設置しようとして潜っているのを、だれかが潜らせないというような形で阻止する場合もございますし、そしてまた、そういうトラブルの最中に思わぬ水難に遭いそうな場合だってあるかもしれませんし、そういうときは救助もしなければなり...全文を見る
○久間国務大臣 法的根拠があるかどうかは別として、今回はそういうことは考えておりませんでした。  しかし、非常に平和裏に抗議活動だとおっしゃいましたけれども、三年前のことを知っている私から見れば、それはどういうことがあるかわからない、あれ以上になるかもしれないわけでありますから...全文を見る
○久間国務大臣 海上の治安状況がよっぽど悪化した場合には法律上できないことはないかもしれませんが、そこまでは想定されておりませんので、警護活動はやる必要はないと私は思っておりました。
○久間国務大臣 非暴力の場合は、そこはそういう状態にならないであろうから、今回の場合はそこまではならないから警備行動に出るようなことまでは考えていませんでしたということを言ったわけでありまして、法律上は、どういう状態になったときにどうかというのは、絶対ないとは言えないので、そうい...全文を見る
○久間国務大臣 先ほど言いましたように、海上自衛隊としては、あらゆることに対応できるように態勢をとっておく、そういうようなことで命を受けまして、そして待機しておったわけであります。  施設庁からは、民間だけではなかなかスムーズに円滑にいかないので、できれば海上自衛隊の潜水夫で機...全文を見る
○久間国務大臣 結果としては、先ほど言いましたように、潜水夫だけになりましたけれども、どういう事態になるかわからないわけでありますから、一応大きく構えておって、そのうちの小さい部分だけで対応したという、結果としてはそれで済んだからある意味じゃほっとしているわけでありまして、やはり...全文を見る
○久間国務大臣 それはちょっとオーバーなわけで、陸上の場合に陸上自衛隊が協力するとして、それは、乗用車じゃなくてジープで行く場合はあるかもしれませんけれども……(発言する者あり)まあ、それはトラックで行く場合もあるでしょう。だから、それは大きい船で行ったからといって、ゴムボートで...全文を見る
○久間国務大臣 掃海母艦というのは、御存じかもしれませんけれども、とにかく掃海艇をこうして出して機雷を除去したり、海中にある危険物を撤去したり、そういうような掃海艇を駆使する、そういう母艦でありますから、いろいろなことを想定して構えておるときには、機能的には非常にいい船であります...全文を見る
○久間国務大臣 海上自衛隊が持っている艦船の中で、ではどれを出すかと考えますと、やはり掃海母艦、これが一番適切で、DDHを出すわけでもないでしょうし、輸送艦というようなわけでもないでしょうし、やはり掃海母艦が考えたときには一番いいんじゃないかなと。ソフトな感じですよね。  威嚇...全文を見る
○久間国務大臣 先生のおっしゃる意味もわかりますけれども、私は、十年前にこの問題にタッチして、その後、長官はだれのときだったですかね、そのときに、施設庁がやって、とにかくボーリング調査すらさせてもらえなかった、とにかくやぐらを組んだら引きずりおろされて、それでできなかったという、...全文を見る
○久間国務大臣 具体的にはその訴状は読んでおりませんけれども、そういうことがあったということは聞いております。また、それと同時に、それが刑事事件になるのかならないのか、その辺を踏まえて今いろいろな調査、捜査を行っておるけれども、まだ、捜査にまで至る事案になるかどうかも含めて現在調...全文を見る
05月22日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
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○国務大臣(久間章生君) いや、地元の意見はできるだけ聞くことにいたしております。  しかしながら、このV字案を作る経過について言いますと、V字案が、やっぱり地元のそういういろんな要望から、それでV字案になったわけでありまして、V字案にすると、上りと下りの風向きによって二つ区別...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 柔軟に対応するというよりも、合理的な理由がそういうので示されれば、これはもうだれしもがそれに従うわけでありますので、案外、結構、私も後から調べてみますと、いろんなことを考えながらあのV字案というのは作られたなというのはよく分かりますので、騒音のいろんな、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今施設部会で検討しておりますので、これをまた合同委員会にかけられるように、できるだけ努力していこうと思っております。
○国務大臣(久間章生君) 先般、当委員会におきます私の答弁中、できるだけ早く、これからこの法律が通りますと、このスキームに基づいて事業費を精査して全体の事業費を決めていき、我が国の負担分を決めていきますという話を申し上げました。  そのときに、予算の単年度主義との関係から、単年...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 国庫債務負担行為の場合は、今も説明にありましたように財政法上五年以内というふうになっているわけですね。これ、二〇一四年まで掛かって造るということになりますから、それを超えていくことになる可能性もあるわけです。物理的には、発注したものについてはそんなに長く...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、そういうことも含めて、そのときに具体的に定まった段階で、あるいは今後のスケジュールが決まった段階で議論がされるべきであろうと思いますし、今私の立場でそれをこうしたらいいというふうなことをはっきり言える段階ではございません。
○国務大臣(久間章生君) 日米が安保条約に基づいて同盟関係ができ上がっておりまして、その後、やはり日本はアメリカと軌を一にしてといいますか、いろんな国連の場におきましてもその他の行動等におきましても軌を一にしてやってきておる、それが世界の中で非常に安定感を持って見られておるという...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 衆議院の方でも議論がございましたので、また議事録読んでいただければと思いますが、そういうシチュエーションがどういう状態で起きるかによっていろんな取り方があろうかと思います、そういうことを言いました。  といいますのは、我が国と全く何も関係がなくていきな...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 委員長、ちょっと済みません。
○国務大臣(久間章生君) 昨日、関係の市長さんたち皆さんお見えになりまして要請がありました。そのときも出た話なんですけれども、米軍の方は、まあ回数ももちろん減らしましたでしょうが、それよりも、善かれと思って高度を高くして、音ができるだけ高くして減らそうとしたらしいんですけれども、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは、二〇〇九年の七月若しくはそれよりも後になった場合でも、できるだけ早くこのNLPの基地については候補地を探してアメリカと協議を始めることにしておりますので、基本的には厚木もそしてまた岩国もNLPは行わないというようなつもりで今米軍再編の計画を進めて...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは、万一の場合の、そこでできない場合の予備飛行場であることは変わりありませんけれども、あくまで予備でありまして、メーンは別途造るという前提で計画しております。
○国務大臣(久間章生君) 天候でどうしてもやむを得ないというような場合には、それは予備はないわけじゃございませんが、そういうふうなことからも、要するに硫黄島が非常に天候があそこは悪化しやすいんですね。だから、今度探すときには、やっぱりある程度精度を持って予測できるようなところを、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いまだ具体的には、まずこの米軍再編法案が通りまして、これを受けた形で本格的にいわゆるJBICでやるということを認めてもらったら、それを前提としてこれからやっていくのが一つであります。  それともう一つは、今度のやつは普天間の代替施設ができて、それを条件...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、そういうことよりも、今度グアムで造る場合は、一軒一軒を今みたいに単発で出ているんじゃなくて、三千五百戸をどういう計画で出していくか、これにもよってくるわけでありますし、米軍が出してきた資料というのは非常に、見積りというのは非常に、まあ大ざっぱと言う...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今の段階でまだ決めておりませんけれども、来年度はまだ調査費ぐらいなものじゃないでしょうか。そんなに具体的な、そして土地は向こうの土地を利用するわけでございますんで、具体的な建設に掛かるということまでは至らないと思います。
○国務大臣(久間章生君) 先般も審議官クラスがアメリカに、ハワイに行ってきますって私のところにその出張の許可をもらいに来ましたんで、何かと言ったら、これから先の打合せについてやりますということで、そういう形でアメリカ本土に渡る場合もありますし、ハワイ島に行って打合せをすることもあ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは、私の勘で言ってはなんですけれども、こういうやつが決まりましてからやっぱり調査をして最低一年は十分掛かるわけでありまして、やっぱりそういう点では、来年度はその調査をして果たしてその設計まで持っていけるかどうか。そこは一年半ぐらいは掛かるんじゃないか...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私は、これは国民みんなも関心がありますし、また、国民だけじゃなくて、特に国会の先生方も全体としてどれぐらいの金額まで圧縮できたのかというようなことについてもまた関心があろうかと思いますので、私どもとしては、やっぱりこれは調査して設計を組んで向こうと合意を...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今、法律上の義務としては明文規定はございませんが、国際協力銀行も銀行でありますから、当然、自分の出資、融資したものについての返済については、それを確保するというのは当然のこととして出てくるものと思いますし、そしてそれに、もうその義務をもしやらない場合は一...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは金融担当大臣なり、今の場合でしたら財務大臣ですね、財務大臣なり、今度一般民間銀行になった場合は、一般の権限としては金融監督担当大臣でしょうけれども、防衛大臣はこの法律に基づいてのいわゆる主務大臣としての権限が発生しますから、だから主務大臣の監督下に...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) この法律の、この法案の今の第二十二条第一項により読み替えて適用する国際協力銀行法第五十二条第一項が、防衛大臣は国際協力銀行の業務を監督するということになってまいります。
○国務大臣(久間章生君) すぐ何かあると天下りと言われますけれども、そういうことよりもむしろ、これは初めてのケースでございますから、むしろ、このSPEがどういうようにしてまずつくられるか、民間活力を積極的に導入するために今後競争的な手続で選定されていくんだと思いますが、そのときの...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは私自身もそういうような道を探るべきだと思っております。  ただ、現在の公務員法上、民間会社に行って帰ってくる、これが、この場合は結構長期になるかもしれませんので、今の民間に行くのは二年ぐらいの程度でございますけれども、そういう形でどうなのかなと思...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それはこれからでございまして、まず、SPEそのものについても、一つがいいのか各地区ごとに別々にするのか、そしてまた今度のこういうのをプロポーザル方式みたいなことでやっていくのか、いろんなやり方をこれから先検討しなきゃいけないんじゃないかなと思いますが、い...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは主務大臣になっておりますから、そういうふうになるんだと思いますね。
○国務大臣(久間章生君) 国が出資したり低利融資で融資のための補助を出したり、そういうようなことをするわけでありますから、国民の税金が使われるわけでありますんで、それらが確実に返ってくるように、今度のスキームづくりについては責任を持って対処しようと思っております。
○国務大臣(久間章生君) まだ基準を明確にはしておりませんけれども、五十機程度以上の航空機の移駐を行う場合にはこれに該当するんじゃないかなというふうなことを内部では話しております。
○国務大臣(久間章生君) 人数についてはまだはっきりしませんが、五十機以上の航空機が移駐するということになりますと、それに伴って増員するのがどれぐらいかなということをはじいて、一つの五十機を基準としながら人員の増加についても類推させようと思っております。
○国務大臣(久間章生君) 人数が増えるだけでは必ずしも影響があるとは言えないわけで、今日の質問でしたか、どこかでどなたかが言っておられましたが、そこに司令部が来るとまずそこを目掛けてミサイルが飛んでくるんじゃないかと、だから非常に危険な地域になるからそこは反対なんだというふうな話...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そういうことでございまして、具体的に、そこにある部隊が来てそこで演習をやるとか、そういうようなことで周りに影響を非常に与えるという場合は、これは考えられますけれども、司令部が来るという、そういうことでの影響というのはやっぱり、私たちがこの法律で今度交付金...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先生の今までおっしゃっておったやつが再編関連振興特別地域という、要するにそういう公共事業の関係だというふうに理解しておったものですから、それに対するお答えをしていたんですけれども、交付金とかそういうやつでの対象地域だったらまた別でありますので、それは影響...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 部隊の司令部が来て、そこが来たために危険が増すんだというふうな、そういう発想がなかなかできにくいわけでありまして、むしろそこに部隊がおるということは安全度も増す形になるわけでありますので、今日の午前中の質問でもちょっとその点が出ましたけれども、まず、そこ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 同じような考えというよりも、あれを念頭に置いて、原子力発電の場合も、国全体としてはどこかに造らないと日本にとっては電力が足らない、しかしながらそれは、恩恵はみんなに行き渡るわけだけれども、造られるところはやっぱりそれは嫌だというふうに思っておられるわけで...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、法律を作る場合でも、従来から政府が取っておる解釈は非常に厳しく狭くいっておりますから、現行の解釈のままだとなかなか難しい点があるので、そういう点でもこういう懇談会等で議論をやってもらって、これは集団的自衛権の話じゃないじゃないかという話になれば非常...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは、もう武器の使用につきましては非常に国会でいろいろ言われまして、とにかく個人が判断してピストルというのか小火器を撃つんだということで答弁がありましたのを、私の防衛庁長官のときに、混乱を招くために、上官の命によって撃った方がいいんだということで、その...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは、先生の場合は二〇〇四年に出てこられたからあれですけど、それ以前のは、とにかく武器の使用についてもう非常にうるさい議論ばかりで、まず外国に行ったときはとにかく丸腰で行かにゃいかぬかのような、そういう議論ばかりあっておったわけでありますから、やっぱり...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 総理の国会答弁なんかを聞いておりますと、憲法で禁じている集団的自衛権の行使というのがどこまでなのかということをやっぱりもう少し詰めたらいいんじゃないかというのが根っこにあって、憲法で禁じられている集団的自衛権はこういうことまでは言ってないんじゃないかとい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今おっしゃられました、出掛けていくのが、自衛権の行使としてまず出掛けていくかどうかという、集団的自衛権の行使として出掛けていっているやつは一つもないわけですよ。例えば、アフガンのときのインド洋に行っているやつだって、自衛権、集団的自衛権か、あるいはアメリ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 我が国の電力事情その他からいきますと、石油とか石炭とかの火力発電、あるいは水力発電、あるいは自然エネルギーを利用した普通の発電、そういった発電だけでは十分でないということで、原子力発電に頼らざるを得ないということでスタートしたわけですね。  しかしなが...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは、原発だってたまたま挙げたところがあったかもしれませんけれども、まあなかなかないだろうということで、電力会社とかなんとかが一生懸命説明して、そして、原発の場合は、固定資産税も入ってくるという、そういう計算もあったでしょう。ところが、手を挙げたかどう...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それはこちらからお願いしないと、なかなか自分の方からどうぞ来てくださいよという自治体はないと思いますよ。
○国務大臣(久間章生君) 原発の場合は手を挙げた市町村あったかもしれませんけれども、それは、あったからなかったからじゃなくて、要するに受け入れてくれるところは国民全体から見ると有り難いわけですよ。日本に原子力、手を挙げたところしかもしやりませんとなったら、なかったらどうしますか、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) より厳しい状況だとおっしゃりたいのか、どういう、意図は分かりませんけれども、要するに、よそがなかなか引き受けてくれないところ、原子力発電の場合だってそこはお願いせぬといかぬだろうということもあってやっぱり交付金という制度をつくっているわけで、それでなかっ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) お願いしておるわけですから、そして米軍とのやっぱり合意の下でどこをどういうふうに移そうかというふうなことでやっているわけですから、そういう意味じゃ、政府からお願いをして市町村に受けてもらうと。  だから、向こうの法律とそのままじゃないわけですからね。向...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今度の法律は、米軍再編が円滑にいくために交付するわけですから、やめてくれと言うような市町村に交付金を交付する制度じゃございませんので、そこは誤解のないようにしていただきたいと思います。
○国務大臣(久間章生君) それはまた別問題でありまして、そこは、どうしても避けて通れない場合はそういうふうな選択肢もあります。
○国務大臣(久間章生君) やめますとは言えないでしょうね。
○国務大臣(久間章生君) ないとも言えないと思います。それは大所高所から判断した上で、またどういうふうな改定するか分かりませんけれども、やはり、ないとは言えませんし、また絶対かというと、絶対ということでもありません。
○国務大臣(久間章生君) とにかく、できる限り説得し、協力をしてもらうように努力をいたします、最後までですね。しかし、そうした挙げ句、絶対ないかとは言い切れないと思います、それは。  それはもう、例えば、今沖縄にあります訓練を全国で展開し、訓練を五か所、六か所でやっていますよね...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 将来のことですから、絶対ないとか絶対あるとか、先ほどから何回も言っていますように、ないとは言い切れないとか、しかし、やめることがありますかというと、ある場合もありますと、だから言っているわけですから。
○国務大臣(久間章生君) 地元の意見は聞くようにしますが、地元の言うとおりに一〇〇%しなきゃならないということにはなっていませんので、そこのところは誤解のないようにしてください。
○国務大臣(久間章生君) その辺はまたいろいろと議論していただかなきゃならないのは、厚木の場合、それの代替施設、代替をどこかに持っていかなきゃならないわけですね。そして、そのときにそれが実行できませんと、厚木の現在の、まあ訴訟もされて違法な状態で、国側が負けていますよね。そういう...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 市長さんのいろんなこれまでの選挙での話とか、住民投票の、また選挙とか、いろんな中で市長さんの立場もよく分かりますので、非常に辛いお立場だろうなというふうに思っております。  しかし、そういう状況でありますけれども、私なんかも直接市長さんともお話ししなが...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 我が国の場合はそういう直接民主主義というよりも間接民主主義を取っておりまして、岩国の市議会では、先般、国の、厚木からの艦載機の移駐について前向きに取り組むべきだという決議がされております。だから、そういうことも考慮しないといけないわけでありまして、過去の...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 座間市が恒久化を解消するという、そういう方針で従来から主張してきておられるのはよく知っております。  しかしながら、日本とアメリカとの安保条約がいつになったら終わるかということは、現在の日本を取り巻く環境からいうとできないわけであります。だから、そうい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これまでも座間に対してはいろんなレベルで説明をしてまいりましたし、これから先も説明はしてまいろうと思いますけれども、今この時点で恒久化解消策を提示しろと言われても提示できない、そういう状況については御理解賜りたいと思います。
○国務大臣(久間章生君) 総理とイコールじゃございませんから、若干違うかもしれませんが、戦後六十年たった今日、戦後のあの当時の形ででき上がったやつをそのまま現時点に合わせていいのかどうかという、そういう観点から見たときに、でき上がっております枠組みをもう少しフレキシブルにしていい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今、数字はつぶさでございませんけれども、確かに面積からいったら、北部のああいう山林その他も入っておりますし、演習場その他広いから、全体の面積からいったら減るパーセンテージは少ないかもしれません。しかしながら、都市部のいわゆる人口密集地といいますか、人口密...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほどから度々申しておりますように、日米安保条約をどういうふうにこれから先やっていくか。これはやっぱり今の日本の状況からいきますと、いつまでにこれをもうなしにするというようなことの判断はできないわけでありまして、だから、座間についても恒久化解消策というの...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 正式な環境アセス法に基づく調査を出す場合には方法書を出してきちっとやりますが、まだ今それの以前の、事前の調査でやっているわけでございますので、法律に基づいて出すときにはきちっとした手続に基づいて出すことになるかと思います。
○国務大臣(久間章生君) 今回、防衛省の中の施設庁が事前調査をやる場合に混乱があってはいけない。特に三年前やったときには、とにかくもう引きずり下ろされたり何かしまして大混乱で、結局は一年間掛かって何もできなかったわけであります。  今回でも、一部ちょっとダイバーがエアを吸うあれ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 自衛隊の場合、官庁間の協力ということで、国家行政組織法上、官庁間の依頼を受けたら協力することができるようになっております。その解釈の一つとして、同じ省庁内ならなおさらのことそれはできるというふうに思っておりますので、よその省庁ですら協力できますから、自ら...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 海上保安庁、警察は違法行為があったときに取り締まるためにあります。あるいはまた遭難者が出たときに救助するためにあります。しかし、それだけで十分かというようなことからいきますと、いざとなったときには、防衛省内の話でもありますから、防衛省から、施設庁から発注...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたし、努力してまいります。
05月23日第166回国会 参議院 本会議 第28号
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○国務大臣(久間章生君) 白議員にお答えいたします。  まず、米国等の対イラク武力行使に関するお尋ねがありました。  累次申し上げておるとおり、政府としては米国等による対イラク武力行使を支持しており、私も防衛大臣としてこの政府の立場を支持、踏襲しております。  次に、空自の...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 白議員にお答えいたします。  私が度々申し上げておりますのは、核兵器があったということについては、私自身そうは思っていなかったということを申し上げました。  しかしながら、アメリカが戦争に、いや武力行使に踏み切ったこと自体が間違っているかどうかにつき...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私は、アメリカの武力行使に踏み切った判断が間違いだったという言い方ではなくて、その前提となった核兵器の保有については、それは違っていたんじゃないかと、そういうことを言ったわけでありまして、そこのところについてはそのときの議事録を私も読み直してみました。 ...全文を見る
05月24日第166回国会 衆議院 安全保障委員会 第12号
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○久間国務大臣 これは、背景には勧奨退職という問題がありまして、非常に難しい問題を抱えております。  したがいまして、今政府全体として、いわゆる人材バンクといいますか、そういうような形でやるというようなことを、各省庁が押しつけ的なことをやっているように国民から見られることはいけ...全文を見る
○久間国務大臣 今度の置きます監察本部は、先ほどからも説明しておりますように、今までのいわゆる会計検査院的な監査、そういうような形での検査的なやり方じゃなくて、もう少し、自衛隊に対する信頼性を確保するためには遵法精神をどうやって守らせるか、そういうことも含めた形での監察というよう...全文を見る
○久間国務大臣 まだ具体的にはそういうことは考えておりませんで、少なくとも、あのとき念頭にありましたのは、トップを初めとして何人かについては専門知識を持った外部の人をお願いしたいというような気持ちもあったわけであります。  しかし、それと同時に、内部の組織を熟知している人もいな...全文を見る
○久間国務大臣 防衛大綱あるいは中期防衛力整備計画に基づきまして陸上自衛隊の定数が決められておりまして、その方向に向かって整備を進めております。  そういう中で、やはりどこか師団を旅団にしていかなければなりませんが、一方、やはりそういうふうに旅団にするということは、人数的には減...全文を見る
○久間国務大臣 やはり海外に簡単に行けなかった時代からずっと訓令としてあったんだと思いますけれども、今みたいに簡単に行けるようになりますと、自衛官もやはり一般市民と同じように海外に、特に近郊に旅行するということはふえてきているわけであります。  ところが、自衛官の場合は、いざと...全文を見る
○久間国務大臣 詳しい教育の仕方その他については、また事務方から聞いていただければいいと思いますけれども。  海外につきましても、昔は、結構そういうような形での、行ったときには注意せぬといかぬというような意識が本来は強かったんだと思うんです。しかしながら、二十七万、実二十四万の...全文を見る
○久間国務大臣 事実、公表していいことについては事務方から言いますけれども、ああいう報道があって、明らかに真実でない報道があるわけですね。そういうのが本当に報道なら、私自身が知っている。私のところにないのに、新聞で大々的にこんなに書かれることはおかしいので、ほかの新聞社の皆さん、...全文を見る
○久間国務大臣 情報の流出、しかも、情報の流出が重い刑罰に該当するような流出の場合は、とにかく警務隊の責務として問題になるかもしれませんが、これまで挙がっておったのは、先ほどのイージス艦の問題は別として、情報流出の中身が、それほどの犯罪としてのそういうようなことではございませんの...全文を見る
○久間国務大臣 警務隊だけでそれを取り締まれと言っても、私は、それは今の組織からいって無理だと思うんです。やはり、部隊を含めて秘密を扱うそういう組織が日ごろから情報漏えいについての意識を非常に強く持っておって、これはどうも漏れた疑いがあるぞというときは、すぐ警務隊を使って、強制権...全文を見る
○久間国務大臣 私が就任する前の昨年の四月に、そういうことをやっているということでやったわけでございますが、なかなかそれが徹底していない。  私物のパソコンを官用にかえる、これは大体もう徹底しましたけれども、まだソフトが完成していないということもございます。そして、個人的に持ち...全文を見る
○久間国務大臣 今般、GSOMIA等も日米間で締結されるわけでございますので、それを受けても、なおこの情報管理というのはしっかりしなければなりませんから、この対策会議では、今までやったことについての検証と同時に、これから先どういうような問題についてはどういう取り組みをしたらいいの...全文を見る
○久間国務大臣 あのとき答弁したことは今でもよく記憶にありますし、そういう方向で今でもやっているところでございますので、そういう方向でこれから先も、まだスタートするまでにちょっと時間がありますけれども、ぜひやっていきたいと思っているところであります。
○久間国務大臣 監察本部をつくって、その監察本部をまた監察する制度をつくるというのは、なかなかちょっと言いにくいといいますか、むしろ、監察本部をつくったけれども機能していないじゃないかというのは、国会等で議論していただく以外に、ずっと追っかけっこになってしまいますので、やはりそこ...全文を見る
○久間国務大臣 これは前回のときの議論でもそうでしたけれども、施設庁があそこまでずっといろいろなことを突っ込んでいきながら問題の本質を探ろうとしてやってまいりましたのは、やはりある程度相手との信頼関係も大事だったわけでありますから、今度監察本部がやるときにどういう形でどこまでやれ...全文を見る
○久間国務大臣 施設庁長官が来ておりませんので、私からお答えしますけれども、私も、あのときのやりとりは、先生からも来ておりましたし、聞いておりましたので、施設庁長官もいろいろなOB会があったときにその話もしたということでもございました。  私が、施設庁長官にその後どうなんだと言...全文を見る
○久間国務大臣 なぜ、地方自治体でやっていてこちらでやれぬのかなということも考えてみました。一つは、地方の場合は、同じ地域に住んでいて、みんなが出すときに自分が出さないというのが、非常に村意識といいますか、そういうので逆にまずいわけですけれども、今度の場合は、OBさんといっても全...全文を見る
○久間国務大臣 きょうは施設庁長官が来ておりませんけれども、OBの会はあって、懇親会等はやっているようでございます。
○久間国務大臣 いや、それは私も聞いていません。まだ法律が通っていませんし、連隊のそういう予備的な動きをしているのかもしれませんけれども、できたときにすぐ動けるようにどういうのを人選するかとか、そういうのは内部でいろいろやると思いますけれども、私自身、そういう準備室が発足したとい...全文を見る
○久間国務大臣 いや、そういう方向で向かうために法律を出しているわけですから、法律を出したときにそういう方向づけは一応政府としては決めて進もうとしているわけで、法律ができないとやれないわけですよね。だから、今お願いしているわけでありますから。  しかし、そういう準備は、法律がで...全文を見る
○久間国務大臣 法律が通らないとそれはやれないわけでありますから、法律が通ったときに、そのときにすぐ動けるように準備作業はやろうと。  いろいろな、例えばPKO部隊を出すときでもそうですよ。PKOを出すときにはきちっと法律が通ってから出すわけですけれども、そのときに慌ててしない...全文を見る
○久間国務大臣 予算については、もしこの法律が通って、現在の既存の予算で、広報活動とかなんとかで足らないとなれば、それは場合によっては補正も必要かもしれませんし、あるいはまた予算を使わないでやれる範囲でやるのかもしれませんし、そこのところはとにかく法律が通ってからよく検討してみま...全文を見る
○久間国務大臣 その法案を通すか通さないかは、そういう準備をするかどうかじゃなくて、そういう部隊を設けること自体がいいのかどうかで判断していただくわけでありまして、それを政府としてはつくりたいということでお願いをして国会に法案を出しているわけですから。そうしたら、それが通る、そし...全文を見る
○久間国務大臣 中央即応連隊というのは、たしか、法定のあれでは、法定事項ではないのかもしれませんね。(赤嶺委員「では、今回何で法案を出しているんですか、連隊の」と呼ぶ)いや、この法案で連隊の名前が出てきますか。それは、地方隊のことですね。ちょっと待ってください。(赤嶺委員「ちょっ...全文を見る
○久間国務大臣 即応集団はともかくとして、即応連隊をつくることについての法案を今回出しているわけですから、それが、一月の十九日とおっしゃいましたか。(赤嶺委員「十一日」と呼ぶ)十一日といいますか、それは少し先走っているのかなと思いますね。  私は、法案を国会に出した後にそういう...全文を見る
○久間国務大臣 お答えする前に、先ほどの、なぜ準備を始めたのかということですが、政府の方針として、予算案が閣議決定されましたので、予算案に基づいてそういうことについては準備ができる、そういう判断だったんじゃないかなと思っております。法案そのものは、その後に閣議決定しておりますから...全文を見る
○久間国務大臣 その前に、セクシュアルハラスメントというのは、我が国の場合は、片一方の男性の方ではそれがセクシュアルハラスメントにならないというような認識のもとで、それがまた実際なっているというような、そういうケースも結構ありますので、やはりそういう点での基礎的な教育からきちんと...全文を見る
○久間国務大臣 先ほど私が直ちに調査、アンケートをしますということを言わなかったのは、そういうような裁判になったり、あるいはまた先生がここで取り上げたり、そうしてばっとやると、それが非常に一方的に決めつけるような格好になってしまうものですから、何かあったときには私は必ず半面をこう...全文を見る
○久間国務大臣 そうじゃございませんで、省庁間協力で、他省庁から依頼を受けたときでも、よその省庁のことででも協力することができるというわけですから、ましてや、防衛省の仕事について防衛省の内部から協力依頼があったら協力させるのは当然じゃないですかということを言っているわけです。 ...全文を見る
○久間国務大臣 同じ法的根拠といいますか、要するに、他省庁の仕事でも依頼を受けたらやれる、地方自治体から依頼を受けたらやれる。そのときに、省内で、防衛省という組織の中で依頼を受けたとき、やれないということ自体の方がおかしいんじゃないでしょうか。
○久間国務大臣 その議論は、前に、私が防衛庁長官のときも実はございました。  札幌の雪祭りに自衛隊が一生懸命応援するんですけれども、これは自衛隊法のどの条項に基づいて出るんだと言われますと非常に難しいんですよ、厳密にいきますと。だから、やること自体が非常に、悪いことならともかく...全文を見る
○久間国務大臣 今後、一連の調査が全部終了いたしましたら、それにかかわった人数というのは公表をして私は差し支えないと思っておりますが、今まだ、全部終わったかどうかも含めて言わないことにしております。  それは、正直言って、この間、民間のダイバーがおぼれそうになって、海上保安庁に...全文を見る
○久間国務大臣 この件数は、その年その年で結構変わるわけで、例えば、アメリカからいろいろなものをぼんともらったときなんかは、それに関係するものがどっとふえるわけですし、買わなかったときなんかは、大して、指定といいますか、その秘密がふえるわけじゃありませんから、各年で非常に変わって...全文を見る
○久間国務大臣 やはり、なかったというふうに言われて、それを引き継いでおって、あったということを立証せぬ限りは、なかったものはなかった、そう言わざるを得ない、そこが難しいところじゃないかと思うんですよ。  自分自身が確認できればともかくとして、その資料なんかが仮に出てきたとして...全文を見る
○久間国務大臣 やはり本質的には、そういう秘密を保持するということに対する甘さというのがあるんじゃないか。これは保持しなきゃならないとなったら、たたかれようが何しようが、とにかくもうそれを守り抜くというような、基本的にとにかく保持する、そういうような基本姿勢。まあいいんじゃないか...全文を見る
○久間国務大臣 日本の方からは、我が国及び地域の平和と安定の基礎は引き続き日米安保体制に基づく抑止力である、抑止に係るコミットメントは適時に、一点の曇りもなく確認されることが重要である、こういうようなことを申しまして、これに対して、米側からは、あらゆる種類の米国の軍事力に基づく、...全文を見る
○久間国務大臣 いつも見ておりますから承知しております。
○久間国務大臣 現在のあの位置、あの配置、あのビル、あれに関して言うならば、別に支障はございません。
○久間国務大臣 どこに展開するか言うわけにはまいりませんけれども、現在支障はないということであります。
○久間国務大臣 私の今聞いている範囲では、比較的まだ空地がいろいろなところ、可能でありますので、そういうのを、無理してそこをずっと制限しなくてもそれ以外のところで対応できるという報告を都心部について聞いておりますので、そういう点では、それほど神経質に構えていないわけであります。
○久間国務大臣 まあ、将来絶対ないかというと、そこはわかりませんけれども、わざとここはということで邪魔しようと思ってやられたらかないませんけれども、今考えられる範囲では十分対応できるということでございますので、結構、委員が御心配になるよりも余裕はあるというふうに、そう理解していた...全文を見る
○久間国務大臣 PAC3に関して言うと、移動が可能でありますから、それはいいんですね。  しかし、私が防衛庁長官になる前に、防衛省としても、当時は防衛庁ですね、ちょっと困ったな、持ち主さんも困ったなというケースは、実はほかのところで、電波情報を集めておるところが、その目の前に風...全文を見る
○久間国務大臣 同じ省内のことについては省内協力するというのは当然のことでありますが、よその省庁でも協力すべきであるということで国家行政組織法は書いているわけですね。だから、その前提としては、省内であれば協力するのは当たり前だ、そういう当然性があるわけですね……(辻元委員「そのと...全文を見る
○久間国務大臣 自衛隊が権力の行使とかそういうことについてやるためには、それはできないということではっきり法律上明示しているわけですね。しかしながら、例えば空から写真を撮るとかそういうことについても、これは、撮ってもらいたいといったときに、撮っちゃならないという法律がなければ、そ...全文を見る
○久間国務大臣 私は、諫早の、とにかく干拓をやるときに、ムツゴロウがここで絶滅するということで随分非難されました。私自身も悩みました。ここを閉め切ることによって水位を下げて、水害があったときにそれから守るためにどっちをとるか、迷ったあげく、結局は、ここは閉め切ろう、ムツゴロウはそ...全文を見る
○久間国務大臣 いろいろな環境の調査をするときに、その機具を置くためにそこに置いたところが破壊されたというふうに言われると、そこすら、機具を置いたところがつぶされなかったとは私も言いません。しかしながら、その調査をして、ここはどうか、大事なところかどうかを調査するための機具の設置...全文を見る
○久間国務大臣 とにかく、三年前に県から許可をもらってやったところが、妨害によって何もできなかった。その悔しさを我々は嫌というほど知っておるわけですから、今回はそういうことのないようにだけはしなきゃならない。そのためには、混乱なくいかにすればできるか、それを一番の念頭に置いて、混...全文を見る
○久間国務大臣 大変ありがたい話で、そういう意味では、もう少し説明の仕方が丁寧であった方がよかったんじゃないかなという気持ちはいたしております。  しかしながら、何分いつやるかというようなことを言うとまた邪魔される、そういうこともありますから、それも早目になかなか言うわけにもい...全文を見る
○久間国務大臣 今度の環境アセスの一連の作業がずっと終わって、一定の成果といいますか、その段階では、どこにどういう機具を置いてどうしたかということについては公表しようと思いますが、今の段階でやりますと、それをまた潜って引き抜かれるとか、あらゆることを考えておかなきゃいけませんので...全文を見る
○久間国務大臣 ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたし、努力してまいります。     —————————————
05月25日第166回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
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○久間国務大臣 これは、日米の地位協定に基づきまして、外務大臣と国務副長官との書簡で特別協定のたびに人数の上限を決めて、そして、予算要求は防衛施設庁の方が財務省とやり合って決定して、その内容を、単価その他を決めていく、そういう仕組みになっております。それで、雇用契約者は今まで防衛...全文を見る
○久間国務大臣 具体的にアフガニスタンで自衛隊を云々という話は出ませんでした。ただ、アフガニスタンのこれから先の復興の場合に、ヘリでの輸送、そういうので、軍人用も必要だけれども民間用も必要なんだと。自衛隊でやることについては日本の国内のいろいろな事情もあるでしょうからというような...全文を見る
05月28日第166回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○国務大臣(久間章生君) 昔と違って最近は女性隊員も増えてきておるわけでありますから、一般公務員と同じとは言いませんけれども、我々としてもそういう意識を少し改めてやっぱり隊内におけるそういう問題については積極的に対応していかなきゃならない、そういうような認識を持っております。 ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほど冒頭にも言いましたように、私たち自身も含めて、こういうやつに対するもう少し神経過敏に対応すべき、そういう時代背景をよくわきまえておかなきゃいけないという、それをこれから先は自分も自戒しながらと同時に制度的にも、今おっしゃるように、対応が少し遅いんじ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) セクシュアルハラスメントといってもいろんなやつがありますから、全部が全部本当に人権に対してという、私なんかも、時々久しぶりに会った人に、あなたは最近は随分太ったねと言うと、ほかの人からそういうことを言っちゃいけないんですよというふうに言われますから、とに...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは例え話であれかもしれませんけれども、セクハラじゃございませんが、二人が上下の関係がありまして、ずっといろんな関係が続いていて、下の方がもう嫌で、それでとうとう最後は自殺にまで追いやられたわけですね。そして、その遺族の方から私に手紙が来まして、とにか...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 少なくともそういう嫌がらせと思われるような、そういうようなことは断じてあってはならないと思いますから、それもどういうものなのか、もう少し、内容等についてあれですけれども、いろんな資料等があったとかいう話も仄聞するところ、皆無じゃないと思いますんで、それは...全文を見る
05月29日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第14号
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○国務大臣(久間章生君) ただいま議題となりました防衛省設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  防衛省の所掌事務をより適正かつ効果的に遂行し得る体制を整備するため、防衛施設庁を廃止し、同庁の事務を防衛省本省で処理するた...全文を見る
05月31日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
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○国務大臣(久間章生君) 必ずしも別問題とは私は言い切れないんじゃないかなと思います。  その当時、その前後にどういう議論があったかはつまびらかに聞いておりませんけれども、やはり私が理解しておりますのは、その後の説明を受けておりますのは、やっぱり入札談合問題が起きてきて、検討会...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 武部幹事長の発言も、記者から質問を受けたときには、施設庁の談合問題があったので防衛庁の省への移行問題に非常に慎重になっているんじゃないかというような、そういうたぐいの質問があって、防衛庁の省への昇格の問題とは別だというような意識で言ったんじゃないかという...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) さはさりながら、統合したからといって直ちにそれで解決するわけじゃありませんで、統合すると同時に、またさらに、今度提案しておりますみたいに、内部に置いて積算部門と実施部門とを分けるとか、いろいろそれは、契約部門とを分けるとか、そういうことも必要でございます...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは本当に人事というのは難しい話でございまして、だから、今公務員改革全体の、この防衛省の問題だけではなくて、公務員全体の問題として今検討されているわけであります。  そして、私たちもそれを見た上で、自衛隊員であるうちの自衛官以外の事務官等については別...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) パート採用をするということは正規の採用をしないということですからね。総定員法で数が決まっているわけですから、どちらがいいのか。また一方では、ちゃんとした正規採用で採用すべきでないかというそういう意見もあるわけでありますから。だから、どういうのが人事管理と...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、これは公務員でないと思います。
○国務大臣(久間章生君) これはたしか法律で、特別の法律があって、その法律で駐留軍等労働者の身分、これは公務員ではないと第八条で明記してありますから、法律でこれを、法律を作ったときにその議論はさんざんされたんじゃないでしょうか。  だから、私たちはもう法律に基づいて行政というの...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 定義じゃなくて法律です。
○国務大臣(久間章生君) これは外務省マターになるかもしれませんが、私は、地位協定の問題について非常に現在うまくいかないのは、これはやっぱり向こうのアメリカ政府もアメリカの議会を説得することができないということから、運用、運用という形で、運用の改善でという形でやってきているのはそ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 防衛監察本部もスタートしたばかりでございますし、確かにそこには公認会計士等のそういうような人たちも入ってもらいたいというふうに思っておりますけれども、直ちに、全般的ないろんなことをにらみながらやっていくわけでございますから、こういう問題に即座に入っていけ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) どうして出ないかと言われましても、やっぱり日米の同盟関係はありますけれども、日本とイギリスとはそういうような同盟関係にまで至っていないわけでございますから、日本とアメリカの関係では、やっぱりこれから先は情報を共有するということで、インターネットを通じた情...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それはいろんな交渉をする意味でも、間口を広げて交渉した方が単価を下げることができるわけでありますから、非常に一辺倒になってしまったらもうできないんですけれども、ただ、やっぱりその反面、日米で同じものを使っている方が、共同でいろんな訓練をしたり、例えば空中...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) まずは、今スタートしたばかりでございまして、今度、国際平和協力業務が本来任務化になって、そうはいいながらも、今までのまだ海外派遣の経験でもそれが蓄積されてなくて、まあそれぞれが持っておるでしょうけれども、これを何らかの形で教育隊として教育していこうという...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) おっしゃる意味はよく分かりますけれども、今までが我が国の自衛隊が海外に出ていく場合についてすらまず非常に抵抗があった。またそして、丸腰で行くことについては、これについてもまた果たしてそれがいいかどうかという非常に気になるところでもありまして、今度、今ネパ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) この種の話につきましては、いつも言っておりますように、こういう委員会というのがオープンな場でございますから、そういうことの発言によっていろんなことが類推できるわけでありますので、だから、こういう国の安全の問題についてのいろんな情報については、どういうふう...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 例えば、先ほど言われました何発撃ったかという話を、もしここでその話をしたら、日本の取り得た情報というのは不正確だなというふうに思われる場合もありますし、あるいは非常に正確だなということもあるわけであります。だから、一つのことでもその受け取り方で結構違うわ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これまでも秘密会というのがありましたけれども、秘密会終わった途端に公開になっているケースがたくさんございます。というのは、秘密会を守らなかったときに、それは罰則の規定がないわけであります。公務員の場合は、それを外に漏らしちゃいけないということを、秘密を漏...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、秘密が完全に守られるような、そういう仕組みができているならばということを私は言ったわけですよ。秘密会という言い方じゃなくて、そういうようなシステムをきちんとしていただきたいということをかねがね言っておるわけであります。
○国務大臣(久間章生君) さっき言いましたように、それを破ったときに、それを破っても構わないというようなことでは本当の意味での秘密が担保されていないということでありますから、そこのところをかねてから言っているわけであります。国家公務員については少なくともそれは担保されているわけで...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、それは先ほど大古局長が言いましたように、今回のやつは日本の安全を脅かすような形のミサイルの発射ではなかったという、その言葉で取っていただければいいと思いますし、もっと言いますならば、昨年あるいは一昨年行われたのと同じようなたぐいのミサイルの発射であ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 非常にこの情報の問題というのは、取り方によっていろんな、ピンからキリまでと言ったら言葉が悪いんですけれども、要するに幅がありますので、一つの情報を述べた場合でも、それによっての類推の尺度が違いますし、じゃそれは何によって得たのかとか、いろんな話が出てまい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) できるだけやっぱり情報というのは公開しなければならぬものでありますから、それはもうやりたいと思っておりますが、今言いましたように非常に微妙な問題も絡みますので、どこまでができるかできないか、そういうことについて、何かあったときに省内で議論しながら、ここま...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) よく報道は、本当によくここまで言うなという報道があります。今のやつなんかも、間違いなくそれは違っています。はっきり今聞かれたから答えられますけれども、こちらから記者会見して答えるわけにいきませんから、今言われましたので答えますが、全く違っています。そうい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) ありません。
○国務大臣(久間章生君) 調達の時期の問題とかいろいろありますから、だから、そういうのを含めまして、今はまだ機種を決定しているわけではございませんし、また我が国の現在使っているやつの改良その他も含めてこれから先どうしたらいいのか幅広く検討を行っているわけでありまして、そういう中の...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、F35についても、いい飛行機だということは聞いております。
○国務大臣(久間章生君) 理想としては医者が付き添って一緒に同乗していくのが一番いいんでしょうけれども、現実問題としてはそういう医者がいないからもうヘリで本土に運ぶという、そういうケースが多いわけですから、そういう実態を考えれば、そこまで要求されても難しいんじゃないかと思います。...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) なかなか、これはまた、今の厳しい財政事情の下で私たちもいろんな装備の取得については知恵を出しながら苦労しているところでございます。  そして、自衛隊のやっぱり主たる任務をやる、その装備を使った上でやっておりますので、ちょうど自衛隊が救急車を持つことがで...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、決してそういう深い意味じゃございませんで、日米は今まで非常に深化してきております。また、米豪もそれぞれありますけれども、日豪でもやはり二国間のいろんなこれから先の安全保障の問題についての協力をしていこう、そしてお互いにもう少し何か連絡を取り合ってい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、その質問のときは、米英の情報がもう即座にリンクしてやっているというような趣旨のことを言われて、日米もやっていますよというふうに言ったわけですけれども、日米以外にそこまで、同じ画面で一つの情報を共有しながら共同作戦を立てていくような、そういうような関...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、まだ具体的なそんな話は現実にも出ておりませんし、これから先、今、日本が導入しておりますミサイル、これについて果たしてそういう話になるかどうかちょっと私は、というのは、日米が技術開発、研究から開発に行きましたときは、これは武器輸出三原則との関係もあり...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、それはそういうことではございませんで、核の不拡散といいますか拡大阻止をやろうとか、あるいは拉致問題等については早く解決を図りたいとか、そういう思いについては、豪州もそれは結構なことだというふうにコミットしてくれているわけでありますから、そういうよう...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今度のやつで直ちにということはないと思いますが、その辺は米豪の関係がどうなっているのか、それは私としては分かりませんので、米が取り得た情報を今米豪の、これは二国間の同盟関係があるわけですから、それがどういうふうに情報が伝わっているかというのはこちらとして...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは、国連軍としてのオーストラリアが日本に来ることについて現時点でどの程度のことを認められるか、あの地位協定がどの程度生きているかの話でございますが、あの当時の背景と、今言われましたように、日本有事の場合に日米が両方で共同対処をしているときに、今度はア...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先般、日、米、インドで海上自衛隊も含めまして海の共同訓練をやりました。そういう意味では、我が国としては、やっぱり中東からの我が国へのあのシーレーンというのはインド洋を通っているわけでありまして、インドとの協力関係というのは大事なことでございますので、そう...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほどから何度も言っておりますように、我が国のミサイル防衛は日米で共同開発をしておりますし、また日米で共同対処する、そういうことについてはいろいろ考えておりますけれども、他国を交えての共同運用、共同対処というのは今のところ考えておりません。
○国務大臣(久間章生君) 地方防衛局として、これから先は施設庁のそういう地元の住民あるいは自治体との関係等については地方防衛局が当たっていくことになりますが、そういうのは、先ほど言いました調達とかそういう工事の契約とかの分野とはまた違いまして、そこら辺はやっぱりある程度その地域に...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 現在の例えばテロ特措法に基づいてインド洋に出ていってますのも結構長い任務になってまいりましたね。だから、こういうのを地方隊に所属したままいろいろとローテーションを組んでいくというのもやっぱりなかなか難しい。そして、その間に訓練もできない。そういうことにな...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、それよりも、非常にこれから先は、厳しくなってきておる現在の状況でいきますと、装備も限られてくる、隊員も限られてくる、今から先は少子化になると、集める隊員だって非常に少なくなる、そういう中で非常に効率よく運用しないとやっていけない、そういう時代が来る...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) あれは特別の法律によりまして、しかも二年ということで一応区切った、それが結果として五年になっておるという、そういう状況でございますから、言うなればちょっと異常な事態ですよね、法律も二年ということでやったわけでございますから。  しかしながら、やっぱりさ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今我が国が配備しようとしておりますミサイル防衛システム、これは今進めております四隻で一応対応しようとしておりますが、これから先、やっぱり共同開発、共同研究でもっと新しいやつについて研究も進めてきております。そうなったときに、この四隻をやめてそうするのか、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、そんなに際限なくやれるわけじゃありませんで、日本の財政状況については私もよく知っているわけでございます。そういう中で、また日本の、日本自身が、自分自らやらなきゃならないことについてもこれまたよく知っているつもりでございますから、そういうところの兼ね...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 日本に技術力がなければアメリカは日本と共同研究とか共同開発はしないと思います。やはり日本の持っている例えば目の部分とかあるいはまた推進力の問題とか、いろんな意味でやっぱり日本の持っているそういう技術をアメリカが高く評価しているからこそ、共同で研究しましょ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それはそういう趣旨のことを言いました。私の気持ちとしては、仲井眞知事に、こういうことで海上自衛隊が行きますよということを連絡を取れなかったものですから、それで、そのことも含めていろいろと御迷惑を掛けましたという話はいたしました。
○国務大臣(久間章生君) 私自身は、海上自衛隊を派遣しなくても円滑にスムースにいってくれれば一番いいと思っておりますが、しかしながら、万一のことに備えてとにかく待機して万全を期してもらいたいという意味で待機させたのは事実であります。そしてまた、防衛施設庁から依頼を受けて海上自衛隊...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) まず申し上げなければいけませんのは、旧軍と自衛隊とイコールにして時々語られる方がおられますけれども、新憲法下での自衛隊でありまして、全く違っているということについてこの場をかりて改めて強調しておきたいと思います。  そして、今回も、沖縄や沖縄の県の一部...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 誤解のないように改めて申し上げますけれども、治安出動等をする場合には、法律できちんと限定されておりますし、手順も必要でございます。だから、ああいう治安出動あるいは警備行動みたいな、いわゆる実力組織が公権力を行使し得るようなそういう出動については法律できち...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) したがいまして、恐らく混乱のないように、警備のことにつきましては防衛施設庁の方から警察とか海上保安庁の方にお願いしておると思いますから、そちらで十分と思います。  それで、だからそれは海上警備行動とか治安出動というようなそういうことにはなっていないわけ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、それは当時の琉球政府に代わった今の沖縄県がやはり当事者であるという認識がありますから、そういうような了解なしに使うことはないと思っております。  しかしながら、逆に言えば、そういう了解が付けばそれは可能であるし、それが沖縄県のためになるとなれば、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは政府の問題でもございますし、また文科省のマターでもございますので、防衛省の私の立場でコメントする立場にはございませんので、答弁は控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(久間章生君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたし、努力してまいります。
06月05日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号
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○国務大臣(久間章生君) 陸上自衛隊につきましては、もう帰ってきておりますけれども、イラクのムサンナ県を中心としまして人道復興支援活動に携わってまいりました。医療活動あるいは公共施設の整備等について大変精力的に活動してくれまして、ムサンナ県当局はもちろんのこと、またイラクの当局か...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) よく、イラクで活躍している航空自衛隊がさも安全であるというような、そういうことばかりが強調されておりまして、私たちもそうじゃないんですよということを絶えず隊員の皆さんから聞いております。一歩間違うと本当に人命に影響するような、そういうような状況の中で活躍...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは、詳しくはもし、事務方から聞いていただいても結構ですけれども、陸上自衛隊が派遣されておりましたときもやっぱり十分な安全確保策を講じてきておりましたし、今の航空自衛隊につきましても防護措置をとるとか、あるいはまた上昇の仕方あるいは着陸の仕方にしても、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 現在、自衛隊が国際協力業務等で出ていく場合、紛争当事国のところに出ていっているわけじゃございませんし、また占領軍の一員として行っているわけでもございませんから、いわゆる捕虜として取り扱われるような、そういうことは想定されないわけであります。捕虜ではなくて...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) イラクは紛争当事国じゃありませんで、特に自衛隊が活躍する場所はいわゆるそういうところを外して行っているわけでありますから、イラクで活躍する自衛隊は、いわゆる戦闘地域では活動できないことになっておりますので、戦闘地域には行っておりませんから、捕虜になること...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは、小泉内閣総理大臣が本会議でも答弁しておりますけれども、我が国が武力紛争の当事者とならず、また占領を実施する者でもないことから、この意味で、国際人道法の適用を受けることはありませんということで、いわゆる捕虜にはならないということであります。
○国務大臣(久間章生君) 先ほどから話があっておりますように、憲法で要するに戦力を保持しないと言われておりますけれども、必要最小限の実力は保持することはできるという、そういう意味でいわゆる軍隊ではないというような解釈をしているわけであります。
○国務大臣(久間章生君) 自衛隊が国際法上軍隊として観念されるとしましても、先ほどの憲法の制約がございますから、海外に出掛けていった場合でもその制約が付いて回るわけでありまして、したがいまして、武力の行使が必要最小限度を超えてはできないことになっておりますから、そういう意味では、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは、残念ながら捕虜としての扱いにはならないと思います、それは、理論上ですね。要するに、武力紛争当事国ではないということで行っているわけでありまして、ただ、安全を確保するために武器の使用は認めておりますけれども、要するに武力行使はしてないわけであります...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 武力行使の当事者でないわけでありますから、当事者でないそういう組織の一員でありますから、そういうようなことでそれは無理だと思います。
○国務大臣(久間章生君) それはもう武力攻撃を受けている場合は当然私はなり得ると思います、こちらが捕まった場合はですね。また、捕まえた場合も、相手に対してそういうふうになると思います。
○国務大臣(久間章生君) その場合も、武力の行使ではなくて自分の身を守るための武器の使用をしているという、そういうような整理の仕方を従来してまいりました。
○国務大臣(久間章生君) これは、そういう議論が結構あります。  しかしながら、この武器の使用等についても、私はずっと従来から、最初はもう個人の判断でやるというのを上官の命によってやるというふうに変えていった。その当時から法案にタッチしましたので、その当時もかなりのやっぱり、何...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今、いろいろな憲法の問題についても、憲法上禁じておる集団的自衛権のその範囲に入るのか入らないのか、そういう議論を有識者懇でやってもらっておりますけれども、私は、必ずしも憲法九条を変えなくても、あるいは九条の解釈の中でもポジティブからネガティブに変えること...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 解釈を変えなくても場合によっては、要するにそういうような警察行為としての延長線としてやれるんじゃないかというような、そういうような考え方もあるわけであります。  要するに、自分の同僚といいますか、同じチームではないけれども第三者であるのが、それが傷付い...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、存じておりません。
○国務大臣(久間章生君) 今先生がおっしゃっているそのリストの中にバグダッドの空港がもし入っているとするならば、それは非常に傾聴するといいますか、ゆゆしき問題でございますけれども、少なくともバグダッド空港につきましては、私は米軍がしっかりと安全を確保している戦闘地域でない地域だと...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) バグダッド空港が今御指摘されたようなそういう地域になるならば、それは撤退させなきゃなりませんけれども、今のところ、バグダッド空港あるいはエルビルそしてアリ、そういったところについては戦闘地域でない、そして活動ができる地域として報告を受けておりますから、ま...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、それは、バグダッド空港についてはそういうふうに管理がされておるわけでありますから、逆に言いますと百何十か所は確保できているんだろうと思いますからバグダッド空港以外だってあるんだろうと思いますけれども、少なくとも航空自衛隊が活動しておりますのはバグダ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは現実の認識の違いじゃないかと思いますけれども、危険がゼロかといいますと、それはないわけでありますから、危険性はあるけれども活動することはできる地域として、安全がほかの地域と比べて、無秩序のところと違って空港は確保されているというふうなことでございま...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、自衛隊。
○国務大臣(久間章生君) 自衛隊と取り合っております、こちらで。
○国務大臣(久間章生君) それは、米軍が百四十六は安全だと言っているわけですからね。だから、米軍が言っているからというわけじゃなくて、そこにおります自衛隊その他と連絡取り合っても、大丈夫だと言っているから。本当に危ないと判断したら、米軍が何と言おうと、自衛隊のみんながこれは危ない...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それはまあ、しかも昨日か今日取られたばかりですから、私どももまた聞いてみますけれども、その百四十六に入っているか入っていないか、物は見ていないから分かりませんが、少なくとも現在の状況で認識するならば、百四十六の中でも非常に安全な方に入っているんじゃないか...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そこが危険地域だと、百四十六でないほかの地域に入っていると、そういう報告があったんならば、これは慌てなきゃなりませんよ。そうでなければ、ここは危ない地域だというふうに言うならば、こちらに連絡もありますし、自衛隊もそこにおるわけですから。そして、ここは大丈...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 自衛隊は今度国際活動教育隊というのをつくりますが、これはもちろん自衛隊の隊員に対する教育が主でございますけれども、やはりこれまで自衛隊が経験した海外における平和協力活動のそういった知見を生かしながら、これから先のあるべき姿についても中長期的にやっぱり研究...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) さあ、それは私の方では、どれぐらいの空爆が可能かというのはなかなか推定できないですね。
○国務大臣(久間章生君) それは別に必要ありません。
○国務大臣(久間章生君) これ防衛省じゃなくて外務省かもしれませんけれども、米軍が沖縄から本土に引き揚げる、あるいはよその地域に移っていく、これについては何ら日本国政府の運用の問題じゃないわけですよ。行った先でどういう命令を受けて出ていくか、これはまた米軍の話でありまして、沖縄か...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは、出ていったその部隊がその出ていった部隊としてやっているか、あるいはだれかの隷下に入ってそこで、例えば中央軍の隷下に入ってそこの命を受けて攻撃をするか、それはまた別の話でありまして、沖縄の米軍の命令に基づいて出撃するならば我々としては重大関心事を持...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 確かに、在日米軍がどこかに移っていったためにここが空白になってしまって抑止力が極端に低下するということになるならば、それは我が国としてもそれなりのことは考えなきゃなりませんが、それは今までだって、在日米軍の海兵隊がよそに、オーストラリアならオーストラリア...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) まず、「ぶんご」をあの地域に出したことにつきましては、いろんなことがあり得るのであそこで待機するようにという、そういうような命令を私が出しております。これは潜水夫を使うとか具体的な話ではございません。これはもうあらゆる事態に対処するためにあの地域まで出掛...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは調査、大掛かりでございますから、全国からそういうふうな能力を持った会社として、東京の会社だと思いますけれども、それが入札で取っております。
○国務大臣(久間章生君) 機器設置関連で大体、大ざっぱですけれども、二十三億円です。
○国務大臣(久間章生君) 今述べられましたような防衛出動、治安出動、あるいは、それ言われませんでしたけど、海上警備行動、これら実力組織としての力を発揮する、そういう自衛隊の行動については、法手続がきちんと法定されております。しかしながら、そうでない一般的な本来の任務に支障のない範...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 経緯と言われましても、アメリカが新しいそういう戦闘機を沖縄に持ってきて、いろいろテストも含めてフライトやったんだと思いますし、そしてまた日本との共同訓練も実施いたしました。私に言わせますと、いい飛行機だぞということをPRもしたかったんじゃないかという思い...全文を見る
06月07日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
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○国務大臣(久間章生君) 自衛隊におきましては、自衛隊の行動に対していろんな賛成、反対、いろんなことがあろうと思いますから、絶えずそういうことについての情報収集は行っております。
○国務大臣(久間章生君) 情報収集は行っております。
○国務大臣(久間章生君) いや、それは必ずしもそう言えないわけでありまして、自衛隊の行動について、賛成の場合もあるし反対の場合もあるわけでありまして、こういうような賛成の動きがあります、こういうような反対の動きがあります、そういうことについてやはりちゃんと情報収集して分析をするこ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それはいろんな集会で、例えばイラクに行っている自衛隊について賛成、反対、それぞれあると思いますけれども、そのときにそのほかのことについても触れられた場合は、併せてそれを記録したとしても、それは別におかしいことじゃないと思います。付随していろんなことが一緒...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは別に人のあれを踏みにじるようなことじゃないわけでして、こういうような団体がこういうような集会を持っておりましたというのを、そういう公開の場で、出掛けていって、そういうことが行われておったということを事実として把握するだけの話ですから、表現の自由を抑...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) おかしくないですよ。
○国務大臣(久間章生君) 情報保全隊が防衛秘密の、そのものの取扱者だけに限定して情報を収集しなければならないというのは、私は理に合わないと思いますね。  私は、その法律を作るときに直接は関係しておりませんけれども、法律は一般論として、情報保全隊の業務としてはもっと幅広く防衛に関...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そのときの答弁のやつを今やっと資料が来ましたので見てみましたら、中谷長官は、防衛秘密漏えい罪の適用範囲が防衛秘密を取り扱う者に限定される者を述べたものであり、情報保全隊の情報収集活動の対象範囲について述べたものではないというふうになっております。
○国務大臣(久間章生君) 赤嶺委員はそのとき、防衛秘密は、昨年の議論の中でも、自衛隊員だけではなくて防衛産業労働者やマスコミ関係者など民間人も対象として、漏えいした場合には最高五年の懲役を科すというものです、だから当然、自衛隊員だけでなく民間人も情報保全隊の隊員による情報収集の対...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今の質問ですが、さっきから何回も答えておりますように、情報保全隊は幅広く情報収集が、自衛隊の行動に関することについても情報収集することができるわけですよ。ただ、秘密漏えい罪の議論の中では、そのときには、秘密漏えいに関することについては今言ったような限定を...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 文書そのものが正当なものかどうかについては私はつまびらかにできませんけれども。といいますのは、これはもう別に秘密文書でもないし、もうとにかく三週間たったら破棄していい文書になっておりますから、それそのものが私の手元に原本もございませんので対比をするわけに...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 文書にまとめることもありますし、もうまとめないでそのまま破棄することもあります。  いずれにしましても、情報を収集した文書については三週間ぐらいで破棄するというふうなことにしておりますから。
○国務大臣(久間章生君) 何か市民団体、市民団体とおっしゃいますけれども、市民団体でもいいですよ、それは。市民団体のそういう人たちの動きが、国民全体の盛り上がりの中でそれが非常に多くなってくれば、こういう動きがあるから現在のこういうことはやめようとか、そういう判断材料になるわけで...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) ただ、情報収集するとき、さもこっそりやっているかのような印象を非常に強く言っておられますから、そうじゃないということをあえて言っておきます。  とにかく、いろんな公開の場に出掛けていって情報収集する。例えば、盗聴をするとか尾行して情報収集するとか、そう...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 正直言って、私に届けたと言われますが、防衛省に届けられたんだと思いますけど、私自身にはおたくの党の関係者からもらっておりませんけれども、内部から、志位委員長がこういう形で配られましたというのは見ました。しかしながら、それが正式な公文書かどうかについては、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 保存文書であるならば、調べて一ページごとにそういうのが正しい正しくないというのは言えますけれども、それそのものが保存文書でございませんから、調べてきちっとしたものが出てくるかどうか、それもありますので、自衛隊の中のだれかがそういう文書を持っておって、そう...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 無責任じゃないですよ。
○国務大臣(久間章生君) 防衛省、当時は防衛庁でしょう、防衛庁が対外的にどこか文書を出したやつが、これは正しいかどうか、それは信憑性があるかどうかについてチェックしろと言われれば、それはあれですけれども、内部でやり取りした文書について、それは外部の人からその文書がどうだ、おれはこ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そんなことないですよ。
○国務大臣(久間章生君) いや、それは違うということが断言できないから今みたいな答弁しているんですよ。そして、それが外に出ていけない文書ならば庁秘としてマル秘として扱われるわけですよ。そういう扱いはしてないわけですから。それをもらった人がほかに渡したとしても、それは防衛秘密として...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 別に調べる必要もないと思いますよ、内部の文書ですから。それが共産党さんあてに何か出しているとか、世間に出している文書ならばそれは大変ですけれども。内部でやり取りした文書ですから、内部でそれを別に調べてどうだったこうだったということはあるとしても、それはも...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 個人情報を集めようとしてやったのか、あるいは会合に行ったときにこういう人がこういうような話をしましたということでその人の名前が出てきているのか、あるいはこういう人がこういうことを新聞等でこういうふうに書いておりましたということをその情報収集の一環として書...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 例えば村会議員の皆さんが抗議に来られたということを黙って聞き流しておくのと、こういう抗議に来られましたということを内部文書として報告するのと、どちらがいいか悪いかは、それは一概に言えないですよ。しなかったらいいんですか。ちゃんとこういう抗議がありましたと...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そうかな……
○国務大臣(久間章生君) 先ほどから何度も言っていますように、国民が平穏に生活しているのを尾行したりあるいは盗聴したり、そうしてその信条を探ったりなんかするなら、これはやっぱり私は問題あると思いますよ。そういう形じゃないわけですから、抗議をこういう方たちがやってこられましたという...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 憲法上もそういうような情報収集しちゃいかぬということは全然ないわけでありまして、だから、その情報収集のやり方が非常に秘密裏にやるとかこそくな方法でやるとか、そういうことがあったら非難されることかもしれませんけれども、公の場で、公開の演説会なりあるいは公開...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いろんなデモの状態とか抗議行動とか、そういうやつを一般的に写真を撮るということは、それは私は差し支えないと思います。これだけの盛り上がりがあるというようなことを撮ろうと思ったら、写真を撮ることの方がはっきり分かるときがありますから。ところが写真を撮ってみ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 撮っている場合もあると思います。撮らない場合もあると思います。
○国務大臣(久間章生君) 特定のだれかをクローズアップして、ねらい撃ちしてその人の顔を大写しにするために撮っているとか、そういうようなことならともかく、デモの風景とか全体のいろんな抗議行動の風景を、それを撮ること自体は決して最高裁の判例の趣旨からいっても私は違法でないと思いますよ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) マスコミ等でも一般的に写真は撮っていますよ。そして、ぱちぱちぱちぱち撮っていますよ。そうしたら……
○国務大臣(久間章生君) いや、取材の場合はよくて自衛隊だったら駄目だという、そういう法律の根拠はないわけですよ。駄目なものはだれがやっても駄目だし、いい場合はみんないいんですよ。だから、問題は、写真をいかにして撮って、それをどういうふうに使うか。特別の目的を持って撮るようなそう...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) ばちばち撮っているわけじゃございませんで、そういうような抗議行動なりなんなりがあったときに、あるいはまたそういうデモ行進等があっているときに、どれぐらいの盛り上がりか、そういうことについての状況判断をするために撮っている、そういうわけでありまして、特定の...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 自衛隊のイラクへの派遣につきましては、派遣部隊の安全等に支障を来さぬように配慮しながら、国民の理解と協力を得る観点から、できるだけ適時適切に説明を行うことが大事だと、私どももそういうふうに認識しております。したがいまして、こういう観点から、防衛省としても...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは、内閣官房の方で最終的には二年の延長ということを決めていただいたわけでございますけれども、先般、テロ特措法の延長を一年いたしました。  しかしながら、イラクの場合は復興でございますから、法律そのものも四年ということでスタートいたしましたので、一年...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先般、マーリキー首相がお見えになりましたとき、私は直接お会いしました。また、副大統領が見えましたときもお会いしましたが、そのときも、日本はイラクに引き続き自衛隊を派遣してもらっておって非常に高く評価しておるという話がございました。また、国連の前の事務総長...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 副大統領です。
○国務大臣(久間章生君) これは、今委員が気象条件についておっしゃられましたけれども、例えば五十度とかそういう高温もさることながら、特に今日のパイロットについては、身の危険の方が非常にやっぱりあるわけですね。確かに、幸いにしていろんな事故も起きておりませんけれども、危険との裏腹に...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 軍隊を持っております各国とも、憲法で軍隊のことについて書いているかというと、必ずしも書いていないわけですね。我が国の場合はむしろ逆に、憲法に、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しないとなっておるものですから、その言葉との絡みで自衛隊が合憲かどうかというこ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほどからるる委員が述べられましたいろんな考え方、私はそのとおりだと思っております。これから先どういう形に変化するか分かりませんが、少なくとも法律上根拠がありませんと、もう直ちに七月で切れちゃうわけでありますから。それで、法律が今度通していただけるならば...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 我が国は、集団的自衛権は有するけれどもこれを行使しないという従来の法制局の見解を政府として取ってまいりまして、それで今日まで来ております。その中で、別に日米同盟が悪化したわけではございませんで、深化してきておるわけでございますから、それを、集団的自衛権を...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 御承知のとおり、陸上自衛隊が帰ってきた後も引き続き航空自衛隊が空輸活動を行っておるわけでございますけれども、これにつきましても、国連並びに多国籍軍の双方から非常に助かっておるという感謝の気持ちを述べられておりますので、私たちもそういう点では国際貢献をして...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 我が国は輸送業務を行っているわけでありますけれども、エルビルで国連の職員というのは訓練を受けます。ところが、エルビルからバグダッドへ行くには陸路はやはり危険でございますから空輸で空を使って行くわけでございますけれども、最近では一部他国の、デンマークだった...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これまでもやってきたわけでございます。特に陸上自衛隊の場合は、先ほども言いましたように、防衛庁だけではなくてマスコミも行っておりましたので、いろんな医療活動、あるいはまたインフラの整備等につきましても報道をしておりましたが、空輸につきましてはなかなかそう...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私は戦前のことについてはつまびらかに分かりませんけれども、今振り返ってみますと、やはり特高というよりも、戦前の軍についてはそもそも統帥権という形でシビリアンコントロールが利いてなかったと、そこにまず違いの基本的なやつがありまして、そのずっと派生的な要件と...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 日本が武力攻撃を受けた場合は、それはもう武力行使をするわけでありますから、その一面で見る限りは軍隊と本質的には変わらないと思います。そのときに、旧軍と日本の自衛隊とが違うかどうかと言われましても、確かに今言われたようなそういう一面性はある意味では持ってい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは度々ここでも言っていますように、国家行政組織法では省庁間協力で協力をするということが規定されております。ほかの省庁から依頼を受けたときでもそういうことはできるわけでありますから、同じ省内で依頼を受けた場合には当然それはやるのが当たり前じゃないかとい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 確かに、それを持っているからこそ契約をして受託したわけであります。しかしながら、非常に時期が遅れてまいりまして、短期間のうちにサンゴの発生のそういう状況の中で器具を設置しなければならないという時間的制約が参ってまいりますと、それだけに頼っているわけにもい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 本物かどうかは、全部が本物かどうかについてはつまびらかにすることができません、うちの資料ではございませんので。ただ、自衛隊の関係者から入手したというような共産党の志位委員長の報告でございまして、全く根も葉もないということじゃないと思っておりますけれども、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 保存文書じゃございませんので、手元に、要するに報告書として上がってきたやつを束ねたやつでございますから、それがそういう形で保存されておれば全部チェックすることはできるわけでありますけれども、そういう保存義務もない文書でありますので、その取られた資料がどう...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、そうではないというような感じを受けますね、やっぱり作られたような気配はむしろありませんから。  ただ、それが本物であるということを断定するためには、本物がちゃんとあって、それとチェックしていった場合に全部が本物であるということで、全部が本物である...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そういうことであります。
○国務大臣(久間章生君) 私は必ずしもそうは思いません。というのは、国会議員は、あのときでもこの派遣については賛成、反対いろいろありましたから。その人が自衛隊に対して親近感があったとしても、その政策的には自分は反対だという場合もありますから、それはその報告書を書いた人がそう判断し...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 反自衛隊であるというふうに判断したのかどうかも含めて、私はそれでもって反自衛隊というレッテルを張るわけにはいかぬのじゃないかと思いますね。
○国務大臣(久間章生君) 防衛省としてあるいは自衛隊としてそういうふうな断定はできないと思います。
○国務大臣(久間章生君) 偽物というよりも、報告書が上がってきたやつを束ねた文書ですから、上がってきた中身についてそれを一々防衛省として評価しているわけじゃありませんので。そういうのを、出てきた報告書を、こういう報告がありましたということを束ねている、そういうようなものじゃないで...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それを、発言をいろんな項目のところに整理するときに反自衛隊、どういうふうにあれは、その当時のことで私も分かりませんけれども、どういう形でどういう項目に入れたのか、それ入れた人の判断だろうと思いますけれども、私はそれを防衛省として反自衛隊というふうにレッテ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 記入した人のまあ識見にかかわる問題でありまして、それを防衛省として上がってきたのを訂正させるとか、そういうような立場にあれば、こういう記述はやめろとかこういう記述はおかしいとかあれですけれども、上がってきたのを、単に情報収集として上がってきたのを束ねてい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そこで何かそういう評価を防衛省として自衛隊として下しておれば、それはちょっと問題かもしれませんけれども、そういう判断を下しているわけじゃなくて、そういう項目の中に上げてきているということをそのまま、もしそれ本当とすればですよ、それ本当とすれば、そのままそ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、答えているつもりですけれども。  保全隊長の名前でその中身を一つの評価を下してやっているんならあれですけれども、こういうような形で情報収集が上がってきておったということを事実として束ねているわけでありますから、その事実の中身が全く仮にでたらめであ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) その項目がどういう項目になっておったのか、反自衛隊という項目とあるいは自衛隊に批判的とかいうようなのがあるのかどうか知りませんけれども、私はそれつまびらかに見ていませんので、もう大分前のことですから、そういうようなことについて右から左に流した、そのときに...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そうは言ってはいないと思うんですよ、そこの欄に発言を記入したんじゃないかなと思うんですけれども。そこは、先生、手元に資料がありましたら、そういうふうにその自衛隊員が言ったということじゃなくて、言った内容は本人さんが集会等で言った内容を書いているんであって...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 憲法違反だというふうにはっきり言われますと、それは反自衛隊だというレッテルを私でも張るかもしれません。しかし、そこまでは言っていないんじゃないでしょうか、それは。もしそうだとすれば増子さんの名誉にもかかわりますから、それはちょっと丁寧に言ってもらったらい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) ああそうですか。分かりました。
○国務大臣(久間章生君) 私は今のところ聞いておりません。  それは、やっぱり北部が最初に行きまして、次が東北だということで、東北の部隊が非常に神経を使って、まあ行ったばかりでありますから、次は自分たちだというときに、どういう状況なのか、家族に対してどんな、いろんな嫌がらせとか...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) イラクに最初に派遣されまして、そしてその後、東北が行きましたけれども、そのころはもう比較的国内的にもイラクで陸上自衛隊よくやっているなという雰囲気が広まってきておりましたので、むしろ反対運動そのものが余りありませんでした。  だから、二回目の、次は自分...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、別に調査する必要はないと思っております。それは、情報収集はいつもやっておるわけですから、その一環として、いつやったかやらなかったか、それを一々部隊として公表する必要はない、内部の話でありますから。
○国務大臣(久間章生君) 情報収集はやっぱりしていると思いますね、みんながそれに対して賛成、反対が多い、少ないというようなことも含めて。ただ、具体的にそういう形で文書に集約しているのか、そういうことについては正直言って分かりません。
○国務大臣(久間章生君) 否定をしないときは可能性がないわけじゃありませんので、可能性がないと言い切るには、私も正直言ってそれはございません。やっぱり情報収集はやれることになっておりますから、情報収集した場合にそれを整理して束ねるということはあり得ますから、そういう点では可能性は...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、三週間って全部が全部三週間じゃございませんけれども、報告書のたぐいで注意という書いているやつは大体三週間でもう破棄しなさいというような。だから、みだりに外部に、いろんなところから持ち出されてあれすることは良くないわけですから、その秘密の文書じゃあり...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 御承知のとおり、サマワに行きましたイラクの陸上自衛隊につきましては、ほとんど反対運動がその後消えてしまってなくなっているわけですね。  それで、今の時点でそのときの調査した文書を学問的に残しておくということは、それはまた必要かもしれませんけれども、そう...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 自衛隊に対する抗議があった場合に、それを親自衛隊か反自衛隊かという、そういうふうな二つに選択するとなると、まあ、そちらの方に書いたとしてもやぶさかじゃないかもしれませんが、それも、そういうような分け方そのものが果たして良かったのかどうか、文書の区分けの仕...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 情報収集に当たった本人が、どういうレベルというといかぬですけれども、どう判断をする人なのか、それにもよるかと思いますが、逆にそういうふうに書いてあるということは、情報収集に回った人が、そういうような苦情があったのを反自衛隊というそこの欄に書くということが...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは作ってないと思います。
○国務大臣(久間章生君) そのような形での情報収集はしていないかもしれませんが、情報収集は絶えずやっております。それで、情報で上がってきたやつがすべて正しいとはまた言い切れないわけでありまして、それを上の方がどう評価するかは、それはまた別物でございますが、情報収集としてはやっぱり...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは、私は可能だと思います。写真で特定の人を大きくクローズアップするとか、特定の目的を持って写真撮ることは、これは良くないと思いますけれども、全体的な抗議行動なりそういうような集会なり、そういうような全体図といいますか、そういうような、あるいは抗議を受...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それはいいと思います。デモ隊が行進しているとき、それを写真を撮るときに一々デモ隊に写真撮りますよということは、皆さん方もしてないはずです。
○国務大臣(久間章生君) それは、私はその場にいませんから分かりませんけれども、そういうふうに聞かれたときに、何も自分を隠す必要はないんじゃないかと思っております。
○国務大臣(久間章生君) 恐らく、そういう写真が簡単に撮れるというのは、不特定多数の人を相手に集めたそういう集会であって、写真等についても何ら制限されてない、そういう環境下に置かれておったんだと思います。
○国務大臣(久間章生君) それはいろんな集会で、政治家の演説会でもそうですけれども、そういう場合には、発言していることについては、みんなメモは取ってもだれも文句は言っておりませんので、そういうような会場でおたくの議員さんがしゃべられたのをメモ取られたとしても、それは容認されている...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そういうようなあったかもしれないという仮定の話に答えるわけにもいきませんので、また具体的に、断ったにもかかわらず、あるいはまた拒否したにもかかわらずこういうメモを取ったとか、具体的な事例として挙げていただければ、その事例を基に調査することはやぶさかではあ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 調査対象としては、もうあらゆるものが、自衛隊にとってこれは大事だと思う場合には、その保全上必要なことについてはいろんなことが想定されますので、どんな場合と具体的に、訓令上はもう非常に幅広く書いておりますから、保全隊の行動については、だからその範囲ならすべ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 具体的には、例えば外部からの働き掛け等に対して、部隊や隊員等を保全するために必要な情報の収集、整理等を行うものであり、かかる任務を達成するために、必要な範囲内において適正に情報収集等を行うものであると、こういうような公式答弁になっております。
○国務大臣(久間章生君) それは、別にデモ参加者でもいいです。
○国務大臣(久間章生君) 入ってもおかしくはありません。
○国務大臣(久間章生君) それはどうでしょうか。電話でそういう特定の人の名前を言って掛けてこられるのかどうなのか知りませんけれども、こういう電話があったということは、それは記録としては残す方が正しいんじゃないでしょうか。電話があったのをネグってしまうよりは、そういう抗議の電話があ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは相手の人が電話してきているわけですから、こちらから調査しているわけじゃないと思います。
○国務大臣(久間章生君) おっしゃる意味がよく分かりませんね。  こちらから調査をしている対象を聞いておられるのか、電話を掛けてきた、抗議の電話を掛けてきた人を調査対象かというのとは別じゃないでしょうか。だから、抗議してきた人の名前といいますか、名前はちょっとできないかもしれま...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 単なる苦情だったら、その人をマークして調査するなんてことはないですよ。
○国務大臣(久間章生君) それは、抗議した人が名前を言われて、そして、もしそれが同じ名前で違う人だったら、その違う人が、おれはそんな抗議の電話してないぞとなるわけですから、やっぱり抗議をした人が、しかも向こうからちゃんと名前を名のっておられるわけですから、その人については正確に特...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それはしかし、公開の場に出掛けていって、隠れて写真撮ったり、あるいは隠れて盗聴したり、あるいは何かのぞいたりしてやるわけじゃなくて、公開の場に出掛けていって、どういうことを発言しているかを記録しているわけです。そして、今の抗議の場合は、向こうから抗議して...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私は特別考えておりませんでした。北朝鮮の問題というよりも、それよりもむしろ国連から要請があって、しかも第一次の湾岸戦争のときにお金だけ出して自衛隊が行かなかったという、そういうことから我が国の存在価値が非常に戦争が終わった後評価されなかったという、そうい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私は、正直言って北朝鮮との関係についてはその当時それほどは念頭にありませんでした。むしろ、日本の経済状況とかいろんな状況の中でアメリカと違う行動を取れるのかなという、そういう思いはございました。だから、私は支持するとまで言わぬでも、理解するぐらいでいいん...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先般、海上警備行動がありましてから、海上自衛隊と海上保安庁とは非常に連携がうまくいっておりまして、いろんな実務レベルで日ごろから連携を図りながら取り組んでおります。  そういう意味では、特に海上警備行動に切り替えた場合にどうだということを、一応、一義的...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) もう一回、済みません。
○国務大臣(久間章生君) どこにですか。
○国務大臣(久間章生君) どこに書いてあるんですかね。
○国務大臣(久間章生君) 防衛省が出した文書ですか。
○国務大臣(久間章生君) 低いとか早いとか、そういう判断は防衛省としてはしてないはずですけれども。防衛省としては、とにかくあと二年間延長してもらっている間にどうなるか、いつでも対応はその中ではできると、そういうような思いでありますから、そのときは基本計画の変更をやればいいと思って...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 多国籍軍も人道復興支援活動を行っている部隊もおりますから、だから、多国籍軍を運んでいるからといって、人道復興支援じゃなくて安全確保支援活動だけだというふうにレッテルを張られても困ります。それと、人道復興支援を中心としてというのは、人道復興支援に支障のない...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、本当の思いといえば実際本当の思いでありまして、人道復興支援活動をとにかく手一杯やりたいわけですけれども、そこのところは今余裕もあります。そして、その余裕がある分においてはこちらをやってよろしいとなっておりますので、そっちの方のウエートがこれから先ど...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) すべて歴史の判断については、ある程度時間を経過した後に判断しないと正確を期すことができないんじゃないかなという、基本的に私はそう思っております。だから、本当に正しかったかどうかというのは、今は、そのときに日本側が踏み切ったわけじゃありませんから、アメリカ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 参加していません。
○国務大臣(久間章生君) そこのところを勘違いないように。日本は戦争そのものには参加していませんから、戦争が終わって、そして復興について国連から要請があって、そのときに自衛隊が出ていくかどうかについて、そのときに賛成ということで法律を作って出たわけでありますから。  戦闘を戦争...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、アメリカは武力行使に踏み切ったわけですね。そして、それはアメリカが踏み切ったわけで、そしてそれを小泉総理のときの政府として支持しますと政府として判断したわけです。そして、現在の政府もそのときはそういうふうに支持したというのは正しかったというふうに言...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私はこの場では政府の一員として答弁しているわけでございますから、個人の判断をするわけにはまいりませんけれども、私はそのとき、やっぱり日本の政府は、今私はこの立場におって言いますと、やっぱり日本の政府としてはあのときのアメリカの武力行使を支持しないとは言え...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 日本の国益としてそのような判断をしたんだと思います。
○国務大臣(久間章生君) アメリカはアメリカの理由で武力行使に踏み切ったわけですから、それについて日本がどうだこうだと言う立場じゃございません。だから、そういうことについてはアメリカ自身の後世の歴史家が、あれは良かったかどうか、また向こうは向こうで判断することじゃないでしょうか。
○国務大臣(久間章生君) 武力行使に踏み切ったとき政府が支持すると言いましたけれども、それについて税金を突っ込んだわけじゃありませんから。税金は戦争が終わって、復興支援について税金を突っ込んで自衛隊が出ていったわけでありますから。
○国務大臣(久間章生君) だから、サマワに行きましたときはもう主たる戦闘が終わって、国連から復興について要請があって、国連が決議をして世界各国に呼び掛けたわけです。それを受けて政府が法律を国会に出して、それを受けて出ていったわけですから、武力行使へ踏み切ったときに日本が出ていった...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) やはり国益として日本国の政府としてどちらを取るかで支持するという判断をしたわけでありますから、その重みは今も生きていると思います。
○国務大臣(久間章生君) 私は、そういうような状況であるからこそ戦闘状態にない地域を選んでそこに自衛隊を派遣するという、要するに非戦闘地域に派遣するという形で憲法上、法律上の整理をしていると、そういうふうに理解しております。だから、内戦状態であるような状態のところには自衛隊は行か...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 国全体あるいはまた国の中のある一部の地域についてそこが内戦であるかどうか、それについては私も断定できませんけれども、少なくともバグダッド空港に今行っておりますあの地区については内戦状態ではない、戦闘地域ではない、非戦闘地域であると、そういうふうに判断でき...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 内戦という国際法上の定義はどうか分かりませんけれども、少なくとも私は、イラクは両極が対峙した形でのいわゆる紛争状態にあるとはいまだに私は思いません。ただ、治安が非常に悪いという、そこについてはだんだん悪くなっているという、そういう地区が非常にあるというこ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、私には分かりません。  先生の写真が写っているのかどうか、共産党さんからいただいた資料をつぶさに見ているわけじゃございませんので。
○国務大臣(久間章生君) 決してそういうふうに……
○国務大臣(久間章生君) もちろん日本です。
06月11日第166回国会 参議院 決算委員会 第11号
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○国務大臣(久間章生君) まず、警備上の問題あるいは遭難からの救助というのは警察であり海上保安庁でありますから、当然そちらには防衛施設庁からもお願いしておったわけであります。しかしながら、数年前のあの海上の調査をしようとしたときに、とにかくやぐらから引きずり下ろす、海の中に引っ張...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) この際、沖縄の人にも理解していただきたいのは、戦後できました日本の自衛隊というのは、民主国家にとって必要最小限の実力の保持をする組織としてあるわけでありまして、これは国民に銃口を向けるためのものじゃないわけでありますから、戦前の軍隊と一緒に見られるという...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) ただいまの基地周辺対策における公金の不適正な支出等についての警告決議につきましては、御趣旨を踏まえ、今後とも一層努力してまいる所存であります。
06月12日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
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○国務大臣(久間章生君) OOBのことについて私は余り詳しくは知りませんけれども、軍事組織であれ軍事組織でない場合でも、自分と敵対することについての情報を集めるということは、それはあり得ると思います。  フィリピンの場合、問題なのは、そういうふうにリストアップした者に対して超法...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今おっしゃられましたそういうような分類の仕方については、私は今までのやり方が果たして良かったかどうか、そういうのについてやっぱり少し検討する必要があるんじゃないかなと思っております。情報収集すること自体は、どういう意見がどういうふうに攻撃的になされたかと...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、必ずしもそうは言えないわけでありまして、何もこそくな手段じゃなくて堂々と集めたものでも、その集めた資料をやっぱり出すか出さないか、内部の資料をどう判断するかは自衛隊が判断するわけでありますから、それを、集めた資料は全部出せという、そういうことにはな...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、そうじゃなくて、共産党さんが発表されました文書の中には三週間で破棄するというふうに書いてある文書もありましたので、だからそういったようなことが書いてある文書についてはもう三週間で破棄されているんだろうと思いますし、ほかの文書についてはどうなっている...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、だろうじゃなくて……
○国務大臣(久間章生君) 共産党さんが発表された文書の中にそういうことが書いてある文書があったから言ったんですよ。三週間で破棄すると書いてあるから、書いてあるというのが、これが言う以上はそういうふうに三週間で破棄することになっているんじゃないでしょうかね。何かそういうふうな共産党...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 共産党さんが入手されて発表された資料には、その中の一部に十六・二・五まで保存という記載があるわけですね。ということは、それまで保存しなさいということですから、それ以降は捨ててもいいし破棄してもいいということなんじゃないでしょうか。
○国務大臣(久間章生君) 委員長、委員長。
○国務大臣(久間章生君) 私自身は、三週間というのは、そのはっきりした文書に、ルールは見ておりません。ただ、出した日付と何日まで保存と書いてありますので、それまでは保存しなさいという意味で、その日数を取りますと三週間になりますから三週間、三週間というふうに言ってしまっているんで、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 防衛省が自ら対外的に明らかにした文書については、これはその内容等についても明らかにしなければなりませんけれども、おたくが入手した文書について、こちらがそれについてどうこう論評すること自体はそういう情報収集の在り方等についてコメントする格好になりますので、...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私は肯定もしないし否定もしておりません。  要するに、私の方の文書じゃ、私自身が、私自身じゃない、防衛省自身が出した文書じゃありませんから、共産党さんが入手された文書が正しいとか正しくないとか、そういうのを調べて、おたくが入手したのは正しかったと言う必...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほどから言っていますように、防衛省が出した、防衛省の責任において出した文書ならばそれが間違っていないということを、それをまた確認しなければなりませんし、確認する義務もございますが、共産党さんがよそから、自衛隊の関係者からもらったんだといって持ってこられ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) おたくから見せられた文書しか見ておりません。こちらの方は先ほど言いますように保存文書はないわけですから、ないものを見れと言われてもそれは無理なわけでありまして、それは何らかの格好でそういうやつを、残っている場合もそれはあるかもしれませんが、それは偶然残っ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 保存の義務がないものについて配付先を、だれだれに配付したかという記録を求めるというのは無理だと思うんですよ、やっぱり。保存文書だったら、それをちゃんと保存の期間中、だれにどういうふうな文書を出したかという記録は取らなきゃなりませんけれども、ちょうど政治資...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先ほどから何度も申し上げておりますように、防衛省・自衛隊が保有している資料と共産党が入手した資料の対応関係について述べることは、我が方の情報活動の内容を明らかにすることにつながりかねず、自後の活動に支障を生ずるおそれがあることから差し控えたいと思います。...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) ない場合、ない場合。
○国務大臣(久間章生君) それに限らず、注意文書についてはそうであります。
○国務大臣(久間章生君) みだりに外部の者に渡しちゃいけないことになっているわけですからね、注意と書いてある文書は。それに、その話じゃないですよ、注意という書類についてはそういうことになっているわけですから。その注意文書がもしそういうほかの人に渡ったということは、それは余りいいこ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 手のうちが分かってしまうかどうかは別としまして、そういう情報収集した資料をむやみに他の人に渡すということはあってはいけないというようなことで注意文書にしておるわけでありますから、それを共産党さんにもしだれかが持っていったとすれば、その態度は、もし隊員内だ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、まだ私は一昨日の懇談会の内容等についてつまびらかに聞いておりませんので、これに論評するわけにもいきませんし、注意深く見守ってまいりますけれども、政府のいろんな解釈も今までの積み重ねがありますから、そういった解釈との関係がどう整理されるか、これからい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 後から詳しくは事務方から聞いていただいて結構ですけれども、やっぱり機密漏えいというようなそういう問題も起きてきましたので、漏えいにつきましては罰則を強化するという、そういうことをやったわけですね。そのときに、その保全もきちんとしようということで、今までの...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 自衛隊法というよりも、防衛省設置法第四条第十九号に規定する事務を所掌する防衛施設庁が実施する現況調査に対して、国家行政組織法第二条第二項の規定の趣旨を踏まえて防衛省内の一機関であります海上自衛隊が行ったということであります。
○国務大臣(久間章生君) 百条の規定は、それは地方自治体からの要請があった場合の手続を書いているわけでありまして、国家行政組織法上の規定については、政令で定めるところじゃなくて、それは、国家の行政機関からの依頼がある場合にはそれはやれるということを書いているわけであります。だから...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、そういうわけではありませんで、やっぱり国家行政組織法は、他の省庁の場合からは正式な依頼があった場合です。今度は、防衛省の中でありましても、一応そういう形で形式的には防衛施設庁から海上自衛隊に対する依頼が今度の場合はあっております。  今度は、防衛...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私の理解しているところでは、まずキャンプ・シュワブに造るということが決まって、それが実現可能になって初めて海兵隊はグアムに移転することになるわけですね。だから、作業としては進んでおりますけれども、キャンプ・シュワブへの普天間の移設が成りませんと海兵隊はグ...全文を見る
06月14日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第19号
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○国務大臣(久間章生君) 部隊の運用に関することにつきましては一々報告するわけにはまいりませんけれども、少なくとも「ぶんご」については私が命じましたから待機しておりましたけれども、あとの二隻についてはそういう派遣命令は出しておりません。
○国務大臣(久間章生君) 先ほどから言っておりますように、部隊の運用というのについてはつまびらかにできない点もございますが、少なくとも「ぶんご」については、今度の調査に関連して万全を期すために、あれは医療用のいろんな器具も積んでおりますから、そういうことも含めて「ぶんご」は待機す...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私が今先生から聞いて、そこにその日におったのかなと、確認はしていませんけれども、そういうことを言うぐらいですから、特別の命を受けて行動しているわけじゃなくて、それはその艦その艦の自分の仕事を帯びて、任務を帯びて、あるいは日常活動として行動としていると、そ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは、とにかく自衛隊法ができましたときに、戦後当分の間は自衛隊においてこの不発弾の処理をする、ほかに能力がないわけですから、信管を抜いて爆発しないようにするという形で、当分の間ということで、することができるという、しかもですね、義務としてではなくてでき...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これ、私が防衛庁長官のときでしたからよく覚えております。とにかくPCBが汚泥の中に浸透して、その汚泥ごと集めましてドラム缶に入れて、どこも扱ってもらえないものですから航空自衛隊の基地の中にあのとき置いたままになって今日に至っております。  いろいろ地元...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 防衛省設置法第四条は確かに防衛省の職務の内容を言っているわけでありまして、施設庁はそれに基づいてその仕事をしなければならないわけであります。そのときに、施設庁が海上自衛隊に依頼をするというのは、国家行政組織法の第二条でその各省庁間の協力をしなければならな...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 自衛隊という、自衛隊の行動あるいは組織に対する保全上必要な情報収集ということで、それは非常に情報収集の内容は限られてまいりますから、一般論として何でも収集するということではないと思います。やっぱり自衛隊に関することで今行われているようないろんな運動が、あ...全文を見る
06月19日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第20号
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○国務大臣(久間章生君) 先ほどから答弁しておりますように、我が国のC130にはフレアを使っておりまして、これで一応やれると、大丈夫という判断をして派遣しているわけであります。アメリカ並みというようなことを全機種に果たしてできるのにどれだけの時間と予算が掛かるか、それを考えますと...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 現在やっておりますフレアがある、それでも十分であると一応考えておるわけでありまして、三機の機種をそれに向けているわけでございますが、現在までのところ、それによって危険を感じたというような、そういうことはございませんので、私は当分の間これでいいんじゃないか...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 確認は、私自身はしておりません。
○国務大臣(久間章生君) うちから出した文書が、そのものが出ているかどうかというのは、先ほど言いましたように、もう過去の話でございまして、保存文書でもございませんので、あれは共産党さんが公にされたものでありますから、その中身につきまして我が方でそれをオーソライズするという、そうい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) その必要はないと思っております。
○国務大臣(久間章生君) 我が方から公式文書として対外的に公表し、あるいはまたその文書を保存している場合には、その責任は我が省にあるわけでありますから、その場合は我が省の責任においてきちっとやりますけれども、今回みたいに共産党さんがある自衛隊員から入手したんだということで外に公表...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 考えられるかどうか分かりませんけれども、私はこの委員会でも言いましたけれども、これが偽物だと決め付けるような、そういう断定の仕方も私としてはできかねますということも申し上げております。
○国務大臣(久間章生君) 今のメールの場合でも、私自身、それが本物かどうかはあくまで言わないという、そういう態度だと思います。
○国務大臣(久間章生君) 自衛隊としての行動を決定付けているわけではございませんし、中身について論評するわけにはまいりませんが、いずれにしましても、自衛隊として情報収集活動を行っていること自体は事実であります。そして、どういうような意見のやり取りが行われているか、中身についての事...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そういう言い方をされますとそれはちょっとどうかなと思いますけれども、自衛隊の行動に関するいろんなことがもしあったとすれば、そういう団体で、そうした場合は、どういうような考え方でどういう動きをしているかということについては、それは調査をすると思います。
○国務大臣(久間章生君) それは、宗教団体を問わず、自衛隊の行動に関すること、組織に関すること、そういった保全に関することがあれば、それはあらゆる団体、宗教団体に限らずすべての団体に対して調査をしたとしても、それは違法とは言えません。
○国務大臣(久間章生君) 戦争というふうに言われましても、一言で戦争と言いましても、現在の国際法上は、とにかく戦争というのはすべて違法であると。ただ、自衛権を行使する戦いの場合は、それを戦争と呼ぶかどうかは別として、それは許されると、そういうような国際法の通念になっているというふ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私は、第二次世界大戦によって、我が国はあのような敗戦、敗戦だけではなくてかなりの惨事を被ったわけでありますから、私はあの戦争は避けるべきだったと、そういうふうに今でも思っております。
○国務大臣(久間章生君) 我が国が戦争をしたわけじゃございませんで、アメリカが武力行使に踏み切ったわけであります。その時点のアメリカを日本が支持するかしないか、これは日本の国益を考えながら、時の政府として小泉総理が支持すると判断したわけであります。  私はそのとき閣外におりまし...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) その当時、そういうふうな発言したことは間違いございません。
○国務大臣(久間章生君) 私の心情としては、そういうような、今言ったような気持ちというのは今でも引き続き持っておりますが、ただ、政府が支持したことについては、それは政府として支持しているわけでありますから、防衛大臣としてはその立場を踏襲しております。  ただ、それともう一つ、そ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは私は分かりません。しかし、もっとほかのやり方であの政権を替えて、自分がさも核兵器を持っているんだ持っているんだと肩怒らせて、そしてアメリカだけでなくてほかの各国までが、核兵器を造っているんじゃないか、隠し持っているんじゃないか、もしそれをあのアルカ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) この委員会でも度々言いましたように、アフガン戦争の場合は、戦争状態が続いている中で、武力行使が続いている中でそれを支援するための特別法を作ったわけであります。それは初めてのことであります。  しかしながら、イラクの場合は、戦争状態、まあ戦争という言葉を...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは終戦といいますか、終結宣言があった後にあっております。それは外務省の方に聞いていただきたいと思います。
○国務大臣(久間章生君) それまでにも情報調査隊という形で情報収集やっておりました。ところが、秘密保全という問題につきましていわゆる罰則が強化されたりなんかしまして、秘密保全については更にこれは強化すべきであると、そのための情報収集活動についてはもっと万全を期すべきであるというこ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは、当時は防衛庁長官、現在だったら防衛大臣である私だと思っております。
○国務大臣(久間章生君) 現在、情報保全隊の定員は合計で九百二十七名、陸自が六百六十八名、海自が百三名、空自が百五十六名です。
○国務大臣(久間章生君) それは情報保全隊長が出すことになろうと思います。
○国務大臣(久間章生君) 最高責任者は私であります。
○国務大臣(久間章生君) それは、内容にもよりますけれども、最高の責任者である私がいわゆる責任を取る、そういうような位置付けになろうかと思います。
○国務大臣(久間章生君) それは必要だと思っております。  士気に影響があるかどうかは別として、積極的に士気を鼓舞するためにやっているわけじゃございませんので、情報保全を中心として、自衛隊の行動、組織等に影響を与えるような、そういう動きがあるかどうかというのを中心に情報の収集等...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今言いましたように、それぞれの陸海空にあるわけでございますから、それぞれ収集したのを部隊長に報告をして、その部隊長がその中の情報の中でこれは大変だということがあればトップである私のところまで上がってくることになる場合もあるかもしれませんし、通常の場合はそ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 実を言いますと、そこがこの調査隊の、戦後の冷戦構造の中から分類が東西冷戦に分かれたときのままで現在までやってきているわけですね。今度の問題をきっかけにしまして、私はやっぱり現時点でもう少し分類の仕方その他いろいろ考えていいんじゃないかという話をしておりま...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 正直言うて、今日までそういう分類の仕方でなぜだったかといって言われましても、私も十年前防衛庁長官をやったことがありますけれども、昨年就任したばかりでございまして、この分類の仕方がそのままずうっと踏襲されてきたというのはある意味では惰性だったんじゃないかな...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 先日のこの委員会でも言いました。私自身は増子議員をよく知っているから、この人がもし、本物か偽物かは別として、反自衛隊だというレッテルを張るとすれば張った人が間違っているねと、そういうふうに率直思いましたと。イラクに派遣について反対であると、そういう分類の...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私自身はそれについて論評する立場にはございませんけれども、あのとき中身で言われたことについては増子先生はホームページではっきり言っておられるわけですから、内容については私が真偽を判断するんじゃなくて、それは御本人がそう判断しておられるんだと思いますけれど...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、そうじゃございませんで、そういう一連の流れの中で、今あなたがおっしゃった、そういう方々がどう判断されたかについて私自身が論評する立場にはないということを言ったわけであります。
○国務大臣(久間章生君) 形式的にはそうでありますけれども、そういう分類に基づいて情報収集したものを世間に防衛省として公表したんならば、外に出したのならば、その責任は防衛省にあります。しかしながら、我が省としてそういうことをやっているわけじゃございませんので、その問題について保全...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは情報漏えいには当たりません。といいますのは、秘密文書ではございませんし、その中身そのものが正しいか正しくないかを含めてその真偽は分からないわけであります。それと、やはり人の名前が書いているときに、その人の名前をそのままオープンにして出した場合のマイ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、そういうことを言っているわけじゃありませんで、それは、出す人は出す人の立場で出すわけでありますから、その出したことについて防衛省に責任を取れと言われても、防衛省の立場でそれを責任取るような、そういうような、論理的にはならないということを言っているわ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは、組織としてそういうような任務としてやっているわけですから、それは構わないと思います。それは、ほかの組織でもそうですけれども、やっぱり与えられた任務について情報収集するという、そういう、この間も言いましたけれども、情報収集の仕方が盗聴とかあるいは盗...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 監視しているということの表現が問題でありまして、監視をしているわけじゃありませんで、情報収集の対象としては国会議員であってもそうでない人であっても同じであるということを言っているわけであります。
○国務大臣(久間章生君) その人が公の場で公的にどうぞいらっしゃいという形で、ごく限られた人だけを対象とするんではなくて、一般の人を入れているときにどういう発言をしているかについては、そういう情報収集する場合は、国会議員の場合でも私は別に差別する必要はないというふうに思っておりま...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) ここでお墨付きを与えたんじゃなくて、元々法律を作ったときからそういうような隊としての性格だということを私は言っているわけでありまして、国民としてみんな平等にやっぱりそういうような情報収集の対象にはなり得るということを言っているわけであります。
○国務大臣(久間章生君) どうもそこのところは、自衛隊の行動、組織に関することというのがそこで、訓令でありますね。だから、自衛隊の行動とか組織についてこの方がどういう考えを持っているかということについては、それは情報収集するということはあり得るわけでありまして、従来もあったわけで...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは、この自衛隊に限らずほかのいろんな組織でもそうですけれども、人材には、人間は限られておるわけでありますから、そんなに一億二千万人を対象にして情報収集するわけではないわけでありまして、いろんな話題が飛び込んできたときに、それについてだれがこういうよう...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 別に全国会議員を調査したかどうか、それは分かりません。その調査に当たった人が特に非常に印象を持ってそういうことで報告書をただ単に上げてきたにすぎなかったのかもしれませんし、それについて、それを受けた形で情報保全隊が具体的に動いているわけでもございませんか...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 今おっしゃった特に前段の部分等については、戦前の我が国が誤った道へ歩いていった、どの時点がそこのターニングポイントだったかというのを私自身もまた自分なりにいろいろ考えております。  そういう意味では、そういう道を二度と繰り返さないように、我々やっぱり政...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 確かに、イラクは地政学的にはヨーロッパと比べて非常に遠いわけでありますけれども……
○国務大臣(久間章生君) 日本のですか。  日本の地政学的な脅威というのは、やはりこの東アジアの状況について残念ながら不透明な事態が非常に多うございまして、中国と台湾との台湾海峡を挟む関係、あるいはまた北朝鮮、韓国との朝鮮半島をめぐる状況、こういったところがヨーロッパにおける状...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) いや、私は必ずしもそういうことではなくて、日本が現在置かれている、まあ現在よりもあの二〇〇三年当時置かれている状況下であったときにアメリカの行動を支持するかしないかとなりますと、やっぱり国益として支持したんじゃないかと思います。ただ、日本自身が戦争に、あ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私は、もう世界は今一つですから、そういうことは余り考える余地はないんじゃないかなと思っております。  むしろ、フランスは経済的にはアメリカ大陸との関係が若干切れていますから、割と違う政策がヨーロッパで取れるという、そういうことはありますけれども、日本の...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 必ずしも航空母艦を有したからといって、日本がそれに対して脅威を感じるかといいますと、それでなくても弾道ミサイルを大分持っておるわけですから、そういうようなことは直接はないわけですけれども、ただ、何のために航空母艦を有するのか、国威発揚のために持つのか、遠...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私は、先生の資料をもらって、そこの部分を和訳をしてもらいました。それで初めて知りました。
○国務大臣(久間章生君) 私は先般お会いしたことがございますけれども、キーティングさんとは、どういう脈絡の中でこういう話になっているのか、本当にあったのかどうか。私たちもよく中国の関係の皆さん方といるときに、航空母艦を持つというのは大変ですよ、維持管理費が大変ですよ、もうアメリカ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 中国の海軍が航空母艦を持ちたいという気持ちを持っていることについては私たちも聞いておりますので、そういう意味では関心は持っていますけれども、それが具体的にどういうふうになってくるのか。  先ほど言いましたように、その限られた予算の中で片一方を確保します...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは機会をとらえながら私たちもいろんな情報を探ってみたいと思いますが、ただ台湾海峡について言うならば、近過ぎて空母という意味がよく分からないんですよ、正直な話、先ほど言いましたように。だから、意図がよく分からないと言っているのはそういう意味でして、しか...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私が答えるのが適当かどうか分かりませんけれども、私は同じような意味で、国際紛争、国際的な武力紛争に介入してはならないとなっておるわけでありますから、意味としては同じことを指しているんじゃないかと思っております。
○国務大臣(久間章生君) これはテロ特措法を作りますときに、アルカイダはやっぱり国際的なそういう国に準ずる組織だと、そういう前提において法律構成をしましたので、そういうふうに認識しております。
○国務大臣(久間章生君) そこは私は一概に言えないんじゃないかと思います。現状でその状況を把握しているわけじゃございませんし、そういうようなことが実際裏側でつながりがあるのかないのか、場所によっても違いますし。それで、イラク特措法を作りますときには、そういうようなことがイラク全体...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 人の殺傷とか物の破壊とか、そういうのが行われていないという、そして組織的に計画的になされていないという、そういう意味ではバグダッド空港そのものは私は戦闘地域ではないと、いわゆる非戦闘地域であるというふうに理解しております。
○国務大臣(久間章生君) 必ずしもそれも言えないわけでありまして、両者がロケットを撃ち合ってどんどんやっているところを上空を飛んでいくときに、その地域が戦闘地域でないと言い切れるかどうかということを考えますと、少なくとも両者がこちらからこうやっているときに上空を飛ぶときに、その下...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは私もそういうふうに思います。  といいますのは、エルビルからバグダッドまで陸上を国連の職員が陸路で行くのは大変なので、非常にそこは危ないので、空路で日本の航空自衛隊に運んでもらいたいと言っているわけですから、それを裏返しますと、下が非戦闘地域と言...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それは、自衛隊に対する危険度があるのかどうか、いわゆるロケット砲が飛んできて危ないようなところは自衛隊はやっぱり避けているわけでありまして、そういう意味では、現在の治安状況は確かにバグダッドは悪いわけですし、バグダッドに限らずイラクの中で悪いところはたく...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは防衛省として答えるのが適切かどうか分かりませんけれども、やはり国に準ずる組織であるかどうかというその組織の実態と、計画性とか継続性とかその能力とか、そういう面で国家と対立するような形での組織体かどうか、そこのところだろうと思います。
○国務大臣(久間章生君) アルカイダもアフガン戦争の場合には国家に準ずる組織として国連も認めて、あれはアルカイダが背後にあって、アフガン政府を使いながら一緒になってアメリカに対する攻撃を行ったということで自衛権の行使を認めるような国連決議が出たわけでありますから、アルカイダについ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これは前から議論のあるところでありまして、日本の自衛隊の場合は憲法九条で禁ずる武力の行使でない場合でも武器の使用については法律上規定して、こういう場合に武器をしてよろしいというふうに、そういう規定の仕方をしております。それがいいかどうかはまた国会で議論の...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) そのように思ったということでありまして、それは、あの当時は情報保全隊はイラクに関係して情報収集に回っておったわけでありますから、多分その情報収集の主目的はそういうことだったんだろうと思います。
○国務大臣(久間章生君) あの資料を基にコメントを求められましても私自身なかなかコメントしようがないわけでありますけれども、やっぱりある主たる目的で情報収集に入っているときに、その人が併せてこういう考えを持っている背景があるということを記したとしても、それは別に悪いことじゃないと...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 自衛隊の業務に支障を及ぼすおそれのある各種団体等をいろいろと、何といいますか、どういう意見を持っているかというのを調べておる、そのときに、その団体がそういうような年金の問題についてもたまたまその活動を行っておったということはあったとしても、それを付随的に...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 年金問題だけで行動していて、こういうような行動をしていましたということが仮に調査されたとしても何ら痛いところはないわけでしょう。そういうふうにむきになって、自分たちと自衛隊の関係を調べられるのが、調査される、情報収集されるのが嫌だというところに私はむしろ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私は、オープンにされている会合とか街頭で配られているチラシを集めるとか、あるいはそういったほかの形でもいろんな場に出掛けていって調査するというのには、私は限定する必要はないんじゃないかなと思います。  ただ、自衛隊の保全隊ですから、自衛隊に関係があると...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 保全事案が発生してしまってから慌てて調査したって、それは意味ない場合がありますからね。やっぱり保全事案が発生する前に必要な調査をやるというのは、それは必要なんじゃないでしょうか。そこまで否定する必要はないと思いますよ。
○国務大臣(久間章生君) 調査がさも悪いことのようにまず意識しておられる立場から見ると非常におかしいことかもしれませんけれども、調査をして、その結果に基づいてそれを悪用するとかそれを何かに使うとなれば、それはそのときは問題になるかもしれませんけど、調査をすること自体は国民であれば...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) これが自衛隊の保全のために必要かどうか、ちょっと考えたらお分かりいただけると思いますので、それを目的として調査するということはないんじゃないでしょうか。
○国務大臣(久間章生君) 自衛隊の組織あるいは自衛隊の行動、自衛隊について必要な情報を収集する一環としてほかの情報が一緒に集まってきたとしても、それは構わないんじゃないでしょうか。ほかの情報については聞いちゃいかぬと言うこと自体がおかしいんじゃないでしょうか。
○国務大臣(久間章生君) 訓令上も自衛隊の行動、組織に関することというのはございますから、そういう一環として情報収集するということはいいんじゃないでしょうか。その情報を収集したときにそれに付随していろんな情報が集まってきておる、それを一緒に併せて記録したとしても、それがあながち違...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) とにかく法的根拠で言いますと、防衛省設置法第四条第四号にあります。防衛省は次に掲げる事務をつかさどるということで、防衛及び警備に関すること、自衛隊の行動に関することという、その他もありますけれども、これがあるわけですから、それに前三号の事務に必要な情報の...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 法律では調査対象は書いていないんです。これに必要な調査を行うことということが書いているわけですから、行うことができるんならば、調査の相手は国会議員であっても調査の対象として情報収集の対象にしていいと。今日、増子議員にお答えしたのと同じでありまして、情報収...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私は訓令以外は存じません。
○国務大臣(久間章生君) それは、情報収集をするに当たっての具体的ないろんな動き方等について通達等がそれはあってもおかしくはありません。  そして、ただし、言えますことは、そういう通達等は法律を超えてはできないわけですから、法律の範囲内で、その下の訓令、その下の通達だというふう...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 根拠はあくまで法律であります。その法律の枠内で具体的に訓令が出て、そしてその訓令の下でまた各部隊が通達を出して、そしていろいろと動き方について指示することはそれはありますけれども、とにかく法律を超えてはできないわけでありますから、法律の許される範囲内でや...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 私自身、その下部の通達等について精査したわけじゃございませんが、今読まれたのはそのとおりだろうと思います。  ただ、私は、最近、今日の午前中の増子議員に対しても答えましたとおり、東西冷戦の当時にできましたその制度の中での情報収集、これを念頭に置いていろ...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 委員長。
○国務大臣(久間章生君) 法律に基づいて訓令も出ておりまして、訓令に基づいてその委任の範囲内で通達等が出ているわけですね。だから、法律を超えて、法律で禁じられたことはできないわけですけれども、法律はそういう情報収集については、すべてのものを対象に、保全のために必要ならば情報収集は...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 法律でこういうことはしていけないとか、これはやっちゃいけないというような、そういうことが決められているのにかかわらずそれ以外のことをやったら、それはいかぬということを防衛大臣がまた言うし、防衛大臣が言わない場合は国会でもそれをみんなでいかぬということを言...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) 各種の情報資料は作っております。
○国務大臣(久間章生君) 共産党さんが公表されました文書が、うちの方で言う、そういうふうに作って、そしてそれをしかるべく配付する、そういうふうな資料かどうかについてはコメントできないということであります。
○国務大臣(久間章生君) いや、そういうこともありませんし、そしてまた国連の事務総長が日本に来ましたときも、あるいはマリキ首相が来ましたときも、航空自衛隊が現在行っていることは大変有り難いと感謝しておりますので、我々としては二年間延長することについては、そういった国連なり、あるい...全文を見る
○国務大臣(久間章生君) それはまた別だと思います。イラクの現在の状況を憂えるからといって、日本の自衛隊が、今航空自衛隊が活動している、これまで否定するわけじゃなくて、むしろこれはこれで非常に評価されているという、そういう認識を私自身は持っております。
○国務大臣(久間章生君) 私は読んだことありません。