釘宮磐

くぎみやばん



当選回数回

釘宮磐の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
10月25日第150回国会 衆議院 厚生委員会 第6号
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○釘宮委員 民主党の釘宮磐でございます。  健康保険法等の一部改正案並びに医療法の一部改正案について質問をいたします。  質問に入ります前に、私は、三年前に実は参議院の厚生委員会においてこの改正論議を行った一人であります。今、何か三年前にタイムスリップしたような、そんな思いを...全文を見る
○釘宮委員 今、津島厚生大臣の答弁を聞きながら、私は非常に残念な思いがするわけです。政治家だけが先走ってはいけないとか、また第一歩だということを強調されていましたけれども、何年たっても第一歩から踏み出さないでは、これはもう、やる価値もなければ、国民自身が政治をほとんど信用していな...全文を見る
○釘宮委員 今の大臣の答弁を私は承服できません。野党が云々という問題がどうして今回この場で出てくるのか、私は全く本末転倒だというふうに思います。  今回、国会がある意味では冒頭からもめた一番大きな原因は何だったんですか。いわゆる与党のごり押しだったんでしょう。ごり押しによって国...全文を見る
○釘宮委員 それでは、私はもう一つ聞きますけれども、今景気の回復が遅々として進まない、これは社会保障制度の将来不安だという指摘があります。国民は、もはや頼れるのは自分だけで、お金だけ蓄えておけば、そういう思いが大きくなっていると思うんです。したがって、GDPの六割を占める個人消費...全文を見る
○釘宮委員 民主党のことまで心配していただかなくても結構ですよ。これから私やりますけれども、要するに、政府として財源問題をどういうふうに考えていかれるのか、それこそ大臣がきちっと答えていただきたい。  きょうは厚生省の方から、大臣は一日大変なので、少し政府委員の方にも質問を回し...全文を見る
○釘宮委員 今の説明では全くわかりません。  要するに、これから社会保険方式にするのか税方式にするのか、いろいろな議論を詰めていかなきゃならない。それすらまだ全く出ていない。昨日の有識者会議の報告書では、社会保険方式でいくということを政府はお決めになったようでありますけれども、...全文を見る
○釘宮委員 これからの議論をさせていただきたいではなくて、そこが早く進めていかなければならないところだと私は思うのです。そこが進まないから、結局抜本改革ができないわけですね。  では、もう一回聞きますが、二〇〇〇年に抜本改革はいわば政府の至上命題だったと私は思うのです。三年前の...全文を見る
○釘宮委員 大臣の認識と少し違うのは、やや遅くなったと。やや遅くなったという言葉そのものが、先ほど私が悠長だという言葉を言わざるを得なかった。私はその点について指摘させていただきたいと思います。  それでは、本案については、極めて異例なことだとは思われますけれども、医療保険福祉...全文を見る
○釘宮委員 私は、多分そういう答弁が返ってくるだろうというふうに思ったのですけれども、それでは、三年前に一割負担の導入というのは議論されたではないですか。そのときには何でやれなかったのですか。
○釘宮委員 議論の一致を見なかったから前回は見送った。今回は議論の一致を見たというよりは、もうにっちもさっちもいかなくなった、そういう認識ではないのですか。  ですから、私が先ほどから言っているように、政治の主導、政治のリーダーシップというのはそこにあるのですよ。ある意味では、...全文を見る
○釘宮委員 私が質問をしたことの趣旨と答弁が全くずれているのですが。当時厚生省は、コスト意識を喚起するんだ、したがって、これをやることによって医療費の抑制効果が出てくると。実際に、この法案が通って以降、抑制効果がきいた、したがって、医療費、国民医療費そのもの、特に老人医療費の伸び...全文を見る
○釘宮委員 どうも答弁も行き当たりばったりという感じがしますね。  それでは、薬剤の一部負担によるいわゆる効果があったとされる抑制策、これは厚生省としてはそういう意図でやったのではないということですか。  それとあわせて、今回、薬剤費の一部負担が廃止されました。これによって、...全文を見る
○釘宮委員 大臣、私が二年間浪人しているときに、いろいろな国民の方、有権者の方と随分お話ししました。その際に、これはお年寄りから出た話ですよ、薬代を取ったりやめたり、一体どうなっているんだ、その都度ころころ変わる、これだけ出してくれ、これだけ出さなかったら国はやっていけないんだ、...全文を見る
○釘宮委員 私は、そもそも景気対策の失敗ですよ、経済の低迷ですよ、だからこうなったんだ。要するに、政府の政策の失敗を国民に押しつけていく、これが今国民にとって不信感を増幅させている一番の源だと私は思うのですね。  要するに、政治が結果責任を負わない、ここが一番問題だというふうに...全文を見る
○釘宮委員 それでは、時間が余りありません、最後の項目になろうかと思いますが、先ほどから申し上げてまいりました社会保障の財源について少し議論をしてみたいと思うのです。  二〇〇二年の抜本改革実現に向けて、高齢者医療の抜本改革の基本的な考え方が今の段階で明らかになっていなければ間...全文を見る
○釘宮委員 ですから、そこのところが知りたいのですよ。そこのところの議論が欠落したままこの医療保険法の改正案の議論はできないというのが、私が当初から指摘をしてきたところです。  それでは、大臣、もう一つ突っ込んで聞きますが、今回、高齢者の一割負担を導入しましたね。これが抜本改革...全文を見る
○釘宮委員 時間が参りました。今の答弁、正直言って私は不服であります。もう少し誠意を持って答えていただきたいと思いますし、これでは、とにかくこの法案だけ通してくれ、あとはこれからゆっくり考えていくという従来のところから一向に出ていないのですよ。  例えばこれを税方式でやるのか保...全文を見る
10月31日第150回国会 衆議院 厚生委員会 第8号
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○釘宮委員 参考人の皆さんには、大変お忙しい中を本日は御出席いただきまして、貴重な御意見をちょうだいしました。改めてお礼を申し上げたいと思います。  民主党の釘宮磐でございます。  それでは、参考人の皆さん方に質問をさせていただきたいと思いますが、今国会の中で、医療保険法、大...全文を見る
○釘宮委員 同じく、対馬参考人にお願いします。
○釘宮委員 今お三人の参考人の御意見を聞きまして、皆さん同じように、この抜本改革は待ったなしだ、抜本改革をしなければ制度そのものが崩壊を招くというような御意見だったのですが、この抜本改革がどうしてこれまでできなかったのか、その原因ということでお聞きしますと、皆さんから明確な答えが...全文を見る
○釘宮委員 もう時間が参りましたのでこれで終わりますが、私は、やはり政治の決断、これが一番重要だというふうに思います。そういう意味で、参考人の皆さんそれぞれに、政治家の皆さんに対しても、いわゆるリーダーシップを発揮して、この二十一世紀の医療保険制度というものをきちっとつくれという...全文を見る
11月02日第150回国会 衆議院 本会議 第9号
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○釘宮磐君 民主党の釘宮磐でございます。  私は、民主党・無所属クラブを代表し、ただいま議題となりました健康保険法等の一部改正案及び医療法等の一部改正案について、反対の立場から討論を行います。(拍手)  その前に、さきの公選法改正の採決に続き、またもや与党による強行採決という...全文を見る
○釘宮磐君(続) 抜本改革の必要性と緊急性を主張し、さらに参考人質疑の中では、与党推薦の参考人からも、このままでは保険制度そのものの崩壊を危惧するとの意見が述べられております。  にもかかわらず、政府が既得権益擁護に腐心する余り、このような場当たり的、理念なき改革を今後も続ける...全文を見る