日下部禧代子
くさかべきよこ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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04月17日 | 第118回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第1号 議事録を見る | ○日下部禧代子君 午前中こういう御質問があったかもわかりませんけれども、土地問題、住宅問題に関しまして二、三御質問させていただきたいと思います。 私、しばしば今までイギリスを中心といたしましてヨーロッパで生活あるいは滞在することが多うございましたが、日本に帰国いたしまして一番...全文を見る |
○日下部禧代子君 どういう政策であったかということをお尋ねしたというよりも、今まで例えば第一に量的なものをふやすにしても、ただ量的なものをふやすだけであって、その理念というものがきちんと、あるいは哲学というものがきちんとなかったがゆえに今のような問題が起きたのではなかったのかとい...全文を見る | ||
04月24日 | 第118回国会 参議院 社会労働委員会 第2号 議事録を見る | ○日下部禧代子君 きょうは厚生行政の基本施策に関する件の御質問ということでございますが、その前に、消費者団体の多くの方々から提起をされました問題について一つ御質問させていただきます。 それは、食品の放射線照射問題についてでございます。 今、ジャガイモの発芽防止のために放射...全文を見る |
○日下部禧代子君 お買い物をする主婦の方々にとっては大変にこれは心配だという声がとっても高まっておりますので、ぜひとも善処をお願いいたします。 それに関連いたしまして、今、実験の結果安全であるというふうなお言葉をいただきましたけれども、科学技術庁の一九七一年六月の放射線照射に...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 これは雌だけで雄には関係ないというのも事実なんですか。 | ||
○日下部禧代子君 今の結果に関する資料というのはどのくらいございまして、それはほとんど全部お持ちのものをお出しいただけるということでございましょうか。 | ||
○日下部禧代子君 消費者団体の皆様のお言葉によりますと、肝心な部分のデータが要求をしてもなかなか出していただけないというふうなことをたくさんの方々から伺っておりますけれども、その点に関しましては、今回できる限りの資料をお出しいただけるとお約束いただけますでしょうか。 | ||
○日下部禧代子君 よろしくお願いいたします。 それでは、食品の放射線照射問題につきましてはこれで一応終わらせていただきます。どうもありがとうございました。よろしくお願いいたします。 ところで、厚生行政の基本施策に関する問題に関しましての御質問に入らせていただきたいと思いま...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 どうもありがとうございました。 不安に関しましてのお考えよくわかりますが、もう一つ、医療福祉対策というものを政府や地方公共団体に対する要望の第一位として挙げられているわけでございますが、この辺のところに関しまして医療、福祉対策が、つまり公的な支えというものが...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 どうもありがとうございました。 次に、租税と社会保険料を合わせたいわゆる国民所得に対する比率、つまり国民負担率は今現在何%でございましょうか。 | ||
○日下部禧代子君 どうもありがとうございました。 ことし四月十八日に臨時行政改革推進審議会、新行革審が最終答申を出しております。それによりますと、高齢化のピーク二〇二〇年ころにおいても国民負担率は五〇%を下回ることを目標とするというふうに出されております。この行革審の答申は、...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 五〇%を下回ることが実現できるというふうにおとりしてよろしゅうございますか。 | ||
○日下部禧代子君 それでは次の質問に移らせていただきます。 厚生省所管の一般会計予算の総額が十一兆五千六百五十二億円ということで、これよろしゅうございますか、間違いないかしら。 | ||
○日下部禧代子君 国の一般会計予算総額の一七・五%ということでもよろしゅうございますか。 | ||
○日下部禧代子君 では、この国の一般会計予算総額の一七・五%、前年は何%でございましたか。また、その前年がございましたらお教えいただきたいと思います。 | ||
○日下部禧代子君 その前年も。その前の年。 | ||
○日下部禧代子君 割合が減っていっているというふうに解釈してよろしゅうございますか。 | ||
○日下部禧代子君 それはどういうわけでございますか。どういうところがこういう割合が減ることになるんでしょうか。 | ||
○日下部禧代子君 どうもありがとうございました。 じゃ次に、社会保障関係費に占める老人福祉関係予算、つまり老人医療費、老人保護費、在宅老人対策費、それから福祉年金給付費を含めた老人福祉関係予算の割合はどのようになっておりますでしょうか。 | ||
○日下部禧代子君 今お伺いいたしましたのは、社会保障関係費に占める老人福祉関係予算の割合をお伺いさせていただきました。 | ||
○日下部禧代子君 私が今お尋ねいたしましたのは、社会保障関係費の中に占める老人福祉費、それも限定いたしまして老人医療費、老人保護費、在宅老人対策費、福祉年金給付費をいわゆる老人福祉関係予算というふうにとらえて御質問をさせていただいたんですけれども、その中で老人対策関係は二・四%と...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 老人医療費、老人保護費、在宅老人対策費、福祉年金給付費を入れたいわゆる老人福祉関係予算の割合でございます。 | ||
○日下部禧代子君 じゃ、別の質問をいたします。 それでは、老人福祉予算に占める在宅老人対策費の割合についてお伺いいたします。 | ||
○日下部禧代子君 もしなければお手元ので構いません。 | ||
○日下部禧代子君 これは前年度はどのようになっておりますでしょうか。 | ||
○日下部禧代子君 いずれにいたしましても、非常に低いパーセンテージ、割合だというふうにとらえられますけれども、そのように解釈してよろしゅうございますでしょうか。 | ||
○日下部禧代子君 そういたしますと、高齢者保健福祉推進十カ年戦略というものは飛躍的に在宅サービスの充実を図るというふうにお述べになっていらっしゃいますけれども、それほど低くないけれどもここで飛躍的に伸ばしてみようというお考えなんでしょうか。 | ||
○日下部禧代子君 そうすると、我々の一般の感覚でいきますと、医療問題それから年金に対してはかなりの予算の配分はあっても在宅サービスというのは非常に今までおくれていた分野だと、これは寝たきりだとかあるいはぼけの御老人を介護している女性の多くの方々が肌で実感していることでございますが...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 その戦略の中で一番強調なさっていらっしゃいますのはホームヘルパーさんの増員、一九九九年までに十万人、それからショートステイを五万床に、それからデイサービスの施設を一万カ所にということがございますが、その数値をお出しになりました基準というのはどこに置かれていらっし...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 それでは、例えばホームヘルパーさんにいたしますと、今の高齢者、例えば一万人につき何人で、そしてこれが十年後高齢者、例えば一万人につき何人になるというふうな数字が出ていらっしゃるわけでございますか。 | ||
○日下部禧代子君 どうもありがとうございました。 今お伺いいたしましたことはまだたくさんお伺いすることの中の一部でございましたけれども、ホームヘルパーさん、そしてあるいはショートステイ、それからデイサービスといういわゆる在宅三本柱と言われております施策につきまして、十年後には...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 もう一つだけ質問させていただきます。 どなたも御承知のように、在宅福祉サービスを充実させるということの大前提には在宅の宅、つまり住宅が非常に大きな役割を占めるということはもう疑問のないところでございますが、この十カ年戦略をおつくりになりますときに、御検討なさ...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 さまざまな今お話を伺いましたけれども、特に建設基準というものを本当に高齢者あるいは障害者が安心して住めるようなそういう住宅がこれから建設される住宅を含めた公共の建物、そういったものにまで及ぶ建設基準をきちんと国としてお決めになるというふうなお考えはないでしょうか...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 時間が過ぎてしまいまして、どうもありがとうございました。 | ||
04月27日 | 第118回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第3号 議事録を見る | ○日下部禧代子君 ただいまの前畑委員の御質問にもございましたように、経済大国と言われながら日本人が豊かさを実感できない最大の原因というのは、ウサギ小屋だとかあるいは鳥かご、これは西ドイツのシュミット前首相がおっしゃった言葉だそうでございますが、そういった住宅事情にあるということは...全文を見る |
○日下部禧代子君 ところで、高齢者用住宅というのは各自治体でさまざまな計画がなされているんですけれども、実施に当たって一番問題になるのが用地だということでございます。特に都市部におきましては用地を獲得するということがもう至難のわざだということであります。たとえ用地が見つかったとい...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 民間との協力ということを今おっしゃいましたけれども、例えば高齢者用住宅では借り上げ方式というのがございますね。ところが、民間のアパートというのは大体において新築マンションなどは若向きに設計されておりまして、高齢者あるいは障害者の方がなかなか住みにくい。それからま...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 自治体の方々に伺いますと、どうも国からの資金援助も規制が非常に厳しいということを承っておりますけれども、この点はいかがでございますか。 | ||
○日下部禧代子君 質問を変えますけれども、日本における国有地あるいは公有地の割合というのはどのくらいでございますか。例えばスウェーデンなどでございますと七割ぐらいが国公有地になっておりますけれども、日本の場合はどのような割合でございますか。 | ||
○日下部禧代子君 限られた面積というお答えをいただいてしまいましたけれども、国公有地を自治体に優先権を与えるというふうなことは現在行われておりますか、そしてまた、それはどの程度優先権が与えられているのでしょうか。 | ||
○日下部禧代子君 次の質問に移ります。 たとえ住宅があったといたしましても、高齢者とか障害者にとってはその住宅の設備ということが非常に問題になります。例えばこれは他の国、いわゆる先進国というのを見ますと、そのことに対してさまざまな法律上の取り決めとか建築法を改正するとか、ある...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 ことし三月に豊島区が行いました「福祉のまちづくりモデル地区整備推進計画」ということの一環といたしまして、いわゆる豊島区の高齢者とかあるいは障害者がどのように住みやすい町であるかどうかということを豊島区が調査した結果、御承知だと思いますけれども、それを拝見いたしま...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 最後にお尋ねいたしますが、わずかな時間でございましたけれども幾つかの例をお示しいたしまして、高齢者あるいは障害者が住めるような住宅というものを確保するということはこれは日本全体の居住水準を上げるということにもなるんではないか、それと同時に、いわゆる社会的経費を節...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 どうもありがとうございました。 | ||
05月28日 | 第118回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第4号 議事録を見る | ○日下部禧代子君 本間さんあるいは長谷川さん、お二方のお話を伺いまして、地価高騰の実態、そして何が一番原因になることかというふうな、私たちもやもやしていたものがかなりはっきりと見えてまいりまして、本当にお二方のお話ありがとうございました。 ところで、二、三御質問させていただき...全文を見る |
06月01日 | 第118回国会 参議院 社会労働委員会 第5号 議事録を見る | ○日下部禧代子君 きょうは環境衛生金融公庫の理事長さんがお見えになっていらっしゃるので、一つだけ御質問をさせていただきたいと思います。 環境衛生金融公庫の融資内容の改善についてお伺いいたします。 環境衛生金融公庫は、公衆衛生の向上、国民生活の安定に寄与すべく環境衛生関係営...全文を見る |
○日下部禧代子君 大変お忙しい中をどうもありがとうございました。 次に、児童に対する給付の改善について、一点お尋ねしたいと思います。 先日、私母子家庭、母子世帯のお母様方の集いにお伺いすることがございました。そこでおっしゃいましたことが、児童に対する各種の社会保障給付を十...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 今おっしゃいました母子福祉貸付金というのもやはり他のさまざまな申請と同じように、大変手続が面倒だというふうなことをそこの集いで私耳にいたしました。ですから、なかなか申請をする方は少ないということもそこで承ったわけでございますが、そういたしますと、一九七九年に国民...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 例えば高校在学中の場合に、卒業までということになった場合には、財政負担というのはかなり困難なものなのでございましょうか。その辺の財政問題について、一言お答えいただきたいと思います。 | ||
○日下部禧代子君 この問題に関しましては、これで一応質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 では続きまして、残り時間三十分程度でございますので、余り系統立った御質問がちょっとできないと思いますので、前回、私、御質問申し上げましたことについて関連した質問を二、三...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 わかりました。私が計算いたしましてもやはりそのくらいでございましたので、どうもありがとうございます。 ところで、今いただきましたこの四百六十九人、十万人当たりのホームヘルパーさんの割合、数といいますのは、国際比較をいたしますと、これは日本の数字の場合、十年後...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 確かに今お答えくださいましたように、国際比較というのは単純にはできないものだと思います。現に、私が持っておりますホームヘルパーの国際比較という数字と、それから政府委員室からお出しいただきましたのとは大分違うわけでございまして、それを見ましても、さまざまな条件が異...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 どうもありがとうございました。 今、大臣はホームヘルプサービスについておっしゃっていただいたわけでございますが、私はもう一つお尋ねしてみたいのは、国際比較についての資料というものをもう少し御用意いただきたいという御要望をしたいなということでございます。ホーム...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 ありがとうございます。 私、ECに加盟している国にいたものですから、その場合にはいつもさまざまな資料というのが、EC関係の国のものが全部並んだという中で自分のいる国を眺めているという習慣がついておりましたので、殊さらそのことを感じているのかもわかりませんが、...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 そういたしますと、在宅の百十万人の痴呆性老人に加えて、さらに入院あるいは福祉施設に入所なさっている方々もいらっしゃるわけでございますが、今回は在宅のということに限らせていただきます。そうしますと、この約百十万人の在宅の痴呆性の御老人がすべて介護を要する方々だとい...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 今これは一九八五年次の場合をお答えいただきましたけれども、二〇〇〇年のときの百十万人についてはいかがでございますか。 | ||
○日下部禧代子君 とすると、大体何人ぐらいということになりますでしょうか。 | ||
○日下部禧代子君 百十万のうちの五十万人程度というふうなお言葉でございますか。 | ||
○日下部禧代子君 その他のといいますと、先ほどおっしゃいました障害を持った方々ということでございますか。 | ||
○日下部禧代子君 今の数字ですと、これは痴呆性の老人の方々が在宅だけで百十万人という推計を出していらっしゃるわけでございますから、寝たきりも痴呆性の方々も、そして障害を持った方々もということで五十万というのは、かなり低いというふうに思いますが、いかがでございますか。 | ||
○日下部禧代子君 私、もう一度確認させていただきますけれども、ホームヘルパーを必要とする方々ということの前に、痴呆性の老人の百十万人のうち、介護を要する方だけでは幾らぐらいというふうに見積もっていらっしゃいますか。 | ||
○日下部禧代子君 大体、数で言うと、私ちょっと頭がすっとまいりませんので、済みません、何人ぐらいになりますか、百十万で。 | ||
○日下部禧代子君 九十万人ぐらい——数出していただけますか、その数を。 | ||
○日下部禧代子君 はい、わかりました。 いわゆる介護を要する方、そして寝たきりとオーバーラッピングしない方々というのが四十四万人程度というふうにとらえてよろしゅうございますか。 | ||
○日下部禧代子君 それでは次に、今度はホームヘルパーさんを必要とする方々というのは、先ほど岡光さんもおっしゃいましたように、心身障害児者も、いわゆる障害を持った方々というのも含まれるわけでございますが、今在宅でホームヘルプサービスを利用している心身障害児者の数、あるいはもしそれが...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 ホームヘルパーサービスを利用している方というふうに今伺いました。それでよろしいんですか。 | ||
○日下部禧代子君 わかりました。 そうしますと、寝たきりのお年寄り、そして痴呆性のお年寄り、それにいわゆる心身障害児者を含めましてホームヘルパーを必要とする方々というのはかなりの数に上るのではないかと思うわけでございますが、そういうことを考えまして、将来の、いわゆる十年後にお...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 それでは、次の問題に移りたいと思います。 前回は、社会保障関係費に占める老人福祉サービス費の割合というのを伺いまして、約二・四%というふうにお答えをいただいたわけでございますが、今回は社会保障給付費について少しお尋ねしてみたいと思います。 特に、高齢者関...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 申しおくれて申しわけございません、昭和六十二年度でございます。 そういたしますと、この構成比を見ますと、年金と医療が九八%を占めております。福祉サービスは一・九%ということでございます。この一・九%をわずかと見るのかこんなにもと見るのか、これはそれぞれ違って...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 それでは、時間が本当に少なくなってしまいまして、もう一つだけ質問させていただきたいと思います。 やはり前回の委員会におきまして大臣、政府委員の御答弁の中に、そしてまたきょうの大臣のお言葉の中にもございましたけれども、日本の家族の問題が高齢者の問題と非常に密接...全文を見る | ||
06月12日 | 第118回国会 参議院 社会労働委員会 第7号 議事録を見る | ○日下部禧代子君 麻薬取締法等の改正について御質問いたします。 今回御提案の麻薬取締法等の一部改正案は、睡眠薬、精神安定剤などの向精神薬の利用と不正取引の未然防止を図ることと同時に、向精神薬に関する条約の批准に備える措置であるというふうに承っております。 ところで、麻薬及...全文を見る |
○日下部禧代子君 余り理由がはっきりいたさないようなお答えでございますが、時間がございませんので、それほど追及しないでおきたいと思います。 しかしながら、薬物対策というものの国際性とか向精神薬の地球規模での流通、それからまた、日本の国際的な地位と立場というふうなことから見まし...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 先ほどから各国の、各国の対応というふうにおっしゃいましたけれども、我が国独自のという独自性というのももう少し発揮なさってもいいのじゃないかなというふうに思います。 ところで、麻薬新条約の骨子というのは、まず組織が麻薬取引で得た収益を凍結あるいは没収するという...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 何か余りよく理解できませんでした。サミットは七月でございますから、もう少し具体的なお話が承れるんじゃないかというふうに期待しておりましたけれども、限られた時間でございますので、後でもし書類など提出いただければというふうに思います。 ところで、麻薬を撲滅するの...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 お話を承りますと、調査も初めてなさったという形で対応には具体的にまだ手をつけられていないということが今のお話でわかったわけでございます。そして、今、国連薬物乱用統制基金に対する日本の出資金というのは、八十万ドルというと、これは約一億二千万円ぐらいだと思いますが、...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 確かに、欧米に比べては少ないと思いますけれども、やはり汚染されてしまってから対策を立てるのでは、これは非常にお話にならないことでございまして、もう少し積極的な対策を望みたいというふうに思います。 ところで、麻薬等の取り締まりということに関して現状がどのように...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 これは我が国の状況で多いと見るのか少ないと見るのか、どのような御判断をなさっているのか、これは厚生大臣にもお伺いしたいというふうに思います。 確かに我が国では、アメリカのようないわゆるドラッグウオーと言われているような麻薬に関する危機的な状況というのはござい...全文を見る | ||
06月18日 | 第118回国会 参議院 本会議 第16号 議事録を見る | ○日下部禧代子君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となりました老人福祉法等の一部を改正する法律案につきまして御質問させていただきます。 この改正案は、日本の在宅福祉の著しい立ちおくれと、寝たきりあるいは寝かせきりといった現象が先進国の中で日本独特のものである...全文を見る |
06月19日 | 第118回国会 参議院 社会労働委員会 第9号 議事録を見る | ○日下部禧代子君 昨日本会議で質問いたしました項目を中心にしてもう少し詳しくお尋ねさせていただきたいというふうに思いますので、どうぞ御協力くださいますようにお願いいたします。 まず最初に、利用者主権ということを申し上げました。つまり、サービスを利用する立場から見ますと問題点が...全文を見る |
○日下部禧代子君 特別養護老人ホームを見ますと、一人部屋は五・九%ということでございますけれども、これは非常に割合として小さいというふうに思うのですけれども、どのようにお考えでいらっしゃいましょうか。 | ||
○日下部禧代子君 今定員の二割程度を個室というふうなお考えがあるというふうに承りましたけれども、それは主に痴呆性のお年寄りのためだというふうにもお伺いいたしましたが、これは痴呆性のお年寄りをある意味では隔離してしまうというふうな意味にもとられている場合もございますが、いかがでござ...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 迷惑をかけるからというのは確かにそうでございますけれども、何か発想が少し私なんかの考えるのとはちょっとなじまないような気がいたします。 その問題はその問題といたしまして、個室の問題、また別の観点からとらえさせていただきます。 私、よく老人ホームの寮母さん...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 今大臣がおっしゃいましたように、確かにプライバシー、それから自由、そしてプライドということを守るために在宅サービスがスタートするということは本当に私も賛成でございます。だったらば、やはり同じお年寄りでありましたら在宅でいらっしゃれない方もあるわけでございます。そ...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 ただいま大臣は、特別養護老人ホームの機能のことを考えなければならないというふうにおっしゃいましたが、日本の老人ホームというのは、皆様御承知のように特別養護老人ホーム、養護老人ホーム、軽費老人ホームというふうに、大きく分けますと機能によって三つに分けられております...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 実際に老人ホームの中ではこのようなことが起きているそうなんです。 というのは、養護あるいは特別養護老人ホームというのにお入りになる方々の条件というのは、特に特別養護老人ホームの場合ですと、身体の条件でございますね。ADLなどを基本にいたしまして、測定、判断が...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 よく入院なさったお年寄りが、お家へ帰ってきてみると、自分のお部屋がお孫さんにとられてしまって、なぜおばあちゃん帰ってきたというふうなことを言われたというふうなことで泣いていらっしゃるようなお年寄りによく会うわけでございますが、ついの住みかがないがゆえに老人ホーム...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 そのことは、御自分のお家に何らかの理由でいらっしゃれない、いることができなかった方なのにもかかわらずホームにまた戻ってこられないということは、大変な問題ではないかというふうにも思います。 それでは次の質問に移ります。 ところで、全国老人ホーム基礎調査とい...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 でも、病院から夜中に来てくださるというふうなことも難しいことの方が多いんじゃないかと思いますし、どうしてもホームの中にお医者さんがいらっしゃらない場合であっても、看護婦さんがいてくださればという思いはお年寄りにとっても強いのではないかと思いますけれども、この辺の...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 お年寄りが一番容体が変わるというのは夜間ということ、これは私たち一応常識で知っているわけでございますが、夜間に看護婦さんがわずか、規則がどうであれ、実際にはこの調査によりますと三・一%しかいないと、これ全国調査でございます。ですから、この辺の事実からスタートして...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 夜間の看護婦さんの体制ということも含めまして、寝たきりをなくす、寝たきりゼロ作戦というのは、本当に私御趣旨大賛成でございます。在宅で、と同時にまた施設ケアの中で、先ほど岡光部長お答えくださいましたように、特別養護老人ホームで元気になって、そしておうちに戻っていく...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 それでは、早い時期に御検討をお急ぎくださいまして、実施なさっていただくことをお願いいたしまして、次の質問に移らせていただきます。 これもやはり利用者の視点ということの続きでございますが、非常に最近ではさまざまな福祉サービスのメニューというのは出そろってきてい...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 ぜひともガイドヘルパーのときのように、本当に速やかに実施に移していただければ非常にうれしく思います。そのことをお願いしておきます。 ところで、私昨日御質問させていただきました二番目の自立の問題でございますが、そのことに関係いたしまして、今回の法改正におきまし...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 それは非常に「社会経済活動への参加」ということが条項の中に入れられたということの意味は大きいわけでございますが、それと同時に今申し上げましたような、どのように努力をなさってもなかなか生産活動つまり御自分で職業生活というのは不可能な方々がいらっしゃるわけでございま...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 御趣旨はわかるわけでございますが、経済活動が実際になかなかできない方々の立場からすると、「自立と社会経済活動への参加」というふうにうたわれますと、何か肩身の狭い思いをなさるのも事実だというふうに思います。 そういった観点から、今おっしゃいましたような御趣旨が...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 特に、脳性麻痺のような方々が親から自立をなさるという、そのためには生活訓練の場である療護施設の存在というのは非常に大きな意味を持っていると思うんですね。もう突然養護学校から実社会に出て行く場合に、例えば切符を買うことから何から突然そういう生活訓練を経てない方が出...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 何らかの御努力をなさっていらっしゃるということがわかりましたが、併設といいましてもたまたまその施設が、土地がそのそばにあったという場合にのみこれは可能になることでございまして、原則的には身近なところでそしてアットホームな生活ができるとなると、小規模であるというふ...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 この際、身近でという非常にすばらしい理念というものが今度の法改正の一番大きな基本になっております。そういうことを考えますと、先ほど大臣もおっしゃっていただきましたように、プライバシーあるいはプライド、自由というふうなことも、在宅サービスを重視するということの大き...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 どうもありがとうございました。最後の御視点、医療の問題というのは本当にそうだというふうに思っております。そのことに関しましてはもう少し後でまた御質問させていただきたいと思います。この問題は一応ここで終わらせていただきまして、次の問題に移らせていただきたいというふ...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 お答えをいただきまして大変に安心いたしました。お年寄りの主体性ということを重んじて、お年寄りが選べるという施策をもちろんやっていただくことが望ましいわけでございます。 しかしながら、コスト計算というのは、安いか高いかというそういう目的は除いたとしましても、試...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 それでは、その試算がございましたら、後でぜひとも資料として御提出いただければというふうに思います。お願いいたします。 次に、市町村の財源問題というのは権限の移譲ということで市町村にとっては非常に大きな問題であることはどなたもが御指摘なさっていることでございま...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 これは御承知のように、地方自治体で社会福祉財政というのは特に民生費ということになるわけでございますけれども、いわゆる補助金の削減が行われたのが一九八五年からでございますが、これを一九八四年から八七年で市町村あるいは都道府県への国庫支出金というものの減少率を見てみ...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 ただいまの地方が今主体性を持って独自の政策、そしてそれを実施するということが望ましいというのは、全くそうだと思うんですけれども、現実では市町村が積極的にサービスを増進すればするほど超過負担になるというのが現状のようでございます。例えばこれは家庭奉仕員制度でござい...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 同じ質問を、自治省の方が来ていらっしゃいますか、自治省の方にお尋ねいたします。 | ||
○日下部禧代子君 これは補助金の仕組みに問題があるのではないかなというふうに思います。補助金はどういうふうな形で計算されるのかということについて、自治省からお答えをいただきたいと思います。 | ||
○日下部禧代子君 補助額が決まるというのは、例えば国の補助が二分の一であるとか三分の一であるとか四分の一ということがよく言われますけれども、これは総事業費と、いわゆる今おっしゃった対象経費というのがございまして、総事業費と対象経費と比べますと、この対象経費というのは、もう実際に扱...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 これで午前中の質問を終わってよろしゅうございますか。——どうもありがとうございました。 | ||
○日下部禧代子君 午前中に続きまして、御質問させていただきます。 午前中に補助金についてお尋ねをさせていただきました。引き続き補助金についてもう少しお伺いさせていただきたいと思います。 先ほど総事業費と対象経費、いわゆる国の基準額の問題をお尋ねをしたわけでございますけれど...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 自治省にお伺いしたいんですけれども、この問題は。国のいわゆる基準額の算出根拠です。 | ||
○日下部禧代子君 例えばいわゆる健康診査におきましても、がんの検診というのを見ますと、乳がんの検診費が集団ですと七百三十七円、保健所でやると四百六十九円というのは、どういうふうな算出根拠なんですか。自治省の方に。 | ||
○日下部禧代子君 そうしましたらば、施設のことに関して、これもやはり自治省では関係ないのでしょうか。例えば市町村の保健センターの場合、基準単価でございますけれども、一平方メートル当たりが十五万七千円なんですね。今、一平方メートル十五万七千円で我が家をおつくりになるとバラックみたい...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 これは、私は自治省にお答えいただきたいんですけれども。 | ||
○日下部禧代子君 例えば今、申し上げました市町村の保健センターの一平方メートルの単価が十五万七千円というのが、そういった手順を経られて妥当だというふうにお考えでいらっしゃるんですか。 | ||
○日下部禧代子君 この算出根拠に対しまして実際に自治体で補助金の事務に当たっている方々というのは非常に困っていらっしゃるわけです。これは情報公開ということの意味も含めまして、基準額、どのような算出根拠があるのかというのはきちっと明らかにするという義務があるのではないかと思いますが...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 わかりました。しかしながら、実際に仕事をしている人たちがなぜなのかというふうな疑問を解くためにも、つまりこれからも地域、町村というふうな私たち住民にとってとても身近なところで、本当にそこに従事していらっしゃる方たちがやる気を出すためにも、算出基準というのが何だか...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 例えば、先ほどちょっと申し上げましたがん検診の費用などというのも、そうすると厚生省の方だということになるわけですか。 | ||
○日下部禧代子君 一応その問題につきましては、ぜひとも明らかにしてほしいということを要望いたしまして、次の質問をいたします。 ところで、先ほども土地の問題を申し上げましたけれども、これから在宅サービスということになりますけれども、施設がなければデイサービス、それからショートス...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 それでは、土地に対する補助金制度ということは自治省としては全く考えていないということでございますか。 | ||
○日下部禧代子君 これ以上お尋ねしてもなかなかいいお答えが出てこないように思いますので、次の問題に移ります。 補助金に関しましてもう一つだけ申し上げてみますと、補助金の申請というのが大変多種多様で複雑のように聞いております。例えば補助金の事務というのを、まず自治体では歳入予算...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 それでは、ぜひとも御努力をお願いしたいというふうに思います。 ところで、次の問題に移りたいと思います。お金の話から全然違う話になってしまいますけれども、午前中に少しお話し申し上げまして、大臣のお言葉もございましたけれども、福祉と医療との連携というのは非常に大...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 特に在宅の医療サービスの問題で訪問看護婦さんの問題というのはとても重要ではないかというふうに思います。 広島県の御調町というところで、医療それから福祉、さまざまなネットワークを大変にきちんとつくりまして、そして寝たきりを減らしたという、そういう実例がございま...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 実際に在宅の方々というのは酸素療法だとかIVHさえも在宅でやっているという方たちで、例えば経管栄養だとか排尿もチューブだとか、体じゅうチューブだらけの方たちが今在宅でずっといらっしゃるわけです。そうしますと、老健法では訪問指導というのがございますけれども、寝たき...全文を見る | ||
11月01日 | 第119回国会 参議院 社会労働委員会 第2号 議事録を見る | ○日下部禧代子君 まず最初に、埼玉県で起きました幼稚園の集団下痢問題について質問させていただきます。 埼玉県浦和市のしらさぎ幼稚園の集団下痢は多数の入院患者だけではなく園児が死亡するという痛ましい事件になってしまいました。この問題は幼稚園児を持つお父さんお母さんたちだけではな...全文を見る |
○日下部禧代子君 厚生省は昭和六十二年一月二十九日付で「飲用井戸等衛生対策要領の実施について」という生活衛生局長通知を各都道府県知事、各政令市市長、各特別区区長あてにお出しになっております。この通知は「飲用に供する井戸等及び水道法等の規制対象とならない水道を対象」とすると記されて...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 この通知を見ますと、その目的というのは、「この要領は、有害物質等による地下水汚染等がみられることにかんがみ、飲用に供する井戸等及び他の水道から供給を受ける水を水源とし、水道法等で規制を受けない水道の適正管理、水質に関する定期的な検査、汚染時における措置及び汚染防...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 一層の徹底というのは具体的にはどういうことを示すわけでございますか。 | ||
○日下部禧代子君 その実効性についてはどのようにお考えでございますか。このような通知も既に出されていますし、またきょうもお出しになったということでございますが、問題はその実効性の問題だと思うのですけれども、この点について再度お伺いいたします。 | ||
○日下部禧代子君 今までの通知、条例というものがなぜ実効性がなかったのか、どこが問題点であったかというふうにお考えでいらっしゃいますか。 | ||
○日下部禧代子君 私は、この際抜本的な法律の見直しというふうなことも考えてみる必要があるのではないかというふうに思うわけでございます。 例えば水道法第三条の専用水道の定義におきましては、「「専用水道」とは、寄宿舎、社宅、療養所等における自家用の水道その他水道事業の用に供する水...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 次の質問に移らせていただきます。 このしらさぎ幼稚園では、昭和六十二年に検査を受けて大腸菌が検出されていて、先ほどお言葉にもございましたけれども、煮沸するようにという指導を受けていたということでございます。その後、フォローを余りしなかったというふうなお言葉も...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 これは個人の井戸ということで、例えば先ほどの厚生省の生活衛生局長通知を拝見いたしましても、その設置者が「保健所等へ連絡し指示を受ける」というふうになっておりまして、井戸の設置者の自主性にゆだねられておりますけれども、この辺の問題について、これをもう少し突っ込んだ...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 そういたしますと、幼稚園は学校保健法の適用を受けるわけでございますが、学校保健法の適用つまり文部省でございますが、それと厚生省の管轄との連携、具体的に言いますと保健所と学校保健法の適用、この場合は実際の管轄というのは県の総務部の学事課というふうにも聞いております...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 個人の井戸ももちろんでございますが、特に公共施設に対してこれまでのような受け身な、受動的な体制というのではなくて、もっと積極的でそれから実際的な御指導というものをお願いしておきたいと思います。 今、この問題でも明らかになったように、厚生省と文部省、あるいは具...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 ぜひ今のお答えいただきましたことを積極的にかつ速やかに行っていただきたいなと思います。本当に返す返すも、一番最初に診察なさったお医者さんに罪をなすりつけるわけではございませんけれども、もし知識がおありだったらば亡くならないでよかった命ということを考えますと胸が痛...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 それでは、厚生大臣に今までの私の質問、そしてお答えを含めまして御所見、御決意を承りたいと思います。 | ||
○日下部禧代子君 人間の命にかかわるお水のことでございますので、ぜひとも積極的、具体的、そして速やかな措置をお願いしたいと思います。 最後に、これは質問ではございませんけれども、今回のこの事件のもう一つの原因として、先進国の中ではまれなほどの日本の下水道の不備、全国平均で四二...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 もう一度和解のテーブルに着いていただきたいというお願いをいたしまして、質問を終わりたいと思います。 どうもありがとうございました。 |