日下部禧代子
くさかべきよこ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月17日 | 第132回国会 参議院 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第3号 議事録を見る | ○日下部禧代子君 社会党の日下部禧代子でございます。 きょうは、お三方、大変お忙しい時間にもかかわらず、大変貴重な御意見を長時間にわたって聞かせていただきまして、承りまして、本当にありがとうございます。 最初に、お三方に共通の御質問をさせていただきまして、そしてもう一問は...全文を見る |
03月07日 | 第132回国会 参議院 予算委員会 第9号 議事録を見る | ○日下部禧代子君 日下部禧代子でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 まず最初に、デンマークのコペンハーゲンで三月六日から十二日まで開催される世界社会開発サミットについてお尋ねいたします。 このサミットには既に百三十カ国の首脳が参加をされるということでございます...全文を見る |
○日下部禧代子君 今回のサミットは、貧困の撲滅、雇用の拡大、社会的統合をどのように進めるかという三つのテーマがございます。 この三つのテーマは、発展途上国ばかりではなく、日本を含む先進国、先進工業国自身の課題でもあるというふうに私は思うわけでございます。例えば貧困ということを...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 世界的な行動計画が採択されるはずでございますが、それを各国ごとに実施する国別の行動計画も設定しなければならないわけであります。 今、総理もおっしゃいましたように、内閣一体となって、政府が一体となって取り組むべき課題がこのサミットで討論されるということでござい...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 確かにNGOフォーラムの対話集会には本当に難民課のお骨折りによりまして十三省庁もの方々が出ていただいたわけでございますが、やはりこれを続けていく、フォローアップするということは非常に重要なことだと思いますし、そしてサミットに総理が御出席なさるということ、これも大...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 貧困、失業、社会的統合、この三つの課題を解決するために一九九四年の人間開発報告書は六つの指標を掲げております。 一つは、先ほど述べました世界社会憲章の提案でございます。二つ目は二〇−二〇、いわゆる人間開発協定でございます。三番目が平和への配当の有効利用、これ...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 特にサミットの行動計画案では、女性の問題に大きなページを割いております。そして、完全な男女平等の達成ということを明記しているわけでございます。ぜひとも、先進工業国の一つである日本といたしましてもその点に力を入れていただきたいというふうに思います。 ところで、...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 ところで、職業と家庭生活というものをいかに両立させるかというふうなことは、働く女性、いやこれは男性にとっても非常に重要な避けては通れない課題だというふうに思うわけでございます。それを可能とするために、今、労働大臣もお触れになりましたように、育児休業法が制定されま...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 今国会中というふうにしかと受けとめております。どうぞよろしくお願いいたします。 ところで、今回の世界社会開発サミットというものの目指すところは、先ほども申し上げたように、村山内閣の「人にやさしい政治」と同じスタンスと心を持つものだというふうに私は思っておりま...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 ありがとうございました。 慌ただしい御滞在でございます。そしてまた、スピーチの時間というものも非常に限られていらっしゃると思いますが、総理の御出席が国際社会の中における日本の新しい姿、経済大国というだけではない日本の姿というものを強く世界に印象づけるものであ...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 総理にお尋ねいたしますけれども、ただいまの厚生大臣の御答弁からもおわかりになりますように、今回の震災におきまして本当に被害を受けられた方々の相当数が高齢者である、それで今なお避難所で御不自由な生活を送っていらっしゃるということを、私、想像しただけでも胸が痛くなる...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 それでは、今、総理もおっしゃいましたけれども、本当にきめの細かい対策というものが必要なわけでございますが、それはもうわかっておりますけれども、実際に今現在どのような救援対策が特にお年寄り、そういったいわゆる災害弱者と言われる方々のために行われているのか、その現状...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 一生懸命に御努力なさっていることは非常にわかります。しかし、実際に避難所生活を続けていらっしゃる方、もう二カ月近くにもなるわけでございます。本当に一生懸命なさっていることはわかりますけれども、避難所生活をなさっている方にとってはまだ遅い遅いというお気持ちだろうと...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 建設大臣、いかがでございましまうか。 | ||
○日下部禧代子君 総理、いかがでございましょうか。こういう地域における、そしてまた国内におけるネットワークはもちろん必要だと思います。そしてまた、さらに今回は世界の国々から温かい御支援もいただきました。この震災に関しましてお見舞いもいただきました。でも、国際的な協力のネットワーク...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 国際的な面ではいかがでございましょうか。 | ||
○日下部禧代子君 次に、地方分権についてお伺いしたいと思います。 政府は、昨年末、地方分権大綱方針というものを閣議決定して、二月二十八日に地方分権推進法案を国会に提出しております用地方の時代が叫ばれてから久しいのでございますが、国がようやく地方分権を目指して第一歩を踏み出した...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 そこにございますそれを担保する税財源の充実ということでございますが、それはどのようなことを意味するでしょうか。大蔵大臣、自治大臣にお願いいたします。 | ||
○日下部禧代子君 国に依存している現行の税制を改めること、それは補助金制度あるいは交付税に依存する自治体の財政構造からの脱却だというふうに言われているわけでございますが、いわゆる三割自治と言われているこの現状を自立的な自治体の税体系、税制に変えていくことだというふうに思うわけでご...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 いろいろと補助金の問題、それからあるいはまた地方交付税と言われているものも、いわゆる当初の目的、例えば補助金の場合には特定事業の奨励効果とか政策誘導効果といった目的が次第に薄れでいっている。そして中央コントロールあるいは陳情政治の助長というふうなことに結果的にな...全文を見る | ||
04月25日 | 第132回国会 参議院 厚生委員会 第9号 議事録を見る | ○日下部禧代子君 最初に、先ほど清水委員からも御質問がございましたけれども、EUが日本製のすべての水産食品を輸入禁止いたしました件につきましてお伺いしたいと思います。 その理由といきさつということは先ほど清水委員の御質問でわかりました。私が引き続き御質問したいのは、日本とEU...全文を見る |
○日下部禧代子君 今の御説明、わかった部分わからない部分ともう少し御説明を聞きたいところでございますが、きょうは時間がございませんので。 いずれにいたしましても、一たんEU側が不衛生だというふうなことを指摘したということは、これは国内向けの食品に対してもやはり非常に疑いの目を...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 今、大臣は、情報公開あるいはまたさまざまな場面において消費者の参加ということも必要であるということをおっしゃっていただきましたけれども、やはり私もそれが非常に重要なことだというふうに思うわけでございます。 それは、食品の規格基準等の制定過程、やはりその辺から...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 そのようにお努めくださるという御意思はもう大臣のお言葉でわかります。しかしながら、先ほど申し上げたのは、それをどのような形でというより具体的なことを私はお聞きしたわけでございます。 | ||
○日下部禧代子君 やはりお答えとしては私が質問した具体性というものに非常に欠けていらっしゃるというふうに思うわけですね。 例えば、相談窓口というのは一体どういうふうなところにどういうふうにつくるのかとか、それから今私が申し上げました食品衛生調査会を初めとする審議会などにも必ず...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 私の質問に対してお答え、私としてはまだ十分だというふうに申し上げることはできないのでございますが、この問題だけをやっておりますと私のいただいた時間が全部なくなってしまいそうでございます。したがいまして、このような私が今申し上げましたこと、厚生大臣がお約束ください...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 そこで、食品衛生法の目的規定というものを見ますと、「飲食に起因する衛生上の危害の発生を防止し、公衆衛生の向上及び増進に寄与すること」というふうになっております。食品衛生法というのが食品保健行政の中で一体どのような位置を占めるのかという問題でございます。法の対象を...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 今回の法改正で食品添加物の指定制度というものが一体どうなるのか、特に食品添加物の指定手続のためのガイドラインというものはどうなるのかということもお聞きしたいのでございますが、その場合に食品添加物の規格基準ということがどうなるのか。 それと加えまして、特に天然...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 次に、輸入食品の検査体制でございますが、今回、大体が食品衛生上の危害を防止するために必要があると認めた場合に限って輸入業者に検査を受けるように命ずることができるということでございますと、輸入食品の検査の迅速化ということが検査体制の弱体化ということにつながるような...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 この食品衛生法の施行に対しまして、一番最初に申し上げましたように消費者の発言の機会、その場を十分に確保するということ、そしてまた情報公開を十分にするということ、これは何度申し上げても大変量要なことだというふうに思います。 そのことを含めまして大臣の御決意を承...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 よろしくお願いいたします。 | ||
05月19日 | 第132回国会 参議院 予算委員会 第20号 議事録を見る | ○日下部禧代子君 関連質疑をさせていただきます日下部禧代子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 まず円高問題についてお伺いいたします。 急激な円高の進行というのは、輸出関連産業を中心に我が国の経済に深刻な影響を与えております。産業構造の転換の促進あるいは中小企業...全文を見る |
○日下部禧代子君 ありがとうございました。 国民にわかるように情報公開というふうにおっしゃいましたが、四月二十一日に物価構造政策委員会の消費生活専門委員会がまとめました報告では、内外価格差がますます拡大しているというふうに指摘しておりますが、経済企画庁長官、その点につきまして...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 ぜひともそれを断固やっていただきたいというふうに思うわけでございます。 ところで、今、長官もおっしゃいましたように、内外価格差というのは非常に日本は大きいわけでございまして、その円高の差益というもののメリットというのがなかなか私たちの日常生活の中では実感がで...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 確かに比較をするというのは難しいことではございますが、今、大臣おっしゃいましたように、やはりかなりの開きがございます。 私もヨーロッパに住んでおりまして、特に電気の場合には非常にふんだんに使っていたような気がするわけです。ところがそれほどメーターは上がってい...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 どうもありがとうございました。 電気・ガス料金の値下げというのは、単に家庭のみではなくてやはり産業界全体においてもコストダウンということにつながると思いますので、ぜひともよろしくお願いしたいというふうに思います。もちろん消費者も節約をするということ、そのこと...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 ありがとうございました。 具体的な方策についてはまだお二方から伺っておりませんが、ぜひとも早急にこのような問題に対しては、国際的な問題でございますから、特に発展途上国の問題に関しましては、日本は先進国の一つといたしましてやはりいろんな点で特にこういう問題につ...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 やはり私が一番心配しますのは、もうただでさえも現在の職員の配置基準でございますと人手不足ということで、寝たきりをつくってしまう要因というふうになることが多く見られるわけでございます。それなのにさらに定員の一割増の入所を認めるということは、やはりかなりそのマンパワ...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 続いて厚生大臣にお伺いします。 私は、仮設住宅への入居は高齢者を優先的にあるいは障害者を優先的にというふうになっておりますけれども、入居なさったといたしましても、やはり在宅福祉サービスというものがどのくらい充実するかということが非常に大きな課題ではないかとい...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 住宅は建てた、だけれども人間が中に入るわけでございます、生活をするわけでございます。そうしますと、やはりお年寄りでございますと今回の震災によっての大変な精神的なショックもございましょう。そういうことによってあるいは痴呆性、あるいはそういったコンフュージョンが非常...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 既に学校にそういう設備が必要であるということを指摘した研究誌というものがございまして、これは十勝沖の地震の災害報告をもとにして昭和五十一年につくられたものがございます。そのときに、やはり都市計画、住宅地計画というふうな中で学校というものを避難、救援場所として考え...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 残念ながら、縦割り行政というので住民のニーズに十分に対応できていないということだというふうにもとれるわけでございますが、これを解決するのにはやっぱり補助金の弾力的な運用ということが一つあると思います。それからまた、規制緩和ということも考えられるというふうに思いま...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 今回の阪神・淡路大震災では、図らずも機関委任事務あるいは補助金、通達行政、縦割り行政などの問題点、そしてまた自治体への権限及び財源の移譲、規制緩和など、地方分権の重要性というものが改めて浮き彫りにされたというふうに思います。 ようやく地方分権法も成立いたしま...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 大いに期待しております。 ありがとうございました。 | ||
06月07日 | 第132回国会 参議院 商工委員会,厚生委員会,農林水産委員会,環境特別委員会連合審査会 第1号 議事録を見る | ○日下部禧代子君 日下部でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 今回の法律は、従来のいわゆる廃棄物は要らない、したがって捨てるという考え方から、廃棄物も有用である、そしてリサイクルできる、リサイクルすべきであるというふうな発想とシステムの転換をしていく、その第一歩とな...全文を見る |
○日下部禧代子君 この観点というのは重要なことだというふうに思います。ですから、ただいまも御説明いただきましたが、一定の条件に合致する既存のリサイクル業者を活用してさらにそれを育成していくということもぜひともお願いしておきたいと存じます。 次に、今後新たに必要とされます再商品...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 公的関与をした第三セクターの活用については今お答えがございましたけれども、どうぞよろしくお願いをしておきたいと存じます。 次に、市町村と指定法人の関係についてお伺いしたいと思いますが、その前に小規模事業者についてお伺いしたいと存じます。 容器あるいは包装...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 小規模事業者の除外分というものにつきまして、分別収集したものは焼却、埋め立てというわけにもいかないので、結局指定法人に委託するということになるというふうに思うわけでございます。あるいはまた制度へのただ乗りといいますか、いわゆるフリーライダーが出るということも予想...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 次に、商店街などのごみについてお伺いしてみたいと思うわけでございますが、市町村の清掃事業というのは、最近、事業系の一般廃棄物につきましては事業者に責任を持たせよう、そういう動きが非常に活発になっておりますが、町の商店街の廃棄物、ごみなどというのは、各家庭と同じよ...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 この法律というのは、生活環境の保全を確保しながらいわゆる循環型社会を目指す第一歩ということでは画期的だというふうに思うわけでございますが、この法律を本当に生かすというためにも、やはり私たち市民の生活の中で廃棄物となるものの総量というものを減らしていくということが...全文を見る | ||
○日下部禧代子君 それでは最後に、この循環型社会の形成に向けて今後どのようにお考えになっていらっしゃるのか厚生大臣そして通産大臣にお承りして私の質問を終わりたいと存じます。 | ||
11月07日 | 第134回国会 衆議院 内閣委員会 第3号 議事録を見る | ○日下部参議院議員 お答えいたします。 確かに先生の御指摘のとおりだというふうに思います。これまで高齢者と申しますと、どうも保護の対象あるいはケアの対象としか見られてこなかったということがございます。しかしながら、高齢者というふうに一般的に言われる方々でも、積極的に主体的に自...全文を見る |
○日下部参議院議員 お答えいたします。 議員御指摘のように、高齢社会対策におきまして地方公共団体の役割というものは極めて重要でございます。 それは、まず第一に地方公共団体というのは住民の生活の現場であるというところ、そしてまた、これからさまざまなサービスが、必要なサービス...全文を見る |