日下部禧代子

くさかべきよこ



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日下部禧代子の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月29日第142回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○日下部禧代子君 昨日、栃木県におきまして非常に痛ましい事件が起きました。中学校の女性教師が一年生の男子生徒に刺されて死亡するという事件でございます。まず、亡くなられた先生の御冥福をお祈りいたしまして、質問に移りたいと存じます。    〔委員長退席、理事岡部三郎君着席〕  最...全文を見る
○日下部禧代子君 最近の校内暴力の発生件数あるいは傾向はどうなっているのか。また、この事件は学校内で先生が生徒の暴力で亡くなられたという事件でございますが、過去にこのような事件があったのか、文部省にお尋ねいたします。
○日下部禧代子君 ただいまの結果を受けまして、また今回の事件につきまして、文部大臣はどのように感じていらっしゃって、そしてどのように対策をしようというふうにお考えでございましょうか。  先ほど、家庭教育の重要性ということについて文部大臣おっしゃいましたけれども、それだけでは足り...全文を見る
○日下部禧代子君 この事件が起きたから急に何かをするということは、これは大変なことではありますけれども、やはりその事件の背景というものをきちんと分析するということ、そしてそれに対する対応をきちんとやっていくということ、その積み重ねこそ重要ではないかというふうに思います。この件につ...全文を見る
○日下部禧代子君 大蔵省と業界との癒着関係、それはもう早くから言われていたことでございます。大蔵大臣、事務次官の辞任、逮捕者が出る、そしてさらに自殺者が出る。そこに至る前になぜそのような癒着体質を断ち切ることができなかったのかということを今さら言っても仕方がないかもわかりませんが...全文を見る
○日下部禧代子君 そのMOF担の存在を好ましいものと思わないながらもそれを温存してきたということは、そしてその関係をいわばある意味で利用してきたという点におきまして、やはり大蔵省にも責任はないとは言えないと思います。  さて、相次ぐ官僚の汚職の中でも大蔵官僚が関係した不祥事とい...全文を見る
○日下部禧代子君 一体、どのような実効があったというふうにお思いになっていますか。
○日下部禧代子君 おわびをおっしゃるだけではなくて、この委員会の持ち方について何か改めようとなさっていらっしゃいますか。
○日下部禧代子君 紀律保持委員会においてどういうふうなことが行われているかという例をいただいてはいるのですが、そこには徹底することにしたとか、あるいは検討結果について総務庁に伝えてあるところであるとか、適正な指導を依頼したというふうな形でありまして、これはやはり結果ということとつ...全文を見る
○日下部禧代子君 今、総理は大蔵大臣として、総理としてお答えになったんだろうというふうに思いますけれども、やはりおっしゃったとおりになればよろしいというふうにそれはだれもが願っているのでございますが、今までそれぞれの組織が大蔵省の内部にできたときにやはり皆さんそのような願いを持っ...全文を見る
○日下部禧代子君 大変前向きなお答えをいただいたのでございますが、速やかにという日本語は大変に幅が広うございます。大体いつごろまでにというふうにお考えでいらっしゃいましょうか。
○日下部禧代子君 ぜひとも我が党の大綱を参考になさりながら、今国会中に成立することを切に望んでおきます。  次に、財政と金融の分離ということについてお尋ねしたいのでございますが、これもさきに与党内で合意いたしました。しかし、大蔵官僚による今回の不祥事、これはまさに大蔵省に強大な...全文を見る
○日下部禧代子君 ぜひともこれを、当面というのをもう少し具体的な言葉に直すような努力を与党三党としてやっていければよろしいなというふうに私は思います。希望的観測だけを述べまして、次の質問に移りたいと思います。  さて、今回摘発された問題というのは以前からささやかれていた問題でも...全文を見る
○日下部禧代子君 それに関連いたしまして、今回の公的支援というのは預金者保護に限るという趣旨のことをずっと総理はおっしゃっていました。  しかし、今回国会に提出されました金融安定化二法案によりますと、預金保険機構に十兆円の国債を交付し、うち三兆円で金融機関の優先株や劣後債を引き...全文を見る
○日下部禧代子君 それにもう一つ、国民の心配というのがございますが、三兆円の回収でございます。果たして回収というものがきちんとできるのか、大変それは難しいのではないかという御心配の声も聞くところでございます。投入した公的資金を回収するため、もしその回収がなかなか困難、例えば相当期...全文を見る
○日下部禧代子君 それでは、相当の期間というのはどのくらいの期間というふうに考えておけばよろしいでしょうか。それはそちらの方に。
○日下部禧代子君 よく私は外国の方から聞かれるんですが、相当の期間、つまりフォー・ザ・タイム・ビーイングというのは一体どういうふうに解釈すればいいのかというふうに聞かれるわけでございますけれども、今のお答えだと、私はそれを英訳しても回答がなかなかできないようで、難しいのでございま...全文を見る
02月05日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第4号
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○日下部禧代子君 社会民主党の日下部でございます。  本法律案の趣旨は、申すまでもなく、新たなスポーツ振興のため、及びその財源確保でございます。したがいまして、本法案を議論するに当たりまして、我が国のスポーツあるいはまた体育に関する予算について基本的なことを整理しておく必要があ...全文を見る
○日下部禧代子君 今幾つかの限定をなさった形での数字だというふうに思います。  ちょっとそれについて詳しく御説明を伺っている時間がございませんので、とりあえず次に、他の省庁でございますが、文部省がスポーツ、体育関係の管轄の省だというふうに一応一般の方たちはとらえていると思います...全文を見る
○日下部禧代子君 次に、地方自治体の場合についてお願いいたします。
○日下部禧代子君 今、一般にスポーツあるいは体育、あるいはまた広く含めて体力づくりというふうな形で予算が各省庁にわたっているということを知ったわけでございますけれども、今御説明の中にもございましたけれども、スポーツという概念、それから私たちがスポーツという言葉から受けるイメージ、...全文を見る
○日下部禧代子君 今、大臣にその辺をお答えいただきましたけれども、これは文部省の方の予算であるというふうな形での何か調整のための行動を起こしていらっしゃるんでしょうか。自治体のさまざまな工夫にゆだねられているというふうなお言葉も今ございましたけれども、もう少し積極的な方策というの...全文を見る
○日下部禧代子君 スポーツを管轄するという省庁として、文部省はさらにそのような御発言をいろんな場でなさっていただきたいということを強く要望しておきます。  発案者の方に御質問いたしますけれども、今、私と文部省とのやりとりをお聞きになっていらっしゃいまして、そのような現状というの...全文を見る
○日下部禧代子君 次の質問に移りたいと存じますが、このいわゆるスポーツくじの実施主体というのは日本体育・学校健康センター、これは全額政府出資の特殊法人でございます。文部省が所管するわけでございますが、つまり文部省が、国がかかわるということの意味について、これは文部省が胴元になって...全文を見る
○日下部禧代子君 チェック体制について、それに関連してお伺いしたいのでございますが、今御説明のとおり文部省の管轄になるということは、これは業務活動、例えば予算、事業計画は文部大臣の認可が必要ということになりますね。そして決算書も、これは大臣の承認でございますか、が必要でございます...全文を見る
○日下部禧代子君 万全を期すといっても、やっぱり人間というのは弱いものだということは大蔵省の事件でも非常に如実になったわけでございます。ぜひともその万全を期すという上にまた万全を期すということを念を押しておきたいと思います。  最後に、本法案はスポーツ振興のための新たな政策を実...全文を見る
○日下部禧代子君 終わります。
02月12日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第5号
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○日下部禧代子君 きょうはお三方の参考人の方々、どうもありがとうございます。お忙しい中を貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。  まず、黒須参考人にお伺いしたいと思います。  ドイツでの御経験を中心に、日本での地域におけるスポーツクラブのあり方、その必要性につ...全文を見る
○日下部禧代子君 先生にもう一度お伺いいたします。  月刊体育施設というのにお書きになった論文を私拝見いたしましたけれども、ドイツと日本との違いについてということで四項目挙げていらっしゃったんです。一つは「お得意様」というのがあって、二番目が「一粒で二度おいしく」というのがあり...全文を見る
○日下部禧代子君 「お得意様」というのは。
○日下部禧代子君 意味は大体わかりました。つまり、生活の中におけるスポーツと言うからには、生活をどうするかということが非常に重要である、つまりライフスタイルのあり方が重要で、そのための環境整備ということがいかに重要かということだろうというふうに解釈いたしましてよろしゅうございます...全文を見る
○日下部禧代子君 その財政的な裏づけなんですけれども、スポーツクラブというのは公益法人ですね。そうしますと自主運営になるんですか。そうすると、費用と財政的なバックアップというのはどのように、具体的に費用はどこからどういうふうになるんですか。
○日下部禧代子君 最後の質問ですけれども、今おっしゃいましたいわゆるトート、日本で一般的に言われているサッカーくじでございますけれども、これは一九四九年からスタートしているというふうに聞いておりますが、今、日本でさまざまな問題点が実行される前に出て、皆さんの御心配、私これは非常に...全文を見る
○日下部禧代子君 ありがとうございました。
○日下部禧代子君 きょうは三人の参考人の皆様、ありがとうございます。  今私どもが論議して、参考人のお三方にも来ていただいているこの法案は、我が国のスポーツの振興がいかにあるべきか、そしてそのための財源確保のための法案でございます。したがいまして、私としては、確かに財源があった...全文を見る
○日下部禧代子君 私の場合考えますと、部分部分ではなかなか日本はいいところがあるわけですね、スポーツの選手の養成にしても。しかしながら、それが例えば学校教育の中で行われている。そこで、学校を出てしまうとぷつんと切れてしまう。あるいはまた、企業でたまたまそのスポーツの盛んなところに...全文を見る
○日下部禧代子君 長沼さんおっしゃいましたように、進学で中断されるというのは私自身もそうでした。私は小学、中学、高校と陸上競技できたのですけれども、やはり進学のための高校だったので、スポーツをやるよりも、学校の進学率を上げるということのためにもスポーツの方はやめなさいというふうな...全文を見る
○日下部禧代子君 これはただ部分的なことだけを取り上げて言うことになるのかもわかりませんけれども、例えば長崎宏子さんだとか千葉すずさん、そういった方々が日本を離れてしまって、アメリカの方が住み心地がよいらしくて、有森さんもこれは永久かどうかわかりませんが日本を離れる。その方が伸び...全文を見る
○日下部禧代子君 今のサッカーくじ法案について御質問したいのですけれども、やはり長沼さんにお聞きいたします。  このいわゆるくじの公正さを保つためには、競技が本当に公正なのかどうかというふうなことをチェックするということが非常に重要なことなのではないかというふうに思います。例え...全文を見る
02月17日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第6号
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○日下部禧代子君 まず、提案者にお尋ねいたします。  第十八条におきましては、日本体育・学校健康センターはその業務の一部を銀行その他の金融機関に委託することができるものというふうにされておりますけれども、その金融機関の選定に当たりましては、平成九年五月二十三日の衆議院文教委員会...全文を見る
○日下部禧代子君 非常に残念なことですけれども、大蔵省の金融検査部をめぐる汚職事件で、また新たに東京三菱あるいは住友銀行が収賄工作にかかわっていた嫌疑が出てきております。そうなりますと、もう都市銀行十行のうち六行がかかわっているということになるわけでございますが、コンペにもしこれ...全文を見る
○日下部禧代子君 海外の場合はどうですか。
○日下部禧代子君 次に、第三十条についてお伺いいたします。  「センターは、国民に対し、スポーツ振興投票の実施及びその収益の使途に関する情報を提供することにより、スポーツ振興投票がスポーツの振興に寄与していることについての理解を深めるとともに、スポーツ振興投票に関する世論の動向...全文を見る
○日下部禧代子君 今お答えいただきましたように、これは非常に重要でございますので、早急に具体的な方策をセンターの方からお示しいただく、そしてまたその見直し条項にかかわります、つまり、施行後七年を経過した場合に、実施状況と照らして制度のあり方について見直しを行うと。この際にどのよう...全文を見る
02月25日第142回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号
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○日下部禧代子君 先生、きょうはどうもありがとうございます。  まずお尋ねいたしたいのでございますが、負担でよく私どもは国民負担率という言葉を使います。そして、この国民負担率という言葉がひとり歩きをしているかのような現状だろうというふうに思います。  この国民負担率についての...全文を見る
○日下部禧代子君 お聞きしたいところでございますけれども。
○日下部禧代子君 ありがとうございました。
03月11日第142回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号
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○日下部禧代子君 きょうは本当にありがとうございます。私も家族社会学の一員といたしましてこの問題には非常に興味を持っているものでございます。  一点お伺いいたします。  いわゆるペイドワークとそれからアンペイドワーク、言葉をかえると市場化される労働力と市場化されない労働力、あ...全文を見る
○日下部禧代子君 最後になりましたけれども、私は先生のお書きになりました著書、ほとんど拝見をしております。  私自身の経験でございますが、私がイギリスの大学で学びましたときに、最初に私は住宅政策ということに対して余り関心を持っていなかったのです。そのときに私の指導教官が福祉の問...全文を見る
03月12日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第8号
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○日下部禧代子君 ナイフを使った少年の事件が相次いでおります。また、校内暴力は昨年度、五年前の二・五倍にも達していると言われておりますし、新しい荒れの時代に入ったというふうなことも聞かれます。毎日、テレビやラジオのニュースを聞きますときに、あるいはまた新聞を開きますときに、きょう...全文を見る
○日下部禧代子君 私も、本当に楽しい学校であってほしいというふうに願いながらこの御質問をさせていただいているわけでございますが、その文部省の調査によりますと、先ほどの高校を中退した生徒の五四%、過半数が授業がわかりにくかった、四七%が学校の勉強が嫌いだというふうに答えております。...全文を見る
○日下部禧代子君 大変にユニークなお考えも入れてのお答え、ぜひ大臣以外の文部省の皆様方、真剣にお考えになってくださいますように。  ここにまたもう一つの資料がございます。教育課程実施状況に関する総合的調査研究、これは中学校の結果の方だけをちょっと引用させていただきたいと思います...全文を見る
○日下部禧代子君 価値観がこれだけ多様化して、そしてまた急速に社会・文化構造が変容しつつあります。そういう中で、学校の役割というものが総体的に低下しつつあるというのは、これはもう否定できないのではないかと思うわけでございます。  しかしながら、これから二十一世紀において、その求...全文を見る
○日下部禧代子君 私が申し上げた以上にもう少し詳しくお述べいただきたかったんですけれども、簡潔にと申し上げてしまいましたから仕方がございませんね。  ところで、これは言葉をかえますと、よく文部省がおっしゃっております、学校と地域社会との連携ということだろうと思うんですね、具体的...全文を見る
○日下部禧代子君 今私が御紹介申し上げましたイギリスの制度でございますけれども、これはかなりやっぱり自己責任ということ。自主性があるということは同時に自己責任があるということにつながるわけで、日本的に考えるとかなり厳しい面もあるわけでございます。  今、トニー・ブレアが、教育大...全文を見る
○日下部禧代子君 今、大臣大変に率直にお答えいただきましてありがとうございました。  学校選択の弾力化ということの一つの問題点として、やはり特定学校への児童とか生徒の集中、今、大臣もちょっとお触れになったと思いますが、集中に伴う学校間格差ということも問題点としては出てくるかな、...全文を見る
○日下部禧代子君 ありがとうございました。
03月17日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第9号
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○日下部禧代子君 きょうは時間がわずかしかございませんので、科学技術行政のあり方を中心にお尋ね申し上げます。  今日、多様な社会の要請に対応するためには総合的な科学技術の政策立案、そのシステムが求められ、でいるというふうに思います。例えば医療、エネルギー、環境問題にいたしまして...全文を見る
○日下部禧代子君 今いろいろ議論をしているというふうにおっしゃいましたけれども、これはもう既にスタートしているのですか。スタートしていなければいつからで、スタートしているとしましたら何回ぐらいでございますか。その辺をお聞きしたい。
○日下部禧代子君 何回ぐらい。
○日下部禧代子君 会議が置かれたというだけではほとんど意味がないわけでございまして、これから回数がふえるからそれがいいというものでもないと思います。もちろん質の問題がございますから。しかしながら、せっかく置かれたものであるならば、それを本当に実効あるものにするということの努力とい...全文を見る
○日下部禧代子君 長官、大変に御立派なアセスメントをなさいましたが、その結果があらわれることを、また情報公開も含めまして期待しております。  そこで、科学技術基本法というのが九五年に議員立法で制定されておりますね。翌年の九六年に科学技術基本計画が策定されております。ここでは二〇...全文を見る
○日下部禧代子君 大いに期待しておりますので頑張ってください。応援いたします。  ところで、ことしはキュリー夫妻がラジウムを発見して百周年に当たるわけでございます。それで、我が国におきましても百周年記念事業委員会というものが設けられまして、さまざまな事業が全国各地でことし開催さ...全文を見る
○日下部禧代子君 ありがとうございます。  今お答えいただきましたのはわずか四つの数字でございますけれども、余りにも女性の割合が低い。あるいはこのくらいかなとお思いになる方もいるのかもわかりませんけれども、私としてみれば数字を改めて知って余りにも低過ぎるというふうに思わざるを得...全文を見る
○日下部禧代子君 今のお言葉、もう少し力強い具体的なお言葉が欲しかったのでございますが、今後の御努力を見詰めて、見守るんじゃなくてきちんと見ておきますので、よろしくお願いいたします。  最後はなりますが、前回の本委員会におきまして、これは中学生の国際比較でございますが、数学、理...全文を見る
03月26日第142回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○日下部禧代子君 よろしくお願いいたします。  四月一日から新日銀法が施行されます。日銀法は戦時立法であったというふうに聞いております。今日まで大変な国際情勢あるいはまた我が国の特に金融、経済の事情が大きな変化を、戦後五十年あるにもかかわらず、今日まで抜本的な改正がなされていな...全文を見る
○日下部禧代子君 速水総裁、大変御多忙のところ御出席いただきましてありがとうございます。  日銀総裁に御就任のお祝いのお言葉を申し上げるべきでございますが、きょうはそのかわりに、どうもこれからお尋ね申し上げますことは裏腹なことのようになってしまいますのが大変残念に思うわけでござ...全文を見る
○日下部禧代子君 総裁は、三月二十三日の本委員会におきまして、決別すべき過去からははっきり決別して、名実ともに新しい日銀をつくり上げていきたいというふうにお述べになっていらっしゃいます。また前総裁は、過去のいろいろな問題に対する解決は、四月一日の新日銀法施行の前までに処理しておく...全文を見る
○日下部禧代子君 前総裁は、いわゆる営業局を変える、それの構造的な変革をしなければならないということで、営業局という名称を金融市場局に改めるというふうなことをおっしゃっていらっしゃいますが、この点、今どのように進んでおりますか。  それからまた行内の調査、三月末をめどにそれなり...全文を見る
○日下部禧代子君 今、しかるべきとおっしゃいましたけれども、具体的にはどのような公表の仕方をなさるのか。ぜひ公表なさいますときには私のところにもお届けくださいますようによろしくお願いいたします。  ところで、新日銀法について、まず大蔵省にお尋ねしたいのですけれども、大蔵省及び大...全文を見る
○日下部禧代子君 私がチェックいたしましたら、このくらいたくさんございまして、まだ少しあるような気がするのでございますが、時間がございませんので。  今、大蔵省に挙げてもらいましただけでも大蔵省の認可というのが随所に残されています。そしてまた、大蔵省の裁量権が非常にまだ幅広く認...全文を見る
○日下部禧代子君 どうしても日銀が大蔵省の認可法人であるということがございます以上は、我が国の法体系では主務官庁のもとに認可法人は置かれるという大前提が、つまり枠が課されるということではないかと思うわけでございます。その枠の中での独立性ということになると思うわけでございます。 ...全文を見る
○日下部禧代子君 私は、日銀の独立性、やはりそれは大蔵省の傘のもとにまだあるというふうな気がしてならないわけでございますが、時間がございませんので、また改めて議論をさせていただきたいと思います。  ところで、村岡官房長官が秋田の御講演のところで金融監督庁のことについてお触れにな...全文を見る
○日下部禧代子君 私、何も長官の御発言を糾弾しようと思ったわけではございません。大変いい御発言をなさいましたということでございまして、もう少しあちらこちらでおっしゃっていただいてもよろしいのではないかというふうに思っております。  この機会に、やはり大蔵検査、日銀考査のあり方と...全文を見る
○日下部禧代子君 私も、その点は、現体制でございましたら非常に重要なことを御指摘なさったと思います。ぜひとも情報交換、制度化をしていただきたいということを申し上げておきます。  今のような状況の中でぜひとも、日本に今必要なのは思い切った改革ではないか、そうでなければ日本のさまざ...全文を見る
03月31日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第11号
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○日下部禧代子君 看護婦問題あるいは看護教育問題につきましては、当時私、厚生委員会に所属しておりまして、平成四年の看護婦等の人材確保の促進に関する法律の成立、さらに、同法に基づく文部、厚生、労働の三大臣告辞による基本指針の策定などにかかわってきた者といたしまして感慨深いものがござ...全文を見る
○日下部禧代子君 先ほどから同僚議員の御質問に対しましても、非常に積極的に推進なさるという御意思はわかるのですけれども、それに対する計画とか計画性というものについてまだお聞きしていないような気がするのです。アトランダムにやっていくというのではちょっとこれはおかしいと思います。何か...全文を見る
○日下部禧代子君 やはり計画性のあるもの、計画に基づいて進めていくということは必要ではないかということを申し添えておきたいと思います。  次に、大学医学部附属の看護婦養成所が今現在東大と千葉大だけだと思うんですが、これは廃止して四年制看護学科に編制すべきだと思いますが、なぜ二大...全文を見る
○日下部禧代子君 今、看護学部・学科があるにもかかわらず看護婦養成所が二つ残っているということの意味として看護婦の確保というふうにお答えがございましたけれども、これから看護婦さんというのはさまざまな高度の医療そして需要、非常に広いものがあると思うんですね。そういたしますと、やはり...全文を見る
○日下部禧代子君 先ほどの質問にもつながるかと思いますが、最終的に看護系大学あるいは学部・学科は何枚ぐらいにするというふうなお考えでこの推進を進めていらっしゃるのでしょうか。
○日下部禧代子君 次に、看護教育の充実の問題について質問いたします。  平成九年度で学年進行が完了した十二の国立大学の看藩学部・学科の教授百二十四名のうち、医師免許所有者が五十一人で四一・一%、それから  看護免許所有者が五十七人で四六%ですね。公立、私立を含めた二十八大学の...全文を見る
○日下部禧代子君 なぜ看護学部あるいは看護学科の看護免許所有者の教員がふえなければならないかという点は、これはもう当然のこととしておわかりだろうと思うんですね。今まではどうしても医師の視点に立つ看護教育が行われてきたわけでございますけれども、これからはいわゆるキュアとケアでむしろ...全文を見る
○日下部禧代子君 平成元年度の場合、これは当時の会議録での私の質問に対する文部省のお答えでございますが、医学部の場合は年間一人当たり三百七十万円、看護学部の場合には百七十万円というふうなお答えをいただいております。当時からそれほど上がってはいないし、両者の差も狭まってはいないとい...全文を見る
○日下部禧代子君 福祉学部はございませんというふうなお答えが返ってくるのは、これはやはり意外と思っていただきたいのであります。公立大学に福祉学部ができましたときは、それまで公立にもなかったものですから新聞に載ったぐらいだったわけであります。福祉ということが大変な国民的課題、国家的...全文を見る
○日下部禧代子君 福祉学界の多くの先生方が私の今申し上げたような考え方であるということをお知りおきいただきたいと存じます。  次に、文部省は昨年、平成九年三月三十一日に、高等学校における看護教育の充実・振興に関する調査研究会議報告をお出しになっていらっしゃいますね。そこで、現在...全文を見る
○日下部禧代子君 時間が迫ってまいりましたので、次に日本育英会法の一部を改正する法律案について質問をさせていただきたいと思います。  今回の返還免除制度の見直しというのが財政状況を踏まえたものというごとであるならば、財政状況が好転すればまた改めて検討するということになるのかとい...全文を見る
04月01日第142回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○日下部禧代子君 日下部でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  橋本総理は、本国会における施政方針演説の中で、将来を担う子供たちが家庭でも学校でも居場所を見つけ出すことができないで悩んでいる、この深刻な教育の状況に対して真っ正面から取り組んでいくことを表明なさいました...全文を見る
○日下部禧代子君 本当にそのようにも思います。  学校ということになりますと、総理も今お触れになりましたように、授業がおもしろくない、わからないというふうなことが学校に行きたくなくなる大きな原因の一つかというふうにも思うわけでございます。  ここに、第三回中学校国際数学・理科...全文を見る
○日下部禧代子君 ありがとうございました。  学ぶことへの魅力あるいはまた学ぶことへの挑戦というふうなことを子供たちが体得していく、そのことが将来への禍根を残すことがないための非常に重要なことではないか、そのためにも発想とシステムの転換が今求められているように私は思うわけでござ...全文を見る
○日下部禧代子君 平均値でお話をするのではなくて、生きている、生活している地域、そして生徒がいるという、その生徒の視点で生きている地域でということを法改正の一番の基準にしていただきたいということを要望しておきたいと思います。  次に、学校の活性化ということでもう一つの重要な条件...全文を見る
○日下部禧代子君 時間が来てしまいました。  最後に、総理にお伺いいたします。  御承知のように、人生八十年時代を迎えております。私たちはあらゆる分野で先ほど申し上げましたように発想とシステムの転換が求められているわけでございます。教育も例外ではないというふうに思います。高校...全文を見る
04月02日第142回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○日下部禧代子君 きょうはお二人の先生方にそれぞれの教育の現場から説得力のある御意見をいただきまして、本当にありがとうございます。  ところで今、学校に行きたくない子、あるいは行けない子、気持ちはあっても、行きたくても行けない子、あるいはまた学校に行っても保健室に逃げ込んでしま...全文を見る
○日下部禧代子君 ありがとうございました。
○日下部禧代子君 きょうはお二人の公述人の方々、どうもありがとうございます。  高山先生にお伺いしたいと思います。  公的年金制度につきましては、この将来像、我が国の二十一世紀に向けての一番大きな課題の一つと言ってもよろしいかと存じます。厚生省は、昨年末、五つの選択肢を出して...全文を見る
○日下部禧代子君 先生は、国民保険のいわゆる保険料というのは非常に、今度定額制の方でございます、逆進性が高いんだというふうにおっしゃっておりますが、この点につきましても御説明を伺いたいと存じます。
○日下部禧代子君 例えばスウェーデン、フランスの場合に、保険料を下げて先生のおっしゃるような形態が採用されているというふうに先生の論文で拝見いたしましたけれども、もう少し、二分しかございませんが、よろしくお願いいたします。
○日下部禧代子君 その方式によりまして、いわゆる給付の方はどのような形になるのでしょうか。税方式の採用をすると能力に応じて年金負担が可能になるというふうに先生はおっしゃっておりますけれども、それもあわせて。本当にごめんなさい、時間がございませんので。
○日下部禧代子君 ありがとうございました。
04月06日第142回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○日下部禧代子君 総理、御苦労さまでございました。  本格的な高齢社会を迎えまして、社会保障にかかわる費用をだれがどのくらい負担するのか、この問題は国の政策課題としてはもちろんのこと、国民一人一人にとりまして重大な関心事でございます。  年金及び医療財政の逼迫あるいは財政赤字...全文を見る
○日下部禧代子君 それでは、今回のように特殊要因を除くという措置はことしだけでございますか。
○日下部禧代子君 そこで、総理にお尋ねいたしますが、総理は国民負担率をどのように理解し、どのように位置づけていらっしゃいますか。そして、平成十年度の国民負担率は三つのうちどの数字をお持ちになっていらっしゃいますか。
○日下部禧代子君 どれをお使いになりますか、今の三つの数字のうち。
○日下部禧代子君 今までの議論でも明らかになったと思いますけれども、国民負担率という概念が今、赤字財政を含まない場合、それからまた赤字財政を含む場合でも、国鉄長期債務及び国有林野の累積債務を含む場合と含まない場合と、三種類に概念が分裂しているわけでございます。  それぞれの対策...全文を見る
○日下部禧代子君 国の財政、それも将来の財政を考えますときに、いつ起こるかわかりません、私の頭ではというふうなお言葉というのは、非常にこれは私は承服しかねます。  きちんとしたお答えをいただきたい。
○日下部禧代子君 ということは、またいつかこのような形で財政赤字というものの中身が変わってくる可能性があるということでございましょうか。
○日下部禧代子君 財政構造改革法の第六条一項で言う財政赤字というのは、それでは一体何を指すかということになってまいるかと存じます。財政構造改革五原則において、財政赤字を含め国民負担率が五〇%を超えない財政運営を行うというふうになっております。そのときには、この財政赤字と言う場合に...全文を見る
○日下部禧代子君 昨日のNHKの日曜討論で尾身企画庁長官は国民負担率について四四%というふうな数字をお挙げになりましたね。これは、ここに大蔵省の数字として五〇・七というのもきちんと出ている中で、四四・二%も四〇%もなさったと思うんですけれども、やはり国民は今大蔵省が説明したような...全文を見る
○日下部禧代子君 それはわかっております。
○日下部禧代子君 時と場合によりまして赤字財政の概念が変わり、その範囲が拡大されたり縮小されたりする、そういうのでありますと長期的な議論というのは全く成り立たないと私は思うわけでございます。  ここで財政赤字あるいはまた国民負担率の定義というものをはっきり出すべきである、そして...全文を見る
○日下部禧代子君 どうも最後まで議論がかみ合わなかったように思います。  三つもあるということ自体が、やはり重要な数値であるだけに国民の議論の混乱を、そしてまた誤解を招くということで、ぜひともきちんとした見解を出していただきたいということを要望いたしまして、質問を終わります。 ...全文を見る
04月08日第142回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○日下部禧代子君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、平成十年度予算三案に対しまして、賛成の討論を行うものであります。  本予算案は、長期的な経済の停滞、金融不安等に適切に対処し、財政構造改革を推進することを目標として編成されております。特に、歳出全般について聖域を設けること...全文を見る
04月14日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第14号
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○日下部禧代子君 きょうはお二人の参考人、本当に現場からの御意見をいただきまして、また御見識のある御意見をいただきまして、ありがとうございました。  まず最初に、教育に関する一般的な質問をさせていただきたいと思うんです。  現在、不登校の子供たちがふえております。また学校中退...全文を見る
○日下部禧代子君 今求められる子供たちの姿として、自主的な個性を持った子供たち、それを育成する教育というのが必要だというふうに言われているわけなんですが、子供たちの自主性、個性を生かす教育ができるためには、まず教師自身がやはり自主的であり創造性が豊かでなければならないというふうに...全文を見る
○日下部禧代子君 大変な法改正になってしまうと、これは大変な問題だなというふうに思いますけれども、教員採用試験のあり方についてお伺いしたいんです。  非常に人間的に魅力ある、自主性のある、個性豊かな、そういった教員を採用できるためには、今の採用試験のあり方というものに関して、私...全文を見る
○日下部禧代子君 どうもありがとうございました。
04月16日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第15号
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○日下部禧代子君 まず最初に、確認の意味を含めてお尋ねしておきたいと思います。  我が国の戦後の教員養成改革というのは、教員養成教育の水準を引き上げ教職の専門性を高めるということを目的にして、教員養成は大学で行うという原則、さらに、教員免許状は所定の教職課程を置くいずれの大学で...全文を見る
○日下部禧代子君 今、大臣のお言葉はございましたけれども、今回の改正におきましては、いわゆる開放制、教員養成の原則が崩れるのではないかという声も上がっているということは御承知のとおりでございます。  教職専門科目が大幅に単位増というふうになるということは、教育実習が現行の二週間...全文を見る
○日下部禧代子君 もう一つ、教員養成系大学・学部以外の大学及び学生に対する影響に対する配慮というものはどういうものがあるかということをお聞きいたしました。
○日下部禧代子君 今回の法改正によりまして、教職課程をとる学生は少なくなるというふうに文部省としてはお考えになっていらっしゃいますか。特に一般大学の場合にその傾向が強いということも考えていらっしゃるのでしょうか、その点いかがですか。
○日下部禧代子君 次に、新規学卒者で教員に採用された者のうち、教員養成系大学卒と一般大学卒の割合というものを小学、中学、高校と分けていただけますでしょうか。
○日下部禧代子君 今、数字をいただきましたけれども、小学校を除きまして中学校、高校の場合には、圧倒的多数を一般大学の卒業者が占めているというふうに言ってもよろしいのではないか。特に高校の場合には一般大学の割合の方が高いというふうに思うわけですね。そして、この数字を見ますと、今回の...全文を見る
○日下部禧代子君 そうしますと、今回の教職課程の単位増ということも、そういう文部省あるいは大臣のお考えにかなり沿ったものになるであろうというふうに思っていらっしゃるということでございますか。
○日下部禧代子君 次の質問に移ります。  昭和六十三年の改定から今回の改正まで十年足らずでございますが、六十三年改定のどのようなところに改正すべき問題点があったというふうにお考えになった上での今回の改正なのでございましょうか。
○日下部禧代子君 いわば時代的背景、その時代的な要請ということがその間非常に大きくなったというふうに解釈してもよろしいわけですね。  昭和六十三年の改定によって生徒指導及び特別活動というのがそのときに新設されたわけでございます。その実施に当たって、担当者を配置するための行政措置...全文を見る
○日下部禧代子君 その昭和六十三年の改定のときでも大変な問題が、特にその担当者のための問題があったわけですね。さらにその単位が引き上げられるということになりますと、非常勤講師の給与、待遇の問題も含めまして、これは各大学が自分たちのところで解決しなさいというふうな今お答えでございま...全文を見る
○日下部禧代子君 今お答えになりましたような措置がどのくらいニーズに対応できるというふうにお考えでいらっしゃるんですか。
○日下部禧代子君 その各大学間に協定を結ぶ場合に、こういうことが問題点ではないかというふうに文部省として把握しているということがございますか。その問題点をクリアすればもっと協定がスムーズに行われるのではないかというふうにお考えのところがあったらお知らせください。
○日下部禧代子君 この制度は地域性というのがございますか。例えば東京の方が非常にこの制度をうまく利用しているとかあるいは地方の場合にはなかなか利用されないというふうな、そういう違いはございますか。
○日下部禧代子君 この制度がうまく運用され各大学で活用していくとなると、大学間の交流というのが盛んになっていくというふうな、そういう方向も私はちょっと一つの希望として考えられるのかなというふうに思います。  そうすると、この大学が一流、この大学が二流とかというふうな、もうそうい...全文を見る
○日下部禧代子君 ぜひそうなってほしいというふうに強く思います。  次に、今回、教員免許状を取得するに当たりまして、教育実習が中学の場合には二単位から四単位に引き上げられました。同時にまた、介護体験を義務づけた法律が議員立法で成立いたしまして、平成十年からその法律が適用されるこ...全文を見る
○日下部禧代子君 その点に関しましては、本当に入念な準備をしていただきたいなというふうに思います。  福祉学科の学生でありましても、初めてお年寄りやあるいは障害を持った方に接しますときにはもう本当にショックが大きいわけでございます。福祉学科を教えておりましたけれども、私がその学...全文を見る
○日下部禧代子君 それぞれのお立場がそれぞれに有効に効果的に機能して、そしてそれが子供たちのためになるようにぜひとも目を離さないで適宜対応していただきたいというふうに思います。  次に、社会人の登用についてお尋ねしたいと思います。  社会での経験のある方を教育現場にお願いする...全文を見る
○日下部禧代子君 非常に特別免許状の授与件数というのは少なくて、平成七年の場合には全くないということでございます。平成八年に二件、九年に三件ということです。  この非常に少ないという理由は、転職を前提にした制度であるということが一つ、あるいはまた給与等での優遇措置がないというこ...全文を見る
○日下部禧代子君 この制度を本当に活用するためにはさまざまにまだ考えられなきゃならないことがいっぱいあるような気がするわけでございます。きょうは御議論がもうできませんけれども、その点を考慮に入れていろいろと配慮をしていただきたいな、せっかくの制度でございますからうまく使っていただ...全文を見る
04月30日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第19号
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○日下部禧代子君 きょうは三人の参考人の皆様方、本当にありがとうございます。  エネルギー政策というのは、これは環境問題とあわせまして、我が国だけではなくて世界のこれからの大きな課題の一つだというふうに思います。きょうはそれぞれのお立場からの示唆に富む御意見をいただきまして参考...全文を見る
○日下部禧代子君 御遠慮なくもう少しはっきりとおっしゃっていただけますか。
○日下部禧代子君 なぜそのような目に見える技法があるのにもかかわらず動燃では行われなかったと先生は思っていらっしゃいますか。
○日下部禧代子君 これはそうなりがちなのは確かなのでございますけれども、やはり原子力というふうな、これは大変安全性ということを前提とするものでございます。そうした場合に、やはり他の問題とは違ってきちんとそのあたりを確認しておかないと、これは自分自身の問題だけではなくて周囲の問題そ...全文を見る
○日下部禧代子君 近藤先生が動燃の自己改革に対する御提言というようなのをなさっていらっしゃるのを私拝見したのでございますけれども、それは研究開発機関として、そしてまた同時に原子力発電所の運転者としてのビジョンと哲学と、そしてまた行動原則を持つことが必要であるというふうにお述べにな...全文を見る
○日下部禧代子君 もう一点先生にお伺いいたしますが、「もんじゅ」の運転再開でございますけれども、「もんじゅ」はもう永久に停止すべきだというふうな御意見もございます。それについて先生はどうお考えになりますか。と同時に、報告書におきましては、「もんじゅ」による研究開発というのはこれか...全文を見る
○日下部禧代子君 角田先生にお伺いさせていただきます。  今月の二十二日に東京で開かれました日本原子力産業会議の年次大会におきまして、ヨーロッパのこれはフランス、ドイツ、イギリスなどの原子力関係者が、ヨーロッパにおける高速増殖炉の開発の失敗ということを認めだというような報道を耳...全文を見る
○日下部禧代子君 どうもありがとうございました。
05月11日第142回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第5号
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○日下部禧代子君 まず、大蔵省にお尋ねいたします。  言うまでもなく、財政構造改革というのは二十一世紀に向けまして我が国の最重要政策でございます。日本に限らず、例えばEU諸国におきましても、単一通貨移行の達成に向けまして、例えば単年度の財政赤字が対GDP比三%以下であることなど...全文を見る
○日下部禧代子君 かなり私が御質問申し上げたのと違う答えが返ってきたように思います。めり張りがきいているというふうに、イギリスの場合と考えた場合に、私は与党の一人でございますけれども、残念ながらなかなかそう言えないというふうに思います。  やはり、どうしてもキャップ制そしてまた...全文を見る
○日下部禧代子君 私はもう少し詳しい具体的な計画をお聞きしたかったのでありまして、今御説明のありましたのは重々承知しているところでございまして、その先を聞きたいところでございました。もし、そういうきちっとした、今おっしゃった以上の残高をどうやって償還していくかという具体的なプラン...全文を見る
○日下部禧代子君 大蔵省どうもありがとうございました。ぜひ後で説明してください。  それでは厚生省にお尋ね申し上げます。  昨年の十月に「少子化に関する基本的考え方について 人口減少社会、未来への責任と選択」と題する報告書が厚生省の人口問題審議会から出されました。その報告書の...全文を見る
○日下部禧代子君 もう少し議論をしたいのですけれども、時間が限られておりますので、ぜひともこの報告書を、今パンフレット、国民会議、シンポジウムというふうにおっしゃいましたけれども、それをもっと具体的な施策に反映させていくそのプロセス、そしてどのような政策に反映されたのかということ...全文を見る
○日下部禧代子君 次に、保育所の実態につきまして、総務庁の行政監察局から勧告がきょうなされたというふうに思うわけでございますが、幾つか御質問したかったのですけれども、時間の制限で一つか二つに限られてしまうと思います。特に低年齢児の保育に関して勧告が出されているわけでございます。そ...全文を見る
○日下部禧代子君 それでは、時間がなくなってしまいましたので、質問をしようと思っていたのを後でペーパーでいただきたいと思います。延長保育の実態、あるいは休日保育、それから病児保育、そして学童保育についての現状について後でペーパーをいただきたいと思います。それにもう一つ、いわゆる看...全文を見る
○日下部禧代子君 ありがとうございました。
05月12日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第20号
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○日下部禧代子君 今回の法案では、福井の敦賀市の新型転換炉「ふげん」、そして岡山県の人形峠のウラン濃縮プラントの撤退ということも盛り込まれておりますが、撤退後、現行の体制というのはどのように変わるのかそしてまた事業所の職員、作業員の雇用問題はどうなるのか、まずこの二点についてお尋...全文を見る
○日下部禧代子君 もう少し詳しく具体的にお話しをいただきたいと思いますが、事業所の職員、作業員、いわゆる本雇い、それから本雇いではない作業員の方々とか、そういうふうな内訳の数とかいうものはございますか。
○日下部禧代子君 人形峠の場合には千人の村の人口なんですか。その中に占めるこのプラントで働いている作業員、職員の数を考えますと、かなりの割合を占めるということになりますね。これは私、質問通告しておりましたよ。きちんと答えていただきたいと思います。  そういうことを考えますと、撤...全文を見る
○日下部禧代子君 地元の地域経済というと、例えばこの間東海村に参りましたけれども、動燃の影響というのは、税収入などを含めますと約八割に近いくらいの大きな影響を持っているわけですね。この二つの地域の場合にはどの程度の経済の影響があるというふうにとらえていらっしゃいますか。
○日下部禧代子君 だから、税収の八割だからどうなるかということを私は答えていただきたかったので、通告をしていた以上やはりきちんとした答えをいただきたいと思います。  時間が限られておりますので次の問題に移りたいというふうに思いますけれども、これはちょっと通告していないのでもっと...全文を見る
○日下部禧代子君 問題があったら困るのでありまして、問題がないためにもやはりこれはきちっとした追跡調査をするということ、そしておまけに被曝ということの結果というのは一年や二年でまたわからないものであります。したがいまして、これには入念な追跡調査、それはやっぱりシステムとしてやるこ...全文を見る
○日下部禧代子君 この点は非常に重要なことなので、きちんとした対応をしていただきたいと存じます。  次に、先日参りました東海村での地方公聴会におきまして、地元の公述人のお二人が非常に強調されていた問題として放射性廃棄物の問題がございます。これは東海村が放射性廃棄物の永久貯蔵庫に...全文を見る
○日下部禧代子君 今のようなお答えでは残念ながら、もし地元の住民がお聞きになるとしたら納得がいかないんじゃないかな、やはり不安が増してしまうんじゃないかと。もう少し積極的に、国が処理の仕方についてこういう研究を進めていくとか、そういうふうなお答えになっていかないとやはり不安という...全文を見る
○日下部禧代子君 行政庁のいわゆる隠れみのにならないで主体的な政策立案ができるような、そういう委員会であることを望みまして、質問を終わります。
○日下部禧代子君 二度にわたります動燃事故で明らかになりましたように、動燃の問題体質、一言で申しますといわゆる閉鎖体質というのは、残念ながら我が国の原子力開発全般にわたる体質というものを象徴していたというふうに言っても過言ではないような気がするわけでございます。したがいまして、動...全文を見る
○日下部禧代子君 ありがとうございました。  その情報公開のあり方なのでございますが、先日、東海村の公聴会に参りまして非常に感じたことでございますが、特に原子力エネルギー、そして私どもが視察をいたしました動燃の施設の中での御説明なんですけれども、私のような専門家でない者にとりま...全文を見る
○日下部禧代子君 終わります。     —————————————
○日下部禧代子君 まず村上公述人にお尋ねしたいと思います。  事故から一年がたっておりますけれども、住民の原子力開発に対する意識というものは、もし変化があったとしたらどのような変化があったのか、ないのならばないと、いずれでございましょうか。まずお伺いしたいと思います。
○日下部禧代子君 不安が増したというふうな変わり方ということではないわけですか。
○日下部禧代子君 村上さんにお尋ねしたいんですけれども、住民に対する広報の問題でございますが、これは事故があった後の広報の問題、ほとんどの住民の方がテレビで知ったということが最初の情報源だったというふうに報道されておりますね。そういうことの反省点も含めまして、住民への広報はこの事...全文を見る
○日下部禧代子君 例えば、動燃がさまざまな事故を、情報もまた隠ぺいしたというふうなことが今まで問題になったわけですけれども、やはり隠すことができないような体制というものを動燃側がもちろん確立しなければならないと思いますが、同時にまた、自治体、住民の側にそういった体制をつくるという...全文を見る
○日下部禧代子君 もう一点、村上公述人にお聞きしたいんですけれども、安全の問題でございます。  原子力発祥の地にふさわしい安全管理というふうに村長さんはおっしゃっていらっしゃいましたね。今、大体そのような原子力発祥の地にふさわしい安全管理、実効あるものとしての体制ができ上がりつ...全文を見る
○日下部禧代子君 ぜひ、そのときには障害を持った方々、住民の中には目の不自由な方、それから耳の不自由な方もいらっしゃると思うんですね。そうした場合にその耳の不自由な方にベルということではほとんど意味がないし、だからそれぞれに対応できるような、もしもの事故のあった場合の対策はぜひと...全文を見る
○日下部禧代子君 ありがとうございます。
05月20日第142回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第6号
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○日下部禧代子君 社会民主党・護憲連合の日下部禧代子でございます。  まず、これまで本調査会において、省庁との質疑だけではなく、さまざまな分野の専門家、現場からの貴重な御意見を拝聴する機会をいただきましたことに対して感謝の意をあらわしておきたいと存じます。  さて、今、私たち...全文を見る
05月21日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第22号
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○日下部禧代子君 長官は、本法律案の提案理由の御説明におきまして、「産学官それぞれの研究セクターがその特色を生かしつつ、共同研究をより一層密接な連携のもとで効果的かつ迅速に行っていくことが不可欠」であるというふうにお述べになっていらっしゃいます。  そこで、確認の意味もございま...全文を見る
○日下部禧代子君 民間の場合は営利を目的としたというふうなことの違いですね。  先ほど、共同で研究を行うことのメリットについてはお答えを同僚議員になさっていたように思いますが、それでは、このように国立試験研究所、大学、そして民間のそれぞれ目的、特色、役割が違うことによる問題点と...全文を見る
○日下部禧代子君 今度の法改正によりまして、民間が廉価で国立試験研究所あるいは国立大学に土地を借りることができるということになります。例えば、国立大学の場合ですと主務官庁は文部省です。そして国立試験研究所の場合は科学技術庁ですね。そうしますと、手続とかあるいは成果の帰属ということ...全文を見る
○日下部禧代子君 今、管理権についてお述べになりましたけれども、例えば土地を借りたのは、国立大学の場合あるいはまた国立試験研究所の場合、それは国に管理権は帰属するわけです。そしてもう一つ、そこの中に建物を建てた場合には、それはそこに建物を建てた、その施設を整備した民間の施設に管理...全文を見る
○日下部禧代子君 今の御説明はわかるような気もいたしますけれども、やはり実際に動燃のような事故が起きているわけです。そして、そのときに火災ということ、その後に今度は爆発ということなんですね。そうした場合の具体的な悪い例があるわけです。ぜひともその例をちゃんと生かすということが、事...全文を見る
○日下部禧代子君 これからふえるかもわからないということは、その利用手続、利用条件の見直しなどをなさるということを意味しているんですか。今までのとおりで利用がふえていくというふうなお答えなんですか。私の今のお尋ねは、こういう施設の場合のことを言っているわけです。だから、土地になる...全文を見る
○日下部禧代子君 そういう事情も考えて、いわゆる利用条件についての見直しということのお考えはあるわけですか。
○日下部禧代子君 ぜひそれはきちんと実効あるものにしていただくようにお願いしておきます。  ところで、今回の法案でございますが、国の土地を廉価で利用するということでございますから、利用していただく相手の選定に当たりましてはやはり透明性とか公平性ということが絶対に前提条件になるだ...全文を見る
○日下部禧代子君 共通か否かということのお答えだけだったんですけれども、例えばどういうことが本当に基準になるのか。法律を改正するわけですから、そういう基準あるいはそのプロセスについてのきちんとしたものがもうでき上がっている、具体的なものができ上がっているというふうに思いますけれど...全文を見る
○日下部禧代子君 有益かどうかというのは当たり前の話なんですけれども、何が基準になって有益かどうかというふうなこととか、そういうふうなお答えを私は聞きたかったわけでございます。例えば大学の場合ですとどういう機関がこの選定に当たるわけですか。教授会ですか、それとも何か特別なそういう...全文を見る
05月22日第142回国会 参議院 本会議 第29号
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○日下部禧代子君 私は、社会民主党・護憲連合を代表し、ただいま議題となりました中央省庁等改革基本法案につきまして、総理並びに関係大臣に質問いたします。  社会民主党は、分権、透明の視点を基本に、憲法の理念を生かした市民のための行政改革を強調してまいりました。そしてこの中央省庁等...全文を見る
05月27日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第24号
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○日下部禧代子君 今回の法改正によりまして、公立校におきましても初めて中高一貫教育が導入されるわけでございますが、既に一九七一年の中教審、一九七五年の臨教審において答申されているわけでございます。では、当時これらの答申がありながらなぜ公立校において実現されなかったのか、その点がま...全文を見る
○日下部禧代子君 それは、単なる選択肢の拡大ということだけではなく、今の最後の大臣のお言葉を伺いますと、今回の中高一貫制の導入というのは今後予想されるであろうもろもろの中等教育改革のスタートの一つであるというふうに考えてもよろしいのでしょうか。
○日下部禧代子君 今回公立校におきまして中高一貫制度が導入されますと、子供たちは小学校卒業時に、いわゆる新しい中高一貫校に行くか、あるいは国立あるいは私立に受験をして行くのか、あるいはまた従来型の中学校へ行くのかという選択をしなければならないわけでございますね。中学段階でのいわゆ...全文を見る
○日下部禧代子君 今大臣は、それではこの制度導入によりまして義務教育あるいは国立や公立の中学の理念というものは何ら変わることはないというふうにおっしゃったと受けとめてよろしゅうございますね。  それで、いい学校というのは大変に難しいので、何がいい学校かはちょっとわからないので、...全文を見る
○日下部禧代子君 今大臣がおっしゃいましたような観点から今回も中高一貫校の導入ということが考えられたというふうに私は承知しているわけでございますけれども、この制度の導入によって一般の親たちが一番心配するのが、あるいはまた現場の先生方が心配するのが、エリート校化しないかとか、それか...全文を見る
○日下部禧代子君 今のお言葉でございますと、さまざまな立場の方々が参加なさるいわゆるこの制度の検討の場ということが非常に重要に思われるわけでございますが、この場の設定というのはもちろん都道府県の責任においてなされるというふうに思いますけれども、もう少し、どのような形でどのくらいの...全文を見る
○日下部禧代子君 今おっしゃった後半の部分、非常に重要だと思うんですね。こういう検討の場ができた、そして学校ができましたで終わりでは困るわけでございまして、特に新しいこういう制度を導入する場合には、後はどうなっていくのかというその経過ということが非常に重要でありまして、実施状況に...全文を見る
○日下部禧代子君 私も全く同意見でございます。東大を頂点としたピラミッド型の、そういう日本の教育に関するある種の神話、それが本当に神話になってほしいというふうに願っている者の一人でございますが、現実にはなかなかそうならない。そこの問題をご札から私たちがどうやって解決していくか。そ...全文を見る
○日下部禧代子君 ぜひともそう願いたいと思います。  ところで、今回、中高一貫型の教育というのは三つのタイプが示されております。いわゆる併設型、そして六年制の一貫校、そして連携型ということでございますが、最後に申し上げました連携型というのは今回の法案に盛り込まれておりませんけれ...全文を見る
○日下部禧代子君 そういたしますと、この連携型というのはさまざまなバリエーションがあり得るというふうに思ってよろしんですね。そうした場合に、入学者の決定の方法、あるいはまた通学区、それから教科書の採択方法、この教科書の採択方法というのは、連携型の方は従来どおりの広域型であり、一貫...全文を見る
○日下部禧代子君 それは実際の場合に問題にならないかなということがちょっと心配でございます。  それから次に、これは現場の教職員の問題でございますが、人事交流そしてまた給料表でございます。これは、高校の場合には表(二)という給料表が使われますし、中学の場合には表(三)でございま...全文を見る
○日下部禧代子君 その入学者の決定でございますけれども、連携型の場合は、これは今までと同じでございますから、中学の場合には、何らかの選抜ということはもちろんのこと、学力試験というものも全く行われないということでよろしゅうございますか。
○日下部禧代子君 例えば高校教育の場合には、学校教育法施行規則第五十九条に、高等学校の入学というのは「第五十四条の三の規定により送付された調査書その他必要な書類、選抜のための学力検査の成績等を資料として行う入学者の選抜に基づいて、校長が、これを許可する。」というのがありますけれど...全文を見る
○日下部禧代子君 全員入学ということはあり得ないのですか。
○日下部禧代子君 中高一貫制の導入ということは、義務教育、とりわけ小学校段階での進路指導ということが非常に大きな課題になってくるわけでございます。これはもう親、保護者の場合にも、それからまた小学校の教員にとりましてもこれは大きな問題でございますね。その新しい課題に対しての配慮とか...全文を見る
○日下部禧代子君 やはりこれも親、本人にとって大変重要な課題になるだろうと思うんですけれども 一たん選んでしまった、しかしながらどうもこれは自分に合っていないぞというふうに思った場合に、その在学の途中で進路変更ということができるのかどうか。それはやっぱり柔軟な対応ができていないと...全文を見る
05月28日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第25号
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○日下部禧代子君 社会民主党の日下部でございます。きょうはありがとうございます。    〔委員長退席、理事北岡秀二君着席〕  今回の中高一貫校の導入ということは、一つの選択肢を広げるという意味で導入された、一番大きな意義がそこにあるというふうに理解しているところでございますが...全文を見る
○日下部禧代子君 私もそのようになってほしいという願いを込めて議論をしているわけでございますけれども、現実に、例えば今年の東大の合格者の出身校というのは二十位までが中高一貫校だったというふうな報道もございます。この辺のところはどのように思っていらっしゃいますか、児島先生。
○日下部禧代子君 今、先生がおっしゃいましたような趣旨をどのようにして保護者、これは子どもたちというよりもむしろ保護者に理解してもらうということが非常に必要なことだと思いますが、その点についていかがでございましょうか。
○日下部禧代子君 システムを動かすということ、これは非常に重要なことでございます。と同時に、やはり社会全体の意識をどうやって変えていくのかというふうなこと、それはシステムが変わるから意識が変わる、意識が変わるからシステムが変わると。それは両方相まって車の両輪のようだとは思うわけで...全文を見る
○日下部禧代子君 同じ質問を太田先生にお聞きしたいのでございますが、つまり、システムとそれから意識の問題でございます。これはどちらが先ということをなかなか言いがたいものであります。  そこで、今さまざまな試みの中で、この中高一貫校の公立校への導入ということが一つの選択肢として導...全文を見る
○日下部禧代子君 今回の中高一貫校を実際に設置する場合には、これは文部省がどうこうというのではなくて地域において決定していくことだということでございますけれども、ここでいわゆる教育と地域、地方分権ということにかかわって御意見を承りたいと思うわけでございます。  今回、中高一貫校...全文を見る
○日下部禧代子君 前田先生にお願いしたいのでございますが、富崎において非常に大きな日本で初めての実験をなさっていらっしゃるわけでございますね。その場合に、地域ということがやはり非常に重要なファクターになっているだろうというふうに思うんです。実際の教育の方針などをお立てになりますと...全文を見る
○日下部禧代子君 そのプログラムをつくるときに、皆さんが参加した形でプログラムをおつくりになりますか。
06月04日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第26号
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○日下部禧代子君 まず最初に、今回の法改正の意義について確認をしておきたいと存じます。  文部省が今までお進めになっていらして、そしてまた今後もお進めになっていらっしゃろうとする中等教育改革の一環として今回の法改正をとらえてよろしいのでございましょうか。
○日下部禧代子君 いわゆる今までの、そしてこれからの中等教育の改革の一環ということでございますと、今年度予算で措置されておりますいわゆる中高一貫教育研究会議は非常に重要になってくるというふうに思います。その目的においても、またその構成、どういう方が構成員になるのかということ、ある...全文を見る
○日下部禧代子君 いわゆる研究会議において検討された内容というのは、どのような形で一般の方たちが知ることができるわけでございますか。
○日下部禧代子君 その場合、一般の方々の声というのが反映できるシステムというのはございますか。そういう広報をごらんになった方が、自分はこう思う、この辺が問題ではないか、ここを改善すべきではないか、考慮すべきではないかといったその辺の声の反映はどのような形でできるんでしょうか。
○日下部禧代子君 私ども、その研究の結果がちゃんと反映されるように、そしてまた一般の方々の声がそこに反映されるような情報公開、そしてそのシステムをきちんと確立していただきたいなということをお願いしておきます。  次に、どの制度でも、改革する場合には当然のことではございますがポジ...全文を見る
○日下部禧代子君 我々の審議いたしました点も、今大臣おっしゃいましたように、こういうことが問題になったのだ、この辺について考慮しろというふうな広報をぜひともやっていただきたいというふうにお願いしておきます。  次に、今問題点として取り上げました受験準備校化、エリートという言葉は...全文を見る
○日下部禧代子君 これからこの制度を導入していくわけでございますから未知の部分がいっぱいあると思います。しかしながら、今現状で起きている事実、そういったものもやはり考慮に入れていかなければならないと思います。今私が挙げました大田区の場合、いわゆる通学区の弾力化ということが、一つの...全文を見る
○日下部禧代子君 大臣のおっしゃることは非常によくわかります。ですから、肝心なことは、評価の物差しというのを今のように偏差値、それからまた有名大学ということにつながっていく、入学者が何%、何人という物差しではからないというところがきちんとされれば、今大臣のおっしゃったことも非常に...全文を見る
○日下部禧代子君 その連携型の学校でも、先ほど私ちょっとお尋ねいたしました研究開発校の指定ということもあり得るわけですか。
○日下部禧代子君 次の問題に移りたいと思います。  今回の中等教育学校の設置の趣旨というのは、ゆとりある学校生活の中で子供たちがさまざまな試行錯誤をしたり体験を積み重ねることなどを通じて豊かな学習をし、個性や創造性を存分に伸ばしていくということにあるとされております。また、中教...全文を見る
○日下部禧代子君 私は、ぜひこの今の機会を生かして統合教育を国で率先して実践していただきたいなというふうに思うわけです。そのことがとりもなおさず、いわゆる受験準備校、受験エリート校化にはしないんだということのシンボルになるというふうに私は思います。そして、障害を持つ子供あるいはま...全文を見る
○日下部禧代子君 終わります。
06月17日第142回国会 参議院 予算委員会 第21号
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○日下部禧代子君 私は、社会民主党・護憲連合を代表し、政府提出の平成十年度一般会計補正予算外二案に賛成の討論を行うものであります。  昨年秋以来、我が国は、北海道拓殖銀行、山一証券などの破綻、そしてアジア通貨危機など、金融、経済の面で過去に類例を見ない困難な状況に陥っております...全文を見る
09月24日第143回国会 参議院 文教・科学委員会 第3号
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○日下部禧代子君 去る九月二十一日、中央教育審議会が今後の地方教育行政のあり方について答申をいたしました。それに基づいて法改正がこれから行われていくわけでございますが、地方教育行政の抜本的な見直しというのは、一九五六年の地方教育行政組織運営法制定以来四十二年ぶりになるというふうに...全文を見る
○日下部禧代子君 今回同じような趣旨の内容が盛られておりますので、その点を明らかに私はしておきたかったわけでございます。またいずれこのことにつきましてはお聞きすることがあるかと存じます。  次に、今回の答申では、地方教育行政法の第四十九条の規定、これは廃止の方向で見直すというふ...全文を見る
○日下部禧代子君 今回の中教審答申では、この四十八条の規定を見直す、つまり義務づけを廃止するという方向を提言しております。ところが、地方自治法の第二百四十五条でございますか、そこにも文部大臣は都道府県等に対して指導できるということがあるわけでございますから、この際もう思い切って四...全文を見る
○日下部禧代子君 今、位置づけについては校長のアドバイザー的な役割だというふうにおっしゃったわけでございますが、アドバイザー的役割というのが具体的にどういうことなのか、これはこれから詰められていくんだろうというふうに思います。  イギリスの場合でございますと、学校理事会というの...全文を見る
○日下部禧代子君 ぜひとも形骸化しないような、そういうせっかくの提言でございますから、このような制度を生かすような方向にお願いしたいと思います。  次に、六月三十日でございますが、大学審議会から「二十一世紀の大学像と今後の改革方策について」、その中間まとめが発表されております。...全文を見る
○日下部禧代子君 大学のあり方あるいは大学院のあり方につきましては、また折々御質問をさせていただいて、御意見を承りたいと存じます。  今回の中間まとめでは、大学の自己評価・点検というのを義務づけております。文部省の平成八年十月現在の調査によりますと、国公私立大学で約八五%の大学...全文を見る
○日下部禧代子君 今、大臣もおっしゃいましたように、外部、第三者による評価ということが非常に重要だと、そのことをお感じになったという御感想でございますが、そうしますと、外部の第三者機関による評価の実施というのはやはりその重要性にかんがみて制度化すべきではないかというふうに思います...全文を見る
○日下部禧代子君 必要性は私も大臣も認めておりますので、それをいかにして制度化するか、つまり制度化するための具体的な方策があるかないかということを私はお聞きしたわけです。必要性についてお述べいただくということではなく、その具体的な方策はまだございませんか。あるかないかだけ。時間が...全文を見る
○日下部禧代子君 ぜひともそれをきちっとした制度にしていただきたいということを強く要望しておきます。  それから、文部大臣もおっしゃいましたように、外国人による評価ということもこれから国際化の時代に必要だと思います。先般、神奈川の総合研究大学院大学に参りましたときに、そこでの評...全文を見る
○日下部禧代子君 先ほど有馬大臣が、女性の科学者あるいはまた女性の教員の割合を高めるためには多少というふうなお言葉をお使いになった。多少国が援助しなければと。多少じゃなくて私は大いにしていただきたい。そのお言葉をちょっと、ちょっとじゃなくて撤回してほしい。多少の多の方だけで少はや...全文を見る
10月05日第143回国会 参議院 本会議 第13号
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○日下部禧代子君 私は、社会民主党・護憲連合を代表いたしまして、金融再生関連法案に対し、小渕総理、宮澤大蔵大臣及び野党側提案者に対して質問いたします。  まず、冒頭に申し上げておきたいことがございます。  衆議院における五十日間、六十五時間に及ぶ御審議には敬意を表します。しか...全文を見る
10月15日第143回国会 参議院 文教・科学委員会 第5号
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○日下部禧代子君 まず、使用済み燃料輸送容器のデータ改ざん問題について質問いたします。  昨年には原発の配管溶接工事に関して虚偽報告がございました。動燃に限らず、原子力を扱っている組織全般に偽りやごまかしについての罪悪感が極めて希薄であると言わざるを得ません。原子力産業界におけ...全文を見る
○日下部禧代子君 あくまで委員会の報告、議論の結果を待ってさまざまな対応をするということでございますね。しかし、それはいつもそういうことになるわけですけれども、科学技術庁自体の責任というものを、やはり委員会は委員会、その報告を待つということもございましょうけれども、責任というのが...全文を見る
○日下部禧代子君 今、その連携ということ、どういう関連があるのかということを簡単に承ったわけでございますが、日本のメーカーだけではなくてイギリスのメーカーというのも関係してくる、そしてまた科学技術庁だけではなく運輸省も関連してくると。こういう非常に複雑であるということは午前中の質...全文を見る
○日下部禧代子君 どうもありがとうございました。  やはり、二重にならないようにというふうなところに何か縦割り行政の落とし穴があるような感じもしないではございません。この際、科学技術庁、運輸省、関係省庁が密に連絡をとりながら対応をしていただきたいと存じます。運輸省、ありがとうご...全文を見る
○日下部禧代子君 そうすると、申請者ではない受注者が不正を行った場合に、法による罰則はないということですか。そうした場合には、今回のデータ改ざんを行った関係者の責任というのはどのようにとらせるということになるわけでしょうか。
○日下部禧代子君 二番目の質問は。
○日下部禧代子君 今質問したのは、法的に罰則がないというのだったらば、今回のデータ改ざんを行った関係者の責任というのは法的には問えないのだったらば、どういう責任のとらせ方があるのかということを私は聞いたんです。それに対してのお答えは少し見当外れだったというふうに思いますけれども。
○日下部禧代子君 私は、それを伺いまして、やはり責任問題ということが当然ここは追及されねばならない、責任をとらなければならないということを、その部分が非常にぼやけてしまっているなということを改めて感じたわけです。  そこで、法に基づくいわゆる立入調査というのができないというので...全文を見る
○日下部禧代子君 今の現実を知って非常に驚いたわけでございますけれども、契約内容の報告義務もなくて、またさらに法律に基づく立入調査もできないということでありますと、いわゆる原子力機器を扱う民間業者を信頼する、民間業者の誠意にまつことになるというわけですね。  しかし、今回のよう...全文を見る
○日下部禧代子君 今のお答えからいたしますと、責任をとるすべもないということですし、それを責めるすべもないということになる。ただ誠意、信頼関係。ところが、その信頼関係が今や数々の事件によってもう崩れてきてしまっているという事実をもう少し深刻に受けとめていただくべきではないかという...全文を見る
○日下部禧代子君 法整備についての御意見を。
○日下部禧代子君 この東海村の村長村上さんの切実な言葉というものにぜひとも真剣に耳を傾けて、特別措置法なり法整備というものをきちんとしていただきたい。そして、私が先ほど御質問いたしました今回の改ざん問題につきましてもきちんとした責任をとるということが、これから一つ一つけじめをつけ...全文を見る
10月15日第143回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○日下部禧代子君 日本経済は今いわゆるデフレスパイラル、戦後未曾有の不況下にございます。国民はその深刻さを日々至るところで身を切られる思いで痛感させられております。金融対策と同時並行的に効果的な景気対策が早急に講じられるべきだったと思うわけでございますが、いかがでございましょうか...全文を見る
○日下部禧代子君 国民は待てないのであります。緊急な、早急な、効果的な景気対策を心待ちにしているのでございます。ですから、今のお言葉はいささか悠長過ぎるのではないか。現実をきちっと見きわめていらっしゃるはずの経企庁長官だと私は信じておりましたけれども、ちょっとお言葉を訂正していた...全文を見る
○日下部禧代子君 それでは、六カ月後の点数、御発表を心待ちにしております。お約束くださいますように。  ところで、昨日、首相の諮問機関、経済戦略会議が緊急提言を行っております。そこで、その具体化をするためのスケジュールというのはどのようにお考えでいらっしゃいますか。総理、お答え...全文を見る
○日下部禧代子君 その御提言の中に、公的年金など社会保険料の引き上げを当面凍結するという項がございます。その提言を受けて政府は、来年に予定していた厚生年金の保険料引き上げを見送る方針を固めたというふうに聞いておりますけれども、保険料の引き上げというのは前回、一九九四年に月収の一七...全文を見る
○日下部禧代子君 ということは、凍結をするとはまだ限らないということでございますか。
○日下部禧代子君 報道ではもう決定されたような形で出されております。  そうなりますと、やはり心配になるのは後代への負担でございます。保険料のさらなる引き上げにつながる、あるいはまた給付水準の引き下げにつながるという心配がございます。その点に関しまして、どのように考えておけばよ...全文を見る
○日下部禧代子君 今、国民が非常に心配していることの大きなもの、将来に対してなかなか希望が持てないということの一つに、やはり自分の老後がどうなるのか、そしてその負担はどうなるのかということがございます。  したがいまして、厚生省としては、これは厚生省だけではなくて内閣全体として...全文を見る
○日下部禧代子君 大蔵大臣、早期健全化法案の成立によって貸し渋りというのは確実に解消するとお考えになりますか。また、銀行はかえって貸し出し回収というものを強化する、そういうことになりはしないでしょうか。
○日下部禧代子君 ぜひそのお言葉のとおりになってほしいというふうに皆さん願っていると思いますが、やはり金融機能安定化法の二の舞は絶対に繰り返してはならないということ、これはもう当たり前のことだというふうに思います。  そのためにも、公的資金の注入に際しましては、金融機関に貸出実...全文を見る
○日下部禧代子君 次に、金融再生委員会の果たすべき役割は非常に重要でございますが、したがいましてその人選、その決定過程の透明化というのも、これは必須条件だろうというふうに思います。その委員の人選に当たります基準、そしてまた兼任ではない専任の大臣を置くべきだというふうに思いますが、...全文を見る
○日下部禧代子君 審議過程の透明化も必要だというふうに思います。佐々波委員会の議事録もまだ公表されておりません。したがいまして、金融再生委員会の議事要旨あるいは議事録の公表というものもぜひ行っていただきたいことを要望いたしまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
11月24日第143回国会 参議院 文教・科学委員会 閉会後第1号
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○日下部禧代子君 ことしに入りまして、名古屋大学医学部の元教授が収賄容疑で逮捕、起訴されるという事件が発生しております。  その容疑者の元教授は既に十三年前、つまり八五年にもダミー会社を経由した多額の現金を受け取っているということで、無許可の兼業を行ったということで、文部省から...全文を見る
○日下部禧代子君 それで、今の御報告でございますけれども、名古屋大学からは報告を受け取ってはいらしたわけですね。しかしながら、本人が否定をしたということで、文部省はこの逮捕に至るまで何も対応をなさらなかったということで受けとめてもよろしいのでしょうか。  また、この名古屋大学医...全文を見る
○日下部禧代子君 今回の汚職事件はもとよりでございますが、その以前に、やはり昨年九月の問題もございます。そういううわさがあっただけではなく、事実、この日高元教授に関しましては過去戒告処分も受けているわけでございます。さらにまたこういう疑惑が出てきたということがございます。  し...全文を見る
○日下部禧代子君 日高元教授は、逮捕される二日前、八月二十六日付で退職をしていらっしゃいます。そして、アメリカの大学への転任も決まっていたということでございます。もし逮捕ということがなければアメリカの大学でこういう方が教えられるのかなということを考えましたときに、私も研究者の端く...全文を見る
○日下部禧代子君 今のお言葉で、やはり正規の手続を経ない金額が動いたということのように伺いましたけれども、そういう届け出をしないで共同研究を行っている実態というものに対しての実態調査というふうなことは試みられたことがございますか、あるいはこれから試みようとなさっているのでしょうか...全文を見る
○日下部禧代子君 産学協同研究の実施の状況というのは、文部省からいただきました表によりますと現在ますます進んでおります。この制度がスタートいたしました一九八〇年のときにはわずか五十六件であったものが、昨年、一九九七年には二千三百六十二件というふうに急速に伸びております。  前常...全文を見る
○日下部禧代子君 技術開発をめぐる国際的な競争というのはますます激しくなるわけでございます。非常にまじめに、地道に研究に取り組んでいる研究者はたくさんいらっしゃるわけであります。そういう方々に対する信頼感までもこういう事件は損なってしまう。そして、ひいては日本の科学技術の研究体制...全文を見る
○日下部禧代子君 時間がありませんので、結果だけを教えてください、未提出の部分。
○日下部禧代子君 私は、その理由ではなく、数字を持っていらっしゃれば数字だけを、事実を教えていただきたかったのであります。
○日下部禧代子君 それでは、現実に数字は持っていらっしゃらないというふうにとらえてよろしいわけですね。多分、これはまたそう時期を置かずして会計検査院からも報告が出ると思います。そのときに本当に数字がなかったということがおっしゃれるかどうかということでございますけれども、数字を持っ...全文を見る
12月07日第144回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第1号
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○日下部禧代子君 厚生省にお尋ねいたします。  子育て支援対策についてのこちらの表からです。  まず第一点、二ページに緊急保育対策等五カ年事業の状況という表がございます。ここで、目標値というのが、例えば低年齢児の受け入れ枠の拡大六十万人というふうに目標値が出されております。こ...全文を見る
○日下部禧代子君 その前に無認可保育所の現状です。
○日下部禧代子君 民間保育所の現状については、後でペーパーをいただければと存じます。
12月09日第144回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○日下部禧代子君 社会民主党・護憲連合の日下部禧代子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  まず最初に、相次ぐ防衛庁の資料隠しについてお尋ね申し上げます。  防衛庁では、内局の証拠隠しに続いて、今回は陸海空の各幕僚監部、いわゆる制服組にもその資料隠しの事実が判明いた...全文を見る
○日下部禧代子君 徹底した調査、それに経過報告、さらに情報公開、その上に防衛庁の改革ということを強く求めておきたいと思います。  次に、緊急経済対策についてお尋ねいたします。  ここまで深刻な不況を招いたというのは、その根本にある理由というのを総理はどのようにお考えでいらっし...全文を見る
○日下部禧代子君 それは非常に遅いと思います。今国民が求めているものをやはり的確におつかみにならなきゃならない。あるいは抜本的な税制改革が出されるのが非常におくれたということは、何か政治的な意味がおありなのでしょうか。
○日下部禧代子君 やればいいというのではないと思います。これは景気回復あるいはまた個人の消費が伸びる、個人が元気になる、将来の展望が見えるということで初めてその意味があるわけで、ただやればいいということではないということを申し上げておきたいと思います。  本補正を行う結果、今年...全文を見る
○日下部禧代子君 私がお尋ねいたしましたのは、公債依存度はどのくらいがというところのそのお考えを、大臣がどう思っていらっしゃるかということをお聞きしたかったのであります。
○日下部禧代子君 その点、私が申し上げているのと全くお考えが違うように思います。  私は、将来の中長期の展望を見据えることによって初めて景気回復になるのだと。その将来の展望がわからないでどうして人間が生きていくということを考えましょうか、希望を持てましょうか。その辺のところが私...全文を見る
○日下部禧代子君 今、そのような方式は何らかの形で取り入れられておりますでしょうか。
○日下部禧代子君 むだをなくすということは、やはりそういう科学的な方式というものをきちんと取り入れることだというふうに思います。そのことによって初めて分捕り合戦とか利権政治ということも防止できるというふうに私は思います。ぜひ積極的に考えてみていただきたいと思います。  次に、国...全文を見る
○日下部禧代子君 私も大変に今までとは違っている白書だというふうに思います。そして、ただ暗いだけではない、明るい面も提示になったということは非常に評価したいと思います。しかしながら、私は、率直に申し上げて、まだそのあたりかなという感じがするわけでございます。  本院の国民生活に...全文を見る
○日下部禧代子君 それでは総務庁長官、もう少し高齢社会対策基本法を、神棚に上げておくというふうなことではなく、もっと積極的にきちんと機能させるように、どのような体制づくりあるいはまた調整財源を確保するおつもりでございますか。
○日下部禧代子君 お読みになっただけのようでございます。御覚悟が全然感じられません。また次の機会にもっと、レクチャーに参りますから。  次に、子育て支援サービスについて厚生省に伺いたいと思います。  その大きな柱でございます保育所問題でございますが、児童福祉法が改正されまして...全文を見る
○日下部禧代子君 非常に不満足なお答えでございます。もう少しきちんとどのように……(「レクチャーが必要だな」と呼ぶ者あり)これもレクチャーが必要かもわかりません。どのようなサービスが提供されて、多様なサービスということがどのように提供されているのか、そのサービス主体の内訳と割合と...全文を見る
○日下部禧代子君 進んでいるというのは非常に客観的な、傍観者的なお言葉でございます。厚生大臣としてのお言葉とは受けとめられません。民間にそれを任せてしまっているということでございますか。
○日下部禧代子君 やはりこれからの高齢社会というものをもっときちっととらえて、それにはどういうことが必要なのかというそのニーズというものをきちんと把握する、その姿勢があれば今のような客観的あるいは傍観者的なお言葉にはならないというふうに思います。  最後に、国民が将来の生活に対...全文を見る