日下部禧代子

くさかべきよこ



当選回数回

日下部禧代子の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第1号
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○日下部禧代子君 社民党の日下部禧代子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  昨年のHⅡロケットに続きまして、今回のミューⅤロケットの打ち上げが失敗に終わったということは非常に残念でございます。この際、徹底的に事故原因の究明、そして宇宙開発体制に対する再構築をきちっと...全文を見る
○日下部禧代子君 科技庁の方は、コストダウンの問題について、この行政監察は文部省だけではなく科技庁に対しても勧告がなされておりますけれども、どのように受けとめていらっしゃいますか。
○日下部禧代子君 今、リストラとかコストダウンということが何か正義の御旗のように言われておりますけれども、コストダウンということの意味というのはかなりいろいろなことがあるんだろうというふうに私は思うんです。したがって、効率的ということの意味もかなりさまざまな要因、さまざまな意義が...全文を見る
03月01日第147回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号
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○日下部禧代子君 きょうは、塩野谷先生、高山先生、ありがとうございます。二十一世紀の我が国の大きな課題でございます人口問題、そして社会保障制度の問題につきまして、いささか刺激的な御提言も含めて大変示唆に富むお話、ありがとうございます。それぞれ二問ずつ質問をさせていただきます。 ...全文を見る
03月14日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第3号
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○日下部禧代子君 社会民主党の日下部禧代子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  総理及び科学技術庁長官は、所信表明におかれまして、二十一世紀に向かって我が国の重要な目標の一つとして科学技術創造立国の実現を掲げていらっしゃいます。  ところで、中央省庁再編に伴いまし...全文を見る
○日下部禧代子君 今の御説明をもう少し具体的に、そしてさらにもう少し、どこが最も現在の科学技術会議と違うのか、そこにポイントを置いたお答えをいただきたいと存じます。
○日下部禧代子君 今、機能の強化も図られる、そして人員構成というのも現在よりも充実するというお答えをいただいたわけでございます。  ところで、現在の科学技術会議の開催というのは、これはさまざまな小委員会もございましょうが、まず大臣、御就任になられましてからこの会議に何回御出席に...全文を見る
○日下部禧代子君 非常に多いと思われるのか少ないと思われるのか、これは価値観の違いかもわかりませんが、私は、さまざまな委員会があるとは申せ、やはり本会議というのはもう少し頻繁に開かれていると多くの方々が思っていらっしゃると思うのです。私はもう存じ上げておりましたので、ああ二回です...全文を見る
○日下部禧代子君 今度、諮問を受けなくても自発的にさまざまな会合も開けますし、また意見具申をすることもできるというふうに変わるわけでございますから、したがいまして、大臣が御出席になる本会議というのももっと頻繁に開かれるというふうに私は解釈をしております。そうなるべきだというふうに...全文を見る
○日下部禧代子君 ただいまの人文科学もいわゆる総合ということで含められたということをお答えくださいましたけれども、これは私がかねがね申し上げていたことでございまして、科学というのは一般的にヒューマンサイエンスも含むというふうに言われているのにもかかわらず、この会議には入っていない...全文を見る
○日下部禧代子君 今、大臣お答えいただきましたように、総合科学技術会議が発足してから日本学術会議の位置づけについて議論がなされるということでございますけれども、その日本学術会議は現在総理府に属しておりますね。そして来年一月から総務省の所管になるというふうにされております。  そ...全文を見る
○日下部禧代子君 そうではございますが、どのようなお考えかということを私は承りたかったのでございますが、どうもそのお答えはなかなか出てきそうもございません。時間の関係がございますので、非常に残念ではございます。  今この委員会の中に、学術会議会員でいらっしゃいました前文部大臣、...全文を見る
○日下部禧代子君 今、大臣御指摘になりましたように、これは一九四九年に創立されたわけでございますが、昨年、五十周年を迎えております。当初は、一九八三年まで研究者の郵送による直接選挙だったわけでございます。したがって、研究者の国会というふうにも言われていたわけでございます。ところが...全文を見る
○日下部禧代子君 今のお話ですとこれから御準備をなさるように私は受けとめたのでございますが、それではツーレート過ぎます。
○日下部禧代子君 ということは、まだ基本原則が取りまとめられていないということでございますよね。ヒトゲノム研究小委員会の設置は昨年十二月二十一日にされておりますけれども、今のお言葉のとおり、まだ原則そのものを発表する段階には至っていないという御回答を今いただいたわけでございます。...全文を見る
○日下部禧代子君 厚生省関係でございますと、平成十一年度厚生科学研究費補助金厚生科学特別研究事業といたしまして、遺伝子解析による疾病対策・創薬等に関する研究における生命倫理問題に関する調査研究の中間報告書が出されております。しかしながら、必要とされるのは、厚生省の場合にはある部門...全文を見る
○日下部禧代子君 どうも今のお答えは私は歯がゆい思いがいたします。このヒトゲノムの問題あるいは遺伝子解析ということは、非常に今や花形でございます。したがいまして、こういう問題が起きるであろうことを国としてはきちっと予想をするということが当たり前ではないかと思うわけです。  今お...全文を見る
03月15日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第4号
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○日下部禧代子君 社会民主党の日下部禧代子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  昨日、本委員会におきまして、科学技術会議の議員でもいらっしゃいます文部大臣、科学技術庁長官に日本学術会議のあり方について議論をさせていただきました。きょうは、所管大臣の御意見を承りたいと...全文を見る
○日下部禧代子君 突然というふうにおっしゃいましたけれども、これは当たり前のことでございまして、非常に素朴な疑問でございますので、どうしてなのかなというふうにずっと思っておりました。なるほど、わかりました。  それで、今度省庁再編によりまして総合科学技術会議というのが内閣府に置...全文を見る
○日下部禧代子君 日本学術会議というのは、御承知のように、先ほど伺いました日本学術会議予算に関しての御説明の中にも、日本学術会議は我が国の学者の内外に対する代表機関であるというふうに御指摘なさっていらっしゃいます。  そういう代表的な機関、それも日本だけではなく海外に対しても代...全文を見る
○日下部禧代子君 ぜひとも学術会議が出しました見解というものを考慮、配慮していただきたいということを強くお願いしておきます。  それで、次の質問になりますけれども、御承知のとおり、日本学術会議は七十万人の研究者を代表しているわけでございますが、選出される会員というのは二百十人、...全文を見る
○日下部禧代子君 今、少ないのではないかというふうにおっしゃったのですが、少ないというふうにおっしゃっていただきとうございました。やはりだれが聞いても少ないと思うのでありますが。
○日下部禧代子君 私は、まずしなければならないことは、日本の科学者の代表であるこの機関が率先して、今女性の科学者いないわけじゃないんですよ、女性の科学者の中から率先して、女性の科学者の会員に占める割合をふやす、そこからまたさまざまな分野において女性の科学者がふえていく、そういうイ...全文を見る
○日下部禧代子君 先ほど選出方法のことにもお触れになりましたけれども、選出方法のことも含めまして、そしてまた、これはいわばアファーマティブアクションということになるかもわかりません、女性会員の割合ということに関して何らかの枠といいましょうか、そういうことを定めることが可能かどうか...全文を見る
○日下部禧代子君 見直しの方向であると。遠くはない時期においてですか、それとも大体いつごろ見直すことになっているのか、もし予定がわかっていればおっしゃってください。
○日下部禧代子君 十二年度の当初から見直すということになりますと、この千キロというのは外される可能性が大きいというふうにとらえてよろしゅうございますね。
○日下部禧代子君 わかりました。  そうすると、平成十二年といいますと、もうことしの四月からということでよろしいわけですね。  そういたしますと、私は文部省にいろいろとお聞きしようと、研究者の立場の方たちのことも含めましてお聞きしようと思っていたのでございますが、つまり、弾力...全文を見る
○日下部禧代子君 私は今、昔のことだというふうに申し上げましたけれども、実際にさまざまに工夫を凝らしたり、あるいは大変な不便を強いられている方たち、ここにいらっしゃる方はかなり国家公務員でいらっしゃいますから、これに準じて困難をなさった方々もいっぱいいらっしゃると思うんですね。 ...全文を見る
○日下部禧代子君 ありがとうございました。  それでは終わります。
03月16日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第5号
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○日下部禧代子君 社会民主党の日下部禧代子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  一九八八年の著作権法改正の際に、障害を持つ人の情報利用について配慮するようにという附帯決議が出されております。ようやく今回の改正によりまして放送番組等の字幕によるリアルタイム送信というも...全文を見る
○日下部禧代子君 今、障害を持つ方々とのお話をなさったというふうにお答えいただいたのでございますが、どのくらいの頻度で、どういう形で、これは一つのそういうシステムとしてお話をお聞きになる形をおとりになったのでしょうか。それはその時々にお聞きになるという形でございましたでしょうか。...全文を見る
○日下部禧代子君 我々は自分が障害を持ってみないとどういうところが問題なのかということはなかなかわからないわけでございます。これから高齢化社会の問題は非常に深刻になってまいります。高齢の方たちがみんな障害を持つ方と申し上げることはできませんけれども、何らかの障害を少しずつ加えてい...全文を見る
○日下部禧代子君 先ほども御質問がございましたけれども、昨年は東海村の事故で聴覚障害の方々は取り残されたということが問題になったわけでございます。私も本委員会において質問をさせていただいたところでございますが、東海村だけではなく、原子力関連の施設というのは日本に何カ所もございます...全文を見る
○日下部禧代子君 これは文部省にというわけではございませんけれども、政府という立場から申しますと、一度東海村でこういう事故があった、そういうことはあり得ないと言われた事故が起きたわけでございます。そのときの聴覚障害者の問題というのは、私も含めまして国会で問題になったわけでございま...全文を見る
03月21日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第7号
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○日下部禧代子君 社会民主党の日下部禧代子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  まず最初に、医療技術短期大学の改組についてお伺いいたします。  看護教育の大学化ということにつきましては、私は当選いたしましたとき厚生委員会に所属しておりまして、それから十年間この問題...全文を見る
○日下部禧代子君 もう少し御質問したいのでございますが、来年がございますから、また来年にやりたいと思います。  次に、これも毎年質問をさせていただいていることでございますけれども、人の命と健康を預かる、その教育を受け持つという観点では医学と看護学というのは同じだと思うんです。し...全文を見る
○日下部禧代子君 私、今訂正していただこうかと思っておりました、こちらに資料がございますので。  その二百万の差というのが少ないか大きいか、またこれも一つの価値観かと思いますが、一人当たりの経費で二百万の違いというのは、私は大きいと思いますよ。端の方がちょっと格差がなくなったと...全文を見る
○日下部禧代子君 私が申し上げた観点とちょっと違う観点であります。私は、社会福祉のところで働く人々だけを言っているわけではございません。社会保障、社会福祉というものを学問として、サイエンスとして研究するという、そのことであります。  そのことからいきますと、学部・学科というのは...全文を見る
○日下部禧代子君 今、大臣がお答えいただきましたように、各大学の個性あるいは特徴を生かしていく、その目的のための評価だというふうにお答えいただいたわけでございますが、国が第三者機関として第三者評価を行う、そのことの結果が各大学の自主性あるいは個性化を促すということではございますけ...全文を見る
○日下部禧代子君 今の大臣のお言葉を信じたいというふうに思います。そしてまた、新たなランキング、序列化というものを生み出すことにならないように、この新たな第三者評価機関というものが、大臣のおっしゃるような、そしてまた我々が願うような形になってほしいというふうに思うわけでございます...全文を見る
03月23日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第8号
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○日下部禧代子君 内田、三輪両先生、きょうはどうもありがとうございます。  まず最初に、内田先生にお尋ねさせていただきたいと存じます。  社会民主党の日下部禧代子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  ただいま三輪先生の方から、国の機関として評価機関が設置されると...全文を見る
○日下部禧代子君 先生は、余り三輪先生のおっしゃいましたような危惧はお感じになっていらっしゃらないということでございますか。
○日下部禧代子君 内田先生にお伺いいたしますけれども、評価基準というのは、これは非常に難しいと思います。人間を評価するというのも大変に難しい。人間を評価するよりはむしろその業績を評価する方が少しは易しいのかもわかりません。物差しをかえることによって評価もまるっきり違ってしまうとい...全文を見る
○日下部禧代子君 確かに、学生にとってどういう先生がいいのか、例えば教育効果の場合でございますけれども、例えば学生に人気のある先生、点数もみんな同じようにつけてしまう先生だとか、あるいは落第させない先生だとか、あるいはまた人気、おもしろいことをおっしゃって、新聞を読んでいても、お...全文を見る
○日下部禧代子君 では、三輪先生にお尋ねいたします。  これからの大きな大学改革の一つとして国際化ということが言われております。さまざまな大学審などの答申の目的の一つとしても、国際化あるいはグローバルスタンダードにたえ得る日本の大学であるべきだということは、これは非常に大きな課...全文を見る
○日下部禧代子君 社会に開かれた大学ということもこれからの一つの大きな大学改革の課題だというふうに思いますが、最近、いわゆる大学連合というようなことが行われつつあるように思うのです。例えば、一橋と東京外語と東京工業大学と東京医科歯科大学、四つの大学が連合して、単位互換だけではなく...全文を見る
○日下部禧代子君 千葉大学ではいかがでございましょうか。
○日下部禧代子君 両先生、ありがとうございました。
03月28日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第9号
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○日下部禧代子君 社会民主党の日下部禧代子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  平成九年七月の第一次、平成十年十月の第二次、そして平成十一年十二月の第三次の教育職員養成審議会答申に基づきまして、現在、教員養成カリキュラムの改善あるいは教育職員免許法の改正が行われてい...全文を見る
○日下部禧代子君 今、修士課程の教員の割合を高めていくというふうにおっしゃいましたが、それは一体どのくらいまで高めようというふうなお考えでいらっしゃるのか。それとあわせまして、いわゆる学部レベルでの教員養成との整合性というのをどのようにお考えでいらっしゃいましょうか。あわせてお尋...全文を見る
○日下部禧代子君 今、最低限というふうにおっしゃいましたけれども、そうしますと、望まれるのは全部の教員が修士課程で学ぶということになりませんか。最低限ということになりますと、学部だけの卒業の教員はどのように考えればよろしいのでしょうか。
○日下部禧代子君 それは、さまざまな高度な知識、専門的な知識を備えていらっしゃる教員がふえるというのは望ましいことではございますけれども、しかしながら、学部卒業者でもそういう能力も持っていらっしゃる方が非常に多い、ほとんどだろうと私は思っております。  今の御発言ですと、今学部...全文を見る
○日下部禧代子君 今、学部卒の教員とそれから大学院卒の教員とでは給与の差というのはかなりございますか。
○日下部禧代子君 具体的に。三号といっても専門用語ですから。
○日下部禧代子君 ということは、そういう財政面での配慮も当然なされるということを意味するわけですね、大学院卒を二人に一人にしたいというふうな御計画を今文部省お持ちでいらっしゃるということは。
○日下部禧代子君 私は、民間人の活用ということは非常にいいことだというふうに、そのような傾向を喜ぶべきことだというふうにとらえております。  その理由の一つというのは、やはり学歴主義を排する道にもつながると。今まで日本というのは、戦後、非常に学歴主義の弊害というのを、特に最近で...全文を見る
○日下部禧代子君 そうすると、なおさらおかしいことになりませんか。大学院に行ったからといって給与に関係はないということだったならば、これは本当にただ意欲のある人のみが行くということになって精神主義みたいなものでありまして、非常にやはりおかしなことになると思いますが、いかがでしょう...全文を見る
○日下部禧代子君 その辺、答申が出てきたからそれをぱっととるということじゃなくて、やはり文部省としてきちっとした考え方、きちっとしたいわゆるあるべき教師像というようなもの、それに学歴というのはどのような意味を持つのかというようなきちんとした御見解をお持ちになって政策というものをつ...全文を見る
○日下部禧代子君 次に、今回の法改正というのは、平成十一年三月に告示されました学習指導要領の変更に基づくものであるわけでございますが、この学習指導要領の改正というのはいわゆる省令事項でございますね。今、私どもが国会でやっているのは、これは法律、法体系でございます。  そういたし...全文を見る
○日下部禧代子君 もう少し納得がいく御説明をいただきたいのでございますが、次回に譲らせていただきます。  時間が参りました。終わります。
04月18日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第11号
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○日下部禧代子君 社会民主党の日下部でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  技術士は、科学技術の応用面に携わる技術者にとって最も権威ある国家資格というふうに言われておりますが、一九五七年に創設されましてから四十年余り経過した今日、その人数は約四万人でございます。この数...全文を見る
○日下部禧代子君 技術士審議会の報告が平成十二年に出されておりますけれども、そこで、技術士の資格取得の動機を付与することが効果的であるというふうに報告に出ております。  そしてまた、大臣も今、魅力あるものとするというふうにおっしゃっておりましたけれども、具体的にどのような動機づ...全文を見る
○日下部禧代子君 今、技術士資格というのは名称独占であるということの、なぜかというようなことをおっしゃったと思いますが、やはりこれは業務独占とするといろいろな問題が出てくるのでございましょうか。その点、もう少し詳しくお答えをいただきたいと思います。
○日下部禧代子君 さて、この技術士資格の公的活用ということが今回の法改正の目的の一つだろうと思うんですが、科技庁関係でございますと、技術士資格があれば取得できる資格として、原子力施設溶接検査員、それから廃棄確認員という資格がございますね。今回の法改正によりまして、他の省庁に率先し...全文を見る
○日下部禧代子君 じゃ、今まだ具体的なことは考えられていないというふうにとってよろしいわけですね。
○日下部禧代子君 特にこれから廃棄物の処理とか、あるいは環境ということで他の省庁への働きかけということも科技庁としてなさるだろうと思いますが、それは具体的にどのようなことを考えていらっしゃいますか。
○日下部禧代子君 国際的に活躍する機会が拡大するということは、これはまた一つの資格取得のインセンティブになるだろうというふうに思います。  その際に、やはり国際的に認知されるためには、その技術士という名称の英文表示というのもこれは大切なことではないかなというふうに思うわけですね...全文を見る
○日下部禧代子君 やはり国際的に活躍するということは、もうその名称ですぐに認知される、社会的に認知されるということは非常に必要なことだと思います。したがいまして、それは国によってさまざまございますけれども、やはり日本語、そして英語の表示というのをぜひとも考えていただきたいなという...全文を見る
○日下部禧代子君 終わります。
04月20日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第12号
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○日下部禧代子君 まず冒頭に、教育改革国民会議についてお尋ねしたいと思います。  森首相は、所信表明演説におきまして、夏ごろを目途に中間報告を提出してもらうというふうにお述べになっていらっしゃいますが、現在までの経過とこれからの予定につきましてお願いいたします。
○日下部禧代子君 これからの予定も。
○日下部禧代子君 まとめるのが、総理もおっしゃった夏ごろまでにまとめるということになるんですか。
○日下部禧代子君 時間がございませんので、私、最初に申し上げましたように、経過とそれから見通しというところまで申し上げたので、大臣、失礼でございますが、そこまでずっと一緒にお答えいただけると何度も繰り返さないで済みますので、私の時間が節約できますので、よろしくお願い申し上げます。...全文を見る
○日下部禧代子君 教育問題につきまして幅広く議論を巻き起こすということは本当に重要だと思うんです。しかしながら、教育改革すなわち教育基本法の見直しというような、最初にもう結論があるというふうな、そういう議論ではなくて、もっと時間をかけた国民的な論議というものに耳を傾けるべきだとい...全文を見る
○日下部禧代子君 私が申し上げましたのは、無給であるというところですね。今までずっと同僚議員もおっしゃっておりましたけれども、教員だけがお金の余裕があるということではないと思うんですけれども、公務員の中で無給というところがいま一つ合点がいかないところなんですね。ほかの公務員の修学...全文を見る
○日下部禧代子君 よく納得がいかないのですけれども、これまで教員の研修制度というのは、短期あるいは長期を含めまして自主研修もございます。それからいわゆる自発的ではない行政研修というのがあるわけでございますが、既に実施されているこれらの研修制度のどの辺のところに問題があってさらにこ...全文を見る
○日下部禧代子君 自主研修というものは今までございましたけれども、余りその自主性が尊重されていなかったということでございますか。  それでは、次の質問に参ります。  今既にある制度によりまして、いわゆる教特法の第二十条第三項による大学院への派遣というのもございますね、これは有...全文を見る
○日下部禧代子君 今お答えくださったことはもう既に私は十分承知しておりますので、さらにそれの中で一体どのように具体的に両々相またせるのかということを私は聞いているんです。例えば人数はどちらの方を多くするのかというふうなこととか、そういうことを私は聞いております。
○日下部禧代子君 そういたしますと、既存のいわゆる現職のままの有給の部分の数に、今度の新しい制度がスタートすることによってその制度に影響を与えるものではないということですか。今までのとおりで施行されていくということを意味するわけですか。
○日下部禧代子君 それを最初にお答えいただけると、非常に私は時間が節約できたわけでございます。  今までの同僚議員の御議論を伺っておりますと、この制度が有効に機能するためには、御本人の、希望なさる方の生活保障のための条件整備、そしてさらに、その教員がお勤めなさっている学校側の条...全文を見る
○日下部禧代子君 ということは、これからはこの制度をより有効に機能させるためには教員の枠が広がっていく、採用の枠が広がるということにもなり得るわけですね。
○日下部禧代子君 時間が来ましたので、もう少し伺いたいんですが、これで終わります。
04月24日第147回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第7号
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○日下部禧代子君 きょうはお二人の参考人、大変貴重な御意見をありがとうございました。  それではまず、成瀬参考人にお尋ねいたしますが、連合とそれから日経連と両者でお出しになっております共同アピールの中で、「男女とも取得しやすい出産・育児休業の拡充」というのがございますね。この育...全文を見る
○日下部禧代子君 ありがとうございました。
04月25日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第13号
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○日下部禧代子君 社会民主党の日下部禧代子でございます。  まず、文部省に対してお伺いしたいと存じます。  三十人以下学級につきましては、先ほど、海外の例としてアメリカの例が引用されましたけれども、イギリスにおきましても、教育改革というのは先進国の一つの例とも言えましょうが、...全文を見る
○日下部禧代子君 今の局長のお言葉を聞きますと、指導方法の改善ということを非常に強調されますね。そうすると、指導するのは教師ですね、教師の責任ということが非常に強くなる。しかし、それはもちろんのことでございますけれども、教師がより効果的な指導ができるような、そのための環境整備とい...全文を見る
○日下部禧代子君 もう一問発議者にお尋ねしたいのでございますが、今、学校そのものに対して、例えば不登校、あるいはさまざまな形で子供たちが反乱をして、今の学校というものに対してさまざまな形で子供たちの意思表示がなされていると思うんですね。  そうしますと、今までの学校というものの...全文を見る
05月09日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第15号
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○日下部禧代子君 社会民主党の日下部禧代子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  きょうは、大変重要な課題でございますのに、わずかなお時間しか差し上げることができませんでしたことを各参考人にまずおわびをしておきます。  ところで、先ほど大原参考人が、みどりの日を昭和...全文を見る
○日下部禧代子君 次に、佐高参考人にお伺いいたします。  佐高参考人は、かつての国体論者が混合民族説であったと。私はこれ勉強しておりませんので大変新鮮に聞こえたわけでございますが、先生がおっしゃりたかったのは、かつての国体論者の混合民族説というのも、天皇を利用するという意味にお...全文を見る
○日下部禧代子君 佐高先生にもう一度お伺いしますが、明治憲法下の天皇と現在の憲法における天皇との位置というのは、当然のこと違っておりますよね。全く異なっております。いわば戦後は明治憲法を否定したことからスタートしたと言ってもよろしいのではないかなというふうに思うわけですね。  ...全文を見る
○日下部禧代子君 ありがとうございました。
05月10日第147回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第4号
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○日下部禧代子君 社会民主党・護憲連合の日下部禧代子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  百四十五国会で成立いたしました地方分権一括法がいよいよ本年四月一日から施行されております。しかしながら、今回の改革というのはスタートにすぎないというのが共通の認識でございます。...全文を見る
○日下部禧代子君 私は、プログラムをお示しいただきたいと申し上げました。御決意のほどは今伺いました。プログラムのことについて。
○日下部禧代子君 推進委員会は推進委員会のお仕事をこれからやっていただくわけでございますけれども、第五次までの勧告を受けた形、その先のことは、やはり諸井委員長もおっしゃっておりましたが政治の出番であるということでございます。したがいまして、やはり政治の方が何をやるかというその意欲...全文を見る
○日下部禧代子君 今回の地方分権改革というのは国の自治体への関与の縮小、廃止ということが主たる目的でございます。しかし、関与の縮小あるいは廃止ということについて、通達、通知による関与を極力縮小、廃止するというレベルに今回の改革はとどまっているようにも思われるわけでございます。 ...全文を見る
○日下部禧代子君 今までのお答えをいただきますと、非常にこれから推進委員会のお役目、大変なことだなというふうに思います。でも、すべて推進委員会にというのではなく、やはり国としてあるいは行政ができることというのはきちんとやっていかなければならないということを私つくづく感じたわけでご...全文を見る
05月11日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第16号
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○日下部禧代子君 私は、社会民主党・護憲連合を代表いたしまして、ただいま議題となっております法律案につきまして反対の立場から討論を行います。  反対理由の第一は、昭和の日の創設に対し、国民的合意が形成されているとは言いがたい点にあります。  昭和の時代が、国民にとって忘れがた...全文を見る
05月12日第147回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第8号
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○日下部禧代子君 社会民主党の日下部禧代子でございます。  最近、少年による衝撃的な事件が相次いでおります。愛知県豊川市では高校三年生の男の子が殺人の経験をしてみたかったという理由で見知らぬ主婦を殺害しております。佐賀市に住む十七歳の少年が高速バスを乗っ取り、一人の女性が殺され...全文を見る
05月12日第147回国会 参議院 本会議 第23号
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○日下部禧代子君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、ただいま議題となりました社会福祉の増進のための社会福祉事業法等の一部を改正する等の法律案に対して、丹羽厚生大臣に質問いたします。  二十一世紀を目前にして、我が国は今、変革のときを迎えております。発想の転換のみならず、シス...全文を見る
05月16日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第17号
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○日下部禧代子君 社会民主党の日下部禧代子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  まず最初、これは通告しておりませんが、今、本岡議員がお触れになりました、昨日の森総理の御発言に関しましての文部大臣の御見解をお伺いさせていただきたいと思います。  これは私、直接森総理...全文を見る
○日下部禧代子君 それで、大臣は総理に、教育に携わる文部大臣として、こういう非常に誤解を受けるかもわからないような御発言をなさったようでございますが、総理の真意はいかがでございましょうかというふうにお問い直しなさいましたでしょうか。
○日下部禧代子君 きょう文教委員会がございますし、こういう質問は出るだろうというふうに多分大臣はお思いになったのではないかと思います。  真意は何であれ、言葉というものはひとり歩きをします。今さっき大臣は文脈の流れの中でとおっしゃいましたけれども、必ずしも人の発言というのは文脈...全文を見る
○日下部禧代子君 それともう一点でございますが、「我々の子供時代を考えてみますと、鎮守の杜、お宮さんを中心とした地域社会を構成していた。」、そしてその後でございますが、「神社を中心にして地域社会は栄えていくということを、皆が勇気を持ってしっかりやることによって二十一世紀が輝ける時...全文を見る
○日下部禧代子君 しかし、神社といいますと、さまざまな宗教は指さないのではないか、一応神社というのは神道を指すのではないかと思うのですね。ですから、特定の宗教ということにこれはなるのではないかというふうに思うわけであります。  今、大臣がおっしゃいましたように、宗教はさまざまな...全文を見る
○日下部禧代子君 これは御発言をなさった御本人に対して今申し上げているのではないので非常に大臣もお困りになっているのかもわかりませんが、しかしながら、この文教委員会、そして文部大臣は、そういう宗教の問題、そして今私が質問申し上げましたような問題というのはこの委員会がテーマとすると...全文を見る
○日下部禧代子君 今、もう一問あわせて質問をさせていただきました。
○日下部禧代子君 時間がたってしまいましたけれども、ここで通告しておきました質問に入りたいと思います。  昨年六月、ケルン・サミットで初めて教育問題が議題に上りまして論議されたわけでございます。それを受けまして、本年の四月一、二、三、三日間にわたりまして主要八カ国の教育相会議が...全文を見る
○日下部禧代子君 今大臣がお触れになりましたいわゆる留学生十万人計画でございますね、これは一九八三年にスタートいたしまして、二十一世紀初頭、もう二十一世紀は来年からでございますが、初頭までに十万人にという計画でございます。  これは本当に残念でございますが、今大臣がお挙げになり...全文を見る
○日下部禧代子君 今お答えいただいた点、いずれも重要なことだというふうに思います。  特に試験、日本語能力試験というのが一年に一度しかない。これは十二月でございますね。今二回にするとおっしゃいましたが、もう二回になったのですか。今、私、一回だと思いますけれども。
○日下部禧代子君 私もそのように承っていて、既に実施されたというふうには聞いておりません。  それから、今御指摘になりました中でも、特に大学院の学位の授与率、文系の割合が他の先進国に比べて低いということも指摘されているところでございます。この辺のところもやはり改良されねばならな...全文を見る
05月18日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第18号
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○日下部禧代子君 社会民主党の日下部禧代子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  まず最初に、教員研修センターの職員の給与についてでございますが、いわゆる国家公務員型の特定独立行政法人の場合には国家公務員の給与に準ずるわけでございますが、今回のように非公務員型の場合、...全文を見る
○日下部禧代子君 今お答えいただきまして、大臣自身もはてなというふうなお顔をなさりながらお答えいただいていたというふうに思うのですけれども、非常にわかりにくい。教育の効果あるいは研修の効果というものが、内容、方法によってあらわされるものだったらこんな簡単なことはないわけでございま...全文を見る
○日下部禧代子君 確かにそういうふうなことでなければ客観的な判断は非常に難しいというふうに思いますけれども、その際注意しなければならないのは、それが固定されたような形ではなくて、教育の実情というのも、現状というのも、刻々変わっていくと言ってもいいぐらい大変な課題がございます。それ...全文を見る
○日下部禧代子君 そうしますと、これはこれからのことになるかもわかりませんが、社会教育関係の研修、そしてまた情報提供業務ということも、いずれは独立行政法人に行わせるというようなことを考えていらっしゃるのでしょうか。
○日下部禧代子君 ということは、今私が申し上げました国立教育会館の持っている研修以外の二つの業務というのは、独立行政法人にアウトソーシングにはならないということですね。
○日下部禧代子君 教育会館の業務のもう一つの事業にいじめ問題に関するものがございます。平成七年にいじめ問題対策情報センターというものが設置されておりますね。そこでの事業内容というのは、情報提供、いじめ相談、講師派遣というふうになっております。そして、特に電話でいじめ相談を受けてい...全文を見る
○日下部禧代子君 このいじめの問題というのは、把握されている件数というのはだんだんと少なくはなっています。しかし、その内容というのはかえって非常に陰湿化しているあるいは凶悪化しているというふうな状況がございます。したがいまして、国としての対応というのは、やはりきちっとした方針、そ...全文を見る
○日下部禧代子君 実は、国際的な英語能力テストであるTOEFLは、アジアで日本が最下位なんですね。そういう事実がございます。ところが、日本での英語というのは、中学、高校、大学と英語をやっていない人はいないというふうに思うわけでございますが、実力はそういう結果も出ております。  ...全文を見る
05月25日第147回国会 参議院 法務委員会 第17号
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○日下部禧代子君 社会民主党の日下部禧代子でございます。  社会民主党はこれまで、いわゆる選択制夫婦別姓を含みます民法改正の見直しの必要性を訴え、そして取り組んでまいりました。今回、初めて参議院で審議されることになりまして、非常にその意義が大きいということを感じております。一刻...全文を見る
○日下部禧代子君 ところで、日本も戦後、人口構造の変化あるいは産業構造の変化なども含めまして、家族の形だけではなく家族の構造というものが随分変わってきた、家族の概念というのも変わってきております。外国の場合ですと、それは非常に法律などでも顕著にあらわれているものがありますね。昨年...全文を見る
○日下部禧代子君 家族の問題について引き続きお伺いしてみたいと思うのでございますけれども、個人単位ではなく日本の法制度が家族単位であることによって、例えば生活保護法などもいわゆる世帯単位の原則ということでさまざまな不利益をこうむる人々が今生じているわけですね。そしてまた、私的扶養...全文を見る
○日下部禧代子君 最初に私は、通称を男性の方が使っていたということ、それにより不利益をこうむるということを申し上げました。  やはり、女性だけではなく男性にとってもこの選択的夫婦別姓制度の必要性というのはある、まさにこれは男女共同参画社会の課題であるということを最後に申し述べま...全文を見る
08月09日第149回国会 参議院 文教・科学委員会 第1号
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○日下部禧代子君 社会民主党の日下部禧代子でございます。  新文部大臣、科学技術庁長官、初めてお考えを承ることができるときょうは楽しみにして参りました。どうぞよろしくお願い申し上げます。  ところで、森首相は、その所信表明演説におきまして、教育改革というものを日本新生プランの...全文を見る
○日下部禧代子君 ありがとうございました。  私も大臣のおっしゃいますこと、本当にもっともだというふうに思います。でも、私が考えますに、やはり一言で言えばどうしてこのようにサミットにおいても一つの重要な課題というふうにして提示され、あるいは今世界が教育問題に対して取り組もうと言...全文を見る
○日下部禧代子君 その教育基本法の抜本的な見直しの必要ということの理由の中に、その一つとしてやっぱり日本の文化、伝統、それから道徳というふうなことが触れられねばならないというふうなことがよく言われているのでございますが、改めて学習指導要領を見てみますと、例えば道徳教育の項でござい...全文を見る
○日下部禧代子君 そういたしますと、今の大臣のお言葉でございますと、やはり基本法、生涯学習という言葉そのものあるいは国際社会への貢献、そのことの意味が大分違ってくるとおっしゃったんですが、それは何も基本法の言葉を変えなくてもよろしいわけで、どのようなことを意味しているのかというの...全文を見る
○日下部禧代子君 それでは、あと三分ぐらいいただいているというふうに思うのでございますが、ひとつ別の観点から御質問をさせていただきたいと思います。  やはりこれも今進められていることでございますが、大学の問題であります。大学の独立行政法人化の問題でございますが、これは私、民間の...全文を見る
10月19日第150回国会 参議院 本会議 第4号
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○日下部禧代子君 私は、社会民主党・護憲連合を代表いたしまして、ただいま議題となりました議長不信任決議案に対しまして、賛成の立場から討論を行いとう存じます。(拍手)  まず、冒頭でございますが、先ほど反対討論で自民党の吉村議員はこのようにおっしゃいました。野党が斎藤十朗前議長の...全文を見る
11月02日第150回国会 参議院 文教・科学委員会 第2号
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○日下部禧代子君 社会民主党の日下部禧代子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  一昨日、十月三十一日でございますが、大臣からごあいさつをいただきました。きょうは、文部省のインターネットのホームページにお出しになっていらっしゃいます大臣の「よりよい教育を目指して」と題...全文を見る
○日下部禧代子君 もしお言葉のとおりでございますと、個人の尊重というお言葉をお使いになるべきではなかったのではないかなと。今、大臣がおっしゃいましたように、間違った個人主義というような言葉じゃないと、個人の尊重ということは非常にいい意味で使われる言葉でございます。これは、私、何も...全文を見る
○日下部禧代子君 この論議をいたしますと、私の持ち時間三十分があっという間になくなってしまいそうでございますが、一点だけ、今のお言葉でございますが、大臣は個人主義というふうにおっしゃっておりますが、大臣は個人主義とお書きになっていないんです。「個人の尊重」とお書きになっているんで...全文を見る
○日下部禧代子君 こういう論争をすると非常に楽しいディベートができるので本当にうれしいのでございますが、やはり別の質問も用意してございますので、また次の機会に大臣、御一緒させていただきたいと存じます。失礼をお許しくださいますように。  ところで、その中で教員の問題にお触れになっ...全文を見る
○日下部禧代子君 もう少しその問題について質問させていただきたいので、通告してあるのを少し飛ばします。  それでは、そのいわゆる教えるプロを養成する目的を持って教員養成大学あるいは学部というものが存在しているというふうに思うわけでございますが、文部省の資料を拝見いたしますと、平...全文を見る
○日下部禧代子君 私が今申し上げました数字というのは、説明が足りなかったかもわかりませんが、一般大学の卒業生の方の割合の方が教員に採用されていく、なっていくのが多いということを申し上げたかったのです。  もう少しはっきりと文部省の資料で申し上げますと、教育委員会の教員採用者に占...全文を見る
○日下部禧代子君 ことしの八月からでございましょうか、文部省の中で国立の教員養成系大学・学部の在り方に関する懇談会、これは八月二十八日に開催されておりますね。これは平成十二年七月十九日から十三年三月三十一日までに懇談会を開催なさるということでございますが、その中で御議論をいただい...全文を見る
○日下部禧代子君 現に平成十年から十二年まで教員養成課程の入学定員というのが三分の一に削減されております。これは子供の少子化ということの現象もございましょうが、やはりそういった傾向だけではなく、今、大臣のおっしゃいました、そのような目的のためにこの懇談会、結果をお待ちする次第でご...全文を見る
○日下部禧代子君 科技庁の方にも御質問ございましたが、申しわけございません。時間なので、これで終わります。
11月07日第150回国会 参議院 文教・科学委員会 第3号
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○日下部禧代子君 社会民主党の日下部禧代子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  冒頭に一言申し上げたいと思います。  十一月二日の本委員会で、インターネットの文部省のホームページに掲載されております文部大臣のお言葉について議論をさせていただきました。委員会終了直後...全文を見る
○日下部禧代子君 やはり本当にメリットにするためには、今最後につけ加えた情報公開ということ、それから情報提供、これが非常に重要なことだというふうに思いますので、徹底していただきたいというふうに思います。  次に、裁定制度についてお伺いいたしますが、著作物というのはいずれもすべて...全文を見る
○日下部禧代子君 文化庁の現行の体制でこういうことは可能でしょうか。また、新たなシステムというのを、体制を整えるということも含めてでございますか。
○日下部禧代子君 大変重要なことなので、慎重にお願いしたいなというふうに思うわけであります。  ところで次に、今回の法律に直接ではございませんが、これは障害者の問題でございますけれども、著作権法の第三十七条には視覚障害者のために点字図書館及び政令で定められた施設においては著作権...全文を見る
○日下部禧代子君 法改正とまでいかないにしても、何らかの運用ということも考えられるかなというふうに思うわけでございますが、何らかの対策をぜひとも早急にお考えいただきたいなというふうに強くお願いをさせていただきたいと思います。  もし私が突然目が不自由になって、そして点字もまだ覚...全文を見る
○日下部禧代子君 この著作権についての考え方というのは、他の先進国と、日本も先進国の一つでございますが、比較いたしまして、どうもこの著作権の考え方についてだけはまだ先進国とはなかなか言いがたいのではないかなというふうに思うのです。例えば、仲介業務法が昭和十四年に制定されております...全文を見る
○日下部禧代子君 ありがとうございます。
11月08日第150回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第1号
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○日下部禧代子君 きょうは岩手県そして横浜市、それぞれの自治体の現状、そしてまたお取り組み、御努力を伺うことができまして、本当にありがとうございます。  まず、岩手県についてお伺いしたいと思いますが、人口の推移と将来推計のことでまずお聞きしたいんですが、この人口の推移というのは...全文を見る
○日下部禧代子君 保父さん、保母さんのことから、まず保育所の。
○日下部禧代子君 障害児のことについては。
○日下部禧代子君 そうではなくて、平成九年からがががっとふえているので、その前の八年に比べると。だから……
○日下部禧代子君 いやいや、あなたが出してくださった表……
○日下部禧代子君 済みません。  十一ページの表で拝見しています。平成九年度からずっと急激にふえています。
○日下部禧代子君 相談件数が。
○日下部禧代子君 いや、種類じゃなくて、どうしてこういうふうに急にあれしたのかなということです。
○日下部禧代子君 御想像はできませんか。
11月24日第150回国会 参議院 文教・科学委員会 第5号
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○日下部禧代子君 社会民主党の日下部禧代子でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  生命科学あるいは遺伝子組みかえ技術ということについて考えますときに、医学あるいは生物学だけではなく、どうしても倫理、宗教にわたる幅広い分野の課題というものが検討されなければならないこと...全文を見る
○日下部禧代子君 やはりこういう非常に根元的な問題、そして同時に国民全体の問題、国民的な議論というのを至るところで聴取する、その声が反映された上での法案づくりということがなければ、さまざまな問題があちらこちらから法案ができた後に噴出してくるというようなことにもなりかねないと、私は...全文を見る
○日下部禧代子君 特に女性の場合は、女性の卵子の採取、使用ということが、これはクローン技術も含めまして生命科学にはどうしても必要になってまいります。そういった点で、女性の意見、それからまた当事者の意見の反映ということは非常に重要だというふうに思うのでございますけれども、このクロー...全文を見る
○日下部禧代子君 次に、位田参考人にお伺いしたいのでございますが、先生は厚生省の厚生科学審議会先端医療技術評価部会のヒト組織の移植等への利用のあり方に関する専門委員会の委員でもいらっしゃいますね。この委員会では、ヒト組織の採取とか利用に関して議論されているというふうに伺っておりま...全文を見る
○日下部禧代子君 引き続いて位田先生にお伺いしたいのでございますが、この法案というのはいわばクローン人間禁止法案というようにも解釈してよろしいのかというふうに思います。この点について、まずどのようにお考えかということです。  しかし、この法案では、子宮に戻すということを禁止して...全文を見る
○日下部禧代子君 ぬで島参考人にお伺いしたいのでございますが、参考人は国際的な事情にお詳しいというふうに承っておりますが、今議論しております本法案が成立し施行された場合に、国際的にどのような評価というようになるだろうとお考えでいらっしゃいますか。これが第一点でございます。  そ...全文を見る
○日下部禧代子君 ありがとうございました。
11月28日第150回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第6号
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○日下部禧代子君 社会民主党の日下部禧代子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  まず最初に、私は神奈川県民、横浜市民なのでございますが、昨年秋からの神奈川県警の不祥事、もう大変に県民の一人といたしまして残念に、そして悲しく思ったのでございました。  これは神奈川県...全文を見る
○日下部禧代子君 そうじゃなくて、私はもう少し詳しくどういうことなのかということを。
○日下部禧代子君 はい。
○日下部禧代子君 もう少し具体的に、だったらばどういうことが原因だというふうにお考えでいらっしゃいますか、田中公述人。
○日下部禧代子君 今、田中公述人がおっしゃった、警察は間違ったことをしない、警察無謬観といいましょうか、それというのはかなり自浄能力の欠如ということにもつながっている警察独自の問題かなというふうにも思うのですが、この不祥事の背景ということの中に私は、一つは中央集権的な、いわゆる中...全文を見る
○日下部禧代子君 今の警察における中央集権的なそういうシステムからくる問題点というふうなことにつきまして、岩村公述人はどのようにお考えでいらっしゃいますか。その点と現場のノンキャリの方たちとの関係でございますね。
○日下部禧代子君 私もイギリスにおりまして、実際に市民の一人といたしまして警察官に接したわけでございますし、また日本では日本国民の一人として接しているわけですが、やはり今、岩村公述人がおっしゃったように、かなりの違いを感じるわけでございます。  いわゆる市民、住民との距離という...全文を見る
○日下部禧代子君 いわゆる現場の警官の問題でございますけれども、本当に皆さん一生懸命やっているとどなたもおっしゃるわけでございます。それはやはり今、岩村公述人がおっしゃいましたように、一人一人ある意味で、言葉をかえますとプライドが持てる、人間としても警官としてでもプライドが持てる...全文を見る
○日下部禧代子君 先ほど情報公開の問題が出ておりましたけれども、最近、その問題に関して宮城県の例がございました。  これは、情報公開条例と情報公開法との関係でございますが、情報公開法では情報公開の実施機関の対象に警察を入れたということが先ほど議論の中で出てまいりましたけれども、...全文を見る
○日下部禧代子君 その点につきまして、岩村公述人、いかがでございますか。
○日下部禧代子君 よろしいですか、まだ。
○日下部禧代子君 もう一点、もしお許しいただければ。  これは監察の問題でございますけれども、新潟県警の不祥事というのは、警察庁による特別監察に実効性がないということが非常にわかったという事件であったかもわからないと思うんですね。監察を行う警察庁も警察、監察を受ける都道府県警も...全文を見る
○日下部禧代子君 ありがとうございました。
11月28日第150回国会 参議院 文教・科学委員会 第6号
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○日下部禧代子君 社会民主党の日下部禧代子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、本法案についての共通の認識というのはわかりにくいということではないかなというふうに思うのでございます。これは、先ほど政務次官も、やっとわかりかけてきたら審議が終わりかけてきたという...全文を見る
○日下部禧代子君 やはり解答というのは丸をつけないと、試験問題でございますと、これは文部大臣も兼ねていらっしゃいますので、その点、採点ができないのでございます、私、元教師といたしまして。やはり難易度というのがつけられないくらい難しいというふうな解釈をさせていただきたいと存じます。...全文を見る
○日下部禧代子君 今のお答えでなおさらやはりこれはわかりにくい。その使い分けをどうやってするのかということになりますね。  学会ではそれじゃ融合胚を使わないでハイブリッド胚と使うんですか。それとも集合胚と言わないでキメラ胚というふうに使うわけでございますか。
○日下部禧代子君 法律において片仮名は使わない方がいいというだけであって、使ってはならないという取り決めはないと、昨日法制局に聞きましたところ、そういうふうに答えておりました。ですから、これは非常に現場では混乱なさる大きな原因ではないかというふうに指摘をさせていただきたいと思いま...全文を見る
○日下部禧代子君 今お答えの中にございましたように、この二つの胚というのも、これはそれぞれに子宮に戻せば、受精卵クローン、核分割クローンということになるわけでございまして、やはり受精卵クローンの個体ができる可能性はあるわけですね。現在、不妊治療にも使用されております。  今おっ...全文を見る
○日下部禧代子君 次に、動物性融合胚でございますが、これは動物の細胞核をヒトの除核卵に移植する、ヒトからヒトへ、ヒトから動物へというヒトクローンの逆、いわば変形動物クローンというようなものだというふうに解釈してよろしいのかと思いますが、ヒトの卵の中で動物を育てようということでござ...全文を見る
○日下部禧代子君 やはり、これは男性だとそういうことがおっしゃられるのかなと今思いながらお聞きしていたんですが、女性でございますと、自分の卵子の核が抜かれて、そして動物の核が入れられるということ、そのような実験、考えただけでも、もちろん想像できませんが、想像しただけでも何か戦慄が...全文を見る
○日下部禧代子君 今議論がなされるべきであるというふうにおっしゃっているのは、なされていないということでありますよね。整理されてからというふうにおっしゃいましたけれども、それは整理されていないということだというふうに思うんですね。  そういうような議論がきちんとされていない、そ...全文を見る
○日下部禧代子君 一体どこで議論されたかということで、保護の部分はまた別の部分でありまして、私が申し上げているのは、どういう手続で研究利用して構わないかという問題を尋ねているんじゃないんです。女性の卵子の採取と研究への利用のあり方についてきちっとした議論がなされているかいないかと...全文を見る
○日下部禧代子君 次に、ES細胞の研究の指針に関して幾つかの御質問をさせていただきたいと思いますが、ES細胞の研究について科技庁は、今までの御議論を聞いておりましてもまだ指針ができていない、これからだということでございますね。  そこで、文部省の場合には、平成十年八月三十一日付...全文を見る
○日下部禧代子君 ところで、今議論しております法案の指針というのは、この文部省の指針とどのように関係するか。と申しますより、この文部省の指針に従ってつくられるのか、その指針作成の際、この文部省の指針というのはどのように尊重されるのかということをお聞きしたいと存じます。これは科技庁...全文を見る
○日下部禧代子君 今、科技庁長官としてお答えくださいました。  文部省では、人のクローン個体の作成をもたらすおそれのある研究は行わないものとすると、その研究を禁止しているわけですね。その趣旨に従うと、子宮に戻すことだけを禁止するのではなく、そのおそれのある研究も禁止するのが当然...全文を見る
○日下部禧代子君 ところで、生殖補助医療目的でつくられたヒトの胚を生殖補助とは関係ない再生医学の研究のために提供させるというのは倫理的に大きな問題を持っているというふうに思うんです。他の先進国と同じように法規制の対象とする、あるいは倫理原則と審査チェック体制を整えるべきだというふ...全文を見る
○日下部禧代子君 ところで、ヒト胚研究小委員会が二十九日、あしたでございますね、再開されるというふうに聞いておりますが、その目的あるいはその作業予定はどのようなことになっておりますでしょうか。まずお聞きしたいと思います。
○日下部禧代子君 それ、いつごろまでというふうに決まっていないのですか。
○日下部禧代子君 ところで、現在こうやって私ども参議院でこの法案について審議しております。その審議の最中にこの小委員会を開くということの意味はどういうところにございますか。
○日下部禧代子君 まだ審議の最中でありますし、採決もしていないわけです。そういう中で委員会を、これもメンバーが前の小委員会のメンバーと何人かかわっていらっしゃいますが、そういう形で開かれるということは余り私は納得できないんです。この法案の審議が終了して、そしてこの中で我々が審議し...全文を見る
○日下部禧代子君 もう一度伺います。この法案との関係はどのようになっているんでしょうか。それほどお急ぎにならなければなりませんか。やはり法案の審議を、法案に反映させるということであるならば、その準備段階もやはり法案の審議が終わってからというふうなのが普通考えられることではないのか...全文を見る
○日下部禧代子君 善意に解釈しますと、急いで委員会を再開なさったということは、この法案に委員会でのさまざまなまた御審議を反映させて、よりいいものにこの法案を時間をかけてつくろうではないかというふうにもとらえられるのでございますが、その点、いかがでございますか。
○日下部禧代子君 ありがとうございました。
11月30日第150回国会 参議院 文教・科学委員会 第7号
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○日下部禧代子君 社会民主党の日下部禧代子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  昨日、二十九日にヒト胚研究小委員会が開催されました。このたび始まったこのヒト胚研究小委員会は、附則にございます「総合科学技術会議等における検討」という、その中にと考えてよろしいのでしょう...全文を見る
○日下部禧代子君 ところで、二十四日の参考人質疑あるいは二十八日の本委員会におきまして、国民の合意、なかんずく女性の意見を法案に反映させることの重要性ということが重ねて議論されておりますが、私はきょうは障害者の声を聴取するということの重要性についても指摘をさせていただきたいという...全文を見る
○日下部禧代子君 資料を配付するというだけでは意見を聴取したということにはならないと思いますね。やはりきちっと御意見を聞く場を設定するということが必要である。これは障害者だけではございませんで、女性の場合も同じでございます。  ところで、二十八日の本委員会におきまして、私は本法...全文を見る
○日下部禧代子君 説明してそれは済むというものではないというふうに思うんですね、用語とか定義というものは。これはやはり国際的に、そして学術的にきちっとした、オーソライズされたものを使うということが法律そのものの信憑性、信用にもかかわってくる。そういう法律をつくった国会、そして我々...全文を見る
○日下部禧代子君 したがって、第三条はこのように変えた方がいいのではないかと思います。何人も人クローン技術で作成された胚を人または動物の胎内に移植してはならない、というふうにすると明快になるというふうに思います。
○日下部禧代子君 禁止の問題でございますが、子宮に戻すことを禁止するというふうになっているわけでございますが、それだけでは本当に実効性のある禁止方法とはならないのではないか。つまり、この法律は規制法なのですから、やはり実効あるものにということが非常に重要なポイントだというふうに思...全文を見る
○日下部禧代子君 今、指針の遵守ということについておっしゃったと思うんですが、今おっしゃったようなこともやっぱり起き得るわけでございますよね。だから、例えば届け出制といっても、最初から実験をする前に届け出するという方たちももちろんいらっしゃるでしょう。しかしながら、多くの場合には...全文を見る
○日下部禧代子君 患者あるいは被験者の人権保護の問題でございますけれども、日本にはいわゆる臨床試験を規制する法的な制度がないわけでございます。新技術の先端医療については、新技術の実験として管理されることがなくて、治療という名目で行われるのが多いわけでございます。  そういたしま...全文を見る
○日下部禧代子君 最後に、これは私の感想でございますけれども、受精卵を分割するということが本当に危険はないのかしらというようなこと、あるいは人の萌芽である胚を物のように扱っていいものだろうか、あるいはまた人のクローン胚やES細胞を利用した倫理的には問題があるかもしれないような研究...全文を見る